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2016年3月

2016年3月31日 (木)

2016年春のドラマ:視聴予定

最近民放ドラマの感想を全く書いていないのですが、視聴はしています(汗。
今期ドラマのまとめ感想は「あさが来た」が終わってから書くことにして、先に予定だけメモっておきます。

◎=期待値:大
○=期待値:並
◇=期待値:期待してもいいのかな?
無印=初回は見る

視聴予定ではないドラマのタイトルは書きませんでしたが、書いていないドラマを含めて、初回は時間の許す限り見たいと思っています。

 「99.9ー刑事専門弁護士ー」日9 TBS
 「OUR HOUSE」日9 フジ
◎「ゆとりですがなにか」日10:30 日テレ
 「ラブソング」月9 フジ
 「僕のヤバイ妻」火10 フジ
○「重版出来!」火10 TBS
 「世界一難しい恋」水10 日テレ
 「早子先生、結婚するって本当ですか?」木10 フジ
 「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」金10 TBS
◇「トットてれび」土8 NHK
 「お迎えデス。」土9 日テレ

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以下、簡単にコメント。

「99.9ー刑事専門弁護士ー」
最後の 0.1% まであきらめず、事実を追い求めていく姿を描いた物語(公式サイトより)
この枠だから、ルーティンものの弁護士ドラマではなく、最終回で完結するストーリーが併行していくのでしょう。TBSの弁護士もの・・・ちょっと不安(^^;;
初回は見ます。

「99.9ー刑事専門弁護士ー」公式サイト

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「OUR HOUSE」
以前は良くも悪くも日曜9時という時間帯にマッチした、ゆるゆるしたテーストのドラマが多かった枠。
本作も愛菜さん、加藤さん、シャーロットさん・・・まったり系になりそう、と思っていたら、脚本が野島さんだと知って、どきどき(汗
山本さんが出演されるので、リアルタイム視聴は無理ですが、視聴は決定です。感想も時間的に無理かも。面白い作品になってくれればいいなあ・・・

「OUR HOUSE」公式サイト

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「ゆとりですがなにか」
脚本、キャスティングとも、超好み。
この枠は今まであまり相性が良くなかったのですが、今期で一番楽しみな作品がこれです。
今年の日曜日は大河メイン、というか大河で精気を使い果たしているので(汗笑)、リアルタイム視聴がちょっと無理なのが、残念。感想も未定ですが、視聴は決定です。

「ゆとりですがなにか」公式サイト

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「ラブソング」
月9のチャレンジは続く。頑張れ!
テーマには興味を持てないのですが、キャスティングには惹かれますので、初回は見ます。

「ラブソング」公式サイト

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「僕のヤバイ妻」
一応視聴予定には挙げたのですが、初回が2時間SPということで、早くも脱落気味(大汗
連ドラの初回に2時間はキツイですわ。この冬はなかったので、やっと気づいてくれたかと思ったのすけれどもねぇ。

「僕のヤバイ妻」公式サイト

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「重版出来!」
原作未読です。
火曜対決はこちらの方に期待しています。オダギリさんの副編集長が見れるだけで、幸せになりそう(^^::
テーマにも興味があるし、最近は健気な役が多かった黒木さんの体育会系女子も楽しみなので、視聴決定です。

「重版出来!」公式サイト

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「世界一難しい恋」
変わり者の大金持ちの恋物語ね。ベタというか王道のラブコメを、どうアレンジするのでしょう。ちゃんと「コメディ」になるのかどうか・・・初回は見ます。

「世界一難しい恋」公式サイト

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「早子先生、結婚するって本当ですか?」
原作未読です。
アラサーの幸せ探し物語って自分には興味が持てないのですが、こういうジャンルのドラマは毎クールに一作はあって欲しいとは思っています。一作はね・・・(汗
こちらもベタな設定をどう料理するのか、初回を覗いてみます。

「早子先生、結婚するって本当ですか?」公式サイト

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「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」
こちらはアラフォー。スパルタ恋愛術でこのキャスティング・・・内容が想像できてしまう(汗)
良い意味で予想を裏切ってくれるドラマになるかどうか。TBSのコメディーとは相性が良くないのですが、初回は見ます。

「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」公式サイト

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「トットてれび」
原作一連は未読です。
黒柳さん主人公の、森繁久彌、渥美清、坂本九、向田邦子・・・そうそうたる顔ぶれの実名ドラマということで、興味津々です。
ドラマとして面白くなって欲しいのですけれども、正直言って、脚本家さんへの信頼感があまりないのが、難点(大汗

「トットてれび」公式サイト

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「お迎えデス。」
原作未読です。
この枠、若い層をターゲットにしたテーストにブレがありません。素晴らしい(拍手
感想は書かないと思いますが、土曜の晩、まったりと見れそうです。

「お迎えデス。」公式サイト

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朝ドラ「とと姉ちゃん」
「あさが来た」はその前の作品があんまりな出来だったので得をしていたのですけれども(滝汗)、時代は違えども同じく女性の一代記なのは、インパクトは弱いかもしれません。
高畑さんには何の不安もなく。きっとドラマを引っ張っていってくれるでしょう。
魅力的な連ドラには、魅力的なサブキャラが欠かせません。そういうキャラが生まれるかどうか?

「とと姉ちゃん」公式サイト

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あと気になるのはTBS系深夜の「ディアスポリス 異邦警察」。うっかりしてると録画するのを忘れそう(汗

「ディアスポリス 異邦警察」公式サイト

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無印のドラマやタイトルを挙げていないドラマも視聴するかもしれません。
去年同様、感想を書く時間があまりないので、初回、中間、まとめの感想のみになってしまいそうです(汗

今期はさらにオリジナルが多くなりました。新星に期待したいところです。
それと、プライムタイムに、刑事枠以外で刑事ドラマがない!弁護士ドラマはあるけれども。
加えて医療ドラマもありません。深夜にはあるけれも。
珍しいです。重なるときは食傷するくらい重なってしまうのですが、全くないとなると、ちょっと寂しいです。

そのかわり、コメディータッチのドラマ及びラブコメが多い気がします←あくまで公式のイントロダクションによればですが。
さて、どうなるのでしょう。

今期も良作にめぐり合えますように。
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※テレ東系及びWOWWOWは視聴不能のため、パスします。

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2016年3月30日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第7話「ゴゴゴゴーストが出た」

公式サイト

デスガリアンのチームリーダー、クバルが出現。アムとタスクが応戦するが、アムはクバルの注射によりメーバになってしまう。クバルは、アムの命を救いたければ、10分以内に仲間を連れて来いというが…。一方、大和たちの前には、ショッカーの怪人・シオマネキングが出現。そこに、仮面ライダーゴーストの天空寺タケル(西銘駿)が駆けつける!(YAHOO!TV より)

マイペースなタイガーシロさんに振り回され、カンカンな真面目なゾウグリーンさん。
しかしタイガーシロさんがクバルによってメーバにされてしまい、必死で助けるのでした。
一瞬、恋バナかな、と思わしといて・・・と、よくあるパターンで〆ていました。以前のレオイエローさん、サメブルーさんといい、そこに恋愛感情はあるのかな?もしあったとしたら、ジューマンって種が違っても恋愛できるのでしょうかね?
どちらにしても、今のところ何だかイーグルレッドさんだけが蚊帳の外にいるような気がする(笑

一方、イーグルレッドさんたち三人はショッカーと遭遇。
何処からか現れたゴーストと共同して倒しました。映画の宣伝、無事終了。
ゴースト、今すぐジュウオウジャーの一員になってもいいくらい、全く違和感がありませんでした。エピが分離していたためもありますが、コラボ感もなかった、というか(大汗
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#01 #02 #03 #04 #05 #06

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2016年3月29日 (火)

真田丸 第12話「人質」

公式サイト

徳川との決裂が決定的となった。上杉の支援を受けるため信繁(堺雅人)は人質として越後へ行き、景勝(遠藤憲一)のもとで暮らすことになる。一方、残された梅(黒木華)は、きり(長澤まさみ)に意外な事実を明かす。謙信ゆずりの名君ぶりを見せる景勝だったが、実は戦続きで疲弊した領国経営に四苦八苦していた。真田が上杉と手を結んだことを知った家康(内野聖陽)は上田に向け侵攻を開始。いよいよ第1次上田合戦が迫る。(YAH0O!テレビより)

引用したセリフは全て概略です。

信繁と景勝、兼続の間に信頼関係が築かれていく様子が描かれていて、ここ数回、政治的緊張が続き、そして先週でひとつの頂点に達した後の、ほっとする回。そしてとっても面白かったです。

なお、先週の感想文、源次郎を全て源二郎表記にしてしまっていました。今回から訂正します。
あと、お屋形様。この大河ではお館様なのか?耳コピしているので定かではありません。歴史用語としてはお屋形様でも間違いではないので、しばらくこのまま表記でいいきます。
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上田城にて。

「わたしの気持ちをお前が口にしてくれた。」と、きりに礼を言う信繁。
しかし、今は前に進むしかない・・・と言う信繁に
「私にはわかっています。自分がどこへ行くのか。源次郎様が行くところ。」
さらっと告白したきり。「怖かった?大丈夫、身の程をわきまえているから。」と軽く紛らわして去っていきますが、逆光になった源次郎の表情が、微妙。
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小牧・長久手の戦いで実質勝利を収めた家康でしたが、室賀が暗殺に失敗したと聞いて、がっかり。
「室生何某、あてはずれでございましたな。」正信。何某よわばりは不憫ですなあ。
「今、北条が敵に回れば、秀吉との挟み撃ちで、徳川はおわりじゃぁ。沼田を何とか奪い返し、北条にくれてやらねばな。」
真田がいぇ過ぎにつくことを懸念する家康に、裏切ったばかりなので、まさかそのようなことはない、と正信。しかし昌幸への警戒心が消えることのない家康。
「いや、あいつはわからんぞ。手を打っておかねばな。」
「畏まりました。」

この後、どんな手を打ったのでしょうね。描かれていませんでした。文句ではありませんです。今回は楽しい上杉家で、もう十分満足しております。これ以上のエピはツゥーマッチ。
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「実は上杉に文を書いた」昌幸。
「え?」信幸。

今回も信幸、父の言葉に「え?」と言わされっぱなしです(笑
真田を上杉の家中に加えて欲しいという文だったのですが、否という答えが帰ってきたそうで。

「当然でございしょう。」思わず突っ込む信幸。
「いや、意外であった。」

意外って・・・高梨ですら、微妙な表情(笑

「上杉にふみを送っていることこそが、意外でございます。どう考えても無理でござる。」信幸。
沼田の時は手を貸してくれた、と言う昌幸に、あれはあの時だけのこと、と。
「へぇぇぇ・・世の中、甘くないか。」昌幸
「この城がどれほど強固でも、四方がすべて敵では、我らの勝ち目はない。」出浦。
この場には信繁はいません。

徳川と手を切るためにはやはり上杉の力が欲しい、徳川と手切れするのは上杉と誼を通じてから、と昌幸。
「上杉に、なんでも仰せのとおりに従う、と伝えよ。」
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「しつこいのう。」
真田からの再三の手紙に、上杉景勝。
「真田安房守の面の皮の厚さは、日の本一でございます。」直江兼続。殿の情の深さを心配しています。
「ゆめゆめ、真田を許そうなどとお考えさないませぬように。」
相手にはしない、と言いつつ、ふと思いついた景勝。無視するよりも。
「ここは無理難題をふっかけて、向こうがどうでるか、試してみようぞ。」
.

無理難題とは、人質をよこせ、ということでした。
それも信繁を指名してきたのです。

早速三十郎をともなって越後に赴く信繁。

「この話、むしろ良かったと思っている。父とはしばらく離れたいと思っていた。人質だからできることがある。
それに上杉景勝という男、私は嫌いではない。
義を重んじる人だ。
どこぞのお方とは違う。
もし、父上が上杉に背けば、それまでの命。」

いつ帰れるかも、わからない、とちょっと虚無的になっている信繁を、生まれてくるお子の顔をしかと見なければ。必ず生きて帰りしょう、と励ます三十郎。
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梅ちゃんは予想通り、婚礼の一件は難なく乗り越えておりました。
やっと一緒に住めるようになったと思ったら、信繁が人質として越後に行ってしまって、可哀想、とちょっかいをかけるきりちゃんに、お家のためだから、普段通り畑仕事にせいを出す梅ちゃん。
全く動じない梅ちゃんに、まともすぎて面白くない、と言うきりちゃんでしたが、梅ちゃんが確たる証拠もなく、子供ができた、と言ったことが判明して、ちょっとたじたじ。
「嘘っていうか、これも一つの策ですね。」
「え~!」
「だって源次郎様、なかなかその気になってくれないから・・・誰にも言っちゃあだめですよ。
でもね、多分大丈夫だから。」

姑、薫に無視されても、全くめげなかったりと、梅ちゃんの方が逞しいというか、喰えないというか、女性としては上手であることを、よりはっきり描いていました。比べると、きりちゃんは純粋というか、まだ子供だもんな~。
.

越後に着いた信繁。
景勝自らがわざわざ民の揉め事の言い分を聞き、吟味する約束をしている光景を見て、感動します。

対面して、まず沼田の礼を奏する信繁に、景勝は、人質として信繁を名指しした理由を語ります。

「真田安房守に、息子を差し出すだけの覚悟と度量があるかどうか試してみたかった。
だか、それだけではない。おぬしにどうしても、もう一度会いたかったのだ。
助けを求めに来た時の、おぬしの顔が忘れられなかった。
あの時、おぬしは命を賭けていた。そして、その賭けに、必ず勝ってみせるという自信に溢れていた。あれはそういう目じゃ。

 

会いたかったぞ。
人質とはいえ、上杉はおぬしを客人として迎え入れるつもりでいる。不便があれば遠慮なく申せ。」

とても好意的な景勝。さらに信勝に謙信公の教えを語ってくれるのでした。

「上杉は義のない戦さはせぬ。無論、外から攻めてくれば、それに立ち向かう。己の欲望のためだけに他国を侵略することはない。」
「素晴らしきことと存じます。」
「謙信公の教えじゃ。」

信繁は、漁師たちの諍いにも熱心に耳を傾ける景勝にも感じ入っていました。

「国づくりの大本は民が安心して暮らせるようにすること。民の心を掴まなくて、何が国づくりじゃ。」
深く頷く信繁。
「沼田の一件のおり、おぬしは誰も死なせずに北条を追い払ってみせた。民を大事にする謙信公の心、わしはそこに見た。」
「もったいないお言葉でございます。
義を忘れ、己の欲のためだけに生きると、人はどうなりましょう。」

「織田信長の惨めな最期を思い出してみよ。
死に様は生き方を映す鏡。己に恥じぬように生きるのみじゃ。」

平伏する信繁。
.

信繁からの手紙で、厚遇されていることを知った昌幸、信幸親子。

「景勝はわしとは正反対の、義に篤い男じゃ。源次郎も学ぶところも多かろう。」

昌幸は、祝言の日以来の、信繁の気持ちの変化に気がついていたいました。
よりは戻ったと、思ってよいのか、と問う信幸。

「いや、それがそうでもないのじゃ。直江がさらに注文をつけてきた。」

それは、元々上杉の領地であった沼田を上杉に返せ、ということ。
さすれば真田とは、今後より良い仲となるだろう、と。

いくら何でも、無理、と信幸。
「そもそも沼田城を渡す、渡さないで、北条と揉めておるのです。それゆえ上杉に助けを求めているというのに、その沼田を上杉に渡してしまっては、もう、何だかわからなくなります!」
「良かったのう。」
「え?」
「源次郎を人質に出した甲斐があったの。こら、あいつの仕事だ。」
.

景勝の剣の稽古を見学する信繁。見事な腕前です。
真田では、位の高い者が剣の稽古をする光景は、あまり見られませんでした。

一息ついた景勝に、沼田のことを掛け合う信繁。しかし、景勝はこの件は知りませんでした。兼続の一存だったのです。
「他国との談判はすべてあれに任せておる。」
「沼田は真田にとって大事な城です。引き渡すわけには・・・」
直江殿は、真田の思いもすべて承知の上で、真田の本心を探るために無理難題をふっかけているのでは、と信繁。

「用心深い奴でな。だが、その用心深さで上杉が持ちこたえのも、確か。
兼続に掛け合ってやってもよいぞ。」

「お願い申します!」

「まかしておけ。」

あれ、景勝・・・もちろんタイプは全く違うけれども、昌幸と同レベルな感じがしてきましたが?(^^;;

景勝に触発されたか、剣術の稽古を始める信繁。海津城の一件以来ですです。
そこへ、信繁たちが越後へ着いた日に、直訴にきていた民たちが、三月もたつのに、未だにお裁きが下らない、と訴えに押しかけてきました。
今日のところは帰れ、と乱暴に追い払う侍に、なにやら先送りになっているようですが、と声をかける信繁。
すると喋る、喋る(笑
このお侍、数少ない出番でしたが、ヘラヘラさで良い味出してました。

「さよう、先送りにしておる。門前払いは憐れだと思うが、できないものは仕方がなかろう。」
「お屋形様は約束さないました。」

「それは、ほれ、なにごとにも格好をつけたがるお方だから。」


信繁も思わず「え?」です(笑

「できない約束ばっかりなさるから、全部こっちにしわ寄せがくる。」

「できない約束?」
「もう少し考えてからお話になって欲しいものだ。」

そこへ景勝と直江がやってきます。

「格好つけてばかりで、すまなんだのう。」

「斬り捨てますか」

わははっ、良いフレーズですわ。
とことん、お屋形様ラブ(^^)/

あわてて逃げ出す侍。でも、景勝が家臣たちから慕われていることも伝わってきました。

どうしてすぐに裁けないのか。
兼続曰く、信濃には海がないからわからないだろうが、田畑とは違って海には境がない、それゆえ漁師たちの揉め事がおきやすい、と。
しかし信繁は納得しません。

「お屋形様はそうそうに落着させると仰いました。」
「そういうお方なのだ。困っている者を見ると、まず先に力になると約束されてしまう。」
「ならば、それを叶えるのが家臣の役目ではないのですか。」
「できるものなら叶えて差し上げたい。しかし、無理なものは無理だ。」
なおも食い下がる信繁に
「訴えがきているのはあそこだけではない、民の争いは尽きぬ、きりがないのじゃ。今の上杉にそんな余裕はない。」
「お屋形様はご存知なのですか。」

それまで、寂しげな背中を見せて海を見ていた景勝が振り向きました。

「戦さが続きすぎた。今のわしには、話を聞いてやることしかできない。
これが本当のわしじゃ。世の中、思い通りにはいかぬ。」

信繁に、国力が落ち、格好つけでできない約束ばかりする、情けない本当の自分がばれてしまった景勝。目が子犬のようになっておりまする。

「正直、昨日まで私はお屋形様を尊敬しおておりました。」
「信繁殿、言葉に気をつけられよ」兼続。
「ふぅん、今はそうでもないか・・・」たそがれる景勝。
「今はそれ以上に慕わしく存じます。」

微笑んで去ろうとする景勝に「あっ!」と駆け寄る信繁。

「直江様に・・・?」
「あ、あの、まだゆうてはおらぬ・・・」
気弱~(笑
「沼田の件とは。」
とこそこそする二人に兼続。
お屋形様ではらちが明かぬと思ったか、信繁、兼続に直訴します。
「上杉様に引き渡すわけにはまいらぬと父は申しております。」
「ならば話は容易い。上杉は真田とは手を結ばぬ、それだけのことじゃ。」

信繁、景勝を振り向き、すがろうとするも
「うん」
何も言えない景勝(笑

謙信公の頃には栄え、この国を支えてくれた港も、今は船も少なく、寂れてしまった。
「いずれまた元の姿に戻したいのだが・・・」
景勝は信繁と浜を散策にでました。

そこで、なにやら人だかり。揉め事と見て尻込みをする景勝を引っ張っていくと、例の漁師たちが「鉄火起請」を行おうとしている場面に遭遇するのです。

「鉄火起請」とは、意見の食い違うものが真っ赤に焼いた鉄を握って指定の場所まで行く。途中で落としたりせずにたどり着けたものの意見が、神に選ばれたこととなり、敗れたほうは神をたぶらかした者として処刑される、という、神事による裁判です。

いくら神事とはいえ、痛いです~
当の漁師も実行できません。
話し合いではなく、そんな残酷な方法で争いごと裁こうとする奉行に猛然と抗議する信繁。
しかし奉行は、古くから伝わるしきたり、神の御心を承るにはこれが一番、と譲りません。

「つまり、私とあなたの言い分はまるでかみ合わない。どちらが正しいか、ここで神に聞いてみようではありませんか。私たちもやりましょう。」

真っ赤に焼けた鉄を持とうとします。本気です。
怖気づいた奉行。

「待て!、よーく考えたらなにも鉄火起請で決めることはなーい!もう少しお前たち、話し合ってみてはどうじゃ!」

理屈でねじ伏せる、さすが、古美門(違

ざわつく境内に、景勝が現れます。

「もう、よい。
すべてはわしがいけないのだ。もっとお前たちの暮らしを思いやるべきだった。
双方の言い分はわかった。今度こそ何とかするので、もうしばらくまっていてくれ。」

「まことですか?」信繁。
「まことじゃ。」
「また、良い格好、さなりたいだけでは・・・」
「ふっ、無礼な。」

いやいや、危ない、と思ったか、信繁。その場で、争いの元になっている、良いアサリがたくさん採れる浜の使用権を、1日交代にしては、と提案します。
しかし、海をしらぬ信繁、潮の変わり目で取れ高が変わる、と突っ込まれてしまいます。そこへ景勝、ならば潮の変わり目でわければよい、と提案。これなら偏りはない。

これで双方の漁師たちも納得し、一件落着。
海のことはよくわかならいのだけれど、すごく単純な解決法。これならもっと早くに、お屋形様の手を煩わせることもなく、誰かが思いついたような気もするのですが(汗)、内容ではなく、流れが大事なエピだった、ということで。

.

