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カテゴリー「#ドラマ:2016年第1クール」の16件の記事

2016年4月11日 (月)

2016年3月のまとめ<2016年冬クールのドラマ・まとめ>

もう新ドラマが始まっているので、あげておきます。

冬クールも民放ドラマの感想を一作も書けませんでした。というか、書かないのを前提に見ていたかも(大汗
備忘録として、短く書きとめておきます。

<連続ドラマ>

※書き終えた順番です。
今期のみの作品ではありませんが、一応今期終了した、ということで。
最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。

刑事フォイル

<継続中>

手裏剣戦隊ニンニンジャー
仮面ライダーゴースト 

真田丸

<単発ドラマ>

桜坂近辺物語(4話連続)

<鑑賞した映画・DVD・演劇>

※★=DVDが欲しいと思った、もしくは買った作品
※☆=突っ込みどころを含めて、好きな作品
※○=記憶に残る作品
※▼=時間を返して、と突っ込んだことを覚えている作品(汗)

残穢 ー住んではいけない部屋ー:映画 
キャロル:映画
俳優 亀岡拓次:映画
家族はつらいよ:映画

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感想は書いていませんでしたが、最初から最後まで見たドラマは「家族ノカタチ」、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、「お義父さんと呼ばせて」、「ダメな私に恋してください」、「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」、「フラジャイル」、「ちかえもん」、「ナオミとカナコ」、「わたしを離さないで」、「スミカスミレ」、「怪盗山猫」「逃げる女」です。(曜日順)

今期も見るだけは、結構頑張ってました~(^^;;

※なお、初回の感想や中間の感想へのリンクは一番下に貼ってあります。

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以下、おおよそですが、面白かった順番に短くコメントを書いています。
後の作品になればなるほど突っ込んでいますので、ご注意くださいませ。

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今期、最初から最後まで面白かったのは、このニ作品です。

「逃げる女」
美緒を演じる仲里依紗さんの狂気に釘付けでした。
しつこく西脇梨江子を追いかける佐久間刑事の贖罪。
偽証によって西脇梨江子を無実の罪に追い落としながら、玉の輿の結婚生活を満喫している(ように見えた)川瀬あずみ。
美穂の闇と川瀬あずみの闇はシンクロしていたのか、どうか。
何も述べることなく、殺されるシーンもほとんど映されないまま、あっけなく、儚く美緒に殺されてしまったあずみ。彼女の真実はついに闇へと消え、永遠の謎となってしまいました。

真っ直ぐな安藤刑事には、西脇、美穂、あずみ、佐久間、綾乃たちの抱える闇は、理解できないのだろうな、と思いましたが、西脇自身が、かつては、人の弱さや暗闇を見ようとはしていなかったことに気づかされていくのです。

西脇を冷たく突き放す人、そっと受け入れてくれる人たちのリアクションにどきどきさせられました。
事件の真相を明かすべく努力してくれた元同僚。しかしそれは西脇のためではない、早く事件から解き放たれたいため、というのが印象的でした。

鎌田敏夫さんの脚本、素晴らしかったです。
県警捜査一課課長をめぐるエピは、あまり有機的に本題に絡んでいるとは感じませんでしたが、それでも人間の複雑さ、社会を描いて、実に見応えのあるドラマでした。
こういうドラマが作れる世の中が続くことを願わずにおれません。
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「ちかえもん」
藤本有紀さんの脚本、キャスティング、演出が一体となった、すっごくエンターティメントなドラマでした。
生きることの寂しさ漂う余韻も素晴らしかったです。
今期、見終わって、ああ、面白かった、と思えた唯一の作品でした。

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少し開いて。
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「家族ノカタチ」
2話くらいまのバタバタした展開で脱落した人が多かった気がしますが、カオス状態が収まっていくのを描くのがテーマなのだから、もう少し我慢して見て欲しかったかな、と思いました。
回が進むごとに落ち着いてきて、TBSのホームドラマの伝統を感じさせる作品になったと思います。面白いと感じかどうかは、人それぞれでしょうけれども。
若くしてマンションを買った二人・・・同じ設定でフジが製作したら、もっとバブルっぽくなったでしょうけれども、そこはTBS。そこそこ生活感が漂っていてたように感じました。西田さんの存在が大きかったと思います。
水原さんが失恋をちゃんと受け止めて、社会人として自覚していく流れもよかったです。
ラストの告白にはさすがに時と場所を選んで欲しい、とは感じましたが、主役二人が良い感じで収まったと思います。不器用で偏屈な似た者同士。お似合いでした。
西田さんの一日も早い回復をお祈り申し上げます。
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ここからはほぼ横一線。
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「フラジャイル」
原作未読です。
普通に真面目な医療ドラマで、話によってバラツキはあったものの、安定感はありました。

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「ダメな私に恋してください」
原作概読。
ラブコメが好きで、主役の二人が大丈夫な人なら、そこそこ楽しめたのではないでしょうか。
フカキョンの"かまとと"キャラは最強、以外、何も感想が浮かばない(大汗
ストーリーにはあまり関係ないけれども、石黒さんの出番が少なくてちょっと残念、くらいです。

