2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

自己紹介のようなメモ

  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

TBとコメントについて

  • TBとコメントは認証制にしています。頂いたTBには記事と関係がある限り、必ずお返しするようにしていますが、サーバーのご機嫌次第で時々お返しできない時があります。

過去の感想記事について

  • ドラマ感想及びまとめは下記の「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」に、 DVD、映画、舞台の感想は「DVD、映画、舞台のINDEX」にアカサタナ順に、 読書は「読書:著者&編者別のINDEX(アカサタナ順)」に収納しています。

クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧

DVD、映画、舞台のINDEX

カテゴリー

今月の読書

無料ブログはココログ

« 仮面エグゼイド #07「Some lie の極意!」 | トップページ | 動物戦隊ジュウオウジャー 第39話「カロリーとネックレス」 »

2016年11月30日 (水)

真田丸 47話「反撃」

公式サイト

茶々(竹内結子)は、幸村(堺雅人)の反対を押し切り、家康(内野聖陽)との和睦に傾く。和睦交渉での阿茶局(斉藤由貴)の寛大な態度に、きり(長澤まさみ)は大きな不安を感じる…。結局、大坂城の外堀を埋め、真田丸砦を破却することが決定してしまい、幸村は激しい衝撃を受ける。もはや戦うすべを失った又兵衛(哀川翔)や勝永(岡本健一)らの、豊臣家への怒りが頂点に達する…(YAH0O!テレビより)
.

引用したセリフは全て概略です。
.

砲撃は1日で終わりましたが、大坂城の人々を震え上がらせるには、十分過ぎる効果でした。

「話が違うではないか!」

家康に悲痛な叫びをあげる片桐。そして半年後に急逝した・・・ナレ死でしたが、病とも、自害ともつかぬ、というのが、彼の生き様を表していて、悲しかったです。いつも胃痛を抱えていた人。秀吉が健在だった頃の、駘蕩とした佇まいが懐かしい。合掌。

大坂城では。

茶々の強い意向で和睦が決定しました。
しかし幸村は、撃ってこぬのは弾が尽きたから、今は和睦びの時ではない、と不承知、茶々に会おうとしますが、ショックを受けた茶々は、大蔵やきりなど、女子たち以外、会おうとはせずに、引き篭もってしまっていました。

「お怪我はしておられぬか。」

きりちゃんに茶々の様子を尋ねる幸村。

「そんなに心配でございますか。」

「当たり前だろう。」

「お怪我はしておられません。私が死に物狂いでお助けしましたから。」

「お前が?」

相変わらずきりちゃんに対する評価が低すぎます。

「そら、助けますよ、人として。」

男前です、きりちゃん。

「礼を言う。」

「別に源次郎様に言われることでは。」

そらそうだ。

秀頼を手厳しく裏切ってさえして戦闘を続けようとした幸村ですが、茶々という切り札が使えなくなった今は、もう、覆しようがありません。

これからどうなる、と幸村に問う、ものすごく不安そうな秀頼。
まず、和睦の案を双方から出して、話し合いをする中で、落としどころを見つけること・・・

和睦と聞いて、牢人たちも、自分たちはどうなるのか、お役御免なのか、と激しく動揺します。
豊臣家に召抱えられることを希望しているものも多い。しかし、和睦となれば、先が全く見えません。
やばい、と感じた勝永。

「うるさい!仮に和睦してもな、お前たちのことは、ちゃんとこの兄貴が、面倒を見てくれる。心配するな!」

咄嗟に又兵衛にふります。

「俺に任せておけぇ!」

アドリブで答える又兵衛。牢人たちのたがを締めてくれました。彼らは彼らの役目を果たしている。

和睦に納得できない空気は、牢人たちだけでなく、豊臣家内にも充満しています。
例えば、大野治房は、修理の弟にも関わらず豊臣家より牢人たちに心情が近く、言葉少なく、しかし強弁に和睦に反対していました。

