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2015年2月

2015年2月28日 (土)

問題のあるレストラン #7

公式サイト

藍里は、仕事中も一方的にしゃべり続けていたが、誰よりもよく動き、客ともすぐに打ち解けた。それを見たたま子やハイジ(安田顕)は、藍里は『ビストロ フー』の戦力になると認める。1週間連続で黒字を記録するなど着実に客を増やしてきたたま子たちは、このチャンスをものにしようと動画サイトにレシピも公開する。
<中略>
フーとは対照的に、『シンフォニック表参道』は客足が落ちていた。本社から新しいメニューを押し付けられた門司(東出昌大)は不満を隠せない。
ある日、ランチタイムを終えた千佳は、母親の奏子(堀内敬子)と再会する。奏子は、宇宙ロケットの開発をしているという恋人の寺川草輔(菅原大吉)と一緒だった。寺川の仕事の都合で北海道に引っ越すことになった奏子は、一緒に暮そう、と千佳に持ちかけるが…。 (公式サイトより)

ざっくり書きます。最後の方はちょっと疲れてました(汗
.

冒頭、剣道の試合でたま子から一本取られる門司・・・の夢で始まった今回は、今までとは違ったテーストでした。
今までのようなエゲツないセクハラ、モラハラ、パワハラのシーンが少なかったためでしょう。

「ビストロ フー」に似つかわしいフレンドリーな接客、デザインのすっきりとしたクーポン券の作成・配布、動画でのアピール。
ホールスタッフとしての腕が抜群な上、アイデアも豊富、実行力もある、という、今まで「ビストロ フー」に欠けていたものを全て持っている藍里。
メンバーは、際限なく続く自分自慢のおしゃべりにうんざりするも、仲間として受け入れます。
たま子の言ったように藍里のテンションの高さは、新しい環境への緊張感からでしょう。
でも、その水を得たような働きぶりは気持ちよかったです。きっと今まで考えていたことなんだろうな。
「恋愛依存症」とか「同性に嫌われる体質」と言っていたのは、自分の能力を生かせる場所・・・職場だけでなく、家庭にも・・・に、あまりにも恵まれていなかったための逃げ向上だった。
ま、確かに同性からすごく好かれるタイプじゃないけれども(笑)、能力の高さで、見る目のある人々からはきっと認められるはず。
今後、またダメ男を好きになっても、卑屈にはならないで欲しいです。

一方、母から一緒に住もうと誘われた千佳。
宇宙ロケットを開発しているという再婚相手、テラさんも良い人で、嬉しそう。
「ビストロ フー」の厨房に戻った時に、お鍋に向かって「ただいま」と言うのが印象に残りました。

さて。
藍里の活躍もあって黒字が続き、チャンスの神の前髪を掴まなければ、と張り切るたま子は、幻のベーコンを仕入れに、千佳、結実とともに生産者のもとへ。
しかし、そこで同じくベーコンを仕入れに来た門司と、大智、西脇ら「シンフォニック原宿」の面々と鉢合わせします。

転んだ結実を助けようとした大智ですが、拒否されました。
切なそうな、本当に悪いことしたと思ってるような表情で走り去る結実を見詰めていましたが、どうなんでしょうか。

ベーコンは手作りなので手一杯。ただ、廃業した店の分1件だけ空きがある。なので、持ち帰って試食を作ってもらって、どちらかの店を選びたい、と社長に言われた両店。

「勝てる気しかしねえんだけど」と挑発する門司に「同じです」とたま子。
「じゃ、負けたらお前のこと、あきらめるわ。」

ポトフの味にプロポーズを賭けたことといい、門司のたま子への思い=料理への思いなのでしょう。
だとしたら、例え負けても諦められるわけがないと思うのですが・・・というか、先週から急に門司が積極的になってきました。

一方、車に乗り窓を閉めた結実に、窓を開けさせ、話しかける大智。
「俺、彼女と別れた。」
「で?」
「もう一回ちゃんと話したい。」

何度もごめんな、を繰り返す大智。
「何回もあやまらなくっていいです。怒ってませんし。
どうでも良くなっただけです。」

こちらも軌道修正中。どうなるのでしょうかね。

さて、ベーコン料理対決に挑む千佳に、勝ち負けとか気にしないで、と声援を送るたま子たちでしたが。

「これ、負けたら、店、辞める、ぐらい的な感じでいるんで。」

「たかがベーコンだよ」

「門司さんのポトフ、食べたことあります?
食べて、あ、これ、本物だと思いました。
あの時。あの時、食べていなかったら、私、ここ、いなかったんで。
あの人のは本物です。」

「千佳ちゃんのポトフは美味しいよ。」

「私は素人だし、あたしのポトフは暴れてる。」

「それが千佳ちゃんの料理の個性だよ。」
「千佳ちゃんの料理を楽しんで作ればいい。」

「私、料理、楽しかったことないす。つらくていいんです。
つらい方が良い料理、できるんす・・・いや、辞めたいわけじゃないっすよ。
だから、ベーコンなんすけど、言ってもやっぱり勝ちたいんで。そういうふうでいるんで。
一人でいればいるほど、あたし、多分、良いシェフになります。

簡単に言うと、放っておいてください。がんばります。お願いします。」

文字にすると回りくどさが際立ちます(^^;;

料理をしていると、自分を省みない母との思い出が蘇るから。そういうことはメンバーは知りません。
なので、簡単に一人にさせて欲しい、と言ってしまえばいいし、今までならそうしたでしょうが、今は、つらい方が良い料理ができる、とまで言える距離になった、とも思えました。

ともかく、門司のポトフを食べた時の沈黙の意味は明かされました。
ではその前、鏡子の料理を食べた時は・・・(汗

試食本番を迎えて。
社長が選んだのは・・・「ビストロ フー」でした。
大喜びするたま子と千佳。がっかりして帰る門司たち。
しかし、たま子たちは
「正直言ってシンフォニックの方が若干上かな、と思ったんですけどね。お二人とも美人ですし、女性に使っていただいた方が、こっちも張り合いがでる」
という社長の言葉に愕然とします。

女性蔑視でもあり、男女問わずの性差別。
社長にそういう意識は全くない、単なる気まぐれといってもいいでしょう。
しかし料理人の真剣さを全く理解していないことは確かです。
食品会社なのに。この会社、大丈夫なのかな?

「門司さんに申し訳ないでしょ、料理に申し訳がないでしょ。こんなの絶対嫌だ。」
たま子も千佳と同じ気持ち。契約を断りました。

帰りの車の中で。
「一緒に暮らしたい」母、奏子から届いたメールをそっと見る千佳。
悔しい時が上達する時、苦しい時が上達する時、やめないで、と励ますたま子に。

「違うよ。ごめんなさい、違います。
負けたらやめるっていうのは嘘です。
辞めたいのは、諦めが足りないからです。
諦めたのに、期待しちゃうからです。
あたしの諦める気持ち、がんばれ、あたしの絶望する気持ち、がんばれって。
でも期待するの、止められないんです。
それが、それが苦しいだけです。

今日、厨房に立てないです。」

「ビストロ フー」にいったん戻った千佳。
母に会いに出かけようとした時、「ビストロ フー」にやってきた門司と階段で出会います。
今日は仕事じゃないのか、と尋ねる門司に「やめるんだよ」といったんは答えた千佳でしたが。

「どうしたら、あんな料理作れるんすか。」

「別に、普通だろ。真面目につくっているだけだけど。」

客足がすっかり遠のいた「シンフォニック原宿」と比べて、家族的な雰囲気で大入り満員の「ビストロ フー」の店内を見て「何をしたんだ、何をしたらこうなった」と、カウンターに座った門司。

「ポトフでいいですか?」たま子。

今日は千佳に変わって鏡子がシェフを務めているから、ぼろくそに言われそう。
と、思ったら千佳が戻ってきました。

「わがままなシェフだね。」門司
「どこのシェフもそうみたいで」たま子(笑

門司は一言も残さずに、しかしスープまでしっかり平らげて去りました。
空になったお皿をたま子から見せられて、喜ぶ千佳。
母に「ごめん、行けなくなった」とメールを打ちました。

「シンフォニック原宿」に戻った門司。店の責任者である土田に
「客、取られてんだよ。客は取るより、取り返す方が難しい。」

今の「シンフォニック原宿」には藍里も、嫌な奴だったけれども、できるホール担当だった池辺もいないのです。
そのことを、味さえ良ければあとはどうでもよし、とする門司が理解できるのかどうか。

一方、「ビストロ フー」では夜営業までの休みの時間に、結実の指導の下、一同そろって動線の再点検がされていました。
一番不器用なあんたが言うか、ってところですが(笑)、一番不器用だからこそ、見えてくるものがある。
素直に結実の指導に従う皆をニヤニヤしながら見ている千佳。

夜になって。
千佳の母が店にやってきました。

「お母さんにごはん作ってあげられるなんて、最高じゃん。」
「そうっすか。」
「最高の親孝行だよ。」
「そうっすね。」

過去を知らない仲間たちの励まし。
少し前なら、絶対に受け入れられなかった言葉に、ニコニコと答える千佳。

そこへたま子。

「オーダー、ないです。お母さん、持込です。
千佳ちゃんとみなさんで食べてくださいって、お弁当作ってきてくれました。」

驚く千佳。厨房を出て、母と会います。

「ごめんね、ごめんね。行けなくて。」

北海道にも行けない。
母に語りかける時の千佳の言葉、表情は言葉は慈愛に満ちています。まるで子供に語りかけるように、ゆっくりと、優しい。

「私はここを離れられない。ここには私の厨房があるから。あてにしてくれている人たちもいるし。

だいたい、北海道、寒いし。」

「ママのこと、信じられない気持ちはわかる。
許してもらえるとは思っていない。でもあのころ千佳にあげれなかった愛情を今からでもって。」

母の手を握る千佳。

「ごめんね。ママ。
千佳はもう、子供じゃない。

本当は、千佳はママにわがままを言って甘えたり、洋服を選んでもらったり、髪の毛を三つ編みにしてもらったり、そういうのしたい。

でも、もういいの。それはもういらないの。千佳はなかったの。
大丈夫、ママ。
もう、こんなに大きくなったし。
千佳には料理があるから。料理があるから寂しくないよ。」

泣く母。
母の作ってくれたのは、それはそれは美しいお弁当。本当は子供の時に作ってもらいたかった。でも、それはもう、いい。

千佳・・・松岡さんが美しかったです。

母娘の様子を厨房から見ていたメンバー。

「まあ、なんか良かったよ。普通のこと言うけど、やっぱり諦めたら駄目なんだね。
期待したほうがいいことある。」
ハイジ。

迎えに来たテラさんと一緒に帰っていく母を見送った千佳とたま子。
千佳はたまらずたま子にしがみつき、泣きます。千佳を抱きしめるたま子。

店が終わってから。
わけもわからずこの場所に集められた、皆が初めて出会った時のことを思い出す各々。
「こんなに沢山のお客さんが来るようになるなんて、信じられなかった」ハイジ。

「私は信じてましたよ。だって、こんなところで食べるご飯、絶対おいしいですもん。
続けましょうね。続けるっていうことを信じましょうね。」
たま子。

その時雨が降ってきて、ブルーシートを掛けに行くたま子と、手伝う千佳。
「私も思い出してました。はじめて話した時のこと。」
千佳の口調が、母に話す時のように、普通の人のようになっています。
はじめてあった時、たま子が千佳に語った言葉。

「いい仕事がしたい。ただ、いい仕事がしたいんです。
どきどきしたいんです。手に汗を握って息をするのも忘れるような、そんな瞬間に出会いたい。
人生ってきっと、地位や名誉やお金じゃない。
人生は、どれだけ心が震えたかで決まると思います。」


今の千佳がたま子に言います。

「あのね、田中さん、私、今、すごく心が震えてます。
ここで、思う存分、いい仕事がしたいです。」

「うん、いい仕事しよう。」

大繁盛が続く「ビストロ フー」とは対照的に閑散とする「シンフォニック原宿」では、土田が妻と娘を呼んで、娘の誕生日を祝っていました。
そこへ雨木登場。
家族の前で、店が流行っていないことをなじられ、辱められます。

そして「ビストロ フー」には、五月が訪れていました。

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藍里の加入で、一気にサクセスストーリーへと舵がとられました。
恋バナも進展しそう?
門司も大智もベクトルは違うけれども、どっちも何かとめんどくさそう(汗

高畑さんは天性のコメディエンヌだな、と改めて思いました。
そしてハイジ以外の何者でもない、安田さんのハイジ。

今回、一番びっくりしたのはエンディングです。

POPで明るくて、まるでたま子のPVみたい・・・ひょっとして藍里が撮ってたりして(^^;;
今までこのエンディングを使わなかったのは、坂元さんとスタッフの作戦でしょう。何せ「最高の離婚」のスタッフですから。
千佳に料理への熱い思いを語らせ、期待と諦めの狭間での一人立ちを描いた今回が、逆襲へのターニングポイントとなりそうです。

ここまで、若手三人の心理を丁寧に描いていました。
比べて、主人公のたま子はシンボリックに描かれているように思います。勇気ある、やる気のある女性像の平均値みたいな感じ。門司との関係の中では個人のたま子が描かれているでしょうか、特に過去。
五月との再会で、たま子の描写に変化がおきるのかどうか?
たま子の学生時代については、鏡子も語っていません。謎のままなのです。

シンフォニック原宿も変化してます。
門司と大智が人間らしなってきて、今までハラスメントをする方だった土田がされる方に。
ターゲットは雨木一人に絞るのでしょうか。

もうあまり辛いことは起きて欲しくないのですけれども、この時点でサクセスしても絶対反撃されるだろうしなあ。裁判も関わってくるとなるとどうなるか、全く読めません。
大ラスで「ビストロ フー」は続いているのか、そこにたま子はいるのかどうか。さて?

