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カテゴリー「□リーガルハイ(2013)」の10件の記事

2014年1月 6日 (月)

リーガルハイ(2013) 10話 最終話

公式サイト

古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)は、最高裁判所で安藤貴和(小雪)の差し戻し判決を得ることに成功。しかし、直後に古美門たちは貴和から弁護代理人を解雇されてしまう。古美門は裁判を自分たちが担当して以来、これまでの流れの裏に前回の高裁判決前、貴和と面会した吉永慶子なる人物が関与していたことに気づいた。その吉永が羽生晴樹(岡田将生)であることにも…。

 

黛が『NEXUS』に行くと、磯貝邦光(寛治)しかいない。羽生と本田ジェーン(黒木華)は姿を消している。その頃、拘置所の貴和に三木長一郎(生瀬勝久)と井手孝雄(矢野聖人)が面会していた。そこには、沢地君江(小池栄子)の姿も。三木たちを差し向けたのは羽生だった。(公式サイトより)

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ついに年を越してしまいました(_ _;;

セリフ、途中まで拾ったのですが、今更ですので(汗)、大幅にカットし、感想をまじえて書き残しておきます。

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二転三転する、息もつかせない展開でした。

前シーズンのように古美門が中心にいない、ということが、多くの人々に違和感を感じさせていたわけですが、それも全て確信犯であることを見事に証明してくれた最終回でした。

何より古美門自身が納得いっていなかったのです。
何故なら、1話の貴和の裁判での敗北を含めて、すべて羽生がなんらかの形で関与していたから、すべては、貴和を死刑ではなく、無期懲役にするために仕組まれたことだったから。

そういうことだったのかあ、と、得心しました。
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さて、お話をかいつまんで。

貴和に解任された古美門の代わりに弁護を依頼された三木事務所。
羽生曰く「できレースに加わってくれる人間」だから。あからさまな取引を持ちかける出なく、天性のひとたらしで早速WIN-WIN教信者にしてしまいました。

沢地だけがたぶらかされなかったのはさすが、というか、当然というか。
だって彼女は正義にも、人々の幸福にも関心がない。三木と古美門がいがみ合う姿を見ることが、何より大事なことなのですから。

前シーズンでは最終回まで、敵とも見方ともつかなかった彼女のモチベーションがよりはっきりした、とも言えます。
極北の検事に戻った本田の方が謎です。羽生にたぶらかされたクチなのでしょうか。

裁判の方は、さつきは貴和と金崎の娘であること。これが羽生の切り札でした。

冒頭からさつきのことを怪しく描いていました。

さつきの処遇をめぐって、羽生、黛、古美門のスタンスがいっそう明確になります。

事実よりも幸せな結末を人々に与えようとする羽生。
あとは事実を知ってしまった古美門たちの気持ち次第。
古美門に、戦って勝ちたい、相手を負かしたい、報酬や名声がほしい、という欲望を捨てれば、みんなが望む結末が得られる、と。

対して真実が大事、誰が傷ついてもそれが真実なら明らかにするべきだと、熱くなって立ち向かう黛。

古美門のスタンスは変わりません。
真実なんてどうでもいい、勝てばいい。

「服部の事務所運営資金着服」という古美門一座総出演の民事裁判で、何もわからず引っ張り出された貴和。

さつきが貴和の娘であること、貴和がさつきを手放した状況、さつきの心理状態を、DNA鑑定を持ち出して述べ立て始める古美門。
ついに、今まで翻弄されていた貴和を捕らえました。

法廷は服部の着服問題より、貴和が裁かれている例の事件が中心となって進んでいきます。
意義を唱えるべき相手側の代理人が黛なのですから、流れは止められない。
慌てて駆けつける羽生も、傍聴席では、なす術がありません。
.

面会室にて。

母親の顔になっている貴和を、もう、さつきはマスコミに追い掛け回されている、守るものはなくなった、と追い込む古美門。
さつきだけは巻きこみたくないと崩れる貴和を、思わず庇う黛に、「事実が大事なんだろう?」と、厳しい顔。
そうだけれども、依頼者を守ることも大事だ、と、黛。

「じゃあ、どうすりゃいい?」という古美門の問いに、「貴和さんを無罪にした上で、さつきちゃんも庇う。」と答えます。

そんなことができるのか。
ここまできたらやるしかない。

「何を?」

「新しい真実を作り上げる。」

厳しい古美門の凝視がしばらく続いて。

「正解だ。安藤貴和、最後の大勝負だ。」

.

貴和の弁護人に戻った古美門、黛と、検察の羽生との対決が始まりました。

古美門が法廷に戻った時点で、羽生は動揺しています。

まず、黛が、前の裁判で貴和の認めた「罪」の内容をすりかえます。
その罪とは。
毒薬を持ち込み、置いてきてしまったこと。
何より、二人を毒殺しよう思った時点で、紛れもなく殺人犯である。
しかし実行はしていない。

彼女の犯した罪は重い、断固厳罰に処すべきだ、毒物及び劇物取締法違反で。

「ただし、殺人は無罪です。」

言い切った、黛。

席に戻っての

「わたし、汚れてしまいました。」

は今シーズン屈指の名セリフかも。

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ここからはセリフの概略を書きます。

犯行の自供はなんだたったのか、殺そうとした気持ちが問題だとでもいうのか、そんな馬鹿な、と貴和を尋問する羽生。

「意義あり。いかなる証言も馬鹿な主張と揶揄する事は認められません。」

ここで古美門、立ち上がる。

でっちあげだ、裁判を冒涜している、と言う羽生に、何を持ってでっち上げだと断ずるのか、被告人の魂の叫びを否定することこそ冒涜だ、と反論します。

窮した羽生は「未必の故意」を思いつきます。
こうなることを予測してわざと毒を置いてきた、と。

あらら。古美門の思う壷。

「なるほど、ということは検察も彼女のこの証言を採用するわけですね、あなた方がここまで積み上げてきた証拠とは全くことなりますが。
ならばここまで一貫してなされた主張と証拠は全て間違いでしたと認めてください。
その上で未必の故意による殺人を証明する証拠を揃え一から起訴し直していただきたい。」

はい、羽生の負け。

動揺した羽生は貴和との取り引きを匂わすようなことを口走り、黛から、これもWIN-WINなんじゃないかな、と制されますが、もう、止まりません。
多くの人々を不幸にした貴和は、せめて十数年、刑務所内で悔い改めるべきだ、でないと不幸な人が増え続ける、なのになんだ、と、黛を責めます。

「まるで古美門先生のようじゃないか。」

「いけないか?」

「先生、あなたはいつも人間の欲望に火をつけ、争いをけしかける。極端で攻撃的な言葉を多用して説き伏せて。
愚かな人間ほど威勢の良い言葉になびきますからね。
人間の愚かさ、醜さを利用して勝ってきたのが、あなたの手法なんです。
でも、そこに幸せはありませんよ。ただ一時の快感があるだけです。
幸せは不本意でも面倒でも、お互いが懸命に妥協点を見つけ出すことでしかないのです。
争いを避け、みんなが幸せになる社会とはそういうことなんです。
相手に譲ること、与えることは勇敢で気高い人間でないとできない。
古美門先生、あなたが勝ちにこだわるのは、臆病だからだ。
違いますが。」

違わないと思う、と黛。

「だとしても。君には皆を幸せにすることはできない。」

かつて羽生たちが密かに和解させた人々が、その和解が仇となって今はかえって不幸になっている、と古美門。

「嘘だ。」
「その通り。だが、そうなるかもしれない。」

その時はまた救う、と本田。

「どうやって。」

「人間の純粋さを信じることです。醜さではなく、美しさを見ることです。誰しもそれを持っているから。」
「だはは、やっぱり君は救えないなあ。」

「僕のどこが間違ってるんです。」

「間違ってない、と思っているところだよ。

君は人間は愚かだと言った。
全く同感だ。どいつもこいつも醜く、愚かで、卑劣だ。」

今シーズンの依頼人たちの回想が流れます。

「わがままで勝手でずるくて、汚くて醜い底辺のゴミくずども、それこそが我々人間だ。」

「だから、それを導こうと・・・」

「それが違うんだよ、まずそこから降りろ。
自分も底辺の醜いゴミくずの一匹であることを自覚しろ。」

醜くない、と反論する本田。

「いいや、相当醜いねえ。
自分の理想の実現のために裁判を利用し、人をたらし込み、騙し、操る。」

自分の賢さにうぬぼれ、人のために尽くす自分が大好き。

「だかそれらは所詮君個人の欲望だ。」

皆から感謝され、あがめ奉られ、ファンができ、マスコミに騒がれる。

「だが君がやっていることはWIN-WINじゃない、小さなloserを一杯作って君一人がwinnerになることだ。

いいか、君の本性を教えてやるからよく聞け。

君は独善的で、人を見下し、いい男ぶった薄ら笑いが気持ち悪くて、スーツのセンスがおかしくて、漢字もろくに書けなくて、英語もサッカーもそれほどうまくない、でたらめな諺を作る、甘くてぬるくてちょろい、裏工作をしてみたらたまたまうまくいっただけの、ゆとりの国の(中略;;)

ばーかぁあ〜。」

ふう、堺さん、凄い。

「そんな酷いこと言わなくたっていいじゃないか。僕だって一生懸命やってるのに。」

あまりの罵詈雑言についに崩れ落ち、泣きむせぶ羽生の顔の下に手鏡を置く古美門。

「いい顔になったじゃないか。
人間の世界へようこそ。
もし、君がみなが幸せになる世界を築きたいと本気で思うのなら、方法は一つだ。

醜さを愛せ。」

判決は、無罪。
こうして古美門無敗神話は、保たれました。
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さつきの本当の気持ちも、さつきが貴和の娘であることも、明らかにされませんでした。

けれども、たびたび墓参りに訪れるさつき、そんなさつきを遠くから見守る貴和・・・貴和がさつきを守ろうとしたことだけは真実だと思いたいです。
そして、さつきが毒殺マニアでないことを祈るばかりです(^^;;

さつきのことがバレてから、急激に母親の顔になった貴和。
・・・どこまでが真実の顔なのか、演技なのか。貴和自身にもわからないのかもしれません。
貴和がどんな人生を歩んできたか、はっきり描かれることはありませんでしたが、女を武器にしてつつ、精一杯生きてきたように感じましたが、どうなのでしょうか。
それは見る方の感じ方、ということなのでしょう。

古美門パパは、これからも古美門の高い鼻をへし折るために、刺客を差し向けるようです。

今シーズン、黛は実に黛らしく成長しました。
古美門を倒すのは、やっぱり黛なのかも。そして服部さんはそれを期待しているように見えます。

オチは羽生がいつも思いつめて眺めていた写真でした。
黛を撮ると見せかけて、必ず端に古美門が写るように撮っていたのね。修学旅行の写真かっ(大笑)
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短くまとめます。

古美門の繰り広げた逆説的な弁論については、各話の感想で、セリフを拾うことで書いてきました。

今回の止めの言葉「醜さを愛せ」にしても、古美門の本心から来たものなのか、それとも羽生のウィークポイントを突くためだけの言葉なのか、謎です。
しかし、古美門がどういう気持ちで言ったにせよ、羽生にとってはまぎれもない真実だったわけです。

言葉で紡ぎきった古沢さんの世界を、全力で演じられた堺さんは、本当にすごかったです。

そしてお人よしで真っ直ぐな気持ちを持ち続ける黛の成長が、黛を明るくテンポ良く演じられた新垣さんと重なりました。

全話通じて、伏線の張り方、回収の仕方などの構造の確かさ、テンポの良さ、そしてキャスティング、キャストの皆さんの演技。
お見事でした。
もう、それしか言うことがありません。

キャスト、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

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2013年12月12日 (木)

リーガルハイ(2013) 9話

公式サイト

古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)は、上告を決めた安藤貴和(小雪)に面会。しかし、貴和は相変わらず殺人容疑については否定しない。また、地裁での判決前に面会に来た吉永慶子は、昔世話になった近所のおばさんと話す。それでも古美門は、最高裁では貴和の無罪を勝ち取ると言い放った。貴和が真実を何も話してくれないことを気にする黛に、古美門は打つ手をすべて打って無罪にすると、あくまで強気。だが、古美門のこだわりは、裁判の勝率を100%に戻すことの様子。(公式サイトより)

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前半は飛ばし気味に、細かいシチュエーションもカットしつつ、粗筋と感想をメモります。
セリフは概略です。
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ひとつ、人より良く喋る。
ふたつ、ふらちな弁護活動
みっつ、醜い浮世の鬼も金さえもらえりゃ無実にしちゃう
人よんで 「横わけ侍」

横わけ侍に刺客が。それは「吉永慶子」!

オープニングは古美門の見た悪夢でした。

さて。貴和は稀代の悪女として世間から大バッシングを受けています。

古美門は大手以外のマスコミに貴和が本当は心根の優しい女性であることをアピールし、黛には色仕掛けで羽生から情報を引き出せと命じます。

黛をNEXUSに行かせたのはこの時のためだ、と断言した古美門。
初耳です、と驚くも、抵抗なく実践する黛、やはり気持ちは古美門事務所の人間のままなのね。
しかし、色仕掛けが羽生に通じるわけもなく、失敗(笑)

公判が始まりました。

かつて自分が受け持った裁判で死刑判決が出たことを悔やんでいる、という羽生が傍聴。
あ、忘れてました、あの時はまだ検事だったんだ・・・

裁判官から検事出身者を除く、という荒手を使うも(恐らく;;)、何とか貴和の印象を良くしようと仕掛けた作戦がことごとく醍醐検事に論破される度に、かつてないダメージを受ける古美門。

古美門の論点は。
貴和は徳永の殺人及び徳永の娘の殺人未遂を犯したかもしれないけれども、ほとんどが状況証拠のみ。
唯一の物的証拠として提出された毒薬の空瓶すら、裏づけがあやふやである。
そんなことで死刑にして、人の命を奪っていいのか、ということ。

しかし、毒薬の空瓶が捏造である証拠もまた、ない、と醍醐検事。
貴和が殺人犯であることは、目撃証言などで明々白々であると。
無実が証明されない危険な殺人犯を野放しにしておくわけにはいかない・・・大意はこんな感じでした。

あなたは今まで駆け引きや弁論技術や策を持って裁判に勝利する手法をとってきた。
しかし、裁判はゲームではない。
罪を犯したものは償う。時には命でもって。

「それがこの社会で真っ当に生きる人々の民意だ。」

彼の弁論に拍手がおきます。

古美門とはいうと、前回負けたトラウマでいつもの調子が出ず、挙句の果てに法廷で昏倒してしまい、事務所に帰っても引きこもり状態に。
民意が恐い、とウルトラマンシリーズに登場する怪獣たちを唱えています。

何とか気持ちを引き立てようとするピグモン(笑)、ではなく、黛。
でも、だめーな古美門。
黛、奮起します。
判決を覆す重要証拠がある、と裁判官たちに半ばはったりをかまし、公判を再開させることに成功。

そのころ古美門事務所は、貴和を弁護した、ということで世間から大バッシングを受けていました。
ネットだけでなく、石を投げ込む輩、殺人予告ビラを貼る者・・・これが民意だ、全国民が敵なんだ、とますます怯える古美門。
公判が始まる前に繰り広げたプロパガンダ作戦が裏目に出た、と服部さん。

ついに黛は禁じ手を使います。それは、担当検事だった羽生から情報を得ること。
検察は何か不正を働いているのではないか、と詰め寄る黛。

守秘義務や職務規定より大事なことがあるはず。
あなたはいつも皆が幸せにするために動いてきたじゃない。

羽生は、検察側の隠し玉とおぼしき人物の名を書いたカードを、うっかり落としてしまった、と机の上に置きました。

その人物は徳永家の元家政婦で、今は優慶大学付属小学校の給食センターで働いている江上順子。

毎日校門の前で江上を待ち伏せし、真実を話してもらうよう、説得する黛。

貴和を恨んでいるのはわかる。
しかし、間違った証拠で死刑になったら。あなたが死刑のボタンを押すことになる。
その手で子供たちの給食を作り続けることができるのか?