牢人たちに状況を説明する幸村。
家康は、和睦に持ち込み、我ら牢人たちを追い出した上で、改めて攻めてくるつもりだ。
こうなった上は、我らに有利となるよう、話を運ぶようにするしかない。

そして秀頼、有楽斎、修理、そして大蔵の、例の首脳陣の会議にて。

「和睦をする上で、まずなさねばならぬことは、牢人たちの殊遇でございます。」

秀頼でも、茶々のことでもなく、まず、牢人たちのことを言い出した幸村に、驚く有楽斎たち。

「それなりの扶持を与え、豊臣の家臣とします。その許しを徳川とのにいただいてください。」

「なりませぬ!
召抱えるいわれがどこにあります。」

出たっ、大蔵卿の「なりませぬ」(-_-|||)

「牢人たちがいるからこそ、我らは戦さに勝ち、敵は和睦を言い出したのです。
いなくなれば、家康の思う壷。」

「勝ったのだから、もはや用済みじゃ。」

「まあまあ」有楽斎。この人の仲裁、いつもイラっとする(^^;;

「これ以上、牢人たちをのさばらせたら、例え戦さに勝ったとしても、豊臣家は内から滅びます。」

頑迷に言い張る大蔵。

「私としては、出来うる限り、報いてやりたい。」

秀頼。今度は本当にその意思を貫き通せるのか、じっと秀頼を見詰める幸村。

牢人の処遇を和睦の主眼とするからには、徳川の言い分を聞かねばなるまい、と修理。
恐らくは人質を出せと言って来るだろ、茶々は江戸へ行かされるかもしれん、と有楽斎。

「それはできぬ。」

秀頼、即、撥ね付けます。
ならば、後は秀頼が大坂を離れるか、どこか西国の一国をもらって、西の要の大名となる。

「それは如何なものでしょう、大坂城を離れるということは、徳川にこの城を明け渡す、と言うこと。」

敗北と同じです。当然、反対する幸村。

「我が父が作ったこの城を捨てるのは、忍びない。
しかし私は、決して大坂に拘っているわけではない。
それで再び泰平の世が訪れるのであれば、私は喜んで城を出よう。」

目を見張り、複雑な表情で秀頼をじっと見詰める幸村・・・

そこへきりが茶々が呼んでいる、と幸村を呼びに来ました。
.

「私の目の前で侍女が大勢死にました。
先ほどまで話していた娘が、あっと言う間に血を流して、足元に転がっていました。
きりが助けてくれたのです。
あれのおかげで、私は命拾いを。」

「強い女子です。」

抱きつく茶々を慰める幸村。

「もう、心配はございません。敵の弾は尽きました。」

「茶々を叱ってください。あれほど和睦はしないと言っておきながら・・・」

もう、かつての、気まぐれなお姫様の面影はありません。
幸村に父のように甘える茶々。

「ご案じなさいますな。なんとかうまい形で和睦に持ち込もうと、見なして思案しておるところ。」

「もう、このようなことはたくさんじゃ。」

茶々の部屋から出来てた幸村。控えていたきりに。

「御上様が城を離れるのも、悪くない話だ。
この城におられる限り、あのお方の心は休まらぬ。」

「何年ここにおられるとお思いですか。」

「つまり、ずっと、あのお方は辛い思いをされてきた、ということだ。」
.

五人衆が集まって。
自分たちは使い捨てではないのか・・・守るべき者がある長宗我部、明石、不安を募らせております。
そのようなことは断じてない、と宥める幸村に、茶々の下に頻繁に出入りしていることをで、二人の仲を疑う者もいる、と勝永。

「勝手に言わせておけば良い。」

「俺たちを使って、一人だけ良い思いをするつもりではなかろうな。だとしたら、俺はお前を斬る!」

「これ以上、話すことはない。」

みな、イライラしております。
.

