2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

自己紹介のようなメモ

  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

TBとコメントについて

  • TBとコメントは認証制にしています。頂いたTBには記事と関係がある限り、必ずお返しするようにしていますが、サーバーのご機嫌次第で時々お返しできない時があります。

過去の感想記事について

  • ドラマ感想及びまとめは下記の「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」に、 DVD、映画、舞台の感想は「DVD、映画、舞台のINDEX」にアカサタナ順に、 読書は「読書:著者&編者別のINDEX(アカサタナ順)」に収納しています。

クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧

DVD、映画、舞台のINDEX

カテゴリー

今月の読書

無料ブログはココログ

« 仮面エグゼイド #10「ふぞろいのDoctors!」 | トップページ | 真田丸 まとめ »

2016年12月22日 (木)

真田丸 50話 最終回

公式サイト

豊臣と徳川の決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。死を覚悟する茶々(竹内結子)に、幸村は「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す。やがて勝永(岡本健一)らの活躍により戦況は一転、豊臣方は徳川軍を次々と撃破する。だが秀頼(中川大志)のもとに、幸村が寝返ったという噂が広がる…。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定め、一騎で突き進んでいく!(YAH0O!テレビより)
.

まとめ感想は改めて書こうと思います。

引用したセリフは全て概略です。
.

前夜・・・

信濃への帰郷途中、尼寺に泊まった信之は、本多正信と偶然、相宿となります。
本当に偶然なのでしょうか。正信なので、油断ができません(汗
ところがこの爺様の鼾、寝言がうるさくって、少々繊細な、信之、寝れない・・・

軽いオープニングで始まった最終回。オープニングはありませんでした。

「ダメ田十勇士」、祝・本編出場。

彼らに、命を惜しめ、と言いおくと、大角与左衛門を問い詰めに行く幸村。

信長公の下で台所番を勤め、その後は太閤殿下。徳川に仕えたことはない。しかし。
娘は太閤に手篭めにされ、それを苦に命を絶った。妻も一緒だ。
以来、わしはここにずっといる。秀頼と大坂城がこの世から消え去るのをこの目で見るため。

ここ、ちょっと秀吉からぬエピソードのような気がしました。
秀吉は、身分の低い生まれであることのコンプレックスの裏返しで、高貴な女性が好み、というのが通説、例えこの説が間違っていたとしても、また、例外があったとしても、無理矢理な手篭め、というのは秀吉には似つかわしくないかな、と。
でも、この大河での、ブラックになった時の秀吉ならば、ありえるかもしれません。
もしくは与左衛門の思い込み、ということもあるかも。

ともかく、与左衛門、自分で自分を串刺しにしてしまいました。
これで命絶えたかと思ったのですが・・・幸村たちもそう思ったのでしょう。
でも、止めは刺しておかないと。詰めが甘いです(汗
.

豊臣の軍議。随分人が少なくなりました。

毛利と真田が天王寺へ陣取り、敵を惹きつける。明石は船場口に陣取って背後から敵を挟み込む。大野治長は岡山口に。

「そして満を持して、秀頼公御自らご出馬いただきます。」

「いよいよか。」

「豊臣家の馬印、千成瓢箪が掲げたるを合図に、全軍一斉に襲い掛かりまする。」

「必ずや家康の首、とってごらんにいれまする。」幸村。

「おう!」一同。
.

茶々に拝謁する幸村。

「このごろ、城とともに滅びる夢をよく見ます。死ぬる時は誇り高くありたいもの。」

「誇り高い死なぞ、ありません。御上様には、誇り高く生きていただきたい。」

「死ぬのは怖くありません。」

「燃える城の中で喉を突き、血まみれになって息絶える御自身のお姿をお考えになったことがございますか。
秀頼公のお首が三条河原に晒される様を思い描いてみたことはございますか。」

泣き喚き、幸村にすがりつく茶々を幼子のように抱きとめる幸村。

「申し訳ございません。」

「私の親しい人、みな、死んでいく。」

「茶々様は長い間、悪い夢を見てこられたのです。それもまもなく終わります。連れ戻して差し上げます。
御上様にお願いしたきことが。」

呼び名が御上様から茶々様に、再び御上様に戻りました。

「これより、家康の首をとってまいります。家康が死ねば、戦さは終わります。
そこからは豊臣と徳川が、この先、どう折り合いをつけていくかの談判となります。
また、戦さになれば、次は必ず負けます。」

