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2016年8月31日 (水)

真田丸 第34話「挙兵」

公式サイト

家康暗殺に失敗し謹慎することになった三成(山本耕史)。それでも収まらない清正(新井浩文)らは三成襲撃を計画する。信繁(堺雅人)は伏見城下での武力衝突を恐れ、きり(長澤まさみ)に上田へ帰るよう指示するが、きりは玉(橋本マナミ)のもとに身を寄せる。信繁は、信幸(大泉洋)と協力して三成を守ろうと立ち向かう。そして、家康(内野聖陽)は会津の景勝(遠藤憲一)を攻めることを決意。いよいよ、関ヶ原の戦いが迫る!(YAH0O!テレビより)
.

引用したセリフは全て概略です。
.

石田邸にて。
信繁から、謹慎を解いてもらおうという動きが起きていることを聞いた、書物の山と取り組んでいる三成。

「私がいなければ政が滞る。そろそろ誰かが動き出す頃合だと踏んでいた。」

この人の辞書には謙虚とか謙譲などいう言葉はない(苦笑
信繁は三成の言葉の裏に潜む不安を見抜いているから、もう動じませんが。

三成の妻、うたは嬉しそうです。

「お屋敷でごゆっくりなされたのは、何年振りでしょう。」
「ゆっくりなどはしておらぬ。」
「余計なことを申しました。」

笑って返しました。気難しい三成をうまく転がしているのが漂ってきて、ほっとしました。
しかし、信繁がはるのことを三成に聞いた途端、冷たい顔をして去っていく・・・あらら?

以前、三成に言われた「あの女は苦労するぞ」が気になって仕方がない信繁。
ああ、と理由を話す三成。

以前、刑部にはいつも世話になっているから、という気持ちから、娘のはるに筆を土産として渡した。あの娘はそれを誤解した。

「有体に申せば、私に惚れてしまったのだ。」

あ、そうだったのね。
こういうセリフが様になりますわ(^^;;
北政所にも淀の方にも嫌われているのだけれどもね~(_ _);;

回想シーン、筆を持ってうたに攻め寄る、はる。

「私たちは思うおうておりまする。どうぞ三成様とお別れくださいまし。」

あまりに突然のことで、きょとんとするうた。三成が直接はるに申し渡しました。

「思い違いじゃ。諦めよ。すべてははるの思い込みだった。」

「いやぁ~~~!!!」

のたうち廻るはる・・・うわ、確かにめんどくさい!(汗笑

まあね、人を見る目とか・・・そんな気はしてたんです。そう匂わしてきた松岡さん、うまいです。

見も蓋もない三成の言い様が、はるの場合はプラスとなりました。心にもない甘い言葉なんか絶対に言わないもの。

「苦労するぞ。」
「確かに。」
「ま、しっかりな。」

信繁、三成が政以外の話をするのが珍しかったです。

真田屋敷に帰って、試しにはるに三成の名を出してみる信繁。
と、障子が(笑

今も三成に思いが残っているのではなく、プライドを傷つけられたことを根に持っていそうです。
うめちゃんもそうだったけれども、戦国時代、気の強さは長所でもあるんだけれども、思い込みの強さは・・・面倒くさそう。兄より苦労するかも?
.

嵐の前の静けさのようなエピがあって。
後は関ヶ原へと、一気に動きました。

1599年2月。

「石田冶部は豊臣家になくてはならぬ男」という前田利家の懇願で、家康は三成の謹慎を解きました。
三成の謹慎を解いたことで起こるであろういざこざを待ち望んでいるのでしょう。

政務に復帰した三成、早速、家康が秀吉の命に背いてなした縁組を書き連ねます。
もう少し自重すべきでは、という信繁の表情。でも、これが三成。何も言えません。

三成がお咎めなしとなって、利家に三成への不満をぶつけてくる反三成派の福島正則、加藤清正、細川忠興ら七将たち。
正則は、自分たちが家康に近づくのを恐れ、家康を殺そうまでとしたを怒り、清正は、朝鮮で戦ったものに全く報いようとしないことを怒っている。

「石田冶部とはこれ以上、事を構えるな。」
と、自分の寿命がもう長くはないことを告げて宥める利家。
「わしが死したのちも、冶部と力を合わせて豊臣の家を守りぬけ。それがおぬしらの役目じゃ。良いな。」