江戸では、信之の、お通通いがバレてしましました。
稲とおこうに踏み込まれて、万事休す。キツい性格を自覚している稲より、癒しの役目を取られたおこうの方が激怒しました(^^;;
お通さんて、ホステスというより、カウンセラーなのね。それも、超一流の。
自分に話を合わせているだけではない、本当に客でしかなかったことを知った後、即、請求書に目を通し、高い、とクレームをつける信之、せこい(笑

と、これでお通のエピの回収は終了した・・・のでしょうか?
.

大坂城では。
作兵衛が、又兵衛たち牢人衆に呼び出され、幸村ってどんな野郎だ、と問い詰められていました。
ほとんどヤクザの集団、作兵衛だから安心だけど、普通ならコワ~い状況ですよ。

「俺たちが命を預けるに足る男か。」勝永。

「知らぬ。」

「お前、家来だろうが。」

幸村が京に居る間は上田を守っており、九度山にもついて行ってない。

「そばにいるのは、わずかな間じゃ。」

「ふっ、こいつじゃためだ。」

しかし、昌幸のことはよく知っている、真田家の家風のこともわかっている。

「あの安房守様ほど、義に篤いお方はおられなかった。」

「はっ、すぐに裏切ることで有名だったではないか。」

「とんでもない誤解じゃ。
安房守様は生涯を賭け、武田の領地を取り戻そうとされていた。
信玄公への恩義を死ぬまで忘れなかった。
そのためには、どんな手でも使った。
卑怯者の汚名も着た。

源次郎様は、その血を受け継いでおられる。
あのお方は、太閤殿下のご恩に報いるためには、何でもする。
そういうお方じゃ。
わしに言えるのは、それだけじゃ。」

言うべきことを言って、さっと立ち去る作兵衛。
.

牢人勢を養うために、領地を増やして欲しい、その代わり秀頼が大坂城を出るので、四国二カ国が欲しい。

豊臣がよこした虫のよい和睦案を読む家康。
まあ、どんな案であろうが、腹も立たないどころか、やっとここまでこぎつけた、というところです。
いつもの通り、今すぐ総攻めを、とせっつく秀忠に、あれこれ説明するのが面倒くさい家康、正信にふります。

「大御所様は、戦さを止める、とは言うてはおられませぬ。
和睦と見せかけて、敵を丸裸にする。それから総攻めを。」

「四国はやらん。国替えを望むなら、江戸の近くに。」

一人ごちる家康。
.

徳川からの和睦案は、豊臣が江戸に下向することでした。
断じてなりませぬいきり立つ大蔵、秀頼も、関東だけは嫌だ、と暗い顔。

家康は、できぬ相談をあえてして、こちらの出方を伺っているのです、と幸村。
この先は使者を立て、直に話し合うのが良い、と提案、早速有楽斎が、自分の出番、としゃしゃり出てくるのを、敵には本多正信という古狐がいる、あの者が出てきては、さすがの有楽斎殿も手こずるだろう、と押しとどめ、

「ここは女子の使者を立てましょう。
されば向こうも女を出すよりありません。」

女の使者、と聞いて張り切ったのは、当然大蔵卿です(_ _);;

茶々の母親代わりでもある上司に、お前はダメ、と面と向かって切り捨てるわけにはいかない幸村(切り捨てればよかったのに;;)、交渉団のトップに、お初こと常高院を立てることには成功しましたが、大蔵は、政治のことはお任せあれ、と引き下がらず、結局、なし崩し的についていくことになりました。

徳川が出してくるのは、阿茶局。
会ったことのない幸村は、どんな女子かと、茶々に聞きます。茶々は、きりがよく知っていると。そうそう、北政所に仕えていたこともありましな。懐かしい。

「本多様が古狐ならば、女狐、見た目から言えば、女狸、でございます。」

きりちゃん、ナイス・・・って、あてがき、ナイス(大笑

この追い詰められた状況でもペースを崩さぬきりに、付き添わせることを思いつく幸村。
とんでもない、と辞退するきりでしたが。

「風向きが悪くなったら、その場をかき混ぜ、流れを変えるのだ。
お前にしかできぬことだ。」

幸村にこう言われちゃあね(笑

「おまかせあれ!」

満面の笑みが、可愛い(^^

もし、幸村が阿茶局を知っていたら、もしくはきりちゃんの批評をちゃんと聞いていたら、阿茶局が本多正信に匹敵する食わせ物であることがわかったはず。
であれば、有楽斎を退けたように、何としても大蔵卿を退け、かつ、場離れしていない常高院を送ることはなかっただろうに・・・
.