「左衛門佐がいれば、勝てます・・・死ぬつもりなのですね。」

「戦さに勝った後ならば、より良き和議の案を突きつけることができます。
大坂城を捨てる代わりに、豊臣家を四国全土のあるじと認めさせるのです。」

「わかりました。」

「そして万にもう一つ、私が家康を打ち損じ、徳川の兵が城に攻め込んで来た時は」

再び動揺する茶々。

「万に一つと申しました。その時は和睦の使者として、千姫様を秀忠の下へお遣わしください。
姫様なら、必ず方々をお救いくださいます。くれぐれもお忘れなきよう。
望みを捨てなかった者にのみ、道は開けるのです。」

なんと悲しい説得。
もちろん幸村は勝つつもり、家康の首をとるつもりではいるのですが・・・
.

夜が明けて。戦さの身支度をする幸村。

「父上が今の私を見たら、何と言われるか。」

褒めてくださるはず、と内記。

「私は、私という男がこの世にいた証しを、何か残せたのか。」

「人のまことの値打ちというのは、己が決めることではございません。」

「誰が決める。」

「時でござる。戦国の世に、義を貫き通し、徳川家康と渡り合った真田左衛門佐幸村の名は、日の本一のつわものとして、語り継がれるに相違ございません。」

「どんな終わりを迎えてもか。」

「大事なのは、如何に生きたか、でございますゆえ。」

肌身離さず持っている六文銭をじっと見る幸村。
.

五月七日早朝、敵味方それぞれが陣につきます。

大坂城では、茶々の歌留多の相手をするきりちゃん、茶々が落ち着いているのにほっとしています。

「この戦さ、勝ちますゆえ。」

「はい。源次郎様がそう、仰ってました。あの方が勝つと言えば、勝ちます。」

にこにこと答えるきりちゃんに

「ずっと気になっていました。二人はどんな間柄?」

ちょっと説明に困るきりちゃん。

「一言では説明できませんねえ・・・くされ縁?」

笑い合う女二人です。
.

家康の陣にて。豊臣が動かないことを、秀頼の出馬を待っているからだろう、との正純の推測を聞いて、家康。

「我が陣には豊臣恩顧の大名も多い。秀頼に出て来られては、士気に関わる。」

策が閃いた正純。

「真田左衛門佐が我が陣に寝返ろうとしていく、という噂を流しましょう。おいそれと秀頼も出陣できなくなるはず。
その上で今一度、秀頼に文を送り、降伏を呼びかけるのです。牢人の召抱え、四国への国替えなど、向こうの喜ぶ話を織り込んで。」

「策も父親に似てきたな。すぐに取り掛かれ!」

豊臣はこの策にコロっと引っ掛かっちゃうんだろうなあ(溜息
正信には、悔しいけれども、さすが、と思えるのですが、正純に対しては、憎らしく思うだけです(汗。
昌幸親子の助命を願ったりと、武将として、人としての奥深さの違いなのでしょう。

茶臼山の真田の陣では、幸村、勝永、修理が徳川の予想通り、秀頼の出馬を待っていました。
中々来ない秀頼、支度に時間がかかっているのだろう、て、女子のお出かけじゃないんだから~(大汗

取りあえずこれだけは持ってきた、豊臣の馬印を見せる修理。

「秀頼公のご出馬がなくても、これがあれば、雑兵だけは何とかごまかせる。」

「秀頼公がおられるように見せかけるのか。」勝永。

「味方を欺くのは最後にとっておこう。」幸村。

小賢しい智恵とは、このことです、修理~。

「真田左衛門佐、この戦さ、勝てるぞ。」

生き生きした表情で、勝永。

「敵は三十万。しかしほとんどの兵はまことの戦さを知らぬ。
加えて、大名同士の繋がりも悪いと見た。あの陣形に落ち着くまで、どれだけ時がかかったか。」

ちゃんとした武将がいて、ほっとします。

「秀頼公が城を出たら、それを合図に我らで家康の本陣目指して突っ込む。」

「毛利勝永の名を、日の本に知らしめてやる。」

「存分に。」

その時、徳川軍より鉄砲を撃ち掛けられた毛利隊がそれに応じて撃ち返した、という報せが。

「まだ早い!」

「俺のいない間に!」

「待て、もはや後には引けん。」

幸村の言わんとすることをすぐさま察した勝永。

「家康の陣で待っている!」

十時すぎ、毛利隊は態勢を立て直すと、本多忠朝を迎え撃った。(ナレ)

ちなみに本多忠朝って平八郎の息子なんだそうです。(wikiより)
婚礼外交が盛んな時代、親戚だらけだったのだなあ、と閑話休題。
.