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「お義父さんと呼ばせて」
コメディーならではの飛躍もなく、ただただ、平和に終わりました。
中間感想でも書いたのですけれども、最後まで保と美蘭が恋人に見えなかったことを含め、それぞれのキャラ設定がほんのちょっとづつずれていた気がします。紀一郎、いつ仕事してるんだろう(汗笑
エンケンさん、頑張ってられたのですけれどもねえ。独り相撲をされられていてたような気がします。
渡部さんをすかしたキャラ設定にしたのは良いのだけれども、親父二人の絡みを「1+1=1」、つまり「2」にもできなかったのが、残念でした。
皆さんが書かれていたように、葉理男の女装、八千草さんの暴走、そして登場するだけで可笑しい砂清水と、サブキャラが楽しかったです。

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「ナオミとカナコ」
原作未読です。
二人の殺害計画及び犯行には、幾度もそんな杜撰な、と突っ込んでいましたが、そこを全部陽子が拾ってくれていました。それにしても、犯行後、迂闊すぎる・・・
「カラッと胸のすく痛快なエンターテインメント!」という公式サイトのコピーに懐疑的だったのですが、予想は的中。じめっとした後味しか残りませんでした。
突っ込むのを楽しんだドラマでした。

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「わたしを離さないで」
原作未読です。
好みがわかれるドラマ。
主人公たちの幼少期を長めだったのは、視聴者をパラレルとも言える物語世界に引き込むため。この流れは成功していたと思いますが、いかんせん、恭子と美和の確執に時間を割きすぎたように思います。正直言って、この二人のやりとりになると倍速で見てしまっていました(滝汗
クローン人間を家畜のように増やし育てる、という異常な世界を描くことに、時間を割いて欲しかったです。

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「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
メロドラマだと割り切って見てはいましたが、曽田の急な変貌には、こういう高良さんを見たい、という視聴者への阿りを感じていてしまい、ちょっと興ざめしました。だってあっという間に元に戻るのだもの(^^;;
最終回で、井吹朝陽が元記者だったという設定がいきなり出てきて、びっくりしました。何か見落としたのかなぁ?・・・後半になるにつれ、「あれ?」っていう設定が多くなったように感じました。
予想通り、キャスティング・パワーのおかげで、最後まで見ることができました。高良さんと高畑さんのシーンて、アドリブだったんだ。すごい。←「がんばった大賞」より。
20年くらい前だったら、もっとどきどきと楽しめたのかもしれません。

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「スミカスミレ」
原作未読です。
入れ替わりものの王道として、まったりと楽しめました。
特撮ファンには嬉しいキャスティングでしたし(^^;;
松坂さんと桐谷さんのシンクロが素晴らしかったです。

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少し開いて。

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「怪盗山猫」
原作未読です。
「結城天明」の正体のインパクトが薄かったことが、ドラマの薄さに繋がってしまった感じ。
山猫の音痴が重要なファクターだとはわかってはいても、生理的にしんどかったです。
とはいえ、この枠らしい作品で、ゆるゆると楽しみました。

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「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」
ちょっとキツい感想を書きますので、このドラマが好きだった方、ご注意くださいませ。

ワンクールのドラマにしては、脚本家と演出家が多すぎる気がする、という放送前の予感が当たってしまい、統一性のない刑事ドラマになってしまいました。
渚の生い立ちの秘密というモチーフが中途半端になったこと。人が持つ悪意に過敏にシンクロする体質、という括りが段々曖昧になっていったこと。そして女性刑事だけのセクションならではのエピソードが少なかったこと。
渚の生い立ちや特異体質の設定が、かえって邪魔になっていたように感じました。
豪華なキャスティングがもったいなかったです。
それから、渚の過去を知っており、彼女の人間性を受け止める数少ない存在として、キーパソンである謙人。
DAIGOさんはミュージカルステージの主役を努めるなど、全くの演技素人ではないけれども、この役は重すぎたように思いました。タレント本人にしか見えない、そういう人をこの役にキャスティングする時点で、方向性にすでにブレがあったのでは。

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番外編「あさが来た」
時間も経っているので、簡単に。
前作からアドバンテージをもらっているとはいえ、スタートダッシュに成功した朝ドラでした。
あさと新次郎と白岡家の両親、はつと惣兵衛と山王寺屋の両親の対比が良く、朝ドラ初の幕末設定も面白かったです。
一躍人気の出たディーン・フジオカさんは、決して演技がうまいとは言えないけれども、独特のオーラがあったと思います。こういうのをスター性、と言うのでしょう。
後半はちょっと話にダレましたけれども(汗)、玉木さんをはじめとして、チームワークで乗り切ったという印象です。
トータルしてみると、面白い朝ドラでした。
とにかく波瑠さんの黒歴史にならなくって、ほっとしています。

「刑事フォイル」は濃い内容なので、粗筋を書くだけで精一杯でした。
クール外ということもあり、恐らく第2シリーズがあるだろうから、まとめ感想はその時に書きます。

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○印象に残った女優さん
半年以上頑張った波瑠さんと迷いましたが、強烈なインパクトだった「逃げる女」の仲里依紗さんで。

○印象に残った男優さん
玉木宏さんで。

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以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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2016年冬のドラマ:視聴予定
2016年冬クールドラマ 初回感想その1「逃げる女」「ダメな私に恋してください」「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」
2016年冬クールドラマ 初回感想その2「フラジャル」「ちかえもん」「ナオミとカナコ」
2016年冬クールドラマ 初回感想その3「わたしを離さないで」「怪盗山猫」「家族ノカタチ」
2016年冬クールドラマ ドラマ中間報告その1「家族ノカタチ」「ちかえもん」
2016年冬クールドラマ ドラマ中間報告その2「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「お義父さんと呼ばせて」「フラジャイル」「ナオミとカナコ」

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2016年4月 4日 (月)