12月18日、常高院の里、京極家の陣で和睦会議が開かれます。

「戦さは男の勝手で始まるもの。われら女はいつも振り回されてばかり。
このように、われら女だけで戦さのつけるというのは、愉快なものでございますね。」

昔馴染みということもあってか、いや、計画の内なのでしょう、大蔵に向かって、微笑ながらゆったりと話す阿茶局。
言っていることは、ごもっとも、何とも愉快な設定なのですが・・・

「左様でございますねぇ。」

うなずく大蔵、早々と取り込まれてしまいました。
こういう場に慣れていない上、阿茶局から一切無視されている常高院、公園デビューのママみたく緊張しています。

その頃大坂城では、成り行きを待つ秀頼、側に控える幸村に語りかけます。

「そなたはしぶとい。
撃って出ると進言し、退けられたら真田丸を作り、和睦が決まれば、今度は如何に有利にことを進めるかを考える。」

ここまでの流れをまとめてくれました(^^

「望みを捨てぬ者だけに、道は開けるのです。」

「女子どもはうまくやってくれているだろうか。」

「祈りましょう。」
.

まず、茶々を人質とはしない。
秀頼は領地はこれまでの通り、身の安全を保障し、大坂城を明け渡せ、とは言わない。
大坂を離れるなら、好きな国を望め。
それから城に立て籠もり、徳川に楯突いた牢人たちについては、一切処罰はしない。

阿茶局が語った徳川方の条件です。話が上手すぎます。しかし、手放しで喜ぶ大蔵。

「良いこと尽くめではありませぬか。」

「当たり前でございます。そちらは戦さにお勝ちになったのですから。」

大蔵にとっては殺し文句です。

「あとはえー、何かございましたっけ。
あー、うん、ま、おいおい。」

このままでは豊臣側の条件が述べられることなく終わってしまう・・・

「あ゛ー、足がつりました!」

きりちゃん、転げまわります!
そして常高院に目配せ。

「一つよろしいでしょうか。牢人の処遇がまだ決まっておりませんが。」

「ですから、お咎めなし、と。」

牢人たちを養うために領地を増やしてもらうという案が決まっていない。

「それを決めませぬと、牢人たちが困ってしまいます。」

「牢人たちは、今後どうされるのですか。」

ここで大蔵、しゃしゃり出る。

「それについては、頭を痛めておるのです。」

「お察しします。
あんな得体の知れない牢人たちが、城の中をうろうろしていては、おちおちゆっくり眠ることもできませんものね。」

これぞ、大蔵が一番、言いたかったこと、そして言い続けていたこと。
なのに、城の男たちは全く理解してくれない。

「そーなのでございますよ!」

「このまま仕官する者も大勢います。ご領地を増やしていただかないと。」

食い下がる常高院ですが・・・

「そー、真田丸、あれを壊してしまってはいかがですか。
あんなものがあるから、牢人たちがいつまでも居座るのです。」

うーん、世間話をするがごとく、何食わぬ顔で家康の真の目的へと誘う阿茶局。

「それは良いお考え。」

あちゃー、思うがままに誘導されて、常高院の足を引っ張りまくる大蔵(溜息

「真田丸は取り壊し。
ついでにお堀も埋めてしまいましょう。
お城が裸になれば、いくら面の皮が厚い牢人たちも、出て行かざるおえなくなる。
そう、お考えになりまんか?ね、そういたしましょう。」