大坂城では、正純の狙い通り、幸村が寝返ったという噂が広まっておりました。
ありえぬ、と言いつつも、大蔵卿に幸村の兄が徳川に仕えているを言われると、噂が嘘か真か調べよと、家康からの文を手にした秀頼。
そんな時間はないのに、この期に及んでも、幸村を信用しきれないんですねえ(溜息

毛利隊は破竹の勢いで本多隊を討ち取り、そのまま家康の本陣に向かった。その手前に真田信吉の陣があった。

このまま毛利とぶつかれば、かならず幸村の軍も加勢にやってくる。

「殿、ご決断を!」

小山田茂誠に決断を迫られる信吉。

「我らはまだ、攻めかかれとの命を受けてはおらぬ。無理押しはまらぬ!」

兄の決断に激昂し、飛び出していく信政でしたが。

あっと言う間に毛利隊に撃破される。

修理、秀頼が中々出馬しないことに苛立っています。
大助を呼び、秀頼の出馬を促す使いを命じる幸村。

「大助は父上のそばにいとうございます。」

「それはならぬ。この戦さ、秀頼公のご出馬があるか否かが、勝敗の分かれだ。」

「父上とともに戦いとうございます。」

「そなたは若輩の上、足に傷を負うておる。そばにおられては足手まといなのじゃ。」

泣きそうな大助の顔をぐしゃぐしゃっとする幸村。

「大助、頼む。」

「父上。」

吹っ切れた表情になった大助、佐助に伴われて、城へと出立します。

「私が寝返るという噂が流れているようです。疑いを晴らすには、これしかござらぬ。」

城へ戻れば命は助かると思ったのでしょうか・・・
結果的に正純の流した噂は、幸村、大助親子の死に場所を引き裂いたことになったようにも思います(涙

一方、大坂城。

死んだと思った与左衛門が生きていました(大汗

秀頼の前に引き立てられて、幸村が徳川の間者と会っているところを見てしまい、その口封じで刺された、と証言。

「信じられぬ。」

会ったこともないだろう男の言葉で、今まで艱難辛苦を経て導いてくれた幸村への疑いを深める秀頼。こら、あきません(_ _);;
追い詰められた人って、つけ込まれやすいんだなあ。
.

信政のフライングで、毛利に大敗を喫した上田真田軍。

「戦場では、一人の勝手な振舞いで、多くの兵を失うことになる。」

茂誠に叱責された信政、腹を斬ればいいのか、と開き直りますが、その手を信吉が止めます。

「真田を守るために、毛利勢に向かって行った。おかげで大御所様のお怒りを受けずにすむ。」

しかし、日頃軽んじている兄に庇われた信政、その手を振りほどき、陣から飛び出していきます。
そこへ、幸村たちが進んでくる。向かっていく信政と兵たち。

ついに真田家同士が戦うことになりました。

信政を止めようとする三十郎、しかし進軍する幸村軍に前に引き下がれば、真田家の将来はなくなるかもしれない。
信政を、真田家を守るために、馬上の幸村を槍で襲う三十郎。
幸村、悲しげな顔で払います。

三十郎を抱き起こす、作兵衛。三十郎の気持ち、作兵衛もわかっている・・・

「源次郎様~!!」

去って行く真田軍、幸村の背中に、泣き叫ぶ三十郎。
ここでタイトル曲が流れました。
.

