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演出:平野俊一、山本剛義/脚本:荒井修子、渡辺雄介、徳永友一/音楽:河野 伸、羽岡 佳 /音楽プロデューサー:志田博英/プロデューサー:津留正明、渡辺良介(大映テレビ)
出演:北川景子/木村多江/平岡祐太/小澤征悦/要 潤/ユースケ・サンタマリア
作品は警視庁捜査一課に新設された犯罪行動分析室(通称:CPS)を舞台に、犯罪捜査のプロである捜査一課の刑事たちが頭を抱える難事件を、犯罪の痕跡から犯罪者の行動や心理を分析し犯人像を推定(=犯罪プロファイリング)し、犯人を追い詰めていく最強のプロファイリング捜査チームの活躍を描く本格ヒューマン・サスペンスドラマだ。(公式サイトより)
初回で2時間強。TBSの力の入ったドラマです。
描かれた犯罪の内容は置いといて、ドラマとして感じたことをざっくり書きます。
初回なので様子見を兼ねて、ちょっと辛目になったかも。
残酷な犯罪が連続殺人の一環であることが判明していく過程(単なる思い込みじゃないか、という部分は多々ありましたが;;)、容疑者の出頭、岡林(竹中直人)一家の目を覆う悲劇、犯行の動機の推定まではとりあえず、緊迫感がありました。
岡林の人柄を、自販機前での翔子とのやりとりで簡潔ですが印象的に描いていたのも効果的だったと思います。
ですが、事件の締め方がすごく日本的というか・・・同種の海外ドラマのドライさに慣れていると、情緒に流されすぎているような気がしました。ここは好みでしょう。
翔子の説得の仕方はドラマとしては間違っていないと思いますが・・・ここだけ演出に湿り気がありすぎて、犯人の犯したサデスティックで凶暴な犯罪の数々を相殺するような印象を持ってしまったのです。
被害者たちにも落ち度があるとしても、たとえ困難であってもそれを正す方法はあったはず、という視点もすっぽり抜けているようにも感じました。そういう方向で描くドラマではないのですけれどもね。
ここは難しい問題ですが、残虐な犯行であることは確かですから。デリケートなテーマを扱ったことは評価できると思いましたが。
あと、犯罪を追体験する翔子のシーン、プロファイラーというより巫女さんというか憑代に見えてしまった。(汗)
そしてやはりクライマックスシーンについてなのですが、翔子の行動と他のチームメンバーの行動が結びついていなかったような気がしました。
プロファイラーたちが現場に行ってもやることがないのはわかるのですが、だったらプロファイラーらしいバックアップをするシーンを作って欲しかったかな、と。
最後は翔子任せなのね~、なんたってヒロインだしね~、と思ってしまいました。プロファイラーたちをメインにした意味が薄れてしまったというか、ただ見ているだけなのは、設定を生かしきれてなくてもったいない。
ま、初回ですから、今後に期待です。
竹中さんのさりげない佇まい、DAIGOさんの熱演は印象に残りました。
さて、この、デリケートな問題を扱いつつも「何かすっぽり抜けている」感・・・未解決の実際に起こった事件を連想させるシーン、そのシチュエーションの心無い設定とか、被害者たちの痛みが伝わってこない作り方や過去の有名な猟奇的犯罪者をゲームのように豆知識としてテロップで流す無神経さなど。あとスタイリッシュを装おう編集のタッチ、音楽の使い方・・・見終わってから公式サイトで制作スタッフを確認しました。プロデューサーをはじめとして「ブラッディ・マンデイ」に携わっている方が多いのね、あ、やっぱり、みたいな。(大汗)
そのほか、「ROOKIES」「ふたつのスピカ」それに「JIN-仁-」などなど、実に豪華な制作陣です。
・・・集めすぎたのが仇にならなければいいのですが。(大汗)
翔子、結城、柘植。それぞれになにか背負っているようです。
レギュラーの皆さんの顔ぶれは、要さん、平岡さん、ユースケさん、小澤さん、そして細田さんと、それぞれはまっていて安心のキャスティング。木村さんがリーダー役を演じるのが少し新鮮でした。
犯罪行動分析室がチームとしてどう成長していくかで、視聴意欲が左右するかな。
犯罪をどう扱うかについては、あまり期待はできないような気がします。(汗)
この予想を裏切ってくれれば幸いです。
金曜日は何かと雑用が多いので、感想は書いても遅くなると思います。
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