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カテゴリー「□夜行観覧車」の9件の記事

2013年3月27日 (水)

夜行観覧車 第10話 最終回

公式サイト

原作未読です。

今期、感想を書き続けているドラマの最後の1本です。
金曜日の晩って、中々リアルタイムで見れなくって、すっかり遅くなってしまいました。

まず、お詫びから。

第8話の感想で
「やはり弘幸はDVだったのかあ。何か、脱力(汗)。」
と書きましたが、トラップでした。

ごめんなさい。

すっかり原作者及びスタッフの思う壺にはまちゃっいました(滝汗)。

真相は。

8話で慎司が、兄姉の前で父からDVを受けていた、と告白した、その後。
慎司の体についた打撲を見て、定期的に暴力を受けていたようには思えない、と判断した良幸。さすが医学部です。
この設定は結構重要かも。普通の20才そこそこの若者ではわからないかもしれないもの。

しかし、良幸は、兄弟を守るために慎司の嘘に乗りました。
警察にも告げずに開いた記者会見の内容で、父がDVであったことを告白します。

父親のDVから逃れるために、思わず起こしてしまったことにすれば、印象ががらりと変わる。
暴力的な息子のいる被害者なんだけれども、加害者の家族から、DVの父を持った可哀想な一家に変わる。
それが、彼が世間から兄弟を守る唯一の方法だった。

本当は、弘幸は子供たちに医者になるための勉強を強要するような人ではなかった。
良幸、比奈子の思い出にあるとおり、優しく、尊敬できる父だったのです。
比奈子が弘幸のDVに全く気がつかなかったのは当たり前。そういう事実はなかったのですから。

良幸の告白を聞いた淳子は、やっと弘幸を殴るまでの過程を話し始めます。

勉強よりバスケが好きで、内部進学も危ない慎司に、父や兄と同じように医者になることを強要していた淳子。

あの晩。

慎司は母からの圧力に耐えられなくなり、彩花と同じように大声で叫び、暴れてしまいます。
怯える淳子。
弘幸は慎司を拳で止め、大人しくなった慎司にさりげなく優しく接します。
しかし、父と息子の様子を見ていた淳子の目は険しい。

階下のリビングにて話し合う夫婦。
慎司に勉強を強要しすぎてるのではないか、と弘幸。
このままだと医者にはなれない、と反論する淳子に、子供に医者になってもらいたいとは思わない。人には向き不向きがある、と説きます。

良幸と慎司。亡くなった妻と淳子。
「比べても仕方がない。」

弘幸の全ての言葉が自分へのダメ出しに聞こえてしまった淳子は、発作的にその場にあるもので弘幸を殴り倒してしまった。

これが事件の真相でした。

完璧な妻、完璧な母であろうとしていた淳子。
そこには先妻への強烈なコンプレックスがあった。
先妻や先妻の息子にたいする嫉妬を口にしたら、絶対に嫌われる。
不平不満を全部飲み込んで、自分の中でモンスター化していった淳子。

いつの間にか慎司がコンプレックスの象徴となり、ついには生贄になってしまったのです。

先妻と淳子、良幸と比奈子や慎司を比べるなんて思いもしなかった弘幸は、淳子の中にそんなに屈託があるなんて、全く知らなかった。
専制的、独裁的な夫、父親でもなかったですし。

そんでもっていきなりどつかれたんでは・・・たまったもんじゃないです。
意識が途切れるまで、自分が淳子に殴られたことにも気づかず、妻を求めていた弘幸が哀れでした。

自分のしてしまったことに慄く淳子。しかし、その後とった行動は・・・。
せめて捕まった時に、罪を認めるだけでなく。

全部喋っていたら、何日にも渡って慎司が犯人として疑われることはなかったのに。

・・・と、突っ込んだ人は多かったのではないでしょうか(^^;;

慎司に何も知らせずにコンビニへ行かしたのは事後工作のためだけではなく、自分の醜さ、現場の凄惨さを見せたくなかった・・・と、思いたいです。

コンビニから帰宅した慎司は、思わず逃亡してしまいます。
母のコンプレックスから発せられる負のオーラを一身に受けていた慎司には、何が起きたかを察知できたのでしょう。

その晩に弘幸は息を引き取り、淳子は行方不明の慎司を探すために病院を抜け出します。

あなたがすぐに真実を話していたら。

子供たちが世間から冷たい目で見られる状況は変わらなかったと思うけれども、何処へも行けない子供たちの苦悩はなかったかと。

しかし、慎司や淳子が逃亡したのがきっかけで、良幸が弘幸DV説を作り出すことができました。
それが兄弟たちにとってはさらなる負い目となってしまった。
特に良幸は、優しかった父にDVの汚名を被せてしまった、という深い心の傷を負ってしまいました。
母を許せないのと同じように、自分自身も許せない良幸・・・
.

高橋家のことばかり書いてしまいました。
他の人々について、簡単に。
.

遠藤家。

凶器となったトロフィーは、良幸の大事にしていた物だった。
もし、それが凶器となったと知ったら、良幸と慎司の間に禍根が残るだろう、だから絶対に隠して欲しい。
それが啓介が淳子から託された願いでした。ふ~ん・・・

結城は、啓介が凶器を隠したことを知りつつ、凶器がなくても罪が立件できる、ということで見逃します。
家族を、高橋兄弟を守るために、一生黙っていることを誓う啓介。
あ、弘幸から借りていたお金はすでに兄弟に返していて、ローン返済などで使い込んだお金は徐々に返していくとか。

彩花は、志保についに「友だちじゃない」と言えました。
教室で取っ組み合いになる二人。
教師からの連絡で真弓が駆けつけた時、志保はすでに来ていた母親に怒られていて、彩花に対して無理矢理謝らされていました。

このシーンだけでははっきりわからなかったのですが、多分鞄投げ捨ての件が明らかになったのでしょう。喧嘩だけならあんなに平謝りしないだろうし。
というか、志保と全然似ていない、居丈高でない庶民的な母親だったのに、びっくり。
だからきれいなお母さんがいて、ひばりが丘に引っ越した彩花を苛めたくなったのかな、と。

ま、これでイジメ問題は終わり。
長いこと引っ張ってきた割にはあっさり終わらしたような気がする。
イジメのシーンが一番ストレスだったし、強烈に残っているので、なんだか肩透かしを食らわされたような。
イジメがメインテーマじゃないとしても。

帰り道、彩花に「ひばりが丘を引っ越してもいい。」と真弓。
小さい時、転勤族だったから、ずっと一箇所で落ち着いて暮らしたかった。
ひばりが丘にきたのは、皆の幸せのためなんかじゃなく、自分の幸せのためだった。
本当に幸せなこと。それは家族三人でいること。

啓介とともに、家族が一緒である幸せを噛み締めながら観覧車に乗る遠藤家。
.

小島。

真弓に、ひばりが丘に戻ってくる高橋兄弟を守って欲しい、ひばりが丘を守るためにも(意訳です)、と頭を下げられて、すっかり懐柔。
・・・それだけだったのね。
.

