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2016年2月19日 (金)

キャロル:映画

2015年 アメリカ 118分 PG12

Photo

公式サイト

原作:パトリシア・ハイスミス「キャロル」訳:柿沼 瑛子(河出文庫)
監督:トッド・ヘインズ/脚本:フィリス・ナジー/製作:エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー、クリスティーン・ベイコン/製作総指揮:ケイト・ブランシェット 他/撮影:エド・ラックマン/美術:ジュディ・ベッカー/音楽:カーター・バーウェル/編集:アフォンソ・ゴンサウベス
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、ジェイク・レイシー、カイル・チャンドラー、ジョン・マガロ、コリー・マイケル・スミス、ケビン・クローリー

「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが共演し、1950年代ニューヨークを舞台に女同士の美しい恋を描いた恋愛ドラマ。「太陽がいっぱい」などで知られるアメリカの女性作家パトリシア・ハイスミスが52年に発表したベストセラー小説「ザ・プライス・オブ・ソルト」を、「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化した。52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。テレーズ役のマーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

ケイトのファン、ルーニーも好きなので観に行きました。
少しネタばれを含みますが、具体的なエピは書いていません。

実に丁寧なラブストーリーでした。
今でも理解されがたい同性愛を、50年代のNYの街並、ファッションで彩った美しい映画でもありました。

頭の天辺から足の爪先まで女性である二人が、恋に落ちる。性を超えた恋愛です。
セクシャルな欲求を持ち合うことは理解しにくかったけれども、「魂の片割れ」を求める切なさには深く共感できました。

キャロルが夫を嫌うのは、夫、ハージーが男であることもだけれども、自分のルールを押しつけてくるだけの、理解しがたく、許しがたい人間だから。

相手のことが理解しがたいのは、ハージーも同じです。彼は妻の同性愛傾向に気がついている。男性との不倫ならまだ対処できただろうけれども。
恐らく、ここで彼の思考は停止してしまったのでしょう、愛している、という言葉の下に、妻を自分の支配下に置く事に固執するのです。

こう書くとハージーがとっても駄目な夫のようになってしまうのですが、当然の反応だと思います。普通の不倫でも許せないだろうに、同性愛者と知った時のショックはいかばかりか。

だからこの結婚は、双方にとって不幸な結婚なのです。
けれどもハージーはこの結婚が破綻してしまっていることを認めたくない。その気持ちもわかる。でも、そこあるのは、所有欲もしくは征服欲。
キャロルが同性愛であるかどうかは関係ない、普遍的なすれ違いです。

余談fですが。
例えは違うけれども、女子会が流行るのは、生まれや育ちが違っても根本的なところでわかりあっているため、話をするのが楽だからのような気がします。もちろん、例外もいっぱいありますけれども。

男性と話すと、超えられない壁を感じます。女子だと一言でわかってもらえることに、何十行も費やさねばならない。
それは男性にとっても同じことだろうし、恋愛中はそれもまた楽しいのですけど。

ともかく。
母性と父性を併せ持ったキャロルを演じたケイトの存在感、オーラが半端なかったです。何かなにもかも超越してます、凄いわ、この人。
テレーズが離れがたく思う気持ちがわかります。
ルーニーの清楚感もまた、映画の品を上げていました。オードリーそっくり。

そのためでしょうか、テレーズ目線のぶれるカメラワークが徐々に固定されていくラストのシーンに「昼下がりの情事」を連想しました。

二人の空気感が素晴らしいかったです。究極の女性映画の一つだと感じました。

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コメント

Largoさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。
たぶん覚えて頂けるほど伺えないままでしたが
Largoさんの突っ込みながらも誠実な感想記事が大好きで
『真田丸』などにコメントさせていただいてました。
しばらくパソコンにも触れられなかった時期もありましたが
復活して(笑)、またブログ始めましたので
また同じ作品を観た時はコメントさせて頂ければと
勝手ながら願っております。

今夜は過去記事に大変失礼致してしまいました(;^_^A
ケイトの美しさに目を奪われ、同性愛じゃなくてもクラッとしました(笑)
艶感というか光沢のある映像もとても美しくて
忘れられない作品です。
最近ルーニーの出ている『ライオン』も観ましたが
とても上手い役者さん(女優さん)ですよね。
繊細なキャラクターを演じきってた気がします。
長くなり申し訳ありません。

そよこさん、こんにちわ。
お久しぶりです。お返事が遅くなってごめんなさい。
ほんと、ケイトは年齢も性も超越した美しさでしたね。

ドラマとか映画の感想は前みたいにまめに書けなくなってすみません。それなのにお立ち寄りいただいて、ありがとうございます。
映画はまだアップしていない作品が3つほどありますー。短くとも頑張って仕上げようと思ってます(汗

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