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カテゴリー「□それでも、生きていく」の11件の記事

2011年9月16日 (金)

それでも、生きていく #11 最終回「光の方に向って・・・」

公式サイト

駿輔の変わりに草間ホームに日参するようになった双葉。
駿輔は、草間の凄絶な選択を見せられてから、ひとり、呆然と過ごしている。

墓参りをする深見家。
そこに遠山・・・三崎家の娘たちがいた。響子が呼んだと言う。
「亜季にあやまらないでください。7年の人生をまっとうした亜季の冥福を祈ってください。」
加害者家族だからと、後ろめたく思わないで生きて欲しい、と双葉たちに告げる響子。
許すとか、そういう気持ちの整理はまだついていないと思います。
これから一生、自分を責めたり、文哉に対して絶望的な怒りに打ち震えたり、在りし日の娘の思い出を辿ったりしながら生きていくのだと思います。
しかし、三崎家の苦しみを感じだことで、先週言ったとおり「ほっとした」部分はあったのだと思います。

例えばですが・・・文哉が正常な感情の持ち主で、響子に泣いて謝ったとしても、ほっとはできなかったと思うのです。
何を言われても娘は帰ってこない、という気持ちが、文哉に集中することでより強烈になるような気がして。

響子曰く「自分勝手」ではあるけれども、残された家族が苦しんでいる、「同じ乗り物に乗っている」人が自分の家族以外にいる、ということを感じることで、少しの平安は、得られたのではないかと。洋貴と双葉のことを受け入れるくらいの。
少なくとも、このドラマでは、そう描かれていると思います。
.

「希望って誰かのことを思うときに感じるものじゃないかな。」
墓参りの後に、「ふかみ」に寄った双葉に語りかける洋貴。

「ずっと一緒にいられたらいいな、と思って。」
どんな昨日、ではなく、どんな明日を見ているかで、話がてきたらいいな、と。

不器用な洋貴の告白。
しかし双葉は。
嬉しい、と言いながら

「今日で最後にしたいと思っています。」

草間さんにお願いしたんです。草間ファームに住み込んで、被害者の娘、悠里の母親の代わりをさせてください、と。
何度も頼み込んで、説明して、やっと受け入れてくれました。

真岐は延命治療をすることになった。
これから終わりのない治療が始まる。
母親になるって、そういうこと。終わりがない。

洋貴は、成長して双葉が加害者の妹だと知ったら恨まれるかもしれない、と反対します。
恨まれても受け止める、と双葉。

あなたは加害者じゃない。ただの妹じゃないか。
「なんであなたが背負うんですか。あなたが引き受ける理由はないでしょう。」

その理由とは。

「真面目に生きたいんです。真面目な人でありたいんです。甘えたくないです。」
「そんなの理由にならないです。」

亜季が殺されたことも、いつか忘れられられるかもしれない、という洋貴に。

「忘れられるかどうか、想像してみました。忘れられないと思いました。
忘れてもいいかどうか考えてみました。忘れたらいけない、と思いました。
ごめんなさい、それが私のみている明日です。」

亜季のこと・・・忘れられるわけがない、と、ふっと我に帰る洋貴。
双葉と一緒に生きる、ということがどういうことなのか。
お互いがお互いを見るたびに、事件の記憶が蘇る。ずっと一生。

「ああ・・・」

普通じゃなかったけれども楽しかった、と言って立ち去ろうとする双葉に、来週、1日だけでいいから、普通の人みたいにどっかいったりしませんか?と呼びかける洋貴。

初めての、普通の、デート。
電車に乗って、遊園地へ出かける二人。
他愛のない会話の中に、「15年ぶり」という言葉が現れると、一瞬の間が空きます。
そういうこと、なんですね。

なんとかして双葉を引き止めたい洋貴。
一緒にいたいから、だけではなく、終わりのない贖罪の行為を止めようとしている。
しかし、双葉の気持ちは揺らぎません。
.

文哉に面会に行く駿輔。以前の事件の時は行かなかったのかもしれない。

生まれた時は、あんなに可愛かったのに。

「お父さんを憎んでくれ、お父さんがお前をそんなところへ行かしてしまった、壊してしまった。
どうしていのかわからない、お前のことがわからない。」

無駄かもしれないが、慟哭して語りかける駿輔。

「とうさん。お母さんの顔が思い出せないんだ」

母の顔が思い出せない、と呟いた後、次第に興奮する文哉。
・・・そこなの?
.

小さなレストランにて。
"いつも"の会話ではない、普通の会話だと弾まず、思わず苦笑いをする双葉と洋貴。
それでも"いつも"の話はやめよう、と言う双葉に、今日だけだから、と、"いつも"の話をする洋貴。

「文哉に会いに行きます。何度でも行きます。拒否されても行きます。」

洋貴には普通の生活を送って欲しいと願う双葉。
しかし、洋貴には洋貴の決意がありました。

「そうしたら、道は別々だけど、同じ目的を見ているみたいじゃないですか。
それって、嬉しくないですか?」

お店を出て、語らう二人。

「深見さんに会いに行ったこと、何回も後悔したんですが、会いに行って良かったです。」

洋貴のいいところをいっぱい知っている。
すごく優しいところとか。
優しいとことか思い出すと、ちょっと涙が出てきます。

次第にこみ上げてくる感情。
自分の表情を見せたくなくて、洋貴に「ちょっとあっちを向いてて」もらう双葉。
双葉は洋貴の背中に、後ろ姿に向って語りかけます。
洋貴は後からの双葉の声に耳を澄ませます。

同じ方向を見ている、二人。

ミス・ユニバースとか、王冠なんかより。
「遠山さんと一緒にいる方が楽しいです。」
「なんかモテているようで、嬉しいなぁ」
「このへん界隈で、すごくモテてます。」
「深見さんもこのへん界隈じゃ、すごくモテますよ。」

満島さん、瑛太さんの表情。
かつてないラブシーンでした。

「終わります、終わります、はい、終わりました。」

立ち上がってさよならの手を振る双葉に、応えない洋貴。

「黙っちゃって、無視ですか?」

意地になって手を振る双葉。
その時、洋貴が動きました。双葉を抱きしめる洋貴。

「ずっとこうして欲しかったです。」

もう、こうして抱き合うことはないのでしょうか。

「なぜ」
「加害者の妹だからです。」

離れた二人。
「いってきます、いってきます。」
今度は双葉に応えて手を振る、洋貴。それも両手で。

公園のほの暗い闇の中に走り去る双葉の後ろ姿。

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拘置所の側の工場に住み込みで就職した駿輔を訪ねる洋貴。
毎日、文哉に会いに通っている。しかし、会えたのは一度だけで、ずっと拒否されているとのこと。でも。
その一度だけの面会で文哉が助けを求めきたから。
それだけが生きる希望だと。
洋貴は、父の形見の時計を駿輔に渡します。

文哉に会った洋貴。
「妹、どうしてる?」
「もう、お前の妹じゃない。」
「・・・俺のせいじゃない」

相変わらず無表情に部屋を出ようとする文哉に、駿輔が昔の友人から集めた写真を見せます。
それは、幼い文哉でしょうか、赤ちゃんを抱いた母の写真でした。
号泣する文哉。
.

