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カテゴリー「□ストロベリーナイト」の11件の記事

2012年3月21日 (水)

ストロベリーナイト 第11回 最終回「ソウルケイジ 後編」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

オープニング。
高岡は耕介の父を殺していなかったんだ・・・
.

姫川が、胴体部分の写真を見て「高岡ではない」と言ったのは、内藤と名のっていた時の事故の傷が全くなかったためでした。
ということは。
高岡は生きている。死体は戸部で、高岡に殺された、という推理です。

しかし、それは高岡=内藤である、という前提ありきの結論で、先に発見された左手首との血液型及び胴体は一致している、という事実を橋爪に突きつけられてしまいます。
では、再鑑定を、という姫川の提案も却下。
そのやりとりを見ていた日下、いつものように予断で言うな、とは言わずに黙っていました。「勘にも頼れば、想像もたくましくした」時の感覚が戻ったのでしょうか。

そこへ、耕介が遺体の確認のために到着したとの知らせが入ります。
私が立ち会う、と日下。

耕介は、胴体部分を見て・・・いやほとんど見ずに、高岡である、と断言しました。
「おやっさんです。」
確かですか、と訊ねる日下に
「俺らは親子同然なんですから。」
と重ねて断言します。
その様子を、じっと見つめる日下。

日下から耕介の証言を聞いて、そんなはずはない、と噛み付く姫川。
しかし、いつもの、予断は許さない、とガミガミうるさい日下とは様子が違います。

親子同然。彼らの関係を説明する時に周囲の人々がよく使った言葉。
でも、本人の口からは初めて聞いた。
「重かったね。
親子っていうのはよくも悪くも、重いよな。」

この日下の言葉で、13年前、自分が暴漢に襲われた直後の父の姿を思い出す姫川。
それは、普段は温和な父が、台所で包丁を握り締め、犯人を殺したい、という憎しみに体を震わす姿だった。
SPの予告でも流していたこのシーン、回想だったんですね。
.

この調子で書いていくと、すごく長くなりそうなので、なるたけ流れのまま、かいつまんで書きます(汗)。

ドリンクコーナーにて。
姫川との久しぶりの仕事は疲れるだろう、と何やら物思う日下に声をかける今泉。
「ああ」
たまに会うのが嬉しいか、と言うと、否定しない日下。
嬉しいんだ、日下。片思いかぁ。(違)
仕事のやり方やペースが全く違うから、確かに疲れるでしょうね。

姫川はたまでもいいが、家族はそうはいかないぞ。今泉は日下の家庭事情も把握しているようです。

耕介は、父の自殺を止めなかったことを高岡から知らされていました。
ほんとうにすまなかった、とあやまる高岡を責めず、死ぬことでしか責任を取れないなんて、情けない、と父親の不甲斐なさに対して怒る耕介。
そんな耕介を複雑な表情で見つめる高岡・・・回想シーンです。

姫川は、國奥から、長く大量の血液につけておくとその血が内液に浸透し、判断をあやまることがある、というアドバイスを受けます。それにしても、ずさんな、危険な計画だ、とも。
大量の血液とともにビニール袋に入れられた左手首。
さらに、死因が感電死であることも示唆されます。

「高岡にはちゃんと自分の人生をやり直して欲しい。」
走り出る姫川。

ここで、ガンテツ登場。葉山にちょっかいをかけます。
「姫川班にいても、菊田の上にはいけねえぜ。」
腰ギンチャク2号がせいぜいだ。
そこまでは、葉山も思わずむっとするも、嫌味を言っているな、程度だったのですが。
殺された、家庭教師の名前が姫川と同じレイコであることを指摘されて、思わず動揺します。

美智子に会う、姫川。
「ある人が教えてくれたの。生きるためには戦わなきゃいけない、と。」
自分の過去を話し、美智子にもまっすぐ前を向いて戦って欲しいと語りかけます。
しかし、美智子は、あなたとは違う、私は自分で脱いだから、と、泣き出す美智子。
悪いのは戸部、あなたは悪くない。泣けなかったんだよね、と抱きしめる姫川。

戸部は、死んだ父の生命保険では借金は返せない、と、美智子の体を要求していたのです。

耕介との出会いは一ヶ月前、父が会社に殺されたようなものだ、と告げにきた時。それが本当の二人の出会いでした。
耕介は、美智子の事情を知っている上で、好きになった。

・・・ここ、なぜ、耕介が美智子にわざわざ彼女の父の死の真相を知らせにきたのかが、よくわかりませんでした。
耕介はどこかで、戸部が自分と同じような境遇にある美智子という女性への非道な仕打ちを知った、そのどこか、いかにして、が、わからなかったんです。
こまめに入っている回想シーンには描かれていなかったので。

でも、もし回想シーンが俯瞰的なものではなく、高岡だけのものなら、耕介単独の行動は入っていなくてもいいんですね。
方法はともかく、耕介は最初から美智子を救のが目的で会いにきた、ということで。

姫川は、左手首のDNAが胴体と一致しないことを再検査で突き止めます。
しかし、それは上の判断を仰がずに勝手に行なったことで、「服務規程違反だ」と橋爪の怒りを買ってしまい、高岡=内藤説も一蹴されてしまいます。
そこへ日下がやってきて、戸部の愛人に胴体の写真を見せて、戸部のものであることを確認、さらに愛人宅にあった戸部の遺留物を採取、胴体とのDNAの一致を立証したことを報告します。
「処分は処分として、事実は事実として。」
姫川のラインで動くことを進言します。さらに、胴体を高岡だと証言した耕介のことも、気が動転していたのでしょう、そのことを見抜けず申し訳ありませんでした、と庇いました。

ここで、事件の当日の回想が入ります。・・・あ、これは高岡の回想ではなく、恐らく姫川の推理、ということなのでしょう。耕介の行動を高岡が知ってるわけはないですから。

あまりにひどい戸部を思わず思い切り殴りつける耕介。大工で鍛えているから力も強そうです。

ざんざん殴られて立ち去った戸部は、高岡工務店に怒鳴り込みに行きます。
高岡はこの時初めて美智子の境遇を知ったのではないでしょうか。だとしたら衝撃は強かったはずです。

ひどい男、許せない男。
こんな男につきまとわれては彼らの将来は滅茶苦茶になってしまう。そのことを一番良く知っているのは、自分。
思わず・・・そう、思わず戸部を感電死させてしまいます。
そして自らの左手を切り落とし、深夜、一人、死体を処理する・・・
.

