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カテゴリー「*DVD・映画・観劇 は行」の41件の記事

2016年11月11日 (金)

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期:映画 

2016年 イギリス 123分 原題「Bridget Jones's Baby」 

公式サイト

原作:ヘレン・フィールディング「ブリジット・ジョーンズの日記」(角川文庫)
監督:シャロン・マグワイア/脚本:ヘレン・フィールディング、エマ・トンプソン、ダン・メイザー/製作総指揮:アメリア・グレンジャー、ライザ・チェイシン/製作:ティム・ビーバン、エリック・フェルナー、デブラ・ヘイワード、ヘレン・フィールディング/撮影:アンドリュー・ダン/美術:ジョン・ポール・ケリー/編集:メラニー・アン・オリバー
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、エマ・トンプソン、ダン・メイザー 、ジェームズ・キャリス、サリー・フィリップス

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日本でも大ヒットを記録したレニー・ゼルウィガー主演のロマンティックコメディ「ブリジット・ジョーンズの日記」の前作から11年ぶりとなるシリーズ第3作。

アラフォーになったブリジットはテレビ局の敏腕プロデューサーとして活躍していたが、私生活では未だ独身のままだった。
彼女がかつて愛したマークは他の女性と結婚し、ダニエルは事故で亡くなってしまっていた。
ある日、ブリジットはハンサムで性格も良いIT企業の社長ジャックと運命的な出会いを果たす。しかしその一方でマークとも再会し、2人の男性の間で揺れ動く。

主人公ブリジット役をゼルウィガー、元恋人マーク役をコリン・ファースが再び演じるほか、テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシーがジャック役で新たに参加。シリーズ第1作を手がけたシャロン・マグワイア監督がメガホンをとる。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

一作目、二作目、観てます。
ストーリー以外の感想を思いつくまま書きます。
ネタばれはしてません。観た人だけへのプレゼントだから。

原作にも三作目があるけれども、全く違うお話です。
原作ではマークが死ぬことになっているらしいのですが、映画では元気です。マークフアン、安心してください(^^

その代わり、ダニエル、死んだことになってるし(笑
ベイビーを巡る話・・・さすがに今のヒュー・グラントでは無理があるかも。
いや、ヒューの方で断ったのかも、などなど詮索しつつ、それにしてもコリンは現役だなあ、と改めて感じました。

ヒュー、あとルパート・エヴェレットなど同時代、同年齢の男優さんたちと比べて、メンテナンスがしっかりしているというか、特に立ち姿の美しさが、この年にしては半端なかったです。この役に向けて絞ってきたのかもしれません。

でも、ところどころ、回想として過去のシリーズのシーンが流れますが、それを見ると、やっぱり若い(^^;;

レニーさんは・・・アラフォー設定にしてはちょっと老けすぎ(汗
でも、ブリジットだから、まあいいか、と思いつつ。
年下の同僚の女性キャスター、ミランダを演じるサラ・ソルマーニがいい味出していました。
エマ・トンプソンが出演しているのも嬉しかったです。スタッフを見ると、脚本も書いているのね。
お馴染みの面々ももちろん登場します。

で、マークの新たなライバルはIT企業のアメリカ人、ジャック。
しかし残念ながら、ブリジットとうまくいくとは、全く思えませんでした。←このへんまではネタばれにはならないと思う(汗
なので、お馴染みのあれやこれやを繰り返すブリジットとマークが再び結ばれるのか、はたまた、ブリジットがついに一人で生きる道を選ぶのか、に興味は集中しました。

あまり期待しないで観に行ったのですが、一作目ほどの馬力はなくても、テンポに味があって、楽しく観れました。
コメディ好きということもあって、ここ1ヵ月ほどの間に観た映画の中では、一番面白かったです。
もう、本当に本作がシリーズ最後になりそう。

これから観に行こうと思っている方、エンドロールは最後まで観てください。
メイキングっぽい映像も流れてますから。

ちょっとだけネタばれ。照れてるコリンのスチールが可愛かったです。
シリアスな役もいいけれども、これからもコメディに出て欲しいです。

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2016年11月10日 (木)

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ:映画

2016年 イギリス・アメリカ合作 104分 原題「Genius」

公式サイト

原作:A・スコット・バーグ
監督:マイケル・グランデージ/脚本:ジョン・ローガン/製作:ジェームズ・ビアマン、マイケル・グランデージ、ジョン・ローガン/撮影:ベン・デイビス/美術:マーク・ディグビー/衣装:ジェーン・ペトリ/編集:クリス・ディケンズ/音楽:アダム・コーク
出演:コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ガイ・ピアース、ローラ・リニー、ドミニク・ウェスト

Photo_2


コリン・ファースとジュード・ロウの主演で、1920年代にアメリカ文学の名作を数多く手がけた実在の編集者と37歳で生涯を閉じた小説家の人生と友情を描く。

 

アーネスト・ヘミングウェイら世界的な作家を見出した編集者マックスウェル・パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれた。その才能を見抜いたパーキンズはウルフを父親のように支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーへと導く。更なる大作に取り組んだ2人は、昼夜を問わず執筆に没頭し第2作を完成させるが、ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへと旅立ってしまう。

 

パーキンズ役をファース、ウルフ役をロウが演じ、ガイ・ピアース、ドミニク・ウェスト、ニコール・キッドマン、ローラ・リニーが脇を固める。
監督は英ロンドンの劇場ドンマー・ウエアハウスで芸術監督を務め、本作が長編映画初監督となるマイケル・グランデージ。(映画.comより)

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@TOHOシネマズ

簡単に。

テーマが面白そうなのと、コリン・ファースのファンであること、そして1930年代のNYの風景とファッションが好きなので観に行きました。

二人の何年にも渡る交流を、冬の季節のみで描いていたこともあり、NYやNY近郊のロケの沈んだ色調がシックでした。

ただ、内容は・・・もっと作家と編集者のぶつかり合いを描いていると思ったのですが、意外に淡白で、ちょっと食い足りなかったです。
それは、二人の関係を、個と個ではなく、甘えたでやんちゃな息子を見守る優秀な父親として、いわば擬似親子風に捉えており、芸術そのものを巡る確執を描いたシーンやエピソードが少なかったことです。

