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2016年1月13日 (水)

刑事フォイル 第17回、18回「丘の家」

公式サイト

1941年2月。イギリスは情報工作を担う組織を設けていたが、人材や兵器の分配などをめぐって組織内で激しい対立が起こっていた。そんな中、フランス北部の町にイギリスの工作員が落下傘で降り立つ。しかしその工作員は地雷原に足を踏み入れ爆死してしまう。同じころ、ヘイスティングズでも爆弾自殺と見られる事件が発生。死んだのは若い男だったが身元を証明できるものはなく、金の時計だけが現場に残っていた。

ヘイスティングズで爆死した人物は、特殊作戦執行部の工作員で、「丘の家」と呼ばれる施設で任務に就いていたことがわかった。フォイルは事件の真相を探るべく、不穏な憶測が飛び交う「丘の家」に捜査に向かう。そこは工作員を養成する訓練施設で、さまざまな過去を持った人物が教官を務めていた。そんな中、爆死事件のことを聞いて回るフォイルの身に危険が迫る。(公式サイトより)

BS放送の再放送を視聴しています。
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シーズン3の第1作です。

パラシュートでフランスに降り立った工作員が、降下地点を間違ったのか、いきなり爆死してしまう、というファーストシーン。

今回の物語は、いつものように一見無関係に見える様々な人間模様が描かきつつも、そのほぼ全てがこのファーストシーンに込められた意味、その背景を解くことに向かって紡がれていました。
いつもより無駄がなかったように思います。

順不同でエピを書き留めます。

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時は前回より半年ほどのちの1941年2月。

ロンドンでは、軍の各セクションの指揮官たちによる会議が作戦失敗を巡って紛糾しています。
失敗した作戦とは、どうやらファーストシーンの敵地進入作戦のことらしい。

場面は一転、日曜日の礼拝が行われる村の教会。
13、14話に登場したレジスタンスのピアース夫人が、作戦会議で持論を押し通した将校、ウィントリンガムと密談しています。二人は同じチームのようですが、うまくいってなさそう。
彼らの背景に真新しいお墓が映し出され、ズームアップされます。墓碑には「エドワード・ハーパー、20歳」・・・

比較的平和なヘイスティングスの象徴として、厚顔な闇屋が登場します。
こんなチンケな闇屋たちを取り締まるより、もっと直接的に国を守る仕事につきたいフォイル。
念願かなって、ついに軍役復帰願いが聞き届けられ、海軍勤務がほぼ内定します。

サムは寂しく思うも、フォイルの心情を慮って強く引き止めません。
そしてポールもまた、夫婦仲がうまくいっていないことを理由に、心機一転を図ってヘイスティングスから出て行こうと思っているのを知って、ますます寂しいサム。
二人に必要なのは殺人事件、と冗談交じりにぼやくのでした。

その晩、釈放された闇屋は、自分の店の向かい側で怪しい人影を目撃します。
数人の男たちが車から何かズタ袋のようなものを持ち出している・・・
直後、背後から殴られてしまう闇屋。

その晩のうちに、一軒の店が爆破します。
中にはバラバラになった男性の死体。
夜が明けて、現場に行ったフォイルは、頭の上で手榴弾が爆破したのが死因と聞き、不審を抱くのでした。

ということで、事件が起こってしまったヘイスティングス。

遺留品から、亡くなった男性が軍のトップ、サー・ジャイルスの息子、ウィリアムらしいこと、現場の状況や遺書が残されていたことなどから、失恋自殺したらしいことが明らかになっていくのですが、ウィリアムが下宿していたという大家のおかみさんや、失恋相手の恋人はあからさまに怪しい。
フォイルの勘が働き始めます。

フォイルがウィリアムの身辺を探るのを煩く感じるサー・ジャイルスに、自殺とは思えない点があるから、と切り込みますが・・・
フォイルを海軍に推薦してくれた上司から、サー・ジャイルスの気に障るようなことをすれば軍復帰の話もなくなるぞ、と釘をさされてしまうのでした。
しかし、自分の都合で、怪しいと思った件を諦めるようなフォイルではありません。

自分も息子の自殺を疑うサー・ジャイルスの夫人が、夫の目を盗んで教えてくれた、息子がもらした言葉「丘の家」を調べると、レベナムにあることが判明。
フォイルとサムは早速レベナムに向かいます。

「丘の家」とは、英国諜報機関のアジトのひとつで、スパイ養成学校も兼ねていました。
仕切っているのはウィントリンガム。
彼は、自分の機関にライバル機関のスパイが入り込んでいると考えており、何やらすでに独走している様子です。
ピアース夫人は強引で他人の言葉に耳を傾けないウィントリンガムに不信感を抱いている様子。

そこへフォイルがウィリアムの件で訪ねてきます。
フォイルの優秀さを知っているピアース夫人は関わらないよう強く忠告するのですが、ウィントリンガムはフォイルを使ってスパイをあぶりだそうと思いつき、家・・・屋敷に招きいれるのです。
ま、フォイルを舐めているわけです。

