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カテゴリー「□朝ドラ:カーネーション・不定期観測メモ」の24件の記事

2012年4月 1日 (日)

カーネーション・不定期観測メモ 第26週 最終週「あなたの愛は生きています」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモです。

一度見たきりの印象を思い出しつつ。

平成17年4月。先週再会した後、独り住まいの奈津を、院長のアシストを受けつつ養護ホームに入れることに成功した糸子。今度は自宅の2階をもっとだんじりを眺めやすくするために、サロンに改装します。
改装を前にして、ガランとした2階。かつて糸子姉妹、勝と糸子、糸子の子供たちが暮らし、ハル、善三が療養した場所。
いわば家付き娘で、ついに幼い頃から育った家を出ることはなかった糸子。
神戸箱、デザイン画・・・あの世には持っていけない、とさばさばしているしているものの、思い出は深いでしょう。

新装なったサロンを活用しようと、多忙な中、着物リフォーム教室を開きます。着物のリフォームってむつかしいですね。
着物をモンペに仕立て直した時と重なるシーンでした。

父を亡くして落ち込む譲。母が亡くなった時よりダメージが強い、という譲に、それは親という庇護者をなくしたためだと、糸子。
守られる立場から、守る立場へ。父が自分の年の時に何をしていたか・・・
糸子は早くに独立しましたが、善作が亡くなった後により強く自分を守られていたことを感じていました。

少し糸子の想いとは違うかもしれませんが、井上靖氏の「わが母の記」に、親の死を、存在するだけで死から自分を守ってくれていた存在がなくなったことで、自分が死に直面することになったことへの恐れが書かれていたことを思い出しました。

忙しい糸子に講演のトラを頼む優子。相変わらず糸子をちゃっかりと頼りにしているようです。
マネージャーとして断る孝枝を飛び越して、糸子に直接交渉し、了承をとりつけてしまいました。

飛び越されて、ダハァーとのけぞる孝枝のリアクションに笑いました。
ここへきて、ようやく孝枝がドラマに溶け込んだ感じがしました。良かったです。

病院で講演したあと、ボランティアでアシスタントを務めてくれた女性、川上が周防の娘であること、周防が亡くなったことを知って、堰きをきったように涙する糸子。
どんな想いが去来したのでしょうか。
ともに過ごした時間より、思い出を噛み締める時間の方がはるかに長い。生涯にただ一度の恋。

そんな母を見守る、かつて、周防の存在を親戚のみならず近所のおっちゃん、おばちゃんみんなから責められた母を庇った優子。
川上にとっては糸子と父の関係はやはり心の傷とはなったようです。でも成長して、当時の二人の状況を客観的に振り返るようになってから、相手が糸子で良かった、と思えるようになった、と。

そして木曜日の放送冒頭、平成18年3月、意識不明で病院に運び込まれる糸子のシーン。
そうそう、お雛様を飾っている途中で倒れんだ、と糸子のモノローグ。
こうちゃんに娘がいること・・・結婚していていたことを知って、びっくりしました。

糸子の病室に集まってくる三姉妹。
意識不明のままの糸子の元で、化粧をめぐって他愛なくじゃれる優子と直子。
母が今夜ヤマだと聞いて泣き出す聡子を含めて、姉妹っていいな、と思いました。
前ヴァージョンからの、この姉妹ならではの関係が構築されている安心感もあります。

夜が明けて、目覚める、糸子。
姉妹たちは泣いて喜ぶも、容態が安定したと知るやすぐに仕事に戻っていきます。
糸子が彼女たちの立場だったら、同じことをしたでしょう。自分と同じく仕事に生きる娘たちを頼もしく見送る糸子・・・そのように感じました。

あほぼんたちのお見舞い、看護師長や孫、里香の世話を受けながら、全てが美しく見える、と一人ごちる糸子。
娘たち、そして自分を支えてくれた全ての人々を、ありがとうな、と思い浮かべます・・・

タクシーで帰ろうとする優子に同乗する直子のシーン、あれだけ寄ると触ると喧嘩ばかりしていた二人が、と思うと、思わず涙。

ついに、その時がきた。
糸子という大きな存在を失った姉妹たち。
聡子は赤いカーネーションを手向けます。

祭りの時期が来て、多くの客で賑わう糸子のサロン。
ジョニーも健在。
加奈子さん、お元気になられたんですね。こういう「奇跡」を残していたとは。不覚にも涙目になってしまいました(汗)。

平成22年。糸子の生涯を朝ドラにしたい、という申し込みを受けて戸惑う優子と、おかあちゃんの願いだから、ええやんか、受けよう、と直子と聡子。
優子は、直子とのしょうもない喧嘩までドラマ化されるのが嫌なようです。(笑)

鳶の舞う空。
かつて糸子が善作とともに見上げたのと、同じ光景です。

時が過ぎれば過ぎるほど喪失感が増す姉妹たち。(涙)

「泣かんでええ」
見守る糸子。
朝ドラの話が舞い込んだ時にその場にいる、という演出はこのドラマならではでしょう。

糸子の作ったサロンから、だんじりを眺める小原一家、多くの客。

そして平成23年10月、朝ドラ「カーネーション」の放映が始まります。
病院のロビーで観る、後ろ姿のみの老女は奈津・・・ドラマ内でははっきりしませんでしたが、TV雑誌には、そう書かれていました。だとしたらもう百才近いお年でしょう、全部見せなかったのはいい演出。

エンディングは、幼い糸子と尾野さんの糸子のデュエットから始まる第一回のオープニングでした。

デュエット、一回きりだと思っていたので、嬉しかったです・・・(涙)

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終わりました。

最終週、今までの伏線をちゃんと回収しきり、主人公の死を扱いながらもこのドラマの魅力である軽快さを失わなかったのは、お見事だったと思います。

周防の後日談、なにより三姉妹が多く絡んでいたためでしょうか、夏木さんの糸子の過去には、尾野さんの糸子がちゃんとあるように感じれました。

糸子の骨折とブランド立ち上げなど、糸子と娘たちの絡んだ時も面白かったです。
尾野さんの糸子と夏木さんの糸子の接着剤として娘たちをもっと絡ませていれば・・・でも、多忙な人たちですから、そうもいかなかったんでしょうね。

最後の方は色々突っ込んでいましたが、極めて個性的な女性の生き様を描ききったと思います。

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まとめとして・・・とてもまとめきれませんので、思いついたことをバラバラと書きます。

最初は、家族には威張っているけれども、借金の取立てを娘に行かせるような、ちょっと情けない父、善作の存在が大きく、糸子が成長するにつれて父娘の絡みが見どころとなり、善作が亡くなってからは女の腕一本で生き抜く糸子のエネルギッシュさがドラマを引っ張っていました。

善作、千代、妹たち、ハル、神戸の祖父母とおじさん、いとこ。近所のおっちゃん、おばちゃんたち、安岡家の人々、昌子。
パッチ屋の亭主、いばりんぼうの紳士服店の主人、デパートの支配人、サエ、婦人会のおばちゃん・・・

とても書ききれませんが、みんな糸子の大事な宝物。

そして勘助、泰蔵、勝、恵、周防、北村、春太郎、ジョニー・・・医院長、あほぼんたち。
みな、糸子、そして女性たちの強さを際立たせる存在でした。

この男たちの描き方は徹底しており、子役から成人に至るまでの三姉妹のキャラと関係のブレなさを含めて、モデルがいるためだとしても、出色だったと思います。

優子役の新山千春さんは青森出身とは思えぬ岸和田弁でした。

戦争というカタストロフィを過ぎると失速しがちなところを、移りゆくファッション、モード、それらと格闘する糸子、その娘たちを描いて乗り切ったのもお見事でした。

最後の交代劇には違和感を感じはしましたが、シナリオそのものは一本筋が通っていて、ダレるところも少なく、軽快で力強いシナリオだったと思います。

夏木さんはアウェイでやりにくかっただろうと思いますが、最後の最後に、自分の中では糸子として、すとんと落ち着きました。

尾野さんは、若い時も良かったのですが、善作が亡くなってから、戦争が激しくなって名実ともに一家を背負って奮闘する厳しい表情、そして中年を迎えての仕草が素晴らしかったです。
結婚した時には感じられなかった色気が周防の時に溢れていたのにも、唸りました。