文通をする双葉と洋貴。

双葉は、決意どおり草間ファームへ行き、そして真岐の病室を訪れ、一生悠里を守ることを誓います。
傷を抱えながらもごく普通の生活を送る、響子と耕平一家。
母娘二人で歩き出した、隆美と灯里。
草間に送金を続ける駿輔。

「遠山さん、朝日を見てまぶしくて、遠山さんの一日を思います。」
「深見さん、こうして朝日を見ていると、深見さんと同じ朝日を見ているような気がします。
いつもあなたを想っています。
私が誰かとつないだ手のその先で、誰かがあなたの手をつなぎますように。」

つないだ手にこめた想いが届きますように。
悲しみの向こう側へ。
進め。

ボートに乗っている洋貴。
何かを思い出して急に立ち上がります。
それは、あの日から借りっぱなしだったビデオ。
15年間。
「延滞料、いくらになりますかね。」

15年間止まっていた洋貴の中の時計が動き出した、ということ。

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ドラマとしては、色々突っ込みどころがあったと思います。

感想は、書き出すと長くなるので、端折って書きます。もし、書き足すことがあれば、後日に。

耕平一家は、響子の日常を現す存在として。
屈折は抱えながらも、あっけらかんとした部分を持つ次男、耕平は、なんでも抱えてしまう長男、洋貴と対照的でした。
働き続ける臼井は、草間が自ら進んでわけありの人々を雇ってきたことが悲劇を生んでしまったことへの、救いとして。
出番は少なくても、意味があったと思います。

気になったのは、真岐延命治療の費用。
駿輔がさほど送金できるとは思えないです。農地を売ったのでしょうか。

引っかかるのは、元看護師と、五月。
元看護師には、文哉の抱える闇を、客観的に描写したいがために"無理矢理”登場させたような、設定の無理さを感じました。
五月は存在自体に?でした。
深見家とはまた違う被害者家族の気持ちを代弁するものとして登場させたのでしょうか?
今回も登場してましたが、洋貴に「もう、終わったこと」と言わせたかっただけ?(汗)。

文哉については、もう、これ以上描きようがないでしょう。
ただ、文哉の闇が、幼い頃のトラウマがきっかけだった、と思わす描写には、少し首をかしげました。
うーん、そうかもしれない、そうでないかもしれない。

文哉の闇は、環境の変化や気持ちの持ちようで直る、といった類のものではなく、明らかに病気です。
病気は、専門医に任せなければいけない。

駿輔が早くに気がついていれば、なんらかの治療は可能だったかもしれない、完治することはなくても、事件をおこさせなかったことはできたかもしれない。

前妻の、前妻との結婚生活の記憶を抹殺してしまったのは、駿輔です。
抹殺してしまうほど、つらい、ひどいものだったのでしょうか。
抹殺してしまった、という設定で、文哉の幼少期を父親として見守っていなかったということを表していたのでは、と思いました。
そういう意味では駿輔が文哉の罪を背負っていこうとする気持ちはわかります。

でも、妹の、双葉は、どうなんだろう。
被害者家族との恋愛感情はともかくとして。
あの兄の代わりに贖罪に一生を捧げるのは、どうなんだろう。
そうすることが、双葉に生きていく力を与えるのなら、いいのだろうか。
双葉というキャラだから納得できるものの、普通なら、洋貴と同じく、止めると思います。

と、突っ込みどころはあるにせよ、心の通じない犯罪に関わった人々が、いかにして再生していくのか。この重く難しいテーマの作品を地上波で放映したことには意味があったと思います。
「Mother」と対をなす、坂元さんらしい作品だったとも思います。
「Mother」はエンディングが少し緩慢だった印象があるのですが、この作品は、ストンと落としてきました。

そして、見ようによっては少し破綻のあるストーリーをまとめたのは、キャストの皆さんの力でした。
実にいい配役だったなぁ・・・

今回の、満島さんと瑛太さんのラブシーン。双葉の決意に違和感を感じはしたのですが、その違和感を浄化させる切なさに満ち溢れていて、落涙しました。

第8話の大竹さん、風間さんの対決とともに、忘れられないシーンになると思います。
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「いってきます。」

双葉はいつか戻ってくるのでしょうか。いつか、どこかで、誰かの手をつたって、洋貴と再び相まみえることができるのでしょうか。

見応えのある作品でした。
ワンクールに一作は、こういうずしんとくるドラマが見たいものです。
スタッフ、キャストの皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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2011年9月 9日 (金)

それでも、生きていく #10「対決の果てに」

公式サイト

「ふかみ」のトイレから朝日を眺める洋貴の姿から始まりました。

先週の感想で
「双葉を探しに行こうと、車に戻った洋貴」と書きましたが、それは自分の勘違いで、まだ出発していませんでした。

ストーリー順ではなく、バラっと書きとめておきます。やはりまとめきれませんでした(汗)。

洋貴が双葉の元へ行った後、残された響子と耕平。
被害者家族だと同情されるのも面倒くさいので、適当に周囲に合わせて生きてきた、そのノリでお母さんにも「がんばれ」と言い続けたことをあやまる耕平。
いや、励まされた、と響子。

・・・耕平の気持ちはとてもよくわかります。

因島に行き着いた文哉。
亡き母の実家を訪れ、納屋で母の写真を探していました。
しかし、一枚もありません。
母の両親は、家を出たきり音信不通だった娘のこと、娘の家族のことは、本当に何も知らなかったのですね。

赤ちゃんが泣くと、あー嫌だ、もう嫌だって。
しかし父は帰ってこない。
お父さんとハワイに行った時の話ばかりしていた。
水着のままで、大きな赤いエビを食べた話。
あんたたちがいなければ、産まなければハワイに何度も行けたのに。
母は洗濯物を持ってベランダのところへいった。
そして、天国のハワイにいくの、と言い残して飛び降りた。

何度もお父さんと双葉と新しいお母さんを殺す夢を見た。
僕、みんなを殺してしまう。
死のうと思って。
三日月湖の柵を壊そうと思って金槌を持っていて。
そしたら洋貴の妹が歩いていて。

「ネロは生まれてこなかったほうが良かったんじゃない?悲しいことばかりなのに何で生まれてきたの?」

お母さん、助けて、と何度も思ったけれども、どうしてもお母さんの顔が思い出せなくて。
夜のところには大きな赤いが見えてて。
目覚めたら洋貴の妹が浮いていました。

大丈夫です、次はちゃんと自分を殺します。

文哉にただならぬものを感じた祖父母。

一方、草間ファームに通い続ける駿輔。
無視し続ける草間の手には、延命拒否の同意書が。一旦は握りつぶします。
このままでは娘、真岐は早晩自力で息をすることもできなくなる。
しかし延命処置を施したくても、莫大な治療費がかかる。
いずれにしても、二度と目を覚まさぬ娘。

駿輔を意識の戻らぬ真岐の病床の元に連れて行ったのは、どちらを選ぶにしても、その決意にはずみをつけたかったのかもしれません。
農園を売らねば娘は死ぬ。しかし、農園を売れば孫娘になにも残してやれない。

