2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

自己紹介のようなメモ

  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

TBとコメントについて

  • TBとコメントは認証制にしています。頂いたTBには記事と関係がある限り、必ずお返しするようにしていますが、サーバーのご機嫌次第で時々お返しできない時があります。

過去の感想記事について

  • ドラマ感想及びまとめは下記の「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」に、 DVD、映画、舞台の感想は「DVD、映画、舞台のINDEX」にアカサタナ順に、 読書は「読書:著者&編者別のINDEX(アカサタナ順)」に収納しています。

クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧

DVD、映画、舞台のINDEX

カテゴリー

今月の読書

無料ブログはココログ

« 仮面ライダーゴースト #34「迷走!夢の世界!」 | トップページ | 真田丸 第23話「攻略」 »

2016年6月10日 (金)

重版出来! 第9話

公式サイト

例のごとく“かまってちゃん”な彼女・梨音(最上もが)の家出に振り回される高畑(滝藤賢一)。もちろんネームにも影響が出て、心(黒木華)や他の編集者、製版所までをも巻き込む始末だ。すったもんだで何とか難を逃れる心だったが、五百旗頭(オダギリジョー)に、毎度この調子だと担当編集者として高畑にきちんと注意をした方が良いと指摘される。(公式サイトより)

原作未読です。
. 

セリフを全部書こうとすると多分周回遅れになるので、感想のみざくっと書くことにしました。
今週は五百旗頭のモノローグだったのに・・・残念。

彼女、梨音が家出をするたびに、原稿を落としそうになる高畑。
編集部の皆になんとかしろ、と言われた担当の心が、”人を好きになる気持ち”を熱弁して高畑を庇います。
・・・実体験を元に、ではなく、マンガの受け売り(笑
そんな心に「何だかほっとした」と囁きあう壬生と菊池がオカシイ。

しかし高畑の引き抜き工作はかなり進んでいたのです。

五百旗頭がかつて、自分が担当したマンガ家と作り上げた作品が会議に通らなかった時、作品ともどもマンガ家をエンペラーに送り出したことがあったことを、美談として小泉に伝える心。
その作品「HITTI POTTI」は大ヒット、今やエンペラーの看板となっています。五百旗頭の勘は間違っていなかった。

その時「HITTI POTTI」を通さなかった編集には通さないだけの理由があっただろうから、勝った負けた、ということではない・・・と言うことを一番わかっているのが、五百旗頭でした。

雑誌を維持することも大事だけれども、何よりマンガ家の書きたいものを書いて欲しい。それが、五百旗頭の編集者としてのスタンス、なのだけれども、それが正しいかどうかなんて、彼自身が確信を持っているわけではない。
日々、小さな善行を重ねれば運をためられる、というおとぎ話を守るのも、秤を少しでも正しい方に傾け、運を味方につけたいから。

そんな時、高畑とエンペラーの副編集長、見坊が連れ立って歩いているのを見てしまいます。
後をつけるなんて良くないことだ、と呟きつつ、結局店までつけてしまった五百旗頭。
席は少し離れているので会話は聞こえないけれども、マンガ家を引き抜こうとしている編集者との密談の内容なんて手に取るようにわかる、ここで偶然のふりをして声をかけるか、いや、白々しすぎる、と悶々(^^;;
やっぱり今の担当は黒沢だし、ここは引き下がろうと立ち上がったところを、梨音に見つかってしまい、当然高畑と見坊にもバレちゃいました(汗

何が正しいかはわからないけれども、これは大失敗、と五百旗頭のモノローグ。

後をつけるなんてがっかりだ、と高畑。しおしおな五百旗頭。
さらに「ツノひめさま」が本当に描きたいものではないと言われて愕然とします。
ふたりで作り上げてきたツノひめなのに・・・
高畑は見坊に、もっとダークなものが書きたいはずだ、と願望を突かれて揺らいでいました。

どうするか結論を出すまでは、黒沢には言うな、と五百旗頭に釘をさす高畑。
なぜなら高畑のペースだと、新しい作品に取り掛かるとなると「ツノひめ」は終了となる。
としたら、ツノひめのファンの心は絶対に泣く、と。

なんだかんだで優しい高畑にぐっときました。

本当に書きたいものを書きたい、という作家の気持ちがわかる五百旗頭、何も言えません。
.