美智子の下に姫川が来たことで、事態が切迫してきたことをしる耕介は、覚悟を決めたようです。行かないで、一人にしないで、と美智子。

久しぶりに家に帰って、父と話す姫川。

母の、私が人を殺す夢を見た、というつぶやき聞いて。その通り、私は殺したい人間がいた。そんな自分はおかしいかと思った。でも。

助けてくれたのは、お父さんだった。
私のために包丁握って。私の代わりに何度も殺してくれた。
それが当たり前の感情なんだって。
だから私は踏みとどまれた。(ここ、概略です)

そんな娘に父は。

お母さんの方がずっと強かった。
泣かなかった。玲子に失礼だって。
必死に前向きに生きようとしている玲子に、失礼だって。

母が抱えていた思いを伝えます。

翌日。出頭する耕介。
美智子も、勇気を振り絞って、私も一緒に行って全てを話す、とやってきますが、「強くなった君がいてくれる、それだけで充分だ」と、帰します。

耕介の取調べは日下が担当することに。
同席を求める姫川。絶対口出ししないことを条件に、許可する日下。

戸部を殺したのは自分だ、と自白する耕介。
彼がそういうことを予期していた日下。
「あなたをまっすぐに育てた高岡さんが可哀想だ」
と、一連の事件の流れを説明します。

高岡・・・内藤の人生を含め、一部始終を聞いて、冗談じゃない、なんで一人で勝手に。親父と一緒だと、混乱しつつ悲憤する耕介を静かに諭す日下。

「しょせん、高岡の自己満足だ。」

でもな、人間てそんなに利口じゃないんだよ。
無条件で、ただただ守ってあげたい、ただただ愛している。
そう思っている時の父親ほど不器用な生き物はいなくてな。
自分勝手で、格好悪くて、うまく抱きしめることもできない。
気持ちは溢れるほどあるのに、できない。
高岡も、君のお父さんも・・・

高岡の居所について心当たりはないか、訊ねますが、わからない。

と、今まで黙って聞いていた姫川が「私は会っている」と突然立ち上がります。
「行こう、高岡さんのとこに。」
と耕介を引っ張っていく姫川。後を追う日下。

「会っているのに。バカだ。」

堤防堤を走る三人。

そこは、事件発生当日に聞き込みをするも、"酔っ払っていて"話ができなかったホームレスのテントでした。

中には、すでに失血死した高岡、いや、内藤が安らかな顔で横たわっていました。
.

母の病室を訪ねる姫川。
母を抱きしめて。

「お母さん、私はもう、あなたを抱きしめられるくらい強いのよ。強くなったの。」

とだけ言い置いて去っていきます。

その様子を見ていた父に「あったかかったの」と泣きながら寄り添う母。
「泣いていいんだよ。」

人気のいなくなった捜査班の部屋。
日下から報告書(始末書?)の書き直しを厳しく指導される姫川。
誤字脱字、文法の誤り・・・姫川、ムカっときています(笑)。

そこへ日下の携帯が鳴り、自分は家に帰るから、と。
子供が苛めに耐えかねてひと悶着やらかした・・・

「今のことは係長に言うなよ。」
「・・・了解。」

少しは日下をサイボーグではなく、一人の人間として見れるようになったのでしょうか。

書き直しを終えて部屋を出ると、菊田が待っていてくれました。相変わらずの二人です(^^)
髪の毛、くしゃって、王道だけどこの二人に限っては、萌えるシーンでした。

で、エピローグとして。

一人飲んでいる葉山、そこへ「偶然だな」と現れるガンテツ。
そんなわけはないわけで。
「腰ギンチャク2号」って、言葉は悪いけれども、ガンテツの言わんとしている事はわかるような気がしました。
でも、日下をハメたエピソードを思うと、親切心からとは素直には思えません。

この続きは映画を観ろってことなんですかね。
それとも、映画は映画として独立した話を撮って、続きは連ドラとして第二シーズンを予定しているのでしょうか。
できたら、連ドラで見たいのですが。
話に波はあっても、連ドラの方がコクを感じるんです。

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ということで、結局長くなってしまいました。ふぅ~。

耕介は高岡が何をしていたのか、全く知らなかったんですね。
だから、戸部が生きていると思って、いつも美智子をガードしていた。
若い二人が、傷は負わされましたものの、自らの手を汚していなくて良かったです。
愛人の息子が殺された事件に関わっている、ということでつきまとわれたりしませんように。

保険金詐欺は、被害者は皆、追い詰められての自殺で、誰かが手を下したものではないようです。
因果関係を立証するのは大変に難しいでしょう。
なんという卑劣な手口。
黒幕の田嶋組には何の容疑もかけれないままです。
田嶋組にはガンテツも噛んでいるようですので、攻防はまだ続きそう。

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姫川、日下、高岡、耕介。それぞれの親子関係が重層的に描かれていて、最後まで濃かったです。

日下は、家族は登場しませんでしたが、彼の、父親としての想いが今回の事件を動かしたように感じました。
普段は考慮しない姫川の推察。しかし、そこに真実を嗅ぎつけたならば、こだわりは捨てる。
物凄く真っ当な刑事で、格好よかったです。

比べて、姫川は、まだ、若い。それでいいんだと思います。
全11話、姫川が、両親の想いを受け止めれることができるまでを、ガンテツや日下、今泉、橋爪といった恐いおっちゃんたち・・・今泉はサポート役でしたが・・・を絡ませつつ描いた成長物語だと感じたので。

日下も、人付き合いが苦手というか、第一、顔で損しているよなぁ、いや、その顔がいいんですけれどもね(^^;;

石倉、湯田の話がもう少しあれば、と思わないではありませんでしたが、チームではなく、姫川の話なのだから、これはこれでいいのかもしれません。

途中あれれ、と思った話もありましたが、ラストの3話は、見応えがありました。
そういえば、「感染遊戯」の思わせぶりな謎の仕掛け人はそのまま謎で終わっちゃったな・・・

それでも雰囲気など、好みのシリーズでした。
面白かったです。

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人気のない草深い河原の中にある、ブルーシートでできたテントを囲んで、立ちすくむ姫川と日下の俯瞰図、そして耕介の泣き叫ぶ声には、思わず涙。
印象に残るシーンでした。

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※誤字脱字、文法のあやまりがあれば、後で直す・・・かも(^^;;

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2012年3月14日 (水)

ストロベリーナイト 第10回「ソウルケイジ 中編」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

前回、血まみれの手首の持ち主であると思われた、高岡賢一が別人であったことがわかってから。

高岡が別人だったことで、13年の耕介の父の死と、今回の死体遺棄事件との関係性が、さすがの日下も考慮せざるおえなくなってきました。

父の死によって保険金を手に入れた美智子が、何かを隠しているのでは、と感じた姫川。
珍しく姫川の"何か"に同意した日下は、美智子の周辺捜査を引き取ろうとしますが、姫川が渡すはずもなく。恐い顔のおっさんより「女は女同士」。

など、縄張り争いの末、今泉の調整により、13年以前は姫川班が、13年以降は日下班が受け持つことになりました。

そして明らかになる事実の数々。

順序は前後しますが、バラバラとメモってみます。

木下興業の保険金担当者は戸部真樹夫という男で、中林建設から出向している。
13年前、中林建設の高岡家に悪質な嫌がらせをしていたのと同じ男だった。
彼が、実は中林建設のバックである田嶋組組長の愛人の息子だということも。
そして高岡は、戸部の紹介で中林建設に入った。
幼い耕介に香典を押し付けた男です。

高岡には遺産を譲る家族はいない。そのことは本人も知っていた。
もし、高岡が死ねば、土地家屋などの財産は国の所有となり、競売にかけられる。
そうなれば中林組には手が出せない。

ここで、姫川が会議で勝負に出ます。
戸部が高岡の死体を始末し、高岡ではない何者かに高岡になりすませて相続手続きをしたのでがないか、という推理を展開。

いや、これは早すぎました。日下にバッサリ。例によって証拠がないですから。

遺棄事件の後、川向こうのホームレスの懐具合が急に良くなったようです、という葉山の報告も、それがどうした、とあしらわれてしまします。

その後も、日下は戸部をひっぱるために実家の田嶋組、戸部の愛人宅を張りますが、雲隠れしたまま、見つかりません。

木下興業に勤めていた父を亡くした美智子にいつも寄り添う耕介の様子を、恋人と言うより、ガードしているようだと感じる、石倉と菊田。
姫川が美智子に接触しますが、怯えた風の美智子からは何も聞き出せませんでした。
「守られるだけじゃだめなのよね。」呟く姫川。

