2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

自己紹介のようなメモ

  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

TBとコメントについて

  • TBとコメントは認証制にしています。頂いたTBには記事と関係がある限り、必ずお返しするようにしていますが、サーバーのご機嫌次第で時々お返しできない時があります。

過去の感想記事について

  • ドラマ感想及びまとめは下記の「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」に、 DVD、映画、舞台の感想は「DVD、映画、舞台のINDEX」にアカサタナ順に、 読書は「読書:著者&編者別のINDEX(アカサタナ順)」に収納しています。

クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧

DVD、映画、舞台のINDEX

カテゴリー

今月の読書

無料ブログはココログ

« 美女と男子 #16 | トップページ | 2015年夏クールドラマ 簡単感想その2「ど根性ガエル」「表参道高校合唱部!」「恋仲」 »

2015年7月31日 (金)

ちゃんぽん食べたか 第8回「さよなら青春の日々」

公式サイト

雅志(菅田将暉)は居酒屋でアルバイトをすることに。程なくして店主・野沢(皆川猿時)が都合により休業してしまう。収入の無くなった雅志は、バイオリンを質入するまでに追い込まれる。帰ってきた野沢は実はギャンブルにはまり借金を作っていた。仕事を全て雅志に任せ、また博打に出かける野沢。憤りの中で雅志は何かを吹っ切るように働く。一方、樫山(間宮祥太朗)がバンドを辞めてきたと雅志を訪ねてきた。その手にあったのは…。(公式サイトより)

原作未読です。

野沢の店にバイトを始めた雅志。
これからバンドでツアーに行くと言う政美と満にお店の料理をおごります。

「好きなことして金儲けした方が楽しい。バンドはいいぞ~。」
と満は雅志をさかんに誘いますが、雅志は応じません。そういう気分になれないのです。
バンドは楽しい、と吹聴する満をそっと見つめる政美。

実は、ステージに立っているのは政美だけで、満は雑用係でこき使われていたのでした。
演奏をやらして欲しいとマネージャーに頼んでも、もっとうまくなればな、とけんもほろろ。悔しがる満・・・
政美は政美で、歌謡曲のバックを、実につまらなそうに弾いています。

給料日に、野沢がカミさんの実家に戻ると、突然店を休業してしまいました。
給料は帰ってから・・・おいおい。

家賃を払ったら、ほとんど一文無しになってしまい、食べることにも事欠くことになった雅志。
台所に転がっていたパンを口にするも、硬すぎて食べれない。

♪ぼくの部屋の片隅に忘れ去られていたパンが・・・

ギターを持って歌いだします。

♪コチコチに硬くなって ポロリ、ポロリ、ポロリ・・・

早速譜面に起こしました。
.

しかし事態は悪化する一方です。
高校生だった時に雅志の胃袋を満たしてくれていた保夫の米屋は休業。長崎の家に電話しても誰も出ない。

保夫が休業しているのは、親父さんの容態が悪化したからでしょうか。
実家に誰もいないのは、恐らく先週描かれていた、老人からの頼まれごとを解決するため、家を離れているからでしょう。

その上、政美と満がツアーから帰ってくる・・・切羽詰った雅志は、ついにヴァイオリンを質屋に持って行きます。
ところが質屋の親父さんの査定は三千円。
あまりの安さに、思わずちょっとキレ気味にアピールする雅志。

「これはですね、もっと価値のあるもんなんですよ。買うとうん十万とすると思うのですけれど。」
「価値のあるものだからですよ。これ、流してしまっていいんですか?」

意外な言葉に、答えられない雅志。

「高くお入れになると、出す時、大変になりますよ。月々の利子だって。
悪いことは言いません、安くお入れなさい。これがちゃーんとあなたのところへ戻ってくるようにね。
大事なものなんでしょ。」

「・・・ありがとうございます。」

質屋から戻って」インスタントラーメンをすする雅志の前に、中学生の雅志が現れ、部屋をガサガサと探し回りはじめます。

「お前、何やってんだ。」
「ヴァイオリンがなかと、ヴァイオリンがなかと!」
「探したってないよ。」
「どこへやったと?!」
「すまん。」
「すまんじゃなか、ヴァイオリンはどげんしたと?」
「もう、どうしようもなかったんだ。このままじゃ腹が減って死にそうで。
それにほら、もうすぐあいつらが帰ってくるんだ。何かうまいもんでも食わしてやりたいだろう?」

「そうですか。そげんことですか。
あなた、自分の魂ば、売ってしもたとですよ。」

「違う・・・売ったんじゃない!一寸だし、ちゃんと請け出してくるつもりだから。だから、ちょっとの間・・・」

すでに消えている中学生雅志。

「聞けよ!!」

必死にヴァイオリンを探しているのも、また自分なのです・・・

荒れる雅志。自らチンピラに喧嘩を売ってボコボコにされてしまいます。
道端に倒れている雅志を見つけてくれたのは、かつてのマドンナ、岡倉洋子でした。
スナックに連れて行って、傷の手当をしてくれる、ケバイ化粧をした洋子。
今は母の店を手伝っている。

