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カテゴリー「□リーガル・ハイ」の12件の記事

2013年5月 7日 (火)

スペシャルドラマ「リーガル・ハイ」 超簡単感想

公式サイト

観たのは大分前です。
感想を書く時間がとれなくって、連休中に書こうと思っていたのに、その時間もなく・・・こんなに遅くになっちゃいました。

ですので、本当に、感想のみ書きます。
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ああ、面白かった!

まず、映画でなく、TVドラマにしてくれたことに感謝です。
しかも、このクオリティーで。

連続ドラマが終わった時、続編が観たいけれども、スタッフ、キャストの皆さんのパワーが持つだろうか、などとお節介なことを呟いていたのですが、ほんとに大きなお世話でした。

イジメ問題を扱って、一味もふた味も違うストーリーに仕上がっていていました。
そしてゲストキャラたちの多面性。
ひとつ間違えれば混線するところを、実に手際よくすっきり見せてくれていました。

中学2年生の和彦は自ら飛び降りたのか、それとも誰かに脅かされて飛び降りたのか。
クラスメイトも目撃者どころか、本人の認識すら曖昧。
そのうち非難の矛先は担任の藤井にむかうも、ネットを使った誘導でころっと変わる生徒たち。

結局、ラスボスなどいなかった。
イジメが起きる理由の一つは集団心理にある。
イジメの正体の捉えどころのなさが不気味に描かれており、藤井の胡散臭い笑顔が、ラストである意味救いになっていたのは、お見事でした。
榮倉さんのイメージを逆手にとった(失礼かな?;;)幕切れだったと思います。

和彦の母。
貧乏なのを理由に給食費を払わない・・・実はモンスターペアレントなのかと疑わせておいて、息子を思う気持ちが真実なところも見せつつ、結局、お金はあった方がいいに決まってる、というオチも効いていました。

レギュラー・キャスト、そしてゲストと、連ドラの時と全く変わらないテンションの高さ。
広末さん、ドSっぷりがはまってました。
古美門って一見Sっぽいけど、実はいぢめられるのが好きだったりして。(笑)

今回古美門を振り回したのは生徒たちで、北大路さん演じる勅使河原弁護士は結局それほど古美門を追い詰めたわけではないのですが、うっそりとした大物感でプレッシャーをかけていたのはさすがです。
古美門の法廷術を観察していたようで・・・パワーアップしてシーズン2にも登場する?

連ドラに引き続きの水戸黄門ネタ繋がりでのうっかり八兵衛も嬉しく。
北大路欣也さんは東映黄金期に格さんを演じられていたことを、今回知りました。
里見さんとの東映の盟友同士のハグ。めったに観られない、お宝映像でした。

シーズン2・・・そう、この秋から、なんと連ドラで登場\(*^▽^*)/

あるとは思っていなかったので、ものすごく嬉しいです!
お待ち申し上げてます。

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■リーガル・ハイ感想(2012年)

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2012年6月27日 (水)

リーガル・ハイ  11話 最終回

公式サイト

古美門(堺雅人)のもとを去った黛(新垣結衣)が、1年ぶりに古美門法律事務所を訪れる。1年ぶりの再会に花を用意し、黛を歓迎する古美門。以前とは異なり、口調も穏やかに黛と世間話をする。
黛は現在、黛法律事務所を立ち上げ、個人で仕事をしているという。今回、古美門のもとを訪ねたのは、彼女が準備している訴訟を共にやらないかという相談のためだった。黛の依頼者は、八木沼佳奈(田畑智子)。佳奈は、1年前の仙羽化学の公害訴訟で、古美門と黛に協力した女性で、裁判での証言後、仙羽化学のライバル社・フロンティアケミカルラボにヘッドハンティングされていた。
黛によれば、佳奈は長期間、会社に飼い殺された挙句、解雇されたという。仙羽化学とフロンティアケミカルラボはライバル関係と見なされているが、両社の社長は大学の先輩と後輩という間柄で、仙羽化学が佳奈に報復人事を行った疑いがあり、両社を訴えるという。「私たちが一緒にやるべき仕事」と古美門に力説するが、古美門はスケジュールがないと断る。(公式サイトより)

で、フロンティアケミカルラボ側の弁護人として、登場!

あっけにとられる黛。

以下、文中のセリフは概略です。(大汗)

お化粧を変えるだけで随分大人びて見えました。さすが女優さんです。
冒頭の古美門との「穏やかな会話」が可笑しい。
独立したのはいいけれども、事務所は「時には図書館、時には喫茶店、時には公園」って。(爆)

フロンティアケミカルラボは古美門の顧客だったんですね。
仙羽化学の顧問弁護士が三木だから、二人で共同弁護・・・違和感あるわ。(笑)

この二人が敵なんて。どう見ても黛に勝ち目はなさそう。
早速ぼろぼろにやられてしまいます。
唯一、持っているカードは、八木沼がかつて仙羽化学の社長の愛人だった、ということ。
でも、そのカードを使えば、八木沼自身が受けるダメージが大きすぎる。

だから黛には、使えない、と古美門は断言。
その通りでした。

黛を呼び出して、200万くらいで和解しろ、と勧告する古美門。

黛は服部さんに弱音を吐きます。
「私を挑発しているんですよ。いい加減非情になってみろって。やっぱり私、甘いんですよね。自分でもわかっているんですけど。どうしても古美門先生のようには・・・」

私の記憶が確かならば、1年前、黛先生はこうおっしゃった。
「古美門先生には絶対になれない弁護士になるんだ。」

全てのものを敵に回して打ち負かして勝利を得ているのが古美門先生ならば、黛先生には別の手法がお似合いかと、と。
その手法とは、北風の太陽の、太陽になること、という服部さんのアドバイスを聞いて、何か閃いた様子の黛。

太陽作戦その1。
正義派弁護士、大貫を飲ませて、本当は共同弁護なんて嫌で嫌で仕方がないはずの三木と古美門を共食いさせろ、というアドバイスをもらう。

太陽作戦その2
かつて古美門から、自動ドアが開かないくらい影が薄いと言われた杉浦検事を、最高の検事とおだてて、手持ちの証人がいない時は、古美門が立ててくる証人を自分の手札にすることができれば、きっと勝てる、というアドバイスをもらう。

太陽作戦その3
古美門の父から、あなたの良さはその真直ぐさだ。その目を見ていると引き込まれる、と、自分の長所を教えてもらう。
そのまままっすぐに戦え。邪道は所詮邪道、正道には敵わぬものだよ。

太陽作戦その4
古美門の元妻、圭子からアドバイスをもらおうとする・・・が、「知るか」。
これは失敗。(笑)
しかし、「馬鹿で頑固で夢想家、世界を変えてきたのはいつもそういう人。」というエールはもらえました。

さて、実践です。

まず、三木に、「さおり」のことを思い出させ、古美門との共同弁護を不快感を煽り、私を協力してくれるのなら、仙羽化学に対する訴えを取り下げる、と申し出ます。
「一緒に古美門先生を倒しましょう」
これは大成功のようです。

次に、古美門側の証人、元フロンティア社員で今は独立している村上に、科学者としての倫理観を訴えます。
「村上さん、私の目を見てください。」 ←古美門父のアドバイスを生かしてます(^^)

「科学関係に従事する皆さんの多くが、貧しい生活の中で研究に全てを捧げていることを知っています、そして、ほとんどの方が報われずに生涯を終えることも。
だからこそ、栄光を手に入れたほんのひと握りの人が担う責任は大きい。
八木沼さんは、あの頃のあなたです。
全ての若き研究者たちの指標として、あなたには答えていただきたいんです。
八木沼さんに対し、フロンティアが用意した待遇は適切だったと思いますか。」

「彼女の実績を考えると、確かに不当な待遇だったかもしれない。
私は、正しいことをしたものが報われる社会を望むものです。」

お見事、陥落しました。

しかも、金銭トラブルをめぐる駆け引きで、古美門からでフロンティアに有利な証言をするように頼まれたことも暴露させちゃう大手柄。
沈黙する古美門。

やられる古美門を満足気に見る三木は、さらに黛を援護するために秘密兵器を持ち出します。

それは・・・沢地。
沢地は、証人として法廷に立ち、1年前の会食の席で仙羽化学の社長が、携帯でフォロンティアの社長と交換による報復人事の相談を話していたのを聞いた、と証言します。
早速古美門は沢地の証言をあやふやさをつつきますが、沢地自身の人間性までつついてしまって、自爆。(爆)
「君にお尻ペンペンされている夢(注:古美門→沢地へのメール)」
「もうやめて、お願い。」(劇爆)

しかし、仙羽化学の社長を被告から外したことの不利さを宣言するのは忘れない。

「最も大事な鍵を投げ捨てたことだ。」

おっと、ここで太陽作戦その5が発動しました。
黛に言われて、蘭丸が役者の道に専念することを決意。古美門の「草の者」を引退してしまいました。

ここへきて連続パンチの古美門。ダウンするか?

