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2015年11月 6日 (金)

破裂 #04 簡単感想

公式サイト

医療ミス隠蔽の証拠を佐久間(滝藤賢一)に握られた香村(椎名桔平)は、腹心の厨(甲本雅裕)と共にネオ医療センターに移籍を余儀なくされた。老人たちに突然死をもたらす大規模治験に表向き協力するが、裏では決して死人を出さないと心に誓い、突然死の回避策を研究し続ける。そんな中、倉木(仲代達矢)の心臓にも副作用の兆候が見え始め、焦る香村。だが倉木は撮影に打ちこむ余り体を酷使し、定期検査もすっぽかすようになる。強く憤慨し倉木と激しく口論する香村に、倉木の妻・彰子(キムラ緑子)は思いがけない秘密を打ち明ける。(公式サイトより)

原作未読です。

簡単だけれども、短くはない感想を書きます(汗

.

ついに佐久間に取り込まれた香村。
当然ネオ医療センターでは副作用の回避研究など許されません。
プロジェクト天寿・・・「ぴんぴんぽっくり」のスピードアップを計るよう、佐久間に命令されます。
しかし、香村は屈しない。
表では佐久間に従っている風を装って、極秘で腹心の厨に副作用の研究を命じます。
厨は12年前の医療過誤を香村に庇ってもらった恩義があるそうですが・・・

なんか嫌な予感がしたんですよね。
なので、ここから先は、香村が奈落に突き落とされるか、ハラハラして見ていました。

自分が脚本を書いた映画「ノガミ」を何が何でも完成させようとする倉木に手を焼く香村。
須藤から、この作品が倉木の年少時代を描いたものだと聞かされます。

戦争で両親を失った幼い兄弟。
ガード下などで雨露を凌ぎながら暮らしていたのが、土砂降りの雨の日に弟は息絶えてしまった。

この暗く重い記憶を真正面から受け止める覚悟を決めて取り組んだ映画製作だと。
そしてかつて須藤が子を宿した時に、倉木が驚くほどうろたえたことも。
親を知らない倉木は、子供を育てることに向き合えなかったのです。
子供は・・・須藤は言葉を濁していましたが、流産ではなかったような気がします。

香村の母は、倉木の中に救う闇を感じていて、子供が出来たことを告げずに姿を消したのかもしれません。
一方、須藤は子供より、偉大なる俳優、倉木とともに生きることを自らの意思で選んだのかもと。
彼女の倉木を公私に渡って支えてきた眼差しは、香村にも向けられます。

親を知らない子供が親になった時・・・自身と重ねる香村。
さらに、自分が一番大事にしているものを取り上げられたらどうする、と倉木に問われて。

自分が現場に同行することを条件に、撮影を許可します。
香村の息子、直輝も連れてきて欲しい、と頼む須藤。

息子と孫の見守る前で、本番がスタートします。

雨の中、ぬかるみの中で慟哭する倉木。
その演じることを超えた存在感に圧倒される香村と直輝。
思わず握り締めあう手に、思わずホロっとしました。
香村の心がはじめて息子に寄り添った瞬間。

カットがかかった後、苦しみ始めた倉木を思わず抱きしめる香村、そして香村を抱きしめる倉木。
倉木はまだ役から抜け切れていなかったのか、それとも弟の死を追体験して死に瀕している自分に泣いたのか・・・すべての感情がカオスのままほとばしっていました。

そして、はじめて患者ではなく、人間として・・・父として倉木を抱きとめた香村。
研究一筋、例えその研究が人類を救うものだったとしても、研究を邪魔するものには容赦がなかった香村に、大きな変化が生まれたような気がしました。

一部始終を見ていた直輝にとって、父の手のぬくもりとともに、一生忘れられない光景となったでしょう。
.

香村の周辺はきな臭さが増しています。

国民の大部分に全く内容を知らせないまま、政府のトップクラスの内密の合意で「プロジェクト天寿」にゴーサインが出ました。
中華料理の円卓を囲んだ人物の中で誰が躊躇していて、誰が推進派なのかよくわからなかった(汗
官房長官の伊達が推進派の親玉で、官房長の城は躊躇派、事務次官の林田は内容をよく知らされていなかった?

ともかく、この場面で目をひいたのは佐久間の食べ方の卑しさ。彼はどんな人生を送ってきたのでしょうか。
彼は、倉木が人生最後の名演技で華々しく散ることで、治験希望者が増えるはずだと方言しています。
だから、倉木には死んでもらわねばならない。
この国に大量の老人たちの面倒を見る財力はないのだから。

香村の元カノで、香村の医療過誤を糾弾する立場にある松野弁護士は、佐久間と小池から裁判を取り下げるように脅されるも、屈しません。
松野の友人、上川のことはほとんど覚えていなかったので、公式で確認しました(汗

「プロジェクト天寿」の治験が一般人に行われる日が迫ってきました。
佐久間曰く、副作用があると知らされてもなお、治験希望者は想像以上に多いと。
このままだと何千人、いや何十万人という老人が殺される・・・あせる香村の下についに厨から動物実験が成功したというメールが届きます。

治験開始予定日まで数日。
香村は佐久間から病院の屋上に呼び出されます。

勝利を確信している香村に、佐久間は、さすが血は争えない、演技がうまい、と。

誰も知らないはずの倉木と自分の関係を知っていることに愕然とする香村。
しかし、副作用の解明は成功した・・・と言う香村の背後に立つ男、それは厨。
どことなく傲岸かつ卑屈な微笑を浮かべながら、香村の口癖を言い放つのです。

「頭を使え。」
.

倉木が香村の実の父親であることも計算の内だったのでしょう。
厨が香村を裏切ったのは、香村への嫌悪感だけではなく、自身の経験からなのかもしれません。

ぬかるみでもがく、人生の終焉を迎えようとしている倉木の姿は、焼け跡から何とか立ち上がり、懸命に生きてきた人々と重なります。
佐久間が消そうとしているのは、そういう人たちなのです。

追い詰められた香村。
このままだと「プロジェクト天寿」は実行されてしまいそう。
いや、今や老人たちは国から見捨てられつつあるし、家族に負担をかけるくらいなら、心臓破裂してもいいと思っている人は多いと思うのです。
どうしてそうなってしまったのか。予想通りですが、重すぎる・・・

と、ここで無粋な疑問。
深刻な副作用があるとはっきりわかっている治療法が、こんなに簡単に認可されるのかな、と。
これ言っちゃうとドラマにならないのですけれどもね(滝汗
治験者が了承していればいいのかな。
まあ、今の日本なら何でもありそうですな(溜息
.

椎名さん、仲代さん、滝藤さんが凄くて、裁判とか、内閣府の企みとか・・・他のシーンがあまり記憶に残っていない気がします(大汗

次週は話数的に折り返し地点。そしていよいよ師弟対決。

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2015年秋クールドラマ 初回感想その2「無痛~診える眼~」「掟今日子の備忘録」「破裂」 
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