大蔵に身を乗り出して唄うがごとく、阿茶局。

「そういたしましょう。」

「そういたしましょう。」

「そういたしましょう。」

「あ゛ー!」

きりちゃん、頑張ります!
再び常高院に目配せを送りますが、阿茶局に気づかれてしまいます。

「その件はいったん持ち帰り、右大臣様とよく相談した上で」

「男たちに返せば、また血が流れます。
せっかくこうして女たちだけで集まっているのです。

私たちだけで決めてしまいましょう、ねえ?」

ここで持ち帰らすわけにはいかない。
常高院を一瞥もせず、大蔵に話しかける阿茶局。
すっかり取り込まれた大蔵・・・

「はい。」

「どうせ戦さはもう、終わっているのですから。」

「埋めてしまいましょう。」

「埋めてしまいましょう。」

「埋めてしまいましょう。」

阿茶局、そして斎藤さん、お見事でした。
.

こうしてできあがった和睦の書面を見る家康。

一つ、牢人の罪は問わない。
一つ、秀頼公のご領地はこれまでどおり。
一つ、茶々様は江戸にはお入りいただかずともよし。
一つ、もし、大坂からお移りになるならば、お望みの国へ。
一つ、秀頼公御身のご無事を請合う。

「お見事でございました~」正信。

「談判は、何ごとも勢いで押し切るのが一番。」家康。

「いささか疲れました。」阿茶局。

男たちの成し得なかったことを一人でやってのけました。

「お手柄じゃ~!!」

はしゃぐ家康。

和睦は成立し、20日、徳川方は戦闘態勢を解いた。(ナレーション)
.

和睦の五箇条を見た豊臣首脳部と幸村。
牢人たちの処遇が曖昧になっていることを指摘する修理。

「罪を許すというだけでは、あの者らは納得しません。」

「阿茶局殿も、おいおい、と申しておられました。
これからゆっくり決めて行けばよろしい。」

大蔵卿・・・(_ _);;

浮かぬ顔の幸村ですが、秀頼の決断に従う、と平伏した後、いったん退出します。しかしどうしても解せない。

「あまりにも我らに都合が良すぎる。
他にも大蔵卿と阿茶局の間で決められたことがあるのでは。」

しかし、交渉にあたった常高院は、疲れから倒れている。
だったら、きりちゃんですよ。何のために交渉一向に加わらせたのか。本当に賑やかしとしてしか考えてなかったんですね~(_ _);;

幸村から文書を見せられたきり。

「堀の話は?!」

「堀?」

「全部埋め立てるって。後は真田丸も。聞いてないのですか?!」

全ては後の祭り。徳川は早速真田丸を破壊しまてしまうのです。
ああ、無残。

「私が許しました。」

密約の件を問いただされた大蔵。

「何故に!?」

「戦さは終わり。あのようなものは無用の長物。」

「家康の狙いはそこだったのです。なぜ、おわかりにならぬ!」

もう遠慮などできない!声を荒らげる幸村。

「牢人たちを養うだけの金銀はもう、ありません!後は出て行ってもうらうしかない。
堀がなくなれば、これ以上、戦さはできないと、あの者たちも思うでしょう。」

「なんという、愚かな!!」

「何が愚かです!」

「出城も堀もなくなっては戦えませぬ。
戦えぬ我らに、家康が、約定を守るとお思いか!!」

はっと目を見張る大蔵。

「母上は豊臣をお潰しになられるおつもりか。」修理。

「全ては、豊臣のためじゃ。」

これで良かったのだ、と呟く有楽斎・・・何が良かったのか。ああ、釈然としないです。
一番釈然としないのは幸村でしょう(溜息
.

本丸を残して完全に無力化されてしまった大坂城に呆然とする幸村、そして牢人たち。

「まさかここまでやるとは」

すべて、家康の目論見通り。

「すまん。」

目を閉じる幸村。万事休す・・・

一方破壊されていく真田丸を見やる家康。

「これで裸の城じゃ。」

後は向こうから和睦の状を破るよう、仕向けるだけ。

「そこで総攻めをするのですね。」

やっと父の策が飲み込めた秀忠。

「これぞ、城攻めよ!」

高らかに笑う家康。
.