一方、黛は着々と手を打ちます。つまり、「投げ捨てた鍵」、仙羽化学の社長を拾うこと。
このままでは古美門はきっと、証人に立たなければ八木沼との関係を家族にバラす、と脅かしてくるに違いない。その前に先手をうとうと、三木同席で提案します。
こちら側の証人として証言台に立ってしまえば、ご家族の問題は向こうにとって無価値になる。
「フロンティアと人事取引があったことを証言してください。このままいけば恐らく私たちが勝ちます。」
ならば、積極的に認めたほうが、企業イメージの傷も浅く、家族も守れる、と。

しかし、拒否する社長。

案の定、社長を脅かしにかかる古美門に、先生が勝つことにこだわるのは「さおり」のせいじゃないのか、と問う黛。

「あなたは勝つために、罪のない子の命を奪ってしまった。もし勝利にこだわるのを辞めたら、自分のしたことを否定することになる。
あなたは勝ち続けることで、罪の意識から必死で逃げている。
その旅はきっとお辛いものだったでしょう。

勝たせていただきます。それが、私の先生への恩返しです。」

うっわー、朝ドラ(古美門曰くです;;)やってる。(笑)
黛らしいくっていいです。
しかし、本当に古美門の核心をついているのかはどうかは、わかりません。
わからないまま、法廷へ。

証言台に立っているのは八木沼。

かつて極秘文書を社外に持ち出し、会社に多大な被害を与えた。だから報復人事を受けたと時には、そういうものだ、と諦めようとしたのだが、黛が戦おうと言ってくれた。
どのような判決がくだされようとも、戦って良かったと思っている。この先、胸をはって生きていけそうだから。

八木沼の証言を受けて、裁判長に訴える黛。

「正義とは、法とはなんでしょうか。
この世界に正義などない、勝ったものが正義だと言う人がいます。」

私もそうかもしれないと思った時もあった。でも、今は確信を持って言える。

「我々人間には正義を愛し、求める心があると。
裁判は、勝ち負けのゲームでも、金儲けのギャンブルでもありません。
また、傷つけ合う場でもないはずです。
きっとどこかにある正義と真実をみつけ、皆が幸せになれる道を探す場なのではないでしょうか。
正しい人が報われ、幸せになれる社会。そんなのは、夢物語。現実は非情だ。
確かにそうかもしれません。
だけど、人は夢を見るから生きられるんです。理想を叶えようとするから、私たちは、このあきらめに満ちた現実を生きていけるんです。
私は理想が現実を覆せると信じています。必ず。

以上です。」

おお、太陽作戦で得たアドバイスを全て自分のものとし、三木たちを含め、法廷に感動の渦を引き起こしたようです。社長も?

完全に沈黙してしまった古美門。
かつてない表情です。
八木沼への尋問も
「ありません。」

家に帰って、法廷画家(にしてはヘタクソすぎる笑)の絵を静かに眺める古美門。
「馬鹿も突き抜けるとそれなりになると感心しているだけ。」

服部さんが黛と同じことを言っている・・・遂に黛に倒されるのか?

いーーーーや。(激爆)

黛が追加の証人として呼んだ仙羽化学の社長が、報復人事をはっきり否定してしまいました。
「そんな事実はありませんっ」

古美門じゃないけれども、何故呼んだの~?!と、思わず突っ込み。

勢いづく古美門。
沢地の情報が曖昧であることを証明。

逆に、黛が、報復人事であることの確たる証拠を何一つ持っていないことを指摘、ひたすら情に訴えるのみの・・・・

ああ、こっからは、とても拾えない(^^;;

「我々は神ではありません。
この私も含め、愚かで感情的で間違えてばかりのちっぽけな生き物です。
そんな人間に、人間を裁くことはできるのでしょうか。
いいえ、できません。
だから、人間に成り代わり、法が裁くのです。
どんなに怪しかろうと、憎かろうと、一切の感情を排除し、法と証拠によってのみ、人を裁く。
それこそが、我々人類が、長い歴史の中で手に入れた、法治国家という大切な大切な財産なのです。」

あっらー食らっちゃいました。
黛、完敗。

冷静に見ると、証拠を提示てきなかったのは、確かにまずいです。
言い方は憎々しいけれども、古美門の言うとおりです。
証拠もないのに情緒に訴えて判決を左右するのは、それこそ邪道でしょう。

「百億万年早いわぁ~っ」

裁判には負けたけれども、証言したとおり、八木沼はさばさばしていました。タイの企業にスカウトされたとか。新しい人生に向かって歩き出せたようです。

仙羽化学の社長とは最初から組んでいた。
フロンティアが負ければ、仙羽化学も無傷ではいられない。
家族より会社の方が大事なんだ・・・長くなるので(もう、充分長い;;)、つまり、黛は古美門の仕掛けたお涙頂戴のトラップに見事に引っかかった、というわけです。

「ぜんぜん、成長していない(以下略)」

完敗を認める黛でしたが、「さおり」問題を解決し、三木との確執を溶こうと、古美門を三木の元に引っ張っていきます。

「先生だって心の傷になっているんじゃないんですか」

顔を合わせるやいなやいつものごとく言い争いを始める二人。
ついには取っ組み合いの喧嘩を始めました。

「さおり」とは。
沢地が明かしてくれました。

製薬会社同士の時に、相手側の新薬を発売停止に追い込むため、投薬実験が行われた・・・もう、書いちゃいます。(汗)
そう、マウスハムスターでした。

数ヶ月の実験の間、事務所で飼われていたんですね。
で、すっかり情が移ってしまって、実験台にすることに耐えられなくなってきたのですが、古美門が強硬に続行した、ということのようです。

「あの子を殺した」
「あそこでやめたら実験が無駄になる」
「お前だって癒されいたはずだ」
「勝つためだったんだ、勝つためだったんだ」

どちらも本気じゃないと、喧嘩はできません。
古美門、本当に苦しんでいたのね。(笑)

そんな二人を笑いながら見ている沢地は「男の喧嘩が好き」なんだそうで。
このセリフがとっても似合ってて、素敵でした。
黛の?な表情も良かったです。

沢地の高笑いが響く中、殴り合う男二人。
中々シュールなシーンでした。(笑)

で、黛は、再び古美門の元で働くことになったのであります。蘭丸も戻てきたよっ(*´∀`*)

「なんじゃそりゃ~~~~」 (で、あってるのかな?汗)

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・・・タイトルバックは、黛の投げた六法全書が命中するも、持ちこたえた古美門・・・を再び蹴ろうとしている黛の足だけが映っていました。

当分の間、黛は粉砕されつづけ、そのたびに古美門の頭に六法全書が放たれる、という関係が続きそうです。
本当に古美門が蹴り倒される日はくるのか?

