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カテゴリー「□問題のあるレストラン」の10件の記事

2015年3月21日 (土)

問題のあるレストラン #10 最終回

公式サイト

たま子(真木よう子)たちの店『ビストロ フー』は、今日も大勢の客でにぎわっていた。海外転勤を前に恋人にプロポーズしようとしている常連客、結実(二階堂ふみ)の元同級生で東大卒であることをひけらかす女性、鏡子(臼田あさ美)の息子・洋武(庵原匠悟)の初恋相手だという女の子もいた。店には、予約の電話もひっきりなしにかかっていた。だが、何故かたま子は翌日以降の予約を受けなかった。(公式サイトより)

店をクビになった門司と店が休業になって暇になった大智が「ビストロ フー」に賄いの差し入れに訪れました。

オムレツ対決をする門司と千佳。

門司を応援する大智を見て「悪い人には見えないけど」というハイジに「悪い子じゃないんです、私と一緒で、ちょっとだけバカで。」と藍里。
「男のバカは調教すればなおる子もいる。」と奈々美。

洗い場で二人きりになる結実と大智。あやまり続ける大智に結実は。

「私、もう、あの時の気持ちは星野さんにはないです。
あの日の前の気持ちも、あの日の後の気持ちも、もうなくて。今はただ、年が同じくらいで、同じように、毎日皿を洗っている人でって感じで。
私、好きな人には無責任に頑張ってとか言えないんですけど、星野さんには普通に言えます、そんな感じです。

頑張ってくださいね。」

「はい。」

故郷の方言で故郷の山羊の話をして結実を笑わせ、嬉しそうな大智。

この二人、今後どうなるかはわかりませんが、友人としても、結実がイニシアチブをとりそうです。

一方「ビストロ フー」がスプーン事件でピンチなことを聞いた門司。
たま子に一緒に店をやろう、と誘うも、それだったらうちのシェフにオムレツの作り方、教えてやって、かわされて。

「教えたら、海、行く?」

なんていうワンコっぷり。
たま子に言われた通りさっそく千佳に声をかけます。

「おい、シェフ、そのフライパンじゃだめだ。俺のフライパン、やるよ。」と二人して休業中のシンフォニックに忍びこみます。千佳、嬉しそう。

しかしガランとした店の中には、セクハラ問題でリストラされた雨木が、幼い息子とともに潜んでいました。

自分を責める世の中を呪詛する雨木の様子をそっとうかがう千佳と門司。

「俺は親父に何もしてもらったこと、ねえよ。クソが・・・ごめんごめん、パパ、可哀想だろ。」

息子に呪いの言葉を吐く雨木。

「いつかお前がパパの仇をとってくれ。こんな嫌な世の中に復讐してくれ。」

雨木が外に出て行ったすきに、弟の手を取って逃げようとするも、思いとどまる千佳。

「あたしは君に、何もしてあげれません。
そのかわりに、私が教わったことがあるので、それを教えます。

みっつあります。
人に優しくすると、自分に優しくなります。
人のことがわかると、自分のことがわかります。
人の笑顔が好きになると、自分も笑顔になります。

自分は自分で作るの。
じゃあね。
大人になったらまた会おうね。」

恐らく自分と同じように父、雨木から、母親ごと見捨てられるであろう幼い異母弟に、千佳が掛けた言葉、雨木の呪いを解く言葉です。
そんな千佳を見守る門司。

パワハラを受けた土田が変化するのはともかく、出世競争から脱落した西脇までがコソっと(汗)、マイナーチェンジする中、雨木一人が最後まで「クソ」な男だったのが、このドラマをうさん臭さから救ったように思います。

ついに閉店していまった晩、飲み明かすメンバーたち。
じゃれ合いが楽しかったです。

門司さん、田中さんのこと、大好きじゃないですかぁ、という藍里、門司のこと好きなの、嫌いなの?と問うハイジ。

「好きだけど、何の進展もないからご心配なく。
つき合っても上手くいかないです。
好きだからぁ、いろいろ気になっちゃうんです。
好きじゃなかったら、あんなに色々腹が立たないです。」

「だだったらぁ、彼を変えればいいんじゃないですか?」と藍里。

「それが、一番嫌なの。
私と一緒にいたら、門司君の良いところがなくなっちゃうの。
ここは、違うよね、ていうところが変わったら、ここは良いよね、っていうところまで変わっちゃうの。」

「ずいぶんと深い川が流れているね」奈々美。

「きっと、丁度彼と会う人がいて、丁度良い関係を作れる人がいるの。
あたしじゃないんです。」

「なんだか切なくなってきちゃったわ。」ハイジ。

「大丈夫です、わたし、あきらめていませんから。わたしは、わたしと会う人が、いつか、見つかるんです。」

いや、切ないのは門司でしょう(大汗

門司はどんどん成長していってる。
その成長を、自分が変えたと言い切り、しかもそれが嫌っていうたま子って・・・気持ちはわからないでもないけれども、傍目からみたら随分と自信過剰というか、”オレ様”な人です。

スカーフの色の通りのレッドだったたま子。存在そのものはシリーズの柱なんだけれども、一個人としては、あまりに正義すぎて、共鳴できる隙がない・・・現実の戦隊シリーズのレッドキャラは多種多様なのですけれども、坂元さんの「レッド」イメージはそういうことだったと言うことで。
門司は、人の心がわかるにつれ、だんだん人間の味方になってしまうモンスター、かも。

なぁんていう例え話はともかく、門司の変化を否定する、自身は成長というか変化することのないたま子に、最後の最後まで共感できなかったのが致命的でした。ワンコ門司を振り回して・・・一番悪女な気がする。
土田の、たま子を敬遠する気持ちの方に共感しちゃいました。

門司をリスペクトする千佳の姿が思わせぶりに描かれていましたが、たま子を追う門司、という関係は変わらないだろうから、千佳のためにも門司への思いは、単なるリスペクトだと思いたいです。

鏡子の親権争いは、ドラマ内では決着がつきませんでした。しかし鏡子にまだ経済力がないことと、夫が折れたのか、お泊まりが割と自由そうなことで、幸せな環境なのかもしれません。

たま子の借金は別にして、という利益が少なすぎ、とか、スプーン問題の仲裁、もっと言えば鏡子の親権問題も奈々美の領域じゃないのかな、とか、色々突っ込みどころはありましたけれども、一番は多く突っ込んだのはたま子のキャラに対してでした(滝汗

単なる成功かつ成長物語にするのではなく、女性が成功するためには超えなければいけない壁としてハラスメント問題を入れてきたのはいいのだけれども、うまく融合しきれてなかったですし、極めて映像的というか映画的なパートと、ストーリーテラーな部分が分離したままで終わってしまった気がします。

映像的な部分、つまり三人娘たちの存在感があまりにも大きかったためかもしれません。

それぞれにコンプレックスを抱え、痛い目に会いながらも少しづつ進んでいく姿には、演出や映像を含めて、惹きつけられました。

戦闘的だけれども、弱い人間には人一倍敏感で優しい千佳、プライドは高いけれどもとっても素直な結実、そして自分のお馬鹿さをポジティブに受け入れることができる藍里。

キャスティングバランスも良かったです。二階堂さんの存在感が凄いことは予想していましたが、松岡さん、高畑さんも素晴らしかった。

お守役のハイジとおばかな大智を含めての、三人娘中心の物語がもっと見たかったです。

あと、恋バナ的展開は期待していなかったとは言え、たま子にはもう少し素直な恋愛観を持たして欲しかったです。でないと門司が可哀想すぎる(^^;;

300日後、挫けないたま子に呼び出された皆と、サーフィンをしているごちそうさん親子(汗)・・・ワンコな門司と大智が再会するラストが、シュールさもコミカルさ加減も、落としどころとして、なんとも微妙というか中途半端。

さらに、そのあとのエンドロールが、きゃりーぱみゅぱみゅさんのPVみたいにマイナーチェンジしていたのには、ほんとうにがっかりしました。

なんでドラマ自体には全く、本当に全く関係のないきゃりー押しにしたのだろう。
群像ドラマならではのタイトルロールが見せて欲しかったです。ドラマへの思い入れをばっさり斬られてしまった気がしました。
それゆえにたま子の夢が切なく感じれはしましたけれども、そしてそれが狙いだとしても。
最後くらいは視聴者が何を見たいか、に応えて欲しかったです。
「応援ドラマ」なのだから。

随分突っ込んでしまいました。実は・・・冒頭、皆が不安そうなことや、たま子が予約を受け付けないことの理由を伏せて、ちょっとミステリーチックに進行していた部分ですが、

スプーン落下事件により、「ビストロ フー」に警察が来てから2週間、店はにぎわっているが、あれから多くの苦情が寄せられており、伊達の仲介がかなわなければこの日をもって閉店という事態に陥っていた。<中略>
たま子から事情を聞いた門司は「一緒に店をやろう」と切り出すが、たま子はそれをはぐらかし・・・・

というあらすじを「週刊TVガイド」で読んでいたので、なんかしらけてしまったのです。

筋は合ってはいるけれども、順序が違う。順序が違うって、ドラマにとっては致命的です。
なぜこんな雑な、ネタばれ的なあらすじをTV情報誌に載せたのでしょう。
脚本の仔細な変更があったのか、広報との齟齬があったのでしょうか。
ともかく興が削がれてしまったしまったのは、残念でした。

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2015年3月14日 (土)

問題のあるレストラン #9

公式サイト

たま子(真木よう子)は、奈々美(YOU)の手伝いをするため、しばらくの間、『ビストロ フー』を休むことになった。奈々美は、元社員の五月(菊池亜希子)に対するパワハラに関して、ライクダイニングサービス社長の雨木(杉本哲太)に謝罪と慰謝料の支払いを要求する通知書を送っていた。回答期限は5日間。その間、たま子は裁判になったときのために証人探しを開始する。(公式サイトより)

時間がなくっての、簡単メモです。
セリフはほとんど拾えず、感想もまとまりきらず。(大汗

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結実をいかがわしい会社に紹介してお金を受け取ったことを門司に相談する大智。結実にではなく、会社に返すようにアドバイスする門司。たま子に匂わされたことも気にしていました。
雨木に、何かあったのなら、その人にちゃんとあやまってください、償ってください、と直言します。「店はつぶれないよ」と受け流す雨木。

今回、門司の成長ぶりが目覚ましかったです。
傘泥棒の例えをちゃんと理解してたのが、すごい(汗

傘泥棒の話を聞いて、小学校の時の嫌われ者だったクラスメイト、あっくんのことを思い出したと、門司。
自分は彼の最後に残ったたった一人の友人だったのに、最後には「もう、こっちくんな」って、突き放してしまった、その翌日、父親におなかを蹴られて死んでしまった、これって傘泥棒と一緒だ。俺もあっくんのおなか、蹴っていたんだ。

