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2016年7月13日 (水)

真田丸 第27話「不信」

公式サイト

秀吉(小日向文世)と茶々(竹内結子)に再び男子が誕生。信繁(堺雅人)は、関白秀次(新納慎也)のそばに付くように命じられる。秀吉との溝が深まることを恐れる秀次は、吉野の花見で能を披露し機嫌をとろうとする。しかし、秀次の能をみた秀吉は…。一方、秀吉は信繁に官位を授けると言いだす。信繁は兄・信幸(大泉洋)にも官位を願い出るが、それを知った信幸は弟に情けをかけられたと激しく憤る。そんな中、秀次が失踪する(YAH0O!テレビより)

.

引用したセリフは全て概略です。
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すれ違う秀吉と秀次、信幸と信繁を描いたいた今回。

まず、秀吉と秀次から・・
.

秀吉に、秀次の部下になってほしいと言われ、もう少し秀吉の下で学びたいという信繁でしたが、
「世間は子供ができたので、秀次を疎んじているように思っている・・・ま、そんな気持ちもないではないが、その前に孫七は可愛い甥っ子じゃ。なんとかしてやりてぇ思うんだが、頼んだで。」
ずいっと頼まれてしまいます。
「そんな気持ちもないではない」、という本音をちらつかして、信繁の父性愛のようなものを揺さぶるのが、うまいです。

こうして関白付きになった信繁の一番の仕事は、秀吉が自分のことをどう思っているか、気になって仕方がない秀次を宥めることでした。

「もちろん頼りにしておられます。」
「私を関白にしたことを後悔されておいでではないか。」
「お考えすぎでは。」
「自分はあくまで若君が元服するまでのつなぎだと思っておる。そのことは叔父上に伝わっておるのか。」
「ご心配なら、ご自分ではっきりと申し上げた方がよろしいかと。」

信繁のアドバイスを素直に聞く秀次。秀吉が子供の名、「拾」を披露する場で、アピールします。

「拾様が元服され、次の関白になられるまで、私がしっかりとお支えしてまいります。」

上機嫌の秀吉にほっとする秀次。秀吉に頼みごとをされます。

「年が開けたら、日の本を五つにわけようと思うておる。そのうちの四つをお前にやるから、一つだけ拾にやってくれんか。
九州で良い。九州だけで良いから拾に。頼む。」

顔色が変わる秀次。

「関白となれば、一つと言わず全て拾様のもの・・・」
「違うのだ。そんな先の話ではなく、拾がわしの言葉をわかるようになったら、ここはお前の国だと、言ってやりたいのだ。」

普段の優しい秀次なら、秀吉の、老いて出来た子への思いをくめたでしょうに、今は余裕がありません。
なお悪いことに、秀吉は「わしが下手に出てやっている」という圧力をかけている。
日の本を平らげたのは秀吉なのだから、当然と言えば当然なのですが。
単に秀吉の権勢を恐れているというより、関白になり、秀吉が隠居を口にしてから、秀次の中に野心とプライドが生まれており、その野心を見抜かれるのを恐れているのかもしれません。

「なぜ九州だけを先にくれと言ってきた。私は将来、拾様を攻め滅ぼすことのないように先手を打たれたのだ。違うか、源次郎。」
「だとしても、それで良いではないでしょうか。そもそも殿下には拾様を滅ぼすおつもりはないのですから。」
「そうではないのだ!叔父上がそう思われたことが一大事なのだ!」

気力、体力をすり減らした秀次一向は二ヶ月間、熱海へ湯治へ行き、その間に秀吉は、拾と秀次の一才になる娘の婚約を決めてしまいます。
「そうすれば、あいつも少しは安心するはず。」
秀次が不安がっているのを気づかってのことなのですが・・・

熱海で事後報告を聞いた秀次。

「なぜこのような大事なことを勝手に決めてしまわれるのか!どうしていいのか、わかわなくなった・・・」

ここで金吾中納言秀俊が、秀吉は能が大好き、と機嫌を取るために能を習うことを薦めるのです。
教授するのは宇喜多秀家。能の名人だそうです。

「能でもっとも大事なのは、演じる自分を見ているもう一人の自分を感じること。眼は前に向けていても、心は後に置くのでござる。
この宇喜多秀家、戦さにせよ、能にせよ、隅々まで疎かにせぬことで知られております。太閤殿下にお喜びいただくため、心してかかりましょうぞ。」