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ふぅ・・・ストーリーは公式サイトを転載して、感想だけ書こうと思っていたのに、結局セリフも少し拾っちゃいました。少しなのに、この長さ。(滝汗)

エネルギーを使い果たしたので、後で何か書くかもしれませんが、今は簡単にまとめ感想おば。

最後の最後まで面白かったです。

始まる前に
「闘うことを忘れてしまったすべての人たちに贈る「弁護士ドラマ」史上最も笑える極上のリーガルコメディ!」

というコピーに感じた、本当に笑えるのかな?という不安と否定的な予想は、ものの見事に覆されました。

笑いの中に、実に重いテーマをきっちり紡いで描ききったお話、お見事でした。
お見事、としか言いようがないです。

名前を覚えてもらえなかった井手を含め、レギュラー全員が生きていました。

生瀬さんは楽しんでましたよね。(爆)

失礼ながら、新垣さんがこんなに出来る人とは思ってなかったです。
あて書きだったにしろ、期待に見事に応えておられました。

そして、堺さん。
もう、何も言うことがありません。堪能させていただきました。ただ、ひれ伏すのみ。
堺雅人という俳優の底知れぬ力と魅力をリアルタイムで視聴できた、この三ヶ月。幸せでした。

スタッフ、キャストの皆さん、楽しかったです。ありがとうございました。

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※文中の誤字脱字は後日訂正します。

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2012年6月20日 (水)

リーガル・ハイ  10話

公式サイト

原告団の最終目的は慰謝料5億と安全確認までの操業停止。
前回とは違って肝がすわった老人たち。
減らず口を叩きながらも、満足げな古美門。

今回の訴訟、仙羽グループが大企業のため、大手のマスコミはとりあげない。
そのため動画を自作、ネットに流してアピールする作戦をとっています。
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裁判の焦点は、クロロ・・・(長い;;)、ヘルムート38が有害なのか、仙羽化学工場から流出しているのか、の2点に絞られました。

ヘルムート38が有害であると立証できる可能性を持つのは、研究開発部主任の八木沼佳奈ぐらいしかいない。
しかし、彼女は固く口を閉ざしたまま、古美門と黛を拒絶します。
八木沼が証人になってくれそうにないので、違う方向から攻めます。

古美門側の証人は初代格さんもとい、町村教授。ヘルムート38に毒性があると証言します。
だけどなんだか頼りない証人。
三木側の証人は"不祥事"で教授の教室を追い出された教授の弟子の四代目格さん。ヘルムート38に毒性があるとは証明されていないと、証言。

テーマソングがだんだん短くなるのが可笑しかったです。

弟子の不祥事が実は教授の横恋慕だったことなどがばれて、次第に追い詰めらていく古美門。

クルーザーや車(免許は持っていない)、家屋敷を抵当に入れて作った1億円で工場のまわりの土地を買占め、土壌汚染の証拠を徹底的に調べはじめます。
我が身を削るなんて凄い情熱です。
でも、その情熱は正義感、なんかじゃなくて、あくまで訴訟に勝つため、自分のプライドのため。
一方、黛は。
服部さんという最高のシェフがいる古美門邸の食卓に、ダイエットと称してわざとらしく(笑)、手製のお弁当と水筒を持ち込んでます。
のみならず手製弁当を引っさげて、公園でたったひとりお弁当を食べる八木沼を何度も訪れています。
古美門からは、会社に忠誠心を持っているから無駄だ、と言われてもやめません。

そして、ついに土壌からヘルムート38が出た!

しかし、土壌からヘルムート38が検出されても、ヘルムート38自体に毒性がなければ、公害とはいえない、というところを三木に突かれてしまいます。

三木がドイツから呼んだ証人、ヘルムート38の発見者、ヘルムートさん。
古美門曰く「発見者だから正しいとは限らない!」
その通り。自分の研究にはもっと謙虚になった方がいいのでは?・・・

しかし、形勢は圧倒的に古美門不利。

症状と工場の因果関係が証明されたとは、とても言い難い。
ならば、いたずらに公害、公害と言い立てて、仙羽化学という先進企業のイメージを
損ない続けるのはいかがなものか。

「今、この時も仙羽化学の株価は下がり、わが国の国益は損なわれているのです。
大企業は悪、かわいそうな老人は犠牲者。」

それは、アタリ屋と変わらない!

「これは断じて公害ではない!」

三木が王手をうってきました。
さすがの古美門も負けを覚悟した様子。
差し押さえにあってがらんとした家で、あらぬことを口走るほど落ち込んでしまいました。

さらに追い討ちをかけるように三木たちが訪れ、3000万円で和解することを提案します。
ぼんやり聞く古美門に、エキセントリックに復讐の凱歌をあげる三木。

「お前が裁判に巻き込んだせいで命を落としたあの子」

いったい過去に何があったのでしょうか。
沢地も同じく勝利を確信しているようです。
黛にあなたの席は空けてあるわ、とおためごかしに言って去っていきました。

和解案をそのまま原告団に伝える古美門。

だが、自分たちの条件が受け入れられないのなら、一文無しになったっていい、と腹をくくっている原告団たちに、勝手におりるな、とかえって古美門にハッパをかけます。
「ならば私からの条件です。決着がつくまで、誰一人くたばらないでいただきたい!」

蘇る古美門。

「黛、君に賭ける。」
八木沼を何としても落とせ、ということ。
もちろん、必死になって八木沼に食い下がる黛・・・が、八木沼の目の前で倒れてしまいました。

担ぎ込まれた病室を訪ねる古美門。
なりゆきで付き添っていた八木沼の目の前で、お弁当のカラクリを明かします。
黛は、絹美で採れた食材で弁当を作り、絹美の水を飲んでいた、と。

うなずく黛。
私が病気になれば、因果関係を証明できるのではないか。
自分を実験台にしていたんですね。バカか、という古美門に、勝つために手段を選ばないというのは古美門から教わったこと、これが私の手段なんです、と訴える黛。
ともかく、直ちに精密検査を受けるように、と古美門は厳命しました。

このやりとりをあっけにとられて見ていた八木沼・・・元朝ドラヒロインです。(笑)

話を聞いて、服部さんも心配そう。

さて、検査の結果。
居合わせた八木沼とともに聞く黛。

「大腸ガンです。」

覚悟はしていたとは言え、ショックを受ける黛。
八木沼もまた、ショックを受けています。

場面変わって、三木事務所。

仙羽化学がヘルムート38が健康被害を起こすことを認識していた極秘書類を三木に見せる古美門。

これで勝負が決まりました。
崩れ落ちる三木を抱きかかえる沢地。

内部告発をした八木沼は、私ほどの人材はどこでも欲しがる、とさばさばと辞職していきました。

頑張って病気を治します、という黛を抱きかかえ、頭なでなでする古美門。
でも、優しさも含みつつも、微妙にしてやったり感が漂ってます。堺さん、うまいです。
胡散臭いのに、そんなことはわかっているのに、新垣さんの真直ぐさもあって、うっかり感動しちゃいました。

案の定、黛を診察した医師を見るやいなや飛んでいって、お金を渡しはじめました。

愕然とする黛。
君の捨て身の作戦を援護しただけ、さあ、勝利の祝杯だ!と飛び跳ねる古美門。

その晩、祝杯の席で。
黛は古美門の元を去ることを告げます。

わかったことが一つあります。私は先生のようになれない。なる必要もない。私は先生が絶対になれない弁護士になります。

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今回も濃かったです。
裁判のやりとりやコネタを大分削ったのですが、やっぱり長くなってしまいました。

黛の作戦は途中からわかったし、告知も、やっぱり、でしたが、黛の必死な思いは伝わりました。
毒性があるかもしれない食材を食べるのって、とても勇気がいると思います。

そして、相変わらずな古美門。
しかし、自分の体を実験台にする黛の強さは認めているのではないでしょうか。
減らず口を叩きながらも、ちょっと寂しそうでした。

前回の感想で「これが最終章(恐らく)の発端。」て書いたけれども、当たったような当たらなかったような。(汗)

当たっていたのは今回登場した仙羽化学勤務の佳奈が、裁判の当事者として来週も登場すること。
外れていたのは、絹美地区の訴訟の結末がついたこと。外れて良かったです。すっきりしました。

