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  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

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2015年6月

2015年6月30日 (火)

仮面ライダードライブ #35「ろう城事件はなぜ起きたのか」

公式サイト

父を死に追いやった真犯人・仁良(飯田基祐)が、ブレン(松島庄汰)と融合したシーフロイミュードとなって現れた。狙いは12年前の事件の真相を知るゆかり(小泉ここ)。進ノ介(竹内涼真)はドライブに変身、仮面ライダーチェイサー、マッハとともに戦うが、またも取り逃がしてしまう。
仁良が、機械生命体の専門家・能見と偽るブレンとともに記者会見を開き、進ノ介と特状課がロイミュードの犯罪に加担、人類の敵であるとデタラメの声明を発表した。本願寺課長(片岡鶴太郎)ら特状課メンバーは逮捕、進ノ介だけは逃走に成功する。
そんな進ノ介の前に再びシーフが現れた。進ノ介はドライブに変身、仮面ライダーチェイサーと力を合わせ、ブレンと仁良の分離に成功する。仁良をドライブに任せ、ブレンと戦うチェイサーだったが、超進化したブレンに倒されてしまう。
一方、仁良を特状課の部屋へと追い詰めた進ノ介だったが、外では進ノ介を犯人とするろう城事件となっていた。拳銃を進ノ介に突きつけ、勝ち誇る仁良。ブレンと仁良が仕掛けたワナに、まんまとはまってしまった進ノ介の運命は…!?(公式サイトより)

冒頭に0時間を描き、そこに行き着くまでを描く、という凝った作りでしたが、そこから先が「続く」だったので、あまり効果はなかったように感じました(汗

チェイスに、父、蛮野博士のことをは霧子には絶対言うな、と剛。ダチ面するなよ、と去っていきまます。
「ダチ?・・・」チェイス(笑

超進化態になったブレンは、ついにメディックに反撃開始。
ボコボコにやられて悔しそうなメディックを楽しそうに見ています。

仁良とブレンが、特状課がロイミュードの犯罪に加担している証拠として挙げた事件の数々。
確かにね、そう見えなくもないです。
特状課の皆の助けて、一人、何とか警察の手を逃れた進ノ介は、特状課に戻ってきます。
特状課って運転試験センターにあったんだ。←今回一番吃驚したことです。
こうして、進ノ介は仁良と対峙。
チェイスはブレンに、約束の数というのは超進化態のことなのか、と詰め寄りましたが、倒されてしまいました。
剛はタブレットを取り戻しにきたハートを前に絶体絶命。
シーフの触手に触れたゆかりには異変が起きています。

刑事物としては突っ込みどころ満載でしたが、警察はまだ001の影響から抜け出していないってことで。
進ノ介の父の事件の決着がつかなかったこともあって、仁良の怪演しか印象に残らなかったかも(^^;;

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2015年6月29日 (月)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第18話「八雲が愛した妖怪」

公式サイト

6人目の戦士☆スターニンジャーがラストニンジャへの弟子入りを認められず、アメリカに緊急帰国した!残されたニンニンジャーの5人の前に妖怪オトロシが出現!天晴たちがかけつけると、すでに八雲がひとりで戦っていた。オトロシは「人を操る」ビームをだす妖怪だった!(YAH0O!テレビより)

じいちゃんに弟子入りを断られ、去って行ったスターさん。どうしているかと心配していたら、ハワイでバカンス中でした(笑

「たかが芝刈り機、されど芝刈り機」

今回はこの言葉がすべて。
アオさんの芝刈り機への愛情物語でした(大笑

効果が切れたはずなのに、オトロシの手下になり続けるブルーさんに違和感を持つアカさん。
アカさんがアオさんを食い止めている間に、後の三人がオトロシを倒す、という作戦を立てるモモさん。
モモさんの、アオさんに勝てるのはアカさんだけ、という指摘に全く反論しないイエローさん、シロさん(笑

アオさんの愛読書と、アオさんが本気で戦っていないことから、オトロシが取り付いているのが、アオさんの愛機、芝刈り機であることを見抜くモモさん、最強です。

芝刈り機・・・カーリーを元に戻す方法を探るために、オトロシに操られているフリをしていたアオさん。

芝刈り機の救出を切望するアオさんの心の叫びを、アカさん、モモさんは真剣に聞いていますが。
年下二人は「芝刈り機は、イギリス人の誇りだ!」「イギリス人だっけ?」と突っ込んでおります(笑

ついに芝刈り機を諦めてオトロシを倒す決意をしたアオさん。一人で倒しました。

「さよなら、僕の芝刈り機」

ところが九衛門もいないのに、オトロシは勝手に巨大化し、強力な操りビームを発射。
UFOマルまで操られてしまって絶体絶命になるニンニンジャーたち。

その時、アカさんは、スターさんにサーファーマルのオトモ忍シュリケンを渡し忘れたことに気がつくのです・・・ええっ?!
早速召喚。ハワイから間に合うの?と皆半信半疑でしたが。

間に合うのです。
わけがわからないスターさんを乗せたまま、サブマリンタイプで駆けつけてきました。←えええ~!(爆笑

合流し、シュリケンジンサーファーになってオトロシを撃破・・・する前に、オトロシから封印の手裏剣を抜くことに成功。

こうして無事、芝刈り機を取り戻したアオさん、ご機嫌で芝を刈っております。
その大庭園は伊賀崎家の敷地?それとも近所の公園?

そしてどさくさに紛れて戻されたスターさん。
律儀に、すぐに帰国しようとしますが、みんなでじいちゃんに弟子入りを頼んでみるから、と引き止められ、かくて、もとの鞘に戻ったのでした。

誰にでも愛着のある物はある。
でも、芝刈り機・・・芝刈り機・・・(笑
芝刈り機を思いついたセンスと、スターさんを戻す理由の馬鹿馬鹿しさに、脱帽です。
スターさんが九衛門の誘惑に負けるんじゃないか、なんていうドロドロ予想を吹き飛ばす、あっけらかんさ。好きですわ、こういうの。

アオさんがアカさんに負けず劣らず天然なことが認定されました。
モモさんも優秀だけれども、突っ込みどころ満載なキャラだし。
年下組は突っ込みで大忙しです(^^

ナンセンスな設定って、真面目に作れば作るほど可笑しくなる、というお手本のようなお話でした。
自分の中では、神回認定です。
ああ、楽しかった。

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2015年6月28日 (日)

花燃ゆ #26「夫の約束」

公式サイト

文(井上真央)に見送られ、久坂玄瑞(東出昌大)は長州藩の復権をかけて兵を率い京に向かった。文は実家である杉家を離れて新しく家を構え、養子の久米次郎と夫の無事の帰りを信じて待つことに。一方、京都に着いた玄瑞は、芸妓の辰路(鈴木杏)と再会する。そこで玄瑞は思わぬ事実を知ることに…。そして朝廷の後ろ盾を得られないまま、外国の連合軍、幕府、薩摩軍からも迫られる絶体絶命の危機に、苦渋の決断を迫られた玄瑞は…(YAH0O!テレビより)

野山獄を訪れた周布より、稔麿の死を聞く高杉。
失脚寸前の周布は、高杉に期待を寄せています。この人、酒癖が悪かったらしい。(wikiより)

文とすみから稔麿の死を伝えられ、嘆く家族。
斃れていった志士たちの家族を描くのは、この大河の良いところだと思います。

京近辺に陣を構えた久坂たち、長州兵。
久坂は、逸る来島を抑えつつ、長州の汚名を解いてもらうべく、鷹司輔煕ら長州に同情的な公家を通じて朝廷に働きかけますが、色よい返事がもらえぬまま、下関での攘夷報復を決めたイギリス、フランス、アメリカ、オランダの四カ国連合艦隊が、長州に向かっていることを、伊之助の手紙で知らされます。

早く帰らねば・・・あせる久坂は、朝廷にさらに圧力をかけるべく、藩主、元徳に上洛要請します。

ところが、京から引き上げたはずの薩摩が諸藩合わせて2万の兵を率いて戻り、慶喜から「直ちに長州兵を退去させねば征討令を発し、長州を討つ」という書状が届き、事態は一気に緊迫します。

七月十七日、男山にて、長州藩の進退を決する最後の軍議が開かれました。

「これ以上不利になる前に、全軍を持って御所に進撃し、薩摩会津を蹴散らし、天子様へのお目通りを願うべし!」来島
「なりません!こちらから手を出せば、我ら天子様へ弓を引く朝敵となります。」久坂
「おぬしがのらりくらりと交渉を重ねるうちに、御所の守りはさらに堅くなってしまったではないか。最早待ってられん!」
「御所に攻め入っては、長州の復権など叶うはずもありません。一度大坂に退き、元徳様と三条様らのご到着を待ちましょう。」
「退くじゃと?おめおめと逃げ出して、ぬしは恥ずかしくないんかぁ!」

「何のために戦うんです。会津、薩摩への私怨を晴らすためか!己の面目のためか!我らが冤罪を解き、かつての勢力を取り返さんとするんは、何のためか!
危機に危機に瀕するこの国を守るためじゃ。ただひたすらに、この国をひとつにするために動くべきです!」

「この卑怯者めが!お前に戦の何がわかる!医者坊主め!
そげに命が惜しけりゃ、お前はここに残れ!
皆のもの、今こそ我らを愚弄するものを討ち取るぞ!
進撃じゃ!!」

皆、来島に呼応します。

もう、押さえられない・・・瞑目する久坂。

「久坂さんっ・・・」入江たち、塾生仲間。

「みなのもの。鷹司様は、天子様への嘆願を取り次ぐと約束された。
我らを阻むものがあろうと、必ず辿り着き、約束を果たしていただく。
生きて鷹司邸に入り、生きて天子様へ嘆願する。
ただ真っ直ぐに、御所を目指す!」

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久坂が来島ら、武闘派に押し切られて禁門の変が起こすまで。

兵を率いて真っ直ぐに御所を目指す・・・もうそれしか手がないところまで追い込まれていく久坂を、珍しく(汗)、緊迫した雰囲気で描いていました。
久坂を追いつめた張本人としてですが、来島又兵衛をこれほど描いたドラマを見るのははじめてです。
久坂の大義が伝わってこなかったのは、予想通りとは言え、残念です。

本当に平和裏に事を進めたいのなら、来島を上洛さすべきではなかった・・・と思わせる展開でした。
25歳の、しかも医者上がりの久坂に、四十を超えた武芸自慢の上士を押さえられるわけがありません。
来島の上洛を命じた藩の、見通しの甘さ。

兵を伴っての嘆願・・・帝が脅迫と感じる、とは思わなかったのでしょうか。
薩摩が公武合体を押し進めるために兵を率いて上洛した前例があるので、全くの掟破り、というわけではなかったのかもしれません。

幾松、登場。
辰路のことを知らされ、会いに行く久坂。置屋というからには、洛中ですよね。のこのこと・・・危ないですねー。
辰路は久坂の子を宿していました。1人で育てる覚悟をしている辰路に、何も言えない久坂。
辰路、芸妓だった時より、良い感じになっます。母は強し。

萩では。
元徳一行が京に出立したことを聞いた杉家の人たちは、嘆願書が聞き入れられたものと思い、これで戦争は避けられるだろう、安堵します。
久坂が戻って来た時に備えて久坂家を構えるべく動く文は、寿から、椋梨の妻、美鶴が空き家を知ってる、と聞いて美鶴を訪ねますが。

「恥を知りなさい。長州が今にも滅ぼうとしているこの時に、誰がその張本人たる久坂玄瑞に家など貸すものですか。
久坂玄瑞は迫り来る異国の艦隊に恐れをなし、天子様への御嘆願の道筋もつけられず、入京のお許しもなきままに元徳様を京に向かわせたのです。
元はと言えば、異国艦隊の報復も、京での政変も久坂玄瑞が招いたこと。長州を絶体絶命の窮地に追いやっただけでは飽き足らず、元徳様のお命まで危険にさらすとは、何たる愚行。
悪いことは言いません、養子にもらったお子は寿さんにお返しなさい。
久坂家の跡取りとあっては、一生汚名に苦しみます。」

「汚名ではございません。久坂の名を継ぐことは、汚名などではけしてございません。
どげな窮地に立とうと、あの人の心はいつだっ
て真っ直ぐに国を思うております。
私は夫、久坂玄瑞を信じております。」

大奥編では、こういうやりとりが頻繁にされるのでしょうか・・・.

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2015年6月27日 (土)

ちゃんぽん食べたか 第4回「岐路に立つとき」

公式サイト

ある日、友人の樫山(間宮祥太朗)が、雅志(菅田将暉)の下宿に古田(本郷奏多)を連れて現れる。はじめはコンテストの落とし前をつけるために古田の元に向かった樫山だったが、すっかり意気投合して、家出をしてきた古田を雅志の下宿に預けにきたのだった。数日間、古田と寝食をともにする中で、雅志は古田の音楽に対する真剣さに打たれる。雅志は、両親に電話をして、今一度バイオリンに真剣に向き合うことを約束するが…。(公式サイトより)

原作未読です。

帰郷間際に三村や学校に挨拶周りしてまわる、母、喜代子。
幸い、三村も安川も、雅志は頑張っている、と言ってくれました。
特に、安川。
「雅志君は悪い方向に行く子じゃありません、そこは信頼しています」
と、雅志があちこち首を突っ込んでいることを黙っててくれました。
ところが後輩や満たちによって、たちまち、落研に入っていること、バンドまでやっていることをバラされてしまいます。

「どういうことか聞いても良かね。」
心配する母に、高校生ともなると色々ある、と雅志。
「安川先生も言ってたろう、色々なことに興味をもつことは、むしろいいことだって。ヴァイオリンのことは忘れとらん。ちゃんとやっとるけん。」
毎月の仕送り、感謝している。それに応えるよう、頑張っているつもりだから、信用して欲しい。

「普段、離れて暮らしとるとよけん、あんたんことがもっと知りたかとよ。」
「それでこげんふうに、あちこち聞き込みして歩くわけね。」
「聞き込みって・・・」
「先生たちからもう十分聞いたやろ。まだ、なんば知りたかとね。」

喜代子が表情を曇らすのを見て、言い過ぎた、と目を逸らす雅志。

「・・・そうかいね。もう、良か。おかあちゃん、帰るけん。
まぁ、良か友だちもいっぱいおるみたいやし、別に、悪かことに手を出してる様子もなかし。健康で、毎日元気に過ごしておれば十分。
そいじゃ。」

「おかあちゃん・・・」

「頑張らんね。おかあちゃんもおとうちゃんも、あんたのこと、信頼しとるけん。」

励ますような笑顔を浮かべて去っていきました。

喜代子には頑張っているつもり、と言ったものの、相変わらずヴァイオリンに集中できない雅志の元に、満が政美を連れてきます。
政美を敵視していた満がどうして、と驚く雅志に「こいつ、意外と良い奴なんだ」と満。政美に「色々とありがとな」と礼まで言ってます。

「う、うん?どうゆうこと?順番に話してくれないかな?」
「ほら、例の川原に行ったらよ、こいつらのバンドが練習してて、まあ、相変わらずすかした感じでよ。」
「なんで見に行ったの?」
「こいつのこの間の態度思い出したら、むかついてきて一発殴ってやろうかなと。そしたら、俺、急に腹痛くなっちまってよ。」
政美に介抱されたのです。
「いや〜、助かった。」
「あんな大騒ぎしている奴が近くにいて、演奏なんか続けられるかよ、普通・・・」政美。
それが切っ掛けですっかり打ち解けた、と満。色々話すうちに、政美が親父から音楽をやることを反対されており、昨日、ついに大喧嘩して家出したことを知って。

「と、言うことわけで、行く所がないってんで、しばらくここへ置いてやってくれよ。」
「えっ!」
「やっぱ迷惑そうじゃ・・・」恐縮する政美。
「いや、迷惑というか、急なんで・・・」トホホな雅志。
「一人暮らしなんだ、減るもんじゃないし、いいだろう。困った時はお互い様。俺が助けてもらったお礼にさ。」
「・・・うん。」

話が済むと、用があると、すたこら去って行く満なのでした。ほんと、かき混ぜ野郎です(笑

ほとんど初対面のぎこちない雰囲気の中、雅志は、自分がヴァイオリンやるために東京に出てきたこと、両親が応援してくれていることなどを語ります。そんな親もいるんだ、と素直に驚く政美。

「あぁ〜。こないだ、お袋が長崎から出てきたんだ。
なのに俺、ちょっと邪険にしちゃった。いや、ちょっとじゃなかったか・・・」

「そんなもんだろ。」

今度は政美が身の上を話しはじめます。

家は町はずれの小さな、うまくもまずくもない、ごく普通のラーメン屋で、今は近くに工場があるのでそこそこ繁盛しているけれども、その工場が移転するかもしれないという噂があって。

「そうなりゃ、うちの店はどうなるか・・・親父、いつも愚痴ばっかり言ってるよ。『こんな人生を送るな。お前は必ず大学に行け、えらくなれ』
ふっ・・・大学行ってサラリーマンになればそれで幸せになれると思ってんだよ、馬鹿だから。
で、俺が音楽で食って生きたいって言ったら、案の定大喧嘩でさ。何馬鹿なこと言ってんだって、殴られた。」

ああ、だから右の頬がほんのり赤かったんですね。気になっていたのです。

「なあ、ヴァイオリン、聞かせてくれないか。」

ヴァイオリン演奏を聞いて、すげぇな、と素直に感動する政美のお腹が鳴ります。今日、何も食べてない・・・

「そうだ、じゃあ、飯、食いに行くか。」

行き先は当然のごとく、保夫んち(笑
雅志と政美が食べているところに、満と保夫が帰ってきて。
親父さんのご所望でご飯代代わりに落語を一席打つ雅志。今日のお題は大ネタ「火事息子」。勘当した親子の話です。
「ヴァイオリンと落語か。不思議な奴だな。」
感心する政美であります。

四人はすっかり打ち解け、将来を語り合います。
政美のことはひと事とは思えない、と保夫。
はっきりとは言わないけれど、親父は、米屋を継いで欲しいと思っているだろう。でも自分が継ぎたいかどうか、まだわからない。
「大学にも行ってみたいし、まだ自分の未来を決めてしまいたくないな。」
満は。
「うちの親は・・・俺なんかに何にも期待してないな。兄貴が出来がいいんでな。ほったらかし。」
「人それぞれだな」政美。
「ま、親のことは適当にほっといて、やりたいことをやるよ、音楽だよ、音楽。俺、お前のギター、超えてみせるからな。」

雅志は、保夫に、うちの仕事を継げって言われないのか、と聞かれ、うちは特殊だから、と言葉を濁しました。

その頃長崎では。
東京から帰ってきた喜代子が雅人に、親ってなんなんだろう、とぼやいておりました。

お金だけ送って、後はほっといても勝手に大きくなって。
「ほんなこつ、親って張り合いのなかもんね。」
「お前、覚えとるか。昔、材木屋が潰れて、どうにも首が回らんごとなって、親戚に金ば借りようとしたやろ。
あん時、そげん金のなかとなら、雅志のヴァイオリンば辞めさせろ、て言われて。」
「ええ、うち、辞めさせんて、意地ば張って。」
「お前、あん時、雅志の才能ば信じるゆうたやないか。」
「ええ・・・」
「見守ってやらんか。」
「そうね。」

レッスン場に新しい生徒として、若い女性が入ってきました。嫌な予感を抱く雅志に、三村は、あの子とは何でもない、と囁きます。
「それじゃ、奥さんと・・・」
「何とかしようと思ってる。」
香織と仲直りするつもりだと思って喜んで帰る雅志・・・。

学校では。
クラスメイトの生沢が兄とその友人たちとお酒を飲んでいるところを見つかって退学処分になる、という事件が起こります。
クラスに別れの挨拶に来た生沢。
「親父の病気の全快祝いで、最初は自分ちで飲んでいた。それでやめときゃ良かった。その流れで兄貴の行きつけのスナックに行って。」
そういう事情なら何とか許してもらえるのでは、と雅志に、それは理由にならないと言われた、と生沢。

体育館の裏で、コンテストもバレたら、やばかったな、と雅志たち三人。
「安川先生がなんとかしてくれないかな。」

「何、甘えたこと言ってんだ。」安川が煙草を吸いに現れました。

「あいつは飲酒をしたら退学になるってわかってたはずだ。それでも敢えて飲んだ。それをなかったことにすることはできない。
人生ってのは選択の連続だ。何かを選ぶ。何かを捨てる。その繰り返しだ。」

学校の帰り、レッスンに行った雅志は、自分のレッスンを放ったらかしにして例の新しい女性といちゃつく三村を見てしまいます。憮然とする雅志。
どうなっているのか・・・香織を訪ねます。
「昨日、届いたの」
と三村から送られてきた離婚届を見せる香織。
「ごめんさい、あなたを変なことに巻き込んで。心配してくれてありがとう。」
香織は、三村に愛人ができたことを感づいていました。
「あの人、変にもてるのよ。ああいう男の人には、ならないでね。」

学校も、レッスンも。
ぐたぐたに疲れて帰った雅志を迎える、家出決行中の政美。

「どうした。」
「今日、色々と憂鬱なことがあってさ。」
「まあ、そりゃそんな日もあるだろう。」
「いや〜、今日のはちょっと、ヘビーだった。」
「何やってんだ。そんな時こそ音楽だろう。
音楽やれば、楽しい気持ちになって、嫌なことも少しは忘れられるだろう。」

がばっと跳ね起きる雅志。

「そんなこと考えて、音楽やったことなかった。」
「やってみるか。」

スカボロフェアーを唄い終わって笑い合う二人。

その晩、雅志は政美に、そろそろ家に帰った方がいい、と言います。迷惑だからじゃなく、家の人が心配しているだろうから。
このまま家を出て、学校を辞めようと思っている、と言う政美に

「今は我慢した方がいい。
今、家を出てどうなる。そのまま、ギタリストにもなれないままドロップアウトしない保証はあるか。」

「大人みたいなことを。」
「お前、焦っているだけじゃないのか・・・」
「惰性でサラリーマンになってしまわないと、どうして言える。俺は自分がそうなりそうで、嫌なんだよ。」
「心配ないよ。」
「気休め言うな。」
「俺、母親に言われてヴァイオリン始めて・・・なんで自分が音楽やってるのかなんて、考えたこともなかった。
でも、お前は違うだろ。誰の考えでもなく、自分で選んだんだろ。
お前の音楽、聞いてたら、わかる。だからさ、焦らずに、大事にしろよ。」

「お前の言う通りかもな・・・帰るか。」

帰っていく政美を見送った雅志は、長崎の家に電話をします。

「おかあちゃん、ごめん。俺、頑張るから。」

一言・・・いや二言行って切りました。
喜代子から雅志の電話のことを聞いた雅人。

「お前、言うてたな。仕送りだけして放っといても、子供は勝手におおきゅなるって。
育つのは、図体だけじゃなかな。」

嬉しそうに頷く喜代子。

下宿に戻った雅志を、中学生の雅志が待っていました。

「なあ、聞きたいんだけど。」
「なんですか?」
「お前、自分でヴァイオリンやりたいと思ったのか?」
「えっ・・・そげんこと、当たり前たい。おかあちゃんがあげん応援してくれとるやけん。おかあちゃんが喜ぶなら、おいは・・・」
「俺は自分で選んだのかって聞いてるんだ。おかあちゃんの話じゃなくて。
どうなんだよ、何黙ってんだよ。」