「女優になるの、辞めたから。
劇団の研究生になったけど、そこには才能のある人なんていっくらでもいてさ。
それでも頑張ろうと思っても、オーディションにはちっとも受からないし、お金はなくなるし。」

「飛び込んだだけ、えらいよ。俺なんて芸大を受ける前にヴァイオリン、諦めた。」
「諦めるなら、早いほうがいいよ。」
「そうかな・・・」
「今は大学生?」
「うん、あまりいってないけど。」

笑い出す洋子。

「何か笑っちゃうぐらいダメじゃん、あたしたち。」
「そうだな。」

雅志も笑い出します。

「会えて良かった。何か、ちょっと元気出た。」洋子。
「俺も。また会う?」

静かに首を横に振る洋子。

「・・・いつか、お互いに自分の道をみつけた頃に、また会おう。」
「うん。」
洋子は笑いながら頷きました。

こんなにずっと笑っている洋子は始めてかも。何か吹っ切れた感じです。
また女優にチャレンジしても良いかもしれない。
まだ20歳なのだから。
.

豪勢な料理を並べて、政美と満を下宿に迎える雅志。

「楽しかったよ。何しろ好きなことやって金もらえるんだ。こんな最高なことはないよ。お前もくれば良かったのに。」
「まあ、嫌なことだってあるよ。」
いつもの調子で嘘をつく満を曇った目で見つつも、あえて否定せず、マネージャーの愚痴を言い出す満を制します。
「音楽のことだよ。つまんねぇ曲ばっかりやらされてさ。」
「それはわかってたことだろ。」雅志。
「まあな。いい経験になっているよ。」
「だったら頑張れよ。俺は俺で頑張る。」

実はいい経験など、何もしていない満。

「何を頑張るんだ!どこをどう頑張れっていうんだ!俺に気を使って黙っていることないだろう!」

突然キレだした満に驚く雅志に、政美は、満が雑用しかやらされてないことを明かします。
あんなくだらないバンド、と悪態をつく満は、雅志にもつっかかってきました。

「お前だって、あんあチンケな店で頑張るなんて、笑わされるぜ。」
「野沢さんが必死にやっている店だ。そんな言い方すんな!」

「二人とも、恵まれてるくせに、文句ばっかいってよ。」満。
「恵まれてる?」雅志。

「そうだよ。俺より音楽の才能があるのに、生かせないで、何なってんだよ!
古田はまだ良いよ。佐野はなんだ?ヴァイオリン辞めて居酒屋の店員か。
"まーちゃん、ビール一丁”」

満につかみかかる雅志。もみ合う二人を止めた政美は、ヴァイオリンの質札を見つけます。

「ヴァイオリンは?」
「質屋に入れた。」
「何でだよ。」満。
「金がなくてさ。どうせヴァイオリン辞めたし。持ってたって・・・」
「じゃ、これ、ヴァイオリンを質に入れた金で・・・」

卓袱台の上に並べられた料理を見る政美。

「気にすんな。」
「でも、流す気はないんだろ?」

「それも未練のような気がしてさ。いっそこのまま流れたほうがいいのかもな・・・」

いつもヘラヘラ笑っている雅志が抱えている闇の深さに気づいて、愕然とする二人。
.

長崎では、老人の用事を済ませた雅志の両親、雅人と喜代子が老人に挨拶をしていました。
用事というのは、老人の家を売却することだったようです。
老人は、雅志に一番最初のヴァイオリンの先生を紹介してくれた人でもあり、雅志がヴァイオリンを辞めたことを残念がっていました。

「あの子に音楽の才能があると思っていた。わしの見込み違いか、それとも・・・」
.

かつてバイトしていた工務店の社長から、臨時のバイトを頼まれる雅志。喜んで引き受けます。
そこへ、やっと野沢が戻ってきて店を開けたと思ったら、タチの悪そうな友人たちの誘いにのって、雅志が止めるのも聞かずに「ちょっとだけ」と出かけてしまいました。
その晩、一人で店を切り盛りするはめになってしまった雅志。大繁盛です。

朝になって、野沢が戻ってきました。
実はバクチをやっていたことを白状する野沢。
全てバクチにつぎ込んだ。言い訳につかっていた妻は、とっくに愛想をつかして出ていってしまった。

「今回でこれまでの分を取り返して辞める・・・でもまた負けた。」

一生懸命やっているんだ、と満と喧嘩してまで庇った人が・・・愕然とする雅志。

野沢がレジを開けると、売り上げが一杯入っていました。
「忙しかったんだな」と、その金を渡そうとする野沢を「入りません!」と振り切って店を飛び出す雅志。
その後、工務店の残業を買って出た雅志は、黙々・・・というより一心不乱に仕事をこなします。
そんな雅志を心配そうに見守る工務店の社長たち。
.