稽古をする秀次、秀俊と秀次の弟、秀保。
ところが秀俊が小早川に養子に行くことになったと聞いた秀次。

「はじまったぞ、厄介ばらいが!」

厄介払いでもいい、命さえ無事なら・・・とは、今だから言えること。

「私はこれで豊臣の人間ではなくなります。」

秀次の不安に油を注ぐ言葉ですな。

「次は私の番だ!!」

錯乱一歩手前になる秀次でしたが、秀家に一喝されます。

「ひとことだけ申し上げておきます。某も血こそ繋がっておらぬが、太閤殿下を父と仰ぐ者の一人。例え地獄へ行けといわれても、それが殿下の命であるなら、喜んでまいる!殿下のお言葉に一喜一憂する方々の心がわからん!
某は殿下のために生き、殿下のために死に、殿下のために舞うのみ!」
稽古は続けるのか、続けないのか!」

稽古を再開する秀次たち。
古武士のような人です。ちょっと加藤清正に似ているかも。頭筋肉というか、人の心の裏が読める人ではないんですねえ(涙
.

こうして奈良は吉野の花見の場で披露することとなりました。
ところが謡いを受け持つ弟、秀保が急病で倒れたため、信繁が急遽代役に立たされます。全く稽古をしていないのだから、無理がある・・・

秀家の見事な舞を機嫌よく見ていた秀吉。
秀次たちが登場して舞い、謡いはじめると、見る見る不機嫌になっていきます。
秀次の舞は研鑽の甲斐あって中々の出来栄え。やはり信繁の謡いが耳障りなのか・・・

舞い終わって秀吉の下へ進む秀次。自分でも手応えを感じている様子。

「随分稽古したようだな。」
「はい。」
「関白殿下は中々筋がおよろしゅうございます。」
ここぞと褒める秀家。

「孫七郎!お前は何をやっているのだ!」

いきなり秀次に杯をぶつける秀吉。

「関白は他にやるべきことが幾らでもあるだろう!」

「申し訳ございません!」

「そういうことをしてるから、公家衆どもになめられるのだ!わしゃ、こんなものを見せられるためにお前を関白にしたのではないわ!・・・それから源次郎、ヘタクソ!!」

秀家が信繁は急病で倒れた秀保の代役だと説明すると、立ち上がって怒ります。

「お前たちは揃いも揃って、何をやっておるのだ!」

上手だったことが、腹立たしい。そんなことに時間を費やしたことが。
ここは言い方は乱暴だけれども、武士の頭領のあり方として、秀吉が正しいです。
揃いも揃って・・・秀次にそういうことを助言しなかったブレーンに対しても腹立たしいことでしょう。
秀家や秀俊はともかく信繁・・・秀吉は期待していただろうに。信繁、まだ若いです(_ _);;

さらに、ぶち切れた時の秀吉は聞く耳を持たなくなってしまうから、何を言っても、何をやっても、駄目な時は駄目。
そういう秀吉の性格を、秀次は良く知っている。知っているからこそ怯えている。
.

一人しょんぼりする秀次を、北政所が慰めに訪れます。

「うちの人はね、あんたにしっかりして欲しいだに。
これからの豊臣を引っ張っていくお方なんやで。もっと自信をば持ちなさい」

「戦さにでればしくじり、政の場で何かを成し遂げたこともない。自信など持てるわけがありません。」

「そうなったら自信を持てるようなことをするしかにゃあで。逃げ回っておったら、いつまでたっても今のまんま。」

「何をしやぁええんですか。」

「それは自分で考えや。」

「伯母上、放り出さんでちょう。」

「あの人はねぇ・・・孫七郎が堂々としとったらそれでいいの。とりつくろうことなんて、なあんもいらん。
ありのままの自分を見せりゃいいの。」

今まで出していなかったお国言葉ですがる秀次・・・
.