父親が娘の死を諦めるところだ、目をそらさないで見ておけ、と、駿輔の目の前で、くしゃくしゃになった同意書にサインします。

どちらも辛い。
辛さの原因は違っても、この極限の「辛さ」だけは共有しているように思えました。
決して部外者にはわからない。

そのことはすでに洋貴は気づいていた。
そして加害者家族としてマスコミに追いかけられ始めた隆美と灯里の元を訪れた響子も。

15年間隆美たちに嫌がらせを続けてきた響子。
15年前、おなかの大きい隆美の写真を見て、あなたを憎んだ、と。

その響子をずっと、憎んでいた、と隆美。
加害者家族として、絶対に口に出してはいけない、いや、思うことも許されない気持ち。
わたしは身勝手な人でなし、と、自分を責めながらも、家族を害するものとして、響子を憎まずにはおれなかった隆美。

最初は今まで通り頭を下げ続ける隆美が、あなたと話したくてきたのです、という響子の言葉、眼差しで本音を言い出します。
この間が何とも言えませんでした。

隆美の本音を聞いて、ほっとしました、と響子。
あなたが15年間苦しんできたことを知って、ほっとした私も、人でなしです、と。

あなたたちを許せる日がくるとは思えないけれども、隆美たちが撮られた写真を見ても、もう昔のような気持ちにはなれなかった。
それは洋貴が双葉と会った時の気持ちと同じかもしれない。

私たちは被害者家族と加害者家族。
同じ乗り物に乗っていて、一生降りることはできない。
じゃあ、行き先は一緒に考えないと。

因島に着いた洋貴は、双葉を発見。
あの電話ボックス、フェリー乗り場にあったようですね。それにしても、暑そうでした。

洋貴からの伝言を聞いていない、いや聞けない双葉は、洋貴の気持ちの変化に気がついていません。双葉の言動から、洋貴も聞いていないことに気がついているようですが、問いただす間もなくぶつかり合います。
ぶつかりあって、お互いが相手を殺人犯にすまい、と思っていることを確認しました。

母の名前も知らなかった双葉。
記憶も写真も、何も残さずこの世を去ってしまった人なんですねぇ・・・

文哉の行き先だと思われる母の旧姓、「村上」家を一緒に探す洋貴と双葉。
そのうち、文哉が立ち寄ったと思われる家を発見、文哉が自殺しようとしていることを知ります。

その晩、夏祭りが催されている学校のプールサイドで、自分の手足をガムテープで縛って、自ら水中に落ちていく文哉。

プールの入り口に置いてあったオレンジを見た洋貴は、プールに走っていって、文哉を助けます。
このまま兄が自殺してくれたら、と言っていた双葉も、必死で兄に呼びかける。

洋貴の人工呼吸で、息を吹き返した文哉を連れて、地元の洋食屋というより定食屋に入ります。

文哉がトイレにたった間に、言葉を交わす洋貴と双葉。
これからどうするつもりなのか、と問う双葉に、わからない、と洋貴。
でも、信じてみようかと。

席に戻った文哉に、今までの自分の心の変化を必死に語りかける洋貴。
いや、そんなことはどうでもいい。
今の話は全部忘れていい。

ただ、今朝、朝日を見たんだ。
便所臭いトイレの窓から。
今までそんなこと感じなかったのだけれども、また今日が始まるんだな、と。
楽しくてもつらくても、幸せでもむなしくても。
生きることに価値があってもなくても。
今日が始まるんだな、と。

文哉の手を握る洋貴。

うまく言えないけれども、俺、おまえと一緒に朝日を見たい。
もう、それだけでいい。

しかし、文哉は。

「ごはん、まだかな。」

洋貴の手から自分の手を抜きながら。

「お兄ちゃん、おなかすいているんだよ」

自首すればいいんだろう、あやまればいいのか、ごめんな洋貴、双葉、ごめんな。

泣き出す双葉、大声で笑い声を出しながらオムライスを食べる洋貴。
もう、笑うしかない。

二人に伴われて警察署の前に行く文哉。
双葉は、一人で行く、と去っていく兄の背中にとび蹴りを入れ、馬乗りになって殴りかかります。
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律儀にご飯代を払おうとする文哉が、リアルでした。
自分の「ルール」から外れたものには一切無関心。
自分の世界以外のことであるならば、蹴られても、殴られても、罵倒されても、何の痛痒も感じない。
そのことは双葉もよくわかっている。でも、蹴らずにはおれない。

文哉の描いた絵にある、湖に浮かんでいる赤い服を着た少女は、大きな赤いエビでもあったのでしょう。

亡くなった母のことは、全くわからないままです。夫の口から思い出の一つも語られず、実の親からも忘れられた存在になりつつある。

人から忘れられる、というのは真の死を意味する、と、聞きいた覚えがあります。彼女は少なくとも文哉の記憶には残っている。しかし、その記憶の形・・・何とも無残な気がしました。

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隆美が、自分のことを憎んでしまうほど苦しんでいたことを知った響子が、ほっとした、というのはわかるような気がします。
そこには人間の感情があり、言葉が通じるのですから。

被害者家族と加害者家族が同じ乗り物に乗っている、という解釈を、当該の方々がどう感じるかはわかりません。
このドラマ内では、それぞれがそういう想いを抱くにいたる流れを、キャストの方々の力があってですが、丹念に描いているとは思いました。

響子と隆美のシーンにも息をのみましたが、洋貴、双葉、文哉のシーンにも圧倒されました。
無駄だよ、洋貴、と思いながら、一縷の望みを持ちつつ・・・やはり無駄でした。

食堂の親父のくだり、深刻な気分で入った店の雰囲気が、自分の気持ちとは無関係に何とも脱力していたことを思い出しました。こういうことって、その時のつらい気持ちとともに、妙に記憶に残るもんなんですね。

来週の最終回に向けて。
草間につらい決断をさせた文哉の闇がますます暗くなる一方、少しの光は見えてきました。
しかし同じ乗り物に乗っているからといって、洋貴と双葉、被害者家族と加害者家族がともに人生を歩むのは、傷が大きすぎて無理なような気がします・・・あわせ鏡をみて暮らすのは辛いんじゃないかなぁ、と。
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因島には中世に活躍した村上水軍の本拠地のひとつがあったから、村上姓が多いんですね。
以前、因島にある水軍城(村上水軍の博物館)に行った時のことを思い出しました。

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2011年9月 2日 (金)

それでも、生きていく #09「心はどこにある?」

公式サイト

文哉の心の闇は描かれていましたが、ラストに、この絶望的な状態でも、心を通わす洋貴と双葉の姿が描かれていたので、先週よりは切ない感じがしました。あくまでこの作品比ですが。
先週は錐(キリ)のような展開でしたから・・・

以下、メモってはいましたが、思い出しながら書いた部分も多く、思い違いなどがあるかもしれません。文中のセリフは概略です。

何故亜季を殺したか、という響子の問いに、「たまたまあっただけ」と応える文哉。
呆然とする響子。
なんていう人間。いや、人間じゃない。
呆然としながらも、何事かと駆けつけた嫁、由佳に、この男が文哉であること、孫を守ること、そして電話をすること、それも警察より先に洋貴に、と指示します。