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#01 #02 #03 #04 #05 #06

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2015年2月27日 (金)

R-1ぐらんぷり2015

今頃です(大汗
番組は2日後に見て、感想もメモったのに、アップする時間がとれませんでした。
よほどパスしようかと思ったのですが、毎年書いているカテですし、結果がわかって書いているのは同じなので、備忘録としてこっそりアップしておきます。
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時間も経っているので、超・ひとこと感想です。

テレビで見かける人しか知らない、ごく一般的な視聴者です。
前哨番組も見ていません。
あくまで個人の好みですので、ご容赦くださいませ。(以下敬称略)

※今年は各ブロックに敗者復活枠が設けられ、視聴者投票が1位3点、2位2点、3位1点と大幅増かつ具体的になりました。
敗者復活の登場が仰々しくないのが良かったです。
寒い中、待たされていた方々、お疲れ様でした。

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<Aブロック>

■ゆりやんレトリィバァ
アカデミー授賞式がだんだん大阪弁あるあるネタに。なんちゃって英語ではなく、本当にお上手でした。
関西ではバラエティーで時たま見かけることがありましたが、容貌が似ているため花子さんと同じパターンでいじられていることが多く、また本人も意識してでしょう、花子さん的なリアクションをとっていたので、こんな芸風だとは思ってもいませんでした。面白かったです。

■あばれる君
小学三年生が六年生とカンチョー合戦をするネタ。無邪気で楽しかったです。でも、ファイナルステージに進めるネタじゃなかったかな(汗

■とにかく明るい安村
履いているのに全裸に見えるネタ。見たことがあります。とにかくバカバカしいネタ(笑

■COWCOW 善し(敗者復活枠)
フリップの変形ヴァージョン、テトリスネタ。ほっこりしました。

※自分が面白かったのはゆりやんレトリィバァでした。
視聴者は1位・あばれる君、2位・とにかく明るい安村、3位・COWCOW 善し、審査員はゆりやんレトリィバァで、ゆりやんがファイナルステージへ。

<Bブロック>

■厚切りジョンソン
アメリカ人が、漢字にずっと高いテンションで突っ込むボードネタ。さすがビジネスマンだけあってプレゼンがうまいです。
「憂鬱」、書けない(笑

■エハラマシロ
歌ネタではなく、北斗さんのモノマネベースでの、0.5秒でできるモノマネ、言わないとわからないモノマネ。さすがです。歌ネタより好きかも。

■アジアン 馬場園
レジのおばはんがなんでもピっとスキャニングし、点数をつけていくネタ。
関西では"おばはん"のえげつなさを強調するネタが多いのですけれども、このおばはんはなんだか妖精みたいでした。
去り際が可愛かったです。

■マツモトクラブ(敗者復活枠)
ストリートミュージシャンを見ている客ネタ。ネタもよくできていて、演技力もあり、見応えがありました。

※自分が面白かったのはアジアン馬場園です。視聴者は1位・馬場園、2位・厚切りジェイソン、3位・マツモトクラブ。
審査員はマツモトクラブで、マツモトクラブがファイナルステージへ。

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<Cブロック>

■NON STYLE 石田
フリップネタ。某シェイブアップジムのCMを入り口にした香具師風設定でした。普通に面白かったです。
一番印象に残ったのは、途中で噛んだのをネタに転化したことかな。

■やまもとまさみ
去年の優勝者です。その時書いた自分の感想を読んだら絶賛してました。でも、それ以来こちらの地方のTVでは見かけることがなかったので、すっかり忘れてました(汗
催眠術でティラノサウルスになった先生ネタ。発想も奇天烈かつほのぼのしたテーストで面白かったし、雰囲気も洗練されていて楽しめました。
今のバラエティで、キャラではなくネタで売れるのは難しい。頑張ってほしいです。忘れていて言うのもなんですが(大汗

■じゅんいちダビットソン
本田選手のモノマネベースでのネタの展開は去年と同じ。自虐ネタからショートコントの意味を自ら解説しだすのは新しい展開で、面白かったです。

■ヒューマン中村(敗者復活枠)
はじめて見た時には、5年も連続で決勝進出するとは思いもしませんでした(^^;;
復活、やったね!
今回ももちろんフリップ芸。
でも、もてない男ネタ・・・去年と比べると戦闘的だった気がします。あくまで好みですが、去年のネタの方が好きです。次回に期待。

※自分が面白かったのは、じゅんいちダビッドソン。やまもとまさみの完成されたほんわかさも好きなのですが、インパクトはダビットソンでした。視聴者は1位・ノンスタ石田、2位・やまもとまさみ、3位・じゅんいちダビットソン。
審査員はじゅんいちダビットソンで、じゅんいちダビットソンがファイナルステージ。

視聴者の点数を増やしても、審査員の人数と持ち点(各3点)の関係で、ファイナルステージ進出者が審査員の合計の点数で決まるのは変わりません。
去年のパーセンテージ方式とどちらが出場者の励みになるのかなぁ。
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<ファイナルステージ>

■ゆりやんレトリィバァ
女スパイで、アメリカ人の生態模写ネタ。「オーライ!!」「メリークリスマス」(笑
つなぎのネタも、ごろんごろんと退場するのも面白かったです。
友近とはまた違うタイプの女性コント芸人。
女性のコント芸人さんで、演劇に流れすぎずにきっちりキャラを演じれる人は少ないので、新鮮でした。そして何より大事なのは、明るく笑わしてくれること。
多才な人のようですので、これからどの方向へ進むのか、どの需要が増えるのか未知数ですけれども、今、面白い。

■マツモトクラブ
祈る男ネタ。お願いが長くいし多いし、と神様に突っ込まれて・・・おつりを出す神様が可笑しかったです。
今回のR1で初めてお見かけした人です。一見暗そうなのですが、とぼけた味わいがあるキャラの持ち主でした。俳優さんでもあるんですね。なるほど。

■じゅんいちダビットソン
もちろん本田選手ベースで、賞味期限についての苦情電話を受けるスーパーマーケットの店員さんネタ。
「ACミラン」→「話にならん」(大笑
サッカーに引き寄せての練られた例えと、キャリアの確かさを感じさせる話術。面白かったです。

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※ゆりあんとダビットソンですっごく迷いました。コントか話術か。
こういう時、結果を知っているっていうのは邪魔ですな(汗
コントより話術の方が好きなのでダビットソンで。でも、ゆりあんも好きです。マツモトクラブは個人的には練りに練った一回戦より、ファイナルステージのネタのほわっとした感じの方が好きなのですけれども、今回はパワー負けしちゃったかな。

視聴者1位はゆりあん、2位はダビットソン、3位はマツモトクラブでした。
審査員はじゅんいちダビットソン。優勝も同じくです。

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今回は進行事故もなく。
夕方に放送されていた最初の頃と比べると、雲泥の差ですわ。
出場者も、組み合わせの都合で運良く決勝に出場できたのかな?(汗)、と感じてしまう人はひとりもおらず、さすが決勝、と思わしてくれるレベルの高い戦いでした。

しかし去年も書きましたが、今はネタよりキャラ。
R1グランプリをとっても、テレビの露出がなかなか増えないようです。
ネタをやるためにも、キャラで売れないと経済的に苦しい。かといってキャラが先行しすぎると飽きられてしまう。難しい世界です。

じゅんいちダビットソンさん、優勝おめでとうございます。
今は本田選手が引退した後のことは考えずに、このまま行けるところまで突っ走って欲しいです。期待しています。

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THE MANZAI 2014
キングオブコント2014
ドリームマッチ2014  夏
2014年3月のま とめ:おまけ「いいとも」
R-1ぐらんぷり2014
THE MANZAI 2013
キングオブコント2013
歌ネタ王決定戦2013
R-1ぐらんぷり2013
ドリームマッチ2013
THE MANZAI 2012
キングオブコント2012
R-1ぐらんぷり 2012
ドリームマッ チ2012
THE MANZAI 2011
キン グオブコント2011
R-1ぐらんぷり2011
ドリームマッチ2011
M1グランプリ2010
キングオブコント2010
R-1ぐらんぷり2010
ドリームマッチ2010
M1グランプリ2009
キングオブコント2009

2015年2月26日 (木)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #06

公式サイト

新年を迎えた1月3日、藪下依子(杏)の実家に谷口巧(長谷川博己)がやってくる。そこには、依子の叔母の富田初枝(田島令子)と、叔父の富田康行(田口主将)も来ていたが、 巧は横浜から慣れない東京への移動と緊張で絶不調だった。 (公式サイトより)

17年前の・・・小夜子のいない、初めてのお正月。
依子の作ったお雑煮は、小夜子の味を見事に再現していました。
感激する俊雄でしたが・・・

16年前。
お雑煮の味がちょっと違う、と俊雄。不満そうな依子。

15年前。
お父さんはこっちの方が好き、と俊雄。

そして現在の元旦。
もう、違う味に慣れている二人でしたが、小夜子が現れて
「料理は化学実験ではない、何か入れ忘れている、それはま・ご・こ・ろ」
と依子をいつものように挑発しました。

1月3日、よれよれになって薮下家にたどり着く巧。
すでに2回吐いた、と依子に報告、家に上がったとたんにまた吐き気を催します。
慌てる俊雄。依子の「3回目」が可笑しかったです。

ここでニューイヤーパーティーのキス事件へと戻ります。
巧にキスをした後、これでキスしやすくなったんじゃない?とさばさばと去っていく佳織。
残った二人、一気に盛り下がってしまいました。
そうね、タイミングを奪われてしまったのだから。
いつもの仏頂面に戻って「本年もよろしくお願いします」とそっけなく挨拶。お正月に家に招きますが、引きこもりの巧が受けるわけもなく。
とっとと帰る依子・・・って、鷲尾は完全に無視かーい(笑

さて、巧が薮下家を訪れる2日前・・・って、元旦ね。
多くの日本人にとっては、1年で一番特別の日を、あくまで事件(?;;)の起きる「何日前」表記で表してるのに(笑
さらっと、巧を新年恒例の行事に誘ってはどうか、と依子に言う俊雄。
早速巧に電話する依子、もちろん断る巧。

1日前。
巧の部屋で、なぜか蚕のように転がりながらダベっている巧、宗太郎、佳織。
そこへ、重要なことなので直接会って確認したい、と依子が乗り込んで・・・訪れました。

私の家族に会わないってことは、結婚する意志がないってことで。
「これをもって、交際はこれで終了となりますが、よろしいでしょうか。」
「ちょっと待って。」

お父さんに気に入られるわけがない、お正月が台無しになる、と慌てる巧。
「その場合も終了となります。」
何とかごまかせ、という宗太郎。
ありのままの巧を見てもらわねば意味がない、と依子。
そんなの、受け入れられるわけがない、と宗太郎と留美さん(笑
「その場合も終了です。」

依子さんに協力してもらって最善を尽くせ、と佳織。
観念した巧。
「お願いします、肩、おもみしますんで」(笑
助言はしますが、その先はあなたの努力次第です、駄目なら
「交際終了です。」

うわ、遠出をするのが久しぶりなのに加えて、こんなにプレッシャーかけられたら、吐きたくもなりますわ。
1月3日の顔合わせがうまくいかなかったら、依子とは終わり、だからといって逃げても終わり。
絶体絶命です。

早速、事前対策を練る依子。伝授される巧、聞き入る宗太郎、佳織、留美・・・
なお、巧がいかなる人間は、父はもちろん、親戚にもありのままを伝えているそうです。
余計にプレッシャー。

話は当日に戻って。
叔父、叔母も顔を揃えての、新年のご挨拶が始まりました。
あとで俊雄さんが言う通り、公務員一家なのね。
皆さんのまじーめな挨拶のあと、マンガと米ドラマシリーズの鑑賞で締めくくった巧にあきれる親戚に、俊雄さんがS・マックイーンの映画の話題をふってフォローしてくれました。「大脱走、荒野の七人・・」。優しい。
しかし映画のことは譲れぬ巧。オタクの本領を発揮してしまいました。

ええ、わかります、その気持ち、でも、抑えないと。抑えれないのが巧なんですけれどもねぇ。

巧に不信感を募らせる叔母。
完全に妻のお尻に敷かれているらしい叔父は、ペットを籠にいれて持参・・・嫌な予感がぷんぷんしますが・・・あ、やっぱり。

蛇のタローに腰を抜かす巧。
そこへなぜか鷲尾参上。

鷲尾は、ニューイヤーパーティーの時、依子が去った後に、巧に、依子を奪って見せます宣言をしていました。
鷲尾の熱血ぶりに「馴染めない」と呟く巧でしたが、今は爽やかにあいさつをし、如才なく振舞う鷲尾に窮地に立たされます。