パッチ屋修行から始まって自らデパートの制服の注文をとってきたりする行動的な糸子、彼女を支える家族の姿は出世物語としてわくわく感があって面白かったです。
一方で、強いが故に人を傷つけるエピソードがあったのもアクセントになっていました。

と、書き出すときりがないのですが。

面白かった回は、優子のオカッパの回。朝ドラとしてはトリッキーな展開が冴えていました。
勝はその影の薄さ、幸薄さゆえに印象に残りました。
三枚目としてずっと糸子を見守っていくんだろう・・・所謂朝ドラ定番のキャラだと思っていたのが、当時の日本人男性を象徴する運命をたどったことが意外だった勘助。思えばこの意外さがカーネーションというドラマ自体の意外さでもありました。
後の玉枝の言葉と合わせて、切なく苦しいキャラとして忘れられません。

一番印象に残っているのは、玉音放送を聞いた直後の糸子。
あの目は、凄みがありました。

見終わって。
一生をまっとうするまでを描いたためでしょうか、糸子とともに80年余りを過ごしたような錯覚を覚えました。
間違いなく、最近の朝ドラの中では一番余韻の残る作品となりました。

時は大正、岸和田に生まれた一人の女の子
名前を 小原糸子と申します
着物の時代に ドレスに出会い
夢見て 愛して 駆け抜けた
これは その おはなし

ああ、ここからドラマが始まる・・・.(泣)
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スタッフ、キャストの皆さん、長丁場、お疲れ様でした。半年、面白かったです。ありがとうごございました。

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2012年3月27日 (火)

カーネーション・不定期観測メモ 第24週「宣言」(木曜日以降)、第25週「奇跡」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。

娘たちの協力を得て、自分のブランドの立ち上げに成功した糸子。
孫の里香は東京へ帰ります。

以上が24週、木曜日からの粗筋です・・・えらい簡単だな。(大汗)

25週「奇跡」は。

24週末の70歳前半から88歳まで飛びました。
バブルが弾けて、端役とはいえ、出演者の入れ替えあり。
チケット屋のお兄さんがお店で働いているのには、ほっとしました。

おおまかなテーマは、糸子が病院でファッションショーを開くことと、奈津との再会でした。これまた簡単ですが。(滝汗)

実は、年をとってからの糸子のナレーションに大きく違和感を感じてしまい、お話にあまり集中できなかったのです。m(_ _)m

早口ならば気にならない部分が、ゆっくり喋るとアラが見えてしまって。

イントネーション、特に固有名詞が気になりました。
岸和田弁に限らずどの方言でも、もっと言うと外国語であっでも、固有名詞って、単語で発音する時と、文章の中で発音するのと、微妙に違うのですが、この違いを表現するのはたいそう難しいことなのでしょうね。

その他、間の取り方とか・・・婦長さん役の山田スミコさんのイントネーション、ブレスを入れる部分を比べてみるとよくわかると思います。
年を取ればとるほど味が出てくるはずなのに、かえって無理が目立ってしまったのは、何とも・・・

江波さんの奈津は、栗原さんとは口元はちょっと違うのですが、目力もツンデレっぷりもそのまま。
すごくしっくりきました。
老けメイクをしていないのも良かったと思います。世間一般の88歳に見えないのも、奈津らしく感じました。
比べるとですが、糸子をちょっとフケさせすぎたのでは。
夏木さんが若すぎたのか・・・これでは、キャストをチェンジした意味がないように感じました。

奈津がボンボンな院長の前でコロっと態度を変えるのを、変わっちょらん、と思わずあきれる糸子のシーンは、唯一笑えました。

末期ガンの加奈子の話はおそらく実話なのでしょうね。
あの強気な糸子が、加奈子のプロフィールを読み上げられず、婦長が代わるシーンは、中村優子さんが素晴らしいこともあって、ちょっと泣けました。

祭りで再び集まる人々。
今はどちらも家庭を持っている里香と昔のBFの邂逅など、小さな伏線を回収しつつ。

泣いても笑っても、あと一週間です。

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2012年3月16日 (金)

カーネーション・不定期観測メモ 第23週「まどわせないで」・第24週「宣言」(水曜日まで)

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。

昭和60年、72歳になった糸子の物語が始まりました。

以下、簡単に。

ぐれかけの、優子の15歳の里香を預かり、アホぼんたちから頼まれたシニア婦人用の既製服のデザインを引き受ける糸子。
年寄りの体を知り尽くしたデザインは大当たり。気を良くしたアホぼんたちは、ブランドを立ち上げる話を持ちかけますが、生涯オーダーメイド職人で行く覚悟を決めている糸子は取り合いません。
ところが、階段から転げ落ちて骨折してしまい、心配した優子、直子が引退して東京で一緒に住もう、と言い出します。
引退なんかできるか、と猛反発する糸子。アホぼんたちの話に乗って、自分のブランドを立ち上げることに。

以上が今週水曜日までの粗筋。

当然のことながら、糸子と三姉妹以外は総入れ替えです。
千代、ご近所さんたち、北村まで。
みんな亡くなってしまったんですねぇ・・・

三姉妹の活躍は、モデルとなった方々そのまま。
新たに孫、里香の話を入れて、小原家の新たな家族の形が描かれていました。

今までできていたことができなくなる。体が言うことをきかなくなる。
子供たちは独立して、一人ぼっちになる。
年をとる、ということが、しみじみと語られていて、糸子自身の実感として伝わってきました。

尾野さんの「カーネーション」とは全く別物として見れば、面白いです。

とは言え、今の糸子の老いの心境は、今までのドラマがあってこそより切実に伝わることも確かで、ちょっと混乱しながら見ています。

まず、子供たちに罵詈雑言(笑)を浴びせていた糸子と、一人の孫をきめやかに見守る糸子が一致しない。
もちろん、年をとったことで変化もあったでしょうし、子より孫の方が、責任を感じない分可愛がれる、というということもあるでしょう、かつてより店が暇になってかまう時間もできたんだな、とは思うのですが。
ええ、理屈ではわかるんですよ。
そのうちに慣れると思いますけれども、今のところです。

それから、糸子に合わせて従業員やご近所さんも変わるのは当然として、何とも小粒な気がしました。

例えば昌子さん。
最初はちょっと天然で無愛想な人だな、ぐらいにしか思ってなかったのですが、だんだん、小原洋装店にはなくてはならない存在に。
糸子のやり方に文句をつけることもありましたが、その分、本当に糸子のことを心配している気持ちが伝わってきました。表情や立ち振る舞いなどから、地元感が漂っていましたし。
山口さんは、ずっとよそいきというか、地の匂いがしないんです。
登場時間が短いので、比較するのは間違っているかもしれません。

でも、そういうことなんです。
糸子だけでなく、脇の人々にも愛着を感じて見ていたわけで、その思いを断ち切られてしまったんです。
そのことに、糸子役が代わった以上に、自分でも驚くほど喪失感を持ってしまいました。

年をとるごとに元気になっていく糸子を、若い人が演じるのは無理があるかも、といのは、よくわかります。
若い人だと老人ぽさを強調しなければ老人には見えないだろうから。
老人だけども、元気、というのは、やはり年相応の人でないと演じれないものなんだろうなぁ、と。
そして、そういう糸子こそを描きたい、という主旨もわかります。

