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2016年12月15日 (木)

真田丸 49話「前夜」

公式サイト

幸村(堺雅人)からの書状を読んだ信之(大泉洋)は、幸村が死を覚悟していると直感し大坂行きを決意する。一方、豊臣方と家康(内野聖陽)との最終決戦~大坂夏の陣~がいよいよ始まる。幸村は又兵衛(哀川翔)や勝永(岡本健一)とともに策を立てる。徳川軍をくいとめるのは道明寺。しかし、豊臣方の策はことごとく漏れていた…。ついに幸村は、春(松岡茉優)を城から出すことに。そして、きり(長澤まさみ)には最後の使命が…(YAH0O!テレビより)
.

引用したセリフは全て概略です。
.

江戸・真田屋敷の信之、そして稲とおこう。

「源次郎を説き伏せてくる。あれは死ぬ気だ。」

死ぬなどと、どこにも書いてありません、と稲。

「わしにはわかるのだ。あれは死ぬ気で敵の本陣に突っ込み、大御所様の首を取るつもりだ。」

「行かせてあげてください。旦那様に悔いなき生き方をしていただくのが、私たちの務め。」

「わかっておる!!」

稲に一喝されるおこう。

敵の大将に会うとなると内通を疑われる、下手をすれば打ち首、真田のお家を潰すことにもなりかねない、と詰め寄る稲。

「十分気をつける。」

引き止めるために問い詰めたのではない、夫の覚悟を今一度確認したのでした。
ならば真田の者であることを絶対に悟られぬよう、家紋のついているものは一切身につけぬこと、と念を押します。

「承知した。」

「そして・・・」

ずいっと信之に寄った稲の瞳が潤んでいます。

「必ず生きて帰ってきてくださいませ。」

「わかった。」
.

信之に、幸村への差し入れを用意しながら、松。

「いずれ、また兄弟三人でお茶でも飲みながら、昔話に花を咲かせましょう。」

いつに変わらぬ姉の姿に、ばば様の姿を重ね合わせる信之。
そしておこうはお守りを渡しました。中には、六文銭。
顔を見合わせて微笑みあう信之とおこう。
久しぶりにおこうさんの”ゴホゴホ”が見れました(笑

稲は家守。この人がいなければ真田家は回らない。
一方、おこうはどこまでも真田の一族です。
形は違えども、二人とも心底、信之を愛している。

江戸城では、江が、今度こそ豊臣を滅ぼすよう、秀忠を叱咤激励しました。
千姫のことは心配しているけれども、豊臣が残れば徳川の禍根になることは、よくわかっている。気を抜いた方が、負けるのです。
茶々と同じ幼児体験をしてきた江ですが、生き方や性格、何もかも対照的な姉妹です。
.

ついに動いた徳川勢を迎え撃つこととなった大坂城では、軍議が開かれていました。

まず大坂城を出て、京を押さえ、伏見に本陣として、近江瀬田にて進軍してくる徳川勢を迎え撃つ、というのが幸村の策。
・・・あれ、聞いたことがある。

秀頼には伏見城で采配をとってもらう、と聞いて「危のうございます!」と大蔵卿が大反対。
兵の士気が上がるのならかまわん、と秀頼、しかし大蔵卿は、あくまでも敵を迎え撃つのは大坂城、と主張します。
要害がまだ間に合わぬ今、この城に執着するのは愚策、と、幸村。

「それを何とか勝ちにもっていくのが、そなたの務めではないのか!」

まあ、都合のいい。さんざん邪魔をしておいて・・・って思った人も多いでしょうな。

「じゃあ、そろそろ俺たちの策を聞いてもらえるかな。」

この期に及んでも、いつものように水掛け論になりそうなところで、又兵衛が入りました。

幸村を除く五人衆が考えた策とは。

「敵は大軍、必ず広い南側から攻めてくる。
これに対し、我らは天王寺に兵を進め、この一体を固めて迎え撃つ。出来を一歩も近づけさせない。
秀頼公は城で高見の見物。」

秀頼が城から出ずとも良い、と聞いて、策の内容がどうであれ、かつ大嫌いな牢人の立てた策であっても、素晴らしい、と同意する大蔵卿。

敵が東から来たら背後を突かれるのが、この策の短所に、幸村が、平野川の堤をあちこちで切っておけば、沼地同然、東からは近づけない、と何やら愉しげにアイデアを出します。
納得する秀頼と牢人たち、気勢を上げて張り切ります。