前シリーズなら、ここで終っていたでしょうけれども、もう「朝ドラヒロイン」ではありません。証人になることの現実的な利点を提示しました。
それは、江上の夫が会社の金を使い込んでしまっために請求されている損害賠償を、綺麗にするお手伝いをする、ということ。

その帰り。
貴和、そして貴和の弁護人の古美門と黛を弾劾する一団に出くわした黛は襲われ、意識不明となって入院してしまいます。

ベッドに昏睡状態で横たわる黛を心配そうに見守る服部、蘭丸。
犯人は国民の敵、と襲ったそうで、江上の情報を教えた僕のせいかも、と悔やむ羽生。
しかし、黛をじっと見詰めていた古美門は、僕がやらせたことだ、このことをマスコミに大々的に報せろ、と静かに告げます。

公判が再開されました。

立ち直った古美門。
江上を証人に呼び、提出された毒薬の瓶が事件とは無関係であるだけでなく、警察と検察の捏造である可能性を立証します。

そして、貴和が徳永家の勝手口から出てきたところみた、という複数の目撃証言に信憑性がないことを指摘します。
本当は見えない所から見た、という証言。勝手口から出てくるというわずかな時間を目撃した証言が多すぎること。

勝手口から出てきた人間は、みな安藤貴和に見えただろう。それを望んでいるから。
人は見たいように見、聞きたいように聞き、信じたいように信じる。
検察もそうでしょう。

検察を侮辱した、と醍醐検事。

そう、侮辱した。なぜなら、証拠ではなく、民意に応えて起訴したからと、古美門。

「我々は公僕だ。国民の期待に応えるのは当然だ。」
「愚かな国民の、愚かな期待に応えなければならないのですか。」

愚かで、卑劣、と古美門。

傲慢だとやり返す醍醐検事。

「私は素晴らしい国であり、美しく誇り高い国民だと思っている。」

議論は貴和事件から逸脱しましたが、興味深い議論だと、裁判官は止めません。
こういうことってあるのでしょうか。裁判には全く無知なので知りませんでした。

「美しく誇り高い国民が、証拠もあやふやな被告人に死刑を求めますか。」
「本件の場合、有罪ならば極刑が相応しい。わが国においては、それは死刑だ。」
「生命はその者に与えられた権利です。それを奪うものは、たとえ国家であっても、人殺しです。」
「あなたが死刑廃止論者だったとは、意外だな。」

「いいえ、反対じゃありませんよ。
目には目を、歯には歯を、殺人には殺人を。立派な制度だ。
ただ、人知れずこっそり始末することが、卑劣だと言っているだけです。」

白昼堂々と。
青空の下、市中引き回しの上、磔、火あぶりにした上で、みんな一刺しずつ刺して、首を晒し、万歳三唱した方がはるかに健全だ。

「だが、わが国の愚かな国民は、自ら人殺しになる覚悟がないんです。
自分たちは明るいところにいて、誰かが暗闇で社会から抹殺してくれるのを、待つ。
そうすれば、これ以上死刑について考えなくてすみ、この世界が健全だと思えるからだ。」

「仮にそうだとしても、それもまた民意だ。」
「民意なら何もかも正しいのですか。」
「それが民主主義だ。」
「裁判に民主主義を持ち込んだら司法は終わりだ。」

醍醐検事が反論します。

「法は決して万能ではない。
その不完全さを補うのは・・・人間の心だ。
罪を犯すのも裁くもの、人間だからだ。
多くの人々の思いに寄り添い、法と言う、無味乾燥なものに血を通わせることこそが、正しい道を照らす。
裁判員裁判は、まさにその結実だ。

そして本件において我々が下した決断は、安藤貴和は、死刑に処すべき、というものだった。
愛する家族と友人と子供たちの、健全なる未来のために。

これこそが、民意だ。」

拍手。

「素晴らしい。さすが、民意の体現者、醍醐検事。」

古美門の反撃が始まりました。

ならば死刑にすればいい。
確かに安藤貴和は社会を蝕む恐るべき害虫だ。駆除すべきだ。
次に寝取られるのはあなたの夫かもしれない、恋人かもしれない、父親かもしれない、息子かも、あるいはあなた自身かもしれない。

「死刑にしましょう。

現場での目撃証言はあやふやだけど、死刑にしましょう。
被告の部屋から押収された毒薬が犯行に使われたという確たる証拠はないけれど、死刑にしましょう。
現場に別の毒薬らしき瓶が落ちていたと言う証言もあるけれど、気にしないで死刑にしましょう。

証拠も証言も関係ない。

高級外車を乗り回し、ブランド服に身を包み、フカヒレやフォアグラを食べていたのだから、死刑にしましょう。

それが、民意だ。
それが民主主義だ。
なんて素晴らしい国なんだ。

民意なら、正しい。
みんなが賛成していることなら、全て正しい。

ならば、みんなで暴力をふるったことだって、正しいわけだ。
私のパートナー弁護士を寄ってたかって袋叩きにしたことも、民意だから正しいわけだ。

冗談じゃない。

本当の悪魔とは、巨大に膨れ上がった時の民意だよ。
自分を善人だと信じて疑わず、薄汚い野良犬がどぶに落ちるといっせいに集まって袋叩きにしてしまう。
そんな善良な市民達だ。

だが、世の中には、どぶに落ちた野良犬を平気で助けようとする馬鹿もいる。
己の信念だけを頼りに、危険を顧みない馬鹿がね。

その馬鹿のおかげで今日、江上順子さんは民意の濁流から抜け出して自分の意思で証言してくださいました。
それは江上さんたった一人かもしれませんが、確かに民意を変えたのです。
私はその馬鹿を、誇らしく思う。

民意などというものによって人ひとりを死刑しようというのなら、すればいい。
しょせんこの一連の裁判の正体は、嫌われ者を吊るそうとする国民的イベントにすぎないのですから。
己のつまらない人生の憂さ晴らしのためにね、そうでしょう、醍醐検事。」

裁判官たちに向かって。

「あたながた五人はなんのためにそこにいるんです。
民意が全てを決めるなら、こんな格式ばった建物も、権威づいた手続きも必要ない。
えらそうにふんぞり返ったじいさんもばあさんも必要ない。
判決を下すのは断じて国民アンケートなんかじゃない、我が国の碩学であられるたった五人のあなたがたです。

どうか、司法の頂点に立つ者の矜持を持ってご決断ください。

お願いします。」

深々と頭を下げる古美門。

「数々の無礼、お気を悪くされたかもしれませんが、しょせんは金の亡者で嫌われ者のど腐れ弁護士の戯言です。
どうかお聞き流しください。

以上です。」

感激の面持ちで拍手をする羽生。同調してパラパラと気のない拍手。

公判が終わって病室に駆けつける古美門と羽生。

黛は・・・

「蹴散らしたんでしょうね。」

うわ、貴和みたい(笑)

暴行を受けたのは、世論の風当たりを変えるための、黛の「体当たり馬鹿作戦」でした。
古美門の引きこもりは、如何にも嘘くさかったのですが、黛までも、とは思わなかったです。

「女相手にそんな手荒なことはしないだろうと思ったんですけど、意外とやられました。」
「天井知らずの馬鹿だ。しかも世論は何一つ変わってない、お前に同情する奴なんかいないんだ、ばーか。」

でも、おかげで古美門は復活し、勝てた、と黛。

「それが本当の狙いだったんですよ。騙されましたね。」
「あれは君を追い込んで情報を取らせるための作戦に決まっているだろうが、愚か者め。」

あとはどちらが先に気づいていて乗ったか、の応酬(笑)

判決は、東京地裁へ差し戻し、でした。

最高裁が自分で判断するのを避けた、と古美門。でも異例中の異例、歴史的勝利だと喜ぶ黛。
るんるんな古美門は醍醐検事に勝利宣言。

「原判決が破棄されたと言う事は私の敗戦もきれいになかったことになった、つまり、あなたが私に勝ったという事実もなくなりました。」

「もちろん、私はあなたに勝った事など一度もない。
あなたに勝った人間があるとすれば、それは、私ではない。

本当の敵は、敵のような顔をしていないものです。

醍醐検事の言葉に引っ掛かるものを感じた古美門と黛。
黛は、羽生から渡された江上順子の勤め先のメモを見て気がつきます。

優慶大学付属小学校・・・慶・・・吉永慶子と同じ間違いをしている。

その頃、醍醐検事は羽生と本田と会っていました。
全て希望通りに手配していた、と醍醐。

醍醐検事を見送りながら、羽生。

「サウジアラビアにこういう諺がある。
乗っている人間がラクダを操っているように見えても、実はラクダが人間を導いているんだ。

ここまでご苦労様でした。」

羽生の顔が歪んだ天使のようになりました。

そして古美門は。

「本当の敵は、あいつだ。」
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民意、民主主義、 司法のあり方、死刑・・・普段考えない事ばかりです。

ただ、自分たちが愚かである事は、自覚しておくべきだと思いました。愚かさが集団心理の恐ろしさ、すなわちバッシングや黛を襲った暴力に繋がるのですから。

いつも逆説というか、普段当たり前と思われていることをひっくり返すことから始まるのが古美門論法。
観ただけでは、古美門の、いや、堺さんの演技もあって、古美門論法に惑わされてしまうのですが、文字にしてみると、過激さが半端じゃないことがよくわかります。額面通り読むと受け入れ難い部分も多いです。
しかし、本当に公開死刑を望んでいるかどうかは問題ではない、あくまで勝つため。詭弁を承知で、とにかく勝ちにいく、というスタンスを取り続けるのが古美門の生き方。

醍醐検事の方がよほど真っ当で美しい事を言っています。
しかし、その真っ当さが恐ろしい。
証拠から逸脱して理念で死刑を求刑することを正当化してしまう、強くて正しい言葉が。

司法は圧力や思想はもちろん、悪意や善意など、何者の介入を許してはいけない。しかし、裁判員にもし選ばれたら・・・難しいです。

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黛、すごく成長しましたが、怖い事するなあ(汗)
蘭丸のサポートがあると思っていたので、びっくりしました。
集団暴行の生け贄に、女も男もないですよ〜
この捨て身の作戦は古美門にとっても予想外。しかしきっちり後を引き継ぎました。
それ以上に何かを感じたはず。

黛、もっと劇的もしくはコミカルに古美門事務所に戻るかと思ったら、古美門が引きこもりになってから、なしくずし的にNEXUSから離れちゃいました(笑)
それだけ古美門のことが大事ってことなのね。

ついに本性というか、本意を明らかにした羽生。

毒薬の瓶を証拠として提出し、そしてその証拠が証拠として成り立たないことを黛に教える。
ご苦労様でした、と言った相手は醍醐だけなのでしょうか。

彼は、貴和に死刑の判決を下すように仕向け、古美門がその判決を覆す事を待っていた。

最後に自分が理想とする結末へ持っていくつもりなのでしょう、「崇高な理念」の実現のために。
黛が襲われた時の、教えなければ、という言葉は本心だと思いたいのですが。

服部、いや古美門パパは羽生の証拠捏造のことを知っていたのでしょうか。

そして貴和。
母と義父との確執は真実なのか、何より、本当に何人もの人間を殺してきたのでしょうか。
貴和は羽生からどんな取り引きを持ちかけられたのでしょう。
磯貝はまだ三木事務所にいた頃から羽生にたらされたのか、組みしていた。貴和は磯貝の示唆で古美門を指名したのでしょう。
三木事務所の皆さんが登場するのは嬉しいのですが、三木が羽生の思惑に絡んでいるかどうか、謎は深まるばかりです。

いよいよ最終回。ここから先の展開は見てのお楽しみ、ということで。

なお、最終回の感想は、間違いなく大幅に遅れます(^^;;

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2013年11月29日 (金)

リーガルハイ(2013) 8話

公式サイト

古美門研介(堺雅人)を訪ねて、黛真知子(新垣結衣)と羽生晴樹(岡田将生)が来る。黛と羽生は『NEXUS』で受けた案件の共同弁護を古美門に頼みに来たのだ。古美門は、即座に断るのだがすでに服部(里見浩太朗)は黛たちについて行くことになっているらしい。ひとり残されるのがイヤな古美門は、しぶしぶ同行することにした。

『NEXUS』が受けたのは、奥蟹頭にある“おざおざの森”を世界財産に推奨する地元住民と反対派の訴訟。黛と羽生は、推奨派の赤松鈴子(角替和枝)たちの依頼だった。鈴子の案内で、反対派に会いに行く黛たち。反対派の代表は、赤松麻里奈(遠野なぎこ)。同姓の鈴子と麻里奈には、何か因縁がありそう。だが、それより先に波乱を起こしたのが古美門。なんと、古美門は麻里奈の代理人になっていたのだ。(公式サイトより)

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あ、オープニングで古美門と黛が羽生に蹴散らされてしまった・・・・

