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2016年11月24日 (木)

真田丸 46話「砲弾」

公式サイト

幸村(堺雅人)が築いた真田丸砦を攻めあぐねる家康(内野聖陽)は、幸村に10万石の領地を約束するなどさまざまな調略に乗り出す。有楽斎(井上順)らの強い勧めで秀頼(中川大志)は和睦を決意するが、幸村は有楽斎の言動には裏があるとあやしむ。幸村は、意を決して茶々(竹内結子)へのじか談判に挑む。一方、家康の陣にはイギリスから取り寄せた大砲が到着。運命の砲弾が、大坂城に向けて放たれる!(YAH0O!テレビより)
.

引用したセリフは全て概略です。
.

30万の軍に包囲しているのに、真田丸にしてやられて苛立つ家康。

「いたずらに攻めかかるのはもうやめじゃ。真田丸がある限り埒があかん。
真田め、全く親子二人で手こずらせてくれるわ。
エゲレスの大筒はまだか。」

新兵器が到着するまで、あと数日はかかる、と正純。

「ただ待っておるのも癪だの。」

そこで家康、考えました。

「30万の軍を三つに分け、かわるがわる一晩中、鬨の声を上げさせよ。
右大臣様は、さぞ、眠らぬ夜を過ごされるであろう。」

いっそう悪い顔になっています。
.

大坂城では、勝利に高揚している秀頼が、一気に茶臼山の本陣に攻め込もう、と幸村に言いますが、幸村の厳しい表情を見て、「ではないのか」と、しょぼん。

そう易々とは切り崩せない、と幸村、何度も繰り返せばよい、と秀頼。

「その都度我らの方にも手負いが出ます。
策とは、ただ戦さに勝てばよい、というものではございませぬ。
如何に見方の命を損なわぬか。」

目を伏せる秀頼。励ますように、幸村。

「ここは守りに徹するのです。城にいる限り、我らは負けません。」

「いずれ、兵糧が・・・」

「向こうが先に尽きまする。あせる時は、必ず押し寄せてまいります。それをまた打ち払う。
なすべき事は城を守りきること。
徳川が大軍を持って攻めようとも、大坂城はびくともしなかった。
そのことを天下に知らしめるのです。
さすれば、敵の中に心変わりするものが、必ず現れます。
徳川を見限り、我らにつく者。それを待つのでござる。」

う、うん、と頷く秀頼。

「攻めに転じるのは、それから。」

「私は父上が残されたこの城を守り、父上が築かれた安寧の世を守り、そしていずれ、父上を超えたい。
この先も力を貸してくれ、左衛門佐。」

「喜んでお手伝い仕ります。」

お坊ちゃまの願いは初々しい。しかし、秀吉を超える者など、そうそう居ない。居るとすれば、今対峙している、あの男だけ・・・幸村の胸の内には、様々な思いが去来している。

「気になることがあれば、何でも申せ。
私は言われて伸びる男じゃ。」

言われて伸びる男・・・シリアスなシーンなんだけれども、思わず笑ってしまいました(^^;;
この後、笑い事ではすまなくなっていくのが、切ないです。

「では、ひとつだけよろしゅうございますか。
殿様には、もっとご自分の言葉の重みを知っていただきとうございます。」

「母上のことか。」

「此度の勝機は出城を築くことを許した殿様の言葉があったればこそ。
最後に断を下すのは、あくまでも大坂城の主たる、殿様でございます。御上様ではございません。」

「よう申してくれた。私のいけない所は・・・」

その時、包囲している敵陣から鬨の声が上がります。
騒然とする城内。
怯える侍女たちを勇気づけるきりちゃん。

「大丈夫、本当に攻めて来る時は、あんなに大きな声は出しません。私たちを怖がらせようとしてるんです。
いいですか、怖がったら負けですよ。」

さすが、場数を踏んできただけあります。

真田丸に行った幸村、攻めて来る様子はないものの、兵たちが怯えている様子に、塙団右衛門に皆を元気づけるよう、命じました。
見事、幸村の期待に応える団右衛門。

淀殿も動じていませんでした。
ここからが正念場、という幸村に、常日頃野良犬扱いしているくせに「よろしくお願いします」と大蔵。この人、ひたすら淀殿親子のことだけを思っているのはわかるのだけれども、政には口を挟まないで欲しい~。