その帰り道。

「親譲りの策士振り、面白かったぞ。」
「お屋形様のお裁きも、お見事でした。」
「おぬしの助けがあったればこそだ。わしがしっかりしておれば、神頼みにすがることもないのだ。
民の暮らしを守り、民の心を育てる。それがひいては強い兵を作る。強い国を作ることになる。」

「私もそう思います。」
「おぬしには大事なことを教わったな。
源次郎、ふと思った。おぬしのような息子が欲しかった。」

「えっ?」
「安房守は果報者じゃ。」

景勝が信繁のことを源次郎、と呼んだのはこれがはじめてかも。

.

さて、梅ちゃん、無事に女の子を出産しました。
表向きは無視しているけれども、気になって仕方がない薫。その後も何かとこそこそと赤ちゃんをかまおうとするのですが、おそらく自分で子供を育てた経験はないのでしょう、すぐ泣かしてしまうのでした。
梅ちゃんが近寄ると、すっと機嫌をなおす赤ちゃん、GB。
.

兼続に呼び出された信繁。

信繁に触発されたか、お屋形様が民たちの揉め事の仲裁に大忙しだそうで。

「おかげでわしの仕事が増えたっ

語尾の「た」、駄々っ子みたいで、思わす笑ってしまいました。相変わらず皮肉なものの言いようだけれども、信繁にちょっとだけ親しみはじめたかも?

「お屋形様に言われてしまった。真田のこと、そろそろ許してやってもいいのではないか、と。随分と気に入られたものだな。
沼田城のことは、鼻から安房守が手放すとは思っていなかった。むしろあっさり手放すと言えば、わしは安房守を疑っていたであろう。また、裏があるに違いない、とな。お屋形様も同じだ。
徳川と北条に譲らぬ覚悟、此度は誠と認めよう。
上杉は再び真田と手を携える。」

信繁に起請文を手渡しました。

その内容とは。

「上杉は未来永劫、真田を守ることを約束する。
北条と徳川が責め来たれば、必ず援軍を差し向け、これを追い払う。
そして上州の沼田、信州の小県を真田の領分と認める。」

「源次郎、でかした!」

真田の言い分を全面的に受けれてくれる文面に、信幸も思わずガッツ!

厳しい表情で宣言する昌幸。

「これを持って、真田は徳川と縁を切る。」
.

真田から手切れの通告を受けた徳川。上杉が真田についたことも含めて、面倒なことになった、と家康。
上杉を後ろ盾にして、上田城に立て篭もり、迎え撃つつもりだろうと、正信と数正。

「安房守にしてやられたわ。」
「では、わが殿は、敵のためにわざわざ城を作って差し上げた、ということですか。
殿も人がおよろしい。」

静かな怒りを秘めた阿茶局がコワい。
「どうしてくれよう。」

「お潰しになったらいかがですか。」

斉藤さんの本領発揮です~
.

こうしてついに天正13年8月、徳川が上田に向かって進軍を開始しました。
傘下の信濃衆も加わって、その数七千。対して真田は小県の衆を皆かき集めても、二千足らず。
起請文には援軍を送る、と書いてあったけれども、現実には、今、上杉はそれどこではないことを承知している出浦、そして昌幸。

あの起請文の価値は沼田や小県の安堵にあるのであって、上杉の内情は調査済み、武力は大して期待していなかったようです。
約束を違えたか、なんてことにならなくって良かったです。さすがは真田。

打って出よう、と矢沢の大叔父。信幸は籠城を唱えます。
「敵の数が三倍を超えるなら、篭城が一番と。」
「誰もが考えつく策じゃ。誰でも考える、ということは、敵も考える、ということ。
相手の上をいかねば、戦さには勝てん。」昌幸。

「おぬしの策を聞こう。」出浦。
「策は考えた。だが、駒が足りん。今にして思えば源次郎を人質に出したのが、痛かったなぁ。」

って、信繁が人質として赴かなかったら、上杉と仲直りできなかったんですけれども~(^^;;
.

徳川と真田の戦さが始まる知らせは上杉にも届いておりました。

「真田と手を結んだ以上、すぐにでも援軍を出したいところじゃが、当家には無理だということはおわかりのはず。」
ポーカーフェイスな兼続。
上杉家の事情をすっかり飲み込んだ信繁、お志だけでもありがたい、といった微笑をうかべて頷きますが。
「何とかならぬか。」
景勝が兼続をうるうると見つめるのでした。

「なりませぬ。」
「必ず援軍を出すと約束したのだ。」

未来永劫云々とか、現実的には無理なのに援軍を出すとか、起請文に書いちゃったですからねえ。でも本当にそう思ったから、書いたのですねぇ。

「お気持ちは十分伝わっておりますので、もう・・・」
「わしは決して真田を見捨てぬ、と約束した。したからには、わしは真田を助ける。」

「そう仰ると思い、領内から取り急ぎ、戦える者をかき集めまし
屈強な者たちはとうに出払っておりますが、それでも何とか百名ほど集まりまし。」

「た」がダブルで来た~(^◇^)/

「さすがは兼続、良き奴」(ここは良く聞きとれませんでした。「愛い奴」かも(照;;)
「海津城に入るように命じてある。その方が上田に近い。」
「お屋形様、甘えついでにもう一つだけお願いしたきことがございます。」
「申してみよ。」
「私と三十郎をその百名に加えてはいただけませんか。」
「調子に乗るな!」兼続。
「真田の行く末がかかったこの戦さ、どうしても、加わりたいのです。」
「戦さのために人質を帰すなど、聞いたこともないわ!」
声が裏返っております、兼続。

「ゆるそう。
おぬしがおれば、安房守も心強かろう。そばにいてやれ、源次郎。」

「畏まりました。」
「存分に戦ってこい!そして戦さが終わったら、必ず、また戻ってこい」

「はっ!」
.

信繁、大活躍。
とともに、景勝が「義を重んじる人」という記号的キャラから、血の通った人物となっていく流れが面白かったです。
三谷さん、どんどん乗っている感じがする。

格好つけたがりで、ついつい口約束をしてしまう、本当は気の弱い好人物。
勝頼と同じく、偉大な父を持ってしまったコンプレックスも見受けられました。

今まで、この大河においてはですが、嫉妬深く底意地の悪い人間として描かれるかどうか、分からなかった兼続のスタンス、心根もまた、明らかにされました。
戦国を生き抜くにはあまりにも真っ直ぐで良い人すぎるお屋形様を懸命に守っているだけ。
お屋形様が頼りない分(汗)、自分がしっかりしなければ、と思っている、まさに忠臣でした。

また、景勝には家臣たちにそう思わせる魅力がある。
信繁が、偶像敗れて人間臭い姿を見せた景勝を慕わしく思うのも、景勝の可愛らしさを感じ取ったから。
無力な自分をさらけだした、雨に濡れた子犬のような姿を見たらねぇ。

そして兼続の「た」には大笑い。
セリフそのものは全くいじっていないだろうに、ニュアンスでこんなに印象が変わるとは。
なんだか良い感じで化学反応が起きている気がします。

演じる村上さんは、大河に連続出演されているそうですが、ごめんさない、全く覚えていません(大汗
でも、この兼続でしっかりと覚えました。
「斬り捨てますか」とともに、しばらくマイブームになりそうです(^^

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2016年3月27日 (日)

2015年1月の読書 その2

○新読

月夜の島渡り 著:恒川 光太郎(角川ホラー文庫)
なでしこ物語 著:伊吹 有喜(ポプラ文庫)
相田家のグッドバイ 著:森 博嗣(幻冬舎文庫)

○再読 

妖精のアイルランド―「取り替え子」(チェンジリング)の文学史 著:下楠 昌哉(平凡社新書)

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※読書順、敬称略です。

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「月夜の島渡り」

鳴り響く胡弓の音色は死者を、ヨマブリを、呼び寄せる―。願いを叶えてくれる魔物の隠れ家に忍び込む子供たち。人を殺めた男が遭遇した、無人島の洞窟に潜む謎の軟体動物。小さなパーラーで働く不気味な女たち。深夜に走るお化け電車と女の人生。集落の祭りの夜に現れる予言者。転生を繰り返す女が垣間見た数奇な琉球の歴史。美しい海と島々を擁する沖縄が、しだいに“異界”へと変容してゆく。7つの奇妙な短篇を収録。 (「BOOK」データベースより)

めくるめく原色の悪夢の数々と、人間の罪深さを見つめる作者の暗色の眼差しが渾然となった、実に恒川さんらしい幻想小説集。

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「なでしこ物語」

いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。(「BOOK」データベースより)

恵まれない環境に生きる少女の成長を、淡々と描いていました。
エピソードなり、キャラ造形などに、昔の児童文学のようなもう少し強いアクセントが合ったほうが好みです。
端正だけれども生命力が希薄で線が細い。それこそが今の子供たちの世界そのものなのかもしれません。

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「相田家のグッドバイ」

普通の家庭だったけれど、ちょっと変わった両親。最後に息子がしたことは破壊だったか、それとも供養だったのか?さよならだけが現実だ。血は争われない。森博嗣の家族小説。(「BOOK」データベースより)

森氏の作品を読んだのは初めてです。
作者の実体験を元に描いているそうで、いわば「私小説」(解説より)。
私小説としては・・・きれいすぎて生温い気がしまいた。でもこれがこの人の体温なのでしょう。

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「妖精のアイルランド―「取り替え子」(チェンジリング)の文学史」

アイルランドは、なぜ「ケルトと妖精の島」と呼ばれるのか?事実、赤ん坊や女性が妖精と入れ替わる「取り替え子」の伝承を信じて自分の妻を焼き殺す事件が、一九世紀末に発生している。幻視的な詩人W.B.イェイツ、『ドラキュラ』のブラム・ストーカー、世紀末の文学者オスカー・ワイルド、小泉八雲ことラフカディオ・ハーン、そして、現代文学の高峰ジェイムズ・ジョイス。一九世紀から現代に連なる「想像力のネットワーク」を手掛かりにして、妖精の正体に迫る斬新な試み。(「BOOK」データベースより)

世紀転換期のアイルランドにおける文化的諸運動を支えたキーとなる概念のみとるが、「ケルト」である。
<中略>
「ケルト」という言葉には、アイルランドの人々に民族的な独自性があることを保証するために、十九世紀後半よりひんぱんに用いられた。(本書より抜粋)

アイルランドの人々にとって、独自の文学を保つことが、大英帝国にたいするプロテスタントだった。
かつ、イングランド生まれの人々にとって、アイルランドの伝承文学はとても魅力的だった。
相互の文化が触発され、イギリス独特の妖精や怪談文学に結実していく流れがとても興味深かったです。

かつ、人々のプライドを支えるのは、軍事ではない、自分たちの文化の保守と発展であること。
夏目漱石が日本文学確立に心血を注いだ理由の一端に触れたような気になりました。

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2016年3月25日 (金)

精霊の守り人 第1回「女用心棒バルサ」

公式サイト

原作:「精霊の守り人」ほか「守り人」シリーズ全10巻「外伝」2巻 著:上橋菜穂子(新潮文庫、偕成社)
脚本:大森寿美男/演出:片岡敬司/制作統括:海辺潔、加藤拓、越智篤志/音楽:佐藤直紀
出演:綾瀬はるか、清原果耶、横溝菜帆、小林颯、東出昌大、林遣都、吉川晃司、吹越満、神尾佑、松田悟志、加藤清史郎、彩島りあな、奥村佳恵、高島礼子、平幹二朗、藤原竜也、中村獅童

女用心棒のバルサ(綾瀬はるか)は、暴れる牛車から王子チャグム(小林颯)が崖下に落ちるのを目撃し、川からチャグムを助け出すが、駆けつけた王宮の密偵・狩人たちは礼を言うどころかバルサを捕まえる。王宮の地下牢につながれたバルサだったが、チャグムの母・二ノ妃(木村文乃)によって解放され、チャグムを連れて王宮から逃げるよう頼まれる。チャグムには水の魔物が取りつき、それを嫌った帝(藤原竜也)から命を狙われていると言うのだ。「用心棒として雇いたい」と言われたバルサは、仕方なくチャグムを連れて王宮を後にする。まだ幼く、しかも気位だけは高い王子を連れて、バルサの逃避行が始まった…!(公式サイトより)

文庫化されていない、外伝「炎路を行く者」以外は全て概読です。

タイトルは「精霊の守り人」だが、「守り人シリーズ」全話をドラマ化する。

全22話からなる3部作。
シーズン1(全4話)を2016年3月19日(土)から放送(58分)※初回のみ73分。
シーズン2(全9話)を2017年1月から放送。
シーズン3(全9話)を2018年1月から放送。

以上、wikiより引用しました。

ドラマ化の話は知っていましたけれども、詳細は知らなかったので、シリーズ全話するとは、びっくりぽんでした。

1作目だけだったら時代劇風にアレンジできるだろうけれども、原作世界は話が完結するのに7年の時が流れるためチャグムが大人になることや、イマジネーションの世界もかなり多いので、2作目以降のドラマ化は無理だろうと思っていたのですが

今年放送するシーズン1は、かなり原作に忠実につくりましたが、来年放送予定のシーズン2以降は構成を大胆に変えています。(公式サイトより)

ということなのだそうで、それはそれで納得。外伝などで描かれているバルサの幼少期も入れてきそうです。大森さんが上手にアレンジしてくれることを期待しています。
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以下、第一話を視聴した感想をメモ程度に書きとめました。
原作を読んでいると、どうしても答え合わせ的な見方になってしまうので、ストーリーにはあまり触れません。

ストーリーはよくまとめてあったと思います。
綾瀬さんも頑張っておられました。
モンたち狩人は、原作ではシリーズが進むにつれ、物語の舞台が転々とすることもあってだんだんキャラ的に影が薄くなるのですが、ドラマでは大事に描いて欲しいです。

特殊効果(VFXとかCG)とかは、荒いいうか幼い感じがしました。
最近の映画と見比べるのは制作費の桁が違うので酷ですけれども・・・でもどうしても見比べちゃいます。(大汗

藤原さん、平さんの舞台っぽい演技が印象に残りました。宮中はこっちの方向でいかざるおえないだろうなあ。
バルサたちのワイルドな生活を、特殊効果に頼らずにリアルに描いてくれれば、重量感のあるファンタジーになると思うので、期待しています。

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2016年3月24日 (木)

仮面ライダーゴースト #23「入魂!デッカい眼魂!」

公式サイト

眼魔(ガンマ)の世界で恐ろしい情景を目の当たりにし、恐怖したタケル(西銘駿)。今すぐにでも眼魔の世界とのつながりを断ち、人々を守らなければ!冷静さを失い、アカリ(大沢ひかる)や御成(柳喬之)らとも険悪になる。
15個の眼魂(アイコン)を集めれば…。タケルはマコト(山本涼介)、さらにはアラン(磯村勇斗)にまで眼魂を渡せと迫る。尋常ではないタケルに驚くマコト。そこへアデル(真山明大)の命令でアランを狙うジャベル(聡太郎)が現れた!(公式サイトより)

ひとつにまとめてパワーアップ!、の回でした。
一個(一体?)ずつの特徴を描きわけるのはもう終わり?果たしてベートーベンが単体で再登場することはあるやいなや。

眼魔世界で、囚われた人々が塵となって消えていくのを見てショックを受けたタケル。
すごく普通の男の子であるところが彼の魅力であり強みなんだろうけれども、どうしても初めて食べ物を口にして思わず微笑むアランや、アランを必死で守ろうとするマコトの方に目が行っちゃいます。

タケルが人間をさらったことを問い詰めると、それは違う、と言いかけたマコト。
ひょっとしたらあのカプセルに入っている人々は元々死んでいて、魂というか存在を残すためにアドニスが何らかの意図で保護していた、みたいなことなのかな、と邪推。
人々が眼魔世界の住人だったのか、地球人なのかはわかりませんけれども。
アランは、父の作ったシステムを、生きている地球人の魂を捕獲すべく変更したかった。眼魔世界に何らかの脅威が生じたため、大量の魂が必要となってきたのかもしれません。
アドニス一家のことなど、まだ五里霧中なので、適当に想像してみました。多分はずれているだろうけど(汗

マコト、またデスられちゃいました。今シリーズのヒロインですな。

ディープコネクト関連の話はしばらくお休み。
人間界に留まるキュビちゃんがどうなるのか、気になります。
一番お休みしているのが、主題であるタケルを蘇らせるです。
ここまでの流れで、カプセル内にいるマコトの生死があやふやに思えてきたため、余命何日、という悲劇的な設定のインパクトが薄れてしまった気もしますが・・・さて?