その後の人々。

家に戻った高橋兄弟の下には、かつて兄弟と関わることを避けていた伯母、晶子が様子を見に来てくれています。

結城は離婚して離れ離れにくらす息子の入学式へ。

彩花、慎司、比奈子はおそろいの制服で丘の上の方に向かって登校。
彩花は清修学院高等部に進学、慎司も内部進学できたのね。良かったです。

そして良幸は。
いったんは大学を辞める決意をしたものの、結城の勧めを受け入れて、京都大学に戻りました。
同級生たちの下に戻る時、どんな冷たい視線を向けられるか・・・緊張する良幸。
しかし、友だちたちは、何事もなかったようにのほほんと受け入れてくれました。

このシーンが一番好きかも。
友だちは、事件がおきた時もまず、良幸のことを心配してくれてましたし。
何より、良幸の顔つきがたくましくなっていたのが、良かったです。

あの彼女とは二度と会わないで欲しいです。「殺人犯の息子」には近寄ってこないとは思いますが。うー、思い出しただけで、腹立たしい。
.

良幸の決断にインパクトがありすぎて、ヒロイン、真弓の存在が吹っ飛んじゃったかも。
事件そのものに関しては傍観者だったのだから、当然と言えば当然なのですが。

最後に淳子に面会に行きましたが・・・この二人の友情っていうのも、もひとつピンとこないっていうか無理矢理っていうか。
人のことは放っておけないないのに、娘の異常を3年間見つめるだけだった真弓と、いきなりキレる淳子。
この二人に共感できなかったです。
.

まとめとして。

面白かったです。
弘幸のDV疑惑、良幸の決断には完全に一本取られましたし。

原作通りの内容かどうかはわかりませんが、長編小説としてなら、面白かったと。
でも連続ドラマとしては・・・

真相が淳子の気の迷い(汗)、というたった一つの事件を、家庭内暴力、イジメ、近所づきあい、帰宅拒否などを盛り込みながら10話で描いたことを、長いと感じるか、過程をじっくり楽しむかは、意見の別れるところでしょう。

引っ張りすぎたため、淳子のおこした事件が、真弓曰く「誰の家族にもありえる」こととは思えなくなてしまったような気がします。

淳子の、恵まれた環境に反比例して大きくなる黒いコンプレックスは、彼女の資質にかなり左右された特殊なものとしてしか見えないし、何故黙っているのかが、理解できませんでした。
「母親失格」って言われるのが恐かった・・・そのために家族を、子供たちを傷つけてしまった淳子の気持ち。
小説ならわかるのかな?

真弓の彩花への告白は、公式に書かれていた「家族の絆の再生」を現していました。
なので、ドラマの結末として正解だし、多分そう言うだろな、という感じでした。

救いのない結末にならなくって、良かったです。

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2013年3月20日 (水)

夜行観覧車 第9話

公式サイト

原作未読です。

母親に殺されかけた、と感じた彩花。
いっそう真弓に心を閉ざしてしまいます。
そして学校へ行けば、志保たちのいじめが待っている。
うう、見ているのがつらい。
ついにいじめはカバンを川に投げ捨て、取りに行けよ、というところまで行き着いてしまいます。

母の拒否され、居場所をなくしたと思い込んでいる彩花は、言われるままにふらふらと川の中に入っていきます。
そこへ真弓が通りがかり、必死で止める・・・
ここが遠藤家の沸騰点でした。

彩花が生きているだけで幸せなんだってことがわかった、と真弓。

小島の陰口だけでなく、高橋家に対する憶測まで言いたてる、元・取り巻きたち。
ひばりヶ丘も学校も同じ。
いじめのターゲットが変わっただけです。ふう・・・

取り巻き連中も小島に劣らず相当怖そうな人たちなんですが、もう止めにしませんか、と真弓は制します。
こういう陰口が今の高橋家、高橋家の子供たちを追い詰めていることがわかったから。
もう、黙って聞き逃せない。

立ち向かう真弓を窓から見る彩花。

さらに真弓は、高橋邸に貼られたポスターをはがしにかかります。
それが、今の自分にできること。
啓介も手伝い始めます。いわば専門家なので、力強いです。

そんな両親たちの姿もまた、窓から見詰める彩花。
そこへ行き場のなくなった良幸と比奈子が戻ってきます。

家から出てきた彩花に、八つ当たりをしたことを謝る比奈子。
何も言わずに走り去る彩花。
彩花・・・杉先花さんの、きっと足が早いんだろうな、っていう走りっぷりが印象に残りました。

彩花がしたこととは。
比奈子の学校へ行って、比奈子の友達を連れてくること。
比奈子を心配してくれる友だちがいて欲しい。
自分には、いないけれども・・・

二人。彩花の呼びかけに答えてくれました。
連絡をとらなかったのは、怖かったから・・・比奈子の陥った状況が想像を絶するため、かける言葉が見つからなかったから。

それはよくわかります。
そうかあ、声をかけていいものかどうか、迷った時は、拒絶されても、かける方がいいのかなぁ・・・

来てくれた友だちに抱きつく比奈子。
はじめて彩花が微笑みました。

こうして彩花たち遠藤家と高橋家の子供たち、そして比奈子の友人たちとで、高橋邸は綺麗になりました。
その様子を自宅の窓から伺う小島。

兄弟たちのために学校を辞める、という良幸を、結城は、自分のために生きろと、と止めますが、すでに何やら決意を固めたようです。

一方慎司は。

いつも向かいから聞こえてくる彩花の罵詈雑言をうらやましく思っていた。
自分もあんな風に思っていることを言えたら、と。

警察に行く時に彩花を見上げたのは、そういうことだったのね。

真弓からの差し入れ、カップ麺を見せられる淳子。
自分のことを本当の友達だと思っていてくれることを知って、泣き崩れます。

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遠藤家は今回で何とか収まるようです。
結城曰く、自分のことはさておいても人のことに一生懸命になる真弓。
今までは自分の家族を顧みず、だったのですが、その一生懸命さが彩花を動かしました。
啓介にも、もう隠し事はないようです・・・あ、凶器隠匿があった(大汗)。
もう、叫んだり悩んだりしないのは、覚悟を決めているからなのでしょうか。

いじめをはじめとする中傷誹謗があっての今回のカタルシスなのは、よくわかりました。

でも、どこか釈然としないのは、枝葉の部分を思わせぶりに描きすぎていて、それに振り回されたからでしょう。
色々推測して、疲れちゃった(--;;
製作者の思うつぼですね。

結局真弓も啓介も、感情の行き違いはあれども、そのまんまの人だった、ていうか、遠藤家にはミステリーはなかった、ということで。
あと1話ありますが。
・・・もし大どんでん返しがあったら、ごめんなさい、です(´▽`*);;

あとは慎司と淳子が何を隠しているか、ということだけです。
それより、小島の過去と志保たちと彩花の方が気になったりしてます。

それと高橋家に残された子供たちの行く末も。
父が亡くなった今、比奈子は学費の高そうな私学に通うのは無理なんじゃないかな~。
良幸はせっかくの京大医学部だし、やめないで欲しいなあ。

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2013年3月 9日 (土)

夜行観覧車 第8話

公式サイト

原作未読です。

エピソードを順不同でざっくりと。

彩花を、真弓を救ったのは小島でした。
高橋邸の窓ガラスを割ったのも、小島。
いつものように嫌味を言いますが、迫力は感じられませんでした。
いつも罵声を浴びていたら親だって追い詰められる、という言葉に少し共感したためかもしれません。
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部屋に閉じこもる彩花に、ここに引っ越してきて、欲しかったものを手に入れたような気がした、それに夢中になりすぎて、彩花やお父さんのこと、見えなくなっていた、と謝る真弓。
ちょっと落ち着いた彩花は、言ったってわかんない、私、病気だ、と。