傍聴席の原告団が裁判の行方を、あまり思いつめずに観戦する演出が、このドラマらしくて良かったです。

仙羽グループ・・・個人の生命より経済が何より優先されるのね。
それで経済が破綻しなければ、よし、とするべきなのか否か・・・

次回最終回。

1年後に飛び、人権派弁護士、古美門父も登場するようです。
タイトルバック、黛が立ち上がりました。

何がどうなるのか。寂しいけれども、楽しみです。

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2012年6月13日 (水)

リーガル・ハイ  9話

公式サイト

山間(やまあい)に豊かに広がる水田。
昔ながらの作業歌を口ずさみながら農作業をする老婦人が、突然胸を押さえて倒れる・・・

森林の向うには巨大なプラントが立ちはだかっていました。

これが最終章(恐らく)の発端。

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いつもの通り、セリフはほとんど拾っていません。ですので印象的なシーンのみをポツポツと書いておきます。ところどころ記憶違いがあるかもしれませんが、お許し下さいませ。

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倒れた老婦人は亡くなった村長の奥さん、たねでした。
彼女はお見舞いに来た老人たちに対して、自分だけでなく、この絹美村・・・今は南モンブラン市絹美地区の人々の健康状態が悪くなっている、と指摘します。
それは、5年前にできたあの工場のせいだ。自分の夫が皆を説得して誘致した化学工場の。
このまま泣き寝入りしてはいけない。戦うんだ。

たねの命令一下で、日本で一番優秀な弁護士を弁護士を探しに東京にやって来た老人たち。
古美門が、例によって詭弁っぽい裁判で勝利する法廷を見て、この人だっ、依頼します。
ここ、「七人の侍」のBGMでした。

天下の大企業相手の公害訴訟です。
しかも相手方にはまたしても三木がついている。
黛はもちろんやる気満々!

しかーし。

古美門は4つの理由をあげて断ります。

一つ目は人口より猪のほうが多いような田舎には二度と行かないと決めたから。
二つ目は弁護費用が払えないだろうから。
三つ目はどうせ勝てないから。
四つ目は私は皆さんのような惨めな老人が大っ嫌いだから。

怒り出す老人たちをなだめつつ、黛一人で絹美地区に出かけ、リサーチ開始。
井戸水からヘルムート38と呼ばれるクロロタスムハリオサ酸(これは公式を参照しました;;)を検出します。
新しく発見された物質で、有害ではあるけれども、どの程度人体に影響を及ぼすかどうかはわかっていないのだそうです。

しかし、有害物質が検出されたことで俄然やる気になる原告団、その様子を少しいぶかしげに見つめる黛。

君も違和感を感じたろう。
あいつらは戦争とズワイガニ食べ放題つきバスツアーの区別がついていない。

古美門が5年前の土地買収の時、三木の元で村長を買収するなどの裏工作を働いていたことが何者かにリークされます。
リーク元は沢地。
今回、沢地はいつもにまして怪しげな行動をとっていました。
ハニートラップだろうと、と表向きは格好つけてかわしてしても、黛とはフェロモンが違う、とヘナヘナとなる古美門。(笑)
3年前あなたについていかなかったことを今でも後悔している。
よくそんなことが言えたものだ・・・
何があったのでしょうか。

さて、古美門、ついに自ら現地に赴きます。
原告団は、用地買収の当事者として古美門に怒りをぶつけますが、たねが登場し、古美門に依頼したのは間違いではなかった、とその場を納めます。
あの時村長があなただったら、私は失敗していただろう、と古美門。

裁判が始まり、クロロタスムハリオサ酸の存在を追及する古美門。
会社と三木は長引くと不利益になると考えたのか?早速話し合いの場をもうけ、示談金の交渉を始めます。提示金額は1000万。
冗談じゃない、0が二つ足りない、と蹴る古美門。

三木はヘタレの井手を使って裏工作を始めます。
内容は、原告団の一人、春夫の息子に圧力をかけ、息子から老人を説得させる、というもの。イロをつけるから手打ちにしよう、そして皆を説得して欲しい。
・・・その様子は蘭丸がばっちりカメラに納めていました。

再び話し合いの場が開かれます。
黛が用意した絹美の水や食べ物に手をつけぬまま、謝罪を始める社長たち。
心よりお詫び申し上げます!見舞金は2000万出します。

ぐらつく原告団の前に、古美門が蘭丸の撮った写真をばら撒きました。
買収の現場を押さえられたため、会社の人間と三木は一旦退場します。
工作に失敗したことを土下座してあやまる井手。しかし、三木と沢地は「これでいいんだ」と。

さて、後に残った原告団たち。
これから、という段になって、会社と和解する、と言い出しました。

これで充分です。会社の誠意も感じれたし、絆を再確認できました。この世にはお金より大事なものがある。

買収されていたのは春夫だけではなかったようです。

キレる古美門。
ここからは古美門の独断場でした。(以下、概略です)

すばらしい!ふれあいと絆の里!
この世には金より大事なものがある。
この国には馴れ合いという文化がある。

見よ、この飼いならされた人々を。

この村にかつてあった桑畑は、美しい絹を紡ぐ蚕を育てた。
だから絹美村と名付けられた。
養蚕業が衰退した後は稲作にかわった。
日本酒を造るに適した素晴らしいお米ができた。
それも政府の農地改革によって衰退した。
後は市町村合併を繰り返し、補助金で何とかしのいできた。

5年前の工場建設、反対運動をしたらお小遣いがもらえた。
もう、農業まで捨ててしまった。
りっぱなハコものを建ててもらい、村の名前は南モンブランなんていうファッショナブルなものになった。

今、土地を汚され、病に冒され、もう、この土地に住めなくなるかもしれないけれども。
商品券もくれたし、誠意も絆も感じれた。

これで土地も蘇るのでしょう。病もなおるのでしょう。
工場は汚染物質を垂れ流すけれども、何の問題も起きないのでしょう。

だって絆があるのだから!

誰にも責任を取らせず、見たくないものを見ず。
みんなで仲良く暮らしていけば楽でしょう。

しかし、もし誇りある生き方がしたいのなら。
見たくない現実を見、深い傷を負う覚悟がなければならない。

あなた方が相手方に一矢報いる方法は。
奪われたものと踏みにじられた尊厳に相応しい対価を勝ち取ることだけ。
それしかないのだ。

敗戦のどん底からこの国をきずきあげたあなた方なら。
その魂をどこかに残しているのではないか、と期待した私が愚かでした。

二度と老後の暇つぶしに私を巻き込まないで下さい。
穏やかに健やかにどうぞ、くたばってください。

.

そこへ村長夫人が亡くなった、という知らせが届きました。

遺言は「死んだら全員で遺影を持って傍聴席を埋め尽くせ。裁判官にアピールできから」。

その言葉で、皆の目つきが変わりました。
たねが歌っていた作業歌を歌い出す元・絹美村の人々。

そんな彼らの目の前で絹美の水を飲む、黛と古美門。

.

古美門は、沢地の言行が結局ハニートラップだったことのみならず、ここに至るまでの数々の事件の全てが三木によって仕組まれたことを知っていました。
どうしても三木は自分と最終決着をつけたいようだ、そしてそれは自分の人生最悪戦いになるだろう、と。

一方三木の事務所では。
三木が震える手で引き出しから額のようなものを取り出していました。
そんな三木を後から抱きしめる沢地。

途中まで、買収や住民たちの態度などマンション建設の話と似てるなぁ、と気を抜いて見ていたのですが、古美門の演説にぐっさりやられてしまいました。

この言葉こそが作者の言いたかったこと。
これまでの事件も、遊んでいる風に見える話も含めて、全て、ここに集約するように構築されていること。

その情熱に、堺さんの熱演に、思わず目頭が熱くなりました。

マスコミは本当に知りたいことを伝えてはくれない。それは自分が知ろうとしていないから・・・まだ幻影を持ち続けていたいから。

「足、踏んでます。」(爆)

そうそう、今回は古美門と黛の食べっぷりがすごくて、蘭丸の分がなくなっちゃってました。
腹が減ってはいくさはできぬ?