京を押さえ瀬田に進む、という策を、前と同じだったぞ、と又兵衛に突っ込まれた幸村。にこにこしています。
又兵衛たちが策を練っていたの知ってたのかもしれません。
自分が大坂を出て戦うことを唱えれば、必ず大蔵卿が異を唱える、この、今までなら有楽斎が底意を持って止めていた、いつもの水掛け論を誰が止めるか。待っていたのかもしれません。
一番いいタイミング、いい形で又兵衛たちが止めてくれた。

ここに及んでですが、少なくとも五人衆がようやく一丸になりました・・・遅いけど(涙

いくさ支度をする幸村に話しかける大蔵卿。

「すべては豊臣家のおんため。」

「存じております。」

「茶々様と秀頼公をお守りするのが私の役目。
言葉がきついのは、性分です。」

「つまり、我らは同じ方向を向いているということ。」

「ただし、牢人は大嫌いじゃ!!」

去って行く大蔵卿(笑

幸村とは、漸く手打ちってことなのでしょうか。
.

総勢30万の諸大名を率いて大坂に向かっている家康たち。
全部が揃ったらすぐに総攻めを、と急かす秀忠に、家康。

「そう焦るな。正純、最後にもう一度、大坂城の秀頼に文を送れ。」

「父上、無駄でございます。秀頼がいれば、牢人は今後も増え続けます。
もはや、秀頼を亡き者にせぬ限り、この戦さ、終わりません。
豊臣に血は、この戦さで断ち切るのです!父上は甘すぎる!!」

退座する秀忠。

「おっそろしい男に育ったのう。」

言いつつも、息子の後姿を見る家康の目はいつもよりにこやかなです。
秀忠が、関ヶ原の呪縛からではなく、徳川にとってのこの戦さの意味を理解しての、総攻めを唱えていたから。火の玉な(笑)、江の影響も大きいのでしょう。

家康からの文を読む秀頼。
大和の郡山城に移れば、兵を引く。

「ただし、牢人は連れて行くな、ということだ。」

「如何なさいますか。」幸村。

「徳川とはこれにて手切れ、といたす。よいな、左衛門佐。」

「御意のままに。」

これで運命の歯車が、また一つ進みました。

秀頼からの手切れの返事を受け取ったのでしょう、家康。

「豊臣の家も、天下の名城と謳われた大坂城も、これを持って終わりだな。」
.

四月二十九日、大野治長と浅野勢が衝突、大坂夏の陣がここに始まった(ナレーション)

治長軍配下の、わしは大名になってみせる、と言い続けた塙団右衛門。真っ先に撃ち抜かれてしまいました。
この人が最初に戦死してしまうとは、ショック。

明るい性格は、牢人たちにも好かれていたはず・・・合掌。
落ちた名刺が悲しいです(涙

戸板に運ばれてきた亡骸を迎える、五人衆。
そこへ茶々が、きりの制止を押し切って、ふらふらと入ってきます。

「いずれは皆も、この男の横に並ぶのですか。」

空ろで怯えた目。
幸村の無言のサインに答えるきりちゃん。

「いい加減にしてください。御上様にうろうろされると、士気が乱れます。」

茶々にこんなことが言えるのはきりちゃんだけでしょう。
.

台所で次の策を練る五人衆。
又兵衛と明石は、本陣が来ると思われる南の道明寺へ、後詰として幸村と勝永。
秀忠が進んでくると思われる東の若江・八尾には、木村長門守と長宗我部が抑える。

「各々抜かりなく。」
.

又兵衛が道明寺に入ったと聞いた家康、秀忠とともに東へ回ることにし、道明寺は伊達政宗に任せることにしました。
その時、この戦さ、居眠りをしている(ふり?)ことが正信が目を開きます。

「又兵衛が気になる。今のうちに潰してしまいましょう。」

又兵衛に調略が仕掛けられました。

播磨三十五万石で徳川に寝返らぬか・・・もちろん一蹴する又兵衛。
断ってきたことを聞いた正信。断られるのは、承知の上。

「それでよい。又兵衛が徳川の使者と会ったことを豊臣の陣に広め、調略にのった、という噂を流す。又兵衛はその噂を消すことに必死になる。あとは戦さで手柄を立てるしかない。
大将が焦れば、陣は乱れる。
はい、これにて又兵衛の命運は尽きた。」

恐ろしい爺様・・・惚けてきた、と思っていた正信の、変わらぬキレに、顔を見合わせる秀忠、正純なのでした。
.