高岡の保険金は、1000万が耕介に、5000万が内藤君江なる独身の中年女性が受取人になっていたことが判明します。←まだ受け取っていないはず。

内藤君江とは何者なのか。
13年前に起きた交通事故で全身麻痺となった20歳の青年、内藤雄太の面倒をずっと見ている、雄太の父、和敏の姉だった。
事故のことを調べる姫川と井岡は、その事故で母親が亡くなり、和敏は重傷を負い、退院した、ということを突き止めます。ああ、ややこしい。でも、このややこしさが結構快感だったりするんです(^^;;

ここで、ガンテツ登場。
十係の動きが、彼の捜査を邪魔しているらしいようで、手を引け、と怒ってます。

一方、日下は家からの電話を菊田に聞かれてしまって、少し愚痴ります。
「デカを亭主に持つと大変だぞ。」
他人が一緒に暮らして、お互いだんだん角がとれて、ボールになる。子供もできて、家族ってボールになっていく。でも、妙な方向に転がっていくのは困ったもんだ。(概略です)
「いいボールになれよ」

日下株、絶賛急上昇です(^^;;

明くる日。耕介が戸部を探しているのを見た菊田たち。
ということは、耕介は戸部を知っていたのか?
このことは日下には内密に、と指示する姫川。

さて、捜査会議にて。

戸部は木下興業でも嫌われ者だった。
理由は。女性外交員と無理矢理関係を持つのみならず、保険契約の改ざんを強いていたから。
そのことを証言してもいい、という証人もみつけてきた菊田、お手柄です。

また、葉山が、内藤和敏が退院2ヵ月後自殺、保険金の3000万円は君江が受けとっていたことを発表。

ここへきて姫川班、形勢逆転か?

姫川がもう一度仕掛けます。

戸部が高岡の死体を内藤として処理し、内藤を高岡に仕立て上げ、その見返りとして3000万を内藤に渡した。そのお金は息子の治療費にあてた。
だとしたら、内藤が高岡になりすましていることは、内藤の遺体を確認した君江も承知の上のことではないか。

しかし、予断ではなく証拠をそろえてから言え、と今度は橋爪にバッサリやられます。

現時点では姫川の推理には、内藤雄太のDNAを提供さすほどの根拠もなく、まして君江が高岡が内藤であることを知っていて保険金を受け取っていたとしたら、協力してくれるわけがない。

うーん、せめて内藤の写真を手に入れていればね。

恒例の夜のミーティングを開く、がっくり、の姫川班。
遺体の他の部分がみつからないし・・・とぼやく湯田。

姫川は石倉に訊ねます。娘さんのために死ねる?と。
石倉は、死ねる、と言いたいところだか、死ぬよりも、生きて支えてあげないと、と思うと答えます。

半ば自問自答する姫川。高岡となった内藤は、息子のために、そして耕介のために死んだのか?
耕介の父を殺したのだったら、耕介の面倒を見続けるのは、重い十字架を背負うこと。なぜ、そんなことを、と。
笑顔じゃないですか?理屈じゃないんですよ、と、石倉。

その晩、母の病室を訪ねた姫川は、娘とは知らずに夢から目覚めて愚痴る言葉を聞いてしまいます。
「玲子が誰かを殺しちゃった。私かな。私があの日同窓会なんかに行かなかったら。」

病室を飛び出して、「どうやって笑えっていうのよ!」と姫川。
娘が出会った事件に自責の念を抱き続ける母に対して。娘として、どうやったらその悔恨をほぐす事ができるのか。難しいです。難しいので、ちょっと置いておきます。

明朝の会議に、ガンテツが乗り込んできます。標的は姫川・・・ではなく、日下。
クレームの内容は、戸部絡みで田嶋組の周辺をチョロチョロするから、田嶋がへそを曲げてしまった、とのこと。
どうやら、オハコの裏取引の話を進めてようです。
しかし、ガンテツの方法もクレームも一切認めない日下。

今泉から、日下がかつてガンテツの部下だった、しかも上司であるガンテツにハメられたことを知らされ、驚く姫川。

日下もかつては勘にも頼れば、想像もたくましくした刑事だった。そこをガンテツに利用された。犯人を知っていながら、日下が誤認逮捕するのを黙って見過ごし、責任を全て負わした。優秀な日下を蹴落とすために。
その策略はうまくいき、日下は出世コースから外された。
以降、日下は一切の予断を許さない完璧主義者、仕事が細かい上に、早い、と若手から尊敬されもする刑事になった。
そうなった日下を見てガンテツは、とんでもない怪物を造っちまったな、と言ったそうな。

さらに今泉は、日下が姫川を買っていることを伝えますが、半信半疑の姫川。

日下が、噛みかれるたびにちょっと寂しそうな表情をするのに、早く気がついてあげて欲しいです、姫川さん。ライバル関係はそのままでいいから。

河川敷から、胴体が発見されました。
その写真を見て、これは高岡じゃない、と姫川。その推理は、何処から?・・・で続く。
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濃くて複雑な内容で、見応えがありました。

菊田に誘われて、ちょっとだけ身構える姫川とか・・・細かい部分は書ききれませんでした(汗)。

まず、姫川と日下の捜査競争が面白かったです。こういうのが見たかったんです。
シーンは短くても、姫川班それぞれが自分の持ち場で動いていることがちゃんと伝わってきました。
日下班は登場しないのですが、日下一人の存在感で、一糸乱れぬ統率力でいい仕事しているんだろうな、というのが推察できましたし。

そして、何と言っても、日下とガンテツの対決。
迫力ありました。満腹です。
姫川が「お嬢ちゃん」と呼ばれるのも仕方がないかな、と。

今回はそういう姫川が魅力的に感じたし、菊田たちが守りたい、と思うのも納得できました。恐いもんね、このおっさんたち(笑)。
そう思われるのは、姫川の本意じゃないでしょうけれども。

次回、解決篇。
だいたいのカラクリはわかってきたのですが、耕介がどう関わっているのか、気になります。
そして、姫川の父、忠幸の思いつめた表情が何を示しているのかが。

待ち遠しいです。

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※読み直したところ、あまりにも脱字が多すぎるので、意味が通らない部分を訂正しました。ふぅ~;;

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話

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2012年3月 7日 (水)

ストロベリーナイト 第9回「ソウルケイジ 前編」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

今日の食事にも事欠く、貧窮にあえぐ親子。
建設中のビルの中。工事関係者らしき男に、子供を痣ができるほど殴れば虐待しされていると認知され、保護してもらるのに。そうすれば子供だけでも救えるのに。でも、どうしても殴れない、と愚痴る、どうやらトビ職らしい父親。
直後、ビルから転落して死亡する男。

13年後。
血まみれの左手首だけが、ワンボックスカーから発見された。
近くにある工務店のガレージが現場らしい。
指紋から手首の主がその工務店、高岡工務店の主、高岡賢一であることが判明、また血の量から、すでに死んでいると断点された。
しかし、遺体は見つからない。遺体なき殺人。