淀殿の部屋を退出した幸村、初こと常高院に声をかけられます。

「姉はそなたのことを、それは頼りにしています。どうか、よしなに。

私には、あの人が死にたがっているように思えてならないのです。
心のどこかで、この城が焼け落ちるのを待っているような。
私たちの父も母も、城とともに命を絶ちました。
姉も自分が同じさだめであると、半ば信じております。」

「そのようなことは一言も。」

「本心を語る人ですか?
姉を救ってやってください。」

お転婆だった「江」の初をイメージしていたら、随分違っていました。
三姉妹の真ん中らしく、観察力のある人。
.

その頃、江戸の真田屋敷では。

平野が、大坂城に兵糧を持っていく覚悟を、信之に語っていました。
七本槍は結局全員豊臣を裏切ってしまった。せめて自分だけでも。

「そうでもしなきゃよ、太閤殿下があまりにもお可哀想でさ。」

この人らしからぬ熱い思いに共感する信之・・・って、共感したらだめですよ~っ、真田が潰されちゃいます!
それも承知の上で、平野とともに大坂に行く覚悟を固めちゃいました。

稲はもちろん大反対です。

「左衛門佐様を思う気持ちは痛いほどわかります。
しかし、これはあまりにも無茶でございます!」

「わかっておる。
わしの一世一代の馬鹿を許せ。」

「これ以上、何を申し上げても無駄なようですね。」

と、稲の背後の襖がすっと開き、出浦が現れました。

「大坂へ行ってはなりませぬ!」

歩くのもままならぬ体で、信之を止めます。驚く信之。

「大坂へ行ってはなりませぬ。」

「もう、決めたことなのだ。」

「もし、これが徳川に知れたら、真田は終わりだぞ。」

「知られなければ良いことだ。」

「徳川の目を盗んで、城に兵糧を入れるなど、できるわけがあるまい。」

「やってみねばわからぬ。
父上も源次郎も、散々無茶をしてきたではないか。わしだって、一度くらいは。」

「そなたの父は、どんなに無茶に見えても、常に先を見据えていた。
お前がやろうとしていることは、それとは違う!
お前の父親が必死に守ってきた真田の家を滅ぼすつもりか。
大坂に行ってはならぬ!
このわしが、行かせん。」

刀の鞘を信之の喉元に押し付けて止める出浦。しかし、その腕に往年の力はない・・・

「すまん。」

説得虚しく、平野のあとを追う信之・・・に目掛けて何か投げたぞ!

真田のことはなかったことにして欲しい、と頼家に頭を下げられ、平野は一人旅立だって行きました。
信之は・・・とりもちまみれ(笑
.

大助の初陣に湧く大坂の真田家。
春だけは、危ないことをさせた、とおかんむりです。
しかし、気にしない真田の男たち。
私も昔、同じことをやった、と微笑む幸村、幸村よりうまかった、と大助を褒める内記。
さらに、戦さなのだから、少々危ない目に合うのは仕方がない、と言う幸村にぶちきれる春さん。
大助はこれからが長い。

「そういう危ない役目は、老い先短い者がやればいいのです!」

「わしか?」

ぶちきれモードに入った春は手に負えない、その場が凍りつくかと思いきや、つかさず内記がボケました。

「すまぬ、そういう意味では・・・」

笑ってごまかす外面の良い春。一同にまた、賑わいが戻りました。

庭に畑を作る、と張り切る作兵衛。
今、仕込めば、夏頃には青物がよりどりみどり・・・
複雑な表情の幸村。

歴史の流れ的には、取るに足らない小さな小さなエピなのだけれども、真田家の物語を描くにあたっては、大事なパーツです。
このパーツがあるからこそ、淀殿の闇が、いっそう暗く浮かび上がってくる。
.