ここまで傘泥棒の話を真剣に考えていたなんて。たま子は門司の変化をどう受け取っているのでしょうか。

門司の話を聞いて、雨木社長もあっくんかもしれない、誰かに蹴られ続けいるのかも、とたま子。

えっと、話を飛ばしすぎました。
今回は、内容証明を受け取った雨木の表情から始まりました。

雨木に雇われた弁護士たちが奈々美の事務所に訪れ、慰謝料を提示しつつ、ひたすら五月に土下座。

土下座って屈辱的な謝り方であるとともに、謝られる側の意思を無視した問答無用の謝り方だなあ、と改めて感じました。これ、やられたら何も言えない。

雨木と直接話がしたい五月が、弁護士の形だけの土下座に納得するわけもなく。示談を拒否、身を晒すことになる裁判に持ち込むことにします。

偶然会社の近所のそば屋で土田と出会ったたま子は、ダメ元で土田に証人になってくれるよう、頼みます。
怖いねぇ、頭のいい女は、といつもの調子の土田に。
「くだらない人と喧嘩するより、好きな人と喧嘩をするのが簡単なのは、なんでですか。
わかってない人を説得するより、わかりあえているはずの人をの方を傷つける方が簡単なのはなんでですか。」

と、たま子。好きな人、わかりあえている人とは、門司のことなのでしょうか・・・

たま子に、あなたは五月がされたことを想像できる人だ、と言われた土田は、俺の娘が同じことをされたら、俺は社長を殺す、と。しかし証人になることはうまくかわし、奈々美たちが極秘にしていた事件をマスコミにリークします。
正義感からなのか、それとも自分が受けたパワハラへの仕返しなのか、自分の出世のためなのかは、謎です。
それに「極秘」って言っても、証人探しをしているのだから、漏れるのは時間の問題でしょう。

事件のことを聞きつけた雑誌社から取材を申し込まれた五月。
たま子はもつれた糸をほぐそうと、事件のおきた会議室にで、雨木に、事件を公にしないことを条件に、五月に直接謝罪することを求めます。

同時進行で、雑誌社からの取材を受ける五月・・・え、条件は?大丈夫なの?、と思ったら、交差するシーンのラストで、五月がOKするまで記事にはしない、という約束が雑誌社との間に取り交わされていましたことが明かされました。
この約束は守られるのでしょうか?

土田、西脇、門司、大智の前で、その時の五月の気持ちがわかるか、人と人が出会う場所であるレストランという職場で働く人間なら人の気持ちがわからねば、と、たま子に詰め寄られ、神妙に謝罪する雨木。

皆が会議室を出て行ったあと、真相を知って号泣する門司。
その後、シンフォニック原宿で調理をしているところへ入ってきて煙草を吸い出した雨木が、ちょろいもんだ、と言っているのを聞いて、激怒し、殴ってしまいます。
ドラマ的にですが、雨木が悪役を貫いてくれて、ほっとしました(汗

さて、たま子から店を任された三人娘とハイジ。仕入れから接客まで失敗続き、ついにハイジがギックリ腰になるにおよんで休業してしまいます。
しかし結実と藍里が台無しにした時の客、伊達からの予約が入り、汚名挽回、と一気にやる気になりました。

あくる日、裁判途中だけれどもお泊まりの日である鏡子親子と、雨木の謝罪を本気と受け取ったたま子が戻ってきて、店は活気づきます。

夜になって来店した伊達は、結実の接客の上達具合、そして藍里も働いていることに目を細め、大満足して帰っていきました。
こうしてまた一つ山を超えたかのように見える「ビストロ フー」でしたが、客のスプーンが落下して・・・

落下防止策をとっていなかったのは、申し開きできませんねえ。
雨木も全く反省していませんし。

かつては嫌な奴だった門司、今やヒロインです。それはそれでいいんですけれども、成長したというより、キャラそのものが変わってきたような気がする(汗
たま子への態度の変化は、守るものを持ったたま子が強くなったため、とも、とれますけれども。

三人娘+ハイジのシーンは安定の面白さでした。このテーストで全部描いて欲しかったです。でも、それだと坂元さんの描きたいドラマにはならないのね(_ _);;

次回、最終回。
五月の事件・・・雨木に人の言葉が通じることはあるのでしょうか。
たま子と門司が一緒にお店をやることはないでしょう。それを超えるパートナーになるのかどうか。
結実と大智は・・・大智があまりにおバカすぎることを結実がどう受け止めるか。

いずれにしても坂元さんですから、恋愛エピは、まるっとハッピーエンドにはしない気がしますし、それを期待してはいません。苦くってもいいんですが・・・門司にはこれ以上、ダメージを食らって欲しくないなあ、だって捨てられた子犬みたになってきたんだもの(^^;;

ともかく。
「ビストロ フー」は存続して欲しいです。

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2015年3月 7日 (土)

問題のあるレストラン #8

公式サイト

たま子(真木よう子)たちの店『ビストロ フー』に、五月(菊池亜希子)がやってきた。五月は、恋人の高村新(風間俊介)と一緒だった。雨木(杉本哲太)による屈辱的なパワハラのせいで会社を辞め、福井の実家に戻っていた五月は、東京の旅行代理店に勤務し、北陸新幹線の開業に合わせたツアーの視察できていた高村と知り合ったのだという。高村は五月にプロポーズしていたが、五月はまだ返事をしていないらしい。(公式サイトより)

五月のエピとたま子と門司のシーンを感想少なめでつらつらっと書き出します。例によってセリフは概略です。

死んだ父のレストランは親戚が経営しており、今はそこで5時までバイトし、司書を目指していると五月。五月に会うために32回も東京ー福井を往復している高村とは仲睦まじそうなのですが。
「彼に会社を辞めた理由、知られたくないの。」
「それってプロポーズに応えていない理由となんか関係があるの?」
「それしかないよ。」
そこへ静電気バチバチなアニマルセーターをきた五月の母、静子がやってきます。

一方、土田がシンフォニック原宿を外されたことを聞いた門司。
今まで唯我独尊だったのが、厨房の部下たちに料理の味見をしてもらって意見を取り入れ、大智にランチのサラダを任せます。

「みんなで力を合わせて頑張ろうぜ」

びっくりする料理人たち。
「ビストロ フー」に行ったことが門司に変化をもたらしたみたい。

店の前で出会うたま子と門司。

「悪かったな。こないだ、急に行って急に帰って。」
「あ、いや、全然。」
「うまかったよ。
俺は自分の腕に自信があるし、食材でも勝ってた。
でも、どれだけ料理が好きかで負けてた。
美味しかったし、悔しかったよ。」
「あぁ、そうなんだ。へぇ〜。」
「でも負けっぱなしじゃないよ。絶対に立て直すから。」
「門司くんが?」
「今は負けてる。でも最終的に勝つのは、負けながら前に進んだ奴だから。」
「うちも前に進みますよ。」
「これからが二回戦目だからな。」
「はい。」
別れ際。
「寒がりのくせによくあんな所で店やるよな。」
「猫舌のくせによくシェフやってるよな。」

明くる日は店の定休日、静子の東京見物につき合わされるたま子と鏡子。
事件があった時、泣きながら電話してきた五月に騒ぐんじゃない、と言った静子は、女性が仕事をすることにずっと反対しています。
「もっと反対すれば良かった、もっと、もっと。」
その晩。
プロポーズを断り、別れてきたことを静子に告げる五月に
「野良犬にかまれただけやないの。野良犬に噛まれただけやのに、いつまでも・・・」と静子。
「だって、まだ痛いんだもの。」
飛び出していこうとした五月を、高村が手作りの肉まんを手みやげとして訪れました。

「どうして来たの。言ったよね、もう会うのやめようって。」
怒る五月。
「訴訟起こそうと思っているの。前に勤めてた会社の社長を、訴えようと思っているの。」

会社を辞めた理由を話します。

「高村君と一緒に笑っているのは嘘じゃないよ。嘘じゃないけど、そうじゃない時もあった。
一緒にごはん食べてて、急に思い出して、ひとりでトイレで泣いてたこともあった。
そういうことだから。好きだけど、高村君とは結婚できません。ご了承ください。ごめん。」
肉まんを食べ始める二人。
「あのさぁ、すぐ籍入れよう。一日もはやく。結婚しよう。
二人で分けよう。
今は僕と五月の、二人のことだから。
その時僕はそばにいなくて、助けられなかったけど、今は二人で分けることができると思う。
僕に半分ください。
訴訟も一緒にしよう。裁判所には一緒に行って、二人でその時間を過ごして、一緒に帰ろう。
帰り道には、何かおいしいものをたべよう。
五月に出会えて良かった。」

肉まん半分を渡す高村。
うれし泣きする五月、もらい泣きするたま子。
しかし、その様子を立ち聞きしていた静子は訴訟に反対します。

「女が仕事したって、ろくなことにならないのに。
会社っていうのは、男の人たちの場所だもん。」
最近はそうでもない、うちの会社も半分は女性だ、と言う高村に
「その人たちは出世できるの?」
「確かに。管理職となると、男がぐっと増えますけれど。」
「あんたたちがどう思うと、世間が思っているの。女が社会で怪我をするのは、自分から道路に飛び出していくようなもんだって。
それなのに、なんでもっと、広い道に出ようとするの。そんな、傷を広げるようなもんでしょ。
訴訟なんて許さない。
あんたの、見せ物になる姿なんて、そんなの見るくらいなら、母さん、死ぬわ。」

静子は部屋に戻りました。

裁判のことはともかく。
確かに世間は依然して男社会ですけれども、仕事をするってことは経済的に自立するということ、すなわち泣き寝入りせずに済むチャンスが増えるということでもある。
社会に出ること=ハラスメントを受けるっていう考え方そものがハラスメントのような気がします。

「噛んだ方より、噛まれた方に落ち度があるって思ってんだよ。でも、お母さん、傷つけてまで、訴訟はできない。」

と、五月。
あら、諦めちゃいました。

明くる日、福井に帰る途中で店の前で電話をしている雨木を見かける静子。
店に入っていった雨木を追いかけ、「五月は女の子なんやて」と雨木の胸をたたき出しますが、雨木に振り払われて、床に転んでしまいました。
今度は騒ぎを無視せず、駆けつけた門司。
静子を助け起こすだけでなく、たま子の部屋までおぶってくれました。

門司が去って、部屋に横たわる静子。

「裁判やって、争ったって傷つくだけよ。違う?」

「五月は、おばちゃんの娘。五月は、おばちゃんのことが大好き。
でも、五月とおばちゃんは、別の人だよ。
今は、五月がしたいようにさせてあげるべきだと思う。」たま子。
「それが、争うことなの?」

「逆だと思う。五月は人を憎んだりして生きていくのが、嫌なんだと思う。
許せないって思う自分が許せない。
忘れたいって思うから、忘れられない。
苦しんじゃいけないって思うから苦しい。
消えてしまえばいいのにって思えば思うほど、自分自身が消えたくなる。
このまんまじゃ、五月は、そういう思いを一生抱えたまま生きていくことになる。
争う為に裁判をするんじゃないんだと思う。
五月は、そういう思いを捨てにいくんだと思うよ。
今、五月が、心からしたいことは、きっと、心から笑うことだと思う。」

枕元にたま子が置いていった五月の料理日記を読んで、”その日”が五月の誕生日だったことを知り、むせび泣く静子。
五月の生き方を受け入れてくれました。

五月と高村はたま子ともに奈々美の事務所を訪れ、奈々美から説明を受けます。

事件が1年以上前であること、映像や音声の証拠がないこともあって刑事告訴は難しく、損害賠償を請求する民事訴訟となる。
まず内容証明を送り、先方が応じなければ、裁判になる。
裁判になれば、五月は法廷に立つことになる。