長老に言われては、今は平伏するしかない正則たち。
彼らの家康に対する認識は、どこまでも豊臣を庇護する存在だから、三成とは平行線を辿るしかない。

北政所を、信繁を伴い、伏見騒乱を引き起こしたことを詫びに訪れる三成。
三成を諌めた事を、誤解しないで、と北政所。

「仲良くして欲しいだけ。みんな、こんな子供の頃から知っとるで。」

しかし、三成は北政所の母親的な呼びかけに応えることなく、さっと去っていきます。情に流される状況ではない・・・三成の態度に、一瞬表情が厳しくなる北政所。信繁を引きとめ、つまらぬ騒ぎに巻き込まれるのはもう、たくさん、と、出家するつもりであることを告げました。
ついてはきりに暇をやることとなったが、きりたっての願いで、細川家に奉公にやることに決まったと。

北政所の部屋を辞した二人。早速いつも通り、やり合います。

「本気でキリシタンになるつもりか。」
「なれませんよ。」

ガラシャ夫人の説得は効いているようです。しかし「でも、信じる思いがあれば、気持ちはもう、デウス様の・・・」とうっとり話すきりを危なっかしそうに見る信繁、。
「遅かれ早かれ、大坂、伏見で必ず何か起こる。不穏な空気が渦巻いている。上田へ帰れ!」
「不穏、大好き!また一緒に乗り越えていきましょう!」
目をきらきらさせるきり。もう、やっとれんわ、と信繁(笑
でも、単なる賑やかしではない、確かに一緒に乗り越えてきたと思いますよ。

一方、三成は、淀の方の元へ、秀頼へ桃の木を土産に騒動の件の詫びを入れに訪れていました。
秀頼を巻き込もうとした三成、冷たくあしらわれます。

「これだけはお胸にとめおかれませ。徳川内府を信じてはなりませぬ。」

言い置く三成。
.

3月3日、利家が亡くなって、反三成派への歯止めがなくなりました。
細川家にて、ガラシャ夫人から、七将が石田屋敷を襲うことを聞いたきり。早速信繁に知らせます。

「殿下子飼いの大名ばかり・・・これを恐れていた。助かった。」
「私、役に立ってる?」
「たまーに!!」

いや、これはお手柄です。ガラシャ夫人がいい人ってこともあるけれども。

「今、私を殺してなんになる。徳川を喜ばすだけ。なぜ、それがわからぬ!!」

報せを聞いて怒る三成、文書の保管など、後を信繁に任せて退避していきます。
文書を倉に保護するために信繁は兄、信幸を呼びます。さっと来てくれるお兄ちゃん。良い兄弟です。

「豊臣はこれからどうなる。」信幸。
「わかりません。」信繁。
「太閤恩顧の者同士の諍いがこうも続くと、いずれ、立ち行かなくなるぞ。」

そこへ正則、清正たちが踏み込んできました。
涼しい顔で将棋崩しをする兄弟。
親父様なら碁なんだろうけれども。将棋崩しっていうのがこの兄弟には似合っています。

三成を出せ、と凄む正則に、信幸。

「加藤殿、石田冶部殿との諍いは身内の揉め事で済ませても、我が真田と一戦交えるならば、もはや国同士の戦さでござる。
それをお覚悟の上か。お覚悟の上とならば、お受け申すが。」

信幸、格好いいです。彼も成長しています。
正則が刀を抜いてもびくりとも動きません。そばでさっと構える三十郎。
清正が止め、去って行きました。

しかし、反三成派の追及の手は緩まない。
宇喜多の屋敷に避難していた三成は、秀吉が築いた城には攻めてこまい、と伏見城内の冶部少丸に移っていきます。
ついていこうとする信繁を、ここまでじゃ、と止める三成。まさか死ぬ気なのでは、という信繁の思いを感じ取った三成は。

「案ずるな。私は命を大事にする男だ。自害などせぬ。」

命を大事にする・・・
.