さて、又兵衛たち五人衆。

「なんで打ってでない」又兵衛
「あんたは真田丸で好き放題やったから、いいかもしれんが。俺たちはまだロクに戦ってもおらんのだ!」勝永

戦いたくって仕方がないのは、他の牢人衆も同じ、と明石。
守りばかりで苛立つ皆を

「いずれ、また攻めてくる、それまで待つのだ。」

と宥める幸村。また仲間割れしちゃうのか、心配です。

徳川本陣でも、秀忠が家康に、総攻めをするよう、迫っていました。

「真田丸など、一気に押しかければ、必ず落とせます。」

しかし、家康、戦さの何たるかをわかっておらぬ、とあしらいます。

「上様、戦さというのは、ただ勝てばよい、というものではございません。
如何に兵を損なわずに、城を落とすか。そこが肝要です。」

家康に代わって諭す正信。

「あの手この手じゃ。」家康。

そこへしばらく徳川を遠ざかっていた真田信尹が、家康に乞われてやってきました。お懐かしいです。

「おぬしの力を借りる時がきた。
左衛門佐を調略せよ。」

命じる家康を真っ直ぐに見据えて、信尹。

「お断りいたします。」

あまりにストレートに返されたので、ちょっとたじろぐ家康。

「源次郎は父親に似て度胸もあり、智恵も働き、その上、我ら兄弟に似ず、義に厚い男でございます。
寝返ることは、まずないと。」

しかし引かない家康。

「あれを買っている。寝返れば、左衛門佐に十万石を与えよう。」

信尹の表情がつと、動きました。

信尹は徳川方の真田の陣を訪れ、家康の出した条件を家の者たちに知らせます。
幸村がそんな話に乗るわけはない、と三十郎。

信尹、信之の子らに言い聞かせます。

「信吉、信政。真田の行方はそなたたちにかかっておる。しかと頼むぞ。」

「畏まりました。」

真っ先に信政が応えます。兄が応えるのを待たない・・・

真田丸を攻める前に戦さが始まってしまったため、真田同士はまだ戦っていない、と聞いて何よりだ、と信尹。
佐助と連絡を取り合って、なんなく城に潜入、幸村と対面します。

「久しぶりだの、源次郎。」

「お待ち申し上げていました。」

「ばば様の通夜以来。」

懐かしく、嬉しそうな両名。
昌幸の墓まいり、子供たちのことなど、真田の家の消息を和やかに語り合います。
信之の二人の息子に会って、稲の息子、つまい信政を心配する信尹。

「兄を立てる、ということを知らぬ。」

自分の息子たち、大助と大八にも会って欲しい、と幸村。

「おぬしの子じゃ。さぞ利発に育っておるのだろうな。
さて、帰るか。」

「えっ?!」

本題に入らず立ち上がる信尹に驚く幸村。信尹が自分を調略しに訪れたことは承知の上だったのですから。

「大御所様からの書状だ。寝返った時の褒美が書いてある。」

後ろ向きに書状を渡しました。

「読まんでいい。」

幸村、読まずに破り捨てます。

目と目を見合わせる信尹と幸村。
.