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2016年3月23日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第6話「ワイルドなプレゼント」

公式サイト

強敵アザルドの攻撃を受けて、大きなダメージをくらった風切大和。ピンチを救ってくれたのは、人間界で暮らすゴリラジューマンのラリーだった。ジューマンパワーを与えられた大和はジュウオウゴリラに変身できるようになる。しかし、ラリーはその後、姿を消してしまう…。街にビルを食べてしまう危険な敵が出現!ジュウオウジャーが駆けつけるのだが…!?(YAHOO!TV より)

アザルドさんはやっぱり復活しました。
こちらもフォルム通り、基本はキューブなのね。「王者の資格」となんらかの繋がりがあるのでしょうか。
ジニスがわざわざ地球で復活させたのには、どんな意味があるのだろう。

「ワイルドなプレゼント」をしたために年をとってしまったラリー。旅に出てしまいました。レギュラー戦隊ではなかったんだ。なんらかの形でパワーを貰えば、元に戻るのでしょうか?

今回の感想はこのくらいで。

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2016年3月22日 (火)

真田丸 第11話「祝言」

公式サイト

北信繁(堺雅人)は梅(黒木華)を妻に迎えようとするが、薫(高畑淳子)は大反対し、祝言をあげることを決して認めようとしない。きり(長澤まさみ)も、信繁の決意に大きな衝撃を受ける。一方、家康(内野聖陽)と本多正信(近藤正臣)は、昌幸(草刈正雄)を暗殺するよう室賀正武(西村雅彦)に持ち掛ける。室賀の怪しい動きを察知した昌幸は、その真意を確かめるために、信繁の祝言を利用することを思いつくが…(YAH0O!テレビより)

引用したセリフは全て概略です。

ここしばらく、徳川、北条、上杉を巡る政略の話が続きましたが、今回は前半は久しぶりに真田ファミリーをコメディを交えてたっぷり描いていました。しかし、その全てが後半で暗転となる・・・。

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北条から、沼田を返すよう真田を説得して欲しいとしつこく責められ、追い詰められた家康。
浜松城に室田を呼び出し、沼田の件を愚痴りはじめます。

「わしゃ、あの男が好かん。わしの前では北条に返す、と約束しておきながら、手の平を返しよって。おかげでわしは北条と真田の板ばさみ。
いや、よくあのような男と一緒にやってこられましたの。」

沼田を返す、などというと約束としていないのは、ご存知の通り。しかも「返す」とは。もともと真田の領地なのなのに。一方、家康が北条と真田の板ばさみにあってることは、事実。
真実を織り交ぜながらの嘘は、本当らしく聞こえるものです。

しかし、室賀。家康の言葉には食いつかない。

「小県の国衆をここまでひっぱてきたのは、真田でござる。常に先を見据えて小県のためにつくしてきました。」
「室賀殿は人が良いのう。」

室賀説得の奥の手を出す家康。今、海士淵に徳川が作っている城について、真田と交わした証文を見るのです。これは本物。真田が必死の駆け引きの末、得たものなのですが・・・

「あの城を預かるのは真田のみ。室賀の名も、小県の国衆の名も、どこにも書かれておらぬわ。」
「そんなはずは・・・」

昌幸のぶち上げた連合国構想を信じ、すでに昌幸が大名になる決意をしたことを知らぬ室賀は、愕然とします。
家康が去った後、正信に「何をすればいい」と尋ねる室賀。

「あるじは申しておりました。真田家嫡男、信幸と申しましたな、そのものが真田家の当主になったという知らせを聞きたい。できれば、室賀殿の口から。」

信尹が室賀が浜松に来ていることを見ていました。
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真田の郷では。
信繁が、三十郎、佐助を梅の家に招いて、結婚宣言をしておりました。三十郎はボケ担当(笑

「正室というのは家と家の結びつきを固めるために使われる。お前は側室としてしか認めてもらえぬだろう。」

という信繁に、承知しております、と梅、お側においてもらえるだけでも、と兄、作兵衛。

「でも、私は梅の他に嫁をつもりは全くない。よって、ほとんど正室だ。側室とは祝言を挙げないものだが、私は敢てやろうと思っている。」

父や兄は賛成してくれるだろうけれども、問題なのは母、薫・・・

信繁の思ったとおり、信幸はめでたい、と大喜びしてくれました。調子にのってキスはまだか、と尋ねて信繁に真面目な表情をされ、言い過ぎた、と詫びるも、子供がてきた、と聞いて
「口吸いどころではないではないか!そんな顔をして、やることはやっておるのだな。」と思わず突っ込み。
「はい!」
真剣に答える信繁(笑

昌幸も子供まで出来たと聞いて「でかした!」と喜んでくれました。しかし息子の幸せを喜ぶよりは。
「これで人質の駒が増えたぞ。ばば様頼りでは心もとない。」
やっぱりそこなのね。しかしこの父の反応は信繁の想定内。
「そう仰ると思っていました。梅は体も丈夫、よい人質になります。」
昌幸の思惑を煽り立てます。
「あっぱれ。」
「できれば梅のために祝言をあげてやりたいのですが。」
「それは、もう、やったほうがいい。」
「ありがとうございます!」

その方が側室とは言え、人質としての格がつくからね~。父をうまく乗せたつもりの信繁ですが、昌幸がこういう調子の良いことを言った時には、ろくなことにならないのですよ。

肝心要の母、薫の説得。佐助たちの手を借りての、アロマ作戦(笑

「細かいところに気がまわる、賢いおなごです。」

良い匂いにふわっとなってきた薫に梅を売り込む信繁でしたが。

「ほら出た。」
「えっ?」
「お前はいつもいいわけからじゃ。」
「よくわかりませんが。」
「好きなおなごがいるから一緒になると、なぜ素直に言えんのじゃ。
そなたは弁が立ちすぎる。良いことばかりではありませんよ。」

母にぴしゃっと言われて。
「お言葉、肝に銘じます。」

母なればこその、愛情のこもった鋭い指摘です。わがままなだけではない、直感に優れた人でもあるのでしょう。だから、昌幸も一目置いている。

こうして心を和らげ始めた薫でしたが、その直後アロマ作戦がばれていまい、一気に態度を硬化しました。

「少しでも良い気分で話を聞いていただこうと、策を弄しました!」
「どうしてそのような小細工を弄するのです!なぜ、正々堂々と向き合わないのです!」
「申し訳ありません!」
「あぶないところだったわ!決して許しませんから!」
「母上、好きなおなごがあるので、妻にいたします!」
「遅い!そなたの嫁は、しかるべき時がきたら、都の姫から私が選びます!」

一見、息抜きっぽいコミカルなシーンに、今後のキーワードになるだろう、重い言葉を入れていました。

「あの母に、そのような小細工が通用せぬことくらい、何故わからぬ。」
「策に溺れてしまいました。」
しょんぼりする信繁に、昌幸。
「あい、わかった。わしにまかせておけ。」

軽いわ~、全然まかせられない気がする(^^;;

結局、薫の目に叶ったものをゆっくり探して、改めて正室に迎えようと、宥めるしかない昌幸。
しかし薫は祝言に反対する気持ちは変えませんでした。
言い方がうまいです。ヒステリックに言いつのるのではなく、じわっとした泣き落とし。
薫の立場も尊重しなければならない昌幸。
「祝言などやるわけ、ない。」
言い切っちゃいました。まあ、仕方がないですな。
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子供のことまで聞いたきりちゃんは大ショック。
それでも二人に、無理からの笑顔満面で祝いを告げに行きます。幸せ一杯の二人を見るのは辛かろうに。
こう見えて男っぽい梅ちゃんと、意外と打たれ弱い源二郎は支えあっていくだろう。
「きっとうまくいくと思います。」
でも、影で号泣。

そこへ信幸がやってきて、祝言が取りやめになったことを告げます。
「それで父が折れた。」
やるべきだ、ときりちゃん。しかし梅ちゃんは納得します。もともと望むべくもないことだったのだから。梅が納得するなら、と信繁。仲間内だけで祝言を挙げました。
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海士淵の城が完成しました。

「これは誰のための城じゃ」室賀。
「もちろん、国衆のため。」昌幸。
「騙しておるのではないだろうな。」
家康に証文を見せられている室賀。食い下がります。
「真田のための城ではないのだな。」

いや、真田の城なのですよ、室賀さん・・・
一方、信尹から室賀を浜松城で見かけた報告を受けている昌幸、出浦たち。室賀が浜松に行ったことを隠すかどうかで彼のの真意を確かめようとします。

「そういえば、源三郎、室賀殿に尋ねたいことがあろうが。」

昌幸の無茶振り、出た~(汗笑

うろたえる信幸、信繁も表情を変えるわけにはいかず、すまし顔をするしかありません。

「む、室津様はいつも肌艶がよろしいが、秘訣はおありですか?」
「ないっ」
「鰻は肌に良いそうですな。」
「知らんっ」
「浜松は良い鰻が獲れると聞いております。近頃、浜松に行かれたようだが、そちらで鰻を?」
「誰かと勘違いしているようだ。浜松などここ10年、行ったこともない!」

帰っていく室賀。
信幸、無理矢理話を繋げました。目的は達せられたわけですが・・・

「徳川と示し合わせておるのは間違いないようだ。」出浦。

これで信幸と室賀の掛け合いも見納めなのね・・・
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しかし、室賀はまだ迷っておりました。

「やはりわしには出来ぬ。あやつは幼馴染じゃ。」
進んで暗殺を買ってくれたことを家康は喜んでいる、このことを成し遂げれば大恩人、必ず後ろ盾になりましょう、と室賀を追い込みつつ飴を与える正信。選りすぐりの刺客も二人つけると。
もう、後に引けない室賀。
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「決まりだな。」

室賀が徳川についたことを確認した昌幸たち。今の室賀には戦さで真田に勝てる力はない。だから暗殺を仕掛けてくるだろう、と出浦。
「室賀を逆にしとめろ。」
「どうやる。」昌幸。
「その場をどう仕立てるか。」出浦。

その時、昌幸は信繁がその場にいないことを信幸に尋ねます。梅の引っ越しを差配している、と信幸。

「・・・その手があったか。」出浦。
「お待ちください!」信幸。
「祝言を挙げさせ、室賀に案内状を送りつける。奴も良い機会と食いついてこよう。」
「そのようなやり方は卑怯でございます!」
「奴はおぬしの父親を殺しに来るのだ。」
「祝言の席を血で汚すおつもりですか、父上!!」
「室賀がわしの命を狙う確たるあかしはない。それを見極めるためじゃ。」昌幸。
「・・・せめて、事が済むまで、源二郎の耳には入れずにいたいのですが。」

頷く昌幸。

祝言を挙げれると聞いて素直に喜ぶ二人。一方、案内状を受け取った室賀は、好機、と暗殺を決意します。ああ、釣られてしまいました。
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式の前、服装がぴしっとしていなとかなんとかで、何かと信繁にちょっかいを出そうとするきりちゃんに、びしっと梅ちゃん。

「きりちゃん。源二郎様は私の旦那様になられたんですよ。私たちのことは放っておいてくれませんか。」
「あんた、嫁になったら、いきなり強気になったわね。」
「そうじゃなくて」
「なによう」
「だってきりちゃんの気持ちがわかるから。きりちゃん、今でもあの人のことが好きだから。」

今と昔では婚姻制度がまるで違うとはいえ、いや、だからこそなのでしょうか、ここまで言ってしまう梅ちゃんの気持ちはわかります。我慢もしていたのでしょう。身分違い、という気持ちもあったのかもしれません。きりちゃんの方がよほど釣り合っているもの。薫が気に入るかどうかはさておき。
でも、恋敵にずばり胸の内を言われてしまったきりちゃんも可哀想かも。

この三人、単なる三角関係では終わらないようですので、それぞれの心模様が気になります。

その頃、父たちの企みを知っている信幸は、常日頃は何もさせない病弱な妻、こうに、披露目が終わって宴が始まったら、源二郎を広間から出さないように頼んでおりました。
何も知らないけれども、夫のただならぬ様子に緊張するこう。
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披露目が終わり、宴が始まって。
信幸、出浦、内記がそっとその場を抜け出していきます。
そして、室賀を碁に誘う昌幸。別室にいざないます。
こと、碁に関してだけは昌幸に負けたことがないのだそうです。対して練習した、と昌幸。
ああ、先週の碁はここに繋がるのかあ。

宴の様子を物陰から伺う徳川の暗殺者、二人。
が、出浦に一刀両断されてしまいました。

内記は、離れた部屋で静かに碁を打ちはじめる昌幸と室賀の様子を、くり貫かれた襖の引き手より伺っております。そこへ暗殺者を葬ったばかりの出浦。殿一人で大丈夫か、と問う内記に「手を出すなと言われておる。」

室賀も、昌幸のただならぬ様子に気がついている・・・

下手に控える信幸。そこへ徹底的な失恋で空ろになったきりがふらふらとやって来て、ぼやっと濡れ縁に座ってしまいます。娘が現れて動揺する内記。
きりの姿は碁を打っている二人からは見えませんが、きりを巻き込みたくない信幸、何とか追っ払おうとするのですが、普段から空気が読めないきりちゃん、放っといてください、全く聞いていません。お月様でも見ているのでしょうか。

宴の席では、兄を探して広間を出ようとする信繁。
が、真っ青な顔をした信幸の妻、こうが立ち塞がります。

「これより真田名物、雁金踊りをご覧にいれます。」
「姉上がですか!大丈夫ですか!?」
「どうか見てやってください。」

病弱嫁の渾身の余興です。このシーンのための病弱のネタふり、キャスティングと言ってもいいでしょう。
この後、体に負担がかからねばよいのですが。
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緊張感の中、碁を打ち続ける真田と室賀。もう投了も間近に。

「その懐に隠し持っているのは、小刀か。」昌幸。
「何の話だ。」
「わしを殺しにきたのだろう。隙を突き、わしを殺し、徳川からこの城をもらうつもりであったか。さしづめ、おぬしが連れてきた二人は徳川の手のもの。」
「だったら。」
「亡骸は徳川に送り届けるとする。すてにこちらで始末した。」

碁で追い詰めた真田。

「おぬしの負けじゃ。わしの家来になれ。さすれば許す。よう、考えろ。
おぬしには、もうそれくらいしか、逃げ道はない。」

「・・・お前とは生まれ育った場所も近く、同じような人生を歩んできた。幼い頃より、わしの前にはいつもおぬしがいた。。
だが、わしは、人として、武士として、おぬしに劣ったと思ったことは、一度もない。ただの一度も。」

最後の一手を置いて。

「わしの勝ちじゃ。」

小刀を碁盤の上に置いて立ち去ろうとした室賀でしたが。
昌幸の背後で振り返り、中腰になって昌幸の肩に手をおきます。

「おぬしの家来には、ならぬ。」

と言いざま、足首から針を取り出して昌幸を襲いますが、出浦に阻まれます。
手負いのまま廊下を歩む室賀。信幸にも斬りつけられ、もう意識は混濁しているのか、きりの着ている着物の明るさを目当てに斬りかかります。娘の危機に内記が背後から斬りつける。

逃げのびたきりは、広間から信繁を連れてきて、凄惨な現場を見せます。

「室賀正武、徳川にそそのかされ、殿を暗殺せんと参ったところ、返り討ちにいたしました。」出浦。
「ごくろう。」昌幸。
「読めました。それで祝言を。」信繁。

「何、つったてんのよ!あなたたち、いいのこれで!?お梅ちゃんが・・・」きり。

「わしが命じたのだ。真田が大名になるためには、室賀がいては困るのだ。
すべては真田のためじゃ。」

昌幸。
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楼に登った信繁、信幸。

「父上は見事に成し遂げられましたね。室賀殿のむくろを見た時、不思議と怒りはありませんでした。ただただ父上の策を見抜けなかったことが悔しかった。
そして兄上。
わたしはそんな自分が好きになれません。
あの時、梅のために怒り、泣いたのは私ではなかった。

私はどこへ向かうのですか。」

「悩め。それでも前に進んでいくしかないのだ。今の我らは。」
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「組!」の鴨暗殺の回を思い出しました。
暗殺ってやはり暗いです。

それでも進まねばならない人たち。
徳川と真田の騙し合いに巻き込まれた、室賀正武。
家康と正信の狸親父チーム、昌幸と出浦の悪巧みおやじチーム。目的のためには手段をらばない彼らの間を上手く立ち回るには、真っ直ぐで素朴すぎました。非情な歴史の歯車の中で敗れ去っていった人々の象徴。
昌幸への複雑な思いが哀しく残りました。

今回の出来事は、信繁に奥深い影響を与えたように感じました。
梅ちゃんは強い人だから乗り越えられると思うのですが、どうなのでしょう。

今回も様々な人々の思惑を描いての濃いお話、かつ、コメディと悲劇が紙一重であることのバランス感覚が素晴らしかったです。
これでまだクライマックスじゃないんですよね。どこまで行くんだろう・・・着いていきます(^^;;

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2016年3月19日 (土)

家族はつらいよ:映画

2016年 日本 108分

Photo

公式サイト

監督:山田洋次/脚本:山田洋、平松恵美子/プロデューサー:深澤宏/撮影:近森眞史/照明:渡邊孝一/美術:倉田智子/録音:岸田和美/編集:石井巌/音楽:久石譲/タイトルデザイン:横尾忠則
出演:橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優/小林稔侍/風吹ジュン/中村鷹之資/丸山歩夢/笹野高史/木場勝己/徳永ゆうき/笑福亭鶴瓶/岡本富士太/広岡由里子/近藤公園/北山雅康/関時男

名匠・山田洋次監督が「男はつらいよ」シリーズ終了から約20年ぶりに手がけた喜劇。山田監督の「東京家族」で一家を演じた橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優ら8人のキャストが再結集して現代に生きる新たな一家に扮し、熟年夫婦の離婚騒動をめぐって織り成される人間模様を描く。結婚50年を目前に控えた平田夫妻。夫はもうすぐ誕生日を迎える妻にプレゼントを贈ろうと欲しいものを尋ねるが、その答えはなんと「離婚届」だった。突如として持ち上がった離婚話に、彼らの子どもたちは大慌て。すぐに家族会議が開かれることになるが、それぞれが抱えてきた不満が噴出してしまう。(映画.comより)

@MOVIX

ほぼネタばれなしの感想を、簡単にバラバラと書き留めておきます。

「男はつらいよ」シリーズはほとんど見ていません。自分の笑いのポイントにはまらなかったのです。今回も予想通り、笑いに関してはあまりはまれませんでした。
それでも観にいったのは、リアルタイムで監督の作品を観続けたいからです。
リアルタイムで松竹黄金期の香りをかぎたい、という望みは、今回も叶えられました。
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橋爪さんが大活躍の、人生のゴールが見えてきても、すったもんだしながら精力的に生きる人々を描いたシニア向けホームコメディ。
平田家、築二十数年とのこと。恐らく平成とほぼ同い年なのでしょう。
間取りなどは昭和感が濃厚で、築四十年、といっても通じるほど、懐かしい作りでした。
ラスト近く、別アングルで撮った周造さんのお部屋が素敵でした。あの階段、大変そうだなあ。誰か落ちて大怪我しそう(汗

周造が倒れてすぐに葬儀のことを考えはじめる娘婿は、一見不謹慎ですが、こういう人がいないと困るのです。葬儀は大仕事ですから。
父の余命いくばもない頃、母と葬儀場を探したことを思い出しました。同じ経験を持っている人は多いはず。
だからなのでしょうか、一連の騒動には、館内、シニア層の笑い声が一段と高まっていました。
自分も、家族会議が一転してのシーンはスプラスティックで可笑しかったです。
一番可笑しかったのは「あの人」の登場シーン。出オチってずるいわ(笑

吉行さん演じる周造の妻、富子さんが通う創作教室はもう少し有機的にドラマに絡んでくるかと思ったのですが、富子さんに「想像」を喚起したくらいで終わってしまったのは、ちょっともったいない気もしましたが、これくらいが奥床しいのかもしれません。
富子さんの亡くなった弟が著名な作家だった、というのは、ちょっとした楽屋落ち。

夏川さん演じる長男、幸之助の嫁、史枝さん、ほんと、よくできた人。
亭主関白の見本のような舅の周造と、舅の雛形みたいな幸之助、そしてワンパクな子供たち。(キャッチボールはそとでしょうね(^^;;)
今や平田家は史枝さんなしでは成り立たない。作品的にも、見事に周造及び画面を支えていました。
気になってしかたがなかったのが、7人前の上うな重。急に一人増えた時の史絵さんの表情が絶妙でした。どうしたんでしょう。二万4千円以上もしたんだ。ああ、もったいない。(汗
幸之助、早く仕事第一主義から抜け出して史枝さんに感謝の気持ちを表さないと、取り返しのつかないことになるかも?