ジュード・ロウが、自己中心的な伝説の作家、トマス・ウルフを熱演していたものの、天才の伝記物にありがちな、共感を拒否する人物像であること、彼を取り巻く人々の苦悩にも入り込めなかったことも大きいです。

事実はどうであったかわかりませんが、この映画においては、編集者と作家という関係性に、仄かにホモセクシュアルを漂わせたのがポイントでしょうか。
二人の関係に、ニコール・キッドマン演じるウルフの愛人が激しく嫉妬するのは、その感情に感づいていたから。
コリン・ファースが、編集者としてウルフに去られた哀感の裏にある、恋人に去られた悲しみを静かに表していたように感じました。
この辺を深読みするのは面白いのですけれども、ウルフに負けず劣らす、この愛人も好きになれなかったです(汗

美しい映画ではあったのですが、見終わっ後・・・だから、どう?と思ってしまいました。
面白いと思った人、ごめんなさい。

で、こんだけ突っ込んでおきながら、原作を買ってしまった(^^;;
この時代のアメリカ文壇には、興味が持てたので。

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2016年7月10日 (日)

ブルックリン:映画 

2015年 アイルランド・イギリス・カナダ 112分 原題「Brooklyn」

公式サイト

原作:コルム・トビーン「ブルックリン」白水社
監督:ジョン・クローリー/脚本:ニック・ホーンビィ/製作:フィノラ・ドワイヤー、アマンダ・ポージー/撮影:イブ・ベランジェ/美術:フランソワ・セグワン/衣装:オディール・ディックス=ミロー/編集:ジェイク・ロバーツ/音楽:マイケル・ブルック
出演:シアーシャ・ローナン、ジュリー・ウォルターズ、ドーナル・グリーソン、エモリー・コーエン、ジム・ブロードベント、フィオナ・グラスコット、ジェーン・ブレナン、アイリーン・オイヒギンス、ブリッド・ブレナン、エミリー・ベット・リッカーズ、イブ・マックリン、ノラ=ジェーン・ヌーン、サマンサ・マンロー、ジェシカ・パレ、メラ・キャロン

Photo


1950年代、アイルランドからニューヨーク・ブルックリンにやってきた移民の少女の青春や揺れ動く心を、「つぐない」のシアーシャ・ローナン主演で描き、第88回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされたドラマ。
脚本は、「ハイ・フィデリティ」「アバウト・ア・ボーイ」の原作者で、「17歳の肖像」「わたしに会うまでの1600キロ」などで脚本家としても活躍する作家のニック・ホーンビィ。
監督は「BOY A」「ダブリン上等!」のジョン・クローリー。

大人しく目立たない性格の少女エイリシュは、妹の将来を案じた姉の勧めで、アイルランドの小さな町からニューヨークへとやってくる。それまでとはあまりに異なる大都会での生活に戸惑うエイリシュは、しかし、イタリア系移民の青年トミーとの恋をきっかけに大きく変わっていく。洗練されたニューヨーカーとして生き生きと日々を過ごすエイリシュだったが、そんな彼女のもとに故郷からある悲報がもたらされる。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

原作未読です。
この時代のファッションが好きなのと、しっとりとした作品のようだったので観に行きました。
各メディア絶賛の作品ですので、簡単に。

しみじみと紡ぎあげた作品。そして前評判通り、ヒロインを演じたシアーシャ・ローナンの存在感が素晴らしかったです。
繊細な感性を持った真面目で努力家の控えめな少女が、本当の意味での大人になるまでの、地味で平凡なストーリーに奥行きを与えている堂々たる風格に感じ入りました。
「つぐない」(2008)の主人公の妹、そして「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014)の可憐な恋人を演じていた女優さんということは、見終わったあと、公式HPで知りました。
この映画を演じるために体重を増やしたのでしょうね。計算されたあかぬけなさが作品の核となっていました。

周囲に流されたとかではなく、自分の決断であること、またその決断が原点回帰だったことの意味は大きい。
どちらを選んでも後悔することは絶対にあるでしょうけれども、この決断が心のより所になるはず。
しっかり生きていけるだろう女性の生き様を見るのは、快かったです。

歴史的背景やアイルランド移民がアメリカでどのようなスタンスだったのかは、肌感覚として全くわからないのですが、平凡だからこそ人種や時代を超えた普遍性を持った作品だと思います。
ロケシーンも素晴らしかったです。

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2016年2月26日 (金)

俳優 亀岡拓次:映画

2015年 日本 123分

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公式サイト

原作:戌井昭人「俳優・亀岡拓次」(文春文庫)、「のろい男 俳優・亀岡拓次」(文藝春秋)
監督・脚本:横浜聡子/撮影:鎌苅洋一/照明:秋山恵二/録音:加藤大和/音楽:大友良英
出演:安田顕、麻生久美子、宇野祥平、新井浩文、染谷将太、浅香航大、杉田かおる、工藤夕貴、三田佳子、山崎努、大森立嗣、野嵜好美、不破万作、戌井昭人、金子清文、平田薫、中沢青六、鈴木晋介、日向丈、メラニー、ガルシア・リカルド

人気演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、幅広い役柄をこなすことで注目される安田顕が脇役俳優役で主演し、不器用だが愛すべき男が巻き起こすユーモラスでハートフルな物語を描く。映画やテレビでよく見かけるが、作品名や本人の名前もすぐにはパッと浮かばない……そんな脇役俳優として活躍する亀岡拓次。泥棒やチンピラ、ホームレスと演じた役は数知れず、大作から自主映画まで、声がかかればどんな役でも応じる亀岡は、監督たちに重宝される俳優だった。お酒が趣味で、撮影現場と酒場を行き来する毎日を送っていた亀岡は、ある時、居酒屋の女将に恋をしてしまい……。自身も劇団を持ち、俳優としても活躍する作家の戌井昭人による小説「俳優・亀岡拓次」を、「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督が映画化。亀岡が恋に落ちる居酒屋の女将役を麻生久美子が演じるほか、染谷将太、工藤夕貴、三田佳子、山崎努ら豪華キャストが共演。(映画.comより)