こうして「真田には真田を」の策は失敗したものの、次の一手で揺さぶりをかける家康。
その手とは、正純を通じて、有楽斎に、城内を和睦でまとめさすことでした。

正純と有楽斎はどこで密会しているのでしょう。
まさか正純が大坂城に忍ぶわかはないから、有楽斎が城を忍び出ているのでしょう。
結構目立つ格好なんだけれども・・・佐助が突き止めるのを待ちます。

有楽斎は、早速和睦を提案。

「和睦はなりませぬ!」

強行に反対する幸村。

「真田丸で敵に痛手を与えた今こそ、和議を結ぶまたとない折とは、思いませぬか?」

なりません、と幸村。

「いずれは和議を結ぶ時がまいりましょう。しかし、今ではない。
戦さに勝ったのは我ら。向こうが和睦を乞うならまだしも、こちらから持ちかけては、家康に足元を見られます。」

「戦さに勝ったからこそ、有利に話を運べるのではないか。
近々、敵は更なる大軍勢で攻めてまいりましょう。その時、また勝てるとは限りませぬ。
負けてから和睦を乞えば、それこそ家康の思うがまま。」

まあ、うまいこと言います。一片の正論が全てを白く見せる。
負ける、と聞いて和睦、和睦と秀頼に迫る大蔵。

「今少し、様子をみたい。
籠城を続けておれば、やがて必ず我らの味方をする者が敵の中に現れる。」

幸村が献じた策を、幸村をじっと見ながら述べる秀頼。頷く幸村。

幸村から、最高会議で和睦案が出たことを聞いて、さらに苛立つ又兵衛たち。

「なんで負けてもおらんのに和睦なんだ!」勝家

「その理屈が通じる方々ではない。」

佐助に有楽斎の動きを探るよう、命じます。
以前、情報が漏れた時に探っていれば・・・
あの後、すぐに戦いが始まったから、そんな時間はなかったんでしょう。

豊臣最高指令本部では、幸村が退出した後、有楽斎と大蔵が寄ってたかって秀頼を説得していました。

真田を信じてはならない、まだ戦さは始まったばかりと言っていたが、あの者たちは戦さが大好き、もう、戦いたくてたまらないのだ、だから口車に乗ってはいけない。

「我らはすでに戦さに勝ったのです。
兵の命を無駄にしてはなりませぬ。
今こそ和睦する時。亡き太閤殿下もそうなされたはずです。」有楽斎

「殿、ご決断を。」大蔵。

戦いが大好き、というのも、一片の真実です。なぜなら、牢人たちは戦うためにここにきているのだから。戦いこそが、彼らの存在意義なのです。
しかし、秀頼は生きた戦場、現場を知りません。
決め手になったのは、兵の命、そして亡き父ならどうしたか、と言うことでした。
兵の命を救うなら、幸村も納得するだろう・・・有楽斎たちの言う「兵」には、牢人たちは入っていないのでしょうけれども。
.

「とうとう殿は押し切られてしまった。
わが母と有楽斎殿にああ言われては、仕方なかろう。まことに面目ない。
左衛門佐、何とかならぬか。」

修理から秀頼が和睦を決断したことを聞いた幸村。
修理・・・その場にいたのにねぇ(溜息

淀殿に会いに行く幸村。
鬨の声が絶え間なく響いております。

どうして和睦したがるかわからない、と言う淀殿に、このまま勝ち続けて牢人衆が力をつけるのが恐ろしいのでしょう、と答える幸村。

「せっかく豊臣のために力を尽くしてくれているのに、おかしな話。」

平伏して、幸村。

「秀頼公をお説き伏せ頂きたい。」

驚く淀殿。
今まで幸村が屈力してきたこととは間逆の言葉。
幸村自身が一番、矛盾を感じている。
でも、今はこの方法しかない。

ずいっと幸村に近づく淀殿。

「まことのことを言います。
私は秀頼と一緒にいられれば、それでよいのです。
この城だって、手放せと言うのなら、手放しましょう。どこか遠くの小さな国へ移って、そこで皆で暮らせれば、それ以上は望みません。

 