「毎朝坂道を降りていく時、深いところに落ちてくみたいな気がする、学校についても教室も廊下も傾いて見える。
まっすぐ立ってられない、倒れないように必死、でもそうしていると、だんだん自分の方が歪んでくる。

誰かにちょっと押されたら、転がり落ちる。病気だよ、坂道病っていう病気。
助けてよ。」

何があったのか、と問う真弓に

「娘が私みたいのじゃなきゃ良かったのよね。
子供がだめだと親は幸せになれないんだよね。」

だめだと思っていない、という檀に再び興奮する彩花。

「だめだと思ってる。
私のことなんか、殺しちゃえばよかったのに。」

彩花は自分が想像もできないことで、自分の想像以上に傷ついている。そんな娘を殺そうとした。
愕然とした真弓は啓介に助けを求め、事態の深刻さに、啓介はやっと家族と向き合うことに。

「私、今まで人を殺すか殺さないか、なんて、理性があるかないかだと思っていた。
でも本当は、止めてくれる人がいるか、いないかの方が大きいんだね。
私には止めてくれる人がいた。
止めてくれる人がいるかいないか。たったそれだけの違い。」

止めてくれた人が小島だった、というは何とも皮肉。
ひばりヶ丘に夢中な人同士、とも言えます。

・・・母と娘、持ち家、隣人との関係、そして殺人。
現実とすり合わせて見るとしんどいので、あくまでドラマとして捉えることにしました。

その小島は、完全にひばりヶ丘自治会婦人部からハブられてしまいました。
夫が愛人宅に住んでいることまでばれています。
小島の代わりに新しいボスが生まれただけ。
彼女たちにとって高橋家の一件は、小島を追い落とすきっかけでしかありませんでした。
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自分の家に戻った良幸と比奈子は潜んでいた慎司を見つけます。
「家に帰ってくれていて良かった。」
あんなに綺麗だった家は、今や廃墟同然に。

何があったのかを問う良幸に、慎司は父、弘幸の真実の姿を話します。

兄姉のように頭の良くない・・・勉強のできない慎司。
そのことで父から自分だけでなく、母も責められていた。

やはり弘幸はDVだったのかあ。

何か、脱力(汗)。

慎司が中学に通うようになった時から家にいなかった良幸はともかく、比奈子が全く気がつかなかったのは、家が大きすぎるから?

こうして今まで語られていなかったシーンが入り出しました。

そんなシーンのひとつ、彩花が比奈子たちに会いに行ったのは志保たちに会う前だったのでしょうか。

この前、罵声を浴びせたのに「大丈夫?」と駆け寄る彩花。
比奈子が心開くわけもなく。
あんたたちのせい、となじられてしまいます。

比奈子の追い詰められた気持ちはわかりますが、このシーンだけでなく、慎司に対する態度も含めて、キレ方が彩花、良幸の恋人・・・みんな一緒なのがちょっとしんどかったです。

結城から、慎司が真弓から借りた1万円で逃亡していたことを聞いて驚く淳子。
慎司の逃亡を助けてくれた、と思ったのか、それともその1万円が慎司を追い詰めたと思ったのかは、謎です。ま、多分前者でしょう。

淳子は喫茶店で啓介からお金を借りたことを思い出します。

お金はすぐに貸してくれたけれども、あの時渡されたのは凶器ではないのか、と問われます。
もしそうだったら・・・

「私には家族がありますし。いや、たいした家族じゃないんですけれども。
守りたいんです。」

必死な啓介。

淳子はなぜ、誰でもない啓介を呼び出し、お金を借りたのか。
家族を守りたい、という言葉に何を感じたのか。

うーん。
事件の真相はともかく、淳子の心理にミステリ的な謎はないような気がしてきましたが、どうなんでしょう。
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いきなり良い父親になろうとして「自分だって逃げているくせに」と、娘からしっぺ返しを受ける啓介。
そら、そうだ。
でも、ここで踏ん張らないと。
あ、でも凶器隠匿の件があるんですね(_ _);;

夫の、家に帰りたくない気持ちが分かった真弓。
真弓だけじゃない、自分も舞い上がっていた、と啓介。

夫婦の距離は縮まったように見えました。

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さて、ラスト。

慎司のことをリークしたのは誰なのでしょうか。

知っているのは良幸から直接連絡を受けた真弓、真弓が良かれと連絡した彩花。
描かれていませんでしたが、啓介も真弓から聞いていたかもしれません・・・これ以上の推測はやめておきます。

マスコミや野次馬たちにもみくちゃにされる慎司を必死で見る彩花。
護送車に乗り込む前の一瞬、彩花を鋭く見上げる慎司。
この二人の間にも、まだ語られていないエピソードがあるんでしょうね。
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一人じゃ乗り越えられないことも、三人なら乗り越えられる。
いつか兄弟のありがたさを、噛み締める時がくる。

「母を返してください。
僕が、父を殺しました」

そのいつかは、多分、今日だ。

慎司の決意はなんなのか。
彼が加害者でなければ、誰?

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少し疑問に感じたところ。
出頭しなかったのは、警察までの交通手段が難しい、ということで納得できましたが、未成年とはいえ、重要参考人である慎司をすぐに拘束しなくてもいいのかな、と。
逃亡する恐れがないから?
でも、保護しているのは、兄とはいえまだ二十歳そこそこの青年だし。

・・・そうすると多分ラストに繋がらないのね(汗)
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あと、2話です。
次回、志保たちがまた登場・・・(_ _);;

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2013年3月 7日 (木)

夜行観覧車 第7話

公式サイト

原作未読です。

今回も登場人物別に書きます。

オープニングは啓介でした。

「一番変わったのは、カミさんですね。」

淳子から凶器らしきものを無理矢理預けられた後、警察をまきながら、何とか始末した啓介。
「俺のことをいたわれよ、何やってんだ、俺は」
などと叫びながら。
そんな大声出しても大丈夫なんでしょうか。

時間は前後します。

自宅に訪れた結城に事件当日の行動を問いただされて、高橋邸に入ったこと以外は事実を喋る啓介。
なぜ家に帰らなかったのか、という問いに、うちに帰りたいけれども、帰れない。帰宅拒否症であることを、真弓の前で告白します。
3年も前に借りた1000万円の件も問われていました。
それには、会社を辞めて独立するつもりだったのが、引き止められてしまったため機会を失ってしまった。お金はそのまま弘幸に返すつもりだった。
しかし、300万円引き出されていることを指摘され、いちいち覚えていません、とうろたえます。

結城たちが帰った後、300万円のことを真弓に問い詰められた啓介。
ボーナスが減ったから、ローンに当てていた、と答えます。そのことは言えなかった。

「高橋さんちのお金でローンを払っていたんだ」

呆然とする真弓。彩花のことを相談しますが、ここでキャパ一杯の啓介はキレます。

「自分だけ大変だと思うなよ。」
彩花のことは二人の問題だ。俺一人ならこんな苦労、背負い込まないよ。俺は俺でやることがある。」
「ひばりが丘になんか家、建てなきゃよかった。」

・・・ということで。

淳子が啓介に凶器を渡したのは、計画ではなかった?
小島の時はドアを開けず、啓介の時にドアを開けたのは偶然?