その頃、留美と佳織は「うちの2階のレンタルショップ」、すなわち巧の部屋から持ってきたDVDを鑑賞中。
今、観ているのは「ミート・ザ・ペアレント」(笑

恒例の行事が進む薮下家では、百人一首がはじまります。
このことも、依子からレクチャー済み。
全部暗記している、と余裕だったのに、スピードについていけず惨敗。
みなが百人一首に熱中している間にタローが何処かに行っちゃったようですが・・・

さて、ここで宗太郎が、鷲尾に作戦会議の内容を全て流していたことが明かされます。
ブラックです、照明もブラックです(^^;;

やることなすこと裏目に出る巧に、苛立たしさを募らす叔母。
俊雄の制止を聞かずに巧を問いただしはじめます。
「依子のことが好きじゃないってほんと?」
そして「寄生」発言にいたって、結婚をなんだと思っているのだと怒り出し、この結婚に断固反対、と言い出し、依子に鷲尾と結婚することを勧めますが、
「今まで一度も考えたことがなかった。」と依子。

キスもされているのにねえ。あれは依子基準ではキスのうちに入っていないのかも。ほんとに全く対象外なのね。
逆に、巧に対しては、足を運んで出席を促し、作戦まで立てているのだから、好きかどうかはわかりませんが、かなり気になる存在なのには間違いありません。

激昂する叔母に、いつもの持論を展開する巧。

「お言葉を返すようで悪いのですが。男が家庭に入ることを望んで何が悪いのでしょうか。
家事手伝いの女は普通なのに、なぜ男はだめなのですか。
僕の事情をよく知らないのに、簡単に人を否定するもんじゃないですよ。」

確かに専業主婦も大変な仕事だからな、と俊雄さん。良い人だ・・・
冷静な俊雄の意見に、それが本当にやりたいことならば、とクールダウンする叔母。

「僕は専業主婦になるのが夢なんです!」

そんなこと、全く考えていないし、花嫁修業的なことも一切やっていないことがバレそうになりかけたところで、お雑煮を作る、と提案しました。

実はこれも依子の作戦のようです。
宗太郎経由で情報を仕入れていたであろう鷲尾、当然対抗して台所に立ち、一人暮らしが長いとかで、美味しいお雑煮を手際良く作り終えてしまいます。
ますます好感度up!

巧はと言えば、もたもたしているうちに、逃げ出したタローを間違って煮え立った鍋の中に・・・

救出したタローに心臓蘇生処置を行う依子(笑
大慌てで動物病院へ行く叔父、叔母と鷲尾。
後に残った依子は絶望する巧に詰め寄ります。

「父の映画の知識を愚弄し、百人一首で惨敗し、トロフィーを壊し、タローを死の淵においやり。
どうやったらこんなに色々巻き起こせるんですか!」

「自分でも驚いてるよ~・・・」

そこへ、竹刀を手にした俊雄さんが近づいてきました。
恐れおののき、家を飛び出して堤防まで駆けていく巧。

ここまでが前半。
後半は長いです~(汗笑
書き忘れましたが、セリフは耳コピですので、正確ではありません。

俊雄さんに襲われると思った巧。

「やめろ!
えらそうに人のことを値踏みしやがって、何様のつもりだ!
古き良き正月を祝う家族を演じやがってよ!茶番だよ!
僕には僕の生き方に誇りを持っているんだ!
あんたらにとやかく言われる筋合いはないよ!」

本当に誇りを持っているようには見えない巧。
俊雄さんの前に醜態を晒してしまいました。ありのままの自分を見せた、とも言えます。
怯える巧を慈悲深くみつめる俊雄さん。素振りが格好良いです。

「君と少し汗を流そうと思ったんだ。すっきりするよ。」

穏やかなな俊雄さんの指導の下、素振りの稽古をする巧。何だか楽しそうです。
そんな巧を見ながら、俊雄さんはぼつぼつと依子のことを語りだしました。

「妻は数学者でね、依子もその血を引いてか、小さい頃から理数系の成績は抜群だった。

妻は長年「ミレニアム問題」っていう、ある数学の難問に取り組んでいてね。ある時、解けるかもしれない、と言い出したんだ。ノーベル賞級なんだよ。
で、しばらく研究室に閉じこもった。そこで倒れたんだ。
癌だったよ。気づいたときには、もう、手遅れでね。あっけなかった。
依子が12歳の時だった。」

回想で、病室の小夜子を見舞う依子。

「お母さん、本当に死んじゃうの?」

「人間はみな死ぬわ。」

「いつ死ぬの?」

「三ヶ月か四ヶ月の可能性が高い。」

「お母さんの研究は完成するの?」

「無理ね~。残念だわ。」

「私がお母さんのかわりに解くわ。」

「いいわよ。あなたはそんなことしなくて。」

「私には無理だというの?私が努力を惜しまない人間だ、ということのはお母さんが・・・」

「そんなことより、これを覚えて欲しいわ。
お父さんの好きな色、おせちとお雑煮の作り方と、正確に書いてある。」

話を続ける俊雄さん。

「妻はあの子に普通の女の子として生きて欲しかったんだろうなあ。」

神妙な表情で聞く巧。

「そうそう、この場所だったよ。
私はは妻が亡くなって、ほんとに落ち込んでしまってね。
でも、あの子は平然として私に言ったんだ。」

ここで回想。

「お父さんに教えてあげる。
量子力学によると万物はすべて粒子によってできているのよ。
つまり死とはその人を形づくっていた粒子が気体という姿に変形することに過ぎないの。

お母さんの粒子は存在し続けるわ。
お母さんは、ここやそこに居続ける。」

「そうか、そうだな。お母さんは居続けるんだよな。
寂しくなったら、いつでも話しかけていいんだ。

ありがとう、依子。」 

「量子力学を教えただけよ。」

そして6年前。

依子は大学、大学院と数学者の道を進んで、小夜子の研究を引き継ごうとした。

「そこで愕然とするんだ。
母親の研究が全く理解できないことに。

それこそ、何ヶ月も何年も寝食さえ忘れて研究して没頭したけど、結局は認めざるを得なかったんだなぁ。」

その時の依子。

「結論を得たわ。私は数学者としてお母さんに及ばない・・・」

倒れます。

「まるまる三日間、死んだように眠り続けてね。四日目に突然起きて、こう言った。」

「国家公務員になるわ」依子。

「わずかな期間で猛勉強して、見事合格だよ。
うちは公務員一族だけど、キャリアははじめてだ。
親族の誇りだよ。

そして今、あの子は頑張って結婚しようとしている。
母親の願いどおり、普通の女の子として生きようと、必死で頑張っているんだ。

私はね、もう、あの子が傷つくところは見たくない。
絶対に幸せになって欲しいんだ。

谷口君、君がどう生きようとかまわない。
しかし、自分勝手な理由であの子とつきあっているのなら、やめてくれ。
あの子のことを本気で思っていないなら、好きでないなら、消えてくれ。

まして、変わった子だから上手く騙せると思っているなら、許さない。

絶対に許さない。

・・・すまないね、こっちから招待しておいて、こんな話。」

「料理、ふだん、やってません。

僕は誰かに寄生するために結婚するんです。
依子さんのことが好きなのかどうなのか、だぶん、好きじゃないと思います。
すみません。

・・・ただ、騙せるなんて思ってません。
僕みたいなの、相手にしてくれるの、依子さんぐらいでした。

消えます。」

と、そこに依子。

「帰るのは最後まで作ってからにしてください、お雑煮。
私は、努力を無駄にすることを良しとしません。」

ここで、1日前の谷口家の事前会議に戻って。
留美さんのお雑煮を、いつものようにはっきりと、けっしておいしいとは思いません、と断じる依子。
巧も、いつも味オンチだと思っていた、と。
母に関することで、依子の意見に同調するなんて、珍しいです。
この味では。「率直に申し上げて薮下家で通用しません。」と巧に薮下家のお雑煮を伝授する依子。
調味料の数値は全部暗記済み・・・
.

そして、今。

巧のお雑煮が出来上がりました。
こんなに真剣に、何かに取り組んだことはここ10年あまり、なかったかもしれません。

ひとくち啜る俊雄さん。

「これ、どうやって作ったんだ?」

びびる巧、依子さんに言われたとおり作ったけれども、何か間違えたかも・・・

「おいしい。おいしいよ。
小夜子の、妻の味だ。
とってもおいしい、なあ、依子。」

お雑煮を啜って泣き出す依子。

「おいしいよ、母さんのお雑煮だ。
おいしい、谷口君。」

声をあげて泣きながらお雑煮を食べる依子を見詰める巧。

そんな三人を見て、そっと立ち去る鷲尾。
.

その後、俊雄さんに見送られて、二人は初詣に行きます。
叔母から、タローが一命を取りとめた一報を受けて「私の蘇生処置が功を奏したのでしょうね」と嬉しげな依子を、あきれつつも柔らかく見る巧。
依子の習慣に合わせた巧。二人で絵馬を奉納することにしますが、何を書いたかは、もちろんお互いに秘密。

大変な1日が終わって帰宅した巧は、具合の悪そうな留美さんをみて慌てます。
しかし、大丈夫、と留美さん。

一方、同じく帰宅した依子。そのままベッドに横たわってしまいました。
今まで何度も映っていたけれども、依子のベッドって病室と同じテイストなのね。

そこに小夜子が現れます。

「喜んでいたわ、お父さん。17年ぶりに私のお雑煮が食べられて。」
「そうね」
「どうして再現できたのかしら。あなたは1年目の時だけで、以降、ただの一度も再現できないのに。」
「さあね、たまたまでしょう。」

「数学者とは思えない発言ね。
結果には必ず原因がある。
この問題のヒントは?

そもそもあなたが最初だけ再現できたのはなぜか。」

同じ頃、仏壇の前に座る俊雄さん。

「不思議なことがあるもんだね。
もう二度と君のお雑煮は食べられないものだと思っていたのに、誰も作れなるはずがないのに。」

17年前の回想。

小夜子の味を再現したお雑煮を食べて泣き出す依子。

そのあと、俊雄さんは小夜子の残したレシピの数値をこっそり改ざんしたのです。

「あの子の涙を見るくらいなら、君の味が食べられないくらい・・・
それなのに。
君が彼に力を貸したのかい?」

俊雄さんもまた小夜子と話しているのでした。

「私は何もしていない。あの子が彼に作らせたんじゃないかしら。」
「あの子が。」
「きっとそうよ。」

俊雄さんの前から小夜子は消えました。

一方で、依子の下に現れた小夜子は依子に語り続けます。

「あなたは私と同じで、昔から数字は一度見たら忘れないものね。
あなたはずっと作れたのに、作らなかった。
お父さんが書き換えた数字に騙されたふりをしていた。
食べたら悲しくなるから。

それが今回17年ぶりに封印を解いて改ざんざれる前の数字を彼に教えたのは、谷口さんがお父さんに気に入ってもらえるように。

答えはそれしかないわ。」

彼が分量を間違えて偶発的に近いものがてきた、という答えもある、と依子。

「ふーん?
神社の絵馬に、お互いなんて書いたのかしら。
願いごと、叶うといいわね。」

「もちろんそう願っているわ。」

自ら消える小夜子。

絵馬に書いてあったのは。

「彼女と結婚できますように 谷口巧」
「世界平和 薮下依子」

.

以下、書き漏らしたエピです。

巧の留守中、「卒業」を見終わった留美さんと佳織。
有名なラストシーンに
「二人とも笑ってないんですよね」佳織
「これから待ち受ける現実に愕然としている表情よ」留美さん。
「一時の情熱で突っ走っちゃだめって話ですね。」佳織
「あなたも気をつけなさい。」と留美さん、佳織の顔を覗き込んで「ヘンなの、好きになっちゃだめよ。」

留美さんは佳織の気持ちに気がついている?
もし、ヘンなのが巧だったら、依子ならいいのか・・・いや、依子は巧のことを"好きになっていない"から、いいのかな?
一時の情熱・・・なんだか深いです。

鷲尾はと言うと。
すっかり打ちひしがれていましたが、宗太郎に「まだまだ勝負はこれからじゃないか!」と炊きつけられて、またやる気になりました。
って、家族で正月を過ごしているはずの宗太郎。いつも一人なのは何故?
鷲尾を焚きつけるのは佳織のためだけなのでしょうか。
鷲尾に情報を流すシーンでは、宗太郎に小悪魔の角が生えているように見えました。

スプラスティックな前半と、俊雄の深く切ない愛情ともに依子の過去が明かされたしみじとした後半。
ほのぼのとした初詣デートを挟んでの、俊雄と依子の絆を描き、オチは・・・絵馬(笑

幼い依子を映さなかった、冒頭の17年前の映像が効いていました。うまいです。
どんでん返しの連続で、今週も心地よく翻弄されました。

いつも依子の前に登場する小夜子とは違う、本当の小夜子。
依子にとって小夜子は、数学者としても女性としても自慢の母だった。
小夜子に対する愛情、尊敬、それゆえの劣等感・・・いや、劣等感と言うより、後を継げなかった悔やみと努力が実らなかった敗北感が「小夜子」という姿になって現れ続けているのかもしれません。でも、そういう心理分析的な解釈だけでわりきりたくないです。

依子の心境の変化にともなって、小夜子の言葉も変わってきました。
俊雄さんにも、俊雄さんの小夜子が見えていたのですねえ・・・(グスッ

小夜子はほんとうに粒子なのかもしれません。

「量子力学」と平然としていた幼い依子が、母と同じ味のお雑煮を食べて泣き出すのには、思わずほろり。
17年たっても忘れられない母の味との再会に涙する依子にも・・・(泣

味、そして匂いって、そうなんですよね。一瞬で記憶が蘇る。

妻の味より、娘の気持ちを選んだ父と、そんな父の気持ちがわかっていた娘。
父の映画の知識を愚弄したことを怒る依子。
俊雄さんの「変わっている子だから」の中に一杯詰まった愛情と心配と。
そっけなくっても、お互いを思いやっていることは、セリフの通りです。二人の、小夜子を亡くしたあとの寂しさが胸に沁みました。(涙

依子もまた、巧と同じ、自分の才能の限界を知ってしまった人間でした。
そのことを知った巧は、どう思ったのでしょうか。
俊雄さんの思いを聞いてもなお、依子の下から消えず、絵馬に「結婚する」と書いたのは、誠心誠意「寄生」することを決心したのかな、それとも・・・好きになった、は、やっぱりないかなぁ。

骨格及びデティールがしっかりしていて、決してキャラやキャスト頼みではなく、ストーリーで見せてくれる。
今のところですが、すべて期待を上回るドラマになっていて、本当に嬉しいです。

今回の〆も同じ言葉で。

次回が待ち遠しい!

