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2015年6月10日 (水)

天皇の料理番 第7話

公式サイト

パリの地に立った 篤蔵 (佐藤健) は 桐塚 (武田鉄矢) の紹介状を手に、大使館の 粟野 (郷ひろみ) のもとを訪れる。篤蔵に働き口として紹介されたのは、オテル・マジェスティックという一流ホテルの厨房だった。
そこで篤蔵を待っていたのは、コックの世界以上に厳しい 「人種」 という壁であった。そして篤蔵は大切なモノを失うことになる
。激しい怒りの中、篤蔵のとった行動は…
そんな中、篤蔵の前に意外な人物が姿を現す。その人物とは…
一方、日本では 俊子 (黒木華) が新たな生活を始めていた。そして兄・周太郎 (鈴木亮平) は…(公式サイトより)

原作未読です。

ナレーションは変わらず俊子さん。天皇の料理番まで「あともうちょっと」に変わりました。

料理も芸術だ!
粟野に、絵でも文学でもなく、料理の修行のためにフランスに来たことを褒められても、なんだかピンとこない篤蔵。
百の褒め言葉より、まず就職先なのです。しかし、就職先は見つからない、と言われて、がっくり。
小僧ならいくらでも働き口はあるのだが、と言われて「小僧なら日本でもやってました!」と食いついてしまうのでした。
小僧だぞ?と何度も念を押す粟野・・・

案の定、職場では、握手も拒否され、黄色い猿、とさんざん馬鹿にされる篤蔵。
言葉攻撃は、あまりフランス語がわからないことが幸いして、とても嫌な感じ、くらいのダメージで済んでいたのですけれども、食

材を違う場所に取りにいかしたりするのは、陰湿。
荒木だってここまではしなかったですよ。第一荒木はちゃんと仕事をしてましたもの。

髭面の大男は仕事が雑い!(怒


この髭男、その後も何かと篤蔵を苛めます。
特に食事のシーンは酷かったです。
手で掴んで更に盛り、「日本人は座って食べるんだろ」と床に置く。

よく我慢しました。前ならキレてたでしょう。
今はもう、皆の思いを背負っていることを自覚している篤蔵。
辰吉や新太郎のように止めてくれる人もいませんしね。

髭男は料理人になるのを諦めてしまっていて、惰性で小遣い銭稼ぎをしてたんだろう、と勝手に推測。
だからこそ、おなじ小僧で、しかも東洋人の篤蔵が頑張るのが気に触るのだろうか、と。
やる気のある新入りを見ると、人種問わず、誰かれかまわず苛めそうな気がしました。

怒りを胸に秘めてジャガイモをむき始める篤蔵。
その手つきにシェフが目をとめ、さまざまなジャガイモの切り方を指示します。

そんなのは、篤蔵にとっちゃお茶の子さいさいだいっと思わず応援。
ジャガイモの切り方を巡って荒木と揉めたエピが効いていました。
腕を認められた篤蔵はたった一日でレギュムに昇格します。

その後も、言葉は良く分からなくても、経験を生かして、料理にあった素材の下ごしらえを順調にこなす篤蔵。

「言葉は不自由でも、料理の基本はそうそう変わるわけでなく、煮る、焼く、炒める、大きく言うとそれだけなのです。
困るのはむしろ味です。

同じ名の食材でも、日本のものとはかなり匂いや味、食感も違い、同じ料理でも、味や香りを強く仕上げます。
味覚が違うことが目下、最大の課題です。」

篤蔵からの手紙を眩しそうに読む周太郎。
篤蔵が、新しい環境から以前のように逃げ出すことなく、一生懸命働いている、その生き生きとした姿を目に浮かべているでしょう・・・

そんな近況報告を書きつつ、ひとり部屋で呟く篤蔵。
「日本語が喋りたい・・・」
わかります、その気持ち(_ _)
当時の日本人留学生は大変だっただろうなあ、としみじみ。

お金もなく、仕事はつらく、話し相手もいない、そんな孤独な篤蔵が出会ったのは。

「そんな中意外な人物が姿を現す」って誰だろう、と思っていたら、なんと新太郎!

あっちゃあ、茅野さんが工面してくれたのね。
今まで断ってきた金持ちの爺さんからの妾話を受け入れて、見受け金を渡航留学費として新太郎に渡したのです。
篤蔵がパリに行くことに、しょんぼりしてたシーンを思い出しました。

つき合うことも、別れることもなかったでも、ずっと一緒にいた。
親兄弟でもなく、イロでもない俺のために。
おいら、画家になるぜ、いっぱしの画家になって、あいつの家にいっぱい飾ってやるからな!