花見の席に、朝鮮からの引き上げを指示していた三成も加わり、酒が進む秀吉。源次郎を呼び出し、おもむろに。

「そろそろ官位を授けてやろうかと思うが、どうだ。」

驚き、困惑する信繁。

「従五位下ではどうだ。 」

「身に余る誉れでございます。しかし、まことに勝手ながら、このお話、お受けいたしかねます。
私にはひとつ違いの兄がいます。父、安房守の命をひたすらまもり、これまで真田のためにつくしてまいりました兄を差し置いて、位をいただくことはできませぬ。」

にこやかな顔のまま、じっと信繁をみつめる秀吉・・・怖い。

「わしゃあ頭が悪いで、ようわからんのだが、お前は自分が官位をもらうのでは足りず、兄にも与えよと申しておるのか?」

うわ、そう取りますか。あまりにも育ちが違いすぎる二人。

「そうではありません。」

「源次郎は分不相応だと申しているのです。断る口実として兄のことを持ち出したのでは。」

三成の助け舟・・・でも、ずれている(汗。
真田家の絆は他人にはわからないから仕方がないけれども。

「兄者にも同じ位をやればよいことでしょう。」

茶々~(汗)。フォローしているようで秀吉の邪推を助長していますから~。
案の定、秀吉、怒り出します。酒が過ぎているのか、呂律が回っていないのも不安です。

「思い上がんな、源次郎!わしがやると言っておるのだから、素直に受け取ればよいものを!
策を弄して兄弟揃って官位をせしめようとは、なんたる厚かましさ!」

「決してそのようなつもりでは!」

「お前は父親に似て油断がならぬ。策士、策に溺れるとは、このことじゃ!底が見えたぞ、源次郎!金輪際官位などやるものか!」

場が凍りついたその時。

「お待ちください。太閤殿下は何か思い違いをされているようです。」

秀次が発言しました。

「なんだと?!」

「官位を与えるのは関白の務め。誰に、いつ、如何なる位を授けるかどうかは、私が決めることです。
源次郎、そなたは従五位下の位を授ける。そして源次郎の兄だが、私はその者をよう知らぬ。」

「兄は全てにおいて私を上回っております。」

「まずは良く調べよう。その上で支障がなければ、兄にも位を授けてやろう。
太閤殿下、左様仕ろうと存じますが、よろしゅうございますか?」

固まったままの空気・・・しかし秀吉は破顔一笑しました。

「よくぞ申した。これは関白の仕事であった。この件、そちに任せる。」

「畏まりました!」

秀次、嬉しそうです。

「それこそ、関白じゃ。」

秀吉が求めていたのは、北政所の言う通り、豊臣を引っ張っていく、自信を持った人間。
でも、あまりありすぎても、きっと気に喰わないのでしょう。
源次郎にしつこく絡んだのは、かつて三成に切腹を命じた時と同じ、自分でも理屈に合わないと気づきながらも、言い出したら止まらないっていう感じでした。

秀吉、秀次のすれ違いは、これで一旦納まったかのように見えました。
しかし、この官位が、真田兄弟のすれ違いの元となるのです。
.

上京した兄とともに官位を授与され、昌幸ともども秀吉の下へ挨拶に行く信繁、いきなり秀吉にいきさつを暴露されます。信幸は真田伊豆守、信繁は左衛門佐。

「おぬしもよい弟を持ったな。こやつ、最初は断ってきたんだぞ。兄を差し置いて官位はいただけませぬ、と。」

「殿下、その話は・・・」

三成が止めようとするも、構わぬ秀吉。信幸が険しい表情で弟を見ている・・・

「関白の格別の計らいがなければ、此度のことはなかったわけだからな。」

秀吉には兄弟間の機微がわからない。今は秀次の差配の良さをアピールしたいのです。でも一言も二言も多い・・・

「最初は兄と同じ何とかの守にしてやるつもりだったのに、こいつは遠慮しよって。」

今一度信幸が弟を睨みつけます。

「伊豆守は弟に頭が上がらんな。はははは・・・。」
.

「兄上、話を聞いてください!!」
「俺に少し時間をくれ!」

秀吉の下を辞した兄弟。信幸、怒っています(_ _);;
.

