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2015年12月

2015年12月31日 (木)

2015年のドラマのまとめ

2015年のテレビドラマで印象に残った作品と俳優さんを挙げます。

各クールの「まとめ」であげた作品、俳優さんとは違う結果になるかもしれませんが、1年を改めて振り返って、ということでお許しください。

※終了していないドラマは除きます。

以下、各クールごとに印象的だった作品を挙げます。

冬クールから「デート~恋とはどんなものかしら~ 」「学校のカイダン」「問題のあるレストラン」
春クールから「天皇の料理番」「64(ロクヨン)」「心がポキっとね」
夏クールから「民王」「ど根性ガエル」「ちゃんぽん食べたか」
秋クールからは「サムライせんせい」「掟今日子の備忘録」「コウノドリ」「破裂」
番外編として見逃し配信で視聴した「おかしの家」

レギュラー感想は書いていなけれども、月のまとめ感想では挙げている作品も含みました。

以下、上位6作品です。

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第5位「民王」
とにかく、可笑しかったです。

第4位「破裂」「64(ロクヨン)」
どちらも見応えがありました。

第3位「おかしの家」
ラストの太郎の悔恨が深く心に残りました。

第2位「天皇の料理番」
正統派で細やかなドラマ作りが気持ちよかったです。

第1位「デート~恋とはどんなものかしら~ 」
ストーリーもテンポが抜群。毎回笑えて、ほろっとさせられました。
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今年もやっぱり近々に見た作品に偏ってしまったかも。
それでも「デート」の1位は揺るぎませんでした。

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印象に残った女優さん
「天皇の料理番」の黒木華さんと迷いましたが、「デート」の杏さんで。

○印象に残った男優さん
長谷川博己さん、菅田将暉さん、佐藤建さん、オダギリジョーさん、ピエール瀧さん、「破裂」の三人・・・今年も多くって迷いましたが、「天皇の料理番」で堂々主役を勤めた佐藤建さんで。

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以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。
2016年もよろしくお願いいたします。

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2015年12月のまとめ<2015年秋クールのドラマ・まとめ>

今期も、ドラマを見る時間もあまりとれない有様で、民放ドラマの感想を書けませんでした。
映画も同じくです・・・。

今後もしばらくこういうパターンになりそうです。

<連続ドラマ>

※書き終えた順番です。
今期のみの作品ではありませんが、一応今期終了した、ということで。
最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。

ぼんくら2
破裂

花燃ゆ

<継続中>

手裏剣戦隊ニンニンジャー
仮面ライダーゴースト 
刑事フォイル

<鑑賞した映画・DVD・演劇>

※面白かった作品に★印を、お金がもったいないと感じた作品に▼を付けていますが、今期は▼はありませんでした。

★バクマン。:映画
ギャラクシー街道:映画 超簡単感想
母と暮らせば:映画 簡単感想

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感想は書いていませんでしたが、最初から最後まで見たドラマは「下町ロケット」「5→9」「サイレーン」「デザイナーベイビー」「偽装の夫婦」「無痛~診える眼~」「オトナ女子」「コウノドリ」「掟今日子の備忘録」「サムライせんせい」です。

結構頑張って見てはいました~(^^;;

※なお、初回の感想や中間の感想へのリンクは一番下に貼ってあります。

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以下、おおよそですが、面白かった順番に短くコメントを書いています。
後の作品になればなるほど突っ込んでいますので、ご注意くださいませ。

まず、全く違うテーストの四作。
順位はつけ難いです。

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「サムライせんせい」
原作未読です。
タイムスリップものをうまくこなしていました。時代説明の手際が良く、また、現代にとまどう武市の姿も、坂本との軽妙なやりとりで描いていました。
ラストには歴史オンチだったスナックのママ、理央がすっかり歴史通になっているのが、いいオチでした。
とにかく、殺陣が格好良かったです。
今期、次回が楽しみだったドラマのひとつです。

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「掟今日子の備忘録」
原作未読です。
1日しか記憶が残らないという特異な設定を、当初は消化しきれていないように感じたのですが、回が進むごとに仄かにしみじとした切なさが伝わってきて、次回が楽しみな作品となりました。
澤野は結局どうなったのか、など、推理物としては突っ込みどころが多々あったのでけれどもね。
厄介の純愛がいつか報われたらいいなあ。

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「コウノドリ」
原作未読です。
あまり興味のないテーマだったのですけれども、真っ直ぐで真摯なドラマ作りに心打たれました。最終話にも思わず涙・・・。
都合良くったっていいから、奇跡が起きて欲しい、と願ってしまいました。
あんな産婦人科が実在していたらなあ、あって欲しい、とも。
サクラのヘスタイルが段々普通になっていった気がする(^^;;

TBSが、こじゃれた軽いタッチのドラマを作るのは得意ではない、とはっきり見切ったのが良かったと思います。

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「破裂」
原作未読です。
今期一番重量級の力作。思わず目を逸らしたくなる現実をつきつけてきたドラマでした。でも、目を逸らすことはできない・・・「コウノドリ」があって良かったです。

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以上、キャストについては書きませんでしたけれども、いずれの作品もキャスティングとチームワークが素晴らしかったです。

ここから少し差があって。
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「無痛~診える眼~」
原作未読です。
予想以上に面白かったです。しかし、ラスト、白神の動機が弱く感じたのと、無痛へのこだわりの根拠がピンときませんでした。

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「偽装の夫婦」
人の数だけ幸せの形がある。
キャスティングがはまっていたのと、誰も死ななかったこともあり、ここ数年の遊川作品の中では、一番面白かったです。
超治と弟子丸のカップルにはセクシャルさが漂っていましたけれど、ヒロとしおりの間には感じませんでした。感じさせないように作ったのでしょう。

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「ぼんくら2」
原作概読です。
宮部作品の味わいをうまくドラマ化していました。

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「下町ロケット」
原作未読です。
勧善懲悪なドラマなので気楽に見れました。
一番の目当ては、ライダー後初ドラマの竹内涼馬さんでしたけれども(^^;;
毎回、誰よりも深くお辞儀していたのが印象的でした。その間、顔が全く映らないのにも関わらず。清々しかったです。
中里はどうなったのかなぁ。
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ここからちょっと差があります、

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「デザイナーベイビー」
原作未読です。
お話は面白かったのですけれども、生後何週間もたっていない赤ちゃんを鞄の中に入れて出歩く、という設定に、視聴モチベーションがダウンしました。

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「サイレーン」
原作未読です。
猪熊が養子であることから、カラとは血縁なのだろう、とは思っていました。
最終回の演出は凝ってはいたけれども、効果的だったかどうかは、うーん、好みですね。
なりたい相手の顔に変える、という動機、及び単独行動が過ぎる里見、警察の無能さ、何よりエリート警察官なのに無条件で他人を信じてしまう猪熊など、無理矢理感がぬぐえませんでした。ラストもあっけなかったですし・・・サイコパス、ハードボイルド、家族ドラマ、恋愛・・・盛りだくさんすぎて中途半端になってしまった気がします。

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「オトナ女子」
主人公二人の恋愛は、まあ、大人の童話ってことで。後味は悪くなかったです。
ラスト、ヒロイン以外の女性二人の描き方が雑になったのが残念です。

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「5→9」
原作未読です。
ヒロインが自分の気持ちに気がついてからは面白くなったのですけれども、ラス前、1話抜けた?と思ってしまう展開にはちょっとがっくりしました。
寺をぶっ壊そうとまでしていた弟が、あっさり改心しすぎ。そもそも、祖母、ひばりはなぜ弟を手放したのでしょうか。まだ幼かったはずなのに。
一橋寺、謎が多すぎます。
ひばりが潤子を超・頑固に嫁として認めない理由が、嫌いだから、だけだったのにも、ちょっと肩透かしを食らいました。何か仕掛けてくると思っていたのになあ。
百絵の腐女子っぷりは楽しかったです。

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番外編「おかしの家」
見逃し配信で視聴していました。

駄菓子屋の「おかし」、子供の時間、優しい時間の象徴としての「おかし」。
しかし、理不尽な悪意によって楽園は奪われてしまった。
「おかし」にこれほど深い意味が込められているとは。
ラストには愕然とし、切なさに涙しました。

かつて、同級生の記憶が曖昧になっていることに愕然とした太郎。
おばあちゃんが自分の名前を忘れたことにショックを受け、おばあちゃんが自ら老人ホームに入所したことに、捨てられたように感じた太郎。
しかし日々の生活に記憶は薄れていく。それが大人になるということなのか。
おばあちゃんはそのことを望んでいたのです。
太郎にとっては深い後悔となるも、おばあちゃんの思いは春馬に引き継がれるのでしょう。

おばあちゃんのために守った家も、仲間と集った庭も、もうない。おそらく跡形も。でも、記憶は残る。思い出そうとする限り。

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「あさが来た」
とにかく毎回ラストの「ひき」が強いです。結局なんでもないことも多く、突っ込みどころもあったりするのですが、朝ドラの王道をしっかり踏まえているので、面白く見ています。朝ドラ名物の「ヒロインあげ」にあまり不快を感じないのは、自分が波瑠さんファンというだけでなく、サブキャラが生き生きしているためもあるでしょう。
今後、母娘の確執がどう描かれるか、ちょっと心配。このままの調子で頑張って欲しいです。
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○印象に残った女優さん
「掟上今日子」の新垣さん、「偽装の結婚」の森川さんが印象に残りましたが・・・すみません、今期はなし、ということで。

○印象に残った男優さん
「おかしの家」のオダギリジョーさん、「掟上今日子」の岡田さん、「偽装の結婚」の沢村さん、「コウノドリ」の網野さん、「サムライ先生」の錦戸さん、神木さんと、男優さんが印象に残ったクールでした。
ここはドラマの内容と併せて圧倒された「破裂」の椎名吉平さん、滝藤賢一さん、仲代達矢さんで。

以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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2015年秋のドラマ:視聴予定 
2015年秋クールドラマ 初回感想その1「デザイナーベイビー」「偽装の夫婦」「あさが来た」
2015年秋クールドラマ 初回感想その2「無痛~診える眼~」「掟今日子の備忘録」「破裂」
2015年秋クールドラマ 初回感想その3「5→9」「結婚式の前の日に」「オトナ女子」
2015年秋クールドラマ 初回感想その4「コウノドリ」「下町ロケット」「サイレーン」
2015年秋クールドラマ 短く中間感想

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2015年12月29日 (火)

仮面ライダーゴースト #12「壮絶!男の覚悟!」

公式サイト

15個の眼魂(アイコン)でマコト(山本涼介)の妹・カノン(工藤美桜)を救ったタケル(西銘駿)。今度は自分が生き返るため、アカリ(大沢ひかる)と御成(柳喬之)とともに、改めて眼魂を15個集めようと活動を開始する。
とはいえ、眼魔(ガンマ)も現れず、なかなか眼魂は見つからない。さすがのアカリらも悲観的になってしまう。そんな折、眼魔スペリオルが再び現れた。タケルはゴーストに変身。戦いを挑むが…!?(公式サイトより)

期限の日まで淡々と過すタケルの佇まいには、仄かに切なさは漂っていましたが・・・
死ぬわけないってわかっているますからねぇ(大汗

命つきかけたタケルを救ったのは、父、龍・・・だったのですが、タケル本人も言ってましたけれども、なんだかわからないうちに蘇ってしまったように感じました。
しかも完全に蘇ったのではなく、また99日の猶予を与えられただけ。
延長パターン、何度も繰り返すのでしょうか。

ケジメ・・マコトのツンデレ状態はまだまだ続くようです。
マコトと仲良しだったアランは、タケルに猛烈に嫉妬。
アランは何も知らされずに眼魂を集めていたみたいです。
ジャベル、本当に死んじゃったの?復活するかも?