@京都シネマ

ネタばれなしです。

原作未読です。この監督の作品は観たことがありません。
地味な方のチラシを見て、映画館まで行かずともDVDでもいいんじゃないかな、と思っていたのですが(ごめんなさい、でも、本音です)、その後予告編を見て、コメディ映画として期待できそうなので、観に行きました。

笑える箇所がいくつもあり、ほのぼのともしていたのですけれども、シュールさの方が印象に残りました。
亀岡拓次の心象風景を映像化したシーンが多かったためでしょう。
楽屋落ちネタは、あるようで、あまりなかったです。インディーズっぽさを狙った作品のようにも感じました。

ベタなコメディを思わせる予告編に釣られた人(汗)は多かったみたいで、小さい劇場とはいえ、2/3くらいは埋まってました。ほんと、大成功な予告編です。
観客のほとんどが50才以上。後ろに座られた人が、たまたま出会った友人に「問題作も見なきゃ、と思うのだけど、なんかほっこりしたくて」と話しておられたのを小耳に挟みました。

あと、公式サイトの「キャスト プロフィール」も、鑑賞意欲をそそるように作ってます。うまいです。

ちなみに公式に載っているキャストのほとんどは、友情出演的なワンポイント出演、中には姿を見せない人も。
麻生さんもワンポイントかと思ったら、さすがに話を〆る存在として、ちゃんとストーリーがありました。
というか、麻生さん演じる室田安曇と亀岡拓次の仄かな恋バナくらいしかストーリーらしいストーリーはないのですけれども。

思わず噴出してしまうセリフも多く、また、亀岡拓次のリアルな生態は場内、ウケていました。
しかし、わかりやすい笑いで観客に寄り添ったかと思うと、次の瞬間、心象風景に唐突にチャンジして、突き放す。
流れとしては、昔のミュージカル映画のような感じ。
ミュージカルは「突然、歌いだす」のですけれども、この映画は「突然、お芝居が始まる」。
このお芝居のシーンが現代劇というか、シュールなので、戸惑う人もいたんじゃないかな、と思いました。
ほのぼの、と書きましたが、ひんやりとした感触も受けました。戸惑わせ、ひんやりさせる映像が緊張感を生んでいたように思います。

戸惑いを感じつつも、安田さん演じる亀岡拓次から漂う、ずっと脇役をこなしてきた空気感で最後まで見せてくれた作品だったとも言えます。

例え出番はわずかでも、この人がいるだけで現場が安定する、皆から信頼される俳優。
卑屈でもなく、気負っているわけでもなく、夢を捨てているわけでもなく、いわゆる"ヨゴレ゛では決してない、愚痴も一切言わない。でもどこか、醒めているかもしれない・・・

大御所監督とのエピは、脇役伝説のひとつなのでしょうけれどもジンとしましたし、舞台の大女優の一言も重く、その言葉を受け取った亀岡拓次のポツネンとした姿も印象的でした。

後、懐かしい雰囲気を取り混ぜた大友さんの音楽の使い方も良かったです。映像をうまくリードしてました。

ストーリーテラーというか、話の展開で驚かせてくれる作品の方が好みなのですけれども、過剰な湿り気の一切ない、ナンセンス感覚は面白く感じました。
監督のテンポ感、世界観を共有できる人は癖になると思います。

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2015年12月18日 (金)

母と暮らせば:映画 簡単感想

2015年 日本 130分 

公式サイト

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監督:山田洋次/脚本:山田洋次、平松恵美子/企画:井上麻矢/プロデューサー:榎望/撮影:近森眞史/美術:出川三男/照明:渡邊孝一/編集:石井巌/録音:岸田和美/音楽:坂本龍一
出演:吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、加藤健一、広岡由里子、本田望結、小林稔侍、辻萬長、橋爪功

小説家・劇作家の井上ひさしが、広島を舞台にした自身の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語を、日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督が映画化。主人公の福原伸子役を「おとうと」「母べえ」でも山田監督とタッグを組んだ吉永小百合が演じ、その息子・浩二役で二宮和也が山田組に初参加。「小さいおうち」でベルリン国際映画祭銀獅子賞(女優賞)を受賞した黒木華が、浩二の恋人・町子に扮する。1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二が現れる。2人は浩二の恋人・町子の幸せを気にかけながら、たくさんの話をする。その幸せな時間は永遠に続くと思われたが……。(映画.comより)

@MOVIX

寅さんシリーズはあまり好みではなかったのですが、前作「小さいおうち」が良かったので、観に行きました。
前知識は、原爆で亡くなった息子が、3年後に母の前に現れる、という設定のみ。

後半ネタばれありの、簡単感想です。
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幽霊となった息子、浩二が現れるたびに、冒頭のシーン、あの直後に逝ってしまったのだという現実が、重く切なくフィードバックしました。

とは言え、中盤までは、当時の世相スケッチを挟みつつ、伸子の日常を淡々と描いていて、すこし退屈でした。
いや、退屈と言うより、映像とリズムが素晴らしすぎて、まったりしすぎてしまった、と言ったほうが良いかもしれません。

夫を病で早くに亡くした後、長男はビルマで戦死、次男は原爆で逝ってしまった。
今は独りぼっちだけれども手に職を持っていて、親切な隣人がいて、息子の恋人だった娘に何くれとなく世話をしてもらい、がさつだけれども根は優しい闇屋のおっちゃんが気にかけてくれる。
惨劇は過去とのものとなりつつある、ほんわかとした時間が流れている世界。

しかし、ラストにかけて、まったりしているように見えた世界が、伸子にとっては寒々しく孤独な世界だったことが、静かにじわじわと伝わってくるのです。

ほっとした予定調和のうちに終わると思っていたので、粛然としました。

闇屋の通称「上海のおっちゃん」は寅さんへのオマージュでしょう。
伸子が、無教養で無神経なおっちゃんこそ、今一番正直な人、と信用していることを含めて。

黒木さんは期待通りでした。
夏の盛り、スカートを翻して部屋にあがる少女。裾から白いシュミーズがちらりと見えたのがとても印象的でした。
そして数ヶ月、新年を迎えた時はしっとりと着物が似合う女性に。
自然な佇まいが、実に上手い女優さんです。