この事件は、日下、姫川の両班体制で追うことになりました。
主導権が日下にあるので、機嫌の悪い姫川。

容疑者は高岡工務店の従業員で、現場の第一発見者の三島耕介。
第一容疑者となりますが、彼の恋人、中川美智子がアリバイを証言しているらしい。

視聴者には、この青年が13年前の、父を亡くした少年であることが明かされています。
父が死んだ工事現場を訪れる少年に、工事現場には似つかわしくない服装の男が無理矢理香典を渡す・・・それを見つめる、最後に父親といた男、それが高岡。

その後、福祉施設に引き取られた耕介を心配し、可愛がった男。
その高岡自身にも暗い記憶がある。首吊り自殺のカット。

日下から、本ボシと見られる耕介ではなく、恋人の美智子の捜査を命じられて、ますますご機嫌な斜めの姫川。

そうそう、今回の姫川のバディは、巡査部長に昇進して事件の起きたショカツに移動してきた井岡です。ショカツの「ポープエース」なんだそうです。昇進理由になった手柄のいくつかは姫川班とともに動いた事件なのかもしれません。
階級が一緒になった、と、菊田に宣戦布告(笑)。
ちょっとネチこいけれども、常識的な感覚の持ち主なので、安定感はあります。

さて。次回のために、シーンは多少前後しますが、整理整頓しておきます。

耕介と美智子が付き合いだしたのは一ヶ月前。
美智子の父親は、木下興業という工務店に勤めていたが、二ヶ月前に事故死している。
事情聴取をしている時。アパートの住人の夫婦の大声での罵りあいに、思わず怯える美智子の様子に、自分の過去を重ね合わし、ひっかかるものを感じる姫川。

菊田たちは、高岡賢一の過去を調べています。
独立する前は中林建設に勤めていた。
耕介を大変可愛がっていたこと。かといって甘やかすことはなく、言うべきことはきちんとしつけていたらしい。
実家の高岡たばこ屋はすでになく、息子である賢一は鉄道会社に勤めているはずで、建設業、特に中林建設に関わるわけがない、との情報を近所の不動産屋から聞き込みます。
なぜなら。
賢一の父が母と自分に残してくれたたばこ店を地上げで、しかも非常に悪辣なやり口で取り上げたのが、中林建設だったから。そのため、賢一の母は自殺してしまったという。
その旨、姫川に報告した上、高岡の家に向う菊田。

一方、耕介を事情聴取する日下。
耕介と美智子の出会いの不自然さをつついています。

その晩、菊田と日下は高岡の自宅前で鉢合わせ。菊田は上司権限で、日下に追い払われてしまいました。

耕介の追想。
高岡の大工にならないか、という誘いを喜んで受けたこと。
見習いの自分をいつも優しく見守ってくれた高岡の姿。

合同捜査会議にて。
中林建設は大和会系の田嶋組のフロント企業。
美智子の父が勤めていた木下興業は中林建設の下請けだった。
木下興業は耕介の父もかつての勤め先でもあった。
日下班の調査により、木下興業では数多くの事故死が起きていてることが判明。
亡くなった人たちはいずれも会社に多額の借金をしており、事故死でおりた保険金で返済しているとのこと。
そして事件の二ヶ月前に、高岡と耕介が言い争っているところが目撃されていた。

ということは、高岡が会社に命じられて耕介の父を殺したと、そのことを知った耕介が復讐をしたと、日下は疑っているのか?と、色めきたつ姫川を、勘で動くな、証拠を挙げろ、と制する日下。

菊田が聞き込んだ高岡像が、保険金殺人の実行犯であることと結びつかない姫川は、さらに高岡の周辺を洗い出そうと、高岡の幼馴染から話を聞こうとしますが。
幼馴染は、見せられた写真を見て、高岡ではない、と言います。

次回へ続く。

組織犯罪っぽいので、今回も犯人がつかまってすっきりする、という結末にはならないように思います。
若い二人が直接手を下していなければいいのですが。

姫川と日下ががっぷり当たっていたので、面白かったです。

冒頭、日下に食いつくも「おまえはガンテツか」と言われてむかっぱらを立てる姫川。
日下が姫川を嫌っていないことが前回でわかっているためか、お姫様をあしらうコワモテの侍従長、みたいでちょっと微笑ましかったです。

母の言うことなすことに反発してしまう、姫川。
心配してくれていることはよくわかっているのに。
事件をバネにして、自分を生まれ変わらせてくれた仕事に情熱をかける娘にとって、事件をなかったことにして、女性としての幸せを掴んで欲しいという母の気遣いは、一層傷を深めるだけ。掛け違ったボタンのような状態です。
そして、一々反発し、母を傷つけてしまう自分が嫌だから、余計に避けてしまう。
その母が、心筋梗塞で倒れてしまい、意識が戻らない状態に。

ショックを受けながらも、いや、だからこそ仕事に戻る姫川。
ただ、妻を見守り、娘を見送るしかない父。母娘の間に父親は入りにくいよなぁ・・・

定宿にしているホテルに帰ると、心配した菊田が待っていてくれました。
おお、ついに・・・でも、さすが菊田。その後、元の距離間に戻します。ちょっと微妙ですが(笑)。
「13年前に夏、私は死に、そして生まれた」
姫川の気持ちが、女性としても前に向くには随分時間がかかりそう。というか、そういう姫川が想像できない・・・
がんばれ、菊田。そして、無事でありますように。

日下も引き篭もり・・・家庭に何か悩みを抱えているようです。

次回はガンテツも登場するようで、日下との三つ巴が見れる?楽しみです。

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話

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2012年2月29日 (水)

ストロベリーナイト 第8回「悪しき実 後編~嗚咽」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

セリフや感想のメモが何処かへ行っちゃった(泣)。
月末で忙しいこともあり、ウロ覚えのまま、感想のみ書きます。

岸谷は結局自殺だった。
左半身だけ死後硬直が解けるのが早かったのは、死後、美津代が添い寝したから。

自分の手に沁み込んだ血を必死で洗い落とそうとする岸谷。
誰かに追われていることは感じていたけれども、そんな岸谷を見るのは初めて・・・6年間、うまく隠してきたようです。
でも、家まで押しかけてこられ、美津代の身にも危険が迫ってきたことに直面し、追い詰められての行動でしょうか。
美津代のことを思って一旦は追い出しつつ、また家に入れたんですね。次のシーンでは普通に台所に立っている美津代。ここ、ちょっと繋ぎが雑なような気がしましたが、夫婦というもしくは恋人同士の喧嘩なんて、そんなものかな。
あの木片が10日前から掘ったものだったとは。ちょっと期間が短いような気もしましたが・・・

岸谷を愛し、岸田の子を宿している美津代。
岸谷もまた、闇の中のたったひとつの救いとして、美津代を愛していた。
美津代が通報だけして姿を隠したのは、生まれてくる子供に、父親が殺し屋だったことを知られたくなかったから。

木村さんの美津代は「薄幸な女性」として、佇まい、表情、声、すべて完璧でした。
一度目の取調べで、姫川がぐいぐい迫った時には、思わず美津代が気の毒に思えたほど。
ですので、今回は木村多江さんが主役のお話になっていて、姫川も日下も霞んでしまったような気がしました。
取調べの時間も長かったし。

もっと姫川及び姫川班と日下と絡みがあるかと思ったのですが。少なかったのが残念でした。それは来週に持ち越し?

