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カテゴリー「□重版出来!」の9件の記事

2016年6月17日 (金)

重版出来! 第10話 最終回

公式サイト

心(黒木華)の熱いプレゼンにより、連載決定会議で連載を勝ちとることができた中田(永山絢斗)の「ピーヴ遷移」。最新話が掲載された途端、瞬く間に話題をさらい、高畑(滝藤賢一)をはじめとする人気漫画家からもその類まれなる異才っぷりを嫉妬されるほどだ。
単行本の発売に向け、五百旗頭(オダギリジョー)、安井(安田顕)、壬生(荒川良々)らバイブス編集部員や、営業部の小泉(坂口健太郎)も自ら中田のサイン会を考案するなど、一丸となり中田のデビューをサポートしてくれている。
そんな中、母親のような心の心配をよそに、寝食を惜しみ身を削って作品に没頭する中田は、精神的に作品の世界にのめりこんでしまう。「誰かがこちら側に繋ぎとめてあげないと」という三蔵山(小日向文世)の言葉を胸に、心は中田のためを思い厳しく接するが、そんな心の態度に激高し避けるように…。互いに夢を叶えるべく順調にいっていたはずの2人の間には、亀裂が生じてしまう…。(公式サイトより)

原作未読です。
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いよいよ中田の作品の連載が始まりました。
しかし、他人の気持ちに興味がないので、自然と横暴に振る舞ってしまい、結果、アシスタントが居つかない、という問題発生。

いくら才能があっても、自己管理できないマンガ家はダメ、世話ばかりかかって、商品としての価値がない、と安井。

なにより自分が食事に無関心なので、アシスタントの飯に気を使わないのが、致命的なんだそうで。
メシスタント、という言葉があるくらい、修羅場のアシスタントさんたにちとっては、唯一の楽しみなんだけれども・・・・

中田のところを辞め、五百旗頭の紹介で三蔵山スタジオに移ってきたアシスタンスから、マンガを描いている時の中田が怖い、と聞いた三蔵山は心と五百旗頭に、中田の危さを伝えてくれました。

入り込みすぎないように注意すること。自分の傷をえぐって創作するタイプの作家はこころのバランスが崩れやすい。
「誰かがこちら側に繋ぎとめてあげないと。」

寝食を忘れて作品に没頭する中田のことを、心だけじゃない、三蔵山も、スタジオのアシスタントたち、編集の人たちもそれぞれのスタンスで心配している。
彼の作品は、彼の中に渦巻く闇から生まれてくるものなのだから、闇を消すことは彼の作家生命を絶つことになることを、皆、知っているから。
中田が息の長いマンガ家になるには、三蔵山が言う通り、闇をコントロールする力を持つしかなく、それは彼自身が会得しなければならないのです。

心は、中田を繋ぎとめようと、まず体から、とまめまめしく食事を運んだりするのですが・・・

中田の連載が始まって、まず、中田の才能に目を留めたのは、高畑たち、同業者。
どっちが良い男だ、と心と五百旗頭に聞いている高畑(笑

SNSも妙に静かになって・・・手応えを感じる和田。
その通り。連載が10話でピーヴの正体が明かされると、人気が一気に爆発します。
色めき立つ編集、そして営業。
こんなチャンスはない、とコミック化が決定しました!

しかし、中田にとっては、心から聞かされた、コミックのカバーの書き下ろし、三蔵山の推薦文が載った帯、サイン会・・・いずれも煩わしいだけ。今はマンガだけを書いていたいのに・・・

こういう反応は心ももちろん予想していたでしょうけれども、そこを押すのが編集者。彼の作品をもっと多くの人に読んでもらいたいから。
でも、こちらの気持ちをわかってもらえない苛立たしさを、つい、ぶつけてしまうのです。
中田の体を気遣う思いと、彼の作品をもっと多くの人に読んでもらいたいという思いからのフライング。中田にとっては、最も嫌いな感情の押し売り。

「人を支配するな!!」

激昂された心。余計なお節介をしてしまった、と激しく後悔します。
カバーの書き下ろしは諦めて作品の中からプックアップ、帯とサイン会はなし・・・

中田も自分の感情をコントロールできないことに、どうしたらいいのか、とまどっています。
わざと心のいない時に編集部へ原稿を届けに行ったのは、そのため。今までは唯我独尊、相手の気持ちなんか忖度しなかったのに、今は、気まずい、という感情が生まれているのね。
大塚から「重版出来」の意味を聞く中田。
中田のマンガをリスペクトしている大塚、ワンコのような瞳で中田を見ていました。

三蔵山の奥さんに馴染めないのも、食事のことをあれこれ言われたからでした。
中田にとって、食事=母親。ネグレクトを受けた子供・・・深いトラウマです。
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三蔵山スタジオにて、中田に奥さんがおにぎりを出してくれました。
すっと強張る中田に、すまんね、若い人に食べさせるのが自分の仕事だと思っているので、と三蔵山。

三蔵山の奥さんについ身構えてしまう発端は、食事のことをあれこれ言われたからでした。
中田にとって、食事=母親。ネグレクトを受けた子供・・・深いトラウマです。
三蔵山は彼のトラウマをわかっていてくれます。

自分は自分のためにマンガを描く、それじゃだめんですか、という中田に、君は君のために書いていい、私たちはいつも自由だ、原稿用紙の上ではね、と三蔵山。奥さんが作ったおにぎりを中田の目の前に持ち上げます。

「このおにぎり一個作るのに、どれだけの水が使われているか、知っていますか?
米作りから考えると270リットルもの水が必要です。
それを、バーチャルウォーター、と言うそうです。
その水にほとんどの人が気づかない。
ですが、見えない水を想像したほうが世界は広がる。
私もまだまだ知らないことだらけです。

中田君、君が思っているよりずっと世界は広いよ。」

このおにぎりができるまでには・・・たくさんの人々の手が携わっている、ではなくって、水が使われているっていうのが、素敵でした。押しつけがましさの微塵もありません。それどころか、三蔵山は本当にそのイメージを楽しんでいるのです。

世界の広さを想像力で感じ取る、という三蔵山の目がきらきらしていて、イメージが羽ばたいているのが、中田にも伝わったようです。

アパートに戻り、三蔵山が持たせてくれたおにぎりを食べる中田。
そのおにぎりは単なる食糧ではない、イメージをかきたててくれる、おにぎり以上の何か。
彼の心が少し開いた瞬間です。

私が馬鹿でした、と頭を下げ、本が売れることが中田が描きたいものを描ける状況を作るのだ、と訴える心に

「黒沢さんの目標なら、叶えてあげたい。僕にできることはありますか?」

おお、成長しました、中田。

なんと、一番苦手であろう、サイン会に出ることも承知しました。
ただし絵はヘタだからサインのみって、しっかり自覚しているところが、じわっと可笑しかったです。成長も伺えましたですし。
しかし、サイン会のために立派なポップ作ってくれた河たち、大勢ならぶファンを見て、絵を書くことにしました。
確かにヘタだわ、味はあるけれども(笑

アユも並んでくれていました。思わず立ち上がる中田。
心とは違った意味で、彼女もまた女神。こんな表情の中田は初めて見ました。
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さて。

近代芸術文化賞の漫画部門大賞の受賞者として、高畑の「ツノひめさま」とエンペラー連載、井上の「HITTI POTTI」が有力視されていました。
もちろん、バイプスは「ツノヒメさま」を全力でプッシュ。
高畑も、受賞候補に井上が挙がっていると言うこともあって、絶対に欲しいっと叫んでおります。

そして大賞発表当日、編集長・和田(松重豊)のもとに一本の電話が入る—。(公式サイトより)

受賞は、三蔵山の「ドラゴン急流」でした!
なんというサプライズ!
長期シリーズが受賞したのは初めてだそうです。

編集、同業者の誰も予想していなかった受賞・・・いえいえ、五百旗頭が全力で動いていたのでした。
こんなこと言っちゃ失礼ですが、高畑はまだまだチャンスがありますもんね(汗
何より、高畑自身が納得してましたから、良かったです。「HITTI POTTI」が受賞していたら、荒れただろうなあ(^^;;

受賞パーティに酒樽を持ってやってきた沼田。結婚したんだそうで、おめでとうございます。
実は、中田のアシスタントがいつかない、ということで、ピンチヒッターとして沼田が登場するんじゃないかな、と密かに願ったりもしたのですが、そういうあざとい展開はありませんでした(汗
もう、すっぱりマンガと縁を切った人が来るわけはないわね・・・