一番優しい末っ子の庄太も、プロポーズのシーンで、実はちょっぴり周造に似ているのかもしれない、と感じました。

夜勤明けの恋人、憲子を呼び出したり、段取りを自分だけで全部決めてしまったり。
でも、これくらいの強引さがないと結婚にこぎつけないのでしょう。今は、強引、とか、押しが強いなどいうと、負のイメージになりがちなことが、結婚する人が減少している一因なのかもしれません。
憲子さんが庄太の決断を待っていてくれて、良かったです。強引であろうがなかろうが、相手と気持ちが通じていることが、一番大事。
憲子さんは周造の遺伝子よりはるかに強そうですし。
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親はいつまでも親であって欲しい。
平田家の人々に家族、そして自分自身を重ねつつ、限りある命を生きることを考えさせられました。

若い人がこの作品を面白いと思うかどうかは、ちょっと疑問でしたが、面白くなくても、記憶に残ってくれれば、という監督の願いのようなものを感じました。
上映中、館内笑いが絶えず、その笑い声が愛おしく感じられた作品。

そうそう、エンディングロールは最後まで観て欲しいです。洋画みたく、やたらに長くないですし。
オチがあるというわけではないのですけれども、タイトル含めて、この映画です。

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2016年3月18日 (金)

刑事フォイル 第25回、26回「侵略」

公式サイト

1942年3月。ついにアメリカが参戦。飛行場を建設するため、ヘイスティングズ近くの村にアメリカ軍がやってきた。その建設用地をめぐって土地の所有者と軍とが対立。一方で、アメリカ軍を歓迎する若い娘もいた。そんな中、村で発生した火災で住民が亡くなる。死亡した男性はミルナーをノルウェーで救った戦友であり恩人だった。ミルナーは彼がなぜ火元から逃げなかったか疑問に思い、捜査を始める。

アメリカ軍は友好関係を築くために地元住民を招いてパーティーを開く。そこにフォイルたちも招かれる。パーティーが盛り上がる中、村の娘スーザンと交際しているアメリカ兵のテーラーが酒を飲んで気分が悪くなり倒れ込む。さらに会場では殺人事件が発生…。フォイルは捜査に乗り出すが、事件現場がアメリカ軍基地ということもあり、兵士たちは捜査協力に難色を示す。(公式サイトより)

BS放送の再放送を視聴しています。
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休暇で帰郷しているポールの戦友で命の恩人、ウィル。
冒頭早々、火事のため、泥酔したまま自分のベッドで亡くなってしまいます。
ずっと戦場で戦っていたため、人が変わってしまい、いつも酔っ払っていた、と嘆く父親。
しかし、物資不足昨今、泥酔できるほどの酒、例えばウイスキーなどは、この村では入手困難なはず、と疑惑を持つポール・・・

この悲劇が、今回の事件のキーワードとなっていました。

1942年3月。パールハーバーが切っ掛けとなり、参戦した米軍を巡って。
おもな登場人物です。

100年以上も前から一族が営々と耕してきた農場を、米軍の飛行場建設地として摂取されてしまったひとり者の老農場主、バレット。
乗り込んできた米軍の車を散弾銃で撃つほど、怒っています。
普段はジェントルな老人なのですが、かっとすると見境がなくなってしまうようです。その落差がかなり常軌を逸していることは、後で明らかになります。
でも、あんな美しい農場がコンクリートで破壊されてしまうなんて・・・戦争に勝つためとは言え、悔しくて腹立たしい限り、バレットの気持ちはよくわかります。

村のパブの主人、カーター。
彼のハブで勤めている若い女性、スーザン。
スーザンの両親とバレットは友だちで、スーザンはバレットの出征している甥、ベンと婚約中です。

駐留してきた米軍の責任者、キーファー大尉。
部下のオコーナー軍曹と、若い兵士のテイラーとファルネッティ。
それから村で唯一の老医師。

何もない異国の田舎に送り込まれた欲求不満気味の若い兵士たちと、外の世界に憧れを抱く村の若い女性たち。
しかも、村の若い男たちのほとんどが出征してしまっている今、出会って何もおきないわけがないわけで。
一方、村の大人たちは、遅れて参戦したのにも関わらず、先祖伝来の土地にずかずかと踏む込んできた米軍を快く思っていません。
米軍の兵士たちの中にも、なぜ他人の戦争に手を貸さなければいけないのだ、と思っている者もおり、そこに文化の違いが加わって、ぎくしゃくする両者。

フォイルはキーファー大尉に頼まれて、英国の文化を米軍兵にレクチャーすることとなるのですが、20歳そこそこの若者たちにわかってもらえたかどうか。
米軍の軍曹、オコーナーは助けにやってきたのに、全く感謝されていなことが気に食わない様子。

キーファー大尉の提案で、ダンスパーティーが開かれることになりました。

スーザンとラブアフェアーの末、妊娠を告げられた米軍兵士、テイラー。スーザンより年下なのだそうで、まだ学生。故郷に婚約者もいるし、こんなことが知れたら親に殺される、と動揺し、オコーナー軍曹に相談しますが、スーザンは確信犯、このままアメリカまでついてくるつもりだ、と不安を煽り、戦争に事故はつきもの、と殺人を仄めかすのです。
ろくでもない上司です。

しかしスーザンの方もさるもの。
カーターの納屋で、以前薬品会社に勤めていた時に得た知識で、メチルアルコールで蒸留酒を造っていました。
メチルアルコールの毒性は書くまでもないでしょう。
スーザンはこの危険な酒を売って、もっと広い世界に出て行く資金を貯めていたのです。特にアメリカは憧れの地。妊娠はオコーナー軍曹が言ったとおり、計画的だったようです。
しかし、カーターはウィルの焼死事件もあって、密造酒を作り続けることにびびっており、止めるよう、スーザンを説得するのですが、全く聞き入れてみもらえません。

さて、フォイルの息子、アンドリューと付き合っているサム。
米軍兵士、ファルネッティに、如何にもヤンキーらしい言い方でナンパされますが、全く相手にしません。
しかし、米軍で出されている食べ物には興味津々(笑
そんな時、心待ちにしていたアンドリューからやっと手紙が届きましたのですが、なんと、寂しさのあまり新しい彼女を作ってしまった、と書かれたあったのです。

アンドリュー・・・

亡き妻一筋の親父さんとは真反対、サムと付き合う以前からプレイボーイぶりを発揮していてましたからねえ。
あとでサムからアンドリューに振られたことを聞いたフォイルが、申し訳なさそうでした・・・

ショックのサム。
ファルネッティからのダンスパーティを承諾します。

ダンスパーティの晩、ベンが休暇で戻ってきました。
ベンを息子のように可愛がっているバレットが迎えに行きますが、婚約者であるスーザンが見当たらないのを不審がるベン。

こうして個々の思惑、不信感、反感が渦巻いて、次第に不穏な雰囲気が渦巻きはじめる村は・・・ということで前半は終了。
ウィルの焼死以外、事件は起きませんでしたが、膨らむ緊張感にどきどきしました。
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さて後半。
一気に結末まで書いてしまいます。

ダンスパーティー会場。
お腹を壊したか、倒れこむテイラー。老医師が付き添って退室します。
会場しは場違いなバレットもやってきて・・・

殺人が起こります。
殺されたのは、予想通り、スーザン。首を絞められていました。側には、テイラーのドッグタグ(認識用のペンダント)が落ちていました。

ここでちょっと脇道に逸れますが、ドッグタグって言うと思い出すのは映画「大脱走」のスティーブ・マックイーンが捕まる時に、高々とドイツ兵たちに指し示すシーンです。
スポーツでミスったような表情のマックイーンとともに、ドッグタグの重要性が印象に残りました。
ドッグタグを持っている限り、例え軍服を着ていなくてもスパイでないこと、兵士であることを証明することができ、捕虜として身柄を保証される、ということ。
ただし相手がゲシュタポの場合はこのルールは適応外。ビッグXたちは殺されちゃいましたから・・・

えっと話を戻します(汗。

つまり、そんなに大事なものが現場に落ちていたのです。
早速フォイルは捜査を開始しますが、米軍基地内は、大使館と同じ、治外法権。
また兵士たちを守る義務もあるキーファー大尉に一度は断られますが、ドッグタグが落ちていたとあっては、取調べを拒否することは、村の人々の気持ちを逆なですることになる。政治的判断でキーファーはフォイルに協力することを決断します。
キーファーも苦しい立場でした。

テイラーが倒れたのは毒か何かを飲まされたのか、それとも狂言か、と一瞬思いましたが、テイラーを診断した老医師曰く、ひどい胃炎を起こしていたからだそうで、もう一人同じ症状の人間がいた、とも。その人こそ、前半冒頭で焼死したウィルだったのです。
これで老医師の出番はおしまい。ミスデレクションでした。

そんな時、バレットが自首してきます。
スーザンが殺された晩、ベンが家にいなかったこと、スーザンが米軍兵士と良い仲になっていることでベンの憎しみを煽るようなことを言ってしまったことから、ベンがスーザンを殺したと思い込んでの身代わりの自首でした。
スーザンの遺体の第一発見者も彼でした。
遺体を発見したバレットは、胃炎で意識不明で横たわるテイラーの首からドッグタグを盗み、遺体の側に落としたのです。
いくら米軍のことをよく思っていなくても、何故そんなことをしたのか、と悔やむバレット。
ほんと、この人、頭に血が上ると理性が吹っ飛ぶにもほどがある。
今回のミステリは、バレットの性格も重要なパーツでした。

ベンはというと、スーザンのことは、昔から上昇志向の強い子で、自分と一緒にこの村で暮らせるわけがない、と、とっくに諦めており、ダンスパーティの晩には違う村のパブで飲んでいたとのこと。

あと、残ったのは、最初から怪しかったパブの主人、カーター。
動機は、上に書いた通り、スーザンには申し訳ないけれども、極々当たり前の理由です。

胃炎にピンときて、スーザンの職歴などを調べあげたフォイルとポール。
ウィルはメチルアルコールで作られた密造酒の飲みすぎで視力をやられてしまい、火事の時に逃げ出せなかったのではないか・・・

こうして密造酒のことを突き止めたフォイルとポールに逮捕されました。

カーターを演じたのは、「名探偵ポワロ」のジャック役のフィリップ・ジャクソン。お久しぶりです。ただの脇役では終わらないだろうと思っていたら、犯人役だったとは~(^^;;
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「侵略(invasion)」がまさか米軍を意味していたとは。

犯罪そのものはごく平凡なものでしたが、メロドラマに偏ることのない、緊張感のある話でした。
ただ、単語の聞き間違えという、英語のトリックがうまく訳されていないように感じましたが、作品の面白さを左右するものではありませんでした。
聞き間違えトリックを訳すのは大変でしょうね。

今回も、当時の英米の人たちの心情が描かれていて大変興味深かったです。
英国も米国も英語圏だから、文化も似たようなものだろう、と漠然と捉えていたのですが、かなり違うこと。
とはいえ、アクセントや単語の意味、綴りが違うくらいで基本的には同じ言語だから、大阪人と東京人くらいの差なのかもしれません。

初対面の時はヤンキー丸出しだったファルネッティが、次第に英国ナイズされていくのが面白かったです。
最初は虚勢を張っていたのかも。
どうやら次話も出演するようです。

第一世界大戦の時も遅れて参戦したことを、よく思っていない英国人。
パールハーバーがあったにも関わらず、第二次世界大戦を他人の戦争と感じている、孤立主義の伝統を捨てない米国人。
日本との戦争は自分たちの戦争だったのでしょうか。
アメリカって人種も多様、国土も広大だから、ユダヤ系の人々やヨーロッパ系移民の一世、二世だとこうは思わなかっただろうし、ハワイは攻撃されても本土は無傷だから、例えばニューヨークあたりからはあまりにも遠すぎて、他国の戦争のように感じた人もいたかもしれません。日本人にも様々な人がいたように。
オコーナー軍曹の発言に、現在の一部のアメリカ人に通じるものを感じました。
深いです、このドラマ。

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2016年3月17日 (木)

仮面ライダーゴースト #22「謀略!アデルの罠!」

公式サイト

眼魔(ガンマ)の世界にやってきたタケル(西銘駿)の前に2体の眼魔スペリオルが現れた。タケルがゴーストに変身して対峙すると、そこへアラン(磯村勇斗)もネクロムに変身して参戦。1対3という苦境に追い込まれたタケルは…!
一方、マコト(山本涼介)はアランの姉・アリア(かでなれおん)と再会。一緒に人間界へ来ないかと誘うが、そのアリアから父である大帝アドニス(勝野洋)が倒され、アランにその罪が着せられていることを知らされる。この眼魔の世界でいったい何が起きているのか――。(公式サイトより)

倒しても倒しても眼魔が蘇るのは、本体じゃないから、ということが明確になったので少しすっきりしたものの、崩壊した町並みをそのままにして争いまくっている眼魔世界の、何が完璧なのかはよくわからないまま。
何の証拠もなく(見せず)、アランを犯人にしてしまいました。
長官も何もせず。
アドニス一族の独裁国家だからなのでしょうか。独裁設定はともかく、何だか泥臭い世界。
論理のみを追及する世界、というから、もっとスマートでスタイリッシュな世界だと勝手に思っていました。
もうスピリシュアルでもSFでもなく、暴力団の抗争にしか見えません。眼魂のエピもすっかり脇になってしまいました。次回は、今回出てきた白い「デッカい眼魂」がパワーアップに繋がるようですけれども。

あと、どうしても気になったのが・・・カプセル内に武井さんが一杯、の件(違
実写なので裸体は避けようという判断だったのだろうと思いますが、もう少しそれらしいものを着せてあげて欲しかったです。笑っちゃいけないところで笑ってしまいましたよ。
女性もランニングなのかしら。カノンも眼魔(眼魂?)になっていた時はランニング姿で・・・もう、あれやこれやと邪道な方向で脳内補填しまくりです。

長男に殺されてしまったアドニス。彼の呪文で眼魔世界は存在していたらしいのに、大丈夫なのでしょうかね。
でも、本体じゃなさそうだから・・・また復活する?
そうそう、長官と仙人は別々の存在だけれども、本体は同じなのかもしれません。

とまあ、いつものように突っ込みましたけれども、眼魔世界、好きなだけ絵が描きたいキュビ、騎士道を守った甲冑眼魔、決闘を見守るマコトなど、散らかってはいましたが(汗)、画面に力があったので面白かったです。まさしく力技。
特にカプセル内の人間が消える間際に生きていた時の思念を残す、というのは、眼魔のやっていることの非道さと、囚われた人の無残さが描かれていて、今後に繋がる良いシーンだと思いました。
眼魔世界を創っているものの理屈はさっぱりわからないままですけれども。

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2016年3月16日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第5話「ジャングルの王者」

公式サイト

デスガリアンのプレイヤー・ガブリオが出現。ジュウオウジャーが応戦するが逃げられてしまう。ガブリオを追う大和たちは、山の中でゴリラのジューマン・ラリーと出会う。レオたちジューマンとの久々の再会を喜ぶラリーだったが、大和を見ると恐れをなして逃げ出してしまう。人間界で暮らすラリーには、何かわけがあるようだが…!?(YAHOO!TV より)

前後編だったとは。
だから最後までデスガリアンのプレイヤーは逆さに突き刺さったままだったんだ。

今シリーズの敵はワイルドです。
いきなり大編隊で人間世界に襲いかかるとは。
でも、人間の方も負けずに乱暴です。いきなり発砲しちゃうんだもの。
まず動物園とかに連絡しようよ・・・なんて展開にしたら話が成り立ちませんね(汗
わりと人里で暮らしていたみたいな描写にも楽しく突っ込まさせていただきました(^^;;
近所の人たちは着ぐるみ着た変な人がいる、てんで近寄らなかったのかも、とか。
とことん昭和テーストです。

ゴリラに変身したイーグルレッドさん。東映公式に書いてあった通り、ほんと、某アニメキャラみたい(苦笑
しなやかに飛び回るイーグル形の方が好みなのですけれども、現場もCG処理も大変そうだしなあ。

ジニスが巨大化させるのを止めたアザルド、パワーアップして復活するのでしょう。

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2016年3月15日 (火)

真田丸 第10話「妙手」

公式サイト

北条・上杉の双方を信濃から撤退させることに成功した昌幸(草刈正雄)は、自らが大名となるべきか、あるいは国衆たちによる独立国家を作るべきか、大きな決断を迫られていた。いずれにしても、反目する室賀正武(西村雅彦)の協力が不可欠であった。一方、信繁(堺雅人)は、手段を選ばない父への割り切れない思いが消えない。梅(黒木華)の一言をきっかけに、信繁は誰にも思いもよらない「命を損なわない戦」のための策を練る。(YAH0O!テレビより)

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引用したセリフは全て概略です。

今回は「昌幸と内記の碁」括り。
昌幸が動かない分、息子たちが頑張ってました。
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徳川と北条の電撃和睦で、せっかくまとまりそうだった小県は大騒ぎです。

「我らの領地を勝手にわけ与えるとは、いかがなものか!」室賀、怒っています。当然です。
徳川に味方し、北条を見事混乱させたのに、領地を召し上げられるとは、到底合点がいきません。領地安堵を求めて戦うのが、先祖代々、武士の倣いなのですから。

「もう、ようわからん」と、昌幸。これは本音ですな。

プンプンと室賀が帰った後、残った真田親子と出浦。しかし打開策をとろうにも、何の手がかりがない状態です。
徳川方に、戦さを長引かせたくないわけがあったのでは、と言う信繁に、先が読めんのはみな同じかもしれんな、と呟く昌幸。

徳川に使者として逗留している信尹は、本多正信に強く念を押していました。
「三河様が約定を必ずお守りくださるお方と信じましたゆえ、真田がお味方をしたこと、くれぐれもお忘れなきよう。」
しかし家康は、雑魚はほっとけ、と小国との約定を守る気はさらさらありません。
雑魚でも意外な猛毒を隠しております、との正信のアドバイスで、昌幸を呼び寄せることにしました。
書面通達のみではあまりにも格下扱いゆえ、せめて対面でもしてやろう、ということでしょう。