さて、その日下。
何の確証もなく、岸谷と連続射殺事件を結びつける姫川を、お前の話には確証がない、根拠もない、と、追い込みます。
言っている事はいちいちもっともでした。
小泉ですら「ネタを推理で繋げるな」と。しかし、小泉はその後、ふと頭に浮かんだことが案外重要だったりする、と、出張を許可してくれました。
曲者ぞろいの第十係を束ねているだけあります。

日下は姫川のことを嫌っているわけではない。
勘に頼った捜査で。いつ取り返しのつかない失敗をするかもしれない。見ていてひやひやする。
しかし、あいつは明らかに俺を嫌っている。
心当たりは?と訊ねる井岡に、全くない、と。

私はツキを持っている、という姫川に、人間の持っているツキの数って決まっているんですよ、と菊田。
今回は煙草で落としていましたけれども。今後への悪い伏線でなければいいのですが。

今回の事件も未解決でした。
暴力団内部の抗争が原因ですが、殺人そのものは、殺し屋岸田の犯行。
しかし、その岸田が死んでしまったため、日下は本丸の広域暴力団、大和会には迫れなかった。
組に乗り込んだ時に、構成員に「どこの組のもんじゃ」と聞かれるシーンはちょっとウケました。

次は逃がさない、という日下は、その時は一緒に、と言う姫川を拒絶し、拒絶された姫川は、日下に「大嫌い」と。日下は何を思う?
確かに、確信だけで突っ走る姫川は危なっかしいです。

海へ投げ込まれた銃は、美津代の言葉を証明する大事な物証として捜索したんでしょうね。
美津代はどんな今後どうなるのでしょうか。証拠隠しくらいの罪だとは思うのですが。

解決感がないのはこのドラマの特徴なのですが、時間の配分、エピソードの入れ方、編集、美津代の気持ちなど・・・今までより中途半端だったような気がしました。姫川班もほとんど活躍していませんでしたし。
木片が樒(しきみ)で、「悪しき実」、という繋げ方はこのシリーズらしくて良かったのですけれども。

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2012年2月22日 (水)

ストロベリーナイト 第7回「悪しき実 前編」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

遊園地にて射殺された暴力団神部組組長の事件を担当する日下班。
上部の推測により暴力団同士の抗争、という線で動くことになりますが、「抗争なら抗争と判断する材料が必要だ」と日下は反論、独自の捜査方法で動きます。日下と組まされたのは井岡。

さて。出払ってガランとした部屋の中で、姫川班は順番待ち。
そこへ國奥から不審な死体がある、との知らせが入ります。

ロープが首を1周していて、喉の前で交差しており、自分でやろうと思えばできる締め方でもあり、自殺を偽装したようにもみえる。死亡推定時刻は昨夜の午後11時前後だが、左半身だけ死後硬直が解けるのが早いのが気にかかるという。(公式サイトより)

何となく引っかかるものを感じた姫川は、菊田とともに現場へ向います。

遺体は今日の午前10半頃、女性からの「部屋で男が死んでいるので見に来て欲しい」と110番通報で駆けつけた警察によって発見された。
しかし、現場に通報者はおらず、そのまま姿を消してしまったので身元不明のまま。
遺体は「村田一夫」という、身分を証明するものを何も所持していなかった男。月に何度か建設現場に働きにいくだけで、後は部屋に閉じこもっていた。
通報者の女性は、同居人だったらしい。
現場に残されていたのは、13個の木片のようなものと、どこのものとも知れぬ鍵。

やがて、「村田」は偽名で、本名岸谷清次という、暴力団とも関わりのある札付きのワルであることが判明しました。
謎の女性の身元も判明。スナックで働いていた春川美津代・・・幸薄女優NO.1の木村多江さんです。

一方、射殺された男の死体が港の海に浮かび上がります。
殺されたのは、先日射殺された神戸組組長と対立する鷹見組組長だった。
しかも撃った銃が同じものということも判明。
銀座のバーで神戸組組長と鷹見組組長が親しげに話しこむ姿も目撃されており、この一連の事件を暴力団の抗争とのみ捉えるのは危険です、と日下。

鍵は、個人運営の私書箱のものだった。
中から出てきたのは、封筒に入った美津代の一枚の写真の他、多数の盗撮と思われる写真でした。
その中に、殺された組長二人の写真が。

「私は大きな間違いをしていたのかもしれない」@姫川

・・・続く。
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今回は導入篇。
手堅い警察モノ、そして倒叙モノの一種として楽しめました。

姫川班の地道な活動を人間関係を含めてじっくり描きつつも、姫川と菊田の微妙な萌え要素を入れてくるあたりが、うまいなぁ、と思いました。

ショカツの応援が頼めないため、コンビを組むと一人余っちゃうことに。
姫川に菊田とコンビを組むことを命じられますが、菊田からは「お前大丈夫だよな、一人で」と言われる葉山。

前回の事件の直後、という設定なのが効いています。
試されていること、少し信頼されていること、でもまだちょっと自信がないこと。
そして自分が一人で動かないと姫川が一人で動くことになる・・・女性が危ない仕事をするべきではない、という気持ちに変りはない葉山。
「大丈夫です」
そんな複雑な思いが一瞬に凝縮されていたように思いました。

そして、暇な時には「ハタケを耕」し、履き潰した靴の数についてなどを湯田に説く石倉。
湯田の、石倉の言葉の重みが伝わっているのかどうかわからない軽さも、いい塩梅でした。

何より、日下の存在が大きかったです。

登場時間はそんなに多くはなかったとは思うのですが、勘で動く姫川と対照的な、ひたすら情報を集めてがっちり固めていこうとする姿を、効果的に入れていました。
日下が大っ嫌いで、大人気ない態度をとる(笑)姫川も、「情報なければ、判断なし」そのやり方はすごく時間がかかるはずなのに、「早くて正確」だと認めざるおえない、クールな仕事ぶりが、格好よかったです。
上司に対しても、自分の信念を絶対に曲げようとしません。

橋爪管理官が、姫川だけに特別嫌味なわけではなく、捜査方針に意を唱える人物にはとりあえず嫌味を言ってしまう人なのも、よくわかりました。そういやガンテツのことも嫌っていました。
間を取り持つ今泉の輪郭も鮮明になっていたと思います。

そんな日下の足で稼ぐやり方に不平たらたらな井岡。時には勘に頼りましょうよ、と意見するも、当然「俺は姫川とは違う」と取り合ってもらえるわけもなく。
殴られたっちゅうのは、嘘ですな(笑)。

あのお守り。冒頭に映っていましたよね・・・?
何を怪しい目つきを、と思ったら、姫川のバッグにお守りをつけようとしてたのかぁ。
でも、葉山のと間違えた?それとも菊田の?すみません、いずれも二度見していないのであやふやです(汗)。
いずれにしても、何らかの伏線になりそうです。

今回は、あれ?と思うところがなかったので、いつも以上に本筋とは関係のない部分でもじっくり楽しめました。

國奥の「プロポーズ」「落とす」という言葉にいちいち反応する菊田とか、捜査本部として狭い部屋に通された時に、ふれくされる姫川とか(笑)。
毛布をかけたことに対して「そういうとこ、何気に優しいよね」と姫川にお礼を言われて「すみません」と謝る菊田。姫川じゃないけれども、なぜ、あやまる。(爆)