ただ、連続ドラマとしては、それでいいのか?という疑問はわくわけで。

お話は、面白いです。
話題になっていた方言ですが、時々気になる部分はありますが、すっごく気持ち悪いほどではないです。
夏木さんは好きな女優さんですので、エネルギッシュな糸子を演じられるのを楽しく見ています。

・・・でも、違うドラマなんです。

友人曰く。
いっそのこと、22週で一旦完結して、少し時間をおいてSPを作ったら良かったのでは、と。

ま、その時も配役については、また物議を醸すでしょうし、23週以降が今期の朝ドラのテーマのひとつなのだから、そういうわけにはいかないでしょう。

もし、SPで晩年の糸子を描くとして、22週で終わる話を4週分引き伸ばしたら、だらだらな内容になってしまいそう。
22週で終わって、3月の一ヶ月は、潔く別番組を流す、という手もあったかな・・・あ、今も違うドラマみたいなものだから、一緒か(汗)。

と、色々思いながら視聴しました。
結局、糸子の全人生を描ききることが目標である限り、キャスト変更は必然だったかな、という結論とともに。

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2012年3月 7日 (水)

カーネーション・不定期観測メモ 第22週「悔いなき青春」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。

昭和45年、直子が結婚します。旦那さんは、おとなしそうな人。
サイケの女王として脚光を浴びる直子。しかし、経営には無駄が多く、内情はボロボロ。
「あのうすらボケ」
月末になったら、こんなもん売れへん、と思うような優子と直子から売れ残りが送られてきますが、とそれを聡子がうまいこと売りさばくのを見て、この商売、わからん、と首をひねる糸子。

恵と昌子が言うには、経営手腕は優子>>>糸子、直子>>>>>>>>>>聡子なんだそうです。

周防の奥さんが亡くりました。
子供も独立しているため、長崎に帰ることになったことを、理事長から聞く糸子。
長崎に行くんか、と気にする北村の気持ちには全く気づかないまま。

終わったことだと思っていても。

一緒におった時間より、思い出している時の方がうんと長くなってしまった。変な相手や。

勝のことは思い出さないのですね。
やはり、周防こそが心から好きになったただ一人の男性だった。
短いひとときを何度も思い出す糸子も切ないですが、思い出してももらえない勝も、可哀相な気がします。

八重子から、玉枝の余命が半年だと聞いた糸子は静かに涙を流し、おばちゃんの残りの人生をなるたけ明るくするために、二日に一度は病院へ見舞いにいきます。

ある時。
病院のロビーで戦争中、日本軍が何をしたか、というテレビ番組を見た玉枝。

勘助はよっぽど酷い目にあったんやと思っていた。
けど、ちゃうかったんや。

泣き崩れる糸子。
過ぎさりし楽しい思い出を、それを塗りつぶしてしまった戦争を、勘助の苦しみを思って。

で、これでおばちゃんの最期かと思いきや。
年寄りの病気の進行は遅いそうで、2年たった昭和47年のおひな祭りでも元気な玉枝さん。
これがカーネンションテイスト(笑)。

しかし、半年後、静かに息をひきとりました。
本当に、静かに。

今まで、姉たちに便利に使われていた聡子も、ようやくモノになってきた、と思った糸子は、聡子にカンバンを譲ろうとしますが。

うちなぁ、ロンドンに行きたいねん。

好き勝手してきた姉たちはぎゃんぎゃんと大反対。
あまりの反対振りに、聡子が可哀想になった糸子は、姉たちを制して、認めます。

こうして聡子も旅立っていきました。

北村が糸子が好きだと言うカーネーションを持って訪れます。
ちょっとボケてきてた千代さんは中座して。
かつては大人数でにぎわっていた茶の間も、今は糸子と北村だけになってしまいました。

ついに告白するか・・・できるはずもなく。
ライセンス契約をした優子とともに東京へ進出するけれども、あんた、副社長に、いや、社長でもええ、なってくれへんか、とビジネスの話に。
「そら、おおきに。ちょっと時間くれへんか。」
優子夫妻は、案の定、うまくいってないようで、北村は知っているのに、何も知らせれていなかった糸子。自分の色恋沙汰には鈍感なのに、北村と優子の仲を疑うのが、何かおかしかったです。

ほっしゃん。さんの老け顔が自然だなぁ。

あらな、なんちゅうか新しいゲームが始まってんや。戦争と同じくらい仰山な人がいるゲーム。
敵ばっかし多て。頭ばっかしのぼせて。洋服もゲームになってしもうた。
ほんまにええ服は、人に品格と誇りをもたらしてくれる。
今はモードの力が強すぎる。

これが、糸子が東京行きを面白く思えない理由でした。
加えて今やカンバンを継いでくれる人もなく。洋服を作ることにすら面白さを感じなくなってきて、投げやりになっています。

そんな糸子を見て憤慨する八重子さん・・・八重子さんも店を閉じるのね。
糸子が安岡美容室のために作った制服と、それを着て撮った記念写真を持ってきます。

昔の自分にひっぱたかれたみたいでした。

昭和48年のお祭りの日。

優子、直子、夫、子供たち。優子は離婚しましたが。
ロンドンの聡子に電話で祭囃子を聞かしてやる直子。聡子は、泣いていました。英語が喋れるわけでもないのに、当てもなく飛び出していった聡子は、どんな生活をしているのでしょうか。
八重子さん一家、木之元、木岡のおっちゃん、おばちゃん、もう理事長を引退したらしい三浦。それに原口先生、吉村、小沢も加わって、大賑わいの小原家。源太もパリからやってきました。
春太郎改め冬蔵もロケで来ているそうな。
中締めのパーティです。皆さん、お疲れ様でした。

そんな賑やかな中、「お父ちゃんがおらんようになった」と彷徨う千代。

糸子は北村と小原家の二階で二人になった時に、東京行きの答えを伝えます。

「考えたんやけどな。うちの土俵は東京ちゃう、ここや。極楽も地獄も全部ここで見てきた。」

「お前が大切やった宝は消えていく。ここにおったら、一人それに耐えていかないかん。」
と、北村。そういうことを考えていたんですね。糸子のために祭りの場を東京に移してやろうと。

「ヘタレが。相手が死んだだけで何もなくさへん。うちは宝抱えて生きていくよって。」

かつてのように大勢の人でにぎわう茶の間をにこやかに見渡す千代。
皆の向う、廊下でそんな様子を嬉しそうに見ながら酒を善作の姿をみつけます。

うう、不覚にも、ここで泣けてしまいました。

善作に寄り添って、酒を注ぐ千代。
その手は・・・何もないのだけれども。

夜、一人になって。使い込んだミシンを、万感の想いを込めて見つめる糸子。

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完。

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・・・でも良かったんじゃないかなぁ。

次週からは、短めの感想になると思います。
総括は全てを見てからにします。

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2012年2月29日 (水)

カーネーション・不定期観測メモ 第22週「鮮やかな態度」

公式サイト

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洋裁学校に入学するも、三日目で辞めたい、と言い出した聡子。
初日に珍しく優しく上機嫌で末っ子を送り出していた糸子、がっがり(笑)。
入学金も授業料も払っているのに。

でも、聡子の中学校の時の恩師に、確かに机でじっと勉強していられる子ではないけれども、向上心はある。登れよ、といわれた山は、どんなに険しくでも、登りきる子や、というアドバイスを受けて、早速、でっかい山を与える糸子。
「お母ちゃんのデザイン画、見んでも書けるようになったら、学校を辞めさせちゃる。」
先生の言うとおり。お母ちゃんから与えられた山を必死になって登ろうとします。
窓ガラスにデザイン画を当てて、トレースね。何か懐かしい感じ。

