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2016年2月26日 (金)

俳優 亀岡拓次:映画

2015年 日本 123分

Photo

公式サイト

原作:戌井昭人「俳優・亀岡拓次」(文春文庫)、「のろい男 俳優・亀岡拓次」(文藝春秋)
監督・脚本:横浜聡子/撮影:鎌苅洋一/照明:秋山恵二/録音:加藤大和/音楽:大友良英
出演:安田顕、麻生久美子、宇野祥平、新井浩文、染谷将太、浅香航大、杉田かおる、工藤夕貴、三田佳子、山崎努、大森立嗣、野嵜好美、不破万作、戌井昭人、金子清文、平田薫、中沢青六、鈴木晋介、日向丈、メラニー、ガルシア・リカルド

人気演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、幅広い役柄をこなすことで注目される安田顕が脇役俳優役で主演し、不器用だが愛すべき男が巻き起こすユーモラスでハートフルな物語を描く。映画やテレビでよく見かけるが、作品名や本人の名前もすぐにはパッと浮かばない……そんな脇役俳優として活躍する亀岡拓次。泥棒やチンピラ、ホームレスと演じた役は数知れず、大作から自主映画まで、声がかかればどんな役でも応じる亀岡は、監督たちに重宝される俳優だった。お酒が趣味で、撮影現場と酒場を行き来する毎日を送っていた亀岡は、ある時、居酒屋の女将に恋をしてしまい……。自身も劇団を持ち、俳優としても活躍する作家の戌井昭人による小説「俳優・亀岡拓次」を、「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督が映画化。亀岡が恋に落ちる居酒屋の女将役を麻生久美子が演じるほか、染谷将太、工藤夕貴、三田佳子、山崎努ら豪華キャストが共演。(映画.comより)

@京都シネマ

ネタばれなしです。

原作未読です。この監督の作品は観たことがありません。
地味な方のチラシを見て、映画館まで行かずともDVDでもいいんじゃないかな、と思っていたのですが(ごめんなさい、でも、本音です)、その後予告編を見て、コメディ映画として期待できそうなので、観に行きました。

笑える箇所がいくつもあり、ほのぼのともしていたのですけれども、シュールさの方が印象に残りました。
亀岡拓次の心象風景を映像化したシーンが多かったためでしょう。
楽屋落ちネタは、あるようで、あまりなかったです。インディーズっぽさを狙った作品のようにも感じました。

ベタなコメディを思わせる予告編に釣られた人(汗)は多かったみたいで、小さい劇場とはいえ、2/3くらいは埋まってました。ほんと、大成功な予告編です。
観客のほとんどが50才以上。後ろに座られた人が、たまたま出会った友人に「問題作も見なきゃ、と思うのだけど、なんかほっこりしたくて」と話しておられたのを小耳に挟みました。

あと、公式サイトの「キャスト プロフィール」も、鑑賞意欲をそそるように作ってます。うまいです。

ちなみに公式に載っているキャストのほとんどは、友情出演的なワンポイント出演、中には姿を見せない人も。
麻生さんもワンポイントかと思ったら、さすがに話を〆る存在として、ちゃんとストーリーがありました。
というか、麻生さん演じる室田安曇と亀岡拓次の仄かな恋バナくらいしかストーリーらしいストーリーはないのですけれども。

思わず噴出してしまうセリフも多く、また、亀岡拓次のリアルな生態は場内、ウケていました。
しかし、わかりやすい笑いで観客に寄り添ったかと思うと、次の瞬間、心象風景に唐突にチャンジして、突き放す。
流れとしては、昔のミュージカル映画のような感じ。
ミュージカルは「突然、歌いだす」のですけれども、この映画は「突然、お芝居が始まる」。
このお芝居のシーンが現代劇というか、シュールなので、戸惑う人もいたんじゃないかな、と思いました。
ほのぼの、と書きましたが、ひんやりとした感触も受けました。戸惑わせ、ひんやりさせる映像が緊張感を生んでいたように思います。

戸惑いを感じつつも、安田さん演じる亀岡拓次から漂う、ずっと脇役をこなしてきた空気感で最後まで見せてくれた作品だったとも言えます。

例え出番はわずかでも、この人がいるだけで現場が安定する、皆から信頼される俳優。
卑屈でもなく、気負っているわけでもなく、夢を捨てているわけでもなく、いわゆる"ヨゴレ゛では決してない、愚痴も一切言わない。でもどこか、醒めているかもしれない・・・

大御所監督とのエピは、脇役伝説のひとつなのでしょうけれどもジンとしましたし、舞台の大女優の一言も重く、その言葉を受け取った亀岡拓次のポツネンとした姿も印象的でした。

後、懐かしい雰囲気を取り混ぜた大友さんの音楽の使い方も良かったです。映像をうまくリードしてました。

ストーリーテラーというか、話の展開で驚かせてくれる作品の方が好みなのですけれども、過剰な湿り気の一切ない、ナンセンス感覚は面白く感じました。
監督のテンポ感、世界観を共有できる人は癖になると思います。

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