その他、成田メロンヌ、八田、大塚、東江も来場していました。

大塚は中田から相変わらずつれない態度をとられているらしいです。でも、大塚はきっと気にしないでしょう。中田にイジられてもニコニコしている大塚、見たかったなぁ。
安井にしっかりと挨拶した東江。彼女のマンガへの姿勢を見せてくれたように感じました。

皆に祝福されながらスピーチを始めた三蔵山。
ここで最大のサプライズ。
自らを「オワコン」と自己紹介し、1年前にスランプに陥ったことを告白した後・・・なんと30年にも渡った「ドラゴンシリーズ」を終了させると発表したのです!
ざわめく会場。

「これより私は新しいマンガを描く!
構想はもうできています。
ここにいる、どのマンガ家も描けない、見たことのないマンガです。」

私がが受賞したことを功労賞だと、高をくくっている君たちに勝負を挑む。

「天才も凡人も年齢も性別も人種も国境も、関係ない。
必要なのは、面白いマンガを描く、という一念だ。
私は諦めない!
今日、この日、この場所が、私の新たなるマンガ人生のスタートです!」

あのクソジジイ、と嬉しそうな高畑(笑
シリーズ終了も新しいマンガの構想のことも、何も知らせれてなかった五百旗頭ですが。
「新しい冒険に付き合ってくれるかい?」三蔵山。
「お供します。」嬉しそうに握手を交わしました(^^)/

編集部の二次会。

普段は斜に構えている安井が、うだうだになって五百旗頭に絡んでます。
二人を止めようとして火に油を注ぐ壬生や菊池(笑
そこへ小泉が入ってきて。

「「ピーヴ遷移」、重版になります!」

やった!重版出来です~\(*^▽^*)/

「いつか挫けそうになった時、道に迷った時、思い出そう、この日のことを。
たくさんの震える瞬間を、誰のために働く、自分のために働く、何のためにでもかまわない。
誰かが動けば、世界は変わる。
その一歩が、誰かを変える。
毎日は続いていく。今日もまた生きていく。」

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三蔵山の言葉全てが、深く残りました。
超一流のマンガ家、人としても尊敬できる人。しかし、創作に関わることは他人にも自分にも厳しい。
何より、瑞々しい想像力を保っているのが、素晴らしかったです。
ラストのスピーチにはやられました。目がきらっきらっしていて・・・(涙
コヒさんの三蔵山。人格者でありながら、ちらっと狂気を漂わしていて、さすがでした。凄い人です。

中田については、書いていくうちにどんどん入り込んじゃいました。
まだまだ不安ですわ、この人(汗
でも、だからこそ「ピーヴ遷移」のような作品が創れるだろうなぁ・・・

中田が成長することを、まるまる「心のおかげ」にしなかったことに、とても好感が持てました。

ひとつ突っ込むとしたら、心の、かつては一流の柔道選手だった、というキャリアの設定が、途中で薄くなってきたように感じたことですが、ここを無理矢理広げると、全体のバランスが崩れる危険もあっただろうから、これはこれで良かったと思います。

伏線を張りつつ編集者とマンガ家のあり方を一組一組丁寧に描いていて、三蔵山で始まって、三蔵山で〆た流れもよく、登場人物たちのそれぞれの立場をキャラにうまく絡ませて丁寧に描いており、終わってみれば真からの悪人が一人も登場しないという、とっても気持ちの良いお仕事ドラマでした。

そしてドラマに奥行きをもたらしたキャスティング。本当にGJでした。
五百旗頭、高畑たち、メインだけでなく、菊池の地味な佇まいも存在感がありましたし、もっと彼らの話が見てみたいです。
視聴率は良くなかったそうですが・・・シーズン2、とか作ってもらえないかなあ。

以上、書いているうちに、色んな思いが湧いてきて、うまくまとめきれませんでした。
もっともっと書きたいことがあった気がします(^^;;

スタッフ、キャストの皆さん、よいドラマをありがとうございました。

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2016年6月10日 (金)

重版出来! 第9話

公式サイト

例のごとく“かまってちゃん”な彼女・梨音(最上もが)の家出に振り回される高畑(滝藤賢一)。もちろんネームにも影響が出て、心(黒木華)や他の編集者、製版所までをも巻き込む始末だ。すったもんだで何とか難を逃れる心だったが、五百旗頭(オダギリジョー)に、毎度この調子だと担当編集者として高畑にきちんと注意をした方が良いと指摘される。(公式サイトより)

原作未読です。
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セリフを全部書こうとすると多分周回遅れになるので、感想のみざくっと書くことにしました。
今週は五百旗頭のモノローグだったのに・・・残念。

彼女、梨音が家出をするたびに、原稿を落としそうになる高畑。
編集部の皆になんとかしろ、と言われた担当の心が、”人を好きになる気持ち”を熱弁して高畑を庇います。
・・・実体験を元に、ではなく、マンガの受け売り(笑
そんな心に「何だかほっとした」と囁きあう壬生と菊池がオカシイ。

しかし高畑の引き抜き工作はかなり進んでいたのです。

五百旗頭がかつて、自分が担当したマンガ家と作り上げた作品が会議に通らなかった時、作品ともどもマンガ家をエンペラーに送り出したことがあったことを、美談として小泉に伝える心。
その作品「HITTI POTTI」は大ヒット、今やエンペラーの看板となっています。五百旗頭の勘は間違っていなかった。

その時「HITTI POTTI」を通さなかった編集には通さないだけの理由があっただろうから、勝った負けた、ということではない・・・と言うことを一番わかっているのが、五百旗頭でした。

雑誌を維持することも大事だけれども、何よりマンガ家の書きたいものを書いて欲しい。それが、五百旗頭の編集者としてのスタンス、なのだけれども、それが正しいかどうかなんて、彼自身が確信を持っているわけではない。
日々、小さな善行を重ねれば運をためられる、というおとぎ話を守るのも、秤を少しでも正しい方に傾け、運を味方につけたいから。

そんな時、高畑とエンペラーの副編集長、見坊が連れ立って歩いているのを見てしまいます。
後をつけるなんて良くないことだ、と呟きつつ、結局店までつけてしまった五百旗頭。
席は少し離れているので会話は聞こえないけれども、マンガ家を引き抜こうとしている編集者との密談の内容なんて手に取るようにわかる、ここで偶然のふりをして声をかけるか、いや、白々しすぎる、と悶々(^^;;
やっぱり今の担当は黒沢だし、ここは引き下がろうと立ち上がったところを、梨音に見つかってしまい、当然高畑と見坊にもバレちゃいました(汗

何が正しいかはわからないけれども、これは大失敗、と五百旗頭のモノローグ。

後をつけるなんてがっかりだ、と高畑。しおしおな五百旗頭。
さらに「ツノひめさま」が本当に描きたいものではないと言われて愕然とします。
ふたりで作り上げてきたツノひめなのに・・・
高畑は見坊に、もっとダークなものが書きたいはずだ、と願望を突かれて揺らいでいました。

どうするか結論を出すまでは、黒沢には言うな、と五百旗頭に釘をさす高畑。
なぜなら高畑のペースだと、新しい作品に取り掛かるとなると「ツノひめ」は終了となる。
としたら、ツノひめのファンの心は絶対に泣く、と。

なんだかんだで優しい高畑にぐっときました。

本当に書きたいものを書きたい、という作家の気持ちがわかる五百旗頭、何も言えません。
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一方、中田は。

心と一緒に「ピーヴ」連載を目指してします。中田に「一緒に」という気持ちがあるかどうかは、わかりませんが。
身近な人たちを反映させることで、キャラも多様化してきました。
ただ一人、イメージできない少女のキャラがある。
イメージを求めて街角で少女たちをスケッチする中田。そら、怪しまれますわね。警察に目をつけられて逃げ回り、泥だらけになって三蔵山スタジオに戻ってきました。
心配して三蔵山の奥さんが触れた途端に、いきなりブチ切れる中田。彼の暗部がむき出しになりました。

今のは失礼です、と静かに、そして確固たる厳しさで中田を叱った三蔵山。

編集部では、中田が何を書きたいのか、わかるように説明しろ、と和田に言われるも、うまく言えず、中田の作品の世界観をしっかり把握しろ、と言われる心。
作者はまだマンガが書きたいという欲求、そして感性だけで突っ走っている状態。
このままだと、読者を置いてけぼりにした作品になってしまう、ということでしょうか。

三蔵山は心と五百旗頭に、中田がキレた出来事を伝えます。
中田の悲惨な生い立ちを思うに、三蔵山の奥さんは、彼は臆病だと言ったそうです。
そして、自分を守るために何かと戦っている、と三蔵山。辞めさした方がいいですか、という五百旗頭に、自分も家内もそれは望んでいない、と。

ただ、担当の黒沢には、彼のことを知っておいて欲しかった。

奥さんも彼のことを冷静に見てくれています。良い師匠たちに恵まれました、中田。

中田が戦う何者かは、恐怖の権化である怪物、ビーヴとなって登場している。
中田が生い立ちの中で何を感じて育ったか、彼自身、捉えきれていない。だから今はまだ正体不明の異様な恐怖として存在するのみ。その異様さが読者を惹きつけるのだけれども、このままだとストーリーとしてはいつか破綻する・・・と、中田のことを書き出すと長くなるので、この辺で(汗
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高畑が珍しく締め切り前に原稿を送ってきました。なんと次号のネームも一緒、しかも心宛のメッセージまで添えて。
喜ぶ心、不審がる編集たち、エンペラーとのことを知る五百旗頭は嫌な予感を覚えます。
と、紙の端に、何かをその上から書いた痕跡を見つけた心。早速鉛筆で浮かび上がらせて見ると、エンペラーの見坊との待ち合わせ時間が!