私と秀頼と」

幸村の手を握る淀殿・・・いや、もう淀城にはとっくに住んでいないから・・・茶々に戻します。

「そして左衛門佐がおれば。」

「御上様、それはお心に止めておいた方がいいかと。」

声をひそます幸村。

「あら、そうですか?」

「味方の士気に関わりますゆえ。
先の件、何卒お願い申し上げます。」

握る茶々の手を・・・上から握り返しました。
初めてです。
今までは、すぐに払っていたのに。

幸村は、何かを決断するために、何かを捨てたような気がします。
そんな幸村の変化を感じ取るきりちゃん。

「和睦はなりませぬ。」

茶々は、幸村の願いどおり、秀頼に、命令を撤回して戦さを続ける旨、下しました。
秀頼がすでに決めたこと、と慌てる大蔵。

「私は右大臣殿の母なるぞ。」

「母上、断を下すのはあくまでも大坂城の主たる、この私です。
そうであったな、左衛門佐。」

幸村を見詰める秀頼、硬い表情、強い目力で見返す幸村。

「そなたを生んだのは誰じゃ。我こそがこの城のまことの主ぞ。
断は私が下します。
和睦は決してなりませぬ。」

修理を連れ、退出する幸村を追う秀頼。

「母を説き伏せたのは、そなただ。そうだな?!」

「左衛門佐に頼んだのは、私でございます、殿、左衛門佐を責めてはなりませぬ!」

「己の言葉の重みを知れ、と申したのはそなたではないか。
いったい何がまことなのじゃ!」

子犬のように慕っていた幸村に裏切られた秀頼。
迷走している・・・迷走させられている豊臣首脳部の中で、唯一、筋を変えなかった幸村が・・・秀頼、悲痛です。
しかし、幸村は変わっていない、変えたのは、秀頼。
自分の意思で変えたように思い込んでいるけれども、有楽斎、つまり徳川に操られ、その度、幸村を手痛く裏切っていることに気がついていない。

「断を下すべきは、もちろん殿でございます。
しかし、その断があやまりであれば、私は如何なる手を使っても食い止めまする。
私は戦さに勝つために、ここにまいったのでござる。ごめん。」

秀頼を励まし、指導していた柔和な顔は、もうありませんでした。
子守の真似事をしている時間はない。
主としての秀頼は、もう切り捨てた。あとは己の志を全うするべく、動くのみ。
.

一方、和睦するとかしないとか、いつまでたってもはっきりしない状態に苛立つ又兵衛と勝永は、塙団右衛門が企む夜討ちに参加しようとしていました。
目的は本間口、蜂須賀家の陣。
幸村には内密に、という団右衛門に、あいつが何となく総大将見たくなっているが、待ったく違う、と又兵衛、勝家。
意地の張り合いは、まだ続いております(苦笑

長宗我部は、世が世なら大大名である自分が、一介の牢人の下につくことに難色を示し、明石はミサのために参加しませんでした。
長宗我部、参加しなかったのは、血なまぐさい戦いが嫌いなためもあるのでしょう。
幸村に又兵衛たちが夜討ちを企んでいることを、止めるなら今のうち、と知らせます。

「確かに。毎晩、あの雄たけびを聞いていると気が滅入ってくるのは、よくわかる。
気分を変えるのも良いかもしれんな。」

幸村、夜討ちに参加、団右衛門の配下となって暴れまわりました。
じりじりするドラマが続いた後の、悪ガキたちの大暴れに、ほっと一息できました。

戦場でも団右衛門、名乗りを上げつつ、名刺を配っております(笑
各人の殺陣を見せつつも、幸村が旗を振り回し、斃された兵士たちの姿を隠したりと、とことんな修羅場にしないのが、三谷さんのポリシー。
.