中学生の雅志は消えていました。

時は流れ、3月20日。
「このクラスも今日で解散だ。
この1年はのびのびやってきただろうが、3年になったらそうもいかないぞ。」

進路をちゃんと決めて頑張らないと。
「お前らには時間だけはたっぷりあるんだから。これから先、何でもできるさ。人間の可能性は無限だからな。
何しろ月に行ったんだぞ、人間は。

生きていく上では色んなことがあるだろう。大切なのは、勉強し続けるってことだ。今言った勉強ってのは、学校の勉強とは別のものだぞ。
本当の勉強ってのはな、自分にとって一番大事なものを見つけるってことだ。学校はその勉強のやり方を教えるところだ。

大事なものはすぐには見つからないかもしれない。でも、探し続ける。
皆、いつか見つけてくれ、自分にしかない、大事なものを。」

「先生、ありがとうございました。」口々にお礼を言う生徒たち。

帰り道。
「どっちの道を行くか、選ばなきゃいけない時が、これからたくさんあるんだろうな・・・」
呟く雅志。

雅志の邪険な言葉に傷つく喜代子(涙
仕送りして勝手に大きくなって。親っていうのは張り合いがない・・・ぐさぐさ刺さる言葉です(_ _)
電話をしてきてくれたことが、まず嬉しいのですよね、親は。

母を邪険にしたことが、ずっとのどに刺さった小骨のようにうずく雅志。
電話をすることで、うずきは多少は解消したかもしれないけれども。
今までは単に気がのらない、という理由でヴァイオリンの練習をさぼり気味だったのが、自ら音楽を選んだ政美と出会って、ヴァイオリンを弾くことが自分のやりたいことなのかどうかを自問しだした今、頑張る、という言葉を母に言うことは、自縛を強めることなのです。
自分はヴァイオリンを弾きたいのか。このまま本当に頑張れるのか。何のために頑張るのか。

「おかあちゃんを喜ばす」以外の返事ができずに消えてしまった中学生の雅志が可哀想で、ほろっとしました。

雅志のヴァイオリンに対するやる気を著しく削いだ三村。
何やってるんだか。
女に夢中になるのは勝手ですが、きっと安くないだろう授業料分は、ちゃんとして欲しいです(怒
雅志を通じて夫の様子を知ろうとした香織もどうかと思います。夫婦関係に生徒を巻き込むなんて。
教師の選択を間違ったですなあ。

安川の最後のHRでの言葉は、ちょっとむずがゆく感じたのですが(汗)、今、生徒たちに、ためらいなく、可能性は無限だ、と言える教師がどれだけいるだろう、と思うと、こういうタイプが懐かしくなりました。
そして、可能性という言葉を真っ直ぐに受けとめる生徒たち。
高校時代、自分の将来を、可能性という概念で捉えたことはなかったかなぁ。目の前の楽しさに流されていた気がします。

政美、初対面の時の高飛車な印象とは違って、素直な人柄でした。
雅志との低血圧なやりとりがじわっと可笑しかったです。
政美へのアドバイスは的確でした。でも、自分のこととなると、そう簡単にはいきません。
岐路はいつかは来るだろうけれども、まだまだ暗中模索なのでした。

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2015年6月26日 (金)

美女と男子 #11

公式サイト

遼(町田啓太)とかれん(吉岡里帆)がキスをしている写真が週刊誌に載り、オフィスイシノは大騒ぎ。一子(仲間由紀恵)は遼の不用意な行動をなじり、右京(中山麻聖)も遼を非難する。石野(前川泰之)は一子を伴い、かれんの事務所へ謝罪に行く。遼は芸能記者たちに追いかけられる羽目になり、一子は仕方なく遼を自宅に寝泊まりさせることに。そんな折り、かれんが記者会見で思わぬ発言を...。(公式サイトより)

かれんにハメられた遼に、石野はスキャンダルが起きた時の対処法を3つ与えます。

1.真っ向から否定する。ただの友だちである、と。
2.認めてしまう。良いお付き合いをしている。今後も見守って欲しい。
3.煙に巻く。あれはキスシーンのリハーサルとしていただけとかなんとか、のらりくらりとしらを切る。

嘘はつきたくない、全否定する、と遼。ところが遼がアクションを起こす前に、かれんが動きました。
TVの生番組で「遼君、好きです、付き合ってください」と告白したのです。
遼はかれんのイメチェンに利用されたのでした。

石野曰く、清純派のままでは先が見えている。これからは恋愛にポジティブで欲望に忠実な女性を目指す、つまり女性受けする女にキャラ変更するのだ、と。

・・・実力をともなった女優ならば、支持されるでしょうけれども。

かれんは女優なのね。女優に見えなかったです(大汗

一子は、へたに否定すると女性からの反感を買うと、ノーコメントで押し通すことにしましたが、レポーターたちに何も答えない遼はバッシングの嵐を受けてしまいます。

石野に「何とかしてください」と頭を下げる一子。
それで、ようよう動き出す石野・・・ま、いいです。このシーンについては、後ほど突っ込みます(汗

ここで気になって仕方がないことをひとつ。
特撮の主役とドラマを掛け持ちしているのにも関わらず、いつも事務所にいるように見えたり、「スナック・ハロー」で飲んだくれたりと、遼がとても暇そうに見えることです。
特撮の連ドラは朝早くて夜遅い、とってもハードな現場が何ヶ月も続くわけで・・・よほど素面のシーンが少ないのでしょうか。

遼がヒーローを演じている、という設定がストーリー展開上必要なことはわかるのですが、あまりに安易に扱いすぎていて、もやもやします。
そういう人はこのドラマを見なければいいわけですが(大汗

石野が動かしたのは、脚本家でした。
遼のシーンにキスシーンを差込んだのです。
で、なんだかんだとあって(汗)、スキャンダル以前より、遼の人気は盛り上がるのでした。

そうすると今度は右京の様子がおかしくなります。
何と、右京は本当にかれんに恋をしていたのです。
悶々とする右京を見て、再び脚本を差し替えさせる石野・・・このドラマの脚本家さんは、よほどこの手の横槍を受けてきたのでしょうか(苦笑

右京は、差し替えられた台本によって、ドラマの中でかれんに愛を告白するのでした。

渾身の演技を褒める一子に、右京は、あれは自分の気持ちを表現しただけで、演じていたわけではないから、俳優としては落第。
好きでもないかれん相手に、熱烈なラブシーンを演じた遼には負けている、と。

おいおい(汗笑

一方遼も、役に自分を反映させた右京を見直していました。自分は、芝居のための芝居しかしていない、自分には心がないのかもしれない、とも。

二人が対照的な俳優(のたまご)であることを描くためのエピソードでしたー。

さて、セリフとは言え、かれんに愛を告白することができた上に、かれんからの、恐らく計算ずくにの好意を寄せられた右京、今日は石野と一子を食事に連れて行くと、おおはしゃぎ。

で、やっぱり「スナック・ハロー」なのね。ここだけは予想通り過ぎて笑ってしまいました。
当然、遼を含む旧ひのでプロのメンバーは勢ぞろい。

お互いを認め合った遼と右京を見つつ、石野は一子に語ります。
「君たちを守らなければいけない。」

・・・ちょっと待って。

一子に頭を下げられるまでは、まるで他人事として構えていたように見えましたが。
一子が頭を下げるのを待っていた、という流れでもありませんでしたし。
亜依の国籍詐称を見て見ぬふりなことも含めて、キャラの動かし方がチグハグな気がしました。

「守る」という言葉にうっとりしたのか、石野を頼もしそうに見つめる一子。
そんな一子を見て、自棄酒をあおる遼・・・だから現場は大丈夫?(汗

亜依のどじっ子ぶりは、大門の思惑通り人気を得ました。
一方、さすらいの一人旅出ている並木は、遼とかれんの写真とともに、親子でスキャンダル、と銘打って週刊誌に掲載された斑目と麗子のツーショットを見て、嫉妬がメラメラ?

今回、一番びっくりしたのは、遼が斑目の息子だということを、全く緊張感なくさらっと流されちゃったことです。

母の姓を名乗っているのは、斑目の息子であることを世間に知られたくないから=斑目の息子であることを公表しないことなのだ、勝手に思い込んでいたのですわ。
そんなに秘密にすることでもなかったのねー。
なんか脱力。

ひょっとして、かれんは、遼が斑目の息子だと知っていて、ちょっかいを出した・・・なんていう複雑な筋ではなさそうです。

人間関係が複雑になるにつれ、ストーリーが綻んできている気がします。
一子の超・ツンデレっぷりは揺らぎませんけれども。

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2015年6月25日 (木)

天皇の料理番 第9話

公式サイト

帰国した 篤蔵 (佐藤健) は、天皇の料理番になるべく皇居・大膳寮を訪れた。
大膳の長である大膳頭・福羽 (浅野和之) に案内され厨房に赴いた篤蔵を待っていたのは、篤蔵よりも年上の大膳のシェフ達であった。
シェフたちのからの値踏みをするような目線を感じながらも奮闘する篤蔵は、さらに近々行われる御大礼の驚愕の内容を福羽から聞いて、いきなり窮地を迎える。
そして、天皇の料理番になる事を誰よりも喜んだ兄・周太郎 (鈴木亮平) は以前よりも明らかに痩せ衰え…
一方、俊子が向かった先は…?(公式サイトより)

原作未読です。
篤蔵の作った料理を、持ったない、うまいと食べる周太郎・・・

「励めよ。」

「はいぃ。」

上京した篤蔵はバンザイ軒に向かいます。
おかみさんは健在でしたが、おやっさんは亡くなっていました。本人も納得だったろう、大往生・・・だったそうで。

バンザイ軒に下宿させてもらうことにした篤蔵。以前住んでいた部屋は別の人に貸していると、おかみさん。
夜、住人が出かけていった時に、ちりりん、という音が・・・そう、俊子が住んでいたのでした。
こちらは再会を果たすのは間違いないとして、新しい料理人の顔を映さなかったのが気になります。

1913年(大正2年)。


「ろくぞう、ペテ公、そして猿。およそ風格の欠片もないあだ名ばかりつけ続けられた若干26歳のこの男は、鳴りもの入りで天皇の料理番として迎えられることになったのでした。」
上司の、大膳頭であり農学博士の福羽は親しみやすい人柄のようで、篤蔵を歓迎してくれましたが、厨房はそうはいきません。
ホテルリッツに勤めていたとは言え、一番の若造。厨司長として現場のトップについた篤蔵を見る目は冷ややかです。

息子ほどの年齢の上司に、厨房を案内する洋食部の主厨、宮前。
「ここはフランス料理の専門店ではございませんので。」
早速さりげなく牽制します。

和食、和菓子、パン、洋菓子、そして洋食。様々な分野の職人がいる、と説明を受けた篤蔵は、静かなことに気を留めます。誰も喋っていない。
「お上のお耳に障ってはいけませんので。」
という宮前の説明を受け、陛下が同じ建物にいらっしゃるのか、と驚く篤蔵です。
普段の食事について尋ねると、大礼が終わるまでは手出し無用、とはねつけられてしまいました。


「ご大礼の献立を考えられるのは、大変だと思いますよ。」

「けど、早くみなさんと馴染みたいですし。」
「・・・他にご質問は?」
引き下がるしかない篤蔵。

バンザイ軒でおかみさん相手に愚痴っているうちに、迫られて、また鼻の下をのばしまくっております(笑
そこへ、俊子さんが帰ってきて・・・今まで随分引っ張ってきましたが、あっけなく再会したのでした。


「昔、篤蔵、バンザイ軒って言ってたなあ、て、ほれでちょっと覗きにきたら、おやじさんがご親切にお部屋を安く貸してくださるって話になって。」
おやじさんは俊子の素性や事情を知っていたけれども、おかみさんは何も聞いてなかったようです。
篤蔵が下宿人のことを尋ねた時に「ちょっとね」とわけありげな言い方をしたのは、おやじさんと関係があった、と勘違いしていたためなのかもしれません。

それはともかく、俊子が実家にも知らせずに上京した理由が明かされました。
あの赤ん坊は、俊子の子供ではなかった。
元恋人なのか、お妾さんなのかははっきりとしませんでしたが、子供と引き離された子供の母親が、こっそり会いにくる。
俊子の腕を引っ張ったのは、その母親だったのでした。


「わたし、何だか申し訳なくなってしまって。」


「で、いきなり離縁状を置いて、家出か。」

「そのくらい乱暴な方が丸く納まるのではないかって。」


「それでも、鯖江に一報くらい入れんか。」


人のことは言えないと思うのですが(笑


「私の身の振り方で、両親に気を揉ませたくなかったんです。
こうなったら、いっそ、篤蔵さんのように生きてみようと思いまして。
篤蔵さんみたいに、好きなこと見つけて働こうって。」

そして産婆になったのでした。
篤蔵がパリで修行をしている間に、産婆さんになっていたのね。
吉原に行ったのも、子を取り上げるためだったのです。
俊子がちゃんと自立して生きていることを知って、ほっとする篤蔵。

明治期の産婆さんの資格についてちらっとネットを検索してみました。出産が増加するにつれて需要が高まり、専門の学校に入らずとも資格は取れたようです。

さて。

大膳寮で孤立する日々が続く篤蔵。

リンゴを切っていると、そのまま切らずに出すのがしきたりだ、と注意されます。切った方が食べやすいのに。

「切るは、腹を斬るに通じまして、そういうものを宮中では忌み言葉と申しまして。
故に、果物は切らぬことがしきたりになっているのかと、存じます。
他にご質問は。」


「じゃあ、西瓜はどうするんですか、メロンは、パイナップルは、まるのまま出せ、言うんですか。違いますよね。
だいたい肉、どうするんですか。ええ?牛まるごと出せ言うんですか?!」


思わず素の自分に戻って宮前に突っかかる篤蔵でしたが。

「お声がおおきゅうございます。」

全く相手にされません。

しきたり、しきたり・・・かなりフラストレーションが溜まっているところを、畑仕事をしていた福羽に見られてしまいます。
福羽は、おだやかに、畑のこと、御陵牧場のこと、しきたりのことを語りつつ、話は御大礼のことに。

「だから大変だよ、御即位の御大礼は。約2000人だから。」

「ふぅん・・・はぁ!?」

「しかも、諸外国のお歴々は、君の献立を見て、我が国の文化程度を判断するわけだからね。」


2000!

大膳寮の人たちに腹を立てている場合じゃありません。

献立表作りに専念しはじめる篤蔵。


「お前の夢を一緒に追いかけさして欲しいと思った。俺に、誇りを与えて欲しい。」


周太郎からの手紙を机上供えて、作り上げた献立表でしたが。

「とにかく、絶対失敗するわけにはいきませんから、2000人分を滞りなく出すことが最重要だと考え、材料が揃えやすく、手間がかかり過ぎないことに重点を置きました。」


「失敗はしないかもしれないけれど、印象にも残らないと思うんだよね〜。
そら、やっぱり失敗ということに、なるんじゃないのかな〜」


「しかし、料理というのは、きちんと作って出せる、ということが、非常に大切なわけですよ。」

「御即位の御大礼に、まだこの程度のことしかできないわけですか、わが国は。ふうぅむ・・・」

悄然として厨房に立ち寄った篤蔵。
料理に対する貪欲さを欠いた現場に、思わずひとこと言おうとしましたが、宮前の阻まれてしまいます。


「調理法が代わると、お味が変わるかもしれません。お上が驚かれると困りますので。」

そして
「差し出がましいのですが、ご参考までに。私なりに御大礼の献立を。故事に則って考えてみました。」

と献立表を差し出しました。
故事に則って・・・変わらないことを善とする世界の壁は厚いです。ども、と受け取るしかない篤蔵。

思い悩みつつ帰路に着く途中、人とぶつかってしまします。
それは宇佐美でした。
偶然というより、いつの間にか篤蔵の足は華族会館に向かっていたんですね。

もう、どっから何を考えて良いかわからない、と宇佐美に相談する篤蔵。


「厨司長が、お前でなきゃいけなかったのは、お前がオテル・リッツを知っているからだ。
帝王と言われるエスコフィエの料理と、そこに集まる美食家たちをその目で見てきたからだ。
エスコフィエの料理はそんな料理だった?」

ホテル・リッツの厨房で踊るエスコフィエを思い出す篤蔵・・・

「料理は音楽、やて。」

「そうか。」


篤蔵の表情が吹っ切れました。

意見を求められた俊子に、考えついた献立にザリガニ料理が多いことを指摘されます。
ザリガニ・・・フランソワーズとの出会いの料理でもあります。

献立作りに没頭する日々が一ヶ月ほどたって、ザリガニメインの献立が完成しました。
ザリガニに興味津々な福羽は了承します。

もう、進むしかない。

大膳寮に入った篤蔵は、ジャガイモを剥き始め、黒川の剥いたジャガイモを取り上げます。


「皆さん、ちょっとよろしいですか!」


「厨司長、陛下のお耳に。」


「陛下!陛下!聞こえますか!」

凍りつくコックたち。陛下に聞こえるわけがないのです。


「ほういうことみたいなんで。
お忙しいところすみませんが、ちょっと見ててくださいね。」

と、自分と黒川のジャガイモをテーブルに転がします。
篤蔵のジャガイモは綺麗に転がって落ちましたが、黒川のは、途中で止まってしまいました。


「この水準のものをブールと言ったら、パリでは笑いものになります。
つまり、御大礼でこんなものを出せば、お上は世界の笑いものになります。
この水準に包丁が達しない場合は、御大礼の際には、下働きに回ってもらいますので、ご了承ください。」


俯く黒川たちの表情を見やって、篤蔵を追いかける宮前。

「あのようなやり方は如何なものでしょうか。」

「宮前さん、御大礼では2000人分、同じ大きさ、同じ形ですべてのものを出さなきゃならないんですよ。
わしらには、気を使い合う時間なんて一切ないんです。」


厨房に戻った宮前。黒川初め、料理人たちが練習を始めていました。

用意しやすい伊勢エビではだめなのか、と反対されるも、ザリガニが外国で愛されているとアピールする篤蔵。福羽のサポートでザリガニ料理は無事会議で了承されました。

自分の小さい時は田んぼでもザリガニが取れたものですが、やっぱりあれじゃだめなのね(^^;;

「一方で、ホテルや一流料理店で、2000人分の食事の用意をするための助っ人を要請したのでした。」

要請書を見る奥村、辰吉。

篤蔵は、集められた料理人たちへの説明会で宇佐美と奥村の姿を見て驚き、びびりまます。

「嫌がらせですか・・・」

甘えん坊の地金がちょろっと出ました(笑
京都は二条城での海外の賓客を迎えてのディナーの前日に、周太郎の元に篤蔵から葉書が届きました。

仮説厨房では。ザリガニの生け簀に注がれる水道の音を気にする篤蔵。
しかし、ザリガニは流水の中でしか生きてられないとのこと。
「ほんなら、仕方がないか・・・」
しかし、宮前も気にしていました。
一番後に厨房を出た宮前、厨房を振り返ります。

その晩、それぞれの場所で、成功を祈願する篤蔵、俊子。
そして、周蔵たち。

「どうか、あいつを成功させてやってください。ほんで、あいつに・・・
あいつにほれを・・・見届けさせてやってください。」


当日。

厨房では・・・ ザリガニが水槽に一匹もいない!

蛇口に手ぬぐいが垂らせれている。それをつたったのか?
いや、今は原因などどうでもいい、とにかく、ザリガニが一匹もいない!

愕然とする篤蔵。

「秋山厨司長、ご指示を」

宇佐美の声で、我に返り、福羽に伊勢海老の手配を頼みます。

「伊勢エビが手に入れば、伊勢エビのポタージュに変更!段取りは変わりませんから!」

そこへ辰吉がザリガニを一匹掲げて登場しました。
今は上野精養軒に勤めている辰吉。参加予定者の代わりに遅れてやってきたのです。
「あ、なんでここにザリガニ、いるんでしょうか?」
一瞬唖然、呆然とする篤蔵たちでしたが・・・
「さ〜が〜せ〜!!」
篤蔵の一声で、暗いところが好きらしいザリガニを捜索し始めます。
出てくる、出てくる・・・甲殻類は大好物なのですが、こうしてみると虫っぽくってちょっと気持ち悪い(汗

こうして危機を乗り越えた厨房は、篤蔵の指揮の下、次々と料理を作り上げていくのでした。

一方、福井の実家では、病床の周太郎を囲んで、ふきが篤蔵のメニューを読み上げていました。葉書は、献立表だったのね。

「うまそうやのう・・・」

料理が大成功を収めた後、一人厨房を点検していた篤蔵は、ザリガニの水槽に注ぎ込む蛇口から垂らされた手ぬぐいに目を留めます。

厨房を出た篤蔵を宮前が待っており、退職願を差し出しました。

ザリガニ逃亡の責任をとるためです。

「手ぬぐいを垂らしたのは、水音がお耳に障らないようにですよね?」

「聞こえるわけもございませんのにね。」

「けど、あれは真心ですよね、お上に対する。
わしはほういう料理人には辞めて欲しくありません。」

「・・・口うるそうございますよ。」

「良いですよ、大声で言い返しますから。」

「果物を切らぬしきたりには、もうひとつ理由があるように思います。」

「なんでしょう。」

「手でもいで、そのまんまかぶりついた方が、おいしいからではございませんでしょうか。」

「あ・・・検討します。」

「では。」

宮前が立ち去った後、空を見上げる篤蔵。

「兄やん・・・読んでくれたかのう。
兄やん・・・わし、ちゃんとできてましたか?
あなたの誇りに、なれてましたか?
兄やん・・・」

蔵三郎が読み上げる御大礼の料理の評判の記事を、微笑みながら聞く周太郎。
静かに、静かに息を引き取りました。

兄の訃報を受け取った篤蔵。
心配して近づこうとするも立ち去ろうとした俊子に。

「お邪魔やないで。
会えんうちに、会えんようになるんやのう、人いうんは。」

「そろそろ、鯖江に連絡します。」

実家に帰るつもりなのか・・・

「せっかく会えたんやし、俊子は一緒にいてくれんか。
もう、わしにはこりごりか?」

「篤蔵さんより長生きします。ほやから、安堵してください。」

堪えきれずに涙する篤蔵。

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今回も泣かされたり、笑わせられたり。
濃い内容でした。

本屋に寄る度に原作本を買いそうになるのですか、ドラマが終わるまでは、がまん、がまん。

俊子さん、売り飛ばされたんじゃなかったのね(汗
それどころか職業婦人として自立してたなんて(驚
ちょっと思わせぶりで、強引すぎる気もしないではないのですが、元の鞘に戻ったので、まずは、良かった、ということで。

宮前は、苛めのための苛めをしていたのではありませんでした。
伝統を全く知らない若者が上司になったら、そら、いい気分ではないでしょう。しかし、料理人としての、人としての矜持、真心を持った人でした。
篤蔵が宮前たちを納得させる腕を持っていることを手際よく描いていてくれたことで、宮前たちの心構えも伝わってきましたし、篤蔵と宮前を結びつける、水音のエピソードが良かったです。
宮前の真心を認めた篤蔵と、手ぬぐいの意味を悟った篤蔵を、腕前だけでなく、人間として認めた宮前。

師匠としての宇佐美の存在はもちろん、ビッグネーム(主役級という意味です)に頼らないキャスティング・バランスも絶妙でした。
癒し系の上司がいる一方で、教師でありつつ、執事のような老練な年下の部下がいる。

篤蔵の指揮の下、宇佐美、奥村、辰吉が働くシーン、特に、宇佐美が篤蔵を鋭く見守っているカットには、思わず胸打たれました。こういうところ、ほんと、丁寧です。
師匠と弟子・・・篤蔵って守られているなあ。

荒木が華族会館を去る時に辰吉に渡したという手紙が気になります。

自分の夢の全てを篤蔵に託して逝った周太郎。
彼がもし健康であったなら、篤蔵はパリには行かなかったかもしれないし、俊子ともよりを戻せなかったかもしれません。
しかし、それでもなお、彼が自身の志を遂げれなかったことに、涙。

合掌。

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11話くらいかな、と思っていたら、全12話とのこと。
ひょっとして、篤蔵の人生を描ききるのかな?
老け役・・・ちょっと心配(汗
予告の髭は似合っていましたけれども。

そして、俊子さんがまたもや危機に?

