2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

自己紹介のようなメモ

  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

TBとコメントについて

  • TBとコメントは認証制にしています。頂いたTBには記事と関係がある限り、必ずお返しするようにしていますが、サーバーのご機嫌次第で時々お返しできない時があります。

過去の感想記事について

  • ドラマ感想及びまとめは下記の「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」に、 DVD、映画、舞台の感想は「DVD、映画、舞台のINDEX」にアカサタナ順に、 読書は「読書:著者&編者別のINDEX(アカサタナ順)」に収納しています。

クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧

DVD、映画、舞台のINDEX

カテゴリー

今月の読書

無料ブログはココログ

« ジヌよさらば ~かむろば村へ~:映画 | トップページ | 手裏剣戦隊ニンニンジャー 第7話「春のニンジャ祭り!」 »

2015年4月12日 (日)

花燃ゆ #15「塾を守れ!」

公式サイト

幕府要人の暗殺を計画したとして、吉田松陰(伊勢谷友介)は野山獄に投獄された。松下村塾も閉鎖されることになり、塾生たちはやり場のない憤りを、小田村伊之助(大沢たかお)にぶつける。一方、松陰は獄中でもあきらめることなく塾生たちに手紙を書き続け、じょういの決行を指示する。そして悩んだ塾生たちは…。文(井上真央)は死をも恐れず、さらに若者たちを巻き込もうとする松陰に、もとの兄に戻ってほしいと語りかけるが…(YAH0O!テレビより)

「君らが恐れるに足らんのは、この中のひとりとして、己の本心から動こうとしとる者がおらんからじゃ。
まことに何かをなそうとする者は、世間を知り、人を知り、藩という組織の動かし方を知ろうとするものじゃ。
そういう人間が君らの中から現れた時、藩は君らをはじめて恐れ、その声を聞くじゃろう。」

伊之助の言葉に俯く塾生たち。

一方、間部一人を殺しても世の中はかわらんと、暗殺計画を断った江戸の高杉、久坂に、松蔭から絶交状が届きます。

「相変わらずお熱い人じゃ。こっちの気持ちも考えんと、困ったもんじゃ。
萩の田舎に引きこもっとると、世相もわからんようになるんかのう。」

と言う高杉に、久坂は松蔭先生を愚弄するのかと反発しますが

「じゃあ、どうせいっちゅんじゃ!
先生のご機嫌取りに、二人で事を起こして死ぬか!」

反論できない久坂。

野山獄で松蔭は、断られたり、返事が戻ってこなかったりしても、何度も決行を促す手紙を書き続けます。
しかし、松蔭に煽られた塾生が事を起こさぬために、そしてそのような手紙が幕府に渡れば大事になる、と、桂からの手紙を受け取った杉家。松蔭の手紙は杉家にとどめ置かれることになります。
さらに、松蔭は、墨と筆を取り上げられてしまいました。

敏三郎は、とどめ置かれた手紙をそっと持ち出して、塾生に渡します。
そこには新た策が書かれていました。
江戸に向かう藩主、敬親を伏見で待ち伏せし、そのまま御所にお連れし、攘夷決行のお許しを願いでる。

天子様が関わる計画に、さすがに躊躇する塾生たち。
魚商人の息子、亀太郎が真っ先に抜けました。

結局何も動かず、誰も動くことがないまま時が過ぎ、焦る松蔭。
そこへ敏三郎が訪れます。

「僕がやる。
僕も塾生だ。兄上の味方だ。
皆が寅兄に背を向けても、僕は寅兄を信じる。
一番悲しいことは声が届かんこと。一番悔しんは、伝えようとしても、受け取ってもらえんこと。
寅兄の声は、僕が受け取る。僕が行ってくる。

きっとうまくやれる。せわぁない。」

思わず引き止める松蔭。

一方塾生たちは。
入江が名乗りをあげました。
死ぬつもりか、と問われて、「夢があるんです」と。
自分たち兄弟は貧乏のために好きなように学問ができなかった。
だから、身分に関わり合いなく、学びたい者が学べる場所を作りたい、それが私の夢。
松蔭はその夢を認めてくれた、素晴らしい志じゃ、僕とともに作ろう、と。

「私は、先生のことを裏切ることはできません。
幸いうちは二人おる。どちらかが生き残ればええ。
誰か他に行きたいもんはおるか。」

誰も呼応しません。

「かまわん、後のことは頼みます。」

立ち去ろうとする入江を、弟、野村が引き止めした。兄より松蔭と付き合いの長い自分が行く、と。

「志を示さんままでは、生き恥をさらすばかりです。」

入江たちの妹、すみに責められた文、前原から野村を助けて欲しいと、と頼まれた伊之助は、野山獄の松蔭を訪れ、入江兄弟のことを告げます。
脱藩して京に上った野村には追っ手がかけられ、捕まるのも時間の問題、そして入江が策の首謀者だと、自首してきた。二人は岩倉獄に繋がれるだろうと。

兄に、戻ってきて欲しい、と懇願する文。

「寅兄はそのままですごい人なんです。
帰ってきてつかぁさい。
英雄なんかにならんでいいから。

そのまんまの、ただの兄上として、どうか、どうか、どうかどうか、帰ってきてつかぁさい。」

泣く文の頬を牢越しになでる松蔭。

「みんな、寅兄が大好きなんです。どうか帰ってきて、生きてつかぁさい、あたしたちと一緒に。」

しかし。

「酷なことを言うの。
それは僕の人生ではない。

文、兄は死にたいんじゃ。こげな僕でも、死んでみせれば、心動かして立ち上がる人間もおるじゃろう。
僕がそうして見せなければ、どれだけ待ったところで、志を持った者たちが決起することは永遠に来ん。