真田、毛利の攻撃によって徳川軍は大混乱になった。
その中を信繁は家康の本陣へと真っ直ぐに突き進んだ。
目指すのは家康の首、ただ一つ。

真田がこちらへ向かっていると聞いて、家康が慌てて本陣から逃げ出したあとを襲う真田隊。

家康の馬印が倒されたのは、武田信玄に敗れた三方ヶ原の合戦以来のことであった。

戦況は圧倒的に豊臣方の方が有利であった。
岡山口にいた大野治長隊は、秀忠の本陣に襲い掛かった。

秀忠も本陣を逃げ出します。
家康は野原を逃げ惑っていました。

「もう、よい。ここまでじゃ。わしゃ、腹を斬る!」

慌てて止める正純たち。

「死なせてくれ!」

戦いは豊臣軍の圧勝かと思われた。

勝利を確信した修理は城に戻って、秀頼の出馬を促すことにしました。

「これは、どうなさりますか?」

千成瓢箪を持っている家臣が修理に問います。

「むろん、持ってまいる。」

この小さな行動が歴史を変えた。

戦場のあちこちで戦っていた兵士たちは、豊臣の馬印である千成瓢箪が城に戻って行くのを見て、動揺した。
秀頼が逃げ帰ったと思ったのである。
しかも不運は重なる。

与左衛門が台所・・厨に火を放ったのです。

城から煙が上がるのを見た家康。

この最後の戦国武将は、戦さには流れが変わる瞬間があることを、体で知っていた。
彼は、決してそれを逃さない。

「好機じゃ。陣容を立て直せ!」

徳川軍の反撃が始まった。

秀忠も流れが変わったことを感じ取っていました。

「風向きが変わった。我らも行くぞ。」
.

「みな、秀頼公のご出馬を待っております。」

城にたどり着いた大助と佐助。与左衛門が、幸村が寝返ってる、と証言したことを聞き、驚いて真実を述べたところへ、厨から火の手が上がったとの報告が入りました。
すぐに消しとめよ、と大蔵卿。
そこへ修理が意気揚々と戻ってきて、士気も上がっている、今こそ、と出馬を乞います。

「かならず勝てます。」

ところが・・・千成瓢箪が戻ってきたことで、負け戦さと思い込んだ雑兵どもが逃げている、との一報が入ります。

はっとする修理、家臣に詰め寄ります。

「なぜ持ってきたぁ~!!!」

責められて唖然とする家臣(_ _);;

そうだよね、こういう人だったんだ・・・いつも責任逃れの・・・もう、何を突っ込む気力もないですわ・・・

「負けたわけではない、いまから出馬する。」

秀頼、覚悟が遅いです。

「どうやら流れが変わったようです。」

修理~・・・

徳川の猛反撃を受ける真田と毛利。
明石は応援に駆けつけたくとも、勢いづいた敵に撤退をよぎなくされました。

真田の隊は崩壊、身を挺して幸村一人を本陣へ進ませる作兵衛。

大坂城では。

「これより討って出る。私とて太閤の息子である。
おめおめと城の中で腹を斬るなど、真っ平じゃ。」

覚悟を決めたと言うより、やけくそ気味な秀頼。

「城から出てはなりませぬ。」

茶々が止めました。

「死んではならぬ。生きる手立てはまだあります。」

「もはや、勝つ見込みなど・・・」

「勝てとは言っておらぬ。生きよ、と言うておる。母に生き延びるための策があります。
望みを捨てなかった者のみ、道は開けるのです。恐れることはありません。」

.

「あなた様に、大坂城の全てがかかっているのです。」

幸村との約束通り、望みの綱、千姫を救い出すきりちゃん。

城の中に、もう徳川兵が侵入してきました。
大助を秀頼の下に逃がした内記、戦国武将らしいりっぱな立ち回りの末、昌幸の位牌を胸に抱えて斃されました。

「すえ、梅・・・」

作兵衛は自分の耕した畑にて最期を遂げました。

秀忠の本陣に向かう最中のきりちゃん、戦場を馬にて駆け抜けて行く幸村を見かけます。
これが幸村を見る最後・・・。
.

単騎、真っ直ぐに家康の下に進む幸村。
真田と聞いて、またか、と嫌な顔の家康。

幸村、馬上筒を取り出し、発砲しますが・・・外れました。

銃を構える兵たちを止める家康。

「手を出すな!」

立ち上がって幸村に向かい合います。

「殺したいのなら、殺すがよい。
されど、わしを殺したところで、何も変わらん。
徳川の世はすでに磐石、豊臣の天下には戻らん!!
戦さで雌雄を決する世は、終わった。
おぬしのような、戦さしか己の生きた証しを示せぬような輩は、生きていくところなど、どこにもないわぁ!!」

「そのようなことは百も承知!!
されど、私はお前を撃ち果たさねばならぬのだぁ!