後、葉山が「あたりまえだろう」と湯田に返す間、ガランとした部屋の空気感とアングルも好みでした。

全く違う事件を追っていた姫川班と日下班が、実は同じ犯人を追っているらしいことが明らかになるまで。
警察モノの定石な話と知りつつ、間の取り方、編集がうまいので充分に楽しめました。
日下を含めて、ここに至るまでのキャラの積み重ね方がうまいんだろうなぁ。

次回。動機、トリック、人間関係など。
それだけ納得行くように描いてくれるのか。楽しみです。

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2012年2月15日 (水)

ストロベリーナイト 第6回「感染遊戯」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。
原作とはかなり変更点があったようで、未読で幸いだったかもしれません。

バッグ、ファッション、ヘアスタイル、そしてシャンプーまで。
「全部、被ってる」(爆)

葉山と警察学校の同期で卒配も一緒の成城南署強行犯捜査係の高野真弓とコンビを組むことになった(公式サイトより抜粋)、姫川の感想でした。

事件そのものより、葉山がトラウマにどう向き合うか、を描いたお話でした。
事件の当事者たちを深く描かず、曲者の諸先輩たちを登場させなかったのも、焦点を葉山に絞るためでしょう。
セミ・レギュラー陣を総花的に使わず、エピソードによって絞り込む作り方は、うまいなぁ、とも思いました。

息子を斬殺されたのに、悲しみ、痛みを全く見せない父親とか、犯人が父親ではなく、息子を殺した動機が今ひとつはっきりしなかったりとか、突っ込みどころはありましたが、前回の重い話の後の、息抜き的なエピソードのように感じました。
かと言って、全くの息抜きではなく、後を引きそうな凄惨な事件が背景なのが、このドラマらしいところ。

ですので、今回は葉山を巡っての、姫川と菊田のやりとり中心に楽しみました。

菊田に相談を持ちかける葉山。
年下の湯田は論外として、石倉ではなく菊田なのは、自分に近いものを感じたからかも。

事件の凶器は刃物ということで、異常に張り切る葉山。いつもは試験勉強のためパスする二次会にも積極的に参加します。
葉山の二次会参加で盛り上がるも、姫川の「送って」で固まる菊田。(笑)

姫川の方は。
葉山の警察学校時代を知る高野から、当時の彼の印象を聞く菊田を、遠くから、むっとした表情で見つめたり、高野に何を話していた、と聞いたり。
「口説かれてました」
わー、そんな冗談、姫川には通じないぞっ、と。(笑)
シャンプーを変えろ、と、さりげなくひと刺しする姫川。珍しい~。

姫川は菊田のことをどう思っているのでしょうか。
高野と話しているのを見て気になったのは、自分の知らない情報を仕入れているかも、と思ったから?友だち、いや、忠実な部下をとられたような気がしたから?それとも・・・

姫川に憧れている高野は、姫川のバッグをガン見。女子らしいというか、まず、形から入るタイプなのね。

皆が聞き込みで走り回っている間に、ガイシャがスーツ姿にサンダル履きだったこと、ドアホンにはなくて、被害者のボタンにはあった指紋のこと、そして誰も帰ってこなくても玄関の明かりだけは灯して帰る家政婦の話を聞いて、犯人の行動を推理する姫川。

一方、葉山の突っ走りようが気になる菊田は、本心を聞きだすことに成功します。
「強くなりたいんです。」
中2の時に、目の前で女性が刃物で斬殺されるのを目撃した。
その女性は、自分の家庭教師だった。
犯人を目撃していたのに、仕返しを恐れて、名乗り出なかった。
そんな自分が情けなくて。
「犯人の影に怯えない自分を作りたかった。」
じゃないと。
「弱いままで終わってしまう。このままじゃだめなんです。」
女性が弱いものだ、と思い込んでいるのも、全てこの出来事の影響。

犯人の目星がつき、高野とともに被害者宅に急行する車中にて、テンパっている葉山について呟く姫川。
「自分で乗り越えないとだめ。」誰も守ってくれない。
葉山の過去を姫川は知っていたのでしょうか。少なくとも、葉山が何かしら葛藤を抱いていることには気がついていたようです。
何しろ、「ホシの気持ちを推理」できる人ですから。

帰宅した被害者の父に突撃する犯人を取り押さようとする一同。
しかし刃物を向けられた高野はなすすべなく。高野を助けようと立ち向かった姫川は切られてしまいます。
そんな光景を前にしても、葉山は立ちすくんで一歩も動けませんでした。
危機を救ったのは、葉山とコンビを組んでいたショカツの刑事と、菊田。
菊田は、動けなかった葉山に対して、拳固で喝を入れます。慰めたりなんかしない。
呆然とする葉山に「私、恐かった。葉山君の言っていたこと、初めてわかった。」と高野。
姫川先輩の凄さも実感したようです。

姫川もまた、葉山を慰めたりしませんでした。
「もし慰められていたら、刑事を辞めていたかもしれません。」
菊田の、姫川に対する評価の意味がわかった気がする、と葉山。

これから現場を踏むたびに成長していくのでしょうか。

折れたヒールで始まって、折れたヒールで終わる。
今回もまた、初めて自分をさらけ出した葉山を中心に、短編的によくまとまっていたと思います。

あと、「出来る女はプライドが高い」という一般論を何気に気にする姫川に「主任は別です。」とさりげなくフォローする菊田など、姫川&菊田コンビ萌えーなお話でもありました。

事件のことを書いていませんでした(汗)。

犯人が本当に狙っていたのは、評判のいいガイシャではなく、その父である、元厚生省の官僚。15年前の薬害事件・・・非加熱製剤にそのまま使用許可を出した薬事課長で、その後天下りを繰り返し、その度に多額の退職金を手にしている長塚利一。

犯人は、非加熱製剤によるウィルス感染で免疫不全症に罹った麻理の恋人でした。
当時は免疫不全症が非加熱製剤が原因でもおこることが公にされておらず、性交渉によるものだと思われていたため、必死で潔白を訴える麻理を疑い、捨ててしまった。その結果、彼女は自ら死を選んでしまった・・・この15年前の出来事を、なぜ今になって思い出し、「長塚を殺せば麻理が喜んでくれるんじゃないか」と思うほど思いつめたのか。

それはネットの掲示板に書かれた情報を見たから。
個人情報が載った、憎悪を育て、人を悪意に駆り立てるサイト。
その悪意は感染し、人を容易に殺人者に変える。

派手な指輪をした掲示板の主催者らしき人物のプロフィールを、意味ありげに映していたので、これでは終わらないような気がします。

来週、日下が久しぶりに登場。楽しみです。

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2012年2月 8日 (水)

ストロベリーナイト 第5回「過ぎた正義 後編」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。
とりとめのない感想を書きます。

オープニングは倉田の、自分の母親まで刺殺していしまった凶悪な犯人を確保した時の思い出でした。
犯人の口に銃を突っ込み、一人殺したら原則死刑、と言う倉田に、さすがのガンテツも嫌な顔。
なぜ、その日を思い出したのか。それは、息子が殺人を犯した日だから・・・