「会議室で、あなたに何があったのか、お話していただくことになります。」
「はい。」

五月と高村が帰った後、二人には言わなかったけれども、と奈々美。

提訴することになったら、裁判の勝ち負けとは別に、もう一つの効果がある。
それはダイニングサービスに対する社会的制裁。
この裁判が公になれば、社長も会社も世間からバッシング受けるだろうし、いくつかのお店は潰れると思う。

事務所からの帰り、たま子は店の前で仕入れ帰りの門司と出会います。
門司は仕入れてきた天然のヒラメを嬉しそうに披露する門司。

「良い業者、見つけたんだ。絶対に教えないけどな。
見てろよ。絶対にまた抜き返すから。」

無邪気な門司の横顔を見ていたたま子。

「今、時間あるかな。」
「うん。」

「雨木社長は、私の友だちに酷いことをしました。人としての尊厳を奪うような。女性として耐えられないような、辛いこと。
わかる?
そのことで、彼女は訴訟を起こすことを決めたの。
で、こっからは私個人の正直な気持ちなんだけど、門司君にはもっと別のふさわしい店があると思う。
もっと正直に言うと、辞めてくれればいいのにって思ってる。」
「ちょっと聞きたいんだけど、その裁判とうちの店は関係あるのか。もし、裁判で会社が負けたりしたら・・・」

「負けなくてもあるよ。お店がダメになることがある。」

「店は関係ないだろう。」

「シンフォニックは雨木社長が経営している店だよ。」

「その友だちに酷いことしたのは、その社長とか、その一部の人間がしたことだろ。」

「一部の人間がしたことは、門司君には関係ないの?」

「俺はしてない。俺は何もしてない。なんで辞めなきゃいけないんだ。なんでそんな勝手なこと言うんだ。」

「・・・そう。」
「そうってなんだよ。」
「わかったってこと。」
「何がわかったんだ。」

「私ね、好きな人ってあんまりできないんだよ。あんまり好きにならないの。
そう簡単に男の人を好きにならないの。
でも、そのぶん、一度好きになったら、そう簡単に好きじゃなくならない。
中々好きじゃなくならないの。ずっと変わってないの。
だからわかる。
あなたとは、ダメなんだって。
まっすぐな線とまっすぐな線て、一度重なったら、後はもう、ずうっと離れていくだけでしょ。
そういう二人だっただと思う。」

以上、ふぅ。
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初めて女性をパートナーとして扱う男性、高村が登場したのですけれども、ここまでのテーストと違いすぎて、特に告白のシーンのストレートさに違和感を持ってしまいました。
流れ的にはここでひねりを入れるわけにはいけないのでしょうけれども。

流れ、つまり五月のエピそのものが結実、藍里、千佳のエピの濃密度と比べて雑で、話を進めるためのパーツのように感じてしまったのです。
ハラスメントの被害者である五月は、なるべく普通の人として描きたかったのはわかるのですが・・・
恋人と別れてまで自分をさらす訴訟を起こそうと思いつめており、静子が訴訟を起こすことに反対することはわかっているのに、いざ反対されるとすぐに諦めてしまう、という構成はいかがなものなのでしょう。
あと料理日記というアイテムはあったにせよ、たま子の言葉で母娘の断絶を埋めてしまう、というのも、お約束とは言え、お手軽な感じがしました。

門司は大分変化してきました。
先週のわかりにくーい例え話を良く理解できたなぁ(汗
理解したというより、感じ取った、ということでしょう。それだけたま子の話を真剣に聞いているってことです。
人に興味を持ち始めた門司。今やたま子の言うことを、生まれたての子鹿のように聞いています。
なのにたま子ったら相変わらず遠回しな言い方で「わかる?」って(汗
そしてまっすぐな線・・・わかったような、わからないような例え話でふられてしまった門司が可哀想に思えました。
似た者同士で交わらないだろうということと、会社のしたことと自分は関係ないと言い切ったのが許せない、ということはわかるのですが、門司も成長しているというか、歩みよろうとしているのになあ、と。
もう少し長い目で見て欲しい気がしましたが、それじゃあ恋人というより母親ですな。それはそれで愛情の形のひとつだと思うのですけれども、そういう関係を少なくとも今のたま子は望んでいないのね。

門司と門司の頬に手を置くたま子の映像は奇麗でした。
この二人、このままで終わるとは思えません。どうなるのかな?

平行して進んだハイジの弟の結婚式の話は、ハイジと弟の会話を真剣に見つめていたり、ケーキ作りを手伝ったりする三人娘が楽しかったです。

弟のために最高のウエディングケーキを作ってあげたい、よろしくお願いしますと頭を下げるハイジに
「よっしゃ、やるか」千佳。
「今回は原価率、無視してもらっていいですよ」結実。
「あたし、生まれてはじめて人の結婚式、祝えそうです」藍里。
ケーキに飾る飴細工を作れば
「叫び」結実、「プリクラで撮った足」藍里、「ノーモア映画泥棒」千佳(笑

ウェンディングケーキ、藍里にケーキを投げつけた結実のエピが頭をよぎって心配だったのですけれども、無事に祝いの席に出されてほっとしました。

さて、内容証明の通知書を受け取った雨木。
どんな手で反撃してくるのでしょうか。

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2015年2月28日 (土)

問題のあるレストラン #7

公式サイト

藍里は、仕事中も一方的にしゃべり続けていたが、誰よりもよく動き、客ともすぐに打ち解けた。それを見たたま子やハイジ(安田顕)は、藍里は『ビストロ フー』の戦力になると認める。1週間連続で黒字を記録するなど着実に客を増やしてきたたま子たちは、このチャンスをものにしようと動画サイトにレシピも公開する。
<中略>
フーとは対照的に、『シンフォニック表参道』は客足が落ちていた。本社から新しいメニューを押し付けられた門司(東出昌大)は不満を隠せない。
ある日、ランチタイムを終えた千佳は、母親の奏子(堀内敬子)と再会する。奏子は、宇宙ロケットの開発をしているという恋人の寺川草輔(菅原大吉)と一緒だった。寺川の仕事の都合で北海道に引っ越すことになった奏子は、一緒に暮そう、と千佳に持ちかけるが…。 (公式サイトより)

ざっくり書きます。最後の方はちょっと疲れてました(汗
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冒頭、剣道の試合でたま子から一本取られる門司・・・の夢で始まった今回は、今までとは違ったテーストでした。
今までのようなエゲツないセクハラ、モラハラ、パワハラのシーンが少なかったためでしょう。

「ビストロ フー」に似つかわしいフレンドリーな接客、デザインのすっきりとしたクーポン券の作成・配布、動画でのアピール。
ホールスタッフとしての腕が抜群な上、アイデアも豊富、実行力もある、という、今まで「ビストロ フー」に欠けていたものを全て持っている藍里。
メンバーは、際限なく続く自分自慢のおしゃべりにうんざりするも、仲間として受け入れます。
たま子の言ったように藍里のテンションの高さは、新しい環境への緊張感からでしょう。
でも、その水を得たような働きぶりは気持ちよかったです。きっと今まで考えていたことなんだろうな。
「恋愛依存症」とか「同性に嫌われる体質」と言っていたのは、自分の能力を生かせる場所・・・職場だけでなく、家庭にも・・・に、あまりにも恵まれていなかったための逃げ向上だった。
ま、確かに同性からすごく好かれるタイプじゃないけれども(笑)、能力の高さで、見る目のある人々からはきっと認められるはず。
今後、またダメ男を好きになっても、卑屈にはならないで欲しいです。

一方、母から一緒に住もうと誘われた千佳。
宇宙ロケットを開発しているという再婚相手、テラさんも良い人で、嬉しそう。
「ビストロ フー」の厨房に戻った時に、お鍋に向かって「ただいま」と言うのが印象に残りました。

さて。
藍里の活躍もあって黒字が続き、チャンスの神の前髪を掴まなければ、と張り切るたま子は、幻のベーコンを仕入れに、千佳、結実とともに生産者のもとへ。
しかし、そこで同じくベーコンを仕入れに来た門司と、大智、西脇ら「シンフォニック原宿」の面々と鉢合わせします。

転んだ結実を助けようとした大智ですが、拒否されました。
切なそうな、本当に悪いことしたと思ってるような表情で走り去る結実を見詰めていましたが、どうなんでしょうか。

ベーコンは手作りなので手一杯。ただ、廃業した店の分1件だけ空きがある。なので、持ち帰って試食を作ってもらって、どちらかの店を選びたい、と社長に言われた両店。

「勝てる気しかしねえんだけど」と挑発する門司に「同じです」とたま子。
「じゃ、負けたらお前のこと、あきらめるわ。」

ポトフの味にプロポーズを賭けたことといい、門司のたま子への思い=料理への思いなのでしょう。
だとしたら、例え負けても諦められるわけがないと思うのですが・・・というか、先週から急に門司が積極的になってきました。

一方、車に乗り窓を閉めた結実に、窓を開けさせ、話しかける大智。
「俺、彼女と別れた。」
「で?」
「もう一回ちゃんと話したい。」

何度もごめんな、を繰り返す大智。
「何回もあやまらなくっていいです。怒ってませんし。
どうでも良くなっただけです。」

こちらも軌道修正中。どうなるのでしょうかね。

さて、ベーコン料理対決に挑む千佳に、勝ち負けとか気にしないで、と声援を送るたま子たちでしたが。

「これ、負けたら、店、辞める、ぐらい的な感じでいるんで。」

「たかがベーコンだよ」

「門司さんのポトフ、食べたことあります?
食べて、あ、これ、本物だと思いました。
あの時。あの時、食べていなかったら、私、ここ、いなかったんで。
あの人のは本物です。」

「千佳ちゃんのポトフは美味しいよ。」

「私は素人だし、あたしのポトフは暴れてる。」

「それが千佳ちゃんの料理の個性だよ。」
「千佳ちゃんの料理を楽しんで作ればいい。」

「私、料理、楽しかったことないす。つらくていいんです。
つらい方が良い料理、できるんす・・・いや、辞めたいわけじゃないっすよ。
だから、ベーコンなんすけど、言ってもやっぱり勝ちたいんで。そういうふうでいるんで。
一人でいればいるほど、あたし、多分、良いシェフになります。

簡単に言うと、放っておいてください。がんばります。お願いします。」

文字にすると回りくどさが際立ちます(^^;;

料理をしていると、自分を省みない母との思い出が蘇るから。そういうことはメンバーは知りません。
なので、簡単に一人にさせて欲しい、と言ってしまえばいいし、今までならそうしたでしょうが、今は、つらい方が良い料理ができる、とまで言える距離になった、とも思えました。

ともかく、門司のポトフを食べた時の沈黙の意味は明かされました。
ではその前、鏡子の料理を食べた時は・・・(汗

試食本番を迎えて。
社長が選んだのは・・・「ビストロ フー」でした。
大喜びするたま子と千佳。がっかりして帰る門司たち。
しかし、たま子たちは
「正直言ってシンフォニックの方が若干上かな、と思ったんですけどね。お二人とも美人ですし、女性に使っていただいた方が、こっちも張り合いがでる」
という社長の言葉に愕然とします。

女性蔑視でもあり、男女問わずの性差別。
社長にそういう意識は全くない、単なる気まぐれといってもいいでしょう。
しかし料理人の真剣さを全く理解していないことは確かです。
食品会社なのに。この会社、大丈夫なのかな?