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2015年2月24日 (火)

流星ワゴン #06 簡単感想

公式サイト

忠雄(香川照之)が現実世界で今にも死にそうな状態にあることを、とうとう本人に明かした一雄(西島秀俊)。死の淵でなにか大きな後悔を抱いた忠雄の、やりなおしたいという強い思いが生み出した生霊…それが一雄の旅の中に現われた若い忠雄なのだ。後悔を消せないまま現実の忠雄が死んでしまえば、生霊の忠雄は永遠にこの世をさまようことになる。それを知った忠雄は、この時代の自分と接触しようと広島県福山市・鞆の浦の家へ向かう。
しかしそれを知った橋本(吉岡秀隆)は一雄に忠告する。この時代の老いた忠雄と若い姿の忠雄、出会うはずのない2人が出会えば、時間の流れにゆがみが生じ、すべてが元に戻されてしまうと。これまでのやり直しの旅も無かったことになると知り、一雄は大急ぎで忠雄を止めに走る。(公式サイトより)

原作未読、感想メインで書きます。

時間軸は先々週、先週と同じ、現実の半年前。

一雄は、忠雄やチュウさんの心配より、自分の努力が無駄になることを恐れ、追いかけます。
今の一雄がやり直しの旅でいくらもがいても、現実はほとんど変わらないままなのですが、いや、だからこそ、何もなかったことにはできない。

母が新たな家庭を持ったことがショックなあまり、父と喧嘩した健太も福山へ。
喧嘩するっていうことは、橋本親子にも変化が現れているということなのでしょう。

今の忠雄の後悔は、健康診断を受けなかったことだと解釈した生霊の忠雄・・・チュウさんは健診を受けさせるべく忠雄を説得しろと一雄にいいますが、勘当同然の一雄は、ふん切れません。
怖いのと、何を言っても通じないことへの諦めと。

ふんぎりのつかない一雄が家の前で躊躇していると、澄江(倍賞美津子)と智子(市川実和子)がその姿を見つける。6年ぶりに実家へ足を踏み入れた一雄は、72歳の忠雄と対峙するが…。 (公式サイトより)

健診のことを言うすきもなく、けんもほろろに追い出されてしまいました。

老いた忠雄のあまりの傍若無人な頑固っぷりにあきれる、チュウさん(笑
このドラマでは数少ない、ユーモアを感じた部分でした。
あ、あと、布団を持って家出(?)するところと。
そうね、服が手に入らないから、寒いよね(^^;;

チュウさんは、忠雄のことは一番良く知っている(そらそうだ;;)と、忠雄の負けず嫌いを利用した一計を案じますが、ばれてしまって万事休す、忠雄は騙されたことに怒りまくります。
その様子を見ていたチュウさん。なんとかせい、と一雄に言うも、一雄はうずくまって震えるばかり。
その姿は、苛めに震える広樹とそっくりです。

そんな一雄を、お前が後を継がなかったからだ、と責めるチュウさん。
あんたが勝手だからだ、と反発する一雄。
・・・いつもの調子で喧嘩が始まり、「もうええっ」とキレたチュウさんは明日、自分が忠雄に会って話をする、と、どこかへ行ってしまいます。

一方、家に帰っても怒りがおさまらない忠雄。
一雄は巻き添えを喰って怪我をした澄江を見て、父への怒りをたぎらせます。
しかし、逆に澄江に

「あんた、何様のつもりなの。私は不幸だと思ったことは一度もない。
あんたにそういうことはわからないと思うけど。」

と一喝されてしまいます。
母の味方をしているつもりなのに、いつも自分を守ってくれていた母親が父を庇って怒った、と言うのは、かなりショックだったかもしれない。しかしこのドラマは、そういう方向には進まないでしょう。

ともかく。
そうです、夫婦のことには子供は口を出せないのです。
もし自分が忠雄と澄江の子供だったとしたら、こういう形の両親を見ているのは辛いだろうと思いました。

澄江は医師に、忠雄の日常を記録したノートを渡して「診察」して欲しいと頼み込みますが、直接きてもらわないと、と断られます。
澄江の後をつけていた一雄は、澄江が医師の部屋の前に置いていったノートを見、びっしりと忠雄の日々の健康状態が書かれてあるのを見て、涙します。

あくる日、ついに家に乗り込んで、忠雄に健康診断を受けるよう説得を試みる一雄。

でも例によって説得がヘタなのね、この人(汗
いつもすごく感情的になってしまう。今回は相手が忠雄だから仕方がないとは言え。
忠雄が相手だと、一雄でなくても、ひたすらあやまるか、怒鳴りあうかどちらかしかないでしょう。

ここで一雄は思いのたけをぶちまけます。

忠雄が倒れてから、週に1、2度会いにきている、それは忠雄に会いたいからではない、車代が欲しいから。
なぜなら、自分はその時リストラされているから、あんたの言ったとおり負け犬になっているから。

でもねぇ・・・美代子の時と同じです。半年先のことを語っても、説得力にかけます。
どんなに気持ちがこもっていても「はぁ?」ってなっちゃいますなあ。

こうして忠雄の説得に失敗した一雄。
チュウさんは、ついに忠雄には会いませんでした。
しかし、忠雄がやり直したいと思っていることはわかったらしい。

健太は、自分が一雄たちを待っている間に書くも捨ててしまった母の絵を、澄江からおみやげとして受け取りました。

健太と澄江が触れ合うシーンはショートカットしてしまいましたが、母親は子供のことを絶対に忘れていない、という澄江の言葉に励まされた健太。
澄江は、健太との別れの時に、健太のことは絶対に忘れない、と言ってましたけれども、なんらかのオチは用意されているのでしょうか。ここまでの流れにファンタジー要素がほとんどないので、ちょっと想像がつきません。

立派な社屋を建てたのに、自宅は昔のまま、というのは、忠雄のやりのこしたことと関係があるのでしょうか。
映されていない忠雄の姿があるのかないのか。
チュウさんが忠雄のやりのこしたことをやれば、一雄の現実にも変化が起きるのかどうか・・・あまり期待はできなさそう。

今回は、震えるほど怖い父と話すことはできたけれども、あまり変化が見られませんでした。
忠雄と一雄の関係、というより、一雄の忠雄を見る目が変われば、広樹、美代子を見る目も変わるかもしれない、と期待したのですけれども、残ったのはまたも苦い挫折感・・・

澄江の叱責は、未来に繋がったのかな?

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2015年2月23日 (月)

仮面ライダードライブ #19「なにが刑事を裁くのか」

公式サイト

真のジャッジを捕まえるため、ジャッジロイミュードと手を組んだ橘(中沢青六)。すべては、ジャッジの汚名を着せられたまま兄を殺され、幸せになれない秋絵(東亜優)のため…。進ノ介(竹内涼真)は橘の強い決意を知る。(公式サイトより)

ジャッジを生んだというか、ロイミュードを引き寄せたというのは、橘の5年前の真犯人に対する強い復讐心でした。
その頃、剛がジャッジであるという映像がネットで流れ、復讐代行サイトが新たに立ち上がります。
剛を撮り、サイトを立ち上げた男こそが真犯人で・・・

えらく詰め込んだ後半でした。
そのうえ巨匠なので、画がにぎやなかこと(汗笑
シフトカーは可愛かったけれども、そっちに気をとられて、本筋の印象が薄くなりました。

結局、剛は刑事魂を認めたのかな?チェイサーと戦う方を選んだのだから、認めたんだろうな。いや、全部認めたわけではないのかもしれない。
自分的には重要なポイントでしたので、もう少し剛の気持ちを描いて欲しかった気がしました。
「バイクに乗らない」選択は剛らしくて可笑しかったです。

真犯人。助けられたことに嫉妬するなんて、ひどい奴でした。
あのボタン一つでちゃんと有罪にでいるのかどうか、ちょっと不安です。ちゃんと裁いて欲しい。
あと、戸が開いたら、秋絵がいきなり橘に抱きつくのには、違和感を持ってしまいました。いくら追い詰められていたとは言え、距離感がおかしい気がする。
ロミュードを生み出したことは罪になるのかどうかも、曖昧だった気がしましたし。

うーん、刑事ドラマの要素があるゆえに、無粋なツッコミをしてしまうのでしょう。もっと気楽に楽しまないとね・・・困った(_ _);;

それと実は・・・今回、ドライブとマッハの区別が時々つかなくなりました(大汗
ドライブの基本形が赤、デットヒートマッハの上半身も赤だからだろうと思います。目がゆいてってないのね、情けないです・・・

ラスト、橘を見る進ノ介の表情は良かったです。

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手裏剣戦隊ニンニンジャー 第1話「俺たちはニンジャだ!」

公式サイト

戦国時代ー
天下を恐怖で統一しようとした戦国最凶最悪の武将・牙鬼幻月。
伊賀崎家率いる忍者衆は、激しい戦いの末に牙鬼を葬ったのだが、牙鬼は不吉な予言を残した・・・
「444年後、妖怪となって復活し、もう一度天下を恐怖で支配せん」と。

そして時は流れー
ラストニンジャ・伊賀崎好天は、妖怪として復活した牙鬼幻月と戦い、これを封印した。

さらに時は流れ現代ー
牙鬼幻月の封印は解かれ、妖怪たち牙鬼軍団が人々を襲い始めた!
人々の"恐れ"を集めて、牙鬼幻月を完全復活させようとしているのだ。
そこに現代の5人の若者たちが現れる。
彼らこそ伊賀崎家の末裔にして、ラストニンジャ・伊賀崎好天の孫たち。
その名は「手裏剣戦隊ニンインジャー」(公式サイトより)

ということで、はじまりました。
例によって、予備知識ゼロです。

レギュラーでシロって、ゲキレン以来かも。
今シリーズはメンバーをどうやって呼ぼうかなぁ。

「忍びなれども、忍ばない」「忍タリティ」などなどのコピーから、スタッフの遊び心というかノってる感じが伝わってきます。
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冒頭から小物がワラワラ登場し、風来坊風の主人公がレッドさんに問答無用で変身。
彼が戦っている間に大物らしい狐の妖怪が道場から小槌を盗み出す。
一方、小物たちをやっつけたレッドさんの前に、レッドパパ登場、緊急事態発生に、すでに変身アイテム持参でいとこたちを呼びよせている、という用意の良さです。

しかし彼らは伝説の敵、牙鬼は亡くなった祖父の好天が倒したはず、と敵が襲ってきたことを信じませず、大学生のモモさん、魔法を勉強をするために英国に留学中のアオさん、キ・・・は、やっぱり言いにくいなあ(汗)、一番年下のイエローさんは戦えるほど修行していないと尻込みし、レッドさんの妹、シロさんは兄の暴走の方が心配、とやる気がありません。

ところがレッドパパ、444年後だと思って好天が倒したのは実は2年前で、今年が444年だった、とへろっとカミングアウト。パパ、自然体でいいキャラですわ。

そこへ潜んでいた狐の妖怪が小槌をふると、封印していた塚から牙鬼が復活し、電気ノコギリがかまいたちに変身、町をかなりえげつなく破壊しはじめます。
一人奮闘するレッドさんを見てやる気になったメンバー。一緒に戦い、ど派手な得意技でかまいたちを倒しますが、狐の妖怪の小槌で巨大化。
巨大化した妖怪に対抗するには・・・どこからともなく飛んできた手裏剣で、それぞれのオトモが参上。
自らも巨大ロボとなって、まずは落着。

そこへ死んだはずのおじいちゃんが現れて・・・

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基本的情報を、引っ張ることなく、もれなくテンポ良く詰め込んだオープニングでした。

変身アイテムがシステムを含めて、とってもわかりやすかったです。
忍者一番刀に忍シュリケンをセットするとニンニンジャーに変身。
忍シュリケンは、各自がずっと肌身離さず持ってたのね。

そこにじいちゃんが持っていた変化忍シュリケンをセットすると、オトモが参上。
町中が忍者屋敷みたいなっちゃったよー(大笑
どんな力で、どうやって仕掛けたのだろう、と思いつつも、画が可笑しかったので、OK。

犬のロボは寡聞にて、はじめてみました。可愛い。
そしてなんといっても忍者走りのシノビマル、格好いいし可愛い。好みのフォームです。でもって実際はスーツと同じだから(汗)、身軽なのが斬新でした。
ロボに乗る、というか座っちゃうのね。

狐の妖怪は十六夜九衛門ていうのね。
小物たちはヒトカラゲ。相変わらずセンスの良いネーミングです。
敵の設定がしっかりしている、すなわちフォーマットがすでに出来上がっているので、色々と遊びやすいかもしれません。
今回はまだ登場しなかった、蛾眉雷蔵。声の人が生身で登場する回もあるのでしょか?