総構えも、堀も、二の丸、三の丸も全て破壊され、もう戦いようがない牢人たち。
そして愕然となったままの幸村。
勝永が、策を聞かせてくれ、と迫るのですが。

「策はない。
もはや、この戦さ、勝ち目がなくなった。
全ては私の力不足だ。申し訳ない。」

策がない・・・何と悲しい言葉(涙

あの、すべてを乗り越えてきた幸村が・・・呆然とする牢人たち。

「皆、そうそうに立ち去るが良い。
城を枕に討ち死にしようなどと、馬鹿なことを考えぬように。」

幸村が去った後、ここにいても先はない、と悄然として出て行こうとする牢人たち。

「おまえら、行くあて、あんのかよ!
行く場所がねえ奴らが、ここに集まったんじゃねえのかよ!」

声を張り上げる又兵衛に、戦うつもりか、と勝永。
堀もない城でどうやって敵を追い払う、と長宗我部。

「はっは。おもしれえじゃねぇか。」
.

家族を集める幸村。

「ここまでじゃ。お前たちはすぐに城を立て。上田に行くんだ。
兄上がきっとなんとか・・・」

その時、牢人たちや、不利な和睦に納得していない家臣たちが集まってきました。

「何、のんびりしてるんだ。早く策を立ててくれよ。俺たちゃうずうずしているんだ。」又兵衛。

「私は何のために、九度山に行ったのです。」明石。

「わしらはおぬしに従う。」長宗我部。

「考えろ、どうすれば勝てるか、考えるんだ。」勝永。

「あなたは勝つためにここにきたのではないですか。」

長門守の言葉に、思わずこくっと頷く幸村。

「殿、徳川に一泡吹かせてやりましょう。」作兵衛。

口々に、お願いします、と侍たち。
その様子をじっとみつめる大助。

そこへ修理を伴って秀頼もやってきました。

「望みを捨てぬ者だけに道は開ける、とそなたは言った。」

幸村の手をとる秀頼。

「はい。」

「私はまだ捨ててはいない。」

「畏まりました。」

よーしっと鬨の声を上げる一同。
.

情報量が多すぎて、感想を書いている時間がありません(汗

武力だけで領地を取り合った世の終わりを描いた23話の「裁定」と対になっていて、見応えがありました。

女たちだけの会議・・・耳馴染みのいい言葉をふるに活用した女狸、阿茶局にいいようにあしらわれて、大坂城を自分で壊してしまった大蔵卿への感想は、和睦会議のセリフをかなり詳しく記すにとどめて置きます。
でも、この人も自分なりの大いなる誠意を持っている。
この大河には悪人キャラは皆無です。最後には、彼女の義が見ている人たちの心残るよう、描かれることを願っています。

上でも書いているけれども、交渉団のトップに世慣れていない常高院を据え、自意識の高い大蔵の随行を許したのは幸村の作戦ミスだと思うのですけれどもね。←あくまでこの大河においては、です。
そして元はと言えば、情実政治しかできなかった豊臣のミス。ほんと、負けるべくして負けたとしか思いようがありません。

父の後を継ぐ、と言っていたけれども、母を守るためには大坂城を出るのも厭わない、と秀頼。
幸村から厳しい指導を受けてもなお、幸村を参謀、あるいは師と頼っている。
天下人に必要な生臭さが全くないお坊ちゃまです。
決断をころころ変えたり、自分の弱さを自覚しているところなどは、どことなく景勝に似ている気がします。子犬のような瞳もね。
これから戦さになろうとも、あるいは、万が一にもですが、平和的に城が引き渡されようとも、最後まで大坂城に残り、豊臣家の行く末を見守る、という幸村の決意を固めさせたのは、秀吉への恩義ばかりではない気がしました。

タイトルの「反撃」は、徳川方の、とだけ思っていたのですが、最後に大坂方の一致団結した奮起へと繋げていて、お見事でした。
だからこそ、いっそう彼らの決意が切ない。
幸村、そして豊臣方の人々の望みは、どう描かれるのでしょう。

.