後2回ほど。
古美門と三木の確執の原因は明らかにされるのでしょうか。
最悪の戦いとは?
タイトルバックで粉砕された黛が復活するのか、も含めて。

見守りたいと思います。

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2012年6月 6日 (水)

リーガル・ハイ  8話

公式サイト

天才子役と母親であり事務所の社長である母親、そして古美門親子の確執を重ね合わせたお話でした。

セリフを拾うのはとうに放棄しているので(汗)、1回見たのみの感想を書きます。
とは言え、何をピックアップして書いたらいいか迷ってしまう。今回も濃い内容でしたから。

まず、タイトルバック。
黛、自滅していました。(笑)

さて、今回の依頼人は、天才子役。
母親との縁を切って欲しい、というのが内容。
最初は相手にしなかった古美門ですが、弁護料が二千万、と聞いて態度豹変。

12歳で急性アルコール中毒・・・確信犯ですね。

もちろん縁を切られたくない母親は、弁護人を立てて争います。
弁護人は、また、三木事務所。
古美門が法廷弁護士に復帰してから、ことごとく絡んでくるのはどうもわざとのようです。

天才子役、安永メイ役はツンデレなお嬢様を演じさせたらピカいちの吉田里琴さん。さすが天才子役です。←ややこしい(^^;;

当初の性悪っぽい表情が、ラスト、ロンドンに旅立つ時には別人のように清々しくなってました。メイクや衣装、照明のおかげもあるでしょうが。
また、セリフでも、あの古美門と張り合ってました。すごいです。
いやはや、古美門の言うとおり、天性の女優です。←これはメイに対してですが。
成長期の中学時代はゆっくり休んだ方がいいかも。

古美門も今回はメイに自分の幼少期を重ね合わせたせいか、ちょっとおとなし目でした。
しかも母親側の参考人として登場したのが、厳父ときては。

そう、三木が今回秘密兵器として引っ張り出してきたのは、九州でその名を知られた元検事だった古美門の父、清蔵でした。
三木は清蔵を尊敬して法曹界に入り、清蔵の息子、研介を事務所に入れたのだそうです。
だがしかし、研介は怪物になってしまった・・・
だから、父親である清蔵と弁護士そして育てた自分が葬らなきゃいけないんです、というようなことを言ってました。う~ん・・・

また、三木が言っていた、清蔵が関わった昔の事件・・・1991年でしたっけ、間違っていたらごめんなさい・・・が、今後の展開に何か関係があるのかないのか?

古美門の小学生時代の思い出。子役さん、雰囲気出てました。

「サンタクロースなんかいない」と言ってクラスの女の子を泣かしたことを「いないことを証明しろ」と、理屈で問い詰める父。
わあ、ほんと、この父にしてこの子ありですな。
でも気分次第で理不尽に怒られたりするよりはいいかもしれない。

謝罪のために持っていくはずのカステラを自分で食べてしまった研介。
父にやり込められた悔しさ、女の子に謝る悔しさ。プライドが邪魔して、いくつもの嘘を重ねてしまいました。

自分が悪いとは言え、「頭の悪い子供は嫌いだ」と言い棄てられたのはかなり応えたようです。
父の期待に応えようとしていた研介にとっては致命的な言葉でしょう。

短い回想シーンで、父に対する心理及び嘘をついてしまう流れが端的に描かれていました。うまいです。

こういうことが重なって、父の意に沿った人生を歩むのをやめ、自分で人生を切り拓くことにした古美門。

メイもまた、同じ。
メイの母は古美門父のような厳父ではなく、娘が離れそうになるとリストカットを繰り返すような娘依存症ですが・・・キツイなぁ。離れて正解なような気がします。

幼い頃は母の期待に応えようと一心に演じてきたけれども、もう、自分の人生を歩みたい。
そして、母にも自分の人生を歩んで欲しい。
それがメイの本心でした。

暖かな家庭で育った黛をちょっと能天気に描くことで、幼くして社会にもまれて生きてきたメイの覚悟を際立たせていました。
その分、今回の黛、いいところがなかった、というか、影が薄かったですが。

親子の問題は親子の絆で解決できるはずだ、と主張する黛。
古美門に「12歳にして母親との断絶を決心した子供の、血の吐くような思い。それが君にわかるか」とこっぴどくやり込められてしまいました。

絆、そして正義に対する黛の純粋な思いや理想は、今後経験を重ねていっても貫くことができるのでしょうか。

と、なんだかんだと駆け引きはありましたが、蘭丸の活躍のおかげで、今回も古美門の勝利でした。

が、負けたはずの三木、がっかりするどころか、これで用意は整ったと。
そこへ沢地がなにやらわけあり気な書類を持ってきて、あの老人達が動き出した、と報告。
何とか化学、って書いてあったような。何なんでしょうか。

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元妻が登場した時とは対照的な、父との再会でした。
表情を硬くするだけの古美門。

古美門家を訪れ、弁護士になるべきではなかった、と言い置いて去っていく古美門父。
いつものようにキレず、同じくサンタクロースを信じないメイと静かな闘志を共有するシーンが印象的でした。
ロンドンに留学するメイにシェークスピアを学んでくるといい、なんて声をかけたり、いつもより優しかったです。

そうそう、サンタクロース。
服部さんがお目付け役だったとは。
一番のサプライズでした。
古美門父に命を助けられたということでしたが・・・

古美門父は息子をやり込めるためだけに訪れたわけじゃなかったんですね。
元気でやってるかどうか、どんな暮らしをしているのか。自分の目で確かめたかった。不器用な人。
ラスト、チラっと流れたBGMが「木枯し紋次郎」の主題歌というのが、単なるお遊びなのかどうか。意味深ではありました。

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訴訟の争点、メイ母娘がどうなるか、ということ自体には強い興味は覚えませんでしたが、父と息子、母と娘の関係の違いがよく出ていて、考えさせられました。

・・・書き出すとキリがないので、この辺でやめておきます。
これ以上書いてもまとめきれないと思うので。

よくできたお話でした。
静かな古美門も、また良し(^^)

次週は本格的な訴訟のようです。
そろそろ古美門と三木の確執の原因の一端が見えてくる?

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2012年5月30日 (水)

リーガル・ハイ  7話

公式サイト

こちらも忘れないうちにメモっておきます・・・忘れることはないだろう、お話でしたが。(爆)

古美門(堺雅人)と黛(新垣結衣)のもとに、地方企業の徳松醤油から遺産相続訴訟の依頼が舞い込む。亡くなったのは徳松醤油社長の徳松嘉平(菅登未男)。嘉平のもとで働いていた黛のいとこ・千春(木南晴夏)からの依頼だ。徳松醤油は辺ぴな片田舎にあり、古美門は現地に赴くことを固辞するものの、報酬目当てに結局行くことに。さらに、その話を聞いていた服部(里見浩太朗)も、休暇をとって彼らと共に徳松醤油に向かう。(公式サイトより)

争いの元は、嘉平が三人の子供たちそれぞれに「全てを譲る」という遺書を残したこと。
どれが本物か?それとも法定通り三分割するのか?