そこへ、洋貴にともなわれて双葉がやってきます。

双葉を見る響子のまなざしには、文哉にあった直後にも関わらず、出会った頃にあった詮索するような感情、隠し切れない不信感はありませんでした。まだショックから抜けきれていないためもあるでしょうし、双葉の人となりを知り始めたからかもしれません。

犯人があんな人間だったこと、その憤りを犯人の家族の双葉にぶつけることはありませんでした。

「なにか、食べる?」
以前のような、間を取り繕う言葉ではなかったように感じました。

この作品の中での「ごはんをたべる」ということは、日常の世界に戻る、ということ。

学校にあった人体模型、あれには心がない・・・文哉もそうなんじゃないか、と洋貴。
心のない人間には言葉が通じない。

一方文哉は、三崎家に逃げていきました。
他人行儀で寡黙な文哉。圧が凄いです。
腫れ物のように扱う隆美、怖がる灯里。
そこへ、洋貴に送ってもらって双葉が帰ってきます。

「110番したの?」
怯える二人とは対照的に、すらっと言う双葉。目が怒っています。

そして文哉の方も双葉には言いたいことを言い始めます。
家が狭いこと、ひいては父親はちゃんと働いているのか、と文句を言うかと思えば
「お父さんはちゃんと汗かいて頑張ってる」、と激した双葉の言葉を遮るように、
「晩ご飯、なに?」

こういう家族がいたらしんどいよなぁ・・・

双葉たちの過ごした15年間を思いやることは全くない、と思いきや。

「お兄ちゃんのことをずっと恨んでいるんだろう」

彼の心のどこから発せられた言葉なのか。
思っていることを前後の繋がりなく、断片でしか言葉にできないので、他人には理解できないし、実際にこんな人がそばにいたら怖いです。

でも、双葉は怯まない。思いのたけをぶつけます。

「恨んでなんかいない、家族恨めない、だから苦しかったんじゃない。なんであんなことをしたの。わたしのせいなの。だったらわたしを殺せばいいじゃない!
もう、取り返しがきかない。奪ったのはお金でも物でもなく、命。命は奪ったら償えないんだよ!」

隆美の制止を振り切って文哉に喰らいつく双葉。
文哉はハサミをつかんで。
「死んだ奴はいいよな。死んだ人は死んだら終わりだけど。殺した方は生きていかなきゃならない。
お兄ちゃん、可哀想なんだよ、お兄ちゃんは。」

響子が感じたのと同じ絶望、加えて、それが実の兄だという絶望に、声もない双葉。

そこへ父、駿輔が戻ってきて、文哉の気を落ち着けながら、そっとハサミを取り上げます。

響子の作ったありあわせの晩ご飯を食べる一家。
これから先、ずっと待っているから、と自首を勧める駿輔に、また僕を見捨てるつもりですか、と席を立つ文哉。
自分が配達をしていて、お父さんはタクシーの運転手で。東京で会った時に、気づかないふりをしていたことに、気がついていた、と。
「捨てたんだ、邪魔だったから。」

先ほどは、お父さんはちゃんと働いているのか、と言ってましたが、かつてはエリートだった父が「汗をかいて」働いていることは知っていたようです。
それでも、そんな風に父のことを言ってしまう息子。

「そうやって母さんのことを見殺しにした。」
立ち去ろうとする文哉に、どう言うことだ、と尋ねる駿輔。
「俺と双葉の目の前で飛び降りたんだ。双葉は赤ん坊だったから覚えていないだろうけれども。
母さんがこっちを見ながら、夜の闇の中に落ちていくのを。」

夫に絶望して、子育てに疲れて。

前妻の死は事故死だと思っていた駿輔は、またも呆然となります。

文哉は、一緒に行こう、と双葉を誘いますが。
首を横にふる双葉。

そこに、双葉からのメールで文哉が現れたことを知った洋貴が到着します。
車から出る時に迷った末、ナイフは、置いて行きました。

家から出てきた文哉とばったり出会った洋貴は、腕をふって挨拶をする文哉に、ふいをつかれて一瞬応えてまいます。
その後、我に帰って逃走する文哉を追いかけますが、乱闘になった末、取り逃がしてしまいました。

怪我を負った洋貴は双葉の家へ。

何か食べるものはいりますか?料理は得意です、と尋ねる双葉に、冷凍ミカンが欲しいと応える洋貴。
冷凍ミカンは料理じゃない・・・

ナイフを持っていかなかったことを後悔する洋貴に、洋貴には人殺しにはなって欲しくない、ナイフは似合わない、冷凍ミカンのほうが似合ってます、と双葉。

「ほっとけ、と言うんですか。これからまだ15年。いや、また一生。また、あんな思いをしながら。
責任能力がない、とかでまた裁判されないまま出てきて、亜季のこともあの人たちのことも忘れて、平気でまた何処かで暮らして。また同じことを誰かに。」

一方、日垣家は。報道される事件を見ながら、今は「雨宮健二」だが、そのうち、あの三日月湖事件の少年であることはばれるだろう、と。
ばれた時は、ここにも押しかけてくるのだろうか、と心配する由佳。耕平は、大丈夫だよ、と言いますが、本当に大丈夫なのでしょうか。

おじに買ってきてもらったお弁当と、響子が作ったもやしのお味噌汁が、三崎家がともに過ごす最後の晩餐。
響子は、娘たちとともに社員寮のある清掃会社に勤めることに。
「責任を負うのはお父さんだけでいい。お前たちはお前たちの人生を生きてくれ。」
駿輔は、どこにいくのかわかりませんでしたが、一人で文哉を待つことにしたようです。

引越し当日。
テレビのインタビューを受けている草間と孫娘、悠里を見た双葉は、一人だけ別行動をします。
それは真岐が入院している病院へ行って、悠里が抱いていたぬいぐるみを繕うことでした。
ぬいぐるみの背中が綻びている、そんなところを見ていたんですね。

草間の了解を得て、ぬいぐるみを修理する双葉に、お母さんが何も食べていないことが心配だと、悠里。

何も食べられなくなったお母さん。それはもう、生きているとは言えない。

レンタカーを乗り捨てで契約する双葉。

一方、「ふかみ」にいる洋貴は。
車の気配で出てみると、店の車の中に、冷凍ミカンが置いてあった。

「前に言っていた人体模型の話だけど。
心は、心って大好きな人からもらうもののだと思うのです。
亜季、父、母。
人を好きになると、その人から心をもらうんですよね。
あなたからももらいました。
復讐より大事なものがあるんじゃないか。」

双葉の携帯の留守電に告白する洋貴。復讐より大事なものがある、と気づいてくれたのに、ほっとしました。
しかし、写真とは言え、真岐の姿を見てしまった双葉は、もう携帯には出ない。

前に洋貴と入ったファミリレスで食事をとり、ナプキンに、「好きでした」と書き残すも、うっかりそのナプキンで口を拭いてしまい、捨ててしまいました。

双葉を探しに行こうと、車に戻った洋貴は、ダッシュボードからナイフがなくなっていることに気がつきます。

双葉は。
文哉が拘っていた、亡き母の故郷、因島へ向って出発しました。
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五月などのシーンを省いても、この長さ。ああ、しんど。誤字脱字が一杯ありそう。
粗筋を整理するだけで疲れてしまって、感想を書く気力がなくなってしまいました(大汗)。