「門司さんに申し訳ないでしょ、料理に申し訳がないでしょ。こんなの絶対嫌だ。」
たま子も千佳と同じ気持ち。契約を断りました。

帰りの車の中で。
「一緒に暮らしたい」母、奏子から届いたメールをそっと見る千佳。
悔しい時が上達する時、苦しい時が上達する時、やめないで、と励ますたま子に。

「違うよ。ごめんなさい、違います。
負けたらやめるっていうのは嘘です。
辞めたいのは、諦めが足りないからです。
諦めたのに、期待しちゃうからです。
あたしの諦める気持ち、がんばれ、あたしの絶望する気持ち、がんばれって。
でも期待するの、止められないんです。
それが、それが苦しいだけです。

今日、厨房に立てないです。」

「ビストロ フー」にいったん戻った千佳。
母に会いに出かけようとした時、「ビストロ フー」にやってきた門司と階段で出会います。
今日は仕事じゃないのか、と尋ねる門司に「やめるんだよ」といったんは答えた千佳でしたが。

「どうしたら、あんな料理作れるんすか。」

「別に、普通だろ。真面目につくっているだけだけど。」

客足がすっかり遠のいた「シンフォニック原宿」と比べて、家族的な雰囲気で大入り満員の「ビストロ フー」の店内を見て「何をしたんだ、何をしたらこうなった」と、カウンターに座った門司。

「ポトフでいいですか?」たま子。

今日は千佳に変わって鏡子がシェフを務めているから、ぼろくそに言われそう。
と、思ったら千佳が戻ってきました。

「わがままなシェフだね。」門司
「どこのシェフもそうみたいで」たま子(笑

門司は一言も残さずに、しかしスープまでしっかり平らげて去りました。
空になったお皿をたま子から見せられて、喜ぶ千佳。
母に「ごめん、行けなくなった」とメールを打ちました。

「シンフォニック原宿」に戻った門司。店の責任者である土田に
「客、取られてんだよ。客は取るより、取り返す方が難しい。」

今の「シンフォニック原宿」には藍里も、嫌な奴だったけれども、できるホール担当だった池辺もいないのです。
そのことを、味さえ良ければあとはどうでもよし、とする門司が理解できるのかどうか。

一方、「ビストロ フー」では夜営業までの休みの時間に、結実の指導の下、一同そろって動線の再点検がされていました。
一番不器用なあんたが言うか、ってところですが(笑)、一番不器用だからこそ、見えてくるものがある。
素直に結実の指導に従う皆をニヤニヤしながら見ている千佳。

夜になって。
千佳の母が店にやってきました。

「お母さんにごはん作ってあげられるなんて、最高じゃん。」
「そうっすか。」
「最高の親孝行だよ。」
「そうっすね。」

過去を知らない仲間たちの励まし。
少し前なら、絶対に受け入れられなかった言葉に、ニコニコと答える千佳。

そこへたま子。

「オーダー、ないです。お母さん、持込です。
千佳ちゃんとみなさんで食べてくださいって、お弁当作ってきてくれました。」

驚く千佳。厨房を出て、母と会います。

「ごめんね、ごめんね。行けなくて。」

北海道にも行けない。
母に語りかける時の千佳の言葉、表情は言葉は慈愛に満ちています。まるで子供に語りかけるように、ゆっくりと、優しい。

「私はここを離れられない。ここには私の厨房があるから。あてにしてくれている人たちもいるし。

だいたい、北海道、寒いし。」

「ママのこと、信じられない気持ちはわかる。
許してもらえるとは思っていない。でもあのころ千佳にあげれなかった愛情を今からでもって。」

母の手を握る千佳。

「ごめんね。ママ。
千佳はもう、子供じゃない。

本当は、千佳はママにわがままを言って甘えたり、洋服を選んでもらったり、髪の毛を三つ編みにしてもらったり、そういうのしたい。

でも、もういいの。それはもういらないの。千佳はなかったの。
大丈夫、ママ。
もう、こんなに大きくなったし。
千佳には料理があるから。料理があるから寂しくないよ。」

泣く母。
母の作ってくれたのは、それはそれは美しいお弁当。本当は子供の時に作ってもらいたかった。でも、それはもう、いい。

千佳・・・松岡さんが美しかったです。

母娘の様子を厨房から見ていたメンバー。

「まあ、なんか良かったよ。普通のこと言うけど、やっぱり諦めたら駄目なんだね。
期待したほうがいいことある。」
ハイジ。

迎えに来たテラさんと一緒に帰っていく母を見送った千佳とたま子。
千佳はたまらずたま子にしがみつき、泣きます。千佳を抱きしめるたま子。

店が終わってから。
わけもわからずこの場所に集められた、皆が初めて出会った時のことを思い出す各々。
「こんなに沢山のお客さんが来るようになるなんて、信じられなかった」ハイジ。

「私は信じてましたよ。だって、こんなところで食べるご飯、絶対おいしいですもん。
続けましょうね。続けるっていうことを信じましょうね。」
たま子。

その時雨が降ってきて、ブルーシートを掛けに行くたま子と、手伝う千佳。
「私も思い出してました。はじめて話した時のこと。」
千佳の口調が、母に話す時のように、普通の人のようになっています。
はじめてあった時、たま子が千佳に語った言葉。

「いい仕事がしたい。ただ、いい仕事がしたいんです。
どきどきしたいんです。手に汗を握って息をするのも忘れるような、そんな瞬間に出会いたい。
人生ってきっと、地位や名誉やお金じゃない。
人生は、どれだけ心が震えたかで決まると思います。」


今の千佳がたま子に言います。

「あのね、田中さん、私、今、すごく心が震えてます。
ここで、思う存分、いい仕事がしたいです。」

「うん、いい仕事しよう。」

大繁盛が続く「ビストロ フー」とは対照的に閑散とする「シンフォニック原宿」では、土田が妻と娘を呼んで、娘の誕生日を祝っていました。
そこへ雨木登場。
家族の前で、店が流行っていないことをなじられ、辱められます。

そして「ビストロ フー」には、五月が訪れていました。

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藍里の加入で、一気にサクセスストーリーへと舵がとられました。
恋バナも進展しそう?
門司も大智もベクトルは違うけれども、どっちも何かとめんどくさそう(汗

高畑さんは天性のコメディエンヌだな、と改めて思いました。
そしてハイジ以外の何者でもない、安田さんのハイジ。

今回、一番びっくりしたのはエンディングです。

POPで明るくて、まるでたま子のPVみたい・・・ひょっとして藍里が撮ってたりして(^^;;
今までこのエンディングを使わなかったのは、坂元さんとスタッフの作戦でしょう。何せ「最高の離婚」のスタッフですから。
千佳に料理への熱い思いを語らせ、期待と諦めの狭間での一人立ちを描いた今回が、逆襲へのターニングポイントとなりそうです。

ここまで、若手三人の心理を丁寧に描いていました。
比べて、主人公のたま子はシンボリックに描かれているように思います。勇気ある、やる気のある女性像の平均値みたいな感じ。門司との関係の中では個人のたま子が描かれているでしょうか、特に過去。
五月との再会で、たま子の描写に変化がおきるのかどうか?
たま子の学生時代については、鏡子も語っていません。謎のままなのです。

シンフォニック原宿も変化してます。
門司と大智が人間らしなってきて、今までハラスメントをする方だった土田がされる方に。
ターゲットは雨木一人に絞るのでしょうか。

もうあまり辛いことは起きて欲しくないのですけれども、この時点でサクセスしても絶対反撃されるだろうしなあ。裁判も関わってくるとなるとどうなるか、全く読めません。
大ラスで「ビストロ フー」は続いているのか、そこにたま子はいるのかどうか。さて?

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2015年2月21日 (土)

問題のあるレストラン #6

公式サイト

たま子(真木よう子)に会うために『ビストロ フー』にやってきた門司(東出昌大)は、持参したポトフを差し出し、「店を辞めて俺の嫁になれ」と告げる。たま子にポトフを食べるよう促した門司は、心のこもった温かい味がするかどうか尋ねた。門司は、料理に心がこもっていない、とたま子に言われたことをずっと気にしていたらしい。

同じころ、結実(二階堂ふみ)は、星野(菅田将暉)とともに、とあるタワーマンションを訪れていた。ベンチャー企業の融資の相談に乗ってもらえると、星野から紹介されたのだ。だが、そこで結実が目にしたのは、水着姿やバニーガール姿で待機している女性たちだった。しかも星野は、部屋にいた米田(加藤慶祐)という男から10万円ほど受け取ると、結実を残して帰ってしまう。(公式サイトより)

ざっくり書きます。

自分にとって、料理が全部だ。
その料理を否定する奴とは暮らせない。

たま子に認められたい一心で作ったポトフを「心のこもったあったかい料理です」と言ってもらえて、ようやく素直に・・・門司なりにですが、素直になりました。
なかば脅迫的なプロポーズは、仲直りの申し出だったようです。

「海、行くよ、今度。」と、ボソっとデートに誘いました。わかりにくっ(笑
「行かない。」でも、わかってあげたたま子。
「じゃ、また来る。」

来た時の勢いはどこへやら。憑き物が落ちたようになって帰って行きました。

その後、わざわざ弟と見せて、これからバイクツーリングで海へ行く宣言。
弟との無邪気なじゃれ合い、可愛かったです。
職人気質でお子ちゃまな門司とつき合う女性は、母親スタンスにならざる終えないでしょう。
でも、門司に避けられていた理由がわかったたま子は、まんざらでもない様子。

ハイジの恋は、一瞬にして破れてしまいました。
どちらも奈々美の元カレだったとは。

その奈々美が、厨房倉庫の奥から「魑魅魍魎」などと書かれている怪しげな箱を発掘。中には文字がぎっしりかかれたしゃもじが入っていました。
うす気味悪がる皆。
しゃもじの祟りなのか、シャワーが壊れたり、いい加減なお客からの予約が入ったりと、ゴタゴタが続く「ビストロ フー」。
責任とって、と、しゃもじの処理を命じられた奈々美、どこかに捨てた?