・・・もう、釣られないぞ、と思いつつも、でも、万が一ということもあるかもしれない?
どうなるのだろう

やっぱり釣られている(^^;;

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2015年6月24日 (水)

6才のボクが、大人になるまで。:映画

2014年 アメリカ 165分 原題「Boyhood」 PG12

6

公式サイト

監督:リチャード・リンクレイター/脚本:リチャード・リンクレイタ/製作:リチャード・リンクレイター、キャスリーン・サザーランド/製作総指揮:ジョナサン・セリング、ジョン・スロス/撮影:リー・ダニエルシェーン・F・ケリー/美術:ロドニー・ベッカー/編集:サンドラ・エイデアー/音楽監修:ランドール・ポスターメーガン・カリアー
出演:エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレイター、パトリシア・アークエット、イーサン・ホーク

『ビフォア』シリーズなどのリチャード・リンクレイター監督がメガホンを取り、6歳の少年とその家族の12年にわたる軌跡をつづった人間ドラマ。主人公を演じた新星エラー・コルトレーンをはじめ、主要人物4人を同じ俳優が12年間演じ、それぞれの変遷の歴史を映し出す。主人公の母をパトリシア・アークエット、母と離婚しアラスカに行ってしまった父をイーサン・ホークが熱演。お互いに変化や成長を遂げた家族の喜怒哀楽を刻み付けた壮大な歴史に息をのむ。 (YAHOO!映画より)

@京都シネマ

一般公開されたのは少し前ですが、映画館企画の「名画リレー」でかかったのを観に行きました。
観てすぐに感想を書いたのですけれども、アップし忘れていました。

ほぼネタばれなしで短く書きます。

早すぎた結婚で二人の子供を産んだ後、離婚した母親、オリヴィア。
知的で生活力のある、逞しい女性なのですけれども。
男を見る目がないのか、それともアメリカにおけるアルコール中毒者の比率が多いのか。
彼女の度々破綻する結婚生活で迷惑を被る子供たち。
その度に自分たちが築いてきた世界・・・友人だけでなく、家族をもぎとられるのですから。
それでも、彼らが生きていくには、そのいう環境を受け入れざるおえません。
社交的な姉、サマンサと自分に閉じこもりがちの弟、メイソンはそれぞれの生き方で対応していきます。

ということで、12年の歳月を実際に12年かけて撮った作品。

評判の高い映画のようですが、正直言って、自分には、あんまりピンとこなかったです(大汗
時を積み重ねただけで、エピソードの繋がりに欠けていたよう思えたのです。
セミ・ドキュメンタリーとして見ればいいのでしょうが、ドラマとしては、うーん、どうなんだろう、と。

例えば、別れた義姉弟たちはどうなったのだろうとか、メイソンとやんちゃな友達たちのちょっと陰湿な関係などなど。
あまりドラマチックに構築されても引いてしまったとは思いますが、もう少し有機的な伏線及びオチを設けて欲しかったです。

子供にとっての12年は長いです。
本作は、子供たちの成長を、ほぼドキュメントに近い形で撮るのが意図ですから、プロになりきってはいけない努力が必要とされる場面もあったかも。

メイソン役のエラー・コルトレーンは、1年のうち少しづつとは言え、自分の内面をカメラに晒される生活をよく耐えたと思います。
一方サマンサの方は、途中からカメラの前にはあまり立ちたくなくなったように感じました。
思春期を迎えて無口になるのは、キャラ設定ではなく、キャスト本人の気持ちに合わせたように思います。

少しネタばれになりますけれども・・・一番印象に残ったのは、旅立つ息子の前で涙するオリヴィアです。
息子が自分の手を離れていくことが悲しいのではない、可能性をいっぱい持った息子比べて、自分が持っている時間の少なさに涙するオリヴィア。
なんと生きることに貪欲な人だろう。
キーパソンではあったけれども、サブポジションにいたオリヴィアが、本当の主役だったように感じました。

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2015年6月23日 (火)

海街diary:映画

2015年 日本 127分

Photo

公式サイト

原作:吉田秋生「海街diary」(小学館)
監督・脚本・編集:是枝裕和/製作:石原隆、都築伸一郎、市川南、依田巽/プロデューサー:松崎薫、田口聖/撮影:瀧本幹也/照明:藤井稔/美術:三ツ松けいこ/音楽:菅野よう子
出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、加瀬亮、鈴木亮平、池田貴史、坂口健太郎、前田旺志郎、キムラ緑子、樹木希林、リリー・フランキー、風吹ジュン、堤真一、大竹しのぶ、浅野陽子

まぶしい光に包まれた夏の朝、三姉妹に届いた父の訃報。十五年前、父は女と出て行き、その後、母も再婚して家を去った。三姉妹を育てた祖母もとうに亡くなり、広くて古い鎌倉の家には、彼女たちだけが残った。両親へのわだかまりを抱えた、しっかり者の長女の幸と、そんな姉と何かとぶつかる次女の佳乃、マイぺースな三女の千佳。三人は父の葬儀で、腹違いの妹すずと出会う。頼るべき母も既に亡くし、それでも気丈に振る舞う、まだ中学生のすず。そんな彼女の涙を見て、幸は、別れ際に「いっしょに暮さない?」と誘う。そして、秋風とともに、すずが鎌倉へやって来る。四人で始める新しい生活。それぞれの複雑な想いが浮かび上がる――。(TOHOシネマズより)

@TOHOシネマズ

原作は歯医者さんの待ち合いで、映画を見る数日前に、3冊目途中まで読みました。
三姉妹が母親の違う妹を引き取るまでの展開は、ほぼ原作通り。
構図も似ていたし・・・原作及び原作ファンへのリスペクトでしょう。
なお、序盤以降は、変えているようです。

以下、ネタばれなしの超簡単感想です。

両親に去られた後、妹たちの親代わりにならざる終えなかった長女の幸は、すずに同じものを感じます。
彼女もまた、子供であることを奪われた子供であると。

山形、鎌倉の四季を舞台に、すずが姉妹になっていく様子を、ゆっくり、じっくり描いていました。
センセーショナルな出来事は一切ありません。
お葬式で始まり、お葬式で終わる物語でもあります。

ラスト近く、映画館内、すすり泣く音がいくつかしました。

正直言って、自分はそこまでのめり込めなかったです。

姉妹を持たないからなのか、自分の感性が擦り切れてしまったからなのか・・・色々理由はあるでしょうが、直前に原作を読んでしまったため、四女のすずが登場する瞬間に瑞々しい驚きを感じれなかったのが、一番の原因だと思います。

自分たちを捨てた母と、幸の相克も、少し温く感じました。
でも、この"温さ"がこの映画の味です。
映画に登場する人物たちだけでなく、観客も追い詰めない、優しさ。
そして、登場する食べ物全てが、実に美味しそうだったのは、さすが、是枝さん。

物語の方ですが、一番シビアな出来事は、姉妹たちにではなく、幼い頃から彼女たち一家を見守ってきたおばさんの身の上に起きます。
ゆるゆると描いてはいましたが、今の自分にとっては一番身近な出来事で、この映画唯一のトゲとなって、じわじわと心に残りました。

極楽寺駅周辺は「最後から二番目の恋」の舞台になった時に、物見高く訪れたことがあります。←ミーハーです(汗

ゆっくりと優しく流れる時間の中で、四人の女優さんたちそれぞれの個性を、丁寧な映像とともに、まったりと味わいました。

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2015年6月22日 (月)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第17話「グッバイ、スターニンジャー」

公式サイト

いよいよ明日は、好天から言い渡されたキンジの弟子入りの期限の日。キンジはあせりから攻撃にキレがなく、天晴たちを倒すことなどできない。思い悩むキンジの前に十六夜九衛門が現れる。十六夜は、好天の弟子になったとしても、"終わりの手裏剣"は伊賀崎家の者でないキンジの手には入らないといい・・・。そんな中、妖怪ウミボウズが出現。駆けつけたキンジが応戦するが、ウミボウズの生み出すモヤの中に、亡き父と兄の幻をみて・・・(YAH0O!テレビより)

ニンニンジャーの誰一人倒せないまま、期日前日を迎えたスターさんに、九衛門が再び近づきます。
九衛門曰く、終わりの手裏剣とは、世界を一度終わらせて、新たな世界を作りだす能力かあるとのこと。
そして、じいちゃんが伊賀崎家の人間ではないスターさんに、終わりの手裏剣を渡すはずがない、と。
九衛門の誘いに、1日待ってくれ、とスターさん。

あくる日、晦は、スターさんだけをおびき出そうと、ガマガマ銃が察知できない結界を張って妖怪、ウミボウズを生み出しました。
スターさんの恐れ収集が目的です。なぜ、スターさんなのか、意味はあるのでしょうか?

晦の思惑通り、スターさんはおびき寄せられてしまい、ウミボウズの作り出した、自分にとって一番恐ろしい体験を見させてしまうという蜃気楼に取り込まれてしまいます。
亡き父と兄が殺された時の場面を見て、取り乱すスターさん。
二人を殺したのは狼男のようです。そのうち外来妖怪が乗り込んでくる?

ウミボウズが暴れだしたからなのか、パパが妖怪出現の知らせに来ました。
現場に駆けつけたニンニンジャーたち、スターさんを追って蜃気楼の中に入ってきます。

闇雲に入るのは危険だけど、それしか方法がないから闇雲に入っちゃおうと、冷静に乱暴な計画を立てるピンクさん(笑

真っ先に入らされたアカさんが、ニンニンを代表して最も恐れるものを見ることになってしまいました。

それはピーマン。
他のメンバーだったらもっとシビアなものを見たかもしれません。
でもって、思い込みの術でチンジャオロースに変換して、無事克服するのでした。
ピーマン嫌いな子はチンジャオロースも食べれないと思うんだけど、ま、そこはオバカなアカさんっだからってことで(苦笑

ニンニンたちに救われたスターさん。過去に縛られているために心が揺らぐ自分には、弟子入りする資格はない、と落ち込みます。
それならば鍛えればいい、私たちも一つしかないラストニンジャの称号を目指すライバル同士、一緒に戦おう、とピンクさんたち。

気を取り直したスターさんはアカさんと見事なタッグを組んでウミボウズを撃破しました。
自分たちの幻を躊躇なく倒す、というのは、運動会の回を踏まえての、二人の絆の高まりを表していました。
スターさんを受け入れたアカさんは、新たなオトモ忍シュリケン、サーファーマルを手に入れ、スターさんが乗りこなし、ウミボウズを翻弄、そしてニンニンたちと合体して巨大化したウミボウズを倒したのでした。

海でのロボ戦とは、珍しい。サーフボードから船へ。考えたものです。

さて、改めて、正々堂々果し合いを始めようとするアカさんとスターさんでしたが、じいちゃんが現れて、弟子入り期限は昨日だった、と告げるのでした。

びっくりする一同。
スターさんは、日付変更線を超えたことを計算に入れてなかったのです・・・そこ?(笑

餞別にサーファーマルをやる、と言って、スターさんを帰国させてしまいました。
あまりに頑なじいちゃんの態度を不審がるニンニンたちに、九衛門のことを明かすじいちゃん。

あれー、スターさん、本当にグッバイしちゃったです。

なんだかんだ言ってても、しゃれの効いたお試し期間だと思っていたのですが、じいちゃんの決意が本物だったとは。
それだけ九衛門の裏切りが深刻だった、ということなのでしょう。

しかし、スターさんが退場するわけはないわけで。
どういう形で再登場するのか、もしかして九衛門サイドについてしまうのか?も気になるところですが、どういう流れでじいちゃんの、弟子を取らない、という方針を覆すのかが気になります。いや、覆すのかどうか・・・このシリーズ、斜め上行く展開だらけなので、全く読めませんです。

出来るだけ早い復帰を願ってます。

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#01 #02 #03 #04 #05 春休み合体SP #06 #07 #08、#09 #10 #11 #12  #13 #14 #15 #16

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2015年6月21日 (日)

花燃ゆ #25「風になる友」

公式サイト

脱藩した罪で、高杉晋作(高良健吾)が野山獄に投獄される。そこはかつて吉田松陰(伊勢谷友介)が在りし日を過ごした牢だった。そして晋作の罪の余波で、小田村伊之助(大沢たかお)も長崎に左遷される。その頃、伊之助と寿(優香)の次男・久米次郎を養子に迎え、母となった文(井上真央)は、夫・久坂玄瑞(東出昌大)との親子三人での生活を思い描く。だが、そこに吉田稔麿(瀬戸康史)が新選組に襲われたという知らせが来て…(YAH0O!テレビより)

野山獄にいる高杉を訪れた文は、京にいる久坂への手紙を託されます。
雅は懐妊の報告。

寿に家を構えることを薦められる文。
「ええよ思いますよ、女が夢を見ても。
久坂様と久米次郎と暮らす家のこと、考えてごらんなさい。」

寿の表情の柔らかさが印象的でした。

ドラマ内では何の説明もされませんでしたが、小田村家は、伊之助が長崎に左遷されたため、三田尻から萩に戻ってきたようです。

京の久坂は、桂から高杉の手紙を受け取ります。
高杉が投獄されたことで、進発派を抑えられるのは周布だけ、と桂。
進発派及び長州を支持する浪士たちが、時が来る前に暴発することを恐れる二人です。
そこへ稔麿が、会津(映像では徳川慶喜)と薩摩の結束が崩れた、と知らせにきました。
薩摩の備えが手薄になった。これで朝廷を味方につけることも。

「稔麿、今か。」
「はい。今です、久坂さん。」
「必ずお殿様を説得する。」
「僕は京に残ります。久坂さんが戻ってくるまでに志士たちをまとめます。」
「頼んだぞ。」
「そげな難しい顔、せんと。四人で誓うたじゃありませんか。猛々しくいきましょう。」
「おう。」

久坂からの手紙で、兵を率いて京に上るために山口に戻ってくることを知った文は、寿と別れることを嫌がる久米次郎を連れて山口に出立しました。

山口では、久坂が敬親公を説得していました。

「兵を率いて京へ向かうは、あくまで長州の覚悟をしめすため。
我らを阻む薩摩らの備えが手薄になった今なら、戦にならず、朝廷を味方につけることができます。
必ずや、長州の汚名を雪ぎ、日本国の政に復帰させます。」

来島ら、進発派の力が増しています。

敬親公から意見を求められた敬親の嫡男、元徳は、進発派も京へ向かえば気が晴れるだろう、戦をしにいくのではない、あくまで長州の汚名を雪ぐため、ならばこの機会を逃すべきではない、と出兵を支持しました。
成り行きを心配そうに見る周布。

「そうせい。」

こうして出兵が決まりました。

京では、稔麿は、古高俊太郎から、中川家が八月十八日の政変を企てたことを知らされていました。
そのことは、宮部たちも知っていて、中川家を討つ、と。
今、ことを起こしては天子様への嘆願も叶わなくなる、久坂が兵を率いて京に着くまで、待って欲しいと、桂は頭をさげます。
稔麿から、久坂が松蔭が一番期待を寄せていた弟子だと聞いた宮部は、納得しました。
ところが、そこへ古高が新選組に捕らえられたという知らせが入り、古高奪還に色めき立つ一同。
時は元治元年6月5日、池田屋。

そのころ山口では、久坂と文が久米次郎を交えて、一家団欒を楽しんでいました。「破天荒な弟の扱いには慣れておる」など、杉家の人々からの手紙を読んだ久坂。「お前が俺に家族をくれたんじゃな」

京、池田屋では、稔麿から、長州が京の町を焼き、混乱に乗じて天子様をさらおうとしている、というデマを新選組が流している、と聞いて憤慨する桂。
そこへ新選組が踏み込んできました。
稔麿は宮部たちに知らせようとしますが、藩邸に助けを求めてこようと、桂に止められ、脱出。
しかし、途中で桂の静止を振り切り、引き返してまうのでした。

「今、戻れば無駄死にじゃ!吉田!」
「桂さん、僕は先生に背を向けたんです。あれが先生との最後やった。ずっと負い目があって。
だから僕は、表舞台には出んと、皆を支える、目には見えん風でええと。
じゃが、それもしまいじゃ。僕はもう、逃げん。」

「待て!」
「桂さん、あなたは新しい国を作る人です。後を頼みます。」
「吉田!」

池田屋事件、稔麿の死が山口にもたらされました。
仇を討とうと激高する塾生たちを止める久坂。

「忘れたか!我らは戦をしに京へ行くんじゃない。
一時の情に釣られては事を仕損じる。稔麿の死も無駄になる。来島様を抑えねば。
ご重役にところへいってくる。入江、皆が暴発せんように。」

弟妹と最後の晩を過ごす入江。すみから戦にはならんでしょうね、帰って来てくれますよね、と問われて

「約束は・・・できん。俺は松蔭先生を守れんかった。
じゃから、今度は守る。命を賭けて久坂さんを守る。
靖、俺になにかあったら、お前は生きるんやぞ。」

「はい。志はいつも兄上とともに。」
「さあ、夜通し、すみの好きな怪談話でもしてやるか。」

久坂家では。
激高する進発派を止める、と久坂。

「冷たい男やと思うか。友より政と。」
「あなたのお立場では、心のうち、隠さねばならんこともおありでしょう。」

稔麿のことを考えていた久坂。

「俺の力になるために京に来た。俺の代わりに死んだようなものじゃ。
許せ・・・許せ・・・憎い、あいつらが憎い。仇をとる、戦になってもかわまん、この命と引き換えにしても殺す、俺が殺しちゃる。
仇、稔麿の仇じゃ・・・」

稔麿の思い出を語り、久坂と久米次郎とともに構える久坂の家、という夢を語る文。離れに塾を作って久坂が教える。

「人に教えるのは向いとらん。」
「寅兄も最初はそう言うとりました。あなたはきっと良い先生になります。」
「1人じゃ務まらん。」
「1人やなくてもええやないですか。いつだって戸を開けておいて。みなさんにも手伝うてもらいましょう。」
「喧嘩が起こったら、仲裁役は入江に任せよう。」
「文字を教えるんは敏に。高杉さんにも手伝うてもらわんと。」
「あいつは使えん。三味線でも弾いてもらうか。
・・・久米次郎の下に弟や妹もおるかもしれんな。」

「おったらええですね。」

家族の夢を語る二人。

「誰でも自由に志を立てられる。絵描きになりたいもんは絵描きに、武士になりたいもんは、武士に。
お前がばあさんになっても、相変わらず握り飯握って、人と笑う暮らせるような、そんな世の中が、そげな国が作れたら。」

「作れます、あなたなら。そこにあなたはおりますか?」
「ああ、おる。俺は死なん。俺はお前とともに生きる。
ひとつ、頼みがある。お前の笑うた顔が見て、行きたい。」

明くる日、京に向かって出発する久坂たちを見送る文。

高杉からの手紙は、結局何が書かれてあったのでしょうか。高杉が獄に入れられたことだけ?それくらいのことなら、普通に伝わってくるでしょう。

会津、慶喜と薩摩が、何で揉めたかは、すらっとスルー。
長州が京の町を焼いて天皇を連れ去る計画を練っていたのは捏造である、という説をとっていました。
池田屋襲撃には間に合わなかったらしい土方は登場せず。

クライマックスを禁門の変にするためでしょう、ずいぶんこじんまりとした池田屋騒動でした。
久坂たちが亡くなるから、ということもありますが、長州とっては池田屋はあくまでも切っ掛けであって、禁門の変の方がはるかにダメージが大きかっただろうから、こういうのもありでしょう。

それにしても踏み込む前のタメのなさにはびっくりです。緊迫感一切なし。
時代劇として、もったいない、と思ってしまいました。

今回も、京の政情や池田屋よりも、文と久坂の和解に重点が置かれていて、見事にブレていません。
和解、と書きましたが、辰路の落とした影は一切見られませんでした。
次回、何かありそうですけれども・・・

どのような働きをしていたかを、ほとんど描いてもらえなかった稔麿。
池田屋事件が小競り合い程度にしか描かれていなかったこともあり、本当に無駄死にに見えてしまいました(涙

合掌。

本当なら、入江、久坂が家族と過ごす穏やかな、最後のひと時に涙したいのですが、心が動きませんでした(_ _);;
なぜなら、稔麿だけでなく、入江に、ここへきて唐突に仲裁上手というキャラが振り当てたりと、サブキャラの描き方が「点」すぎて、感情移入できないこと、そして彼らを取り巻く状況を客観的に描いていないため、カタストロフを前にした緊迫感が感じられなかったのです。

この時代を、長州内部のみで描くというのは、やっぱり無理があるように思います。
ここに至っても、薩摩、徳川、会津など、相対する存在をほとんど描いていないので、内輪もめに終始しているようにしか感じられません。
でも、マクロ的なシーンが増えると、主人公の出番がなくなるのか。うーん。

ま、歴史背景をこれだけ視聴者の学習に委ねる大河も珍しいです。

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2015年6月20日 (土)

ちゃんぽん食べたか 第3回「それぞれの本気」

公式サイト

バイオリンのレッスンが気になりながらも、友人の誘いでバンドを始める雅志(菅田将暉)。コンテストに出場するために、日々特訓をしていた。ある日練習をしていると、他のバンドがやってきて、雅志たちの演奏をからかう。コンテスト当日、雅志たちの番が終わり、件のバンドの演奏。ギタリスト・古田(本郷奏多)のテクニックに衝撃を受ける。翌日、学校では、規則に違反して芸能系の活動をしたものがいると話題になり…。(公式サイトより)

原作未読です。

バンド、落研そして恋・・・この年齢の青少年にとっては楽しいことばかり。
ただでさえマンネリ気味のヴァイオリンの練習に身が入らないのは、仕方がないです。
しかも東京で一人住まいですからねえ。長崎でレッスンを続けていた方が集中できたかも。
しかし、出身者、もしくはパイプのある教師に習わないと、音楽学校に受かるのはまず無理。悩ましいです。

兄貴がドラマーだと言う和秋を引き入れて、本格的に動き出そうとしている満。
保夫は、ヴァイオリンの練習もあるだろ、と雅志を引き入れることに気を使うのですが、ここでも満の悪魔の囁きが。
「なんだかんだ落研もやってるくせに。」
「う〜〜〜」
落研を休部することにした雅志。

生徒指導の木戸が、雅志たちが学校のベンチに置き忘れた音楽雑誌を発見、誰かがアマチュアバンドコンテストを受けようとしていることをかぎつけてしまいます。
早速、コンテストに参加すること、芸能活動をする者はそれなりの処分を覚悟せよ、と校内放送で通達。
びびる雅志たち。

ヴァイオリニストはクラッシックだから芸能活動には当たらないのね。
そもそも、芸能活動禁止、というのははっきり校則で禁止されているわけではなく、ロックやフォークを目の敵にしている木戸が勝手に決めたことなのだそうで。