さて、大坂に着いた信之は、家康の命で今一度、幸村に降伏を勧めに行く信尹に、身分を隠してついていきます。
戦さの最中にて、大坂城に入るのは簡単ではない。家康の九男、義直の陣にとどめ置かれた一行。
信之、そこで徳川勢に兵として加わる平野に再会し、唖然とします。
やっぱり物資補給に失敗したのね。でも、その後徳川軍に入るなんて・・・真田屋敷で滔々と述べた豊臣家への忠信はどこへ(苦笑
あれも本心だったんでしょうけれどもね。生き延びるためにはなんでもす、というのも本心。この人らしいです。

そしてリアルタイムではさぞ盛り上がったでしょう、室賀正武の子息、久太夫登場。

「黙れ、小童ぁ!!」

信之(大笑
.

「兄上・・・」

信尹に、信之がついてきたことに驚く幸村。

「大御所様はどうしてもお前が欲しいようだ。」信尹。

「ありがた迷惑でございます。」

「決して悪い手ではない。信濃一国ではどうか、と大御所様は仰せだ。」

「気前の良いことで。」

「兄上が終生望んでいた信濃の国主になれるのだぞ。」

叔父の説得を黙って聞いていた信之。

「源次郎は死ぬつもりなのです。しかも大御所様を道連れに。」

「兄上、買い被りすぎです。いくら私でも、それは・・・」

「徳川に歯向かいたいなら、歯向かえばよい。平伏したくないなら、平伏すな。
しかし、死んではならぬ!」

「捕まれ、と申されますか。」

「そうじゃ。今度もまた、俺は必ずお前を助けてみせる。
死に物狂いで、江戸と駿府と京を駆け回り、赦免を勝ち取ってみせる。」

「そしてまた十四年・・・。」

「決してお前を死なせはせん。それがわしの使命だからだ。
あの時、わしはお前と父上と三人で誓った。またいつか、晴れて酒を酌み交わそうと。
父上はもうおられぬが、わしはまだその約束を果たすつもりでいる。
それを言いに来た。」

「では、今、ここで酒を」

「作兵衛、帰る。」

「兄上と酒を酌み交わしとうございます!」

後ろを向いたままの信之。

「兄上。」

「これは今生の別れではない。」

去っていきました。

「生きたいように生きればよい。」

幸村の頬を軽く叩く信尹。叔父らしい仕草に、思わずほろり。
.

上杉景勝を呼び寄せて、酒を酌み交わす家康。

「長い付き合いだの、上杉殿。」

「左様ですな。」

「北条の隠居も、真田安房守も死んでしもた。あとは、我らだけ、生き残ったな。

 

今のわしがあるのは太閤殿下のおかげじゃ。
しかし、わしは豊臣を滅ぼす。秀頼公があそこにおっては、徳川のためにならんのじゃ。それゆえの戦さと思うておる。」

「何故、それがしにお話になる。」

「おぬしにはわかって欲しかったのじゃ。」

「お心うちに、疚しさがあるからでは。」

「何を。」

「この戦さに義がことが、気になるからではござらぬか。」

「その話はやめよう。」

「先の戦さで、真田源次郎の姿を見ました。」

「真田?」

「あの男は、わしが、そうありたいと思っていた人生を生きておる。」

「親子二代で楯突きおって。まだわしを苦しめよる。
真田め・・・。」

戦国時代を駆け抜けてきた、老武将二人。
例え義を捨ててでも、守らねばならないものがあるのも、同じ。
.