これが私の人生設計:映画 

2014年 イタリア 103分 PG12 原題「Scusate se esisto!」

Photo


公式サイト

監督:リッカルド・ミラーニ/製作:フェデリカ・ルチザーノ、フルビオ・ルチザーノ/脚本:ジュリア・カレンダ、パオラ・コルテッレージ、フリオ・アンドレオッティ、リッカルド・ミラーニ/撮影:サベリオ・グアルナ/編集:パトリツィア・チェレザーニ/音楽:アンドレア・グエラ
出演:パオラ・コルッテレージ、ラウル・ボヴァ、マルコ・ボッチ、コラード・フォーチューナ、ルネッタ・サビーノ、チェーザレ・ボッチ、エンニオ・ファンタスティキーニ 他

「ジョルダーニ家の人々」のパオラ・コルテッレージと「エイリアンVS.プレデター」のラウル・ボバが共演したイタリア製コメディ。天才建築家として国外で成功をおさめた女性セレーナは、故郷が恋しくなりイタリアに帰国する。しかし、イタリアにおける女性の就労状況は厳しく、仕方なくカフェでアルバイトして生計を立てることに。セレーナはカフェのオーナーであるバツイチ男性フランチェスコと心を通わせていくが、実は彼はゲイだった。やがて、ある集合住宅が再開発案を募集していることを知ったセレーナは、架空の男性上司をつくりあげて応募するが……。監督は「ようこそ、大統領!」のリッカルド・ミラーニ。「イタリア映画祭2015」では「生きていてすみません!」のタイトルで上映された。(映画.comより)

@MOVIX

イタリア映画を映画館で観るのは、本当に久しぶり。

日本ではほとんど知られていないキャスト、スタッフでありながら、大作揃いのシネコンで堂々2ヶ月あまりのロングランとなった作品。

粗筋を読み、ステロタイプな根性風ラブコメだと思ったので、観に行く気が起こらなかったですけれども、こんなにヒットすると、とっても気になる(汗
と、いうことで、何とか最終週に滑り込んで鑑賞しました。

これからDVDやTVで観られる方が多いと思うので、ネタばれなしの簡単感想です。
といっても、ストーリーは上記、映画.comに書いてあることがほとんど全てです。
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飛びっきりの美人ではないけれども、表情のキュートなヒロインが一目ぼれしたのは、飛びっきりの男前で・・・ゲイ、フランチェスコ。
このベタな話を、軽快でお洒落なコメディに仕立ててあって、ヒットする理由がよくわかりました。

テンポの良さと観客を置いてけぼりにしない、中庸なストーリーと展開、映像、ヒロインとフランチェスコのエピのバランス、そして103分という尺。
全て「ほど」が良かったです。

草原を容赦なく分断して立てられた、スラム化した公営団地の描き方も、重すぎず。
ヒロインが明るくたくましこと、待遇や言葉によるハラスメントはあっても、暴力的、もしくは精神的なイジメはなかったこと、そしてフランチェスコとの友情が気持ち良かったです。

おバカなニコルと、社長秘書の哀愁が印象に残りました。
だから、ラストシーンにはほっとしました。←若干ネタばれ、ごめんさい。
画面的にはPG12な部分があっても、サクセスストーリーにはしなかったことに、品格を感じました。

日本とはまた違った形の男社会、イタリア。
建築の世界そのものも男社会、とはいえ、海外で仕事を続けていれば天才としてキャリアを積めるのに・・・とは思いましたけれども。
彼女には、家族が、故郷が必要だったのです。家族は、若干、あれですけれども(大笑。

人々が心を通わすのに必須なのが、美味しい料理、というのがイタリアらしかったです。
冒頭、ヒロインが雪降るロンドンの下宿で、一人寂しく食べるパスタの不味そうなこと。

ちなみに、ヒロインを演じた女優は、監督の奥さんだそうです。
一部、日本がネタに使われていました。背景はともかく、音楽はやっぱりチャイニーズ(苦笑

エンドタイトルに、この映画のモデルであり、実際に公営団地の緑化計画を企画した女性建築家の名前、続いてメイキングや、カットされたシーンが流れるので、最後まで観ることをお薦めします。

フランチェスコの元嫁、幼い息子、会社の人々、団地の住人。みんな、みんな、暖かい。
愛すべきコメディーでした。

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2016年3月19日 (土)

家族はつらいよ:映画

2016年 日本 108分

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公式サイト

監督:山田洋次/脚本:山田洋、平松恵美子/プロデューサー:深澤宏/撮影:近森眞史/照明:渡邊孝一/美術:倉田智子/録音:岸田和美/編集:石井巌/音楽:久石譲/タイトルデザイン:横尾忠則
出演:橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優/小林稔侍/風吹ジュン/中村鷹之資/丸山歩夢/笹野高史/木場勝己/徳永ゆうき/笑福亭鶴瓶/岡本富士太/広岡由里子/近藤公園/北山雅康/関時男

名匠・山田洋次監督が「男はつらいよ」シリーズ終了から約20年ぶりに手がけた喜劇。山田監督の「東京家族」で一家を演じた橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優ら8人のキャストが再結集して現代に生きる新たな一家に扮し、熟年夫婦の離婚騒動をめぐって織り成される人間模様を描く。結婚50年を目前に控えた平田夫妻。夫はもうすぐ誕生日を迎える妻にプレゼントを贈ろうと欲しいものを尋ねるが、その答えはなんと「離婚届」だった。突如として持ち上がった離婚話に、彼らの子どもたちは大慌て。すぐに家族会議が開かれることになるが、それぞれが抱えてきた不満が噴出してしまう。(映画.comより)