もし、啓介が高橋邸を訪れた時が、弘幸が倒れた直後ではなかったとしたら?

啓介が彩花が暴れ出すといつも家に入らず車の中で休んでいることを知っていて、彩花の声、啓介の帰宅を見計らい、慎司に声を上げさせたり、叫び声を挙げたりした・・・本格ミステリならそれくらいのトリックは使いそうですが、このドラマではどうなんだろう。

父として、夫として、家族としてどうよ、なんて勝手な、と啓介を責めることすら、何か虚しい気がしてしまいました。
ひばりが丘うんぬんはあれですが、こういう家族は実際にあるだろう・・・いや、ある。
そのことに暗澹とした気持ちになってしまって。

1000万円の使い道の件は、ローンの支払いに使った、ということで一応の決着はついたようです。
しかし、真弓は、高橋家の、淳子のお金で家を維持できていたと知って、何を思ったのでしょうか。

啓介が、淳子のことを絶対に言わない、と言っていたのは殺人・・・正確には傷害罪のことだけでしょうか。
そのことで自分も、ひいては家族も追い込まれているのに、なぜ秘密にするのか。
まだ、過去に何かあるのかな?

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後は簡単に。

「友だちの家より、自分の家の方が大事だよ。」

結城、よく言ってくれました。

真弓さん。よりにもよって志保に声をかけるなんて(。溜息)
娘の友人関係に普段から目を配っていたら、詳しくはわからなくても何となく感じれたのでは?
真弓自身、昔からの友だちや元の住まいの人たちからあれこれ言われているのを自覚しているのだから、公立の中学校に進んだ娘の鬱屈及び鬱屈の元は何となく推測できたのでは。

あ、そうか、真弓に厳しい目を向けてしまうのは、娘の置かれている立場を想像する力、もしくは努力を全く感じないからなんだ。

決して「二人の問題」ではないけれども、そう言ってしまう啓介の気持ちもわかります。
母と娘の関係ってすごく微妙ですので、男親は入っていきにくいと思う。
それぞれ別個にカウンセラー的スタンスはとれたと思うのですが。
啓介にはその余裕はなかった。

中学校に入った時に見せた兆候をそのままに、その後、割れ物を扱うがごとくだまって見ていただけだった二人の判断・・・ミスなんだろうなあ。
相談できる第三者がいれば良かったんでしょうが。それも複数。

ああ、もう、疲れるドラマです(汗)。

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押し寄せるマスコミ、そして誹謗中傷から高橋家を守ろうとする自治会。
良かった、まともな人たちで。

「立ち退きを命じる、それが自治会婦人部全員が希望しています。」
という小島は孤立します。
予想外の展開に怒った小島は矛先を真弓に向けます。
「後はお宅が出て行けば。」

反論する真弓。
「娘のことは親である私の責任です。」
とあやまった上で。
「私と高橋さんが出て行けばひばりが丘はよくなるんでしょうか。」

憤懣やるかたない小島はマー君の会社に押しかけ、騒動ももうすぐ終わるから、と同居をせまります。
「やめてよ、違うよ、母さんがいるから帰りたくない。
もう、うんざりなんだよ。」

ついにはっきり言われてしまい、その場に崩れ落ちる小島。

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志保たちの呼び出しに応じる彩花。

もう、なんで行くかな~・・・

行かなかったらもっと酷いことになるからなんでしょうか。

志保たちが彩花を苛めるシーンは割愛します。

ボロボロになって家路に着く彩花。

何かが割れる音で外に出た真弓は、高橋家の前に佇む彩花を見つけます。
割れたのは高橋家の窓。
彩花がやったのだろう、と責める真弓。違う、と言う彩花の叫びにも耳を貸しません。

一旦小康状態があって、食事時間。
唐揚げは彩花の好物・・・でもついに爆発する二人。

「明日、病院に行かない?」

言うタイミングも言い方もが違うよ、真弓さん・・・追い詰められているのは痛いほど伝わりますが。

「見栄じゃない、夢、みたんだよ。夢をみちゃいけないの?」

夫と同じこと、ひばりが丘なんかに住まなきゃ良かったんだ、という娘に叫び返す真弓。

.唐揚げを、レタスを娘の口に押し込みます。

「こんな母の顔 初めて見た。殺してやる、そんな風に見えた。」

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クライマックスシーンでした。

一度さらったはずのテーブルが、次に映った時にはそこそこきれいだったことが妙に気になりました。
ストーリーの中ではどれだけ時間がたったんだろう。

後、彩花は小柄だから母に押さえつけられてしまったけれども、もし大柄だったらどうなっていただろう、とか、ストーリーとはあまり関係のないところを意識して見てしまいました。

あまりのめり込んで見ると、どっと疲れるので(_ _)

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あ、高橋家のことを書いていなかった(汗)

子供たち曰く。

両親は本当に仲が良かった。
だから、母には父を殺す理由がありません、と比奈子。

良幸は、弟、慎司の成績が悪いことを知っていました。
内部進学が危ういくらいに。
中学進学当時、あのバーベキューの時にすでに
「全然授業についていけない。わかってないのは僕、一人だけみたい。」
と打ち明けられていたのです。
「慎司が僕に助けを求めていたんだ。」
慎司はこうも言っていた。
「試験の結果が悪かったら、まだ姉ちゃんのせいにされちゃうから。」

慎司は一人、観覧車に乗っていました。
小島は一人で観覧車を見ていました。
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凶器は良幸のトロフィーのようです。
慎司以外の人物が弘幸を倒した可能性はあるのでしょうか。
事件そのものの動機も含めて、彼らはまだ秘密を抱えているのでしょうか。

・・・抱えてて欲しいです。
和解するにしろ、崩壊するにしろ。
サスペンスドラマらしく。
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全部で10話?

後3話もあるのね・・・この感じこそが、湊さんのドラマの醍醐味でもあるのですが(^^;;

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2013年2月28日 (木)

夜行観覧車 第6話

公式サイト

原作未読です。

今回は彩花が暴れるシーンがなかったので、一息つきながら見ることが出来ました。
そして良幸があの、超絶に非常識な女に「帰ってくれ」と言ってくれて、ほっ。

自分もひとこと言わせてください。

そうだ、帰れ!!

