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カテゴリー「□デート〜恋とはどんなものかしら〜」の11件の記事

2015年9月29日 (火)

デート~恋とはどんなものかしら~「2015夏 秘湯」超・簡単感想

公式サイト

ある日、藪下依子(杏)は、横浜の山下公園で誰かを待っていた。すると、そこへ鷲尾豊(中島裕翔)が走ってくる。後悔していないのか、と聞く鷲尾に、ワクワクしていると答える依子。ふたりはそのまま鷲尾の車に乗り込んだ。

 

同じ頃、谷口巧(長谷川博己)は、和服姿が美しい橋本彦乃(芦名星)と温泉街を歩いていた。ソフトクリームを食べる彦乃の横顔に見とれる巧。目が合った彦乃は、恥ずかしそうに巧を見つめ返しーー。(公式サイトより)

セリフや小ネタを拾っていると書き上げるのは週末以降になってしまいそうなので、感想のみ短く書きとめておきます。

待望のSP。期待通り、面白かったです。

冒頭のソフトクリームを買うシーンからの、依子が待っていたのが鷲見、というどんでん返し展開。
この裏をかいてくるテンポ感が可笑しく、懐かしかったです。

やっと結婚契約書の同意に至り、皆から祝福される巧と依子。
でも、実行できるのかどうか?
依子の提案で、依子のアパートで半同棲を始める二人でしたが。

「半同棲」だから50%、50%・・・だけれども、夕飯の買い物をして、夕飯を作って、朝食とお弁当を作って依子を送り出したあと、掃除洗濯って、50%じゃないですよね(笑
家事って終わりのない仕事ですからねぇ。

それでもニート・・・じゃない高等遊民の巧、頑張ります。
しかし予想通りというか、分刻みの家事スケジュールと住まいの無味乾燥さに見も心もよれよれになってくのでした(笑

ところが依子は巧のストレスに全く気づかず、自分の生活パターンを押しつけるのです。
契約を履行してもらっているだけで、押しつけている気はないのですけれどもね。
巧も仕事と思えば、こなさないわけにはいかないのですが・・・
一生懸命な巧が哀れに感じちゃったのは、否めません。
もし夫が妻に、依子と同じくことを要求したら、今なら即パワハラですわね。

元々恋愛感情を否定している上に、こんなことではムードが盛り上がるわけもなく。
「タブー」(爆

結局何にもないまま、巧が依子の部屋に持ち込んだ私物が原因で大喧嘩をしてしまうのでした。

そんな時、巧に浮気疑惑が持ち上がります。
巧と彦乃を目撃しちゃった鷲見、間が良いのか、悪いのか(笑

彦乃が巧のタイプなことがわかっているから余計にショックな依子。
初めて沸き起こる嫉妬心を持て余した末に、暴走を始めます。
二人には無用だと思っていた「浮気の定義」にこだわり、ついに巧を罠をかけるって・・・そうね、依子にはそういう行動しか思いつけないのね。
依子の迫力に宗太郎と留美さんはタジタジ。巧を追い詰める作戦に無理矢理協力させられることに。

今回、依子の撮り方が恐かったです(笑
連ドラの時よりアグレッシブというか、マンガチックで、依子の子供っぽさが強調されていたように思います。

違う曜日のメニューに思わず苛ついたり、部屋に持ち込まれた巧の私物の乱雑さが気になって眠れなかったり。
依子って強迫性障害っぽいですなあ。
そんな依子の極端な性質を受け止め、心すべてをあげる、という巧。本当に依子のことが好きなのが再確認できてほっとしました。
例えこの時は文学的表現をする自分に酔っていたとしてもですね、恋愛って自己陶酔の部分は絶対にありますから。

なんだかんだあって、最後は巧の「月が綺麗ですね」でしみじみと終わる・・・なわけはないところが、このドラマ(笑

俊雄さんも間が悪いのか、良いのか。三人が醸し出す気まずい雰囲気が、特に父親に踏み込まれた依子の表情が何とも言えず可笑しかったです。

良い記念写真・・・そうか、鷲見がいないんだ!(大笑
産休中・・・じゃない、エステ三昧で全く別人にしか見えなくなっている香織でさえ映っているのに。

温泉から帰ってきた二人は、同意の上、結婚契約書を破棄。
かつてフラッシュモブでプロポーズされたお返しに、マーチングでプロポーズをする依子に感動する巧でしたが。
仕切り直しで「心の動き」を含めた契約書作成に取り掛かり、怪我の功名で見つけた秘湯にこっそり「依子の湯」と名づける依子に、呆れ顔、なのでした。

いったいこの二人はいつ結婚できるのでしょうか。
巧は依子が気が済むまで待ちそうです。

まあ、結婚するのはまだ早いでしょう。もう少し依子が巧の生活パターンに寄り添わないと。
今度は依子が巧の部屋で半同棲して欲しいです。
あの部屋で、何も触らずにどれだけ我慢できるか・・・大変そう(^^;;

今回は依子が暴走したこともあって、巧の優しさが前面に出ていたような気がします。
これからもずっと二人を見守っていきたい、と思わせてくれるお話でした。

今度はポール・ニューマンで言い争う両家の父。
ワンシーンごとに衣裳を変えつつ、夫と娘を見守る小夜子。
ちょっと大きくなったチビ依子。

キャストの皆さんも生き生きしてました。
やっぱり、このドラマ、好きです(^^
依子に未練を持ちつつも、今回は声だけ出演の佳織のことが気になる鷲尾も気になりますし、続編が見たいです。待ってます!

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2015年3月27日 (金)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #10 最終回

公式サイト

3月22日、藪下依子(杏)は30歳の誕生日を迎えた。いつもの時間に起床し、いつものように日課をこなしながらも、依子はチラチラと鳴らない携帯電話を見る。やがて、自分から鷲尾豊(中島裕翔)に電話をかけて今日の予定を聞くが、大事な商談が入ったため会えないと言われてしまう。気を取り直して、藪下俊雄(松重豊)にかけると、あろうことか俊雄にもフラれてしまう。そんな依子を見て、藪下小夜子(和久井映見)は笑い出す。  

暇を持て余した依子は、大好きな路線バスに乗り、横浜市内を巡ることにした。すると、谷口巧(長谷川博己)が乗り込んでくる。突然なことにとまどいながらも、隣同士に座った2人はいつものように会話の応酬を始める。しかし、議論が白熱し過ぎた結果、巧が依子の手を踏み、依子の頭が巧の鼻を直撃し、巧が鼻血を出すというハプニングが起こる。そんなとき、依子と巧のことを見ていた上品な老婦人(白石加代子)が声をかけてくる。 (公式サイトより)

鷲尾にも俊雄さんにもふられた依子。で、巧に電話をかけようとすると例のBGMが・・・でも、思いとどまり、BGMも止まってしまいました。
でもって、ノートに向かって必死に書き物をし始めます。ここでなぜか例のBGMが再開。
数式でも解いているのか、と思ったのですが、BGMが流れた理由は後で明かされました。やられたです。

と、こんなふうに拾っていくとキリがないので、後半のセリフを中心に、バサバサっと書きます。
なお、セリフは耳コピにて、不正確です(汗
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上記、粗筋にもある通り、バスで偶然巧に出くわした依子。

手を踏まれたのは、どうしても手放したくなくてお守りにしている切符を落としたからでした。
切符を持っているなんておかしいじゃないか、キセルしたのか?と問いただす巧。
キセルなんてしてない、と依子。でもどうやって手に入れたかは忘れてしまってました。

そこへ謎の老婆から呪いの言葉(違)をかけられる依子。

「恋ってとっても恐ろしいもの。
いったん踏み込んだら最後永遠に続く底無し沼。」

リンゴを手渡されました。


こんな風に始まった最終回。

佳織から「留美さんが倒れた」という電話を聞いて、谷口家に駆けつけた二人。
それは口実で、佳織、宗太郎、俊雄さん、留美さんによる、依子のサプライズ・バースディーパーティが用意されていました。
この辺、佳織の不信を煽る細かい仕掛けがあったのですけれども、先が長いので省略します。
生真面目な依子が、中々事態を把握できなかったりしつつも、華やかにバイキングが始まりました。うきうきしているみんな。なぜなら・・・

宗太郎は家出した妻が戻ってきた。
俊雄さんは25歳年下のナースからの見合い話が持ち上がって、まんざらでもない。そんな父の見合い話を快く許可する依子。
留美さんも、努が依子の言葉のおかげで再び教育評論を書き出したことを報告。これからは全面的にサポートすると。
佳織は、巧とともに全面的に留美さんの絵画教室を引き継ぐことに。
さらに巧は、絵画教室の卒業生で活躍している芸術家たちのマネージメントをする会社を作るために、なんとなんと営業中!
巧の進歩に大喜びの依子。恋の力って素晴らしい!

と、宗太郎の弾き語りまでは和やかに進んでいたパーティ。

聞き終わって、しんみりした一同はお開きにしようと、家の中に戻ります。

宗太郎、どんな歌を歌ったんだ、気になるぞ(笑

ところが、依子と巧が些細なことで、いつものようにやり合いだしました。
まあ、夫婦漫才のような息の合い方でして、そんな様子を見て、やっぱり好き合っているんじゃないのか、と不安な表情になる佳織と鷲尾。
違う、違うと打ち消す度に墓穴を掘っていく二人。

巧とのデートの不満はいくらでも立て板に水のごとく出てくるのに、鷲尾とのデートの思い出が浮かばない、依子。
巧が「サッカーがあるじゃないか、ボーリングも」と助け舟を出すも、どんなデートをしたかより、サッカーそのもの、ボーリングそのものを語ってしまう依子。

ちょい待って。ボーリングもしてたのね。きっとそれは留美&努の結婚式の後のはず。ずっと報告し合っていたんだ。

デートそのものを全く思い出してもらえない鷲尾、ついにキレます。
本当はこの後に行くレストランでするはずだったプロポーズを決行、指輪を掲げました。
さすが、巧の指輪と輝きが違う(笑
感激し、うっとりする依子。大喜びで手を差し出しますが・・・・

指輪が薬指に入らない。指が腫れてる。薬指だけが・・・

あっ、あれね!バスの中の。うっそー(爆笑

それでも無理矢理ねじ込もうとする依子。痛い、痛い、痛そう。

何もかもうまくいかない鷲尾、突っ伏してしまいました。そらそうだよね・・・(涙

佳織は佳織で、サプライズパーティがあることを知っていたのに、家を抜け出したのは、依子を見ると未練が残るからではないか、と見抜いておりました。
なぜなら、何をするにも、依子ことを話題にするから。
なので、このパーティーを最後に、依子と会うのは最後にして欲しい、というのが佳織が望んだ約束だったのです。

一方鷲尾は、話題がすべて巧のことになる依子に、小さい男だと思われようが、谷口さんの話はやめて欲しい、と言っておりました。
依子も巧も相手の悪口しか言っていない。だからこそ、疑ってしまうのです。

ここまで、シーンの順序は前後しますが、こんな感じでぽんぽんと進みます。

さて、回想にて。
巧のことばかり話す依子に、初恋の相手を忘れる方法を伝授する鷲尾。←初恋の相手っていうのがそもそもオカシイのですけれどもね。
それは、その人の嫌いなところ、悪いところ、嫌な思い出を、そういうのを全部書き出すこと。

「そうしたら、どうしてこんな人、好きになったんだろうと思いだして、すっかり忘れられました。」

そして現在。
今もやってます、と大学ノートを取り出す依子。
そこには、巧のことが細かくびっしりと書き込まれていました。
唖然というか、愕然とする鷲尾。

「まだ、三冊目です。全部書き出すには、まだまだかかりそうです。」

「すごいな・・・完全に逆効果だった。依子さんの頭の中は、谷口さんでいっぱいだ。

あああ。ちくしょう!!

つっぷす鷲尾。おいたわしい・・・

「ほんと、頭にくるね、この二人。人を虚仮にしてさ。」

ふざけんな、と佳織。

「誤解です!」依子&巧

「私が恋をしているのは鷲尾さんです!」
「僕が恋をしていいるのは、佳織だよ!」

「うっせえよ、恋をしてんだよ、ずっと前から。」宗太郎。

そんなことはない、佳織といると心やすらぐ、鷲尾をいる時だけ幸せを感じる、と反論する二人。

そんなのは本当の恋じゃないですよ。
楽しいだけの恋なんておままごとみたいなもんさ。
自分たちとはデートを楽しんでいただけで、恋なんかしていなかったんですよ。

皆に責められる二人。

「そんなはずはないよ。それにこの人といるといつも嫌なことばっかりなんだぞ!」
「私もこの人といると苦痛ばかりです!」

「私とは全然苦しくなかったってことでしょ。」
「自分は楽しいことより、苦しいことの方が多かったです。」

佳織と鷲尾の言葉に固まる依子。

「楽しいことより、苦しいことの方が多い?」

「それが恋ってもんだろう。」宗太郎

自分の法則にはない定義に納得できない依子。

「恋とは幸福になるもんでしょ?だからこそみなさん恋をして幸せになっているんでしょ?」

そんなことはない、とそれぞれが言い出します。
依子にとっては理想の夫婦だった俊雄さんまで。

「かあさんとは色々あったからな。おかあさん、気難しいところがあったからな。」

やはり依子似だったから(いや、逆か;;)大変なこともあったんでしょうね。でも。

「楽しいことも、苦しいことも全部が愛おしい。
思い出すたびに胸が締めつけられる。
今でも辛くて辛くて仕方がないよ。」

「恋とはそういうものじゃないの?」という留美さんに深く頷く宗太郎、留美、佳織。
「あほらしくなってきた、つきあってらんねぇ」宗太郎
「後を継ぐとか、会社を起こすとか、なしね。」佳織
「依子さんと自分はやっぱり不等号でした。プロポーズ、撤回させてもらいます。ありがとうございました。」

お礼までして・・・最後まで爽やかな鷲尾。

「そんな・・・」依子。

「佳織ちゃんがいいんだったら。」と動議提案する留美さん。
「鷲尾君はそれでいいんだな?」と尋ねる俊雄さんに鷲尾は「自分はやるだけのことはやりました。悔いはありません。」(泣
4人全員が賛成の挙手。

「はいっ決定。解散!」宗太郎(笑

さくっと立ち去ろうとするみんなに、ちょっと待ってください、と依子と巧。

そこへ依子の小夜子が登場。

「あなたもようやくわかりかけてきたようね。
本当の恋とは何か。本当の恋をしていたのは誰か。」

二人の足元に婦人からもらったリンゴが転がってきて、呪文がフラッシュバック。

『永遠に続く、底なし沼・・・』

「だって、僕なわけないだろう?!」

「私と結ばれたら、幸せになれない!
佳織さん、谷口さんを捨てないであげてください、お願いします!」

「鷲尾君、薮下さんと結婚してあげてよ!頼むよ!」

「谷口さんはあなたのために働く気になったんです。
あんなに寄生することにこだわっていた人が、あなたとつきあって変わったんです。
あなたと結ばれた方が幸せになります。」

「鷲尾君、薮下さんは君に気に入られるためにどんだけ努力したか、知ってるか。
ものすごい頑張っていたんだよ。
こんな不器用な人が、ものすごい頑張ってきたんだよ。
幸せにしてあげてよ。

子供の頃から、ずっと恋ってものがわかんなかった人が、わからなかったからこそ、恋がしたくて、したくて仕方がなかった人が、やっとできるようになったんです。

その相手が僕だなんて、かわいそすぎるよ!