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世界財産に登録された村。
登録された理由は村人たちが昔ながらの生活を守っているから、ということに感動する黛・・・あれ、古美門事務所にいます。しかも羽生も一緒。
で、雰囲気も何やら親しげ。

一番嫌いなものは貧乏、2番目が田舎、3番目が自然だっと拒否るも、服部まで行っちゃったら、一人では何もできない古美門は行くしかありません。

蟹頭村って・・・あ、そうか前シーズン7話に登場した村でした。
あの村から山二つ向こうが奥蟹頭村。輪をかけて不便な村でした。
電気はともかく、水道はなく、自給自足。自分たちのルールを作って、アーミッシュのような生活をおくる村人たち。

「拝啓、貴和さん」 (笑)

一方、利便性を求める村人たちもいるわけで、そのリーダー格が麻里奈。
電飾ギラギラのスナックのような店を経営しており、保全リーダーの鈴子とは犬猿の仲です。
昔ながらの生活をおくっていることが、「おざおざの森」が世界財産になった理由なのだから、麻里奈の店があることが知れたら、登録抹消になる。
鈴子は店の営業停止を求めて裁判を起こしたわけで、代理人になったのがNEXUS。
麻里奈の代理人は、もちろん古美門(笑)。

早速やりあう二人。
森の民のルールなんて身内のルール、正規のルールじゃないから従う必要はない、と古美門。
一方、NEXUS。
この地に最新型燃料廃棄物施設と高速道路の開発計画が、世界財産に登録されたことで頓挫したこと、麻里奈が計画再開を、業者に大金で請け負ったことを調べてきました。

金の亡者め!と黛。

が、古美門は全く動じません。
必ずこの地を世界財産から登録抹消させ、最新型燃料廃棄物施設を建設させる、NHK以外も見れるようにする!と意気軒昂。

対して羽生は、世界財産は世界の宝だ、お金儲けのために破壊してはならない。

「世界財産とこの集落の人々の繋がりを守ります。」
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羽生に、どうして古美門を連れてきたの、めちゃくちゃこじれるじゃない、と尋ねる黛。
そうそう、いかにも古美門が弁護しそうな案件じゃないですか。

「僕は古美門先生に変わって欲しいんだ。」

げげ。

「人間の心の美しさ、繋がりの大切さをわかって欲しい。そして謝った道を正してあげたい。」

無理無理無理。

黛と一緒に呟きました。加えて、大きなお世話だと。
浄化、なんて言葉で羽生を応援する本田も気持ち悪いです。

ということで法廷が開かれるわけですが、現れたのは、この地方に移動してきた別府裁判官。

古美門だけでなく、NEXUS全員も立たせたり、大好きな現場巡りに行ったりと、やりたい放題です。

「どんぐりとっちゃ」 (笑)

あ、そうか、あの胡散臭い研究家がいるやん!
まさかこの回ためのキャスティング?(笑)
ノリノリな別府も、るーるる・・・って。
その上想像図が、服部さんそっくり。

何だかんだ言い合いしながらも楽しそうな古美門と黛を、複雑な表情で見詰める羽生。

廃棄物施設が自然に及ぼす悪影響を主張する羽生は、科学的根拠はない、とする古美門の胸倉を掴みます。
かなりエキサイトしてます。

少し飛ばして(汗)、再び法廷シーン。

元々は都会への憧れが強かった奥蟹頭の村人たち。
生活も、コンビニがあったりと、ごく普通だった。
けれども、何も特色のない村、このままでは立ち行かなくなる。
そこで、政府の役人に焚きつけられてはじめたのが、今の生活。
まあ、一種のテーマパークですな。
でも自然だけでなく、生活そのものを売りにした企画はあたりました。
なるほど、不便なわりには子供たちが多くて過疎、という感じはしません。

ともかく、そういう行為は詐欺だ、と古美門。

一方、羽生は、村人たちが「おざおざの村」の重要性に気づき、自ら選択した生活だ、と反論。
観光で地域が活性化したなら、なおさら、間違っていない選択だったと。

「収入が増えたところで、使う場所がなければ無意味だ。」

と、古美門。

無意味・・・なのか?ちょっと強引な気がする(^^;;
古い家や道の保全・・・今の状態を維持するだけで、結構お金がいると思うのですが。

ところが羽生は、古美門の強引な理論を具体例で攻めないのね。
「幸福度」とか「尊厳」とか、抽象的な精神論を持ち出してしまいます。

結局水掛け論に終始しそうなところで、別府は、住民投票で決める、と言い渡します。
それは司法の否定だと、驚く黛に、目的は双方の合意なのだから、多数決で出た結果に住民たちが納得すればいいのでは、と別府。
古美門、羽生は別府の裁量を支持しました。

登録の保護か、破棄か。早速、票集めの運動を始める羽生。
最初は保護派が楽勝だったのが、キャラメルマキアート、ワイン、ティファニー・・・蘭丸の仕掛けた誘惑にふらふらっとなり、古美門から「おざおざ」という言葉の由来を聞いて、鈴子に騙されていたんだと、みな、破棄に転じました。

焦る羽生は暴走します。

これ以上裏切り者がでないように

「見張りを強化しましょう。監視し合うのです。」

羽生の姿を暗い表情で見つめる黛。
服部と、なぜか(笑)五郎風な古美門の元へ。

「気がつきはじめているんじゃないのか、王子様の危うさに。」

しかし、古美門と違って、「汚らわしいところがひとつもない人だ」、と羽生を弁護する黛。

「だから、危険なんだよ。」

その通り。
羽生の指揮の下、山狩りまで始めてしまいました。
村人たちの絆を壊しているのは、羽生。

さすがに暴走を止めようとする黛に、「ラクダは鞭を入れなきゃ歩かない」
「人間はラクダじゃないわ。」
「わかってる」


いや、わかってない。

この後、古美門と羽生の街頭演説。

「よそ者の格付けに従う必要はない。」

古美門のスピーチの方が生活に根ざしているので、分が悪い羽生。
服部の示唆で、村人たちの集合写真に注目、そこに写っていて、今は見かけない人物、それが鈴子の息子、恒夫であり、麻里奈の婚約者であることを突き止めました。
窮屈な生活に嫌気がさして、村を捨て、東京へ行き、今は女と一緒にいかがわしい店をやっているとか。

さて、開票当日となりました。

保護73、破棄74で破棄決定。

と、すんなり終わるわけがなく。
NEXUSは、東京から恒夫を呼び寄せていました。
住民票はこちらにあるから投票権がある、と羽生。
恒夫は、東京なんかなんもいいことなかった、森とともに生きる、と母に謝り、保護に一票入れました。

でも、黛はそのからくりを知っている。
本当は東京から戻りたくない恒夫を、彼のやっている店を摘発することもできるのだ、と元検事の肩書きをもって脅かしていたのです。司法取引、と言えないこともないですが。

「脅しているわけじゃない、あなたを正しい道に戻してあげたいのです。」

ぞぞっ。

これで保護74、破棄74となりました。

さらに「麻里奈さん、恒夫さんは今でもあなたのことを愛しています。」と麻里奈の懐柔を目論む羽生。
麻里奈に謝罪し、一緒に森に戻ろう、と言う恒夫を思わずハグする麻里奈。

計画は成功しました。
麻里奈は破棄から保護に変更。
これで、保護75、破棄74。

羽生の勝ち。

「古美門先生、僕があなたに勝ったとは思っていません。
集落の人々の気高い心が、世界財産を守ったのですよ。」

そこへデリバリー・蘭丸に登場。
村の不自由な生活に嫌気がさし出て行った人たちの票を届けにきたのです。

集落外の投票は無意味だと異議を唱える羽生。
住民票はこの村にあるのだ、と住民票の写しも提出する古美門。

保持75、破棄102。

「圧勝のようだね。」

そのやり方は狡すぎる、と黛。

確かに、住んでいない人の票は、この件については、保持にしろ、破棄にしろ、無効のような気がします。
まあ、羽生も違反のすれすれのことをしているのですが、それはそれとして臆せず指摘するのも仕事のうち。

ルールは破ってない、という古美門。
どんな卑劣な取引をしたのか、という羽生に、開発し、便利にする、と言っただけ、それでみんな喜んで署名してくれた、と答えます。
「これで成立、ということで。」

しかし、住民投票を提案した別府は投票結果を、さて置いちゃいました。

「双方が合意しない限り、調停成立はありません。」

猛烈に抗議する古美門を、多数決は司法の否定です、と黛が抗議したことと同じことを言って無視。

「申立人、納得できないのであれば調停は不調として、訴訟を提起することができます。」

もちろん、提訴します、鈴子さん、戦いましょう、と羽生は意気込みます。

が、しかし。
ここから古美門のベクトルが鈴子に集中します。

「恒夫さんががあなたの下を去ったのはなぜですか?窮屈な暮らしが嫌で都会に憧れたからです。
ならばいずれまた逃げ出しますよ。」

そんなことはない、彼は改心したのだ、と羽生。この人、本当にそう思っているみたいです。

ならば提訴するが良い、禁欲生活をしながら何年でも戦ってください、と言う古美門の言葉に動揺する恒夫。
逃げ出す気満々だったでしょうからねえ。

「鈴子さん、あなたも息子を失った反動で意固地になって運動を続けてきた。
しかし、恒夫さんは帰ってきた。
もう、いいじゃないですか。
恒夫さんを繋ぎ止めておく唯一の方法をお教えします。」

それは麻里奈とともに麻里奈の店を盛り上げさせること。

「どんどん開発し、どんどん賑やかにし、都会みたいにしてあげることです。
それが二度と家族が壊れない秘訣です。
提訴しますか?」

「世界財産が抹消されたら、世界中の恥さらしですよ。」

必死で反論する羽生。でも弁論じゃあだめですなあ。

「燃料廃棄物処分場だって国民のためになる立派な施設です。

100年後には、世界財産かもしれない。

何と言う皮肉。

勝負あり。

提訴はしない、と言う鈴子に、羽生がキレました。

「みんなが不幸になる、なぜわからない!」

「わかってないのは君だよ。
崇高な理念など、欲望の前では無力だ。
所詮、人間の生き物なのだよ。それを否定する生き方などできはしないし、その欲望こそが文明を進化させてきた。
これからも進化し続け、決して後戻りはしない。

燃料廃棄物処理場を作り、高速道路を作り、ショッピングモールができ、森が減り希少種がいなくなり、いずれどこにでもある普通の町になるだろう。
そして、失った昔を思って嘆くだろう。
だが皆、そうしたいんだよ、素晴らしいじゃないか。」

「愚かだ。」

「それが人間だ。」

投票の結果を受け入れた鈴子。

「双方が合意に達したので、調停成立とします。
鈴子さん、麻里奈さん、恒夫さん。
奥蟹頭の住人はあなた方です。世界の誰に笑われようと関係ありません。」

たらい回しにされようとも、裁判官としての誇りを持ち続ける別府。
一方、言葉もなくがっくりうなだれる羽生。

あくる朝、村を去る一行。

「別府裁判官の言う通り、世界財産であろうがなかろうが、故郷を愛する心にかわりはありません。」と黛。
「そのとおーり、あなたたちが誇りに思っているのなら、それでいい。よそ者が勝手に作ったバッジなど、必要ない。」
と古美門。
ずっとうなだれている羽生。黙ってバスに乗り込みました。

続いてバスに乗り込もうとした古美門の耳に何やら声が・・・どんぐりとっちゃ?
いや、どんぐりとっちゃを見つけようとして遭難してしまった磯貝の声だったようです。

書き飛ばしましたが、黛が繰り返し呟く、何やら忘れているような、という意味ありげな言葉は磯貝のことでした。

貴和の面会所にて。

「どこまで存在感がないんだ。仲間との繋がりが聞いてあきれる。
いい加減思い知ったか、あのにやけ顔の薄ら寒さを。」

言い返さない、黛。

古美門事務所では、服部が電話中。

「先生の思惑通り、羽生先生はご子息の増長を押さえる、好敵手になりつつあります。
ただ、若干、予想外の方向に歩み始めている気配も・・・」

やっぱり仕掛けてきたのは古美門パパだったのね。

予想外の方向・・・その頃、羽生は、すでにゆとりの欠片もなく。
安藤貴和の裁判がはじまる、と本田に抱きしめられています。

「導く者が必要なんだ。誰もが幸せになる世界を築くためには。
誰かが大きな力で民衆を束ねなければならない。

ふ・・・人間は誰も彼も、残念ながら、愚かだから。」

再び面会所。
貴和が現れました。

いよいよ最高裁で公判が開かれることになった。

「安心したまえ、必ず死刑判決を破棄させ、無罪を勝ち取る。
私の勝率も100%に戻り、不敗神話の復活だ。」

「あなたたちには、事実を知っておいてもらった方がいいわよね。ほんとのことを打ち明けるわ。

私がやったの。

私が徳永光一郎を殺し、娘も殺そうとした。
私が犯人。」

「最初っからずっとそう思っているよ。」

「でも、吊るされるのはいや。
死刑制度なんて、非人道的よ。そう、思わない?」

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「北の国から」「ゴマホ」・・・ネタは長くなるので飛ばして書きましたが、期待通り楽しかったです。

今回の訴訟は、今まで古美門が扱ってきた案件と共通するものでしたし、「100年後には世界財産かもしれない」というセリフにはドキリとさせられましたが、文明への皮肉な目線は如何にも古美門らしいものでした。
しかも相手は羽生ですので、赤子の手を捻るが如し、古美門が一人勝ちなことは予想内。

訴訟そのものより、羽生の甘さと壊れっぷりを描くのがメインだったような気がします。
僻地、という設定が生かされていました。

人間は愚か。

二人とも同じ言葉を使っていましたが、「だから、どうする」というところが全く違います。

住民が本当はどうしたいのかを、見栄や圧力を取りのぞいて行く過程で明らかにしていく古美門と、自分の理念を押し付ける羽生。

古美門のやり方がいつも正しいとは思いませんが、今の羽生はすでに弁護士ですらなくなっています。
羽生の目指すのは、清潔な国家・・・ナチスのスローガンのひとつです。

今後羽生はどのように暴走し、古美門に挑むのでしょうか。
本田の本音も全くわかりません。

黛が忘れていた大事なこと、それは磯貝だったわけですけれども、他にも意味がありそうな気がしましたが、どうなのでしょうか。
暴走する羽生の姿を見て、何を思ったのでしょう。