一方、中田は。

心と一緒に「ピーヴ」連載を目指してします。中田に「一緒に」という気持ちがあるかどうかは、わかりませんが。
身近な人たちを反映させることで、キャラも多様化してきました。
ただ一人、イメージできない少女のキャラがある。
イメージを求めて街角で少女たちをスケッチする中田。そら、怪しまれますわね。警察に目をつけられて逃げ回り、泥だらけになって三蔵山スタジオに戻ってきました。
心配して三蔵山の奥さんが触れた途端に、いきなりブチ切れる中田。彼の暗部がむき出しになりました。

今のは失礼です、と静かに、そして確固たる厳しさで中田を叱った三蔵山。

編集部では、中田が何を書きたいのか、わかるように説明しろ、と和田に言われるも、うまく言えず、中田の作品の世界観をしっかり把握しろ、と言われる心。
作者はまだマンガが書きたいという欲求、そして感性だけで突っ走っている状態。
このままだと、読者を置いてけぼりにした作品になってしまう、ということでしょうか。

三蔵山は心と五百旗頭に、中田がキレた出来事を伝えます。
中田の悲惨な生い立ちを思うに、三蔵山の奥さんは、彼は臆病だと言ったそうです。
そして、自分を守るために何かと戦っている、と三蔵山。辞めさした方がいいですか、という五百旗頭に、自分も家内もそれは望んでいない、と。

ただ、担当の黒沢には、彼のことを知っておいて欲しかった。

奥さんも彼のことを冷静に見てくれています。良い師匠たちに恵まれました、中田。

中田が戦う何者かは、恐怖の権化である怪物、ビーヴとなって登場している。
中田が生い立ちの中で何を感じて育ったか、彼自身、捉えきれていない。だから今はまだ正体不明の異様な恐怖として存在するのみ。その異様さが読者を惹きつけるのだけれども、このままだとストーリーとしてはいつか破綻する・・・と、中田のことを書き出すと長くなるので、この辺で(汗
.

高畑が珍しく締め切り前に原稿を送ってきました。なんと次号のネームも一緒、しかも心宛のメッセージまで添えて。
喜ぶ心、不審がる編集たち、エンペラーとのことを知る五百旗頭は嫌な予感を覚えます。
と、紙の端に、何かをその上から書いた痕跡を見つけた心。早速鉛筆で浮かび上がらせて見ると、エンペラーの見坊との待ち合わせ時間が!

隠し切れなくなった五百旗頭、高畑が新作を書きたくてエンペラーと交渉していることを話しました。
雑誌を潰す気か、と怒る安井。脅かしてでも書かせろっていかにも安井らしいです。
脅かして書かせるものではない、と五百旗頭は反論しますが、脅かすかどうかはともかく、雑誌が潰れる、という安井の言うことも正論です。
しかし安井がいるから、五百旗頭は作家と作品のことに集中できるわけで、そのことは五百旗頭も重々わかっている。

五百旗頭は心に黙っていたことを謝りますが、心は高畑のデビュー前から10年間、ともに走った二人の中に割り込めるとは思っていない、と心。五百旗頭の方が辛いだろうと。

心は高畑の下へ出かけていきます。
一方五百旗頭は、街で見坊と出会い、「HITTI POTTI」を書いている作家が、五百旗頭に見捨てられた、一生許さない、と言っていることを伝えます。エンペラーに行く、と言ったときに冷たくあしらわれた、と。

ショックを受ける五百旗頭。作品のためにも、作家のためにも良かれと思ってくだした苦渋の決断が、そんな風にとられていたなんて!

「全然伝わってねえ!!」

別れた妻に言われたことがある。あなたはいつも理性的で、それが悲しい。

「思いのままに走れたのは、いつの頃までだろう。」
.

その頃、心は高畑に、終わらせるのならこれまで「ツノひめ」を読んできて良かった、と思えるような最終回にしよう、それまでは一緒に走らせてもらう、と、必死というより、きっぱりと断言。潔いです。

高畑はエンペラーのネームを見せます。そこには、ツノひめが。

「どうしてもこいつが浮かんじまって。」

そうなんだ・・・

高畑が見坊に会いに行ったところに、五百旗頭と心が飛び込んでいきます。

「好きです!・・・「ツノひめ」が好きなんです!以上です。失礼しました!」

送り出すにしても、気持ちだけは伝えなければ。

一方、五百旗頭の勢いに唖然とした高畑と見坊でしたが。

「ツノひめ」が本当に描きたいものだったかというと、正直違う。
だけど、自分でも描けると思ってなかったものが描けている。
「見坊さんの言うような天才じゃなくて、汚ったねぇチャリンコだったんだ。
それが今、ジェット機になって皆を乗せて飛べてんだ。
俺はまだまだ「ツノひめ」が描きたい。
こいつら皆を乗っけて飛びてぇんだ。すまねえな。」