「私は、心がないのです。
幼稚園から現在に至るまで、14人に指摘されたので、これは間違いありません。
私は人の心がわからないのです。
だから、相手を傷つけてしまう。

谷口さんは、とても繊細で壊れやすい心を持った人です。
私には、ダメです。
きっとまた壊してします、苦しめるだけです。」

「この通りだよ、お願いします、彼女を幸せにしてあげてください!」
「お願いします、幸せにしてあげてください!」

お願いします、お願いします、と土下座する二人を、なかばあきれて見る四人。

「まいったな、まいりました。」宗太郎
「こんな恋の告白、初めて見たわ。」佳織
「うらやましいです、そんな恋ができて。」鷲尾
「お気の毒さま。だけど、おめでとう。」留美

そして俊雄さん。

「恋をしたんだな、依子。がんばりなさい。」

寂しそうです・・・

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こうしてみんなは去っていき、依子と巧が残されました。

「恋におちいる相手は、法則で決まっているそうです。」

ポツンと依子。

「その法則は変えられないんですか?」

「運命を変えられるのは、数字の謎を解いた者だけです。」

「解いてくれませんか。」

「残念ながら、今の私には、無理です。」

「残念です。」

リンゴを手に取る依子。

『踏み込んじゃ、駄目よ』

しかし、依子はリンゴをかじりました。
そしてかじったリンゴを巧に差し出します。
差し出されたリンゴを食べる巧。
最初はお互いに一口づつかじり合っていたのが、途中からむしゃむしゃと何口も食べ始める巧。

そして、初めてのキス。

「結局、恋とはなんなんでしょう。
私は、恋をすれば幸せになるもんだと思っていました。
でも、どうやら違うようです。」

と、依子。
一息ついて、縁側に座る二人。

「例え、苦痛でも、不幸でも、その人がいなければ生きている意味がない。それが恋なのかもしれません。バーイ薮下依子。」

「だとしたら、みんな、そんな大変なこと、普通にやれていると思います。」

「大変ですね。」

「そんな大変なこと、僕たちにできるんでしょうか。」

「無理だ、と思います。」

「僕もそう思います。」

「私たちは恋愛不適合者ですからね。」

「恋愛不適合者です。」

このへんから、いつもの調子に戻っていく二人。その呼吸が合っているんだろうあぁ。

「恋愛なんて人生の浪費だ。」

「ええ、何の役にも立たない。人生にはもっともっと価値があることがたくさんあります。」

「ええ、しょせん恋なんて妄想ですからね。暇な連中にやらしておけばいいんです。」

「そもそも私と谷口さんが運命の相手であると決まったわけではありません。」

「その通り。これから本当の相手に出会うかもしれない。」

「おそらく、そうでしょう。」

と言いつつ、少し頼りなげに巧を見上げる依子。可愛い。
そんな依子を見て、空を見上げる巧。
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21年前のある日・・・ヴァレンタインの思い出は22年前でした。あれから1年後なんだ。

小夜子と一緒に電車に乗っている依子。
自分の切符の数字から四則演算を導き出します。
最初は、それだけね、と素っ気なかった小夜子でしたが「すごいっ」といつになく感情も露に大喜びする依子に、「すごいわね」と頭をなでました。
しかし
「欲しい!これ欲しい、お守りにする!」
という依子の要求は「だめよ、返さないと駅、出られないでしょ」と即、却下。

そこへ巧が現れて、黙って自分の切符を渡すのです。

依子たちが電車を降りた後、留美さんに、切符なくしちゃった、と巧。

電車の中から、プラットホームを歩く依子を見詰め、そっと挨拶する巧。
そんな巧を見送る依子。
淡い淡い思い出・・・じゃないか、二人とも覚えていないのだから(^^;;;

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小夜子と留美さんもすれ違っていたのですね。
規則を重んじる小夜子と、恐らくさして息子を問い詰めずに電車代を払ったろう留美。
短いカットで母親二人の性格の違いも描かれて、なんという無駄のなさ。
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そして現在、4月5日。

最初に出会った噴水の前に立っている依子。
そこへ、ちょっと遅刻してやってきたのは、当然、巧。この当然なところでいつもひっくり返されていたので、ほんのすこーしだけ不安でした。
巧で良かった〜。

依子が遅刻の時間を1分20秒、とちゃんと計って指摘するのはいつもの通り。
しかし、巧は、依子の奇抜なファッションを含め、もう全く動じません。

「念のため、確認しておきますが、これは恋愛感情を排除した交際です。」依子。「わかってます。契約に向けてね。」

「以前作成した契約書は、短時間で作ったものであるがゆえに、非常に欠陥の多いものでした。
今回はじっくり時間をかけて、より精度の高いものをめざします。
したがって、谷口さんにとっては、より条件の厳しいものになるかと思われますが、それでもかまいませんね?」

「僕も君に対して、より厳しい条件を要求しますんで。
条件、1。アヒル口は、もう二度とやらないこと。」

巧を見る依子の口がアヒル口に・・・以前のようにむっとして見る巧。

「今のは、睨んでいるんです。」

わかりにくい(笑

「ああ、そうですか。」

「さて、どこへ行きますか。プランは谷口さんにおまかせしますんで。」

「桜が満開らしいんで、お花見デートっていうのはいかがですか。」

「お花見デートですね、わかりました。行きましょう。」

「ちょっと歩きますけど。」

いつものように、なんの躊躇もなく、巧の腕をガシっと掴む依子。
巧のとのデートの時にリサーチした知識が、デートのフォーマットとして刷り込まれてしまっているのが、依子らしいです。

「高校の時、歩け歩け大会に参加したさい、65kmまでは・・・」って巧以外には、本当にどうでもいい話(笑

ラスト。

丘の上に一本ある満開の桜をじっと佇んでみつめる二人。

「まだ見ますか?」

問いかけた依子の手をそっと握って

「もうすこし、見ましょう。」

「わかりました。もうすこし見ましょう。」

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世にも不器用なキスだったけれども、こんなにキュンとしたキスシーンは久しぶりです。

リンゴは、このドラマにしては少々唐突に出現しましたけれども(このドラマ、仕掛けがハンパないですから;;)、わかりやすくて効果的な比喩でした。

リンゴをかじりあう二人。このドラマで依子と巧が唯一、パッションを露にしたシーンでした。
009と003の時はよりドキドキしたかもしれない。


ラストのデートで、巧の「ちょっと」「もう少し」の単位を確認せず、素直に応じる依子に、大きな変化を感じました。
そのことは巧も感じているのだろうなあ。
依子を見る眼差しが優しかったのに、じわっときました。
あの手の握り方は、壁ドンよりうんと素敵です。←双方好きな場合限定です。

最後までデレっとしなかった、いやできなかった不器用な依子とシャイな巧。
お互いの気持ちがわかった後でも、ペースを崩さないのは、照れ隠しというより、このスタイルが一番しっくりくるんでしょう。
依子と巧のニュートラルな表情や態度に、"恋"が感じられる、縁側以降のシーンは、何度観てもじんわりしました。

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中盤の、そしてこのドラマの最大のクライマックス、依子と巧が本心をぶちまけ、それを聞かされる5人のシーンは、様々なラブコメの中でも白眉でした。
お互いを思うが故に、別れた方が良いと思い込んでいる二人。その真剣さが切なかったです。
巧の「かわいそすぎる」には、やっぱりそうだったのね、と思わずほろり。

もし、この場に俊雄、留美、宗太郎、佳織、鷲尾がいなければ、二人は、巧は自分の気持ちを隠し続けただろうし、依子は自分が恋をしていることにすら、気がつかなかったでしょう。

お見合い話を、いいんじゃない、と言いつつナースのコスプレに変身する小夜子に、唖然とする俊雄。
この小夜子は俊雄さんの小夜子だから・・・少なくとも今回の見合い話はなしになりそうです。

原稿を見せた、というのは嘘だった努。見せる勇気がなかったのだそうで。
そんな情けない、甘えん坊の夫を、しょうがないわね、と面倒をみる留美さん。

お互いの失恋を慰めあう佳織と鷲尾は、彼氏、彼女を紹介しあうことに。
佳織の望みは、文系はコリゴリ、今度は体育系で、年下で可愛いの。
鷲尾は、明るくってサバサバした人。あと、やっぱ年上、と。年上が好きなんだそうで。
二人には幸せになって欲しいけれども、恋に落ちるかどうかは、神のみぞ、いや古沢さんのみぞ知ることですな。(笑

そうだ、宗太郎は再び妻に去られてしまった?

依子と巧はお互いに忘れているけれども、すでに出会っていた。
だから、二人は運命の関係だった・・・と思わしてくれたのは、古沢さんの優しさのような気がします。
本当は、過去で出会っていたとしても、運命の人かどうかなんて、誰にもわからないのです。
確かなことは、今、二人が恋をしていること。

巧が本当に主夫になるかどうかは、まだまだ先のこと。いや、結婚するかどうかもわかりません。
やっとデートができるようになったばかりなのですから。
契約書はいったいいつ完成するのでしょう。

あと、依子にとっての小夜子とは、絶対に勝てない存在なのね・・・とか、見返すたびに色んな感想が浮かんでしまって、まとめきれませんでした。
なので、この辺で総括します。

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ドンデン返しに次ぐドンデン返しのストーリーを少しのゆるぎもなく、かつ抜群のテンポで描ききっていました。
伏線を全て回収しつつ、最後の最後まで「恋とはどんなものかしら」に絞りきった無駄のない構造には脱帽です。
子役さんも含めて(ほんとにそっくり!)、キャスティングも完璧でした。

BGMも良く、オープニングの選曲は言うまでもなく、主題歌もストーリーにぴったり。覚えやすい歌詞と歌いやすいメロディーでした。

ドラマを観た、という満足感でいっぱいです。
スタッフ、キャストのみなさん、ありがとうございました。本当に楽しかったです。

依子の、おさな子のような純粋さ、巧の、仄かだけれども切々した優しさ。
最初はなんて変でダメな人たちだろうと思っていたのに、今は愛おしいです。
巧に至っては、まだ高等遊民なままなのにね(笑

この二人が周りを巻き込んですったもんだする姿がまた観たい。
ぜひ、ぜひ、SPでもいいので作って欲しいです(^^
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2015年3月18日 (水)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #09

公式サイト

藪下依子(杏)と谷口巧(長谷川博己)の結納が取り止めになってから1ヵ月後の3月15日、依子、島田佳織(国仲涼子)、鷲尾豊(中島裕翔)、島田宗太郎(松尾諭)、藪下俊雄(松重豊)、谷口留美(風吹ジュン)、谷口努(平田満)は、結婚式場にいた。この日が無事に迎えられてよかった、と喜ぶ俊雄に、留美も努も安堵の表情を見せた。(公式サイトより)

うわあぁ。
こんな展開になるとは。

今回はもう、セリフをメモるのは諦めます。いつにも増して多すぎる(滝汗
書き出したら、きっと完成しないまま最終回を迎えてしまいそうですので、ざっくりと。

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式場にて、支度はできましたか、という式場の人の呼びかけに、依子と佳織が同時に「はい」、と振り向いた時から嫌~な予感が。

佳織はどう見ても列席者の服装なんだけれども・・・

巧がどこに姿を消したかに、ピンときた依子は谷口家に駆けつけます。
案の定、いつものように自室に引きこもっておりました。
結婚式には出ないとゴネる巧を、こんだけ周りに迷惑をかけたのだから、ちゃんとやろう、と引きずり出す依子。

話は前回、ヴァレンタインディーの日へ戻ります。

早速明くる日にデートの約束を交わす二組。

鷲尾のデータを収集するも不安で仕方がない依子は、巧に電話し経過報告します。
鷲尾の誕生日の数字が気に入った、という依子に、自分の時も素数が気に入ったとかいってたじゃないか、もう、データにときめいてはいけない、頑張るんじゃない、とアドバイスする巧。
君が頑張ったらろくなことにはならない。普段通りでいくんだ。

依子のデート計画にエキサイトする巧、素直に耳を傾ける依子。
ふと我に返って、もう二度と電話をするのはよそう、と電話を切る二人。

しかし、依子は眠れない!!(笑

ワインを飲みはじめ、チョコレートやらなんやら・・・フェニルエチルアミンが含まれるという食物を、電気もつけずに貪りはじめました。ホラーな画です(笑

※フェニルエチルアミンとは「恋愛中に分泌しやすい脳内物質」だそうです

あくる日、巧のアドバイスの通り、普段通りの姿、つまりジャージでデートに望む依子。
そんな依子が、鷲尾は大好きなのです~(^^;;
早速プリティウーマンよろしく、ヘヤスタイルから洋服までコーディネトさせ、コンタクトまで入れさせます。
そして人力車デートへ・・・
ところが昨夜未明の暴飲暴食がたたって、気分が悪くなってきた依子。

バッグの中へ!!(爆

一方、巧はと言えば。
映画に行く、ということでキュートなファッションで訪れた佳織を"家にあげ"、自室で延々DVD鑑賞、それが終わったかと思えば、つげ義春氏の著作を読ませて、語る語る。
ブチ切れた佳織。巧をカラオケに連れ出します。
でも歌えるのは古い曲ばかり。

夜明けのスキャット・・・(大爆

もう、どうなるのか、爆笑しつつ見守るしかありません。

佳織は初恋の幻を見ているだけだ、という巧に、だったらちゃんと幻滅させて欲しいと言う佳織。
こういう揺さぶりエピが効いてました。

鷲尾にサッカー観戦に誘われて、努力して研究した結果、鷲尾以上にフォーメーションに詳しくなってしまう依子。
佳織が好きなエグザイルのDVDを買いまくって研究する巧。その姿に、またまた爆笑。
しかし、代金を払う留美子さんから、ついにストップがかかりました。そりゃそうだ。

二度と電話をしない、と言い合いつつ、お互いの経過報告しつつ励ましあう二人。
この電話での会話がオカシイのとともに、巧が本当に依子のことを心配しているのが伝わってきました。

しかし、ちゃんと恋愛しよう、デートしよう、とする自分の気持ちに引きずられて次第に疲労困憊していき、挙句、なんやかやとデートを断るようになってしまう二人。

この二人が、自分の主義や趣向を抑え、こんなに相手のために努力するってすごい進歩です。

それは、相手のためなのでしょうか?
依子は努力することそのものに意義を見出している?
誕生日までに結婚したいという目標は、巧の時は叶えれるかどうか常に不安定だったのが、鷲尾なら、期日には間に合わなくても叶えてくれるという安心感。
でも、その不安定感こそが恋だと思ったりもするのですが。

巧は、非のうちどころのない好青年、鷲尾と結婚した方が依子は幸せになると思っている。それだけ依子のことを思っているのでは。依子への思いをふっきるために、佳織に集中しようとしているのでは・・・

なんてね、ついつい、"依子と巧にゴールインしてもらいたい"目線で見てしまいました。
鷲尾、佳織、ごめんなさいー

さて、依子が鷲尾と付き合うことになって大喜びの俊雄さん。ところが依子に避けられていることを相談されてしまうのです。
早速依子のアパートを訪ねるのですが、依子がシャワーを浴びている間に携帯を、罪悪感に苛まれながらも覗き見してしまうのでした。
するとそこには、谷口、谷口、谷口、時々鷲尾の履歴が・・・

この情報はあっという間に宗太郎兄妹にも広まり、鷲尾と彼らによってWデートが仕組まれます。
デートの場所は、スケートリンク。昔はデートの定番コースだったのですが、スケートリンクの激減にともない絶滅したかに思われたのすけれども、昨今のフィギュアスケートブームで復活しつつのあるのは嬉しい限りです。

あ、話が逸れました。

三人から、自分の気持ちに気がついていない、本当はお互いが好きなんだろう、と責められる依子と巧。
ありえない、鷲尾、佳織とのデートは楽しい、とシンクロして反論を始めます。

嘘だ、全然楽しそうに見えない、と突っ込まれると、今の自分が不本意なのだ、といいわけ(?)を開始。

依子は鷲尾からいつ性交渉(笑)を求められてもいいように、ということで頭が一杯になってしまって、”バカOL”のファンションをしてしまい、仕事場でありえないミスまで起こしてしまうし、巧は、佳織の大好きなATHUSHIのファルセットを出すために、エグザイルのDVDの購入しようして、大事な書籍まで売ろうとしてしまった。

「こんなの、自分じゃない!!」と依子と巧。

何だかよくわからない理由にハテナな佳織と鷲尾でしたが、宗太郎に「それって恋してんじゃないか」と言われて、それぞれ抱きつきます。

鷲尾に抱きつかれて満足げな依子。
巧は・・・微妙。

さて、依子は巧と予約していた日に挙式しようとしますが、鷲尾に、それは谷口さんと結婚するために予約していた式場で、自分の気持ちとして、自分と依子のための式場で結婚したい、と。

正論ですね~。
巧だったら、キャンセル料とかなんだかんだと一旦は依子に丸め込まれてしまいそう。でもって直前でブチキレてひっくり返しそう(^^;;
そうなのね、鷲尾の方が本当に真っ当な人。

そこで、冒頭の結婚式と相成るわけです。
依子は、式を挙げていない留美さん、努夫妻に譲ったのでした。
巧が式をボイコットしようとしたのも、納得です。

谷口夫妻の大団円を前に、佳織から、この際だから高等遊民になった理由を、嫌じゃなかったら話してみない?と言われる巧。
依子も、努が教育評論家の職を失ったのもあなたに原因がある、話すべきだ、と。

たいしたことない、と語りだす巧。

あの日の面接で、教育評論家としての父を馬鹿にされた巧。
殴ることも、得意なへ理屈で論破することもできずに・・・一緒になってヘラヘラと笑ってしまった。

その帰り。
ベンチに座ったら立てなくなってしまった。
涙がとまらなくなって。
通り過ぎる社会人がみな、何だかとてつもなく凄い人に見えて、眩しくて。

「僕には無理だ。こんな人たちには絶対なれないって思った。
それだけ。」

芸術家を挫折して、何回も何回も面接を落ち続けていた巧は、限界を超えてしまった。

こんな人間たちが経営する会社なんてロクなもんじゃないって言い切りたいところですが、それでも成り立っているんですよね、大概の場合。

涙を見せぬよう、その場を立ち去ろうとする努に、依子。

「失敗などしていないと思います。
あなたは巧さんの教育に失敗などしていなかったと思います。
巧さんは優しい人です。」

かつて巧に、人の心がない、と詰られた依子。今は巧の優しさを感じとっています。

ラスト、留美さんの投げたブーケを取ってしまう依子と巧。
慌てて捨ててしまいましたが、依子は、隣に現れた小夜子に、鷲尾への気持ちが「恋なのかしら~?」と問われて・・・
これって依子自身の自問自答ですよね。どうなるのかな~?
.

