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2015年8月16日 (日)

2014年11月の読書 その1

自分のための備忘録、再開です。
去年の11月分て・・・ここまで溜まると、開き直るしかないです(汗
ぼちぼち綴っていきます。

○新読

紳士協定ー私のイギリス物語 著:佐藤 優(新潮文庫)
ロックフェラー回顧録(上下) 著:ディヴィット・ロックフェラー/訳:楡井 浩一(新潮文庫)
金色の獣 彼方に向かう 著:恒川光太郎(双葉文庫)


○再読 

ミステリーの人間学―英国古典探偵小説を読む 著:廣野 由美子(岩波新書)
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※読書順、敬称略です。

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「紳士協定ー私のイギリス物語」

1986年、入省二年目の私はイギリスにいた。語学研修に追われる単調な日々の小さな楽しみは、ステイ先で出会った12歳のグレンとの語らいだった。ロンドン書店巡り、フィッシュ&チップス初体験。小さな冒険を重ね、恋の痛みや将来への不安を語りあった私たちは、ある協定を結んだ…。聡明な少年を苛む英国階級社会の孤独と、若き外交官の職業倫理獲得までの過程を描く告解の記。 (「BOOK」データベースより)

グレン少年との交流など、留学体験は興味深かったです。
しかし、あまり上手くない訳本を読んでいる感じがしました(汗

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「ロックフェラー回顧録(上下)」

<上巻>石油王と呼ばれた祖父の莫大な遺産を受け継ぎ、政治では副大統領と州知事が輩出したロックフェラー家。ニューヨークの都市計画にも深く関与した一族の現当主が語る九十余年の人生、それはアメリカの現代史そのものだった―。チェース銀行頭取として世界の首脳と出会い、各国の政財界の要人とのコネクションを武器に、民間外交を精力的に繰り広げた著者の華麗なる人生。 (「BOOK」データベースより)

<下巻>国際金融家として米中の国交樹立に多大な影響を与え、三極委員会を創設し、日米欧関係に大きく寄与したD・ロックフェラー。一方で芸術やその助成にも精魂を傾け、一家の拠点である都市ニューヨークへの投資や慈善活動を惜しまなかった。そして一人の父として、時に反発する子どもとの関係に苦悩しつつ、一族を継ぐ者たちに限りない愛情を注いだ。激動の生涯がいま明らかにされる。(「BOOK」データベースより)

アメリカの政財界のトップがどのように世界を見ているのかが、何となくわかりまし
た。大富豪が政治に関わることの必然性と恐ろしさも。幸いにも著者はバランスのとれた人物で良かった、というべきなのでしょうか。

実利主義である彼らが、人と関係を持つ時の判断基準は、相手が自分に利益をもたらすか否か、しかありません。
慈善活動と言っても、絶対に損はしないことが大前提なのです。身を削って、なんていう甘い考えじゃ慈善活動は続けれないことがよーくわかりました。
ここまで徹底しないと生きていけない世界に生まれ、勝ち抜いた人です。究極の勝ち組。
美術品の収集も有名ですが、作成した人たちの気持ちは絶対理解不能だと思います。←負け犬の遠吠え(汗
スケールの大きさを含め、あまりに世界観が違いすぎて、驚きの連続の伝記でした。

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「金色の獣 彼方に向かう」

鎌倉の山中に庵を結ぶ僧に、謎めいた旅の男が語り聞かせる驚くべき来歴―数奇な運命により、日本人でありながら蒙古軍の間諜として博多に潜入した仁風。本隊の撤退により仲間とともに取り残されるが、やがて追われる身となった一行を、邪神「窮奇」に仕える巫女・鈴華が思いのままに操りはじめる。(第一話「異神千夜」)元寇に際して渡来した一匹の獣。姿形を変え、時に悠然とたたずみ、時に妖しく跳梁する。古より潜むものたちの咆哮を、瞠目の幻視力で紡ぐ、傑作ダークファンタジー四篇。(「BOOK」データベースより)

「異神千夜」「風天孔参り」「森の神、夢に還る」、そして表題作「金色の獣、彼方に向かう」の全四話。
連作ではないけれども、「風天」と「森の神」、そして恐らく「異神千夜」に稲光山、そして全話に渡って"獣"が登場します。
いずれもページを開いた途端に、恒川ワールド・・・異界に漂う現実、もしくは異界に侵食される現実に惹き込まれました。
一番好きなのは「森の神」です。

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「ミステリーの人間学―英国古典探偵小説を読む 」

読者を謎解きに導く巧みなプロット。犯罪にいたる人間心理への緻密な洞察。一九世紀前半ごろ誕生した探偵小説は、文学に共通する「人間を描く」というテーマに鋭く迫る試みでもある。ディケンズ、コリンズ、ドイル、チェスタトン、クリスティーなどの、代表的な英国ミステリー作品を取り上げ、探偵小説の系譜、作品の魅力などを読み解く。(「BOOK」データベースより)

第一章「心の闇を探る」でディケンズ、第二章「被害者はこうしてつくられる」でコリンズ、第三章「世界一有名な探偵の登場」でドイル、第四章「トリックと人間性」でチェスタトン、第五章「暴かれるのは誰か」でクリスティー、そして最終章で「英国ミステリーのその後ー人間学の系譜」。
英国古典ミステリーを解読した本はいくつもありますが、その中でも非常にわかりやすい一冊でした。
何年かに一度は読み返しています。

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