隠し切れなくなった五百旗頭、高畑が新作を書きたくてエンペラーと交渉していることを話しました。
雑誌を潰す気か、と怒る安井。脅かしてでも書かせろっていかにも安井らしいです。
脅かして書かせるものではない、と五百旗頭は反論しますが、脅かすかどうかはともかく、雑誌が潰れる、という安井の言うことも正論です。
しかし安井がいるから、五百旗頭は作家と作品のことに集中できるわけで、そのことは五百旗頭も重々わかっている。

五百旗頭は心に黙っていたことを謝りますが、心は高畑のデビュー前から10年間、ともに走った二人の中に割り込めるとは思っていない、と心。五百旗頭の方が辛いだろうと。

心は高畑の下へ出かけていきます。
一方五百旗頭は、街で見坊と出会い、「HITTI POTTI」を書いている作家が、五百旗頭に見捨てられた、一生許さない、と言っていることを伝えます。エンペラーに行く、と言ったときに冷たくあしらわれた、と。

ショックを受ける五百旗頭。作品のためにも、作家のためにも良かれと思ってくだした苦渋の決断が、そんな風にとられていたなんて!

「全然伝わってねえ!!」

別れた妻に言われたことがある。あなたはいつも理性的で、それが悲しい。

「思いのままに走れたのは、いつの頃までだろう。」
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その頃、心は高畑に、終わらせるのならこれまで「ツノひめ」を読んできて良かった、と思えるような最終回にしよう、それまでは一緒に走らせてもらう、と、必死というより、きっぱりと断言。潔いです。

高畑はエンペラーのネームを見せます。そこには、ツノひめが。

「どうしてもこいつが浮かんじまって。」

そうなんだ・・・

高畑が見坊に会いに行ったところに、五百旗頭と心が飛び込んでいきます。

「好きです!・・・「ツノひめ」が好きなんです!以上です。失礼しました!」

送り出すにしても、気持ちだけは伝えなければ。

一方、五百旗頭の勢いに唖然とした高畑と見坊でしたが。

「ツノひめ」が本当に描きたいものだったかというと、正直違う。
だけど、自分でも描けると思ってなかったものが描けている。
「見坊さんの言うような天才じゃなくて、汚ったねぇチャリンコだったんだ。
それが今、ジェット機になって皆を乗せて飛べてんだ。
俺はまだまだ「ツノひめ」が描きたい。
こいつら皆を乗っけて飛びてぇんだ。すまねえな。」

高畑に断られた見坊。良いものを見られたし、人の恋路はじゃましない、と去っていきました。

なに泡喰ってんだ、らしくない、と五百旗頭を冷やかしつつ、嬉しそうな高畑。
「ツノひめ」のために走ったという五百旗頭に、ファンだったのか?と聞きます。
「はい。」
「私もです!」と心。

「俺もだ。」

高畑のこの言葉に思わず・・・(泣

もし、五百旗頭がいつものように感情を抑えてあっさり引き抜きを見送ったら、とっても寂しかったでしょう。
そして、何を書いていいのかわからなくなったかもしれない。ツノひめ、という括りがあったからこそ描けた世界があるのだから。
あの五百旗頭を走らせた「ツノひめ」という作品を描ける幸せ。
何が正しいかなんてわからないけれども、今は三人が幸せそうに笑っている。
高畑が、バイブスを背負っている自覚、プライドを、気負いなく持っているのも、良かったです。

ツノひめに嫉妬していた梨音。
そりゃ、勝てませんて。というか、なんで嫉妬するかなぁ。わかりません~。
でも、彼女の言葉が五百旗頭、そして高畑にツノひめへの愛を再確認させる切っ掛けとなったのだから、まあ、いいか・・・(汗
ドラマとしては、どのキャラも丁寧に描いていて、お見事でした。

高畑さん、今度はもっと普通の女性と付き合ってください。でも、ああいうタイプが好きなんだろうなぁ。やれやれ。
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さて、中田。
興都館のエントランスで出あった牛露田の娘、アユから、掴めなかった最後の、そしてキーパーソンのキャライメージを作り上げることが出来ました。
なるほど。
アユも寂しい子供だったから、外貌以上に何か感じるものがあったのかもしれません。

中田の作品は編集会議に間に合いました。
そして心も、色んなことを糧にして、「ビーヴ」の世界観をしっかり説明しました。

恐怖と支配。
人間の恐怖にとりついて心を操る生命体。
怖いと思った途端、ビーヴは覆ってくる。
恐怖心さえ持たなければ、大丈夫なのに、人は恐怖心を抑えられない。
主人公は、そんな世界でただ一人、流れに逆らって声をあげる少年、コータ。

線が細くて弱いのでは、という和田に、

弱くて小さい人間だからこそ、必死で抗う。
弱いからこそ、必死で恐怖という支配から自由になろうとする。

「誰もが日々、何かと戦っています。必死で戦う主人公の姿は読んだ人たちに、明日への勇気と希望を与えます。
「ビーヴ遷移」はそういう物語です!」

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編集から、連載が決まった電話を受け取った中田。

「ああ、生きててよかった・・・生まれてきてよかった。」

本当にマンガしかない中田の涙に涙・・・

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大ヒット作品「ツノひめさま」と、デビューを目指す「ビーヴ遷移」。
それぞれの作家と編集たちの思いを丁寧に描いて、とても面白かったです。

五百旗頭。クールに見えるけれども、実はあれこれ悩んで迷う・・・どちらかというと、ごく普通に情けない人だった、というのが実にはまっていて、期待通り。普通っていうのが溜まりませんです(^^;;
"らしくない"、熱いところも見れましたし。

作家と作品及びキャラの関係も興味深かったです。
多くの読者に愛される「ツノひめ」を描き、届ける彼らの愛情と自負心が気持ち良かったです。

デビュー前、「ツノひめ」を作り上げていく高畑と五百旗頭が見たかったかも。無理だろうけど(汗笑

中田はまだまだこれからなんだろうな。
できたら同世代の、大塚や東江との交流も見たかったのですけれども・・・次回が最終回だからなあ。

「ツノひめさま」も「ビーヴ遷移」も読んでみたいです!