雅志たちがコンテストに出ようとしていることを察した安川は、満たちはともかく、揺れ動く雅志を心配します。

「佐野はいいのか、こんなことしてて。ご両親はお前がヴァイオリンの練習をやっていると思って毎月必死に仕送りしてくれているんだろう?その気持ちを思うと俺は・・・」

そのことは雅志が一番わかっているんですけれども。

「ああ、先生、余計なこといって邪魔するのはやめてください。大事なメンバーだから。」満。
「先生はもし俺たちがコンテストに出たら、見てみぬふり、してくれるんですか。」保夫。

「そら、お前たちの覚悟次第だな。」
「覚悟・・・」雅志。
「処分されてもやりたいという気持ちで出るなら、その気持ちを俺は認めてやってもいい。」
「見て見ぬふり、してくれるんだ。」満。

「どうしてそんなこと聞く?
処分されても出たいって言うなら、関係ないだろう。」

安川が庇ってくれるかどうか、責任を負いたくないかはともかく、とりあえず今は見て見ぬふりをしてくれると判断した雅志たちは、河原でバンドの練習を始めます。

レッスンの帰り、またもや男と待ち合わせしている洋子を見かけ、少し不穏なものを感じて、後をつけた雅志は、洋子がボイストレーニングをしていることを知るのでした。
待ち合わせしていた男は、洋子をスカウトした事務所の人間だったのです。

特に歌手になりたいわけではない。
「ま、暇つぶし。」

さて、最初はバラバラだった演奏が夏休みを経てだんだん形になってきました。ちょっと満足げな雅雅志、満、保夫です。

「なんとかいけてたじゃん」満。
「人様には聞かせるほどにはなったかな。でも、まだまだ優勝なんて」雅志。
「参加することに意義がある」保夫。
「何言ってんだよ。優勝して賞金5万、手に入れるんだろ。そのために始めたんだろ。優勝まで、あと、どれくらい練習すればいい?」満。
「・・・かなり。」雅志。

「永遠にだよ。」
練習を聞いていた、見知らぬ高校生です。
「君たち、バンドコンテストに出るつもりなのか。」

「うん、まだわからないけど。」保夫。
「出るよ(怒)」満。

「やめてくれないかな、こっちは本気なんだ。遊び半分の人たちに出て欲しくないんだよ。」

そう言い放った男子生徒・・・政美の「自分は本気だ」に引っ掛かる雅志。
ヴァイオリンをさぼる理由を探すためだけにバンドをやっているのか?あっちもこっちも中途半端、と悶々とします。

洋子を屋上に呼び出して、コンテストに出ることにした、と告げる雅志。
じゃあ、木戸が言ってたのは・・・やるじゃん、と微笑む洋子。
「で?」
「コンテスト、見に来てくれない?」
「なんで?」
「なんでって・・・君が頑張っているの見たし、俺のも見てくれたらおあいこっていうか・・・・」
「頑張るんだ。」
「そのつもり。中途半端はまずいと思って。」
「考えとく。」

コンテスト当日。
楽屋で一心にギターを練習する政美を見詰める雅志。
客席に洋子の姿はありませんでした。
雅志たちの次が政美のバンド「ラージヘッド」。
粗筋にある通り、満たちも「うまい」と納得してしまう演奏でした。

コンテストが終わった後、トイレで偶然と政美と出会った雅志は、優勝おめでとう、と声をかけます。
「ありがとう。」
「すごいね、びっくりした。」
「まだまだだよ。」
「・・・じゃあ。」
「あのさぁ・・・君たち、ほんと、どうしようもないな。」
「・・・だね。」
「曲はちょっと良かったよ。」

明くる日、雅志たちのクラスに、この中に「禁止事項を破ったものがいる」と木戸が乗り込んできます。
バレた・・・凍りつく雅志たち。
しかし、木戸が詰め寄ったのは、洋子でした。
雅志と同じ日に、洋子もまたオーディションを受けに行っていたのです。
「出ました。」とあっけなく認める洋子に、学校をなめているのか、と恫喝する木戸。
「辞めます。さよなら。」
虚を突かれる木戸。後を追う、安川、そして満。

そのまま洋子は本当に学校を辞めてしまいました。
芸能活動をやっていくことが本人の希望で、保護者も同意した、と安川。
「やりたいことを自分でみつけて、自分で決めたってことだな。」

その晩、雅志が帰宅すると、母、喜代子が上京していました。
そこへ、洋子が訪れます。戸惑いながらもちゃんと応対する喜代子。

「良いお母さんだね。
うちなんて、親父は出ていったきり。母親は男、とっかえひっかえして。その男どもは私にも色目使ってくるし。」


帰る洋子を送る雅志に、洋子は自分の家族が複雑なことをカミングアウトします。

「早く家、出て行きたいんだ。1人で、やっていきたいんだ。
私、女優になる。女優になって見返してやる。」

「誰を?」
「母親も、男も、色んな奴。
こないだのオーディションは落ちたけど、上に行くためなら、ダンスも歌も、何でもやる。
だから学校なんてどうでもいい。どうせつまんないし。
最近はちょっと楽しかったけど。あんたと同じクラスになって。」

「え、ど、どうして・・・」
「あんたが色んなことに首突っ込んでんの、見てて面白かった。ほんとはヴァイオリンやんなきゃいけないくせに・・・ばーか。」
「うん、ばか。」
「あんたが舞台でヴァイオリン弾いているとこ、見てみたかったな。
じゃ。」

「うん・・・あ、あの。
お互い頑張りましょう。」

笑って去っていく洋子。

頑張る、ねえ。

政美の本気、洋子の覚悟を見た雅志。
ヴァイオリンを弾くことに、彼らのような覚悟があるのか・・・何を頑張ったらいいのかがわからないことを突きつけられるのでした。

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保夫んちで夕飯をごちそうになるお礼として、落語を披露してました。いつ練習してるんだか。学校行って、曲を作って、バンドの練習して。ほんと、ヴァイオリン以外に首を突っ込みすぎ(笑

政美役で本多さんが登場。さすが。"覚悟を持った演奏"に説得力がありました。
泉澤さんの、素直でのびのびした歌声も設定に相応しかったですし、音楽がテーマのドラマで、演奏のディテールが丁寧だと、安心します。
音楽なら音楽、料理なら料理をきちんと見せてくれる。当たり前のことなんですけれども、そうじゃないドラマも多々ありますので(^^;;

※タイトルが「チャンポン」になっていたのに気がつき、冷や汗。訂正しました。

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2015年6月19日 (金)

美女と男子 #10

公式サイト

連ドラのオーディションで、右京(中山麻聖)はヒロインの相手役に決定。遼(町田啓太)は三番手の役に決まり、芝居で右京に勝とうと闘志を燃やす。一子(仲間由紀恵)は石野(前川泰之)から、気まぐれなヒロイン・朝倉かれん(吉岡里帆)に振り回されないよう気をつけろ、と指示される。撮影が始まり、「かれんとの芝居がうまくいかない」と悩む右京から相談を受けた一子は、かれんと直接話をするが...。(公式サイトより)

大物女優ならともかく、いかに人気があろうが、若手女優があの態度で、現場の雰囲気を悪くして。よく仕事がくるなあ、と思ってしまいました。
個人的に合う、合わないはあっても、仕事は仕事なのに。ドラマファンとしては、こういう我儘が通る世界であって欲しくない、という願望はありますが・・・実際にあるんでしょうかね。ありそうですね。知らんけど(汗

でも、何やらか裏がありそうです。写真に撮られたのは計算でしょう。番宣?
如何にも昼ドラチックな敵役キャラではありますが、できたら、次回、退場して欲しい(汗

大門にスカウトされた亜依が、イシノプロ預かりとして入ってきました。
遼と右京ですでに手一杯な一子に、亜依のマネージャーを命じる石野。スパルタ教育?
大門がどういう形で亜依を売り出そうとしているのかわからないまま、不承不承引き受ける一子でしたが、心配かけてきた両親に、TVで歌ったり踊ったりする姿を見せたい、という健気な亜依の思いを聞いて、気持ちが定まりました。

しかし、台湾人ばかりで作ったアイドルユニットに、亜依を台湾人として参加させる、という大門の企画を聞いて一子は唖然とします。
すでに息もぴったりなユニットのレッスンに、いきなり参加させられ、ついていけずに泣き出す亜依の姿に満足する大門。
大門の狙いは、落ちこぼれる亜依の姿でした。いわば、オチ担当としてスカウトしたのです。
そんな、と反発する一子でしたが、どんな形でもTVに出る、と立ち上げる亜依。
日舞は踊れるのに。違うコンセプトを考えてあげて欲しいです。

オチ担当はともかく、国籍偽装って、ヤバイんじゃないでしょうかね。
他のメンバーが、レッスンについていけずヘタレ込む亜依を心配するシーンに救われました。

公式サイトに、AD三島のキャラ紹介が載りました。
彼女はちゃくちゃくとキャリアを重ねているようです。

「ロックスナック・ハロー」に麗子が斑目を伴って訪れました。
麗子とたどころは、元ひのでプロの仲間。
ひのでプロを潰したことで、斑目に反感を持っているたどころは、遼が斑目の息子と聞いてびっくりします・・・あれ?6話あたりでひのでプロ全員にバレたんじゃなかったっけ。
バレたのは社長の息子ということだけで、名前は明かされてなかった?
見返せばいいのですが、面倒くさい(_ _);;
それに、たどころがいつ遼の素性を知ったかは、あまり大きな問題じゃなさそうですし。

さすがに(汗)、踊りは上手い遼。
仕事と言って抜け出した一子が、酔っ払って石野に介抱されつつともにタクシーに乗り込むところを見て、ヤキモチをやいておりました。

一子の母から、一子の離婚の原因を聞いた石野。今後積極的にアプローチしそうです。

今回は初めて右京が可哀想になりました。
つらいですよね、まともに演技させてもらえないって。
遼には対抗心むき出しだけれども、基本、芝居には真面目な人だから・・・と、なんだかんだ突っ込みつつも、うまく釣られています(苦笑

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2015年6月18日 (木)

イタリアは呼んでいる:映画

2014年 イギリス 108分 原題「The Trip to Italy」

Photo

公式サイト

監督:マイケル・ウィンターボトム/脚本:マイケル・ウィンターボトム/製作:メリッサ・パーメンター/製作総指揮:アンドリュー・イートン、ヘンリー・ノーマル/撮影:ジェームズ・クラーク/編集:マグス・アーノルド、ポール・モナハン、マーク・リチャードソン
出演:スティーブ・クーガン、ロブ・ブライドン、ロージー・フェルナー、クレア・キーラン、マルタ・バリオ、ティモシー・リーチ

「イン・ディス・ワールド」のマイケル・ウィンターボトム監督が、グルメ取材でイタリアを訪れたイギリス人中年男性2人組の旅をユーモアたっぷりに描いたロードムービー。人生の曲がり角に差しかかっているスティーブとロブは、イタリアの5つ星ホテルや絶景レストランを取材する仕事を依頼され、ミニクーパーに乗り込んでイタリア縦断の旅に出る。2人は極上の料理や美しい景色を堪能し、旅先の恋心も楽しむが……。「あなたを抱きしめる日まで」のスティーブ・クーガンと、イギリスを代表するコメディアンのロブ・ブライドンが本人と同じ役名で主演を務めた。2人が道中で繰り広げるモノマネ合戦や絶妙な掛け合いも見どころ。(映画.comより)

@京都シネマ

英国人と言えば、捻りの効いたブラックジョークで有名。
そんな英国人の男性二人組が、グルメ探訪でイタリアを旅する、というミスマッチな設定と、楽しそうなポスターに惹かれて観ました。
ネタばれなしの簡単感想です。

予想をはるかに上回るしゃべくりムービーでした(笑

美味しそうな料理は次々と登場するのですけれども、どれもひとくち口をつけるだけ。
写メを撮ることもなく、コメントも「うん、うまい」と呟くのみ、後は料理そっちのけで、延々と物まね合戦が繰り広げられのです。
欧米の、テーブルマナーを叩き込まれている階級の人々は、食事をする姿を公にすることをはしたない、と思うそうですので、当然と言えば当然かもしれません。

さて、その物まねですが。
物まねだけでなく、物まねしたスターたちが出演している作品へのリスペクトと皮肉を、喋る喋る、喋りまくるのです。
二人の食事のシーンは、ほぼアドリブなんだとか。
二人のキャリア、関係などを含めて、詳しくは公式サイトをご覧ください。自分は観終わってから覗きました。

スティーブは見たことがある、と思ったら「メイジーの瞳」の自分勝手な父親だったとは。
その他「ナイトミュージアム」シリーズなど、観賞している作品にも多数にも出演しているのですが、あまり記憶にないです;;
見逃したのですけれども、ジュディ・デンチ主演「あなたを抱きしめる日まで」に共演だけでなく、脚本も書いていたことも初めて知りました。
ロブのジョークをずっと生真面目な表情で聞きつつ、これまた真面目にダメ出しを出して自ら物まねをやってみせたりする佇まいが如何にも英国人で、だんだんエスカレートしていくロブのジョークに思わず笑ってしまうのがチャーミングでした。

知らないことが多かったのですが、中でも一番驚いたのは、「前回は湖水地方のグルメ探訪だった」というセリフが本当だったことです。
「スティーヴとロブのグルメトリップ」っていうTV用ロードムービーを2010年に同じ監督で作っていたんですね。
きっと同じコンセプトだろうから、見てみたい気がします。
その他、英国人(及び一部米国人)だからこそ通じるギャグもたくさんあったみたいで、その辺は諦めるしかありません。

テーマである「取材」があまりにおざなりすぎて、可笑しかったです。ロケハンにもなっていません。活字にするのかな?聞き逃しました(汗

映画ネタですが、アル・パチーノとマーロン・ブランド、ヒュー・グラントは知っていた方が楽しめると思います。
特にアル・パチーノは、何となく容貌が似ていることもあって、ロブの物まねの基本形になっているようです。(自分にはよくわかりませんでしたが、スティーブに突っ込まれていました。)
ゴッド・ファーザーシリーズ、007シリーズとクリスチャン・ベール版「バットマン」は見たことがなくても、オカシイです。
「ローマの休日」は、見ていた方がラストの余韻が違うでしょう。

冒頭に書いたとおり、食事のシーンはほとんどないけれども、各レストランの実際の厨房の様子が挿入されていて、その画が実に食欲をそそりました。

レポーターがバクバク食べるシーンや食レポに凝りまくる日本のグルメ番組って、見ているだけでおなか一杯になることがあるのですけれども、この映画は出演者が食べるところを映さないので、満腹感を持たせません。
そんなに喋ってたら冷めるやん、どんな味がするか教えて欲しい・・・グルメムービーとしての不完全さが欠乏感が食欲を煽るのです。

見終わった後、どうしてもイタリア料理が食べたくなり、帰宅途中で蛸のお刺身を買って、カルパッチョもどきを作ってしまいました(^^;;

イタリアの美しい景色を背景に繰り広げられる英国風ユーモアの"雰囲気"を楽しむ映画。
そこはかとない旅情も漂っており、好きなテイストの作品でした。
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2015年6月17日 (水)

天皇の料理番 第8話

公式サイト

パリで3年が経過していた。
篤蔵 (佐藤健) は、フランス料理の最高峰オテル・リッツで、神様エスコフィエの元で修行していた。
明治天皇崩御のしらせが舞い込んだころ、粟野 (郷ひろみ) は篤蔵を大使館に呼び出し 『天皇陛下の料理番』 の要請が来ていることを告げる。「大日本帝国一のシェフになる」 という兄・周太郎 (鈴木亮平) との約束を想いながら葛藤する篤蔵だが…(公式サイトより)

原作未読です。

粗筋メインで書き留めておきます。

3年たって。正統に腕が評価され、グランシェフにエスコフィエがいるホテル・リッツで働いている篤蔵。
住んでいるアパートも立派になりました。新太郎も居候続行中。
フランソワーズは同棲・・・でいいのでしょうか。生活感があまりなかったから、通い婚(結婚はしてないけど)かもしれない?このへんはわざとぼかしていたのかも。

時々は高級レストランで食事をすることもできるようになりました。それもまた、勉強です。
フランソワーズが福井弁、篤蔵が仏語、そんな二人をからかう新太郎。
ほんわかとしてて、仕事は順調、その上親友も恋人もいる3年間が楽しかったことが伝わってきました。

だからこそ、大正天皇の料理人になる、という、信じられないほどの光栄に戸惑ってしまいます。
しかも推薦してくれたのは、宇佐美。

しかし。そんな大役が自分に務まるのだろうか。それに、天皇の料理人=宮内省の役人になれば、束縛もされる。
それにパリで、エスコフィエに学びたいことは、まだまだいっぱいある。
一方で、天皇の料理番になることは「日本一の料理人」になること。周太郎が喜んでくれる、恩に報いることができる・・・揺れる篤蔵を、一旦はパリに留まらせたのは、新太郎でした。

このままパリで修行を続ければ、日本一より世界一になれる。その方が兄さんも喜ぶ、と。
篤蔵がいなくなったら、寝食に困る、ということもあるけれども、何より寂しいのよね、新太郎。

しかし、周太郎が亡くなる夢を見た篤蔵は、帰国を決意しました。
フランソワーズはどうするのか・・・ちゃんとプロポーズしました。
以前から、篤蔵と結婚することを夢見ていたフランソワーズ、嬉しそうです。
一方、新太郎はがっかり。
友だち二人ともいなくなっちゃうんですものね・・・

新太郎の寂しさが誰よりわかる篤蔵。一緒に帰らないか、と誘いますが。
「いや、おいらはまだ戻れねえよ。おいらの絵はまだ一銭にもなってないからさ。」
「ほうですよね・・・」

まだ何もなしえてないから帰れない、という気持ちもよくわかる篤蔵です。

帰国間近になって。

新太郎は住み込みの靴修理の仕事を見つけてきて、出て行きました。
フランソワーズが歌のオーディションに受かり、サロンで歌うことになりました。これが最後のステージになるかもしれない・・・お母さんの遺してくれたペンダントを握り締めるフランソワーズ。

篤蔵は、エスコフィエから、以前篤蔵が創りだした鮭料理をメインにしたコースを出す、と言われてびっくり。
その時は、美味しいけれどもインパクトが強すぎて他の料理とは合わない、と採り上げられなかったのですが、エスコフィエはその料理が生きるコースを考えていたのです。
ホテル・リッツのコースが、篤蔵が考えた料理をメインにして作られる。すごいことです。

ピアニッシモ、クレッシェンド、そして突然のクレッシェンド。料理は音楽なんだ。
エスコフィエの言葉に強く強く頷くのでした。

帰国前日、新太郎とともにフランソワーズのステージを観にいく篤蔵。惚れ直したようです。
しかし。
ステージに立ったことで、歌うことへの思いがふつふつと蘇ってきたフランソワーズは、パリに留まることを決意したのでした。
歌手になることは、母との約束であり、自分がずっと抱いていた夢。
自分も夢を追い、兄たちの思いを背負っている篤蔵は、わかった、としか言えませんでした。

「ごめんさい、ごめんなさい・・・」

篤蔵を見送りに来た新太郎。
スケッチブックを渡します。
今まで風景画しか描かなかった新太郎の人物画。それは全て篤蔵とフランソワーズでした。
一枚、一枚めくるごとに、二人を見守ってきた新太郎の暖かい気持ちに溢れた、初々しくて楽しげな様子が走馬灯のように現れます。

ラストは、満開の桜を背景に、着物姿で立っているフランソワーズ(涙

フランソワーズがパリに留まることを聞いた新太郎。篤蔵の荷物を持って走り出します。

「おいらが一番帰って欲しくないさ。
けど、おいら日本人だから、最高のコックは天皇陛下にお渡ししなきゃならねぇんだよ!
いいじゃないか。そこにいるいだろう、フランソワーズは、そこにいるだろう!

頑張れよ、料理人!」

そう叫んで新太郎は荷物を投げ出し、走り去っていきました。

「はい~!」

帰国した篤蔵は、早速実家に帰り、周太郎に「天皇の料理番」になることを報告します。

「大日本帝国一のシェフになるべく、戻ってまいりました。」

涙する、痩せこけて起き上がる力もほとんどない、周太郎(涙

父、周蔵はあまりのことに呆けてしまいますが、篤蔵の「わしをパリにやって良かったろう?」という懐かしいへらず口に我に帰ります。
「全部、わしのおかげやないか!偉そうに。」と照れ隠しか、その場を立ち去りました。

改めて皆に礼を述べる篤蔵。
「大人になった」と弟たちからチャチャが入りますが、その中に見知らぬ顔が。
「で、誰?」
成長した、末弟、耕四郎でした。
「全然面影がない」確かに(笑

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フランソワーズ、新太郎との別れの中に、パリでの3年間が凝縮されていました。
もっとパリ・エピが見たくはありましたが、全体のバランスを考えると、仕方がないでしょうね。

篤蔵はどんどん認められていくのに、一枚も絵が売れないままの新太郎。
しかし、僻むことなく、いつも適度にあつかましくも、未練を持つことを無粋とする寂しがりやな新太郎。
やせ我慢も含めて、江戸っ子らしかったです。
篤蔵たちを描いたスケッチ。パリのエッセンスが漂った、良い絵でした(大泣

なんとしても、一枚三百円で売れる画家になって欲しいです。そして茅野さんと再会して欲しい・・・

フランソワーズとの別れを、彼女が夢を追う、ということにしたのも良かったです。
あんなに日本語が上手になったのは、耳が良いからだろうし、何より篤蔵への愛情があったから。
でも、日本に行ってしまったら、歌手にはなれない・・・自分の夢を選んだのは、篤蔵と同じです。

篤蔵が、フランソワーズの思いを尊重せざる終えなかったのは、一人の人間として付き合ってきた証し。
大人になったです、篤蔵。
フランソワーズに出会えて良かったです。

「はい~っ」がキュートなフランソワーズ。いいキャラでした。
ガキンチョの篤蔵とお似合いで、可笑しくも儚いラブストーリーになっていて、ほろりとしました。

俊子さんは何故吉原に。遊女になったのかどうかも定かでありません。
実家はあるようですから、旦那及び嫁家が何かやらかしたのでしょうか。
お金絡みの問題が持ち上がって、実家を頼らないのは迷惑をかけたくなかったから、とか?