「乗ってみるのも一興。あくまで強気でいかしてもらう」昌幸。

家康の下には、名代として信幸を遣わしました。信繁、信尹を従えています。
家康に呼ばれたからといって、大将自らホイホイとは会いにいったりはしません。
案の定、息子が名代と知った家康、一瞬不興気な表情を見せました。
信濃はしかと守る、と、とっとと話を終わらせようとする家康に、信幸は予想外の提案をぶつけます。
それは、信濃を狙っている上杉に対抗するため、小県の北の端に隣接している上杉の虚空蔵山城と対峙する場所、海士淵に新たな城を作っていただきたい、ということでした。

「城を守るのは、真田。」信幸。
「真田のために、わしに城を作れと申すか。」
「我らにはかような城を作る力まではござらぬゆえ。いずれ上杉は徳川様の脅威となします。ぜひとも。」

案そのものは悪くないと思ったか正信。海士淵は虚空蔵山城のほぼ正面、確かに城を築けば備えになる、と。

「わかった。作ってしんぜよう。」提案を飲む家康。真田などすぐに追い出せると思ったからでしょうな。

「海士淵に面したその台地、上田平と呼ばれています。そこなら大きな城を築けます。実は城の図面も用意してござる。」

つかさず地図を広げる信繁。中々の出来栄えの図面に、思わず引き込まれる家康。殿様は皆、普請好き。

「さっそく普請にかかるがよい。人では材木は徳川が用立てよう。」
「そのお言葉、早く父に伝えてやりとうございます。」信幸。
「そのかわり、と言ってはなんだが・・・」

ですよね、気前のいいのには裏がある。

「沼田をもらいうけたい。」
「沼田を!」
「それぐらいはよかろう。」

城を作ってくれ、というのは真田が軽く見られていることを逆手にとった策ではありますけれども、沼田を軽く見られるのには我慢ができない。

「しかしながら、先日、岩櫃城と沼田城はの安堵を徳川様はお約束くださいました。」信尹。
「はて、そうだったかの・・・」
「とぼけられては困ります。」
「実はのう、先日、北条のご隠居と出会うた時に」

沼田は元々は武田の地、武田が滅んだ後織田のものとなり、その織田を追い払ったのは、この北条。
沼田は北条がいただく、という氏政の意を、確かに、と受け入れたのです。

「と、いう約定ゆえ、沼田も北条に引き渡してくれ。」

しばらく沈黙した信幸。

「お断り申し上げる。」

大声できっぱりと信幸。殺気立つ徳川勢。しかし信幸、怯みません。

「うん、しかし約束してしもうたのじゃ。」家康。
「徳川様こそ真田と約束くださったはず。沼田を北条に渡すなど、理不尽至極!」
「うん、じゃがの・・・」
「じゃがの、でじゃござらん!」

無礼者、と血の気の多い本多平八郎が信幸に刀を降り下げますが、信幸に阻まれます。
阻んだ刀を即、その場に置く信繁。やむなく刀を納める平八郎。

「この件に関しては一度持ち帰えらしていただきとうござる。兄と相談いたしますゆえ。」
信尹の言葉にほっとした家康、あい、わかった、宴の席を設けよう、と空気を変えます。

控えの間に戻った信尹、信幸、信繁。
信幸はもう、ぐったり。よく頑張りました。信尹、信繁も褒めております。

徳川に城を作らせようとする昌幸の本当の狙いは、徳川、と信尹。私もそう思っていました、と信繁。

「いずれ徳川とぶつかる日が必ずくると、兄上はそう、踏んでおられる。」
「では徳川と戦う城を徳川に作らせると言うのか。」

いずれ、、ここはあくまで強気でいくべき、兄上、引き続きお気張りください、と言う信繁に、斬りつけてきた平八郎が苦手、とぼやく信幸なのでした~

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その頃、家康は、真田に沼田をやろうなどと言わなければ良かった、と正信と阿茶局相手にぼやいておりました。
正信の言う通り、面倒なことになったものです。小国の大名でもない、たかが国衆相手に振り回されようとしているのですものね。
阿茶局がふと、木曽義昌から譲り受けた人質の中に「かなりふてぶてしい」老婆がいることを思い出します。
家康の計らいでばば様、とりと再会して大喜びする信幸たち。
「徳川と真田の固い絆で結ばれておる。これを気に人質をお返ししたい。」
家康の大盤振る舞い。そのかわり、沼田を渡せ、ということです。渋い表情の兄弟。
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郷に戻った兄弟の報告を聞き、城の建築と引き換えに、しばらく沼田のことは忘れよう、と昌幸。
しかし沼田城の支配を任している大叔父、矢沢頼綱は納得しないだろう・・・その通り、矢沢は、亡きお屋形様の命を受け、死力を尽くして手に入れた城、どうしても渡すと言うならば、今すぐわしを殺せと、城に立て籠もりました。

「やっかいなことになった、これで拒んだら徳川は怒り狂う。」昌幸。
「何しろ、もう人質は帰ってきてますからね。」信繁。

場面は館の女たちを集めて訓辞を述べるばば様に。

決して楽ではなかったけれども、人質になって得るものもあった。外を見ることもできた。
「この非常な時に、女の我らに何ができるか。これより考えてまいりましょう。」
「何ができるのですか?」薫。
「・・・考えてまいりましょう。」

何も考えてないのねっ、と突っ込まねばならないところですな(笑

悲愴感に陥らないのが、真田の家風です。
自分はまったく人質に行く気のない薫。かといってなんどもばば様に行ってもらうわけにも行かず、信幸の嫁、こうは病弱なので人質にはなれない。
こうってなんだか軟体生物を連想させますわ。気の毒な人なのだけど。
なので、薫は、信繁に嫁を娶らせた方がよろしいのでは、と。人質の駒を増やすためですね。なるほど(苦笑

しかしきりちゃん、黙っていません。
「いや、でも、人質に出すために嫁をとる、というのはどうでしょう。お嫁さんは源二郎様のそばにいてあげた方がよろしいのではございませぬか。そう思いますねえ、私は。」

まだ信繁と梅が本格的な恋人になったことを知らないきりちゃん。自分のこととして言っているのが、ちょっと可哀想。
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真田からの、沼田を引き渡すのは、矢沢を説得する間、もうしばらく待ってほしい、と言う書状に目を通した家康。
沼田はいずれは北条が攻めてたてる、さすれば真田もあきらめましょう、と正信。
ようは、何の手も打たず放っておく、ということ。
真田も、徳川には期待していない。沼田で矢沢が事を起こしても、それは真田の本意ではない、という形ばかりではあるけれども、証として送ったにすぎないのでしょう。

交通の要所であり、ここを抑えることで上野の支配が完成するため、何が何でも沼田が欲しい北条は、城明け渡しを矢沢に迫ります。
が、矢沢、その使者を槍でぐっさり。

「これで沼田攻めの口実ができた」と氏政。怖い、怖い、顔が怖い。
「矢沢以下、城にいるものはおなごから子供にいたるまで、根絶やしにせよ!」

しかし。矢沢は奮戦し、北条を城に近づけさせません。猛将ここにあり、です。

建設中の海士淵の城にて、昌幸。
矢沢の善戦を聞きながらも
「援軍はやらん。徳川と北条が手を組んだ以上、これ以上大っぴらに北条と戦うわけにはいかん。ここは叔父上に踏ん張ってもらうしかなかろう。」
と、信繁と矢沢の息子、三十郎に告げます。微妙な状況です・・・
「戦さが長引くようなら叔父上を連れて帰れ。
沼田も大事だが、叔父上にこんなところで死なれでは困る。」

一族を守るのが頭領の務めであり、一族を切り捨てたとあっては、誰にも信用されなくなるということ。
しかし、おとなしく従ってくれるか、と案じる三十郎。

「そこでだ、源二郎、上杉に行け。」
「上杉ですか。」
「沼田の戦さを終わらせるためには、上杉の力を借りる他はない。もう一度上杉と手を結ぶ。」
「上杉がうん、と言うでしょうか。」
「言わんだろうな。あれだけはっきり裏切ってしまったからな。よって策を用いる。」
「どのような?」

「知らん。」

「はい?」

「智恵を働かせよ、源二郎。お前にまかした。」
「はいっ」

並みの人間ならこの困難な状況を丸投げにされて途方にくれるところ。しかし信繁は満面の笑みで応えました。
その嬉しさを早速梅に伝えにいくと、梅からも吉報が。
「ややこが。」
おめでとう、梅さん。予告を見るとちょっと不安ですけれども・・・
兄を入れたら三人でお帰りを待つ、という梅に、何としてもこの大仕事を成し遂げると、信繁。
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さて、上杉も反乱を鎮圧できず、西の佐々とも一触即発、というかなり苦しい台所事情を抱えておりました。
そこへ父の名代として訪れる信繁。当然ですが、敵意むき出しのお出迎えです。
早速噛み付く直江兼続。

「どの面さげてここへやってきた。真田が裏切ったのを我らが忘れたと思ったか!」

以前は信尹の息子と偽っていたことも明らかになって、さらに怒ります。

「どこまでも謀りよって。許せん!斬り捨てましょう!」

一斉に刃を向けられる信繁。危機一髪です。しかし景勝。

「まあ、待て。逆に興味が湧いてきた。」
「お屋形様!」
「言いたいことを申してみよ。」

景勝の許しを得て・・・と言うか、思いっきりガンつけられながら、策を述べる信繁。

「今、徳川が上田平に城を築いております。上杉方の信濃攻めに備えての城、完成した暁には真田が入りまする。」
「そしてここを攻めるつもりであろう。」兼続。
「表向きは。」
「どういうことだ。」景勝。

「まことは、徳川に備えるための城でございます。
真田が徳川の家臣となることはございませぬ。
真田は信濃の小県に加えて上野の沼田を領地としております。正々堂々と戦さで勝ち取った土地にござる。
その領地、北条と徳川で勝手に分けてしまいました。受け入られるものではございません。
真田には真田の意地がございます。武士としての誇りを守りたいと存じます。」

「おぬしは上杉に加勢をしろと言うのか。」
「上杉が今更真田に加勢をすることなど天地がひっくりかえってもありえぬこと!」

「ご加勢をいただきたいと思っておりませぬ。」

「じゃ、どうして欲しいのじゃ。」

「芝居をしていただきたいのです。虚空蔵山城にて戦さ芝居を。」

「戦さ芝居?」

「真田が攻めますが、上杉様には見事に撃退していただきとうございます。」

「馬鹿な。」兼続。
「それでどうなる?」景勝。

「上杉方は真田を倒した勢いに乗って、次は上野の北条を攻めるらしいという噂を流します。
それを耳にした北条は沼田どころではなくなる。そのための戦さ芝居。」

顔は怖いけれども(汗)、相手に話しやすいように合いの手を打ちつつ、耳を傾ける景勝。
信繁を取り巻いていた刀を下ろさせます。

「ふん、面白い。」

「お屋形様!」
「芝居するだけじゃ。」
「なりませぬ!」

「殺されるかもしれんのに、わしの所にやってきたおぬしの勇気に免じてこの話、乗ることにした。」

「ありがとう存じます。」

笑顔で嬉しそうに帰っていく信繁。

「存外に面白い若造だの。」
「真田の子倅ですぞ。何かの策やもしれませぬ。」
「あれはそういう男ではない。」
「お屋形様は甘すぎまする。」
「では、斬り捨てるが良かったか。」
「・・・そうは申しませぬ。」
「今、真田を敵に回すのは、得策ではない。」
「わかっております。徳川と北条が手を結んだ今、真田が向こうにつけば虚空蔵山はおろか、北信濃を全て失うことにもなりかねません。」

「ならば、試してみようではないか。あの男に誠があるか否か。
此度も騙されるようならば、わしの器がそこまでじゃ、ということだ。」

格好いいです、景勝。
こんなに真っ直ぐすぎるお屋形様だから、兼続も心配なんですね。
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虚空蔵山城前に集結する、信幸率いる真田軍。城門の上で待ち構える兼続の上杉軍。
ほら貝を鳴らしあい、槍で大地を叩き、鬨の声を上げる、古式床しい戦さの作法。
やがて、信繁一人門前に進み、兼続とうなづき合います。
信繁が列に戻りあと、引き上げる真田軍。兼続の命で勝ち鬨をあげる上杉軍。
「猿芝居じゃ・・・」呟く兼続。
今後の信繁と兼続の関係はどうなるのでしょう。
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信繁の思惑通り、真田が上杉に負けた噂は北条にも伝わっておりました。
潜入した佐助が、さらに噂に尾ひれをつけます。上杉が上野を取り返そうとしている・・・
たちまち恐慌に陥る北条の兵たち。
氏政は、上杉にまだそんな余力があるとは、と疑いつつも、一旦兵を退いて立て直すことにしました。
沼田は助かったのです。

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「此度は二人の手柄じゃ。これで北条もしばらく動くまいて。」

戻ってきた息子たちを褒める昌幸。兄弟たちも嬉しそうです。

徳川相手に踏ん張った信幸。
上杉相手に智恵を絞った信繁。
双方の妙手がうまくいって。良いバランスでした。

しかし、真田家の良きことは続いたためしがありません(_ _)::

その頃、家康は見つつ思案しておりました。正信が、北条から沼田の件で真田を説き伏せて欲しいという言ってきている、と聞いても上の空。
阿茶局曰く、殿は西のことで頭がいっぱいなのだそうです。
秀吉が攻めてきた時に誰と誰が味方について、誰と誰が敵につくか・・・
地図の上の駒には、滝川、丹羽らの名前が。

「西に集中するために、東の憂いは取り除いておいた方がよろしいのでは。」正信。
真田の駒が裏返ります。
「真田安房守、そろそろ死んでいただきましょう。」
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真田の郷では、策がうまくいったことのへの喜び溢れる信繁が、梅の下を訪れていました。

「誰も死なせずに敵を追いやった。私の考えた策でな。そなたのおかげじゃ、そなたのおかげなのじゃ。
梅、そなたはなくてはならぬ人じゃ。私の妻になってくれないか。」

「そのお言葉、お待ちしておりました。」

ラブシーンなのに、不穏なBGMなのが気になります。
そのままの旋律で再び家康の屋敷に場面が変わりました。

座敷に待たされていたのは、室賀正武。
一人だけ招かれたのが嬉しそう。ああ、フラグが・・・
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大大名には大大名の理屈があるとはいえ。
最初の方にも書きましたが、「一所懸命」。武士にとって領地の安堵こそが最大の契約なのです。
矢沢の怒りももっともです。昌幸もしかり。しかし、自由には動けぬのが、小国の辛いところ。そこを何とか智恵で、しかも今度も誰も死なせずに切り抜けました。お見事です。

家康、氏政が真田を雑魚扱いしているのに比べ、上杉はさすが、武田の頃より対峙しているだけあって真田を軽んじていません。
このあたり、全く詳しくないのでwikiを参照。今後は真田が上杉を裏切ることはなさそう・・・どうか、ありませんように。

今、天正12年なのね。
公式の年譜を見ると、今回の話の直後に賤ヶ岳の戦いがおきるようです。
いよいよ関東攻めに本腰を入れてくる秀吉。
次回は小牧長久手の戦いの前なのか、それとも後なのでしょうか。

それにしても、信長が滅んでまだ2年ちょっとなんですね。

暗転を予感させるラスト、そして予告でした。
梅ちゃんは大丈夫なのでしょうか・・・

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2016年3月12日 (土)

2015年1月の読書 その1

○新読

中世ヨーロッパの家族 著:ジョセフ・ギース、フランシス・ギース/訳:三川 基好(講談社文芸文庫)
天皇と宮家ー消えた十一宮家と孤立する天皇家 著:小田部 雄次(新人物文庫)
英語の冒険 著:メルヴィン・ブラック/訳:三川 基好(講談社文芸文庫)


○再読 

血脈の世界史ーヨーロッパの激動を家系図で読み解く 監修:児嶋 由枝(青春出版社)
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※読書順、敬称略です。

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「中世ヨーロッパの家族」」

イングランド北部、ノーフォークの紳士階級・パストン家に残された千通を超す書簡から描き出す、十五世紀の社会と一族の生活。家族の健康や家政、商取引きと訴訟、娘の結婚問題などを虚飾のない文章で記した手紙は、英仏百年戦争の末期からバラ戦争にいたる乱世を懸命に生き抜いた人々の姿を今に伝え、圧倒的な生命力に満ちている。(「BOOK」データベースより)

ただ書簡を掲載しただけではない、著者の緻密な編集と語り口によって、壮大なる歴史絵巻になっていて、真実の持つミステリー性も素晴らしく、思わず惹き込まれました。

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「天皇と宮家ー消えた十一宮家と孤立する天皇家」

「消えた十一宮家」とは、昭和二十二年(一九四七)十月十四日に皇籍離脱した、朝香・賀陽・閑院・北白川・竹田・梨本・東久迩・久迩・東伏見・伏見・山階の十一家のことである。本書は、これらの十一宮家の明治維新当初の創設期から戦後の皇籍離脱後の動向までの歴史を描いている。皇族たちは「皇室の藩屏」と称されて、近代の皇室を支えてきた。そして、近年、皇室の男系男子継承に危機があり、旧十一宮家の男子の皇族復帰の声が高まり、熱い議論を呼んだ。十一宮家の実像を考察し、皇室をめぐる問題を照射する一冊。(「BOOK」データベースより)

日本で「一族」と言えば、ロイヤルファミリー。
一族繋がりで購読しました。

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「血脈の世界史ーヨーロッパの激動を家系図で読み解く」

血で血を洗う親子の争い、望まぬ結婚を強いられた王妃…。名家の人びとの生々しい人生劇が、歴史を塗り替える-。現在も複雑にからみあうヨーロッパ諸国の関係を、王朝の血脈をたどりながら明快かつ簡潔に解きほぐす。(「MARC」データベースより)

大分前に読んだのを、やはり一族、及び血族繋がりで再読しました。
同じ人物が、違う国の歴史に顔を出すと、以前登場したページを読み返すので、読了するのにとても時間がかかりました。
本を買う余裕がない時に、持って来いの一冊です。

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「英語の冒険」

英語はどこから来てどのような経過で世界一五億人の言語となるに到ったのか―。一五〇〇年前にフリースランドからブリテン島に入り込んだゲルマン人の言葉。わずか一五万人の話者しか持たなかった英語の祖先は、衰退と絶滅の危機を乗り越え、やがてイングランドの公用語から世界の「共通語」へと大発展してゆく。周辺言語との格闘と成長の歴史。(「BOOK」データベースより)

英語の成り立ちと変遷が、「英語の冒険」のタイトル通り、擬人化された「英語たち」の紆余曲折が生き生きと描かれていて、とてもわかりやすかったです。「フランス語さん」には危うく息の根を止められそうになったのね。多大なる影響を受けつつもしぶとく生き残ったサンプル単語の数々、勉強になりました。
また、世界各国で変貌をとげた英語の発音の例のひとつとしてわずかですが、日本語が取り上げられていたのには思わず赤面。そうか、こんな風に聞こえるんだ・・・。

著者は英語圏では、司会を含め、放送業界を中心にマルチに活動し、議員になった極めて著名な人なのだそうです。

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2016年3月11日 (金)