えー、コホッ(汗)、・・・今回も登場人物中心に書きます。
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まず、良幸。

自分が今までめんどうなことに向き合おうとしていなかったことを後悔する良幸。
もっと利己的な青年かと思っていたのですが、先週も書きましたが、本当に普通の、真面目な青年でした。

父の死、聞いただけでは実感がわかなかった。
父の亡骸を前にして、初めて、本当にもういなくなっちゃったんだ、と。
その気持ちの動き、よくわかりました。
突然の死って、しばらくピンとこない。喪失も感じない。

しかし、ビジネスホテルで20才の誕生日に父からもらった時計を見ながら、在りし日の父を、父の、男なら逃げるな、という言葉を思い出します。

もう、逃げない。
弟を思い、妹を抱きしめる。
ひばりが丘の住人の中では一番、真っ当な人かもしれません。

父、弘幸はどうやらDVではなかったようです。
少なくとも、良幸、比奈子に対しては。

気になったのは、母、淳子の方です。

外からみたら幸せそうだった高橋家。でも、
「うちの家は色々あって。」

母からのプレッシャーで押しつぶされそうになっていた弟、慎司。
母が慎司にべったりなのを寂しがっていた比奈子。
母は血の繋がっていない良幸を分け隔てなく可愛がってくれたけど、どこかで気にしていた良幸。

でも父がいたから、家族としてまとまることができた。

「おおらかで、優しくて、包容力があって。
僕の目標でした。」

父のことを語る良幸に嘘は感じませんでした。

「でも、結局僕はいつだって逃げてばっかりで、比奈子や慎司が悩んでいるのを知っていたのに。」
京都に行ったのも、そう。

「僕が逃げたりしなければ、父は死なずにすんだかもかもしれない。」

良幸は、家族の誰かが・・・淳子、もしくは慎司が殺したと思っているみたいです。
外部の者の犯罪である可能性は限りなく低いと。

プレッシャーを感じている弟、寂しい妹、血の繋がらない母と自分・・・それだけの理由で、家族の中に加害者がいると確信できるのでしょうか。

良幸も比奈子も、嘘はついていないけれども、語っていない、思い出していないことがあるのでは。
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さて、お話の方です。

結城は真弓のことを「弱った人間が頼りたくなる人種」と評し、それ故に真弓を張ります。
必ず淳子は真弓に接触を図るはずだ、と。

その通り、すでに一度、二人は会っています。
しかし二度目には、真弓を張っていた刑事に捕まってしまう淳子。

その場には、淳子に会いに行くことを真弓がメールで知らせた慎司も来ていました。
慎司を見た淳子は逃げるのをやめ、真弓に「やったのは、私なの。」と告げて大人しく確保されます。

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ひばりが丘の小島宅に集まったいつものとりまき連中の間では、高橋家に貼られた中傷ポスターが問題となっていました。
困ったものだ、あんなポスターを貼られたら、ひばりが丘の品が落ちる、と。

「あら。」

イメージを傷つけているのはポスターを貼られるようなことをした高橋さんでしょ、と小島。

口をつぐむとりまきたち。話を小島の初孫誕生に切り替えます。
が、ご主人も喜んでいるでしょう、という問いかけに一瞬目を三角にする小島。

小島の夫は確かロンドンに赴任している、っていうことでした。

そうではない?彼女たちは何か知ってそうです。マー君のことも。
全ての質問が確信犯的でした。

ラスト近く、妻が犯人、ということで高橋家に押し寄せるマスコミをヒステリックに追い返そうとする小島を冷ややかに、いや敵意すら含んで眺めていました。

精神的なバランスを欠きつつある、小島の独裁体制が崩壊する日は近いかも。
かと言ってとりまき連中が取って代わっても、ひばりが丘の空気が変わるとは思えませんけれども。
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えっと、話は少し戻って。

家に戻ってきた良幸と比奈子を皮肉たっぷりに追い返そうとする小島。

いや、あんたにそんな権利はないですから。

以前の彩花に対する仕打ちといい、子供たちへの態度は、そういうドラマだとわかっていても、本当に腹立たしいです。←うまくのせられているわけですね(苦笑)

立ちすくみ、寄り添う兄妹がかわいそうでした(_ _);;

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啓介は。
真弓たち家族のことを慮る余裕など全くありません。
手をつけていない、といっていた弘幸から借りた金を300万円ほど使ってしまっています。
何に使ったのでしょうか。
持ち歩く血染めのタオルの意味は?

彩花は。
昼間にじっと観覧車を眺めています。ひばりが丘に越してきた当時の思い出とともに。
早退した後、いつもここでこうして時間を潰していたのかな?

彩花に近づく結城。
なぜ、この時間にここにいるのか、なんてことを問い詰めることなく、自分が離婚した時、最後に息子と観覧車に乗った思い出を語ります。
高所恐怖症なので、びびって何も言えなかった。息子はつまらなかっただろう。

「嬉しかったんじゃないですか。」
と彩花。本当はそういう子なのよね・・・

「やさしいな。」
結城は、自分が真弓の同級生であることを明かし、彩花が真弓とそっくりだ、と。

「穏やかで誰にでも分け隔てなく親切でね。」
「似てないですよ。」

激しく反発するわけでなく、ただ、とまどう彩花。
そんな彩花の表情を観察しながら、「むつかしいな、家族っていうのは。」と結城。

「ボタンを一個、掛け違うと、思ってもみない方に転がって。
こんなはずじゃなかったとあがいてみても、どうやって戻ったらいいか、わからない。」

この言葉、彩花にどう響いたのでしょうか。

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さて、真弓は。

ここぞとばかり、まめまめしく高橋家の世話を見始めました。

朝早くから淳子に会いに行って良幸たちへの伝言を聞いたり、横浜に戻ってきた良幸たちを励ましたり、守ろうとしたり、また淳子にあって、逃走用グッズを渡したり。
慎司まで呼び出してます。

逃げている慎司が、本当に父を殺したのかどうか尋ねる良幸に
「あなた達が信じてあげなくて、どうするの。」
とか、今更、と、逃げていたことを後悔する良幸に
「今更、じゃなくて、今から、でしょ。」
とか、良いこともいっぱい言っています。

もう、彩花どころじゃないです。

・・・真弓を見る目が厳しいかもしれない(^^;;

ただ、今回の話で、真弓は本当にお人よしなだけなのかも、と思えてきました。
どうなんだろう?
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取調べで、ただただ「私がやりました」とだけしか言わない、無表情な淳子のモノローグ。

「遠藤さん。どうか忘れないで。私達の運命が、あなたの手に委ねられていることを。」

この人、啓介を利用していそうです。何のためかはわかりませんが。
啓介は、そうとは知らずに操られている?
強請られているって感じじゃないです。頼られているから、みたいな。

そして啓介だけでなく、真弓も。
真弓が、自分のことは二の次にしてしまうほどのお節介焼き、お人よしなのをうまく利用している?

真弓がマークされていることくらいは察しがつきそうなのに、わざわざ二度も呼び出しているのがなんだかねって感じ。

一番普通に考えられることは、自分がいなくなることを想定していて、真弓に子供たちの世話を焼かそうとしている、いわゆるカッコー作戦でしょうか。
今どき、自分ちがガタガタなのに人んちの家族まで面倒みよう、という人は希少価値だもの。
一番怖いのは、真弓を犯人に仕立てる計画。
いや、その役目は啓介にふられたのでしょうか。
全ては慎司を救うために・・・なのか?