我が父のため、我が友のため、先に死んでいった、愛するものたちのために!!」

二丁目の馬上筒を放ちますが、暴発。
銃を取り落とし、腕を抱える幸村。

「父上!!」

そこへ駆けつけてきた秀忠に、家康、思わず微笑むも、「遅い!」。

幸村とそして佐助に襲い掛かる徳川勢。

彼の戦いを遠くで見守っていた伊達と上杉の主従たち。

「見事な戦いぶりよ。」政宗。

「武士と生まれたからには、あのように生き、あのように死にたいものだ。」景勝。

「戦さは終わり申した。戻りましょう。」兼続。

しかし動かぬ景勝。

「源次郎、さらばじゃ!」

潤む瞳。
父代わりとしての涙のようにも思えました(涙
.

京。

片桐をお茶でもてなす北政所。
片桐さん、この後すぐに亡くなるのですが、ナレ死ではありませんでした。
まったく浮世から離れている北政所と語り合えるのは、この人しかいないですから。

「ほうですか、大坂城が。・・・夢のまた夢。」
.

佐助の火薬を使った術のおかげか、戦場を逃れて、安居神社で休息するも、満身創痍の幸村と、佐助。

そこへ落ち武者狩りがやってきて、観念したかのように首を差し出すも、それはトリップ。見事撃退しますが・・・

「ここまでのようだな。」

刀を手に取り、着物の前を開け、切腹の作法を始める幸村。

「長い間、よう仕えてくれた。
いくつになった。」

「五十五でございます。」

えっ・・・この期に及んでの、この間は反則です~(泣笑

「・・・疲れたろう。」

「全身が痛うございます。」

「だろうな。」

笑うシーンではないのに、笑ってしまいました(汗。
.

大坂城内。
黄昏時の照明。黄泉の国のようです。

茶々、秀頼を上座にして、大野親子をはじめとする家臣が、無表情にうち並んでいます。
大助もいる。死人のような表情が、悲しいです。

茶々だけが、生気を失っていません。幸村の策を、千姫を信じている。

炎上する天守閣を窓越しに見上げる、悔しげでもある、秀頼。

その頃、きりちゃんは、千姫を無事家康、秀忠の下に送りとどけ、そして、そっと立ち去りました。

五人衆のうち、ただ一人戦場に残った勝永。負け戦であることは、もちろん承知・・・ふっと微笑みました。

真田の陣で三十郎に殺陣の稽古をつけてもらっている信政、傍らで書物に没頭する信吉、伊達に匿われた春たちの無事な姿、穏やかな故郷の地で仲睦まじく暮らすすえ夫妻・・・真田家の次世代のそれぞれの姿がさっと流れていきます。

それは幸村の幻影なのか・・・穏やかに微笑んでの、最期でした。
.

画面は一転。

帰郷途中、正信の領地に招かれた信之。
上田に似た平和な土地、正信に慕い寄る領民たち。

「随分と慕われておいてのようですな。」

「いくさと同じ。人の心を読むのが、肝要。
領民には無理をさせず、と言って楽もさせず。年貢だけはきっちりと取る。
その上で、領主たるものは、決して贅沢をしてはならぬ。ははは、これでござる。」

「国づくりの根本を教わりました。」

そこへ大坂の様子を知らせる使者が。
はっとして信之を見る正信。しかし何も語らず、ごめん、とだけ言い置いて戻っていきました。

何も聞かずとも、信之は察している。

歩くうち、しゃりんとなります。
それはおこうの渡してくれたお守りの六文銭・・・

「参るぞ。」
.

怒涛の最終回でした。
ナレーションもいつもとは比較にならないほど多かったです。戦場の動きをわかりやすく伝えるためでしょう。おかげで、よくわかりました。

あまりにも濃くって、感想が書きにくいです。
とにかくまず、あれから大坂城はどうなっただろう、ということについて書き留めます。

皆、幸村が茶々に語って聞かせたような悲惨な最期を遂げる・・・というか、ドラマとして描かぬ代わりに、幸村の言葉を借りて表していました。

望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける・・・しかし開けなかった。
千姫の訴えが取り上げられることはなかったのだから。
幸村の策は、最後の最後まで、外れてしまったのです。

最期まで幸村を信じきっていた茶々。幸村の死を知らずに死んだはず。
一番親しい人が死んだことを知らずして息絶えたことが、せめてもの救いだったかもしれません。

そして今ひとつの救いは、秀頼の首が晒されなかったことです。
それは、五人衆の中でただ一人残った勝永が、城に戻ったから。
秀頼の介錯が出来るほど肝の据わった武将は、あの、黄泉の国のような大坂城にはいなかったでしょうから。