タケルの言う通り、変わってきたアカリ。おかげで随分見やすくなりました。
でも、肝心の仕掛けが、何となく、とか、知らぬ間に、みたいな展開が多い気がして。もう少し理屈があった方が好みです。

今後は眼魂の争奪戦を展開しつつ、英雄たちの心を繋いでいくそうで。
ふーむ、難しそうです。

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2015年12月28日 (月)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第43話「伝説のニンジャ!妖怪かるた大作戦」

公式サイト

伝説の忍者シュリケンジャーが登場。ジライヤが会長を務める“忍者の名誉を守る委員会”から、ニンニンジャーを鍛えるため冬期講習に来たというのだ。天晴たちは、シュリケンジャー特製の“妖怪かるた”で、これまでの戦いを振り返ることに。そんな中、お手つきをした風花が、かるたの札に吸い込まれてしまう。これは妖怪の神フダガエシの仕業だった。助け出すためには、かるたを最後までやるしかない。ところが、フダガエシは卑怯な手を使って、八雲と霞まで吸い込んでしまい…(公式サイトより)

この時期恒例、ラストスパート前のおさらい編・・・かと思いきや。
最終回へ向けての重要な布石の回でした。

ニンニンたちがいつものように楽しく戦っている一方、死んだとも知らずにわが子、萬月を必死で探す、有明の方。
萬月が、ニンニンたちに斃され九衛門にとどめを刺されたのは、わが息子に楯にされて遠くへ飛ばされた後ですからね・・・
晦たちは有明の方の気持ちを慮り、萬月の死を告げられません。
敵方で、とんでもなく親馬鹿なのだけれども、そぞろ哀れを感じました。
振り返ってみれば、この人(?)、それほど非道なことはしていなかった気がしますし。

しかし、九衛門、その親馬鹿っぷり・・・子への情愛を利用する算段だったとは!

九衛門から萬月の死を知らされて、悲しみのあまり今まで集めていた「恐れ」を吐き出してしまう有明の方。
つかさずその大量の「恐れ」を集めて、父、幻月の元へ・・・

有明の方、萬月親子は最初から利用されるためだけに生まれてきたのでしょう。

今まで今ひとつ見えてこなかった牙鬼たちの非人道性が、ここに至って露になりました。

幻月は復活。
九衛門は・・・父の片腕的立場に満足するとは思えないのです。ラスボスになるのか、それとも?

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2015年12月25日 (金)

刑事フォイル 第15回、16回「隠れ家」

公式サイト

1940年10月。ロンドンではドイツ軍による爆撃が続いていた。そんな中、避難所で、ある男が「イギリスはきっと負ける」と口走る。これは市民の不安をあおる「扇動罪」に当たり、処罰の対象となるものだった。同じ日、偶然ロンドンにいたフォイルはこの発言をした人物だという疑いをかけられてしまう。そんなこととは知らずに事件の捜査に出かけようとしたフォイルの前に、ロンドン警視庁から代理の警部がやってくる。

 

裕福な人々は都市部から戦火を逃れて地方の町にやってくる。彼らを受け入れる宿泊施設は「隠れ家」と呼ばれていた。その周辺で食料の盗難、施設内での窃盗が頻発し、近くの森では死体が発見された。そして、宿泊客に死者が出る事態に。だが、停職処分中のフォイルは何もできず、代理の警部が捜査の陣頭指揮を取ることになる。一方、サムはけがを負ったアンドリューと親密な仲になる。(公式サイトより)

BS放送の再放送を視聴しています。
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粗筋を拾う時間がとれなかったので、感想のみ簡単に書きます。

シーズン2のラストエピです。

いつもは何ラインかの人間関係を交錯させることでミスリードしているのですが、今回は食料泥棒のラインとフォイルの冤罪のラインがはっきり別れていたので、すっきりした構成になっていたと思います。

防空壕(地下鉄構内)に避難した警察官がまわりが止めるのも聞かずに政府を避難し続ける、という冒頭のエピが、フォイルの拘束に繋がり、邸宅で起こった殺人解明への鍵となる流れは、フォイルの推理の冴えを見せてくれていました。

ヘイスティングス郊外にある、元はマナーハウスのブルックフィールド・コートの宿泊客たち。
ボードリーが宿泊するようになってから、宿泊客の持ち物が頻繁に紛失するようになったため、ボードリーを疑った宿泊客の一人が、ポールに彼の身元をロンドンに照会して欲しい、と頼む。

これが今回の殺人の始まりでした。

ポールからの照会で、ボードリーがブルックフィールド・コートに泊まっていることを知ったコリアーが、ボードリーを殺すことを計画したのでした。

政府を非難していた男はファウラーという元警官。
行政の連絡ミスで避難所にとどめ置かれたため、空襲で家族を全て失っていた。
フォイルを拘束したコリアー警部の家族も、同じ場所で命を落としていた。
連絡ミスを犯したのがボードリーだったのです。

しかし、ヘイスティングには名高いフォイルがいる。
事が終わるまで、フォイルが動き回らないようにしなければいけない。
そのためにやっきになって扇動罪をでっちあげました。
「ファウラー」を「フォイル」と報告する。
ちょっと調べればすぐに別人であることはわかるのですが、ボードリーを殺すまでの数日間、フォイルを拘束したかったのです。

ボードリーのミスは混乱の中で生じたものだった。
ミスを犯さない人間はいない・・・けれども。
ボードリーは自分のミスで何百人という人々が殺されたことから逃げ出したのです。
富裕層御用達の宿に泊まれる、ということは政府の高官、決済の責任を担う立場にいたのでしょう。

空襲のない安全な場所で安穏と暮らすボードリーが許せないコリアー。
銃殺か、毒を飲むか、選択を迫るコリアー。結局、無理矢理毒を飲ませ、殺したのでした。

フォイルに嫌疑がかかって、これは警部対決やん、絶対フォイルじゃなくっちゃ!と気負いこんで見ていました。
コリアーに誘われてほいほいとついていくポールにも、結局長いものに巻かれるタイプなのね、と突っ込んだり。
まあ、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ってことだったようです。
でも、何でもズバズバ言っちゃうので首にされてしまったサムほどには、フォイルを信頼していないように見えてしまうのは、クールな表情のためでしょう。

サムとアンドリューが急接近しました。
しかしwikiさんでその後をちらっと見てしまったので・・・(大汗

あと、偏平足で懲役が逃れられるとは、知りませんでした。
泥棒の片棒を担がされたマシュー、そしてマシューの母親が哀れでした。

ブルックフィールドの持ち主、パウエル夫妻は確かに特権階級ではあるけれども、彼らには彼らの苦悩がある。
一番腹立たしかったのは、食料泥棒の小悪党ではなく、自分は安全な場所にいながら、空襲下のロンドンをネタに小説を書いているアマンダです。

今回も、戦時下の様々な人間模様に色々と考えさせられました。

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2015年12月24日 (木)

仮面ライダーゴースト #11「荘厳!神秘の目!」

公式サイト

15個の眼魂(アイコン)を手に入れた西園寺(森下能幸)は、大天空寺地下の研究室にあるモノリスの前へ。眼魂が浮遊する中、「私にすべての物を支配する力をお与えください!」と訴えるのだが…。
一方、大天空寺に駆け付けたタケル(西銘駿)だったが、上空に現れた曼荼羅(まんだら)の中心にある目=グレートアイに吸い込まれてしまう。その中で「望みを述べよ」と問いかけられるタケル。その答えは…!?(公式サイトより)

自分の命より、カノンの命を救うことを選んだタケル。マコトが笑顔を見せました。
これでやっとマコトと仲直りできそうです。
グレートアイの出現に驚くアラン。把握していないことが多いのね。
アランは人間に敵意を持っているようには見えません。マコトとは、タケルがライダーになるまでは友だちだったのかも。
そのことがジャベルには気に入らないのでしょうか、何か隠しているようです。

西園寺も消えて、ラインがだいぶんとすっきりしました。
いいキャラだったので残念ではあります。もっと後に登場してもよかったのでは。
あ、そうすると、曼荼羅が出現しないってことになるのですね。ふーむ。

一番気になったのは、マコト兄妹がどこへ帰っていくのか、ということです。
衣食住はどうするのだろう・・・そのまま帰していいのか、と思わず無粋なツッコミをいれてしまいました。
10年間も行方不明だったわけだし、彼らの家族については何も語られていませんからね。
もしかしたら異空間に間借り(?)している?

今後の展開を待ちます。.

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2015年12月22日 (火)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第42話「オトモ忍ウォーズ!ネコマタの逆襲」

公式サイト

牙鬼萬月に覇王シュリケンジンを奪われてしまったニンニンジャー。ゲキアツダイオーは倒され、ライオンハオーとバイソンキングも拘束されてしまい、絶体絶命のピンチに追い込まれる。シュリケンジン奪還作戦を決行するしかないという結論になるが、作戦遂行に立候補したのは天晴の父・旋風だった!そんな中、妖怪ネコマタの従兄弟の後輩のハトコの“メガネコマタ”が登場!妖怪ネコマタといえば、かつて伊賀崎忍術道場にまで忍び込んだ唯一の敵。何やら怪しい動きを!?その目的とは!? (公式サイトより)

パパ、活躍したのかどうか微妙でしたが、その心意気は買いたい(^^
ラストニンジャの建前より、自分の気持ちに素直になったじいちゃん。でも、やっぱり消えかけている・・・
コックピットのじいちゃん、獅子王、パパの画は楽しかったです。

Xmas直前の販促話。
いっぱいロボが登場しましたが、年寄りにはもう、見分けがつきません(大汗
親御さんたちは大変ですなあ。

で、今回のクライマックスは、ついに九衛門の正体が明かされたことでした。
ニンニンたちに敗れてしまった萬月から小槌を取り戻した九衛門。
しっぽをつかませてあげる、と自分が幻月の息子で、おまえの兄だ、とカミングアウトしました。
九衛門の言葉に嘘はなさそうです。

晦が息子の名を言わなかったので、もしや、と思ったら、やはりそうでした。
でも、お母さんは有明の方じゃないみたい。幻月のクローンってこともあるかもしれません。
九衛門の、牙鬼内のスタンスが気になります。
最後の切り札として隠されていたのか、それとも鬼っ子なのか?