というか、五月も、何食わぬ顔で働いている臼井も、今のところですが、全然話に絡んませんよね。
五月にはこれ以上登場して欲しくはないんですけれども(汗)。

響子を「あなた」と呼び、料理を褒める文哉。
文哉にとって灯里はもちろん、響子はあくまで部外者でした。
駿輔に対しては一見恨みしか抱いていないように見えますが、甘えているようにも感じました。
そして、双葉は自分と同じ魂を持つ者、という思い込み。

文哉の精神にブラックボックスを生み出した原因が、母の自殺を目撃したことだけだとは思えませんでした。この作品ではそういう風に描かれるのかもしれませんが。

お話を大きく転回させるためのキーワード・・・人体模型、冷凍ミカン、ぬいぐるみ・・・ちょっとあざといというか、無理があるように感じるのは毎度のことなのですが、洋貴、双葉、文哉、その他、それぞれのキャストの方々の力で惹きつけられました。

あと、2回。文哉の行く末と洋貴と双葉の想いはどのように描かれるのでしょうか。

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因島はとても美しい島で、四季を通じて何度も観光に訪れ、その度に車で島をぐるりと一周したことを懐かしく思い出しました。

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2011年8月26日 (金)

それでも、生きていく #08「それぞれの覚悟」

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先週よりさらに重くなりました。
粗筋を書くのも辛いくらいです。ですので、感想を中心にバラっと書きます。

洋貴、耕平の兄弟が文哉が勤めている千葉の農場に到着した時、救急車もまた到着した。
そこには文哉の姿はなく、文哉の父、駿輔が立ちすくんでいました。

真岐は、予想していた以上に重篤な症状でした。
頭部に負った深刻な打撲のために、昏睡状態から目覚めることは期待できない・・・
しかも、髪の毛を引っ張られた痕跡がある、ということは、真岐が刃物を持っていたためにおきた揉みあいの結果だとしても、文哉がなんらかの暴力をふるったのは確かです。
まさか臼井が絡んでいるとは思えないし。

駿輔をなじる余裕もなく、ただただ混乱する真岐の父、五郎。
混乱の極の時に、しっかりしようと思うあまり、誰かれなく丁寧に応対してしまう。
こういうタイプの人、います。最初から取り乱すより、実に現実的でした。
ここはうまい流れだなぁ、と思いました。

そんな五郎を見守る、かつての被害者家族と加害者家族。

あまりの出来事に、長い間の確執もフリーズしてしまい、ともかく何かできることはないかと、一緒になって入院に必要なものをスーパーマーケットに買いに行く三人。
スーパーの明るい照明と、淡々と買い物をする、一見日常的な姿が印象的でした。
三人の中では、自分自身が親であり、今まで事件と少し距離を置いていた耕平が比較的冷静だったのも。

深見家の兄弟が五郎にかつての自分たちを見ているのが、辛かったです。
駿輔の気持ちは、とても書けません。しかし何をさておいても、やらねばならないこと。
それは、いつでもそこを出られるようにしておくように、と家に電話を入れることでした。

この事件によって洋貴は被害者家族を客観的に、そして事件直後の加害者家族の姿を観ることとなります。

一方双葉は。
「ふかみ」で響子手作りの食事をいただこうとしていたところに、兄からの電話を受けます。

お前がいやだ、と言ったからだ。

自分より深見家と親しい双葉。たった一人の味方だと思っていた妹なのに。
そんな想いが文哉にあったのかどうか?

響子も、耕平からの電話で事件を知ります。
再びおこしたのか。あの子は。

茫然自失となった双葉にお風呂をすすめます。

亜希の時は、知らせを待っているうちに夜が明けて、それから後はお風呂のことなど、どっかへいってしまった。あなたの家もそうだった?
うなずく双葉に響子は。

「だから、ご飯とお風呂はすませられる時にすましておいた方がいい。また長い一日が始まりるのだから。」

洋貴から響子にかかってきた電話で、被害者の容態が重篤なことを知った双葉は、まだ髪の乾かないまま、「ふかみ」を出て行きます。
父にでも、洋貴にでも、兄にでもなく、被害者に会うために。

夜が明けて。

夜が明けると、凍っていた感情も動き出します。

現実の重たさにふらふらと道に彷徨い出る駿輔を引きとめる洋貴。
我に返った駿輔は慟哭します。

「このまま生きていても償いきれるのでしょうか。15年たっても償いきれないのに。」

警察が乗り出し、逃亡した被疑者の身元も、五郎の口から判明しました。
あの、三日月湖の。なぜ、それを早く言わないんですか、と警察。
様子を見ていて、自分が文哉の父親だと名乗り出る駿輔。

各自がパトカーに乗る直前にやって来た双葉を見た五郎は。

あんたの娘さんかい、そうか、娘がいるのか。

茫然自失の状態から徐々に本当の感情が蘇ってくる。

娘を返してくれ、返せ!

怒りを爆発させ、三崎を詰ります。

家に戻るように言い残してパトカーに乗る父を、真っ黒な瞳でみつめる双葉。
あの地獄がまた戻ってきた。

洋貴は遠山さんのせいじゃない、と声をかけますが。

いえ、わたしのせいなんです。

「お前がいやだって言うから、こんなことになった。双葉のせいで、また人を殺した。」

そう、兄が言ったから。

その頃。文哉は「ふかみ」に向っていました。
途中で、息子を連れた耕平の妻、由佳と出会い、「ふかみ」まで連れてきてもらいます・・・と、書くとなんでもない情景なのですが、文哉のキャラと編集があいまって、じわじわっと怖かったです。

釣り客だという青年が、一目で文哉だとわかった響子。
いったんは恐怖と憤怒で打ち震えますが。
冷静さを取り戻し、取り乱して文哉に抱かれた孫を奪うこともなく、応対します。
本当はすぐにでも由佳たちを逃がしたかったのかもしれません。

おむつを代えるために由佳たちが奥にが入って行った後。
釣竿を選んでいる文哉と二人きりになった響子。
文哉のそばにあったハサミを遠ざけようとした時に、文哉もまた、響子が自分を文哉であることに気づいていることを知ります。
文哉の気配が変わったことを察した響子は、はじめて娘を殺した男と向き合います。

人の命を何だと思っているのだ、怒り、詰り、殴る響子に掴みかかる文哉。

ああ、でも。
あの日からずっとずっと言いたかったことを、どれだけぶつけても。

人の言葉が通じる人間ではなかった。

なんという絶望感。

響子を演じる大竹さんに鳥肌がたちました。
天才ってこういう人のことを言うんだなぁ。
すごいです。

被害者の修羅場を追体験し、加害者家族の絶望を目の当たりにした洋貴。
死にたい、と呟く双葉に、遠山さんが死んだら、自分も死ぬ、と。
その言葉に、自分は洋貴とは加害者なのに、と応えた双葉に、感情を爆発させる洋貴。
死ぬとかいうな。
どこか、自分たちのことを誰も知らないところに行きたい。二人だけで。

