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2015年3月21日 (土)

問題のあるレストラン #10 最終回

公式サイト

たま子(真木よう子)たちの店『ビストロ フー』は、今日も大勢の客でにぎわっていた。海外転勤を前に恋人にプロポーズしようとしている常連客、結実(二階堂ふみ)の元同級生で東大卒であることをひけらかす女性、鏡子(臼田あさ美)の息子・洋武(庵原匠悟)の初恋相手だという女の子もいた。店には、予約の電話もひっきりなしにかかっていた。だが、何故かたま子は翌日以降の予約を受けなかった。(公式サイトより)

店をクビになった門司と店が休業になって暇になった大智が「ビストロ フー」に賄いの差し入れに訪れました。

オムレツ対決をする門司と千佳。

門司を応援する大智を見て「悪い人には見えないけど」というハイジに「悪い子じゃないんです、私と一緒で、ちょっとだけバカで。」と藍里。
「男のバカは調教すればなおる子もいる。」と奈々美。

洗い場で二人きりになる結実と大智。あやまり続ける大智に結実は。

「私、もう、あの時の気持ちは星野さんにはないです。
あの日の前の気持ちも、あの日の後の気持ちも、もうなくて。今はただ、年が同じくらいで、同じように、毎日皿を洗っている人でって感じで。
私、好きな人には無責任に頑張ってとか言えないんですけど、星野さんには普通に言えます、そんな感じです。

頑張ってくださいね。」

「はい。」

故郷の方言で故郷の山羊の話をして結実を笑わせ、嬉しそうな大智。

この二人、今後どうなるかはわかりませんが、友人としても、結実がイニシアチブをとりそうです。

一方「ビストロ フー」がスプーン事件でピンチなことを聞いた門司。
たま子に一緒に店をやろう、と誘うも、それだったらうちのシェフにオムレツの作り方、教えてやって、かわされて。

「教えたら、海、行く?」

なんていうワンコっぷり。
たま子に言われた通りさっそく千佳に声をかけます。

「おい、シェフ、そのフライパンじゃだめだ。俺のフライパン、やるよ。」と二人して休業中のシンフォニックに忍びこみます。千佳、嬉しそう。

しかしガランとした店の中には、セクハラ問題でリストラされた雨木が、幼い息子とともに潜んでいました。

自分を責める世の中を呪詛する雨木の様子をそっとうかがう千佳と門司。

「俺は親父に何もしてもらったこと、ねえよ。クソが・・・ごめんごめん、パパ、可哀想だろ。」

息子に呪いの言葉を吐く雨木。

「いつかお前がパパの仇をとってくれ。こんな嫌な世の中に復讐してくれ。」

雨木が外に出て行ったすきに、弟の手を取って逃げようとするも、思いとどまる千佳。

「あたしは君に、何もしてあげれません。
そのかわりに、私が教わったことがあるので、それを教えます。

みっつあります。
人に優しくすると、自分に優しくなります。
人のことがわかると、自分のことがわかります。
人の笑顔が好きになると、自分も笑顔になります。

自分は自分で作るの。
じゃあね。
大人になったらまた会おうね。」

恐らく自分と同じように父、雨木から、母親ごと見捨てられるであろう幼い異母弟に、千佳が掛けた言葉、雨木の呪いを解く言葉です。
そんな千佳を見守る門司。

パワハラを受けた土田が変化するのはともかく、出世競争から脱落した西脇までがコソっと(汗)、マイナーチェンジする中、雨木一人が最後まで「クソ」な男だったのが、このドラマをうさん臭さから救ったように思います。

ついに閉店していまった晩、飲み明かすメンバーたち。
じゃれ合いが楽しかったです。

門司さん、田中さんのこと、大好きじゃないですかぁ、という藍里、門司のこと好きなの、嫌いなの?と問うハイジ。

「好きだけど、何の進展もないからご心配なく。
つき合っても上手くいかないです。
好きだからぁ、いろいろ気になっちゃうんです。
好きじゃなかったら、あんなに色々腹が立たないです。」

「だだったらぁ、彼を変えればいいんじゃないですか?」と藍里。

「それが、一番嫌なの。
私と一緒にいたら、門司君の良いところがなくなっちゃうの。
ここは、違うよね、ていうところが変わったら、ここは良いよね、っていうところまで変わっちゃうの。」

「ずいぶんと深い川が流れているね」奈々美。

「きっと、丁度彼と会う人がいて、丁度良い関係を作れる人がいるの。
あたしじゃないんです。」

「なんだか切なくなってきちゃったわ。」ハイジ。

「大丈夫です、わたし、あきらめていませんから。わたしは、わたしと会う人が、いつか、見つかるんです。」

いや、切ないのは門司でしょう(大汗

門司はどんどん成長していってる。
その成長を、自分が変えたと言い切り、しかもそれが嫌っていうたま子って・・・気持ちはわからないでもないけれども、傍目からみたら随分と自信過剰というか、”オレ様”な人です。