桜坂近辺物語

脚本:バカリズム/演出:澤田鎌作/プロデュース:牧野正、草ヶ谷大輔、古郡真也
スペシャルゲスト:福山雅治、荘口彰久

■第1夜 原田泰造、柏木由紀、袴田吉彦
大好きなグラビアアイドルと彼女のBFを乗せてしまったタクシーの運転手の話。
ひたすら運転手の煩悶と妄想で終始するだけ、というほとんど一人芝居。発想の飛躍がなく、オチも今ひとつだったで、ちょっと退屈でした。

■第2夜 市原隼人、勝地涼、生瀬勝久
オバカな誘拐犯たちと誘拐された社長の舌戦。誘拐犯たちのオバカさ加減が可笑しく、最後に生瀬さんが全部持ってっちゃう、というオチも面白かったです。

■第3夜 山本耕史、大倉孝二、なだぎ武、山崎樹範、野間口徹
各自の立場がころころが変わる、というコメディの王道ストーリーを、熟練の俳優さんたちでテンポよく描かれていて、一番面白かったです。自分が山本さんウォッチャーだからという欲目抜きで(^^;;
いわば退屈しのぎに始めたゲームに、誰が優位に立つかでわちゃわちゃと本気になる5人がほんと男子っぽく、福山さんの歌にのせての旅行の写真が、グッジョブ!(≧∀≦)

車の中、という密室を、一番効果的に使っていたのではないでしょうか。それぞれの個性も楽しめました。
結局ドライバー1人になる、というオチは予想できたのですけれども、なだぎさんのおとなしそうに見えてちょっとサイコパスっぽいキャラによって、シナリオ以上の含みを持ったものとなっていたと思います。
焦る大倉さん、最高(笑

■第4夜 川口春奈、中村蒼 演出:澤田鎌作
恋人たちの他愛のない口喧嘩を描いて、可愛らしい作品でした。
暗転するオチではなく、ハッピーエンドっぽく終わって良かったです。
毎回登場した「月沢真由」。最後は気がついてもらえませんでした。色々と、それどころじゃなかったですもんね(笑

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2016年3月10日 (木)

仮面ライダーゴースト #21「驚異!眼魔の世界!」

公式サイト

眼魔(ガンマ)の世界にある体を消されてしまえば、マコト(山本涼介)も消滅する…。衝撃的な事実にショックを受けるタケル(西銘駿)は、マコトともに眼魔の世界へ行こうとするが、その方法が見いだせない。
アカリ(大沢ひかる)は大天空寺に同居する画材眼魔を調べ、眼魔世界に入る方法を見つけようとする。一方、マコトは「けじめをつける」ため、一人眼魔の世界へ。タケルもアカリの研究成果をもとにマコトの後を追おうとするのだが…。(公式サイトより)

アドニスは何のために一家全員を緊急召集したのでしょうか。
○眼魔世界が次のステップに進むことを宣言するため。
○一家勢ぞろいの画を撮りたかったため(汗

緊急招集したわりには、ストーリー及び画の描きこみ方が少なすぎて、次章へのターニングポイントとしての期待感や緊迫感が希薄。
仙人そっくりの長官が現れ、アドニスの決意を確かめただけで終わっちゃったのは、このシリーズらしい、詰めの甘い伏線の貼り方のように感じました。

眼魔世界を作ったのはアドニスらしい?というフリはインパクトがありました。
一体いつ、作り始めたのでしょうか。
眼魔世界の人々(人間ではないだろうけれども)は年をとらないみたいだから、はるか大昔、ということもあるかも。
人間世界とは接触を持ちながらもパラレル的に存在していたのが、最近になって何らかの理由で制覇を意図するようになった。
そのことにタケルの父、天空寺龍が気がついて・・・と勝手に推測。まあ、それほどストレートではないでしょうけど。
長官が仙人にそっくりな理由については、しばらく思考停止します。

自分には厳しく、弟のアランには甘いことが直接の原因なのかどうかはわからないけれども、アデルは不満を抱いている様子。
眼魔世界って完全な世界というより、神々の黄昏的世界だなあ。

画材眼魔改め、キュビちゃんは、タケルを眼魔世界に送り出す存在として登場したようです。
甲冑眼魔、格好いいキャラなんだけれども、登場して即洗脳されてしまったため、キャラが生かされなかった感じがして、ちょっと残念。後半最後くらいで洗脳、次回へ、って引っ張るくらいの時間が欲しかった・・・けれどもそうするとマコトと被りますね。
キュビかもしくは甲冑眼魔がイゴールと相打ちになるのでしょうか。あ、でも眼魔って倒されても存在は消えないんだった。うーん、モヤモヤする(汗
ディーピコネクト社のネタもまだまだ引っ張るようです。まだ何も明かされていませんが、イゴールが指揮しているから、人間たちの魂を集めることが最終目的なんでしょう。違っていたらごめんなさい(汗

マコト、眼魔世界に侵入した途端に眼魔を狙撃してました。眼魔世界とマコトの繋がりが謎のままなので、何だか乱暴に感じてしまったのですが・・・ああ、わかりません!(^^;;

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2016年3月 9日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第4話「リングに吼(ほ)えろ」

公式サイト

デスガリアンのプレイヤー・アミガルドが、人々を連れ去り“バトルショー”を開始した。仲のいい2人を強制的に戦わせるのをみて楽しむという残忍なショー。バトルに負けたものは樽に閉じ込められ、宇宙空間を漂わねばならない…。アミガルドに連れ去さられてしまったセラとレオも、“バトルショー”で戦うことになるのだが…!?(YAHOO!TV より)

本編より、次回の予告の方が気になってしまいました(汗
キリンさんみたいなアイテムじゃなくって、6人目なんだ。

仲良し同士が無理矢理戦わされる・・・定番のお話。
まだ各メンバーの絆、力関係を描いていない4話だと、まだ早いんじゃないかな、と思ったのですけれども、ゾウグリーンさん、タイガーシロさんときて、サメブルーさん&ライオンイエローさんのキャラ紹介回だったわけですね。
でも、各登場人物に親近感を持てるほど時間がたっていないので、バトってもあまりドキドキしなかったかも(汗

負けず嫌いのサメブルーさんはライオンイエローさんを格闘家として意識しているけれども、ファミニストなライオンイエローさんは本当に強い分、何も意識していないみたい。
で、イーグルレッドさんはというと・・・熱い奴であること、飼育・・・じゃない、まとめ役であること以外、ほとんど紹介されていない気がします。次回に期待。

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2016年3月 8日 (火)

真田丸 第9話「駆引」

公式サイト

北条・上杉の双方を信濃から撤退させることに成功した昌幸(草刈正雄)は、自らが大名となるべきか、あるいは国衆たちによる独立国家を作るべきか、大きな決断を迫られていた。いずれにしても、反目する室賀正武(西村雅彦)の協力が不可欠であった。一方、信繁(堺雅人)は、手段を選ばない父への割り切れない思いが消えない。梅(黒木華)の一言をきっかけに、信繁は誰にも思いもよらない「命を損なわない戦」のための策を練る。(YAH0O!テレビより)

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今回は、冒頭、北条が放った鷹が全てを俯瞰していた、という体が取られていました。
すなわち、すごく短い間に起きた出来事ということ。
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北条に押される徳川。
「全力でぶつかろう!」という脳みそ筋肉君の平八郎の意見は即却下。本多正信は、かつての武田の家臣で役に立つ者を引き入れることを提案します。それは、真田安房守。頷く家康。
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真田の郷にて。

「父上はひょっとしたら俺たちが考えていたより、はるかにすごい人なのかもしれないな。
思いつきだけで生きているのではないかと正直、思ったこともある。
だが、父上は先の先まで読んでおられた。大したお方だ。」

信繁に語る信幸。春日信達のことが引っ掛かって、素直に頷けない信繁。

確かに先の先まで読んでいるかも知れなけれども、思いつきの部分も多いように思います。既存の計画に囚われない、柔軟な思考を持っている、とも言えるでしょう。
でも、そのために回りは振り回されるわけですけれども・・・今回もね(^^;;

越後では、
「我らを裏切ったあの男だけは許せぬ。いずれ必ず成敗する。」
と、真田昌幸に怒り心頭の上杉景勝。
直江兼続は昌幸、信尹の方が気になる、と召し取ろうとしますが、もう逃亡した後でした。
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真田の下に、北条からの出撃命令が届きますが、
「放っておく。上杉に動きかあったとでもいっておく。
今は時を稼いで国衆をまとめる。
わしは大名なしの国をここにうちたてる。」

と、昌幸。

出浦に、大名になるのではないのか、と問われるも「いや、それは無理だ。」と。
家臣の高梨内記に、この信濃を治めるのは殿がもっともふさわしい、と勧められても
「分不相応じゃ。武田の旧家臣たちも、わしでは納得せん。」
と、取り合いません。

信幸は昌幸の考えを「素晴らしいではございませんか」と、大プッシュします。大名なし、というのが新しく響いたのでしょうね。
「力を貸してくれぬか」という昌幸に
「おぬしがそうしたいのなら、乗ってみよう。」
と、出浦。
今ひとつ乗り気ではないようですけれども、腹に一物持っている人物が多い中、出浦は義の持ち主であることを森長可のエピソードで見ているので、安心して見ていられます。関ヶ原までは、ですが。

しかし、国衆の寄り合いとなると、室賀をどうする、と出浦。
いつも真田と張り合おうとする男、室賀正武。しかし、小県では真田の次に力を持っている国衆です。室賀抜きでは、昌幸の構想は成り立たない。

「決して悪い男ではない。自分の領地を守るので精一杯なだけじゃ。」
と、出浦は室賀を庇いますが。

「そもそも顔が好かん。」

そこか~い(笑

一同、気が抜けたところで、そこまで一言も口を開かない信繁を心配します。
昌幸の、春日信達の一件でわしが気に喰わんのじゃ、という言葉に、キっと反応します。

「父上は思い通りにことを進めるためにはどんなことでもなさるのですか!」
「あたりまえじゃ。」
「他に手はなかったのですか!」
「ない。」
「春日殿は喜んで父上に従うつもりでした!」
「いい加減にしろ。」止める信幸。
「源次郎、お前は策とは何か、まだ知らんようじゃ。」
「知りたくありませぬ!」

言い捨てて、信繁は去っていきました。信尹につけたのはちと早すぎたか、と昌幸。

頑なな表情のまま、中庭を見やる信繁に、真田の屋敷を辞する出浦が声をかけてくれました。気配なく近づくのね。

「わしはお前の父親が治めるのが一番だと思っておる。
源次郎、春日の調略の件だが、信達にも非があった。あやつは恩ある上杉を不服に思い、おのれの意思で裏切った。自業自得とは思わぬか。」

「私の口からそれは言えません。」
「お前は優しすぎる。もっと強くなれ。」
.

不安定な精神状態の信繁を置いて、室賀の説得に赴いた昌幸、出浦、信幸、内記。

「北条を裏切る気か!お前は正気か!」

案の定、室賀はごねます。これまでの昌幸を見ていたら、ゴネて当然でしょう。

「お前も仲間に加われ。」説得する昌幸。ちょっと投げやりな風にも見える?
「馬鹿を言うな。断る。」
「おぬしも武田の旧臣、領地の全てを北条に差し出すのは、本意ではないだろう。」

出浦の言葉にくるりと背を向ける室賀。

「そんなことはおぬしらの心配することではない。」
「わかってくれい。わしは信濃をむざむざ他所の者に渡したくないのだ。それだけじゃ。」昌幸。

しばしの沈黙。

「今の言葉、嘘偽りはないだろうな。」
「信じれぬなら、もうよい。北条の下へ去れ。」
「武田が滅びてしもうてから、わしは織田、北条を渡り歩いた。
だが、今日の今日まで、この大名なら安泰だと思えたことが一度もなかった。」

「わしもじゃ。」
「誰にも従わず、国衆だけで信濃、上野を納める。相変わらずふざけたことを言いよって。」
「なに?」

「だが、」

破顔一笑の室賀。

「実に面白い。おぬしの考えにはじめて乗ってみるわ。」

「室賀殿が加わってくれるなら、これほど心強いことはない。」

手を組む二人。
.

その頃信繁は、おまんじゅうを持って慰めにきたきりちゃんを冷たくふり払って、ぼんやりと畑を眺めておりました。
そこへ、隣村からやってきた畑泥棒の退治から帰ってきた梅の兄、作兵衛が通りかかります。
最近は畑を巡っての揉め事が多くなった。信玄公の頃はこんなことはなかったのに。
「やっぱりぐっと引っ張ってくれる人がいなきゃだめなんですよ。お父上が信濃を治めてくれれば、こんな良いことはない。」
話を聞きながら、作兵衛が背負っていた野菜籠を何気に触る信繁。そこには血のりがついていました。

作兵衛、梅兄妹の家に寄った信繁。

「わたしの思ったことをゆうてもいいですか?」梅。
「それを聞きたくてここにいる。」
「春日様には申し訳ないことですけども、私はほっとしました。
だって戦さをしなくて済んだから。
戦さが起きないにこしたことはありませぬ。戦さが続けば畑が荒れて食べ物の奪い合いになります。
それに源次郎様には死んで欲しくないのです。
大切な人を戦さに送り出すのは辛いことなんですよ。最後の別れになるかもしれないのですから。」

「あの、わしもいいですか?」と作兵衛。
「戦さはやっぱり嫌なもんですよ。」
「お前もか。」
「そりゃ、殿のおためなら、命はおしゅうありませぬ、でもわしは、ここで畑仕事、している方がしょうにあっている。」

「戦さって勝てばそれでよいのですか?」梅。
「もちろん。」

「でも、それでみんな死んでしまって自分ひとりになってしまったら?大事なのは人の命をできるだけ損なわないこと。そんな気がします。
源次郎のお父上はそれをわかってらっしゃるのではないですか?」

「お前の命を守るためなら、私も智恵を絞れる、そういう侍になれば良いのだな。」
「源次郎様のお命も。」
「や、わしの命は別にいいよ。」作兵衛。
「あに様のお命も。」
「ようわかった。」
「差し出がましいことを申しました。」

いい感じになっている二人に遠慮して、作兵衛は席をはずします。

源次郎、梅の手を握りながら

「お前はなくてはならぬ人だ。」

いい感じになってます。
あとでヤフーの予告を見たのですが、この晩、恐らく結ばれたような気がします。えらく浮かれて部屋に戻ってきましたもんね。
きりちゃんが信繁の部屋で月灯りの中、ひとりポツネンとおまんじゅうを食べていたのが、象徴的。

梅ちゃんは優しいだけじゃなくって実に頭のいい人だなぁ。言葉の使い方がうまいです。
でもいい人すぎて、なんだかフラグが立っているような気がするのは気のせい?(汗

部屋に戻った源次郎は、棚?長持?にへばりついたおまんじゅうらしき異様な物体を発見しました。
それがきりの気持ち。
.

北条では氏直が真田が来ないことに激怒しております。
うーん、あくまでこのドラマ上のことですが、氏政ならともかく、氏直の配下になるのは、嫌かも。まだ青二才だし。

信濃では、真田と室賀が国衆たちを説得するのですが、反応はよくありません。
昌幸は、みな、大名の顔色を伺うことしかできぬ、情けない、とこぼしますが、室賀は
「根気良く説けば、誇り高き武田の旧臣ならわかってくれるはずじゃ。」
張り切っております。が、信幸がひとこと余計なことを。
「お気持ちは嬉しいのですが、あまり派手に立ち回ると、我らの動きを北条に悟られます。お気をつけて・・・」
「だまれ、こわっぱ!!わかっとるわい!」

信幸の言うことはいつも正論なんですけれどもね~。それが微妙にイラっとくるのかもしれません。

庭では、吹っ切れた表情の信繁が小刀を使って人を刺す練習をしています。
次男坊か、と声をかけた室賀に、父の申し出を受けてくれたことの礼を述べる信繁。

「おぬしの父親は好かん。」

「向こうも同じように思っております。」

深々と頭を下げながら呟く信繁。
聞こえたのかどうか、室賀。

「しかし、上杉や北条や徳川に、この領地を取られるよりましだ。
昌幸もわしもともにこの小県で生まれ育ったもの同士じゃ。
あいつがひとりでたつこともできた。よう、わしに声を。
おぬしの父上、中々の漢よ。」

嫌な予感がしますよ~。春日信達の時と同じ匂いがする・・・
.

嫌な感じを現実化する後押しをしたのは、出浦でした。

「おぬしには国を率いる力がある。今、信濃はからじゃ。北条も上杉も徳川もおらん。
そう仕向けたのは誰だ?おぬしだ。おぬしにはそれができた。
その才覚と度胸があれば恐いものはおらぬ、真田昌幸、腹を括れ。」

せっかく大名のいない国にする、と決めた父の決心を覆そうとする出浦に慌てる信幸。

「出浦様、お気持ちはわかりますが、父上はすでにかたまっております。」

「いや、そうでもない。」

「父上!」

「少し考えさせてくれ。」

あらら~(^^;;
.

再びおまんじゅうを持って信繁の下を訪ねるきりちゃん。
昨晩、帰りの遅かったことを問い詰めるきりちゃんを煩がる信繁、梅への熱い想い、そして信頼感を語りつつ、ふと。
「まさかとは思うが、私とお梅のことで怒っているなら、それはおかしいだろう、ここの間には(と、ふたりの間に手で幅を作りながら)、何もないんだから。」
「私だって好きでやっているんじゃないですから。父に言われたから、仕方なく。」
「仕方なくなら、しなくていい。」
きりちゃん、おまんじゅうを投げつけて去っていきました。
昨晩と全く同じところ、同じ形で。

おまんじゅうは小ネタなのですが、三谷さんらしいエピソードなのでメモりました。

きりちゃん、信繁と梅が相思相愛なこと、自分がお邪魔虫なことはとっくに気がついているのですけれどもね。
その切なさが全くわからない、信繁の邪険な言葉・・・まあ、仕方がないです。
この三人、これからどうなるのかなぁ。
.

信玄公を祭った部屋でひとり呻吟する昌幸。唯一、初心に戻って本気で悩む場所。

「お屋形様、それがしでよいのでしょうか。
わしにこの地を治めるだけの力はあるのでしょうか。・・・いや、この世に信玄公の代わりが務まる者などいるわけがない・・・。」

そこへ馬の嘶きと鎧の音が・・・思わず扉を開く昌幸。
すでに朝、徳川の書状を持った信幸が立っていました。

書状とは、援軍の依頼です。

「いっそ手を貸してやるのも面白いかもしれんの。」昌幸
「負けそうな方に手を貸すのですか。」信幸
「負けそうだからいいのじゃ。うまく行った時に恩着せがましくできるじゃないか。」

またはじまったか、と昌幸の策略好きをぼやく出浦昌相。

「では、徳川に従うのですか。」

「従うのではない、理由があるのだ。
信濃、上野を、この真田が治めるまで。」

「えっ?!」

「昌相、わしゃ、腹を括ったぞ。」

「そうか。ならば、昌相、今このときより、真田安房守殿の家臣としてお仕え申す。」

国衆連合の時より、はるかにさっぱりとした出浦です。でも信幸は・・・

「や、お待ちください、では国衆の寄り合いはどうなさるのです。」

「うん、あきらめた。」

「父うえ~!!」
.