尽きることのない戦隊シリーズのイマジネーションとパワーに改めて感服しました。
楽しくて賑やかなシリーズになりそうです。

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2015年2月22日 (日)

花燃ゆ #08「熱血先生、誕生」

公式サイト

出獄し杉家に帰ってきた寅次郎(松陰・伊勢谷友介)。謹慎処分のため部屋に籠もるばかりの兄を見、文(井上真央)は家で塾を開き、若者に学問を教えることを思いつく。生徒集めに奔走する文だが、罪人の塾では一人も集まらない。そんな中、文はかつて黒船を一緒に見に行った久坂玄瑞(東出昌大)に再会。玄瑞は国の未来を危惧し、必死に勉強していた。寅次郎に意見の手紙を送るが、寅次郎の返事は、玄瑞を激怒させる。しかし文は…(YAH0O!テレビより)

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敏三郎が大人に、梅太郎夫妻に子供ができました。
実際の時間はそれほど経っていませんが、ドラマとしては新しい段階に入った、ということですね。

寅次郎を助けるために椋梨に取り込まれ、周布の派閥争いの道具にされてしまった伊之助。
寅次郎を助けて欲しい、と頼む文に、俺を当てにするな、もう、助けてやれぬ、と。
寿は易々と椋梨の妻、美鶴に取り込まれてしまいました。
「いいえ、嫌いですよ、田舎臭い若い娘は。」と美鶴。
夫婦揃ってやな感じです。

さて、挑発に乗る久坂に歯ごたえを感じる寅次郎。
自分は部屋から出れないので、文に久坂を連れてきて欲しいと頼みます。
久坂の孤独な境遇を知った文。
久坂が一番激高するという言葉「医者坊主」をぶつけての陽動作戦をとりました。
引っ掛かった久坂は怒り心頭、寅次郎の寓居に押しかけます。

「言葉と行いが一致すれば、もう、君に敵うものはいません。
君のような若者がいれば、この国の未来は明るい。」

久坂の亡兄を褒め、久坂の努力を認める寅次郎。
「この国のことを思って、孤独にも負けず、ただひたすらに学んでこられたのでしょう。
よう、独りで頑張ってこられたな。」


褒められなれていない久坂は神妙になりますが、それでも騙されない、塾には入らない、私はただの医者です、と。

「あなたの手紙のやりとりで思った。

やはり、僕に教えることはできません。
楽しかった、これがええ、こういうんがええ。

どうです、僕は教えることはできませんが、良かったらともに学びませんか、友人として。
友人と学ぶに、身分や立場など、どうでもええこと。
もしろん、講義ではないので、謝礼など無用、それから、握り飯つき。」


久坂と寅次郎のやり取りを聞いていたのは、軽卒であるがため明倫館への入門を断られた吉田稔麿、魚屋の息子ゆえ学問をさせてもらえない松浦亀太郎、父、文之進から何かと寅次郎と比べられる彦介。
彼らと久坂が寅次郎の最初の門下生となったのでした。

会ったことがないふりをしていた文に、あの時のおみくじは大吉だったと告げる久坂。
激高する中でも、刀を選ばず、丸太棒を選んだことに、久坂の真面目さを感じました。なので、恵まれた家に生まれたのに遊び歩いている高杉に反感を持っているようです。

今回は、身分の壁などに鬱屈している若者たちを描いて無理がなく、すらすらと観れました。
華美を競う武士の妻たちと彼女たちの着物、そして紅を買いにいく寿には違和感を持ちましたけれども。
華美を競うって・・・武士の妻としては失格でしょう。美鶴の取り巻きは落ちこぼればかり?(汗
時代劇ならともかく、大河なら、もう少し風俗習慣、何より佇まいに留意して欲しいです。
実は、先週の、文と兄のハグシーンにも違和感を持っていました。文が子供の設定だったとしても、武士ですからねぇ。
日本人に「ハグ」という行動が認知されるようになったのは、平成に入ってからくらいじゃないかなあ。

さてさて、やっと松下村塾の話に入りましたよ。

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2015年2月21日 (土)

問題のあるレストラン #6

公式サイト

たま子(真木よう子)に会うために『ビストロ フー』にやってきた門司(東出昌大)は、持参したポトフを差し出し、「店を辞めて俺の嫁になれ」と告げる。たま子にポトフを食べるよう促した門司は、心のこもった温かい味がするかどうか尋ねた。門司は、料理に心がこもっていない、とたま子に言われたことをずっと気にしていたらしい。

同じころ、結実(二階堂ふみ)は、星野(菅田将暉)とともに、とあるタワーマンションを訪れていた。ベンチャー企業の融資の相談に乗ってもらえると、星野から紹介されたのだ。だが、そこで結実が目にしたのは、水着姿やバニーガール姿で待機している女性たちだった。しかも星野は、部屋にいた米田(加藤慶祐)という男から10万円ほど受け取ると、結実を残して帰ってしまう。(公式サイトより)

ざっくり書きます。

自分にとって、料理が全部だ。
その料理を否定する奴とは暮らせない。

たま子に認められたい一心で作ったポトフを「心のこもったあったかい料理です」と言ってもらえて、ようやく素直に・・・門司なりにですが、素直になりました。
なかば脅迫的なプロポーズは、仲直りの申し出だったようです。

「海、行くよ、今度。」と、ボソっとデートに誘いました。わかりにくっ(笑
「行かない。」でも、わかってあげたたま子。
「じゃ、また来る。」

来た時の勢いはどこへやら。憑き物が落ちたようになって帰って行きました。

その後、わざわざ弟と見せて、これからバイクツーリングで海へ行く宣言。
弟との無邪気なじゃれ合い、可愛かったです。
職人気質でお子ちゃまな門司とつき合う女性は、母親スタンスにならざる終えないでしょう。
でも、門司に避けられていた理由がわかったたま子は、まんざらでもない様子。

ハイジの恋は、一瞬にして破れてしまいました。
どちらも奈々美の元カレだったとは。

その奈々美が、厨房倉庫の奥から「魑魅魍魎」などと書かれている怪しげな箱を発掘。中には文字がぎっしりかかれたしゃもじが入っていました。
うす気味悪がる皆。
しゃもじの祟りなのか、シャワーが壊れたり、いい加減なお客からの予約が入ったりと、ゴタゴタが続く「ビストロ フー」。
責任とって、と、しゃもじの処理を命じられた奈々美、どこかに捨てた?

この、気味悪いしゃもじのエピは今回のストーリーには全く絡んでこなかったのですが、何らかの伏線になっているのかもしれないので、メモっておきます。

池辺にストーカーされた挙句に、顔を殴られた藍里はお店を休んでしまた。
休みの連絡を受けた土田に「次のバイトを探したほうがいい」と池辺。(溜息)

起業の夢が砕け散った結実が舞い戻ってきました。
人生で挫折したことはない、この店で働いてやるわっと虚勢を張るも、皆にはお見通し。結実もしおしおと素直に皿洗いを始めます。
そこへ、タワーマンションで出会った男女2組がやってきて、結実のことをからかい始めます。
どうやら、結実は融資して欲しい一心で、バニーガールの格好をしたようで。

「真面目なのが必死すぎて、逆に受けるっていうか。」

からかいには耐えていた結実でしたが、大智が結実の紹介料として10万円を受け取っていたことを聞いて、固まりました。
状況を察して憤慨する「ビストロ フー」のメンバー。
結実を部屋に引き取らせ、彼らを追い出しました。

たま子の部屋で寝ていた結実。
たま子が帰ってくると、はじめて男の人とつき合ったのはいつか、その恋はどんな風に終わったのか、尋ねました。
答えが聞きたかったわけではない、自分の気持ちを言葉にする切っ掛けとして。

「今、人生で一番、盛り上がっています。
一度も好きになってくれないまま、10万円で売られた女。」

彼がほんとにお金を受け取っていたかどうか、確かめて欲しい、とたま子に頼みます。

「もし、受け取っていたら。」

あくる朝、開店前の「シンフォニック原宿」に乗り込むたま子。
土田は、大智のしでかしたことを話し、大智に会わせてほしいというたま子を、理屈をこねて断固阻止しようとします。
うちの社員が問題を起こすはずがない。

そんな土田に、なぜ私のことが嫌いなのか不思議だったけれども、わかった、私や他の女を自分の持ち物と思ってる、だから自分の思い通りに動かないと腹立たしいのだ、とたま子。
女はすぐに傷ついて騒ぐ、と怒り出す土田。

そこへ藍里が入ってきて、池辺にストーカーされたあげく殴られたことをばらしました。
土田に、君は恋愛依存症じゃないのか、と言われて。

「いくらケーキが好きだからって、不味いケーキまでは食べられない。」
そして土田に向かって
「自分より頭の良い女の人をみつけると、怖い、で片付ける。」

騒ぎが大きくなってきたところへ、大智が出てきて、金なら使ってない、とたま子に返します。
しかし、お札はそのまま床に落ちました。はっとする大智。
たま子はお金には目もくれず、結実の伝言を伝えます。

昨晩、伝言を伝える時の結実。

プラマイゼロなんです。
お別れする時に涙が出るのは、出会った時に笑顔があったから。

「ありがとう。楽しかった。嬉しかった。好きでした。さようなら。

ー以上です。」

部屋に篭っている結実を訪ねる藍里。

「アイス、食べる?」

嬉しそうな結実。ほんと、素直な子です。藍里も鎧を全く纏ってない、纏えない結実には素直になれるのかもしれません。このシーン、ちょっとほろっときました。

さて、その晩、お店一帯が停電となりました。
「シンフォニック原宿」では「これ、今日はダメだね」と土田。早仕舞いしました。
帰っていくお客たちを、「ビストロ フー」から眺める藍里。
「ビストロ フー」は元々野外だから冷蔵庫が止まっても、照明がなくっても関係ない・・・と、帰っていくお客さんたちを14名も連れてきました。
いきなり忙しくなった「ビストロ フー」。"お客を連れてきた責任をとって"、働かされる藍里。
運びも接客も、さすがプロです。
こういう人が給仕してくれると、いろんな意味で安心できます。
自分たちが客として大事にされている、と感じさせてくれる給仕。それによって出されたお料理への信頼も増します。

バタバタした1日が終わって。
一人、後片付けをしていたたま子は門司に呼び出されました。
弟と行った浜松で買ったおみやげを「弟が持ってけって」とぶっきらぼうに渡す門司。
なんだかちょっと良い感じだったのですが、門司が今朝の「シンフォニック原宿」での騒ぎの時に厨房にいたことを知って、風向きが一変しました。

モメてたのは知っていた。途中から音楽を聴いた。

なんで?、と思わず問い詰めるたま子に、俺には関係ないからと答える門司に絶句するたま子。

「傘立てににビニール傘が並んでいるの。
最初に傘泥棒が来て、そのうちの一本を盗んでさして帰っていくの。
その後、別の人がきて、別の人がきて、傘をさして帰るの。
その人の傘じゃない。その人の傘は盗まれたあとだったから。
その次の人も気づかずに別の傘をさして帰る、その次の人も、その次も別の傘をさして帰る。
そして、最後の人はもう、一本も傘が残っていないので、傘を持ってきたのに、雨に濡れて家に帰るの。

2番目、3番目にきた人たちはわざとじゃない。
けれど、でも、やっぱり傘泥棒だと思う。
責任があるとは言わない、あやまれとはいわない。
でも、その傘がほんとに自分のものかどうか、確認すべきだったと思うの。
濡れて帰った人のことを想像すべきだったと思うの。」

「俺が何番目かの泥棒だと言いたいわけ?」

「あなただけじゃない、みんな、そう、私だってそう。」

「なんでそんな面倒くさいことを考えるの。難しく考えすぎだよ。」

「そうだね。」

「もっとシンプルでいいんじゃないの。」

「そうだね、でも、もう無理。私の友だちが・・・
ありがとう。お疲れさまでした。」

おみやげのお礼を言って去るたま子。
あとに残された門司。
「おい、なんだよ。」
たま子が何を言っているのかわからない様子。

そらわかりませんわ。
お子ちゃまの門司でなくっても、飛躍すぎ、複雑すぎる例えです(汗

「シンフォニック原宿」で五月の料理レシピが、五月の意思に反して使われていることに対する感覚が全く違う。
もし、ストレートに言ったところで、以前と同じようにすれ違うだけ。
五月を救えないまま、「ビストロ フー」で五月のレシピを使っていることの罪悪感も理解してもらえないでしょう。
だからの、何とかわかって欲しい一心の例え話なのですけれども。

でも、例え話って同じ思いや経験を共有していないと伝わりにくいと思うのです。
たま子は、門司の料理への真摯な態度に、ひよっとして、と期待したのでしょう。しかし、やはりわかってはもらえなかった。
決裂してもストレートに言った方がまだ、門司の心に何かを残したかもしれない。

人間関係については想像力がほとんど・・・いや、全くない門司が、もし、たま子の気持ちを理解できるようになるとするならば、自分が五月のような立場にならないと無理かと思うのですが、どうなのでしょう。

さて、ストーカー男、池辺は、行為そのものより、ゴタゴタするのが面倒くさいだけの雨本の鶴の一声で、九州に飛ばされました。
藍里にはもう未練もなさそうだったし、安全は確保されたのかな?