勝永の最後のシーンでの笑み、初見の時は深く感じなかったのですが、流れがわかって見ると、涙。

いずれにしても、大坂城の落城も、勝永、大助たちの死も、幸村が大坂城を去った後の出来事なのです。

きりちゃんは、佐助は、どうしたのだろう。
きりちゃんのことを思うと、切ないです。茶々の面倒を見に大坂城に戻ったとは、思いたくないです。例え戻ったとしても、最後の最後に逃げ延びて欲しい。
そして幸村は生きていると信じて、沼田でも、大坂でもいいから、元気に生き抜いて欲しいです。
佐助は出浦の下に一旦は戻るのかな・・・とこんな妄想を書いていてはきりがありませんですな(苦笑



またまたあまりにも長くなってしまったので、記事を改めます。

.

.

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49

.

.

にほんブログ村 テレビブログへ    Q_2

« 仮面エグゼイド #10「ふぞろいのDoctors!」 | トップページ | 真田丸 まとめ »

△大河:真田丸」カテゴリの記事

コメント

すっかりご無沙汰してしまいました(>_<)

ガタが来ているからだが言う事を聞かず、おまけにPCの調子までおかしくなっております。
でもなんとかやっと伺えました(^^ゞ
終わってしまいましたね。今頃ですみませんが。
三谷氏のひとりひとりの人物が生き生きとした作品を堪能しました。
もう観られないのは寂しいですね。
最後にきりちゃんの思いが叶って、よかった(笑)
そして
Largoさんの、読み込んで充実した感想を読ませていただけて
楽しかったです。ありがとうございます♪

そよこさん 
こちらこそ、長い長~い記事を読んでいただいて、ありがとうございました。
>三谷氏のひとりひとりの人物が生き生きとした作品を堪能しました。
本当に楽しかったですね~
ドラマが終わっても、生ある人々の人生はまだ続いていく、という〆方、浸れる余韻を作ってくれているのも、さすがでした。
またこのような面白い大河に出会えたらいいですね。
もう、セリフは拾わないけれども(笑

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/204809/64654412

この記事へのトラックバック一覧です: 真田丸 50話 最終回:

» 真田丸 第50回(最終回) [レベル999のgoo部屋]
『最終回』内容ついに、徳川方との決戦が始まり、野戦に持ち込んだ幸村(堺雅人)たち。だが、圧倒的に形勢は不利。そんななか、毛利勝永(岡本健一)が、徳川方の陣を貫いたことで、一気に形勢は。。。。 そのころ、出馬するはずの秀頼(中川大志)は、幸村の裏切りの噂を聞き。。。 敬称略 しっかし。。。まさか...... [続きを読む]

» 【真田丸】第50回 (最終回) 感想 [ドラマ@見とり八段]
私は、私という男がこの世にいた証しを何か残せたのか。 人のまことの値打ちというものは己が決める事ではございません。 誰が決め… [続きを読む]

» 真田丸 最終回~幸村の〝生きた証〟とは何か? 最後のせりふは、信之の「参るぞ」 [平成エンタメ研究所]
 大坂城に戻る千成瓢箪。  動揺する兵たち。  これがいくさの潮目を変えた。  もともとがギリギリの戦いで兵士たちの心は張り詰めていたから、これが切れた時は一気に崩れる。  たったひとつの判断ミスや偶然がいくさの勝敗を分けるんですね。  どんなに優れた作戦...... [続きを読む]

» 「真田丸」最終回 [blog mr]
 サブタイトルないんだね。  この最終回、みんなかっこよかった。それは例えば、敗北を悟ったときの大蔵卿も含め。  大介なんかすっげぇ凛々しい。  信政が突っ込んだことで家康に対する言い訳が立つ、と信吉が言った時、あぁやっぱり彼らは昌幸や信之たちがやってきたことを継いでいくんだ、ってうれしくなった。  三十郎は辛いなぁ。叫ぶしかねぇよ。  馬上筒はいつ出て来るんだ、と楽しみにしてたんだが、槍を立ててそれで狙いをつけるとは思わなかった。かっこいい。いいセンス。  そして最後の顔。「笑顔で喜怒哀楽を表... [続きを読む]

» 【真田丸】最終回プチ感想と視聴率&総集編・年末年始の時代劇 [ショコラの日記帳・別館]
「真田丸」総集編、12月30日(金)午後0:15~4:33(NHK総合)、4時間 [続きを読む]

« 仮面エグゼイド #10「ふぞろいのDoctors!」 | トップページ | 真田丸 まとめ »

作品一覧