五月五日、大坂の南、平野の又兵衛の陣にて、又兵衛、幸村、勝永。

正信の狙い通り、又兵衛が調略されたと言う噂が広まっているようです。
幸村、勝永は全く信じていないけれども、中には本気にしているものもいる。

「大蔵卿のばばぁとか。」

実は幸村も、信濃四十万石で誘われた、と聞いて、なんで俺には声がかからんのだ、と落ち込む勝永。

「後藤殿、一つだけ頼みがある。
悪い噂をたてられたからといって、捨て鉢にならぬこと。手柄を焦ることはない。
戦さは心が乱れた方が負けだ。」

言い含める幸村。又兵衛、本当にわかっているのか、いないのか・・・

「なんで俺には声がかからないんだ。」

なお愚痴っています、勝永(笑
.

木村長門守、万が一、首をとられても恥ずかしくないように、兜に香を焚き染めるって・・・古武士のような奥床しい作法ですが、今はフラグとしか思えません。

こうして、フラグたちまくりの又兵衛と木村長門守の別れのシーンを挟み、いよいよ徳川勢が進軍を開始しました。
道明寺の方面には伊達3万5千が、若江・八尾の方面には、家康と秀忠、すなわち本隊が13万。

後詰めの幸村たちの到着を待たずに出陣した後藤軍は伊達軍に押され、又兵衛は戦死。

「あれほど功を焦るなと言うたのに、あの馬鹿が!」勝永。

東の若江・八尾では。

「あれは敵の本陣。目論見が外れたな。数が違いすぎる、引き上げよう。」長宗我部。

しかし、又兵衛の戦死を知らない木村長門守。
ここを引いてしまっては又兵衛の逃げ場を失う、と突入を断行しますが、多勢に無勢。総がかりで討ち取られてしまいました・・・

何とか修羅場を逃れた長宗我部。付き従って来た家臣たちに

「もはや勝目はなち。これまでじゃ。長宗我部再興の夢は潰えた。
後はおのおの、生き延びよ!」

と申し渡し、自分も戦場を抜け出そうと、一人走り出すのですが

「殿!」

よわばって着いてくる家臣たち。
旗も立てているし、これでは自分が長宗我部だと一目瞭然です!

「ついてくるなあ!」

そのうち敵の一団と遭遇、殿を守って戦う家臣たちを放ってはおけない。
自ら刃を抜いて切り開くのでした。

再興の夢潰えても殿を慕い、守る家臣たちのモブっぷりが可憐で、ほろりとなりました。

勝永も良いけれども、長宗我部に好みなエピが多いです。
.

大坂勢の陣中にて、幸村、勝永、明石。

「まんまと裏をかかれたな。まさか主力がそっちから来るとは。」勝永。

「どうやら、我ららの策が敵に筒抜けのようだ。」

「間者?」

勝永に頷く幸村。
有楽斎ではなかったのか、と愕然となる明石。
策の詳細を知っているのは五人衆だけ、と、さっと明石に向けて刀を抜く勝永でしたが、幸村、止めます。
五人衆の中には間者などいない。

「我らの話を常に聞いていた男だ。」

やっぱり・・・大角与左衛門でした。

与左衛門が徳川の間者と話しているのを目撃してしまった与八、殺されてしまいます(涙

振り向いた与左衛門の目が怖かったです。

上田で百姓をしていたかったのに、作兵衛に無理矢理大坂まで連れてこられた与平。
戦さが嫌いだからと賄いに移り、この仕事が気に入っていたのに。親方に殺されるなんて・・・不憫な最期でした。合掌。
.

道明寺を崩した徳川勢は勢いにのって後詰の幸村たちに襲い掛かりました。
足に矢を射られた大助、作兵衛が助けました。
軍勢を反転させ、城に向かう幸村、振り向いて叫びます。

「これでお終いか~!徳川兵にまことの武士はおらぬのか~!」

追っていた伊達政宗、鉄砲隊を構えさすものの、弾は尽きた、と追いませんでした。
その様子をじっと見ていた幸村。大坂城に戻って。

道案内をしてくれた九度山の若者、あれ以来見なかったけれども、ずっと付き従っていたのね・・・合掌。

家族を集めた幸村は、城を出て伊達の陣へ行くよう、告げます。

「あのお方なら、必ずお前たちを庇護してくださる。」

もう、残る、とは言わず、凛として幸村の命を聞く春。

一方、幸村からの文を読んだ政宗。

「左衛門佐、よう、わしを頼ってきた。
御妻女の世話一切、喜んで見ようではないか。」

使者の佐助に告げます。

このことは家康には?と伺う伊達家臣の片倉景綱には

「申し上げるわけがなかろう。」

二人の密約なのだから。
.