二宮さんは、生きていた時のままの、生き生きと朗らかな青年が、自分はもう死んでいること、もう無力であることに涙するシーンが胸うちました。
涙を流すと消えていくシーンが、たまらなく寂しい。

吉永さんは。
この映画のヒロインを演じられるのは吉永さんしかいない。
漂ってくる母性と女性のオーラが物凄かったです。

まったりとした展開からじわじわと孤愁が漂ってきて、ラストには孤独が鋭い痛みとなって心に刺さる。

浩二や浩二の兄、川上教授・・・彼らを襲った出来事が、ひたすら恐ろしいです。
そして恐ろしい、ということを絶対に忘れてはいけない。

また一つ、良き日本映画を観させてもらいました。

ここから、感想のみですが、ネタバレを書きます。
ご注意くださいませ。

2_2


浩二は本当に幽霊となって現れたのか。
伸子の願望が作り出したのか。
死期が近づいたことを無意識に感じた伸子が呼び寄せたのか。
浩二は伸子を迎えるために神に使わされた使者だったのか。
浩二の姿をした死神に取り付かれたから伸子は死んでしまったのか・・・これはないかな(汗

どう解釈するかは人それぞれでしょう。

終盤、他人でさえ伸子の体が弱っていくことに気がつくのに、浩二が全く頓着しないのは、幽霊ならではの無邪気さなのか、と思いました。
しかし、いったん立ち去りかけて、伸子の下に戻ってきた浩二の表情は、それまでの、生前の姿そのままの浩二ではない。
父や長男を含め、先に逝った人々を代表して迎えに来た、何者か。

可哀想に、と、一人で死んでいた伸子を抱きしめる富子に、一人じゃなかったんだよ、と思いかけて。
いや違う、現実は、一人だった。
そして、一人で死ぬことが、可哀想なのではないのだと。

避ければ避けれたはずの戦争によって、突然切り取られてしまった未来の中で、一人生きなければならなかった伸子の孤独。
例え本当に幽霊の浩二が死ぬ間際、そしてあの世までともに行ってくれたとしても。
伸子が見たかったのは、今、そして未来を生きている浩二だった。

やっと逝ける、という言葉が、重い余韻となりました。

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2015年10月10日 (土)

冬のライオン:BS

1968年 英国 137分 原題「The Lion in Winter」

監督:アンソニー・ハーベイ/原作・脚本:ジェームズ・ゴールドマン/製作:マーティン・ポール/製作総指揮:ジョセフ・E・レビン/撮影:ダグラス・スローカム/美術:ピーター・マートン/編集:ジョン・ブルーム/音楽:ジョン・バリー
出演:ピーター・オトゥール、キャサリン・ヘプバーン、アンソニー・ホプキンス、ティモシー・ダルトン、ナイジェル・テリー、ジョン・キャッスル、ジェーン・メロウ、ナイジェル・ストック

1183年、クリスマスがせまるある日の夜。イギリス国王ヘンリー2世は、後継者を決めるために一族を召集した。三人の息子のほか、幽閉の身である王妃エレノア、さらにフランス国王フィリップとその姉でヘンリーの愛人であるアレースも参加した。
ヘンリーは三男ジョンを、エレノアは長男リチャードをそれぞれ推薦し、次男ジェフリーとフィリップはよもやの機会を虎視眈々と伺う。やがて、息子たちの策謀や堕落した姿に失望したヘンリーは、彼らを地下牢に閉じ込め、自ら処刑に及ぼうとするのだが…。(amazonより)

3年ぐらい前に録画していたのを、何となく視聴しました。
中学生の時に1度TVで観ています。

当時イングランドの歴史知識は限りなくゼロ。ピーター・オトゥールとキャサリン・ヘップバーンが観たかったんだと思います。
ヘンリー二世もとエレノア(アリエノール、エリナーとも)のことを何も知らなくでも、二人の迫力が凄くって、ぐいぐいストーリーに引き込まれました。
この映画がきっかけでイングランド史を調べるようになった、思い出の作品です。

中世の、食うか喰われるかという荒々しい時代を背景にしたヘンリー二世を巡る家族及び人間関係は、知れば知るほど面白い。
次第にイングランド王家家系そのものにも興味が及んでいったのでした。

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さて、以来久しぶりに視聴して。
アングルやお化粧などに時代は感じたものの、やっぱり力強くて面白い映画く、兄弟の軋轢などの細かいストーリーは忘れていましたので、新鮮でした。

母に寵愛される、ヴァイオレンスなリチャード(年上の兄弟はすでに病死)、父に偏愛される、誰もがうすのろと思っている末っ子「Lack Land」ジョン。父からも母からも全く無視される真ん中のジェフリー。
この三人の王子たちが権力と父母の愛というか贔屓を巡っていがみ合い、利益が関われば手を結ぶのです。

ジョンが王に相応しくないことを熟知している父、ヘンリー二世。ジョンを含め誰も信用していないが故に、自分が長生きして国を治め続けることが最大の野望となっている。
自分の故郷、アキテーヌに執着する母、エレノア。夫から取り戻すためには手段を選びません。自分を慕うリチャードの対抗心をたくみに操ります。
父に愛されたくても愛されない、母を愛しながらも母のしたたかさを熟知しているリチャードは、老夫婦の命を賭けた大喧嘩に翻弄されるのです。
ただ一人蚊帳の外のジェフリーは、愛されないことを嘆きながらも夫婦&親子喧嘩の間を風見鶏のように動き、あわよくば王位も手に入れようと試みる。
リチャードたちの義理の弟、フランス王フィリップ二世はそんなイングランド王家の確執を冷ややかに眺め、領地奪還のチャンスを狙っている・・・

シェークスピアっぽい話ではあります。
登場人物が少ないのにも関わらず、人間関係がややこしいです。特にフランス王とイングランド王家の関わり、アキテーヌの価値がわかりにくい。
しかし歴史的背景を何も知らずに観ても、肉食系重量級の人間ドラマの感触は損なわれません。

なんと言っても圧巻なのは、ヘンリー二世と11才年上の姉さん女房のエレノアの愛憎入り混じった丁々発止の駆け引きです。

エレノアとの婚姻によってフランスのほとんどの領地を手に入れたヘンリー二世でしたが、浮気を重ね、妻を幽閉してしまう・・・と書くとエレノアが一方的な被害者のようですが、反乱を企てるしたたかな女性なのです。