今や、東京の店の売上の6割を稼いでいる優子。帰郷した時に、そんな聡子の姿を見て、自分と直子のデザイン画を山ほど送ってきました。
そのデザイン画を見た糸子。「負けてられん」と聡子と一緒になって勉強を始めます。
女らしくて柔らかいの優子と、強くて勢いの凄い、直子の線。
そのうちに、見方がわかるようになって、モードが面白くなってきた糸子は、「モードは大工方や。」
時代の先頭を行く。その代わり、いつかのかなあかん。

徐々に上達していく聡子に、基礎はできた、でも問題はこれからや、これからが勝負や、と優子。
普通の職人か、デザイナーか。デザイナーならば、あんたの色をみつけなあかん。それが一番大変なんや。

糸子の服をババ臭いといい、優子の服を澄ましきっていて息苦しくって、直子は・・・ツラが気に食わん(笑)という、好みが全然わからんトリヤマさんを押し付けられる聡子。これが初仕事です。

ババ臭いと言われ、ショックな糸子。
考えてみれば、もう51歳。お父ちゃんがうちに店を譲った年を越えてしまった、とかつての自分が善作を否定した時のこと思い出します。

みんなは優しいから。
うちをあんな風にぶったぎったりはしません。
うちもお父ちゃんほどひどないけどな。(笑)
いつ、そないしたらええんやろか?

デザインの相談を自分をスルーして、優子にする聡子。
今がその時だと思ったようです。

潮時や。
お父ちゃんみたいに、間髪入れずに潔くやめちゃろ。

後半は、糸子が思うように引退できないバタバタを描いていました。

聡子のデザインしたミニスカートは大不評。破廉恥だと罵られ、二度とけえへんと、店を出て行ってしまいます。
がっくり泣く聡子を慰めたのは、祭りで帰省した直子。
これがロンドンの流行やねん、という聡子に、それが好きやったら貫け、と励まします。
お母ちゃんもお姉ちゃんも客に媚売りすぎやねん、とも。

優子も直子も聡子には優しい。
今まで糸子にあまりかまってもらえなかった分、頼りになる姉たちがいる。
トントンかも。

北村の一流デザイナー育成企画は、そうそう小原姉妹のような人材がいるわけでもなく、大失敗だったそうで、今度は不動産にも手をのばすとか。その話に食いつく直子。

祭りの晩。ついに告白するか、北村・・・
「ずっと前から聞きたかったんや」何を?周防への気持ち?
「ごっつい安い生地を手に入れたんやけど。」やはり、言えんかったです(笑)。
絹なら燃えへん、と蝋燭に生地をかざす糸子。
北村が糸子を、洋服、そしてテキスタイルのエキスパートとして認めていることを改めて描いたシーンでもありました。

さて、その北村の不動産、心斎橋の一等地にある物件というのが嵐を呼びます。

同じ店にいるのに、口もきかないほど、姉妹の関係は悪化しているようです。

北村を出汁にして・・・いや、本当に自分のやりたいようにできる店が作りたかったのでしょう、直子は、店を辞めて、北村の心斎橋で新たらしい店をやる、東京の店は姉ちゃんに・・・。
いきなりな話に激怒する優子。
「あれはあんたの店やろ。うちはあんたの手伝いなんや。」
「しらんしらん、あんな店、どうでもええ。あんたのおらん所でうちだけでやってみたい。うちはあんあたが目障りなんや」
「だったら、うちが辞める。」

近すぎた、ということもあるでしょうが。
確かに一件の店に全くテイストの違うデザイン、というのは中途半端。
もっと自分の世界を展開したかったろうに、泣きついた手前、優子に出て行け、とは言えない。だから自分が出て行く。直子らしい筋の立て方なのでしょう。
出て行け、と言えなかったことが、余計にうっぷんとして溜まってしまったのかもしれません。

直子と喧嘩別れした優子が岸和田に帰ってきたのをきっかけに。
「あ、ここやな、ここがうちの引き際や。」
決意する糸子。
昌子や恵に、優ちゃんでうちのカンバンにする、うちはそれを助ける役に回る。
まだ早いんちゃいますか、と引き止める二人ですが、一つの店に大工方が二人はいらん、あんたらかてやりにくいやろ、と譲りません。

二十一でカンバンをあげてから・・・ちょっとしんみりして帰ってきた糸子を待っていたのは。
「あんなぁ、お母ちゃん。話があんねんけど。」

まー、優子がこういう切り出し方をする時は、ろくなことはないです。

独立させてください。北村が買った物件に自分の店を出す。資金も北村が貸してくれる。
北村は北村で、自分の持ち込んだ話が小原家に波紋を投げかけていることに後ろめたさを感じつつも、優子とライセンンス契約を結んで、将来的には念願のプレタポルテを展開する算段。

糸子は、あんたに店を譲るつもりやのに、と反対しますが。

「東京で店一件流行らす力もできた。」
そのことは糸子も認めています。だからこそ、カンバンを譲ろうとしているのに。
悪いけどな、と、ここで優子の本音が。
「自分のやりたいことは、岸和田では半分もできへん。生きながら死んでるようなもんや。」

こうまで言われてしまっては。わかった、としか言いようのない糸子。
善作→糸子の時のような修羅場もなく。
「意外に静かに終わったな」@千代。
泣き出す優子。自分がひどいことを言っていることは重々承知やけど、かといって自分の夢をあきらめるわけにはいかない。

糸子は、玉岡美容室で泣いていました。

自分の考えていた"見事な引き際"計画が粉砕されてしまった。
うちのカンバンは北村に負けた。北村のボケ、優子のアホ。
寂しい、空しい、不細工な、気い悪い・・・

それで気が落ち着いたのか、店に帰ってきた時に、表で母を待っていた優子に仏頂面で宣言します。
「あんた、もう、帰り。とっとと先、進め。準備は片手間にできるもんちゃう。」
頭を下げる優子。

よっしゃ。不細工やない。どないかケジメつけられたで。

こういう時こそ格好つけないと。
やせ我慢でも格好つけないと、崩れてしまう。

と、娘の独立を見届けたつもりが。
「まぁ、この娘の独立が中途半端なこと。」 (爆)

工務店相手の交渉など、何かっちゅうと糸子を頼る優子。
それが嬉しかったりするのかもね。直子じゃ、頼ったりしないだろうなぁ。

昭和40年となり、お正月には一家全員が揃いました。

店をたたんでパリへ行くという直子にキレる優子。早速喧嘩です。
我関せず、へらへらテレビを見ている聡子。相変わらずな三姉妹に相変わらずな悪たれをつく糸子。
「ええ年して、そろいもそろってアホ娘。」
いけずといこじとアホ。

時代が変わる。聡子が一人前になるまでもう少し現役を続けることにした糸子には、勘が戻ってきたようです。

優子の店がオープンしまし、糸子、三姉妹が揃いました。そこへ北村が飛んで火に入ってきました。

いよいよプレタポルテを始めるという北村に詰め寄る糸子。

「短いスカート、作れ。」

恐ろしいことやけど、時代は変わった。そもそも嫁に行かんでいいんや。
うちも、恐い。

いつの間にか、三姉妹に取り囲まれた北村。糸子の囁きにユニゾンで。
「こさえ~」
「こさえ~」
「こさえ~」

魔女か。(大爆)

今週、一番印象に残った残ったシーンでした。
このシーンだけ書いても良かったんですが・・・それだと今迄の感想とのバランスがとれないので、長々と書いてしまった(汗)。

来期、もし朝ドラの感想を書くことがあっても、もっと短くしようっと。

そうそう、木岡のおっちゃん、大分年はとったけれども、祭りの日に小原家の茶の間で飲んだくれていたり、写真をとったり。靴屋さんになっていたんですね。サエさんも健在でした。そして旦那を見送らない優子。

ファッションの下克上が始まった。
ミニスカートがまともに見れなくてグラサンする北村のおっちゃんが、可愛い(笑)
それほど衝撃的だったんですね、膝上丈のスカートの登場って。
でも、糸子たちの強迫めいたアドバイスのおかげで儲かったようです。

しかし、女の子たちに踏みつけられたグラサンにひっかけての不吉なナレーションが。

「北村の時代を踏み潰していった。」

北村、どうなるの?