ものすごくザックリと書きました。それでも、長い(大汗
15分延長でしたが、まだまだ終わらないでって思いながら見ました。こんなふうに感じる延長は珍しいです。

先週の予告で、恋の自覚がなくても、とりあえず結婚になだれ込むのかと勘違いしてました。
結婚してから恋が育つってこともありますから。しかし・・・やられたです(^^;;

依子と巧が、結婚するまでに、ちゃんと「恋とはどんなものなのか」わかるまで、描ききるようです。

でも・・・その相手が巧と依子なのかは、謎なんですよね~。
で、もし、例え自覚したとしても、結婚するかどうかはもっと謎です。
どうなるんだろう?!

ありのままでいい、と言いながらも飾り立てていく鷲尾。
そうされるのが好きな女子もいるだろうけれども、依子が好きだとは思えないのですわ。
でも、鷲尾は良い人なんです。良い人すぎて、後光が見えました。

一方佳織は、どこかでうまくいかないんじゃないか、と思いつつ、つき合っている気がします。
片思いの時間が長かったですからねえ。それも、また切ないです。

中盤までの、スピード感溢れる展開、そして後半の巧の告白による場面展開。

巧の挫折は。面接で罵倒されたんだろうことは、予想がつきましたが、それでもなお、長谷川さんの表情はもちろん、コミカルなシーンとのコントラストもあって、巧の挫折感がしみじみと伝わってきましたし、同時に依子の成長も描いていて、お見事でした。

次回、最終回。
寂しいけれども、どんな結末が待っているのか、ドキドキします。

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2015年3月13日 (金)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #08

公式サイト

ついに、藪下依子(杏)と谷口巧(長谷川博己)の結納が執り行われることになり、藪下家に両家が集まった。厳かな雰囲気の中、儀式は始まるが、藪下俊雄(松重豊)と谷口努(平田満)の口上がしどろもどろで、谷口留美(風吹ジュン)は笑いが止まらない。 (公式サイトより)

まず、セリフをざっくり書きます。耳コピなので、概略です。

19年前。
チョコレート専門店(だと思う;;)でヴァレンタインのチョコを買う小夜子。
お得意様のようで、「薮下先生コレクション」というセットもあります。
しかし依子は「くだらない」。

23年前、家の門のところで女の子たちからチョコレートをもらう巧。
「手作りとか食べる気がしない。そもそもヴァレンタインなんて、お菓子業界が仕掛けた策略なのにさ。
やだね~、教養のない奴らは。」

と、もらったチョコを絵画教室に来る子供たちにあげてしまいました。
.

ということで、現在の2月14日。
ヴァレンタインデーに結納を挙げることになった依子と巧。

一人で掃除から着付けまでやっている依子が、ちょっと不憫。
巧の方はといえば、父、努が結納に参加すると知って激怒、母、留美さんといちゃつくのを見て、大激怒しております。

谷口家にて結納が始まりましたが、予想通りぐちゃぐちゃに。
仕切り直しを命じる依子。

「玄関から。チャイムを押した瞬間から、結納です。」
.

3週間前・・・先週のラストです。
依子の部屋にあげられた巧と鷲尾。
巧の持ってきたボロボロの婚姻届と結婚契約書をビリビリに破り捨て、依子に再度プロポーズに挑む鷲尾。

「こんなもので結婚なんかできるわけがない!
依子さん、やっぱり自分は、大事なのは愛だと思います。
誰がなんと言おうと、愛情です。
自分は依子さんのことが好きなんです、心の底から。
だから、自分をつきあってください。お願いします!」

鷲尾の本気に、巧も息をつめて見守る中。

「ごめんなさい。お断りします。

谷口さん、婚姻届を破棄しろ、と言ったのは、貼り合わせたものだからです。役所が受けつけないと思われるからです。
新しいものをもらってきましょう。」

「どうして、どうして自分じゃだめなんですか!」

「私のことを好きだ、とおっしゃってくれたのは、とても嬉しいです。
ですが、私はあなたのことが、それほど好きではないんです。」

「それでもいいです。」

「よくはありません。」

「谷口さんのことだって、好きじゃないんでしょ。」

「はい。しかし、谷口さんもまた、私のことが好きではないんです。ですよね?」

「あ、はい・・・」巧。

「つまり、私と谷口さんは等号で結ばれます。あなとは不等号です。
私にはあなたの気持ちに応えることができません、申し訳ありません。」

「人を好きになってみたいって思ったことはないんですか。
恋をしたくはないんですか。
本当は恋、してみたいんじゃないんですか。」

「いいえ。」

「いや、してみたいはずですよ。」

「恋なんて無価値です。結婚は愛情ではなく、理念が合致する相手とするべきなんです。
これ以上、幼稚な、恋愛至上主義的な価値観を私に押し付けないでください。」

ちょっとムキになってしまいました、依子。ムキになった、ということは真実を突かれたということなのでしょう。鷲尾をちゃんと"鷲尾"と認識して話したのも、はじめてかもしれません。

「しつこく、つきまとってすみませんでした。」

がっくりして帰る鷲尾。巧も追い出されました。
一人になった依子の前に小夜子が現れます。

「あなたの結論は正解よ。
どうせ、恋なんてできやしないんだから。挫折するのが目に見えてるのに、足を踏み込むのは愚かだわ。」

いつものように消そうとはしない依子。がっくりとベットに座りました。
また言いすぎちゃったのと、鷲尾の言葉が響いたのと・・・

アパートの門のところで泣いている鷲尾をみつめる巧。
.

その後、何ごともなかったかのように結婚の打ち合わせを進める二人。
不経済だ、愛がないのに愛なんて誓えない、と結婚式と披露宴は無し、ということで意見は一致。
しかし、父、俊雄さんに「お前の花嫁姿を見ることぐらいしか、もう、楽しみは残ってない」とさめざめ言われた依子。
「わかったわ。泣かないで。ちゃんとやりましょう。」と、全てを形式通りに行うことに変更しました。

「父に残されたわずかな楽しみなんで、お願いします。」
いつものようにテキパキ動き出します。
もちろん巧の意向は全く無視、というか、依子に従うしかない巧(笑。
愚痴る巧に「結婚できるだけありがたいと思えよ」と宗太郎。色々やってくれたから、と巧に仲人を頼まれますが、なぜか、断りました。

こうしてどんどん進む結婚話。
宗太郎兄妹は鷲尾を慰めます。
鷲尾は「あきらめるしかない」とふっきれたみたいです。そして爽やかに
「自分は決めたんです。あの二人を心から祝福するって。そうしなきゃいけないんです」。
そんな鷲尾を見て、佳織も巧のことをきっぱりあきらめると決意。
みんなで二人の結婚をパァーっと祝うことにしました。
.

結納まであと8日前。
巧はパーティーを辞退しますが、依子が承諾したので開催されることに。
自分の意見は無視なのか、と愚痴る巧でしたが、「依子さんに決定権があるのは、世帯主だから」と佳織にばっさり。

さて、シーンは結納当日に戻って。

依子に"出席"するのを断られたはずの小夜子が晴れ着で薮下家の席に座っています。

小夜子に励まされつつも緊張で口上を噛みまくる俊雄さんに、緊張で笑いがとまらない留美子さん。
だんだん場がグダグダになってきました。

「緊張感が足りないのよ、谷口家は。」小夜子
「はっきり言って緊張感が足りないんじゃありませんか」依子

そして依子の真面目さにクレームをつけ、たかだか結納、と言う努に怒る俊雄さん。ああ、めちゃくちゃ。
.

ここで結納まであと1週間前、巧宅での、お祝いパーティーのシーンに戻ります。

結納の日がヴァレンタインだということで、ヴァレンタインの思い出が話題に。

しかし、依子は「思い出がない」と。
女子にとっては1番盛り上がる日じゃないですか、という鷲尾。

「クラスの女子が授業であるにも関わらず、誰にあげるのあげないのと騒いでいる姿が非常に不愉快でした。」
「その通りです、馬鹿馬鹿しいったらない。」と同調する巧。

「でも、心のどこかには依子さんだって、誰かにチョコ、あげたいって気持ちがあったんじゃないですか」鷲尾。

依子の隣で「ない、ない」ポーズをする巧。

「ありません。それが楽しい方々はやればいいですけど。私には興味がありません。」

依子がケーキを"正確に"5等分に切りに台所にたったすきに、巧に話しかける鷲尾。

「変人だろ。」巧。友人の手前、カミさんをわざと貶す風でもあります。

「安心してください、自分はもう、諦めたんで。

依子さんだって誰かにチョコをあげたいはずだと自分は思うんです。恋がしたいはずだ。
だから、彼女と恋をしてあげて欲しいんです。」

「君は彼女のこと、わかってないよ。」

「いや、わかってないのは、あなたかもしれない。」

微妙な表情になる巧。

依子の回想。

お店で「誰でもいいから、好きだっと思う男にあげてごらんなさい」、と小夜子にチョコを買ってもらった依子。
しかし結局誰にも渡せず、一人堤防に座って自分で食べるしかありませんでした。
家に帰ると、両親が縁側でチョコを食べさしあっています。
小夜子に、チョコのことを聞かれた依子。

「好きだなって思う人がいないから。やっぱりくだらないわ。」

一方佳織も、宗太郎の「ガキの頃からほんとに渡したい相手には一度もあげたことがない」という言葉で22年前のことを思い出しました。巧がヴァレンタインデーのことを冷ややかに話すのを聞き、もらったチョコを他の子にやるのを見て、チョコレートを渡しそこねてしまった時のことを・・・

パーティーでは宗太郎が暴れだします。

「巧、本当は気づいているんじゃないか。」
止めようとする佳織を振り払い、結婚するんだから、すっぱり諦めるためのパーティなんだから、と続ける宗太郎。
巧の結婚のために色々頑張ったのは俺じゃない、佳織であること。佳織がずっと巧のことが好きだったこと。嫁に逃げられた宗太郎に呼び戻された後、谷口家にアトリエを構えたのも、何とか巧と会いたかったから。
巧は佳織にとって初恋の人。初めて絵を褒めてくれた人。

「だが、その相手は恋愛不適合者の、クズ野郎であるがゆえに、告白することもできない。
その上、誰ともつき合わずに、2階の部屋で冷凍保存されちまっているもんだから、諦めるに諦めらんねえや。」

たまりかねて宗太郎に水をぶっ掛ける佳織。ぶっかけられた宗太郎が花瓶を持ったので、みなが止めようとしたら、巧にぶっかけました。

「なんで、なんで、お前なんだ。」

ガキの頃から何やってもかなわない。でもお前はすっころんだ。俺はちゃんと工務店やって、若いのを束ねて、町内会長までやっているんだ。

「勝ったのは俺だろ?
なのに俺は女房に逃げられて、今朝離婚届が届いた。」

「えっ」驚くみんな。

「なんでお前が結婚できるんだよ。ニートのクソ野郎。
こんな結婚なんて馬鹿げてるんだよ。
何が契約結婚だよ。
俺の妹の気持ち、踏みにじりやがってよ!」

号泣する宗太郎をあやしながら連れ帰る鷲尾と佳織。

「私は巧君と依子さんはお似合いだと思う。結婚決まって、嬉しいよ。」佳織。

こうしてお祝いパーティーは終了。
.

シーンは現在へ。

結納は何とか無事に終わったものの、酒席の段になって、再びぐだぐだに。
留美さんがハワイアンを唄い踊れば、縁側で日本舞踊を踊る小夜子。
そんでもってやっぱり「ブリット」で角つき合う父親たち(笑
お酒が足りなくなったため、買い物に出かけた依子。途中で、母との思い出のお店を目にとめます・・・

俊雄さんと努は、その間に真面目な会話を交わしておりました。

ニートな息子で本当によろしいんですか、主夫になるというのも、働きたくないからなのに、と努に、愛情ではなく理念で結ばれている、その方が結婚はうまくいく、と持論で反論する巧。
依子の方もなかなか変わった娘だから巧君も苦労されると思う、と返す俊雄さん。

依子が買い物から帰ってきました。その手にチョコレートが入っているらしき可愛い紙袋があるのに気がついた巧。
ぎくしゃくと近寄って受け取ろうとしましたが・・・さっと紙袋を高く差し上げてしまった依子。

「チョコレートだと思いましたか?そんなわけないじゃないですか。だまされましたね。」
「そりゃそうですよね、僕らはそんなんじゃないから。」
「そうでうよ。では、お気をつけて。」

谷口一家を見送った後、家に戻らずに、ひとり散歩に出かける依子。

一方、帰り道の谷口一家は。

「お前は本当にクズだな。どうして受け取ってやらないんだ。」努。
「チョコじゃないんだってさ。向こうが渡さなかったんだ。」
「じゃあ、なんて買ってきたんだ。」
「知らないよ。」
「そうね。」と、留美さん。

「依子さん自身もわかってないのかも。
でも、あなたは気づいているんじゃない?
結婚相手にチョコレートを渡せないなんて、かわいそう。」

立ち止まる巧。
.

その頃依子は、昔と同じようにひとりぼっちで河川敷にあるベンチに座っていました。

22年前、誰にもチョコを渡せずに戻ってきた依子を見て、小夜子が言った言葉は。

「無理に誰かにあげなくてもいいのよ。
いい恋をするわ。自然にこの人にあげたいなーって思える人に出会える。
それまで大事にとっておきなさい。」

思い出に惹きつけられるように思い出の店に入った依子。
お店の人が、小夜子の「この子がヴァレンタインデーのチョコを買いにくる時があったら」という言葉を覚えていてくれて、必殺「薮下先生コレクション」を渡してくれました。

でも、そのチョコは、昔と同じく、自分で食べるしかないのです。
食べながら涙を落とす依子。
そこへ戻ってきた巧が近づきます。

「すみませんでした。チョコなんてあげようとしてしまって。ヴァレンタインなんでくだらないのに。

両親がヴァレンタインにチョコを食べさせあっていました。
だから私は、夫婦というのはそうするものだと、と思い込んでいたのかもしれません。きっとそうです。」

ハンカチを差し出す巧。

「ご両親がチョコを食べさせあっていたのは夫婦だからではありません。
愛しあっているからです。
結婚してなお、恋をしているのです。

涙が溢れる理由は、多分、その答えは、君が本当にしたいことは結婚じゃなくて、恋だからです。
ほんとは人一倍恋がしてみたいのに、恋がどんなものか知りたいのにできないから、心にずっとフタをしていたんです。
僕と結婚するってことは、もう一生恋をするってことはないわけだから。
だから泣いているのです。」

依子が開けたチョコの箱を元に戻して依子に渡す巧。

「渡してきなよ。君をちゃんと恋してくれる人に。
僕には君から受け取る資格はない。二次元しか愛せない、恋愛不適合者だ。
彼は違う。彼は君に恋してる。
彼と等号になるかどうかは、君次第だよ。勇気を出して踏み出してみない?
彼とならできるかもしれない、君にも恋が。」

「あなたはどうするんですか?」

「僕はどうとでもなるさ。」

巧と並んで座って俊雄さんに頭をさげ、結納はなかったことにしてもらう二人。
だまって結納の品を返してもらう俊雄さん。
.