@MOVIX

ほぼネタばれなしの感想を、簡単にバラバラと書き留めておきます。

「男はつらいよ」シリーズはほとんど見ていません。自分の笑いのポイントにはまらなかったのです。今回も予想通り、笑いに関してはあまりはまれませんでした。
それでも観にいったのは、リアルタイムで監督の作品を観続けたいからです。
リアルタイムで松竹黄金期の香りをかぎたい、という望みは、今回も叶えられました。
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橋爪さんが大活躍の、人生のゴールが見えてきても、すったもんだしながら精力的に生きる人々を描いたシニア向けホームコメディ。
平田家、築二十数年とのこと。恐らく平成とほぼ同い年なのでしょう。
間取りなどは昭和感が濃厚で、築四十年、といっても通じるほど、懐かしい作りでした。
ラスト近く、別アングルで撮った周造さんのお部屋が素敵でした。あの階段、大変そうだなあ。誰か落ちて大怪我しそう(汗

周造が倒れてすぐに葬儀のことを考えはじめる娘婿は、一見不謹慎ですが、こういう人がいないと困るのです。葬儀は大仕事ですから。
父の余命いくばもない頃、母と葬儀場を探したことを思い出しました。同じ経験を持っている人は多いはず。
だからなのでしょうか、一連の騒動には、館内、シニア層の笑い声が一段と高まっていました。
自分も、家族会議が一転してのシーンはスプラスティックで可笑しかったです。
一番可笑しかったのは「あの人」の登場シーン。出オチってずるいわ(笑

吉行さん演じる周造の妻、富子さんが通う創作教室はもう少し有機的にドラマに絡んでくるかと思ったのですが、富子さんに「想像」を喚起したくらいで終わってしまったのは、ちょっともったいない気もしましたが、これくらいが奥床しいのかもしれません。
富子さんの亡くなった弟が著名な作家だった、というのは、ちょっとした楽屋落ち。

夏川さん演じる長男、幸之助の嫁、史枝さん、ほんと、よくできた人。
亭主関白の見本のような舅の周造と、舅の雛形みたいな幸之助、そしてワンパクな子供たち。(キャッチボールはそとでしょうね(^^;;)
今や平田家は史枝さんなしでは成り立たない。作品的にも、見事に周造及び画面を支えていました。
気になってしかたがなかったのが、7人前の上うな重。急に一人増えた時の史絵さんの表情が絶妙でした。どうしたんでしょう。二万4千円以上もしたんだ。ああ、もったいない。(汗
幸之助、早く仕事第一主義から抜け出して史枝さんに感謝の気持ちを表さないと、取り返しのつかないことになるかも?

一番優しい末っ子の庄太も、プロポーズのシーンで、実はちょっぴり周造に似ているのかもしれない、と感じました。

夜勤明けの恋人、憲子を呼び出したり、段取りを自分だけで全部決めてしまったり。
でも、これくらいの強引さがないと結婚にこぎつけないのでしょう。今は、強引、とか、押しが強いなどいうと、負のイメージになりがちなことが、結婚する人が減少している一因なのかもしれません。
憲子さんが庄太の決断を待っていてくれて、良かったです。強引であろうがなかろうが、相手と気持ちが通じていることが、一番大事。
憲子さんは周造の遺伝子よりはるかに強そうですし。
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親はいつまでも親であって欲しい。
平田家の人々に家族、そして自分自身を重ねつつ、限りある命を生きることを考えさせられました。

若い人がこの作品を面白いと思うかどうかは、ちょっと疑問でしたが、面白くなくても、記憶に残ってくれれば、という監督の願いのようなものを感じました。
上映中、館内笑いが絶えず、その笑い声が愛おしく感じられた作品。

そうそう、エンディングロールは最後まで観て欲しいです。洋画みたく、やたらに長くないですし。
オチがあるというわけではないのですけれども、タイトル含めて、この映画です。

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2016年3月11日 (金)

桜坂近辺物語

脚本:バカリズム/演出:澤田鎌作/プロデュース:牧野正、草ヶ谷大輔、古郡真也
スペシャルゲスト:福山雅治、荘口彰久

■第1夜 原田泰造、柏木由紀、袴田吉彦
大好きなグラビアアイドルと彼女のBFを乗せてしまったタクシーの運転手の話。
ひたすら運転手の煩悶と妄想で終始するだけ、というほとんど一人芝居。発想の飛躍がなく、オチも今ひとつだったで、ちょっと退屈でした。

■第2夜 市原隼人、勝地涼、生瀬勝久
オバカな誘拐犯たちと誘拐された社長の舌戦。誘拐犯たちのオバカさ加減が可笑しく、最後に生瀬さんが全部持ってっちゃう、というオチも面白かったです。

■第3夜 山本耕史、大倉孝二、なだぎ武、山崎樹範、野間口徹
各自の立場がころころが変わる、というコメディの王道ストーリーを、熟練の俳優さんたちでテンポよく描かれていて、一番面白かったです。自分が山本さんウォッチャーだからという欲目抜きで(^^;;
いわば退屈しのぎに始めたゲームに、誰が優位に立つかでわちゃわちゃと本気になる5人がほんと男子っぽく、福山さんの歌にのせての旅行の写真が、グッジョブ!(≧∀≦)