尾野さん退場に向けての地ならしの週でした。
あと一週間かぁ・・・

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2012年2月23日 (木)

カーネーション・不定期観測メモ 第20週「あなたを守りたい」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。

早く書かないと、今週分が見れない(汗)。

昭和34年6月。
直子が装麗賞を取りました
優子が取れなかった賞。
「聞いたで、良かったな。もう、間違いないわ。」
強がって電話口でお祝いを言う優子に、直子は納得しません。
そこへ北村がお祝いに駆けつけて・・・作り笑顔が崩れ、たまらず泣き出します。
しまった、とあやまる北村に、変な気遣いは無用や、いつも通りでええんや、と糸子。
いつも通りにしようと力んだのか、いつもより、キツイしもしましたが。

同じ分野に進んだ姉妹。難しいです。

こないだの服が売れたから、と生地代を持ってきた北村。
そんなに売れるはずはないのに・・・案の定、インチキをしてました。
偽ブランドです。

今でこそ、行ないすました顔で中国のパクリを非難している日本も、昔は似たようなものでした。
映画もドラマも音楽も。
もちろん、規制する法律はあったので、北村のように見つかったらそれ相当の償いをしなければなりませんでしたが。
音楽で言うと「著作権」という言葉や概念が一般的になったのは、ビートルズに続くシンガーソングライターの台頭で、レコード会社が曲を買い取る制度が廃れてからでないでしょうか。以前、なかにし礼さんがテレビで言っておられましたが。

えーっと、話が逸れました。
そんでもって、北村は詐欺罪で捕まっちまいました。

「うちの前にはいつも姉ちゃんが走っっちょった。とっととまた私を追い越して」
この騒動で、直子の優子に向けた良い言葉が、忘れ去られてしまいました(笑)。

怒りながら心配する糸子に、北村の傷は深いだろう、「商売人としては半端もん。勢いだけあっても人望がない。あんたとこみたいにしっかりした地盤があるわけでもない。脆いんや。」と理事長。
ともかく初犯で捕まって良かった。これで捕まらなかった調子にのってもっと酷いことになっていただろう、とも。

善作の店を引き継いだ糸子には、地域に根ざした信用がある、ということでしょうか。

帰ってくると、ふさいだ気を奮い立たせようと、優子と聡子が店の前でバクチクをしていました。
心を入れかえたよって、お客さんの前に立たしてください、と優子。
「当たり前やろ。」その気持ちを素直に褒めれない糸子。「これは血筋やな」と、そこへ
善作の「ちゃう」の声が。

そして、あっと言う間に優子の結婚式。
相手はあの、二枚目さん。その人なりがほとんど描かれないのは、仕方がないですね。離婚することになる人ですから。(汗)

自作のドレスを着て出ようとする直子に、そんなけったいな格好で出んといて、と着替えるよう命じる優子。糸子は、見慣れてきた、と我関せず。
そら、直子が納得するわけがない。ここでまたひと悶着か、というところへ、処罰を受けた北村がやってきます。
優子、招待したんですね。そんなところに出席する資格はない、と招待を断る北村・・・にしては礼服着てるし(笑)。
出てよ、出えへん、の押し問答に、何も知らない直子が絡んで涙、涙の修羅場に。「茶番や」@糸子(爆)。
直子が振袖に着替えていたのにも爆笑。

この回は、優子のおかっぱ騒動ほどの起承転結はありませんでしたが、楽しかったです。

と、こんなふうに書いていくと、また長くなるので、あとはもっと端折ります。

1年たって。
シンプル、シルエット・・・カタカナ英語がわからない糸子。←物凄く共感。
そして「プレタポルテ」を推進する北村。
「時代の変化が恐い」とこぼす糸子の前に、今は高級クラブのママのサエが登場。

はやりはどうでもいいんや。喜んでくれる客(男ね)は誰もおらん。はやりやからええっちゅうもんちゃう。

と、あくまで自分が一番美しく見える、好きなラインに拘ります。

さすがの糸子も思わず感心。なんでそんなに根性、座ってんや。
するとサエは、自分は欲張りじゃないから。
「昔から欲しいもんは一コだけ。」
それは男。

「うちは欲張りすぎなんや。」
サエの言葉を思い出しながら、自分の欲しいものを思う糸子。
自分が作りたい服。商売になる服。時代に遅れない服。
今、糸子の中では、それぞれが相反するものとして葛藤を起こしているようです。

さらに一年がたって、昭和36年。
優子に女の子ができて、糸子もついにお祖母ちゃんに。
その頃、毎晩、東京のデパートに店だした直子から電話が入るようになります。
糸子の上京もいつものように拒まない。これはよほど弱っちょるな、と店を覗いてみると。

小奇麗なテパートの中で、サイケなディスプレイが浮いている店の中に、客にも、社長にも、店員にも受け入られずに苦しむ直子の姿が。
時代の最先端を行っている直子。自分の個性、センスが受け入れられずに苦しんでいます。
時代から取り残されることを恐怖する糸子とはまた違う苦しみを抱えている。

デザインに拘り、着心地は二の次。
その拘りはわかるけれども、商売にはならん。
服を作るのは。芸術か、仕事か。

つねに客のこと、儲かるかどうかを考えて服を作っていた糸子。
しかし、直子の拘りを否定することはできない。

自分にはわからへんけれども、間違っていることはない。
ようは外国語みたいなもんや。気持ちが籠っているか、伝わるかどうかや。

そして、プレタポルテで自分のブランドを立ち上げて、世界中の人たちに自分の服を着てもらいたい、東京をパリみたいにしたい、と目を輝かして語る直子の友人たちを見て、かつて、お父ちゃんと見た、トンビを思い出します。

夢は大きいほど壊れやすいから・・・

せめてできることを、と、千代と一緒になって、友人の分までの食物を仕送る糸子。

年が明けて。ついに店員全員に見放され、売上も伸びない直子からSOSが。
誰を行かすか。うちは無理やから、昌子か・・・と、そこで優子が。
「ほんまの意味で手伝えるのはうちだけ。お母ちゃんや昌ちゃんでは無理。苦しんで求めている理想がほんまにわかるんはうちだけや」

「悔しいけど。言いよった。」と、糸子は優子の上京を認めます。

店に現れた優子を見て、泣く直子。
優子は、無敵の外面の良さを武器に、上司にもお客さんの懐にも飛び込んでいきます。
そんな優子が気に食わない直子。
コビを売らんでいい、うちの服をわかっている人が着ればいい。

バコン←優子が直子をお盆でどついた音です(爆)

と、まぁ、再会の感激はどこへやら。相変わらずの姉妹です。
しかし、服に対する情熱が同じテンションなんですね。
ソフトテニスの全国大会に出場するために上京し、姉たちが住んでいるアパートに泊まった聡子は、そんな姉たちの真摯な姿をじっと見つめていました。

全国優勝した聡子。
今日を限りにテニスをやめる、と実業団からの誘いを断ります。びっくりする糸子に。
「もう、ええんや。やれるとこまでやったよって。うちだけずっと仲間はずれやったんや。やっとや、これでやっと仲間に入れる。」
服飾専門学校にに進む決意を述べます。

いつも取っ組み合いをしている姉たちをヘニャヘニャと笑って見ていた聡子が、こんなことを考えていたなんて。
聡子の寂しさに気がつかなかった、というかその暇がなかった糸子。
別にないがしろにしていたわけではないのですが、自営業でしかも縫い子さんを合わせると大人数になる家の中では、自分を主張しない子はついつい後回しになっちゃったんですね。
そこへいくと優子と直子は自己主張のかたまりでした。