茅野さんには申し訳ないですけれども、篤蔵のためには、新太郎が着てくれて、ほっとしました。

さらに新しい出会いがありました。
負けたらお金を払わなきゃならないルールの、ザリガニ大食い競争で競ったフランソワーズです。
思いっきり頬張ってました(笑

勝ったのは篤蔵。でも、お腹下しちゃったら意味ないやん(^^;;

お金がないからと、フランソワーズからママの形見のペンダントをカタに借金を申し込まれた篤蔵、自分もお金がない、と断るも、絶対に返すから、と押し切られて貸してしまいます。
絶対戻ってこないだろうな、と独り言つ篤蔵。

職場では、肉を任せられるまでになります。
が、給料は小僧のまま。
このままでは生活していけん、と粟野に訴えると、フランスではユニオンに加入していない料理人は入った時より給料が上がることはない、と言われてしまいます。

ユニオンというかギルドみたいなものですな、専門職の特権を守るための。
なので、小僧で入った篤蔵は、どんなに料理をこなしても、給料は小僧のまま。
さらに。
フランス人以外の料理人がユニオンに入ったことはない、まして日本人には無理、と。

なるほど。篤蔵がシェフとして入れる店がなかったのに納得。

そういうことは最初に言ってよ、と思いはしましたけれども、言ったところで状況は変わらない。日本人がフランスでコックになるには、小僧になるしかないのです。
もう、パリまで来てしまっているのですからね。

篤蔵ならば小僧のままでも、グレードの高い料理を作らせてもらえるだろうから、日本でいっぱしのシェフになれるくらいの修行はできるでしょうけれども・・・
そんな封鎖的な世界で精神が持つか、そして生活が続くかどうか。職業柄、食べることには困らないのが、せめてもの救いです。

そんな時、新太郎が下宿に転がり込んできました。ナイス!(^^)v
そしてフランソワーズがお金を返しに訪れました。
何にもない中、二人にゆでたジャガイモを振る舞う篤蔵。
バターに醤油。

これがマリアージュ(結婚)なのね。なるほど。

それ以降、厨房の残り物を持ち帰った篤蔵は、歌手になるのが夢のフランソワーズと新太郎とともにテーブルを囲むようになります。
一緒に食事ができる友だちができて良かったね、篤蔵。
そしてフランソワーズから、フランス人がワインを飲むのは、フランスでは水より安いから、と教えられ、フランス料理の味の基本に開眼。それまで以上にメキメキと腕を上げていき、シェフの信頼を勝ち取っていくのです。

小僧のままでも仕事は順調な篤蔵は、ある日、新太郎に連れられて、フランソワーズの初舞台を見に行きます。
舞台がハネて、楽屋見舞いに行った二人は、フランソワーズが男性とキスをしているところを目撃。
新太郎曰く、パトロンなんだろう、と。芸術にはパトロンが必要・・・って。

フランソワーズに淡い気持ちを抱いていた篤蔵、ショック。

「フランソワーズもフランス人なんやって、改めて思っただけです。」

フランス映画というか、欧米映画を見ると、どんなに繊細なストーリーでも、この人らやっぱり肉食だわ、と感じることがあるので、この篤蔵の言葉、わかるような気がします。

そしてさらに厨房でもショックな出来事が。
あの髭男が宇佐美から預かった包丁を折ってしまうのです。

料理人の魂を、宇佐美の気持ちを、なんてことを。(大怒

さすがに抗議する篤蔵。
しかし、証拠があるのか、といなされてしまいます。

頭を何度もぽんぽんと・・・腹立たしい!

大男の設定が効いていました。

「そいつにも、パリを見せてやってくれ。」篤蔵の心の奥深く刻まれた宇佐美の餞別の言葉・・・

ついにキレた篤蔵。
髭男に飛び掛り、喉元に折られた包丁を突きつけました。

「わしがどうしてこんなに包丁さばきがうまいか、教えてやろうか。
日本人はむかしっから刀で斬り合う伝統があるからや。
子供んこっから長い刀振り回して覚えるんや、こうして首をぶった斬る方法をな。
なんならここで試したろけ。」

本当に斬れるわけがなく、怒りを堪えて厨房を出て行く篤蔵。

「やってもた・・・」

出た途端に後悔。

粟野に新しい職場を探してもらうよう、頼むのですが、引き受けてくれるどころか、へたをすると国際問題にもなりかねない、傷害罪で訴えられるかもしれない、と脅されてしまいます。