長い長い一日が終わって。

「残念だね。」

小夜子に語りかける俊雄さん。

「そう?想定内よ。あの子がそう簡単に結婚できるはずはないもの。」
「まあね。内心、少しほっとしてるよ。」

「私は、今日、結納に参加できて楽しかった~。
あなた、私を出してくれて、ありがと。
依子はケチでさぁ・・・」

依子が自分の"小夜子"を持っているように、俊雄には俊雄の"小夜子"がある。
小夜子を結納の席に呼んだのは俊雄さんだから、依子には見えてなかったのですね。
結納の席でシンクロする母娘を眺める俊雄。妻を愛する気持ちと、娘をいとおしむ気持ちがリンクした、可笑しくも切ないシーンでした。
.

さて、その晩。
ボーリングを楽しんでいた鷲尾と宗太郎兄妹の元に依子から電話がかかってきました。

巧の家の前で待っていた佳織。

「依子さんから電話で聞いた。結局巧君が捨てられたのね。拾ってやってもいいよ、わたし。」

と、チョコレートを渡しました。

そして依子もまた、呼び出した鷲尾をチョコレートを渡します。

「できないかもしれませんが、努力します。
精一杯努力しますので、私に教えてください。

恋、というものを。
恋をしてみたいです。」

.

で、ガラガラポンしちゃったかというと、公式予告をみると、やっぱり鷲尾、哀れ~なことに?(笑

いつものことですが、このドラマ、セリフを抜書きするだけで満足しちゃうんです。それがすべてって気がする(^^;;

毎回、最初にその回の到達点を明かしつつ、その過程で見せ、どんでん返しをちゃんと用意するって、すごいです。なんという緻密さ。

ヴァレンタインのチョコレートを主軸に、今まで隠されていた5人の気持ちが、繊細かつがっつり描かれていました。
依子の本当の気持ちだけでなく、佳織の初恋、宗太郎の、嫁に逃げられていたことや妹を思う気持ちが入り混じった、巧に対する複雑な劣等感も明らかにされました。

数々のキーワード、「薮下先生コレクション」などのアイテムもしっかり生かされていて、本当にお見事です。

なにより、サブタイ「恋とはどんなものかしら」がこんなにきちんとストーリーの基幹になってくるとは、初回の時は思いもしませんでしたので、心地よい驚きを感じました。

鷲尾のプロポーズは素敵だったけれども、何とも思ってない人からされても困ってしまうでしょうねえ。
依子の返事はキツかったけれども、同感です。

巧は、鷲尾の熱烈なプロポーズに、失恋して泣きむせぶ素直さに、敗北感を覚えたのでは。
宗太郎と留美さんからそれぞれ「気がついているんじゃないか」と言われたように、佳織、依子の気持ちにも気づいているのかもしれません。
しかしちゃんと受け止める自信がないから、相手の熱量を上回る情熱を表現する術を知らないから「心にふたをしている」。

一方、両親のような結婚を、恋をしたいのだ、と巧に言われた依子。
二度と見ることのできない仲睦まじい両親の姿に、自分の恋を重ねる依子が切なかったです。
でも、それだけじゃない、依子が自分でも理由がわからずに涙したのは、もう、恋をしている証しなのではないかなあ。巧にチョコを渡せなかったのは、巧が自分のことを好きじゃないから。
佳織と一緒なんですよね。依子的に言うと、不等号になってしまった・・・ことにすら依子は気がついていません。

依子、巧はそれぞれが自分なりの恋をしているのに、依子には自覚がなく、巧には自信がない。
どちらも自分たちが唱えだした「理念で結ばれた結婚」に囚われすぎているようにも見えました。

今さら相手のことが好きだからって言えない状態になってしまっている、しかし、本人たちはその呪縛に気がついていない。

と、依子と巧が結ばれる前提で書いてしまいました。
果たしてそんなにうまいこと、いくのでしょうか?
依子は恋ができるのかどうか。
巧にとっての恋とは、どんなものなのでしょう。

あと、2話。
終わってしまうのは寂しいけれども、どうなるかも早く見たいです。
うう、ジレンマ。

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2015年3月 6日 (金)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #07 


公式サイト

藪下依子(杏)と谷口巧(長谷川博己)は、「結婚契約書」の作成を急ピッチで進めていた。ふたりが急ぐのは、谷口留美(風吹ジュン)が体調を崩したからだった。以前に検査を受けた時には異常はないと言われたが、最近、貧血と体重の減少があると言う。それを聞いた依子は、病院を紹介。早速検査を受けた留美は、胃潰瘍と診断され手術が行われることになった。 (公式サイトより)

えーっと、途中からザクっとした記事になります(汗

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子供の養育権を巡って激しく口論する巧と依子・・・結婚契約書を作成中だったのでした。

と、いつもの通り、ツカミはOK。

1月19日。
病院へ留美さんのお見舞いに伺う依子。
巧は屋上で号泣しております。
何があったのか。

2週間前・・・てことは仕事はじめの日ですね。大騒ぎの新年の挨拶から2日後。
依子に巧から電話がかかります。
新年会の晩にうずくまっていた留美さんにセカンドオピニオンを受けさせたい、内閣府に勤めている依子ならいい病院を知っていないだろうか、とのこと。

留美さんの症状を聞いて、母、小夜子が亡くなった時のことを思い出した依子。
俊雄さんに小夜子が胃がんだとわかった時の気持ちを聞きます。

「目の前が真っ暗になった。なかなか受け入れられなかった。
今でも受け入れられないのかもしれない。」
「今でも?」

「毎日のように思うよ。
あの時、ああしてやればよかった、こうしてやればよかったってね。
お父さんと来たら、ショックで右往左往するばかりでね、何もしてあげられなかった。
情けないよ、後悔ばっかりだ。
生きている間にしてあげらることは、してあげないとね。」

宗太郎は葬儀社から出てくる留美さんを目撃し、佳織は絵画教室のあとを継いで欲しいと言われ、巧は登記簿などを確認する姿を見、依子は呼び出されて巧と結婚かどうかを確認された。

手術の三日前。
留美さんの不穏な動きに集合し、ミーティングをはじめる4人。
「胃潰瘍」だって言ってるから、と気休めのように言う巧に、小夜子の時のことを話す依子。
「胃潰瘍」と偽ったことも、症状も母と全く同じ。判明したときには手遅れだった。

小夜子は胃がんなのに「胃潰瘍」と家族に偽っていたのです。
本当の病名を知ったときの依子。

「お母さんは私に嘘をついたの?」
「そうよ。」
「どうして?」
「あなたのためを思ってよ。お母さんがもうすぐいなくなるって言ったら、あなた、ショック受けるでしょ?
そんなことないか。あなた、お母さんがいなくなってもどうってことないか。」

泣きそうな依子を見て、抱きしめる小夜子。
抱きしめられて泣く依子。

「違うね。あなたのためを思ってなんかじゃない。
本当は、こんなふうにあなたに泣かれると、私が面倒くさいから。
あなたに嘘をついている方がラクチンだったのよ。
ごめんね、お母さんの自分勝手で。

最後までだまされてくれてれば、良かったのに。」

こうして小夜子は手の施しようがなく、間もなく亡くなった。

「これはフィクションではなく、現実です。

認めるしかありません。
留美さんは人生の終末を迎える準備をしています。
合理的結論は一つ。
留美さんは末期がんです。」

事実の重さに打ちのめされる巧。母さんに問いつめます。

「なぜ僕に嘘をつくんだよ。たった一人の家族だぞ。」

「それは巧君に心配かけまいと」佳織。
「余計なお世話だよ!」

「あなたのためではありません。
嘘をついていた方が留美さんご自身が楽だからです。

人の気持ちは複雑です。特に病人は、ナーバスになります。
本人にとって一番楽な精神状態を維持してあげるよう、務めるべきです。」

「君に人の心の複雑さを教わるとは思わなかったよ。」

「経験に基づく知識です。」

「巧、留美さんが自分で打ち明ける時まで、騙されてやろうぜ。」宗太郎。
「私もつらいけどさ。私たちが明るくふるまっていることが留美さんのためなんだよ。」佳織。

「谷口さん、落ち込んでいる場合ではありません。
私たちにはやるべきことが他にあります。
生きているうちに、してあげられることをすることです。
でなければ、今後に禍根を残します。」

確かに、亡くなった母と、残された父の言葉を聞いている依子の言葉には説得力があります。
時間がない、とテキパキ指示を与える依子。
宗太郎は葬儀関連の手配を、佳織には留美さんに絵画教室を引き継ぐことを伝えように。
そして自分たちは結婚すること。

「私が留美さんにしてあげれることがあるとすれば、これです。」

こうして、結婚に関する契約条件の草案作成に取り組むことになったわけです。
宅の部屋で、完全に依子ペースで進む草案作り。
乙と甲、食事のメニュー・・・巧が反論すると、見積もりを計上してください、と依子。見積もりね〜(笑
性交渉のペースまで決められちゃあ、そら大変です~。
それでも受けれざるおえない巧。
なんてったて今や二人の結婚は「余命いくばもない留美さんを安心させるため」、という重大な使命を帯びてますからねぇ。
「結婚」は今や巧を動かすための依子の切り札になってます。

一服しに階下に下りた依子。
留美さんから、子供の時の巧のアルバムを見せてもらいました。
そこには父、努の姿も。

いつ亡くなったのか、と尋ねる依子に、

「死んでないわよ、離婚しただけ。」
「ゔぇ?」
「あ、いや正確に言うと籍は抜いていないから、別居状態ね。」

思い込みが崩れて、ぐるんと頭を回した依子(大笑

巧を問いつめる依子。

「死んだようなものだっていう意味だよ。もう13年も絶縁しているんだから」

13年前と言えば、巧が引きこもりになった時、と巧に覆い被さってさらに問いつめる依子。いい渋る巧を”結婚カード"を出して、吐かせます。

結構著名な教育評論家として本も何冊か出し、TVにもちょくちょく出ていた。

「ところが自分の子供がこうなった。プライドの高いあの男が受け入れられるわけがない。修羅場さ。」

修羅場の回想。

「警察も駆けつける大騒ぎになってさ、で、彼は姿を消した。
以来、名前も聞かないから、仕事もやめたんだろ。
おしまい。」
「今、どこで何をしているかは」
「知らない。知らないし、知りたくもない。ほんとに死んでるかもね。」
「生きています。」
「どうかな。」
「ブログ、やっていますから。」
「え?」

ここで叙情的BGMもストップ。

依子がネットで検索すると「世捨て人の晴耕雨読」というブログで本や映画のレビュウを書いていることが判明しました。

世を捨てているのに実名でブログ・・・ここからオカシな方向へ(笑

早速渋る巧を結婚をエサに連れ出し、努を訪ねる依子。
ドラマに出てきそうなボロアパートです。
そこへ、これまたドラマに出てきそうな、日雇いファッションで帰ってくる努。

依子と努が話している間に、黙ったまま部屋の中を観察する巧・・・と、青と赤の歯ブラシ、しまわれず畳んだまま置いてある布団の上には枕が二つ、とどめは洗濯物入れバスケットの中の黒で縁取りされた真っ赤なブラジャー。

怒って飛び出していきました。

「女と暮らしている!若い女とよろしくやっているんだ!
母さんはずっと一人で・・・ずっと。
あいつを母さんには会わせない、絶対だ!」

そういうことならば、依子も無理強いできません。

宗太郎は鷲尾を呼び出し、フェアーじゃないから、と結婚が進んでいることを伝えました。
佳織にそれでもいいのか、と訪ねる鷲尾。
鷲尾は佳織の気持ちに気がついていたのです。まあ、普通は気がつきますわね。

巧は依子を愛しているわけじゃない、生活のために、自分のために結婚したいだけ。相手は誰でもいい。

「あなたでも。
それをわかっていて、どうして二人を応援するのですか。」

「答えは簡単だよ。
あっちはこっちを別に好きじゃないから。

わたし、愛されたいんだわ。

いくらこっちが好きでも、あっちがそうじゃないなら、一緒にいても惨めだよ。
君は君でがんばれ。」

佳織は自分の気持ちに封印したままにするのでしょうか?
例え告白しても、巧の「好き」という気持ちが自分に向くとは思えないんですよね。

同じような状況下にある鷲尾は果敢に挑戦し続け、改めてプロポーズします。

ところがキスまでされても、全く鷲尾の気持ちに気がついていない依子。
巧と結婚契約書を詰めているところだと、困惑。
しかし鷲尾、粘ります。
明日までに合意に達しなかった時は、僕にもチャンスをください、依子さんだって愛されたいはずだ。

しかし、夜を徹した協議の結果、契約は合意に達しちゃいました。
「留美さんのための」結婚に一直線の依子、鷲尾にプロポーズされたことなど眼中になし。
留美さんが密かに夫のことを思い続けていることに気がつくぐらい、一生懸命です。
しかしそこは依子。自分の感性が普通ではないことを自覚しているので、その推測を俊雄さんに確認しました。
その後の行動は早い。
留美さんが手術前の検査を受けている間に努を連れてきます。

が、努を見て巧は大激怒。
「何、余計なことしてんだよ!」
努は、母さんに会わせてくれ、と土下座しますが、そういうところが大っ嫌いなんだといっそう激怒します。

うん、確かにわざとらしいですな。
「本当の世捨て人はブログなんてしない!」
その通りです。

「すげえそっくりだな、この親子」「この世捨て人にして、この高等遊民あり」見物している宗太郎兄妹。
「こんな奴と一緒にするな!」
母を一人にして苦労させたことをさらに詰ろうとする巧に
「あなたのせいでしょう。あなたにこそ面会を拒否する権利はありません。」
と依子。
そうそう、巧が働いていれば、留美さんももう少し楽になったはずです。
留美さんに努を会わせるならば、と、今朝取りに行った婚姻届を掲げ、「ここにサインをします。」と依子。

しかし、今回ばかりは切り札は通用しませんでした。
「そういうのを善意の押し付けっていうんだよ!」
と、婚姻届をビリビリと破いてしまいました。

「君はまるで母が死ぬのを待ち望んでいるかのようだな。
なんでもかんでもテキパキやりやがって。
生き生きしてるじゃないか、悲しくないのか!」

ただ、悲しんで呆然としているのは時間の無駄だと思ったから・・・と依子。

「悲しくて呆然としてやるべきこともできなくて、ただただ途方に暮れてばかり、それが人間だよ!
大切な人の死って、そうやって迎えるものだろう!
その方が母さんだって、よぽど嬉しいはずだ。」


静まり返る一同。
破り捨てられた婚姻届は、もくもくと掃除をするおばさんによってゴミ箱へ・・・

そこへ検査を終えた留美さん登場。
胃潰瘍だという留美さんを全く信じない一同でしたが、術後に勘違いが解けます。

「末期がんって言い出したのは、誰だなんだ?」

努の言葉に、一同の視線が依子に集まります。

依子さん、振り返っても誰もいませんよ(笑

術後の留美さんと努の仲睦まじげな様子に違和感を覚える巧。
やっぱりというか・・・二人は巧に内緒でとうに仲直りをしていたのでした。
あの歯ブラシも、枕もブラジャーも全部留美さんのものだったのです。

末期がんよりショックを受ける巧。

「母さん、なんちゅうブラジャーを着けているんだよっ」(大笑
「あれは私が買ったものだよ」努(大々笑


ということで、留美さんの騒動は大団円。

帰宅する前に、俊雄さんに電話をする依子。

「頭が真っ白になって、やるべきこともできなくて、ただただ呆然とするばかり。
人は死に直面すると、えてしてそうなるものよ。
そして、そのことをお母さんも恨んではいないわ。
それもまた、見送り方のひとつなの。
だから、お父さんは後悔する必要はないわ。」


それだけ。

「ありがとう。」
「おやすみなさい。」
「ありがとう。」

一方病室では。
寝ている留美さんを挟んで努と巧がぎこちなく話していました。

母さんからいろいろ聞いている。
働きたくないから、稼ぎのある女性と結婚する。ふらちだ。

「ふらちだが、それもまた、生き方だ。
ただ、ひとつ言っておく。

妻を支えて家族を守る。
きっと、
外で働く方が楽だぞ。」

病室を出た巧。
ゴミ箱を探り始めました。

シーン変わって。
寝ようとする依子を誰かが訪ねてきます・・・宗太郎から情報を得た鷲尾です。
再び、プロポーズ。
そこへ巧が・・・ビリビリに破られたのを貼り合わせた婚姻届を持って駆けつけてきたのでした。

どうなる?・・・って、プロポーズ合戦の答えは予告であっさり描かれてました。

鷲尾、不憫やわ~(笑

.