後、時代において置かれてしまってついに廃業してしまったアメリカ商会と履物屋。
寂しい・・・と思ったら、木之元のおっちゃんは太鼓のマスターで復活しました。無愛想な奥さんも一緒です(笑)。
木岡のおっちゃんは?太鼓で開かれた聡子の祝賀会の、一番左前にいた人?よくわかりませんでしたが、だとしたら随分年をとったなぁ。

妻が単身子供を連れて東京へ行く、という一大決心に、旦那は全く関与せず(笑)。影が薄いのもここまで徹底すると、お見事です。

ソフトテニスって、硬式テニス場を作る余裕がなかった昔は、硬式テニス(と言う言葉も今や死語ですが)よりはるかに競技人口が多かったはず。それで全国優勝したって、凄いです・・・でも、その凄さを糸子にはわかってもらえなかったんですねぇ(涙)。

北村は、全く洋裁をした事のない聡子に目をつけるなど、また何か企んでいる様子です。基本的に良い人なんですが、何かヌケてるっていうか。こういうところ、善作に似ているかも。

今週は、直子も印象的でしたが、優子役の新山さん。正直言って、あまり女優さんとしては大きな期待は寄せていなかったのです。
優子として登場した時も、大変失礼ながら、女優さん、という雰囲気を感じませんでしたし。緊張されていたのかもしれません。
しかし、次第にこの現場に慣れてきて、役も実年齢に近くなった、ということもあったのでしょうが、外面がよくて泣き虫でわがままで、でも、長女らしい芯のしっかりした所も持っている優子という女性を生き生きと演じられているのに、目を見張りました。
直子との再会のシーン、外面内面をころころ変える間に惹き付けられましたし、尾野さん演じる糸子との喧嘩は、女学生時代よりあきらかにヒートアップしていたように感じました。

他のドラマだったらどうだろう。
恐らく、いい出演者、スタッフに出会われたのでは、と思いました。

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2012年2月15日 (水)

カーネーション・不定期観測メモ 第19週「自信」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。

今週も多忙にて、かなりすっ飛ばしてます。

昭和33年。
ディオールの後を継いだ、イブ・サンローランのデザイン「トラペーズライン」を、日本人が着たらアッパッパーや、と、良いと思えない糸子。
アイビー。北村も随分ファッションに詳しくなったようで。
理事長の商談に乗っかって・・・というか、策略で、北村と既製服の製造を始めることなります。
とりあえず流行りモノには乗っかっとけ、と、北村は「トラペーズライン」を提案しますが、
あくまで自分がカッコいいと思うデザインを譲らない糸子。
結果は、惨敗。
しかし、大量の在庫を抱えたはずの北村は、一言も糸子を責めませんでした。
「うちが悪かった」
初めて北村に頭を下げる糸子。

糸子が一番ショックだったのは、売れなかったことではなく、自分のセンスが通用しなかったこと、新しいモードを良い、と感じれなかったこと。
わからんもんが気になる。わからんものは無視したい。なのに。
打ちひしがれた糸子の背中のラインがまさしく年相応。上手いです、尾野さん。

自分の感覚に自信があった分、ショックも大きい。
自分の嗅覚が通用しなくなったのでは。いつのまにか守りに入っていたのでは。
モノ作りをしている人たちが常に感じる恐怖でしょう。

サンローランを21歳の若造と貶していたけれども、考えてみれば自分が店を始めたのも21歳の時だった。

「いちから出直しや」

一方、直子は、着ていくものがない、中途半端なものを着ていって田舎モノやと馬鹿にされるくらいなら、と、セーラー服で上京します。
そして、友だちになったのは、同じくガクラン姿の青年・・・と、似たような仲間たち。
噂に名高い「花の9期生」ですね。

姉の優子とは相変わらず喧嘩ばかり。
優子が他人がデザインした服を作って着ているのを貶します。
学校の首席である優子は、技術も卓越していたのでしょう。しかし、オリジナリティーに拘る直子にとっては、そんなことは自慢するに価しないこと。

そんな直子が、友だちたちを連れて帰郷します。
お化粧をしたら、わぁ、そっくり(爆)。

そこで、今、新しい技術として注目されている立体裁断を、糸子がすでに実践していることが話題になります。
熟練の技術を披露する、母、糸子をじっと見つめる直子。何を思ったのでしょうか。

翌34年、卒業した優子が店を継ぐために戻ってきます。
ついでに、春太郎や奈津の元旦那を彷彿とさせる恋人も登場(笑)。
自分の就職を努力もせずに平然と恋人の親任せにするなんて、と、糸子が一喝することくらい、長年娘をやっているのだから、優子もわかるだろうに。

そんなまだまだ甘ちゃんの優子も、次第に仕事に揉まれていきます。
言葉がまず、岸和田弁に戻りました。そうそう。東京弁を有難がる土地柄じゃないですからね。かえって壁を感じて進む話も進まない。
妊婦さんは・・・無事ですんで良かったです。
優しいお客さんで良かったのかどうか・・・と、糸子が代弁してくれました(^^;;

一人住まいになった直子。
病に倒れた時に、千代が見舞いに駆けつけてくれます。
直子の部屋を「神戸箱みたいやな」と褒めてくれる千代。
そこには、流行もんとか関係のない、直子の世界がある。

末っ子の聡子。
ソフトテニスで活躍するも、興味のない世界なので関心を持たない糸子。徹底してますな。
フォローをしてくれるお店の人たちはおれども、これが優子や直子ならすねまくるところでしょうが、幸いにも聡子は「マイペースで上機嫌」な性格。父親ゆずりなのでしょう。

と、いうわけで、三姉妹の活躍が徐々に広がり出しました。

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2012年2月 7日 (火)

カーネーション・不定期観測メモ 第18週「ライバル」

公式サイト

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時は流れて昭和29年。
優子は高校三年生に、直子は中学三年生に、聡子は小学六年生に。
豊かになりつつある社会。
オハラ洋裁店でも、お得意さまをモデルに、ファッションショーが開かれました。
この、今で言う"読モ"ですね。

もう少し後になると、一般の家庭の主婦たちが合同で、自分が作った洋服を自分の子供に着せるファッションショーを集会場などで開くことがあったそうです。それだけ洋裁が流行っていた、ということなのでしょう。

店は綺麗になりましたが、台所は変らず。その薄暗い台所で、いわし料理を作り続ける千代。
木之元のおっちゃんは儲かるはずの電気屋を辞めて、アメリカの商品を専門に扱う雑貨店、アメリカ商店なる店に変えていました。
何でも、最近の電気製品の形が気に入らんそうで。おっちゃんの息子も初登場。息子、いたんや。
安岡美容室の太郎は結婚したようで、玉枝さんが孫を抱いています。
昌子さんは、まだ結婚してません。
周防の店は繁盛しているようです。
神戸の従兄弟、勇はインドネシアのセレベス島デコーヒー農園を経営しているそうです。
お祖母ちゃんはもう亡くなったそうで、伯父さんは元気なのでしょうか。
そうそう、静子も、子供たちを連れて久しぶりに登場しました。

何食わぬ顔で店に現れる北村。
何でも、三ヶ月に一度は顔を出し続けてるとか。
嘘を広めたことは、どうやら正式には謝ってはいないようです。
糸子とは相変わらずですが、千代には頭が上がらない様子。そして三姉妹にとってはいい相談相手というか、おねだり相手となっています。男ばかりの家庭で育った北村は、女ばかちの小原家は、一種憧れの場所なのかもしれません。
三姉妹にとっても、イトヘンの商売をバリバリやっているかと思われる北村の方が、ちょっと年老いた近所のおっちゃんズより頼りになる存在なのかも。