秀次はすっかり自信と言うか、やる気を取り戻し、聚楽第を関白の公邸として恥ずかしくない、豪華なものに改造しようとしていました。

一方、秀吉は伏見城の普請に加わるよう、昌幸に命じます。
最初は隠居所として設計した伏見城。しかし公家の接待や明や朝鮮の使いも迎えれるようにしたく、大幅に手を加えたらしい。

「本来は関白の仕事なのだが、あれもそうとう忙しい様子なので、わしが出来ることは手伝おうと思ってな。」

「さらにこれに敵を防ぐための備えも増築する。」
との三成の言葉に思わず「敵?」と問う昌幸。もうこの国には秀吉の敵はいないのに?
「海の向こうは別じゃ。」
その軍略を持って、伏見を難攻不落の城に作り変えてるようにとのこと。

人のために動くことが大っ嫌いな昌幸。気が進みません。
そこへ険悪な雰囲気の信幸と信繁がやってきます。

「父上はご存知だったのですか!?」

官位は元々源次郎にだけ与えられるものだったことを。

「知っておったよ。」

いつものことだけれども、腹立たしい信幸。

「また私だけ、蚊帳の外でしたか。」

信繁に、秀吉に口止めしなかったのか、と尋ねる昌幸に、忘れたのでしょう、と信繁。
こそこそ話す二人に、さらに立腹。

「いずれは知れること。その時私がどう思うか、お考えくださらなかったのですか!」

「まあ、良いではないか。理由はともあれ、従五位下になったんだ。伊豆守なぞ、大したものだ。」

「返上できるものなら、いまからでも返上しとうございます。」

「兄上、そんなことを仰らないでください。」

「弟の情けでもらっても、嬉しくとも何ともない!」

「馬鹿なことを言うもんではない。もらえるものは、病気以外、もらっておけばいいんだ。」

昌幸~(^^;;

「確かに始まりは私からでした。しかし関白殿下が兄上のことを色々お調べになったうえで、此度のことをお決めにmなられたました。
兄上がそれに相応しくないと殿下が思われたら、この話はありませんでした。」

なんだか関白=信繁に聞こえてしまう・・・上から目線な釈明で、兄としては納得するどころか、逆なでされた気分になったのでは。

「あの話は本当か。」

「源義経が左衛門尉だったことにあやかり、義経が兄、頼朝を支えたように、私も兄上をお支えしたいと思ったのです。それだけです。他意はありませぬ!」

いや、なにも因縁ありまくりの兄弟にあやからなくっても・・・

「わしはそういう、お前の、なんと言うか、抜け目のなさに腹が立つのだ!」(語尾、あやふや;;)

「私の考えが至りませんでした!申し訳ございませぬ、兄上!」

去って行こうとする信幸に伏見の普請を押し付けようとする昌幸(^^;;

「太閤殿下は父上にお命じになったのです!ごめん!」

二人になって。

「いやあ、怒っとったなあ。まあ、放っておけ。一度吐き出せば、それで終わりだ。」

と、今度は信繁に普請を押しつけます。設計図を見て愕然とする信繁。

「これは。太閤殿下は伏見城で政を行うおつもりなのですか。関白殿下が知ったら・・・」

「源三郎のことはわしにまかせろ。上手く宥めておく。だから・・・こっち、頼む。」

うまく信繁に押し付けて去って行く昌幸。そこへ間が悪く秀次が訪れました。
秀次はきりを側室にすることを話に来たのですが、案の定、設計図を見てしまいます。

「謁見の間、評定の間・・・伏見の城は叔父上の隠居所ではなかったのか。太閤殿下は伏見城で政をなされようというのか。私はもういらぬということか!
何故じゃ、何故叔父上は私を信じてくださらぬ!」

あ~・・・またダークサイドに落ち込んじゃいました。
今度は信繁、秀吉に直訴します。

「太閤殿下のお心遣いが全て裏目に出ておりまする。」

「ああ~、面倒くさい。」

「どうか関白殿下とお話になってください。」

「全てはあやつの心の弱さが元じゃ。あやつが強くならない限り、会っても話すことは何もない!」

さらに秀次を追い詰める出来事が起きます。秀次の弟、秀保が病死してしまうのです。享年17。

「葬儀は隠密にせよ。ことを大きくしてはならぬ。豊臣のものは誰一人参列してはならぬ。」
「よろしいのですか。」三成。
「むしろ、なかったことにしてほしいくらいじゃ。」