成り行きもあるけれども、豊臣家のためにも三成と七将の膠着した状態を打開しようと動く信繁でしたが、正則たちは、全く話しになりませんでした。

三成を捕らえてどうするのか、と信繁が尋ねると、腹を斬らせる、と息巻く正則。

「何の咎で?」

と信繁に問われて、さっと答えられません。理屈は苦手だものね・・・。そもそも思い込みが激しすぎます。

清正が代わりに答えました。己の分もわきまえずに、殿下亡き後の政を意のままに操ろうとしたから。
徳川内府の命も狙った、天下を騒がす大悪人じゃ、と尻馬に乗った正則。

家康の言葉をそのまま信じている彼らを説得する力は自分にはない。誰かに仲裁に入ってもらわねば、と信繁。

まず北政所を頼るも、もう政には口を出さぬ、と会ってもくれません。
淀の方には会えましたが、それは秀頼公のためになりますか、と問われて答えられない信繁。

「徳川内府と冶部は犬猿の仲。秀頼公殿が板ばさみになりませんか?秀頼公殿のためになりますか?」

なるでしょう。むしろ、そういう事態を家康は、待っている・・・信繁、引き下がるしかありません。

病床の刑部、頼れるのは一人だけ、と、苦しい息の下からアドバイス。
そう、家康しかいない。

家康に頭を下げ、仲裁を頼む信繁。

とりあえず信繁の頼みを持ち帰った家康は、これを機会に三成と正則たち七人をまとめて処分するという正信の案を退けます。

「加藤、福島あたりはまだ使い道がありそうだ。そう焦ることもなかろう。
石田冶部は頭の切れる男ではあるが・・・もったいなかったのう。」

下った仲裁は。

七人の武将には、君側の奸、三成を追い詰めたことへの労い。
三成には、蟄居、つまり表舞台からの引退を命ずるものでした。政争に負けたのです。

「なぜだ。殿下に全てを捧げ、殿下亡き後は、豊臣家のために全てを投げ打ってここまでやってきた。
なにゆえ、私が伏見を追われなければならぬ。」

悔し涙を流す三成。

「太閤殿下はわかっておられます。
石田様は誰芳も豊臣家のことを考え、秀頼様のことを思われておられました。
太閤殿下は全て見ておられます。」

信繁は、秀吉の時と同じように、三成を慰めます。

「・・・ひとつだけ頼みを聞いてくれ。虎之助に会いたい。」
.

長束正家と加藤清正が信繁に伴われて三成の下へやってきました。

「石田冶部少三成、国許にて蟄居をめいずるものなり。」裁断を読み上げる長束正家。

「謹んでお受け仕ります」三成。

お察しいたす、と長束、言い置いて出て行きました。

残った清正を、目で呼ぶ三成。呼ばれたことがわかる清正・・・三成は清正の耳元で何ごとかを囁きました。
呆然とする清正・・・秀吉の呪いを伝えたのでしょうか?

立ち上がる三成。

「参るとしよう。」

信繁を見て。

「今生の別れだ。」

珍しいです、笑っています。

ひょっとしたら、これが二人が直接会う最後のシーンになるでしょうか・・・
.

家康に呼び出された信繁。

「どうじゃ、わしの下で働かぬか。徳川に仕えよ。悪いようにはせぬ。」

秀吉と同じく、人材集めが好きな家康。かつて、仇敵、昌幸の弟、信尹もスカウトしてました。

「お断りいたします。」

「おぬしを買っておるのだ。先々奉行の列に加えてやってもいいぞ。」

「お断りいたします。」

「なぜじゃ。」

「畏れながら申し上げます。石田冶部少様は己が身を省みることなく、誰よりも豊臣家のことを思い、尽くしてこられました。
その石田様を持ってしても、内府様の下では務めることは叶いませんでした。
どうして私なぞに務まりましょう。」

「わしを怒らせたいのか。」

「どう思おうと内府様の勝手でございます。」

「もう一度だけ申す。わしの家来になれ!」

「お断りいたします。」

誰よりも豊臣家のことを思っていたからこそ、排除された三成。
家康の野望を婉曲に揶揄しての、固辞でした。襖も閉めず、立ったまま一礼して去っていく信繁。
家康、激怒・・・

.

1年がたって、運命の慶長5年、1600年。

家康は秀頼のいる大坂城に移って、ほぼ天下を治めている。発端は会津に戻った上杉景勝に謀反の疑いが生じたことにあった。
上洛せよとの家康の命を景勝は断固拒否、直江兼続は家康に対する痛烈な批判の書状を送りつけた。(ナレ)

「我らが戦さ道具を集めているとの事なれど、上方の武士が茶器などを集めるように、我ら田舎武士は鉄砲や弓矢を集めるだけ。
そのようなことに拘るのは、天下を預かるお方らしからぬご了見。」

兼続の書状を読んで、楽しそうにくすくすと笑う景勝。いたずらっ子のようです。

「我らに逆心はないと申し上げたはず。にも関わらず、逆心なければ上洛できるはずだと、とは、ふん、赤子の理屈で全く話にもなり申さぬ。
ご分別がついた頃には上洛できると存ずる。

どこぞの誰かのように、太閤殿下のご遺言に背き、証文も破り、秀頼公をないがしろにしたりはいたしません。
左様なことをして天下を取っても、悪人と呼ばれるのは必定。
末代までの恥となりますゆえ。」

ふん、て(笑

まあ、失礼極まりないです。
当然、書状をびりびりと破り捨て、烈火のごとく怒る家康。上杉攻め、決定です。
.