恐らく、あと2話くらいなのでしょう。
寂しいです。

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2015年6月16日 (火)

仮面ライダードライブ #34「だれが泊英介の命を奪ったのか」

公式サイト

科学捜査研究所(科捜研)でロイミュードが犯人と思われる盗難事件が発生した。現場にやってきた進ノ介(竹内涼真)は、融合進化態シーフロイミュードと遭遇。ドライブはシーフの逃亡を許すが、盗んだ捜査資料を取り戻すことに成功する。
シーフが奪ったのは12年前、進ノ介の父が殉職した銀行強盗事件で使われた銃の弾丸に関するものだった。進ノ介の父を撃った拳銃に何か秘密があるのか。これで真犯人がわかるかもしれない!勢いこむ進ノ介だったが…。
シーフとブレン(松島庄汰)の狙いは、科捜研の課長が隠した凶器の拳銃だった。その拳銃には進ノ介の父を撃った犯人=仁良課長(飯田基祐)の指紋が残されていたからだ。「俺は泊が妬ましかった」と犯行を認める仁良に、進ノ介の怒りが爆発する。
進ノ介はドライブタイプトライドロンに変身。シーフを撃破し、仁良と分離させるが、ブレンに邪魔をされ、取り逃がしてしまう。逃走したブレンは仁良と融合。激しい嫉妬の感情を利用し、ついに黄金の輝きを放つ超進化態へと変貌する…!(公式サイトより)

正直言って、銀行強盗の件は引っ張りすぎていて、何がどうなったのか、あまり覚えておりません(大汗
最初に英介に罠をかけたのは、英介に正体を見破られていた001。
ところが仁良が予想外の行動に出たてしまった。もし仁良が英介を殺さなかったら、001が殺していた・・・ということでいいのかな?(汗

公衆の面前で警官が相棒を撃つっていうって・・・精神鑑定が必要なレベルじゃないかとも。

などなど突っ込みつつも、剛の裏切り、001登場、そしてパワーアップと、一連の流れに勢いがあったので、楽しめました。
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仁良はただのヨイショ男じゃなかった。
同僚、英介の真っ直ぐさに嫉妬して殺してしまうなんて、人間として最低です。

よく考えてみれば、キャスティング的に仁良以外に犯人はありえないのですけれども、小物っぷりがあまりにキュートだったので、すっかり騙されてしまいました。それにもっと大仕掛けな犯罪だと思っていましたし。まさか個人的な怨みだったとは。

しかし、それこそが001の求めていた、最低の人間だったのでした。
001は、規模の大きいワルではなく、仁良の姑息さの中に、人間の罪深さを見つけたのですね。
そういや、これまでのロイミュードたちが狙っている感情もそうでした。

嫉妬を糧に超進化態になることを目論んでいるブレンが、仁良を見逃すわけがありません。
ハートに加勢するつもりが、ハートの超重加速に宙をさ迷うという、コメディリリーフを果たしながらも、最後には一気に超進化態に変貌しました。
英介そっくりな進ノ介を見るたびに湧き上がる仁良の嫉妬心は、相当なエネルギーだったようです。

これで約束の数の中に入れる・・・「約束の数」はラストに向かってのキーワード。今の時点では謎だらけです。

進ノ介たちに会わせる顔がない、剛。せめてタブレット内のデータを解析しないと、と蛮野博士のデータと交信しています。
こちらも不安。早くお姉ちゃんを安心させてあげて。

予告、仁良が暴走してました(笑
楽しみだなぁ。

来週はお休みです。

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2015年6月15日 (月)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第16話「父ツムジはスーパー忍者!?」

公式サイト

父ツムジはスーパー忍者!?」…買い物に出かけた旋風(天晴、風花の父)は、雨にあい、傘を借りて帰る。実は、その傘の正体は妖怪カサバケ。傘に化けてニンニンジャーのアジトを突きとめようとしていたのだった。妖怪発生の知らせにニンニンジャーはあちこちを探すのだが…。(YAH0O!テレビより)

なぜパパは忍者にならなかったのか。今まで様々憶測されていましたが、かつて忍者になるために修行をしていたこと、小さい時は優秀だったのにシロさんくらいの年齢の時に、タダの人になってしまったことが明らかになりました。

自分がじいちゃんの後を継いでいたら、お前たちに苦労をかけずにすんだのに、というパパに、おかげで熱い毎日を送れている、とアカさん、シロさん。

パパが得意だったのは、名前の通り「旋風」、すなわち竜巻の術だったようで、今でも全く使えないわけではない、そよ風程度には風を起こすことはできるというのが、ミソ。

一方、晦は、ニンニンたちのアジトを探し当てれば、一挙壊滅できる、と張り切っておりますが、九衛門は知っているはず。
じいちゃんの弟子だった、というだけでなく、第1話では伊賀崎家に忍び込んで小槌を盗み出していたし、ネコマタを忍ばせてもいました。
オバカな展開が多いけれども、軸となっている話はしっかりしているニンニンジャー。九衛門は、わざと黙っているとしか思えません。今後、自分の秘密を握っている晦に何か仕掛けるか、否や。

カサバケ、オバカでキュートなわりに、全身武器、という強敵でした。
家族のピンチに、火事場の馬鹿力というか、思いの強さで竜巻の術を復活させたパパ。
逃げずに、生身のまま立ち向かうパパ、格好いい。

しかし

戦い終わると、やはり忍術が使えなくなっていた。家族を思う気持ちが起こした奇跡だったのだ。(公式サイトより)

パパから忍者の才能がほとんどなくなったのは、二十歳過ぎればタダの人、ということだけだったのでしょうか。
もし、それだけなら、大人になるにつれ、家業である忍術が使えなくなるって、結構切ないです。じいちゃんの期待もあったろうしねえ・・・

でも、今は才能に恵まれている子供たちを、ほんわかとバックアップくれるパパ。
ラスト近くで竜巻復活もありえるかも?

ニンニンジャーらしい楽しさと、パパの屈折を軽く綺麗にブレンドした、良い父の日エピソードでした。

そうそう、スターさんが、アカさん親子の会話をスターさんが立ち聞きしていました。
次週、どうなるのでしょうか。
一人ぼっちだったらしいスターさんですけれども、ニンニンたちへの嫉妬の表情が全く見えないことに、希望を持ちたいです。
じいちゃんのお試し期間にも、何かわけがあると。

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2015年6月14日 (日)

花燃ゆ #24「母になるために」

公式サイト

朝廷を追放された公家衆が長州に落ち延びてきた。奇兵隊が警護を託されることになり、文(井上真央)は、その隊士たちの世話を頼まれる。忙しく立ち働く文だったが、夫の久坂玄瑞(東出昌大)の浮気の告白が頭から離れず、ひとり苦しんでいた。その頃、玄瑞は義兄・小田村伊之助(大沢たかお)と寿(優香)に、夫妻の次男・久米次郎を養子に迎えたいと申し出る。しかし夫の意図がわからない文はとまどうばかりだったが…。(YAH0O!テレビより)

処分撤回を求めて上洛しようとする「進発派」と、長州にとどまり力を蓄えようとする「割拠派」に分かれる長州。
周布と伊之助は割拠派。高杉、久坂、来島は当然進発派。
中でも来島は、挙兵を持って上洛することを求め、薩摩、会津の謀略を見抜けなかった久坂、強いては周布を糾弾する過激派です。

久坂は、伊之助に、久米次郎を久坂家の跡取りにしたいと願い出ました。
久米次郎は次男だから、いずれ養子に出さねばならない。しかしまだ若い二人が養子を取ることを不自然を思う伊之助。

「私は京へ戻ります。桂さんと潜伏し、情勢を探り、一刻も早う、長州藩の復権への道を見つけます。」
「京では長州藩士に上洛禁止令が出でおる。見つかれば命はないぞ。」
「覚悟の上です。」
「じゃから、跡取りが欲しいと。・・・わかった。久米次郎を養子に出そう。じゃが、一つ条件がある。
父としてのつとめを果たしてくれ。」

久坂は、文に声を掛けることが出来ぬまま、京へ旅立ちました。
黙って旅立ってしまったことを愚痴る文に、お前の顔をみてしまったら覚悟が鈍るからだろうと、なだめる伊之助。

来島の熱さに引き気味の高杉でしたが、挙兵して薩摩と長州を討つ、という意見は同じ。しかし、京の様子がわからぬままの挙兵には不安を感じていました。
そんな高杉に、進発派を抑えにかかれ、と命じる周布。
憮然とする高杉に、そんな命令を聞くようなたまじゃないだろう、その命に乗じて、来島と志を分かち合えるのか否かを確かめてくればいい、と伊之助。

稔麿と入江は過激な来島の暴走を危惧しています。
来島は、周布の命で訪ねてきた高杉を、政に関われるようになったら命が惜しくなったか、と詰らります。

「重役の意見ではなく、おぬしの意見を聞かしてもらおう。進発か、割拠か。」
「進発。」
「よう言うた。ならばわしとともに兵を挙げ、京に向かおう。」
「じゃが、あんたとはいかん。」
「怖じ気づきよったか。やはり出世に目が眩んだようじゃのう。」
「みくびるな!俺を誰じゃと思うとる!」

まあ、これじゃ説得はできません。来島といい、ほとんどや○ざの出入りと同じです。
臆病者、と詰って去っていく来島に怒り心頭な高杉。

「向きませんよ、高杉さんに仲裁役など。」入江。
「高杉さん、俺に考えがあります。京に行きませんか。」稔麿。

そして京。
無防備に夜の町を歩いている久坂、新選組の沖田総司の隊と遭遇。
土佐藩士を名乗って切り抜けようとするも、久坂の顔を知っている者が居て、絶体絶命。

「桂に久坂、こまいこまい。長州には忘れちゃいかん男がおるじゃろ。あの高杉晋作をしらんのか。」
と、高杉、そして稔麿と入江が現れます。
「抜けば死にますよ」沖田。
高杉、刀を抜くと見せかけて拳銃を取り出し、気勢を削いだ隙にその場から逃げました。

「新選組の沖田、危うく斬られるところじゃった。」
「相手の力量も確かめず、アホかお前は。」
「お前も怖じ気づきよってから。とっとと斬りゃあええものを。」
「大事になるのを避けただけじゃ。」

挨拶がてらにジャブを打ち合う高杉と久坂。

「何しにきた。」
「俺はすぐにでも、薩摩、会津を討つつもりじゃった。じゃが、来島と話してすっかり醒めた。上っ面の進発も、上っ面の割拠も、無意味じゃ。
こんどん底の長州を復活させるために、時を見極め、俺たちが立つ。
俺はそんために脱藩までしてきたんじゃからな。」

「脱藩?!」驚く一同。

「ちゃんと許しを得てからと申し上げたのに。
やはり暴れ牛じゃな、高杉さんは。松蔭先生がそう言うておられた。」
稔麿。

「なら存分に暴れちゃる。もう、おとなしゅうするつもりはない。藩でも、朝廷でも、俺が動かしちゃる。」

複雑な表情の久坂。

「なら俺は、そのための人を育て上げます。高杉さんが牛なら、俺は木刀じゃ。人を斬るには向かんが、稽古にはよう役立つ。」入江。
「なら、俺は風になる。表舞台には立たんでええ、京を駆け巡り、情報を集めてきます。」稔麿。

「俺は・・・」

言い淀む久坂、「お前も何か欲しいんか。」と高杉に突っ込まれて「別にええ。」

「久坂さんは、武士じゃ。どげな武士より、武士じゃ。」稔麿。

「松陰先生が果たさんとした志を、我らで」

と差し出した久坂の手に手を重ね合わせて、新たな誓いを立てる一同なのでした。

これで、彼らの京での活動シーンは、終わり。これ以上描かれることもなさそうです。次回、池田屋ですから。

一方、三田尻では。

京の町を戦の炎で焼くことを、公卿たちに思いとどまって欲しいから、と八つ橋を作る文。なんだか朝ドラみたい。
結局、文の気散じで作られた八つ橋は、食されずに終わりました。養子話のイントロにすぎない、なんか中途半端なエピです。

久坂と喧嘩もできぬまま別れたこと、本当は久米次郎を養子にするのは嫌なこと、なぜなら、養子をもらったら、あの人がいなくなることを認めてしまう気がするから、という文に、それは違う、と伊之助。

「俺が久米次郎を養子にやる、言うたんは、久坂に死んでもらうためじゃない。生きてもらうためじゃ。
最近、よう久坂と寅次郎が重なる。こうと決めたら、俺の声になど耳もかさん。
じゃが、久坂と寅次郎じゃ、大きゅう違うところがある。お前じゃ、文。
久坂には守るもんがおる。家族があって、命の重さを知っている。
そげな男の志こそ、より強くて熱い。
父になった久坂も、母になったお前も。俺はそげなお前たちを見てみたい。兄として。」

ということで、文は改めて伊之助宅を訪れ、久米次郎の養子の件を願い出るのでした。
すでに久坂が申し出ていて、伊之助が承諾していることを、妻が改めて申し出るって、微妙におかしい気がしました。

書き漏らしましたが、寿は久米次郎を養子にやることには、早すぎる、と反対していました。
文から改めて養子の件を切り出された寿。

「篤太郎は、あなたに似てしっかり者です。でも、久米次郎は。
この子に体全部で甘えられて、私、生まれて初めて、はぁ、必要とされとるんやな、と思えたんです。
うちにはもう1人女の子がいました。艶と言います。私のすぐ下の妹。あんたのもう1人の姉。
体が弱い子やったから、父も母も艶につききりやった。あんたが生まれてすぐに艶が亡くなったから、父も母も梅にぃも、あんたをいっそう可愛がった。

私は、あの賑やかな家族の中にいて、ずっと自分の居場所を探しとったんです。
久米次郎のためやない、私が怖かったんです。この子の母でのうなってしもうたら、自分の居場所ものうなってしまうように思えて。」

初めて寿の本音を聞いた伊之助。
文も初めてのはず。しかし。

「はじめて光が見えたんです。久米次郎をもうらうんは、死ぬためやない、生きるため。兄上にそう言われて。」

寿の抱えている屈託はスルー、一歩も引き下がりません。
寅次郎への思いを語り、久米次郎をもらえば自分たち夫婦が再生できるという夢を語り。

「お約束いたします。必ず立派に育てあげます。私も久坂も、母として、父として、強うなります。どうか、どうか、久米次郎の母にならしてつかぁさい。」

「顔をあげなさい。強い母になる人が、こげなことで泣いてもろうては困ります。」

文の思いを静かに受け止めた寿。

武家の養子縁組はよくあることです。だから文が久米次郎を養子にしたい、と願い出ること自体には何ら問題はない・・・はずなのに、寿のコンプレックスを絡ませたことで、文が、今まで久米次郎を育ててきた姉の気持ちを思いやることなく、自分の夢のために久米次郎を欲しがっている、とても自分勝手な女性に見えてしまいました。久米次郎のその後を思うと、余計に。

救われたのは、妻の本音を聞いた伊之助が、これからは今みたいに抱えていくことは何でも言ってくれ、と言ったことです。

「これだけは忘れんでくれ。俺だって、お前が必要なんじゃ。」

文の元に、久坂の手紙が届きます。

「数々の勝手、申し訳ない。何もかも不甲斐なく、そげな自分をお前に見られるのを恥じた。
<中略>
仲間に助けてもらわねば、何もなせん。
俺はもう逃げん、目を逸らさん。お前からも己の弱さからも。
父となるために。お前と久米次郎を守るために。」

さてさて、世の中は動いております。
周布の代わりに、高杉脱藩の責任を取らされ、長崎に飛ばされる伊之助。
そして、椋梨は、来島を利用して、高杉たち若者たちにお灸を据えようしてました。

ということで、三分の一以上、養子話だった今回。

文と久坂は再会するようですけれども、「風になる友」・・・長州を旅立つ稔麿の、家族との別れは、最後の別れになってしまうのね(涙

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2015年6月13日 (土)

ちゃんぽん食べたか 第2回「小さな革命」

公式サイト

相変わらずバイオリンに精を出さなければならない雅志。そんな折、学校では文化祭の催し物を決めることに。文化祭とはいえ、毎年研究発表しかできないことに反発した雅志のクラスでは、雅志の一言で縁日をやることになる。文化祭は日曜日、バイオリンのレッスンのある日だ。しかし、そこでトラブルがおき、雅志は学校に残る羽目に…。そしてレッスンに大遅刻してしまう。(公式サイトより)

原作未読です。
ざくざくっとセリフをメモります。

先週ラスト、満が雅志を殴ったのは、洋子から、好きな相手は雅志だ、と聞きだしたからでした。

「ごめん、ついかっとなっちまって。だってそうだろう?俺のために恋の歌を作るなんて言ってぇ、結局自分のためだったってことになるだろう?」
でも、満が雅志を殴ったと聞いた洋子に、ばかっと言われちまった満。
「俺がひつこく聞くから、ついでまかせで、佐野が好きだっていってしまったんだって。」
「人騒がせな女。」保夫。

よく考えてみれば洋子がこいつのことを好きになるわけがない、とサバサバ納得する満に、洋子に惹かれている雅志は拗ねながらも「もう、いいよ」と仲直り。
満の暴走で失恋(?)してしまった雅志、ヴァイオリンに思いをぶつけるのでした。

「うん、よく練習してきたな。女にでもふられたか。」

素早く見抜く師匠、三村。
そこに電話がかかってきますが、出ようとしない三村。別居中の三村の妻、香織かもしれない、と電話に出ることを即する雅志に

「女なんかに関わると、ろくなことねえぞ。」

前回、チャンポンを食べながら言ったのと同じセリフを言う三村。
雅志の、女を好きになったらヴァイオリンの表現が深くなるんじゃないか、という問いに、百年早い、と答えたのも同じ時です。

「百年も待っていたら、俺、死んじゃいます。」

「いいんだよ、それで。ヴァイオリンのことだけに集中しろ。
それぐらいじゃないと、一流にはなれない。」


「山奥で、何十年も人に会わずに、ひったすら練習ばぁっかりしていたら、人を感動させる演奏ができるようになるんですか。」


「なる。それが理想だ。技術とは、そういうものだ。」

三村は結婚したことを後悔していました。

「俺は女にうつつをぬかした。ヴァイオリンだけに集中していたら、もっと上にいっていたかもな。」

さて。
文化祭の催し物を決めるホームルームを見ていた安川、全く楽しそうじゃない生徒たちを不審がります。
楽しそうでない理由は、遊び要素ゼロの研究会しか許されていないから。

でも、模擬店、お化け屋敷、屋台・・・本当は文化"祭"がやりたい生徒たち。
文化祭に厳しい制約を設けているのは、ロックやフォークは駄目だけれども、落語は日本伝統として認める生徒指導の教師、木戸。

そこで雅志は、日本の伝統文化として縁日の研究をすることを名目に掲げては、と提案します。
ならば、お前が交渉しろ、と担任の安川に命じられて渋々談判するも「文化だの、チャリティーだの、所詮はお遊びをしたいだけの言い訳にすぎない」といなされてしまいます。
しかし、安川が助け舟を出してくれました。
木戸に「少しはガス抜きをさせてやらないと、そのエネルギーが学生運動に向かうなんてことになるかもしれませんよ」と耳打ちしたのです。
時は70年安保真っ盛り。学校閉鎖が相次ぐ大学の余波を受けて、高校生も過激になっていた頃ですので、安川の言葉の効果は抜群。

こうして「縁日」は許可されました。
大喜びの生徒たち。

言い出しっぺの雅志は実行委員長になることを求められますが、ヴァイオリンの稽古があるため、辞退します。納得しないクラスメイトたち。
この時、雅志に代わって、こいつはそもそもヴァイオリンのプロになるために長崎から出てきたんだ、とちゃんと説明してくれたのが、保夫でした。

「ヴァイオリン、やってるんだ。プロ、目指してるんだ。」洋子。
「君だってダンス、してんだろ。プロ、目指してんの?」
「別に。」

何か屈託を抱えているような洋子の面影が忘れられない雅志であります。
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保夫と満が実行委員になったと聞いて、俺を庇ったせいか、と雅志。
関係ない、と保夫。
「面白そうだし、やってみようかって。
けど、よく考えたら、縁日って何をどうしたらいいか、全然わかんなくってさ。」

品物とか仕入れても、売れ残ったらどうする?誰が損を被る?損を被らないように、俺らでも簡単に用意できるものって?
悩む二人。
雅志は、不要品を売ることを思いつきます。各家庭のいらないものを集めて売りに出せば、元手はタダ。
ガラクタでない不要品のなんてそんなにあるかな、と頭を捻る満。

すると保夫が「よし、実地調査だ」と、テキパキ仕切りだしました。
「なんか、張り切っているな」と、ポヨヨンとついていく二人。

連れてかれたのは保夫の家でした。
家は米屋さんで、両親とも下町らしい、ざっくばらんなとても良い人たち。
文化祭の話を聞いて、不要品を引っ張りだしてくれたり、ツレに縁日を仕切っているのがいる、と紹介してくれたり。
なんだかんだと盛り上がり、満と一緒に夕飯をごちそうになる雅志。嬉しそう(^^
保夫の父親は雅志の境遇を聞いて、いつでも食べに来いよ、と言ってくれます。
保夫の屈託のなさは、この両親によって育まれたことが伝わってきました。

それは満も感じたようで、雅志に、お前の家はどんな感じだ、と尋ねます。
うちも似たようなもんだ、ごく普通の家・・・親父の方は普通じゃないかも、色んな商売に手を出しちゃ失敗したりして。
「でも、色んなこと、教えてくれた。」
お袋は、雅志の才能を信じてくれている。

良い親じゃないか、と満。うちは父親は仕事のことしか頭にない、母親は愚痴ばかり。

保夫んちから戻ってきた雅志を待っていたのは、香織でした。
何度電話しても出ないけれども、夫は元気か、と尋ねる香織に、元気です、と雅志。
電話に出ないのは
「電話に出ちゃうと、離婚が進んじゃう、から。」
出て行ったのは、あっちの方なのに、と香織。でも、三村は、自分が追い出された」と言っている、と雅志。

「ややこしい人なんだから。」

困惑顔の香織ですが、夫に対して嫌悪感は持っていない、むしろ、心配しているようでもあります。

「久しぶりにあなたのヴァイオリン、聞かしてくれない?
あなたのヴァイオリン、好きなの。」

「どんなところが?」
「口で言うのは難しいけど、優しいところかな。」

さて、文化祭当日。古物市、射的、マジック、風船釣り、綿菓子・・・大盛況です。
お客さんと触れ合う、生徒たちの楽しそうな表情が印象的でした。

雅志は古物市でちゃっかり炊飯器をゲット。
クラス催事に参加したことのないは洋子も、占い師として参加します。登場の仕方がスターみたいなのが可笑しかったです。SPもどきみたいなのもついているし(笑
レッスンの時間なので帰ろうとしたところに、洋子がBGMが気に入らないとゴネている、とクラスメイト。
「天然の美」・・・昔のサーカスのシーンでは必ず流れる曲・・・確かに。占いのムードじゃないわね。
そこで雅志がヴァイオリンを弾きだします。納得する洋子。
鋭い人間観察力と、元々身に備わったカリスマ性で占いを決めていきます。
「これからきっと、良いことがありますよ。」

占いがひと段落した時、洋子に、なぜ急にやる気になったの?と尋ねる雅志。
「思い出に・・・。
あんたも占ってあげようか。」

「えっ・・・じゃあ、お願いしようかな。将来のこととか。」
「将来なんか知ってどうするの。予定通りの人生を歩みたいの?」
「いや、あーじゃあ、恋愛のこととか。」
「見える・・・運命の相手が。」
「えっ!?」
「その相手は・・・ばーか。占いなんかやったことないよ。全部でたらめ。」

洋子が初めて笑いました。なんか良い感じになったかな、というところで、レッスンを思い出し、駆け出す雅志。

文化祭で遅刻した雅志を冷ややかに迎える三村。

「楽しかったんだな。」
「楽しかった・・・です。」

「楽しんでいる場合か!
ヴァイオリンの練習はな、確かに辛いよ。
他に楽しいことなんていくらだってある。けどなあ、一流になる奴っていうのはな、そういうのを、そういうのを、他の楽しいことを、みんなはね除けてやってんだよ!
わかってんのか!どうなんだ!」


「よく、わかりません・・・」

「なんだと。」

「みんなで一緒になんかやったり、楽しんだりすることはいけないことなんでしょうか。」

「いけないとは言っていない。俺はただ、お前にそんな暇な時間があるのかと・・・」

「でも、今しかない気がするんです。あんなことができるのは。」

「ヴァイオリンの練習に打ち込めるのだって、今しかない。」

「じゃあ、どうすればいいんですか。」

「自分で考えろ。」

レッスンの帰り。
洋子が大人の男性と連れ立ってどこかへ行くのを見てしまいます。

保夫の家に上がりこみ、黙りこくっておかきを手にする雅志。
台所から、保夫の母が料理をする音が聞こえてきます。久しく聞いていなかった音・・・
落ち込んでいる雅志を心配そうに見守る、保夫の両親です。