その藍里は、心機一転の退職はぜーんぶ寿退社です、と「シンフォニック原宿」を辞めて「ビストロ フー」に仲間入り。
たま子から"赤い"エプロンを渡されて嬉しそうです。

先週からの流れとして。
コンプレックスを抱え込んでいる人間には、たま子のまっすぐさは重かったかもしれない。
たま子も色々抱え込んでいる、それが重い。誠実さが重い。その重さを受け止めれるかどうか。

藍里は受け止めました。
でも、初めての恋にもがき傷つく結実への共感も強かった気がするのです。

ということで、今回は結実と藍里の再出発の話で終わるかと思ったら

「ちょっと思いあたるというか、ちょっと腹に据えかねるというか。」

とたま子に話し出す奈々美。
ヘラっと仲間に加わるのかな、と見ていたら、なんと弁護士でした。

「10年近く離れているんだけどさ。
一緒に戦おうって、絶対勝つからって約束した子がいてさ。
裁判て根掘り葉掘り聞かれるのよ。すいぶん辛い目にあわせて、結果、負けたのよ。
で、まあ、10年。
でも、もう一度戻ろうと思っている、あっちに。

レストランには人生の華やかで楽しくて幸せなものは集まってる。
あっちの仕事には人生の悲しくて辛くて嫌なものが集まっている。

レストランの仕事はすごく大事な仕事。
でも、世の中、お花畑じゃない。
泥の中で溺れる人に、誰かが手を差し伸べなきゃいけない。
ブツブツ言っているだけじゃ、泥の中の人は孤独になっちゃうから。
誰かが一緒に泥に入るの。
あっちの仕事はそういう仕事。

復讐って、怒るだけじゃできない。
ちゃんと、楽しく、きれいに生きることも、復讐になる。
田中は、楽しく、きれいに生きることを目指しなさい。
私は怒る方をやる。

藤村五月さんに会わせて。

絶対に勝てるって約束は二度としないと決めたけど、二度と戦わないとは決めていない。

こんなこと、思うはずなかったの。
なんで、また、こういうことを思うようになったかのかなぁと思ったら、やっぱり、あたし、あの子たちのことが好きになったからなんだよ。」

その頃、千佳、結実、藍里の三人は買出しに出かけたついでに、テイクアウトして公園でひと休みしていました。

藍里の聞いている音楽を尋ねる結実。
「シューベルト。」
「やってたんですか?」
「小さいとき。」
「私も小さいとき。」

そして千佳も。
三人とも小さい時にピアノを習っていたのでしょう。

三人は、イヤホンでシューベルトをシュアします。
じっと音楽に耳を傾ける結実と藍里の静かな横顔をながめる千佳。

「生きててよかったな・・・生きような。」

そしてたま子に宣言する奈々美。

「株式会社ライクダイニングサービスの代表取締役社長、雨木太郎。
彼を訴えるの。」

.

奈々美の言葉を泣きながら聞くたま子。
やっと自分の思いを形にしてくれる人が現れた・・・

そうか、そういう方向に進むのね。
商売だけで男どもをやっつけるのではない。
五月だけでなく「ビストロ フー」の皆も辛い思いをしそうです。
悲しくて辛くて嫌なことを、チームワークで乗り切っていく姿を描いてくれればいいのですが。
悪代官みたいに男どもが成敗されるかどうか、不安です。例え成敗されたとしても、上司たちが変わることはないような気もします。
大智の女性関係や金銭感覚がルーズなのは、それがルーズであることを教えてくれる人に出会っていないためだとするなら、そしてお子ちゃまな分、純粋な門司なら、ひょっとしたら変化するかもしれませんが・・・

奈々美の告白にはびっくりしましたが、藍里の決意、結実の伝言の悲しさ、そして結実、藍里、千佳の静かなシーンの美しさ・・・三人の、それぞれの瑞々しい空気感が心に残りました。

シューベルト、と答えた時の幼い藍里の表情が、そんな藍里をすっと受け入れる結実の素直さが、切ない。
そして二人の切なさを感じている千佳が、いとおしいシーンでした。

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#01 #02 #03 #04 #05

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2015年2月20日 (金)

メンフィス:舞台(備忘録)

公式サイト

脚本・作詞:ジョー・ディピエトロ/音楽・作詞:デヴィッド・ブライアン/翻訳・訳詞:吉川 徹/通訳:寺田ゆい/演出助手:西 祐子/舞台監督:北條 孝
演出:エド・イスカンダル/演出・振付:ジェフリー・ページ/音楽監督:前嶋康明/歌唱指導:鎭守めぐみ
Pf/Conductor 前嶋康明/Key 鎌田裕美子/G 中村康彦/B 木村将之/Dr 荒牧翔太/Read 今尾敏道、大下和人/Tr 高荒海/Tb 榎本裕介、大田垣正信
出演:山本耕史、濱田めぐみ、ジェロ、JAY’ED、吉原光夫、原 康義、根岸季衣、石井雅登、大塚 俊、さけもとあきら、高橋卓爾、遠山大、遠山裕介、原 慎一郎、水野栄治、秋山エリサ、飯野めぐみ、今枝珠美、小島亜莉沙、増田朱紀、森 加織

音楽を通じてアメリカ南部の人種差別に風穴を開けた、実在するDJの半生を描いたミュージカル『メンフィス』。要となる音楽を、世界的ロックバンド“BON JOVI”のデヴィッド・ブライアンが手掛け、トニー賞最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀作曲賞、最優秀編曲賞を受賞しました。(ATCシアター公式サイトより)

東京公演の楽日前日のマチネとソワレを観ました。
ほとんど情報を仕入れないで観るのは、いつもの通りです。
ですので「メンフィス」なのに楽曲のほとんどがいわゆるR&Bじゃない理由もパンフレットで知りました。
「BONJOVI」なのね、納得。
ロックの疾走感と場面展開のテンポの良さ、チームワークの素晴らしさに魅せられての、あっという間の2時間強でした。

ディーヴァも、ヒューイの親友のボビーとゲーターもGood、そしてママの熱演にBravo!!

パンプにも書かれていましたが、アメリカ南部における人種問題は、映画や本などによる知識はあっても、皮膚感覚としては伝わりにくいです。
だからと言って、彼らの関係を身近な何かに置き換えて引き寄せて観ることはせずに、ステージそのものを感じるようにしました。

マチネは下手、ソワレは中央の席。観る場所で印象が変わるのがライブの醍醐味。
今回、山本さんはどちらかといえば下手での演技が多かったので、マチネは眼福。山本さんは、ポスターより良い感じのビジュアルでした(^^;;
中央だったマチネは、舞台の流れを俯瞰的に観れたのと、2回目だったこともあり、ストーリー、キャスト・・・何かと深く楽しむことができました。

期待を期待を大幅に上回るステージ、そして、回を重ねるごとに深化していくだろうことを期待させてくれるステージでもありました。
スタッフ、キャストの皆さん、ありがとうございました。
同じ顔ぶれでの再演があればいいなぁ。

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2015年2月19日 (木)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #05

公式サイト

年の瀬が迫る頃、谷口巧(長谷川博己)は、島田佳織(国仲涼子)からカウントダウンパーティーに誘われる。新年を迎えた瞬間に、参加者同士がキスをするのが目玉のイベントで、仮装での参加が条件だという。佳織は巧に、藪下依子(杏)を誘って参加しろと言うが、巧は難色を示す。そんな巧に、島田宗太郎(松尾諭)は、交際して1ヵ月が経つのにキスすらしていない依子と巧にとって、イベントは絶好のチャンスだとけしかける。 (公式サイトより)

あれ、寺島さん・・・と思う間もなく、いきなり出オチ(大笑
お相手は003じゃなくってラムちゃん?!・・・

このドラマ、ほんとツカミがうまいです。

以下、セリフは概略です。

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カウントダウンパーティーの5日前。
やっちまえ、と相変わらず巧を焚きつける宗太郎に
「相手は薮下依子。貞操観念ガッチガチに決まっているじゃないか。」
と、巧。
そういう依子にほっとしているのか、微妙な口調と表情です。好もしい、とはまでの自覚はないようですが。

一方、職場の忘年会で浮きまくりで、浮いていることにも全く気がついていない依子。
同僚女子たちの会話を小耳に挟みます。
「体が合わないって、時間の無駄。1ヵ月でデートを4回でキスもしてないって異常」

異常、より時間の無駄、に反応したのかも?
そこへ登場した小夜子曰く。
「肉体的に問題がないか確認することは合理的かつ重要なこと。それもしないで結婚することは不可能。」
俊雄と小夜子はどうだったのか、と依子が尋ねると、珍しく自ら消えました。
そうね、ここからは依子が知らないことだから。

あくる日、俊雄に母との馴れ初めを問いただしました。
しぶしぶ答える俊雄さん。
キスをしたのは1ヵ月目、5回目のデートの時。
性交渉は?と、畳み掛ける依子さん。
「同じ日です。」
「効率的だわ。」

さらに、どちらが仕掛けたかと問う依子。
お母さんがしびれを切らして積極的に・・・と俊雄さん。
普通なら親の性交渉の話なんか聞きたくないけれども、そこは普通でない依子さん。重要なデータを採取し、俄然やる気になりました。
俊雄さん、娘の性格を知り抜いているとはいえ、大変ですわ(笑

やる気になった依子の前に再び小夜子が現れ、いつものようにちゃちゃを入れだしました。

男が一線をためらう理由はね、真面目だからではない、責任という言葉を発生するのを恐れているから。
「男をその状態にある場合、女はなんらかの行動を起こす必要がある。
私は5回目のデートでそれを実行し、完璧になしとげた。」

「私も次のデートで5回目、そこで必ず成し遂げる。イーブンね。」

「あなたには無理よ。」

「意気地のない男をその気にさせるほどのスペックが、あなたに備わってないから。」

対抗して、自分の体は日本人の平均値より手足が長くて体脂肪率も少ない、従ってスタイルはかなり良い、と珍しく自慢する依子。
しかし、小夜子に、女の色気はスタイルの良さとは関係ない、むしゃぶりつきたくなるのは私の体、と早速反撃を喰らい、な重要なファクターはなんなのか、と激しく問います。

「理屈でなく、醸し出される。それが色気。それがあなたにはゼロ。」
「消去!」

あくる日・・・カウントダウンパーティーの3日前。
巧を誘う依子。
つき合っている、という認識はありますよね、結婚を望んでいるんですよね?とまず畳み掛けてから、ならばその前に確認しておきたい重要事項がありますと、本題へ。
「察しがつきますよね?」
依子の勢いに押される巧。

「デートプランは私が立てます。何も心配することはありません。身一つで来て下さい。ただ、帰りは翌朝になりますので、その心積もりだけお願いします。以上です。」

もう、巧はパニックです。早速宗太郎兄妹相手に相談というか、発散します。
理想の相手と出会った時のためにDT(笑)を大事に取っていた巧。
理想の女性とは。以前にも言ってました。佳織が代弁します。ヘップバーンと原節子と峰不二子と浅倉南を足して。
「浅倉南は入ってない、あれは恐ろしい魔性の女だ!」 (大笑
そんな女とは永遠に出会わない、と呆れる佳織
そんなことはわかっている、だから薮下依子と結婚しようって腹をくくったんだ、と巧。
そこでふと、自分はDT、依子もSJだろうなぁ、とつぶやくのでした。

依子はと言えばシャンプー、歯ブラシなどなど巧のお泊りグッズのお買い物中。パジャマを買うのは依子らしいです。
お茶請けには夜のお菓子、そして、出た、まむしドリンク(笑
とどめは勝負下着。可愛い。
デートコースにすっぽん料理を予約したと聞いて「ガチだな」とつぶやく巧。
留美の前で半分ヤケになっての決意宣言をしました(笑

さて、当日。
すっぽんデートをする二人。
「あひる口」に「髪書き上げ仕草」が加わって、よりいっそう不気味に迫る依子(笑

その頃、依子のアパートに鷲尾参上!