自分たちも出陣となるのかどうか・・・真田の三人。

「この期に及んで上杉と戦うことになるとは。」信幸。

「その上杉から密書が届いた。家康を迎え撃つ気満々じゃ。」昌幸。

「お屋形様が・・・」信繁。

信繁は感慨深いでしょう。一度は義を捨てた人が、三成に言った言葉を本当に守ったのです。

「上杉はわしに味方をしろと言ってきた。ともに力を合わせて徳川を倒そうと。
わしはそれに乗ろうと思う。合戦が始まったら、横合いからいきなり徳川本陣を攻める。徳川はひとたまりもあるまい。」

「徳川を倒した先はどうされます。」

「世は再び乱れる。その機に乗じて、甲斐、信濃、駿河。信玄公が治めていた領地を、この手で奪い返す。

小田原の陣で、死を覚悟した北条氏政にわしは言った。
死にたければ死ね、されど生きておればまだまだ楽しいものが見られますぞ、と。

これはわしにとって、今度こそ最後の機会じゃ。
わしの我儘、聞いてくれんか。どうか頼む。この通りじゃ。」

じっと父を見る兄弟。

「父上に従います。」

最初に答えたのは信繁でした。

「徳川家康はもはや太閤殿下のご遺言を踏みにじる大悪党と成り果てました。
許しておいてはなりませぬ。」

「よう言った!」

信幸を見る昌幸。

「そちは・・・」

徳川とは少なからぬしがらみのある信幸・・・

「私は、真田安房守の嫡男、父上に従うに決まっておるではないですか!」

「我ら兄弟、どこまでも父上について参ります。」

良い息子を持った、と息子たちの手をとって喜ぶ昌幸。
.

「やはり父上は戦さがないと生きてはいけないお方なのだなぁ。」

兄弟二人になって、信幸、嘆息気味です。
先の姿に、北条や上杉や徳川としのぎを削っていたあの頃を思い出した、と信繁。俺も思った、と言う信幸に、本当によいのか、と尋ねます。

「舅殿と敵味方に別れるが、致し方ない。稲には辛い思いをさせるが・・・
源次郎、徳川がいなくなれば、父上が言うように、また戦乱の世に戻るのか。」

「上杉様には徳川に代わって天下を治めるおつもりはないと存じます。」

「では、どうなる。」

「何とかなります。」

「石田冶部様が戻ってこられるのか。」

「わかりません。しかし、あのお方がおられなくても、新しい世がやってきます。」

宇喜多、刑部、聡明になるだろう秀頼。

「父上には申し訳ないことながら、望まれるような混乱は起きないと私は思います。」

「なにゆえ、父上を欺く。」

「もちろん、上杉に勝利をもたらすため。
真田安房守の力がどうしてもいるのです。」

「策士だな。」

「真田昌幸の息子ですから。」
.

大坂城では。
家康が片桐且元に、上杉征伐に秀頼の命、と言う形をとるよう、迫っておりました。
今までのように、へいこらと恐れ入るかと思われた且元でしたが。

「これはあくまでも徳川と上杉の間の諍い。秀頼公のお名を持ち出すのはお控えください。」

おお、突っぱねました。

「徳川内府は老衆筆頭である。徳川を愚弄するは豊臣家を愚弄するも同じ。
これは豊臣と上杉の戦さであろう?」

理屈を捻くり、圧力をかける家康。

「されど、上杉中納言殿は太閤殿下の覚えも目出度く、秀頼公が最も頼りとされる老衆でござる。
豊臣家に上杉を討つ謂れはございません!
秀頼公のお名を持ち出すのはおやめいただきましょう!」

家康も驚く粘りを見せてくれた且元。
今までは少々いらっとした胃弱のシーンでしたが、今度ばかりは労いたくなりました。
しかし、諦めない家康。

「且元には悪いが、ここはぜひにでも豊臣と上杉の戦さにいておきたい。
戦さの重みが違う。」

淀の方の下を訪れます。
秀頼が利用されることを警戒する大蔵に、そのことではない、陣中見舞いとして金と米をを頂きたく参じた、と家康。
あっさりと応じた淀の方は、家康の、すぐに手配して欲しい、との要望に、大蔵に手配を命じました。
席を立つ大蔵。家康、悪い顔です。大蔵が邪魔だったんですね。

「此度は秀頼公より、それがしは、豊臣の軍勢をお借りして上杉を懲らしめんとする戦さ。
ついでに豊臣の旗、幟をお許しいただければ、さらに士気は高まりましょう。」

「好きにせよ。」

旗や幟は大切ですよ~!!