ラストニンジャに弟子入りしたのは、父を倒し、自力で恐怖による天下統一を目論んだからなのでしょうか。
そしてじいちゃんは九衛門の出自を知っていたのか否か。

ニンニンたちも段々と一人前になってきて。
クライマックスに向けて、仕掛けてきました。
年明けての、ラストスパートが楽しみです。

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2015年12月18日 (金)

母と暮らせば:映画 簡単感想

2015年 日本 130分 

公式サイト

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監督:山田洋次/脚本:山田洋次、平松恵美子/企画:井上麻矢/プロデューサー:榎望/撮影:近森眞史/美術:出川三男/照明:渡邊孝一/編集:石井巌/録音:岸田和美/音楽:坂本龍一
出演:吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、加藤健一、広岡由里子、本田望結、小林稔侍、辻萬長、橋爪功

小説家・劇作家の井上ひさしが、広島を舞台にした自身の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語を、日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督が映画化。主人公の福原伸子役を「おとうと」「母べえ」でも山田監督とタッグを組んだ吉永小百合が演じ、その息子・浩二役で二宮和也が山田組に初参加。「小さいおうち」でベルリン国際映画祭銀獅子賞(女優賞)を受賞した黒木華が、浩二の恋人・町子に扮する。1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二が現れる。2人は浩二の恋人・町子の幸せを気にかけながら、たくさんの話をする。その幸せな時間は永遠に続くと思われたが……。(映画.comより)

@MOVIX

寅さんシリーズはあまり好みではなかったのですが、前作「小さいおうち」が良かったので、観に行きました。
前知識は、原爆で亡くなった息子が、3年後に母の前に現れる、という設定のみ。

後半ネタばれありの、簡単感想です。
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幽霊となった息子、浩二が現れるたびに、冒頭のシーン、あの直後に逝ってしまったのだという現実が、重く切なくフィードバックしました。

とは言え、中盤までは、当時の世相スケッチを挟みつつ、伸子の日常を淡々と描いていて、すこし退屈でした。
いや、退屈と言うより、映像とリズムが素晴らしすぎて、まったりしすぎてしまった、と言ったほうが良いかもしれません。

夫を病で早くに亡くした後、長男はビルマで戦死、次男は原爆で逝ってしまった。
今は独りぼっちだけれども手に職を持っていて、親切な隣人がいて、息子の恋人だった娘に何くれとなく世話をしてもらい、がさつだけれども根は優しい闇屋のおっちゃんが気にかけてくれる。
惨劇は過去とのものとなりつつある、ほんわかとした時間が流れている世界。

しかし、ラストにかけて、まったりしているように見えた世界が、伸子にとっては寒々しく孤独な世界だったことが、静かにじわじわと伝わってくるのです。

ほっとした予定調和のうちに終わると思っていたので、粛然としました。

闇屋の通称「上海のおっちゃん」は寅さんへのオマージュでしょう。
伸子が、無教養で無神経なおっちゃんこそ、今一番正直な人、と信用していることを含めて。

黒木さんは期待通りでした。
夏の盛り、スカートを翻して部屋にあがる少女。裾から白いシュミーズがちらりと見えたのがとても印象的でした。
そして数ヶ月、新年を迎えた時はしっとりと着物が似合う女性に。
自然な佇まいが、実に上手い女優さんです。

二宮さんは、生きていた時のままの、生き生きと朗らかな青年が、自分はもう死んでいること、もう無力であることに涙するシーンが胸うちました。
涙を流すと消えていくシーンが、たまらなく寂しい。

吉永さんは。
この映画のヒロインを演じられるのは吉永さんしかいない。
漂ってくる母性と女性のオーラが物凄かったです。

まったりとした展開からじわじわと孤愁が漂ってきて、ラストには孤独が鋭い痛みとなって心に刺さる。

浩二や浩二の兄、川上教授・・・彼らを襲った出来事が、ひたすら恐ろしいです。
そして恐ろしい、ということを絶対に忘れてはいけない。

また一つ、良き日本映画を観させてもらいました。

ここから、感想のみですが、ネタバレを書きます。
ご注意くださいませ。

2_2


浩二は本当に幽霊となって現れたのか。
伸子の願望が作り出したのか。
死期が近づいたことを無意識に感じた伸子が呼び寄せたのか。
浩二は伸子を迎えるために神に使わされた使者だったのか。
浩二の姿をした死神に取り付かれたから伸子は死んでしまったのか・・・これはないかな(汗

どう解釈するかは人それぞれでしょう。

終盤、他人でさえ伸子の体が弱っていくことに気がつくのに、浩二が全く頓着しないのは、幽霊ならではの無邪気さなのか、と思いました。
しかし、いったん立ち去りかけて、伸子の下に戻ってきた浩二の表情は、それまでの、生前の姿そのままの浩二ではない。
父や長男を含め、先に逝った人々を代表して迎えに来た、何者か。

可哀想に、と、一人で死んでいた伸子を抱きしめる富子に、一人じゃなかったんだよ、と思いかけて。
いや違う、現実は、一人だった。
そして、一人で死ぬことが、可哀想なのではないのだと。

避ければ避けれたはずの戦争によって、突然切り取られてしまった未来の中で、一人生きなければならなかった伸子の孤独。
例え本当に幽霊の浩二が死ぬ間際、そしてあの世までともに行ってくれたとしても。
伸子が見たかったのは、今、そして未来を生きている浩二だった。

やっと逝ける、という言葉が、重い余韻となりました。

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2015年12月17日 (木)

仮面ライダーゴースト #10「集結!15の眼魂!」

公式サイト

15個の眼魂(アイコン)を集め、自分よりもマコト(山本涼介)の妹・カノンを救いたい。そんな思いを打ち明けるタケル(西銘駿)だが、アカリ(大沢ひかる)と御成(柳喬之)は猛反対。二人の思いにタケルも言葉を失う。
タケルとアカリの前にマコトが現れ、スペクターに変身。タケルの眼魂を奪おうとするが、タケルはカノンを救いたいと訴える。タケルの思いに、マコトはタケルの父・龍(西村和彦)をダブらせ、思わず攻撃の手を緩めるのだが…。(公式サイトより)

15個の眼魂全てを手に入れた西園寺。
彼がどんな望みを抱いているのかはわかりませんが、このままあっさり行くわけはないわけで。
集められた眼魂がばらけて再び眼魂争奪戦が始まるのか、それとも眼魂とは違うアイテムが登場するのか。

ともかく、タケルに残された日にちも残りわずかになってきました。
次回で延長されるのでしょうか。
新しいステージへ進んだら、タケルとマコト、なるたけ早く共闘する展開になって欲しいです。そうしたらもう少しお話が整理されそう。

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2015年12月16日 (水)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第41話「牙鬼パーティー、五番勝負!」

公式サイト

ニンニンジャーのもとに、牙鬼萬月から当主継承披露目式の招待状が届く。罠だと気付きながらも、天晴は披露目式に乗り込むことに。すると、超上級妖怪シュテンドウジが五番勝負を挑んでくる。一番勝負は、八雲とケンカ凧で対決。二番勝負は、天晴、八雲、凪が騎馬となり、上に乗った霞が弓矢で的を射る流鏑馬(やぶさめ)勝負。三番勝負は、風花とキンジが得意なダンスで対決。四番勝負は、天晴が綱引きで対決。そして最終勝負は、腕相撲で対決することに。この対決を聞きつけたある人物が助っ人にやってくるが… (公式サイトより)

スターさんのカミングアウト以降、パパの忍タリティを奪い返そうと一丸となって九衛門を追かけるも、そこへ萬月が現れて、九衛門は退散、五番勝負となります。
腕相撲の助っ人に現れた獅子王。
ところがシュテンドウジの臭い息には罠が仕掛けてあって、操られてしまう獅子王と覇王シュリケンジン。
敵にまわしたら、こんな手強い相手はいません。
撃沈してしまうゲキアツダイオー、そしてニンニンたち・・・続く。

一人前になるには、人に頼らない、ということではなく、人の意見に耳を貸すこと。
アカさんが生み出した技はリアルタイムではぼーっと見ていたのでよくわかりませんでした。
「カクレンジャー、ハリケンジャー、ジライヤの忍シュリケンを使って自分たちにしかできない戦い方でシュテンドウジを撃破する」(公式サイトより)
なるほど。

そんなアカさんを見守っていたおじいちゃん。そろそろ巣立つ頃、と呟きます。
手先が光っているのは、消える前兆なのでしょうか?
そもそもおじいちゃんは本当に生きているのかどうか・・・

一方、晦は萬月の強さに目を細めます。
なぜなら、444年後に復活して、もう一度天下を恐怖で支配する。その全てを息子が成し遂げる、というのが幻月の予言だったからです。
息子、萬月が生まれた今、復活の準備は整いつつあるわけです。

「息子」というだけで、名前が出なかったのが気になります。

いよいよ物語りはラストスパートへ。
シロさんはいつパワーアップするのかな。

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2015年12月15日 (火)

花燃ゆ #50 最終回「いざ、鹿鳴館へ」

公式サイト

鹿鳴館の舞踏会にやってきた美和(井上真央)と楫取(大沢たかお)。夫婦となって初めて臨む社交の場で二人はダンスを踊る。そして楫取は群馬の鉄道開通の実現に向けて実業家らと交渉、美和は女性が学ぶことの必要性を貴族の婦人たちに訴える。半信半疑の女性たちの中で津田梅子(知花くらら)が美和の話に関心を持ち…。そして群馬で美和と楫取のこれまでの取り組みがさまざまな形で実を結びつつある中、二人は大きな決断をする!(YAH0O!テレビより)

と、いっても書くことがほとんどないです。(大汗

久米次郎(粂次郎)の最期には全く触れなかったのは、希望に満ちたラストで締めくくりたかった、ということで納得はしました。

しかし。
例によって何の脈絡もなく津田梅子を登場させました。

こんなこといっちゃ俳優さんに失礼ですが、大団円に相応しいスペシャル感もなく。

梅子を登場させるなら、美和が、奥方たちが生糸の件でギャフンとなったのに乗じて、鉄道の必要性を得々と説くシーンを描くべきでしょう。
ヒロイン、美和の最後の見せ場のはずだったのに。ワープしてしまうとは。
編集でカットしたのではないでしょう。セリフが思いつかなかった、もしくはひねり出すだけの情熱が湧かなかったのかもしれません。

歴史だけでなく、キャラにも愛情が感じられない脚本。
今年の大河を象徴しているように感じました。

以下、まとめを兼ねて短く。

今更ですが、この大河を面白くご覧になっていた方、ものすごく突っ込んでおりますので、ご注意くださいませ。
良いことは何も書いていないです(大汗

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この1年間、次回が待ち遠しく感じられた回は、ほとんどありませんでした。

最初は長州ってあまり好きじゃないんだけど、とか言いつつも、キャストの顔ぶれなどで、そこそこ期待はしていたのです。

しかし次のステージに進むごとに、歴史の描き方以前に、ドラマとして破綻していったように感じました。

セリフだけで片付けられた幕末維新の戦乱の数々。
殺陣の見せ方のまずさ。
当時の風俗習慣への無配慮。時代が近いためもあってアラが目立ちました。少なくとも異性間のハグはないでしょう、ハグは。
そしてユーモア及びエンターティメントの欠如。

などなど面白いと感じなかった理由は色々あれども、ともかく話を紡げていませんでした。

その結果として、印象的なサブキャラがほとんど生み出されませんでした。
ストーリーや演出がぶつ切りで、サブキャラが生み出る土壌を作り上げるどころか、どんどん壊していったようにも感じました。

愛着の持てるサブキャラを作り出していれば、メインストーリー及びキャラが多少弱くても、ドラマとしての吸引力はあったはずです。
数々の歴史的有名人が登場、そして豪華なキャスティングをしておきながら。
なんともったいないことでしょう。

敬親公、阿久沢夫妻たちはオーラでキャラ造形の曖昧さを乗り切られましたけれども、奥御殿の人々、群馬の若者たち・・・久子、雅、鞠たちはどうなったのでしょうね。ぶつ切りですわ。

一番緊迫する時期を、春風駘蕩な奥御殿メインで描いたのは英断なのかもしれませんが、時代考証などの杜撰さとワープしまくる編集もあって、幕末最大の見せ場がほとんど盛り上がりませんでした。

松下村塾の若者たちも、もっと面白く描けたと思うのですが。顔さえ思い出せないキャラがいます。可哀想です。

美和、楫取、松蔭、久坂を含む全ての登場人物たちの中で、高杉に一番作り手の愛情を感じました。ストーリーはぼわっとしていたけれども、画に力はあったと思います。
それでも、彼の死は印象に残っていない。
この大河、メインレギュラーたちの最期を描くのが・・・はっきり言ってヘタだっと思います。
一番壮絶であるべき久坂の時も、冗漫な演出が目立ちました。
彼に続く入江の最期も、殺陣のまずさに、がっかりでしたし。
将来を期待された吉田稔麿の無駄死にとも言えるあっけない最期が、幕末らしくて、一番印象に残っています。

さて、どうしてもヒロインのことは書かねば。

主人公に、無名の女性を据えたことの是非はともかく、難しいドラマになることはわかっていたはず。
無名の利点を生かして、もっと魅力的なヒロイン像にもできただろうに。優等生すぎるんです。

肉親のトラブルや死という不幸はあれども、我が身は一度もどん底に落ちることなく、傍観者的に理想を述べるだけ。いつも正当化され、ひたすらアゲられるヒロインに全く感情移入できませんでした。