そこへ、文化祭の後片付けを終えた保夫と満が帰ってきました。

「バンドやろうぜ!」

コンテストがあるんだ、と満。優勝賞金は5万円。当時の大卒の初任給がおおよそ4万円だから、結構な額です。
バンド・・・ん?俺も入ってる?と雅志。

「当たり前だろう!」満。
「俺は反対したんだ、佐野はヴァイオリンで忙しいからって。」心配顔の保夫。

「お前が曲書かないで、誰が書くんだよ。」

お、満、殺し文句を放ちました。

森川さんが、もの凄く美人ではないけれども、ややこしい分、不思議な魅力を持っている洋子を好演されてます。

まったりとした流れの中にも、徐々にそれぞれの屈折が見えだし始めました。

三村は、香織に恋した時間を悔いているようです。
自分が一流になれなかったことを、香織と結婚したせいにしている。
香織もそんな夫の気持ちに気がついているのでしょう。

三村の抱える屈折はともかく、練習するのは今しかない、という彼の言葉は、正しい。
クラシック演奏者って、アスリートと同じ。才能があるとかないとか以前に、まず練習ありきですから。
ましてや、自分を送り出してくれた両親たちのことを思えば、雅志に、反発したり、悩んだりする暇はないんですけれども。人間、そうそうレールの上ばかり走れるものではありません。
保夫と満と一緒にバンドやるって、全く新しい世界、ワクワクするだろうしなあ。

なんか面白そうだしっていうのが保夫のポリシーなのね。良い味出してました。
次回、バンド結成。楽しみです。

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2015年6月11日 (木)

美女と男子 #09

公式サイト

離婚した一子(仲間由紀恵)は、ひのでプロ倒産後、石野(前川泰之)が作った新しい事務所・オフィスイシノでマネージャーを続けることになった。遼(町田啓太)、麗子(真野響子)、遼のライバル・右京(中山麻聖)もオフィスイシノに所属することが決定。一子は石野から、遼と右京の担当を命じられる。遼は、優等生だが人を見下したような態度をとる右京に反感を抱く。ある雑誌が企画した対談の席で、遼と右京は一子の眼前で...。(公式サイトより)

第二部が始まりました。

ひのでプロが倒産してから半年、イシノオフィスが正式に立ち上がりました。
一子は石野にぜひに、と乞われて入社したようです。遼ももちろん、一緒です。
スカウトされた時、一子はひのでプロのタレント全部を入社させたい、と望んだけれども「それはさすがに」。
断られたのね。

素人同然の一子と駆け出しの遼が、二人三脚で動いていた半年間のことは全く描かれていませんでしたので、二人を支えてるヒーローのお仕事ぶりも、予想通りまるっとカットされていました。

石野は、一子を、マネージャーとしてはまだ未知数だけれども、強引なところが気に入っているらしい。
未知数、というのがミソですな。

自分の目が曇っているためか、新会社に誘うほどの能力が一子にあるとは思えないのが、残念です(大汗

徐々に成長している姿は描いていましたけれども、まともに自分の腕でとった仕事となると、自分の腕深夜枠の主演を右京、すなわちモリスに取られた時に意地になって第1話のゲストを確保したぐらいしか覚えていません。
確かに業界の常識を知らないまま、強気というか傍若無人に押し捲るシーンは多かったですけれども、それが仕事に結びついていくというエピやパーツが欠けているのです。

遼の才能はもちろんですが、斑目の息子であることを知っている石野。
遼が欲しくて、遼が懐いている(汗)、一子を雇ったっていう裏はありやなしや。
そうそう、イシノオフィスは、中里麗子を引き抜いてくることを条件に、斑目コーポレーションが100%出資して設立されたそうです。

右京も担当させたりと、石野が何を目論んでいるのかは謎ですが、一子から離婚したことを知らされて動揺しました。
以前から一子のことが気に入っていたようですので、きっと恋愛絡みになるのでしょう。

右京、わかりやすい敵役でした(苦笑

さて、一子の夫、敬吾と駆け落ちした梨花は、一子の留守に実家に戻っていました。
母、俊子は、梨花の体を心配して色々とおかずを持たせています。
密閉容器の数々・・・実家に戻った時のことを思い出しました。
しかし、梨花は頑として居場所を教えません。敬吾とは一緒に住んでいるようですけれども・・・さて?ともかく、姉の夫と家を出たことに罪悪感は持っていないように見えました。

帰りしな、エレベーターホールで一子たちとニアミスします。
一臣、遼と楽しそうに歩いている姿を影から見る梨花。こそこそしている自分に比べて姉は・・・という感情が湧いたのかどうか。かなり粘着質な性格のようですから、何か仕掛けてくる可能性あり、です。めんどくさいなぁ(汗

実家で遼とともに焼肉を囲む一子。
一臣との接触はやむを得ず、多くなりましたが、家での傍若無人っぷりは変わりません。

遼の差し出す乾杯に気がついてあげようよ。いくら家で気を抜いているとはいえ。

そんな一子を苦笑しながら見る遼。大分飼いならされてきたなあ(汗々

マイペースでビールをぐいぐい飲む一子でしたが、梨花が家に来ていることを知って、一臣や部外者の遼がいる前で俊子と喧嘩。一気に食事の雰囲気を悪くしてしまいます。
皆の前で、梨花を許してあげて、と切り出す俊子も俊子なのですけれどもね。
気を使う遼、一臣が気の毒でした。
おいしくないわね、こんなトゲトゲした食卓。そのことに気がつかない一子って・・・

いつかは気がつくのでしょう。一子の成長を描くための伏線と思いたいです。

一子がこんな風なので、遼がどんどん良い人に見えてきました。
たどころの悪口に怒ったり、一臣の遊び相手になったり、気を使って食事の用意を手伝ったり。
それどころか、右京に嫉妬するワンコぶり(^^;;
半年間、二人きりでやってきたんだものね、と脳内補填。

オーディションを前に、遼が一子を連れて行ったのは、たどころ晋也が雇われマスターをしているスナックでした。
そこには、旧ひのでプロの面々が勢ぞろい。
皆を新会社に入れることができず、二人だけ入社したことはシコリにはなっていませんでした。
大歓迎してくれます。

総務を担当していた由美は店を手伝っており、手タレのもなみはパーツ専門の、声優の樫村は声優専門のプロダクションに入って、それぞれ活躍しています。
アイドル志望の亜依は、まだ未定。二部でもお話に絡んできそうです。
ちなみに並木社長は、全国を独りで放浪中。

そして遼が右京と主役を争う、と聞いて、ひのでプロのプライドを賭けて頑張れ、と応援してくれるのでした。

一方、斑目と麗子は、恋愛なんだかビジネスなんだか因縁なんだか、よくわからないけれども、やたらねっとりした駆け引きを繰り広げておりました。
満面の微笑を浮かべながら、並木を見捨てたことを責める麗子。かなり怒っているようです。笑いながら怒る人、ね(汗笑
対して斑目は、並木がルールを破ったからだ、と。どんなルールかは、言わぬが花・・・

裏に何があるかわかりませんが、二人が初対面であることは、わかりました。

ということで。

今後を予想するに、サクセスストーリーだけでは終わらせないだろうから、一子と遼の関係は恋愛に発展するかと。
でもそうなると、所謂「商品に手をつける」、つまりタブーを犯すことになるわけです。
さてさて?

色々突っ込みながらも、何とか感想を書くモチベーションを維持することができました。
夏クールの新ドラが始まるまでは、続けれるかも。

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2015年6月10日 (水)

天皇の料理番 第7話

公式サイト

パリの地に立った 篤蔵 (佐藤健) は 桐塚 (武田鉄矢) の紹介状を手に、大使館の 粟野 (郷ひろみ) のもとを訪れる。篤蔵に働き口として紹介されたのは、オテル・マジェスティックという一流ホテルの厨房だった。
そこで篤蔵を待っていたのは、コックの世界以上に厳しい 「人種」 という壁であった。そして篤蔵は大切なモノを失うことになる
。激しい怒りの中、篤蔵のとった行動は…
そんな中、篤蔵の前に意外な人物が姿を現す。その人物とは…
一方、日本では 俊子 (黒木華) が新たな生活を始めていた。そして兄・周太郎 (鈴木亮平) は…(公式サイトより)

原作未読です。

ナレーションは変わらず俊子さん。天皇の料理番まで「あともうちょっと」に変わりました。

料理も芸術だ!
粟野に、絵でも文学でもなく、料理の修行のためにフランスに来たことを褒められても、なんだかピンとこない篤蔵。
百の褒め言葉より、まず就職先なのです。しかし、就職先は見つからない、と言われて、がっくり。
小僧ならいくらでも働き口はあるのだが、と言われて「小僧なら日本でもやってました!」と食いついてしまうのでした。
小僧だぞ?と何度も念を押す粟野・・・

案の定、職場では、握手も拒否され、黄色い猿、とさんざん馬鹿にされる篤蔵。
言葉攻撃は、あまりフランス語がわからないことが幸いして、とても嫌な感じ、くらいのダメージで済んでいたのですけれども、食

材を違う場所に取りにいかしたりするのは、陰湿。
荒木だってここまではしなかったですよ。第一荒木はちゃんと仕事をしてましたもの。

髭面の大男は仕事が雑い!(怒


この髭男、その後も何かと篤蔵を苛めます。
特に食事のシーンは酷かったです。
手で掴んで更に盛り、「日本人は座って食べるんだろ」と床に置く。

よく我慢しました。前ならキレてたでしょう。
今はもう、皆の思いを背負っていることを自覚している篤蔵。
辰吉や新太郎のように止めてくれる人もいませんしね。

髭男は料理人になるのを諦めてしまっていて、惰性で小遣い銭稼ぎをしてたんだろう、と勝手に推測。
だからこそ、おなじ小僧で、しかも東洋人の篤蔵が頑張るのが気に触るのだろうか、と。
やる気のある新入りを見ると、人種問わず、誰かれかまわず苛めそうな気がしました。

怒りを胸に秘めてジャガイモをむき始める篤蔵。
その手つきにシェフが目をとめ、さまざまなジャガイモの切り方を指示します。

そんなのは、篤蔵にとっちゃお茶の子さいさいだいっと思わず応援。
ジャガイモの切り方を巡って荒木と揉めたエピが効いていました。
腕を認められた篤蔵はたった一日でレギュムに昇格します。

その後も、言葉は良く分からなくても、経験を生かして、料理にあった素材の下ごしらえを順調にこなす篤蔵。

「言葉は不自由でも、料理の基本はそうそう変わるわけでなく、煮る、焼く、炒める、大きく言うとそれだけなのです。
困るのはむしろ味です。

同じ名の食材でも、日本のものとはかなり匂いや味、食感も違い、同じ料理でも、味や香りを強く仕上げます。
味覚が違うことが目下、最大の課題です。」

篤蔵からの手紙を眩しそうに読む周太郎。
篤蔵が、新しい環境から以前のように逃げ出すことなく、一生懸命働いている、その生き生きとした姿を目に浮かべているでしょう・・・

そんな近況報告を書きつつ、ひとり部屋で呟く篤蔵。
「日本語が喋りたい・・・」
わかります、その気持ち(_ _)
当時の日本人留学生は大変だっただろうなあ、としみじみ。

お金もなく、仕事はつらく、話し相手もいない、そんな孤独な篤蔵が出会ったのは。

「そんな中意外な人物が姿を現す」って誰だろう、と思っていたら、なんと新太郎!

あっちゃあ、茅野さんが工面してくれたのね。
今まで断ってきた金持ちの爺さんからの妾話を受け入れて、見受け金を渡航留学費として新太郎に渡したのです。
篤蔵がパリに行くことに、しょんぼりしてたシーンを思い出しました。

つき合うことも、別れることもなかったでも、ずっと一緒にいた。
親兄弟でもなく、イロでもない俺のために。
おいら、画家になるぜ、いっぱしの画家になって、あいつの家にいっぱい飾ってやるからな!

茅野さんには申し訳ないですけれども、篤蔵のためには、新太郎が着てくれて、ほっとしました。

さらに新しい出会いがありました。
負けたらお金を払わなきゃならないルールの、ザリガニ大食い競争で競ったフランソワーズです。
思いっきり頬張ってました(笑

勝ったのは篤蔵。でも、お腹下しちゃったら意味ないやん(^^;;

お金がないからと、フランソワーズからママの形見のペンダントをカタに借金を申し込まれた篤蔵、自分もお金がない、と断るも、絶対に返すから、と押し切られて貸してしまいます。
絶対戻ってこないだろうな、と独り言つ篤蔵。

職場では、肉を任せられるまでになります。
が、給料は小僧のまま。
このままでは生活していけん、と粟野に訴えると、フランスではユニオンに加入していない料理人は入った時より給料が上がることはない、と言われてしまいます。

ユニオンというかギルドみたいなものですな、専門職の特権を守るための。
なので、小僧で入った篤蔵は、どんなに料理をこなしても、給料は小僧のまま。
さらに。
フランス人以外の料理人がユニオンに入ったことはない、まして日本人には無理、と。

なるほど。篤蔵がシェフとして入れる店がなかったのに納得。

そういうことは最初に言ってよ、と思いはしましたけれども、言ったところで状況は変わらない。日本人がフランスでコックになるには、小僧になるしかないのです。
もう、パリまで来てしまっているのですからね。

篤蔵ならば小僧のままでも、グレードの高い料理を作らせてもらえるだろうから、日本でいっぱしのシェフになれるくらいの修行はできるでしょうけれども・・・
そんな封鎖的な世界で精神が持つか、そして生活が続くかどうか。職業柄、食べることには困らないのが、せめてもの救いです。

そんな時、新太郎が下宿に転がり込んできました。ナイス!(^^)v
そしてフランソワーズがお金を返しに訪れました。
何にもない中、二人にゆでたジャガイモを振る舞う篤蔵。
バターに醤油。

これがマリアージュ(結婚)なのね。なるほど。

それ以降、厨房の残り物を持ち帰った篤蔵は、歌手になるのが夢のフランソワーズと新太郎とともにテーブルを囲むようになります。
一緒に食事ができる友だちができて良かったね、篤蔵。
そしてフランソワーズから、フランス人がワインを飲むのは、フランスでは水より安いから、と教えられ、フランス料理の味の基本に開眼。それまで以上にメキメキと腕を上げていき、シェフの信頼を勝ち取っていくのです。

小僧のままでも仕事は順調な篤蔵は、ある日、新太郎に連れられて、フランソワーズの初舞台を見に行きます。
舞台がハネて、楽屋見舞いに行った二人は、フランソワーズが男性とキスをしているところを目撃。
新太郎曰く、パトロンなんだろう、と。芸術にはパトロンが必要・・・って。

フランソワーズに淡い気持ちを抱いていた篤蔵、ショック。

「フランソワーズもフランス人なんやって、改めて思っただけです。」

フランス映画というか、欧米映画を見ると、どんなに繊細なストーリーでも、この人らやっぱり肉食だわ、と感じることがあるので、この篤蔵の言葉、わかるような気がします。

そしてさらに厨房でもショックな出来事が。
あの髭男が宇佐美から預かった包丁を折ってしまうのです。

料理人の魂を、宇佐美の気持ちを、なんてことを。(大怒

さすがに抗議する篤蔵。
しかし、証拠があるのか、といなされてしまいます。

頭を何度もぽんぽんと・・・腹立たしい!

大男の設定が効いていました。

「そいつにも、パリを見せてやってくれ。」篤蔵の心の奥深く刻まれた宇佐美の餞別の言葉・・・

ついにキレた篤蔵。
髭男に飛び掛り、喉元に折られた包丁を突きつけました。

「わしがどうしてこんなに包丁さばきがうまいか、教えてやろうか。
日本人はむかしっから刀で斬り合う伝統があるからや。
子供んこっから長い刀振り回して覚えるんや、こうして首をぶった斬る方法をな。
なんならここで試したろけ。」

本当に斬れるわけがなく、怒りを堪えて厨房を出て行く篤蔵。

「やってもた・・・」

出た途端に後悔。

粟野に新しい職場を探してもらうよう、頼むのですが、引き受けてくれるどころか、へたをすると国際問題にもなりかねない、傷害罪で訴えられるかもしれない、と脅されてしまいます。

もう、ずっとわしの誇りはズタズタに傷つけられている、何をされても黙っておけというのですか?何をされても黙っているから馬鹿にされるのではないのか、と篤蔵。

「ですが、暴力は得策ではありません。」

そこへ、シェフが訪れてきました。
本当に訴えられるのか・・・。
しかし、シェフは、篤蔵に辞めないで欲しい、と言ってくれたのです。

篤蔵の技術は素晴らしい。篤蔵の包丁はまるで生きているようだ。それは篤蔵の努力からくるものだ。
包丁の手入れは怠らないし、つきっきりで灰汁をとる。

「手を抜くことを知らない。私は素晴らしいと思っている。」

ベタ褒めです。
それは日本では真心というのです、と篤蔵。

「心がけのことです。」
「戻ってくれるか?」

シェフが握手を差し出します。厨房に入った時は拒否された握手。篤蔵は喜んで応えようとしまいしたが、その刹那、粟野が遮りました。

「どうやら秋山君を相当高く評価されているようですね。
では、彼を正式に昇格させ、それに見合った報酬を支払うことをお考えいただけないでしょうか?
彼はユニオンに加入していません。日本人が加入した前例もありません。
しかし、それでいいのでしょうか。
ここはパリです。
パリは自由の都、芸術の都!ですが、何より『革命の都』であるはずです!
ユニオンに革命を。パリジャンの名にかけて。」

見事、パリジャンのプライドをくすぐった粟野。シェフは篤蔵をユニオンに推薦する、もしくは加入できるよう力添えすることを快諾してくれました。

「粟野さん、外交官なんですね。」

喜びつつ感心する篤蔵。
料理だけでなく、こういう経験が糧となるのでしょうね。

ユニオン加入証明書を手にした篤蔵は、フランスの料理、つまり文化を教えてくれたフランソワーズにお礼を言いにお店に行きますが、首になった後でした。
首になった理由は、日本人の篤蔵を誹謗した店主の友人でもあるパトロンに反論したから。

フランソワーズの新しい勤め先を訪ね、ちょっと身構える彼女にユニオン加盟証明書を見せる篤蔵。

「あんたのおかげです。あんたが一緒にいてくれたから、フランスのこと色々わかって、言葉もましんなって。これ、取ることができました!
日本人で初めてです!」

大喜びしてくれるフランソワーズを抱きしめる篤蔵。

「あの・・・『パトロンは日本人ではあかんですか?』」

「パトロン」と恋人の意味の違いをちゃんと知っているのかい、篤蔵(^^;;

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今回はパリロケを生かしつつの、画にも力がありました。

ザリガニ大食い競争に勝った後の、後ろに倒れる時の躊躇さなに、佐藤さんの運動神経の良さを改めて感じました。あと、髭男に飛び掛って、喉元に折れた包丁を突きつける一連の仕草など、さすが、お見事です。

言葉はよくわからなくても、単語は共通。とは言え、発音とイントネーションが違うと、全く聞き取れなかったりするんですよね(泣
篤蔵は、料理の手順と合わせて推察していくのですが、基本がしっかりしているから出来たこと。そのことをちゃんと画で見せてくれました。
フランス人たちの目の前で腕前を披露するシーンには、どうよ、この子、できる子でしょって、自分まで誇らしくなりました。アハハ(汗

そして、篤蔵が怒りを爆発させるまで。
今までの話を踏まえて丁寧に作ってあって、包丁もってキレるっというのは、料理人としてはあるまじきことなのですが、思わず、応援してしまいました。

でも、粟野の言う通り「暴力は得策じゃない」のです。
しかし、それも建前な部分があって。
きれいごとではすまない、駆け引きの錯綜する外交の世界。相手に対してどんな切り札を持つか、どうやって交渉の場に立たせるか。

粟野は、篤蔵自身が切り札を持たねば、パリでは料理人としてやっていけないこと、その力があるかどうか、試していました。
才能や覚悟のないものを引き上げることはできません。大使館という重い看板を背負っているわけですから。中にはダメダメな留学生もいたでしょうしね。

篤蔵が自ら道を開いたと知るや否や、機を逃さずに、交渉にかかりました。
郷さんの、掴みどころがなく、花のパリの大使らしい華やかさと若干の胡散臭さを漂う外交官が、はまっていました。

フランソワーズが所謂美人ではなくて、お茶目さんだったのに好感が持てました。
今回ラスト、ハグしないのも良かったです。
日本人・・・篤蔵がボディランゲージに慣れていないことをちゃんとわかっているんですよね、この人。
その国の言葉や習慣を学ぶには、恋人を作るのが一番早いそうですが、篤蔵にとってはまさしく理想的なパートナー。
でも、このまま結婚して家族を持つとは思えないので、フランソワーズにとっては辛いことになりそうです。

篤蔵の孤独を救った新太郎。ヘラヘラしているように見えて、実は繊細な人だから、後が心配です。

今回も、結果がわかっているのに、思わず手に汗を握りました。

周太郎と俊子さんのその後は次週描かれるので、置いておきます。
でも、公式あらすじを読むと・・・俊子さん、なぜそのようなことに?!

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2015年6月 9日 (火)

仮面ライダードライブ #33「だれが泊進ノ介の命を奪ったのか」

公式サイト

超進化したフリーズロイミュードに倒された進ノ介(竹内涼真)。悲しみに沈む特状課だったが、チェイス(上遠野太洸)はせめて剛(稲葉友)を取り戻す、と解毒剤を手に単身ロイミュードのアジトに乗り込む。
その思惑を見抜かれ、窮地に追い込まれるチェイスだったが、マッハはブレン(松島庄汰)からタブレットを奪いチェイスを救出。すべてはロイミュードのすべてがわかる究極の頭脳が入ったタブレットを奪うため、剛は洗脳されたフリをしていたのだった。
そのタブレットで進ノ介を蘇生させる方法をつかんだ剛は、霧子(内田理央)に情報を提供。りんな(吉井怜)が開発したシフトトライドロンを使い、さらにトライドロンを時速200kmまで加速させ、みごと進ノ介を復活させる。
進ノ介はドライブタイプトライドロンに変身。ベルトさん(声・クリス・ペプラー)とも一体化したドライブは、超進化したフリーズを撃破する。完全勝利と進ノ介復活を喜ぶ特状課メンバーだったが、001のコアは謎めいた言葉を残す。進ノ介の父を亡き者にしたのは001ではない…!?(公式サイトより)

あら、新ライダーは、ごく普通に進ノ介でした(汗

剛も001の記憶操作が効かない体質でした。
進ノ介たちに、001の情報を流していたミスターXって、剛だったのですね。

ロイミュードのすべてが入っているタブレットを奪うためとは言え、進ノ介を死なしてしまったこと、霧子を悲しませてしまったことに号泣して悔やむ剛を救ったのは、チェイス。
「おまえも人のために命を賭けて戦う仮面ライダーだとわかった。自分の信じる道を貫け。」

タブレットを開くと蛮野博士の声が・・・タブレットは蛮野博士、つまり剛の父親の頭脳。
剛は、霧子に父のことを話したのでしょうか。チェイスとは、これを機に和解するのかどうか。
蛮野博士、というのが今ひとつ信用できないのですけれども、どうなんでしょうね。
剛はこのタブレットをどのように使うつもりなのでしょうか。一波乱あるかも?