いつもなら親族を大事にする秀吉の、今回の冷たいというか、怒りのわけを三成に尋ねる信繁。

今年は捨が三つになる。鶴松が亡くなった年と同じ。

「太閤殿下にとって今年は不吉な年。それゆえ、何事もなくこの一年をおすごしなられたかった。」

そんな年に亡くなった秀保が許せなかったから。
せめて皆で送ろう、という北政所の哀願にも耳を貸さぬ秀吉。

「あいつの罪は二つ。この年にして死んだこと。そして将来、拾のために尽くさねばならんのに、それができなくなったことじゃ!」

「だからと言って、秀保を責めては、あの子が浮かばれません!」

「その名を二度と口にするな!縁起でもない!」

秀保の死に対する太閤の冷たい仕打ちは、秀次を旋律させた(ナレーション)

「これでわかった。叔父上にとって、我らはいらぬものなのだ。あの方は、われらが邪魔なのだ!」

失踪してしまいます。
行き先は・・・次回へ続く。
.

ここまで秀吉と秀次、信幸と信繁に的を絞ってセリフを拾いましたが、きりちゃんと稲のエピソードも重みがありました。

まず、きりちゃん。まだ側室になることを承諾していませんでした。
信繁に、秀次の側室になることを乞われていることを打ち明けますが、「それはめでたい」と、止めるどころか、いい話、と薦める信繁。全く気持ちをわかってくれない男。
「ずっと待っていたのに。」というのが切なかったです。

次に北政所の使いで、源氏物語の宇治十帖を受け取りに秀次の邸を訪れたきりちゃん。
秀次は熱海へ湯治中で、代わりに娘、たかが対応しました。
二ヶ月も湯治、と聞いてちょっと驚くきりに
「父は弱いお人なのです。自分がどう思っているかより、人にどう思われているか、が大事なお人。
側室になられるのですか?」

返事はしていない、ときり。

「あまりお薦めできません。悪い人ではないけど、波がありますから。」

冷静な娘さんです。こののちのことを思うと、中々意味深いシーンでした。

そして、稲。

官位をもらうために京へ上る信幸に、そなたも参るのだ、と言われて。

「行きとうはございませぬ。」
「そうはいかぬ。大名は妻を京に住まわす決まりになっておるのだ。だから母上も今は向こうにおる。
お前もこれを機会に京に移るのだ。」

あんなに人質になるのを嫌がっていた薫でしたが、すでに京に住んでいるのね。昌幸も一緒だから、人質っていう感じではないからかもしれません。

しかし稲は頑なに拒みます。

「稲はこれ以上、生まれ故郷から離れて暮らすのはごめんでございます!」

しかし、もう甘い顔は見せない信幸。出立するので身支度を整えよ、と言い置いて去っていきました。
一人泣く稲。誰か、と人を呼ぶと、おこうが来ます。

「浜松へ帰る支度をせよ。殿が京へ行くと申された。私は行くつもりはない。もはや浜松に帰るしかなかろう。」
「それはなりませぬ、奥方様。辛い思いはあなた様だけではありませぬ。
ご存じなくとも、あなた様よりもっと辛い思いをしている者がおりまする。」

稲の手を握るおこう。
「乗り越えねば。何としても乗り越えねば。奥方様の帰る先はここより他、どこにもありませぬ。」

稲はおこうが信幸の前妻であることを知らないようです。
「奥方様」。かつては自分が呼ばれていた呼び名で稲を呼ぶのは、いくら割り切っていても辛いだろうなあ。
.

創業者と二代目の確執に、真田兄弟が巻き込まれた形で、信幸の鬱憤が爆発しました。信幸も二代目。しかも要領のいい弟もいる・・・昌幸の言う通り、一度吐き出しておいた方が良かったのだと思います。

すべて裏目に出る秀吉と秀次。
やる気満々なら、引退するなんて言わなければ、まだ納得がいったんだと思うんですが。
まあ、そんなにスパッと割り切って生きていける人は少ないのだろうな。
また、二人の間を取り持つ人々も、北政所以外は感覚がちょっとずれている。
多分秀吉は秀次がしっかり者であっても、何かと難癖をつけた気がします。
豊臣家を継ぐと言うことは天下を継ぐということの重責がひしひしと伝わってきました。普通の人じゃ、無理です(_ _);;
そうそう、平野さん、ちゃっかり信繁にくっついて関白付きに部署変えしてもらってました。会長から社長へ乗り換えたってとこですな。状況判断って難しい。

兄弟が早く仲直りしますように。

※来週はリアルタイムで見れないので、すごく遅れるか、すごく短くするか、どちらかになると思います。

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