何がなんでも紀介を勝たすために、嘉平を無理矢理認知症にしてしまおう、というところが古美門らしい、というか、まさしく「リーガル・ハイ」。

裁判の焦点は、古美門の思惑通り、嘉平老人が亡くなる少し前から認知症だったかどうかに絞られます。
認知症ならば、2年前に書かれた実質会社を仕切っている末っ子の次男紀介宛の遺書が有効。
そうでないならば、一番最近に書かれた、経営には一切関わらず遊び回っている長女清江に書かれた遺書が有効。

鍵を握っているのは、ずっと嘉平の世話をしていた、誰よりも徳松醤油を愛する黛のいとこ、黛千春・・・
しかし、千春は経営に失敗して家を追い出された長男泰平についた三木、そして沢地から、紀介が徳松醤油を大手メーカーに売ろうとしていたことを知らされます。

千春は一体どういう証言をするのか・・・

もっと遊んでいるかと思ったら。
いや、とっても遊んでました。
でも法廷シーンを見せ場にもってくるなど、ちゃんと「リーガル・ハイ」になっているのが凄かったです。

片田舎にレギュラーを全部集めつつも、顔出し程度ではなく、ちゃんとストーリーに組み込んであることにも力を感じました。

沢地のパック、井手の逆立ちもおふざけではあるのですが、テンポがいいので悪目立ちしない。
てか、なんで湯船で逆立ちするの。(爆)

その他、、紀介が妾の子供だから~と嘆いたり、実は自分のところで作っている醤油の良さがわからない、ウスターソース派だったり。(笑)

「三本の矢」にも爆。

結局嘉平老人は認知症ではない、と証言をした千春によって全てがひっくりかえるのですが、千春の徳松醤油への愛情が伝わってきたので、気持ちよくドンデン返しを楽しむことができました。

兄弟たちの幼い頃の回想シーンも、こういうシーン、あるある、と思って見ていたら。
兄弟仲及び徳松醤油の行く末に明るさを感じさせるオチに繋げるとは。

ゲストの皆さんもはまっていました。
特に千春の木南晴夏さんの腹に一物あるというか、七瀬っぽい従業員、少しのセリフとちょっとした動きだけでしたたかさを匂わす山谷初男さん。

伊吹吾郎さんと服部さんの里見浩太朗さんとのツーショットだけはストーリーとは関係ない完全なお遊びでしたが、入れ方のセンスがいいので、とても楽しめました。
濃いわ~、このお二人。(激爆)

何より、古美門が金田一さんのコスプレに至る経緯や、例の頭をかきむしりながら「あっ」とひらめくシーンが単なるパロディではなく、お話と溶け込んでいるのがお見事でした。
中身は古美門、いつものように毒舌を吐いてジタバタしているのに、金田一さんのコスチュームをしていることに違和感を感じなかったです。堺さん、似合いすぎ。

訴訟の方も、何故嘉平老人が三通も遺言書を書いたのか。真相は誰にもわからないけれども、孤独な老人の心がほの見えたり。
また、認知症は恥ずかしいことではない、と古美門流ではありましたが語られたり。ぎっしり詰まっていました。

うーん、褒め出したらきりがないです。

最後、醤油掛けご飯で締めくくられてしまっては、もう、ひれ伏すしかございません。

実は、金田一耕助という、定番のネタなので、しらけたらどうしようかと思っていたのですが。

丁寧でテンポが良く、センスがあって、オリジナリティーもある。パロディとはこういう風に作るんだ、というお手本のような作品でした。

先週に引き続き、永久保存版。
まだ一回しか見ていないので、時間ができたらじっくり見返してみようと思います。

あ~、面白かった!

そうそう、タイトルで黛のキックがなんと通りこしてしまってました(笑)・・・どうなるのかな?

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2012年5月23日 (水)

リーガル・ハイ  6話

公式サイト

ちょっとバタバタしてまして、感想のみにさせていただきます。
2週間ほどは短縮営業になるかと・・・m(_ _)m

今回は男女の機微を描いたお話。

芥川賞受賞作家、神林とフリーキャスター、安奈のおしどり夫婦・・・と思いきや。
神林から古美門に離婚調停の依頼が。
ハイパー・メディア・クリエーターの依頼(激爆)と痴話喧嘩の仲裁だけはやらない、と、即、断ろうとした古美門に安奈サイドの弁護士事務所から電話がかかってきます。

三木!

これはポリシーの問題ではない!
一転して闘志満々で引き受ける古美門の前に現れたのは、三木がわざわざアメリカから呼び寄せた、圭子・シュナイダー・・・古美門の元妻だった?!
トイレに逃げ込む古美門!

今回の感想、「!」が多いです(^^;;

古美門と圭子はかつて三木事務所の同僚で、息がぴったりあったパートナーでもあったそうです。でも1年ももたなかった。
この二人・・・わかるような気がします。

ああ、井手君は今回も外されちゃいました。
ま、仕方がないですね。

離婚の条件で折り合わない神林夫妻。
安奈がヒステリックになることは古美門が体を張って証明しました。服部さん、格好いい。情報通だし。
そして神林が浮気三昧なのは、本人が告白(笑)。
不貞は圧倒的に不利。丸腰で法廷に立つことになると、古美門。

法廷では・・・夫婦喧嘩は犬も食わない、などどいうレベルを越えたドロドロの展開に。
どっちもどっちです。
有名人の場合は、いくら頭に血が上っていても、離婚調停はなるべく和解で終わらした方がいい、というのがよくわかりました。

そういう展開になることを予想していたんでしょうねぇ。さすがの古美門も、もう、口を挟むのをあきらめちゃった。(笑)
そんな古美門を楽しそうに眺める圭子。

圭子に「赤毛のアン」と呼ばれる黛・・・なんで「赤毛のアン」なのかな?「夢見る夢子さん」・・・今はそんな言い方はしませんが(汗)、からの連想だけ?何か裏設定があるのでしょうか。

で、圭子姉御とアンジェリーナ姐さんにつかまっちまいました。
この三人の女子会・・・影からそっと見てみたい(^m^)。

圭子からのヒントに気がついた黛。蘭丸の手も借りてある事実を突き止め、古美門に報告します。これなら勝てる、と手応えを感じる古美門。でも、いつものテンションじゃない?

ある事実とは。
安奈と親友の夫との不貞疑惑。
下ネタの応酬で恥をかくことには耐えられても、これだけは明かされたくない、ということで、安奈が折れ、和解にもって行くことに成功しました。
一番繊細な部分だったのでしょう。
最後、別れの時に、そんな妻の気持ちを神林が思いやるのは、甘い結末かもしれませんが、古美門、圭子の関係ともども後味が良かったです。

さて。和解、ということは、三木事務所の負け。
悔しがる三木に、もう、私はあなたの部下じゃない、と立ち去る圭子。
仕方がないです、古美門を倒すのは三木先生しかいない、とそっと焚きつける沢地。
沢地は、古美門と三木の直接対決を仕組んでいるように見えます。2話で1度対決しているのですが・・・何故なのでしょうか。

黛は、圭子がわざとヒントをくれ、古美門を勝たせたことに感動し、正義のためには負けてもいい、そんな人の下で働きたい、働かせてください、と、圭子にお願いしますが、あっさり断られてしまいます。

あなたは一生、私のようにはなれない。古美門の下で滑った、転んだやってなさい。
そうすればいつかあいつに勝てるかも。
彼に勝てるのは、私ではない。

がっかりして戻った黛に、古美門も圭子がヒントをくれたことを知っていた、と告げる服部。
驚く黛に、それが、阿吽の呼吸、ということなのでしょうかな、と。
神林夫妻がこれ以上傷つかないための、暗黙の了解、チームプレイ。

タイトル、黛が段々古美門に近づいてきました。
本当にキックは決まるのでしょうか。

古美門と圭子・・・堺さんと鈴木京香さんのバトル、期待通り見応えがありました。
情けなさを体当たりで演じる堺さんに、京香さんも貫禄たっぷりの長セリフで応酬。
いいもの見させてもらいました。
永久保存版です。

各々が半分に割った金貨を大事に持っている、という幕切れ、予想はできましたが、このお二人が演じられると、余韻が増すなぁ。

粗筋だけ、それも大分端折ったのですが、結構長くなってしまいました。
今回は苦味の少ない、コメディテイスト全開のお話でした。
とにかくひとつひとつのセリフが面白い。テンポもいい。
とっても楽しかったです。

と、思ったら。
衝撃の予告がっ

なんじゃ、こりゃ!!!(^□^);;

好きなように遊んでませんか?
そういうの、大好物です!(^^)v

しかも木南晴夏さんに、伊吹吾郎さんまで・・・

もう、来週が待ちきれないです!!