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2016年6月 3日 (金)

重版出来! 第8話

公式サイト

“打倒エンペラー”のモットーを掲げるも、売り上げ1位の「エンペラー」に追いつけず苦戦中の「バイブス」。編集部内にはいつもに増して吠える編集長・和田(松重豊)の声が響く。何もしなくとも雑誌が売れていた時代とは違い、役員たちは会議で利益のことばかり突っ込んでくる。厳しい現実の中、決断をし部下を引っ張っていく編集長として和田は数字に追われる日々が続く。

機嫌の悪い和田に、中田伯(永山絢斗)のネームは「魅力に欠ける」といわれ落ち込む心(黒木華)だが、追い討ちをかけるように、あれだけ止まることのなかった中田のネームが突然止まってしまう。さらに、連載を抱えている大塚(中川大志)も五百旗頭(オダギリジョー)に止められていたエゴサーチをしてしまったせいでネームが描けなくなってしまった。大塚の弱点を冷静に見抜き的確にアドバイスをする五百旗頭に対し、心は、原因不明の中田のスランプに戸惑いどうすることもできない。五百旗頭は、中田の弱点は「他人を理解しない所」だと心に言うが…。(公式サイトより)

原作未読です。
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少しでも弱みを見せれば突っ込まれる・・・興都館の雑誌編集者が全員収集される、「数字しか見ない会議」を、怖い顔とゴリ押しで乗り切った和田ですが、何もしなくても雑誌が売れた時代を思わず懐かしんでしまいました。

今朝のローカルニュースで、女性ファッション雑誌がほとんど売れないことと、女性週間雑誌も10年前の3分の1ほどに落ち込んでいることが取り上げられていました。
電車の中で雑誌を読む人もあまりみかけなくなったとか。
マンガ雑誌はまた違うだろうけれども、新聞を含め、紙媒体は大変です。

沼田から譲られた端末で落語をずっと聴く中田のカットがあって、バイブス編集部です。

中田のネームが止まったことを心配する心。
五百旗頭の元には、ネームが全く進まない、と不安そうな大塚が訪れました。
早速大塚のスランプに対処する五百旗頭。原因が、見ないように言われていたネットの書き込みを思わず見てしまったことだと知ると、君のような共感力の高すぎる人は見ない方がいいのだ、とアドバイス。
共感力が高い・・・上手いこといいます。大塚はこの言葉で平静を取り戻しました。

一方、心の方は、じっくりと中田のネームを読み返し、中田のキャラが皆似ていることに気がつきます。
つまり、自分視点でしか書けていない、他人を信じない、他人を理解する力の欠如、という弱点があること。
人のことに興味がなく、自分が絶対、こういう俺様キャラはギャグマンガならありかもしれないけれども、と五百旗頭たち他の編集者たち。

メロンヌは俺様?(笑

心配になって中田のところに駆けつけようとする心を止める五百旗頭。今しばらく、一人にしておこう、と。
ここは一人で超えなければならない壁。ネームが止まっているのは、逆に良い傾向なのかもしれない。

ストーリーは縦軸、キャラは横軸。
中田は横軸が構築できていないんですね。
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電子書籍化の承諾を取るために、牛露田宅を度々訪れる和田。
しかし、牛露田は取り合いません。

お酒の呑みすぎなのか、手が震えてマンガが描けない牛露田(後田)。
電子書籍化を断わり続けるのは、プライドのためなのだけれども・・・あまり共感できませんでした。
後田の娘、あゆは、母は父のために不幸になったと思い込み、全てに頑なになってます。

町の本屋さんが次々と閉店していくのを詠嘆する和田。

自分の近所の本屋さんもいつの間にやらなくなってしまいました。
いつの間にやら・・・本が売れない時代なのに発売される本の量は半端ないから、どうしても店頭に並ぶのは売れ筋優先となり、自分が読みたい本がなくなってしまって、足が遠のいてしまったんです。
和田の言う通り、週刊誌ならコンビニで買えますし。

取次店も倒産する、書店の連鎖倒産だ、と和田の同級生で、故郷で本屋を営む北野。

都会の書店では、書店員、河が頑張っていました。
周囲の誰とも打ち解けられず、漠然とした不安を抱えていた中学生の時の自分を救ってくれたマンガの作者、山縣留羽(るうるう)の新作が出て、皆に手に取ってもらいやすいポップを作っています。
自分が読むのは、一番あと。まず、お客さんに読んでもらう。

営業部の小泉は、書店で、エンペラーの営業マン、町田が書店員の目を盗んで、他の社のコミックの上に次々と自社のコミックを置いていくのを目撃。さらに人気作家のサインを賄賂がわりに店員に渡してしました。

そうまでしなければいけないのか・・・すっかり元の幽霊顔に戻ってしまう小泉。
しかし、心から、頑張る河のこと、マンガを読者に届ける喜びを聞いて発奮し、るうるうの担当編集者にサインをもらってもらうよう、頼み込みます。
頼むだけでは、ということで、河からのファンレターを添えました。
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編集部を訪れた中田。相変わらずネームが全く進まない理由を心に聞かれ、自分でも謎です、と。
心にも全く心を開きません。

中田の背後で、吹っ切れた表情でスランプを脱したことを五百旗頭に報告する大塚。
五百旗頭のアドバイスで、自分のマンガには良い奴しか出てこないけれども、それは嘘じゃない。十人十色いるけれども、みな、良い奴。そういうところを大事にしていけばいいことに気がついた、と。

大塚のすべてが気に食わない中田。無邪気な大塚の誘いを無視して帰っていきました。

一方、心からるうるうの本を渡された後田あゆ。
本の形は羽の形。自分のままでいいんだ・・・るうるうの世界に引き込まれ、表情も柔らかくなりました。
その後、心に連れられ、河の書店へ自分のバイト代でるうるうの本を買いに行ったあゆ。河から書店員、本屋の醍醐味を聞かされます。
河や心の本を売る、お客さんに届けるという熱意に、大人がちゃんと働いているのを見るとほっとする、とあゆ。
父のマンガもこういう人たちの手を経て、多くの読者に読まれていたのだろうか、とはじめて父の作品に興味を示しました。
総刊行部数1300万部の大ヒットだった、と心。それだけの人をペン一本でワクワクさせていた。

すっかり打ち解けた心とあゆ。
帰宅すると、和田が今の時代を否定しかしない牛露田を説得している場面に遭遇します。

自分はもう50を超えた。出版不況やら何やらで、牛露田が現役だった頃とはまるで違う。
どんどん変わっていって、自分だってどうすればわからないことだらけ。

でもあの頃にはもう、戻れないし、私は今、ここで生きていくしきゃならんでしょう。
私たち大人は、子供の前で格好をつけなきゃならんでしょう。
我々マンガ屋は夢を売っているですから。

そして、あゆに、かつて牛露田が北野の店に寄ったときに書いたサインを見せ、母が決して不幸だと思っていなかったことを伝えます。
母は父のマンガが大好きだった。夢の犠牲になったのではなく、同じ夢を見てた。

夫婦の機微は子供にはわかりませんです。
でも、るうるうの作品を読んで心揺さぶられた今は、両親の、マンガへの特別な思いは理解できるようになったのかもしれません。
ようやく牛露田親子は和解したのでした。
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河の書店に、例のエンペラーの町田が挨拶に訪れました。が。
「妖怪パタパタ」(笑
わかってたんですね~。そりゃそうだ。いつもいつも頑張って考え抜いてディスプレイしているのだから。
「人の職場を荒らさない!」
よく言ってくれました。

その様子を見ていた小泉。
るうるうの担当編集者に電話し、張り合うところを間違えていた、とサインの以来を取り下げました。
ふつうに頑張ることを改めて決意する小泉。
その後でちらちら映る人影・・・るうるうです。
「いつもありがとうございます。」
河の手紙を読んで、本人が直接足を運んでくれたのでした。

ストーリーとしてはありがちなサプライズなんだけれども、河の気持ちを思うと、思わずうるっとしてしまいました。

電子書籍化の契約にサインする牛露田。
震えてまともに字もかけないのを、そっと痛ましげに見る和田。

不摂生だから描けなくなったんじゃなくて、描けなくなったから生活が荒れしまった・・・破滅型天才の、不幸でない着地点でした。

サインを終えた父を迎えるあゆ。父の本を全部読んでいました。
「とっても面白かった。」
嬉しそうな牛露田。

作品が再評価されたら「ふんじゃったネコ」もキャラ売れするするかもしれません。牛露田としては不本意かもしれないしれないけども。
お金があれば幸せ、とは言えないけれども、少なくとも娘の将来の選択肢を増やせそうではあります。
父としてのプライドは蘇ったのではないでしょうか。自分の作品も認めてもっらたし。

編集に戻って、それぞれに激を飛ばす和田。
メロンヌの悪い癖が出てきた、読者を置いてけぼりにしてる、という指摘が可笑しかったです。
「まだですか!」という壬生(多分)も。(笑

「時代は変わる。俺たちも変わる。
それでも変わらないものもある。
俺たちがやることは一つだ。
マンガのために全力を尽くす。」

和田の友人、北野も踏みとどまりました。
これからは総花的に本を置くのではなく、自分の置きたい本を置く、と。

近所に、店主の趣味に特化した個人書店があるのですが、そのやり方で20年以上頑張っておられます。普通の書店には置いていないものが多く、一種の観光名所にもなっているようです。
決め打ちならネットでもいいけれども、店頭での出会いを楽しみたい人もも多いだろうし、実際に内容を確かめてから買いたいものもありますからね。

しかし・・・とってもスタイリッシュなお店なので、自分のような下々の者には、逆にちょっと敷居が高い(^^;;