早速徳川の下に信尹が参じ、見返りを提示。ただで味方についてもらおうなどと虫のいいことは考えておらぬ、と家康。舌先三寸?あやしいです。

「諏訪。」信尹。

「よかろう。」立ち去ろうとする家康に

「まだございます。甲斐に二千貫文相当の所領、さらに上野の沼田領を真田のものとはっきりお認め頂きたい。」

上野まで要求してくるとは。平八郎はもとより、正信も顔色が変わりますが、家康はいつもの感じで調子よく、天下の真田安房守が味方となってくれるならおやすいものだ、と承諾しました。

この時、家康がつい、約束した沼田領の安堵が、のちに家康と昌幸の間に大きな亀裂を生むのだが、それはまだ先のこと。(ナレーション)
.

さて、久しぶりに薫の寝所を訪れ、膝枕を甘えてねだる昌幸。嬉しそうな薫・・・だけれども、やっぱり理由はありました。
徳川にあれを出すことになった。
「あれ」。そこは夫婦。人質のことだと気がついた薫は固く拒絶します。

「あい、わかった。ではおやすみなさい。」

甘いムードをすかっと消し去り、とっとと帰っていく昌幸(苦笑
.

一方、真田の裏切りを知った北条氏政。
あせることはない、今は徳川との戦いが先。
「雑魚に関わっている暇はない。」

この氏政の判断が、のちに北条の運命を狂わせる。(ナレーション)
.

小県では、国衆たちが、真田が徳川についたことが引き金になって、次々と北条から離れ、徳川についていました。

気勢を上げて皆を鼓舞する室賀。

「室賀との、かなりノッておられるようです。」内記。
「そのようだな。」昌幸。
国衆の寄り合いの件、みんな徳川とのことはその布石と信じています、と信幸。

「少し、黙っていようか。」
昌幸。

「父上・・・」

本日三度目の「父上」です(恐らく)。信幸、大変。でも随分鍛えられました。作戦会議では真っ先に策を提案。
北条の要である内山城を攻めるという王道です。
「おそれながら。」
皆も納得しかけたところに、信繁が手をあげました。

「内山城が大事であることは北条もよくわかっているはず。おそらく死に物狂いで立ち向かってくるでしょう。激しい戦さになるのは目に見えております。
味方を余計に死なせては、勝ったところで意味がありません。」

大叔父、矢沢頼綱が反論しかけるのを、信幸がなだめます。嬉しそうな表情。昌幸も先を促してくれました。

「兵糧の道を断ち切ってやるのが一番。」

必ず通る小諸城を攻めることを提案します。

「小諸なら手勢が薄く、一気に抑えることができます。ここを抑えてしまえば、一切のの物が届かず、北条勢は孤立して餓えるのみ。
このあとは我らが手を出さず、徳川様の軍勢にお任せしましょう。
さすれば我らは無駄に味方の命を損なわず、戦さに勝てます。」

梅の言葉がしっかり体に入ったようです。言葉に力がありました。プレゼンにはとても大切なこと。

「おう、皆、見事な策ではないか。」

とっても嬉しそうな信幸。

「源次郎、よう、考えた。」

昌幸も目を細めてくれました。
皆も自分たちの被害を最小限に止める、という、この提案に大いに納得します。
ときの声を上げる室賀たち、国衆。

策士、源次郎の初陣、と言ってもいいでしょう。
真田一家の連携プレイといい、わくわくするエピソード、シーンでした。

でも、皆、昌幸が腹括ったこと知らないんですよね・・・(_ _);;

信繁の策は見事に成功、戦さの形勢は逆転し、徳川勢が優勢となり、北条は戦略の練り直しを迫られることに。
大喜びする家康と、とっても悔しそうな氏政。
.

「北条に泡を食わせ、徳川に恩を売った。」

そこそこご機嫌な昌幸。

「これで徳川と北条は当分もめ続けるでしょう。」信繁。

「この間に我らは力をつけるのじゃ。」

「はい!」「はい!」声を揃える兄弟。

「殿!」そこへ内記が書状を持って現れます。

「信じられん・・・」

読んで唖然とする昌幸。

「徳川と北条が手を結んだ。」

「えっ」「えっ」
.

和睦を持ちかけたのは氏政、それにつかさず家康が応えた。
戦線を押し返したとはいえ、北条の大軍を倒したわけではない。密かに頼みの綱としていた織田方は、とても援軍を出す状態ではなくなっていた。
それゆえ家康も北条の和睦を受け入れたのである。
昌幸が北条と縁を切ったわずか10日後のこと。
こうして、信濃と上野は徳川と北条でわけあうことが決まった。

ハグどころか顔を撫で回しあうおっさん二人。

そして真田は。

「真田の立場はどうなるのじゃ」

昌幸。

・・・わかんないです!!
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先日の「大名なしの国」の舌の根が乾かぬうちに、大名宣言をしちゃった昌幸でした~(^^;;

今週も濃いお話で、やっぱり長くなってしまいました。セリフを拾うのを続けるかどうか、本気で検討中。あと9ヶ月弱もあるし(弱気;;
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このドラマの昌幸は、遅れてきた戦国武将。信長によって整備されつつあった日本国では、国衆が大名になるのは至難のことでしょう。今、大名になっても大大名の思惑に振り回されるしかなさそうです。
あと百年早く生まれていたら、どうなっていたか・・・読み間違えて滅ぼされてしまった気もしますけれども(汗

先週の春日信達の挿話に引き続き今週も、信玄公が家臣はもとより民からも慕われる名領主であったこと、信濃の人々にとっては今もなお精神的支柱であることが伝わってきました。
信玄公は昌幸にとっては偉大な父のような存在。だから大名になることを迷っていた。勝頼の最期が頭をよぎったかどうか・・・

大名のいない国、国衆の寄り合いによる領地支配。一見理想的ですが、斬新過ぎて運営するのは難しそう。
今でいうところの法律などないわけですから、領民同士のいざこざが多発したら、国衆たちは自分たちの領民の利益を守ろするだろうから、あっという間に瓦解するでしょう。元の木阿弥です。
だから出浦や作兵衛は、切れ者で強いリーダーシップの持ち主、昌幸を大名に押すのですが・・・昌幸が大名になる決意を固め、徳川に所領をねだったことを国衆たち、特に室賀が知ったら小県内は大もめにもめそうです。

昌幸が北条の殿を命じられたときは、しんみりしていた室賀正武。
出浦の言う通り、彼もまた家、領地を守るために必死なだけです。

室賀さんの屈託のない笑顔がみれるのは、今回限りかも・・・

次回、「妙手」。上杉さんに頼み込む?

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2016年3月 4日 (金)

刑事フォイル 第23回、24回「不発弾」

公式サイト

1941年6月。爆弾処理班に所属する工兵のジャックがパブで騒ぎを起こす。偶然その場にいたサムが説得に成功するが、翌日、リバーズ巡査部長から法廷での証言を頼まれる。ジャックは彼の娘の婚約者だったのだ。一方、フォイルは沿岸部で暗躍する資材窃盗団の捜査に当たっていたが、警視監から扇動罪の疑いのある左翼の活動家を捜査するよう命じられる。そんな中、資材紛失が疑われている造船所に不発弾が落下する。

不発弾処理のために訪れた造船所で大金を見つけた工兵隊だが、その中の一人、アーニーが夜道で何者かに襲われる。一方、資材を盗んでいた男の名前は偽名だったことがわかり、フォイルたちが造船所に出向くも、彼は出勤しておらず、行方がわからない。また、フォイルは左翼の活動家の捜査より資材紛失の捜査を優先していたが、あらためて警視監から活動家の捜査をするよう強く命じられる。(公式サイトより)

BS放送の再放送を視聴しています。
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第3シリーズ最後にあたる今回の主な登場人物は。

不発弾処理任務に就いている若い工兵、ジャック。
同じく工兵で、不発弾処理中の事故で耳が聞こえなくなったアーニー。
彼らの上司、ハモンド大尉。

ジャックはドラマの準レギュラー、リヴァース巡査部長の娘、グエンの婚約者で、結婚式を2週間後に控えていました。

グエンはタルボット造船所で溶接工として働いており、サムの古い友人でもあります。
任務のストレスから、パブでいざこざをおこして起訴されそうになったジャックでしたが、裁判所での証言でのサムの弁護で救われます。
これが縁でサムはグエンの花嫁の付添い人を頼まれるのでした。しばらく疎遠だったみたい?

物資不足の中、きりつめてきりつめて結婚式をあげようとしているグエン。
元は溶接工の仕事は楽しい、でも賃金が男性の半分(だったと思います;;)なのには不満を感じています。

英国でも、そんなに違ったんだ、とちょっとびっくり。
一見レディーファーストの国でも、実はごく最近までかなり男女差別があったことは「イミテーションゲーム」などでも描かれてました。

人物紹介に戻ります。

タルボット造船所。見るからにこずるそうな兄と、体はでかいが頭の悪そうな弟が経営しています。
海軍の仕事だけ請け負っているそうですが、フォイルはこの兄弟を以前から知っており、なんとなく胡散臭く感じているようです。

それから威圧的な警視正。
かなり念入りな仕込みを作って資材窃盗団を追うフォイルに、今度ヘイスティングスにやってくる左翼思想家を扇動罪、もしくはスパイで逮捕できる証拠を見つけるよう、無理矢理命じます。

左翼思想家はターナー。画家の妻とともにヘイスティングのかなり高級なホテルに逗留しました。
彼に近づくのは、タルボット造船所の労働組合を組織しているウッドゲート。
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さて。

フォイルが渋々ターナーを見張る任務に就いている間、ポールは資材窃盗団の一員を追い詰めるのですが、逆に腕を撃たれてしまい、犯人は逃走してしまいます。
キンブルというその中年男は造船所で働いており、「資材窃盗団」ではなく、単独犯でした。
警察官を殺してしまったと思い込んだキンブルは中年女性・・・恐らく妻の家に逃げ込みました。
女性は、窃盗などの常習犯であるキンブルにあきれつつも、逃げれっこないのだからと、自首することを勧めますが、警察官殺しは窃盗とは罪の重さが違う、とびびっております。
本当にその警察官が死んだかどうか確かめてみなければ、と妻。事件がらみなので新聞にも載らないだろう、とキンブル。
それならば、情報を聞き出せそうな人物がある、と妻。

妻は造船所で働いており、グエンの同僚だったのです。
グエンが警官の娘と知っていた妻、早速グエンに探りを入れますが、本当に知らないから答えようがありません。
しょうがない、と去っていく女性をいぶかしげに見るグエン。
さすがは警官の娘、今までほとんど話しかけてきたことのない女性に、最近警察官が殺されたか、お父さんから聞いてない?などと聞かれて不審に思い、早速フォイルにその旨を伝えました。

ここからは早い。妻の家に捜査に入ったポールたちによって、キンブルは逮捕されます。
これにて資材盗難の件は一着なのですが、フォイルはこの事件からもっと大きな事件を解くヒントを得るのです。

資材窃盗で捕まったキンブルは実は偽名で、キンブルと言う人物はずっと以前に死んでいた。
身元も確かめずに雇ったタルボット兄弟に不審を抱くフォイル。
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一方、不発弾処理任務に就いているジャックは、ひとつ間違えば即死という仕事に大きなストレスを感じており、そのせいでパブで発砲騒ぎを起こしてしまったのですが、ハモンド大尉が頼れる上司であることが救い。
ジョークを口にしながらも不発弾を確実に処理するハモンド大尉、見るからに好漢です。
しかし、ある出来事が彼らを悲劇へと導いてしまうのです。

フォイルたちが資材窃盗を追っている頃、タルボット造船所に不発弾が落ちました。
落ちたのは、タルボット曰く、もう使っていないボロい倉庫(工場だったかも)。何故か入ってもらいたくない様子でしたが、不発弾を放っておくわけにもいかず、周囲は立ち入り禁止、ジャック、ハモンド、アーニーたち工兵隊のみが倉庫へ入っていきます。

不用品の山の中に突き刺さった不気味な巨大な不発弾。
そこで彼らは不発弾以外のものを発見してしまうのです。
それは普通に暮らしていたら一生かかっても手に入れることのできない、大金の札束。

タルボット兄弟が隠していたものです。まともな金でないことは一目瞭然。

国の役に立ちたいと志願し、日々、神経をすり減らして不発弾と取り組んでいるのに、報われていないと感じていた三人は、思わず手を出してしまうのです。

しかし、ジャックはすぐに後悔し、後の二人に警察に届けようと言うのですが、今更遅い、と聞かない二人。
一人先に帰ったアーニーは何者かにさらわれてしまい、翌朝、金のありかを聞かれたのでしょう、拷問の痕も痛々しい無残な遺体となって発見されます。

一刻も早く真相を警察に言おうと説得するジャックを振り切って、タルボット兄弟に会いに行くハモンド。
アーニーを殺したのはタルボット兄弟であると確信しているハモンドは、みつけた金額と比べればですが、ほんのわずかな口止め料と引き換えに金を返すという取り引きをします。

アーニーの事件について警察に呼ばれたジャックですが、何も言おうとしません。お金を隠匿しただけならまだしも、ハモンドがいる・・・

彼が隠し事を持っているのはあきらかで、グエンに説得してもらおうということになり、サムがグエンの元に行くことに。

急に結婚式の延期を告げるなど、ジャックの様子が最近おかしいと感じていたグエン。
警察に連れられていったことを心配していました。
ジャックの様子がおかしくなったのは、先日資材盗難があったタルボット造船所の不発弾を処理してからだと聞いたサムは胸騒ぎを覚えます。
アーニーは殺された。もしかしてジャックも危ないかもしれない。
ジャックが疑われていることを知り、悪いことをできる人じゃない、と訴えるグエンに、真相を話すよう、懸命に説得するサム。
サムがジャックを疑っていることに激怒しつつも、グエンはジャックの元へ行ってくれました。
そのかわり、サムは絶交を言い渡されてしまいます。
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あと、警察の人間としてはあるまじき行為までして、ターナーを落としいれようとするも、たちまちフォイルに細工を見破られていまう警視正などのエピソードがありましたが、主軸ではないので簡単に。
ターナーの妻と名乗っていた女性は、警視正の娘だったのです。
ターナーとはまだ正式に式は挙げておらず、娘が国家と相反する思想の持ち主と結婚することを心配する余り、結婚する前に二人を引き離してしてしまおう、というのが、警視正の本音でした。

娘を思う気持ちは良いとして、冤罪はやりすぎです。
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ここからは一気に結末を書きます。

タルボット造船所にあった大金は人件費の架空請求で手に入れたものでした。
キンブルの偽名行為を調べていくうちに、労働者の中にかなりたくさんの、すでに死亡している人の名前が入っていることがわかったのです。
軍に届けているのは400名。しかし実質は200名前後。
グエンたち女性の給料が安いことも、タルボット兄弟の金儲けの一環だったかもしれません。

スーツケースにお金を入れてタルボット兄弟に会いに行ったハモンドは、タルボットの手下たちに囲まれます。最初からハモンドを殺すつもりだったのです。
そのことを予測していたハモンド。この中にアーニーをさらった奴がいることを確認して「良かった」。
中身を確認しようとスーツケースを開けるタルボット・・・

そこへグエンに説得されたジャックの証言によって、フォイルたちが駆けつけます。

その時、タルボット兄弟やハモンドのいる倉庫が爆発・・・。
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盗んだお金はハモンドの兵舎からみつかりました。

ひとつ間違えば即死。7週間生き残れるかどうか、というぎりぎりの任務なのに、あまりにも上層部から軽視されていること、報われないことにかねてから不満を抱いていたハモンド。
もっと少ない金額だったら警察に届けたと思います。でも、あまりにも大金すぎました。まともな金ではないことは一目瞭然です。
なので罪の意識もあまり感じないままネコババしようとしたら、部下が無残に殺されてしまった。
部下を殺したのは自分、そして人のものをとったという良心の呵責。
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ひと段落してホテルで食事をとる、フォイル、ポール、サムに、旅立ちの挨拶をするターナー。
今まで警察に対する不信感で凝り固まっていたのが、満面の笑みを浮かべています。
その理由は、ソ連がドイツに参戦したから。

1941年6月22日、ドイツがソ連との不可侵条約を破ってバルバロッサ作戦を開始したのです。

これで味方同士、と握手を求めて去っていくターナーと恋人。
政情の変化によって警視正は、娘の結婚を許すのでしょうか?

サムはグエンとは仲直りできませんでした。さびしそう。

不発弾が多いのは精度が低いためだけではなかった。人心かく乱を狙って、わざと落としていたのだそうです。
ハモンドたちは敵の思惑にはまってしまったとも言えるでしょう。
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戦時下のヘイスティングスの日常を描きつつ、バラバラに見えたエピソードがより合わさってラストのカタルシスへと繋がる、フォイルらしい構成でありながら、誠意ある人物が破滅するまでを描いて、今までとは少し異質なお話でした。

ダンケルク、バルバロッサと戦争が進んでいくにつれ、日本にとっては破滅への最終ライン、パールハーバーの時が描かれるのが恐ろしかったのですが、次回からの第4シリーズは1942年3月に飛びます。

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2016年3月 3日 (木)

仮面ライダーゴースト #20「炸裂!炎の友情!」

公式サイト

画材眼魔(ガンマ)となら友達になれるかも。タケル(西銘駿)は画材眼魔にやさしく言葉をかけるが、「友達」の意味を理解してもらえない。そこへ現れたイゴール(山本浩司)は画材眼魔を“不完全”と消去しようと攻撃。しかし、タケルが身を挺して守りぬく。
タケルの行動に「友達」の意味を理解した画材眼魔は、タケルに向けて放たれたネクロムスペクターの強烈な一撃を体を張って受け止めた。眼魔の“友達”を傷つけられたタケルの怒りが爆発。ネクロムスペクターに立ち向かう!(公式サイトより)

一番びっくりしたのは、画材眼魔が死ななかったこと!
そういや、今までも眼魔って消滅しなかったです。
見事に引っ掛かりましたぁ。まずは消滅しなくて何より。
眼魔に乗っ取られた会社の件が片付くまでは残るのでしょう。イゴールが何をするつもりなのかは、全くわからないままでした。何か匂わしてくれてもいいと思うんだけどなあ。

さて、画材眼魔の奮闘もあり、カノンとともについにマコトを取り返したタケル。
まさか信長が手を貸してくれるとはね、これも意外でした。

マコトの体は眼魔世界にある、ということが明らかにされました。
ということは、今のマコトは魂だけってことなのかな、それとも何か物質的な関与があるのだろうか。
眼魔が見えているってことは、まあ死んでるに近い、ということでしょう。
生き返ったカノンには眼魔は見えない。でもスペクターとなったマコトが戦っているのは見えるのね。あ、それはアカリのクモランタンがあったからなのかぁ。
見えたり見えなかったするのが、ややこしさを加速している気がする。そもそも眼魔ってなんなの、と根本的な突っ込みを入れてしまいました(汗

でもって仙人と一緒の顔をした長官登場。
謎はどんどん深まる、というか散らばるばかりです。
どっかで一辺整理してくれないかなあ(滝汗

ともかく、話の中心はアランからマコトへと戻りました。
アランとマコトに振り回されるタケル。自分の寿命のことを考える余裕もありません。
でも、先週から1日しか経ってないのね。なるほど。