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2012年5月16日 (水)

リーガル・ハイ  5話

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秋クールに「勇者ヨシヒコと魔王の城」第二章の放映決定だそうで\(^O^)/
もちろんスタッフ、キャストはそのまんま。

でもテレ東系だから、BSに落ちてくるのを待たなきゃ。(泣)
見逃し配信してくれないかなぁ・・・

さて、感想です。
今回も面白かったです。

古美門(堺雅人)と黛(新垣結衣)は、収賄罪で実刑2年5カ月の有罪判決を受けた大物政治家・富樫逸雄(江守徹)から、弁護の依頼を受ける。これまで富樫の窮地を何度も救ってきた彼自慢の国内最強弁護士軍団をして、控訴して確実に勝つ自信がないと言った難しい案件だ。(公式サイトより)

古美門曰く。

「私の信条は2つです。私にふさわしい報酬を得ること。引き受けた訴訟は必ず勝つということ。」

つまり、勝てる訴訟しか引き受けない、ということです。

富樫を検察送りにされた背景には、彼の政敵の暗躍はもちろん、慣例を尊ばない彼が権力の座につけば、恐らく既存権益を失うことになる、霞ヶ関のおえらいさんたちがいる。

従って、古美門は富樫の依頼は相当ヤバイと判断、考える時間をください、と返事をします。
富樫も、負け戦をしないことはいいことだ、と大物らしく鷹揚に了承。

ここまでは自分のペース、とほくそえむ古美門でしたが、すぐに富樫から呼び出されて、時間をもらった上に断る、なんてことはないだろうな?と脅かされしまいます。
ヘタすると弁護士生命どころか命のものが危ない・・・

笑ったままビビる古美門。(激爆)
考えるも何も、もう受けるしかなくなってしまって、パニくってます。
ま、このまま終わる古美門ではありませんが。
九ノ一、草のものって。(笑)

九ノ一の黛は富樫家のお手伝いさんに接近。
草のものの蘭丸は沢地に接近。

草のもの、蘭丸はアンジェリーナ姐さんこと沢地女史に一撃の下に倒されちゃいました。小池さん、似合ってる(^^)
でも、それとなくヒントもくれました。ミステリアスな女性です。

そのヒントを生かしたのは九ノ一、黛。偶然ですが。

検察が賄賂の受け取りメモを捏造した経路は2時間サスペンス風でした。でも、春木さんの熱演もあって本当にありそうではありました。

今回の見所は、ドラマの中盤あたりで富樫及び古美門が収賄政治家について語るシーンでしょう。

富樫曰く。

「人を先生と呼ぶ時は、その人に何かしてもらう時である。
教師には教えてもらう、医者には直してもらう、弁護士には助けてもらう。
政治家が先生と呼ばれるのは、稼がせてもらうから。」

身内すら信用しないことに、ますます嫌いになった、と例によって正義感をむき出しにする黛に古美門が語ります。

「金と権力は表裏一体。金を集めるものが力を持つ。なぜなら、人は金のあるところに集まるから。
しかし、この国では金を集めるものは悪とされる。」

ここで街頭インタビューに応える人々の映像。
こういうインタビューを見ているといつも思うのです。
マスコミが意図的にチョイスしてるんじゃないかなって。

「己は金を求めるのに、政治家にはクリーンさを求める愚民たち。
彼らに媚びた政治家がクリーンな政治を標榜し、愚民がまたそれを支持する。
その結果、力のない、何もできない政治家ばかりが増え、力のある政治家は検察によって抹殺される。
そして日本の政治家が駄目だ、と同じ国民が嘆く。」

今まで正義について語ってきたのと同じく、堂々たる理論です。
ここで、賄賂に対する概念がちょっと揺らぎました。
そうそう、江戸時代以前は心づけと称する賄賂が当たり前だったしなぁ、なんてね・・・
なんだかんだと弁護士論法で納得させちゃう古沢さん、そして堺さん、恐るべし。

でも、この件についてはやっぱり詭弁だと思う。
確かに大衆は愚民かもしれないけど。
何が駄目なのかちゃんと考えていないもんね。
政治家には、やはり、圧力に負けない理念を持っていて欲しいです・・・。

あなたとわたしは合わせ鏡だ、と古美門に言われた、検察特捜部のエース・辰巳史郎。
手段を選ばないのは似ているかもしれません。
ただ、辰己は破滅を恐れない。自分の仕事を真っ当するために家族も作らなかった。ちょっと格好良かったです。お友だちにはなりたくないですが。(汗)

結局富樫は控訴せず。
その代わり検察の弱みを握った。このカードで検察をも転がせる。

「私は無敵だ。」

73歳で総理になることを企む、エネルギッシュで面の皮の厚い男、富樫。
お手伝いさんの気持ちは恐らく全く通じていないと思います。

しかし江守さん演じる富樫にちょっと可愛げがあったのと、富樫絡みでコントちっくに締めくくっていたのが救いでした。それが狙いなんでしょうね。やられたって感じです。

その分、政治家の冷酷さや、政治家が力を持つためにはそうならざるおえない政治構造に対するぞっとする恐さはあまり感じませんでしたが。これ以上暗くなってもね・・・前回の日照権をめぐる話の方が救いがなかったように思います。

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今回も、何が正論、ということではなく。
マスコミ報道のあり方なども含めて色々考えさせられました。

次回は古美門の元妻登場?!しかも鈴木京香姉御って!
楽しみすぎる(^^)v

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2012年5月 9日 (水)

リーガル・ハイ  4話

公式サイト

印象に残ったことを大急ぎでパラパラと書きとめておきます。

日照権を巡る訴訟のお話でした。
住民側の弁護士は、人権派として数々の実績を挙げている大貫。
古美門は訴えられたマンションを建設する会社の弁護士に。

どちらも裁判には持ち込まず、示談で終わらしたい、と言うのが本音です。
大貫の提示した額は一世帯あたり500万。
古美門は5000円。
ここは狐と狸の化かしあいです。

住民の一人、出産間近い久美子と親しくなった黛は大いに不服ですが、服部にだまされたと思って、と言われて古美門についていきます。

まず、自分で人権派弁護士って看板を上げてるのって何か胡散臭いと思いました。
しかもポエム、唱えているし(笑)。

で、助さん格さん再会のシーン(激爆)。サウンドつきでの大サービスです。
この時はスタッフの遊び心であって、お話的にはなくてもいいシーンかな、と思ったのですが。

今回は古美門が全開でした。

「東に日が沈むのは天才バカボンの世界だけです」などなど、とても拾いきれませんでしたが、名言及び迷言の数々を立て板に水のごとくまくし立てる堺さん、素晴らしいです。

蘭丸も活躍していました。新しい住人として住民サイドに動揺を起こします。
大貫も建設会社の新たなマンション計画をネタに脅すなど揺さぶりをかけてきますが、古美門は揺るぎません。
住民一人一人の弱みを握り、悪魔の囁きとともに切り崩していきます。

「他の人は20万円だけど、自分に協力すればあなただけ40万円渡しますよ。いいお小遣いにはなるでしょ?・・・」

古美門のやり方、さらに日照権が争点のはずなのに、町民をまきこんでのマネーゲームになってしまった訴訟のあり方に、どうしても納得できない黛。
お金ではなく、純粋に日照権を守りたいと思っている久美子に、訴訟団から抜けて単独で裁判を起こすことを提案します。

自分の信じる正義のために動こうとしている黛に古美門は、町内にある小さな工務店を見せます。
あの工務店は建設会社の下請けで何とか食っている。もしマンション建設が頓挫したら、あの工務店は潰れるだろう。君の言う「正義」のために。(概略です)
虚をつかれる黛。

「嘘だ」
あの工務店は何の関係もない。しかし、君の見えないところで、今言ったようなことがおきるんだ。

「正義ってなんですか」
セリフの順序は前後しますが、初回と同じ質問を古美門にぶるける黛。
「弁護士にとっての正義とは、クライアントの利益を守ることだ。弁護士は神ではない!」(概略です)

結果は。
全会一致で、古美門の示した金額で手を打つことが決まりました。

悪徳企業をのさばらせるのか、この国の諸悪の根源は政治家とゼネコンだ、とあくまで戦うことを呼びかける大貫。
しかし、町内会の人々は、そんなことをしてなんになる、と醒めた反応です。
「社会正義だ!」と叫ぶ大貫。
「それはあんたの自己満足だろ?」と町内会長。