月曜日は、最後までほとんどナレーションが入りませんでした。
微妙に変化している、糸子の周辺を描いて、「さぁ。これからです。」

と、いうことで、今週からは姉妹にウエイトが置かれだしました。
優子の進学、優子と直子の熾烈なライバル意識。
成績は、美大に入ろうと努力した優子が優秀なくらいで、直子、聡子とも、マーチング通信簿。←1と2ってことで(汗)。

画家になるには覚悟がいる。
優子に、何が何でも画家になる気があるのかどうか、試す糸子。
かつての善作と糸子の関係です。

結局、優子はどうしても画家になりたい、という気持ちが自分にはないこと、おかあちゃんに褒められたかったから、お稽古ごとも、勉強も、絵も頑張ったことに気がつき、大阪の洋裁専門学校に入りました。

長女ばかりおかあちゃんに可愛がられるのが悔しくて仕方がない直子。自分も認めて欲しいのに。
入学祝にも差が。自分は安っぽい鞄なのに、姉は上物の鞄。年の差を考えれば当然なのですが・・・もらって大喜びした分、姉と差をつけられたのが許せない直子。三才差、というのは微妙です。

やがて、優子は才能が認められて、東京の専門学校に通うことになります。

優子は、母の家を継ぐのは、私。だから、あんたたちは自分の好きな道を進めばいい、と姉妹に言い置きますが。
直子は、あんたに言われたくない、とういうか、あんたに言われる筋合いはない、と思ったはず。
その出発の日に、祝の鞄を巡って、優子と直子は道端で取っ組み合いの喧嘩をすることとなります。
やすもんや、とほっておいたにも関わらず、優子が使うとなると、我慢ができない。
自分のものを何でも取っていくつもりなんか・・・

「そんな直子の悔しさを、優子もうちも、まだ誰も知りませんでした。」

帰省した優子をちやほやする家や近所の人たち。しかも東京弁まで使って。
帰省したら東京弁を話す、というのが、一番反感を買うんですわ。他の地域はどうか知りませんが。

そんな時、東京から、優子が心酔している教師、原口がふらりと訪れ、直子の才能を認めます。

この店は姉が継ぐ。それに自分は服より絵が好き、と言い張る直子の本心を見抜く原口。
「継がないで、自分の店を持てばいいじゃないか。それはそれで格好いい。」

さらに、台所の壁のひび割れですら、美に拘る原口の姿を見て、直子は、決心を固めます。
「高校卒業したら、東京へ行きたい。」
服の勉強をしたい。
優子の時は、その覚悟を試した糸子でしたが、直子の時は、あっさり「ええで。」と許しました。
二人のキャラの違いなのでしょう。
甘え上手で、それ故に世渡り上手で見栄っぱり、ともすれば上っすぺりなところもある優子と、表情がとぼしいため何を考えているかわかりくく、自分なりのルールで、こうと決めたことは絶対に譲らない頑固な直子。
聡子は・・・今は、個性の強い姉たちの争いを傍観しつつ、わが道を行っている、という感じです。

二人分の下宿代を払う余裕はないから、一緒に住み、という糸子にヒステリックに猛反発する優子。
そんな姉に、直子は冷たく言い放ちます。
「うちの才能が恐いんや。」

優子が笑ろたら直子が泣き、直子が笑たら優子が泣く。
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細かいエピソードはぶっ飛ばして書きました。

三姉妹が前面に出てくる展開は予想されたこととは言え、ちょっと不安を感じています。
それだけ尾野さんに惹かれて観ていた、ということなのでしょう。尾野さんの、女優としての存在感は抜群でしたから・・・
直子役の川崎さんはジュンコさんにちょっと似ているでしょうか。異様な存在感はありました。直子の個性的な友人たちも登場するようで、楽しみです。

「いっぺん同じ土俵に立ったら、身内でも敵になる。」@北村

ますます競争が激化するのでしょうか。

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2012年1月31日 (火)

カーネーション・不定期観測メモ 第17週「隠しきれない恋」

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メモはたくさんとったのですが、ごく、簡単に書きます。

糸子と周防が抱き合うシーンを見た北村は、糸子と周防が自分を騙してお金を巻き上げた、という嘘を吹聴。
そのことを理事長から聞かされた糸子は愕然となりますが、周防に惹かれていたのは事実だけれども、そんなことはしていない、と釈明します。
理事長は、そんなこっちゃろうと、糸子の言うことを信用し、周防もまた本気だと言ったことを伝えます。しかし、周防には原爆の後遺症に苦しむ糟糠の妻がいる。あの、周防の宝物を命がけで守った奥さんです。
「聞かんほうが良かった・・・」
しかし、北村にも同情的。北村は糸子に惚れていたらしい。
全然気がつかなかった糸子。周防しか見ていなかったものね。
で、周防は北村の所をクビになり・・・というところで、周防が入ってきます。

後日。足を怪我した周防が、糸子の元へ、雇ってくれと頼みに来ます。
焚きつけたのは、理事長。

自分と関わると迷惑がかかる、と尻込みする周防に。
迷惑かけたったらいいんや。惚れたおなごなら。
外れても、踏みとどまっても、人の道。
人の道は、外れて苦しむためにもあるんや。
命は燃やすためにあるんやぞ。

悪魔の囁きです。近藤さん、はまってました。
メフィストフェレス、理事長に導かれて、本格的に道ならぬ恋に陥る二人。

オハラ洋裁店の2階で紳士服を作り出す周防。
奈津の結婚を挟んで、何もかもうまく行っているように思えたのですが。

そのうち、また忘れたころに足元をすくわれるんとちゃうやろか。
かつて、闇の商品を買っている、と噂されたこともありましたね・・・

糸子の予想は当たりました。
周防を囲っている、という噂が広まったのです。
女性が男を囲う・・・しかも人の旦那を。今でも抵抗はあるだろうから、この時代では大変なスキャンダルだったでしょう。
糸子だけでなく、店の看板に傷がつくと、店員及びいつものおっちゃんズや神戸のおっちゃんのみならず、勝の兄弟までが糸子に、善作や勝の写真を取り出して、別れを詰め寄ります。

「二人とも、もう死んでしまいました。」(爆)

もう、なんちゅうヒロインや。思わずガクっとなりました。(爆)

うちの店。その店にドロを塗ったとは思ってへんのんです。こさえている洋服、働いている人間に自信を持っています。周防さんとこの家族の生活も、うちが見ます。
許されなくてもかまいません。ほんまにすみません。

千代が、でも子供たちがいじめられる、と泣きます。確かに・・・
そこへ、二階の床に耳をくっつけて話を聞いていた姉妹たちが降りてきて

「おっちゃん、おばちゃん、うちら、おかあちゃんのやりたいようにやってもらっていいてす。おかあちゃんは絶対間違ったことはせえへん。」

何が間違っているか、どうか、なんて関係ない。子供たちの、母への信頼は揺らがない。
そんな子らの覚悟を前にして、黙る周囲。

いつもは喧嘩してばかりいる姉妹。
この母にしてこの子らあり、です。

しかし、やがて別れがきます。

隣町に、周防のために良かれと思って作った紳士服店を見せた時の、周防の微妙な表情を見て、糸子は、気がつきます。

時計は、ネジをうっかり巻きすぎたら壊れてしまう。
なんで。うち、間違えたん。

外へ出て新しい看板を見上げる糸子。

うちは初めて自分の看板を見上げた時、ごっつう嬉しかった。
でも。
何がちゃうんやろな・・・夢を盗ってしもうたんやな。
周防さんをほんまに幸せにはできへんのやな。

お互いのことが好きなのは変らない。
でも、これ以上は、お互いを傷つけあうだけ。
初めての無断外泊の後、朝方、店を周防さんに売りつけて(笑)。

おおきに。さようなら。お元気で。

家に戻り、寝ている子らの間に横たわって、のびをする糸子。そんな糸子に、寝返りをうって抱きつく娘たち。

「うちはまた前に進みます。」

このドラマ、何かと朝ドラ史上初、のことが多いのですが、実話ベースとは言え、ほんと、型破りです。

非難の目で見ている店員たちを、店を儲けさすことで黙らしたり。男を囲うもうちの甲斐性じゃい、みたいな勢いの糸子。その図太さ、無神経さは小さい時から変りません。

そんな糸子を「うちは背広を着るような人はおらんから」とさりげなくいなす八重子さん。
うんうん、真っ向から言っても跳ね返されるだけですもんね。

しかし、そんな糸子を引き止めたのは、糸子の中にある、物づくり、そして自分の店を持つ、ということへのリスペクトでした。
周防だけには、強引には出れなかった糸子・・・あ、店を売りつけているか(笑)。