車の中、という密室を、一番効果的に使っていたのではないでしょうか。それぞれの個性も楽しめました。
結局ドライバー1人になる、というオチは予想できたのですけれども、なだぎさんのおとなしそうに見えてちょっとサイコパスっぽいキャラによって、シナリオ以上の含みを持ったものとなっていたと思います。
焦る大倉さん、最高(笑

■第4夜 川口春奈、中村蒼 演出:澤田鎌作
恋人たちの他愛のない口喧嘩を描いて、可愛らしい作品でした。
暗転するオチではなく、ハッピーエンドっぽく終わって良かったです。
毎回登場した「月沢真由」。最後は気がついてもらえませんでした。色々と、それどころじゃなかったですもんね(笑

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2016年2月26日 (金)

俳優 亀岡拓次:映画

2015年 日本 123分

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公式サイト

原作:戌井昭人「俳優・亀岡拓次」(文春文庫)、「のろい男 俳優・亀岡拓次」(文藝春秋)
監督・脚本:横浜聡子/撮影:鎌苅洋一/照明:秋山恵二/録音:加藤大和/音楽:大友良英
出演:安田顕、麻生久美子、宇野祥平、新井浩文、染谷将太、浅香航大、杉田かおる、工藤夕貴、三田佳子、山崎努、大森立嗣、野嵜好美、不破万作、戌井昭人、金子清文、平田薫、中沢青六、鈴木晋介、日向丈、メラニー、ガルシア・リカルド

人気演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、幅広い役柄をこなすことで注目される安田顕が脇役俳優役で主演し、不器用だが愛すべき男が巻き起こすユーモラスでハートフルな物語を描く。映画やテレビでよく見かけるが、作品名や本人の名前もすぐにはパッと浮かばない……そんな脇役俳優として活躍する亀岡拓次。泥棒やチンピラ、ホームレスと演じた役は数知れず、大作から自主映画まで、声がかかればどんな役でも応じる亀岡は、監督たちに重宝される俳優だった。お酒が趣味で、撮影現場と酒場を行き来する毎日を送っていた亀岡は、ある時、居酒屋の女将に恋をしてしまい……。自身も劇団を持ち、俳優としても活躍する作家の戌井昭人による小説「俳優・亀岡拓次」を、「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督が映画化。亀岡が恋に落ちる居酒屋の女将役を麻生久美子が演じるほか、染谷将太、工藤夕貴、三田佳子、山崎努ら豪華キャストが共演。(映画.comより)

@京都シネマ

ネタばれなしです。

原作未読です。この監督の作品は観たことがありません。
地味な方のチラシを見て、映画館まで行かずともDVDでもいいんじゃないかな、と思っていたのですが(ごめんなさい、でも、本音です)、その後予告編を見て、コメディ映画として期待できそうなので、観に行きました。

笑える箇所がいくつもあり、ほのぼのともしていたのですけれども、シュールさの方が印象に残りました。
亀岡拓次の心象風景を映像化したシーンが多かったためでしょう。
楽屋落ちネタは、あるようで、あまりなかったです。インディーズっぽさを狙った作品のようにも感じました。

ベタなコメディを思わせる予告編に釣られた人(汗)は多かったみたいで、小さい劇場とはいえ、2/3くらいは埋まってました。ほんと、大成功な予告編です。
観客のほとんどが50才以上。後ろに座られた人が、たまたま出会った友人に「問題作も見なきゃ、と思うのだけど、なんかほっこりしたくて」と話しておられたのを小耳に挟みました。

あと、公式サイトの「キャスト プロフィール」も、鑑賞意欲をそそるように作ってます。うまいです。

ちなみに公式に載っているキャストのほとんどは、友情出演的なワンポイント出演、中には姿を見せない人も。
麻生さんもワンポイントかと思ったら、さすがに話を〆る存在として、ちゃんとストーリーがありました。
というか、麻生さん演じる室田安曇と亀岡拓次の仄かな恋バナくらいしかストーリーらしいストーリーはないのですけれども。

思わず噴出してしまうセリフも多く、また、亀岡拓次のリアルな生態は場内、ウケていました。
しかし、わかりやすい笑いで観客に寄り添ったかと思うと、次の瞬間、心象風景に唐突にチャンジして、突き放す。
流れとしては、昔のミュージカル映画のような感じ。
ミュージカルは「突然、歌いだす」のですけれども、この映画は「突然、お芝居が始まる」。
このお芝居のシーンが現代劇というか、シュールなので、戸惑う人もいたんじゃないかな、と思いました。
ほのぼの、と書きましたが、ひんやりとした感触も受けました。戸惑わせ、ひんやりさせる映像が緊張感を生んでいたように思います。

戸惑いを感じつつも、安田さん演じる亀岡拓次から漂う、ずっと脇役をこなしてきた空気感で最後まで見せてくれた作品だったとも言えます。

例え出番はわずかでも、この人がいるだけで現場が安定する、皆から信頼される俳優。
卑屈でもなく、気負っているわけでもなく、夢を捨てているわけでもなく、いわゆる"ヨゴレ゛では決してない、愚痴も一切言わない。でもどこか、醒めているかもしれない・・・

大御所監督とのエピは、脇役伝説のひとつなのでしょうけれどもジンとしましたし、舞台の大女優の一言も重く、その言葉を受け取った亀岡拓次のポツネンとした姿も印象的でした。

後、懐かしい雰囲気を取り混ぜた大友さんの音楽の使い方も良かったです。映像をうまくリードしてました。

ストーリーテラーというか、話の展開で驚かせてくれる作品の方が好みなのですけれども、過剰な湿り気の一切ない、ナンセンス感覚は面白く感じました。
監督のテンポ感、世界観を共有できる人は癖になると思います。