この二人は政略結婚ではない、年の差を超えて熱烈に愛し合っていた。
その愛の記憶が、本音と建前、真実と嘘がモザイク状に入り混じる会話の中で、時折仄見えたかと思うと、たちまちお互いの我執に吹き消されてしまう。
しかし、長年に渡って裏切り合いながらも、敬意を持ち合っている。それが愛といえるのかどうか。

かつては同志だった夫婦の複雑さを演じきったP・オトゥールとK・ペップバーンに感服です。

1度目の時に、主役二人以外で、フランス王を演じたティモシー・ダルトンという若い男優さんが気になったのですが、その後、4代目007になった時、イメージが変わっていてびっくりしたことを思い出しました。

今回見ての新たな発見は、哀しげな獅子王リチャードを演じていたのがアンソニー・ホプキンスだったことです。全く知りませんでした~。

ちなみにP・オトゥールは本作の4年ほど前にも「ベケット」で若き日のヘンリー二世を演じています。DVDは発売されていないようです。中古市場に1枚も上がってこないので。探し方が悪いのかな。残念。
こちらも若い時に1度しか観ていないのです。いつかチャンスがあれば再見してみたいです。

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2015年10月 8日 (木)

バクマン。:映画 

2015年 日本 120分 


公式サイト

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原作:大場つぐみ、小畑健「バクマン。」集英社
監督・脚本:大根仁/製作:市川南/撮影:宮本亘/美術:都築雄二/編集:大関泰幸/音楽:サカナクション
出演:佐藤健、神木隆之介、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、染谷将太

「デスノート」の原作者・大場つぐみ&小畑健による大人気コミックを、「モテキ」の大根仁監督のメガホンで実写映画化。高い画力に恵まれながらも夢を持たず普通の生活を送ってきた高校生の真城最高は、同じクラスの秀才・高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われる。プロの漫画家だった叔父を過労で亡くした過去を持つ最高は漫画を描くことを拒否するが、思いを寄せる声優志望のクラスメイト・亜豆美保と交わした約束をきっかけに漫画家を目指すことに。週刊少年ジャンプでの連載を目標に漫画づくりに励む最高と秋人は、敏腕編集者・服部に才能を認められ漫画家としての第一歩を踏み出す。しかし、そんな2人の前に同年代の天才漫画家・新妻エイジが現われる。最高役を佐藤健、秋人役を神木隆之介、亜豆役を「渇き。」の小松菜奈が演じ、共演には山田孝之、リリー・フランキー、宮藤官九郎ら個性派キャストが集結した。 (映画.comより)

@MOVIX

原作未読です。
ジャンプはほとんど読んだことがありませんけれども、マンガ読者歴=ほぼ年齢です。
マンガを描く方は、遠い昔にペン入れに挑戦したところで、挫折。今思えば、何と無謀なことをしたのだろう(大汗
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「友情」「努力」「勝利」を軸にした波乱万丈のストーリーが抜群のテンポでタイトに描かれていて、マンガに親しんでいない人でも、面白いと思います。
まだ公開直後ですので、ネタばれなし、取りあえず感じたことをバラバラと書き留めておきます。

面白いと思った最大のポイントは。
お仕事ドラマって仕事そのものより、人間関係を描くことでごまかしてしまう作品が多い中、マンガを描く、ということを中心に描いていること。
この地味な作業を、聴覚、視覚を駆使して実にアクティヴに描いていました。
特に、ペンを走らせる音がビートと同期していくシーンはわくわくしました。

マンガを描く、という動作や気持ちを咀嚼した佐藤さんたちの佇まいがあってこそ、「マンガを描く」というテーマに絞れたのだとも思いました。
マンガ家という静の職業を描いて、佐藤さんと神木さんの身体能力の高さを感じさせているのも出色で、スポ根ドラマさながらの躍動を感じました。
叔父以外の家族や教師など、マンガに関わらない人物を一切排除した構成もまた、ドライブ感を生んでいたと思います。

特殊撮影のシーンは予想以上に面白かったです。机に向かうシーンがほとんどの最高と秋人、そしてエイジの身体能力の高さが堪能できました。
こういった視覚的な新しさが効果的なのも、多少デフォルメはされているものの、マンガ家たちが地味な努力を重ねる姿や、集英社編集部のロケから漂うリアル感など、アナログな部分がしっかりしていたからだと思います。

矢柴俊博さん、本多力さんたちと、何気にメンツが凄い編集会議。
地味なシーンでしたが、丁寧さが伝わってきました。こういうシーンをきちんと撮っているのも心地よかったです。
編集者たちの熱意、宮藤さんの自然さ、リリーさんの落ち着きなど「大人」の人々が、作品を引き締めていました。

一方、サイコーたちのライバルのマンガ家たち。
敵役デフォルメの染谷さん。
新井さんは美味しい役どころ(笑
桐谷さんが佐藤さんの隣にいるだけで安心してしまいます。
安定の皆川さん演じる中井には、ぜひ復活・・・(しまった、以下自粛)

それぞれ登場した瞬間に、どんなキャラなのかが伝わってきました。
キャストの皆さんの個性もあるだろうけれども、その個性を短いシーンで的確に撮っていたと思います。どんなに個性的なキャラも、演出及び撮り方次第では埋没してしまいますから。

そして山田さんの善悪併せ持つ存在感。
ぷっくりした唇がちょっとエロい、イノセントなファム・ファタールといった佇まいの小松さんについては、佐藤さんが完成報告トークショーで言っていた「映画を観ていて突然、小松ちゃんのCMが流れるみたいなことになっています(笑)。 」(公式サイトより)につきます。うまいこと言うなあ(笑

佐藤さんと神木さんのコンビネーションは期待以上でした(^^

週間連載を抱えるマンガ家の過酷な実態・・・内臓はさ、ちゃんと治さないと!、て、思わずペンを引ったくりたくなりました。
サイコーとセイジが対峙するクライマックスは、マンガがテーマなればこそで、サイコーの涙に思わずもらい泣き・・・これ以上はネタばれなので書けませんけれども、あの瞳からの涙ポロリは反則です~