母が末期がんだと思い込まされた巧の足掻くありさまを見た依子は、またひとつ人の心の機微をインプットすることができました。

小夜子の時は幼すぎて、大事な人が亡くなるのに何もしてやれなかった、という後悔を持てなかったし、依子にそういう気持ちを抱かせないにように俊雄さんが守ってくれていたのだろうと思います。
ゆえに、一人で後悔の念を背負い続けていた俊雄さん。
娘からの言葉がどれほど沁みたか・・・
しかも"普通ではない”依子からですから。娘の成長も嬉しかったでしょう。

薄暗い台所にひとり立って依子の電話を聞く俊雄さんの姿に、ほろり。
俊雄さんと依子の距離感の丁度良さが伝わってきました。

留美さんを巡るドタバタの中に、核としてじわっとくるエピを入れていて、今回もお見事でした。
母が重病かもしれない、引きこもりの息子と父の相克、挙句に職を捨て、行方不明になってしまった父・・・って描きようによっては深刻なドラマになるところをさらっとコメディにし、妻に先立たれた父の切なさを思いやる娘の気持ちでじわっと締めくくる。うまいですわ。

いや、締めくくりは鷲尾ですね、今のところ、徹底的に当て馬な、いい奴な鷲尾(^^;;

そして巧とそっくりだけれども、年を経ている分、胡散臭さが漂う努の登場が効いていました。
ブラジャーのくだりは最高(大笑

努も留美さんに食わしてもらっているのかな?一応働いてはいるようですけれども。
妻となる人が舅の生活費まで面倒みなきゃならなくなる?
どうなるんだ、谷口家・・・なんだけれども、ダメな夫と息子を持ってしまったにも関わらず楽しそうです、留美さん(^^

依子が暴走したのは、母や父への思い、そして留美さんの人柄もあるでしょうけれども、やっぱり巧の一大事だったから。

今までは依子が人とのズレを感じる時は痛々しさを感じたのですけれども、今回はとぼけた仕草や表情が多ったので、楽しかったです。
あのスーツ、よく似合ってるなあ。
巧のトレードマークのハットも、似合っていないわけではないけれども・・・っていうびみょーさがうまいです。

巧がこれほど依子に執着するのは、結婚する二度とないチャンスだから、だけではないでしょう。
好き、とまではいかなくて、どこか馬が合うからなんだろうなぁ。
努の言葉は巧に変化をもたらすのでしょうか?

今回は話が話だけに出て来れなかった小夜子さんですが、次回は活躍しそう。
楽しみです!

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2015年2月26日 (木)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #06

公式サイト

新年を迎えた1月3日、藪下依子(杏)の実家に谷口巧(長谷川博己)がやってくる。そこには、依子の叔母の富田初枝(田島令子)と、叔父の富田康行(田口主将)も来ていたが、 巧は横浜から慣れない東京への移動と緊張で絶不調だった。 (公式サイトより)

17年前の・・・小夜子のいない、初めてのお正月。
依子の作ったお雑煮は、小夜子の味を見事に再現していました。
感激する俊雄でしたが・・・

16年前。
お雑煮の味がちょっと違う、と俊雄。不満そうな依子。

15年前。
お父さんはこっちの方が好き、と俊雄。

そして現在の元旦。
もう、違う味に慣れている二人でしたが、小夜子が現れて
「料理は化学実験ではない、何か入れ忘れている、それはま・ご・こ・ろ」
と依子をいつものように挑発しました。

1月3日、よれよれになって薮下家にたどり着く巧。
すでに2回吐いた、と依子に報告、家に上がったとたんにまた吐き気を催します。
慌てる俊雄。依子の「3回目」が可笑しかったです。

ここでニューイヤーパーティーのキス事件へと戻ります。
巧にキスをした後、これでキスしやすくなったんじゃない?とさばさばと去っていく佳織。
残った二人、一気に盛り下がってしまいました。
そうね、タイミングを奪われてしまったのだから。
いつもの仏頂面に戻って「本年もよろしくお願いします」とそっけなく挨拶。お正月に家に招きますが、引きこもりの巧が受けるわけもなく。
とっとと帰る依子・・・って、鷲尾は完全に無視かーい(笑

さて、巧が薮下家を訪れる2日前・・・って、元旦ね。
多くの日本人にとっては、1年で一番特別の日を、あくまで事件(?;;)の起きる「何日前」表記で表してるのに(笑
さらっと、巧を新年恒例の行事に誘ってはどうか、と依子に言う俊雄。
早速巧に電話する依子、もちろん断る巧。

1日前。
巧の部屋で、なぜか蚕のように転がりながらダベっている巧、宗太郎、佳織。
そこへ、重要なことなので直接会って確認したい、と依子が乗り込んで・・・訪れました。

私の家族に会わないってことは、結婚する意志がないってことで。
「これをもって、交際はこれで終了となりますが、よろしいでしょうか。」
「ちょっと待って。」

お父さんに気に入られるわけがない、お正月が台無しになる、と慌てる巧。
「その場合も終了となります。」
何とかごまかせ、という宗太郎。
ありのままの巧を見てもらわねば意味がない、と依子。
そんなの、受け入れられるわけがない、と宗太郎と留美さん(笑
「その場合も終了です。」

依子さんに協力してもらって最善を尽くせ、と佳織。
観念した巧。
「お願いします、肩、おもみしますんで」(笑
助言はしますが、その先はあなたの努力次第です、駄目なら
「交際終了です。」

うわ、遠出をするのが久しぶりなのに加えて、こんなにプレッシャーかけられたら、吐きたくもなりますわ。
1月3日の顔合わせがうまくいかなかったら、依子とは終わり、だからといって逃げても終わり。
絶体絶命です。

早速、事前対策を練る依子。伝授される巧、聞き入る宗太郎、佳織、留美・・・
なお、巧がいかなる人間は、父はもちろん、親戚にもありのままを伝えているそうです。
余計にプレッシャー。

話は当日に戻って。
叔父、叔母も顔を揃えての、新年のご挨拶が始まりました。
あとで俊雄さんが言う通り、公務員一家なのね。
皆さんのまじーめな挨拶のあと、マンガと米ドラマシリーズの鑑賞で締めくくった巧にあきれる親戚に、俊雄さんがS・マックイーンの映画の話題をふってフォローしてくれました。「大脱走、荒野の七人・・」。優しい。
しかし映画のことは譲れぬ巧。オタクの本領を発揮してしまいました。

ええ、わかります、その気持ち、でも、抑えないと。抑えれないのが巧なんですけれどもねぇ。

巧に不信感を募らせる叔母。
完全に妻のお尻に敷かれているらしい叔父は、ペットを籠にいれて持参・・・嫌な予感がぷんぷんしますが・・・あ、やっぱり。

蛇のタローに腰を抜かす巧。
そこへなぜか鷲尾参上。

鷲尾は、ニューイヤーパーティーの時、依子が去った後に、巧に、依子を奪って見せます宣言をしていました。
鷲尾の熱血ぶりに「馴染めない」と呟く巧でしたが、今は爽やかにあいさつをし、如才なく振舞う鷲尾に窮地に立たされます。

その頃、留美と佳織は「うちの2階のレンタルショップ」、すなわち巧の部屋から持ってきたDVDを鑑賞中。
今、観ているのは「ミート・ザ・ペアレント」(笑

恒例の行事が進む薮下家では、百人一首がはじまります。
このことも、依子からレクチャー済み。
全部暗記している、と余裕だったのに、スピードについていけず惨敗。
みなが百人一首に熱中している間にタローが何処かに行っちゃったようですが・・・

さて、ここで宗太郎が、鷲尾に作戦会議の内容を全て流していたことが明かされます。
ブラックです、照明もブラックです(^^;;

やることなすこと裏目に出る巧に、苛立たしさを募らす叔母。
俊雄の制止を聞かずに巧を問いただしはじめます。
「依子のことが好きじゃないってほんと?」
そして「寄生」発言にいたって、結婚をなんだと思っているのだと怒り出し、この結婚に断固反対、と言い出し、依子に鷲尾と結婚することを勧めますが、
「今まで一度も考えたことがなかった。」と依子。

キスもされているのにねえ。あれは依子基準ではキスのうちに入っていないのかも。ほんとに全く対象外なのね。
逆に、巧に対しては、足を運んで出席を促し、作戦まで立てているのだから、好きかどうかはわかりませんが、かなり気になる存在なのには間違いありません。

激昂する叔母に、いつもの持論を展開する巧。

「お言葉を返すようで悪いのですが。男が家庭に入ることを望んで何が悪いのでしょうか。
家事手伝いの女は普通なのに、なぜ男はだめなのですか。
僕の事情をよく知らないのに、簡単に人を否定するもんじゃないですよ。」

確かに専業主婦も大変な仕事だからな、と俊雄さん。良い人だ・・・
冷静な俊雄の意見に、それが本当にやりたいことならば、とクールダウンする叔母。

「僕は専業主婦になるのが夢なんです!」

そんなこと、全く考えていないし、花嫁修業的なことも一切やっていないことがバレそうになりかけたところで、お雑煮を作る、と提案しました。

実はこれも依子の作戦のようです。
宗太郎経由で情報を仕入れていたであろう鷲尾、当然対抗して台所に立ち、一人暮らしが長いとかで、美味しいお雑煮を手際良く作り終えてしまいます。
ますます好感度up!

巧はと言えば、もたもたしているうちに、逃げ出したタローを間違って煮え立った鍋の中に・・・

救出したタローに心臓蘇生処置を行う依子(笑
大慌てで動物病院へ行く叔父、叔母と鷲尾。
後に残った依子は絶望する巧に詰め寄ります。

「父の映画の知識を愚弄し、百人一首で惨敗し、トロフィーを壊し、タローを死の淵においやり。
どうやったらこんなに色々巻き起こせるんですか!」

「自分でも驚いてるよ~・・・」

そこへ、竹刀を手にした俊雄さんが近づいてきました。
恐れおののき、家を飛び出して堤防まで駆けていく巧。

ここまでが前半。
後半は長いです~(汗笑
書き忘れましたが、セリフは耳コピですので、正確ではありません。

俊雄さんに襲われると思った巧。

「やめろ!
えらそうに人のことを値踏みしやがって、何様のつもりだ!
古き良き正月を祝う家族を演じやがってよ!茶番だよ!
僕には僕の生き方に誇りを持っているんだ!
あんたらにとやかく言われる筋合いはないよ!」

本当に誇りを持っているようには見えない巧。
俊雄さんの前に醜態を晒してしまいました。ありのままの自分を見せた、とも言えます。
怯える巧を慈悲深くみつめる俊雄さん。素振りが格好良いです。

「君と少し汗を流そうと思ったんだ。すっきりするよ。」

穏やかなな俊雄さんの指導の下、素振りの稽古をする巧。何だか楽しそうです。
そんな巧を見ながら、俊雄さんはぼつぼつと依子のことを語りだしました。

「妻は数学者でね、依子もその血を引いてか、小さい頃から理数系の成績は抜群だった。

妻は長年「ミレニアム問題」っていう、ある数学の難問に取り組んでいてね。ある時、解けるかもしれない、と言い出したんだ。ノーベル賞級なんだよ。
で、しばらく研究室に閉じこもった。そこで倒れたんだ。
癌だったよ。気づいたときには、もう、手遅れでね。あっけなかった。
依子が12歳の時だった。」

回想で、病室の小夜子を見舞う依子。

「お母さん、本当に死んじゃうの?」

「人間はみな死ぬわ。」

「いつ死ぬの?」

「三ヶ月か四ヶ月の可能性が高い。」

「お母さんの研究は完成するの?」

「無理ね~。残念だわ。」

「私がお母さんのかわりに解くわ。」

「いいわよ。あなたはそんなことしなくて。」

「私には無理だというの?私が努力を惜しまない人間だ、ということのはお母さんが・・・」

「そんなことより、これを覚えて欲しいわ。
お父さんの好きな色、おせちとお雑煮の作り方と、正確に書いてある。」

話を続ける俊雄さん。

「妻はあの子に普通の女の子として生きて欲しかったんだろうなあ。」

神妙な表情で聞く巧。

「そうそう、この場所だったよ。
私はは妻が亡くなって、ほんとに落ち込んでしまってね。
でも、あの子は平然として私に言ったんだ。」

ここで回想。

「お父さんに教えてあげる。
量子力学によると万物はすべて粒子によってできているのよ。
つまり死とはその人を形づくっていた粒子が気体という姿に変形することに過ぎないの。

お母さんの粒子は存在し続けるわ。
お母さんは、ここやそこに居続ける。」

「そうか、そうだな。お母さんは居続けるんだよな。
寂しくなったら、いつでも話しかけていいんだ。

ありがとう、依子。」 

「量子力学を教えただけよ。」

そして6年前。

依子は大学、大学院と数学者の道を進んで、小夜子の研究を引き継ごうとした。

「そこで愕然とするんだ。
母親の研究が全く理解できないことに。

それこそ、何ヶ月も何年も寝食さえ忘れて研究して没頭したけど、結局は認めざるを得なかったんだなぁ。」

その時の依子。

「結論を得たわ。私は数学者としてお母さんに及ばない・・・」

倒れます。

「まるまる三日間、死んだように眠り続けてね。四日目に突然起きて、こう言った。」

「国家公務員になるわ」依子。

「わずかな期間で猛勉強して、見事合格だよ。
うちは公務員一族だけど、キャリアははじめてだ。
親族の誇りだよ。

そして今、あの子は頑張って結婚しようとしている。
母親の願いどおり、普通の女の子として生きようと、必死で頑張っているんだ。

私はね、もう、あの子が傷つくところは見たくない。
絶対に幸せになって欲しいんだ。

谷口君、君がどう生きようとかまわない。
しかし、自分勝手な理由であの子とつきあっているのなら、やめてくれ。
あの子のことを本気で思っていないなら、好きでないなら、消えてくれ。

まして、変わった子だから上手く騙せると思っているなら、許さない。

絶対に許さない。

・・・すまないね、こっちから招待しておいて、こんな話。」

「料理、ふだん、やってません。

僕は誰かに寄生するために結婚するんです。
依子さんのことが好きなのかどうなのか、だぶん、好きじゃないと思います。
すみません。

・・・ただ、騙せるなんて思ってません。
僕みたいなの、相手にしてくれるの、依子さんぐらいでした。

消えます。」

と、そこに依子。

「帰るのは最後まで作ってからにしてください、お雑煮。
私は、努力を無駄にすることを良しとしません。」

ここで、1日前の谷口家の事前会議に戻って。
留美さんのお雑煮を、いつものようにはっきりと、けっしておいしいとは思いません、と断じる依子。
巧も、いつも味オンチだと思っていた、と。
母に関することで、依子の意見に同調するなんて、珍しいです。
この味では。「率直に申し上げて薮下家で通用しません。」と巧に薮下家のお雑煮を伝授する依子。
調味料の数値は全部暗記済み・・・
.

そして、今。

巧のお雑煮が出来上がりました。
こんなに真剣に、何かに取り組んだことはここ10年あまり、なかったかもしれません。

ひとくち啜る俊雄さん。

「これ、どうやって作ったんだ?」

びびる巧、依子さんに言われたとおり作ったけれども、何か間違えたかも・・・

「おいしい。おいしいよ。
小夜子の、妻の味だ。
とってもおいしい、なあ、依子。」

お雑煮を啜って泣き出す依子。

「おいしいよ、母さんのお雑煮だ。
おいしい、谷口君。」

声をあげて泣きながらお雑煮を食べる依子を見詰める巧。

そんな三人を見て、そっと立ち去る鷲尾。
.

その後、俊雄さんに見送られて、二人は初詣に行きます。
叔母から、タローが一命を取りとめた一報を受けて「私の蘇生処置が功を奏したのでしょうね」と嬉しげな依子を、あきれつつも柔らかく見る巧。
依子の習慣に合わせた巧。二人で絵馬を奉納することにしますが、何を書いたかは、もちろんお互いに秘密。

大変な1日が終わって帰宅した巧は、具合の悪そうな留美さんをみて慌てます。
しかし、大丈夫、と留美さん。

一方、同じく帰宅した依子。そのままベッドに横たわってしまいました。
今まで何度も映っていたけれども、依子のベッドって病室と同じテイストなのね。

そこに小夜子が現れます。

「喜んでいたわ、お父さん。17年ぶりに私のお雑煮が食べられて。」
「そうね」
「どうして再現できたのかしら。あなたは1年目の時だけで、以降、ただの一度も再現できないのに。」
「さあね、たまたまでしょう。」

「数学者とは思えない発言ね。
結果には必ず原因がある。
この問題のヒントは?