倉田の息子、英樹がもうすぐ出所するという情報を聞いた姫川は、倉田に会いに行きます。
なぜ息子に会わないのか。一度でも会ってしまったら、まして更正の兆しが見えたなら、息子を自分の手で裁く決意が鈍るからだろう、と、相変わらず勘だけで問い詰める姫川に、「証拠は持ってきたのか」と倉田。
しかし、全く否定するかといえば、そうでもなく。
殺しに正義などない。そこにあるのはたった一つ。殺すか、殺さないか。選択の機会だけ。

人は一度殺してしまったらもう駄目。再犯の可能性が高いかどうかは断言できないが、殺意は膨れたまま心に残る。
一つの大きな選択肢として魂の中に居座り続ける。
そんな心に爆弾を抱えた息子を俺は世に放つことはできない。

うーんと、ちょっと難しかったのですが、倉田は、殺人を犯した人間を、元々罪を犯すべく創られた人間であると考えているのかな、と。
対して姫川は、人はみな、殺しと言う爆弾を抱えているけれども、その爆弾を押さえて生きているのだ、と反論します。姫川自身も押さえている・・・

姫川の言葉は、姫川自身の過去の含みがあるので重みはありましたが、言葉そのものはよくあるものでした。

出所した英樹は父が自分を許さないことも、殺すつもりのことも知りつつ、ともに家路に着きます。

英樹の事件を追っていくうちに、真相が明らかになります。
英樹に殺された、恋人、彩香は、父親の会社社長の息子からストーカー行為を受けており、ついには暴行されてしまった。
英樹を愛していた彩香は穢されてしまった自分を許せず、英樹もまた、許せない彩香の気持ちに同調、共鳴してしまい、彩香の言われるまま、殺してしまった。

全てを知った姫川が駆けつけた時には、英樹はすでに死んでいました。倉田が手を下したのではなく、自死で。

つまりは、心中だったわけで、彩香を殺した時から決意を固めていたんですね。
ですので、逮捕後、一切釈明もせず、父が面会にこないことを不満に思うこともなく、姫川が伝えた亡き母の言葉にも心を動かさなかった。

その結果、母は殺され、彩香の父を犯罪者にしてしまったのですが、そのようなことも、彩香を自らの手で葬った時に心が死んでしまった英樹には、何の感慨を起こすことはなかったのです。

暴行を受けて自暴自棄になっている彩香ともども、たった一度の間違いが許せず、死によって全てをリセットしようとした。
彩香に、やり直せる、という言葉をかけれなかった英樹。なぜなら、やり直す、という選択肢があることを知らなかったから。

姫川は、真実を知って愕然とし慟哭する倉田を責めます。
息子をそのように育てたこと、自ら手を下さなかったにしろ、止めなかったこと、そして息子を信じて再捜査しなかったこと。

すぐに楽にはさせない。じっくりと苦しみを味わってください。

「どんな間違いを犯しても、人はやり直すことができる。私はそんな人の気持ちを信じる。」

この言葉は、姫川が自分自身に向けた言葉でもあるのでしょう。

お父さんは、自慢の娘だった自分がそうではなくなった時、私を殺したいとは思わなかったのか。お母さんも。
無償の愛なんてない。
姫川が母に投げかけた言葉です・・・このシーンは八つ当たり気味で、ちょっとお母さんが可哀想になってしまいましたが、ともかく、姫川は、自慢の娘でなくなったことに罪悪感を持ち続けているのかな、と。

今回も、突っ込みどころはありました。

彩香の携帯を事件当時、調べなかったことが・・・うーん、これは、あまりにも犯人が明々白々だったのと、英樹が自己弁護を一切しなかったため、弁護士も彼を少しでも有利にするような証拠を探そう、という努力をしなかったのかな、と思うことにしました。

姫川の勘の暴走は、そういうキャラが主人公の、サイコ風味の強いお話、と割り切ってみています。

テーマが重くて、ちょっと消化不良な気もしましたが、そういう部分も含めて、短編小説のような味わいは感じました。

係長に、倉田の捜査を談じ込む時の、竹内さんの瞳が印象的でした。
後処理なのか、現場の照明なのかはわかりませんが、常に瞳に光が入っていて、葉山を動かした執念を、うまく映像化していたように思います。

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第1話 第2話 第3話 第4話

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2012年2月 1日 (水)

ストロベリーナイト 第4回「過ぎた正義 前編」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

今回も前後編・・・それ以上になるのでしょうか。ちょっとわかりません。

オープニング。

在庁勤務時にたびたび少年刑務所を訪れる、姫川。
しかし、受刑者に面会を拒否され続けている様子です。
そして塀の外で、一人の男と出会い、話を聞きたいと呼びとめるが・・・

ここでシーンが変り、3ヶ月前、葉山が赴任してきた当日に戻りました。
ということは、この直後、葉山はストロベリーナイト事件のことを聞いたのでしょうか。

監察医の國奥定之助から、送られてきた二件の不審死についての情報。
二件とも、かつて悪辣な性犯罪を犯し、少年法で裁かれたものの、軽度の罪で出所、もしくは心身喪失で罪を免れた人物であるとのこと・・・何か裏がある。
國奥の示唆から得たカンだけで動こうとする姫川を、新入りの葉山は戸惑い気味に冷ややかに見ています。
1~3話の葉山とは少し違うのが興味深かったです。

葉山は女性の上司が気に食わない以上に、姫川のようなか弱い(か弱く見える;;)女性が危険な現場にいることが、気に食わないようです。
どうしてそう思うのか。大学卒業を待たずに警官になったことを含め、彼の過去が関係していることは確実でしょう。これは今後描かれるようですので、待ちます。

そんな葉山を気遣う菊田。「主任が女だってことを忘れてみ」・・・気遣う、と言うより、ほとんど姫川への告白。先週の島との会話と言い、どんだけ姫川ラブなんだ(笑)。
でも、ドラマ好きの悲しい習性で、これだけあからさまだと、菊田にフラグが立っている様に見えてしまうんです(汗)。
もし、シリーズ化するつもりなら、少なくとも今シリーズでは無事でいて欲しい、と、老婆心ながら思ってしまいました。

さて、新たな変死事件が起こりました。
三件の不審死に共通するものがたった一つだけある。
それは、かつて彼らを捕まえた捜査員が同じだということ。
彼は、自分が捕まえた犯人が、少年法のために、犯した罪にしては軽すぎる処罰しか受けていないことに納得いかず、自分の手で処刑しているのではないか?と推理する姫川班。

しかしその男、倉田修二のデータが何故か手に入らない。
手がかりといえば、倉田とともに捜査をしたことのあるガンテツのみ・・・姫川は嫌々ながら、あのガンテツに頭を下げて倉田の情報を教えてもらいます。
倉田は3年前に警察を辞めていた。

あんな男と一緒に動くのは二度とごめんだ。
正義のためには人も殺しかねない。
おまえはあの男と同じ目をしている。お前も殺したいヤツがひとりいるだろう。(概略です)

と、相変わらずネチネチ(^^;;)。

倉田の周辺をあたっている内に、新たな事実も判明しました。
3年前、当時未成年だった倉田の息子、秀樹が自分の恋人を殺して、刑に服していること。
その後、秀樹が殺した恋人の親に、妻を殺されたこと。

姫川は、倉田が、塀までは幾度も来ているのに、結局一度も息子に面会に訪れていないことから、息子を殺そうとしているのではないか。そして、三人を殺したのは、処刑などではなく、自分を引き返せないところへ追い込むためなのではないか、と推測し、倉田を問い詰めますが。

証拠はあるのか、と。

・・・今のところ、例によって姫川の勘だけですものね。それも冷静に考えるとかなり特異な心理状態です。しかし、その心理状態を察知してしまうのが、姫川の姫川たる所以。

次回。どうやって倉田の犯罪を立証していくのか。
新たな事実も判明するようです。
泉が姫川を止めるのは、元警官の犯罪が露見するのを恐れる上部から止められたから?うーん・・・?