大貫は本当に儲けを考えないで動く弁護士だったんですね。
誤解していたとあやまる古美門。
だから、水戸黄門のテーマを流したんだな、とここで何となく・・・納得しました。少なくとも人権派を振りかざした悪徳弁護士ではなかったのだから。
どちらともとれる大和田さんの表情が今回の話の鍵の一つだったかもしれない。
憑き物が落ちたように、悄然と雨の中を去っていく後ろ姿が印象的でした。

面白かったし、問題提起も含んでいて考えされられました。

町内会の人々と建設会社の関係は日本の縮図。

今作っているマンションの南側に平気で新たな高層マンション計画を立てるゼネコン。
一つの計画が頓挫すれば、関連する下請けにしわ寄せがいく。
善も悪もひっくるめて、昔ながらの村社会の長の象徴としての町内会長。
わすかなお金で当初の争点を見失ってしまう住民たち。
ここに住んでいる限り、皆の利益に反することはできない、という久美子。
自分の正義を貫くことに拘るあまり、自らを汚すことに疑問を持たなくなってしまった大貫。

そして自分の家の近所に高層マンションが建つと聞いた途端「訴訟だっ」と息巻く古美門もね。(笑)

正義とは。
よく練られたシナリオで見応えがありました。

そんな古美門に晴れやかに宣戦布告する黛。
どうやって黛を倒すのかな?

今後の紆余曲折が楽しみです。

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2012年5月 3日 (木)

リーガル・ハイ  3話

公式サイト

今回、古美門と黛は別々の事件を担当しました。

思いついたことをばらばらと書きます。

古美門は
「汚い野次で球場から強制退去させられたことに怒る望月ミドリ(阿知波悟美)が訴える、球団への賠償請求。」(公式参照)
を引き受けます。

賠償額は何と1500万円。球団側は試合のチケットはちゃんと払い戻しているし、お見舞金も渡しているので、勝ち取るのは相当難しそうな案件です。

球団側の弁護は、三木法律事務所の若手、井手が自ら名乗りを挙げて担当します。
普通なら、球団側が勝って当然の裁判。
しかし、三木も沢地もどうやら井手が勝てるとは思っていない様子。

その予測は大当たり。
恐らく必死で集めた過去の判例を持ち出すも、論点が違う、と古美門に一蹴されてします。

勝負にならない、とはことことですな。

古美門は望月の球団愛を訴えることで裁判長の心を動かし、勝ち取ってしまいました。
望月の球団愛は嘘ではないけれども・・・嘘じゃない、というとことがミソなんだろうなぁ(笑)。
依頼人にとってはこれほど頼りになる弁護士はいないでしょう。

.

一方、黛の方は、ストーカー行為で訴えられた青年、榎戸の国選弁護人として法廷に立っていました。
原告側の検察官は「黛が法科大学院時代に教壇に立ったことのある相沢」(公式サイトより)。
かつ、淡い思いを抱いた人。

榎戸と面会するも、ストーカーされたという相手側女性、美由紀の訴えを裏付けるような印象しか持てなかった黛は勝ち目がないと判断して、罪状を認めた上での減刑に持ち込むつもりだったのですが、榎戸が突然法廷で無罪を訴えたため、混乱してしまいます。

榎戸は、黛が自分を信じていないことに不信感を抱いたために、本心を明かさなかったのです。

とはいえ、怒りまじりに自分の行為の正当性を訴える榎戸からは、自分勝手な思い込みしか感じられない・・・どう見ても典型的なストーカーとしか思えません。
でも。
彼の言葉の中に、ふと、かつて自分が相沢に抱いていた憧れと失望をだぶらせる黛。
榎戸の思いが全く一方的なものだったのかどうか、疑問をいだきます。

初めから美由紀は榎戸を疎ましく感じていたのか?

通勤バスについての服部の経験を聞いて、榎戸の証言の裏づけを取り始める黛。
結果、榎戸と美由紀が度々席を同じくして楽しそうに語らう姿、そして榎戸の渡した似顔絵を嬉しそうに受け取っているのと見た、という証言、そして決め手として、美由紀が、気持ちが悪いからすぐ捨てた、と証言した似顔絵を結婚のために引越しする美由紀のアパートから手に入れました。

通勤バスとは。乗車する時間も決まっているし、何故か座る場所も決まっている。そうそう、そういうもんです。
最初から榎戸のことを避けたかったなら、時間をずらすなり、座席を変えるなりするだろうし、ましてや笑顔で似顔絵を受け取ったりしないはず。

その時は美由紀は単純に嬉しかったのでしょう。
婚約者がいたとしても、たとえ結婚していたとしても。異性からの好意は嬉しいもの。
少なくとも笑顔を見せるほどには、榎戸からの好意を嬉しく感じており、話すのも楽しかった。
その、ほのかな好意から出た何気ない笑顔や感謝の言葉。
それが榎戸を暴走させてしまったんですね。恐いです。
法廷で、美由紀が自分が示した好意を全否定するのもわかります。

榎戸の、相手の気持ちを思いやれないほどの過度の思い込みからくる行動は、やはりストーカーそのものとしか思えませんでした。
ですので黛が、美由紀にも非があるとして無罪を勝ち取るのは恐いな、と思いながら見ていました。
もし無罪になったら美由紀や家族たちは恐くて寝れないでしょう。(_ _)

しかし、黛の、自分の思い出を重ね合わせた真摯な弁論が、榎戸の頑なな心を開かせました。
黛・・・新垣さんの弁論には説得力を感じました。

証拠である似顔絵を提出させず、自分の行為をストーカーだったと認める榎戸。

ストーカーが自分の行為をストーカーだと認めることは大きな前進だと思います。
古美門の言うとおり、勝てはしなかったが、負けもしなかった裁判でしたが、美由紀たちにとっても、榎戸自身にとっても良かったです。
特に、もし、似顔絵を持っていたことを夫に知られたら、美由紀の立場が非常にまずくなる、ということに気がついた榎戸の変化が。

黛は無罪よりもっと大きなものを勝ち取る・・・というより、榎戸と分かち合ったように感じました。

黛の、淡くて小さいけれども、針のように記憶に残る苦い初恋は切なかったです。
その切なさ、一途さが、突っ走ってしまった榎戸と重なりました。
一歩間違えば、誰もが榎戸のようになるかもしれない。でも、最後の最後で踏みとどまれた。

榎戸役が永山絢斗さん、というのも大きかったかもしれません。一途ゆえに思い込んでしまう若者の危うさや孤独を感じました。

黛の失恋や、榎戸のストーカーに至る経緯はよくあるパターンなのですが、持って行き方がうまいのでしょう、彼が罪を認めるシーンにはほろっとさせられました。

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コミカルテイストの古美門の裁判と、正反対の黛の裁判。
好きな対象にのめり込む、という共通点はありましたが、それ以上交じり合うことはありませんでした。
ちょっとバラけているた、とも言えるかもしれません。

自分は黛と榎戸の思いがほろ苦い後味として残ったので、どちらかひとつだと軽くなりすぎたり、重くなりすぎただろうな、と好意的に見ました

ありえませんが、もし古美門が榎戸の案件を本気で手がけたら。その方が恐いかも、とも。
このあたり、謎なんですね。楽しみでもあるのですが。

新垣さんメインの回でしたが、古美門が本当に切れ者であること、三木だけでなく法曹界から嫌われていること、そして口では何と言おうが、それとなく黛を気にかけているらしいことも伝わるお話だったと思います。

後、沢地の胡散臭さなど書ききれませんでした。正体がわからない、という意味では蘭丸もと似ているかもしれません。

万能執事、服部さん、ナイス・アシスト(笑)。

メインからサイドへ、そしてメインへ。堺さんの立ち位置の自在さと存在感もを感じました。←贔屓目かもしれませんけど(^^;;

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※役名の誤記を訂正しました。

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#01 #02

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