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2015年4月25日 (土)

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密:映画

2014年 イギリス・アメリカ 115分 原題「The Imitation Game」

Photo

公式サイト

原作:アンドリュー・ホッジス「エニグマ アラン・チューリング伝」(勁草書房)
監督:モルテン・ティルドゥム/脚本:グレアム・ムーア/製作:ノラ・グロスマン、イド・オストロフスキー、テディ・シュワルツマン/製作総指揮:グレアム・ムーア/撮影:オスカル・ファウラ/美術:マリア・ジャーコビク/編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ/衣装:サミー・シェルドン・ディファー/音楽監修:リンジー・フェローズ/音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、マーク・ストロング、チャールズ・ダンス、アレン・リーチ、マシュー・ビアード、ロリー・キニア、ジェームズ・ノースコート 、トム・ゴールドマン=ヒル 、スティーブン・ウォディントン、アレックス・ロウザー、ジャック・バノン、タペンス・ミドルトン

第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>。 世界の運命は、解読不可能と言われた暗号解読に挑んだ、一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。 英国政府が50年間隠し続けた、一人の天才の真実の物語。時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは――?!(TOHOシネマズサイトより)

@TOHOシネマズ

原作未読です。

ロングランなのに、上映時間がずっと合わなかったのが、最終週、やっと観やすいタイムテーブルになったので、滑り込みで観に行きました。
沈んだ色彩の英国風景とともに、記憶に残る映画でした。

エニグマ周辺のことを何も知らないで観たため、後半の展開には愕然としました。知っていても、愕然となったかもしれない・・・

感想のみですが、ストーリー上のネタばれが含まれています。ご注意下さい。
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「挑むのは、世界最強の暗号。世界絶賛!泣けるミステリー!」
というのがこの映画のコピーですが、泣けませんでした、恐ろしすぎて。

解読に成功するまでは、変人で人とうまく和を結べない主人公と、仲間たちの角突き合いと和解など、サクセスストーリーらしい展開。

しかし、成功してからが、恐ろしい。

まずエニグマの存在。

あまりにもスケールが大きすぎて、とても実話とは思えない、神話のようです。
彼らがその作業をしている間に、数え切れないほどの大虐殺が起きていた。しかし、そうせざるを得ない非情な理由があった。
非情すぎて、本当に実話なのか思わず疑ってしまいました。いや、実話だとは思いたくない自分がいるのです。
でも、事実なのでしょう。
神など、宗教的なテーマは巨大すぎるので、触れません。答など出ようがないですし。
はっきりしているのは、もうあと戻りできないこと。
PCのない世界なんて考えられません。
文化はどこへ行くのだろう、今はもっと高度な「イミテーションゲーム」が行われているはず、何者かたちによって・・・。

そして、そういうシステムを作り上げた一個人、すなわちアランを取り巻く環境。
アランが翻弄された原因は「イミテーションゲーム」を指揮しただけではない。

欧米及び中東の多くの国でLGBTが精神疾患と判断されること、かつ刑法罰に問われるということは、映画などでうっすら知っていましたが、ホルモン療法まで行われていたとは全く知りませんでした。つまり、欧米の人たちの、同姓婚の権利獲得にかける熱意の背景にあるものを、全然理解していなかった、ということです。

かつて英国において、マイノリティーであることを暴かれることは、全てを失うことだった。
アランは社会的にも個人的にも、存在、人格の全てを否定されてしまう・・・

アランのGF、ジョーンはアランの告白を真っ直ぐに受け入れます。
真っ直ぐなのは、愛する人に尽くすためだ、と見ていたのが、そうじゃない、アランを受け入れることが自身の未来を切り開くためであることを、明かすシーンには、尽くす、などという風に見てしまった自分の甘さに愕然としました。

彼女もまた、男社会の中の女性、というマイノリティーだった。
しかしジョーンは、レディファーストとい文化にスポイルされまいと戦っていた。アランを利用しようとしたとも見えます。利用というか・・・協定なのか、友情なのか。ここが微妙。
いずれにしても、ジョーンにとってアランは、性別によって差別しないほとんど唯一の異性だったはず。
エニグマチーム・・・彼女はチームの一員にはなれませんでしたが・・・の中で、誰よりも感情に流されない、強い人だったように感じました。

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職業として"ゲーム"を遂行する、MI6のミンギスを演じたマーク・ストロングの佇まいも印象に残りました。

この人とベネディクトが出演している「裏切りのサーカス」、未見なのです。近いうちに観るつもり。

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