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三蔵山スタジオ。

「沼田さんのネーム、僕はとても面白かった。大塚シュートなんかより全然。
でも、沼田さんはもうマンガは描かない。
沼田さんは僕になりたかったんだと、黒沢さんは言うんだけれども、どうしてですか。どうして、プロになれなかったんですか。どうして・・・」

三蔵山に自分の疑問を打ち明ける中田。

中田の思いを聞いた三蔵山は、心に電話してくれました。

「心配することはない、中田君の心は堅い殻で覆われている。
だから、他人を理解しないし、興味を示そうともしない。
でも、今はその殻から出ようとしている。
ネームが書けなくなったのは、他人の感情が自分の中に流れ込んだことで、戸惑っているから。
殻をやぶり、外に出られたら、彼は自由になれる。」

中田が殻を破るには、もう少し時間がかかりそうです。
一人で何役も演じ分ける落語を聞いて、何を感じているのでしょうか。彼の言葉で聞いてみたいです。

大塚の作風(絵ではなく)は沼田と似ているのかもしれません。
だから気になって仕方がないのかも。
全く真逆な二人。それ故にいいライバルになりそうなします。
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さて、心は、またもや高畑の彼女の家出に振り回されることに。
締め切り間際に家出をするのは、高畑の気持ちを確かめる手段、確信犯だったようです。

ああ、ややこしい女。

高畑には、エンペラーの編集、見坊が接近してました。

「本当に書きたいものを描けてるんですか。うちのエンペラーで書きませんか。」

予告では、いつもはクールな五百旗頭がジタバタしてました。
楽しみです。

しかし、ここで高畑の設定がカムバックするとは~(^^;;

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2016年5月26日 (木)

重版出来! 第7話

公式サイト

心(黒木華)が担当する漫画家・中田伯(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月。長年、三蔵山のもとで働いているチーフアシスタントの沼田渡(ムロツヨシ)は、明るく大らかな対応で“過去最高に面倒な後輩”中田の面倒を見ていた。
だが、流星のごとくあらわれた中田は、絵は下手なものの三蔵山はその類まれなる才能に一目置おいており、沼田は徐々に中田に対して劣等感を募らせていった…。(公式サイトより)

原作未読です。
今回はセリフは中心の感想にしてみましたが、全て概略です(汗
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ストーリーは沼田のモノローグで進みます。

中田への嫉妬心を冗談でわぎらわす沼田。
しかし、不器用で真面目、人との距離間を察するのが苦手な中田には、彼の冗談は通じない。
言葉に出したら、言ったことが本当になってしまう・・・「言霊」を、自分の祖父が亡くなった時のことを挙げて、真摯に注意されしまいます。
でも、しゃれの通じない奴だと、受け流せない沼田。なぜなら、中田の言葉には真実が含まれているから。

三蔵山先生の奥さんの好意を乱暴に跳ね除けてしまう中田を注意する沼田。
そこで中田の生い立ちが、今の、人を人とも思わす態度をとる原因の一つになっていることがわかるのです。
両親に捨てられ、祖父と二人きりで育った。母との思い出と言えば、首輪に繋がれていたこと、食事は1日一回だったこと・・・首輪のことは、彼には珍しく冗談にわぎらわせていましたが、本当だったかもしれない。
ネグレクトされていた子供だったこと。それが、彼の作品のエネルギーのひとつとなっている。
彼の作品のバックボーンに言葉を失う沼田。

中田の異種さを知るにつれ、沼田の、新人賞を取ってから10年、一本の作品も掲載してもらえない自分に比べて、ネームが湧き出てくる才能、かつ心という編集に恵まれている中田への鬱屈した思いは募るばかり。
中田が心に渡し忘れたネームノートをこっそり読んで、あまりの思念の強さに引きづられしまい、恐怖のあまりインクビンを投げ飛ばしてしまいました。
ところが、投げ飛ばしたインクがネームノートにかかってしまい、思わず隠してしまうのです。
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中田のネームノートを夢中で読む心。一冊抜けていることに気づきます。
心に言われて、三蔵山のスタジオでノートを探す中田、一緒になって探すアシスタントたち。
言うに言い出せない沼田。
沼田の挙動不審、表情に気づいた三蔵山は、中田のノートを隠していること、そして彼の焦燥も見抜いていました。
沼田からインクで汚れたノートを見せられた三蔵山は、私がやったことにして中田に帰そう、と言ってくれます。そして
「作品を創るということは、自分の心を覗き続けることだ。」
と。
心に言った言葉と同じ。ぶれない人です。だからずっと第一線を走り続けられる。

ずっと猫背で温和なコヒさんの存在感が半端です。すごい役者さんだなあ。

こうしてネームノートは、三蔵山が自分が汚してしまった、と中田に返されました。
しかし納得しかねるような表情の中田。

中田から渡されたノートが汚されているのに驚く心。
安井、壬生、菊池たちは、すわ、苛めか、と無責任な推理で盛り上がりますが、心は帰っていく中田を追いかけました。

「さかなくん、さんだ!」

安井がさかなくんが好きだったとは(笑
和気藹々とした編集の雰囲気に癒されました。
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心は、沼田のアパートを訪れ、中田が、ノートの件は三蔵山が誰かを庇っていると思っている、と話します。なので、チーフの沼田に相談にしにきた、と聞いて焦る沼田。
しかし、心の言葉は意外なものでした。

「本当の犯人は先生の奥様だと。」

中田の闇がこんなに深いとは(_ _);;

愕然とする沼田。
そして、本来なら、一番怪しいはずの自分が、中田には見えてすらいないことにショックを受けるのです。
つまり、ライバル、いや、同業者としてすら見てもらっていない。

大塚シュートのマンガを平凡、ゆるい、と断定する、相変わらずの中田。
普通の設定で面白くする力があるんだ、という先輩たちの言葉に
「マンガ描かなくったって生きていけるような奴ですよ。マンガでうまくいかなくっても帰れる所がいいですねって話ですよ。」
「お前、帰るところ、ないの?」
「ないです。せいせいします。」

中田の生き様をじっと見る沼田。

大学の漫研でも一番うまかった。20歳で賞も取った。
でもそれからはボツばかりで、何年経ってもボツばかりで。いつまでもアシスタントで。みんなどんどんプロになって売れっ子になって。
冗談言って悔しさを紛らわして。
まだ書ける、諦めない!

しかし、中田が現れました。

圧倒的な才能。
自分に正直で、他のことなどお構いなしで、自由で、残酷で。
マンガの神様に愛されるのは、きっとああいう男だ。

そんな時、中田が沼田のボツネーム原稿を偶然手に取り、読み始めます。激怒して止めようとする沼田。こいつだけには酷評されたくない・・・
ところが、読んでいた中田は涙するのです。
意外な成り行きに驚く沼田。他のアシスタントたちも、それはアンドロイドの自己犠牲、涙するような話だったか?と。

「違います、これは自分自身の存在を問う物語です。」

わからなかった~とアシスタントたち。わからせるようにできなかった、だから、ボツになった、とも。

ボツになった時のことを思い出す沼田。

この編集さんは感性が鈍いのかもしれない。
好みも違えば、教養だって違う。

もっとコミカルな要素を入れてみたら、という三蔵山からのアドバイスにも、実は納得できていなかった。
自分の描きたいものは、そうじゃない。

いつかは。いつかは、いつかは、いつかは・・・

「天才は皆に夢を見せることができる。だからこそ、近くに影を作ってしまうのかもしれませ.ん。」
.

三蔵山に改まって挨拶をする沼田。

「40歳になりました。20歳から倍もたってしまいました。
その間、戦わずにきてしまいました。
理解してもらえる、いつか、いつか・・・本気で戦わないまま、ここまで・・・

夢を追いかけている自分は、他の人とは違う、そう思いたかったんです。
夢を目指している間は、特別でいられた。
特別な人間でいたかったんです。」

「自分に向き合ったんだね。」
「時間がかかりました。」

やっぱり辞めちゃうんだね・・・
こうして沼田は家業の酒屋を継ぐと、アシスタントを辞めていきました。

見送る中田に、新人賞をもらった作品を、これだけは捨てれなかった、と渡します。
あのネームを原稿にしないのか、と尋ねる中田。

「描くならとっくに描いてた・・・お前が泣いてくれたから、もういいや。」

そしてネームノートを汚したのは自分だと打ち明けます。
驚く中田。なんでかわかるか、と問う沼田。

「絵がヘタでムカついた?」

あまりにあさってな返答。でも・・・・

「お前はすごいな。」

この、すごいな、と言った時の沼田の表情に・・・涙々

「頑張ってくれ、俺の分も。」
「無理です。僕は僕で、他人にはなれませんから。」
「そうだな、その通りだ。元気で。」

沼田の差し出した握手、沼田の手の先っちょだけを恐々と握る中田。恐らく人生始めての握手。

ずっとマンガのことだけを考えていた。365日、24時間。
幸せだった。
現実なんていらなかった。ただ、マンガの中だけで生きていたかった。

涙・・・

沼田と中田の別れを見ていた心。
沼田が去った後、何にムカついたのだろうと呟くに中田に言います。

「うらやましかったんだと思います。中田さんの人生がどんなだったとしても、沼田さんは中田さんになりたかったんだと思います。」

なぜ?
心の言葉の意味が全く理解できない中田でした。
.