もう、ずっとわしの誇りはズタズタに傷つけられている、何をされても黙っておけというのですか?何をされても黙っているから馬鹿にされるのではないのか、と篤蔵。

「ですが、暴力は得策ではありません。」

そこへ、シェフが訪れてきました。
本当に訴えられるのか・・・。
しかし、シェフは、篤蔵に辞めないで欲しい、と言ってくれたのです。

篤蔵の技術は素晴らしい。篤蔵の包丁はまるで生きているようだ。それは篤蔵の努力からくるものだ。
包丁の手入れは怠らないし、つきっきりで灰汁をとる。

「手を抜くことを知らない。私は素晴らしいと思っている。」

ベタ褒めです。
それは日本では真心というのです、と篤蔵。

「心がけのことです。」
「戻ってくれるか?」

シェフが握手を差し出します。厨房に入った時は拒否された握手。篤蔵は喜んで応えようとしまいしたが、その刹那、粟野が遮りました。

「どうやら秋山君を相当高く評価されているようですね。
では、彼を正式に昇格させ、それに見合った報酬を支払うことをお考えいただけないでしょうか?
彼はユニオンに加入していません。日本人が加入した前例もありません。
しかし、それでいいのでしょうか。
ここはパリです。
パリは自由の都、芸術の都!ですが、何より『革命の都』であるはずです!
ユニオンに革命を。パリジャンの名にかけて。」

見事、パリジャンのプライドをくすぐった粟野。シェフは篤蔵をユニオンに推薦する、もしくは加入できるよう力添えすることを快諾してくれました。

「粟野さん、外交官なんですね。」

喜びつつ感心する篤蔵。
料理だけでなく、こういう経験が糧となるのでしょうね。

ユニオン加入証明書を手にした篤蔵は、フランスの料理、つまり文化を教えてくれたフランソワーズにお礼を言いにお店に行きますが、首になった後でした。
首になった理由は、日本人の篤蔵を誹謗した店主の友人でもあるパトロンに反論したから。

フランソワーズの新しい勤め先を訪ね、ちょっと身構える彼女にユニオン加盟証明書を見せる篤蔵。

「あんたのおかげです。あんたが一緒にいてくれたから、フランスのこと色々わかって、言葉もましんなって。これ、取ることができました!
日本人で初めてです!」

大喜びしてくれるフランソワーズを抱きしめる篤蔵。

「あの・・・『パトロンは日本人ではあかんですか?』」

「パトロン」と恋人の意味の違いをちゃんと知っているのかい、篤蔵(^^;;

.

今回はパリロケを生かしつつの、画にも力がありました。

ザリガニ大食い競争に勝った後の、後ろに倒れる時の躊躇さなに、佐藤さんの運動神経の良さを改めて感じました。あと、髭男に飛び掛って、喉元に折れた包丁を突きつける一連の仕草など、さすが、お見事です。

言葉はよくわからなくても、単語は共通。とは言え、発音とイントネーションが違うと、全く聞き取れなかったりするんですよね(泣
篤蔵は、料理の手順と合わせて推察していくのですが、基本がしっかりしているから出来たこと。そのことをちゃんと画で見せてくれました。
フランス人たちの目の前で腕前を披露するシーンには、どうよ、この子、できる子でしょって、自分まで誇らしくなりました。アハハ(汗

そして、篤蔵が怒りを爆発させるまで。
今までの話を踏まえて丁寧に作ってあって、包丁もってキレるっというのは、料理人としてはあるまじきことなのですが、思わず、応援してしまいました。

でも、粟野の言う通り「暴力は得策じゃない」のです。
しかし、それも建前な部分があって。
きれいごとではすまない、駆け引きの錯綜する外交の世界。相手に対してどんな切り札を持つか、どうやって交渉の場に立たせるか。

粟野は、篤蔵自身が切り札を持たねば、パリでは料理人としてやっていけないこと、その力があるかどうか、試していました。
才能や覚悟のないものを引き上げることはできません。大使館という重い看板を背負っているわけですから。中にはダメダメな留学生もいたでしょうしね。

篤蔵が自ら道を開いたと知るや否や、機を逃さずに、交渉にかかりました。
郷さんの、掴みどころがなく、花のパリの大使らしい華やかさと若干の胡散臭さを漂う外交官が、はまっていました。

フランソワーズが所謂美人ではなくて、お茶目さんだったのに好感が持てました。
今回ラスト、ハグしないのも良かったです。
日本人・・・篤蔵がボディランゲージに慣れていないことをちゃんとわかっているんですよね、この人。
その国の言葉や習慣を学ぶには、恋人を作るのが一番早いそうですが、篤蔵にとってはまさしく理想的なパートナー。
でも、このまま結婚して家族を持つとは思えないので、フランソワーズにとっては辛いことになりそうです。

篤蔵の孤独を救った新太郎。ヘラヘラしているように見えて、実は繊細な人だから、後が心配です。

今回も、結果がわかっているのに、思わず手に汗を握りました。

周太郎と俊子さんのその後は次週描かれるので、置いておきます。
でも、公式あらすじを読むと・・・俊子さん、なぜそのようなことに?!

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