秀吉周辺の人に、信繁以外、全く興味を持っていなかった茶々。上杉家に何の思い入れもなく(溜息

この政治センスのまま、大坂の陣に進むとするなら、信繁、すごく苦労しそうです。
大蔵卿も、かなり難物ですし・・・
.

6月18日、家康が豊臣の軍旗を掲げて会津へ出陣し、大坂が留守となった隙に、反徳川勢が宇喜多秀勝の下、集結し、雄たけびを上げました。

「家康の横暴はとどまるところを知らず、すべて太閤殿下のご意思に背くものである。
断じて許すことはできん。
徳川内府を弾劾すべき時がきたのじゃ!!」

そのあと、宇喜多が向かった先で平伏していたのは、三成。

「これで良いのだな、冶部少。」

「あとは要となる毛利中納言様のご到着を待つばかりでございます。」

「もう、後には引けぬぞ。」

「この冶部にお任せあれ。」
.

三成が佐和山に蟄居しての政治的活動には、信繁は関わっていなかったのですね。←言うまでもありませんが、あくまでこの大河では、です。

まだ遠かった関ヶ原がぼん、と近づいてきました。

上杉を勝たせるため、秀吉の遺訓をないがしろにした家康を討つ、という大義名分を使った信繁。
言うだけだったの景勝が、本気で動いたことが嬉しかった。
かつ、大徳川が一戦や二戦で滅びることはないけれども、お灸は据えられる。天下への影響力はかなり減るはずです。
徳川が負けても、豊臣政権の骨組みは変わらないだろうというのが信繁の読み。
だからこそ、上杉の一か八かにのった。

それに上杉への情、などという甘ったるい感傷論より、「大悪党」など並べたてた、多分に空虚な大義名分という目くらましこそ、昌幸の大好物ですから。

かつて大大名たちとしのぎを削っていた頃に立ち返ったような昌幸。しかし、徳川滅んだ後の世界を描けない、ビジョンがない。前から真田の領地保全こそが生きがいだったのだから、全く変わっていないとも言えます。でも、それでは新しい世で活躍することは難しい時代になったのです。
そのことを父に突きつけないのは、信繁の優しさであり、したたかさ。

父の思いを汲みつつ、父の勇名を利用した信繁。成長しました。
でも、昌幸は息子に利用されようとしていることを察知していたような気もする。どうなんでしょう。

信繁は、三成を、新しい世に必ずしも必要とは思っていませんでした。
豊臣に尽くす姿にうたれはしても、政治の非情もつぶさに見ていた信繁。いくら有能であっても、官僚の代えはきくのです。
三成の人望のなさ、策謀の拙さは、リーダーには不適合・・・家康への敵意を含めて、三成の行く末に暗雲を感じていたのかもしれまん。

相変わらず何かと自信満々な口ぶりの三成。
ラストも・・・関ヶ原の結果を知らない人でも、この大河をずっと見ていたなら、思わず「大丈夫か?!」と突っ込んでしまうでしょう。

あと、正則たち。考え方が違うとは言え・・・何だか内ゲバのノリだったです(_ _);;

三成が清正に何を告げたのか、気になります。

前田利家の小林勝也さん、出番は少なかったけれども、重鎮として、印象に残りました。
コバさんの且元は、大一番、見せてくれました。今後の且元のあれやこれやを思うと、胃が痛いです。

天下取りを決意してから、家康が積極的に悪人になっています。正信の策略を待つシーンが少なくなりました。
しかし「且元には悪いが」と、以前のちょっとお人好しな部分をちらと見せるのが、さすがでした。

先週の感想で、信繁の目線から見たら・・・と書きましたが、信繁=三谷さん、そして視聴者の目線なのでしょう。
目の前で、一生会えないかもしれなかった天下人の一挙一動、そして日本の政治の中枢が動く現場を見れたなら、の色んなどきどきに共感、共鳴した大坂編でした。

いよいよ関ヶ原。
ついに、真田家が袂を分かつ時がきました。
そして三成は・・・

※来週、真田家最大の分岐点なのですが、感想はうんと短くなるか、もしくは遅れるか、どちらかになりそうです。今でも遅れているけれども(大汗

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