うまくいく人と、いかない人。分かれ目はどこにあるのか。沼田が今まで会ったどの編集者とも合わなかったとしたら。

いつもの店で、いつものように五百旗頭さんに尋ねる心。

「例え合わないとしても、作家が自分で乗り越えなきゃならない壁がある。」

編集者が手を出せない部分、手助けできるだけ。

「あまり過保護にしても、伸びしろなくすしな。」
「子育てみたいですね、育てたことないですけど。」
「俺もだ。」

担当した新人さんにどんな作家になって欲しいか、とも尋ねます。

「担当が変わっても、雑誌が変わっても、一人でどこまでも泳いで行ける作家。」

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牛露田のエピは来週以降に続くので、今回の感想は沼田に絞りました。

沼田からもらった落語の入った端末を聞く中田。
実家に戻った沼田。ポップの上手い絵に、ほっとしつつも、じんわりと切なく感じました。

彼のモノローグがそのまま、自分の感想です。
彼の言葉、ひとつひとつに共鳴してしまって・・・

もし、理解してくれる編集者と出会っていたら・・・
しかし自分を貫くためには、自己中心にならなければならない時もある。それには勇気がいる、パワーもいる。
そしてその姿勢を貫くのはしんどい。
売れっ子になった人々を、時流に乗った、運が良かった、とよく評するけれども、自分と向き合い続けるエネルギーを保てない人を、運命は素通りしてしまう。運命を引き寄せる力が、沼田には欠けていた。マンガが好きなあまり、マンガの世界に安住してしまっていた・・・って言うのは簡単ですけれども(涙

創造者を目指して、挫折していく人を、このドラマのテーストでやんわりと描いていましたが、沼田の気持ち、戦わなかった、特別な人でいたかった、幸せだった、という言葉が痛くって、見終わった後、しばらく動けませんでした。

そしてムロさんが素晴らしかったです。
もうお別れなのが寂しい・・・

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2016年5月25日 (水)

重版出来! 第5話、第6話

公式サイト

原作未読です。
毎週見ているし、感想も書いてはいたのですが、まとめきらぬまま放置(汗
すっかりたまってしまいました(汗
7話はこれから見ます(_ _);;

5話では社長、久慈の半生と、廃棄される本や雑誌への思い、一方で、売れるカバーデザインを目指す小泉、大塚の思いをくみとる人気デザイナー、野呂を描いていました。

善行銀行。よくわかりますわ。
そして、人間が持って生まれる運は皆一定量。今まで宝くじに当たったことがないけれども、そのおかげでどこかで命拾いしているかもしれない、というようなことも。
中々、人間、そんな風には考えられないものですけれども、久慈は実践していました。

久慈のエピは、いい話すぎてちょっとメルヘンみたいでしたが、それがこのドラマのテーストとよくマッチしていたと思います。廃棄される本たちに手を合わせるシーンにうまく繋がっていました。

山本夏彦氏の著書に、文庫ブームが来る前に「本が大量消費物になれば、本屋は倉庫と化す」と予言した人の話が書いてあったことを思い出しました。
それまでは、久慈が宮沢賢治の本に涙したように、本は高価な物であって、一冊一冊を大事に大切に読んでいた、ということ。
大量消費物になったおかげで、昔なら手の届かなかった本を手に入れることができるようになった反面、毎月大量の本が廃版になっている。
廃棄される大量の本や雑誌には胸が痛みました。

ネットで古本を含め、手に入れられるようになった今、書店にとっては苦しいかもしれないけれども、本たちにとっては幸なのかもしれない、なんてことを思いつつ。
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売れるカバーデザインが創られていくプロセス、とってもわかりやすく描かれていて興味深かったです。
忙しい中、原作者、そして作品への敬意を保ち続ける野呂のスタンスも良かったです。

五百旗頭の普通らしさを描いたシーンも多かったのが、嬉しい(^^

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6話は、安井がなぜ極端にビジネスライクな編集者になったかを描いていました。
回想での安井は、作家に懸命に寄り添おうとする、熱血な編集者。何があったのか・・・

原作者の髪型に合わせるために、安井に全部書き直しを命じられた東江。うーん、酷ですわ。
そういうことならば、漫画化する時にリサーチしろよって思わず思っちゃいましたです。
しかし、これも新人にとっては乗り超えなければならない試練。
とは言え、ここまでズブの素人を突き放してもいいんだろうか・・・それだけ東江が優秀だってことなのでしょう。

安井のやり方に猛反発を覚える心でしたが、東江の担当を外れた今となっては、手出しができません。

一方、中田は絵はプロの水準には達していないけれども、抜群の個性で新人賞を受賞。
雑誌に掲載された自分の絵を見て、今更、ヘタなことを自覚、ショックを受けてました(笑
一緒に頑張ろう、という心に、きょとんと、頑張るのは僕です、と中田。まだまだこれからだなあ、と思いきや、一方で女神だとも言っていました。
ちょっとアンバランスな感じがしたのは、気のせい?
心の口ぞえで、絵の修行のために三蔵山のスタジオで働くようになったのは良いんだけれども、沼田の表情が気になります。

中田と同じ号でデビューした東江ですが、自分の作品とは言えない。道具のように使われているだけ・・・

時は流れ、お正月。
心が入社してからもう9ヶ月、仕事も段々覚え、良い編集者ってなんだろう、という悩みが深まっている心。

東江は、もう、安井は当てにならない、と見切りつつ、限られた表現自由の中で、文字通り身を削って作品を良くしようと頑張ってしました。

彼女が絵を書いた連載が単行本になるも、カバーは原作者の写真。原作者ありきの作品なのだから仕方がないこと、つまり、そういうこと。絵はそこそこ上手ければ誰でもいい。
大塚シュートのカバーデザインができるまでの工程となんという違いでしょう。

心は、以前、編集者に頼ってダメになったマンガ家をたくさん見てきた、と言った三蔵山に、その意味を尋ねます。
編集者に頼ると楽だから、と三蔵山。
自分では何も考えなくなる、ただ絵を描いているだけ、つまり道具になってしまうということ。
何のためにマンガを書くのか。それに尽きる。
そして、なんのために仕事をするのか、と心に問います。

今はかつてのように、真っ直ぐに理想を言えなくなってしまった心。でも、なりたくない編集者ならいる。
安井はなんのために仕事をしているのだろう、と一人ごちます。

何故安井は変貌したのか。
五百旗頭や菊池の回想を交えて語られました。

和田、菊池、安井たちはかつて「コミック FLOW」というマンガ雑誌の編集部にいました。
この雑誌は、質の高いマンガを掲載していたけれども、売り上げは伸びず、赤字が続き、ついに廃刊となってしまったのです。
菊池がフリーになった理由がわかりました。

良い作品を載せたい一心で、家庭をも犠牲にして頑張ってきた安井。
何とか廃刊を免れようと手立てするも、売り上げは改善されませんでした。
自分が惚れぬいた作家、加藤了を口説きおとして連載を初めてもらい、担当者として深く信頼されていたのですが、雑誌が廃刊決定になったことを伝えるのを躊躇したために、一気に信頼を失ってしまうのです。
加藤氏の作品はバイブスにて引き続き連載されることになったのですが、安井は担当を外されてしました。

雑誌を自分のもののように語る編集長に猛然と抗議する安井。
雑誌はあんたのものじゃない、みんなで一緒に育ててきた、みんなの家なんだ。

そのこと以来、安井が何より優先させるのは、バイブスを「コミック FLOW」の二の舞にはさせない、絶対に廃刊にはさせない、ということ。
そのためには、まず、売る、そして赤字にしてはいけない。

