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2015年4月30日 (木)

天皇の料理番 第1話 簡単感想

公式サイト

原作:杉森久英 「天皇の料理番」
脚本:森下佳子/演出:平川雄一朗、岡本伸吾、中前勇児、山室大輔/プロデュース:石丸彰彦/音楽:羽毛田丈史、やまだ豊/音楽プロデュース:志田博英
出演:佐藤健、黒木華、桐谷健太、柄本佑、高岡早紀、佐藤蛾次郎、芦名星、森岡龍、石橋杏奈、坪倉由幸、黒田大輔、大西武志、渡邊衛、大熊ひろたか、城戸裕次、鈴木亮平、武田鉄矢、伊藤英明、麻生祐未、加藤雅也、日野陽仁、大島さと子、美保純、杉本哲太、小林薫、郷ひろみ (特別出演)

明治37年 (1904年) 正月。
福井の秋山家は、父・周蔵 (杉本哲太) を筆頭に、弁護士を目指す長男・周太郎 (鈴木亮平) も帰郷し、家族一同希望に満ちていた。唯一心配の種と言えば、仏門に修行に入った16歳の次男・篤蔵 (佐藤健)。そしてその不安は的中、正月の祝いの席に 「もう面倒は見切れない」 と寺から破門を言い渡された篤蔵が、意識の無い状態で運び込まれたのだ。もしや死んだのか !? と心配する秋山家の面々だが、運んできた坊主に言わせると、どうやら酒を飲んで酔っ払い、墓場の坊主墓を落とす悪行をしでかしたらしい。(公式サイトより)

今期は、ほんと、時間がとれないので、割り切って簡単に感想のみを書くことにしました。

原作未読です。

何にでものめり込むけれども、その情熱は三ヶ月ほどしか続かない、「バカ息子」篤蔵には冷や冷やさせられました。
料理の道で大成することがわかっていても、そう思わしたってことは、ドラマとして成功していたと思います。

黒木さんの俊子は予想以上にはまり役。
ナレーションやセリフではなく、表情だけで生い立ちから性格、そして揺れる感情を表していて、素晴らしかったです。
長女であるがために辛抱していること、背負っているものが多い上に、いつも華やかな容貌の妹たちと比べられて育ってきた俊子が、篤蔵には笑顔を見せるようになったことの健気さが伝わってきました。

篤蔵の母、ふきから篤蔵の"のめり込む癖"を聞いて、不安を覚える俊子。
あの人はこの店にのめり込んでいないように見える・・・

さらに、金之助が篤蔵を婿養子にしたのは、自分の家が"女腹"なのとは違って、篤蔵の実家が"男腹"だったから、ということを知ってしまいます。
まるで種馬のように引き取ったわけです。しかし、それは俊子も同じ。家を存続させるための道具でしかない。
それでも、母に「かわいそうなのは篤蔵さん」と言う俊子。

このシーン、セリフでぐっと惹き込まれました。

この時代の女性には人格などなく、"子供を産む道具"と思われていたのが普通であっても、大店のいとはんならば、もうちょっと我があってもおかしくはないのですけれども、俊子の人柄が鮮烈に出たシーンでした。

こんなふうに俊子が健気で可憐なので、篤蔵の気持ちが気になってしまいました。
篤蔵は店にはのめり込んでいないけれども、俊子のことは気に入っている。だとしたら、そのうち俊子に飽きてしまうのではないのか、と。

婿に入って三ヶ月、ついに得意先の開拓ではなく、連隊の厨房に入り浸っていたことがばれてしまった篤蔵は、金之助に詰られ、売り言葉に買い言葉で雨の中を飛び出してしまいます。

傘を持って迎えに行く俊子。
帰る道すがら、篤蔵が今のめり込んでいる料理のことをポツポツと尋ねます。
夢を語るように、料理のことを語り始める篤蔵。
ここで、俊子は"のめり込んで飽きてしまう"対象から、家族というか同志のようなポジションに移動したように思いました。

その晩。篤蔵が出て行くのを寝たふりをして耐える俊子。

篤蔵はその足で、東京で法律の勉強をしている兄、周太郎の下宿に転がり込みます。

おまえは学ぶということができない。
できないことをつまらぬという。
相場師、坊さん。つまらぬと思わず続けていく人は大勢いる。
性が合っていたから続けていたのだろうか。
俺は違うと思う。
嫌なこともあるけれども、辛抱して努力して、その中に面白さを見つけてきたんだと思う。
おまえの性分では、面白い仕事でもつまらぬことに成り下がる。
その性分を直せぬなら、戻ったほうがいい。

いつもは優しい周太郎に叱責されてしまいます。
けれども篤蔵はめげずに、連隊のコックさんが以前勤めていた料理店に、雇ってくれるよう日参を始めます。
そのうち、周太郎から篤蔵の話というか愚痴をいつも聞いていた教授、桐塚。
なんと、華族会館を紹介してくれます。
勝先生と以臓の再会(違;;
.

篤蔵ってまだ16歳なんですな。
昔の人は早く大人になることを望まれ、子供もそれに応えようとしたけれども、そうでない人たちもいっぱいいたわけで。
明治・大正時代の人たちの伝記を読むと、就学年齢がフレキシブルだったことに驚かされれるとともに、大卒やサラリーマンが少なかったためもあるのでしょうか、就職の概念も、今とは違う感じがします。
身分制度はあったけれども、今よりうんと自由な部分もあったかもしれない。
大人になることを促される一方で、篤蔵の兄、周太郎のような、夢を求め続ける子供たちを見守る目も多かったのでしょう。

佐藤さん、頑張ってました。篤蔵、若干、ヤス(from とんび)が入っていたかな(^^;;
世間知らずさというか、やんちゃっぷりも、伝記物のオープニングに相応しかったと思います。

始まる前は、重々しくなりすぎることを懸念していましたけれども、期待通り。王道を踏まえたテンポが良くってほっとしてます。
最終的な結末はわかっていても、エピソードの重ね方やセリフなどがうまく、次への興味を抱かせてくれました。

篤蔵がどういう風に成長ていくのでしょうか。そして俊子とはいつ再会するのでしょうか。楽しみです。.

.

 

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