この、気味悪いしゃもじのエピは今回のストーリーには全く絡んでこなかったのですが、何らかの伏線になっているのかもしれないので、メモっておきます。

池辺にストーカーされた挙句に、顔を殴られた藍里はお店を休んでしまた。
休みの連絡を受けた土田に「次のバイトを探したほうがいい」と池辺。(溜息)

起業の夢が砕け散った結実が舞い戻ってきました。
人生で挫折したことはない、この店で働いてやるわっと虚勢を張るも、皆にはお見通し。結実もしおしおと素直に皿洗いを始めます。
そこへ、タワーマンションで出会った男女2組がやってきて、結実のことをからかい始めます。
どうやら、結実は融資して欲しい一心で、バニーガールの格好をしたようで。

「真面目なのが必死すぎて、逆に受けるっていうか。」

からかいには耐えていた結実でしたが、大智が結実の紹介料として10万円を受け取っていたことを聞いて、固まりました。
状況を察して憤慨する「ビストロ フー」のメンバー。
結実を部屋に引き取らせ、彼らを追い出しました。

たま子の部屋で寝ていた結実。
たま子が帰ってくると、はじめて男の人とつき合ったのはいつか、その恋はどんな風に終わったのか、尋ねました。
答えが聞きたかったわけではない、自分の気持ちを言葉にする切っ掛けとして。

「今、人生で一番、盛り上がっています。
一度も好きになってくれないまま、10万円で売られた女。」

彼がほんとにお金を受け取っていたかどうか、確かめて欲しい、とたま子に頼みます。

「もし、受け取っていたら。」

あくる朝、開店前の「シンフォニック原宿」に乗り込むたま子。
土田は、大智のしでかしたことを話し、大智に会わせてほしいというたま子を、理屈をこねて断固阻止しようとします。
うちの社員が問題を起こすはずがない。

そんな土田に、なぜ私のことが嫌いなのか不思議だったけれども、わかった、私や他の女を自分の持ち物と思ってる、だから自分の思い通りに動かないと腹立たしいのだ、とたま子。
女はすぐに傷ついて騒ぐ、と怒り出す土田。

そこへ藍里が入ってきて、池辺にストーカーされたあげく殴られたことをばらしました。
土田に、君は恋愛依存症じゃないのか、と言われて。

「いくらケーキが好きだからって、不味いケーキまでは食べられない。」
そして土田に向かって
「自分より頭の良い女の人をみつけると、怖い、で片付ける。」

騒ぎが大きくなってきたところへ、大智が出てきて、金なら使ってない、とたま子に返します。
しかし、お札はそのまま床に落ちました。はっとする大智。
たま子はお金には目もくれず、結実の伝言を伝えます。

昨晩、伝言を伝える時の結実。

プラマイゼロなんです。
お別れする時に涙が出るのは、出会った時に笑顔があったから。

「ありがとう。楽しかった。嬉しかった。好きでした。さようなら。

ー以上です。」

部屋に篭っている結実を訪ねる藍里。

「アイス、食べる?」

嬉しそうな結実。ほんと、素直な子です。藍里も鎧を全く纏ってない、纏えない結実には素直になれるのかもしれません。このシーン、ちょっとほろっときました。

さて、その晩、お店一帯が停電となりました。
「シンフォニック原宿」では「これ、今日はダメだね」と土田。早仕舞いしました。
帰っていくお客たちを、「ビストロ フー」から眺める藍里。
「ビストロ フー」は元々野外だから冷蔵庫が止まっても、照明がなくっても関係ない・・・と、帰っていくお客さんたちを14名も連れてきました。
いきなり忙しくなった「ビストロ フー」。"お客を連れてきた責任をとって"、働かされる藍里。
運びも接客も、さすがプロです。
こういう人が給仕してくれると、いろんな意味で安心できます。
自分たちが客として大事にされている、と感じさせてくれる給仕。それによって出されたお料理への信頼も増します。

バタバタした1日が終わって。
一人、後片付けをしていたたま子は門司に呼び出されました。
弟と行った浜松で買ったおみやげを「弟が持ってけって」とぶっきらぼうに渡す門司。
なんだかちょっと良い感じだったのですが、門司が今朝の「シンフォニック原宿」での騒ぎの時に厨房にいたことを知って、風向きが一変しました。

モメてたのは知っていた。途中から音楽を聴いた。

なんで?、と思わず問い詰めるたま子に、俺には関係ないからと答える門司に絶句するたま子。

「傘立てににビニール傘が並んでいるの。
最初に傘泥棒が来て、そのうちの一本を盗んでさして帰っていくの。
その後、別の人がきて、別の人がきて、傘をさして帰るの。
その人の傘じゃない。その人の傘は盗まれたあとだったから。
その次の人も気づかずに別の傘をさして帰る、その次の人も、その次も別の傘をさして帰る。
そして、最後の人はもう、一本も傘が残っていないので、傘を持ってきたのに、雨に濡れて家に帰るの。

2番目、3番目にきた人たちはわざとじゃない。
けれど、でも、やっぱり傘泥棒だと思う。
責任があるとは言わない、あやまれとはいわない。
でも、その傘がほんとに自分のものかどうか、確認すべきだったと思うの。
濡れて帰った人のことを想像すべきだったと思うの。」

「俺が何番目かの泥棒だと言いたいわけ?」

「あなただけじゃない、みんな、そう、私だってそう。」

「なんでそんな面倒くさいことを考えるの。難しく考えすぎだよ。」

「そうだね。」

「もっとシンプルでいいんじゃないの。」

「そうだね、でも、もう無理。私の友だちが・・・
ありがとう。お疲れさまでした。」

おみやげのお礼を言って去るたま子。
あとに残された門司。
「おい、なんだよ。」
たま子が何を言っているのかわからない様子。

そらわかりませんわ。
お子ちゃまの門司でなくっても、飛躍すぎ、複雑すぎる例えです(汗

「シンフォニック原宿」で五月の料理レシピが、五月の意思に反して使われていることに対する感覚が全く違う。
もし、ストレートに言ったところで、以前と同じようにすれ違うだけ。
五月を救えないまま、「ビストロ フー」で五月のレシピを使っていることの罪悪感も理解してもらえないでしょう。
だからの、何とかわかって欲しい一心の例え話なのですけれども。

でも、例え話って同じ思いや経験を共有していないと伝わりにくいと思うのです。
たま子は、門司の料理への真摯な態度に、ひよっとして、と期待したのでしょう。しかし、やはりわかってはもらえなかった。
決裂してもストレートに言った方がまだ、門司の心に何かを残したかもしれない。

人間関係については想像力がほとんど・・・いや、全くない門司が、もし、たま子の気持ちを理解できるようになるとするならば、自分が五月のような立場にならないと無理かと思うのですが、どうなのでしょう。

さて、ストーカー男、池辺は、行為そのものより、ゴタゴタするのが面倒くさいだけの雨本の鶴の一声で、九州に飛ばされました。
藍里にはもう未練もなさそうだったし、安全は確保されたのかな?

その藍里は、心機一転の退職はぜーんぶ寿退社です、と「シンフォニック原宿」を辞めて「ビストロ フー」に仲間入り。
たま子から"赤い"エプロンを渡されて嬉しそうです。

先週からの流れとして。
コンプレックスを抱え込んでいる人間には、たま子のまっすぐさは重かったかもしれない。
たま子も色々抱え込んでいる、それが重い。誠実さが重い。その重さを受け止めれるかどうか。

藍里は受け止めました。
でも、初めての恋にもがき傷つく結実への共感も強かった気がするのです。

ということで、今回は結実と藍里の再出発の話で終わるかと思ったら

「ちょっと思いあたるというか、ちょっと腹に据えかねるというか。」

とたま子に話し出す奈々美。
ヘラっと仲間に加わるのかな、と見ていたら、なんと弁護士でした。

「10年近く離れているんだけどさ。
一緒に戦おうって、絶対勝つからって約束した子がいてさ。
裁判て根掘り葉掘り聞かれるのよ。すいぶん辛い目にあわせて、結果、負けたのよ。
で、まあ、10年。
でも、もう一度戻ろうと思っている、あっちに。

レストランには人生の華やかで楽しくて幸せなものは集まってる。
あっちの仕事には人生の悲しくて辛くて嫌なものが集まっている。

レストランの仕事はすごく大事な仕事。
でも、世の中、お花畑じゃない。
泥の中で溺れる人に、誰かが手を差し伸べなきゃいけない。
ブツブツ言っているだけじゃ、泥の中の人は孤独になっちゃうから。
誰かが一緒に泥に入るの。
あっちの仕事はそういう仕事。

復讐って、怒るだけじゃできない。
ちゃんと、楽しく、きれいに生きることも、復讐になる。
田中は、楽しく、きれいに生きることを目指しなさい。
私は怒る方をやる。

藤村五月さんに会わせて。

絶対に勝てるって約束は二度としないと決めたけど、二度と戦わないとは決めていない。

こんなこと、思うはずなかったの。
なんで、また、こういうことを思うようになったかのかなぁと思ったら、やっぱり、あたし、あの子たちのことが好きになったからなんだよ。」

その頃、千佳、結実、藍里の三人は買出しに出かけたついでに、テイクアウトして公園でひと休みしていました。

藍里の聞いている音楽を尋ねる結実。
「シューベルト。」
「やってたんですか?」
「小さいとき。」
「私も小さいとき。」

そして千佳も。
三人とも小さい時にピアノを習っていたのでしょう。

三人は、イヤホンでシューベルトをシュアします。
じっと音楽に耳を傾ける結実と藍里の静かな横顔をながめる千佳。

「生きててよかったな・・・生きような。」

そしてたま子に宣言する奈々美。

「株式会社ライクダイニングサービスの代表取締役社長、雨木太郎。
彼を訴えるの。」

.

奈々美の言葉を泣きながら聞くたま子。
やっと自分の思いを形にしてくれる人が現れた・・・

そうか、そういう方向に進むのね。
商売だけで男どもをやっつけるのではない。
五月だけでなく「ビストロ フー」の皆も辛い思いをしそうです。
悲しくて辛くて嫌なことを、チームワークで乗り切っていく姿を描いてくれればいいのですが。
悪代官みたいに男どもが成敗されるかどうか、不安です。例え成敗されたとしても、上司たちが変わることはないような気もします。
大智の女性関係や金銭感覚がルーズなのは、それがルーズであることを教えてくれる人に出会っていないためだとするなら、そしてお子ちゃまな分、純粋な門司なら、ひょっとしたら変化するかもしれませんが・・・

奈々美の告白にはびっくりしましたが、藍里の決意、結実の伝言の悲しさ、そして結実、藍里、千佳の静かなシーンの美しさ・・・三人の、それぞれの瑞々しい空気感が心に残りました。

シューベルト、と答えた時の幼い藍里の表情が、そんな藍里をすっと受け入れる結実の素直さが、切ない。
そして二人の切なさを感じている千佳が、いとおしいシーンでした。

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2015年2月14日 (土)

問題のあるレストラン #5

公式サイト

たま子(真木よう子)たちは、客のいない『ビストロ フー』の店内でヒマを持て余していた。そこにやってきた奈々美(YOU)は、六本木ヒルズで結実(二階堂ふみ)を見かけたことをたま子たちに伝える。
『フー』とは対照的に、ライバル店『シンフォニック表参道』には客の行列ができていた。門司(東出昌大)が新たに開発したポトフがテレビで紹介されたからだった。(公式サイトより)

見返す時間がなかったので、一度見たきりの記憶とわずかなメモをもとに、簡単に感想を書きます。

今回は藍里のターンでした。
男に食事をおごってもらう回数を誇り、夫の職業イコール妻のステータスであると断じる藍里。
そんな藍里にじわじわと薄気味悪く接近してくる池辺。