高畑に断られた見坊。良いものを見られたし、人の恋路はじゃましない、と去っていきました。

なに泡喰ってんだ、らしくない、と五百旗頭を冷やかしつつ、嬉しそうな高畑。
「ツノひめ」のために走ったという五百旗頭に、ファンだったのか?と聞きます。
「はい。」
「私もです!」と心。

「俺もだ。」

高畑のこの言葉に思わず・・・(泣

もし、五百旗頭がいつものように感情を抑えてあっさり引き抜きを見送ったら、とっても寂しかったでしょう。
そして、何を書いていいのかわからなくなったかもしれない。ツノひめ、という括りがあったからこそ描けた世界があるのだから。
あの五百旗頭を走らせた「ツノひめ」という作品を描ける幸せ。
何が正しいかなんてわからないけれども、今は三人が幸せそうに笑っている。
高畑が、バイブスを背負っている自覚、プライドを、気負いなく持っているのも、良かったです。

ツノひめに嫉妬していた梨音。
そりゃ、勝てませんて。というか、なんで嫉妬するかなぁ。わかりません~。
でも、彼女の言葉が五百旗頭、そして高畑にツノひめへの愛を再確認させる切っ掛けとなったのだから、まあ、いいか・・・(汗
ドラマとしては、どのキャラも丁寧に描いていて、お見事でした。

高畑さん、今度はもっと普通の女性と付き合ってください。でも、ああいうタイプが好きなんだろうなぁ。やれやれ。
.

さて、中田。
興都館のエントランスで出あった牛露田の娘、アユから、掴めなかった最後の、そしてキーパーソンのキャライメージを作り上げることが出来ました。
なるほど。
アユも寂しい子供だったから、外貌以上に何か感じるものがあったのかもしれません。

中田の作品は編集会議に間に合いました。
そして心も、色んなことを糧にして、「ビーヴ」の世界観をしっかり説明しました。

恐怖と支配。
人間の恐怖にとりついて心を操る生命体。
怖いと思った途端、ビーヴは覆ってくる。
恐怖心さえ持たなければ、大丈夫なのに、人は恐怖心を抑えられない。
主人公は、そんな世界でただ一人、流れに逆らって声をあげる少年、コータ。

線が細くて弱いのでは、という和田に、

弱くて小さい人間だからこそ、必死で抗う。
弱いからこそ、必死で恐怖という支配から自由になろうとする。

「誰もが日々、何かと戦っています。必死で戦う主人公の姿は読んだ人たちに、明日への勇気と希望を与えます。
「ビーヴ遷移」はそういう物語です!」

.

編集から、連載が決まった電話を受け取った中田。

「ああ、生きててよかった・・・生まれてきてよかった。」

本当にマンガしかない中田の涙に涙・・・

.

大ヒット作品「ツノひめさま」と、デビューを目指す「ビーヴ遷移」。
それぞれの作家と編集たちの思いを丁寧に描いて、とても面白かったです。

五百旗頭。クールに見えるけれども、実はあれこれ悩んで迷う・・・どちらかというと、ごく普通に情けない人だった、というのが実にはまっていて、期待通り。普通っていうのが溜まりませんです(^^;;
"らしくない"、熱いところも見れましたし。

作家と作品及びキャラの関係も興味深かったです。
多くの読者に愛される「ツノひめ」を描き、届ける彼らの愛情と自負心が気持ち良かったです。

デビュー前、「ツノひめ」を作り上げていく高畑と五百旗頭が見たかったかも。無理だろうけど(汗笑

中田はまだまだこれからなんだろうな。
できたら同世代の、大塚や東江との交流も見たかったのですけれども・・・次回が最終回だからなあ。

「ツノひめさま」も「ビーヴ遷移」も読んでみたいです!

.

.

.

.

#01 #02 #03 #04 #05、#6 #07 #08

.