そもそもあなたが最初だけ再現できたのはなぜか。」

同じ頃、仏壇の前に座る俊雄さん。

「不思議なことがあるもんだね。
もう二度と君のお雑煮は食べられないものだと思っていたのに、誰も作れなるはずがないのに。」

17年前の回想。

小夜子の味を再現したお雑煮を食べて泣き出す依子。

そのあと、俊雄さんは小夜子の残したレシピの数値をこっそり改ざんしたのです。

「あの子の涙を見るくらいなら、君の味が食べられないくらい・・・
それなのに。
君が彼に力を貸したのかい?」

俊雄さんもまた小夜子と話しているのでした。

「私は何もしていない。あの子が彼に作らせたんじゃないかしら。」
「あの子が。」
「きっとそうよ。」

俊雄さんの前から小夜子は消えました。

一方で、依子の下に現れた小夜子は依子に語り続けます。

「あなたは私と同じで、昔から数字は一度見たら忘れないものね。
あなたはずっと作れたのに、作らなかった。
お父さんが書き換えた数字に騙されたふりをしていた。
食べたら悲しくなるから。

それが今回17年ぶりに封印を解いて改ざんざれる前の数字を彼に教えたのは、谷口さんがお父さんに気に入ってもらえるように。

答えはそれしかないわ。」

彼が分量を間違えて偶発的に近いものがてきた、という答えもある、と依子。

「ふーん?
神社の絵馬に、お互いなんて書いたのかしら。
願いごと、叶うといいわね。」

「もちろんそう願っているわ。」

自ら消える小夜子。

絵馬に書いてあったのは。

「彼女と結婚できますように 谷口巧」
「世界平和 薮下依子」

.

以下、書き漏らしたエピです。

巧の留守中、「卒業」を見終わった留美さんと佳織。
有名なラストシーンに
「二人とも笑ってないんですよね」佳織
「これから待ち受ける現実に愕然としている表情よ」留美さん。
「一時の情熱で突っ走っちゃだめって話ですね。」佳織
「あなたも気をつけなさい。」と留美さん、佳織の顔を覗き込んで「ヘンなの、好きになっちゃだめよ。」

留美さんは佳織の気持ちに気がついている?
もし、ヘンなのが巧だったら、依子ならいいのか・・・いや、依子は巧のことを"好きになっていない"から、いいのかな?
一時の情熱・・・なんだか深いです。

鷲尾はと言うと。
すっかり打ちひしがれていましたが、宗太郎に「まだまだ勝負はこれからじゃないか!」と炊きつけられて、またやる気になりました。
って、家族で正月を過ごしているはずの宗太郎。いつも一人なのは何故?
鷲尾を焚きつけるのは佳織のためだけなのでしょうか。
鷲尾に情報を流すシーンでは、宗太郎に小悪魔の角が生えているように見えました。

スプラスティックな前半と、俊雄の深く切ない愛情ともに依子の過去が明かされたしみじとした後半。
ほのぼのとした初詣デートを挟んでの、俊雄と依子の絆を描き、オチは・・・絵馬(笑

幼い依子を映さなかった、冒頭の17年前の映像が効いていました。うまいです。
どんでん返しの連続で、今週も心地よく翻弄されました。

いつも依子の前に登場する小夜子とは違う、本当の小夜子。
依子にとって小夜子は、数学者としても女性としても自慢の母だった。
小夜子に対する愛情、尊敬、それゆえの劣等感・・・いや、劣等感と言うより、後を継げなかった悔やみと努力が実らなかった敗北感が「小夜子」という姿になって現れ続けているのかもしれません。でも、そういう心理分析的な解釈だけでわりきりたくないです。

依子の心境の変化にともなって、小夜子の言葉も変わってきました。
俊雄さんにも、俊雄さんの小夜子が見えていたのですねえ・・・(グスッ

小夜子はほんとうに粒子なのかもしれません。

「量子力学」と平然としていた幼い依子が、母と同じ味のお雑煮を食べて泣き出すのには、思わずほろり。
17年たっても忘れられない母の味との再会に涙する依子にも・・・(泣

味、そして匂いって、そうなんですよね。一瞬で記憶が蘇る。

妻の味より、娘の気持ちを選んだ父と、そんな父の気持ちがわかっていた娘。
父の映画の知識を愚弄したことを怒る依子。
俊雄さんの「変わっている子だから」の中に一杯詰まった愛情と心配と。
そっけなくっても、お互いを思いやっていることは、セリフの通りです。二人の、小夜子を亡くしたあとの寂しさが胸に沁みました。(涙

依子もまた、巧と同じ、自分の才能の限界を知ってしまった人間でした。
そのことを知った巧は、どう思ったのでしょうか。
俊雄さんの思いを聞いてもなお、依子の下から消えず、絵馬に「結婚する」と書いたのは、誠心誠意「寄生」することを決心したのかな、それとも・・・好きになった、は、やっぱりないかなぁ。

骨格及びデティールがしっかりしていて、決してキャラやキャスト頼みではなく、ストーリーで見せてくれる。
今のところですが、すべて期待を上回るドラマになっていて、本当に嬉しいです。

今回の〆も同じ言葉で。

次回が待ち遠しい!

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2015年2月19日 (木)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #05

公式サイト

年の瀬が迫る頃、谷口巧(長谷川博己)は、島田佳織(国仲涼子)からカウントダウンパーティーに誘われる。新年を迎えた瞬間に、参加者同士がキスをするのが目玉のイベントで、仮装での参加が条件だという。佳織は巧に、藪下依子(杏)を誘って参加しろと言うが、巧は難色を示す。そんな巧に、島田宗太郎(松尾諭)は、交際して1ヵ月が経つのにキスすらしていない依子と巧にとって、イベントは絶好のチャンスだとけしかける。 (公式サイトより)

あれ、寺島さん・・・と思う間もなく、いきなり出オチ(大笑
お相手は003じゃなくってラムちゃん?!・・・

このドラマ、ほんとツカミがうまいです。

以下、セリフは概略です。

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カウントダウンパーティーの5日前。
やっちまえ、と相変わらず巧を焚きつける宗太郎に
「相手は薮下依子。貞操観念ガッチガチに決まっているじゃないか。」
と、巧。
そういう依子にほっとしているのか、微妙な口調と表情です。好もしい、とはまでの自覚はないようですが。

一方、職場の忘年会で浮きまくりで、浮いていることにも全く気がついていない依子。
同僚女子たちの会話を小耳に挟みます。
「体が合わないって、時間の無駄。1ヵ月でデートを4回でキスもしてないって異常」

異常、より時間の無駄、に反応したのかも?
そこへ登場した小夜子曰く。
「肉体的に問題がないか確認することは合理的かつ重要なこと。それもしないで結婚することは不可能。」
俊雄と小夜子はどうだったのか、と依子が尋ねると、珍しく自ら消えました。
そうね、ここからは依子が知らないことだから。

あくる日、俊雄に母との馴れ初めを問いただしました。
しぶしぶ答える俊雄さん。
キスをしたのは1ヵ月目、5回目のデートの時。
性交渉は?と、畳み掛ける依子さん。
「同じ日です。」
「効率的だわ。」

さらに、どちらが仕掛けたかと問う依子。
お母さんがしびれを切らして積極的に・・・と俊雄さん。
普通なら親の性交渉の話なんか聞きたくないけれども、そこは普通でない依子さん。重要なデータを採取し、俄然やる気になりました。
俊雄さん、娘の性格を知り抜いているとはいえ、大変ですわ(笑

やる気になった依子の前に再び小夜子が現れ、いつものようにちゃちゃを入れだしました。

男が一線をためらう理由はね、真面目だからではない、責任という言葉を発生するのを恐れているから。
「男をその状態にある場合、女はなんらかの行動を起こす必要がある。
私は5回目のデートでそれを実行し、完璧になしとげた。」

「私も次のデートで5回目、そこで必ず成し遂げる。イーブンね。」

「あなたには無理よ。」

「意気地のない男をその気にさせるほどのスペックが、あなたに備わってないから。」

対抗して、自分の体は日本人の平均値より手足が長くて体脂肪率も少ない、従ってスタイルはかなり良い、と珍しく自慢する依子。
しかし、小夜子に、女の色気はスタイルの良さとは関係ない、むしゃぶりつきたくなるのは私の体、と早速反撃を喰らい、な重要なファクターはなんなのか、と激しく問います。

「理屈でなく、醸し出される。それが色気。それがあなたにはゼロ。」
「消去!」

あくる日・・・カウントダウンパーティーの3日前。
巧を誘う依子。
つき合っている、という認識はありますよね、結婚を望んでいるんですよね?とまず畳み掛けてから、ならばその前に確認しておきたい重要事項がありますと、本題へ。
「察しがつきますよね?」
依子の勢いに押される巧。

「デートプランは私が立てます。何も心配することはありません。身一つで来て下さい。ただ、帰りは翌朝になりますので、その心積もりだけお願いします。以上です。」

もう、巧はパニックです。早速宗太郎兄妹相手に相談というか、発散します。
理想の相手と出会った時のためにDT(笑)を大事に取っていた巧。
理想の女性とは。以前にも言ってました。佳織が代弁します。ヘップバーンと原節子と峰不二子と浅倉南を足して。
「浅倉南は入ってない、あれは恐ろしい魔性の女だ!」 (大笑
そんな女とは永遠に出会わない、と呆れる佳織
そんなことはわかっている、だから薮下依子と結婚しようって腹をくくったんだ、と巧。
そこでふと、自分はDT、依子もSJだろうなぁ、とつぶやくのでした。

依子はと言えばシャンプー、歯ブラシなどなど巧のお泊りグッズのお買い物中。パジャマを買うのは依子らしいです。
お茶請けには夜のお菓子、そして、出た、まむしドリンク(笑
とどめは勝負下着。可愛い。
デートコースにすっぽん料理を予約したと聞いて「ガチだな」とつぶやく巧。
留美の前で半分ヤケになっての決意宣言をしました(笑

さて、当日。
すっぽんデートをする二人。
「あひる口」に「髪書き上げ仕草」が加わって、よりいっそう不気味に迫る依子(笑

その頃、依子のアパートに鷲尾参上!

ここの時点でまだドラマの4分の1です。濃いです〜。
なので、ショートカットしつつ書きます(汗

さて、鷲尾ですが、例の鍵の件の誤解はまだ解けていません。こちらのすれ違いっぷりも可笑しかったです。

部屋に入ったとたんに、二人が帰ってきて慌てる鷲尾。
鍵は自分へのプレゼントなのだから・・・と、思っているのだから、身を隠す必要はないのだけれども、こういう時って思わず隠れちゃうのね。

部屋に巧を上げた依子。お風呂掃除を始めます。

ここで、巧は重要なシーンを目撃しました。
お風呂を洗いながら独り言をつぶやく依子を見てしまったのです。

「なんだよ、あれ、どうしよう、やっぱキツイわ。」

事情を知らないから引いてしまう巧ですが。
恐らく俊雄すら知らない依子の姿です。どう広がるのでしょうか。

さてさて、ここから依子の、勝負下着のチラ見すら厭わぬ怒涛の攻勢がはじまります。
覚悟はしていたものの、あまりの迫力にひたすら逃げるしかない巧。

「確かに私は異性を好きになったり、恋をすることに関しては不得手ですが、ですが、性欲はちゃんとあるんです。」
「あるんだ・・・」
「もしかすると比較的強いほうかもしれません。さあ、やっちゃいましょう!」

依子さん、自分の言っていること、わかっているのかな?(汗笑
貞操観念ガッチガチと思っていた依子からの衝撃の発言に、巧はますます引いちゃって、こういうのは好きじゃないと厳しい、と断固拒否します。
甘ったれるな、そんなことで結婚できない、と依子。
恋愛感情がなくてもSEXはできる、そういうサービスビジネスもあるじゃない、とも。

「そういうのが苦手な男だっているんだよ!」

35年も大事にとってたんだ。
もっとムードというか雰囲気を大事にしてくれ。
事務的にサクサク進めやがって。
効率なんてどうでもいい。

「大事なのは気持ちだろ!
どうせ君にはわかんないだろうけど。
誰も君とキスなんかできないよ!」

おお、言っちゃいました。
究極の言葉が放たれて、黙りこくる二人。
そこへ、どこからともなく聞こえてくるすすり泣き・・・

巧が押入れを開けると、体育すわりをしてなき濡れる鷲尾が現れ、つかざず巧に殴りかかりました。

「どうしてあんなヒドイことが言えるんだ!
依子さんの気持ちを踏みにじりやがって!
依子さんなりに頑張ってるんじゃないか!
男ならしっかり受け止めてやれよ!」

泣きながら去っていく鷲尾。

依子は、殴られて呆然としている巧を「出てけ!」と追い出します。

あくる日、12月30日。
依子から届いたお中元で、プレゼントの勘違いに気がついた鷲尾が再訪し、昨夜のこともあやまります。
すんなり受け入れる依子。とはいえ殴ったのは行き過ぎだから、巧には謝罪すべき、と。
鷲尾も素直です。早速巧宅を訪れましたが、そこを宗太郎兄妹に捕まってしまいました。
昨晩のデートの顛末を話し、きっぱり依子のことは諦める、という鷲尾。
そうねえ、鷲尾が謝罪に訪れた時も、全く平然としてましたものねぇ。
しかし、宗太郎は焚きつけます。

「相手がどうこう関係ない、好きだったら奪え。
自分のことを本当に好きな相手とくっつく方が、向こうだって幸せに決まってる。」

その頃巧はいつものように自己嫌悪に陥って自室に閉じこもっておりました。
そこに佳織が、自分がバイトしている仮装カウントダウンパーティーの人数合わせに誘いにきました。
パーティーなんて、と言っていたのが、依子に巧の一番萌える衣裳を着てもらったら、というキーワードに思わず反応する巧。
さすが幼馴染、ツボを知ってます。巧のことをずっと見てきた佳織。

でも、さすがに今はどこにも売っていないだろう、というのが、「サーボーグ009」でした(^^

大晦日になって。

前日はダメージが大きすぎて寝坊するも、今日はいつものペースに戻って目覚ましがなる前に起床した依子。でも、照明が暗い・・・実家に帰って正月を迎える準備にいそしみます。
巧がコスチュームの入った風呂敷を持って依子のアパートを訪れますが、入れ違いに。
風呂敷をドアノブに引っ掛け、依子に電話をしますが、繋がりません。

「あの、もう一度会ってもらえないでしょうか。会ってあなたにあやまりたい・・・」

留守電に伝言を入れるも、設定タイムが「短っ」

夜になって。全ての準備を終えた依子と俊雄親子。

「当分、結婚はないかも。ずっとないかも。
・・・ごめんなさい。」

「あやまることないよ。
お前と二人でこうやって年越しそばを食べて、紅白を見られて。
そっちの方がお父さん、よっぽど幸せだ。」

今までの中で一番しみじみとした父と娘の語らい。
俊雄さんの呑んでいるお酒が「親心」・・・

その時、依子は、携帯電話をアパートに忘れてきたことを思い出します。
あれ、そうだったのね。

片道1時間半かかるということで、「明日でいいんじゃないかい」という俊雄に「そうね」とあっさり頷きました。

さてさて、巧は、留美が一晩で縫い上げたコスチュームを「35才になって」と言いながらも、ものすごく嬉しそうに身につけております。似合ってます、巧さん(^^
作ってくれた留美さん、優しい。
相手が依子だから、というより、003とキスできることにテンションが上がっている巧。
留美と宗太郎に励まされて、いざ、パーティへ。

依子はと言えば、毎年、新年の午前零時丁度に同時メールを送っている相手がいることを思い出しておりました。

え、友だちなの?友だちがいるの?