それでも、不倫風展開にしなければ、まだ楽しめたかもしれません。
なぜ、こんなふうにしてしまったのでしょう。改めて、溜息。

まあ、なんとか美和をストーリーの中心にせんがためだったのでしょうけれども、全くの逆効果でした。
だってこんな歴史無視の幕末維新のドラマは見たくなかったから。

いっそのことナレーション・スタンスにすれば良かったようにも思えます。それはそれで、何やかんや言われるでしょうけれどもね。
しかし、歴史に関心のなさそうな(本当はそうではないかもしれませんが、そういう風にしか見えなかった、もしくはわざと目を背けた)スタッフたちが作れば、どんなストーリーにしても、結果は同じだったかもしれません。

脚本家が複数とか、途中で変更があったとかは、見ている方には関係のないことです。
1年間見続けての感想は、ただただ、面白くなかった、ということ。

キャストのみなさん、本当にお疲れ様でした。

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2015年12月11日 (金)

刑事フォイル 第13回、14回「軍事演習」

公式サイト

1940年10月。大手食品会社のビルから秘書が転落死する。この会社はナチスと手を結び、莫(ばく)大な利益を上げていた。そんな折、会社の会長宅に男が侵入し金庫が破られる事件が発生。しかし会長とその息子は、捜査にきたフォイルたちに、被害は何もなかったことを強調する。同じころ、ヘイスティングズでは正規軍も参加する軍事演習が行われることになり、フォイルは審判として参加する。

大手食品会社の会長宅に押し入って金庫破りをした青年が軍事演習中に殺された。フォイルの友人でドイツ人弁護士のベックが青年に金庫破りを命じていたのだ。本来の目的は、この食品会社がドイツに利敵行為を行っている証拠となる密約文書を盗むことだったが、実際には別のものが盗まれていた。フォイルは食品会社が行っている不正行為を暴くために奔走し、同時に金庫破りの青年を殺した犯人を追い詰めてゆく。(公式サイトより)

BS放送の再放送を視聴しています。
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粗筋につけ足す形で、多少順番は前後しますが、エピをまとめます。

ドイツ人弁護士のベックが、食品会社社長、ウォーカーの邸宅の金庫破りを頼むというか、無理強いしたのは、金庫破りの罪で投獄され、出所したばかりの貧しい農家の青年、ハリー。

ハリーも男前なのですが、兄にまっとうに生きて欲しいと願う、妹のルーシーが、すごい美人。どこかで見たことがある・・・と思ったら、エミリー・ブラントでした。
本作品は2003年製作ですので、まさしくブレイク直前。
本作では、両親が亡くなった後、借金で首の回らなくなった小作人の娘として、ミツバチの世話に勤しんでおりました。

ハリーは泥棒稼業から足を洗うつもりだったのですが、ベックの頼みは断れませんでした。
なぜなら、ベックは以前金庫泥棒で捕まった時の弁護士で、彼の手腕で刑を非常に軽くしてもらった恩があったからです。

この時の犯罪にも裏があったのですが、それは後ほど。

加えて、金庫泥棒を強いるベックの、お金目的ではない迫力に押されたハリー。
何とか邸宅に忍び込むも、ウォーカーの息子、サイモンに見つかって散弾銃で撃たれてしまうも、何とか逃げ切ります。
ちなみにサイモンを演じたローレンス・フォックスはジェームス・フォックスの息子かつ1話に登場したエドワード・フォックスの甥っ子です。

泥棒には忍び込まれたが、何も盗らずに逃げた、と証言するウォーカー親子に疑いの眼差しを向けるフォイル。
この親子、曲者です。
父親は商売の一環としてナチスとかかわっていますが、サイモンはドイツに暮らしたことがあり、その間にナチスとナチス独特の選民思想の熱狂的な信望者となったようです。

ウォーカー親子は犯人がウォーカー家の小作人、ハリーであることにすぐ気がつきました。
ハリーは有名な地元では金庫泥棒として悪名をはせていたようです。

一方、ハリーの元にブツを取りにきたベック。
盗みは失敗した、と頑なに言い張るハリーに、必ず成功したはずだ、嘘をついている人間はわかるのだ、と一旦引き上げます。

ベックはナチス政権を嫌って亡命したドイツ人で、粗筋にもある通り、ウォーカーとナチスの密約文書を手に入れようとしていたのでした。
英国では、亡命者であっても、英語を自在に操れて、優秀であれば、法廷弁護士にもなれることを、初めて知りました。
もちろん、かなり優秀でないとなれないでしょうけれども。
切れ者なのでしょう、冒頭、ポールが法廷でぼっこぼこにやり込められていました。

ハリーを疑っているのはベックだけではありません。
ウォーカー邸に泥棒が入った記事を読んだ、元泥棒仲間二人も、すぐにハリーの仕業で、何か盗んだことを確信。ここいらは俺たちの縄張り、単独で仕事をするなんて、と怒っております。

さて、その頃ヘイスティングスでは国防市民軍と正規軍の演習が企画されており、我らがフォイルはレフェリーをすることになります。
正規軍には、ポールが着任する前のフォイルの部下で、フランス戦線から帰国したデブリンが参加していました。
ハリーを捕まえたのは、戦地に赴く直前のデブリンでした。
彼は戦場体験を経てかなり攻撃的になっており、たった三ヶ月で釈放されたハリーに対して、射殺してやりたいとまでの憎しみを持っています。

そして資源回収にいそしむ子供たち。
紙や貴金属をたくさん集めるとご褒美がもらえるとかで、持ち主の了解を得ずして集めまくっております。
手を焼いたフォイルから、資源回収隊長を任命され、子供たちを監督することになったサム。
サムのことですから、監督というより「お姉さんと一緒」みたいな感じです(笑

渦中の人、ハリー。
兄が再び盗みを働いたことに気づいたルーシーに、大事なものは働き者で信用できる友人に預けた、と言い置いて軍事演習にでかけるのでした。
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おおよそですが、これらが伏線。
軍事演習のシーンは牧歌的で、子供たちのエピとともに和みました。

しかし。
本来なら血など流されるはずのない軍事演習の只中、ハリーが何者かに頭を銃で射抜かれて殺されてしまうのです。
響いたは銃声は3発。
しかし、ハリーは一発で殺されていました。

殺しのベクトルは全てハリーに向けられていましたからねえ。
番犬を眠らせるのに毒ではなく睡眠薬を用いたり。気の優しさというか、線の細さが印象的な、英国TVドラマには珍しいタイプの男前でした。なので、よりいっそうお気の毒に感じました(^^;;

さて、ここから一気にオチを書いてしまいます。同じく順番は前後してます。
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被疑者は、金庫泥棒の依頼主のベック、ハリーを仲間に呼び戻そうとして断られ、フルボッコした不良二人、常習犯の金庫泥棒であるハリーの軽い刑に怒っていたデブリン、そして何が盗まれたのかを言わないウォーカー親子。

まず、不良二人の容疑は晴れます。しかし嫌な感じです。本編には直接関わらない人たちが嫌な雰囲気を醸し出すのが、このドラマらしいところです。

デブリンは殺しこそしていませんでしたが、以前、ハリーを逮捕するために証拠をでっち上げたことをフォイルに指摘され、再び戦場へ赴任していきました。

デブリンに捕らえられた時、ハリーは金庫は破ったものの、何も盗らずに立ち去ったのです。
証拠がでっち上げられたものだということはベックも見抜いており、刑を不当に軽くしたのではなく、正当な刑を受けるべく屈力したのでした。
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ベックがハリーと会っていたことをつきとめたフォイルは、ハリーにウォーカー邸に忍ばせたのはベックであろうと推察、ベックから密約文書のことを聞き出します。

今、ドイツは食糧難である。このままだとドイツ国民はナチス政権を見限るだろう。
しかし、ウォーカーの会社はナチスに食料を売る契約を交わした。
このことが明らかになれば契約は潰れる、とベック。

密かにレジスタンスに加わっていたベックは、次の極秘任務先に去る直前でした。

冒頭、転落死した秘書もベックの命で動いていたのです。恐らく転落死ではない、殺されたのだろう、とフォイル。

例えナチスを倒すためとはいえ、その命によってハリーたちが殺されたことを、まっとうじゃないこととして問うフォイルに、家族の事情を打ち明けるベック。
自分は亡命したけれども、息子はドイツに残った、ナチ・エリートとして。
そして、息子にナチ思想を吹き込んだのは、サイモンであることを。
ベックは密約文書のことだけでなく、父親としてウォーカー親子に怒り、恨みを抱いていたのでした。

その頃ウォーカー親子は、万が一の時に備えて、足がつきそうな文書を庭で焼いていました。
それを、紙には目が無い資源回収隊の子供たちが発見。
焼く、ということはもういらないもの、ならばもらっちゃおうと、庭に忍び込んで紙束を持ち去ろうとしたところを、子供たちに気がついたサイモンが、躊躇なく番犬を放ちます。ドーベルマンです。恐いです。
犬に噛まれながらも、何束かを持って何とか逃げおおせた子供たち。

そう、彼らが持ち去った紙の束の中に、例の密約文書の控えが混じっていたのです。
お手柄です!

・・・が、しかし、話はそう簡単には終わりません。

ウォーカーに密約文書を突きつけるフォイル。しかしウォーカーは言い放ちます。

「戦争なんぞ関係ない。ビジネスは限りなく続く。」

その言葉通り、ウォーカーと通じる政府高官の何者かによって、契約のことは不問にされてしまいました。ビジネスは正当化されてしまったのです。

ベックとその仲間たちが期待したとおり、こんなことであきらめるフォイルではありません。
もっと確固たる証拠を求め、改めてハリーの妹、ルーシーから事情を聞きます。
兄は「大事なものは働き者で信用できる友人」に預けたと言っていた・・・
閃くフォイル。
働き者、それは、ミツバチ。
ルーシーが飼っているミツバチの巣箱の中から「大事なもの」、宝石箱を発見したのです。

フォイルはその宝石箱を持って、ウォーカーの会社を訪ね、再びウォーカー親子と対峙します。

この宝石箱は、ウォーカーの会社とナチスが契約した時に、感謝の気持ちとしてナチスから送られたもの、とウォーカー。

しかし、フォイルは宝石箱の由来を調べていました。
18世紀に有名なユダヤ人職人によって作られたものであること。
つい最近までドイツ在住のユダヤ人一家が所有してたこと。その一家がナチスに虐殺されたこと。
そして、宝石箱はナチスの、没収した財産を管理する「財産管理局」にあったこと。

つまり、人を殺して奪ったものだったのです。
これだけ由来がはっきりしているということは、かなり有名な作品なのでしょう。持っていることが知られれば、非難は避けれないほどの。
盗まれたことを黙っていたのは密約文書のためではない、宝石箱を所有しているのを知られることだったのです。

ではハリーを殺したのは誰か。
もう、サイモンしか残っていません。

「殺すつもりはなかった。」

ゲームだった。
ゲームとは、ロシアンルーレット。

獲物を追い詰める狩人のようにハリーの頭に拳銃を突きつけ、引き金を弾くサイモン。
2発空砲を撃った後、まだ、空だと思っていたのが、実弾が入っていたのです。

殺してしまっては、宝石箱のありかを聞き出すことはできないのに。
ゲームで人の命を奪ったことに、なんら呵責を感じていないサイモンが、平気な顔で警察に連行されて行くのを見送って、ウォーカーに告げるフォイル。

ビジネスより大切なものがある。でも、もうその必要はない。
ウォーカーがこの宝石箱を持っていることで会社の信用はガタ落ちし、存続も危ういだろう、と。

フォイルが社屋の外に出た時、一発の銃声が鳴り響きます。
護送車に乗せられようとしていたサイモンが初めて動揺します。

「父さん!」
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交戦中に敵と商売をすることには驚きましたが、19世紀以前のヨーロッパの戦争では、抜け目の無い商人たちが敵と取り引きすることなど、ごく当たり前だったことを思い起こしました。
しかしそれは戦争が傭兵や職業軍人たちメインで行われていた時代だったならばこそ。
20世紀の戦争はもう、市民を巻き込む総力戦となってしまった。
ドイツ国民を食料難に追い込むことも、重要な戦略。ベックの言うことはもっともなのですが・・・なんだかやりきれない思いです。