好きでもなんでもない男に頭ポンポンされても、気持ち悪いだけです。
万が一好意を持っていても、ロッカーまで整理されたら、いっぺんに醒めます。他人のロッカーを勝手にいじるなんて、例え本当に恋人であったとしても、信じられない。
とうとうアパートまで押しかけてきました。藍里に隙があったとしても、許される行為じゃないです。怖い・・・

アパートに帰れず、助けてはくれないことはわかってはいても、門司に頼る、というより媚びへつらった挙げ句、こっぴどくふられてしまいました。
彷徨う藍里を拾ったのはたま子。皆の住んでいるアパートに連れて行きます。
池辺のことは言わずに、反感を買うのを楽しむがごとく、持論を滔々と喋る藍里。
今の彼女ができる、精一杯の見栄です。
ところが反感を買うどころか、みんなから、特にたま子から、憐れまれるている雰囲気に反発してしまい、「ビストロ フー」が勝つ方法は、みんなが水着を着ればいいのだ、と言い出しました。

私はいつも心に水着を着ている。
私はどんな酷いセクハラを受けても笑って流せる「女子力」の免許証をいっぱい身につけてきた。
私に女友達がいないのは、相手も一杯免許証を持ているから。

その生き方については否定も肯定もしませんし、女子力を発揮できる人がうらやましく感じたりもします。
しかし藍里は本当に女子力を持っているのかなあ。卑屈すぎます。成果もせいぜい食事をおごってもらうくらいですし。
過去の男性関係を聞いても、振り回されているだけのようです。
そういう関係が好みな人はいるし、藍里はそうなのだろう、と思っていたのですけれども、どうも違う気がしてきました。必死なのです。
なぜそんなに必死なのかは、育った環境に原因がありそうですけれども、だとしたらある意味、たま子よりしんどい生き方をしている気がしました。

触らせちゃだめ、髪も胸もお尻も全部あたなの体なのだから、と藍里に語りかけるたま子。
好きじゃない人に触らせたらだめ。そういうことを気にしないっていう人は、あなたの心を殺そうとしているのだ。

必殺、たま子の正論です。
しかし藍里はますます反発して飛び出していきました。

ポリシーを貫いた藍里に「あいつ、すげえな」と千佳が感心します。
千佳は、たま子の、距離感をすっと超えてくる誠意とともに、だからこその押しつけがましさを感じとっていました。
その上でたま子とともに暮らし、働いているのは、馬が合うからだろうし、たま子の正論が体験に基づいていること、嘘がないこと、そして、そういう人がいないと物ごとが回らないことを知っているから。

バレンタインデーの晩、池辺の呼び出しに応じた藍里。
池辺は花束を持ち、公園をイルミネーションで飾って待っていました。本当なら感動のシーンなのですが・・・はっきりと、気持ち悪い、と告げる藍里。
なんと危ない。
殴られただけで終わるのかな?

前回の二階堂さんに引き続き、高畑さんが素晴らしかったです。藍里の表情の変化に惹き込まれました。

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その他、公式粗筋に書いてる以外のエピソードをメモっておきます。
なので、雨木のエピは書きません。杉本さんは今期は「だから荒野」でもモラハラ夫を演じており、両方見ているので、自分の中では双方の役が共鳴増幅して、スゴイことになっております(汗

「シンフォニック原宿」にやられっぱなしの「ビストロ フー」。
「シンフォニック原宿」のバレンタインディナーに子供連れの入店を断られたお客さんたちをすくい上げて、初めて黒字となりました。子連れOKかどうかは普通、確認してから行くと思うのですけれどもね。普通じゃないドラマだし、ま、いいかな(^^;;
黒字といっても120円・・・大丈夫かなあ。食材費だけでつぶれてしまいそうです。
売れなかったランチを何日も何日もただで配ってたり。今後に繋がればいいのですが。
なにはともあれ、子供たちが怪我することもなく、無事にバレンタインデーの晩餐が終わってほっとしました。
パティシエとして拍手をもらい、涙ぐむハイジ。良かったです。

就活ではなく、起業に向かって走り出した結実は融資者を探していました。何を起業するつもりなのかはわかりませんでしたが、今の結実に融資する会社があるわけもなく。
万策つきて大智の紹介する出資者に会いにいきます・・・大智を信用するなんて。
案の定、危ないことになりそう。

門司が採算を度外視して「ビストロ フー」を潰しにかかっているのは、好きな子をいじめてしまう小学生男子のような感じ?
自分のポトフをたま子に食べさせ、うまかったら店をやめて俺の嫁になれ、といきなりで高飛車なプロポーズ。
年上の女性は面倒くさい、とかなんとかたま子の気持ちを鼻であしらっていたのに、どういう心境の変化なのでしょう。

あとは、奈々美が土田の浮気現場に居合わせたというエピが、今後に繋がるかどうかが気になります。

ごく簡単な筋と感想だけなのに、書くのにすごく時間がかかってしまいました(汗
書いているうちに、感想がころころ変わってしまうのです。結果、とりとめのない文章になってしましました。
このドラマの感想は今後もこんな感じになると思います(_ _);;

次回は全員集合だそうです。
本格的な反撃に転じれるのかなぁ。あまりにも店の規模が違いすぎるのですけれども。
門司が今後も「ビストロ フー」を倒すのに意地になって採算を度外視した価格設定を続ければ、もしくはそれが原因で辞めることとなれば、なんらかの突破口になるかもしれません。
結局は閉店して終わり、という結末だけにはして欲しくないです。

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2015年2月 6日 (金)

問題のあるレストラン #4

公式サイト

たま子(真木よう子)たちの店『ビストロ フー』はしばらくの間営業を停止する。採算を度外視して食材にこだわるシェフの千佳(松岡茉優)がハイジ(安田顕)と衝突し、メニューの見直しが進まないのだ。たま子は、シェフが作りたいものを作ってもらおうと提案して皆を納得させ、試作に取り組む。(公式サイトより)

今回は結実のストーリーでした。
結実中心にざっくりと書きます。

面接で取引先にセクハラされたら、と聞かれ固まる結実。思ったことがすぐ顔に出ると指摘されます。
一社も受かることなく、「ビストロ・フー」にコソコソと戻ってきましたが、皆に「お帰り」と言われ、元のように働きだします。
千佳もこっそり手を振っていました。

原宿ファッション界の著名人伊達に、「美味しいけど、あったかくない。」とポトフを批評された門司。悔しがっています。

「ビストロ・フー」では、千佳の乱暴な指導の下、千佳の出したい料理、本格的なフレンチを出すために、特訓中のメンバー。なんだかんだと楽しそうです。しかし食材の単価が高い上に原価率50%かぁ、キツイなあ。

再オープンの前日、たま子は、店で身につけるために用意した6色のスカーフを皆に手渡す。それぞれが自分の好きな色を手にする中、いまも就職活動を続けていた結実(二階堂ふみ)も、最後に残った赤と緑から緑を選ぶ。(公式サイトより)

ところが、雨やら雪続きで、開店できない状態が続いてしまい、たま子たちは集客のためにHPを開設しますが、そのダサイこと・・・「これだったらチラシの方が効果的」と突っ込んだ結実、チラシくばりを命じられてしまいました。
仕方なしにチラシを配っていると、藍里に出くわしてしまいます。まあ、お店の近所だしね。
逃げ出す結実を追いかけてまで、結実を合コンに誘う藍里。
なぜだかちょっかいを出してくる藍里を、嫌いとかいうより、観察する結実は、ただもて遊ばれているだけなのでは、と例によってストレートな質問をしますが、鼻で笑われてしまいました。

で、結局合コンに参加する結実。
見るからにチャラい男に肩を抱かれて嬉しそうです。
トイレで、藍里と鉢合わせていた酔っ払った結実。藍里の頭を見て「ハゲ、発見!」

酔っているとは言え。悪気ない言葉に人は傷つくんだよ、結実ちゃん。
しかし、藍里は強かった。
そのハゲは、昔付き合っていた男に殴られたから。他にも男から受けた傷がいっぱいある、とさらっと言いました。
「私、人を怒らすのが得意みたい。」
癒し系は苦手。
ツンデレというか、引っ張って行ってくれる男がタイプなのようです。そういう人って自己チューな人が多いのですが・・・だから門司が好きなんだ。

さて、自分をかまってくれた男がさっさと他の女性と帰っていくのを、じわっと見詰める酔っぱらいの結実。
藍里は大智に、送っていきなさい、と声をかけて帰っていきました。
これは親切?それとも大智の行動を予測しての罠だったのでしょうか。

言われたとおり、大智は、早朝までカラオケ店で一人寝ている結実が起きるまで待っていてくれて、車で送ってくれました。
そのため仕入れの時間に遅刻してしまった大智。先輩たちからボッコボコにされてしまいます。
逃げるように立ち去る結実。

まだ半端な仕事しかできないためなのか、大智はつね日頃から先輩たちにボコボコにされているようです。

ある日、見かねて助け起こしてくれた結実を、面接会場まで送る大智。
東大卒であることよりも、高校までちゃんと学校へ行って卒業したことに、しきりに感心してます。

面接にて。以前の会社での実績を聞かれます。

「実績はありません。

起業しようと思っていました。でも、頭でっかちで、基本使えない人間なのです。

私は、私は緑なのです。

セーラームーンやセーラーマーキュリーではなく、セーラージュピター。
色には順番があるんです。
素直に赤とかピンクがとれる人が、セーラームーンと同じで、戦えるんです。
女の敵は女。
男は勝てば女に愛される。女が勝ったら男に愛されなくなる。
女は勝ち負けとか放棄して、はじめて愛されるんだ。

あれ?
じゃあ、私、一生勝てないじゃん、と思いました。
だって緑だもん、と私、思いました。
赤もピンクも緑も全部黒ければ良かったのに。黒いセーラームーンがいれば良かったのに。

結実の話を遮らず、続けて、と促す面接官。

「それで私、そういう自分を見たくなくて、色んなものを、人を、見上げたり、見下したりしてたんですけど。最近レストランのバイトを始めて・・・」

このあと、何と言ったのかは、不明。
待っていてくれた大智に、明日の最終面接に呼ばれた、と大喜びで報告します。

その後、二人とも仕事を休んで夜までデート。車の中で大智に迫られ、受け入れます。まさに受け入れるって感じでした。
目覚めると、朝。やっと最終までこぎつけた面接の時間にはもう間に合わない。
でも、さして慌てないどころか、まだ寝ている大智に抱きつく結実。おもむろに目覚める大智。
「お願いがあるんだけど。」
借金を申し込みました。絶対に返すから・・・(溜息)
それでも幸せそうな結実。藍里がそんな結実と大智を見ていました。

今まで黒一色だったファッションを赤いコートに変えて「フー」に出勤する結実。

その日は、以前「フー」のチラシを見てふらりと立ち寄り、食したポトフのあったかさが気に入った伊達の予約が入っていました。伊達は「シンフォニア原宿」の予約をキャンセルして「ビストロ・フー」に予約をいれてくれたのです。