そして貴和。
彼女の言葉はどこまで真実なのか。
もっとも古美門は「真実」などに興味はない、勝つか負けるか、なのですが。

古美門、別府、貴和。
自分の気持ちの表現方法が似ている気がします。
こんなひねくれ者ばかり相手をする黛、大変だわー。

来週はお休み。
前シーズンと同じなら、あと二話です。
全部、貴和の裁判になる?
三木事務所の人々は登場しないのでしょうか。登場して欲しいなあ。

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2013年11月23日 (土)

リーガルハイ(2013) 7話

公式サイト

ついに古美門研介(堺雅人)と袂を分かった黛真知子(新垣結衣)は、かねてより誘われていた羽生晴樹(岡田将生)の事務所『NEXUS』に入る。黛は本田ジェーン(黒木華)や磯貝邦光(寛治)にも快く迎えられた。(公式サイトより)

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ざっくり書きます・・・でも、長いです(汗)。

幼稚園児対横わけ小僧・・・もとい、古美門VS黛。
期待通りテンポが良く、期待以上の内容で、面白かったです。
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「最高のラクダ」って、羽生~。黛のポテンシャルに乗っかる気満々です。
NEXUSに入った黛、張り切って他の人たちの案件を引き受けます。

その1. 劣悪な労働環境とパワハラで、精神的に病んでしまったアニメーター、穂積が、会社「スタジオ小春日」の代表であり天才監督、宇都宮を相手取って起こした損害賠償。
その2. 敬虔なキリスト教信者の中年女性、大石が、教会に行く道すがら、いつも真っ裸で窓際に立つ男性、郷田に対して起こした訴訟。
その3. 流行らないラーメン屋の店主が、テレビで見かけた、おしゃべりで人気のケーキ屋の看板インコを、5年前に逃げた自分のインコだと主張、返還を求めてきた訴訟から、今の持ち主を守ること。

そのいずれにも古美門が立ちふさがるわけです。

まともな内容で、まともに進むのはアニメーターの裁判だけ。
あとの2件は、明らかにオカシイ。普通に考えれば露出狂の男性と、200kmも離れた場所で保護された、色も柄も大きさも違うインコを自分のインコだと言い張る男。

しかーし。
古美門にかかっては、普通、なんていう概念はないも同然。
初っ端から黛はやられっぱなしです。
特に2番目の裁判は、黛も応酬してのピー合戦、とヒドいことになっちゃいました(大笑)

落ち込む黛を「ラブ&ピース」と慰めるNEXUS。
何の新興宗教?(笑)
黛も慰められている場合じゃないぞっ

黛に代わって法廷に立ったNEXUSの連中も、当然のことながらサンドバック状態です。

アニメータの裁判では、宇都宮の「才能のないものは去れ」という言葉の正当性を論じ、裸男の裁判では、会社での郷田の「全裸さん」というあだ名の根拠を一蹴する古美門。
さらにはインコ裁判では、オカメインコが200km飛べることや、大きく成長すること、色や柄も変わりえることを専門家に証明しました・・・本当なの?

再び慰めあうNEXUS。

最初に判決が出たのはインコ裁判。
長くなるので、簡単に書くと、ケーキ屋さんが保護した時は何も喋れなかった、というNEXUSの切った事実を、法廷に出されたインコに一言喋らすことで、古美門がひっくり返してしまったのです。
「ちきしょうめ」。今の飼い主家族なら絶対に教えない言葉であり、ラーメン屋の口癖。

勝負ありました。
インコはラーメン屋の元に、訴訟費用はケーキ屋さんが持つことに。

もう「ラブ&ピース」もへったくれもなくなった黛。
「そんな甘っちょろいこと 言ってるから、あんたたちはいいようにされるのよ、勝つか負けるかよ。邪魔しないで!」

だがしかし。次は、自宅で裸になってカーテンを開けて見せびらかす男性を訴えた女性・・・ああ、ややこしい(笑)
自宅だから公然わいせつ罪に問われるかどうか、微妙なのねー。

郷田を責めることなく、被告が原告のことが好きなことを指摘し、性的嗜好はひとそれぞれですから、といったんは郷田の気持ちを汲む黛。
その上で、だがしかし、相手に精神的被害を与えることは許されません、と主張を終えました。

被告人への質問はなし・・・古美門も認めた?いや、原告、大石への反対尋問をはじめました。

大石が、エロティックな映画が好きなことを、いきつけのレンタルビデオで調べ、実は、こういうの・・・男の裸が好きなのでは?
その上で、日曜の朝、裸を見るために、わざわざ大回りして男の家の前を通って教会へ通っていたこと、そのために毎回遅刻していることを指摘しました。
大石の楽しみは、男性に知られずに裸を盗み見ることだったのです。
そころが、郷田と目が合ってしまった。
自分の性癖を知られることへのパニックから、裁判を起こした。

自らの性癖を恥じることはありません、と古美門。
告訴は取り下げたのでしょう。これ以上、自分の性癖を論ぜられる事態は避けたいでしょうから。

うわー、嫌な奴だわ(笑)

黛も可哀想だと怒っています。
しかし、可哀想なのは、代理人がぼんくらなことだと、古美門。
依頼人の心理の奥の奥まで読み取ろうとしなかったから、恥をかいてしまったのだ。

がっくりする黛。
横わけ小僧は貴和に追い払われてしまいました。

あ、一回目は省略しましたが、今回から古美門と黛のやりとりは面会室で繰り広げられています。
黛は、古美門事務所を辞めても、貴和の裁判は自分にやらせて欲しい、と頼むために。
古美門は・・・貴和だけじゃなくて黛に会うために?
そうね、ここから羽生の邪魔(汗)も入らないし。

私がいても役に立たないかもしれない、才能のなさを思い知らされます、と貴和に弱音を吐く黛。
才能がない奴はさっさと去れ、という古美門の言う通り。

私は違うと思う、と貴和。

古美門にはこのまま最高裁で争っても勝つ自信がない。
勝つためには、誰かに目覚めてもらう必要がある、なのに、いっこうに起きてこない。
だから、全力で叩き起こしている。
倒してしまいなさい、それを彼も望んでいる。

「私もね。」

NEXUS事務所にて羽生に宣言する黛。

あの人に勝ちたい、勝たなきゃいけない。

世界を変えるためには勝つことが必要な時もある、と応援する羽生。
君と僕が組めば、勝てない相手はいない・・・何を根拠に言っているのか、まだわかりません。
とにかく、援護射撃として、奥の手は封じ込めたそうです。

奥の手・・・蘭丸ね。

インコ裁判の時はケーキ屋に日参、そっとインコに「ちくしょうめ」を覚えこませ、裸裁判の時はレンタルビデオ店の店員となって、大石の借りる映画をチェックしてたのです。
インコの時はインチキだし、裸裁判の時は法律違反すれすれ。
でも、そんな手を使っても勝つ、それが古美門。

が、蘭丸は羽生の人たらしにやられちゃって、アニメーターの裁判の時は手を出さない約束をしてしまいました。

そして、アニメーター裁判が始まります。
素手と素手の真っ向勝負です。

ここからが本題。

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宇都宮から与えられた精神的な苦痛で、鉛筆さえ持てなくなってしまった穂積。

「僕らは奴隷なんです。謝罪してほしい。
アニメの世界に夢を持っている若い人を潰さないために。」

何故「スタジオ小春日和」に入ったのか、と穂積に質問する古美門。

それは「スタジオ小春日和」、そして宇都宮の作品が大好きで、ああなりたいと思ったから。
でも、あんな非常識な人だとは思わなかった。

「天才に常識は必要ですか?」
「天才だって一般常識を持つべきです。」
「ヘドが出る。」

過去に天才と呼ばれた芸術家たちに常識なんてあったか。
王様と奴隷で何が悪い。
みんな平等で仲良しで、天にそびえるピラミッドが作れるわけがない。
天才の下で働こうとしたなら、地獄を見る覚悟をすべきだ。
耐えられない奴は黙って去れ。
非常識で横暴で自己中心的、しかし人類の宝のような作品を作り出す。
それが、宇都宮監督だ。

この「愚かな告訴」を取り下げるよう、要求する古美門。

被告人尋問に立った宇都宮。

アニメーターに行なった行為を当たり前だと思う、と発言します。

私の若いころはあんなもんじゃなかった。
時代が変わろうと、そういう教え方しかできない。
あの程度で壊れるのなら、さっさと去った方が本人のため。

スタジオは長年、後継者不足で悩んでいる、と古美門。
全社員を正社員で雇用する、その運営費には莫大な費用がかかる。
それを監督自身が大ヒット作を作り続けることでかろうじて維持してきた。

「1本生み出すのが奇跡である世界的ヒットを、何10作と作り続けてきたあなたのご苦労は、想像を絶する。」

「鉛筆を削り、絵を描いてまた鉛筆を削る。
どんどん小さくなる鉛筆を見るたびに、私は 自分の命が削られている気がする。」

打ちのめされた穂積は、訴訟を取り下げると言い出しますが、黛は、まだこちらの反対尋問が終わっていない、最後まで見てから決めましょう、と宇都宮に尋問を始めます。

「監督、あなたの置かれている状況は理解しているつもりです。」

宇都宮が満身創痍であること、そして残された時間が少ないこと。
だから後継者を育てようとしていた。

本当は怒りにまかせて穂積を追い詰めたのではない。
宇都宮に目をつけられ、辞めていった人たちは活躍している。
誰でもいいから試練を与えていたのではない。
穂積の才能を信じたからこそ、厳しくしたのだ。

「でも、人はそんなに強くありませんよ。
あなたは結果的にスタジオをしょって立つかもしれなかった才能を、自ら潰してしまったのです。
あなたはやり方を間違えたのです。
なぜ一言、君には才能がある、期待している、そう言ってあげなかったのですか?
言葉にしなければ伝わりませんよ。
謝罪すべきじゃありませんか。そして本当の気持ちを伝えるべきじゃあありませんか。」

「あなたが謝罪する必要はない。」古美門。

「被告代理人は黙っていてください。」黛。

「穂積君、私の本当の心を伝える。」宇都宮。

「私は 君に・・・才能があると思ったことは、一度もない。」

慌てる黛。

「私の目から見たら、才能のある奴なんて1人もいない、どいつも こいつもバカばっかりだ!
そもそも才能なんてものはな、自分で掘り起こしてつくり上げるものなんだよ。
俺だって天才なんかじゃない。
誰よりも必死に働き、階段を一つ一つ踏み締めてきただけだ。

振り向いたら誰も ついてきてない。
怠けた連中が 麓で こうつぶやく、あいつは天才だから。

冗談じゃない。

ゆとりで育った、のんびり屋どもがホントに嫌いだ。
俺より時間も、体力も、感性もある奴が何で俺より怠けるんだ。

だったら、くれよ。
無駄遣いするんだったら、俺にくれ。
もっともっと作りたいものがあるんだ。

俺にくれ!」

誤って欲しいなら、謝る、金が欲しいなら、くれてやる。

「いいですよ。」

取り乱し、ゆとり教育をしたのはあんたら大人だろうが、あんたらがくそなんだろうが、と悪態をつきながら・・・鉛筆で何かを書き出す穂積。
NEXUSの連中が驚いています。

監督のアニメなんてもう古い。すぐに追い抜いてやる。王様の椅子は俺がもらう。あんたよりはるかにどでかいピラミッドを作ってやる。

「ゆとり、なめんな。
だから・・・
それまで引退なんかさせませんよ。」

「のんびり屋は嫌いだが、威勢がいいだけの身の程知らずは、もっと嫌いだ。」

最後まで己を貫く宇都宮。
穂積が描いていたのは、監督のヒット作のキャラと、監督の似顔絵でした。

古美門に完敗した黛は、やはりあの人には勝てないのか、と貴和に愚痴ってます。
いつもなら勝利の雄叫びを挙げにくるはずの古美門が現れない、といぶかる黛に、顔を出すのが恥ずかしいのだ、と貴和。
引き続き弁護人をやってもらう、と告げます。

「がんばります。」

貴和、黛が何らかの影響を受けたのか、なんだか随分変わったような気がします。
でも、油断はできません。何を隠しているのでしょうか。

さて、インコを持ち帰ったラーメン屋。
喋るインコで大大繁盛のはずが、「ちくしょうめ」とか言わないので、かえってお客さんが逃げる始末。ケーキ屋のもとに戻すことに。

大石は道を変えずに郷田の家の前に。相変わらずの郷田。
目が合った・・・のではなく、目を合わせた二人は・・・(笑)

黛を慰める羽生。
「これからも 一緒に理想の実現を目指してくれる?真知子。」
しかし、わたし、わかるのっ、と、古美門の悪口を並べ立てるのに夢中の黛、全然聞いてません。
複雑で寂しそうな表情の羽生。

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インコ裁判はインチキを使ったとは言え、黛の詰めの甘さを突き、裸男裁判は心理を読む甘さを突いた古美門。
そしてアニメーター裁判は、穂積と宇都宮の関係は黛と古美門の相似形。

普通三つも裁判を描くと、とっ散らかるものですが、黛VS古美門を軸にしての三題噺となっており、オチは古美門の「「やっぱり、一番おっぱい大きい子をキープで!」。
お見事でした。
袂を分かっても、面会室で以前と変わらず何だかんだとやり合う二人を描くのもうまいです。これがないとね!