ともかく、ウォーカーは節操がないだけでなく、時代を読み間違えたとも言えます。
しかし、ナチスとの取り引きを黙認する政府高官・・・組織ぐるみなのでしょうか?気になります。

一番引っ掛かったシーンは、ハリーがベックに宝石箱を渡すのを頑なに拒むシーンです。なぜ彼はああも頑なだったのか。
父は貧乏のせいで死んだ、と思っているとはいえ、貧乏に疲れ果てた末に、宝石箱を元手にやり直そうとしただけとは思えませんでした。
その前の窃盗も、結局自分の意思で未遂に終わらせたのですから。
自分に泥棒を強要するベックに対する反抗心もあったのでしょうか。

いつものように多くの人物が登場しましたが、ウォーカーの後妻も含めて、全くの枝葉エピはなく、密約文書、そしてハリーを巡ってまとまっており、見応えがありました。
ハリーが複雑なキャラクターだったことも大きかったです。俳優さんの名前がわからないのが、残念。

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2015年12月10日 (木)

ぼんくら2 第7回 最終回「鬼の正体」

公式サイト

葵(小西真奈美)が殺された現場に漂っていた煙草の匂いから、真の下手人への手がかりを突き止めた弓之助(加部亜門)は、そのことを平四郎(岸谷五朗)に伝える。弓之助によると、これは過去にあった殺人事件と関係しており、同一犯によるものだという。その頃、芋洗坂では、その下手人におはつがかどわかされ、葵屋敷に立てこもるという事件が起きる。平四郎たちは、あらゆる人脈を総動員して、下手人の説得に望むが…。(公式サイトより)

原作は最近再読。

いつもと同じく、セリフは概略です。

「喧嘩口論の挙句に、親兄弟、夫婦など、身近なものを手にかけてしまう、という形の殺しは数が多いのです。」

江戸の町の犯罪をプロファイリングしている弓之助とおでこさんの説にうなずく平四郎と政五郎。

そういう場合は佐吉の時同様、表沙汰にしないでもみ消そうとする。
「なかったことにされた罪。
だがそれでも思いは残る。後ろめたさも後悔も。」

あの日の葵は、相対した客に本人に昔の罪を思い出させる何かがあった。葵が知らない何かが。
ゆえに、弓之助たちは過去に手口がないかを探っていたのですが、平四郎の言葉で、鍵は煙草の匂いであることに気がつき、そこから15年前に起きた「牛込古着屋の母殺し」事件を探り当てたのでした。

そこへ芋洗坂から、おはつが何者かにかどわかされた、という一報が届き、何かあったら早く自分のせいだ、と自分を責める弓之助、おはつは葵の家ににる、と。
なぜだ、と怪訝な一同。
なぜなら。

「晴香先生が下手人なんです!」
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15年前の牛込古着屋の母殺しとは。
古着屋には三人姉妹がいたが、真ん中の女の子、おはるは他の姉妹とも母とも気が合わなかった。
姉妹喧嘩をしても、怒られるのはいつもおはるだけ。
これがまたキツそうなおっかさんで・・・とうとうある日、いつものように自分だけを叱る母親にブチ切れたおはるは、母親に長火鉢にかけてあった鉄瓶を投げつけてしまいました。
母親は鉄瓶に入っていた熱湯によるやけどで数日苦しんだあと、息を引き取った・・・その時、母親は、葵が吸っていたのと同じ煙草を吸っていたのです。

事件は内密にされ、おはるは遠縁にひきとられた。それが、晴香だった。

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今、晴香は包丁を持ち、おはつを引き込んで、葵の家の押入れに立てこもっています。

「葵さんを手にかけた時、15年も体の中に眠っていた鬼を呼び出したのです。
ここには、子盗り鬼ではなく、晴香先生の鬼がいたのです。」

弓之助は、晴香の中のおはるという人格がいると仮定して説得をはじめます。

「おはっちゃんを押し込めているのは、牛込古着屋のおはるさんでございますね。
晴香先生、先生ならおはるさんを説き伏せることができるはずです。
今更おはっちゃんを傷つけ、亡き者にしても何もならないと、先生ならおはるさんをなだめることができるはずです。」

何が何だかさっぱりわからない平四郎たち、周囲の大人たちでしたが、弓之助の説得は効果をあげて、晴香はおはつを解放しました。
しかしその後、再び押入れに閉じこもってしまいます。
早く開ければよいのに、という大人たちを制する弓之助。

「開けたら、晴香先生は死にます。」

再び押入れの中の晴香に呼びかけます。

「私の方がおはるさんよりも先生を思いやる気持ちが戸良い。」

そして平四郎にこっそり頼みごとをしました。
頼みごととは、湊屋に以前葵が孫八を撃退するために呼び寄せた幻術一座を貸し出すことでした。
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早速湊屋に急行する平四郎。総右衛門は寄り合いで不在でしたが、息子の宗一郎が代わって手配を請け負ってくれました。
あとは、葵をよく知っているお六を呼び寄せ、お徳と彦一には炊き出しを頼み、再び葵の家に戻ってきます。

時間稼ぎに晴香の立てこもる押入れに向かって延々と論語を奏ずる弓之助。
ほんと、頭の良い子ですわ。

宗一郎の手配は手早く、幻術一座が到着、お徳たちも炊き出し用の材料を持ってやってきて、緊迫した奥の空気とは裏腹に、なんだかお祭り騒ぎの賑々しさとなりました。おにぎり、おいしそう。
その上彦一はお六に一目ぼれしたようで・・・一同、和やかな雰囲気です。

さて、ひと段落して、お徳やお六が引き上げたあと、いよいよ幻術のはじまりです。

どこからともなく現れる葵。白菊の柄の着物を着ています。
そっとのぞいていた平四郎と宗一郎は、あまりに似ているのに驚きます。

晴香の引きこもっている押入れの前に座った葵。

「私はね、ここで亡者に成り果てました。
私は元々業の深い女で、地獄落ちと決まっていましたからね、こうして亡者になって残ったのは、いっそ幸せなのかもしれません。
晴香先生、出てらっしゃいな。」

と、出刃包丁を握り締めたまま、押入れを開く晴香。
葵はすばやく身をかわし、包丁を遠ざけます。

「嫌ですよ、こんな物騒なおもちゃを持ったりして。
よござんすか。ここは私の家なんですよ。
先生があんなことをなすったから、私はここから離れられないんですよ。
亡者は二人もいりやせん。
先生は私の顔をお見忘れですかい?」

ようやく晴香は、謎の女が葵であることに気がつきます。

「まさか・・・」

「先生、あたしみたいになっちゃいけませんよ。まだ死んではなりません。
先生、私は先のおっかさんに似てましたんですかい?」

泣き崩れる晴香。

「もう、勘弁してあげなさいな。先生のおっかさんだって、もう勘弁してくださっていると思いますよ。
あんな鬼を見たような顔はなさいませんようにね。

 

私も倅に会いたかったから、先生をお恨みしてないと言ったら嘘にになるけれど・・・それじゃ先生、お早く帰りなさいね。」

葵は何処へともなく消えました。
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すべてが終わって。番屋で真相を話す晴香。

あの日は、たまたま通りかかっただけ。
お六の子供たちが遊んでいる声を聞きつけて、以前、お六と娘たちが孫八につけ狙われていたことを思い出した晴香。
事が終わったとは聞いていたけれども、その後の様子を聞こうと思い立ち、庭に入っていくと葵がいた。
お六は今、手が塞がっているから、と待つ間、ということでしょう、葵は晴香を座敷に招きいれました。

まず、最初に衣桁にかかった着物が晴香を過去へ引き戻します。
白菊の柄・・・
そして葵が吸い出した煙草、あの日おっかさんが吸っていた煙草と同じ・・・

「葵様に気がつかれたかもしれない。昔の出来事を探り当てられるかもしれない。ここままにしてはおけない。
そう思った時には、もう・・・」

話を聞いていた平四郎。弓之助に、女役者にあの時の着物を着せたのはお前か、と尋ねます。
いや、と弓之助。あれは女役者のお考えだと。

「女が女を殺めて、その場に着物があったのなら、その着物に意味がないわけがござんせん。」

晴香に鉄瓶を投げつけられた時、母親が着ていたのも白菊の着物だったのです。
でも、そのことは晴香が言うまでは誰も知らなかった。
あまりの偶然に「怪談話にもほどがあるぜ」と思わず震え上がる平四郎なのでした。
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数日後、平四郎の屋敷を訪ねてきた佐吉夫婦に、事の顛末を語って聞かせる平四郎。

おはるはどうしたのか、と尋ねる佐吉に、あとは向こうにまかせる、という約束なのでどうなったかは知らない、と言いつつも、佐伯経由で知りえた情報、養い親のところへ戻されたあと、出家するらしいことを教えました。

「牢屋暮らしよりつれえかもしれないあ。
てめえのやったことは何時までもついてまわる。逃げられやしねえ。
けど、おめえにはすまないなあ。」

葵・・・母殺しの犯人を裁きにかけられなかったことをあやまる平四郎。

「そんなこと、ありません。感謝してもしきれねえ。おふくろも成仏できたはずです。」

ついに生きている間に再会できなかった佐吉と葵。
平四郎は、幻術の葵を見せたかった、と口を滑らしますが、弓之助に怖い顔で諌められます。

「叔父上、いくらそっくりでも、あれは幻で本物の葵さんではありません。
ずっと騙られてきた佐吉さんにあんな幻を見せてはいけないのです!」

「はい・・・」

しょぼんとする平四郎。
そこに平四郎の妻、志乃が帰宅。佐吉の妻、お恵の顔を見るや否や、お恵が妊娠していることを見抜きました。
自分も昨日知ったばかりなのに、と驚く佐吉。

弓之助といい、妻の血筋は勘の鋭い一族のようで、ただただまいりました、としか言えない平四郎なのでした。
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ラストはお徳の店。
祝言が整った弓之助のいとこ、おとよに、婚礼の宴のお料理、五十膳を頼まれ、あたふたと無理、と断ろうとするお徳をはげます子女たちと彦一。
手が足りねえから、お六さんにも手伝ってもらおうと算段すえう彦一をにやにやと眺める一同。

「いい気分だ。みんな毎日をこんな風に暮らせたらいいのになあ。
でも、そうはいかねえんだよなあ。
一日一日積み上げるように、てめえで進んでいかねえと。おまんまいただいてさ。
みんな、そうやって日暮しだ。

 

けど、時に間違いが起こるのはなぜなんだろう。
自分で積んだものを自分で崩したくなるのはなぜだろう・・・ま、いいか。めんどくせえや。」

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今も、肉親間の殺人が一番多いそうです。

15年前の事件を自ら呼び起こしてしまった晴香・・・おはる。
おはるの闇に巻き込まれた葵は気の毒ですが、湊屋との因縁が招いたこととも思えます。
世の中は複雑な因縁によって成り立っている。

宗一郎はどうするのでしょう。
湊屋を継ぐのか否か。どちらにしても、この人はちゃんと生きていけそうな気がします。

お徳が店を大きくすることで、久兵衛の、かつてお徳の人の良さを利用した後ろめたさも薄らぐことでしょう。
佐吉も、冤罪を晴らしてもらったこと、子供ができることで、利用されてばかりの過去を脱ぎ捨て、新しい一歩を踏み出せるでしょう。

一方でおふじはどこまで本当のことを言っていたのか。

2シリーズに渡っての事件が解決しての晴れ晴れしさと、それでも残る割り切れなさが、余韻となりました

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原作と比べるのは野暮なのですけれども、2つだけ気になったところを書き留めておきます。