大坂城では。

大助は自分と残る、内記は春たちとともに城を出よ、という幸村に、残ると言い張る内記。どうやら意は通ったようです。
作兵衛も、春たちを伊達に送ったのち、戻ってくることに。

「私は。」

きり。

「お前は大事な仕事がある。残ってくれるか。」

視線を交わす、内記、きり親子。

「決して永久の別れではない。暫しの辛抱じゃ。」

「大助、父上をしっかりとお守りしなさい。」

以前は、危ない目に合わせて、と激怒していたのですが、今は武士の母として妻として。きりに対しても。

「旦那様のことを、何卒よしなに頼みます。」

「畏まりました。」
.

夫婦二人になって。よう、耐えてくれた、と言う幸村に、

「泣いてもよいのなら、泣きますよ。」

と、例の障子を破る指つきで、幸村をつんつんする春。春さんはこうでなくっちゃね(^^

「いや・・・」

ちょっと慌てる幸村に、居ずまいをただす春。

「私は大谷刑部吉継の娘でございます。」

「そうであった。」

その晩、伊達の陣に入る春たちを、政宗は暖かく迎えてくれました。
.

再び大坂城、幸村ときり。

「私は明日、城を出る。家康に決戦を挑むことにした。」

「いよいよですね。」

「お前はいざとなったら、千姫様をお連れしてここを抜け出し、すぐに秀忠の陣へ行け。」

「大仕事ではないですか。」

「だから、お前に頼むのだ。御上様にはお伝えしておく。」

「姫様をお送りしたら、その後は。」

「沼田にでも帰るがよかろう。」

「いいえ、ここに戻ってきます。こうなったら、御上様とご一緒しますよ、最後まで。
源次郎様がいない世にいてもつまらないから。」

いきなり、きりちゃんを抱きしめる幸村。

「ちょっと、何するんですか?!・・・遅い。」

「すまん。」

「せめて10年前に・・・」

キスをする幸村。でも、きりちゃん、喋り続けます(泣笑

「あの頃が私、一番綺麗だったんですから。」

内記の娘に関しては様々な言い伝えがある。
<中略>
ひとつだけ確かなのは、信繁に関わった女性たちの中で、最も長くそばにいたのは彼女だ、ということである。(ナレーション>
.

喋りながらのキスって(^^;;
とってもきりちゃんらしいラブシーンでした。
「あなたがいない世にいてもつまらないから」って、戦国ならではの、凄い告白です。

それにしても、本当に、「遅い!」

梅ちゃんのことがトラウマになっていた幸村が、戦場となる場所に留まることを許した、ただ一人の女性。
こうなると、きりちゃんの命運が気になります。

大角与左衛門が又兵衛に親切だったのは、彼らが公で話せないことを語る丁度居心地の良い場として、台所を使わす策だった・・・のでしょうか。ともかく、行きつけの居酒屋の親父が間者だったようなものです。
彼がいつ間者になったのか、その経緯はドラマ内では語られないかもしれません。

信之・稲・おこう、秀忠・江、幸村・春の各々三組の夫婦の、しばしの別れの惜しみ方。
そして、恐らく最後となるだろう、兄弟の対面。
信之は、辛く悔しかった犬伏の別れを、弟を救う、と一念に凝縮させてきた。
しかしその思いも、腹を括っている弟には通じない。通じないことを薄々観念はしているけれども、それでもなお、望みは捨てない、信之。

合戦含む殺陣シーンは、三谷さんの意向でしょう、あっさり気味な今年の大河。

それにしても、又兵衛の死は、癖のあるキャラにしては、あっさりしすぎていたような気が(汗
立ち回り、という意味だけではなく、豊臣勢の中のポジション的に、あとひと捻りあっても良かった気がしますが、時間的に、これが目一杯なんでしょうな。
あの正信を動かした、ということだけでも以て瞑すべしなのかもしれません。合掌。

そして若武者ぶりが爽やかだった木村長門守。合掌。

来週、ついに最終回。
豊臣勢のほとんどがいなくなっちゃうかと思うと、悲しい・・・
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