誰もいなくなったことを知りつつ特状課を訪ねてくる迫田、ガランとした特状課にしょんぼり座っている究ちゃんのシーンから漂う哀愁が良かったです。
そして特状課がなくなることに地団駄踏む仁良もね。
進ノ介を復活させる実験シーン、迫力がありましたし、特状課が一体となっているカットの数々も効いていました。
最近、チェイすにかかりきりだった霧子も、今回は進ノ介のバディとして、良い所をみせてくれました。
これらのシーンの積み重ねがあったからこそ、普通なら早すぎる進ノ介の復活が生きていたと思います。
進ノ介には早く復活してもらわねば困りますしね。

トライドロン・・・車と一体化するとは。
ベルトさんが進ノ介の心と一体化する、というのはマインド対マインドだし、よくあるパターンなのですけれども、肉体と車っていうのは、一瞬不思議に感じちゃいました。ちょっとファンタジーですな。機械と同化できるとは。さすが本願寺とベルトさんが何年もかけて探した逸材だけあります(汗
ドライブはこれ以上強化できないから、という理由づけがうまかったです。

ともかく、生き返った進ノ介に、全く変わりがなかったことにほっとしました。
ブレンが、またコメディリリーフに戻ったのにもね(笑

しかし、001が、消滅する前に、進ノ介の父の事件がまだ解決していないことを示唆。
次回、やっと真犯人が見つかるようです。

気になるのは、自分が超進化態になることより、約束の数字が揃うことが大事だ、という001の言葉です。

進ノ介の復活はわかっていても、話の作り方、キャラたちの使い方がうまくって、盛り上がりました。

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2015年6月 8日 (月)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第15話「妖怪、ワタシ失敗しないので」

公式サイト

ガシャドクロが出現!天晴たちはオトモ忍で応戦するが、なぜかキンジのロデオマルだけがこない。キンジが探しにいくと、ロデオマルは、妖怪フタクチオンナと一緒にやってくる。フタクチオンナは、ロデオマルの劣悪な労働環境と待遇を改善するための話し合いをしたいというのだが…。(YAH0O!テレビより)

フタクチオンナの口車にのせられちゃうロデオマルが可愛かったです。

米倉さんというより、名取さんっぽかったフタクチオンナを、「ヨイショの術」で見事騙してしまうモモさんって酷いというか、怖い(笑
メンバーの中で一番強いのは、やっぱりモモさんでしょうね。
スターさんも、攻撃を仕掛けるのを諦めました。うん、今のスターさんは勝てそうにないです。

何故か眉毛のあるガシャドクロ。どこまでも遊んでいますな(笑

モモさん、ブルーさんとスターさんは交渉の場に、アカさんは術をかけられて暴走するロデオマルを止めにいってしまって、シュリンケンジンを二人で動かさねばならなくなった、シロさんとイエローさんの年下コンビ。
パオンマル、UFOマルも総動員し、なんとかお兄ちゃんたちに頼らずに、1体は倒せました。
分身の術って負荷のかかる術なのでは?と常々思っていたので、二人の、かえってしんどい、のに、やっぱりねえ、と至極納得。

フタクチオンナを巨大化しなかったのは、ネコマタの時のように再登場ありなのか、それとも構成の都合なのでしょうか。今回、ずっとロボ戦でしたから。

モモさんとオトモ忍たちが大活躍した上、年下コンビの成長も織り込んだ、いつもながらのテンポのいい楽しいお話でした。

が、しかし。ラストでひっくり返りました~。

考えてみれば、当然あるべき誘惑なのですけれども、スターさんと九衛門のキャラが違いすぎたため、二人が交わるとは、全く予想していませんでした。(大汗

弟子にしてもらえないことを、結局は一族でないからだ、というふうに捉えちゃうと、闇落ちしてしまいそうな気もするし、ひょっとしたら、亡くなったとされている父と兄が絡んでくるのかもしれません。
理由はどうあれ、闇落ちしないことを願いたいのですけれども、まあ、一度は九衛門サイドに立つんだろうな、きっと。

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2015年6月 7日 (日)

花燃ゆ #23「夫の告白」

公式サイト

文(井上真央)は、弟・敏三郎(森永悠希)が高杉晋作(高良健吾)の率いる奇兵隊に入隊したいと言い出し、驚く。耳が聞こえない敏三郎が危険な戦地に出向くことに反対する文だったが…。その頃、京都にいた久坂玄瑞(東出昌大)は、長州藩の動きを嫌った会津・薩摩藩らの勢力によって、朝廷から追放されるという政変に遭遇する。命は無事だったものの、夢破れ自暴自棄になった玄瑞は芸妓の辰路(鈴木杏)と一夜を共にしてしまい…(YAH0O!テレビより)

久坂が京へ上がったことを、雅から知らされる文。
久坂が何も知らせてこないというより、高杉が雅に情報流し過ぎなようにも感じました。

京では、帝の攘夷祈願を取りつけるも、他藩の反発招いた長州が政権を追われる事態となっておりました。八月十八日の政変です。
その報を下関にて聞いた高杉は、久坂を助けようと、奇兵隊を率いて上洛しようとしますが、伊之助に、今動くのは得策ではない、と止められます。
同時に高杉は総督を免じられ、政務役を命じられるのでした。
あれ、教法寺事件は?
長州の動きに的を絞るなら、奇兵隊と藩の正規軍である撰鋒隊の衝突は描いて欲しかったです。責任をとって切腹させられた奇兵隊隊士もいるのに。
久坂と辰路のラブアフェアを優先させたのね。

京では、久坂が苦境に立たされていました。
都落ちを強いられる公家たちは不満たらたら。

「やり過ぎたんや。長州の田舎医者風情が、身の程を知らんと。」

唇を噛み締める久坂。

「国をまとめるどころか、俺が長州を潰してしまう。
俺の至誠が、真心が足りんのじゃろうか。俺の志が間違うとるんじゃろうか。」

何をやってもうまくいかない・・・

そこへ、長州を追放したので、もはやお役ごめんと、薩摩藩に切り捨てられた辰路が連れてこられます。
この女は薩摩藩に通じていた、と斬ろうとする塾生仲間を止め、追い出す久坂。
後に残った辰路は、自分の生い立ち境遇を語り始めます。
天涯孤独、食べていくためならなんでもした。

「つまらん男に惚れてしまって、ええように使われて、また、ろくでもないのに惚れて。その繰り返し。呪われてますのや。
どうせ変わらん身の上やったら。
この世に何の未練もおへん。どうぞ斬っておくれやす。」

本気で死にたがっているように見えません。何の未練もないと言う人ほど未練がいっぱい残ってそうだし。

「お前、神社のおみくじ、引いたことあるか。」
「おみくじは嫌いどす。」
「ついとらんのう。
そげな人間は、そげな風に生まれついておるんじゃ。」


失意のあまり泣き出す久坂。

「出会うた時からわかってました。同じ匂いしましたさかい。寂しいお人やと。
幸せなあんたさんの奥方はきっと、あんたの心のほんとの真ん中には触れられん。
うちには、そのお顔、見せてくれはってもいいんどすえ。」

はい、落ちた。

失脚した七卿とともにおよそ久坂ら二千人の長州藩士が長州に落ち延びてきます。
三田尻にいる久坂から届いた手紙に、伊之助の次男、久米次郎を養子にもらいうけたい、と書かれあったのに、愕然とする文。

一人、京へ上って潜伏し長州の復権を図る、と稔麿に告げ、宿舎に戻る久坂を、文が食事の用意をしつつ待っていました。
気まずい久坂。飯はええ。

「帰ってくれ?そう言われるかもしれんなぁと思うちょりました。でも、来てしまいました。
あなたのことくらい、わかります。気取り屋で、辛い時ほど頼ってくれんのやから。

久米次郎のこと、跡継ぎをもろうて、そういうお覚悟で頑張るっちゅうことですよね。
ちいとは話してくれてもええやないですか。京へ行くことも、縁組のことも。
あなたがどこで何をしとるか、どげなお気持ちおるんか、私は何も知らんで。
あなたがおひとりで、えろうお辛い時に、何も知らんで笑うとるなんて、私は好かんのです。」

「今は1人にしてくれ。」

「嫌です。あなたがいたかろうと、私に会いとうなかろうと、あなたが帰ってきたら私は出迎えるんです。嫌がったって仕方がありません。
私はあなたの妻なんですから。」

「俺を見んな。
京の女と、情を通じた。」

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以上、久坂、辰路、文のセリフをざっくり拾ってみました。今回のメインですもんねー。

大家族で育った文が羨ましくもあり、大家族そのもに馴染めないものを感じていた久坂、というところでしょうか。
妾を持つのは当たり前の時代とはいえ、夫から直接告げられるのは、キツいでしょう。遊びのできる人じゃありませんし。

急展開していく時代の流れより、久坂夫婦の危機をがっつり描く・・・大河常連視聴者のニーズにほとんど応えていないストーリーで、中々冒険的です。
冒険は嫌いじゃないです。でも、ドラマとして面白くないのです。困った。

なお、視聴率うんぬんのことを俳優さんに聞くのはお門違いなので、もうやめてほしいです。

今回は、こんなところで。

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2015年6月 6日 (土)

ちゃんぽん食べたか 第1回「故郷(ふるさと)を遠く離れて」

公式サイト

原作:さだまさし「ちゃんぽん食べたかっ!」(NHK出版)
脚本:尾崎将也/演出:清水一彦、川野秀昭/制作統括:真鍋斎、谷口卓敬/音楽:渡辺俊幸
出演:菅田将暉、本郷奏多、間宮祥太朗、泉澤祐希、森川葵、豊原功補、山西惇、岡田義徳、中村優子、阿南健治、熊谷真美、西田尚美、遠藤憲一 ほか 

小説家としても活躍するシンガーソングライター・さだまさしが描く、涙と笑い満載の自伝的青春物語。

昭和40年代初頭、ひとりのヴァイオリン弾きの子供が、天才少年と期待されて、たった一人で長崎から上京し下宿生活。折から70年安保の騒ぎの頃にヴァイオリンに挫折。それでも音楽への道断ちがたく、気づけば「グレープ」として歌い始めていた…。

友人・先生・アルバイト先のおじさんなど、様々な人に囲まれて、少年が青年へと成長するまでを、高校・大学時代を中心に描く物語です。

※「食べたか」とは長崎ことばで『食べたい』という意味。(公式サイトより)

原作未読です。
ドラマ「かすていら」も見ていません。本作が「かすていら」の続編に当たることも知りませんでした。

さださんには特に思い入れはないのですけれども(ごめんなさい;;)、キャスティングに惹かれて見ました。

期待以上に面白かったです。

学校エピをざくっと書きます。

主人公の佐野雅志は、

バイオリンに対する自分の才能に疑問を持ち始め、情熱が薄れかけているのが悩みの種。(公式サイトより)

なわけで、ヴァイオリンの練習に身が入らないまま、高校2年に進級します。

雅志が入った10組は、問題児ばかりを集めた、という噂があり、赴任してくる担任も超怖いらしい、と聞いてクラス全員がビビる中、如何にも強面な教師、安川が登場。
安川が最初に生徒たちに命じたのは、明日までに各自雑巾を1枚持ってくることでした。

拍子抜けする生徒たちでしたが、一人暮らしの雅志は一人頭を抱えます。
雑巾くらいは縫おうよ、という突っ込みはさておき(汗)、事情を聞いた生徒たち。
それなら、先生が、クラスでただ一人雑巾を持ってこなかった雅志をどうするかで、様子を見よう、と樫山満。
しかし、クールな女子生徒、岡倉洋子に、誰かが1枚余分に雑巾を持ってくればいいだけじゃない、と一蹴されます。

あくる日、雅志の机の上には、雑巾が山と積まれてありました。
その様子を見た先生は「このクラスが気に入った!」と大喜びします。

気持ちの良い導入部でした。

休憩時間。フォークギターで「LOVE ME TENDER」を弾き語りながら教室に入ってきた樫山満。
そのまま席に座っている洋子の前に膝まづいて愛の告白をするのですが、クールに一蹴されてしまいます。
しかし、めげない満。また来るぜ、と言い置いて去っていきました。何処へ去るんだろう(笑

変な奴だけど、度胸はあるよな、と雅志たち。
その言葉通り、何度もチャレンジしますが、その度に撃沈する満。
「がんばれよ!」「また来いよ!」と生徒たちが声援を送るのが微笑ましくって、ほっこりしました。

洋子に、うるさい、ばっかじゃないの、と言われてさすがに心が折れそうになってしまった満に、オリジナル曲を作ってみたら、と声をかける雅志でしたが、ギターも弾けるため、作詞作曲をやる羽目になってしまうのでした。

なんだかんだと雅志がでっち上げた曲を、自作と称して引っさげてアタックする満でしたが、「くっだらない歌」とバッサリ。雅志もがっくり。

結局、洋子から他に好きな人がいる、と言われて、満は諦めます。
「幸せになるがいいや・・・」
失恋した満が即興で失恋ソングを唄います。
「勝手に・・・勝手に人の気持ち、唄うなよ・・・」

ジャズダンサーを目指している洋子は、雅志が曲を作ったことを知っていました。
「くだらない歌なんていってごめん。歌で女を口説こうていうのが、くだらない。
歌は良かったよ。」

しかし、素直に受け取れない雅志。
「無理に褒めてる?」
その言葉にむかっときた洋子。激しい人です。
「素直に受け取れよ!嫌い。情けない男は嫌い!」

雑巾の時から、いや、クラスが一緒になった時から、何となく惹かれていた洋子にばっさり言われて落ち込む雅志。
人通りのない夜の道を彷徨ううち、何故かバス停留所の標識を移動し始めます。重いのに。
その姿を、一人暮らしだという雅志の暮らしぶりが気になって家庭訪問する途中の安川に見つかってしまいました。
「学校には報告しないでおいてやる。報告してどうなる。」
10組が問題児ばかり、というのは本当で、何かあったらすぐに報告するように、と生活指導の教諭に言われていた安川。
「わかりました、と答えた。嘘つきだよ、俺は。」
安川も何か屈折を抱えているのかもしれません。

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菅田さん、ヴァイオリンって、ポーズを取るのがとっても難しいので心配だったのですけれども、そこそこ形になっていたのには、ほっとしました。でも、プロになれるとは思えない(汗
でも、お話的にも、それでOKってことで。
ヴァイオリンだけでも大変なのに、落語までやるのには、びっくりー。

豊原さん演じる担任の安川が、熱血とかいうのではなく、しごく真っ当な大人であること、クラスメイトたちがのびのびしているのが心地良かったです。

そして席が隣になった泉澤さん演じる菊田保夫の、ごく普通の生徒な佇まいに懐かしさを感じました。

明治大正、昭和前期、戦争直後でもなく、必死で高度成長を目指した昭和30年代でもない、生活にゆとりが生まれた昭和40年代前半の、ごく普通の高校生。

この枠の前のドラマ「64」でも思ったのですが、セットだけではなく、人間のあり方そのもので、その時代を表現しているなあ、と感じました。

時代感をきっちり作っているので、ちっとも練習に身が入らない雅志の前に中学生時代の雅志が現れて、頑張ってくれなきゃ、今の僕の頑張りが無駄になる、と訴えるファンタジックなシチュエーションは、最近よく見かける手法でもあり、蛇足のように感じてしまいました。
「かすていら」を見ていた人には、納得できるシーンであることは、観賞後知りました。

ヴァイオリンだけでなくギターも弾ける雅志に、微妙なライバル心を抱く満。
屈折を持ちながらも、妙に素直ですっとぼけたキャラは、間宮さんしか出せない味わいがあって、呟く言葉ひとつひとつ可笑しく、期待通り。嬉しいです。

事業に失敗するも、やたらにポジティブな父、そんな父に呆れながらも笑顔を絶やさずしっかり支える母、離婚したヴァイオリンの先生とその奥さん、毎日口喧嘩ばかりしている、雅志が下宿している酒造りの、祖父、父、息子の男ばかりの一家、といった人々に見守られて、雅志がどんな青春をおくるのか、楽しみです。

エンドタイトルバックの数々の写真も良く出来ていて、期待感が高まりました。

「64」は感想を書き逃してしまったけれども、本作はレギュラー感想にチャレンジしてみることにします。
毎週書けるかどうかは自信がありませんけれども。
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2015年6月 5日 (金)

美女と男子 #08

公式サイト

並木(森本レオ)が出資した映画の話は詐欺だったとわかり、ひのでプロは大ピンチ。銀行から借入金の返済を迫られ、一子(仲間由紀恵)は、仕事を選んでいる場合ではないと、必死の営業を続ける。そんな中、遼(町田啓太)が特撮ヒーロー物のオーディションに合格し、初の主役が決定。並木やたどころ(高橋ジョージ)は、遼がひのでプロの救世主になってくれると喜ぶ。一子は、家を出ていた夫・敬吾(瀬川亮)に呼びだされる...。(公式サイトより)

「特撮ヒーローって今や馬鹿にできませんよ(概略)」と言わせるセンスのなさに、「今、活躍している俳優さんたちに喧嘩売ってる?」と思わず怒り心頭。
まあ、一子の息子、一臣(やっと覚えました;;)のヒーローへの心酔ぶりで、多少は緩和しましたが。

最終選考(恐らく)を切り抜けて、見事合格。すごいね、シンデレラボーイです。
スーツアクターと一緒のインタビューは面白かったです。
その後、アクションの練習に行くのね、とワクワクしていたら、

ワープ。

ほんの少しでも期待した自分がバカでした(汗

正直、一子たちの離婚話なんて、どうでもいいんですけど。

父を取るか、母を取るか、選ばされる一臣。
お父さんを取れば、いつも世話をしている自分がついてくる、とアピールする梨花。
世話してあげたんだから、っていう愛情のギブアンドテイクを求めているようで、嫌な感じでした。
一臣を可愛がることで、敬吾の愛情を得ようとしていたようにも思えましたし。

そういう大人の世界の駆け引きを感じていた一臣。
確かに、一子は自分の世話を一切してくれませんでした。それでも、一人になったお母さんを守りたい、と一子を選ぶのです。

それと感じたことは、一家の序列。犬などと同じです。
一臣にとって、この一家のリーダーは一子で、いつも世話を焼いてくれる梨花を自分より目下のように、無意識にでも感じていたのではないかなと。
このドラマの作者がそんな意を含ませていたかどうかは、さておき。

父、篤史の状態はまだ深刻でもなさそうなので、まあ、母、俊子が何とか手伝ってくれるでしょう。
自分のことは自分でできる年でもあることですし。

さて、ひのでプロがとうとう倒産してしまいました。
今まで通り細々とやっていれば、もう少し続けれらたでしょう。遼という原石に出会ってしまったことで、背伸びしすぎてしまったわけですな。
うわさを聞きつけて、事務所を片付けていている並木を、中里麗子が訪れます。
かつて、並木は中里のマネージャーだったようです。マネージャー以上の感情があったようにも匂わせていました。

と、いうことで、次回からは第2部になります。
3部構成らしいので、2部の終わりで一子独立、3部からは再びひのでプロの面々が結集し、それぞれ成功を収めていく、という流れになりそうな気がしますが、どうなんでしょうか。

特撮の仕事は丸々カットされるような気がする・・・そうね、そういうドラマじゃないですからね。

2部以降も感想を書くかどうかは、考慮中です。

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2015年6月 4日 (木)

天皇の料理番 第6話

公式サイト

篤蔵 (佐藤健) は お梅 (高岡早紀) と大変な事になりながら、パリをぼんやりと夢見て、地道に励んでいた。
そんな中、篤蔵が考えた新メニューが評判を呼び、バンザイ軒には長蛇の列ができるようになっていった。その噂は華族会館の 宇佐美 (小林薫) のもとへも届き、なんと篤蔵は宇佐美にも振舞うことになる…
一方、命の炎が消えかけている兄・周太郎 (鈴木亮平) は、自分の最後の夢を篤蔵に託す為ある決意をする。
そして 俊子 (黒木華) も運命の決断に迫られていた。俊子が選んだ篤蔵のいない未来とは…(公式サイトより)

概要だけでいいか、と思ったのですが、今回は・・・今回だけじゃないのですけれども、今回は特に、篤蔵にかけられる言葉のほとんどがドラマの骨格になっていた気がしましたので、篤蔵中心に書き留めてみました。
一言一言が重かったです。
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魔性の女性、おかみさんにすっかりやられちゃった篤蔵。

「あかん、これはあかん」と言いつつ、お正月はすっかり楽しんじゃってます。のめり込むタイプですからねえ(^^;;

みなさま、もはやお腹立ちの方もいらっしゃることと思いますが、この破廉恥を絵に描いたような男は、申し訳ありませんが・・・(俊子のナレーション)
そこへ郭から親父さんが帰ってきて、大あわて。
何とかごまかすおかみさん。

篤蔵は、吉原でいつものように茅野をデッサンしている新太郎に愚痴をこぼします。

「わしは一体何をしてるのかと。
帝国一のコックになると誓って出てきたのに、華族会館は追われるし、嫁には離縁されるし、実家には勘当されるし。
挙げ句の果てに町の食堂で間男になって。
わし、いったい、何してるのかと。」


ここまでは面白半分、ニコニコ聞いていた新太郎。

「わし、もうパリにでも行くしかないですよっ。」
なんでパリなのかと茅野に問われて。

「こうなったら心機一転、パリにでも行って出直すしかないでいやないですか。
こんぐらやらんと格好つかんやないですか。」

「この、すっとこどっこい!
パリにでも?パリにでもだと?でもってなんなんだい。パリにでもって行くとこなのかい、パリはよ!」
猛然と怒りだす新太郎。そらそうです。今だってそうだもの〜。

「おまえさん、パり、なめるのもいい加減に・・・」

「うるさいっ」

茅野に一喝されて、しゅんとなる新太郎(笑
茅野は篤蔵に向き直ります。

「いいかい、人間はどこにいるかじゃないと思うんだよ。何をやるかなんだよ。」
「そうだそうだ」小声で新太郎。
「うるさい。
どこにいても出来る奴はできるし、できない奴はできない。
ペテ公、まずは今んとこで地道に励んでいい結果を出すのが、真っ当だと思わないかい。」


「地道かぁ・・・」

まだまだですなぁ。

その男にもようやく、小さな光が差し始めたのでございました。

俊子のナレーション、これで最後になるのかなぁ、どうなんでしょう(_ _)

とりあえず気を取り直してバンザイ軒の料理に取り組む篤蔵。しかし技術もない、金もない自分に何が作れるか・・・悩むうちに、宇佐美の料理を思い出します。
「なめらかっちゃ!」
夜中に飛び出しし、翌朝、肉の切れ端を、倉庫の掃除をすることでただでもらってきた篤蔵を、暖かく迎える親父さん。

親父さんは、全てお見通しでした。おかみさんが小僧に手を出すのは毎度のことのようで、それは自分のせいでもある、と達観しております。
旦那さんがそばにいれば、おかみさんの浮気の虫も納まるみたいですな。
蛾次郎さんのほわっとした暖かさ、捉えどころのなさがはまっていました。

さて、篤蔵が華族会館の経験をもとに、ほぼ手探りで作ったカレーは評判を呼びます。
擦り込んだ野菜と形がなくなるまで煮込んだ肉の、すなわち具の形がまったくない、名付けて「フランスカレー」。
こっそり食べた新太郎は、華族会館の厨房で、ペテ公が作ったカレーのうまさを吹聴します。
荒木がいなくなったためか、篤蔵のことはタブーでもなんでもないみたいです。良かったです。
奥田が宇佐美に、食べに行ってみますか、と声をかけますが、並ぶのは嫌いだ、とすげなく断りました。