原作だとラストはおとよの祝言の席なのですが。
ラストを変更したので、以前平四郎が女水芸人に入れあげたことがある、というエピが少々蛇足になってしまった気がしました。
自分が女芸人に入れあげた時、志乃はどう思ったかを聞くことで、女性の嫉妬心を理解しようとする平四郎、という面だけは抜き取っていましたけれども。
あと、彦一のエピがあれば、平四郎がお六を呼び寄せた意味ももっと深まったと思うのですが・・・長編を7話にまとめたわけですから、零れ落ちるものがあっても仕方がないでしょう。

人間が営むからこそ、人の善意、熱意、疝気、悪意・・・そして狂気が潜む世界を、切なく描いた宮部ワールドのテーストは伝わってきました。
小さなことですが、深川から芋洗坂までの距離感とか、きっちりと作ってあったのも気持ちが良かったです。

何はともあれ、弓之助、大活躍でした。
平四郎曰く、この子はおつむりのできが違う。

膨大なセリフ、そして論語まで。
加門さん、お疲れ様でした。

平四郎、弓之助のシリーズのはもう一作あるのですけれども、子役さんたちの年齢もあるので、同じ顔ぶれでのドラマ化はこれにて大団円となるでしょう。

ありがとうございました。
今後の時代劇枠にも期待しています。

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ぼんくら2 第1回「哀(かな)しき再会」 
ぼんくら2 第2回「信じる心」
ぼんくら2 第3回「鬼の棲(す)む家」
ぼんくら2 第4回「穏やかなる死体」
ぼんくら2 第5回「新たなる容疑者」
ぼんくら2 第4回「穏やかなる死体」
ぼんくら2 第6回「ただよう香り」

ぼんくらシリーズ

 

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2015年12月 9日 (水)

仮面ライダーゴースト #09「堂堂!忠義の男!」

公式サイト

10年前に行方不明になっていた幼なじみのマコト(山本涼介)がスペクターだった!そのマコトが言っていた地獄とは!?驚きと衝撃にタケル(西銘駿)は激しく動揺する。
10年前に失踪した物理学の権威・五十嵐博士(モロ師岡)がいた研究所で不可思議現象が起こっているとの情報が。五十嵐博士はタケルの父・龍(西村和彦)の古い知り合い、マコトのこともわかるかもしれない…。タケルは調査に乗り出すが…。(公式サイトより)(公式サイトより)

アランは眼魔世界の大帝の息子であることが明かされました。
忠義の男って、今回初登場のジャベルのこと、でいいのでしょうか。
タイトルになるくらいだから、かなりのキーマンのようです。
すぐ成敗されてしまう悪役はさて置き、いきなり殴るとか、そういうキャラの動かし方って、好きじゃないんですけどね・・・。

五十嵐はあのまま逝ってしまうのでしょうか。
大事なノートが、その辺にほったらかしにしてあったように見えました。
ま、これは今期のライダーシリーズのテーストなのでしょう。

15個目の眼魂、ベンケイ、強いです。

これで、眼魂の数が揃いました。これからは眼魂の争奪戦になるようです。

9話にしてマコトとカノン、西園寺、アラン、天空寺龍、そして新たにジャベルと、伏線のオンパレードです。
とても展開を急いでいるように感じます。これから本番が始まる、と思っていいのでしょうか。
あくまで好みですが、ミスディレクションでもいいので、もう少し先行きを暗示するストーリーを見せて欲しいかも。
今はどの謎も宙ぶらりんすぎて落ち着きません。
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2015年12月 8日 (火)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第40話「あぶないサンタクロース!」

公式サイト

霞は、新しいカラクリを次々に発明。その中のひとつ、妖怪を呼び寄せるカラクリを使ってみることに。しかし、妖怪ではなくジュッカラゲしか現れない。霞はスランプなのか!? そんな中、サンタクロースが街の人々にクリスマスプレゼントとして指輪を与えていた。1時間後、指輪をもらった人々が、次々にみすぼらしい格好に。戦いの中、誰かの落とした指輪を拾った天晴も、みすぼらしい格好になってしまう。しかし、妖怪の姿は見えず、みすぼらしい格好になった人々も真実を教えてくれない。そこで、霞の発明したウソ発見器を使ってみると… (公式サイトより)

萬月に作戦を破られて、スランプに陥ってしまったモモさん。
そんなモモさんを気遣って、スランプなのを見て見ぬふりをするニンニンたちでしたが、アカさん一人は、隠しごとは良くない、はっきり言ってやった方がいいんだ、と。

最近スターさんが冒頭に姿がないわけがわかりました。
九衛門のおかげで妖怪にならずに済んだことが後ろめたくて、皆と一緒に居づらかったのね。
その気持ちを払拭するために、九衛門からパパの忍タリティーを取り戻そうとしていたのでした。

二人が戦っているところへ、九衛門の匂いを嗅ぎつけて、萬月登場。
萬月が牙鬼幻月の息子と聞いて、驚く九衛門。慌てているようにも見えましたが?
萬月に幻月の小姓と名乗りますが、萬月は信用しません。
にらみ合う二人を置いといて、スターさんはビンボウガミと戦うニンニンたちの下へ。

絶不調のモモさん。作ったカラクリも今ひとつどころか、カラクリ忍本音引き出しで、皆が自分のことを、スランプなので気を遣っていることを知ってしまいました。
隠しごとはだめ、とアカさん。
駆けつけたスターさんも、パパの忍タリティーを取り戻すために、自分ひとりで九衛門を追っていたことを打ち明けました。

そこへ萬月が現れて、本音引き出しを奪って姿を消します。
モモさんは悔しがるも、悔しい、と言うのも大切、自然体でいようと、肝が据わった様子。
スターさんのアシストを受けたアカさんがビンボウガミを撃破しました。
妖術貧乏ゆすり(笑
合体を解いて、各固体の連携プレーで仕留めるのは、初めて見たかもしれない。
良い戦術かも。画に軽さと動きが出ますし。

シノビマル、久しぶり!

さて、萬月は奪った本音引き出しで、九衛門の本音を聞きだそうとします。
小姓でもない、忍びでもない、正体は牙鬼・・・まで言いかけて、本音引き出しを破壊して逃げる九衛門。

牙鬼・・・と言いかけたのが気になるのはもちろん。
幻月の小姓ならば俺の家臣だ、と萬月にスターさんを片付けることを命じられた時、ちょっと躊躇したように見えたのも気になります。単にストーリー展開の都合上だったのかもしれませんけれども。
もし躊躇したとしたら、萬月に命じられるのが嫌だったからなのか、それとも?
九衛門から目が離せません。

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2015年12月 7日 (月)

花燃ゆ #49「二人の再婚」

公式サイト

互いのことを思いつつも、気持ちを素直に伝えられない美和(井上真央)と楫取(大沢たかお)。そんな二人に、せい(三田佳子)や阿久沢(江守徹)ら、周囲はやきもき。その頃、楫取の次男・久米次郎(市川理矩)が東京から楫取を訪ねてきて…。一方、美和は亡き夫・久坂玄瑞の忘れ形見の秀次郎(大八木凱斗)が正式に久坂家を継ぐことになり、萩に挨拶に行くことに。出発しようとしたそのとき、突然、楫取からプロポーズされ…!(YAH0O!テレビより)

女中、女中って言ってるけれども。
あの屋敷の広い廊下、数多い座敷、庭を見るたびに、いったい誰が掃除をしているのだろう、と思ってしまうのです。
それだけではありません。洋服とは違って、着物の手入れにはとても手間がかかるし、洗濯機もガスも電気もない時代。書生や長屋の住人ならともかく、県令としての面目体裁を保つには、とても労力が入ると思うのです。←この件についてはずっとこだわっています(汗

後添えを迎える、迎えないのは話だったら、ストレートすぎるかもしれませんが、まだ納得がいったかもしれません。

さて、前回から引き続き、すっかり仲人状態の阿久沢夫妻。

あれほど美和に反発していた久米次郎が、母の願いもあって、父と美和の再婚の後押しをするばかりか、美和にも理解を示すようになりました。うまく懐柔されたものです。

とどめは滝。
二人は一緒になるさだめだった・・・他人の久坂はともかく、寿は娘なんだからねぇ。

家長制度ががっちりしていたこの時代、早逝した妻の姉妹を娶るパターンは珍くはなかった。それで良いじゃないですかって思ってしまいました。
現代に当てはようとすればするほど、現実離れしていくのが、この大河の特徴です。

楫取と美和を「二人は同じところを見ている」と眺めているしかなかった寿さんの気持ちを思うと、割り切れないですよ。

それに、どんな困難にも立ち向かっていくところが似ている、ってセリフで念を押されても。
映像からはほとんど感じれなかったんですよね・・・

加えて。
入江の妹で、伊藤博文の妻になるも、離縁されて、伊藤の仲人で再婚したことをあっけらかんと話すすみの描き方との落差が激しすぎます。
公式の人物紹介を見返したら「芸子の梅子とのあいだに子供ができると、離婚を迫られてしまう。」。
見事にショートカットされちまいましたね(_ _);;

お互いが初恋の相手であることを意識する。
ここまでの話が上手く積み上げられていたら、やっと結ばれるのね、くらいの感慨は浮かんだかもしれませんが、正直言って、今までの話、人々はいったいなんだったの?と思ってしまいました。
2時間SPで描けた気がする。

二人の結婚を知った群馬の人々、かつて不倫疑惑で村八分状態にしていたのはどこへやら。ま、そのあと塾作りなどで払拭したにしろ。
沸き立つような喜び方に違和感ありまくりです。
皆、そんなに二人のロマンスに興味があったの?

そして最後は何だかんだと理由をつけて鹿鳴館。
コスプレですか・・・どこまでもファンタジックな大河です。

今回、事業のエピは鉄道だけでした。
大河で、ほとんどフィンクションなラブロマンスを最後のクライマックスに持ってくるとは。
ある意味潔い、と言ってもいかもー(棒

次回、いよいよというか、やっと(汗)、最終回です~。

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2015年12月 4日 (金)

仮面ライダーゴースト #08「発動!もう一つのモノリス!」

公式サイト

再びマコト(山本涼介)の前に現れた西園寺(森下能幸)は、自分がかつてタケル(西銘駿)の父・龍(西村和彦)とモノリスを眼魔(ガンマ)世界とつなげる実験をしていたことを告白する。マコトの妹・カノンが眼魂(アイコン)となったのも、龍の実験が原因なのか。西園寺の言葉にマコトの心は揺れる。
マコトはタケルに龍の実験について問いただす。その言葉にタケルはスペクターの正体が幼なじみのマコトであることを初めて知る。なぜマコトが自分に戦いを挑むのか。マコトと妹のカノンに何があったのか?スペクターはタケルの疑問に答えようともせず…。
インセクト眼魔が智則(福山翔大)を利用し、モノリスを作っていた。現場を発見したタケルはゴーストに変身。智則を救い、インセクト眼魔をついに粉砕する。
スペクターの正体がマコトであることをタケルに教えられ、アカリ(大沢ひかる)も声を失う。一方、マコトはカノンのために、タケルから眼魂を奪うことを改めて誓う。そんなマコトにカノンが何かを語り掛け…。(公式サイトより)

妹、カノンを生き返らせるということは、タケルを犠牲にするということ。
その決意に揺らぎのないマコト。10年間がどんなものだったのかが気になります。
しかし、全く躊躇がないわけではない。
その躊躇を消し去るべく、兄妹が龍の実験台にされたことを匂わす西園寺。
西園寺が信用できない、と言うカノンは人間らしさを保っているようです。

インセクト眼魔は、女王蜂を射止めることで撃破しました。
眼魔たちの取りあえずの目的は、モノリスを製作することのようです。
眼魔世界と人間界をもっと自由に行き来できる通路を作るっていうことなのでしょうか。目的はわかりませんけれども。