8人の客を迎えて、またもやわんやわんやの厨房ですが、以前と違うのは、結実が「通りまーす」と言うようになったこと。
これだけで動線がスムーズになるのね。

そこへ、偵察を命じられた藍里が客として訪れます。
自分は男に期待しない女、という藍里の挑発にのってしまう結実。

「キラキラしているから嫌いなんじゃない。バカなふりをしているから嫌いなんです。
女がバカなふりをするのがベストっていうのを、自覚しているから嫌いなんです。
信じてもいないのに、得意料理は肉じゃがですっていう宗教に入っているから嫌いなんです。
信じてもいないのに、浮気なきゃいいからっていう宗教に入っているから嫌いなんです。
彼に殴られても私の方が悪いっていう宗教に入っているから嫌いなんです。」

「入りたいくせに。負けを認めればいい。
こっちは男に力づくで押さえつけられたら、何にもできないんだから。」

パーティも終盤に近づき、伊達から、大事な人たちを歓待するのに、ほんとにこの店にして良かった、と声をかけられて感激するたま子。
バースディケーキを用意し、結実が持っていきますが。

「星野、一緒に住んでいる子がいるよ。その子にすごい借金しているし。
付き合う前にしちゃったら、遊ばれてるけど。」


藍里の言葉に振り向き、ケーキを顔に投げつけちゃいました。

そして取っ組み合いの修羅場に。暖かいパーティーの雰囲気が台無しになってしまいました。

「あのお客さん、二度と来ないね。」

憮然とした伊達を見送った後。
怒り心頭の千佳が結実に掴みかかります。彼女、頑張ってましたからね。

他のメンバーも同じく。

どうしてこんなことをしたのか、と尋ねるたま子に「話したくありません。出て行きます。」と結実。

「出てちゃだめ、こんなんでおっぽり出して、出てっちゃだめ。がんばろ、もう一回、がんばろう、がんばろうよ!」

引き止めるたま子、しかし結実は去っていきました。

後日、「シンフォニア原宿」にて。
私はセーラージュピターですから、と西脇と軽口を叩く藍里。
「たいがい、それしか残ってない。」

ロッカールームで、先輩従業員の池辺に声をかけられます。藍里が「癒し系」と軽く評した、門司と一緒にいる男です。
名前もうろ覚えの男に、いきなり温泉に誘われて戸惑う藍里。

「遠慮はしなくていいから。僕たちつきあっているわけだし。」

凍りつく藍里。

伊達の「あったかくない」の意を誰よりもわかっている門司。
ついに自分のポトフを完成させたようです。
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書き漏らしたエピをひとつメモっておきます。

卸業者に圧力をかけて取り引き停止させたと「シンフォニア原宿」にクレームをつけに行くたま子と千佳。
しらばくれる土田を押しのけ、「ああ、かけたさ、力のない奴はスタートにも立てない。」と門司。
キレるかと思った千佳、逆にやる気になったようです。
たま子は千佳の提案で、極寒の地へ直接買いつけに行きました。
かくて、パーティーのメニューは無事に出せたのです。

しかし、藍里の挑発にのってしまった結実のために、全てぶち壊しになってしまった。

結実と藍里が実は、裏と表、周りに溶け込めない同質の人間であることは、セリフの通りです。
「セーラームーン」シリーズについてはほとんど知りませんけれども、結実を通じて、セーラージュピターがどういうキャラかは、だいたい想像できました。この想像が合っているかはどうかは大きな問題ではないでしょう。
二階堂さんと高畑さんのがっぷり四つは見応えがありました。

可愛い、と言う言葉を初めて受け入れて、大智と初体験しての結実の舞い上がった気持ちはチクチクしました。
社会人としてどうか、なんて、関係なくなる時がある。
二人のデートのシーンは菅田さんの醸し出す大智のいい加減さを含めて、映画のような雰囲気でした。痛々しい、遅い青春。

そのあとの舞い上がった気持ちとプライドをペシャンコにされての暴走は、同僚たちにとっても大迷惑ですが、楽しいパーティーを台無しにされてしまった客が一番の被害者でしょう。

またも逃げ出してしまった結実。どうやって浮上するのかなぁ。
難儀な男に目をつけられた藍里。どう切り抜けるのでしょう。
そして「ビストロ・フー」に明日はあるのでしょうか?

エンドロールでも流していた途中のダンス。
終わった後、千佳が素で嬉しそうだったのに、ほっとしました(^^

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#01 #02 #03

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2015年1月31日 (土)

問題のあるレストラン #3

公式サイト

たま子(真木よう子)たちは、ビストロ『フー』オープンに向けて準備を続けていた。ところがその矢先、シェフを務める千佳(松岡茉優)が、荷物をまとめてたま子たちのもとから出ていこうとする。(公式サイトより)

一度見ただけの記憶を頼りに、ざくっと書きます。

嫌なことは押し付けないけれども。おしいものを作れる人を無条件で尊敬する、千佳の料理の腕は宝物。そのお礼に、と「フー」のコックコートを手渡すたま子。
しかし、千佳はコックコートを置いて出て行きました。
向かったのは、行きつけのネカフェ。常連とは挨拶を交わせるのね。

父、雨本曰く、千佳はいじめられっ子で不登校の引きこもりで、中学校もまともに卒業していない。

早速ネトゲにかじりつく千佳。
しかし、ゲームそのものに熱中しているわけではなく、「カナブン」という常連ゲーマーを探すのが目的でした。
何日を費やしたのでしょうか、ついにカナブンに会えた千佳は「ママ」と呼びかけます。「千佳」応えるカナブン。

ママに会えた千佳は嬉しそうにネカフェを出て行きました。「また一緒に住めるかもしれない。」
見送るネカフェ住人が優しかったのに、ほっとしました。

髪の毛を黒に染めなおして千佳が入っていったのは「シンフォニック表参道」。
そこで母と再会しました。
いつもとは全く違う表情の千佳。本当に母との再会を喜んでいます。母もまた喜んでいる様子。
だからこそ、千佳の思いが裏切られなければ良いのだけれども、と心配になりました。

そこへ父、雨本が遅れて席につきます。
三人一緒に外食なんて、千佳の記憶に残らぬほど昔に一度あったきりなのに、スマホを離さず、ロンドンの株を話題にする雨本。
父が来るやいなや、黙りこくって心配そうに母をみつめる千佳でしたが、雨本がまた母娘一緒に住めばいい、と言うと、表情を輝かせます。
雨本は決して千佳を思いやって同居を勧めたのではない、引きこもりの娘の面倒を見るのが面倒くさい、かつ何か問題が起きた時に自分が責任を負うことを回避したいから。

しかし、母の答えは否、でした。
なぜなら、引きこもっていたのは自分だから。

ここで、千佳がネトゲ依存ではないこと、ネトゲが、父に引き取られたあと、母が無事なことを確認するための唯一の手段だったことが明らかにされます。

離婚して以来、千佳が小学生から中学生の間、部屋から一歩も出ず、ずっと夫を呪っていた。
その間、買い物も、食事も、すべて千佳がやっていた。何も食べようとしない母のために、毎日、毎食。
学校にいかなっかたのは、母から目を離せなかったためでした。
しんどかっただろうなあ。でも、その時はしんどいなんて思わない。自分が必要とされる喜びの方が大きいから。

母の「否」は。千佳がいればまた頼ってしまうことを避けたいがためだろう、と思ったら、同居できない理由がもうひとつありました。

それは、再婚しるから。そして新しい命が宿っていること。
そのことを聞いた千佳は・・・「おめでとう」
目を潤ませて祝福しました。

母は千佳のために否と言っただけではなく、新しい家族と千佳の間に立つことを避けたい思いもあったはず。

母を同居を拒まれた千佳。しかし、精神的に弱い母にその怒りや寂しさをぶつけることはできない、精一杯の笑顔。千佳は母の"親”であることを降りませんでした。ほっとした気持ちもあったのかもしれない。

母の思いがどうであれ、再婚によって千佳は解き放たれた。本当にそう思えるようになるには、まだ時間がかかるでしょう。

さて、競りで偶然門司に出会ったたま子。
同じレシピを使うことにクレームをつけられます。
元々はたま子の同窓生、五月が作ったものを、たま子が値打ちを見出したものですので、そんなに高飛車に言われる筋合いはないと思うのですけれども、レシピってそれだけ大事だということ。
たま子は「絶対、勝ちます」とだけ返答しました。五月さんはどうしているのかなあ・・・

自分独自のレシピを作ろうと試行錯誤しはじめた門司。
職人気質だったのね。もっと醒めた男だと思っていました。
両親と会食中の千佳が「フー」のシェフと聞いて、オリジナルのポトフを出します。

一口食べた千佳の顔色が変わりました。今度は何を感じたのでしょう。

サイレントスタートした「フー」。
こっそり開店って。有名シェフがいるわけでもなく、固定客を持っている経験者がいるわけでもないのに、無謀すぎる、それじゃお客さんは来ないよ・・・と思っていたら、いきなりの17人の団体客。
ハイジ以外は初心者ばかりの厨房は大混乱です。
前菜はなんとかなりましたが、メイン料理が全滅。見かねた奈々美が手伝ってくれますが、焼け石に水です。
特にメンバーに加わりながらもこっそり就活している結実は、失敗ばかりで、仕事を放棄して座り込んでしまいした。
料理の遅さにクレームをつけだす客、固まってしまったたま子たち・・・

そこへ千佳が戻ってきて毒づきますが、たま子の説得でシェフとして厨房に立ちます。結実は逃げ出してしまいました。
フレンチのコース料理を次々と仕上げていく千佳。すごすぎる・・・

何とか無事に終わり、疲労困憊、茫然自失するスタッフたち。
一人、母のために、おいしい料理を作るために、いつもいつも食材に話しかけていた日々を思い出しながら、黙々と後片付けをする千佳。

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西脇の、腕を握るセクハラにはぞっとしました。最低だわ(怒

冒頭のTVを見て突っ込みまくる結実とちゃっかりな奈々美や、結実をナンパする大智、女子力をしきりにアピールする藍見、そして開店までの「一週間」など、軽やかなシーンもあったのですが、メインの千佳の話が、坂元さんらしいと言うか、重かったです。
鏡子や千佳が背負っているものの重さに比べると、レストランの開店までの経緯がファジーすぎるように感じるのですが、ここでコメディー色を出しているのでしょう。

あ、コメディー・・・そう、すっかり忘れていましたが、「思いっきりスカッと笑えて、思わずホロッと泣ける女性応援コメディー」っていうのがこのドラマのコピーでした。
どんどん外れて行ってる気がする、今のところですが(汗
いや、面白くない、と言っているわけではなく、それどころかがっつり見ています。
ともかく、作家の個性全開なドラマであることは確かでしょう。好き嫌いは人それぞれということで。

次回のメインは、東大卒のプライドを振りかざしてなんだかんだ突っ込むも、実は素直で不器用な結実なのでしょうか。
一番好きなキャラなので、早く戻ってきて欲しいです。

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#01 #02

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2015年1月23日 (金)

問題のあるレストラン #2

公式サイト

たま子(真木よう子)は、ビストロをオープンさせるべく、表参道にある『獅子丸ビル』屋上の格安ペントハウスを借りた。たま子は、パティシエのハイジ(安田顕)、シェフの千佳(松岡茉優)と店の階下で共同生活を送りながら、経費節減のため、可能な限り自分たちの力で準備を進めようとしていた。だが、千佳だけは何も手伝わずに、ひたすら漫画を読んでいた。(公式サイトより)