.

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46

.

.

にほんブログ村 テレビブログへ    Q_2

« 仮面エグゼイド #07「Some lie の極意!」 | トップページ | 動物戦隊ジュウオウジャー 第39話「カロリーとネックレス」 »

△大河:真田丸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/204809/64563789

この記事へのトラックバック一覧です: 真田丸 47話「反撃」:

» 真田丸 第47回「反撃」~望みを捨てぬ者だけに道は開ける [平成エンタメ研究所]
 真田丸を壊され、堀を埋められて無力化した大坂城。  さすがの幸村も心が折れた。 「策はない。もはや、このいくさ勝ち目はなくなった。申し訳ない」  幸村は最後の最後まで辛抱強く戦ったんですけどね。  城を出ての壮大な作戦を否定されたにもかかわらず、真田丸を...... [続きを読む]

» 【真田丸】第47回プチ感想と視聴率「反撃」 [ショコラの日記帳・別館]
「反撃」第47回(11/27)の関東の視聴率は、前回(14.2%)より上がって、 [続きを読む]

» 【真田丸】第47回 感想 [ドラマ@見とり八段]
茶々(竹内結子)は、幸村(堺雅人)の反対を押し切り、家康(内野聖陽)との和睦に傾く。 和睦交渉での阿茶局(斉藤由貴)の寛大な態度… [続きを読む]

» 真田丸 第47回 [レベル999のgoo部屋]
「反撃」内容幸村(堺雅人)らの奮闘により、徳川方の兵は撃退された。業を煮やした家康(内野聖陽)は、外国より取り寄せた大筒を大坂城へと放つ。 恐怖する茶々(竹内結子)は、徳川方との和睦を考え始める。大野治長(今井朋彦)よりしらせを受けた幸村は、猛反対するが、茶々は受け入れず。幸村は、浪人たちに少しでも良き処遇を。。。と秀頼(中川大志)らに訴える。そして和睦交渉に、大坂方は、茶々の妹・初(はいだしょうこ)を向かわせる。一方、徳川方は、阿茶局(斉藤由貴)を向かわせる。 結局、阿茶局に押しきられた和睦交... [続きを読む]

» 大河ドラマ「真田丸」 #47 反撃 [雨ニモマケズ 風ニモマケズ]
真田丸では完封勝利。 しかし、天守への砲弾が、淀を動かす。 [続きを読む]

» 真田丸 第四十七回「反撃」 [事務職員へのこの1冊]
第四十六回「砲弾」はこちら。前回の視聴率はなんと下降して14.2%。洗面器型の推移どころか右肩下がりです。コアな三谷ファン以外は次第にこのドラマから離れているということなんだろうか。さて「反撃」。幸村(堺雅人)と信之(大泉洋)兄弟が、それぞれ女たちに翻弄...... [続きを読む]

» 真田丸「反撃」 [blog mr]
 徳川の新式大砲に弾が無いと考える根拠が、撃ってこないから、というのには若干の異議を唱えたいのだが、それっきり話題にならないところを見ると、あの大砲の役割は終わった、ってことなんだろうね。  あの会談、阿茶が凄腕、っていうより、大蔵卿が間抜け、という感じになっちゃってるのが残念。阿茶は基本、大蔵卿とばっかり話をしてたけど、やりやすくってしょうがなかっただろうな。  堀については、内堀だけの筈が外堀まで埋められちゃった、とかいう話があったと思うんだけど、Wikipedia で確認したら、それは後で創... [続きを読む]

« 仮面エグゼイド #07「Some lie の極意!」 | トップページ | 動物戦隊ジュウオウジャー 第39話「カロリーとネックレス」 »

作品一覧