再び春が近づいて。
連載を完結させた東江は、安井から、新たに原作の漫画化を依頼されますが、断わりました。
断られた安井の表情が、何とも複雑でした。東江の旅立ちを喜んでいるのか、自分の使命を噛み締めているのか。

再会した心に、バイトをしながらでも、自分の描きたいものを書いていく、と東江。
心の「恋心」は通じました(^^
辛い環境だったけれども、放り出さずに最後まで向かい合った東江。
道はまだ遠いけれども、頑張って欲しいです。

一方、安井にねぎらう和田。
いくら質のよい、理想とする雑誌を作ったって、売れなければ全てが消えてしまう。
自分たちの家を守るために、売れる雑誌を作るノウハウを極める。

かつて、作家と共にマンガを作り上げていた情熱をそのまま、本の売り上げに傾けている、安井。
こういう人がいなければ・・・と思わせてくれたお話でした。

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2016年5月 7日 (土)

重版出来! 第4話

公式サイト

漫画界に新風を吹き込むには、新人作家の発掘も重要な仕事。心(黒木華)は、原稿持ち込み者の面接をするという五百旗頭(オダギリジョー)に付いて、新人発掘の術を学ぶ。
様々な面々が訪れる中、五百旗頭は、作品を読んでいる自分から一瞬も目を離さなかった、大塚シュート(中川大志)を採用した。そして、五百旗頭に人間観察力を認められた心も、ついに新人発掘デビューをすることに。(公式サイトより)

原作未読です。
感想のみ短く書きます。

今回は新人発掘の話でした。

絵のうまい東江絹、絵は下手だけれども、人を惹きつける作品を描く中田伯、サッカーマンガを持ち込んだ大塚シュート。

五百旗頭がついた大塚シュートは早々とデビューを果たし、すでに連載も持たされ、人気も上々のようです。
五百旗頭の指導がいいのか、大塚が即戦力だったのか。大塚の力を見抜いた五百旗頭の眼力がすごいのでしょうね。二人はそれこそ運命の出会いだったのでしょう。
作家さんたちはこういう編集に出会いたいだろうなあ。

一方、心が受け持った東江と中田は、経験を積むため、三蔵山さんのアシスタントに入ります。

東江は画力は優れていて魅力的だけれども、キャラ設定、ストーリーなど、書き直しばかりを言われて、壁にぶち当たってます。相当なダメージを受けてました。
今までは同人誌で好きなように描いてきたからねえ。でも、プロを目指すならこれくらいのダメ出しは当然だと思うのですが。
就職かマンガ家になるかで迷うのは、自分の才能に自信が持てないから。
自信がある、ないの悪循環に気持ちが取られてしまって、作品を仕上げることに集中できない東江。

心も真面目に取り組む東江に結果を出させてあげれないことに悩んでしました。
五百旗頭に「はやく結果を出してやらないと、燃え尽きる」と言われるのですが・・・
心の優しさ、優しい対応が返って仇になっているようにも見えましたけれども、いや、こういう新人さんをうまく導くのは難しいそうです。

ネームに息詰まった東江は、三蔵山さんのアシスタントたちから、中々デビューできない現実を聞かされ、加えて中田の「描きたい欲求」と、マンガ家ならネームなんてすらすらと思い浮かんでくるのは当然、と言う言葉に、さらに追い詰められてしまいます。

そういう中田も実は強がってはいるけれども、自分の画力に自信がありません。
しかし、彼にはどうしても描きたいストーリーがある。

そんな時、映画化も決まっているベストセラー小説の漫画化を企画していた安井が東江の画力、絵の魅力に目をつけました。
このまま心とデビューしないまま何年も過ごすか、安井と組んでちゃっちゃとデビューするか、東江に選ばせる安井。

東江にちょっかいを入れた安井にクレームをつける心。
けれども、就職を控えたこの時期、デビューをちらつかせた挙句、人生を棒に振らせてしまったら、責任とれるのか、と問い詰められて答えられません。

うーん、この選択肢、ちょっと極端な気がしました。
デビューするまで、そしてデビューしてからも二足の草鞋を履くことも多いらしいですから。道は一つではない。
でも、心や東江のような真面目な人には効果的でしょう。そこも計算ずくなのかも。

東江の判断に任せることにした心。

東江の出した答えは。
どんな形であれ、プロになることで普通の就職を希望している親を説得できるし、何より自分に自信が持てるようになるだろうと思ったから。

東江に振られて「失恋です!」と大泣きする心。
そして五百旗頭になりたい、と。
東江の担当がもし五百旗頭だったら、大塚みたいにもっと早くにデビューできたていたかも~、と。

東江はこれからどうなるでしょうか。
原作ありのマンガも、立派な作品です。原作と画の二人三脚のコンビもありますし。
でも、原作者との接点が何もなく、ただただ画を描くだけだと、単なる下請け、使い捨てされそうな気がします。
心とはまるで違うビジネスライクな安井との打ち合わせに不安そうな東江・・・

「新人ツブシ」・・・安井はこのドラマの中で唯一の悪役スタンス?
確かに壬生や菊池のように作家側に寄り添う編集ばかりではないでしょう。
安井には何か思惑があるのかないのか・・・どちらにしても、心が東江の支えになることはありそうです。
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成田メロンヌは新連載の評判が良いようで、自信を取り戻していました。成田が元に戻ったことを心の底から喜ぶ壬生に涙です。

へたなのは絵だけ、と三蔵山さんは密かに中田の才能を認めていました。
そしてそのことを見抜いた心の眼力も。

冒頭、リタイア後、マンガ家になる夢を78歳で叶えようと各社編集部に持ち込み原稿を持って回っていた市之進さん。
門前払いばかりで、諦めようとしていたところ、心の薦めに従って、バイブスのような青年誌ではなく、シニア雑誌へ持ち込んだようで、何と異例の大ヒット!
心の親身なアドバイスが生かされて、良かったです。他誌ですけれども(^^;;
本当にありえそうな話だったし、道が一本しかない、と思い込んでしまっている東江との対比にもなっていました。

今までは1話でそれなりに完結していましたが、今回は伏線がメインの回でした。
でもラストを明るい話、明るい心の表情で締めることでドラマのテーストを守ってくれてました。
次回も楽しみです。
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2016年5月 6日 (金)

重版出来! 第3話

公式サイト

初の担当作品が週刊バイブスの看板漫画・高畑一寸(滝藤賢一)の「ツノひめさま」に決まった心(黒木華)。
巻末に掲載される次週のアオリを百本も考え五百旗頭(オダギリジョー)に見せた心だが、全部ボツにされてしまい、編集の世界はスポ根魂だけではやっていけないという先輩の壬生(荒川良々)に“編集道”を学ぶことに。壬生は心に、漫画家と二人三脚でいいものを作っていけば読者の意見に媚びる必要はないと熱く語る。(公式サイトより)

原作未読です。
感想のみ短く書きます。

初めての担当がつねに読者アンケートトップを行く高畑一寸になった心と、アンケート最下位が続いたため、打ち切りになってしまった成田メロンヌと担当編集の壬生、四人のお話でした。

彼女が家出したため、すっかり想像力が萎えてしまった高畑から送られてきた、停滞した進行のネームを読んだ心。
自分は面白くないと思う。でも、高畑に、飛躍のためにはこういう回も必要、と言われて、そうなのかも、と、戸惑ってしまうのです。

うわあ、難しい(_ _);;
停滞と見るか、雌伏と見るか。
そんな心の迷いを吹っ切ってきれたのは、五百旗頭でした。

給料は読者が払ってくれている。その読者の喜びのために作品のクオリティーを最も高めるのが、編集の仕事。
五百旗頭の言葉をしっかり噛み締める心は、高畑に喰らいついて書き直しを迫るのでした。

和田の、潰すなよ、と壬生にかけた言葉も心に残りました。
打ち切りになっても、また次回作を書けばいい・・・壬生は成田のやる気をなんとか引き上げようとするも、打ち切りになったことで壬生への信頼感が薄らいだのでしょう、廃業も口にする成田。

どこで間違ってしまったのだろう。自問自答し、マンガに救われた少年時代と向き合う壬生。
読者と作家の架け橋にならなければならないのに、独走しすぎてしまった。作家さえ置いてきぼりにして。