ルール厳守の依子。取りに帰ります。

アパートについて、ドアノブにかかっている風呂敷を見つけた依子。
携帯には12件の留守電が。
PCで「サボーグ003」をリサーチします。

「あの、もう一度会ってもらえないでしょうか。会ってあなたにあやまりたい・・・」

あなたにあやまりたいんです。あなたのことをわかっていないのは、僕の方でした。

その服はサイボーグ009という、マンガのもので、今夜カウントダウンパーティーがある・・・

もし、来てくれなかったら、その時はきっぱりとあきらめて、連絡もしません。いいんです、来てくれなくても当然・・・」

「今年はほんとに色んなことがありました。あなたに会うために、13年ぶりに街中に出ていって、13年ぶりに女の人と話して。
僕にとっては信じられないくらい大きな出来事・・・

あなたと出会ってから、ほんとに色々あって、嫌なことも辛いこともいっぱいあったけど、毎日ヘトヘトだけど、でも、なんか人生ってちょっと楽しいのかもしれないなって・・・

「今年はとってもいい一年でした。あなたのおかげです。
もし良ければ、来て欲しいです。
今ならあなたとキスできます。いや、キスしたいです。
あなたと一緒に新年を迎えたい・・・」

刻々とカウントダウンが迫る中、原チャリに乗ってパーティー会場に急ぐ依子。
会場では、依子の姿を探す巧と、そんな巧を心配そうに見守る佳織。

かくて、ラムちゃんと組まされる冒頭のシーンに繋がりました。
全く乗り気でない巧。

「ごめん、こういうのは苦手だ。ラブ&ピースでキスなんてできないよ。
キスは重くて難しいものだと思う。ごめんなさい。」

と会場を後にしました。
そこへバイクのライトが。

メットをとる依子。
おお、まさしく003だわ。似合いすぎっ、格好良すぎっ

「遅くなってごめんなさい、009。
調べたところ、どうやら003には加速装置が備わっていないようなので。」

しびれるセリフですー\(^O^)/
満面笑みの巧。依子も微笑んでます。
二人がこんなに自然な笑顔を向け合うのははじめてです。

マフラーをたなびかせて、キス・・・

と、そこへ鷲尾が全力疾走で登場。

えええっ?!

依子にキスしちゃったです!!

驚く間もなく、佳織も登場。
巧にキス!!

夜風に、シンクロしてたなびくマフラー・・・すごい画です〜

.

やっと微笑み合ったと思ったら、思わぬ展開になってしまいました。

13年ぶりに女の人と話して、って言ってる巧にとって佳織は幼馴染であって「女性」ではなかった。
鷲尾がなぜプレゼントを勘違いしたのか、しかも早速いそいそと訪れてきたのかを、全く勘ぐらない依子もまた、鷲尾を異性とは見ていなかったのですが。
これからどうなるのでしょうか。

まさか宗太郎がメフィストフェレス的存在になるとは。
ほんと、無駄のないキャスティングです。
.

初回の下ネタを、大きく広げてきました。

まあ、あんな迫り方をされたら、巧でなくっても逃げますよね。
依子も、全く実感を持っていないからできるわけで。

「5回目のデートで完璧に成し遂げた」っていうのは依子の思い込みなんだろうなあ。

先週の、「心を持っていない」に引き続き、「大事な気持ちは君にはわからない」という言葉に、寝坊をするほどショックを受けた依子。
依子に投げつけた言葉に度々傷つく巧。
いつのまにか、かつてないほど濃密な関係になっている二人。

巧の留守番メッセージって、熱烈なるラブレターなんだけれども、寄生対象の捕獲目的のために思わず必死で語ったのか、それとも?

女性が男性に迫る、というのはハリウッド製ラブコメではおなじみのパターン。
よほどヒロインがチャーミングで、ソフィスティケートな作りになっていないと、、日本人の感覚だと、女性の肉食っぷりに引いちゃうことが多いのですけれども、本作は依子のキャラが生きていて、可笑しくもちょっと切ないお話になっていました。

普段とは違う装いで男性をキュンとさす、というところも、普通ならセクシードレスなのだろうけれども、コスプレ、しかも003っていうのがすごいセンスです。

今回も王道を行きながらも奇天烈な起承転結とスピード感に、何回笑ったかわからない、すっごく楽しかったです。
次回・・・がんばれ、巧!

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2015年2月13日 (金)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #04

公式サイト

藪下依子(杏)と谷口巧(長谷川博己)は、クリスマスイブにデートをすることになった。本来なら、「クリスマスにデート」など受け入れないふたりだが、依子は藪下俊雄(松重豊)と小夜子(和久井映見)の、巧は谷口留美(風吹ジュン)の過干渉に辟易として、イブの直前に約束をする。 (公式サイトより)

ショートバージョンで書きます。

鷲尾は本当に依子のことが好きになったのね。俊雄でも巧でもなく(笑
告白されて驚き喜ぶ俊雄。

さて。
ホテルで助けてくれたことを評価し、「高等遊民」になった事情を知らぬまま、怠け者と決めつけてことを反省して、巧にクリスマスデートを申し込む依子。
一度は断る巧でしたが、留美が絵画教室の生徒たちや元・生徒たちを集めて催すクリスマスパーティに参加することの嫌さの方が勝ったため、思い直します。
依子も、自分のことを心配する俊雄のことを思って、再度デートを申し込みます。

かち合うメール。
「こっちから出すんじゃなかった」

さて、一向に盛り上がらないデートの途中で、具合の悪くなった巧を家まで送った依子は、谷口家の賑やかなパーティーに巻き込まれます。
余興をうながされて、円周率を滔々と唱える依子(笑

皆が帰り、留美と宗太郎兄妹、そして依子だけが残りました。あ、巧は2階で寝ています。

クリスマスパーティは生まれて初めて、と依子。
学友を招待しても、誰もこなかったのね。

サンタクロースの存在の有無を巡って論争する、幼い依子と在りし日の小夜子。
サンタクロースは存在しない、という依子の理論は、小夜子によって論破されてしました。さすが。
しかし、依子も負けていない。
部屋の鍵を閉め、2階の窓を開けて寝た時にサンタがくるかどうか、という実験をすることによって検証する、と宣言しました。
この論争によって、サンタクロースになって娘にプレゼントを渡す、という俊雄の微笑ましい願望は、棚上げにされてしまったのです。もちろん実験は検証されぬまま、今に至る。
理系女子の口喧嘩におろおろする俊雄(笑

かたや、幼き日の巧は、留美曰く、サンタクロースを信じていて、クリスマスパーティーが大好きで大はしゃぎし、両親にプレゼントもしていたという。
今でも巧はサンタを信じている、と、留美。それは両親の気持ちを慮ってだろうけれども、と宗太郎兄妹。サンタなんて親のイベントなんだから。
優しい子だった、と佳織。

巧の、サンタを巡る話を複雑な表情で聞いていた依子は、それなのになぜ、あのようになってしまったのか、と核心を尋ねました。

子供の時は、皆より絵も小説も上手で、自分は天才だと思っていたらしい。
大学に入ってから、部屋に閉じこもって創作活動に集中した。
ある日、自分は凡才だと、げっそりした顔で部屋から出てきた。
僕には才能はない。鴎外にも、漱石にも、ピカソにも、モーツアルトにも、クロサワにもなれない。

才能があるかどうか、難しい線引きですが、彼らくらいの独創性、ひらめきとそれを形にする力がなければ、天才とは言えない。自分は、テクニックを身につけても、ごまかしやまやかししか産み出せない。それが巧の出した結論でした。
あきらめが早いのかどうかは、誰にもわからない。
自分は天才だと思い続けるのも、天才かどうかなんて気にせず創り続けるのも、才能のひとつかもしれません。でも、巧には少なくともそういった才能はなかったのです。

芸術家になることに挫折した巧は就活に励みますが、全く引っ掛からない日々が続いたある日、真っ青な顔をして面接から戻ってきて、「高等遊民になる」と宣言したのです。

どんなことを言われたか、誰も知りません。
挫折を知らず、プライドが高い分、凡人にもなれないという現実も受け入れられなかったのだろう、と宗太郎。

何も聞かないことにしている、と留美。
あの子をあんなふうに育てたのは私の責任だから。
今はあの子の個性だと思っている。私以外、誰に迷惑をかけているわけじゃない。
私が死ねばどうにかするだろう。

「世の中、いろんな人がいていい。いろんな生き方があっていい。
その方が面白い。」

留美の言葉、想いを、依子の頭脳はどう処理したのか・・・

みんなの会話を2階の廊下で聞いていた巧が降りてきて、プレゼント交換。

巧のは恐らくアクセサリー的なものでしょう。依子のプレゼントは重い。何が入っているのか・・・それは「若年無業者社会復帰プログラム」一覧でした。
う~む・・・(汗

若年無業者には家庭に問題がある場合が多いと、留美も一緒に更正プログラムを受けることを薦める依子に、巧がキレます。

「君は何もわかっていない。」
「お母様は自分に責任があると。」
「君は人の心の機微というのもがわからないのか。」
「何か間違ったことを言いましたか?」
「間違ってないよ。君はいつだって正しいよ。
だけど心がないんだ、君には、人の心がないんだよ!」

ひとことも反論せず帰っていく依子。
依子が忘れていったプレゼントを留美に渡し、2階に引きこもる巧。

確かに依子は間違っていない。
でも、家庭を、留美を責めるような言い方は、巧を激昂させても仕方がないでしょう。理屈じゃないのです。

そんな巧に、佳織が見せたプログラムは、依子の書き込みでいっぱいでした。
こんなことしてくれる人はいない、と佳織。

一生懸命勉強したのね。こういうアプローチしか依子には思いつかなかったのです。
家庭に問題があるうんぬんも、調査したデータを元に言っただけで、巧の家庭を責める気持ちなどない。
でも、人の心の機微はわからない・・・(_ _);;

留美は巧からもらったプレゼントを、依子に渡すようにと、返します。留美は、依子の変人ぶりに惑わされていません。

さて、ここからは、酔っ払ってサンタになることを思いついた俊雄と、留美や宗太郎に後押しされてプレゼントを渡す決意をした巧が依子のいないアパートで繰り広げるドタバタ(笑
巧が俊雄に抱きつくシーンは、わかっていても、笑っちゃいました。

大騒ぎになって通報された後、パトカーに乗せられた時、二人が礼儀正しかったのも、オカシかったです。まだ相手が誰かも知らないのに。

二人が取っ組み合うシーンを直接見せないのがクール。かなり格闘しあったことは、依子の部屋の惨状であらわしていました。
巧の方が一方的にやられたような気がします。袖の破れたサンタの衣裳としおしおになった巧が不憫(笑

父が帰った後に巧を部屋に入れる依子。
巧はパーティーの時に言いすぎたことを謝ります。
しかし依子は、人の心がない、と関連性のない不特定多数の人たちから言われる、ということは恐らくそうなのでしょう、と淡々と応じます。

「そんなことはない、人の心がない人間なんていません。
いい加減なことを言ってすみませんでした。」

人の心がない人間なんていない。
恐らくですが、慰めを感じたからではなく、理論上正しい故に、黙り込む依子。
と、父の置いていったマッサージ器・・・本当は鷲尾のプレゼントなのですが・・・に思わず反応しました。
重度の肩こり症であるがために、マッサージ機マニアな依子なのですが、未だ納得するマッサージ機に出会っていないのです。(俊雄談)
鷲尾のマッサージ器はいい線いっていたようです。

巧が改めて渡したプレゼントは、母がこっそりすりかえて入れておいた、巧が幼い頃に送った手書きの「肩叩き券」。

留美は、料理を手伝ってくれる依子の仕草から、肩こり症を見抜いていたのです。
本当のプレゼントは、巧が大事な蔵書を売って買った、ハートのペンダントだったのですけれども、もしそれを渡していたら・・・依子の反応が想像できます。巧は立ち直れなくなったかもしれません。

早速実行させられる巧。
おっと、ツボにはまったようです。鷲尾のマッサージ器よりはるかに。

少し不気味で、少し色っぽい声をあげる依子に驚きつつも、懸命にマッサージを続ける巧なのでした。

すっ飛ばしましたが、巧と俊雄が依子のアパートに忍んでいた頃、巧や依子の言葉が響いた依子は、父にプレゼントを届けに行っていました。
それは、父が欲しがっていた依子の部屋の合鍵。
しかし、実家で寝ていたのは、酔っ払った鷲尾だったのです。
目覚めた鷲尾は、自分へのプレゼントだと勘違いして、大喜び。
さあ、どうなる?!
.

いったい巧は面接で何を言われたのでしょうか。

今回は思わずくすっとなる小ネタを挟みつつも、中盤までは巧の挫折と依子の空気読めなさで、仄暗いトーンでしたけれども、サバサバしたあったか味のある留美の存在と、テンポの良さで、終わってみれば「バカだなぁ」っていうカラっとしたテイストをキープしていました。
伏線を生かしての、一気呵成にドタバタになだれ込んだ後半はお見事。

依子は確かに空気は読めないけれども、無防備で純粋。それが痛々しく感じました。まるで幼子のようです。
留美もそうなのでしょう、そうであって欲しいです。
小夜子の言葉は、依子の内側から出ているような気がしますが、どうなのでしょうか。

終始一貫して情けない巧が、可愛いすぎる(^^
情けないけれども、すごく打たれ強い。
自分のダメさと向き合っていて、自分の非も素直に認めることができるって大人だと思います。

今期は人間としてダメな男性たちを描いたドラマが多いので、俊雄、巧、そして鷲尾もジェントルなのに、ほっとします。

予告・・・(笑
早く次回が見たいです。

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2015年2月 5日 (木)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #03

公式サイト

谷口巧(長谷川博己)との交際終了を決めた藪下依子(杏)は、ホテルで開催されたお見合いパーティーに参加する。そこには、なぜか巧と島田宗太郎(松尾諭)も来ていたが、依子は気にせず新しい出会いを探し始める。ところが、ストレート過ぎる言動が災いし、依子は誰からも連絡先を聞き出せない。一方の巧は、宗太郎から「唯一可能性がある」と言われた会社経営者のみどり(杉本彩)に声をかける。 (公式サイトより)

お見合いパーティーでなぜか、偶然に出会う依子と巧。なぜか眼帯をかけている依子。
まず、依子の

「職業欄に嘘を書いている参加者がいないか、厳重にチェックをお願いします。」

から、笑いっぱなしでした。
セリフは概略で、ざくっと書きます。

.

3分間面談で、データの羅列に終始する依子と、ヒモ願望・・・いや、高等遊民をアピールする巧。
それぞれのやりとりのひとつひとつが可笑しかったです。
毛髪連呼はひどいよ、依子さん(笑

で、二人が面談する番になりました。
無言が続くかと思いきや

「15秒経過・・・30秒経過・・・」

碁の待ち時間かっ(笑

と、猛然と計算しだしました。
なんだ、なんだと思ったら、このお見合パーティーで出会う確率を出していたのね。
その数値を元に、低すぎる、偶然とは思えない、ストーカーじゃないですか?と問いただす依子。
もちろん否定する巧。君にストーカーするなんて、あの熱血バカ(鷲尾)の方がストーカーぐらいなものだ、と突っ込みました。

6日前、送りつけられてきた、交際終了宣言文書にあきれる、宗太郎兄妹。
4日前、この間のプロポーズでコテンパンにされても、お見合いパーティに参加しようとする巧を「それ以上の恥はない、生き方そのものが恥」とイジる母、留美。

一方、依子宅では。
9日前、すっかり結婚モードに入った依子から、お見合いパーティーに参加宣言される、俊雄。そんなに焦らなくても、と不安げですが、「あまいわ!」と娘に一喝されます。
そのためには努力をする。メイク術を研究するし、それから・・・と美容外科ものパンプレットも取り寄せていました。
さすがにそこまでしなくても、そういうのは好みだから、とさすがに止める父。今度は素直に聞き入れる依子。
豊胸手術まで考えていたのね(^^;;

結婚まっしぐらの娘の前に母の幻影登場。
「あなたは私に何一つ適わない、数学者としても、女としても。」
いつものようにチョップでふり消す依子。
が、アイライナーと油性マジックを間違ってしまいました。それで眼帯してたのね。

さて、お見合いパーティーはフリータイムに移っています。
1位、2位、3位って勝手に順位をつけて発表する、とっても失礼な依子。当然のことながら、相手にされません。
巧の方はと言えば、会社経営の年上の女性にアタックすることを、宗太郎にそののかされます。
しかし女性が結婚相手として望んでいるのは、老後をともにできる、尊敬できるパートナー。ツバメ、つまり愛人ならば可能性があるかも、と。ちなみにこれ、一般論で言ってるだけです。彼女にその気はありません。
愛は飽きられたら簡単に捨てられる、と逃げ出す巧。

なるほど、だから、単にヒモじゃだめなんだ。

1日前、依子を心配する俊雄を心配する鷲尾。でも、明日は接待ゴルフでいけない、と顔を曇らせます。
当日、ゴルフが終わった後、取り引き先の社長に気に入られている鷲尾、社長自ら姪を薦められました。確かに爽やかな好青年だものねぇ。

パーティーでは。
結構盛り上がっている会場の中で、誰にも相手にされない依子と巧。角突き合っていた二人でしたが、仕方がないから会話をはじめます。
シャンパンをぐいぐい飲む依子を心配する巧。
おっと、あの巧が心配している?!
しかし依子は、私はアルコール類に酔ったことがない、と平気な顔。
心配して損したかな、巧。

正直に言いすぎ、素を出しすぎ、と、会話が弾みはじめます。
精一杯努力している、という依子に、ヘタに自分を偽ってモテるより、素を晒して孤立している方がいいと思う、と巧。
なんだか良い感じになってきた?その流れで、聞きたいことがある、と切り出す依子。

が、そこへマンガに詳しい巧のことが気に入った少女マンガオタクが乱入します。
まんざらでもない巧。少女マンガにも詳しいです、と挙げる名前が大御所すぎる(笑

その頃、巧の家では、留美の絵画教室を手伝う佳織。
巧も子供に教えるくらいはできるのに、とこぼす留美を、仕方がない、となぐざめる佳織。
え、そうなの?