ラスト、倉田は何を言ったのでしょうか。

葉山の赴任から始まって、パズルのピースをあるべきところに置いていく、といった印象を受けました。

ガンテツの情報は、彼からでもなくても得られたのでは、とは感じましたが(汗)、今回は、橋爪も井岡も出ていないことだし、アクセントにはなっていたと思います。彼が登場すると、姫川のトラウマの悲惨さ、根深さが、追想シーンを度々流す以上に、鮮明に浮かび上がる気がします。ガンテツはガンテツなりに姫川を心配しているようにも思えますし。

未成年の犯罪と処罰、というテーマについては重いので、置いておきます・・・「それでも、生きていく」をちょっと思い出しちゃいました。

お話自体はわりとよくある警察物だし、どころどころ穴はあるのですが、画面が醸しだす緊張感と、登場人物たちの抱えている闇がぐいぐいと伝わってきて、久しぶりに、CMがあって良かった、と思えた作品でした。
CMが作り出す明るい世界を見て、我に帰るというか、ほっとするというか。

次回、どうなるのでしょうか。この事件では無理でしょうが、日下にもそろそろ登場して欲しいなぁ。

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第1話 第2話 第3話

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2012年1月25日 (水)

ストロベリーナイト 第3回「右では殴らない」

公式サイト

原作未読です。

バタバタしておりまして、感想のみ簡単に書きます。

「右では殴らない」。なるほど、そう言うことなんですね。「シンメトリー」的な意味ではなく。短編小説的な結末として、腑に落ちました。

ガンテツの指示で、片桐組に踏み込んだ朝倉が、組員に殺されてしまった・・・残されたご家族がお気の毒でした・・・
お葬式にも参列しないで捜査を続け、犯人を検挙したと思い、すれ違いざまに笑いながら井岡の肩を叩くガンテツ。壮烈な笑顔です。
ところが。
姫川班が新たな犠牲者の現場から押収した「ゼブラ」は、片桐組から押収された「ゼブラ」とは違うものだった。

カンの見込み捜査の姫川と、強引な見込み捜査のガンテツ。
姫川もだけれども、ガンテツ、これは嫌われるわねぇ。橋爪がちょっと気の毒に見えました。
島が、姫川にそれとなくアドバイスしたり、差し入れしたりと、いいところを持っていきました。

ゼブラじゃなくて、牛。うっしっし。
井岡の言葉で、薬物テロなんかじゃなくて、もっといい加減な動機なのかも、と思い直す姫川。
薬物テロって、国奥が言い出したことなんですね。誰が言い出しっぺなのか、すっかり忘れていたので、思わず先週の録画を見直しました(汗)。
国奥先生も罪な先入観を植えつけたものです。

下坂の娘を追い詰めるまで。
若干引き伸ばし感の漂っていた前回より、焦点が絞られていました。
特に姫川が朝倉を含む犠牲者の写真を見せ、怒りを爆発させるシーンは、見ている方も力が入りました。
「ごめんなさい」
大切な言葉ですが、こうやって今まで色んなことから逃れて、影で舌をだしていたのかな、この子、とも。ですので、ごめんなさいですむと思うな、という姫川の啖呵に共感。

この姫宮が良かっただけに、裏どりミスがあまりにも初歩的だったことが残念だったように思いました。
一旦は姫川のカンが外れる、その外れる過程にもうひと捻り欲しかったかなぁ、と。

最後の犠牲者以外、それまでの人たちが何故、死に瀕しながらも薬を処分したのかについて考察してみました。
「死に瀕しながら」と思うから不思議なのであって。みんな、自分が劇症肝炎に罹っているなんて、死ぬなんて知らなかったのなら、当然なのかも。
気分が悪くなって、救急車を呼ぶかもしくは誰かに連絡しようとした。その時、部屋に入ってきた第三者に怪しげな薬物を使っていることを知られたくなかった。
気分が悪くなって薬を処分する時間はあったけれども、助けを求める時間はなかった、ということ。
その間、どんな気持ちだったのか。死ぬとは思っていなかったのに。想像すると恐いです。援交やクスリをやっていたとは言え、命が消えていく瞬間。最後の犠牲者だけ、捨てる余裕がなかった・・・
各殺人は下坂の娘の身勝手、かつ無目的で無思想な動きによって起きたのですが、結果は薬物テロと変わらないのではないかな、と思いました。

前後編。色々突っ込みましたが、雰囲気と「右では殴らない」というハードボイルドなオチは好きです。
現場の台所での井岡のコケかたがお見事でした(笑)。

次回も楽しみです。

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第1話 第2話

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2012年1月18日 (水)

ストロベリーナイト 第2回「右では殴らない」

公式サイト

覚醒剤使用の痕跡がある男性が劇症肝炎で死亡する症例が立て続けに発生。姫川玲子(竹内結子)は事件性を感じ、覚醒剤取締法違反である事件を連続殺人として捜査開始した。被害者は独身サラリーマン3名。西ヶ原警察署管内、亀有西署管内、高円寺警察管内で発見された。(公式サイトより)

続く、なのかぁ。

感想のみ簡単に書きます。

原作未読ですが、短編集「シンメトリー」の中の一編を元にしているということは、ネットで知りました。タイトル「右では殴らない」の意味はこれから描かれるのですね。

国奥、井岡、そしてガンテツが登場したので、広がりは感じました。
日下が登場しなかったのはちょっと寂しいですが、それはこれからのお楽しみ、ということで。

姫川の過去をネチネチといじる、相変わらず憎々しいガンテツが素敵(^^;;
井岡もマイペースにぬらっと参加してきました。
その他、総理大臣のブレーンを任意同行することを渋々認める橋爪、さばさばとバックアップする今泉、先輩、島と昔の顔に戻って話をする菊田など、姫川班内のやりとりを含めて雰囲気は良かったです。
何らかの屈折は抱えているものの、このままでは新たな犠牲者が出る、と自分の意見をはっきり述べた葉山。不器用な人なのかも。
姫川班と第五係のガンテツが全く違うルートでアプローチし、静観していた第三係の島が動き出す、という流れもスリリングでした。

でも・・・姫川さん、いくらなんでもアリバイも調べずに任意同行するのは、ぬかりすぎじゃないしょうか。
任意同行してから下坂のアリバイを告げる今泉までもがぬかっているように見えてしまいました。
原作はどうなっているのか知りませんが、ここのくだりで、一瞬、がくっときました(苦笑)。

他にもダミーカード等、見落としが目立つ捜査だったし・・・伏線なのはわかるのですが、ちょっとあからさますぎたような気がして。

さて、予告を見なくても(汗)、下坂の娘が噛んでいるのは明らかです。
次回で薬のルート及び被害者たちが何故、死ぬ前に所持している薬を始末したのか、という謎と、犯人の動機、そしてタイトルの意味は明かされるのでしょうか。

今後の展開に期待しています。

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第1話

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