あと、飛ばしてしまいましたが、ピアノのかわりにやっと買ってもらったオルガンを取り合う、相変わらず姦しい姉妹たち。これが今後も続くのね。
長女、優子だけお稽古事を続けている、そのことが、周防の子供たちに詰られるも、母には黙っている、というシーンの伏線になっていたこと。
奈津の夫がラサール石井でいいのか(汗)、とか、やはり太郎は奈津に憧れていたんだな、とか。

桜井が、奈津の過去も何もかも承知で、真摯に奈津と結婚したい、と思っていることを知った時に、尾野さんの、ぼろぼろっと流した涙に、思わずもらい泣き。凄いな、この女優さん。

この時代をしっかり描きたかったから、尾野さんをキャスティングしただろうなぁ、と思いました。

善作が生きている時も面白かったですが、頑固親父と頑張り屋の娘、という朝ドラは今までもありました。
しかし、善作亡き後、家長として、歯を食いしばりながらも自由奔放に生きる糸子の話になってから、横紙破りが加速したというか。作者が本当に描きたかった話に突入した気がします。

奈津の首から肩のラインがしゅっとして綺麗なんや、と、奈津に内緒でウエディングドレスを縫う糸子。
そんな美しい栗山さんのウエディング姿をイメージで終わらすのも斬新です(^^;;)。
ずっと太郎しか登場しなかったのですが、奈津の門出には、弟たちも登場して、ほっとしました。
奈津はこれで退場なのでしょうか。

周防が現れると声が1オクターブ上がっていた、最古参の昌子。来週からも続いて登場するようです。彼女自身の物語は描かれることはあるのでしょうか。
「ほっほっほ」松田の地がだんだん出てきました(笑)。
大事な用事って・・・春太郎のラジオ番組を聞くことかいっ。

二宮星さんの出番は今週で終わり。
これからは姉妹の話がメインになるのかな。

晩年を夏木マリさんが演じられるとか。
モデルの小篠さんの享年は92歳・・・尾野さんだけでなく、夏木さんでも無理がありそうではありますが・・・

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2012年1月26日 (木)

カーネーション・不定期観測メモ 第16週「揺れる心」

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少々多忙にて、いつもよりうんとすっ飛ばします。

地味な着物で、安岡家を訪れた奈津を出迎えに、階下へ降りる寝込んでいた玉枝さん。ものは相談やけど手伝どうてくれへんか。
「忘れて先行こ。」
奈津を雇うことに。名前も「安岡美容室」と改めて、制服も糸子に注文し、再出発することとなりました。
奈津を救おうという気持ちから、ようやく立ち直った玉枝さん。
また、笑顔が見れて嬉しいです。

パーマ機の借金は返済したんですね。
しかし、今度は店の改装費を肩代わり、さらには奈津の借金の保証人になった糸子。
心配する周囲に、
「どないかなる。稼いだらいいんやろ」

制服を取りに来た奈津に、祝言の時に助けてもろたことに一言もお礼を言うてない。あんたも言わんでいい、と、何も言わせず。

制服を纏った栗原さん、きれいでした。
おっちゃんずは、奈津の前歴を誰にも何も言ってないんですね。さすがです。
だんじりを曳くと張り切る直子。
女の子でもだんじりを曳いてもいい時代になった。
「新しい時代やな」

神戸のおっちゃんは順調に再起したようです。従兄弟の勇も遅い結婚をしたそうです。でも、お祖父ちゃんは去年の冬に亡くなってしまったんですね。
千代は兄と会う時、たちまちお嬢様の雰囲気になります。
店を去っていくおっちゃんの後ろ姿に年齢を感じました。

喧嘩ばかりしている小原家の長女と次女。そんな二人をだまって見ている三女。
ちょっと先の描写ですが、あまりに煩いので、追っ払うために、毎日毎日お稽古事に通わことにしました。そうそう、それが裏目にでるんですね。

全く顔を出していない泉州繊維商業組合の会長さんから呼び出しがかかって、ビビる糸子。
顔を出さなかったのは、あの人、周防さんに会いたくなかったから、なのですが。
用件は。
レディメイド、つまり既製服の製造販売を始めようとしている北村の手伝い、つまり型、デザインを考えて欲しい、ということでした。賃金は歩合制で。こういうところはきっちり描いてます。さすがBK作品。
この頃はオーダーメイドしかなかったんですね。
憎まれ口ばかりたれている北村が、つぶらな瞳でかしこまっています(笑)。

しかし、糸子は、自分のやっていることとは間逆で、情がない、と気乗りがしません。
八重子さんとスタイルブックを見る楽しみが復活した糸子。
ディオール。
「細く絞ったウェストとゆったりしたフレアスカートが特徴」@wiki
生地が仰山いるスタイルです。

さて、お稽古事に行っていた子供たちの逆襲が始まりました。
「ピアノ買こうてぇ~」
巣の中でエサを待つヒナのごとし、今度は三羽・・・じゃない三人揃ってなので、煩いことこの上なし。
相手にしなくても全くめげません。そんな姉妹の姿に、一瞬、かつて善作にミシンをせがんだ自分の姿を重ね合わせるも「あかん。」

結局北村の仕事を引き受けた糸子は、監督として雇われている周防と再会してしまいます。
周防が腕が良くて勘もいい職人であることもプラスして、人のもんやとわかっていても、恋心を押さえきれない糸子。
周防も、糸子と働けることを喜んでいる様子です。
今や言葉の壁などどこへやら。

一方、北村は、ディオールどころかモードのモの字も理解しておらず、糸子とぶつかってばかり。
業を煮やした糸子は、自分の店に引っ張っていって、洋服を作るということがどういう仕事なのか、洋服を欲しがる女性の気持ちを勉強させようとします。
しかし、洋服に対する女性たちの情熱を、うだうだと、全くなんじゃい、とこき下ろす北村。
その北村をなだめたのは千代でした。
その晩、小原家の晩御飯をごちそうになり、自分は男ばかりの家で育ったから、女ばかりの場では何を喋っていいかわからない、と言いつつも、楽しそうに能弁になる北村。
千代は千代で、女ばかりの中に善作がいた頃を思い出して、楽しそう。
結局小原家で夜を明かした北村。
朝餉の支度をする女たちの、小鳥のさえずりのような雰囲気で目を覚まします。
糸子の気持ちがどこへ向っているかわっているので、切ないシーンでした。

ラインができあがって、開店も間近となり、別れが近づいて。
本当のことを言おうと決心した糸子。
初めて洋服を着て、周防に告白します。これでお別れやから。最後に。

と、自分もそうでした、と糸子を抱きしめる周防。
そのシーンを見てしまった北村。

糸子の恋心の部分はすっ飛ばしてしまいましたが、恋に年は関係ない。初々しかったです・・・相手が家庭のある人でなければよかったのですが、いや、たとえ一人身でも、周防さんはパートナーとしては、難しい人だと思います。

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