新しい分野を題材にしての、上質な青春エンターティメント映画。エンドタイトルも気が利いていて楽しめました。
作りこんでいる細部をじっくり観たいので、DVDが発売されたら買っちゃうかも(^^;;

お薦めです。

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※鑑賞した佐藤さんの映画と舞台の一覧(TV及び感想を書いていない作品は除く)

劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン
ROOKIES -卒業-:映画
トリック 霊能力者バトルロイヤル:映画
BECK:映画
ロミオとジュリエット:舞台
「るろうに剣心」(2012):映画
リアル 完全なる首長竜の日:映画
カノジョは嘘を愛しすぎてる:映画
るろうに剣心 京都大火編:映画
るろうに剣心 伝説の最期編:映画

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2015年6月24日 (水)

6才のボクが、大人になるまで。:映画

2014年 アメリカ 165分 原題「Boyhood」 PG12

6

公式サイト

監督:リチャード・リンクレイター/脚本:リチャード・リンクレイタ/製作:リチャード・リンクレイター、キャスリーン・サザーランド/製作総指揮:ジョナサン・セリング、ジョン・スロス/撮影:リー・ダニエルシェーン・F・ケリー/美術:ロドニー・ベッカー/編集:サンドラ・エイデアー/音楽監修:ランドール・ポスターメーガン・カリアー
出演:エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレイター、パトリシア・アークエット、イーサン・ホーク

『ビフォア』シリーズなどのリチャード・リンクレイター監督がメガホンを取り、6歳の少年とその家族の12年にわたる軌跡をつづった人間ドラマ。主人公を演じた新星エラー・コルトレーンをはじめ、主要人物4人を同じ俳優が12年間演じ、それぞれの変遷の歴史を映し出す。主人公の母をパトリシア・アークエット、母と離婚しアラスカに行ってしまった父をイーサン・ホークが熱演。お互いに変化や成長を遂げた家族の喜怒哀楽を刻み付けた壮大な歴史に息をのむ。 (YAHOO!映画より)

@京都シネマ

一般公開されたのは少し前ですが、映画館企画の「名画リレー」でかかったのを観に行きました。
観てすぐに感想を書いたのですけれども、アップし忘れていました。

ほぼネタばれなしで短く書きます。

早すぎた結婚で二人の子供を産んだ後、離婚した母親、オリヴィア。
知的で生活力のある、逞しい女性なのですけれども。
男を見る目がないのか、それともアメリカにおけるアルコール中毒者の比率が多いのか。
彼女の度々破綻する結婚生活で迷惑を被る子供たち。
その度に自分たちが築いてきた世界・・・友人だけでなく、家族をもぎとられるのですから。
それでも、彼らが生きていくには、そのいう環境を受け入れざるおえません。
社交的な姉、サマンサと自分に閉じこもりがちの弟、メイソンはそれぞれの生き方で対応していきます。

ということで、12年の歳月を実際に12年かけて撮った作品。

評判の高い映画のようですが、正直言って、自分には、あんまりピンとこなかったです(大汗
時を積み重ねただけで、エピソードの繋がりに欠けていたよう思えたのです。
セミ・ドキュメンタリーとして見ればいいのでしょうが、ドラマとしては、うーん、どうなんだろう、と。

例えば、別れた義姉弟たちはどうなったのだろうとか、メイソンとやんちゃな友達たちのちょっと陰湿な関係などなど。
あまりドラマチックに構築されても引いてしまったとは思いますが、もう少し有機的な伏線及びオチを設けて欲しかったです。

子供にとっての12年は長いです。
本作は、子供たちの成長を、ほぼドキュメントに近い形で撮るのが意図ですから、プロになりきってはいけない努力が必要とされる場面もあったかも。

メイソン役のエラー・コルトレーンは、1年のうち少しづつとは言え、自分の内面をカメラに晒される生活をよく耐えたと思います。
一方サマンサの方は、途中からカメラの前にはあまり立ちたくなくなったように感じました。
思春期を迎えて無口になるのは、キャラ設定ではなく、キャスト本人の気持ちに合わせたように思います。

少しネタばれになりますけれども・・・一番印象に残ったのは、旅立つ息子の前で涙するオリヴィアです。
息子が自分の手を離れていくことが悲しいのではない、可能性をいっぱい持った息子比べて、自分が持っている時間の少なさに涙するオリヴィア。
なんと生きることに貪欲な人だろう。
キーパソンではあったけれども、サブポジションにいたオリヴィアが、本当の主役だったように感じました。

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2015年5月23日 (土)

バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡):映画 簡単感想

2014年 アメリカ 120分 原題「Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)」  PG12

Photo

公式サイト

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ/脚本:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー/製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ジョン・レッシャー、アーノン・ミルチャン、ジェームズ・W・スコッチドープル/撮影:エマニュエル・ルベツキ/美術:ケビン・トンプソン/編集:ダグラス・クライズスティーブン・ミリオン/音楽:アントニオ・サンチェス
出演:マイケル・キートン、ザック・ガリフィアナキス、エドワード・ノートン、アンドレア・ライズボロー、エイミー・ライアン、エマ・ストーン、ナオミ・ワッツレズリー

「バベル」「21グラム」など、シリアスな人間ドラマで高い評価を得ているメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がダークファタジーに挑戦。第87回アカデミー賞では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した。
「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を、「バットマン」のマイケル・キートン主演で描いた。
かつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。レイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出も主演も兼ねて一世一代の大舞台にのぞもうとした矢先、出演俳優が大怪我をして降板。代役に実力派俳優マイク・シャイナーを迎えるが、マイクの才能に脅かされたリーガンは、次第に精神的に追い詰められていく。(映画.comより)

@MOVIX

「バードマン」の元ネタであり、ティム・バートンらしさに満ち満ちていた「バットマン」2作は、DVDを買ってしまうほど大好きですが、ジョーカーやキャットウーマン、ペンギンといった悪役たちが強烈過ぎて、バットマンがアイコンしてまっていた記憶しかありません(大汗
バートン作品だけでなく、悪役の方が目立つのが「バットマン」シリーズの特徴で、だからこそ長く作り続けられるのだろうな、などなど思いつつ、見ました。