にほんブログ村 テレビブログへ    Q_2

« 仮面ライダーゴースト #34「迷走!夢の世界!」 | トップページ | 真田丸 第23話「攻略」 »

□重版出来!」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ~(*´ー`)ノ今回も充実した時間でした~
>高畑が、バイブスを背負っている自覚、プライドを、気負いなく持っているのも、良かったです。
さすがですな。軽いし楽しんでいる。そこが天才の天才たる所以なのでしょうか。
なにげに心との絆もしっかり育っているのが見えたのも良かったです。
わたしゃ、やっと梨音と切れたよってほっとしたけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
今度恋に落ちても同じように振りまわされるんだろうな~なんて・・・( ̄∇ ̄;)
>普通っていうのが溜まりませんです(^^;;
萌えますわ~(笑
叫ぶ前にメガネ取ったので、キャーー!と叫んだTVの前の方多かったと思うぞ。
>デビュー前、「ツノひめ」を作り上げていく高畑と五百旗頭が見たかったかも
見たいです!
このドラマいろんなもっと見たい場面があるんですよね。
沼田のその後も見たいし、東江さんがどうなったのかも気になるし
これからどんどん変化していく中田の人生も見守りたいですよね~

こんにちわ。

ほんと、今回も充実してましたわ~(^^
>なにげに心との絆もしっかり育っているのが見えたのも良かったです。
そうそう、ちゃんと心のことを大切にしてくれていたのに、ほっこりしましたです。女性関係だけは困ったちゃんですけど(汗笑)、心の真剣さと向き合ってくれているのが、いいですわ。
三蔵山といい、いい作家さんに恵まれていますよね。
>今度恋に落ちても同じように振りまわされるんだろうな~なんて・・・( ̄∇ ̄;)
あははっ。私も今後も振り回されると思いますです~。振り回されることが、彼の創作の原動力になっているようにも見えますし。
>萌えますわ~(笑
ぐふふ、でありました(^m^)
>叫ぶ前にメガネ取ったので、キャーー!と叫んだTVの前の方多かったと思うぞ。
絶対多かったと思います!!こういうオダギリさんが見たかったですもの~
>このドラマいろんなもっと見たい場面があるんですよね。
そうなんです。脳内補填するしかないのが残念です・・・
>これからどんどん変化していく中田の人生も見守りたいですよね~
デビューを果たしたとは言え、まだまだこれからですものね。
次回が最終回。寂しいけれども、しっかり見届けます!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 重版出来! 第9話:

» 重版出来! (第9話・2016/6/7) 感想 [ディレクターの目線blog@FC2]
TBS系・火曜ドラマ『重版出来!』(公式) 第9話『好きです突然、愛の告白…成るか!?初連載!』の感想。 なお、原作:松田奈緒子「重版出来!」は未読。 心(黒木華)が担当する漫画家・高畑(滝藤賢一)は、恋人・梨音(最上もが)の家出癖に振り回されっ放し。最近では原稿も遅れがちだった。そんな中、五百旗頭(オダギリジョー)はライバル誌「週刊エンペラー」の副編集...... [続きを読む]

» 重版出来!「好きです突然、愛の告白…成るか!?初連載!」 [のほほん便り]
こんなに面白く、味わい深いのに、視聴率が伸びないのは、何故? ヒロイン・心(黒木華)が、あえて、はかなげ美女を封印。元気印で、ややダサ目の小熊ちゃんと、新境地キャラを開拓した関係?! 新人ならではの懸命さと包容力に満ちてるのに… まずは、ミューズだけど、“かまってちゃん”な彼女・梨音(最上もが)の家出に振り回される高畑(滝藤賢一)エピソードから。 看板漫画「ツノひめさま」が、煮詰まって、締め切りギリギリ。連載がヒヤヒヤ状態です。 しかし、そんな高畑に、ライバル誌「エンペラー」... [続きを読む]

» 「重版出来!」 第9話 好きです 突然、愛の告白…成るか!?初連載!  [トリ猫家族]
「先生・・・先生・・・!!連載 とりました・・・・!連載 とれたんです・・・ 生きててよかった!生まれてきてよかった・・・!」中田  思わず出てしまった言葉・・・言わず ... [続きを読む]

» 重版出来! 第9話 [レベル999のgoo部屋]
「好きです突然、愛の告白成るか!?初連載!」 内容梨音(最上もが)の家出により、高畑(滝藤賢一)の原稿が遅れ気味。心(黒木華)が、梨音を見つけ出し、高畑に原稿を急がせる。そして。。。。ようやく、完成。原稿が落ちず、ホッとする和田(松重豊)。心は、...... [続きを読む]

« 仮面ライダーゴースト #34「迷走!夢の世界!」 | トップページ | 真田丸 第23話「攻略」 »

作品一覧