ここまでで明らかになっていることは。

サー・ジャイルスとウィントリンガムがともにそれぞれ諜報機関を率いていること、これら二つの機関は仲が悪く、お互いに足の引っ張り合いをしていること、なのになぜかウイリアムが父の機関ではなく、ウィントリンガムの機関に志願したことが明らかになっていきます。

さらに、ウィリアムの同僚から、ウィリアムがファーストシーンの、あの失敗した作戦を命じられていたこと、けれども実行直前になって他の人に変更になったことを探り出すフォイル。

一方サムは、レベナム在住で、冒頭近くに登場した教会の牧師をしている叔父からヒントを得、怪しげな男たちが受け渡ししている、フランスの町の地図を手に入れる大活躍。
ポールもヘイスティングスで大家が嘘をついていること、闇屋が殴られる直前に目撃したことなどを探り当てていました。

ここから、丘の家に集められた何やら怪しい人々や、何者かがフォイルたちの命を狙ったり、大家や自称恋人の正体が明かされたりと、様々なエピがあって。
ついに真相にたどり着くフォイル。

冒頭にズームアップされた真新しい墓をあばいて、中に死体がないことを確認した後、フォイルを田舎の警察官と馬鹿にしていたウィントリンガムを見事にやり込めました。

君たちが無能なせいで、時間を無駄にしてしまった、とフォイル。

まず、軽々と、サー・ジャイルスの機関(恐らく)から送り込まれたスパイを暴いて見せます(^^
サッカーチームの名前なんていうごく初歩的な引っ掛けにかかるなんて。ほんと、無能なスパイ。暴けなかったウィントリンガムたちも無能です~。

真の種明かしはここからです。
ウィリアムははじめの予定通りフランスに降り立った後、機関が持たせた古い地図のせいで地雷原に降り立ってしまい、爆死してしまっていたこと。
ファーストシーンのあの青年こそ、正真正銘のウィリアムで、ヘイスティングの店で爆破されたのは、真新しい墓から掘り起こされたハーパーの死体だったことを問い詰めるフォイル。

地図さえ最新だったら、少なくとも降り立った直後に命を亡くすことはなかったでしょう。明らかに作戦ミスです。
このことがバレたら、ウィントリンガムの機関はライバルであるサー・ジャイルスにこの機関は潰されてしまう。
もし戦死したのがサー・ジャイルスの息子でなかったら、もっと簡単にもみ消せたでしょう。

小細工までしてウィリアムの戦死を隠蔽しようとしたのは、この機関を守るため、何も悪いことはしていない、とウィントリンガム。
今「丘の家」で試みていることは、新しい戦争のやり方であり、戦争に勝つためには絶対必要。だから、この機関をを潰すわけにはいかない・・・これまでの犯人と同じ、戦争を言い訳にする自己中心的な人物です。

目撃者に瀕死の重傷を負わせたり、フォイルの車に細工したり、墓を荒らして死体損壊したり、何より作戦ミスを隠蔽したり。
悪いこと一杯してるやん。

ウィントリンガムのやり方を苦々しく思っているピアース夫人でしたが彼は近々更迭されるだろう、だから戦争に勝つために、この機関を潰さないために、ウィリアムの戦死の件は黙っていて欲しい、とフォイルに頼みます。
嘘はつけない、とつっぱねるフォイルに、せめて戦争が終わるまで黙っていて欲しい、と重ねて頼むピアース夫人。
言っていることはウィントリンガムと同じですが、この女性には、実がある気がする・・・

そこへ「丘の家」に事情を聞きにきたサー・ジャイルス夫妻がやってきて、真相を突き止めたのかどうか、尋ねます。

自分の思い違い、自殺でした、とフォイル。

サー・ジャイルスは、何て思わせぶりな奴だ、と激怒します。
海軍勤務の話も知っていたようで、絶対に軍に戻れないようにしてやる、と去っていきました。

警察官の信念を曲げた上に、軍役復帰を絶たれてしまったフォイルの表情が、何とも言えませんでした。
サムには嬉しいことかもしれませんけれども・・・

自分たちの主導権争いが招いたこととは言え、息子の死の真相を知らされなかったサー・ジャイルス、父に反抗していた一因が、自分がゲイであるという秘密を抱えていたことだったと思われるウィリアム。(だから女性にふられての失恋自殺なんてあり得ない、と途中で明かされます。)
この親子も複雑な陰影をもたらしていました。

金時計は自殺に見せかけるアイテムだったのでしょう。
それにしてはお粗末な偽装工作です(苦笑
他にも、書ききれませんでしたが、電話ボックスを使った情報交換など、サムにもわかってしまうスパイ活動で英国、大丈夫なのかな、と思ってしまいました。
まあ、発足したばかりだからでしょう。後にスパイ大国になるわけですから。でも、それは戦争終了後・・・

枝葉のストーリーが全て最終的に「丘の家」に集約していく流れのスムーズさ、そしてフォイルの苦い思いが印象に残る、見応えのあるお話でした。

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