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2018年1月19日 (金)

おんな城主 直虎 最終回 50話「石を継ぐ者」

公式サイト

本能寺の変によって信長(市川海老蔵)は討ち取られ、直虎(柴咲コウ)の手助けによって家康(阿部サダヲ)は無事、三河へと戻る。
明智(光石研)が京を追われたと聞いた直虎は龍雲丸(柳楽優弥)と別れ、堺を後にする。
井伊谷に戻った直虎は保護していた明智の遺児を逃がそうとするが、万千代(菅田将暉)はその身柄を徳川に引き渡すよう要求する。
家康は信長の弔い合戦と称して、甲斐・信濃攻めに乗り出す。一方、直虎にもついに病の影が忍び寄る。徳川が北条と長期戦に陥るなか、井伊谷では直虎がひそかに息を引き取る。
訃報を受けた万千代はある覚悟を決め、北条との和睦の使者を買って出る。北条方の国衆から徳川に臣従を誓った起請文を先回りして集めるという策が功を奏し、見事、北条方との和睦をまとめた万千代。
その褒美として元服を願い出、直政と改名。二百六十年に渡り、江戸幕府の屋台骨を支えた井伊家の藩祖として歩み出す。(公式サイトより)

2018年になって、新しい大河も始まって・・・・今頃すぎる感想で、ごめんなさい!

とにかく自分へのけじめとして、ごく簡単にメモっておきます。

ほとんど知られていない人物を主人公に据えての、大河でした。
冒険的だったと思います。そしてそのためのプラス面とマイナス面も強く出た気がします。

1.プラス面は、織田や徳川などの大スター以外の、地方の小さき領国の社会、生活ぶりを拾ったことです。領地の経営など、前作の大河よりさらに民俗学的な捉え方をしていて、新鮮でした。

2.マイナス面はプラス面と表裏一体でして・・・(汗。
定番のエピソードを抑えたために、歴史ドラマらしいダイナミックさに乏しくなったことは否めません。それもライターさんの狙いの内なのでしょうけれども。
まあ、主人公が女性の場合はこじんまりとした構成になりがちではあります。

ただこの大河の変わっていた所は、普通ならホームドラマの方向に向かうところが、ファンタジー・テーストに向かっていったことですな。
特に中盤までの、井伊谷と直虎がメインの話は日本昔話かホビット郷か、って感じで(汗)、話も登場人物たちも何やらふわふわしてましたー(^^;;

3.史実として認知されている人物及びエピと、伝承として伝わっているキャラとエピを巧みに織りんでいて、中には史実として伝わっていることとは違う、独自の見解が描かれていたのは、ちょっと面白かったです。
いまだに不明な事は、それなりにぼかして描いていましたし。

ただ、小野以外、オリジナルな設定やキャラたちは生かし切れていなかったようには感じました。小野って、高橋さんの力もあるけれども、主役より描きこまれていた気がします。

龍雲丸を最後、ああ持ってくるとはねえ。ちょっと哀れでした。直虎を一人にさせないために殺されちゃったみたいな・・・
もしかしてだけど、実は直虎は生きていて、龍雲丸と二人で海外へ冒険の旅路に出発する、というラストになるのでは、と密かに危惧していたのですが(ファンタジーらしくね;;)、さすがにそれはなかったです(大汗

でも龍雲丸はキャストやスタッフたちがドラマに慣れてきたころに登場したから、まだ良かったかもしれません。
直親って描きこまれる前に、薄いまま死んじゃいました・・・三浦さん、貧乏くじを引いた感じかも。始まる前は高橋さんとともに準主役級の露出だったのに。

さて、ヒロインの直虎ですが・・・あんまり書くことがないんですね~(^^;;

狂言回し的な存在だったかな・・・何か印象が薄いんです。
とにかく1年間、お疲れさまでした。

ただ、最終回でいきなり病気になったのには、びっくりしました。
恐らくは労咳か、癌・・・内臓系の病ならば、せめて前回くらいからはもう少しそれらしいフリを描いて欲しかったなあ。
この大河のシナリオって、フリをすっ飛ばすことが多かった気がします。
そういう意味では、直虎の最期はとてもこの大河らしかったかもしれません。

女性を大河の主役に据えるのには否定的なんですが、今回の大河は全否定できない、実験的な試みも感じました。
初回からもうすこし丁寧に描きこんでいれば、ドラマとして見応えを感じたと思います。

PS.近藤さんがいい人のまま終わって良かった~(^^)/

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