スカーフの色の通りのレッドだったたま子。存在そのものはシリーズの柱なんだけれども、一個人としては、あまりに正義すぎて、共鳴できる隙がない・・・現実の戦隊シリーズのレッドキャラは多種多様なのですけれども、坂元さんの「レッド」イメージはそういうことだったと言うことで。
門司は、人の心がわかるにつれ、だんだん人間の味方になってしまうモンスター、かも。

なぁんていう例え話はともかく、門司の変化を否定する、自身は成長というか変化することのないたま子に、最後の最後まで共感できなかったのが致命的でした。ワンコ門司を振り回して・・・一番悪女な気がする。
土田の、たま子を敬遠する気持ちの方に共感しちゃいました。

門司をリスペクトする千佳の姿が思わせぶりに描かれていましたが、たま子を追う門司、という関係は変わらないだろうから、千佳のためにも門司への思いは、単なるリスペクトだと思いたいです。

鏡子の親権争いは、ドラマ内では決着がつきませんでした。しかし鏡子にまだ経済力がないことと、夫が折れたのか、お泊まりが割と自由そうなことで、幸せな環境なのかもしれません。

たま子の借金は別にして、という利益が少なすぎ、とか、スプーン問題の仲裁、もっと言えば鏡子の親権問題も奈々美の領域じゃないのかな、とか、色々突っ込みどころはありましたけれども、一番は多く突っ込んだのはたま子のキャラに対してでした(滝汗

単なる成功かつ成長物語にするのではなく、女性が成功するためには超えなければいけない壁としてハラスメント問題を入れてきたのはいいのだけれども、うまく融合しきれてなかったですし、極めて映像的というか映画的なパートと、ストーリーテラーな部分が分離したままで終わってしまった気がします。

映像的な部分、つまり三人娘たちの存在感があまりにも大きかったためかもしれません。

それぞれにコンプレックスを抱え、痛い目に会いながらも少しづつ進んでいく姿には、演出や映像を含めて、惹きつけられました。

戦闘的だけれども、弱い人間には人一倍敏感で優しい千佳、プライドは高いけれどもとっても素直な結実、そして自分のお馬鹿さをポジティブに受け入れることができる藍里。

キャスティングバランスも良かったです。二階堂さんの存在感が凄いことは予想していましたが、松岡さん、高畑さんも素晴らしかった。

お守役のハイジとおばかな大智を含めての、三人娘中心の物語がもっと見たかったです。

あと、恋バナ的展開は期待していなかったとは言え、たま子にはもう少し素直な恋愛観を持たして欲しかったです。でないと門司が可哀想すぎる(^^;;

300日後、挫けないたま子に呼び出された皆と、サーフィンをしているごちそうさん親子(汗)・・・ワンコな門司と大智が再会するラストが、シュールさもコミカルさ加減も、落としどころとして、なんとも微妙というか中途半端。

さらに、そのあとのエンドロールが、きゃりーぱみゅぱみゅさんのPVみたいにマイナーチェンジしていたのには、ほんとうにがっかりしました。

なんでドラマ自体には全く、本当に全く関係のないきゃりー押しにしたのだろう。
群像ドラマならではのタイトルロールが見せて欲しかったです。ドラマへの思い入れをばっさり斬られてしまった気がしました。
それゆえにたま子の夢が切なく感じれはしましたけれども、そしてそれが狙いだとしても。
最後くらいは視聴者が何を見たいか、に応えて欲しかったです。
「応援ドラマ」なのだから。

随分突っ込んでしまいました。実は・・・冒頭、皆が不安そうなことや、たま子が予約を受け付けないことの理由を伏せて、ちょっとミステリーチックに進行していた部分ですが、

スプーン落下事件により、「ビストロ フー」に警察が来てから2週間、店はにぎわっているが、あれから多くの苦情が寄せられており、伊達の仲介がかなわなければこの日をもって閉店という事態に陥っていた。<中略>
たま子から事情を聞いた門司は「一緒に店をやろう」と切り出すが、たま子はそれをはぐらかし・・・・

というあらすじを「週刊TVガイド」で読んでいたので、なんかしらけてしまったのです。

筋は合ってはいるけれども、順序が違う。順序が違うって、ドラマにとっては致命的です。
なぜこんな雑な、ネタばれ的なあらすじをTV情報誌に載せたのでしょう。
脚本の仔細な変更があったのか、広報との齟齬があったのでしょうか。
ともかく興が削がれてしまったしまったのは、残念でした。

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