真弓が全くのシロだとすれば、ですが。
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「弱った人間が頼りたくなる人種」。

意味深長なセリフでした。

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2013年2月21日 (木)

夜行観覧車 第5話

公式サイト

原作未読です。

各登場人物の動きを中心に。
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逃亡中の慎司に出会った彩花。
思わず助けたい、と呼びかけますが、ついこの間心傷つけられたばかりの慎司が応えるわけもなく。拒絶されます。

彩花が素直に言葉を発したのは、この時だけでした。

慎司にメールを打とうとしている所を志保たちに見つってしまい、からかわれた挙句、母、真弓の働くスーパーでの万引きを命じられてしまいます。

ここ、今回、いやーな気持ちになったシーン、その一。

そういうシーンばかりのドラマなのですが、その中でも突出して嫌なシーンでした。

あと、事件の関係者というだけで淳子の妹、昌子をまるで犯罪者のごとく忌避し、ていよくリストラする店の人々。理解できません、というか理解したくないです。

言われるままに万引きをし、警備員に見つかって危ういところを逃れる彩花。
そんな娘の姿を見てしまった真弓は、学校へ行って最近の彩花の様子を担任に尋ねます。

・・・って、今頃かいっ、と思わず突っ込み。

早退は大分長いこと続いているけれども、受験を控えた生徒にはよくあることだし、と気にしていない先生。
いつも笑っている、大人しい生徒としか思っていません。
志保たちに苛められた時に泣き叫ぶかキレるかすれば、多少は気に留めたでしょうが。

悲鳴を挙げる勇気が持てない彩花。
鬱屈した気持ちのほとんどを母に、あとは比奈子、慎司に向けてしまっているんですね。
本人が一番そのことをわかっているのにねぇ・・・

真弓は。

早引けが常態化していること、私立の受験を取りやめ、公立一本にすること。
何もかも寝耳に水のことばかり。

万引きを強制されたこと、危うく捕まりそうになったこと、何よりそういう事態に陥ってしまった自分が情けなくてヨレヨレになって帰宅した彩花を問い詰めます。

彩花のことを信じている。
彩花のことが知りたい。何を考えているか知りたい。

うーん。今更?って感じです。
暴れ出した時になぜ動かなかったんだろう。
ほぼ3年間。娘のことを見ていなかったに等しい、としか思えません。

じゃ、何を見て生きてきたのでしょうか。
近所付き合い?その他に隠されたものがある?

勢いで突き飛ばしてしまった母親を抱き起こすかどうか、「ごめんなさい」と言うかとうか・・・躊躇する彩花。
しかし、降り返って自分を呼ぶ母親の顔を見て、逃げてしまいました。

このまま逃げ続けるのでしょうか。
志保の言うがままに公立一本にしようしているのは、驚きました。
押さえつけられ続けると、そんなふうになってしまうのでしょうか。うーん・・・

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さて小島は、自治会で、ひばりが丘ブランド維持のために高橋家を追い出すことを提案します。
極論に慌てる役員たち。
そりゃそうだ。追い出すったって、借家じゃないんだから。いや、借家であっても権利っちゅうもんがあるからー。
小島の意見に賛同するのは取り巻きくらいのようです。
高橋家の味方というより、日頃の小島の行いが目に余るんでしょう。
こんな人が近所にいたら、と思うとぞっとします。

そこへ、本当に存在しているのかどうかが話題だったマー君が登場しました。
しかも夏には赤ちゃんが生まれるという吉報を持って。

マー君は普通の人でした。
なので、母親を疎ましく思っている。
夫婦そろって同居なんて真っ平なのね。
しかし、ストレートに自分の気持ちを伝えたら、嫁や嫁の実家を巻き込んでの修羅場になることは目に見えてるので、殺人事件があって落ち着かないのを言い訳に「子供が生まれるまでは」と同居を拒否しました。

その言い訳に小島の表情が変わります。

深夜、高橋邸に張り紙を貼るわけですが。
あれだけ貼るのは大変だったでしょう。それもたった一晩で整然と、禍々しく。のりの量も半端じゃなかったはず。
それにコピー機、使ってないですよね?だったら書くのも大変・・・ってそういう突っ込みはいらないですね。(汗)

精神的に不安定なんでしょう。
それにしても、なんともごくろうさまなことです(溜息)。

というか、あの風景を作り出したあんたが一番ひばりが丘の品位を落としているよねっと思わず突っ込み。
自分がやったとは言わないでしょうけれども。
その気になれば筆跡でわかりますよね。取り巻きを集めてお習字会も開いていましたし。

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部下と居酒屋で飲む啓介。

「事件がおきる家と事件がおこらない家は、多分紙一重なんだよ。
明日は被害者なったり、加害者になったりするかもしれないんだよ。」

真弓と出会った頃の思い出も少し語ります。
その時妻は住宅展示場で働いていた。おっとりとしていて・・・
やさしい表情で懐かしむ啓介。
きっと啓介の方からアプローチしたのでしょうね。美しかった真弓の姿が目に浮かびます。

啓介を張り込んでいる結城。
彼は真弓にも大学時代の友人として接近しています。
しかしどんな時も刑事の目をしている。

逃亡中の淳子、慎司、そして啓介も容疑者です。

あの晩、理屈に合わない行動をしていた小島はどうなんでしょうか。
真弓の家に到来物のおすそ分けを口実に、クレームをつけにいったのと同じことを高橋家にもしたわけですが、すぐに立ち去らなかったのは?
・・・単なる詮索好き、のような気はします。

一方、京都で研究に没頭していた良幸は。

比奈子から良幸に送られたメールを勝手に見た恋人、明里から、思わぬ事態が起こっていることを知らされます。

でも明里は、良幸にびっくりする時間も与えません。

ここ、いやーな気持ちになったシーンのその二、というか今回のワーストワン

ショックを受けている良幸、傷心を抱えて横浜からやって来た妹の気持ちを推し量るどころか、だだをこねてバスルームに閉じこもってしまいます。

親より兄弟よりも私の事だけを考えて!

なに、言ってんだか(怒×2)。

もう、突っ込む気にもならないです(_ _);;

これ以上の登場がないことを祈ります。

すがりつく妹と恋人に「少し考えさせてくれ」と言って、一旦研究室に戻る良幸。

ネットで初めて事件の概要を知り、改めて呆然とします。
警察から学生課に電話があったことを教えてくれた友人に、父親が死んだことを告げます。

「何でここにおるん。実家に帰らんでええんか。」

ぼうっとしている良幸。

「京都にいるうちは普通の大学生なんだよな。」

横浜に帰ったら、

「知りたくない、聞きたくない、じゃすまされないんだよな。」

「大丈夫か、高橋。」

今回、ここまでで唯一、邪念なく他人を心配する言葉で、ほっとしました。つまり、ここにいれば、普通の大学生でおられる、ということ。

結城も真弓に全部抱え込むな、と言ってはいましたが、半分は刑事の眼差しでしたから。

そこへ慎司からの電話が入ります。

「うちに帰りたい。
兄ちゃん、俺、死ぬしかないのかな。」

屋上から下を覗く慎司・・・

「兄ちゃんはここにいるよ。
お前の声、ちゃんと聞いている。
だからそこを動くな。どこへも行くな!」

慎司、慎司と必死に呼びかける良幸。

切羽詰った時に、兄に電話をかけてきた慎司と、真剣に心配する良幸。
良幸が普通の人で良かった、仲の良い兄弟で、本当に良かったです。

でも普通の人だからこそ、これから辛いことになりそう・・・
彼の口から、高橋家の内情が語られることはあるのでしょうか。

携帯、いやスマホか、に入った電源で慎司の居場所を突き止めた警察。
屋上に駆けつけますが、姿はなさそうでした。

まさか、本当に?!