文哉の心の闇は誰にも救えないような気がしてきました。

自分は病気なんです、という言葉が、言い訳のようで怒りを覚えましたが、彼の欠落した部分を際立たせてもいました。
双葉をなじるのも、他の人からは理不尽に思えても、彼の中ではりっぱな理屈になっているのです。
彼の精神世界はもう、手の届かないところにある。
だから、双葉は彼の闇に引きずられてはいけない。

彼は果たして生まれてきて良かった人間なのかどうか。然るべき機関に一生閉じ込めておくべきなのか・・・悲しいです。

救いのないお話だったのですが、大竹さん、そして風間さんの素晴らしいエンターティメントが見れたことが、救いでした・・・矛盾していますが。あのシーンを観れて良かった、と。

うーん、また、まとまりのない感想になってしまいました(汗)。

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2011年8月19日 (金)

それでも、生きていく #07「心の闇について…」

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うーん。「心の闇」ですか・・・

このドラマ、登場人物たちに感情移入すると辛くて感想が書けないので、ストーリーの流れなどを中心に書いてきたのですが。

今回はさすがに重すぎて・・・いつにも増してまとまりのない感想をになると思います。

幸恵の長い回想で語られた、少年院、そして卒院後の文哉の心の動き。
やはり殺人衝動を抑えられない人間だったのか。

皆は完治したと判断したが、ただ一人、そのことを信じていない人間がいた。
それは文哉自身だった。

まず思ったのは、自分の娘を殺した犯人が異常心理の持ち主だと知った時、肉親はどう思うのだろう、ということです。

怒りや恨みをどうやってぶつければいいのか。

これだけでも重いのに、さらに「水槽」を満たしたい欲求と戦い続ける文哉の姿も描いています。

それでも僕は、生きている。

この言葉がこういう意味で使われるとは。

彼を楽にしてあげて欲しい、という幸恵。
生きること自体が苦しみである彼が楽になるということは、すなわち、死。
それを洋貴に頼むのか、幸恵。うーん。

どんなに苦しくても、生まれた意味がわからなくても、生きてきた、文哉。
なぜ生き続けているのか、もしくはなぜ生かされているのか。

彼の内的葛藤を知ったとき、三崎の人々はどう思うのでしょうか。
家族もまた大きな十字架を背負ったまま生き続けているのです。
生き続けて欲しいと思うのでしょうか。

深見家は、彼が生き続けていることを、どう思ったのでしょうか。
死が彼に安らぎをもたらすものだとすれば、死すら許せない気持ちになるかもしれません。
だけど、だったら?

ドラマの流れとしては、なぜ幸恵が文哉に興味を持ったのかが今ひとつよくわかりませんでした。
「前の病院で男に3000万円貢いだ」という幸恵。ダメンズ好きなのでしょうか。
院生との交際など論外の立場なのに、禁を犯してまで積極的に幼女殺害で治療を受けている文哉に近づく幸恵もまた、少しおかしな人間のように感じました。
もしくは、文哉の内的世界を描くための少々強引な設定かな、と(汗)。

自分の住所を幸恵に渡す文哉。多少とも幸恵に愛情を感じていたのかと、とも思ったのですが。
「彼にとっては水槽の中の可哀想な金魚でしかなかった。」
つまり、いつか喰らおうとしている生贄のようなもの?
しかし、それは幸恵が感じたことで、文哉自身が何を感じていたか、ではない。

今後、文哉をどう描くつもりなのか。全く読めません。

「幸せになってもいいのよ」
お互いに何ができるか考えてみて。あたなは洋貴に何をしてあげたい?あなたは洋貴に何をしてもらいたい?と双葉に声をかける響子。
響子の気持ちは、推し量りがたかったですが、双葉のために、涙しました。
その時に果樹園で起こりつつあるカタストロフィを見ているだけに。

一筋縄ではいかない女、紗歩はあの後どうなったのでしょうか。あのまま退場とは思えません。
前歴を知らなかった時は寡黙なところが気に入っていたのに、今やじっと黙り込む姿に怯える真岐。
包丁を手に文哉と対峙しましたが?

そして、ナイフを手にして果樹園に向う洋貴。
もし、洋貴が文哉の命を奪おうとしているのなら、それは復讐なのか、それとも・・・

案の定、散らかった感想になってしまいました。
ともかく、次回を見なければ。

訂正:幸恵のセリフを間違って記憶していました。「金魚」ではなくて「可哀相な金魚の入った水槽」でした。(汗)

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2011年8月12日 (金)

それでも、生きていく #06「招かれざる客」

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今週も濃くってまとめきれなかったので、バラっと書きます。

耳に残ったのは、色々な食べ物の名前などの単語でした。
特に前半、洋貴親子と三崎夫婦のシーン。

家出した双葉を探しにきた睦美。硬直する響子。場を取り繕うと、駿輔からもらったクッキーを差し出す洋貴。
もらったものを出すなんて。他に何かないの・・・柿ピーならある。

成り行きで、駿輔も訪れ、夫婦で謝罪をしようとしますが。
素麺でもつくる、と席を外す響子。
食べ終わった後、息子、文哉が、亜季の命を奪ったことを謝罪しようとすると、思わず激高する響子。そんなことを求めているわけじゃない!
しかし、その怒りを押し止め、スイカを食べていってください、と再び席をはずします。
洋貴は今日はあれが限界です、スイカを食べたら帰ってく下さい、と三崎夫婦に言います。

夫婦が・・・正確には元夫婦ですが帰った後、母に、どうしてあそこで怒りを止めたのか、尋ねる洋貴。
どんぶり。どんぶりを思い出したの。
亡くなった響子の夫、達彦が、以前三崎家の前を通った時に、門の前にラーメンだの餃子だの、雨に打たれた中華の出前のどんぶりが置いてあったのを見て、響子に、あっちはあっちでいろいろあったんだな、と言ったのを思い出したから。

事件の起こる前は同じカルチャースクールに通っていた睦美と響子の、あやういバランスを保ちながらもどこかユーモアを感じさせる会話の後、ネギを切ろうと包丁を持った時にまた一変する響子の表情、母と三崎夫婦をはらはらしながら見守る洋貴。

柿ピー、韓国ドラマ、素麺、スイカ、どんぶりetc.。身近なものを取り入れた脚本が上手い。
なんでいらっしゃったの?の「なんで」も効いていました。
睦美は訪れた理由だと思い、響子は交通手段を指していた。

前回に引き続き、大竹さんのうまさは只者ではない、と改めて感じました。

そうそう、素麺に入れるネギ、白ネギでした。関西ではありえへん、なんてことも思いながら。

文哉にあった双葉。
二人の母親が違うことをこの間知ったことを伝えます。一人で色々な事を抱え込んでいたんじゃないのかな、と。
そして立ち去ろうとした兄についていきます。
二人が行ったのは動物園。
双葉の好きなものを覚えていた兄。りんごあめ、ゴリラ・・・
文哉は双葉に、2年前の因島フェリーの乗務員募集のチラシを見せます。
応募するつもり。2年前だから今も募集しているかどうかわからないけれども、一緒に行くか?と文哉。
因島には二人の母のお墓があるのだそうです。