ネタばれあります。ご注意ください。

伝統はあるけれども、ステージ以外はどこもかしこも薄汚い小屋で、口汚い言葉の応酬で繰り広げられる、俳優たちの葛藤。

その昔、アル中を主人公にした映画はオスカーを取れる、というジンクスのようなものが囁かれていたそうですが、そのライン上にある作品でしょう。

俳優としても追い詰められているだけでなく、舞台がコケたら破産してしまう、という切羽詰った状況にある主人公、リーガン。
そんなリーガンの神経を、代役でやってきた、生粋のブロードウェイ俳優のマイクが逆なでします。
プレビュー公演でアドリブを連発するマイクに、ついていけないリーガン。
舞台俳優としては完敗。
加えて、マイクと娘がいちゃつく姿まで見てしまうのです。
そして、プレビュー最後の日に、アクシデントに見舞われ、ズタボロになってしまうリーガン。

とどめは、緊張の極にある本公演前日に、大御所の女流批評家から、舞台は観なくてもわかる、ハリウッドなど絶対に認めない、あなたは俳優じゃない、と言い切られてしまったこと。
幕が上がる前に、全てが終わってしまったようなものです。

リーガンの精神が不安定になるたびに、かつて自分が演じていたバートマンが現れ、囁く。
戻って来い、と。

サブタイトルは、本公演を観た女流批評家がタイムスに掲載した批評の一節です。
製作相棒のジェイクは喜んでいましたが、果たして彼女は俳優リーガンを認めたのか、どうか。
認めていない、と自分は感じました。観客を感動させたのは、演技ではない、パフォーマンス。
リーガンもそう捉えたように見えました。

金を集め、舞台を一から作り、演じる者の努力など、何の価値も無い世界。
努力など、みんなやっている。ようは、素晴らしいステージであるかどか、だけ。
そんな世界から、それでも演者であり続けたい業から、忘れられたくない、という渇望から、ふと心を解き放った時・・・

主人公の追い詰められ方が痛々しすぎて、その心に寄りうことを拒否しつつ観てしまいました。

また、登場人物たちのほとんどが肉食系で我が強いことにも、疲れました。
皆、我が強いも関わらず生気が感じられない。なので、ゾンビのようでもありました。
本作が死者、もしくは死へ道のりを描いているためなのかもしれません。
レクイエムのような作品でした。

幻惑の入り混じった作り上げられた映像はさすがでした。
主なBGMがドラムだけ、というのも効果的。

ドラムのBGMと言えば、先日見た「セッション」もそうでした。
「セッション」の方が、エネルギーに満ちている分、主人公たちの嫌らしさを受け止めれた気がします。

ちなみに、「マジックムーライト」でヒロインを演じたエマ・ストーンが出演していたことを知りませんでした。
目のでかさで、途中から気がつきました。ほんと、でかい。

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2015年3月20日 (金)

パリよ、永遠に:映画 (付「パリは燃えているか」メモ)

2014年 フランス、ドイツ 83分 原題「Diplomatie」

Photo

公式サイト

原作:シリル・ジェリー
監督:フォルカー・シュレンドルフ/脚本:フォルカー・シュレンドルフ、シリル・ジェリー/製作:マルク・ド・ベイゼール、フランク・ル・ウィタ、シドニー・デュマ、フランシス・ボーフラッグ/撮影:ミシェル・アマチュー/美術:ジャック・ルクセル/編集:ビルジニ・ブリュアン
出演:アンドレ・デュソリエ、ニエル・アレストリュプ、チャーリー・ネルソン、ジャン=マルク・ルロ、シュテファン・ビルケニング、トマシュ・アーノルド

ナチス・ドイツ軍占領下のフランスを舞台に、パリ破壊を命じられたドイツ軍将校と、パリを愛するスウェーデン総領事が繰りひろげる攻防を描いた歴史ドラマ。実話に基づいたシリル・ゲリーによる戯曲を、「ブリキの太鼓」「シャトーブリアンからの手紙」の名匠フォルカー・シュレンドルフが映画化した。1944年8月25日。パリ中心部に建つホテル「ル・ムーリス」で、コルティッツ将軍率いるナチス・ドイツ軍が、ヒトラーの命令を受けパリの歴史的建造物を爆破する作戦を立てていた。そこへ、パリで生まれ育ったスウェーデン総領事ノルドリンクが現われ、作戦を食い止めるべく説得を開始する。しかしコルティッツ将軍は妻子を人質に取られており、作戦を実行せざるを得ない立場にあった。ノルドリンク総領事とコルティッツ将軍を演じるのは、舞台版からの主演コンビである「あるいは裏切りという名の犬」のアンドレ・デュソリエと、「戦火の馬」「真夜中のピアニスト」のニエル・アレストリュプ。(映画.comより)

@京都シネマ

「パリは燃えているか」(1966)という、当時のフランスのオールスター映画を観たことがあり、同じ出来事を違った視点で描かれている、ということで、観に行きました。

ネタばれなしの簡単感想です。

序盤を除いてのほとんどが、ノルマンディ上陸後、ヒトラーからパリ殲滅を命じられた、誇り高きプロシア軍人の家系の出であるコルティッツ将軍と、何とか阻止しようとする中立国スウェーデン総領事、ノルドリンクの駆け引きという、舞台そのままであろう、二人芝居でした。
お二人とも全く存じ上げない俳優さんでしたが、すごいパワーを感じました。

パリを破壊すること、非戦闘員である市民を殺すことを非難するノルドリンクに、連合軍だってドイツの都市を無差別攻撃しているではないか、と反論するコルティッツの会話には、どんな戦争にも共通する恐ろしさを感じました。
殺される側にとっては正義も悪も関係ないのです。

結果もそこに至るまでの経過もわかっている伝記物や歴史物は、あれこれ詰め込みすぎた挙げ句、ドキュメンタリーには遠く及ばないものになってしまうことが多いのですが、この作品は、登場人物二人の対決に絞りきることで「パリ解放」という史実を描きつつも、時代や国を問わない、普遍性を持ったドラマになっていたと思います。
また、徐々に観客に抱かせる"疑惑"を仕掛け方には、舞台劇らしいエンターテイメントを感じました。