その頃、真弓には、淳子から「会いたい」という電話が。
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どうして家族の事情を人に言えないんだろう。

「それは、お前の家は壊れていると、後ろ指さされるのが怖いからだ。」

登場人物の中で一番推測しにくいのが真弓です。
淳子のことを本当に親友だと、いつも助けてくれた恩人だと思っているのかどうか。

彼女の心理が最大のミステリーです。
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もう、と言うか、やっとと言うか。
折り返し地点を過ぎました。ふぅ~。

予告では気になるセリフが・・・

このドラマ、誰か一人でも救われるのかしらん。
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2013年2月12日 (火)

夜行観覧車 第4話

公式サイト

原作未読です。

彩花と比奈子中心の感想を書きます。

事件のためにお嬢様だった比奈子は一気にどん底に落ちてしまいます。
叔母、昌子の家ではやっかいもの。友だちたちからも、腫れ物をさわるような扱いを受けてしまう。

比奈子の友だちたちはいじわるをしているわけではありません。
自分たちの想像を超える状況に陥った比奈子にどう接したらいいかわからない、もう、自分たちとは違う世界の人、といった感じです。
自分たちとは違う世界の人、重たい状況に陥った人と接する努力もしない。そもそもそういう考えは彼女たちには、ない。

それは事件前の比奈子と一緒。
もし、比奈子の友人が比奈子のような立場になったら、彼女たちと同じような態度をしたでしょう。

彼女たちだけのことではない。その立場にたってみないとわからないことが実に多いです。

でも人によってはその無関心さに傷ついたり、悪意を感じるかもしれません、彩花のように。

彩花も本当はわかっている。比奈子に悪意がないことを。
もし、ひばりが丘に引っ越す前の彩花だったら、比奈子の友人たちよりははるかに心のこもった言葉をかけたかもしれない・・・だったら知り合っていないわけですが。(汗)
でも、今やすっかり負のスパイラル状況に陥っていしまいました。
母親に対する反抗心、イジメにあっている鬱憤そのままを、混乱している比奈子にぶつけ、追い詰めます。

制服の写真・・・比奈子は自分のしたことがこれほど彩花を傷つけていたことを知らなかった。
それがいっそう彩花を苛立たせたのかも知れません。

そうやって比奈子を追い詰めた後、落ち込む彩花。
八つ当たりであることはわかっているのだけれども。
・・・でも、やりすぎだよなあ。
後味が悪いです。湊さんらしいというか。

典型的な中ニ病。
でも心理描写が丁寧なので、思わず引き込まれました。

母から精神的に独立すれば、イジメは続いて・・・もっと色んな風景が見えてくると思うのですけれども。

比奈子。
本当に慎司が受けていたプレッシャーに気がついていなかったのならば、単なる世間知らずというよりかなり鈍感かも。
ひょっとすると父のことが大好きだったから、暗い部分から目を背けていたのかもしれない。
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こっそり会っていた啓介と淳子を目撃して、心穏やかならぬ真弓。

慎司の回想で。
淳子が、真弓の前で見せるおっとりした顔とは全く違う姿を持っていることが描かれていました。
慎司が追い詰められていくのを見るのは辛いです。
彩花は何と声をかけるのだろう。

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啓介は弘幸から借りた1000万円には全く手をつけていないそうです。
利子は払わなくてもいい約束だったにしても、借りたまま凍結するってすごく不自然だなぁ。

そして死ぬまで隠しとおそうとしている秘密とは。
原作未読なので全くのあてずっぽうなのですが、昌子が妊娠したっていうのが気になるんですが・・・

小島も怪しいけれども、真弓が不気味です。
アリバイは今のところ完璧なんだけれど・・・何を隠しているのでしょうか。

誰もかもが怪しい・・・って、製作者の狙い通りに転がされちゃってます(^^;;
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2013年2月 6日 (水)

夜行観覧車 第2話、第3話

公式サイト

原作未読です。

2話、3話をまとめて感想のみ書きます。

とはいえ。
かなり重量級のドラマなので、感想を書くにも体力がいる。
それを2話分ともなると、ちょっと限界かも~(汗)
なので、彩花中心にとりとめなくメモっておきます。

私立に落ちて公立中学へ通うこととなった彩花。
微妙に受けいれる小学校時代のクラスメイト、志保たち。
彼女たちに何となく今までとは違う雰囲気を感じる彩花でしたが。
何がイジメの引き金になるのかな、と思っていたら、志保が慎司を好きになったことでした。
慎司のことがなくてもイジメは始まったとは思うのですけれども。
それでなくても私立を受験する彩花をなまいき、と思っていたところに(これは推測)、"あの"ひばりが丘に、しかも慎司の向いに住んでいることは決定的だったでしょう。

彩花にとっては憧れの新築の家が枷になってしまった。
中学受験は自分が行きたい、と言うより、母を喜ばしてあげたい、という気持ちだったから。
真弓が中学受験をお気軽に薦めるシーンには、思わず、おいおい、と突っ込んでしまいました。

素直に母の夢を叶えようとしていた彩花が、だんだん追い詰められて行く様子は息がつまりました。
また、志保役の吉田さんが、予想通りうまいんです。いじめっ子役が実によく似合います。

トドメは清修学院の制服を着た写メ。
落ちたのに送るかぁ~、比奈子。

悪気がないからといって許されることではありません。
少しでも彩花の気持ちを想像したなら、絶対できないと思うのですが。

送るのを止めない真弓にはもっと怒り心頭。
娘の気持ちより高橋家と、淳子と仲良くなることの方を優先させるとは。
いや、娘の敗北感、劣等感をまるで理解していないようにも見えます。

背伸びして高級住宅地に家を建てたのも、娘を名門私立に入れたいのも、全て真弓の見栄から。
そして彼女は娘を、家族を見ていない。

母が自分という人間を見てくれていないことに気がついた彩花。
それはイジメより辛いこと。

お呼ばれでの意地悪なんて、彩花の苦しみに比べたら軽いように思いました。
自分の見栄のためならそれくらいは耐えれる強さ、したたかさを持っている人のようにも見えますし。

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で、3話。
ああ、まだ3話なのね(_ _);;

話の軸は完全に現在に移りました。

事件当日の各々の行動が描かれました。

毎夜大声で罵声を怒鳴る彩花のことは近所に知れ渡ってしました。
まだ暴力は振るっていないようですし、保健室直行とはいえ、学校にも通っている。

中学卒業を目前にして、志保はまだ慎司を追っかけています。
そして慎司をネタに彩花をイジメることを楽しみにしている。
ようは振られ続けているってことなのですが、その鬱憤を彩花にぶつけているということなのでしょう。
志保が高校へいっても同じネタで自分をいたぶるつもりなのを知って、凍りつく彩花。

慎司は中学時代最後のバスケットの試合の朝、ゴミ袋に入れられたスポーツバッグを発見します。
高校へ行ったらバスケを辞めろ、という警告なのでしょう。
誰の意思?
父、弘幸?それとも弘幸のご機嫌を損ねたくない母、淳子?