ここでもう一度「なんで」がでてきました。双葉はフェリー乗務員になりたい理由を、文哉は因島までの交通手段を指している。
飛行機がいいか、と文哉。

文哉の中では双葉の年齢は別れた時のまま、止まっているのかもしれません。

一方、五月から、行方不明の看護師、幸恵の手がかりが見つかった、という知らせを聞いて東京へ行く洋貴。
母親から居場所を聞き、幸恵の仕事が終わるまで待機することになった洋貴に「同じ境遇だから分かり合える」とアプローチする五月。そして双葉のことを「あなたの悲しみを二倍にする」と。
返事のしようがなく、一旦別れ、双葉からの連絡でカラオケボックスに行く洋貴。

以前、カラオケに行きたい、と言った洋貴の希望を叶えようとしたのでしょうが、侘しい部屋です。その侘しさに気がつかない二人・・・行った事がないから。

洋貴を待つ間、お酒の唄ばかり唄ってたという双葉に、かなりヘンな人だ、と洋貴。

ここで少し和ませておいて・・・

ウーロン茶って言っているのに、ジンジャーエールを注文する双葉。動揺しています。
双葉が持っていた折り紙から、文哉に会っていた事を知る洋貴は激高、ジンジャーエールをがぶ飲みし、問い詰めます。
「反省していましたか!?」
答えられない双葉。
もう、いいいです、と去っていく洋貴。激高しながらも、倒した自転車を直している・・・

双葉は兄に、寄って欲しいところがあると。
深見の人たちに会って欲しい。
あの人たちは立場は違うけれども私と同じ思いをしてきた。なのに私だけおにいちゃんに会うのはずるいと思う、会って反省して欲しい。

泣いて頼み込む双葉。反省、と言う言葉に文哉は反発します。
反省なんかしていない。あの子は天国にいったのだから。生まれてこない方が良かったのだから。
立ち去る文哉、呆然と取り残される双葉。

どうしてそういう発想にいたったのか。知りたいです。

臼井のせいで、真岐に前歴がばれた文哉。
五郎が真岐に文哉の前歴をいわなかったのは、守秘義務のためなのか、真岐にはその事実を受け入れる強さがない、と判断したからなのでしょうか。

キャッシュカードの暗証番号を文哉の誕生日から推測して失敗した臼井。やな女だな~。
連続して3回失敗間違ったら取引き停止になるのは知っていましたが、銀行だと銀行員、コンビニだとコンビニ店員がかけつけるんですね?←あやふやなまま見てました。

母が出て行ったことを慰める妻に「お前が言うな」と思わず声を荒げる耕平。
いつもは優しい夫の、一瞬ですが豹変した姿に立ちすくむ由佳。

自分をなめくじに例える洋貴。
心のからの叫びに最初は冗談だと思って笑う五月。
ここ、笑うところじゃないです、と独白を続ける洋貴。
そんなことない、と慰める五月・・・だめだ、この人。何を言っても微妙にいらっとする。←褒めてます(汗)。
そして幸恵はなぜ逃げるのか。

文哉の言葉に衝撃を受けつつ、ひとつひとつの単語を回転軸にして・・・コンパスで半円を描きつつ次第に位置を変えていくような物語の展開に、惹きつけられました。

「ふかみ」での、洋貴と双葉の二人きりの、ちょっと浮世離れした世界が好きなのですが。
二人が出会ってから、それぞれが自分と向き合きあいはじめて・・・「旅」をしているうちに随分遠くまで来てしまったような気がしました。

なんらかの答えを見つけた後、二人があの世界に戻ることはあるのでしょうか。

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2011年8月 5日 (金)

それでも、生きていく #05「居場所を求めて…」

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藤村五月がだんだん正体を現してきました。
母を殺した犯人が自殺したため、怒りのもっていきようがなくなって苦しんだ父を見ているから。
だから洋貴が直接犯人に会うこと、文哉を探すことに協力する、と。そこには明らかに復讐の意味が込められています。
しかし、洋貴は文哉に会って、なぜ妹を殺したのかを問いただす以外に、まだ確固たる目的はない。
ましてや、加害者家族に対して民事訴訟をおこすなんて気は全くない。
妹を死なせた責任を感じている洋貴の気持ちに、五月は思いが及ばないようです。

双葉が加害者の妹だと知った五月は、加害者家族と一緒にいるなんておかしい、と洋貴を責めます。世間的に見てもちょっと考えられないことだから、洋貴が好きな五月にとってはなおさら許しがたいこと。

五月の行動がおせっかいに見えるのは、隠し撮りされた加害者家族の写真を探したり、ちくちく洋貴と双葉の関係をつついたりするいやらしさのためでしょう。
自分の尺度で他人を見ないで欲しい、と、思ってしまいました。

洋貴の気持ちや居場所に踏み込んできたのは双葉も同じなのですが。

でも・・・洋貴は双葉のことが好きになってしまった。
捨てられた子犬のように訪れた双葉に、ラーメンを作ってあげ、優しい言葉をかけてしまう。
いつもは無愛想な洋貴が、双葉が泊まると聞いて、思わず嬉しそうに布団を敷きますが、シーツを広げた時に、この気持ちがこれから周囲にどんな影響を与えるかについて、暗い影がよぎります。
でも、今は双葉とともに時間を過ごすことが楽しい・・・
しかし、双葉は五月が洋貴に渡した隠し撮りの写真を見て、姿を消します。

少し前に進んだ二人。
お互いの手、いや指に触ろうとして触れない。
ある意味ベタなロミジュリ展開なのですが、揺れる気持ちを瑞々しくも切なく描いたシーンでした。

二人の手が結ばれた時。その時、二人は例え道は違っても前を向いて歩いてるのか、それとも・・・

後半は響子の一人舞台でした。
亜季の殺害現場を始めて訪れた響子。

今まで自分を守ってくれた次男の恭平一家に独白します。
自分は全然落ち着いてなんかいない。
ずっとみんな私と同じになればいいと思っていた。
子供を亡くした母は人じゃなくなる。
人じゃなくなったら、犯人と同じ・・・自分は犯人に会わなければいけない。

自分たちの励まし、慰めのすべてが響子を苛んでいたこと知った恭平一家、そして恭平。
過去を振り捨てて生きる自分の方が兄よりも母のことを深く想っている、と思っていたのに。母は過去にこだわる兄の元へ行ってしまいました。
恭平の、怒りを含んだかのような呆然とした表情が痛々しかったです。
恭平は、文哉を妹を殺した犯人、ということ以上に、母を苦しめている人間として憎んでいるように見えました。
響子は自分自身を責め続けてきた洋貴の気持ちの中に、自分の居場所を見つけたのかもしれません。

この兄弟についての推察、妄想は書き始めると止まらなくなるので、辞めておきます(汗)。
洋貴と双葉、響子と三崎家の関係に立ちはだかる存在になりそうではあります。

母の独白を聞く瑛太さんの表情に引き込まれました。

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双葉と文哉は駿輔の前妻の子供だった。
睦美が二人の母になったのは双葉1歳、文哉5歳の時。
初めから睦美に懐いた双葉と、ついに懐かなかった文哉。
駿輔は二人の母は死んだ、と言っていましたが・・・