10日前。依子から送りつけられてきた書類に目を通して憤激した佳織は、依子を尋ねます。内容は、6日前に届いたものより過激なようです。
依子の部屋に上がった佳織は、頭でっかちで、全然わかってしない、と依子を一喝。幼い頃の巧のことを語りました。

子供の頃はヒーローだった。格好良くて頭が良くて、人気者だった。


そんな巧がなぜああいう風になってしまったかは、佳織にもわからない。

ただ、人の心って理屈通りにはいかない、世の中にはそういう人間もいるんだってことをわかって欲しかった、それだけ。

帰り際にお見合いパーティーのチラシを見た佳織。あのお見合いは依子が計算した通り、偶然ではなかったわけです。
佳織の言葉を受けて、依子は交際終了文書をマイルドに書き直したようです。

巧も去ってしまい、一人ベンチでお酒を飲む依子の隣に、また母の幻影が現れました。
「みじめね。理想の男をものにできるのは、ほんの一握り。」
みんな妥協して結婚する。
「あなたの場合は、あの高等遊民がいいところ。」

シュワッチっとチョップを払うと、母ではなく、いつの間にか隣に座っていた見知らぬ男に当たってしまいました。

巧はと言えば、さっきの女性と少女マンガで盛り上がっています。高等遊民という生き方も受け入れてくれそうなのですが、ネックなのは彼女が家事手伝いであること。
そこで、女性が猛アピール。
今は家事手伝いだけれども、マンガ、描いているんです、プロになりたくて。
大ヒット作が出れば、一生安泰だ、と女性の夢に、一緒になってはしゃぐ巧。持ち歩いているマンガ原稿を見せてもらいます。

どついてしまった男とバーに移動した依子。
男が心理カウンセラーだと聞いて
「ニートの人はなぜ、働かないのでしょう」
と質問。
いやいや、働かないからニートなんだって。

原稿を読んだ巧。

「正直言って、驚いた。
これでプロを目指すだって、ぬけぬけといえたものだ!」

ダメだしのオンパレードです。

「てめぇ、何様のつもりだよ、編集者でも何でもねぇのによ、ただのくそキモオタ野郎のくせによ!」

キレられてケリをいれられちゃいました。ケリはともかく、ま、当然ですな。

バーでは男が薀蓄をたれながら、依子にお酒を薦めています。
「さ、呑んで。」

たった一人の相手に逃げられて、退散しようとするも、行方不明の相方、宗太郎を探してホテル内をうろうろする巧。

そこで、正体を失ったまま、男に部屋に連れ込まれようとしている依子を発見!
思わず後をつけ、部屋に連れ込まれる瞬間を目撃してしまいました。

思わず展開にパニクる巧。宗太郎に電話するも、宗太郎は事情があって出られない。
留守電に、
「大人の男女にはよくあることなんだよね、OK、OK、僕、もう帰ります」
と、自分を言い聞かせるようなメッセージを入れて、そそくさとホテルの外へ出て行きます・・・がっ。

戻ってきました。

この間が、BGMとともに最高。

最初はホテルマンを名乗り、それで信用されないと依子の知り合いだと名乗り(これは本当だもんね)、「今すぐ開けないと警察呼ぶぞ!」と、とにかく、必死です。

やっと部屋の中に入れてもらえた巧が目にしたのは、ベッドの上で実に幸せそうに寝ている依子でした。眠り姫やん(笑
何か感じたかな?

寝てるだけ、確かに。
しかし、依子の「アルコール類に酔ったことがない」という言葉を信じている巧は、何かしただろう、とヒートアップ。
男が心理カウンセラーと聞いて、胡散臭い職業の代表例だと決めつけます。

その時、突如、寝ぼけて上半身を起こす依子。

「だから、第三月曜は、チキンカレーだっていってるでしょ、お母さん」

再びバタン。

あっけにとられる巧でしたが、テーブルの上にある、まむしドリンクの空き瓶、二本を発見して暴走。

「おいおいおいっ、やはり手篭めにする気だったなっ」(大笑)

ただの栄養ドリンクだと言っても聞く耳持たない巧の暴走っぷりにうんざりした男。

「こんなのに手を出すほど、不自由していない」

この言葉でキレた巧、思わず男を殴っちゃいました。
が、即、反撃くらって、ダウン。

気がつくと、依子がハンカチで手当てをしていました。
大丈夫、と聞く巧に、またヤヤコシイ言い方をする依子・・・ともかく、もう、お酒はほとんど抜けたのね、確かに強いわ。
巧が殴られて腫れた目を隠すために、眼帯を渡しました。

帰路。

「なぜ、私を助けたんですか?」
「映画やアニメのヒーローの主人公だったら、たいていこうするかな。」
「感謝申し上げます。」
「いいよ、バカなことしたって、後悔してるんだ。」

ゴミ箱に、連絡カードを捨てようとする二人。しかし、そのゴミ箱は、カン・ビン&ペットボトル用でした。

「捨てれませんね。」
「うん、どうしよう。」
「捨てておきましょう。」
「じゃあ、捨ててください。」

巧のカードを受け取った依子、自分のカードを所在なげに見つめています。

「藪下さんのも、僕が捨てておきましょうか。」
「捨てておいてください。」
「捨てておきます。」

 

「僕に聞きたいことがあるって言ってけど。」
「いいです。」
「聞きなよ。」
「あなたに何があったのか、どうして・・・高等遊民、になったのか。」

 

「おしえない。」
「やっぱり。」

.

紙面の都合上(汗)、宗太郎のシーン全てと、鷲尾のエピを端折りましたが、宗太郎はともかく(笑)、鷲尾のは重要な伏線でした。

社長の姪に好きなタイプを聞かれて、真面目で一生懸命で・・・と答えるうちに、誰かの顔が浮かんできた鷲尾。
自分の気持ちに気がつき、そのことを自分に好意を寄せてくれている姪に、爽やかに伝える鷲尾。
受け止めた姪も爽やかで、灰汁の強い主人公たちとのコントラストが効いていました。ともかく画面はね(^^;;
そうそう、SM女性はマナちゃんだったのね。全然気がつきませんでした。

お見合いパーティーを通して、二人の変人ぷりが存分に描かれていました。
今回は変人なところだけでなく、まるでマネキンのように抱きかかえられ、危機も知らずにすやすやと眠る依子の可愛らしさと、情けなさはそのままに、大活躍する巧の姿がステキに見えてきました。

ラストの「高等遊民」と言った時の、ほんの少し言いよどみ方など、杏さん、うまいです。
そして、前かがみでホテルに戻るハセヒロ(笑

前回のダンスがMAXかも知れないと思っていたら、ほとんどホテルを舞台にした、スピード感あふれる正統派なドタバタコメディーで超えてきました。しかもちゃんと、ちょっと胸キュンなラブコメになっている。

お見事です。

「おしえない」「やっぱり」。
簡単なセリフなんだけれども、とても魅力的。
特に「おしえない」は反則だわ(^^

さてさて、二人の間は少しは縮まったようですが、まだまだ山あり谷あり。
佳織や鷲尾の気持ちも気になります。

ほんと、次回が楽しみ(^^

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2015年1月29日 (木)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #02

公式サイト

藪下依子(杏)は、たった一度のデートで谷口巧(長谷川博己)との結婚を決めたが、困惑する父親の藪下俊雄(松重豊)を思いやり、二度目のデートを決行することに。前回の反省を踏まえ、「楽しむこと」を目的に掲げた二人はテーマパークを訪れるも、家族連れやカップルで賑わう雰囲気に巧が拒否反応を示す。しかし、俊雄に納得してもらうため、と奮起し、人混みの中へ。それでもどうしていいかわからず、二人はいかにも楽しそうにはしゃいでいたカップルの行動をマネすることにする。(公式サイトより)

ざっくり書きます。(でも、長いです;;)

待ち合わせのカフェにて。
巧が無造作に置く調味料を、無意識に整頓しなおす依子。
そんな依子の癖を、初めてのデートの時は気にしていた巧ですが、今回はプロポーズ大作戦で頭が一杯なのか、すでに慣れちゃったのか。ちぐはぐでありながら息が合ってそうにも見える二人(笑

でもって遊園地で遭難しかける巧、気丈に救助する依子(大笑

それこそ図書館か映画館にすればよかったのに。遊園地の楽しげなゲートが地獄門のように見えたのも可笑しかったです。
しかし、巧は踏ん張ります、寄生先を得るために。

ジェットコースターの待ち時間に、お手本にしたカップルの真似をして"あっち向いてホイ"を始める二人。

弱い(大笑
弱すぎるハセヒロが可愛い(大々笑

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さて、父、俊雄を安心させるために、依子がデートを申し込んだのは5日前。
今度は鷲尾抜きで・・・でも、俊雄の部下としてほっとけない鷲尾。
契約で一番大事なことは、相手のことを良く知ることだ、と依子に、巧の身辺調査を申し出ますが、必要なことは本人から直接聞く、と断わられます。
それでも調査を始める鷲尾。ついに、というか割と簡単に(笑)、巧の真実の姿を突き止めたのがデートの1時間前。

一方、巧は、ニート・・・いや高等遊民であることを隠していることを、母、留美に突っ込まれています。
寄生しようとしているニートと結婚する女性なんかいない、と言う留美に、依子のことをそんなありふれた女だと思わないで欲しい、と反論する巧。
今度のデートで、本当のことを全て打ち明ける。依子なら受け入れてくれるはず・・・って都合がいいですな。
男の永久就職があってもいいじゃないか・・・間違ってはいませんが、同意があってのことですから。

宗太郎兄妹に相談したところ、プロポーズを焚き付けられます。
「女とは、一度恋に落ちたら我を忘れる生き物だ。」
あはは(虚笑

しかし、経験値の全くない巧は、すっかりその気になってしまい、プロポーズ作戦を成功させる軍資金として、母に百万円の借金を申し込みます。
多いよ、多い。
でも、実際に借りれたのは10万円でした。それでも多いです。困った息子だなあ(^^;;
その資金で、街の宝石店で12万円の指輪を買う巧は、宗太郎からダンスのレッスンを受ける・・・ダンス?!

こうしてこぎつけたデートでしたが、ヘタレっぷりは披露できたものの(笑)、ついに真実を打ち明けれないまま、終了。
延長を求め、指輪を渡してプロポーズ、そして本当のことを打ち明けようとした時に・・・「ちょっと待った」と鷲尾参上。
全て晒されてしまいました。

出版社勤務が嘘どころか、一度も働いたことがなく、母から生活をせびり取って引きこもっているニートであること。
依子にプロポーズしたのは、体の調子が悪くなった母を見捨てて、次に寄生する相手を求めてのこと。

多少の悪あがきはしましたが、鷲尾の話を認めた上で「ニートではない、高等遊民。引きこもりだから、お金を使わない。」と開き直る巧。

いきなりの、それも初めてのプロポーズから急転直下、巧の本当の姿が暴露されるという怒涛の展開の中、「健康なのですね?」と無表情に尋ねる依子。
健康です、と巧。
ならばなぜ働かないのか。
「働かないんです」
何か資格を目指しているわけでもなく、将来に夢があるわけでもなく。
ただただ、家で読書して映画や音楽の鑑賞をしているだけ。

ニートの引きこもりじゃないかと詰る鷲尾に「お前は関係ない」と巧。
そこへ音楽が流れ、佳織の集めたダンスチームがわらわらと。

ダンサーたちをバックにプロポーズの続きというか、全部ぶっちゃける巧。

自分の生活が母の開いている美術教室からのわずかな収入で成り立っている。
実家の家も土地も抵当に入っていて、自分が相続できる資産はない。
母になにかあれば、自分の生活は破綻してしまう。
その母が最近体調不良で、カウントダウンが始まっている。
途方に暮れた自分は考えた。

「母に代わって寄生する相手を探すしかない!」

国家公務員で結婚後も働くことを望んでいる依子ならば。

「寄生するなら、もう、この人しかいない!」

踊りだす巧(悶絶w)

ダンス終了とともに、依子にひれ伏します。

「藪下さん、僕と結婚していください!」

あっけに取られる鷲尾、固唾を飲む宗太郎兄妹、フィニッシュのポーズのまま止まっている、止まらされているダンスチームのみなさん・・・

依子は無表情のまま、おもむろに口を開きます。

「お断りします。理解はできますが、認められません。」

考え方が根本的に間違っている、「社会のシステムエラー」「軽蔑します」と言い切ります。
はじめは巧をフォローしようとしていた宗太郎兄妹でしたが、「働けばいい」という鷲尾の正論すぎる正論には、「まあね・・・」とうなずくしかありません。

ヤケクソになった巧。
お前たちの言うことは理屈だ、負け犬で何が悪い、人の生き方にエラーなんてない。親孝行しなくたっていいじゃなかぁっっっ

巧のあがきっぷりを静かに観察していた依子。

「本日を持って交際を終了します。」

バイクに乗って発進しようとする依子を追いかけて、なおも食い下がる巧。

「結婚できなかったら死んじゃう。」
「死んじゃえばいいと思います。」

そらそうだ。関係ないもんね。
自分の都合を押し付けられてもねえ。
お互いの利害が一致したと持ったから、契約結婚に合意したのに、今は全く一致していないから、当然破棄。

僕なら仕事を全力で支援する。
毎月、ほんの少しお小遣いをくれればいい。
出歩かないからお金もかからない。
「月に一度の散発と読書とDVD」それからたまのフィギュアがあればそれでいい。

と、まあ、粘る粘る。
しかし依子は揺らぎませんでした。
巧の生き方は否定しないし、受け入れる女性もいるだろうけれども、私には無理。

「間違いなく、父がまた悲しむから。」

依子の根本はここ。
結婚を思い立ったのも、そうでした。
だから、ニートであることは受け入れられたかもしれないけれども、目的もなく、ただただ母に寄生し、母の健康に不安になったら次の寄生先を探す、という巧の生き方は到底受け入れられないでしょう。

駐輪場でヘタる巧(笑

帰路、デートの師匠カップルが、隠しごとというか、浮気をめぐって喧嘩別れするところを目撃する依子。またひとつネガティブデータが増えたようですな。

一方、宗太郎の車の中で腑抜けになっている巧。

「死にたい・・・」

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書き漏らしましたが、依子は、亡き母(?)から、自分が導き出した理論や計算が間違っているのをなかなか認められない性格を突っ込まれていました。
受け入れられる性格だったら、数学者として、もっと上に行けてたはずだ、と。
依子にも自覚はあるようです。彼女も変われない人間なのです。

今回、寄生しようとする一念からだけれども、巧がさかんに依子を持ち上げていました。
好き、という感情はなくとも、依子の変人っぷりを認めているのね。
そういう意味では貴重な人なのですが、いかんせん「エラー」過ぎます(笑

巧のあまりなエラーっぷりには、求婚された依子が可哀想に見えちゃいました。山岳救助ファッションも可愛かったし。
そんでもって、ハセヒロのヘタレ、最高。
ダンスには、思わず飲んでたお茶を噴出してしまいました(爆

基本的になまけものな自分は、巧の全く無生産な人生設計が、ちょっと羨ましく感じはました。でも・・・お金がないから、働かなくっちゃ(^^;;
人生に目標がない、と言っていた巧。寄生元を探す、ていうのができたんじゃないでしょうかね。

ひとつひとつのシーンやシチュエーションに、常に視聴者の半歩先を行く展開が待ち受けていて、目が離せません。緩急のついたキレのいい演出、編集、BGMも絶好調。
キャストの皆さんが楽しんでいるように見えました。セリフが多いから大変だろうけれども。

さて、これからどうなるのでしょうか?
楽しみです(^^

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