ところがしばらく立つと、お店は暇になってしまいます。
客が、前みたいに具がゴロゴロ入ってるのが食べたいと話しているのを聞いた、とおかみさん。
篤蔵のカレーは上品すぎる。食べ盛りの学生や、働き盛りの勤め人にはもっともたれるぐらいじゃ物足りないのだと。
承服できかねる篤蔵に。

「見た目でわからなきゃ、意味がないってんだよ。
一生懸命やってるだろうさ。手間はかかっているだろうさ、そりゃわかってるよ。

けどさ、客に喜ばれない手間に意味はないんだよ。
客商売なんだから!」

客に喜ばれなきゃ意味がない。全くもって正論です。

「わかりました。
では親父さんの元通りの手抜き極まりないぐずぐずのカレーに戻します。」

すねちゃった(^^;;


「可哀想に。」

篤蔵の憎まれ口にも腹を立てない親父さん、良い人です。
しかしすっかりやる気をなくした篤蔵は、明くる日から、親父さんのよりもっとぐずぐずのカレーを作ってしまうのです。
また悪い癖が出てきました・・・

「わし、昔は華族会館ゆうところにおったんよ。
出す料理も美味しくって美しくって。客も味のわかる客でのう。」

猫にエサをやりながら独り言で愚痴りだす篤蔵。

「お前らは腹がふくれりゃそれでいいもんの・・・ああ〜、パリでも生きたいのう・・・」
やっぱり茅野の叱咤はスルーなのね。
篤蔵にとって、パリは、今や最後の逃げ場所。でも福井から東京へ行くようなわけは行かないので、ぼんやり現実逃避を夢見ているって感じですな。
浮かない顔でバンザイ軒に戻ってきた篤蔵が店の前で見かけたのは、宇佐美が店に入っていく姿でした。
吃驚仰天、慌てふためいてじたばたするも、わざとぐずぐずに作ったカレーが通じるわけがありません。
一口食べただけで去っていこうとする宇佐美を、思わず追いかける篤蔵。

「これには、理由がありまして。」

言い訳をはじめます。

「それで、あんな普通のカレーを出してるんです。」

「普通のカレー?」

「この辺の客は舌が肥えてませんから、味がわからんのです。」

「あれは普通のカレーじゃない。
あのカレーは腐ってる。
カレーが腐っているのは、お前の性根が腐っているからだ。」

「やるだけのことはやりました!」

華族会館みたいにはできんけど、華族会館に出すようなええもんを作ろうと・・・

「精一杯の真心を込めました。でも、その真心は通じませんでした!どんなに手を尽くしたかて猫には味はわからんでしょう!」

あら、猫にも失礼です。

「俺は客だ!
客に言い訳する料理人がどこにいる。

客を馬鹿にする料理人は大馬鹿もんだ。
なおかつ、馬鹿にした客に、馬鹿にした料理を喰わせる料理人には、もう、言葉もない。

そんな奴は辞めてしまった方がいい。その方が、お前も客も幸せだ。」

言い返したいけれども、全て真っ当なので言い返せない篤蔵。

さすがに宇佐美の言葉は響いたようです。
悔しさ、不甲斐なさに思い詰める篤蔵に「俺はあのフランスカレー、うめぇと思ったぜ」と声をかけてくれる親父さん。
その言葉にふっと肩の力を抜いた篤蔵は尋ねます。

「あの、聞きたいことがあるんですけど。
おやっさんは、なんであんなに女の人を喜ばすことができるんですか。」


あんなにって、何をどこで見たんだ、篤蔵(笑

「秘訣はなんなんですか。」

「よくわからねえけど、相手を見ることじゃねえかな。

女っていうのはな、ひとりひとり、ツボが違うんだよ。当たり前だよな、別の人間だから。
そこを見極めるのが大切なんだ。

多分、そうなんだぜ。」

多分、っていうのが良いです。

「ひとりひとりですか・・・」

親父さんのほわほわっとしたアドバイスに頑な気持ちをほぐざれた篤蔵は、明くる日から、お客さんひとりひとりを観察、工夫を凝らし始めます。
「何かしらできることってあるもんですね。」
体使う人には、塩分多めに。ステーキの好きな、歯の悪いご老人には、ひき肉ステーキを考案。
「それでこそ、華族会館だよ。」思わず口をそろえる親父さんとおかみさん。

自分の工夫でお客さんの喜ぶ姿を見た篤蔵は、料理に邁進します。
そんなある日。母、ふきがはるばる訪ねてきました。
ふきは、俊子が年の離れた呉服屋の後妻になることが決まったことを伝えます。
「子供が産める、若い嫁が欲しいって話でぇ。」
向こうも断ると思っていたのが、うちでお役に立てるならと、嫁に行くことを決めた。
「俊子さんらしい話やろ。」
「今度はいい旦那やといいですね。」
「ほれからね。」

預金通帳を渡すふき。額は二百円・・・
周太郎が父、周蔵に掛け合って、自分が相続するはずの土地の一部を売って作ったお金です。
なぜ、そんな、と驚く篤蔵にふきは周太郎からの手紙を渡しました。

「篤蔵、元気にやっているか。

俺は相変わらず養生の日々だ。良くなればまた、復学する心づもりだったが、どうやらそれは怪しくなってきたようだ。

当分、生きられるかもしれないが、東京に戻ることはできないだろう。
きっとここで、体を労りながら一生を終えるのだと思う。

俺はこの不条理を、幾千幾万という人がいる中で自分が病いに罹ってしまった不条理を、未だに飲み込めていない。
取り立てて悪いことをしたわけではない、ごく普通に生きてきた自分がなぜ、病いに襲われねばならなかったのか。運命を呪っている。

俺は存外に生臭い男だ。このままでは、世を呪い続けてあの世に行くことになろう。
けれど、それは、あまりにも不幸で、情けない。

だから、お前の夢を一緒に追いかけさせて欲しいと思った。
篤蔵、この世に生まれ、職もなさず、家もなさず、何ごともなしえることなく終わっていくであろう俺に、誇りを与えて欲しい。
俺の弟は、帝国一のシェフになったと。
それは、俺のおかげでもあると、胸をはらせて欲しい。 

その金は、俺の生々しい欲望だ。
かろうじてまだ生きている、その証しだ。

篤蔵、パリへ行け。
俺の命を抱いて、飛んでくれ。」

周太郎だけじゃない、蔵三郎も頭をさげた。父さんもこういう形であんたを許したいと思っている。俊子さんもあんたのことを思って身を引いたのかもしれんし。

「あんたは幸せな子やね。幸せな分だけ、余計励まんといかんね。」

泣き咽びながら手紙を握りしめる篤蔵。

兄、家族、そして俊子の思いを背負っていることを、今度こそ自覚した篤蔵は、二百円に浮かれることなく、パリ行きのことを桐塚に相談します。
今の小僧に毛が生えたような腕前で行ったところで、どれだけ実りがあるか。
けど、周太郎のことを思うと、一日でも早く行った方が良いかもしれない・・・
一銭も無駄にしたくなくって迷う篤蔵。


「残酷なことを言いますが、今すぐ行った所で、君が帝国一のシェフになるまで彼が生きている可能性は、極めて低いですよ。
本人もわかっていると思います。そこは、気持ちでいいんだと思いますよ。」

残酷であろうとも、事実ははっきり伝えねばならないという、学者としての姿勢と誠意が感じられました。
良い人たちに恵まれてます、篤蔵。


そして、パリへ行くまでの修業先を宇佐美に相談するよう、薦められます。
はい、と言ったものの、宇佐美に会わす顔がない篤蔵は、英国大使館の五百木に会って、ここで修行させて欲しい、と頭を下げて頼みます。
五百木は、大使館には入れてくれなかったものの、ほとぼりも醒めただろう、と一流店、築地の精養軒を紹介してくれました。
小僧扱いではないようです。目的を定めた篤蔵、バリバリ働きだします。

三年が経って・・・三年、我慢したんですね。

バンザイ軒では、ついにパリへ行くことになった篤蔵の壮行会が、桐塚、五百木、新太郎が参加して開かれていました。
そこへ宇佐美が訪ねてきます。
宇佐美を見た途端に跳ね上がって壁を向いた新太郎(笑
宇佐美は皆に一礼したあと、カレーを注文します。
篤蔵が出したのは、フランスカレーではなく、具の見えるカレー。
宇佐美が食べるのをガン見する篤蔵(笑

「これは、お前が作ったのか。」

「はい、あの、どうでしょうか。」

「普通のカレーだ。

普通のカレーが、飛び切りうまい。
ごちそうさまでした。」 

全部平らげたあと、お代だ、と自分の牛刀を渡します。

「そいつにも、パリを見せてやってくれ。
一緒に、日本人の真心を見せつけてこい。」

「ありがとうございました。ありがとうございました。」

周太郎の元に、篤蔵からフランス語で「わしは帝国一のシェフになる」と書かれた手紙が届きます。

「励めよ。」

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五百木が自分の厨房に篤蔵を入れなかったのは、空きがなかったのでしょうか、それとも、宇佐美への仁義を通すためだったのでしょうか。ともかく骨を折ってれたのは何よりです。

壮行会で、宇佐美がカレーを食べるのをガン見している篤蔵の後ろの、桐塚の心配そうな表情が、結果はわかっているにもかかわらず、緊張感を高めていました。
皆を映すのではなく、桐塚だけ、というのもすっきりしていた感じです。
武田さん、本当に心配そうで、大河を思い出しまいました。以蔵・・・(思い出し涙;;

覚悟を決めた俊子さん、本当に再婚しちゃったのね(涙

俊子がやっと笑うようになったのを愛おしそうに見ていた金之介。
でも、あの時代の女性の幸せはまずは結婚。
出戻った、というか婿に逃げられた、謂わば傷ものの俊子にしてやれるのは、条件の良い嫁ぎ先を見つけることくらいだった。
俊子も、実家は大きな商家だから、独り身で通すこともできたでしょうけれども、それだと篤蔵の重荷になることを懸念したのでしょうねえ。妹が婿をとった時に邪魔になりたくない、とも思ったかのかもしれません。女三界に家なし。
そんな俊子の想いは汲み取れないものの、俊子の願った通り、再婚は篤蔵にふんぎりをつけさせたのでした。

いつもヘラヘラしている新太郎が、篤蔵の「パリにでも」にぶちキレ、パリ行きが決まったと聞いて、情けなさげに羨ましそうでした。
それでも、羨ましいという気持ちを押し止めて、篤蔵の旅立ちをバンサイで祝ってくれました。
新太郎の今後が気になります。

辰吉は、篤蔵のことが気になるあまり、店にも行けません。
「あいつはいつまでたっても、羨ましすぎます。」
宇佐美はそんな辰吉の背中を優しくポン、と叩きました。
コツコツやっている辰吉が報われますように。

篤蔵が夢に向かって一歩前進した回でした。
一歩前進、というのはパリへ行くことではなく、心持ちのことです。
宇佐美の叱責、そして最終的に後押しをしたのは、周太郎が、文字通り血を吐くような思いでしたためた手紙と、二百円でした。

手紙を書いてから三年、周太郎は生きながらえていました。
でも、何もなすこともできず、ただ体を労わるだけの毎日。
周太郎のように志を持っていた人には辛い日々でしょう。
篤蔵の手紙を空にかざして眺めるシーンが儚くって、思わず涙。

と、いうことで、いよいよ次回からパリ篇。
篤蔵、またなんかやらかしそう(^^;;
楽しみです。

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2015年6月 3日 (水)

嵐が丘(2015年5月東京 舞台)簡単感想

原作:エミリー・ブロンテ「嵐が丘」
脚本・演出:G2/美術:伊藤雅子/照明:高見和義/音楽:和田俊輔/衣裳:前田文子
出演:堀北真希、山本耕史、高橋和也、伊礼彼方、矢崎広、小林勝也、ソニン、戸田恵子、陰山泰、小林大介、近野成美、横山敬、篠原正志、林田一高、小谷早弥花、鹿野真央、新嘉喜由芽、市ノ澤直希、大西由馬、柄沢怜奈、坂本達哉、柴入拓矢、松本海弥、吉田湊

エミリー・ブロンテがその30年という短い生涯で唯一執筆した小説「嵐が丘」―
19世紀、イングランド北部ヨークシャーの荒野に建つ「嵐が丘」という名の屋敷を舞台に、キャサリンと孤児ヒースクリフの激烈な愛、そして不滅の愛を描き出した壮大な愛の物語 ―
〝世界の十大小説〟のひとつと謳われるなど全世界で読み継がれ、刊行から150年以上の時空を超えていまなお輝き続ける永遠の名作。(公式サイトより)

@日生劇場

原作は、中学生の時に読みました。

閉ざされた空間で紡がれたエミリー・ブロンテの世界が、自分だけの世界に閉じこもりがちだったその頃の気持ちと共鳴して、夢中になって読みふけった思い出があります。
高校にあがってからは一度も読み返していないので、粗筋しか覚えていませんけれども、ヒースクリフの出自についての推察のいくつかは覚えています。
アーンショー氏の隠し子だったのではないか、もしくは誰か貴い人の私生児を貰い受けたか。そうでないと、あの時代、氏素性のはっきりわからぬ子供を、自分たちの階級に引き入れてまで可愛がる理由がつかない・・・などなど。

映画はTVでローレンス・オリビエ版を見ています。映画の方が本より先だったかもしれません。
しかしこちらも、オリビエの格好良さとマール・オベロンの繊細な面立ちしか覚えていません。

という、いつもの通りざっくりした予備知識で観に行きました(汗
この狭くて長いゴチック風なストーリーを、舞台でどう見せてくれるのか。
映像ならばロケなどを含め、技法を駆使して空間と時間に奥行きを持たすことができるだろうけれども、と多少題材に不安を持ちながら、千秋楽のマチネとソワレを鑑賞。

以下、短く感想をメモっておきます。
なお、あくまで山本さんウォッチャーとして観ておりますことを、何卒ご了承くださいませm(_ _)m
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小説を読んだ時には、ヒースの荒野の描写と相まって、もっとロマンチックな話だったような気がしたのですけれども、実はサイコパスなストーリーだったことに気がつかされました。
中学生の時はゴシックな雰囲気に酔っていただけなのでしょう。

登場人物中、唯一普通なエドガーは、それが故に、悲劇の人です。
キャサリンとヒースクリフは言うまでも無く、義兄はアル中、妹すらキャサリンには及ばずともかなりヒステリックだし、召使も曲者ぞろいだし。
まあ、キャサリンに惚れちゃったのが運の尽きだったわけですが。

一見常識人で親切に見えるネリーが、ただでさえ不安定なキャサリンとヒースクリフの感情、関係に油を注ぎまくっており、結局は引導を渡すことになるのが、シェークスピア的でした。

初舞台の掘北さん、滑舌がはっきりしていて聞き取りやすかったです。
初舞台でこの役は大変だったろうなあ。感情移入できるポイントが極めて少ない、エキセントリックなキャラでしたから。
堀北さんのコメディエンヌっぷりを生かした舞台を期待しております。

女性たちがひたすら叫んでいる、という印象が強い中で、ほとんど出ずっぱりの戸田さんの黒幕っぷりはさすがでした。

最後の最後、ヒースクリフが思いのたけを激白するシーンが、この舞台のクライマックスでした。
暗い情念の中に少年の心をそのまま凍結させてしまった哀切さがほとばしっていました。
そこまでの、本心を押し隠した受身の演技が徹底していたからこそ、クライマックスになりえたシーンだったと思います。
ですので、ビジュアルともども満足いたしまた。

カテコの時、お疲れ様っと思わず言いそうになってしまいました。
スタッフ、キャストのみなさん、ありがとうございました。

次は歌が聞きたいなぁ。

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2015年6月 2日 (火)

仮面ライダードライブ #32「進化の果てに待つものはなにか」

公式サイト

001=フリーズロイミュードへの対応を巡って激しく対立する進ノ介(竹内涼真)とベルトさん(声・クリス・ペプラー)。その一方で、12年前から20人もの人間が失踪していたことがわかる。001の仕業か!?
12年前の父親の殉職と001は関係があると確信した進ノ介は、りんな(吉井怜)に頼み、001の記憶を操作する針を自分から取り出してもらうことに。進ノ介が激痛に持ちこたえたことで、人々の記憶を元通りにする解毒剤の開発に成功する。(公式サイトより)

なんと!迫田がロイミュードを言い間違えるのは「ネタじゃなかったんだ」 (by 究ちゃん)

12年前の001の仕業が影響していたとは。
しかも、それが故に迫田がお手頃な(汗)臨床実験の対象になるという、手際の良さには驚きました。

進ノ介が001の氷の針を打ち込まれたことが、その針を取り出して分析、解毒剤を作る、という化学的展開になるのも予想していませんでした。だってライダーだもの(汗
その一方で、手術台の上で苦悶するライダー、という伝統も踏まえております。

誘拐エピの方も抜かりがありません。
徹を説得するのにドラ焼きを使ったり、凍っていた親父さんが覚醒して、徹の、001への怒りの言葉を聞いていた、という流れも良かったです。

ロイミュード及び001の方は、相変わらず謎は多いのですけれども、こういう謎がないとライダーじゃないですからね。

超進化態になるために、進ノ介の父から味わった屈辱を欲して、記憶操作できない特異体質の人間を集団検診で調べて集めるも、進ノ介の父のように立ち向かうものはいなかった。
自分に屈辱を与えないものなど、何の価値もないちっぽけな存在だと言い放つ001。
集められた人々は冷凍保存されていたのですね。殺さなかったのが不思議なくらいです。何かに利用できそうなアイテムとしてストックしていたのでしょうか。
12年・・・かなりのブランクです。無事に社会復帰できますように。

と、ちょっと先走りすぎました。まずは冒頭から。

トラウマを克服できないベルトさんと、事件を解明しようとする進ノ介の対立は続いています。
でも、今日は本願寺がいてくれました。
二人を引き離し、ベルトさんを屋上に連れ出した本願寺。
ここからの景色を見ているとファイトが沸く、あそこに生きている人たちを守らねば、と。
さすが、本願寺です。

一方、001に見放された仁良。いきなり特状課に擦り寄ってきます。
ほんと変わり身が早い(笑
すごく嫌味な人なのに、何か憎めないです。究ちゃんと一緒になってPCを見ている画は和みました。
いい条件を出されたらコロッと寝返りそうではありますが、最後までレギュラーでいて欲しいです。

こうして仁良の協力で、001の基地らしき建物を突き止めた進ノ介たち。本願寺、いや仁良の出動号令で、ゴー。

後に残ったベルトさんを説得したのは、なにげに特状課にいるのがじわっと可笑しい、チェイス。
「人間を守るのが、仮面ライダーの使命。かつてベルトさんに教わった言葉だ。」
記憶を取り戻したチェイスは、まさしく仮面ライダーです。
チェイスには、ちょっとオトボケなテイストを出すようになってから、ぐんと愛着がわいてきました。上手いキャラ作りです。

この言葉で、ついにトラウマを振り切ったベルトさん。チェイスとともに現場に駆けつけるのでした。

そしてラスト。
ドライブの攻撃に倒れる001。
しかし、これこそが、001の欲して止まなかった屈辱だったのです。
ついに最大級の屈辱を得た001は超進化態に。

そして進ノ介が殉職・・・?

死ぬことはないでしょう。
問題は、どうやって生き返るか、生き返ったあと、進ノ介の人格に変化があるかどうか、です。心配です。

ハートにとっての超進化態になるための感情は、戦いの中でのみ感じる喜び。
チェイスでは得られない。ということは、進ノ介しかいないわけです。どう絡んでくるのでしょうか。

解毒剤を早く剛にかけてあげて、と思いつつ見ていましたが、どうも捻りがあるようです。
そして新しいライダーが登場。フォルムからいって、女性であることは確かでしょう。

あと気になるのは、特状課に情報を流しているミスターXなる人物です。誰なのでしょうか。

ここ最近、ドラマとしての完成度が大幅アップしてます。
特に特状課が、役割がはっきりしているのと、各キャストの存在感もあって、良い感じ。
もし最終的にお話が畳みきらなくっても、自分の中では忘れられないシリーズになりそうです。

次回も楽しみです。

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2015年6月 1日 (月)

手裏剣戦隊ニンニンジャー 第14話「助けてサギにご用心」

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再び、天晴を狙うキンジの攻撃が激しくなった。本気のぶつかり合いの中、当人たちは気づかぬうちに互いに力をつけていた。しかし、家の中を散らかす天晴に、風花の怒りが爆発。そんな中、天晴に風花から「助けて!」という電話が。妖怪ヤマビコに変化手裏剣を取られてしまったというのだが…!?(YAH0O!テレビより)

アスターさんが時と場所を選ばずにアカさんと決闘を挑むため、家の中はぐっちゃぐちゃに。
モモさんたちは全く気にしませんが、シロさんは大激怒。そら、自分の家ですもんね。
アカさんとスターさん、戦っているというよりじゃれ合っているいるように見えます。
時々襖の回転のタイミングがずれるのが可笑しかったです。

さて、妖怪出現の報に駆けつけるニンニンたちとスターさん。
しかしジュッカラゲ以外に妖怪は見当たらず。手分けして創作することにするニンニンたち。

シロさんと組んだスターさんは、自分のために兄妹仲が悪くなってしまういことを心配している、とあやまりました。
兄を早くに亡くしたスターさんには、兄妹で喧嘩することが理解できないのでした。

一方、アカさんは、物まね名人のヤマビコに、ころりと騙されてしまいます。
疑いながらも、変化手裏剣を渡す他のメンバー。リーダーの言うことは絶対なのね。
おかげで生身のアクションがたっぷり見れました。

アカさんをうまく騙したヤマビコ、今度はシロさんをアカさんの声で「妖怪を間違って人を怪我させてしまった」とおびき寄せようとします。
如何にもアカさんがやっちまいそうなことですので、シロさんも信じちゃいます。
ここまではばっちりだったのですが、怪我した人にあやまりたいから電話口に出して欲しい、というシロさんの要求はヤマビコには想定外。あわてております(笑
ヤマビコが聞いたことのない声は出せない、というのは、理にかなった(?)設定で、納得~。
取りあえずあやまらねば、とアカさんのもとにスターさんと駆けつけるシロさん。
ほんと、こういうところは似た者兄妹です。

駆けつけたシロさん、生身のままヤマビコを戦っているメンバーたちを見て、状況を理解。
落とし穴の術でヤマビコに対抗しますが、自分が墜ちちゃった・・・と見せかけてぇの、土からのポンの術(笑
お見事、ヤマビコから変化手裏剣を取り返しました。

やっと変身するも、ヤマビコの物まね戦術とヤッホー攻撃に苦戦するメンバーたち。
しかしシロさんだけは「風花、助けてくれ」というアカさんの声に騙されません。アカさんがそんなこと言うはずない。そらそうだ。
こうしてスターさんとも力を合わせ、ヤマビコを倒しましたのでした。

シロさんメインの回で、大活躍。と同時に兄妹の絆も描いていました。
ニンニン一族を見て家族のあり方を感じ取っている、スターさん。特殊な一族ですけれどもね。忍者、ということを除いても(笑
ワンクールを過ぎて、6人のキャラの違いが明確になったきたというか、明確にする話が多くなって、楽しいです。

晦は九衛門を言いようにあしらっておりました。
さて、何を企んでいるのでしょうか。

今回もキレキレなテンポで面白かったです。

次回・・・そういう方向でもパロるのね(笑

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