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2016年3月 2日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第3話「帰りたいけど帰れない」

公式サイト

ジューランドに戻るため、6つ目の“王者の資格”の行方を探すジュウオウジャー。そんな中、アムが、それらしきものを見つけたと、大和を連れていく。ところが、アムは真剣に探す気がないようにみえる…。そんな中、デスガリアンのプレイヤー・ボウガンスが出現し、人間の乗り物を標的に狩りをはじめる!(YAHOO!TV より)

走る車を次々と一撃で破壊していくボウガンズ、酷いな~。あれじゃ皆即死ですやん。
それなのになぜイーグルアカさんたちが乗っているバスは一撃で爆破しないんだろう、一撃で破壊できない特別な理由もなかったし・・・って、それじゃお話にならないと思いつつ、呟いてしまいました。
最近はこういうあからさまな主人公たち偏重の描写が少なかったので、ちょっと雑な展開のように感じてしまったのです。
まあ、でも懐かしいというか、昭和なテーストなのでしょう。
イーグルアカさんのファッションも昭和だわ(笑

タイガーシロさん、前向きキャラというか、天然ぶりっこキャラなんですね。ゾウグリーンさんと言い、早め早めにキャラ立てしてきています。わかりやすい。でも、女子には好かれないタイプですな(^^;;
お買い物、イーグルアカさんってお金持ちなの?
ファストファッションとしても、あれだけ買ったら結構な額になると思います。それも全部置いていくとは・・・いや、戦闘ですから仕方がありません。あとで回収したのでしょうかね・・・なんて、無粋な感想ばかりでごめんなさい(_ _);;

「王の資格」以外にもキューブがあって武器としてジュウオウキングをサポートする。
なるほど、こうして次々とおもちゃが増えていくのですね~(汗笑
今回も合体シーン、面白かったです。

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2016年3月 1日 (火)

真田丸 第8話「調略」

公式サイト

北条氏政(高嶋政伸)と上杉景勝(遠藤憲一)。織田軍が撤退した後の信濃をめぐって、川中島を舞台とした大大名同士の直接対決が迫る。真田昌幸(草刈正雄)は上杉に臣従したように見せかけ、北条への寝返りを図る。昌幸の命を受け信繁(堺雅人)は上杉軍に潜入。旧武田家臣の春日信達(前川泰之)への調略に挑む。父の期待に応えようと奮闘する信繁。しかし、昌幸の策には、信繁にも明かされていない真の狙いが隠されていた…(YAH0O!テレビより)

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セリフは概略です。
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満を持して動き出した北条。
北条が攻めてくるのではないかと気が気ではない家康に、碓氷峠へ向かった、すなわち北条の次の狙いは信濃である、と本多正信。
北条の動きに怒り心頭なのは、上杉景勝。
「上杉の強さを忘れたようだな。毘沙門天の御名にかけて、成敗してくれる。」

そして真田昌幸は。
春日信達の調略のために海津城に赴いた信尹たちからの知らせをぎりぎりまで待つ、と動きません。

信繁は信尹の下で調略を学ぶき満々です。
「叔父上のようになりとうございます。」
そんな信繁に、兄上もおかしなことを考える、と信尹。
自分たちのやり方を、この目を輝かせている若者に見せるのか、見せていいのか・・・この言葉の重さをまだ知らぬ信繁。

初対面の春日と酒を酌み交わす信尹と信繁。
ちなみに信繁は、万が一の時のために、上杉家には信尹の息子と紹介されています。

春日信達は元武田家臣。この海津城は元々春日の城でした。
上杉では武田家の者は何かと冷遇されているのではないか、春日殿さらば一国一城の主になれるでしょう、という信尹の誘い水を、自分を拾ってくれた上杉に感謝している、と取り合わない春日。
さら追い討ちをかける信尹。
「ここだけの話にしていただきたい」と真田昌幸が上杉を見限って北条につく旨を知らせ、春日を誘うのです。
「上杉は死に体。北条につかれよ。」
一瞬唖然とする春日でしたが「同じ武田家臣の好、今の話は聞かなかったことにする」と去っていきました。
誠実そうな春日を見て、上杉を裏切るとはどうしても思えない、と信繁。しかし信尹。
「だが、目はある。」
え?と信繁。
「その気がないなら逆に話を受けたふりをして出て行く。そしてお屋形様に伝える。わしならそうする。もう一押しだ。」
「では、そのひと押しを私にやらしてください。」

申し出た信繁は、まず春日に自分が実は昌幸の息子であることを明かします。
昌幸とは戦友、と驚きつつも喜ぶ春日。
昌幸の息子ということで、少し心を開き、ここに至るまでの心情を語ります。
上杉には恩がある。織田があんなことになって途方に暮れていたいたところを景勝様が拾ってくれた・・・

「では、信玄公に対する恩はどうなるのですか」
武田家臣繋がりの縁を使って、上杉の恩より、武田への思いをかきたてようと試みる信繁。

春日の父、高坂氏は信玄公によって百姓の身から引き立てられ、家老までのぼりつめられた。
そもそも、上杉は春日を守ってくれたわけではない、織田が手放した北信濃を手に入れようとしただけ。今は駒として、敵の目前に置かれているにすぎない・・・しかし。

「もう、いい!二度とわしの前でこの話はするな!」
春日は怒って去って行きました。

様子を見ていた信尹は「理屈が立ちすぎた」と。
「人は理屈で固められると、心を閉ざす。焦りは禁物じゃ。」
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真田の郷では、信尹からの知らせが遅いことに「まずいのう」と昌幸。
「あまり引っ張りすぎるとわしの出て行く機会がなくなる。」
で、しかたがないのう、と北条氏直の陣に赴くことを決断します。
「なんとかなるじゃろう。」

見送る妻、薫に、殿は窮地を楽しんでおられる。どこまでも不思議なお方です、と内記。

岩櫃城を預かる信幸の下に、昌幸から、上杉を見限り、北条についた、という知らせが届きます。
唖然とするしかない信幸。
.

「遅い!」

氏直は、遅れて参上した昌幸にご立腹。出浦が取り直したのも気に入りません。たかが国衆が、と思っているのでしょう。
そこで、春日を寝返らせた、と切り出す昌幸。
あれ、フライング。でもこれくらいのことではもう見ている方も驚きませんよ~・・・(汗

しかし、せっかくの手土産も出すぎた真似、と気に喰わない氏直。
自分が率いる北条が信用できないのか、というところでしょう、こうなると、昌幸の全てが気に喰わない、追い帰そうとした時に、小田原にいるはずの氏政が登場。昌幸との初対面です。
春日を引き込んだ昌幸を武田の猛将としてよく知っている、と手放しで褒めちぎり、春日に海津城を与える約束をしたためることを了承します。

実は氏政は昌幸のことなどよく知らない、すぐに天狗になる息子、氏直の手綱をひきにやってきただけ。
さすが、息子のことはよくご存知で。こちらも相当な狸です。

確かに父、氏政の下にいた時は割と普通の青年だった氏直でしたが、戦場を任された今は相当図に乗っております。
細川さんだものね(笑
.

昌幸が北条に寝返ったことは上杉にも伝わりました。
当然責められる信尹、ピンチ。しかし。

「兄と弟、常に思いがひとつとは限りません。」と、今まで上杉との間を取り持った自分の苦労を水の泡にした兄には愛想がつき、と。信繁も合わせます。父がフライングするとは予想していなかっただろうから、アドリブでしょう。
「父上同様、叔父、昌幸にはあきれました。」
でも、目が泳いでいます。それを鋭く見つめる兼続。
「こうなったからには、親子ともども、上杉に骨を埋める覚悟でございます。」信尹。
「嬉しい言葉じゃ。」
景勝さん、良い人過ぎる・・・

「急がねばならん。」
なんとか一時しのぎをしたあと、春日に再度北条につくよう説得する信尹、信繁。

北条が、この戦に勝てばこの海津城を正式に帰すと言っていることを伝えます。これもフライング。
信尹の言葉に驚く春日。

「なんだと、父上が守ってこられたこの海津城を!」
「上杉の下では如何に働いても城代どまり。それはおぬしもわかっているはず。
春日殿、北条を勝利に導いて、父上の海津城を取り戻せ。亡き父上もそれをお望みのはずじゃ。」

「・・・今でもたまに思う。
武田さえ滅んでいなければ、こんな苦労はしなかった。わしも、おそらくはそなたの父も。
信玄公がいかに大きかった、ということじゃ。九年前、信玄公が亡くなられた時、わしら家臣も死んだのだ。」

ここで信繁。

「いえ、死んではおりませぬ。わが父、真田安房守昌幸は沼田の城を、岩櫃の城を死に物狂いで取り返しました。
春日様、北条の下で海津城を取り戻し、武田の無念を晴らしてください!
それでこそ、父上の面目も立つというものではありませぬか!、春日様!」

本心からの説得には、力があります。
ついに頷く、春日。
その表情には裏切り者の苦悶はなく、城を取り戻す、父の面目を保つ、そして武田の恩に報いる、という新たな目標に輝いておりました・・・(つД`;)

昌幸から、春日に海津城を渡すという、氏直の起請文が届きます。素直に喜ぶ信繁。
しかし起請文を手にした信尹。

「源二郎、おぬし、わしのようになりたいと、いつぞや申しておったな。」
「はい!」
「これだけは言っておく。わしのようにはなるな。」

これがどれほど重い言葉であるか、信繁はまだ知らない。
.

霧がたなびく川中島。千曲川を挟んで対峙する北条、上杉軍。
北条軍の下へ、山に向かって動いている上杉軍がいる、と情報が入ります。
途端に、兵の数にそんな余裕はないはずだが、まだ力があるのか、と弱気になる氏直。それだけ上杉の強さは轟いているのでしょう。

でも、その情報を流したのは、昌幸の命を受けた佐助だったのであります。

霧が晴れ、対岸に陣取る上杉軍が姿を現しました。
その先頭には、なんと、磔にされた春日信達。

昌幸の策は敗れた。怒り狂う氏直。
その氏直に、策、破れたりとは言え、戦は勢いが肝心、上杉を叩くなら今、とこのまま攻めることを進言する昌幸でしたが、氏直が聞くわけがありません。
甲斐に徳川が入った、という知らせも入りました。
「もし上杉に手こずってその隙に甲斐をとられたら、なんとする。」
対して、しつこく退くことに反対する昌幸。へそ曲がりなお坊ちゃまは・・・
「決めた、ここは兵を退く。」

退くと決めた氏直に、引き際、すなわち殿(しんがり)の難しさ、危険さを賢しらげに述べる昌幸。
殿を命じられてしまいました。
「少しは役に立て。」

いつもは何かと昌幸と対立する室賀も、さすがに気の毒そう。
「目論見が外れたな。せめて殿を立派につとめて、汚名を返上せよ。生きて帰ったら、また会おう。」
いつもの憎々しさに似合わず、しんみりと去って行きました。
少し変化した室賀の態度は伏線になるのでしょうか?

さて。

残された昌幸と出浦。

「うまく操ったな。」出浦。
「北条氏直、わかりやすい男よ。わしの逆のことしか言わん。」

おっさん二人の悪巧み漂うシーン、素敵です(^^;;
.

北条は上杉との戦いを避け、甲斐に向けて南下、ところが一方の上杉も家臣、新発田重家の反乱鎮圧のために越後に戻っていった。(ナレーション)

上杉と戦うはずの北条が一転、こちらに向かってきたものだから、家康は大慌てなのでした。

海津城を三十郎をともに逃れた信繁。
兵が退いた、平和な地を見ながら、回想します。

昨晩、信尹から起請文を渡されて喜ぶ春日。信繁も和らいだ表情をしております。

「思えばわしは幼い頃、父に連れられてこの城を・・・」

背後から迫り、春日の腹を貫く信尹。

「許せ。」

春日信達は言葉を残す間もなく、絶命してしまいました。

唖然とする信繁。
信尹は、春日が刀を抜いたように細工、景勝、兼続たちに、春日がが怪しいものを入れていたことを目にし、問い詰めたところ、斬りかかってきたと説明しました。

起請文が証拠となって、信尹の言葉を信じた景勝。しかし兼続の視線は鋭いままです。
そのことに気がついている信尹。兼続に信用されていない。このカラクリもいずれはばれる、自分のことはなんとかなる、と信繁二人を逃がします。

磔にされた春日に手を合わせる信繁。
そこに景勝が通りかかります。

「これは武田の出であることを気にしていたが、わしはそんなことで家臣をないがしろにする男ではない。」
「海津城の守りを命じられたことが、相当悔しかったようでございました。」
「それだけこの海津城が大事な城だからだ。春日より他に相応しいものはおらぬ。上杉を支えてくれる男だと思っておった。
越後では家臣が謀反を起こした。
つくづく人の心はわからぬものだな。」

回想から戻った信繁。

「すべては父上と叔父上の考えた策だったんだ。
春日殿を裏切らせ、そして裏切り者として始末させる。
その挙句にどうなった。北条は兵をひき、父上は殿として残った。
そうなるために、父上と叔父上は春日殿を利用したんだ。

三十郎、俺は、あの人たちが恐ろしい。」
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昌幸の下にそろって戻った兄と弟。二人とも釈然としない顔つきです。

「しかしわからん。いったい父上は何がなさりたいのだ。」
「信濃から北条は兵を退き、上杉も越後に戻りました。北条が南へ向かったことで徳川も動けなくなった今、信濃はからっぽです。
恐らく、父上の狙いはそこでは。」

昌幸が加わります。
昌幸の注いだ酒を、何ともいえぬ表情で呑む兄弟。以前は、きらきらと昌幸の一挙手一投足を見ていた信繁の目に陰りが見えます。

まず、信繁の春日調略を褒める昌幸。

「父上、どこまで狙いだったのですか。」信幸。

「すべてじゃ。

北条のバカ息子がわしの蒔いた餌に釣られて上杉との戦をあきらめ、徳川に転じた。
これで信濃を狙っていた徳川の動きも封じられた、
越後の謀反も耳に入っていたゆえ、上杉が攻めてこないこともわかっておった。
すべては計略の内じゃ。」

地図を広げて見せる昌幸。

「北条は去り、上杉も兵をひいた。徳川も織田もおらん。
今、このとき、信濃は誰のものでもない。」

「はい」兄弟。

「このときを待っておった。」

「ひょっとして父上は大名になられるのですか?」

「なりたいのぅ・・・しかし残念だが、わしにはまだそれだけの力はない。」

「では?」

「これより、信濃は、わしら信濃の国衆が治める。
一人では無理だが、国衆たちが集まれば、ひとつの大きな力になる。

そもそもここは武田の領地じゃ。元武田の家臣が治めるのは当然じゃ。
北条がなんじゃ、上杉がなんじゃ、大名なんか、いらん!!

わしらだけの国をつくるのじゃ

「昌幸がその時思い描いていたのは、国衆だけの独立国家であった。自分にしか思いつかぬこと、昌幸はそう考えていた。
だが、彼はこの男をわすれている。」

というナレーションがあって、いくさ支度をしている家康登場。

「正信、ひょっとするとこれは全て真田の策ではないか。」
「もしそうなら、真田安房守はおのれの兵を一兵も使わずに、信濃から上杉、北条を追い出したことになりますな。」
「そのしわ寄せで、わしは北条と戦う破目に。」
「だとすれば、恐ろしい男でございます。」

「大名でもないくせにわしらを振り回しおって。奴の狙いはなんじゃ・・・
いや・・・まさか・・・」

そんでもって「きつい、きつ~い」で次回へ(笑

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梅ちゃんに、人質救出を、多分に少女漫画的に脚色して話すきりちゃん。
梅ちゃんへの対抗心もあるだろうけれども、自分の願望を語って聞かせたって感じです。

きりちゃんが帰った後、ため息とともに薪割りナタを薪割り台に突き刺した梅ちゃん。あんまり力は入れてなかったように見えましたが、意外と深く突き刺さっており、梅ちゃんが力持ちだったことを思い出しました。それができる黒木さんもすごい。

梅ちゃんはきりちゃんの話を信じているようには見えませんでした。困ったお嬢ちゃんだな、くらいな感じ?
万が一信繁がきりを選んだとしても、何か言える身分ではないですしね。

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とても重かった今回。
息抜きは家康&正信コンビと作兵衛&梅兄妹でした。

「北条のやつら、蹴散らしてくれる」と言って出征していく兄、作兵衛に
「兄さま、違います。敵は上杉。」と梅の鶴の一声。
「もう、わからなくなった。とにかく攻めてくる奴が敵じゃ!!」

そりゃそうだ(笑
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最後の昌幸のセリフだけ書きとめようと思っていたのですが、春日信達の心情があまりに憐れで、思わず長くなってしまいました。
感想を仕上げるのにも二日かかっていまった・・・次回からはセリフの量を減らしたい、けれどもまた思わず書きとめちゃうんだろうな(大汗
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昌幸の黒さ爆発。
信尹も凄かった今回は、いつにも増して含みが多く、とっても見応えがありました。

ほぼこの回しか登場しなかった、いわばゲストの春日信達のキャラがよく作りこまれていたことで、真田の策謀が際立ったと感じました。
アホぼん氏直、狸な氏政、そして情に厚い景勝、冷静な兼続の動かし方も上手く、話に厚みを感じました。
あと家康にきり、梅・・・45分によく収まったです。すごいです。

北条、上杉、徳川の動きをすべて把握していた昌幸。
氏直の性格ももちろん計画の内です。あの後氏政に怒られそう。どうなんでしょうか。

信繁が、元武田の家臣であり、戦友、そして自分と同じく武田、織田がいなくなって苦労している昌幸の息子だからこそ、心を開いた春日。
それこそが信繁を遣わした昌幸の狙いであることに、信繁も気がついていない。信幸の時と同じです。信幸の真剣さ、信繁の純真さが必要だったのです。

事実、春日を説得するために信玄公の恩を引き合いに出したけれども、信玄の恩を実感したことのない信繁の言葉には実がありませんでした。
しかし、春日の苦労に昌幸の苦労を重ね、昌幸を思う気持ちには真実があった。だから、春日は動いた。

自分の言葉が春日を死に追いやったことに愕然となる信繁。
しかし、そうしなければ、真田は戦火に巻き込まれていた。
命のやりとり、やるか、やられるか。

調略の真実をみせつけられた信繁。戦国の世ではよくあることもわかっている。しかしまだ心柔らかな青年にはショックだったでしょう。

策を練った昌幸。自分たちが思っていた以上に切れ者の父を見つめる兄弟の、反発、畏怖がない交ぜになった眼差しが絶妙でした。
昌幸からの杯を投げつけて・・・なんていう現代的感覚のベタな演出でなくって良かったです。去年までの大河ならあり・・・ごほっ(滝汗

佐助の偽証言で、上杉の勇猛さがどれだけ恐れられていたかを描いたのも、そつがないというか、丁寧。
春日が謀殺されることは半ば予期していたのですが、ミステリ仕立ての流れにまんまと乗せられて、驚かされてしまいました。特に磔の登場の仕方はショキングでした。

合掌。

北条は去り、上杉も兵をひいた云々、という内容のセリフが、正信を合わせるとも四度も繰り返されました。
誰のものでない信濃、ということが今後のキーワードとなるのでしょう。
そして家康はどう出るのでしょう。この人も喰えないからなあ。

次回も楽しみです!

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