ゴミ捨て場を漁っている慎司を目撃する彩花・・・

試合は彩花たちの学校と行なわれるもので、彩花も密かに楽しみにしていたのに、慎司は欠場。
志保から理由を聞いてこい、と言われた彩花は帰宅途中の慎司をみつけ、後をつけます。

最初は笑顔で応対する慎司。
好きな男の子とどう話していいかわからない彩花。しかもその気持ちを悟られるわけにはいかない。
次第に自分でも聞いちゃいけない、言っちゃいけないと思っていることを慎司にぶつけてしまいます。

恋バナどころじゃない悩みを抱えている慎司もいつもの笑顔をかなぐり捨てて、彩花につっかります。

中学三年生同士のやりとりがリアルでした。

慎司の笑顔に一瞬ときめく表情から、自分の言葉がきっかけで売り言葉に買い言葉、激高していくまで。
杉咲さん、うまいです。
彩花がそう言ってしまう気持ちがよく伝わってきて、その後、自己嫌悪に陥り、その気持ちをもてあましてしまう・・・わかります(涙)。

だからといってモノを壊したり、罵声をあげていいとは思いませんが、もてあます感じが。

なのに真弓は。
この人、この3年間何を見ていたのだろう。
彩花がなぜ毎晩大声を張り上げるのか、自分に反抗的になったのか。
反抗期だから、というだけで嵐が過ぎ去るのを待っているだけで、理由を探ろうとはしなかったようです。
つまり娘のSOSに全く気がついていない。

気がついたところで、何も出来ないかもしれないけれども。
あの甘やかしは無関心というかスポイルに近いと思います。

慎司と似ているアイドルの高木俊介のバラエティを見ながらの会話・・・じゃないか、言葉には、思わず彩花の気持ちになってしまい「お願いだからもう、黙ってて!」と言いたくなりました。
ここは真弓が悪いわけじゃないんですけれどもね。うーん。親も大変。

でも、真弓さん。
自分の娘のSOSは聞こうとしないのに、向いの家の騒ぎには聞き耳を立てる。

小島といい勝負かもしれない。

父、啓介は問題外・・・。

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さて。
事件のあった晩についてメモっておきます。

彩花の声にそれとなくクレームをつけにきた小島。
あれから3年もたつのに、まだ2世帯住宅にリフォームしていません。
時差を考えずにのべつまくなしに電話をしてくる母親に、息子はうんざりしている様子。
あ、息子が相関図に載りました。ふーむ。

彩花の叫び声を聞いて、家に入らず、車の中に戻る啓介。
彩花が一段落した後、高橋家から、慎司の罵声と、彼を止めようとしている淳子の声が聞こえくる。
その後、娘の買い物でコンビニに行った真弓は、慎司を出会い、お金を忘れた彼に1万円貸す。
家の前で真弓は高橋家から誰かが出てくるのを目撃。
直後、救急車が到着。
重体の弘幸と、意識を失った淳子が搬送されていきます。

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あくる朝。
慎司は事件当夜から真弓から借りた1万円を持って行方不明に。
淳子は病院から失踪。
真弓は結城刑事に昨晩、何者かを目撃したことを告げます。
男か女かもわからない、という曖昧な証言。
昨晩、高橋家で慎司が大声をあげていたことは言いませんでした。
逆に啓介が自分に黙って弘幸から1000万円借りていたことを結城から知らされて、愕然とします。
あら、真弓と結城は大学の同窓生だったのね。(公式相関図より)

警察が引き上げた後、いそいそと遠藤家を訪ねてきた小島は、真弓が慎司の話を警察にしなかったことに驚きます。
淳子を裏切るわけにはいかないから、と真弓。
しかし、小島が高橋宅から啓介が出てきたのを見た、と告げられると、あっさり小島が慎司の話を警察にすることを承諾します。

真弓はいったい何を守ろうとしているのか。
何を見て

啓介の1000万円は、2年半ほど前にあった独立絡みなのは確実。
でも今、全くその気配がないのは失敗したのでしょう。
高橋宅の修繕はお金をとっていないはず。業者を雇った場合は啓介のポケットマネー。

病院を抜け出した淳子は、何故真っ先に啓介に電話をしたのか。
啓介が死んでも隠し通す、という淳子との秘密は何なのか。

次回、楽しみなような、怖いような。
ふぅ・・・

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2013年1月21日 (月)

夜行観覧車 第1話

公式サイト

原作:湊かなえ「夜行観覧車」(双葉社刊)
脚本:奥寺佐渡子、清水友佳子/演出:塚原あゆ子、山本剛義 他/プロデュース:新井順子/協力プロデュース:橋本孝/音楽:横山克
出演:鈴木京香、石田ゆり子、宮迫博之、安田章大、杉咲花、宮﨑香蓮、中川大志、田中哲司、夏木マリ、高橋克典

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高級住宅街で起こった事件の真相は?
遠藤家はじめ高橋家、小島家それぞれの“家族の絆”は再生できるのか!?(公式サイトより)

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原作未読です。

カテ立てして感想を書くかどうか迷ったのですが・・・

湊さんの話、小説で読むと面白いと思うのですが(最後まで一気読みできるから)、連ドラ化されると次回が気になって。
楽しみに待つ、とことではなく、いやぁなじれったさを感じてしまうのです。
そんな気持ちで一週間待つ、という気力が持たないというか。

今期「サキ」「ミチル」「カラマーゾフ」とサンペンスものがある中で、恐らく一番胃にもたれそうなドラマになるだろうな、と思っていたら(汗)、予想通りでした。
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セレブが住む高級住宅地に移り住んだ、ごく普通のサラリーマンの一家、遠藤家。

転勤族の家庭で育ったため、戸建に憧れる主人公、真弓。
戸建への憧れはそれだけなのでしょうか?
頑張ってひばりが丘に家を建てたはいいけれども、ローンの重圧を感じ始めている夫、啓介。
娘、彩花は・・・受験に失敗するのがわかっているので、比奈子の好意で清修学院中等部の制服を着させてもらって嬉しそうな姿に、どんより。

お向かいの高橋家。

見るからにワケあり、というかコンプレックスを抱えていそうな主婦、淳子。
遠藤家が普通のサラリーマンなんてことには全くこだわらない(ように見える)、開業医の夫、弘幸。
京大を目指す長男、良幸。にこやかですが、目が笑っていません。
清修学院高等部に通う長女、比奈子は優しいけれども、経験値の少なさゆえか、その優しさが裏目に出てました。
音楽発表会の時に彩花のことを言ったり、そのお詫びのため制服を貸してあげたり。
今回一番残酷だったのは比奈子かも。悪気はまったくないのですが。
そして優しくてハンサムな次男、慎司は彩花と同い年。

一見何一つ問題のなさそうな家族ですが、みんな父、弘幸の言動にピリピリしています。

弘幸にどんな裏の顔があるのか、ないのか。

カモがきたと早速彼らをいじめにかかるひばりヶ丘自治会婦人部の部長、小島は、さして珍しいキャラではありませんが、主婦だけでなく子供も苛めるのはさすがに陰険すぎる。ふぅー・・・

と、いうことで、登場人物たちの紹介だった初回。

合格する慎司と落ちる彩花のシーン。
ここで歯車がまたひとつ狂うのね・・・

小学校の同級生の会話といい、音楽会といい、彩花の痛ましさが胸に残りました。

見せ方といえば、観覧車で過去と現在、時の移り変わりがわかる、という視覚的な工夫が効いていました。
彩花、慎司の背の高さも撮り方で過去と現在、変えてあるようです。

重低音の不協和音が鳴り続けているような、湊さんならではの世界をしっかり描いていたように思います。

「高校入試」は毎回感想を挫折してしまったので、この作品はチャレンジしてみることにしました。
続くかなぁ・・・短文ならば大丈夫かも。

今後は「とんび」と、まだ書いていませんが「泣くな、はらちゃん」を優先するつもりですので、周回遅れぎりぎりになるになると思います。

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