貴和が、何を秘めているかは謎としても、今は二人の仲を仲裁しているかのように見えるので話の流れもよく、蘭丸も大活躍。服部さんは控えめでしたけれども。NEXUSは・・・置いておきましょう(汗)

今まで今シーズンで一番面白い、というより、凄みを感じたお話でした。

貴和が古美門の本心を伝えたのには驚きましたが、当の黛は今ひとつピンときていない様子。
その鈍感さが可愛いのですけれども、弁護士としては、古美門や服部が言う通り、まだまだ。
あなたの置かれている状況は理解しているつもりです・・・って理解できてませんでしたし。
相変わらず甘いです(^^;;
宇都宮の言葉が古美門の言葉そのものであること、穂積が自分であることはわかったのかな?
法廷での、今までと違う、古美門の厳しい顔が印象的でした。
そして伊東さんの説得力。さすがでした。
古沢さんの紡いだセリフと伊東さんのキャリア、想いががっつりと噛み合っていて、見応えがありました。

特に鉛筆のくだり。スタンドの灯の下、宇都宮が鉛筆を削っている姿が目に浮かび、胸をうちました。

会社組織で芸術を創ることと、クリエーター育成の問題は深すぎて、何とも言えません。過酷な現場の話も聞いていますし・・・
はっきり言えるのは、ヒット作を作れなくなった会社は淘汰されるということ、現場が厳しいことはわかっていても目指す人たちは多く、辞めていく人もまた多い、ということ。
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次回は「北の国から」(笑)。
前シーズンの「八墓村」は遺産争いでしたが、今度は環境問題、ということで、またまたリーハイテーストが期待できそう。

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2013年11月14日 (木)

リーガルハイ(2013) 6話

公式サイト

古美門研介(堺雅人)が、まだ眠りから覚めやらぬ朝、古美門法律事務所を嶋澄江(高林由紀子)という婦人が訪ねてきた。応対する黛真知子(新垣結衣)に、澄江は嫁の愛子(鈴木保奈美)についての相談をする。

澄江によると、愛子は息子の悟(林泰文)のほかに複数の夫を持つ“一妻多夫”を営んでいるらしい。しかも、その事実は悟も了承済み。だが、澄江には理解出来ないため相談に来たのだ。(公式サイトより)

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文中のセリフはいつもの通り、全部概略です。

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冒頭、黛を取り合ってフェンシングで決闘をする古美門と羽生・・・「これはたぶん、私の夢だけど。」(笑)

決闘は、羽生の勝ち、と思いきや、隠し持ったピストルで倒されてしまいました。

「ピストル、ずるくない?」
息も絶え絶えの羽生を抱き起こして
「夢の中でも卑怯なんですわ。」

今回はこの黛の夢がほぼ、現実となる話でした。

一妻多夫。
一人の女性を妻として三人の男性が共有し、男たちが、自分たちは浮気も許されないというのにそれでも満足している、というありえない設定です。
愛とか家庭とか、どう掘り下げるのか、と思っていたのですが、黛と古美門、羽生の関係の転換をいざなうためのエピでした。

と言うと付け足しのようですが、テンポが良くて完成度の高いコミカルな展開でしたし、今までのように、負けても幸せになってくれればいい、というスタンスは取らず、本気で勝ちを取りにくる羽生を、容赦なくやり込める古美門のシーンもあって、面白かったです。

訴訟そのものは、はたから見ていかに「インモラル」であろうと、幸せの形は様々である、というのが結論でした。
まあ、それ以上は踏み込めないでしょう、それで鬱々とした人間関係が構築さているのならともかく。
古美門の言うように、愛子は人一倍働き、家事をこなし、子供を可愛がっているスーパーウーマンで、夫たちもそんな愛子を愛しているのですから。

しかし、ひとりだけ不幸だと思っている人がいる。
それが、羽生の依頼人、嶋の母、澄江。

羽生は嶋の親権を武器にして挑んできました。
まず、内縁、という法的根拠のない家族構築の不安定さを訴え、次に嶋の、家庭より仕事を選んで家を出ていた元妻に、息子の親権を取り戻したい、と家裁に申し立てするように仕向けます。
元妻はNYで成功したので、息子を育てたい、とのこと。
ふうむ、ちょっと勝手ではありますが。
それでも、インモラルな夫婦生活を営む嶋よりは、親の資格はあると見なされるかも・・・と、追い詰められた嶋に、子供と愛子のどちらかを選ぶように迫りました。

ここまでの論点は、愛子たちの家庭が正常であるかどうか、です。

しかし、古美門に、お得意の詭弁を挟みつつの、法では量れない愛情の形、及び嶋と愛子の夫婦生活の円満さが立証されそうになって、方針転換。
愛子の一夫多妻生活を解体し、3ペアに構築することにしました。

自分だけのものにできない愛子より、あなたのことだけを思ってくれる人と一緒になった方が幸せではないのか、と夫たちを誘導。
トビ職の夫には、彼を密かに慕っている同僚、画家の夫には、初恋で人妻、今は独身の女教師を合わせ、嶋には別れた妻の健気さを訴えました。

夢から醒めたような男たち。
古美門の負け?

その晩、事務所で残業をする黛。
服部さんが見ると・・・泣いていました。

ふむむ、今回の最大のポイントがこのシーンだとは、気づきませんでした。

事務所を訪ねてきた愛子。
男たちはそれぞれのパートナーと付き合いだし、一人ぼっちになってしまった、でも、みんなが幸せになってくれれば、と微笑みます。

鈴木さんの愛子は、スーパーウーマンというよりアンドロイドっぽかったです(笑)

NEXUS事務所にて。

嶋に、元妻による親権変更の申し立てを取り下げるたった一つの条件として、愛子との内縁関係の解消を求める羽生。
表情が曇る嶋を見た愛子は、他の夫たちとも別れる、と受け入れました。
かくて交渉は成立し、羽生の勝ち・・・しかし、古美門はいつものように騒ぐことなく、静かに厳しいような、寂しいような表情をするだけ。

今度こそ名実ともの勝利を確信する羽生に、まだ勝負はついていない、ピストルを隠しているかも、と黛。

その通り。

男たちはみな、愛子の下に帰ってきたのです。

その裏には、蘭丸の活躍あり。
トビの夫には、愛子の料理のうまさを、画家の夫には女教師の不実さを、嶋には、元妻が実は仕事に失敗しており、少なくない借金すら抱えていることを囁いていました。

相手のことを本当に思っているならば、どれも多少厳しくても、受け入れようと思えば受け入れられること・・・妻が他に夫を持っていることに比べれば。

事態急変に慌てて古美門事務所に駆け込んできた羽生は、トドメを刺されてしまいます。

申し立てに違反せず、そして今後、再び内縁関係の法的脆弱さをつかれない方法・・・それはみな愛子の養子になること。
反則すれすれなのはいつものことです。

馬鹿げていると叫ぶ、薄ら笑いの消えた羽生に、古美門は、親権を奪い取らなかった甘さが敗因だと、勝利宣言。

これで子供たちも含めて、皆が幸せに。
でも一人だけ一人ぼっちになってしまった人がいる、それは澄江さんだ、と呟く黛。
打ちのめされた羽生は、自分に怒りを覚える、と、去っていきました。

ここまでで40分。

後は何を描くのだろう、と思っていたら、再び古美門と貴和の謁見シーン。
あ、冒頭の謁見シーンは割愛してます(汗)

古美門から逃げている、と言われた貴和は、古美門も黛を手放すことから逃げている、と。
それは、貴和が言う通り、黛が外に出て自分に立ち向かってくることが恐いのからなのでしょうか。
もちろん否定する古美門に、貴和は、幼い時に飼っていたサナギが蝶にならないまま死んでしまった思い出を語ります。
なぜ羽化しなかったのか、外に出るのが恐かったからなのか。

「今のままじゃ勝てない。」

あの子も私もあんたも、変わらなくては。何かを得るためには、何かを捨てなければ。
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一方、「朝ドラヒロイン」黛は澄江を慰めに訪れますが、その心配はいらなかったようで。(笑)
澄江も、息子や愛子たちと同じように、自分の幸せを見つけつつあったのです。

で、こちらの話は一件落着・・・なのか?(^^;;
ここからがクライマックスです。

その夜の古美門事務所。

服部から、黛が養子縁組の書類を書きながら泣いていたことを知らされ、澄江の孤独を思ってだろう、相変わらず甘ちゃんだ、と古美門。

そうではない、黛は古美門に養子縁組を指示される前に先回りして作業していた、と服部。

「古美門研介のやり方がいつのまにか自分に染み込んでいる、そう、気づいた時に思わずあふれた涙。
私には、そのように思われましたが。」

この時の黛の心境は、前シリーズから見ていないとわかりにくいかもしれません。
法に正義があると、信じている、信じたい黛と、そんなものを全く信じていない、勝つことのみに価値を見出す古美門。
そのためにはどんな手段も厭わないことに以前は反発し、今は反面教師として喰らいついていたつもりが・・・ミイラ取りがミイラになってしまった、ということ。

と、知ったように書きましたが、泣くことなのだろうか、と思ったのも事実です・・・ううんと、何かもやもやする〜(汗)

服部の話を聞いて、いつもに似合わず静かに座る古美門。
戻ってきた黛に。

「今日で君はクビだ。」

いつものように悪口で紛らわすことなく。

「君はよくやっている。
サナギから出て、外に飛び出す時だ。」


古美門への借金も。

「外でやった方が、君は稼げるよ。」

先生に認めてもらうまで食らいつくと決めている、と言っても。

「だから、認める、と言っているんだ。

君の目標は私を倒すことだろう。
いつまでもここにいたんでは達成できない。
羽生に誘われてるんだろう?
君の目指す理想には、彼の所の方が近い。
自分の目でしっかりとみてきたまえ。そして思う存分力をふるってみるがいい、少しはましになったと気づくだろう。

私は君をこき使うことはない。だがもう、守ってやることもできない。
ここからは自分ひとりの戦いだ。

君には迷惑を掛けられっぱなしだった。おかげで退屈せずにすんだよ。礼を言うよ。
ありがとう、頑張りたまえ。

以上だ。」

自室に戻る古美門。

もう、ここには私の居場所はない・・・突然のクビ宣告にうろたえる黛に、あなた自身が感じ始めていたことです、まもなくこういう日がくることを、と、服部が諭します。


「ありがとうございましたっ」

守ってやることはできない、という言葉がずっしりきました。
そう、なんだかんだ言いながら、いつも古美門は黛を守ってきたのだなあ。

さて、古美門と黛が袂を分かつまでを描いた今回。そして古美門に決別を促したのは、貴和・・・と服部さんでした。

黛に対する古美門、羽生の思いを微妙にはぐらかして描いているのが、微妙と言えば微妙。(汗)
それが今シーズンの味、と言えば味ではあるのですが。
人の気持ちのありようをはっきり描くドラマばかりじゃ面白くないですし。その分、訴訟人たちの気持ちをはっきり描いているのかな?

羽生の思いは今は置いといて。
古美門は黛のことをどう思っているのでしょう。
部下、弟子、小間使い・・・
今後は相棒になって欲しいのでしょうか、それとも・・・いやいやいや、それはない?(^^;;

古美門に言われる前に養子縁組を思いついた黛は、確かに羽生よりはしたたかな弁護士に成長したのかもしれません。
問題はそのしたたかさが古美門そっくりになりつつあり、それは黛の正常な成長を阻害している証しである、ということなのでしょう、恐らくですが。

ともかく、羽生の詰めの甘さに厳しい顔をしたり、冷静に黛を手放したりと、しらふな古美門がたくさん見れました。

一方、黛は古美門のことをどう思っているのでしょうか。
上司、師匠、父親、倒すべき目標・・・
羽生にはふらっときてましたが、そういう感情はあるのかないのか、あの夢に意味はあるのでしょうか?

前シリーズでも幾度か決裂してましたが、いつもは黛の方から飛び出してた・・・かな?あやふやですみません、見返す時間がなかったので(汗)
確かなのは、その度に舞い戻り、古美門もなんだかんだ言いながら受け入れていたこと。
今回はどうなのでしょう。
貴和の裁判が開かれた時に成長して舞い戻り、ともに戦うのか、それとも最後まで決裂したまま争うことになるのでしょうか。

貴和・・・なぜ、黛にこだわるのでしょう。
古美門に黛を手放すように仕向けたように感じたのですが、だとしたら何のために?

そろそろ思わせぶりな態度をとる理由を明かしていって欲しいのですけれども、まず、師弟対決みたいです。
そして古美門に鍛えられた黛が羽生と「東京特許許可局」(笑)を鍛える?

かなりしっちゃかめっちゃかになりそうで、楽しみです(^^

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2013年11月 7日 (木)

リーガルハイ(2013) 5話

公式サイト

今回、古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)が扱うのは、著作権侵害問題。16年前、零細文具メーカーの『あじさい文具』は、倒産の危機にひんしていた。しかし当時、30歳の田向学(野村将希)が、何気なく落書きで書いた犬のキャラクター“おやじいぬ”が空前の大ヒットとなり、現在では社名も『AJISAIカンパニー』に変え、巨大なビルにオフィスを構えるほどに急成長を遂げた。

一方、古美門法律事務所には珍客が現れる。男は、長年勤めた会社を定年退職したが、現役のころは職場環境の改善に取り組み、人権を無視した職場を看過できないと古美門に訴える。てっきり、ブラック企業を訴えたいという依頼かと思った古美門は、帰ってきた黛をいつものように罵倒する。しかし、その男は黛の父親の素夫(國村隼)だった・・・。(公式サイトより)

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公式サイトを長く引用したのは、前半を簡単にするためです(汗)
なお、記事内のセリフは全て概略です。

今回は著作権の問題を通して日本企業のあり方を論じていました。
乱入した黛パパは、"古き良き"時代の会社人の代表。

冒頭は昔の会社の風景。
おやじいぬ・・・可愛くねー(笑)
でも、子供の黛は大変気に入った様子。

さて、現在に戻って。
一人、貴和と面会する古美門。

貴和は黛のことを
「大事にしたほうがいいわよ。」
男なんて大事なところで役に立たない。

「とんでもないことを成し遂げるのは、ああいう女なのよ。」

意味深です。黛のことを言っているだけなのでしょうか。
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パパが訴えたいブラック企業というのは、古美門事務所。偵察にやって来たのです。
定年後、暇ができたこともあり、帰宅も遅く、何かストレスを溜めているような娘の心配をし始めたパパ。

同居だったのには、びっくり!
あー、だから前シリーズで古美門事務所をやめた時も、それほど困っているようには見えなかったのね~。
黛の生い立ちは色々と謎が多いです(笑)

しかし、古美門は怯みません。「ポンコツ家庭」だの、言いたい放題です。
パパはすっかりお冠。以降、法廷を含めて、黛について回ります。
そこで出会った羽生がすっかり気に入ってしまいました。
羽生から、黛を自分の事務所に誘っていることを聞いて、ぜひ移るように、と勧め、さらに。
「羽生君はお前のことが好きなんだと思う」と、黛を動揺させます。

さて、田向が訴訟を起こしたのは、古美門が蘭丸を使って焚き付けたためでした。
・・・自家用機を手に入れるために。

「おやじいぬ」の著作権侵害で25億円の請求を求められた「AJISAIカンパニー」の社長が羽生の事務所に弁護を頼むのはお約束どおり。

「会社は家族」、おやじいぬも皆で育てた、というのが、社長及び古参社員たちの主張で、酒の席で田向の功績に報いると言ったかどうか、などなどが争われますが。

「1+1をに2や3にするのは、そう難しいことではありません。
0から1を生み出すことは凡人には不可能です。必要なのはたった一人の天才である。」

という古美門の理論には勝てそうにありません。
にもかかわらず、裁判中、ずっとニコニコしている羽生。

田向のアパートのドアには「金の亡者」などの嫌がらせの張り紙がベタベタと張られていました。
社宅だったんですね。これは大変です、村八分です。
そこへ羽生参上。

今までの暮らしに満足していて、会社も大好き、と言う母娘に、田向さんが突然告訴などしたのは何故なのか?
「ご主人のプライドを傷つけていませんか。男は家族にさえ尊敬されれば、満たされるはずです。」
理論では勝てそうにないので、原告の切り崩しにかかってきました。

