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2016年2月13日 (土)

残穢 ー住んではいけない部屋ー:映画 

2016年 日本 107分 

Photo_2

公式サイト

原作:小野不由美「鬼談百景」(角川文庫)、「残穢」(新潮文庫)
監督:中村義洋/脚本:鈴木謙一/企画、プロデュース:永田芳弘/プロデューサー:池田史嗣/撮影:沖村志宏/照明:岡田佳樹/美術:丸尾知行/音楽:安川午朗
出演:竹内結子、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、山下容莉枝、成田凌、吉澤健、不破万作、上田耕一

小野不由美による第26回山本周五郎賞受賞の同名ホラー小説を「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督により映画化。小説家の「私」に、読者である女子大生の久保さんから届いた一通の手紙。「住んでいる部屋で奇妙な音がする」とい書かれたその手紙に、好奇心から「私」と久保さんが調査を開始する。そこで明らかとなったのは、その部屋の過去の住人たちが転居先で自殺や無理心中、殺人などさまざまな事件を引き起こしたという事実だった。彼らは、なぜその部屋ではなく、さまざまな別の場所で不幸に遭ったのか。「私」たちは、ある真相にたどり着き、さらなる事件に巻き込まれることとなる。主人公の「私」役に竹内結子、久保さん役に橋本愛と人気女優が共演し、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一らが脇を固める。(映画.comより)

@MOVIX

極力ネタばれなしの簡単感想です。

ホラー小説は好きなのですが、ホラー映画は得意ではありません。
しかし、原作は両方とも読んでおり、どう映像化されているのか知りたくて観にいきました。
それに「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」を観に行った時にわかったのですけれども、ホラーは部屋で観るより、映画館で観た方が怖さを引きずらない(汗

原作「残穢」は、そのものをほとんど描いていない、探偵譚とも、一種の説話譚とも言える、淡々とした長編。
なので、映画化にあたっては、映像的な恐怖を盛り込むために話をあざとくするのでは、という不安を持っていたのですけれども、原作の淡々さを生かしてうまくまとめてあったと思います。
原作を読んだ時に感じた後味の悪さ、無限に広がる恐怖は伝わってきました。

ああ怖かった、で終わるタイプのホラーではなく、澱のように恐怖が残る映画です。日本人のDNAを揺さぶる、恐怖。
.

住まいに関する祟り。それは人やモノを介して拡散していく。
VHSテープの祟りより怖いです。
なぜなら、土地、もしくは住居は、人が生きていくためには絶対必要なものだから。
日本人のDNAにすり込まれている土地に対する信仰心、執着心が恐怖の源。自分の居場所に対する信頼がなくなる、それは限りなく不安で薄気味悪い。
原作及び映画でも語られていましたけれども、土地に何代、何十代も前の思念が残っていると感じたならば、日本中のどこにも住めなくなるのです。
そんなの、気の持ちよう・・・と言いきってしまえる日本人は少ないでしょう。
だから皆、無意識的に土地の禁忌から目を背けている。その禁忌を改めて突きつけてくる映画でした。

欧米ではお化け屋敷が人気物件になっているそうです。
彼らにはこの映画の恐怖は理解できないかもしれません。
日本人が、彼らの悪魔に対する恐怖心を理解できないのと同じく。

ヒロインが絶叫したり、逃げ惑ったりしないことが、雰囲気と相まって余計じわっと怖かったのですけれども、視覚的怖さを求める人には、物足らないかもしれません。いや、物足りないでしょうね、きっと。
動きも少ないですし、ソレのシーンは、はっきり言って拙ないと思いましたし。「世も奇妙」っぽくもありました。

まあ、もっと怖く撮ることもできただろうと思うのですが・・・ビビリの自分には、これくらいで丁度良かったです。原作にもショッキングなシーンはほとんどありませんから。
なので、原作の後日談的な映画オリジナルのラスト・・・編集部のシーンだけは蛇足に感じました。
これくらいはやっておかないと、っていう意図を感じて、ちょっと醒めてしまったのです。
観客の想像力をもっと信頼して欲しかったかな。
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残った穢れ(けがれ)と書いて、残穢(ざんえ)。ホラーのような予告だったけど、内容は謎解きサスペンス。テンポよく展開も早く飽きさせない。。謎解きについて聞くのは大変だけ ... [続きを読む]

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