ざっくりと書きます。

結局、ポトフは美味しかったけれども、ハイジと千佳以外は、たま子の呼びかけには応えなかったんだ。
残った千佳も全く非協力的。でも廃材運搬の車を手配するってことは、全くやる気がないわけではなさそうです。

そんなところへ、"東大卒"が邪魔するのか、高ビーな性格が禍するのか、どこにも再就職できない結実が転がり込んできて、問われもしないのに、店の経営的展望を語りだします。
このままでは潰れる。
言い方はきついけれども、言っていることはしごくまともです。
だいたいが居抜きならともかく、調理設備もないし、配管までやるんだもんねぇ。

結実が噛み付いているところへ、ようやくやる気を出した(らしい)、千佳の料理が出てきました。それは・・・素材、色彩すべてが常識を超越した「芸術的」料理。たま子が言った調理名、忘れました(汗
なんでも、千佳の今の気持ちを表現したらしい。

そんな"シェフ"の料理を見て、3日で潰れる、と断言する結実。
経理の虫がうずいたのか、勝手にゼネラルプロデューサーを名乗りますが、金を持っているか、もしくは動かす力がなければプロデューサーにはなれません。雑用助手として店のお手伝いをさせられることに。
なんだかんだとエラそうな口を利くも、言われたことには、はいっと素直に従って仕事をするのが可愛かったです。

そこへ息子、洋武を離婚調停中の夫に連れ去られてしまった鏡子が現れます。
「ごめんなさい」が口癖、主婦しかしたことがないから世間知らずだから、とか、主婦なのに家事が全くダメだとか、自己否定しかしない鏡子。
バリバリ働いているたま子に劣等感を持っていて、たま子が自分にかける言葉すべてが、上から目線で言っているようにしかとれない。そのため、いったんはたま子の誘いを断ったのです。
鏡子の歪みに気がついたたま子は、鏡子をそんな風に歪めてしまった元凶である夫に、鏡子とともに会います。

息子を返して欲しい、と言う鏡子に「根拠をしめせ」と夫。

鏡子は、恐らく認知症だったであろう姑の介護をしながら、家事をこなし、子供を育てていた。
辛抱ばかりだった母の人生、母の父に対する「無償の愛」に涙するくせに、お金を稼いでいるのだから、と家の中のことを一切省みないどころか、鏡子を日々罵倒していた夫。典型的なモラハラ人間です。
一人で三役をこなし、疲れ果ててしまった鏡子が居眠りしたのを詰り、鏡子が親権を持つには頼りないとする根拠として、家裁にも提出していました。

怒りを抑えて、トイレはきれいでしたか?と尋ねるたま子。
思い出せない夫。
思い出せないってことは、きれいなことが当たり前だったから。鏡子はちゃんと家事をやっていた。
さらに、ヘルパーを頼んだら、月にいくらかかるか。金、金いう人間には、お金のことで対決するたま子。
この理屈は少し効いたようです。

〆は当事者である鏡子。

理想化した母親像。そして「無償の愛」。
良い話だと思う。だけど美談は、押し付けられたとたんに呪いの言葉でしかなくなる。

初めて本音をぶつけました。
そして「根拠」もきちんと伝えました。
「洋武には、あなたのような男の人にはなってほしくないから」。

鏡子の言葉はわずかでも夫に届いたでしょうか。もし届いたとしても、意地になって息子を渡すことを拒絶しそうです。
しかし、自分の思っていることを言葉にして、相手にぶつけたことは、鏡子にとっては大きな一歩でした。
息子を取り戻すことはできるのでしょうか。

鏡子の料理が実は美味しい、というのは予想通りでしたが・・・旦那、どんな味覚しているんだ。母親の料理が基準だとしたら・・・といじわるな推測をしてしまいました(汗
一方で、鏡子の料理を一口食べて顔色を変えた千佳・・・

次第に形になってきたお店。
ストーブをいくつか置き、ハンモックを吊り下げて。なんだかキャンプ場みたいです。
冬は寒く、夏は虫がよって来たりするでしょうけれども、アウトドア層には受けるかも?
あとは料理次第ですな。

あ、もらいものの冷蔵庫が入らない厨房の件を、どう解決したのか、気になりました。
鏡子のお金は使っていないと思うし。

さて、店の旗印を屋上に掲げる一同。
店の名は「bistro fou」。「ビストロ火」という意味だそうですが。
旗を見上げて「アホか」と笑う門司。
例によって小バカにしたのかと思ったのですが、フランス語のできる奈々美がやってきて、間違いを指摘します。
「火」は「feu」。「fou」って「アホ」っていう意味なんだそうで。
門司はそのまま言っただけなのね。

たま子とのことを、年上の女とはめんどくさいから、と軽く流した門司。
相手の気持ちを全く考えないのは、たま子の元上司たちや鏡子の夫と同じですが、上司たちは自分より弱いか、強いかを見定めている。
門司はそれすらありません。相手がどんなに強かろうが関係ない、とにかく他人に好かれよう、という意識の欠落した人間のようです。なので一見、物に動じない清々しさを感じるかもしれないけれども、仕事、恋愛を含め、パートナーとしては最低。
どうやら女性とのつき合い方をアドバイスする姉がいるようです。いい年なのに。実はシスコン?

門司の心なさを間近で見ているのに、なおもベッタリとくっつこうする藍里。
そして、セクハラ上司の尻馬に乗る、全くチャラい大智。
のどに骨がささったような感触を残すキャラが次々と登場するも、結実の険のある口調を全く意に介さないたま子とハイジや、次第に店が出来上がっていき、仲間が増えていく様子は、ポジティブで面白かったです。

迷ったらめんどくさい方を選ぶのが信条のたま子。いつかぼっきり折れそうな気がすするのですが、そういう王道のエピを入れてくるのかどうか。入れてくるとしたら、かなりキツい内容になりそうな気がします。
若手女優さんたちの競演が楽しみです。

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#01

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2015年1月16日 (金)

問題のあるレストラン #1

公式サイト

脚本:坂元裕二/演出:並木道子、加藤裕将/プロデューサー:清水一幸/音楽:出羽良彰、羽深由理
出演:真木よう子、東出昌大、二階堂ふみ、高畑充希、 菅田将暉、松岡茉優、臼田あさ美、YOU、安田顕、田山涼成、吹越満、杉本哲太

ドラマの舞台は東京、裏原宿。表参道から少し入った裏通り、ポンコツ女のレッテルを貼られた女性たちが人生のどん底から這い上がるため、レストランを立ち上げ、苦難と戦い、働く喜びを感じながら、人生を変えるレシピを探していく物語です。(公式サイトより)

今期は女優メインで、しかもイジメが題材になっている、もしくはトゲトゲしい関係を描いたドラマが多いような気がする、と思いつつ視聴しました。

オープニングは、手錠をかけられてパトカーに乗っているたま子。

場面は変わって、薄ぼんやりとした都会の空の下、古いビルの屋上にある朽ちかけたペントハウスに、たま子にの呼びかけに応じて集まってくる面々。
しかし、肝心のたま子が現れない。

そこに、ちょっとぼやっとしてそうな子連れの女性より、たま子が逮捕されたらしい、という情報が・・・離婚調停中の夫経由の「又聞き」の情報がもたらされ、びっくりする面々。
警察に行って事情を聞こうとするハイジを、ヘタに動くよりは、まずは情報収集をしようと止めます。

たま子の知り合いではあっても、お互いは見知らぬ同士。
微妙な空気の中、たま子との関係を各々が語りだします。

たま子の以前の職場の同僚で、仕事中もワインを飲んだくれていた奈々美、子連れの鏡子、ゲイのパテシェのハイジ、たま子の今の会社の同僚で東大卒の結美、そして人間嫌いで言葉すら発しない千佳。

言葉じりをいちいち下ネタにとって、一人で受けているのが、世間ズレしていないというか、少しヌケた感じのする鏡子。
たま子とは高校の同級生だったと言うも、高校時代の思い出話は、肝心のたま子のことはほとんどスルーし、三人いつも一緒だったという、もう一人のレストランの娘、藤村五月という友人のことばかり語ります。

屋上に集まった人々は、それぞれ少しずつオカシイのですが、一番何も語っていない鏡子が一番オカシくって、微妙にイラっとするキャラだなぁ、と思った時には、坂元さんのペースにはまっていました(^^;;

鏡子が五月の思い出ばかりを語るわけも、後半明かされます。
男社会にボロボロにされて去っていった友人への思いゆえなのでしょう。

たま子と鏡子が、五月の料理ノートの端々に書かれた日記メモを読んで涙する、回想シーン。
酷い屈辱を受けても、誰も、実家すらも助けてくれない。悔しいよね・・・
それでも帰郷する前に、微笑みながら友人たちのために料理をする五月。
五月の復讐のイメージには、思わず「やっちゃえ!」と心の中で叫んじゃいました。

実際には、たま子が会社で氷バケツを実行。
そうね、現実はこれくらいが精一杯。でも、これとて勇気のいることです。頑張りました、たま子。
逮捕されたのは、これが原因でした。
結局、会社側が訴えを取り下げたため、釈放。
ですよね。事件の原因をマスコミでも嗅ぎつけられたら、大騒ぎになるでしょうから。

たま子や五月が受けた酷いパワハラ、セクハラの数々。
オーバーに描かれている部分もあるかもしれませんが、これに近いことは身近でも見聞きしています。
その行為が重いかどうかより、している人間の自覚のなさが、一番腹立たしい。
土田を演じる吹越さんが、前期で演じたステキ上司と同じ佇まいで、平然とパワハラを行うのが、なんだかリアルでした。

さて、日も暮れかけた屋上に、ようやくたま子が登場。
この朽ちかけたペントハウスでレストランを開こう、と皆に呼びかけます。
技術だけじゃない、心のこもった、五月の実家のレストランのような料理を出す、お店を開こう。
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主人公不在のまま進んでいく「藪の中」的なストーリー展開は、坂元作品ではおなじみのフィルムのような画像、ロケーションと相まって映画的でした。
構成とテンポが良いこと、そして真木さん含む、キャストたちのただならぬ気配というか「圧」にも惹きつけられました。
オカシな人たちが好きなんです(^^
ですので、自分的には、ツカミはOKです。

まったく落ち込んでいないたま子。
誰よりもポジティブ、気力体力もありそうで、こんなに影のないストレートなヒロインは、少なくとも、最近の坂元作品では珍しいです。
五月が受けた後味の悪い酷いイジメを、リセットさせる意図があったのかも。

でも、このままこのストレートなキャラで行くかどうかは、わかりません。真木さんに坂元さんですからねぇ(^^;;
たま子の元恋人、門司がどう動くのかも謎。門司のことが好きらしい藍里、門司の店の調理担当、星野と、クセ球キャラも楽しみです。

ともかく、坂元さんのドラマはどの作品も画に力があって、お話は好きになれなくっても、なんだか見ちゃいます。
ど根性ストーリーだけでは終わらないこと、かつハッピーエンドにしてくれることを期待しています。

簡単にはなると思いますが、レギュラー感想を書くことにします。

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