あわてて、今までちょっとないがしろにしてきた田向の誕生日パーティをファミレスで開く母娘。
戸惑いながらも嬉しそうな田向・・・が、しかーし、羽生の手口を読んでいたかのように、古美門参上。

25億円は必ず手に入ります、ご主人は一人の天才なんです、と言われて母娘の目の色が変わります。

会社の方でも潜伏した蘭丸が、著作権を主張すれば・・・と若手の社員たちを切り崩しています。
その結果、おやじいぬに続けと、「クリエイティヴ部門からの訴訟が絶えない」自体に陥ってしまいました。

マスコミ取材を受ける田向。少ーし調子に乗っているみたいです。
なぜここで水戸黄門(笑)。
調子に乗っているのは田向だけではありません、妻と娘も・・・
やーな予感。
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一方、窮地に陥った社長と羽生は、3億円での和解を申し出ますが、古美門に一蹴されます。

羽生は方向転換して、パートタイムのおばさんに、おやじいぬの元絵は自分が書いたものだと証言させます。
しかし、それが田向がおやじいぬを書いた時期より後であることを古美門が立証たため、一層追い詰められてしまいした。

このへんはパパと黛の会話を含めて、サクサクと省略します、後が長いので(大汗)
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羽生の動きはすべて古美門にはお見通し。
おばさんの証言もトラップだったのです。
「あくまで社員みんなで考えたもの、それを貫くべきだった。勝負あったわ。」
とパパに語る黛。

次の裁判で古美門は、田向におやじいぬを思い浮かばせたのが、幼稚園で娘が描いた絵であることも明らかにしました。
王手。

が、社長、そして羽生も反撃を試みます。

田向の利益を搾取していたわけではない。
経営陣が独占していたわけでもない。
会社全体でわかちあってきたのだ。

「AJISAIカンパニーは古き良き日本企業の美徳を今なお持ち続けている会社です。」

個人個人が権利を主張しあうのではなく、お互いを思いやり、分かち合う。
社長はそういう社風を大事にしたかったのだ。

「このまま奪い合う社会を加速させるのか、分かち合う社会を取り戻すのか。
この裁判は、そういう裁判です。」

「行け」

古美門は、黛を、黛パパが傍聴・・・「授業参観」している前で、パパの大好きな「古き良き日本企業」にとどめに行かせます。

「終身雇用、年功序列、愛社精神、会社は家族。
それらは全て、過去の幻想です。
田向さんはあなたより先に気がついたんですよ、時代は変わったんだと。

これからはTTPをはじめ、ますます情け容赦ない時代になります。
義理と人情なんかでは、おやじいぬも菓子屋も守れはしない。
食い尽くされるのみなんです。

分かち合う社会は素晴らしいでしょう。
しかし、自分の権利を主張し、嫌われようと、憎まれようと、戦って勝ち取る、という人も称えられるべきです。
時代は決して後戻りしません。変わらないものは滅びるのです。
田向さん個人の正当な権利と、功績に相応しい報酬、25億円を断固として請求します。」

ここで黛パパが映ります。

「ただ、喜びも苦しみも分かち合い、がむしゃらに働き、この国を発展させ、家族を養ってきた全ての会社と、働いてきた人々には、心からありがとう、と言いたいです。

以上です。」
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裁判の後、娘を褒める黛パパ。
何か他に熱中できるものを見つけるそうです。そして

「古美門君、私は君が嫌いだ。」

本当に嫌いそう。まあ、古美門が好きな人なんていないだろうけれども。
しかし、パパは古美門よりは常識人でした。きちんと挨拶をします。
昔から、こう、と言ったら聞かない娘だった・・・古美門は今の黛にとってのおやじいぬ、ということ。

今後ともびしびしと鍛えてやってください。
「反面教師として。」
そして娘には、厳しい環境で生き抜いてこそ、大輪の花が・・・一輪のエーデルワイスになるんだ、と言い置いて去ります。

こき使います、わが事務所は古き悪しき企業体質ですから、と見送る古美門。

エーデルワイスのくだりは、服部さんのウンチクがあってこそ、なのですが、長くなるので飛ばしましたm(_ _)m

それより、もっと大事な言葉を残しました。
女性が男性を誘う決めセリフとして

「酔っ払っちゃった。どこかで休みたい。」 (大笑)

早速、食事のデートの時に羽生に使ってみますが。

「そうだね。すぐに家まで送るよ。」

どの思考回路が天然なのか、謎です、羽生。
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勝訴した田向は、すっかり金の虜になてしまった妻娘から、以前よりさらにないがしろにされていました。本当は今日が誕生日だったんですね。

田向の環境、心境の変化は眼鏡で表現されていました。

曇った眼鏡でぼんやりと公園ですごす田向に声をかける羽生。
社長が正式に辞任したこと。そして、例のごとく、サウジアラビアの諺をひとこと。

「砂漠で道に迷ったら、足跡を辿って戻るしかない。」

おお、初めてピンとくる諺を言いました。

田向が足跡を辿って戻ったところは、かつて「あじさい文具」があった駐車場。
社長・・・元社長も、古参社員たちも集まってきました。そして社歌を歌いだします。

「鉛筆、一本あれば 白い紙にありったけの夢を描ける
クレヨン、一箱あれば 青い空と七色の虹を描ける
ケシゴム、一つあれば どんなつらい思い出も きれいさっぱり 消してしまえる
あーあーあじさい ぼくの わたしのあじさい文具」

俺はいいケシゴムを作りたいだけなんだ、とうなだれる元社長に田向。

「あの・・・資金なら、多少あります。」

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「そんなことより、あの子、揺れているわよ。」

二人の男の間で、と、急に黛のことを気にしだした貴和。

「向こうにいっちゃっうかも。」
「馬鹿同士、お似合いだ。」
「そうなってもいいの?」
「考えてみたが、困る点がひとつもない。」

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大ラスは、暇な時間で思いついた、キャラクターの権利のことで相談しに来た黛パパへの、古美門の一喝。

「そんなの誰もパクらない、帰れ、この馬鹿親子!」

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もっと黛親子のことを書き出したかったのですが、長くなるので割愛しました。

黛パパと古き良き日本企業をダブらせて、時間はもう戻らない、と言い切るも、結局、田向にとっては、家族より家族だった会社の人々を描いていました。

分かち合う社会はもう戻れない、という哀惜を込めつつも、本当に奪い合う社会でいいのか、そうならなければ国際競争に勝てないのか、との疑問を捨てきれない古沢さん、いや、多くの人々の思いが描かれたお話でした。

今回もすごくよく出来たお話で、面白かったです。

しかし、高望みかもしれませんけれども、今回は黛中心のお話だったとは言え、前シリーズと比べるとですが、どうも古美門がイニシアチヴを取っているようには見えないのです。
古美門の異常性というか毒が薄らいでいて、古美門が古美門でなければいけない、というシーンがあまりないような気がして。

前シーズンは、正義などない、勝つか負けるかだ、という古美門の強烈な主張を、一癖もふた癖もある原告たちと向き合う姿で描いていたのですが、今シーズンは羽生との対決で描いているためかもしれません。
加えて羽生と黛の、一見するとですが、恋愛模様も描いていますから・・・
そのぶん観やすいですし、受け入れられやすいとは思います。

と、油断させておいて、後半、毒を盛り込んでくるかも(^^;;

あと、印象に残ったのは、羽生が黛を口説いたセリフ。

「僕らが1つになったら、1+1が100にも200にもなる。」

0からではないのね、と。

今後、黛はどういう役割を担うのでしょうか。
次回は癖のある原告が登場ようです。

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2013年11月 1日 (金)

リーガルハイ(2013) 4話

公式サイト

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月末月初、何かとバタバタしておりますので、粗筋だけ書きます。それでも長くなるのね(^^;;
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お話は戸建に引っ越してきたお隣さんの間に起きた、いわゆるご近所トラブル。

お題にふさわしく、オープニングは古美門の身の毛もよだつようなヴァイオリンでした。
前シーズンよりはほんの少しうまくなっている気はしますが・・・
服部さん曰く、ご近所からのクレームは全くない、とのこと。

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息子のピアノの練習中に、隣のベランダから響き渡る布団叩きの音。
その音のために集中力を失ってしまったのか、ピアノに突っ伏てしまう息子を見て、花鋏を持って隣家に押しかける母、なつ。
ゴルフクラブを持って応戦する隣家の主婦、冬海・・・
傷を負ったのは冬海でした。
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羽生の弁護で、なつの行為が正当防衛として認められ、無罪になったところから、話が始まります。

結果に納得のいかない、"被害者"冬海。
民事でなつを訴えたい、と古美門に代理人になってくれるよう、頼みに来ます。

羽生の弁護で相手が無罪になったことが気に入らない古美門は、2000万円で引き受けました。
例によって、高額な請求には目を向くも、冬海には同情する黛。
やる気満々の二人でしたが・・・裁判官がなんとあのドSの別府だと服部さんから知らされて、「オーマイガット!!」

予想通り、裁判は別府のペースで進みます。
なつの弁護人はもちろん羽生です。

ここはブロードウェイではありません、と古美門には厳しく、よくできました、と羽生には優しい別府。

ここで、すでに判決の出ている刑事事件のおさらい。

同い年で息子も同い年、夫もどちらもサラリーマンと、生活水準がほとんど同じだったため、仲良く暮らしていた冬海となつだったが、息子が、なつに誘われて試しにお受験した小学校を落ちたことから次第に綻びてくる。
なつの息子は合格し、ピアノでも賞をとるほど優秀、その上夫も昇進。
比べて冬海の夫の会社は業績悪化・・・生活レベルにも次第に格差が生まれ、そして嫉妬が生じてきたのです。

布団を叩くのは布団を傷めるだけ、というなつの言葉にムっとする冬海。
なまじ同じだったが故に、ずれ出すと何もかも嫌味に聞こえる。

息子同士の喧嘩が決定的となって、冬海は様々な嫌がらせを仕掛けました。
ゴミの嫌がらせ、放火の疑いをかける、などなど次第にエスカレート。
そして事件は、なつ一家が飼い出した番犬に冬海が噛まれて4針縫った一ヵ月後に起こったのです。

と、すらすら書きましたが、この間に別府の逆鱗に触れた古美門が、本当に廊下に立たされたり、留守を任された黛が"ガニ股"でブロードウェイしながら頑張ったりと色々ありました。

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古美門サイドが何を言っても却下する別府。
現場検証を行なう、と言い出しました。

当日。黛は古美門をおぶって集合場所へ。
なあんで・・・ああ、きっと物凄くダダを捏ねたんだろうろうなあ(笑)

遠足・・・別府は外に出ることがあまりないので、楽しんでいる、と古美門。
確かにクールな顔ですが、楽しんでいるようです。
広末さん、本当に笑いを堪えているようにも見えました。

しりとり、やったんだ。香港・・・Hong Kongね。なあるほど、覚えておこうっと(笑)
古美門と黛のマトリックスごっこ、そして人を襲うどころか、滅茶苦茶、人懐こいワンちゃん。

場面は再び法廷に。

本当は犬に噛まれていないこと、さらに家族の誰もやらないゴルフクラブを持っていたのは、凶器として準備していたのではないのかと、なんと、古美門は冬海を追求し始めます。
あのゴルフクラブは、気晴らしなれば、と夫と息子からのプレゼントだったと、冬海。

自分の弁護人から不利な状況証拠を突きつけられて、いいかげんにしてください、あの女がうちをむちゃくちゃにしたのだ、と逆上します。

黛も動転。
逆上した冬海に不利益なことを言わせまいと、発言をとめようとしましたが、別府から、黛に原告の発言を止める権利はない、と退廷を命じられてしまいます。

別府の強圧的な進行に腹を立てる黛に、古美門は刑事裁判で無罪となったものを民事でひっくり返す判決を出すのは難しい、別府には圧力がかかっているのだろう、と。

その通りでした。

そういう意味で、勝つのが難しい裁判なのね。
しかし古美門は、蘭丸を使って着々と逆転に向かって動いている様子。

再び法廷が開かれます。

始まる前に、私たちのことは嫌っても言いけれども、当事者たちのことはどうか公平な目で見て欲しい、と別府に頭を下げる黛。

さて、裁判が始まりました。

事件当日、実はなつは、冬海を挑発するために花鋏を持って押しかけたのでは、つまり、なつもまた、冬海に嫉妬してたのではないか、と追求する古美門。
もちろんなつは否定しますが、嫉妬を抱かざるおえない状況証拠を次々と挙げていきます。

私立の小学校に入学するも、学校に合わず、ゲーセンに入り浸り、公立の方が良かった、と母親を恨む息子。
昇進した夫は、社内不倫をしていて、ほとんど家に帰ってこない。←写真付プレゼン。

そんな我が家と比べて、隣の家は。
時間の許す限り、裁判を傍聴しにくる夫。
お小遣いをためて、父と一緒にスポーツ好きな母にゴルフクラブをプレゼントする息子。

お受験に失敗し、生活も苦しいはずなのに、冬海の家は楽しそうなのは、なぜ。

キーワードは「嫉妬」。

刑事裁判でなつの正当防衛が認められたのは、冬海の嫉妬ばかりが取り上げられたため。
それならば、と、古美門は、なつもまた冬海に嫉妬していたことを証明してよう、というわけです。
お得意の逆転劇です。

嫉妬の挙句、様々な手段を使って冬海を犯罪者に仕立てようとしたなつ。
花鋏を持って押しかけたのは、冬海を逆上させるため。
もし、クレームを言いにいくだけならば、そんな危険なことはしないだろう、と古美門。

とどめは、なつが自分の家に放火しているところを息子に見られていたことでした。

冬海のせいにするためだけじゃなく、もしかしたら、本当に燃えてしまえばいいと思ったのでは、と問いかけつつ、息子さんを証人尋問しますか?それは酷でしょう?と追い詰める古美門。

私だって努力した。ずっと努力した。
なのになんで隣の方が楽しそうなのか!