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2016年2月19日 (金)

キャロル:映画

2015年 アメリカ 118分 PG12

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公式サイト

原作:パトリシア・ハイスミス「キャロル」訳:柿沼 瑛子(河出文庫)
監督:トッド・ヘインズ/脚本:フィリス・ナジー/製作:エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー、クリスティーン・ベイコン/製作総指揮:ケイト・ブランシェット 他/撮影:エド・ラックマン/美術:ジュディ・ベッカー/音楽:カーター・バーウェル/編集:アフォンソ・ゴンサウベス
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、ジェイク・レイシー、カイル・チャンドラー、ジョン・マガロ、コリー・マイケル・スミス、ケビン・クローリー

「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが共演し、1950年代ニューヨークを舞台に女同士の美しい恋を描いた恋愛ドラマ。「太陽がいっぱい」などで知られるアメリカの女性作家パトリシア・ハイスミスが52年に発表したベストセラー小説「ザ・プライス・オブ・ソルト」を、「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化した。52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。テレーズ役のマーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

ケイトのファン、ルーニーも好きなので観に行きました。
少しネタばれを含みますが、具体的なエピは書いていません。

実に丁寧なラブストーリーでした。
今でも理解されがたい同性愛を、50年代のNYの街並、ファッションで彩った美しい映画でもありました。

頭の天辺から足の爪先まで女性である二人が、恋に落ちる。性を超えた恋愛です。
セクシャルな欲求を持ち合うことは理解しにくかったけれども、「魂の片割れ」を求める切なさには深く共感できました。

キャロルが夫を嫌うのは、夫、ハージーが男であることもだけれども、自分のルールを押しつけてくるだけの、理解しがたく、許しがたい人間だから。

相手のことが理解しがたいのは、ハージーも同じです。彼は妻の同性愛傾向に気がついている。男性との不倫ならまだ対処できただろうけれども。
恐らく、ここで彼の思考は停止してしまったのでしょう、愛している、という言葉の下に、妻を自分の支配下に置く事に固執するのです。

こう書くとハージーがとっても駄目な夫のようになってしまうのですが、当然の反応だと思います。普通の不倫でも許せないだろうに、同性愛者と知った時のショックはいかばかりか。

だからこの結婚は、双方にとって不幸な結婚なのです。
けれどもハージーはこの結婚が破綻してしまっていることを認めたくない。その気持ちもわかる。でも、そこあるのは、所有欲もしくは征服欲。
キャロルが同性愛であるかどうかは関係ない、普遍的なすれ違いです。

余談fですが。
例えは違うけれども、女子会が流行るのは、生まれや育ちが違っても根本的なところでわかりあっているため、話をするのが楽だからのような気がします。もちろん、例外もいっぱいありますけれども。

男性と話すと、超えられない壁を感じます。女子だと一言でわかってもらえることに、何十行も費やさねばならない。
それは男性にとっても同じことだろうし、恋愛中はそれもまた楽しいのですけど。

ともかく。
母性と父性を併せ持ったキャロルを演じたケイトの存在感、オーラが半端なかったです。何かなにもかも超越してます、凄いわ、この人。
テレーズが離れがたく思う気持ちがわかります。
ルーニーの清楚感もまた、映画の品を上げていました。オードリーそっくり。

そのためでしょうか、テレーズ目線のぶれるカメラワークが徐々に固定されていくラストのシーンに「昼下がりの情事」を連想しました。

二人の空気感が素晴らしいかったです。究極の女性映画の一つだと感じました。

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2016年2月13日 (土)

残穢 ー住んではいけない部屋ー:映画 

2016年 日本 107分 

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公式サイト

原作:小野不由美「鬼談百景」(角川文庫)、「残穢」(新潮文庫)
監督:中村義洋/脚本:鈴木謙一/企画、プロデュース:永田芳弘/プロデューサー:池田史嗣/撮影:沖村志宏/照明:岡田佳樹/美術:丸尾知行/音楽:安川午朗
出演:竹内結子、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、山下容莉枝、成田凌、吉澤健、不破万作、上田耕一

小野不由美による第26回山本周五郎賞受賞の同名ホラー小説を「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督により映画化。小説家の「私」に、読者である女子大生の久保さんから届いた一通の手紙。「住んでいる部屋で奇妙な音がする」とい書かれたその手紙に、好奇心から「私」と久保さんが調査を開始する。そこで明らかとなったのは、その部屋の過去の住人たちが転居先で自殺や無理心中、殺人などさまざまな事件を引き起こしたという事実だった。彼らは、なぜその部屋ではなく、さまざまな別の場所で不幸に遭ったのか。「私」たちは、ある真相にたどり着き、さらなる事件に巻き込まれることとなる。主人公の「私」役に竹内結子、久保さん役に橋本愛と人気女優が共演し、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一らが脇を固める。(映画.comより)

@MOVIX

極力ネタばれなしの簡単感想です。

ホラー小説は好きなのですが、ホラー映画は得意ではありません。
しかし、原作は両方とも読んでおり、どう映像化されているのか知りたくて観にいきました。
それに「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」を観に行った時にわかったのですけれども、ホラーは部屋で観るより、映画館で観た方が怖さを引きずらない(汗