もう眼魔は14個まで揃っているのね。
どう展開していくのでしょう。

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2015年12月 3日 (木)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第39話「牙鬼の息子、萬月あらわる!」

公式サイト

ヒャッカラゲたちを引き連れた牙鬼萬月が、子どもたちのおやつを奪う“おやつ狩り”を始める。萬月は、444年を経て生まれた、牙鬼幻月の息子だった。ニンニンジャーが応戦するが、萬月は部下に頼ってばかりのバカ殿で、すぐに逃げ出してしまう。そこで霞は、ティーパーティーを開いて、おやつで萬月をおびき出すことに。まんまと現れた萬月は、案の定、ヒャッカラゲたちに戦わせて自分は逃げ出す。そこで、ヒャッカラゲは天晴たちに任せ、霞と風花が萬月を追うことに。ところが、萬月はそれまでのバカ殿から豹変し… (公式サイトより)

今まで完全無欠だったモモさんの作戦がはじめて敗れました。しかもシロさんを危ない目に合わせてしまった。
その悔しさをバネにゲキアツにランクアップするも、萬月を倒すことができなかったモモさん。
モモさんのお話は次回に続くようです。
これであとはゲキアツになっていないのはシロさんだけとなりました。

萬月は自分専用のジュッカラゲがついているのね。
晦、お守りする人が増えて大変です。

今回もスターさんが始まってからしばらく登場しなかったのが気になります。

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2015年12月 2日 (水)

ぼんくら2 第6回「ただよう香り」

公式サイト

平四郎(岸谷五朗)が葵(小西真奈美)殺しの下手人とにらんだおふじ(遊井亮子)、孫八(なだぎ武)、宗一郎(屋良朝幸)への捜査が進み、真相が徐々に明らかになり始めた頃、この事件は一風変わった「通りもの」の仕業だと断じていた弓之助(加部亜門)は、香りを楽しむ唐渡りの煙草が葵の手元にあったと知り、匂いこそに事件の鍵があるのだと気づく。そんな頃、芋洗坂では、下手人に一度狙われたおはつが、再びかどわかされた。(公式サイトより)

原作は最近再読。

明日は最終回なので、粗筋メインでささっとメモっておきます。セリフは概略。

芋洗坂に着いた弓之助、おでこさん、政五郎。
葵を殺した犯人はこの村に住んでいて、目撃者のおはつを必ず再び襲う。しかしおはつは恐がって何も話してくれない。
気の良い子供好きの下っぴきの杢太郎に、おはつをしっかりガードするよう頼んで立ち去るしかありませんでした。

なかば強引に家に招いてお茶をふるまう、あの人。
弓之助たちと杢太郎の会話から、捜査の進展状況を探ろうとしているとしか思えません。
弓之助は何か気がついているかも?
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一方、川崎の久兵衛を訪ねた平四郎は変わり果てた孫八に引き合わされます。
子盗り鬼の仕掛けで脅されて錯乱状態に陥った直後、熱病に罹ってしまい、今は自分の名前を言うのも精一杯となった孫八。

そこへ平四郎が疑っている人物、湊屋の後とり、宗一郎が訪ねてきます。
手前は湊屋の息子ではない、言いおいた後、5年前、おふじにそのことを告げられた時の言葉が、久兵衛に漏らした「おまえは宗一郎の息子ではないから、いつ追い出されても良いよう、覚悟しておくように」よりもっとえげつないものだったことを話します。

「旦那様のお子じゃない。それは旦那様もご存知のこと。今はお前を跡とりにすえると言っているけど、先はわからない。
考えてもごらん、お前が幼い時から旦那様はお前に冷たかったはす。佐吉なんかをあんなに可愛がって、お前はその半分もかまっておいででなかったじゃないか。」
5年前のおふじ

「それはわたしが跡とりだから。店の身代を背負う身だから。」

「そうじゃないんだよ。お前がわたしが心底惚れた男の種だからなのさ。
だからこそ、あんな男の言いなりになることはない。
実の息子ではないからこそ、わたしはおまえに湊屋の身代を取って欲しいんだよ。」

聞き終わって、おふじらしい、と溜息をつく平四郎。
あんたも苦労がおおかったな、佐吉とおんなじだ、と宗一郎をねぎらいます。
親たちの事情に翻弄されながらも、律儀で正直者。優しい気持ちを保ち続けて生きてきたところなど、佐吉とよく似ている。

2年前、佐吉が鉄瓶長屋の差配人になった時、宗一郎は、佐吉がとうとう湊屋の身代に入り込むことになった、と思ったのだそうです。しかし、長屋はすぐに取り壊され、ふじ屋敷が建った。
なにかおかしい。でも。

「手前は何も決断できず、何も断ち切れず。母を捨てることも、父に歯向かうことも何一つできなかった。手前は腑抜けです。
でも、ふじ屋敷に移り住んだ母は変わりました。
そんな母を見るにつけ、新しくやり直した方がいいと思うようになったのです。」

店を出て、手前で生きる道を見つける。ところがおふじが首をくくった。
それからは父の様子がおかしくなった。

「このあいだなど・・・」

ひとり涙する湊屋を見た宗一郎。

「母のために泣いているのではないかと思いましたが、ありそうもないことです。
父は誰か他の人のためにないていたのでしょう。」

母のためには涙を流さぬ父・・・

もういい。この家にはいたくない、と決意した宗一郎は、ついに父に申し出ます。

「この家を出て生きていく道をみつけて、おっかさんを引き取ります。」

しかし、父は。

「好きにするがいい。ただ、私が許すまで、勝手に店を離れてはいけない。」

もう、何が何やらわからぬ状態でもがくしかない宗一郎をみかねた久兵衛。
今回のことを平四郎から説明して欲しいと頼みます。
驚く平四郎、さらに、今回のことは旦那様もお許しくださっています、と聞いて。
自分で説明しないで、人に押しつけるやり方に腹を立てるより、あきれてしまうのでした。

「面倒くせえ。あきあきしてるんだ。」

と、言いつつも、宗一郎のために、長い長いどろどろの因縁話を語って聞かせます。
聞き終わった宗一郎。

「それでわかりました。霧が晴れました。」
いったん口をつぐんだあと。
「もっと先から葵様の居場所を知っていたら、手前が乗り込んでいって、ひょっとしたらひょっとしたかもしれません。」

宗一郎と佐吉は同じ・・・
これでおふじ、孫八、宗一郎と、嫌疑をかけていた人物は誰もいなくなってしまった、と呟く平四郎。
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さて、江戸に戻った平四郎を、弓之助がいつものように訪ねてきますが、何だか様子がおかしい。
小作人のおはつの家が、想像を超えて貧しかったことにショックを受けていたのです。

自分は世間を何にも知らない。おはつが着ていた着物は、うちの家なら雑巾にするだろう。
葵の殺人事件のことより、おはっちゃんの家が少しでも楽に暮らせるにはどうしたらいいか、そちらの方に頭を使わなければいけないのでは。やるべきことがあるのではないか。

格差社会を目の当たりにして、子供らしい義憤にかられる弓之助に、すべて背負い込むな、だが忘れてもいけない、となだめる平四郎。
葵の事件に話を戻し、弓之助の「通りもの」説、そして匂いの件について検討します。

そこで、宗一郎が煙草を吸っていた時のことを思い出す平四郎。

湊屋でただ一人の煙草吸いで煙草には詳しい宗一郎は、唐渡りの品の中に、煙草と言うよりお香という感じの匂いがする「品がある、と。

湊屋が煙草吸いではないことを知らない人から、時々貴重な煙草のお届け物があった。
父はそういうものの中から、時々良いものを選り分けて何処かへ持っていってた。
この夏、その匂いがする煙草のお届け物があった。それもまた・・・多分葵の下に持って行ったのだろう。

事件の起こった日。
来客は煙草好きで、風邪を引いていた葵は珍しい煙草を勧めた。
その煙草を吸ったのが下手人・・・ではないか、と平四郎。

そのことを聞いて、泡を吹いてひっくりかえる弓之助。

「なぜ、そんな大事なことを早く教えてくれなかったですか!
私は検討違いのことをしていたのです。
手口ではない、匂いなのです!」

おでこさんを連れて町を駆け回りだす弓之助。

そのころ、芋洗坂では、おはつが行方不明に!
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弓之助は芋洗坂に行った後、匂いの元が煙草ではないかと睨んでいたのですが、良い匂いがする煙草などない、と大人たちから否定されるばかりで、行き詰まっていたのです。
その時の煙草は、あまりに高価でめったに吸えないシロモノでした。
だから、皆、匂いのことを知らなかったのです。

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平四郎は、孫八を懲らしめるために使った幻術使い一座は、本当は違う人に使うつもりだった、でも、使わなくって良かった、と言う言葉に、最初はおふじを驚かすために使おうとしたのではないか、と思っていた。

「でも、そうじゃねえ。」

葵はおふじを騙して気がとがめていた。でも自分が名乗って出てるわけにはいかない。
そこで幻術一座を使っておふじに葵の幽霊でも見せて「もう恨んでなんかいない。あたしの方こそ申し訳なかった」とかなんとか言わせておふじをなだめようとした。

本当はおふじを騙すつもりだった。
「でもね、お前の役に立ったんだから、こっちの方がずっと良かった。」
と事が終わった後に葵にお六に言ったことを聞いて、気がついた。

葵にも後ろめたさ、償いたいという思いがあった。佐吉に対しても。
けどそれはおふじのためだけじゃない。自分のためでもあった。
葵は本当は自分の気持ちを楽にしたかったんだ。

葵の心は揺れていた。
湊屋が佐吉に本当の真実を告げてからもっと揺れていたはず。
佐吉になんと言うか、どう説明するか。
その前に過去を償っておけるなら、そうしたい。

優しさがあった。悔やむ気持ちもあった。過去を埋め合わせたいという思いもあった。 

以上、久兵衛に語った平四郎の推測です。

幻術一座を雇ったことが自分のためではなく、人のためになったことに、ほっとしたのかもしれない。
徹頭徹尾自分中心に動いていた人生の中で、数少ない、他人のために動いた出来事だったのです。

平四郎の優しい推測に、頭を下げる久兵衛。
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原作より、少しキャラの強弱を強めにしており、その割を食っているのがおふじです。

息子をも夫への復讐の道具にしようとしたおふじ。
三人の中で、一番悪者というみたく見えてきました。
しかし、おふじをここまで追い詰めたのは、湊屋と、そして湊屋に愛されていた葵・・・と思うとしてもですねえ、もともとエキセントリックな人だったように思えます。
なので葵が現れなくても、夫婦仲はうまくいったかどうか。

まあ、なんと申しましょうか、平四郎の言う通り、面倒くさい話です。
佐吉と宗一郎が、前を向いて歩めるようになりますように。

弓之助の推理など、まったりと楽しんで見てますけれども、鉄瓶長屋の事件を描いたパート1を見ていない人には、ちょっとややこしいかもしれません。
お徳がなぜこの話に関わっているかも、わかりにくいですし。

次回はいよいよ最終回。
ラストシーンに期待しています。

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ぼんくら2 第2回「信じる心」
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ぼんくら2 第5回「新たなる容疑者」

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2015年12月 1日 (火)

破裂 #07 最終回

公式サイト

香村(椎名桔平)を命の危険から救ったのは、意外な人物だった。安楽死法案の国会提出を目前に佐久間(滝藤賢一)の「プロジェクト天寿」が大詰めを迎える中、ネオ医療センターでは突然死に怯える被験者が出始め、厨(甲本雅裕)ら職員達にも動揺が広がる。事務次官の林田(佐戸井けん太)は治験の中止を命じようとするが、佐久間に弱みを握られ身動きが取れない。そんな中、香村は公子(坂井真紀)と共に佐久間の身辺を洗い、官房長・城(佐野史郎)に接近。最後の勝負に出る。そしてついに、安楽死法案を推進する超党派の国会議員連盟の集会で、運命の時がやってきた……。(公式サイトより)