読者が読みたいものを書くのか、自分の書きたいものを書くのか。
アーチストとしては、当然後者でありたいだろうけれども、それを貫き通すと、プロのマンガ家としてはやっていけなくなってしまうかもしれない。
さらには成田メロンヌのように、評価されないことで自分を見失ってしまうかもしれない。
読者の希望に寄り添うのも、とても危険です。いちいち応えていたら自分を見失うでしょう。
読者もまた、ひとりひとり純粋に、そして真剣にマンガと向き合っている。かつての壬生のように。

永遠のジレンマを抱え込む作家を一人にさせないで、読者との架け橋になりつつ、作家のインスピレーションを引き出すのが、編集の仕事、ということをこのドラマらしく、わかりやすく描いていました。
欲を言うならば、ひとりひとり、1話ずつじっくり描いて欲しかったです。

一番印象に残ったのは・・・高畑のヌードでした(笑

三蔵山さん、八丹さんと、おだやかな漫画家さんが続いたので(あ、1話のアイスタントは別にして;;)、強くて弱い奇矯なキャラが際立ちました。
裸ひとつで高畑の天才性を表現した滝藤さん、さすがです。

成田さんとはセンスが合わなそうだけれど(汗)、「ツノひめさま」は読んでみたいです~(^^

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2016年4月22日 (金)

重版出来! 第2話

公式サイト

これまでの人生をそつなくこなしてきた営業部の小泉(坂口健太郎)だが、希望していない部署に配属されてから、やる気がないまま3年間も異動願いを出し続けていた。
ある日、新刊の部数決定会議(別名・部決会議)の根回しのため、資料をバイブスの編集長・和田(松重豊)に渡しに来た小泉。その資料の数字を見て怒りを露にする和田を前にキチンと話をすることすら出来なかった。さらに営業部部長の岡(生瀬勝久)からは「まともに根回しも出来ないのか」と指摘され、さらにやる気を失ってしまう。(公式サイトより)

原作未読です。
感想のみ短く書きます。

やる気がないまま3年って、長すぎるやん、まわりもほっとすぎやん!・・・と、取りあえず突っ込み(汗笑
粗筋には「そつなくこなしてきた」って書いてあるけど、取りこぼしはあったと思いますよ、いっぱい。

そんな小泉からやる気を引き出したのは、小熊ちゃん。
純粋な情熱で経験値0なのに、いやそれ故に新しい売り場を開拓していく・・・という流れはお約束、多少強引すぎるなあ、と感じたのですが、フリーランスになってまでほれ込んだ八丹を育てる菊池の思いと、八丹の自作への思い、和田と岡の阿吽の呼吸っぷりがうまく絡んでいて、強引さは途中から気にならなくなりました。

小泉は元々情報誌の編集希望。だったら情報を発信することに興味があるはず・・・
岡は小泉が自らやる気を出すのを待っていたのだろうなあ、3年も。

仕事もバリバリで人間味溢れるって、理想の上司です。あまりにも理想的すぎるので、ひとつ間違うとマンガ的に(原作マンガなんですけれども;;)なるところを、生瀬さんがいい塩梅で演じられていたので、思わず引き込まれました。
生瀬さん、今回は格好いいです!

印象的だったのは、心が「がんばれ」と言ってもらって嬉しかった、と言うシーンでした。
致命的な故障を負った時、周囲は何と声をかけていいかわからず、腫れ物を触るように扱われたこと、そのことが孤独だったこと。
一流のアスリートだったからこその言葉だな、と感じました。

昨今、精神的に疲れている人に「がんばれ」は負担になる、という認識が高まったこともあるし、そもそも自分は超・文化系なので、こういう発想はなかったです。
ですので、そこまでは、ちょっと熱すぎて、まるで朝ドラのヒロインやん、と感じていたこともあり(汗)、「がんばれ」に反発する小泉の気持ちの方に共感したのですが、この心の言葉には、なんだか目から鱗でした。
もちろんTPO、そして受け取る人間の精神状態にもよるだろうけれども「がんばれ」は一概にNGではないかもしれない、と。

うまく行き過ぎの話なのですけれども、あの本、本当に面白そうだったので、共感の和が広まった結果の売り上げ、というのが気持ちよかったです。八丹演じる前野さんの醸し出す雰囲気もぴったりでしたし。
ラストの「重版出来!」にほろりとしました。みんなの気持ちのこもった重版出来。

「たんぽぽ鉄道」、読んでみたいなあ。

終わってみれば心の熱血さも丁度良い塩梅で、今回も気持ちの良いドリームストーリーでした。

小料理屋「重版」。あんなお店があったら行ってみたいです。
編集ではクールだけど、女将にちょっとデレっとしている五百旗頭(笑

来週は壬生と成田。読者投票の地獄が・・・うわー、どうなるのだろう。
心VS高畑も楽しみです。

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#01

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2016年4月14日 (木)

重版出来! 第1話

公式サイト

原作:松田奈緒子「重版出来!」(小学館 ビッグコミックス)
脚本:野木亜紀子、演出:土井裕泰、福田亮介、塚原あゆ子/音楽:河野伸/プロデューサー:那須田淳、東仲恵吾、八尾香澄
出演:黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎、荒川良々、濱田マリ、野々すみ花、永岡佑、前野朋哉、武田梨奈、最上もが(でんぱ組.inc)、富山えり子、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊

舞台は、週刊コミック誌の編集部。
何者でもない人が「漫画家」になる。その才能を支える編集者たち。
彼らは、「一冊の漫画」という夢のために、ひたむきに全力で仕事に取り組んでいた。ひとつの「漫画」が人生を変えるんだ。それを多くの人に届けたい… その「漫画」を重版出来させたい…重版出来(じゅうはんしゅったい)・・・それは、初版と同じ版を使い、同じ判型、装丁にて刷りなおすこと。つまり、売れた漫画ということ。そこに足を踏み入れたのは、新米編集者・黒沢心。
「今の自分が、心から熱くなれる場所は、ここしかないと思いました!」
まっすぐな彼女の人間力と持ち前の勘は、やがて皆を動かしていく。(公式サイトより)

原作未読です。
感想のみ短く書きます。

黒木さんのふり幅、大きすぎ。すごいな、この人。

「真田丸」で村の男たちに混じって相手をぶん投げるシーンがあったけれども、ずっと練習していたのでしょうか。素人目には、佇まいなど、ちゃんと柔道選手に見えました。
何より走りっぷりがお見事!

ストーリー構成が若干緩い感じのお仕事ドラマなのだけれども、演出とキャスト力で完全にカバーしていました。

初回は三蔵山を演じたコヒさん。
ネット未体験者とはいえ、大ベテランが無責任なネットの悪口にショックを受けて休載してしまう、というステロタイプというかショートカットしすぎるエピを、血肉の通ったドラマにしてくれていました。

ネット上の悪評はきっかけでしかなく、本当は、もう限界かもしれない、という思いとずっと闘いながら、過酷な週間連載を続けてきたのだろう、アーティストの繊細さを感じることができました。

姿勢の悪さがベテランらしいさを漂わせていてさすが、と思っていたら、それが核心だったとは。

一門の弟子たちが駆けつけたシーンには思わず涙。三蔵山の、マンガを通じて伝えたい思い、マンガに取り組む姿勢、生き方をちゃんと受け取っている人々もいる。
パソコンを導入して、新しいことにチャレンジする楽しさを嬉しそうに語る、三蔵山。良かったです。

かんばら、アカンやん・・・いくら鬱積しているっていってもさぁ。三蔵山の復活を見て戻ってくるのかなぁ。
冷たいようですが、こういう心のあり方の人には、人の気持ちを動かすマンガを書くのは無理なような気がします。←自分が感動したマンガを書く人には、こういうことはして欲しくない、という希望です。

かんばらの自滅を見ていた、アシスタント歴20年、ムロさん演じる沼田が気になります。

編集部のメンバーも曲者ばかりだけれども、お仕事ドラマによくあるパワハラ、セクハラを仕掛ける人物がおらず、全員のマンガ愛が伝わってきたので、気持ちが良かったです。
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第1話、終わってみれば、緩さもまた良しかも、と感じました。リアリティがあれば良いっていうものでもないし。
毎回、今回みたく、マンガ家さんたちの微妙な鬱屈を解消して、明るく終わってくれれば。
お仕事ドラマとしては、銀行モノより共感できました。

男優さんたちのほとんどが贔屓の方々。
それぞれの存在感を生かしていて、付け加えれば、普通なオダさんが、期待通り、いや期待以上に格好良かったのが嬉しい(^^)/
1日の終わりを楽しく締めくくれそうです。

感想のみ、時間のある限り書くつもりです。もし、飛んだら、大河の感想で力尽きたと思ってくださいませ(^^;;

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