ここの時点でまだドラマの4分の1です。濃いです〜。
なので、ショートカットしつつ書きます(汗

さて、鷲尾ですが、例の鍵の件の誤解はまだ解けていません。こちらのすれ違いっぷりも可笑しかったです。

部屋に入ったとたんに、二人が帰ってきて慌てる鷲尾。
鍵は自分へのプレゼントなのだから・・・と、思っているのだから、身を隠す必要はないのだけれども、こういう時って思わず隠れちゃうのね。

部屋に巧を上げた依子。お風呂掃除を始めます。

ここで、巧は重要なシーンを目撃しました。
お風呂を洗いながら独り言をつぶやく依子を見てしまったのです。

「なんだよ、あれ、どうしよう、やっぱキツイわ。」

事情を知らないから引いてしまう巧ですが。
恐らく俊雄すら知らない依子の姿です。どう広がるのでしょうか。

さてさて、ここから依子の、勝負下着のチラ見すら厭わぬ怒涛の攻勢がはじまります。
覚悟はしていたものの、あまりの迫力にひたすら逃げるしかない巧。

「確かに私は異性を好きになったり、恋をすることに関しては不得手ですが、ですが、性欲はちゃんとあるんです。」
「あるんだ・・・」
「もしかすると比較的強いほうかもしれません。さあ、やっちゃいましょう!」

依子さん、自分の言っていること、わかっているのかな?(汗笑
貞操観念ガッチガチと思っていた依子からの衝撃の発言に、巧はますます引いちゃって、こういうのは好きじゃないと厳しい、と断固拒否します。
甘ったれるな、そんなことで結婚できない、と依子。
恋愛感情がなくてもSEXはできる、そういうサービスビジネスもあるじゃない、とも。

「そういうのが苦手な男だっているんだよ!」

35年も大事にとってたんだ。
もっとムードというか雰囲気を大事にしてくれ。
事務的にサクサク進めやがって。
効率なんてどうでもいい。

「大事なのは気持ちだろ!
どうせ君にはわかんないだろうけど。
誰も君とキスなんかできないよ!」

おお、言っちゃいました。
究極の言葉が放たれて、黙りこくる二人。
そこへ、どこからともなく聞こえてくるすすり泣き・・・

巧が押入れを開けると、体育すわりをしてなき濡れる鷲尾が現れ、つかざず巧に殴りかかりました。

「どうしてあんなヒドイことが言えるんだ!
依子さんの気持ちを踏みにじりやがって!
依子さんなりに頑張ってるんじゃないか!
男ならしっかり受け止めてやれよ!」

泣きながら去っていく鷲尾。

依子は、殴られて呆然としている巧を「出てけ!」と追い出します。

あくる日、12月30日。
依子から届いたお中元で、プレゼントの勘違いに気がついた鷲尾が再訪し、昨夜のこともあやまります。
すんなり受け入れる依子。とはいえ殴ったのは行き過ぎだから、巧には謝罪すべき、と。
鷲尾も素直です。早速巧宅を訪れましたが、そこを宗太郎兄妹に捕まってしまいました。
昨晩のデートの顛末を話し、きっぱり依子のことは諦める、という鷲尾。
そうねえ、鷲尾が謝罪に訪れた時も、全く平然としてましたものねぇ。
しかし、宗太郎は焚きつけます。

「相手がどうこう関係ない、好きだったら奪え。
自分のことを本当に好きな相手とくっつく方が、向こうだって幸せに決まってる。」

その頃巧はいつものように自己嫌悪に陥って自室に閉じこもっておりました。
そこに佳織が、自分がバイトしている仮装カウントダウンパーティーの人数合わせに誘いにきました。
パーティーなんて、と言っていたのが、依子に巧の一番萌える衣裳を着てもらったら、というキーワードに思わず反応する巧。
さすが幼馴染、ツボを知ってます。巧のことをずっと見てきた佳織。

でも、さすがに今はどこにも売っていないだろう、というのが、「サーボーグ009」でした(^^

大晦日になって。

前日はダメージが大きすぎて寝坊するも、今日はいつものペースに戻って目覚ましがなる前に起床した依子。でも、照明が暗い・・・実家に帰って正月を迎える準備にいそしみます。
巧がコスチュームの入った風呂敷を持って依子のアパートを訪れますが、入れ違いに。
風呂敷をドアノブに引っ掛け、依子に電話をしますが、繋がりません。

「あの、もう一度会ってもらえないでしょうか。会ってあなたにあやまりたい・・・」

留守電に伝言を入れるも、設定タイムが「短っ」

夜になって。全ての準備を終えた依子と俊雄親子。

「当分、結婚はないかも。ずっとないかも。
・・・ごめんなさい。」

「あやまることないよ。
お前と二人でこうやって年越しそばを食べて、紅白を見られて。
そっちの方がお父さん、よっぽど幸せだ。」

今までの中で一番しみじみとした父と娘の語らい。
俊雄さんの呑んでいるお酒が「親心」・・・

その時、依子は、携帯電話をアパートに忘れてきたことを思い出します。
あれ、そうだったのね。

片道1時間半かかるということで、「明日でいいんじゃないかい」という俊雄に「そうね」とあっさり頷きました。

さてさて、巧は、留美が一晩で縫い上げたコスチュームを「35才になって」と言いながらも、ものすごく嬉しそうに身につけております。似合ってます、巧さん(^^
作ってくれた留美さん、優しい。
相手が依子だから、というより、003とキスできることにテンションが上がっている巧。
留美と宗太郎に励まされて、いざ、パーティへ。

依子はと言えば、毎年、新年の午前零時丁度に同時メールを送っている相手がいることを思い出しておりました。

え、友だちなの?友だちがいるの?

ルール厳守の依子。取りに帰ります。

アパートについて、ドアノブにかかっている風呂敷を見つけた依子。
携帯には12件の留守電が。
PCで「サボーグ003」をリサーチします。

「あの、もう一度会ってもらえないでしょうか。会ってあなたにあやまりたい・・・」

あなたにあやまりたいんです。あなたのことをわかっていないのは、僕の方でした。

その服はサイボーグ009という、マンガのもので、今夜カウントダウンパーティーがある・・・

もし、来てくれなかったら、その時はきっぱりとあきらめて、連絡もしません。いいんです、来てくれなくても当然・・・」

「今年はほんとに色んなことがありました。あなたに会うために、13年ぶりに街中に出ていって、13年ぶりに女の人と話して。
僕にとっては信じられないくらい大きな出来事・・・

あなたと出会ってから、ほんとに色々あって、嫌なことも辛いこともいっぱいあったけど、毎日ヘトヘトだけど、でも、なんか人生ってちょっと楽しいのかもしれないなって・・・

「今年はとってもいい一年でした。あなたのおかげです。
もし良ければ、来て欲しいです。
今ならあなたとキスできます。いや、キスしたいです。
あなたと一緒に新年を迎えたい・・・」

刻々とカウントダウンが迫る中、原チャリに乗ってパーティー会場に急ぐ依子。
会場では、依子の姿を探す巧と、そんな巧を心配そうに見守る佳織。

かくて、ラムちゃんと組まされる冒頭のシーンに繋がりました。
全く乗り気でない巧。

「ごめん、こういうのは苦手だ。ラブ&ピースでキスなんてできないよ。
キスは重くて難しいものだと思う。ごめんなさい。」

と会場を後にしました。
そこへバイクのライトが。

メットをとる依子。
おお、まさしく003だわ。似合いすぎっ、格好良すぎっ

「遅くなってごめんなさい、009。
調べたところ、どうやら003には加速装置が備わっていないようなので。」

しびれるセリフですー\(^O^)/
満面笑みの巧。依子も微笑んでます。
二人がこんなに自然な笑顔を向け合うのははじめてです。

マフラーをたなびかせて、キス・・・

と、そこへ鷲尾が全力疾走で登場。

えええっ?!

依子にキスしちゃったです!!

驚く間もなく、佳織も登場。
巧にキス!!

夜風に、シンクロしてたなびくマフラー・・・すごい画です〜

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やっと微笑み合ったと思ったら、思わぬ展開になってしまいました。

13年ぶりに女の人と話して、って言ってる巧にとって佳織は幼馴染であって「女性」ではなかった。
鷲尾がなぜプレゼントを勘違いしたのか、しかも早速いそいそと訪れてきたのかを、全く勘ぐらない依子もまた、鷲尾を異性とは見ていなかったのですが。
これからどうなるのでしょうか。

まさか宗太郎がメフィストフェレス的存在になるとは。
ほんと、無駄のないキャスティングです。
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初回の下ネタを、大きく広げてきました。

まあ、あんな迫り方をされたら、巧でなくっても逃げますよね。
依子も、全く実感を持っていないからできるわけで。

「5回目のデートで完璧に成し遂げた」っていうのは依子の思い込みなんだろうなあ。

先週の、「心を持っていない」に引き続き、「大事な気持ちは君にはわからない」という言葉に、寝坊をするほどショックを受けた依子。
依子に投げつけた言葉に度々傷つく巧。
いつのまにか、かつてないほど濃密な関係になっている二人。

巧の留守番メッセージって、熱烈なるラブレターなんだけれども、寄生対象の捕獲目的のために思わず必死で語ったのか、それとも?

女性が男性に迫る、というのはハリウッド製ラブコメではおなじみのパターン。
よほどヒロインがチャーミングで、ソフィスティケートな作りになっていないと、、日本人の感覚だと、女性の肉食っぷりに引いちゃうことが多いのですけれども、本作は依子のキャラが生きていて、可笑しくもちょっと切ないお話になっていました。

普段とは違う装いで男性をキュンとさす、というところも、普通ならセクシードレスなのだろうけれども、コスプレ、しかも003っていうのがすごいセンスです。

今回も王道を行きながらも奇天烈な起承転結とスピード感に、何回笑ったかわからない、すっごく楽しかったです。
次回・・・がんばれ、巧!

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2015年2月17日 (火)

流星ワゴン #05 簡単感想

公式サイト

ワゴンが蓼科峠で停まった。橋本(吉岡秀隆)は健太(高木星来)をワゴンに残し、一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)を峠のとある一角へ案内する。そこは、橋本と健太が命を落とした事故の現場だった。
橋本は、一雄と忠雄の関係がうらやましいとこぼす。互いに本音でぶつかり合う、親友のような永田親子。一見、仲が良さそうに見えるが橋本は健太に対して、傷つけるのでは、嫌われるのではと、いつもどこか怯えてしまい、強くぶつかることができない。その理由を、橋本ははじめて2人に明かす。(公式サイトより)

原作未読です。今回もショートバージョンで。

健太は妻の連れ子でした。
自分に懐かない健太のために免許をとっての初めてのドライブで、トラックとの衝突事故を起こしてしまったのです。
事故の原因は、カーブでよそ見をしてしまった橋本が、センターラインを超えてしまったこと。
自分のミスで健太を死なしてしまい、一人生き残った妻に深い心の傷を残し、相手のドライバーを巻き込んでしまった、と悔やむ橋本。
悔やむ気持ち、未練が強いため、成仏できない自分はこのままでいいけれども、せめて、健太だけは、自分の死を受け入れて成仏して欲しい、というのが橋本の願いでした。

健太は激しく抵抗する。成仏すれば、大好きな母親のことを忘れてしまう。もう一度、一目でいいから母親にあって、悲しませたことを謝りたい。そしてずっと自分のことを忘れないでと伝えたい…それが健太がこの世に残している未練だった。(公式サイトより)

こうして忠雄と一雄は健太を連れて、日没までの限られた時間内に健太の母を探すため奔走するのでした。

以下、ショートカットします。

以前、一家が住んでいた家に現在住んでるのは、健太の母の親友だった。
月命日に事故現場に花と供物を供える女性は、事故に巻き込まれたドライバー、伊藤の妻だった。
伊藤は、あの事故以来、運転するのが怖くなったためドライバーを廃業、今は定職についておらず、妻子とも別居中。
あの時あの道を走っていなければ、と悔やんでしました。

蓼科峠って、蓼科高原の蓼科なのでしょうか。
だとしたら毎月東京近郊から通うのはかなり大変でしょう。誠意はすごく感じます。

さて、伊藤から何とか住所を聞き出そうとする一雄ですが、ヘタすぎる(大汗

事故のことを忘れないでください、健太が幽霊になって彷徨っている。まだ8才だったのにいきなり何もかも奪われて、運が悪い、と片づけられたら、成仏なんかできない。

ここで、死んでもかまわないと思っていた自分と伊藤を重ね合わせます。

今ならやり直せる。生きたくても生きられなかった二人の分まで生きてください。
それがあの二人の何よりの救いになる。

「どうか、あの二人を成仏させてやってください。お願いします!」

このあとの、伊藤の

「言ってることがメチャクチャだ」

に頷いた人は、多かったはず(^^;;

一見クールに見えるけれども、激昂すると理屈が吹っ飛ぶという、すごく感情的な人です。
そういうところは忠雄と似ているかもしれません。似た者親子かぁ・・・

健太の母の住所は、忠雄が、あの家に住んでいる母の友人から聞き出しました。
母の元へ急ぐ三人。

生霊の忠雄もそうですが、健太も生きている人と全く変わらなく見えるから、気がつかない、ということはないだろうけれども。死んだ息子が亡くなった年のままでいきなり現れたら、ヘタしたら怖がられ、忌避される恐れもあるんじゃないか・・・でも、一雄はともかく忠雄も健太も、全く気にしていません。