原作未読です。
中々まとめきれなくて、すっかり遅くなってしまいました。
もう、まとめきれぬまま、アップします(汗

香村と佐久間の言葉を中心に。いつものように文中のセリフは概略です。
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小池に囚われ、生き埋めにされそうになった香村を救ったのは、佐久間でした。

「相思相愛でしょ、私たち。」

そして小池のことを苦々しく「暴走したバカ」と吐き捨てます。
警察にもマークされ始めているとのこと。

こういうやり方は彼の美意識に反するし、ましてや香村は彼の「分身」なのだから、許せるはずがないのです。
しかし、だからと言って香村と和解するわけもなく。

車のラジオから、安楽死の合法化に向けて超党派の議員連盟が組まれた、とのニュースが流れます。

「俺の研究を悪用したところで、せいぜい百万人しか老人の数は減らせない。」香村

「老人たちを死と苦痛から解放する。そしてこの国を救うことにも繋がる。
でも、安楽死というと抵抗を感じる人も多いでしょ。だから考えました。

よりよく死ぬことは、より良く生きること。

命の自由を保障する法案、自由死法案ってのはどうですか。」

「殺人法案だ。」
「もう、止められませんよ。」
「お前の指図は受けない。」
「私の人生を賭けたプロジェクトだ。誰にも邪魔をさせない。」

去っていく佐久間を見ながら、香村。

「潰してやるよ、俺が。」
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弁護士の松野と連絡を取り合う香村。上川が命を賭けて集めた証拠は小池に消されてしまった。
違う方向から攻めるしかない、という香村に、上川の弔い合戦だと、松野は応じます。

「俺と佐久間は似ている。互いに敵は多い。だが、敵の敵は味方だ。」

ネオ医療センターに復帰した香村は、治験の副作用で治験者が次々と亡くなっていることを指摘。
事実を突きつけられて、医療センターの職員の間に動揺が広がります。

佐久間から渡されたマニュアル通りに動く厨にも、自分の治療で人が次々と死ぬ気持ちはどうだ、と迫る香村。
植物人間状態になった母を抱える厨は、それでも、これが皆を救う方法だと言い張ります。

「安楽死じゃない。ただの殺人鬼だ。

医療ミス、認めて研究を取り戻したが、俺は医者を辞める。

それが考えぬいて選んだ、俺の医者としてのあり方だ。
お前も頭を使え。」

香村の覚悟に打ちのめされる廚。
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世間では「美しく散りたい」というキャッチコピーがブームとなっており、「PPP」、すなわち「ピンピンポックリ」が流行語のようになっています。

お雇いコメンテーターの老婦人の「死との距離が近くなる。あとはどう、うまく死ぬってこと。」との発言に「そもそも日本には安楽死を受け入れる土壌がある。ピンピンポックリ、なんてユーモラスな響きだ。」と呼応する伊達内閣官房副長官、笑いながらうなずく聴衆たち、そしてムードに流されやすい日本人たち。すごくブラックな情景です。

しかし、副作用の件もまた、次第に広まっており、林田国民生活省事務次官は、自分が責任者として追及されることにびびって、この件から手を引きたいと言い出します。
そんな林田を見限ったか、佐久間。城国民生活省官房長に近づき、あなたも真相に薄々気がついているはずだ。次官になりたければ、と脅しながら計画の遂行を「命令」。

佐久間の腹心で、いついかなる事態でも佐久間に付き従っている芹沢は、こっそりと城に佐久間の横柄な態度を、全く寝ていないんです、と謝ります。にこやかに佐久間のために粉骨砕身する芹沢を褒める城。

佐久間がいつも大量にボリボリ服用していたのは、眠気を取る薬だったのね。

香村もまた、城にコンタクトします。
しかし「ギャンブルはやらない」と、突っぱねられました。
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動揺が広がるネオ医療センター、そして厨。
佐久間は厨に睡眠薬を渡します。

「まずはお母さんから楽にしてやってください。」

絶句する厨。

「自分の身内にはできないとでも?」

以前、香村から言われたのと同じことを突きつけられる廚。アプローチが違うだけです。

「通過儀礼。」

廚に自分と同じ道を歩む覚悟があるのかどうか、試した佐久間。

追い詰められた廚。
老母の病室を訪れるも・・・

あくる朝、廚の母親の病室を訪れた香村。老母は生きていました。そこへ廚からの携帯が入ります。

「医者にならなきゃよかった。しんどいな。
結局佐久間さんにも、香村先生にもなれないんだ・・・」

切羽詰った声に「今からそっちへ行く、落ち着け」と香村。
以前なら、冷たく切り捨てていたかもしれません。
駆けつけるも、廚の車に姿はなく、残されていたのは、例のマニュアル。表紙には、廚の手書きで

「香村先生 申し訳ありませんでした」

香村たちは再び城に接触します。
「当たり馬券をやろう」。
小池が代表を務める「福祉ぐるうぷ寿会」が補助金を不正受給してた証拠と、マニュアルを渡す香村、受け取る城。
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安楽死法案についての超党派の会合が開催されます。
しきるのは佐久間。今までこの法案の「顔」になっていた林田の姿はもうありません。

「自然死法案。
生の自由と死の自由を国が保障する、究極の福祉です。」

気は熟した。自信たっぷりに自説を展開しようとする佐久間。
ところがまさにその時、ネットニュースが出席者の中を駆け巡りはじめます。

不正補助金の件で、警察が小池、そして小池の後ろ盾の佐久間の捜査を開始した。

騒然とする場内。
冷然と佐久間を見つめる城と伊達。
それらの様子をみつめる香村。

大量の薬を一気飲みした佐久間は、スピーチを続けます。

「どうせこれから蜘蛛の子を散らかすように皆逃げ出すんでしょ。

うははは。
あんたたちはいつもそうだ。考えたことがあるんですか。あんたたちの無責任、無策がどれだけ国民を苦しめるか。あんたたちは確信犯だ!
みんな私を泳がしていたでしょ。私が裏で何をやっていたか、知っているはずだ。自分に責任が及ばなければいいってね。
いいんですよ、それでこの国が救われるならば。私はいくらでもブラックボックスになりますよ。いくらでも!」

騒ぎに紛れてすらっと退出する官僚たち。腹心の部下のはずの芹沢も、城の目配せを受けて後についていきました。以前芹沢を褒めたのは、ヘットハンティングのサインだったようです。

「医療は本来・・・・
考えて、考えて、考えて・・・人生を捧げる覚悟で答えを出した。間違っているなら教えてくれ。

タイムリミットまであと9年。高齢者が3900万人を超え、医療介護の人材不足は80万人以上、医療給付金は1.5倍、介護給付金は2倍に膨れ上がる。国の借金はGDPの2倍以上、あのギリシャより酷い借金国家だ。

他に解決する手立てがあるなら、教えてくれ。
俺が導き出した答えより良い方法があるなら教えてくれ。

もう時間がない。今、手を打たないと手遅れになる。
この国を救う手立てを持っている奴は他に誰一人もいないのか、誰一人!」

会場に残っていたのは、香村一人。
二人は警察が来るまで見つめ合います。

警察に連行されようとしたその時、突然倒れる佐久間。
脳卒中でした。
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後日、自殺した廚が樹海で発見されます。死因は睡眠薬。佐久間から渡された分を自分が呑んだのでしょう。
林田と佐久間、そして小池は不正支給の件で逮捕されました。

日課のランニングをこなす香村に会いに来た松野は、ネオ医療センターの治験者たちが起こす裁判を引き受ける、と告げます。

「手加減するなよ。」

倉木最後の映画「ノガミ」が完成し、鑑賞に訪れた香村親子を須藤が出迎えます。
もう、めそめそするのはやめた、と須藤。

「誰だっていつかは死ぬ。生きる限り、蓮さんのように人生を楽しんで全うしないと。」

香村親子が撮影現場を見学したシーンが映ります。

スクリーンの中で慟哭する倉木。やがて正面からアップで映し出されます。

「これから何度も裏切られるぞ。一人ぼっちになるかもしれない。
でもな、負けちゃ、だめだ。
戦え。殴られても、蹴られても、跳ね飛ばしてやるんだ。」

息子、孫への遺言。最後に別撮りしたのかもしれません。
涙ぐみ、息子の手を握る香村。
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寝たきりとなった佐久間を見舞う香村。

「俺はネオ医療センターに復帰する。
被験者には、突然死の可能性を改めて知らした。そして、近い将来、必ず研究を実用化させる。お前が減らそうとした百万の命を俺は救ってみせる。」

「この国は破裂するぞ」

「例えそうだとしても、俺にはそれしかできない。」

「私はどうなりますか」

「体の麻痺の回復の見込みは極めて薄い。」

「殺してくれ」

佐久間の顔を覗き込む香村。

「頭を使え。

そうやって目と耳も使えるだろう。未来をこれから見届けるんだ。
他の誰でもない、俺は、お前に、生きて、最後まで、見届けていてもらいたい。」

去っていく香村。
病室には佐久間一人。
ここで照明が明るくなったのが印象的でした。

「やっぱり医者はバカだ。」
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米国に依頼していた研究が着々と進む一方、副作用を抑える療法が全ての患者に効くとは思えない、と、かつては敵視していた北川に非常時のオペについての協力を申し出る香村。

ネオ医療センターのロビーは詰め掛けた老人たちで一杯となり、香村は張り切ります。
皆から声をかけられて、ちょっと英雄気分?

が、しかし。

車椅子に乗った老女の囁きに愕然とするのです。

「先生、死なして。」
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人々は生きることではなく、ポックリを、「破裂」を求めてネオ医療センターに押しかけてきた・・・

重いテーマのドラマでした。
「このドラマはフィクション」云々のテロップもなく。

テーマそのものについては、香村、佐久間それぞれの言葉を書き留めるだけで精一杯です。

医者はバカ。
香村よりグローバルな視点を持っていた佐久間は、より厳しい道を歩んでいた。バカ、というのは自嘲でも比喩などでもなく、そのままの意。

佐久間の憂う日本の将来が、本当に怖いです。
ならばどうすれば良いのだ、という自問を繰り返した末に出した佐久間の答えは、理屈としてなら理解できますが、人を死なすことで国の安泰を図るというのは、それこそ佐久間の言う通り、政治家、官僚たちの無策の結果を国民に押し付ける極北の策。
大事な法案制定を個人の感情に訴えかけ、気分で片付けてしまおうとするのは、この国お得意の手口だし、政治を情で判断する国民性が痛い。

しかし。
自分がどう死を迎えるかについては、自分の問題として考え込まざるおえません。
果たして倉木のように生を全うできる状態を保てるのかどうか。経済なことを含めて。
そして佐久間や廚の親たちのように自分の意思を周りの人々に伝えられなくなったら。
遺書作成の必要性をリアルに感じました。

死に方。自死以外、自分では選べないことに思いまどい、囚われるのは、人間の性なのでしょう。

「香村療法」って保険が効くのかどうか、気になりました。

最終回は滝藤さんオンステージでした。
いつも歪んでいた表情が全身麻痺になってから、まるで少年のようになっていたのが印象に残りました。

佐久間は命を全うするのでしょうか。
体が動かなくでも「頭を使って」何か企むかもしれません。それは自死かもしれない、それとも・・・

香村は何があっても愚直に研究に邁進するのでしょう。
弱点だらけで、正義の味方に決して収まらないところが魅力になっていました。

長編のドラマ化ということもあり、人間関係や内容も複雑なので、ちょっとわかりにくい設定もあったのですが、主役の三人の力が素晴らしかったので見応えのあるドラマになっていたと思います。

ありがとうございました。

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2015年秋クールドラマ 初回感想その2「無痛~診える眼~」「掟今日子の備忘録」「破裂」 
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