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2015年6月 3日 (水)

嵐が丘(2015年5月東京 舞台)簡単感想

原作:エミリー・ブロンテ「嵐が丘」
脚本・演出:G2/美術:伊藤雅子/照明:高見和義/音楽:和田俊輔/衣裳:前田文子
出演:堀北真希、山本耕史、高橋和也、伊礼彼方、矢崎広、小林勝也、ソニン、戸田恵子、陰山泰、小林大介、近野成美、横山敬、篠原正志、林田一高、小谷早弥花、鹿野真央、新嘉喜由芽、市ノ澤直希、大西由馬、柄沢怜奈、坂本達哉、柴入拓矢、松本海弥、吉田湊

エミリー・ブロンテがその30年という短い生涯で唯一執筆した小説「嵐が丘」―
19世紀、イングランド北部ヨークシャーの荒野に建つ「嵐が丘」という名の屋敷を舞台に、キャサリンと孤児ヒースクリフの激烈な愛、そして不滅の愛を描き出した壮大な愛の物語 ―
〝世界の十大小説〟のひとつと謳われるなど全世界で読み継がれ、刊行から150年以上の時空を超えていまなお輝き続ける永遠の名作。(公式サイトより)

@日生劇場

原作は、中学生の時に読みました。

閉ざされた空間で紡がれたエミリー・ブロンテの世界が、自分だけの世界に閉じこもりがちだったその頃の気持ちと共鳴して、夢中になって読みふけった思い出があります。
高校にあがってからは一度も読み返していないので、粗筋しか覚えていませんけれども、ヒースクリフの出自についての推察のいくつかは覚えています。
アーンショー氏の隠し子だったのではないか、もしくは誰か貴い人の私生児を貰い受けたか。そうでないと、あの時代、氏素性のはっきりわからぬ子供を、自分たちの階級に引き入れてまで可愛がる理由がつかない・・・などなど。

映画はTVでローレンス・オリビエ版を見ています。映画の方が本より先だったかもしれません。
しかしこちらも、オリビエの格好良さとマール・オベロンの繊細な面立ちしか覚えていません。

という、いつもの通りざっくりした予備知識で観に行きました(汗
この狭くて長いゴチック風なストーリーを、舞台でどう見せてくれるのか。
映像ならばロケなどを含め、技法を駆使して空間と時間に奥行きを持たすことができるだろうけれども、と多少題材に不安を持ちながら、千秋楽のマチネとソワレを鑑賞。

以下、短く感想をメモっておきます。
なお、あくまで山本さんウォッチャーとして観ておりますことを、何卒ご了承くださいませm(_ _)m
.

小説を読んだ時には、ヒースの荒野の描写と相まって、もっとロマンチックな話だったような気がしたのですけれども、実はサイコパスなストーリーだったことに気がつかされました。
中学生の時はゴシックな雰囲気に酔っていただけなのでしょう。

登場人物中、唯一普通なエドガーは、それが故に、悲劇の人です。
キャサリンとヒースクリフは言うまでも無く、義兄はアル中、妹すらキャサリンには及ばずともかなりヒステリックだし、召使も曲者ぞろいだし。
まあ、キャサリンに惚れちゃったのが運の尽きだったわけですが。

一見常識人で親切に見えるネリーが、ただでさえ不安定なキャサリンとヒースクリフの感情、関係に油を注ぎまくっており、結局は引導を渡すことになるのが、シェークスピア的でした。

初舞台の掘北さん、滑舌がはっきりしていて聞き取りやすかったです。
初舞台でこの役は大変だったろうなあ。感情移入できるポイントが極めて少ない、エキセントリックなキャラでしたから。
堀北さんのコメディエンヌっぷりを生かした舞台を期待しております。

女性たちがひたすら叫んでいる、という印象が強い中で、ほとんど出ずっぱりの戸田さんの黒幕っぷりはさすがでした。

最後の最後、ヒースクリフが思いのたけを激白するシーンが、この舞台のクライマックスでした。
暗い情念の中に少年の心をそのまま凍結させてしまった哀切さがほとばしっていました。
そこまでの、本心を押し隠した受身の演技が徹底していたからこそ、クライマックスになりえたシーンだったと思います。
ですので、ビジュアルともども満足いたしまた。

カテコの時、お疲れ様っと思わず言いそうになってしまいました。
スタッフ、キャストのみなさん、ありがとうございました。

次は歌が聞きたいなぁ。

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