朝方、仕事を終え、ヘロヘロになって帰宅した雅志を待っていたのは、満でした。

「よっ」
「どうした。」
「ちょっとな。」
「こないだはごめんな。」
「俺も言い過ぎた。」

と、満はヴァイオリンのケースを差し出しました。

「お前のだな。」

驚きつつヴァイオリンを手に取る雅志。

「ああ・・・えっ、どうして?」
「大事なもんだろ。」
「や、ても、どうして。」

手放したと思ったヴァイオリンが戻ってきて、呆然とする雅志。

「俺、ベース売ったんだ。」
「えっ、なんで?」

「や、もういらないから。音楽なんてくだらないもん、あきあきしたってことよ。そんだけ・・・
うそだ。俺、お前や古田みたいになりたかった。」


「え、俺みたいに?!」

「ああ、音楽の世界でいっぱしの人間になって、活躍したかった。
なのに、音楽の世界のほんの隅っこに引っ掛かることもできねえでやんの。
しょうがねえよ。好きなだけじゃ駄目なんだ。
才能がねえんだよ。お前らみたいな才能が、俺にはねえんだよ。」


「でも、俺だって・・・」

「お前、本当に諦めたのか?」

答えられず、ただただヴァイオリンを手にする雅志。

「じゃあな。」

去っていく満。
我に返って後を追いかける雅志でしたが、もう、姿はなく、そのまま下宿の庭に倒れこんでしまいました。
.

大家の息子兄弟が救急車を呼んでくれ、そのまま入院する雅志。
夜になって、政美がお見舞いに訪れます。
雅志を訪ねに下宿へ入ったところ、雅志が入院したことを知ったとのこと。

「バイトで鉄やしたから疲れていたんだろう。一晩寝れば大丈夫だ。」

「こっちは大丈夫そうか。」
この言い方、すごく政美らしいです。

「どうした?」
「実は樫山がいなくなった。バンド、勝手に辞めて。」
「じゃあ、あの時・・・」
「お前に会いにいったのか。」
「ヴァイオリンを質屋から引き出してきてくれた。自分のベースと引き換えに。」

「そうか。いろんなものにさよならしたんだな、音楽にも・・・」

ベッドに突っ伏して泣きはじめる雅志。

「どうした。」

「高校の時、楽しかったなぁ。みんなでバンドやってさ。
俺、あれから何やってんだ。これからどこへ行けばいいんだよ。」


「音楽じゃないのか。音楽以外に何かあるか。」

「ない。ないけど、俺の音楽ってなんだよ!」
.

「肝炎です。」

ただの疲労ではありませんでした。即、入院しなけばならなくなった雅志。

しばし呆然としたのち、長崎に電話をかけます。

「俺、ここ、退院したら、しばらくそっちに帰ろうかな。」
「それが良かよ!」肝炎と聞いて驚く喜代子。
「そっちで体直して、もういっぺん一からやり直そうと思う。」
「そげんせんね。」
「ああ、帰って来い。」雅人。
「良かね、帰っても。」
「あたりまえたい。ここはあんたの家やなかね。」
「みんな待っとるけんな」
「うん、ありがとう。」
.

エンディングの写真、高校の時、楽しかったな、という雅志の言葉とともに、涙。
そして保夫一家の写真にほろり・・・
何枚かが卒業後のと入れ替わっていました。

洋子、満。才能という壁に敗れていった人々。
才能ってほんと、なんだろう。

ベーシストってバンドに一人だから競争率は高いよね、満。
雅志、政美という、特別な才能を持っていて、かつこれほど音楽と魂が同化している人間を友人に持ったことが、良かったのか、どうか。
もし、彼らと出会わなければ、気の合った仲間たちと楽しくバンド活動を続けられたかもしれません。
音楽を仕事にすることを諦めねばならない時が来たにせよ、こんなに苦しんで音楽を手放すことはなかったかもしれない。

いつか、洋子みたいに、吹っ切れた笑顔を見せてくれる時がきますように。

.

.

.

.

01 02 03 04 05 06 07

.

.

にほんブログ村 テレビブログへ    Q_2

« 美女と男子 #16 | トップページ | 2015年夏クールドラマ 簡単感想その2「ど根性ガエル」「表参道高校合唱部!」「恋仲」 »

#ドラマ:2015年第2クール」カテゴリの記事

#ドラマ:2015年第3クール」カテゴリの記事

□ちゃんぽん食べたか」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/204809/61991636

この記事へのトラックバック一覧です: ちゃんぽん食べたか 第8回「さよなら青春の日々」:

« 美女と男子 #16 | トップページ | 2015年夏クールドラマ 簡単感想その2「ど根性ガエル」「表参道高校合唱部!」「恋仲」 »

作品一覧