原作「残穢」は、そのものをほとんど描いていない、探偵譚とも、一種の説話譚とも言える、淡々とした長編。
なので、映画化にあたっては、映像的な恐怖を盛り込むために話をあざとくするのでは、という不安を持っていたのですけれども、原作の淡々さを生かしてうまくまとめてあったと思います。
原作を読んだ時に感じた後味の悪さ、無限に広がる恐怖は伝わってきました。

ああ怖かった、で終わるタイプのホラーではなく、澱のように恐怖が残る映画です。日本人のDNAを揺さぶる、恐怖。
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住まいに関する祟り。それは人やモノを介して拡散していく。
VHSテープの祟りより怖いです。
なぜなら、土地、もしくは住居は、人が生きていくためには絶対必要なものだから。
日本人のDNAにすり込まれている土地に対する信仰心、執着心が恐怖の源。自分の居場所に対する信頼がなくなる、それは限りなく不安で薄気味悪い。
原作及び映画でも語られていましたけれども、土地に何代、何十代も前の思念が残っていると感じたならば、日本中のどこにも住めなくなるのです。
そんなの、気の持ちよう・・・と言いきってしまえる日本人は少ないでしょう。
だから皆、無意識的に土地の禁忌から目を背けている。その禁忌を改めて突きつけてくる映画でした。

欧米ではお化け屋敷が人気物件になっているそうです。
彼らにはこの映画の恐怖は理解できないかもしれません。
日本人が、彼らの悪魔に対する恐怖心を理解できないのと同じく。

ヒロインが絶叫したり、逃げ惑ったりしないことが、雰囲気と相まって余計じわっと怖かったのですけれども、視覚的怖さを求める人には、物足らないかもしれません。いや、物足りないでしょうね、きっと。
動きも少ないですし、ソレのシーンは、はっきり言って拙ないと思いましたし。「世も奇妙」っぽくもありました。

まあ、もっと怖く撮ることもできただろうと思うのですが・・・ビビリの自分には、これくらいで丁度良かったです。原作にもショッキングなシーンはほとんどありませんから。
なので、原作の後日談的な映画オリジナルのラスト・・・編集部のシーンだけは蛇足に感じました。
これくらいはやっておかないと、っていう意図を感じて、ちょっと醒めてしまったのです。
観客の想像力をもっと信頼して欲しかったかな。
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2016年2月12日 (金)

2016年冬クールドラマ ドラマ中間報告その2「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「お義父さんと呼ばせて」「フラジャイル」「ナオミとカナコ」

一言感想です。
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「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
すれ違いや偶然を積み重ねることで、月9らしいドラマになっていると思います。
坂元さんは、この手法をわざと多用している・・・ある意味パロっている気がするのですけれども、どうなのでしょうかね。
設定が暗かったりと、自分的にはあまり好みのテーストのドラマではないのですけれども、こういう作品があっても良いと思います。

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「お義父さんと呼ばせて」
今のところ、予想通りの展開、テンポもそれなりのすごく普通のコメディ。
ただ、保と美蘭がお互いに発し合うベクトルに恋愛感情をあまり感じないんですよね。だから恋人同士というより親子、もしくは上司部下に見えてしまう。
保と美蘭の関係より、花澤一家の再生がメインだから、恋愛ムードはわざと薄めているのかもしれません。

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「フラジャイル」
原作未読です。
ここまで、もっと岸の病理医としての傍若無人な活躍を描くかと思ったら、病理診断科の人々の心模様メインのエピが多いため、岸自身の話があるようで、ない気がします。
でも、とても真面目に作ってあるので、好感度は高いです。
5話の、若くして余命を宣告された青年の話には、思わず涙。
彼の最期については・・・あの方が本人にとっては楽だったかもしれないけれども、彼の、ちゃんと生きよう、という決意を大事に描いて欲しかったです。

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「ナオミとカナコ」
原作未読です。
このドラマだけ、今週分をまだ見ていません。

計画段階ではナオミがリードしていたけれども、腹が据わってからはカナコが引っ張っぱるように。
でも、防犯カメラとかシャベルとか車の物証以外にも、陽子の前でもあんなに動揺しちゃったりとか・・・とにかく穴だらけです~。
林だっていつ脅迫者にならないとも限らない気がするし。なにやら勘づいているマダム朱は敵か味方か?
逃げ切れるのでしょうかねぇ。
計画の迂闊さに突っ込みながらも、そこそこ楽しんで見ております(^^;;

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2016年冬のドラマ:視聴予定
2016年冬クールドラマ 初回感想その1「逃げる女」「ダメな私に恋してください」「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」
2016年冬クールドラマ 初回感想その2「フラジャル」「ちかえもん」「ナオミとカナコ」
2016年冬クールドラマ 初回感想その3「わたしを離さないで」「怪盗山猫」「家族ノカタチ」
2016年冬クールドラマ ドラマ中間報告その1「家族ノカタチ」「ちかえもん」

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2016年2月 5日 (金)

2016年冬クールドラマ ドラマ中間報告その1「家族ノカタチ」「ちかえもん」

何かと多忙で、全く追いついていません。大河と朝ドラ、そして特撮で目一杯な状態です。
今週分まで見れているのは「家族ノカタチ」と「ちかえもん」の2本のみ(大汗
簡単にコメントを書きます。

あとはぼちぼち、ということで。

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「家族ノカタチ」
手堅さ、丁寧さにTBSの伝統が感じられる、コミカルさをスパイスとした、情メインのホームドラマ。