この設定になにやら不安を感じました。安いオチに繋がらなければいいなぁ、と。

自分を何故かわざと本名で呼ぶ臼井を脅かす文哉。
医療少年院では人気者だった。
今は行方不明になっている担当の看護師、東と文哉の関係は?
今回、果樹園の様子はあまり描かれませんでした。

尋ねてきた駿輔に、文哉の書いた絵を見せ、「あいつは反省していない!」と怒りを露わにする洋貴。
反省していない・・・被害者家族にとっては許しがたいことのひとつ・・・

少しづつ生きていくことに積極的になっていく響子。
そこへ、睦美が訪ねてくる。

一方、家族にも洋貴の元にも居場所を失い、家出同然で祖母が入所している介護アパートを訪れた双葉の前に現れたのは・・・

折り返し地点の次回、大きく話が動くのでしょうか。
予告の五月の繰言が耳につきました。
主役のお二人と大竹さんは今回もお見事、加えて倉科さんの「じわっと嫌~な女」が印象的でした。

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2011年7月29日 (金)

それでも、生きていく #04「明かされた真実…」

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今週も見応えがありました。
双葉の家族が絡んできたためか、ファンタジー成分が控えめで、「家族のドラマ」という側面が強くなったように思いました。
その分、辛かったですが・・・

短く感想を書きます。

洋貴の母、響子は双葉のことに気がついていました。いつから?三崎の家を訪ねた時でしょうか。

決して犯人、そして三崎家の人々を許せはしなくても、何か心の整理はついたようです。
葬式にも出席しなかった、亡き夫、達彦の位牌に初めて手をあわせました。

そして洋貴に昔、三崎家と居酒屋で偶然同席になった時のことを語り始めます。
高そうな時計をして、いかにもエリート然とし、達彦を見下したような態度をとっていた三崎駿輔。気にせずへらへらしていた達彦。
父、駿輔をみつめる文哉の目。

家族なのだから、兄のことを受け入れるべきだ、と駿輔に訴える双葉。
・・・家族でも、いや、家族だからこそ受け入れられないこともあるのではないかなぁ。
文哉の存在を否定する、双葉の母、隆美。
自分の息子だからこそ・・・なかったことにしてしまいたいのかぁ。

家族だから、ということだけで全てを引き受けるのは、辛いような気がします。他人ならばもっと違う接し方ができるかもしれないのに、家族であるがために、かえって話がこじれたりする場合もあるのではないでしょうか。
こんなことを書くと冷たい、と思われるかもしれませんが。
家族とは逃げられない関係だからこそ、やりきれない時もある。でも、もし逃げたとしても、結局負い目としてつきまとうのだろうなぁ・・・

などと、暗ーいことをジクジク感じながら観ていたら。
文哉は隆美の子供ではない?!そして双葉も?

兄と二人、森の中を歩いている記憶。
二人は夜を見たんだ。

なぜ文哉は双葉の首を絞めようとしたのか。隆美の言おうとした秘密に何か原因があるのかもしれません。

文哉と紗歩の思わせぶりなカットも気になります。
五月は、洋貴が好きになったから近づいてきただけなのでしょうか。いつも微笑を浮かべている彼女の中にも、深い闇がありそうで怖いです。

もし、文哉と双葉が隆美の子供ではなくても、家族であったことは、確かです。
これからの展開が気になります。

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2011年7月23日 (土)

それでも、生きていく #03「お母さんだから…」

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今週も重かったです。←毎回書いてます(汗)。
思いついたまま、バラっと感想。

被害者の母、響子と接近してしまう双葉・・・呼び止められても、逃げればいいのに、と、少なくとも自分ならそうするな、と思いつつ。

一方、響子が興信所を使って三崎家を強迫していることを知った洋貴。
そのことを知っていて止めない、弟、耕平。

響子は何故一度会っただけの双葉を呼び止めたのか。
今まで自分の想いでいっぱいいっぱいで、息子たちのことに気が回らなかったようなのに。
一人で生きている洋貴に彼女ができたのが嬉しくもあり、どんな子かが気になる、ということなのでしょうか。

そしてほとんど初対面の人間に隠していた気持ちを打ち明ける。ああ、でも他人だからこそ打ち明けることができたのかもしれません。

双葉は亜季が殺された原因について、響子が恐ろしい疑問と罪悪感を抱いていることに気づき、そのことを洋貴に知らせる。動き出す洋貴。

と、冷静に見るとかなりあざとい、というかメロドラマチックな筋立て。

しかし、少しエキセントリックな双葉を演じる浦島さん、そして大竹さんと瑛太さんの迫力に押し切られてしまいました。

検死結果を読み上げるところはTVを消そうかと思うほど辛かったのですが・・・蛇口を捻りながらむせび泣く洋貴とタオルを渡す響子のシーンに圧倒されて、最後まで見てしまいました。

響子が心配したようなことはなかったとは言え、鈍器で・・・って、酷すぎる。
酷くない殺人などありませんが。

もし文哉が正常な人間ならば、なぜ、そんなことをしたのか。正常でないならば、どのように病んでいるのか。
やはり、ここをどう描くのかが気になるし、不安を感じる部分です。どう描いても辛いだろうし。辛いなりにちゃんと落としてくれるのかどうか・・・

新たな人物たちも登場しました。

あからさまに敵意を見せる臼井も嫌な感じですが、被害者家族の藤村の目つきが気になります。安藤さんは怖い顔が、倉科さんは猫かぶりなキャラが似合うなぁ。←褒めてます(^^;;

木曜日は「陽はまた昇る」も始まったので、こちらの感想は遅くなるかもしれません。

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2011年7月15日 (金)

それでも、生きていく #02「想い、絶たれて…」

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息がつまるほど重い話なのですが、画面から目をそらすことができませんでした。
観ている間に様々な思いが浮かんだのですが、文章としてまとめきれなかったので、簡単に書きます。

森の中の洋貴と双葉のシーンは強烈でした。洋貴が立ち去る時のBGMが邪魔な気もしましたが、BGMでもなければ救われない場面でもあったかなぁ。

加害者の家族と被害者の家族が会うのは、お互いに辛いだけ。
しかし、家族以外で「事件」を共有できる唯一の他人でもある。

むつかしい・・・。

出されなかった、夢ばかりを綴った兄への手紙。
それほどまでに兄を慕っているように見えた双葉。
しかし、実は事件の前に、兄に殺されそうになったことがあるとは。
「自分があの時殺されていれば。」
兄は殺人衝動を抑えられない人間なのしょうか。

む、むつかしい・・・(涙)

曇り空の下、夕暮れのほの暗さの中で咲き誇る、ひなげしの沈んだ赤が、泣き叫ぶ双葉の姿とともに目に焼きつきました。

追いかける草間の娘、真岐は、健二(文哉)にとっては癒しの存在ではなく、新たな悲劇の元になりそうな気がしますが、どうなるのでしょう。

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