ついに本音を吐いたなつ。

勝負あった、というとことで、ご機嫌な古美門。事務所でこも樽を開いて前祝。
裁判に勝つことは当たり前、それより「ヘタレ王子」羽生に勝ったことが嬉しそうです。

羽生に嫉妬しているのでは、と服部さん。
もちろん、全否定する古美門ですが、なおも服部さんは言います。
羽生の得体の知れない潜在能力を脅威に感じていらっしゃるのでは?と。
バカバカしい、と古美門。

その頃、羽生は事務所で一人、黛の写真を見ていました。

笑顔で世界を変えることはできない・・・いや。

「そうさ、笑顔で世界を変えるんだ」

ちょっと不気味なほど明るくにっこり。

結局、なつが全面的に冬海の言い分を呑んだ形で和解が成立しました。
全面勝利でさらにご機嫌な古美門。

和解の席で。
2000万円は家を売って作る、となつ。
冬海も今のところには居づらいので引っ越すと。

そこへ二人の息子たちが肩を組んで入ってきました。

プロデュースしたのは羽生。

二人が喧嘩したのは、それぞれの母親たちから、もう遊んじゃいけない、と言われたから。
本当は仲良しのままだった二人。
羽生は、裁判所命令の和解の条件として、子供同士の付き合いを続行するのを許すことと、そして最後にもう一度バーベキューパーティを開くことを加えました。

これで両家のしこりは少しは解けたようです。

でも・・・話は飛びますが、またお隣さんになるのは絶対にやめた方がいいと思う。
まあ、そんなことは二人は重々承知、冬海の和解の気持ち、リップサービスと受け取ればいいのでしょうけれども。・・・本気だったら引いちゃいます(汗)

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話は戻って。
試合には勝ったけれども、勝負には負けたような形になってしまった古美門。
苦虫を噛み潰したような顔をしています。

離婚を決めたなつと夫の間にたって、夫から2000万円の慰謝料をとり、冬海の家は、自分の友人関係で良い値で売ることになった、と明るい顔で黛に伝える羽生。

吹っ切れたようね、という黛に

「目的は裁判で勝つことじゃない、当事者が幸せになることだ。」

と宣言。
そして再び黛を、古美門事務所ではあなたの良さは発揮できない、と事務所に誘います。それからいきなりキス・・・じゃなくって。紛らわしいなあ、もう(笑)

でも、黛、出来る男に脱皮した羽生にぽっとなっていました。

その頃古美門は、別府に、好き勝手にできる我々に嫉妬しているのでしょう、と絡んでいました。
しかし、あなたの生き方も窮屈に見えますよ、と返り討ちにあってしまいます。

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黛から羽生の信念を聞いても相手にしない古美門。
またまたヴァイオリンを弾きます。

と、服部さんが何やらこそこそ。
黛が尋ねると、ご近所にお高い羊羹を配りに行くとのこと。

「トラブル回避にはそれなりの努力が必要。」

なーるほど・・・では終わりませんでした。
今回の大ラスのどんでん返しは服部さん。

やはりあなたの目に狂いはなかった。
羽生が覚醒しはじめたようでございます。
彼なら古美門を凌駕するやも。

ええーっ誰に電話をしているの?

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大分と端折って書きました。

貴和以外、今のところ、今シリーズの訴訟人たちは、いずれも割と素直な人たちばかりです。
今回も、お互いの心持ち次第では憎しみ合うことはなかったかもしれないケースでした。

とはいえ、生活レベルが同じで、同い年の息子を持っていたら、どうしたって比べてしまうでしょうね。隣はキツイわね~。
隣人でなければ、差し障りのないお付き合いでやりすごせたかもしれません。
騒音、親同士、隣近所のお付き合い。
いずれもひとごととは思えない裁判でした。

裁判以上に展開したのが羽生の気持ちです。

「ご近所トラブルを起こすような低所得者どもはどちらも悪いに決まっている。双方が納得行く解決なんてない。裁判は勝つか負けるだ。」

と言い切り、勝ち続けることに拘る古美門。

対して、羽生は勝つことに拘らなくなりました。
これは強力なライバルになりそう。
このままだと、今後、裁判に勝っても古美門及び古美門ファンの欲求不満は溜まっていくかも?

羽生がガツン、と打ちのめされるようなブラックな裁判が見てみたいです(^^;;

あと、「こいつぅ」なんて言う磯貝、「ラブアンドピース」な本田がどうにも胡散臭いのですが。

でも、何と言っても、最大の謎は、やはり服部さん。
電話の相手は古美門の父上?
まさか醍醐、いや、勅使河原・・・???と、今まで登場したキャラを思い浮かべてみましたが、全くの新キャラかもしれません(大汗)。

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次回は黛の父上が登場。
どうなるのでしょう、またまた楽しみです。
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#01 #02 #03

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2013年10月25日 (金)

リーガルハイ(2013) 3話

公式サイト

古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)は、なんとか安藤貴和(小雪)に上告させて弁護人になりたいのだが、なんとも上手くいかない。弁護人になるための条件として、古美門は貴和から毎朝5キロ走るよう言われるが体力が持たない。黛に至っては、貴和からブスとののしられ、化粧の仕方ぐらい覚えろと命令されてしまう。

<中略>

熊井は妻、ほのか(美波)との離婚訴訟の代理人を古美門に依頼。ほのかが離婚に応じないのだ。しかし、熊井の離婚理由を聞いた黛は唖然。美人だと思って結婚したほのかが整形美人だったと言うのだ。(公式サイトより)
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今回もセリフの量と速さが半端じゃなかったので拾うのは諦め、小ネタも飛ばして、思い出せるシーン等をだらだらと書きとめておきます。

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今回は外見について争う裁判でした。

ロッキー・・・刑務官も傅かしてしまう貴和の、古美門に対する「セクシーじゃない」、黛に対する「ブス」が前フリ。

黛の高校の同級生の熊井は、自分がブサイクであることを自覚しているが故に、人の美醜に人一倍敏感。「ブサイクほど面食い」なのだそうです。
あくまで美人に拘る熊井が、パーフェクトと判断して結婚した妻、ほのかが、実は整形美人だった、というのが離婚申し立ての原因。
しかし、ほのかが応じないので家裁に持ち込まれた、というわけです。

そんな理由では離婚はできない、と黛。
古美門も、離婚裁判は退屈だ、と断ろうとしたのですが、妻、ほのかについた弁護士事務所が羽生だと知って、俄然やる気になっちゃいました。
それにしても弁護料が3000万円って、高すぎないかい?(笑)
マンション売ってでも離婚したい、熊井。

古美門のはしゃぎっぷりに嫌な予感を覚えた黛は、先生がめちゃくちゃにする前に和解に持ち込もう、と古美門に内緒で羽生に持ちかけます。
しかし、黛に、羽生と会う事を口止めされていた服部さんの「言わないで、というのは言って欲しいってこと」というナイス判断(笑)で、和解の席に古美門、登場。
訴訟は法廷に持ち込まれることになってしまいました。

法廷に引き伸ばしたほのかの整形前の写真を持ち込んで、ほのかが「まごうかたなきブサイク」だったことを力説した上で、人は見た目じゃないなんて、大嘘だという理屈を展開する古美門。
この世は容貌のいいものが選ばれる、結婚だけでなく、就職も。
「ブサイクを差別しているはずだ。」
これには羽生サイドはもちろん、黛も思わず反論の手を挙げかけました。
しかし、自分に置き換えた時はどうなのかを問い詰められて、皆、黙り込みます。

畳み掛ける古美門。
外見は、それほど大事なものであるからして、整形したことを黙っていたことは、詐欺であり、十分離婚の理由になるはずだ、と。

最初はこれくらいの裁判なら羽生が出る必要はない、と磯貝が立っていましたが、すぐに撃沈。ほんと、使えません(笑)

ここで熊井が、親からもらった体を傷つける整形には反対だと、証言します。
ところが、この証言に羽生が食いつきました。
熊井が増毛をしていたことを掴んでいたのです。
しかし、熊井は、増毛と整形は違う、と譲りません。

熊井が離婚に拘る最大の理由は、生まれてきた子供の美醜でした。
先祖代々ブサイクな家系に生まれた熊井。
ブサイクだとどんなに苦労するか、身に沁みてわかっている。
子供にそんな苦労はさせたくない・・・

そんな決め付けなくても、と反論する羽生サイド。しかし。

熊井の言葉を裏付けるために、古美門は熊井と整形前のほのかの写真を組み合わせて子供の顔のシュミレーションしたものを提示し、言い放ちます。

美形同士のカップルからブサイクが生まれることはあっても、ブサイク同士だと。

「生まれてくる子供が絶対にブサイクです。」

そして、熊井には、美形の子供を得る自由がある!と。

「なんじゃ、この裁判は。」

熊井の離婚理由にどうしても納得できない黛に、何を基準に人を好きになるかは自由、と言い放つ古美門。まあ、その通りです。
その基準によって自分を含めた人を選別、もしくは差別しているわけで。
加えて、外見なんて関係ない、と言う人ほど美形だったりするしなあ。本心か慰めかはわかりませんが。

ともかく、あまりに滅茶苦茶な法廷になってしまったので、調停にすることになりました。
そら、夫婦ともども罵倒され、さらし者にされているようなものですもんね。

改めて羽生の事務所で顔をあわせると羽生、古美門、黛たち。

ブスであることの苦悩を語るほのか。
そうね、苦しんでいなかったら整形はしなかったでしょうから。
あだ名が「ブス」ってストレートすぎる(_ _);;

ではなぜブサイクな熊井と結婚したのか。
それは、熊井が心の綺麗な人だと思ったから。
熊井を見ていて、人はみかけじゃないのだ、私も心を磨こう、と思ったほのか。
健気な女性です。

熊井の表情に未練が浮かびます。
羽生もここぞと「人の価値は容姿ではない」と攻勢をかけますが、そうはさせない古美門。夫を騙していたことを強調します。
古美門の言葉に、たちまち離婚の決意を持ち直す熊井。

羽生はなおも「法は理想とともにあるべき」と離婚を押し止めようとしますが、「整形と言わなかったのは、詐欺。法は現実に即してなければならない。」と跳ね除ける古美門。

その時、ほのかが倒れます。

黛が後に様子を尋ねる時に、言葉を濁す羽生。
「本人が知られたくないって。」
ほのかが妊娠していると思った黛。

しかし、黛からそのことを聞いても古美門は変わりません。
子供ができたからと言って心を繋ぎとめることはできない。
「さっさと片付けましょう。」と言い置いて一人バーへ。そこに蘭丸が現れて・・・

ほのかが熊井の要求を全面的に受け入れて離婚を応じました。

和解の場で、もう一度顔を合わせる両人と古美門たち。
そこで、妊娠中というのに、毎晩バーでお酒を飲むほのかの写真を取り出し、妊娠していないことを暴露する古美門。

黛に嘘をついた、と責められるも、妊娠しているとは言っていない、と羽生。
いや、そう思わせるように誘導した、と黛が羽生を問うつめようとした時、ほのかが、どうせバレると思っていた、と告白します。

なぜ、ほのかはそんな嘘をついたのか。
熊井の心が・・・まだやり直せるかどうか、知りたかったから。

熊井の表情が揺れます。
ほのかは自分の条件を満たさない女性で、しかも嘘をついていたけれども、嫌いになったわけではありません。
だから常に揺れ続けていました。

が、古美門が喝。

「曖昧にして何の意味がある!」

熊井の表情が元に戻りました。

「子供ができていなくってほっとしました。離婚したいんです。」

これが情にほだされない、冷静な熊井の本心。

ほのかは一度も熊井を責めることなく、離婚すること及び、800万円の慰謝料(!)を支払うこともまるまる承諾しました。
私だって整形なんかしたくなかった。整形したために親や親戚とも疎遠になり、同窓会にも出れない。整形していたことを最初に告げなかった私が悪いから、と。

しんみりとなった空気を破って、古美門がほのかに声をかけます。

「あなたの人生を捧げるに値する人間は他にいくらでもいます!」

熊井が古美門の理屈を振り切って離婚を思いとどまるかどうか。
古美門はずっと試していたのでしょう。

でも・・・元々美醜か否かで離婚を迫る、ということが、どれほど相手を傷つけるか、全く思い及ばない男なんですよね。ま、最低です。

外見に囚われすぎた二人の違いは。
熊井が自分がブサイクであることに開き直ってたのに比べ、ほのかはブスであることに劣等感というより罪悪感を抱いており、色々と努力したこと。整形するお金も一生懸命貯めたんだろうなあ。

さて、オチはおおよその予想通り。

別れて後、ほのかの人柄にやっと気づいた熊井。
慰謝料を取り消すことを告げ、再プロポーズしますが、当然ながらふられてしまいす。
よくもまあ、プロポーズなんてできたもんだ。

ほのかの新しい彼氏は男前なだけでなく、ポジティブにしてくれる人のようです。
ブサイクな人なら心がキレイな人だと思っていた・・・熊井とは全く逆の差別をしていたことに気がついたほのか。
もし、この恋愛がうまくいかなくても、違うステージには進めたのは確かでしょう。

ブス、ブサイク・・・ひとかけらでも自分には可愛い、と思っている人だったら、絶対に激高するワードです。大概の人は、自分にも可愛いところがある、と思っていますから。
でも、熊井もほのかも激高しませんでした。

特に、ほのか。
淡々と受け入れすぎていて、かえって不気味でした。
いくら整形したことを負い目に感じていたとしても、です。
ですのでほのかの従順さの裏に何かがあるかな?と思っていたのですが、トラップも二重舌もなく、ごく普通の人で終わっていました。
ドラマ的には少々物足らなくはありましたが、法廷や調停で刺激的な言葉が飛び交ったので、バランスをとったのかもしれません。

建前と本音、口に出しては言えないけれども密かに蔑視していることを暴露する、古美門らしいお話でした。
また、ブサイクを違う言葉に置き換えれば、どの人にも当てはまる話でもありました。

ぬらっとした鈍さでいらっとさせる熊井の質感を、塚地さんが好演されていました。

大オチには爆笑。

自分の裁判見たさに女性が群がる、よって内面はセクシーなのだ、と貴和を納得させようとする古美門。
あきれたように貴和が見た先には、舞妓Haaaan!!!な黛。
服部さんはコスメティシャンならぬ、化粧師だったわけで。

「私もこれは違うと思います。」 by 黛
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今回も詰めが甘くて完敗した羽生。
懲りずに黛に猛アプローチをかけていました。

悪いけど古美門先生にはまだまだ及ばない、もう、私を誘わないください、ときっぱり断る黛。
ほのかに妊娠という嘘を思いつかせたのも、古美門の仕業なことに気がついていました。
羽生の誘導作戦は黛くらいしか引っかからないかな~?