ついに、イギリスの大筒が徳川の陣に着きました。

片桐を呼び出し、茶々の御座所の位置を尋ねる家康。

「案ずるな。何も狙い撃ちしようというのではない。
その逆じゃ。居場所がわかれば、そこを外すことができよう。」

その言葉を信じた片桐、教えてしまいました。この人はほんとに(溜息

正純に耳打ちする家康。

「天守の南を狙え。」

今までで一番悪い顔だったかもしれません。

この日、徳川の陣地から最新鋭のカルバリン砲が、大坂城に向けて放たれた。その一発の砲弾が多くの人々の運命を狂わせる。(ナレーション)

日常を過ごす人々のフラッシュバックを貫いた砲弾は、狙い通り茶々の御座所を襲いました。
茶々の目の前で、侍女たちが崩落してきた建物の下敷となります。
亡くなった侍女の中には、きりを尊敬してくれていた寸も・・・

この攻撃は、茶々の心の奥深くを引き裂き、深い深い闇、トラウマを白日の下にさらけ出してしまうのでしょう。
.

あんな新兵器を持ち出されては、弾さえ確保すればですが、大坂城といえども持ちません。怖いです。

茶々は幾人もの身内や親しい人と死に別れて別れてきたけれども、目の前で人が死ぬのを見たのは、初めてのはず。
元々は弱い、彼女の人格が大きく崩れそう・・・初の言葉が重いです。

出浦さん、やってくれました(笑
稲が出浦に相談しているシーンが目に浮かぶようです。

自分だって、男として、一生一代の無茶がしたい・・・という気持ちもわかるけれども、昌幸や幸村が無茶を出来たのも、信之がいたらばこそ。
損な役回りだけれども、ばば様、昌幸・・・真田のご先祖様、そして子孫のために堪えて欲しいです。

久しぶりの信尹。
家康の命を突っぱねなかったのは、幸村に会う口実が欲しかったから。
幸村を微塵とも疑わぬ眼差し、相変わらず、格好良かったです~(^^

今回、非情さに向けて、幸村のギアが大きく上がりました。
勝つためなら、いまだ幼子のような秀頼に対しても容赦なく、そして茶々の弱さにも付け込むことも厭わない。

秀頼、今更ですが・・・本当、側近に恵まれていなかったですわ・・・良き側近を呼び寄せるのも自分の徳の内なんだけれども。
只でさえ出来星大名で層の薄が薄いのに、内紛やら徳川の策やらで人材を失いすぎました。

幸村の変化を感じ取ったきりちゃんは、何を思っているのだろう。
逆に、茶々に取り込まれた、と感じているのかもしれません。

あと4話。
次週はもっと辛いことに(_ _);;
でも、コメント欄にも書きましたが、「組!」もそうだったように、悲劇を悲劇のまま終わらせないのが、三谷作品。
今後、辛いことばかりではない、と思いたいです。
まずは、五人衆の気持ちがもっと寄り添ってくれたら・・・それはそれで切ないけれども。
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コメント

再びお邪魔します。

>幸村は、何かを決断するために、何かを捨てたような気がします

なるほどです。確かに、今までは払いのけていましたものね。
幸村は心を決めたのですね…
その直後のきりちゃんの鋭さが好きでした(笑)
笑わせて和ませる(役柄上)だけじゃなく、本当に幸村を知り理解しているのは
誰よりもきりちゃんでしたものね。
叶わぬと知りつつ毎回いつの間にか応援しちゃってました。

三谷さんの綾なす“人間模様”、残りの回数と、
Largoさんの記事を楽しみにしております。

こんにちわ。
セリフを抜書きしているだけの、やたらに長い文章を読んでいただき、ありがとうございます。
この長さ、ほとんどM的な自己満足でしかないかも(苦笑
>幸村は心を決めたのですね…
ちょっとハードボイルド風な決意を想像したのですが、今回を見ると、茶々をとことん守る決意をした、と捉えてもいいようにも感じました。
幸村がほとんど語らないので、色々妄想してしまいます(^^;;
もっときりちゃんは報われてもいいのに・・・と思っていたら、あさイチで堺さんがそれらしきシーン、セリフがあるようなことを言っておられました。
三谷さんですもの、このままってことはないですものね。幸村は、どうきりちゃんに声をかけるのでしょう。ドキドキ。

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