僕はもう、死ぬことでしか生きられん。」

「お前の死に場所は、こげぇな所じゃない。顔を上げろ、寅次郎!」

伊之助の言葉に激しく反発する松蔭。

「いつになろうと君は、僕を止めることしかできん。
死ねん人じゃからじゃ。君も、久坂たちも。

死ぬ覚悟はある、じゃが、無駄死にはせん・・・そげなことは嘘じゃ。
時が来る、今ではない、そう言い続けて何をなすこともなく人生が終わるんじゃ。
声を挙げんもんに、声が届かんものの気持ちはわからん。
事をなさんもんに、失敗したもんの気持ちはわからん。

伊之助、そうやってお前は傍で見物するだけじゃ。
お前など友ではない、藩の犬に、お前など、友ではない!
口先だけは立派なことを言うて、何の行動もなせず、そういう人間を僕はもっとも憎む。

僕も同じじゃ。

僕は、僕を憎む。
何の役にも立たん。世のため、人のために何も・・・

僕には真心が足りんのじゃ。僕の至誠は伝わらん。
その証拠に、僕はいっつも間違えた。僕は何をなした。
すべて失敗し、猛々しいことをすると、口では言うといて、何をなすこともできん。

何もなせずに生きることが、恐ろしいんじゃ。」

兄の激白を聞いて泣き伏す文。
もう、兄は帰ってこない。



かつでは広い見聞を元にした深い洞察力と、分け隔てなく人の声に素直に耳を傾けた松蔭。
だからこそ塾生たちは彼を慕った。
しかし、今、松蔭はひたすら焦燥し、生き急いでいます。
彼の精神的パワーが大きい分、周囲を巻き込まずにはおれない。
伊之助の言った通り、松蔭の策に賛同しているわけではない、それどころか誰も成功するとは思っていないにも関わらず、松蔭への義理立てで命を捨てようとする若者たち。

敏三郎を引き止めた時は「帰ってきた」かと思いましたが、気持ちが変わることはありませんでした。
敏三郎一人では成功する見込みがないから、それこそ無駄死にだから、と思ったのでしょう。
しかし、野村一人で決行しようとしたことを聞いた時は、志に殉じようとする人間がいたことを喜んでいました。
そのことの是非はともかく、思想家であって、政治家ではないため、実像が捉えにくい松蔭という人間の矛盾や揺らぐ気持ちを、うまく描いていたと思います。

何もなしていない・・・松蔭自身は思想家であるより実践家であろうともがいていますが、思想家が実践するのは、怖い、とも思いました。

今後、その言葉の通り、彼の死が、長州を大きく動かすことになる。
今回、無謀だと踏みとどまった若者たちが、急速な時代の変化もあって、雪崩をうって過激な行動へと突き進んでいく・・・。

.

.

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14

.

.

にほんブログ村 テレビブログへ    Q_2

« ジヌよさらば ~かむろば村へ~:映画 | トップページ | 手裏剣戦隊ニンニンジャー 第7話「春のニンジャ祭り!」 »

△大河:花燃ゆ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/204809/61398534

この記事へのトラックバック一覧です: 花燃ゆ #15「塾を守れ!」:

» 【 花燃ゆ 】第15回 「塾を守れ!」感想 [ドラマ@見取り八段・実0段]
幕府要人の暗殺を計画したとして、吉田松陰(伊勢谷友介)は野山獄に投獄された。 松下村塾も閉鎖されることになり、塾生たちはやり場のない憤りを、小田村伊之助 (大沢たかお)にぶつける。 一方、松陰は獄中でもあきらめることなく塾生たちに手紙を書き続け、じょういの決行を 指示する。そして悩んだ塾生たちは…。 文(井上真央)は死をも恐れず、さらに若者たちを巻き込もうとする松陰に、もと...... [続きを読む]

» 花燃ゆ 第15回「塾を守れ!」〜僕は何もなせずに死ぬことが怖ろしいんじゃ [平成エンタメ研究所]
★「老中暗殺の是非を自分の頭で考えたか?」  伊之助(大沢たかお)は塾生たちにこのように問うた。  結局、マインドコントロールなんですよね。同調圧力なんですよね。  麻原を信じてサリンを撒いたオウム信者と同じ。  最近は?安倍信者?といって、安倍首相の言うこ...... [続きを読む]

» 【花燃ゆ】第15回感想と視聴率10%以下「塾を守れ!」 [ショコラの日記帳・別館]
「塾を守れ!」 第15回の視聴率は、最低視聴率だった前回の11.2%より下がり、 [続きを読む]

» 花燃ゆ 第十五回 [レベル999のgoo部屋]
『塾を守れ!』 「塾を守れ安政の大獄に挑む!」 内容 幕府大老・井伊直弼(高橋英樹)による、通商条約反対派への弾圧が始まった。 そのことで危機を感じた松陰(伊勢谷友介)は、 井伊の側近、老中・間部詮勝(堀部圭亮)暗殺を企てはじめる。 計画を知った長州藩は、...... [続きを読む]

» 「花燃ゆ」感想 第十五回「塾を守れ!」 [きまぐれひまつぶし雑記帳]
「人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。 でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。 その人にはその人なりの考えがあるからね」 (by「ムーミン」スナフキン) 今週の松陰先生に送りたい言葉。 松陰先生、自分の「大義」のために周りに気持ちを押し付けすぎです。 あなた議論が好きなのに、同志が違う意見だからって激怒するのはどうなのよ。 追い詰められてい...... [続きを読む]

« ジヌよさらば ~かむろば村へ~:映画 | トップページ | 手裏剣戦隊ニンニンジャー 第7話「春のニンジャ祭り!」 »

作品一覧