何が幸せかなんて、私たちに決められることじゃないかもしれない。
あの二人にしたって・・・
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こうして羽生の挑戦は、まだまだ続く。

初回は少しクールで爽やかで謎めいていたキャラが、だんだんヘタレになってきた?
今や黛とは違う「全く新しいタイプで」古美門を苛立たせる存在になっています。
理想を求める原因が描かれれば、どんでん返しがありそうですが・・・それでも今のままでは古美門に勝てそうもありません。

三木が不在のため、古美門最強!・・・と思いきや、次回は、ドSのあの人が再登場。
楽しみです。

ふうう・・・やっと書き上げました。
次回からは要点だけにしよう、と毎回思うのですが(^^;;

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#01 #02

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2013年10月17日 (木)

リーガルハイ(2013) 2話

公式サイト

若くして会社を創設、一流会社を次々と買収し“時代が生んだ天才”と謳われた鮎川光(佐藤隆太)。インサイダー取引などの容疑で実刑判決を受け出所したばかりの鮎川は、自分を誹謗中傷したマスコミらを訴えると息巻く。
服部は、鮎川が起こす訴訟に絡んで法律事務所に依頼が飛び交っていると古美門たちに教えた。

早速、古美門と黛は鮎川の下に行き、訴訟代理人の売り込み。得意の饒舌で鮎川を持ち上げ、仕事を獲ろうとする古美門だが、あっさり断られる。鮎川は自分自身で全ての訴訟を闘うと宣言し、法廷で闘いたいと古美門を挑発した。(公式サイトより)
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今回も濃かったです。そして面白かった♪

セリフは一度見ではとっても追いつけないので、粗筋中心に書き留めておきます。
それでも、長くなっちゃいました(汗)

なお、記憶を頼りに書いていますので話が前後していると思いますが、ご容赦くださいませ。

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古美門の売り込み文句をまるまま頂戴した鮎川。
訴訟の相手を、マスコミだけでなく、自分がモデルと思われる作品を書いた漫画家や中傷したブロガー相手にまで広げます。

古美門は素人に何ができるか、と当然ながら馬鹿にしていましたが、NEXUSの磯貝は早々に散ってしまいました。姿勢と声と愛想だけがよい、使えない弁護士です。(本当にそうなのかな?)

服役中に法律をマスターしてしまっただけでなく、すぐに実践できてしまう鮎川。
それこそモデルはさて置いて、天才的に頭がいいのは確かなようです。

羽生の元には、漫画家の玉川たまと出版社が、古美門の元にはブロガーが弁護を依頼に訪れました。

羽生は本田とともに、チームを組んで玉川たまを弁護しようと古美門を誘いにきます。
玉川たまの漫画「破壊の天才」の大ファンの黛も乗り気。
最初は一蹴する古美門でしたが、服部から前回の貴和の件で依頼が激減していることを知らされ、羽生たちに乗せられて、引き受けます。

あら、ここで蘭丸君が羽生と会っちゃった。前回、邪推したことを撤回(大汗)。

親の年金で食べている、誹謗中傷メインの記事でカウンターを上げようとしているブロガーはともかく。
玉川たまの場合は、鮎川がモデルかどうか、断定するのは微妙・・・かと思われましたが、鮎川をモデルにしていたことが判明。

たまは、今回の訴訟のために連載打ち切りの憂き目にあっていました。
そもそも人気なかったし、こんなことがなくっても早晩打ち切りになっていたし・・・と自虐的になっているたまを励ます黛。

古美門は、玉川たまが鮎川をかなり克明に調べた上で描いていたことを逆手にとって、事実を描いているのだから、誹謗中傷にはあたらない、とまくしたてて弁護します。
黙り込む鮎川。

格が違うわ、とご機嫌な古美門。どんな相手でも全力で叩き潰す、それが古美門!

このまま押し切って勝てるか、と思いきや。
事実ではないことが描かれていることを本田が発見。

漫画では、主人公が騙して乗っ取った部品工場の社長が自殺してしまうことになっているのですが、事実は自殺しておらず、お金に困って詐欺まがいのことをしでかして捕まった挙句自己破産し、今は田舎で一人のんびり暮らしている、とのこと。
その社長とは、玉川たまの父親だったのです。

たまは、学生時代に工場を訪れていた鮎川を知っていた。いや、父を騙した人間として忘れたことはありませんでした。
でも、鮎川はちっぽけな工場のことなど覚えていないだろう。
だから・・・復讐で描いた、と。

これでは古美門の弁護は成り立たない。

ならば、鮎川が「破壊の天才」の主人公そのまま、悪辣な奴であることを実証するための爆弾として投げつけよう、玉川たまの父親のことなど忘れている鮎川は不意をつかれてうろたえるだろう、と、古美門。←ここ、ちょっとうろ覚えです。もう一度見て訂正するかも(大汗)

玉川たまはのんびり暮らしている父の生活を壊したくない、と拒絶しますが、勝者がいるから敗者がいる、だから勝たねば意味がない、という自論をごり押しして説き伏せました。

羽生は黛に古美門のやり方に対する不信感を告げ、再び自分の事務所に誘います。

これではプライバシーの暴露合戦になってしまう。
自分が目指すのは、みんなが幸せになること。

しかし、そんなの理想主義すぎる、と、誘いを断る黛。

成長したというのか、古美門に毒されたというのか(笑)、とにかく、古美門のパートナーとして随分と逞しくなりました。

黛に拒まれた羽生は、ならば自分のやり方でやってやる、と、鮎川に示談を持ち込みますが・・・あーあ、たまの実家のこと、洩らしちゃった。

案の定、法廷で先手を打たれてしまいます。
事実ではないことが描いてあることを指摘され、そしてたまの父のことも暴露されてしまいました。

古美門先生、さぞおかんむりかと思いきや。鮎川が、何故リスクを犯して戦っているのか、を分析し始めます。

彼にとって裁判とは、名誉でも金でもない、マイブーム。
法廷ゲームを楽しんでいるだけで、勝ち負けを気にしていない。

そんな相手にどう戦えばいいのか、と羽生。

そこへ、「破壊の天才」を熟読していた服部のひとこと。
確かに悪逆非道な主人公だけれども。

「恨む気持ちになりませんな。」

古美門、閃きました。
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再び法廷。

古美門は「名誉毀損」をキーワードにしました。

読者アンケートをとって、この主人公が魅力的であることを証明。
さらに玉川たまの深層心理まで引き合いに出します。
彼女は実は鮎川のことを魅力的だと思っている、その気持ちが反映されている、と。
ええ~っと顔をしかめる玉川たま。

社会的イメージを向上させるものは、名誉毀損にはあたらない、と古美門。

対して、鮎川は漫画が自分を貶めている、と主張します。
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さあ、超ハードな読書感想会(っていうのか?;;)のゴングがなりました(笑)。

ひたすら主人公の魅力を訴える古美門。
どれだけ主人公が不快で情けないかを訴える鮎川。

もう、ここは可笑しくってメモをとる暇もありませんでした。

堺さんが弾けるのに合わせて佐藤さんも弾ける、弾ける。

大人気ない罵りあいを続けるうち、段々鮎川の表情が清々しくなっていきます。

「勝つか負けるか。最後まで徹底的にやるぞ。」
「望むところです。」

おお、佐藤さん、いい表情です。佐藤さんってこんなに男前でしたっけ。←何気に失礼で、ごめんなさい(汗)。
でも、ほんと、思わずどきっとしたのです。

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その後も戦いは続き・・・

結局鮎川は全ての訴訟を取り下げました。
マイブームが終わったらしい・・・とみんな。
裁判で注目を集めた「破壊の天才」は増刷が決まり、連載も再開されることとなったそうです。

鮎川の次のマイブームはダイビング。
そこに古美門が訪れます。

鮎川が実は玉川たまのことを覚えていて、この一連の訴訟騒ぎは、古美門を巻き込むことを計算に入れでの、全て彼女への罪滅ぼしだったのでは、と、

それには答えず、たまにエールを届けるよう、頼む鮎川。

黛は執筆を再開した玉川たまの隣で応援していました。
鮎川のことを思い出すたま・・・淡い想いを抱いていたんですねえ。
セピア色の、本当に淡い淡い想い。切ないワンシーンでした。

古美門がここまで察知していたかどうかは謎です。

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個人の表現の自由とは何ぞや。
付和雷同なマスコミや無責任なブロガーを揶揄する尖がったセリフが飛び交うヘビーな切り口で始まりましたが、ひとりひとりの想いで終わりました。
個人の表現の自由とは。
ひとりひとりの想いを大切にすることではないのかな、ということをふた捻り半くらいさせて描いた、リーハイらしい、しかも後味の良いお話でした。

自分に自信が持てない漫画家を演じた谷村さん、長くなるのですっ飛ばして書いてしまいましたが、コメディリリーフの三宅さん。
そして、本当に天才だった鮎川を演じた佐藤さんが印象に残りました。
俳優さんの魅力を引き出すチームです。
堺さんの声がほんの少し枯れていた気がする。飛ばしてるもんなあ~。
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羽生が黛に拘るのは、古美門を叩き潰すツールと見ているのでしょうか。
それとも黛に拘るから古美門を潰そうとしているのでしょうか。
謎です。

ブロガーをビシバシ扱っていた本田は、意外とできる弁護士かも。
羽生が黛に拘っているのも知っている上で、黛と何のつっかかりもなく、すらっとチームを組んでいました。さすがラブ・アンド・ピースでヒッピーなだけある・・・ということではすまないのでしょうね。

などなど、あまり先走って推測したってひっくり返されるのがオチなので(汗)、このへんにしておきます。
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罵詈雑言にいちいち落ち込まず愛情表現と受け取ったり、法廷でどんなに弾けても、以前のように引いたりせず、頼もしそうに見ていたり。
黛の古美門に対する信頼感が増してます。見ていても安心。

でも、どこかでひっくり返されそうな気がする(^^;;

さて、古美門を引き連れて再び貴和に面会した黛。
表現を額面どおりに受け取るべきじゃない、という自論を展開。
さらに、からかうような態度をとるのは、あなたも苦しんでいるからです、と、上告するよう口説きます。

おや、成功したようですが、どうも一筋縄ではいかないようで。

次回も楽しみです(^^

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#01

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2013年10月15日 (火)

リーガルハイ(2013) 1話

公式サイト

脚本:古沢良太/演出:石川淳一、城宝秀則、西坂瑞城/企画・プロデュース:成河広明/プロデュース:稲田秀樹、山崎淳子/音楽:林ゆうき
出演:堺雅人、新垣結衣、生瀬勝久、小池栄子、里見浩太朗、田口淳之介、矢野聖人、岡田将生、黒木華、古舘寛治、小雪、松平健

偏屈で毒舌な上に気分屋で超わがままだが、訴訟で負けたことのない古美門研介(堺雅人)と、社会正義の使命に燃えるが、かたくなで融通の利かない黛真知子(新垣結衣)の「最強(?)の凸凹コンヒ?」。

新シリーズで彼らと対峙するのは、何でも円く収める天才・羽生晴樹(岡田将生)率いる新世代弁護士集団! さらに、古美門を振り回す世紀の悪女・安藤貴和(小雪)、強い正義感を持つベテラン検事・醍醐実(松平健)らも登場し、さらにパワーアップした極上のリーガルコメディーにご注目下さい!
(公式サイトより)

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もう明晩、2話目が放映されるので(汗)、簡単に感想をメモっておきます。

「さらにパワーアップした」という謳い文句に偽りなし、だったのが嬉しい(^^)v

タイトルは前と一緒の「リーガルハイ」。
あ、前回は「リーガル・ハイ」、今回は「リーガルハイ」なのだそうです。気がつきませんでした。
この素っ気なさが、らしくって、いいです。

でもカテゴリー的には紛らわしいので(汗)、迷ったのですが・・・西暦をつけることにしました。
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何と、貴和の心変わりで、古美門が負けてしまった!・・・

いや、貴和が上告すれば、勝ちに変えることも可能かもしれない。
突然態度を変えた理由は?そもそも彼女は本当に悪女で、殺人犯なのか?・・・

一番不安だったのが新レギュラーだったのですが、違和感を感じるどころか、「リーハイ」の世界をさらにヒートアップさせてくれそうな予感。

特に小雪さん。
こう使ってくるとは。嫌われ者役がはまってました。
小雪さんの個性、容貌を生かした役どころで、思わず唸りました。

人たらしで爽やかな羽生。古美門、すっかりたらされていました(笑)
しかし、古美門の大嫌いな「正義」を理想に掲げており、独善的な匂いがしないこともありません。

あと、毎回は登場しないかもしれない、ブラックジャックのような容貌の醍醐検事。清潔な国・・・彼もかなりヤバイです。
貴和と何やら打ち合わせをした上で弁護を降りて三木事務所を辞め、羽生と事務所を立ち上げた磯貝。
やたらと音吐朗々なのが、胡散臭いです。

あと、最初は悪霊のようだった本田ジェーン。
いきなりイメチェンしてましたが、ラス前だったので、スタンスはまだ謎です。今後に注目です。

レギュラー陣は基本的に変わりませんが、成長していました。

黛は以前より古美門のやり方を理解していて、頼もしくなりましたし、服部さんの特技もさらにパワーアップ。

古美門は今回は最初っから振り切っています(笑)。
やっぱり半沢より、こっちの堺さんの方が好きです(^^

古美門が負けたことを知った三木。
なんと悔しがった上、古美門を励ましてました。
本当に世界一周に行っちゃうのかな?寂しいです。

相変わらず食べっぷりのいい"忍びの者"、蘭丸。

ちょっと気になったのは、羽生が蘭丸の存在を知らないように見えたこと。
もしそうならば、古美門はそこまで羽生を信用していたわけではない、ということなのかな、と。
だとしたら、別れの涙も怪しいかな~なんて思いました。

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小気味良い展開で、1時間半弱が短く感じられました。
一人として無駄な登場人物がなく、小ネタも相変わらず絶好調。

古美門がマイナスに陥る・・・敗北を喫する、という、幕開け設定には、そうきたか~と。
こちらの期待の、さらに予斜め上行く展開にしてやられました。

もし不安材料があるとすれば、貴和の話の引っ張り方ですが・・・放映前の不安と同じく、杞憂に終わることを願っています。

次回が待ち遠しいです。

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