はっきりいって大介の父、陽三にはイライラさせられっぱなしで、思わずリタイアしそうになったのですけれども(汗)、西田さんのうまさに引っ張られて見続けているうちに、大介、陽三親子の心のひだが見えてきて、イライラ度が減少。
自分がいなくなればひとりぼっちになってしまう息子、大介のことを心配する気持ちが、回を重ねるごとに重みを増してきました。
とは言え、大介の、人とは関わりたくない気持ちの方に共感してしまいます。
人との距離感の持ち方はそれぞれだし、自分のスケジュールは乱されたくないですし。まあ、こういう人間は確かに結婚には向いていないかも。
大介を、全くの変人ではなく、多少偏執気味ではあるけれども、これくらいなら社会人としても一個人としてもごくごく普通の人間に描いているのが、逆に目新しく感じました。
葉菜子の方は、まだよくわからないです。離婚の理由が明かされるまで待ちます。

王道のホームドラマであるとともに、オーソドックスな恋バナでもあるので、ラストできちんと結ばれて欲しい、と思いつつ、そこに至る道のりを楽しみに、今はまったりと見ています。

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「ちかえもん」
感想を書きたかったのですけれども、すっかり出遅れてしました(_ _);;
ちかえもんの「心のツッコミ」がとにかく可笑しい。いいテンポを生み出しています。
さすが物書き。人間の心理、真実(まこと)を見抜く才がある・・・と、言いたいところですが、ボカっと抜けているのが、これまた可笑しい。
万吉はさすが草々(違

3話で赤穂義士の話が出てきたので、wikiさんでさらっとお勉強。おかげで少し近松門左衛門に興味が湧いてきました。
近松作品の作歴や史実の織り込み方の滑らかさ、お見事です。

九平次が本格的に動き出した4話は、ハードボイルド風のBGMがやたら可笑しく、「傘がない」の使い方もセンスがあって、一段と話に弾みがついたように感じました。
九平次の、寺坂吉右衛門説、恐くて面白かったです。
忠右衛門。朝鮮人参は亡き妻と関係がある?
3話まではいけ好かんあほぼん、としか思えなかった徳兵衛。
意外な商才を見せたり、手代に落とされたことでかえって生き生きしたり、と好感度が急速にアップしたのに。どうなるのでしょう・・・近松作品の通りならば、徳兵衛と初は・・・いや、作品は作品、と思いたいです。

ちかえもんとお袖も気になるし、万吉の正体も気になります。このまま「まれびと」として何処ともなく去ってしまうのか、それともサプライズがあるのか否や。

これからも楽しみです(^^

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2016年冬のドラマ:視聴予定
2016年冬クールドラマ 初回感想その1「逃げる女」「ダメな私に恋してください」「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」
2016年冬クールドラマ 初回感想その2「フラジャル」「ちかえもん」「ナオミとカナコ」
2016年冬クールドラマ 初回感想その3「わたしを離さないで」「怪盗山猫」「家族ノカタチ」

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2016年1月27日 (水)

2016年冬クールドラマ 初回感想その4「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「お義父さんと呼ばせて」

もう、それぞれ2話が放映されているというのに・・・全く消化できていません(大汗

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「臨床犯罪学者 火村英生の推理」
原作未読です。
うーむ・・・。
純粋な科学的推理って、虚構性が高いため、ドラマ化するとゲーム性が高くなるというか、キャラが記号化されてドラマ性が薄くなってしまうことが多いのですが、このドラマもそうなりそうは予感。あくまで好みですけれどもね。
斎藤さんと窪田さんがもったいない気はします。
日曜日は見るドラマが多いので、続行するかどうか、思案中です。

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「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
練の職場の先輩たちや、盗みを働いて平然としている晴太、林田への腹立たしさは、北海道のロケシーンの美しさなど、映画的な映像で相殺されたかも。
東京に舞台が移った次週からは、イライラがつのりそうな気がします。
生活感をがっつり描いているのは月9らしくないけれども、あざとさを含めて、群像メロドラマの王道になりそうななのは、予想通り。
キャストのみなさんも良い感じですし、恐らく大きく崩れることはないでしょう。
丁寧な作りはさすがですが・・・メロドラマってあまり好きじゃないんです(汗
でも、こういうドラマもあって欲しい、とも思うので、しばらく視聴を続行します。
3話くらいまで見ちゃったら、最後まで見てしまうんだろうな(^^;;

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「お義父さんと呼ばせて」
筋がしっかりしていて、テンポもそこそこ良い感じでした。
民放のプライムタイムとしては渋いキャスティングです。ちょっとNHK的かも。そのため、何かと気を使わない、物語重視のドラマになりそうな予感がしました。
登場人物は全部曲者ばかり。中でも、ヒロインスタンスでありながら、父と恋人の両方に嘘をついて、ペロっと舌を出す美蘭が一番のトラブルメーカーなのかも。
初回は大よそ予想通りでした。このまま手堅く、「イレギュラーな花嫁の父」の枠内で進んでいくのか、それとも視聴者の予想の斜め上行く展開になるのか。
しばらく様子を見ます。

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これで、深夜枠及びまだ開始していない「スミカスミレ」などを除いて、大よその新ドラの初回を一巡しましたです。
なお「スペシャリスト」、面白かったのですが、警察ルーティーンものの感想を書くのは苦手なので、パスしました。

あと、こちらではMBSで放映されているアニメのうち、「昭和元禄落語心中」「亜人」を視聴中。どちらも原作未読です。

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どのドラマのレギュラー感想を書くは、まだ決めていない、というか、もう2話まで進んじゃっているし・・・今期も乗り遅れる可能性大です(大汗

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