原題「Diplomatie」とは「外交」という意だそうで、このタイトルには皮肉ともに、矛盾を抱えつつも、武力ではなく交渉で国を救う、という矜持を感じました。
でも、見終わった後に残るのは、個人の命、人生が、国家の都合で何十万という人々の命と天秤にかけられてしまうことの理不尽さなのです。

ノルマンディーからヒトラー暗殺未遂事件、そしてパリ解放までの背景、歴史を知らずとも、面白く観れる作品だと思います。

一番感心したのは、83分という潔い上演時間です。
あと10分、いや5分でも長かったら、飽きたと思います。丁度よかったです。

戦争物ではあるけれども戦闘シーンはほとんどなく、歴史のある時間を切り取っての、いわば密室物で、ナチスドイツの軍人という"悪役"と、パリを救わんとする"正義の味方"の、対立から理解・・・と揺れ動くさまを、会話の応酬で描く流れは、三谷さんぽい感じがしました。

で、ちょっと配役を想像してみました。
将軍役は西田さん、もしくは、ちょっと年は上だけれども伊東さんで決まり。
しかしノルドリンク役が思い当たらないのです。
男前でお洒落で品格のあるロマンスグレー、というだけではない、政(まつりごと)を裏で操るしたたかさを表現できる人。
佐藤さん?役所さん?中井さん?いやいや小日向さんも・・・なんて思いつつ帰路に着きました。

以下、「パリは燃えているか」について。

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まず、映画です。
この4月(2015年4月)にやっとDVDで再発売されるとのこと。
メモっておきます。

この映画の4年前、1962年に、アメリカ主導で、監督を含めて、米・英・仏・独のそれはそれは豪華なオールスターによるノルマンディー上陸作戦を描いた「史上最大の作戦」が公開されており、原作者が同じであることと、同じく記録映画を使っているのと、キャスティングのゴージャス感も同じですので、「史上最大の作戦」の後日談として観ても、面白いです。
こちらにもアメリカ資本は入っているのですけれども、テーマが「パリ解放」、かつ、これだけフランス映画の粋が集まっては、さすがに口出ししにくかったような雰囲気と、フランスサイドの「史上最大の作戦」=「アメリカ」への対抗心がチラチラ見えるのも一興。

監督が「禁じられた遊び」「太陽がいっぱい」のルネ・クレマンなのは知っていたのですが、脚本にコッポラが参加していたのを知ったのはわりと最近です。

初めて見たのはローティーンの頃、TVにて。
監督や脚本家が誰かなんてもちろん関係なく、"オールスター"に惹かれて見ました。映画好きな年上の兄弟が「スクリーン」を定期購読しており、知識だけは豊富なガキだったんです。

しかし。ミーハー心も吹き飛ぶ異様な迫力に圧倒されてしまいました。ドキュメンタリーのフィルムが挿入されていたこともあるでしょうけれども。
あるレジスタンスを描いた暗い画面はずっと記憶に残っています。
演じたのはジャン=ルイ・トランティニャン。この映画で名前を覚え、主題歌が大ヒットした「男と女」のリバイバル上映の時に駆けつけました・・・こちらはお子ちゃまには理解不能な映画でした(汗

そして数年前、何十年ぶりかに、レンタルショップでたまたまビデオを発見、何となく再見しました。
ドキュメンタリータッチと見せながら、すごく作り込まれた陰影のある映像と、オールスターの利点を最大限に活用した人間ドラマであることを再認識、改めて感動しました。レジスタンスのエピも映像も全く色あせず。ああ、トランティニャンのなんと若いこと。

おもなキャスティングを書き出しておきます。
順不同で、アメリカからはカーク・ダグラス、グレン・フォード、ゲルト・フレーベ、ロバート・スタック、オーソン・ウェルズ、アンソニー・パーキンス。
フランスからはイヴ・モンタン、ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロン、レスリー・キャロン、シャルル・ボワイエ、ジャン=ピエール・カッセル、ミシェル・ピコリ、ジャン=ルイ・トランティニャン、シモーヌ・シニョレ。

特にフランスサイドのキャスティングは、古い映画が好きな人なら感涙ものです。
イヴ・モンタンとシモーヌ・シニョレが夫婦だったって・・・もう神話ですなぁ。

そして、人気絶頂期のアラン・ドロンとJ・P・ベルモンドが共演していること。
デビュー当時に端役で一度共演したあと(「黙って抱いて」 1958)、アラン・ドロンが「太陽がいっぱい」「若者のすべて」( 1960)、J・P・ベルモンド「勝手にしやがれ」(1959)という映画史に残る傑作で、それぞれフランスで、いや世界中で売れっ子になった最中の、ガチでライバルだった二人の、共演なのです。
ま、同じシーンはほんの僅かだったのですけれどもね。
それでも当時のファンはこの「夢の共演」に熱狂したそうな。フランスの俳優さんに一喜一憂するって、今では考えられないです。
ちなみに二人の本格的な共演は「ボルサリーノ」(1970)です。

ドイツの傀儡、ヴィシー政権と、亡命した人々で作られた自由フランス軍の対立、その自由フランス軍も決して一枚岩ではなかったこと、その確執が1968年の「五月革命」に影を落としているなど、この映画で学びました。

公開時は1966年、パリ解放からまだ22年。
その時の空気を知っている、中にはレジスタンスに参加していたキャストたちの、演じることを超えての緊迫感、それを引き出したクレマン監督の豪腕かつクールな演出と、モーリス・ジャールのテーマ曲が忘れられない名作です。

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原作も読みました。
大分前に読んだっきりなので、仔細な内容は忘れてしまってます(汗
クライマックスへの道のりを、同時刻にそれぞれの場所で何が起きているかを克明に描く「史上最大の作戦」と全く同じ形式で描いています。
時間を横割りする手法が徹底しているので、慣れると読みやすいです。ノンフィクションですので、トリックを警戒する必要もありませんし。

自分が持っているのは早川文庫版です。
絶版になっていたのが、ハードカバーで再刊されたそうです。
でも、ハードカバーでのそれぞれ2000円超えの上下巻は、高いんじゃないかなぁ(汗

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