今住んでいる家も庭付きの素敵なおうち。
洗濯物を干している・・・わけはないか、もう、夕方だから取り込んでいる母をみつけ、声をかけようとした時に、母に見知らぬ幼子が抱きつきました。

母には新しい家族がいる・・・声をかけられず、立ち去る健太。

忠雄は、彼女が新たな人生をおくっていることを、母の友人から聞いて知っていました。
なのに黙っていたことに、またまた怒る一雄。

橋本が持っていた家族写真ですが、妻のおなかがちょっと大きい気がしたのですが・・・気のせいかもしれません。年齢があっているかどうかも微妙です。
あの子供が橋本の子供であってもなくても、悲しみに打ちひしがれたままではなかったことは、客観的には、良かった、と思うのですけれども。
健太が、自分は「忘れられた子供」になってしまった、と感じたなら・・・
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うーん、こっちのラインも放りっぱなしになってしまいました。

折り返し地点でもあることですし、何か展開があるかと思ったのになあ。
展開どころか、一雄との因果関係が何もないまま、もしくは見せないままで終わっちゃいました。
まあ、ここで健太を成仏させるわけにはいかないのでしょう。

いったんは救われたように見せて、ラストにさらなる試練を描く、というのは連ドラの王道なので、カタルシスを求めはしませんが、もう少しくらい、先へ進んでいる感は欲しかったです。
息抜きであるはずの一雄と忠雄の親子喧嘩に、仲の良さを感じれないためもあるかもしれません。とにかく、うるさいです(大汗
もし、自分の身内が始終こんな感じで言い合っていたら、いい加減にしろと言うか、もしくは、その場を逃げ出すと思うのです。

一雄が、広樹と美代子、そして忠雄、すなわち自分と、本当の意味で向き合っていく姿を早く見たいのですけれどもねえ。
次回は忠雄のお話。ちゃんと現在に繋がるのでしょうか。

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2015年2月16日 (月)

仮面ライダードライブ #18「なぜ追田警部補はそいつを追ったのか」

公式サイト

復讐代行の闇サイト「ジャッジ・タイム」の管理人によるものと思われる悪人襲撃事件が続発した。追田警部補(井俣太良)は、5年前、尊敬する先輩刑事・橘(中沢青六)とジャッジを名乗る犯人による同様の事件を思い出す。
その事件はジャッジが自殺し終わったかに見えたが、追田と橘は真犯人は別にいると確信。捜査を継続したものの、逮捕に至らず、橘は2年前に定年を迎えていた。(公式サイトより)

5年前に自殺した容疑者。
しかし、容疑者の妹は自殺ではなく他殺だと主張し、真犯人に強い憎しみを抱いています。
妹の証言を信じる橘と迫田。
一方で、剛が出会ったのは、チンピラを追いかけることで、ジャッジが現れるのを待つ、なんだか怪しげな青年でした。

現場百回。進ノ介は迫田とともに事件を追います。
以前はロイミュードの存在を認めていなかった迫田でしたが、今やりんなに重加速軽減機を改良してもらうなど、すっかり特状課の一員になりました。
新型の重加速軽減機、リュック型で格好良くなっていました。

かくてジャッジを追い詰める迫田でしたが、手合わした時の嫌な予感が的中します。
果たして本当にジャッジは橘が生み出したロイミュードなのか?

剛、バイクをチェイスに取られちゃいました。こちらはどうなるのでしょうか。

今までにぎやかしキャラだった迫田が、刑事としてまともに動いているので、より本格的な刑事ドラマになっていました。
進ノ介も、真反対のキャラ、はねっかえりの剛の登場もあって、刑事姿が板についてきました。
最初違和感を持っていた七三の髪型も言い具合に馴染んできて、格好良く思えてきたかも。

と、いうことで後半に続く。

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烈車戦隊トッキュウジャー 最終回 第47話「輝いているもの」

公式サイト

闇の巨獣が吐き出す大量の闇に、ライトも、トカッチたちの乗った烈車も、そして町と人々も飲み込まれてしまった。闇の力を使ってもゼットにはかなわず、勝利のイマジネーションも見えない…為す術を失ったライトの前に、トカッチたちが駆けつける。驚くライトに、4人は「全部忘れなきゃ子どもになれないなら、全部持って大人のままでいると決めた」と伝える。(公式サイトより)

まとめを含めて、簡単に感想を書きます。

大ラスはライトとゼットの一騎打ちでした。
キラキラを取り戻したライトと、再びキラキラに心奪われてしまったゼット。
勝負は決まりました。

ズタズタになったゼットを救ったのはグリッタ。
やっぱり殺していなかったのね。
闇は闇へ帰りましょう、と帰っていきました。

自らの闇をゼットに差し出すモルク侯爵とネロ男爵。
曲者キャラでしたが、最期までゼットに尽くしました。
グリッタのためにゼットに歯向かったシュバルツ将軍、ノア夫人を含め、シャドーの幹部はみな自らの信念を貫いたあっぱれな連中でした。
光があってこそ闇は成立する。
グリッタは闇の中の光。だからゼットは消さなかったのかもしれません。
グリッタを消せなかったゼットの中にも光はあった。ゼットの光=グリッタでもあった・・・

と、適当に推測。

ライトたちの手紙は家族に届いていた。家族のイマジネーションも相当なもので、大人の姿でもライトたちのことが分かったのだ。(公式サイトより)

家族たちは手紙によってみんなが闇と戦っていることも知っていました。
だから、トッキュウジャーたちは子供に戻っても、トッキュウジャーだった時のことを忘れなかったのかもしれません。
そして、明はこれからもレインボーラインを守るために、車掌さんたちとともに旅立って行きました。
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以下、ネタばれを読んでいないので、的外れかとは思いますが、推測を兼ねた総括です。

光がなければ闇が生まれないということは、光あるところ、必ず闇がある、ということであり、ライトの中に闇が育ったのも必然と言えます。
イマジネーションより、光と闇の関係が印象に残りました。

シャドウーの存在そのものはファジーだった気がします。
結局何者だったのだろう。
闇に呑まれる恐ろしさは描かれていましたけれども、人間界を侵攻する理由、目的がもやっとしていたように感じました。
征服に向かって着々と計画を練っているわけでなく、予測不可能なゼットの言動に振り回されていて、人間の世界に侵攻してきた理由も、ゼットがキラキラを求めたから、ということのみだったような気がします。
なので「悪」としての迫力は感じませんでした。
ラストに至るまで息詰まる総力戦にはならずに、幹部が二人きりでしたし。

しかし、トッキュウジャーもゼットも子供、ということならば。
子供同士の喧嘩に、大人気ないカタストロフは無粋です。
シャドーについても、子供たちにとっては「闇」そのものが恐怖なのだから、理屈は無粋だとも言えます。

ゼット、散らなくって良かったです。
モルク侯爵が乳母なら、グリッタは母のような存在なのかもしれません。

トッキュウジャーの中の唯一の大人だった明。いいキャラでした。

ふわっとしたテイストを貫いた牧歌的なシリーズとして、記憶に残る作品になったと思います。
恒例の顔見せ変身シーンには、今年も胸が熱くなりました。

キャスト、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
皆さんの今後の活躍を期待しております。

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2015年2月15日 (日)

花燃ゆ #07「放たれる寅」

公式サイト

寅次郎(伊勢谷友介)が学びの場を作ったことで、囚人たちは生まれ変わり、野山獄に希望が溢れ始めた。文(井上真央)は、兄を獄から出したいと考えていた。その術を知らない文は、女囚の高須久子(井川遥)に相談、誰かを味方にという助言通り、あるものを伊之助(大沢たかお)に託す。文の思いと寅次郎の存在の大きさを改めて知った伊之助は、寅次郎の赦免のために奔走する。しかしそれは大きな波紋を呼ぶ。また一方の寅次郎も…(YAH0O!テレビより)

寅次郎が囚人たちの更正策を著した「福堂策」を持って、寅次郎の出獄の根回しをする伊之助。
周布と対立する椋梨に頭を下げます。
このことが切っ掛けで、今まで亡父のことなどで何かといびられていた椋梨に気に入られた伊之助。
寅次郎の鞘となれ、と命じられましたが・・・何だかややこしい立場に立たされそうです。

こうして出獄を許されるも、拒む寅次郎。

「福堂策とは、獄でさえ改めれば、人を善に導く福堂となすことができる、そう説いたものです。
なのに、説いた私がここを出てしまっては、肝心の論がただの絵空事になってしまう。
私はここで、紙の上の文字ではない、生きた言葉と人を学びました。
これからもそれを真っ当しとうございます。」


頑なに固辞する寅次郎の背中を押したのは、獄仲間の心遣い、そして大塚虎之丞の言葉でした。

「獄囚が新に更正したかどうかは、獄を出らんにゃわからん、ということじゃ。
ここを出て、ここで学んだことが世に生かされてはじめて、この獄は福堂であったと、そう言うんではないかのう。」

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冒頭の文と久子の会話っていったのかなあ。
敵対する男たちなにも、文は結局、寅次郎の一番の理解者の伊之助に「福堂策」を渡しただけですから。
また余計なことして、と文を詰る寿でしたが、「福童策」を読んで少し変わったようです。

と、いうことで、今回はこのへんで。

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2015年2月14日 (土)

問題のあるレストラン #5

公式サイト

たま子(真木よう子)たちは、客のいない『ビストロ フー』の店内でヒマを持て余していた。そこにやってきた奈々美(YOU)は、六本木ヒルズで結実(二階堂ふみ)を見かけたことをたま子たちに伝える。
『フー』とは対照的に、ライバル店『シンフォニック表参道』には客の行列ができていた。門司(東出昌大)が新たに開発したポトフがテレビで紹介されたからだった。(公式サイトより)

見返す時間がなかったので、一度見たきりの記憶とわずかなメモをもとに、簡単に感想を書きます。

今回は藍里のターンでした。
男に食事をおごってもらう回数を誇り、夫の職業イコール妻のステータスであると断じる藍里。
そんな藍里にじわじわと薄気味悪く接近してくる池辺。

好きでもなんでもない男に頭ポンポンされても、気持ち悪いだけです。
万が一好意を持っていても、ロッカーまで整理されたら、いっぺんに醒めます。他人のロッカーを勝手にいじるなんて、例え本当に恋人であったとしても、信じられない。
とうとうアパートまで押しかけてきました。藍里に隙があったとしても、許される行為じゃないです。怖い・・・

アパートに帰れず、助けてはくれないことはわかってはいても、門司に頼る、というより媚びへつらった挙げ句、こっぴどくふられてしまいました。
彷徨う藍里を拾ったのはたま子。皆の住んでいるアパートに連れて行きます。
池辺のことは言わずに、反感を買うのを楽しむがごとく、持論を滔々と喋る藍里。
今の彼女ができる、精一杯の見栄です。
ところが反感を買うどころか、みんなから、特にたま子から、憐れまれるている雰囲気に反発してしまい、「ビストロ フー」が勝つ方法は、みんなが水着を着ればいいのだ、と言い出しました。

私はいつも心に水着を着ている。
私はどんな酷いセクハラを受けても笑って流せる「女子力」の免許証をいっぱい身につけてきた。
私に女友達がいないのは、相手も一杯免許証を持ているから。

その生き方については否定も肯定もしませんし、女子力を発揮できる人がうらやましく感じたりもします。
しかし藍里は本当に女子力を持っているのかなあ。卑屈すぎます。成果もせいぜい食事をおごってもらうくらいですし。
過去の男性関係を聞いても、振り回されているだけのようです。
そういう関係が好みな人はいるし、藍里はそうなのだろう、と思っていたのですけれども、どうも違う気がしてきました。必死なのです。
なぜそんなに必死なのかは、育った環境に原因がありそうですけれども、だとしたらある意味、たま子よりしんどい生き方をしている気がしました。

触らせちゃだめ、髪も胸もお尻も全部あたなの体なのだから、と藍里に語りかけるたま子。
好きじゃない人に触らせたらだめ。そういうことを気にしないっていう人は、あなたの心を殺そうとしているのだ。

必殺、たま子の正論です。
しかし藍里はますます反発して飛び出していきました。

ポリシーを貫いた藍里に「あいつ、すげえな」と千佳が感心します。
千佳は、たま子の、距離感をすっと超えてくる誠意とともに、だからこその押しつけがましさを感じとっていました。
その上でたま子とともに暮らし、働いているのは、馬が合うからだろうし、たま子の正論が体験に基づいていること、嘘がないこと、そして、そういう人がいないと物ごとが回らないことを知っているから。

バレンタインデーの晩、池辺の呼び出しに応じた藍里。
池辺は花束を持ち、公園をイルミネーションで飾って待っていました。本当なら感動のシーンなのですが・・・はっきりと、気持ち悪い、と告げる藍里。
なんと危ない。
殴られただけで終わるのかな?

前回の二階堂さんに引き続き、高畑さんが素晴らしかったです。藍里の表情の変化に惹き込まれました。

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その他、公式粗筋に書いてる以外のエピソードをメモっておきます。
なので、雨木のエピは書きません。杉本さんは今期は「だから荒野」でもモラハラ夫を演じており、両方見ているので、自分の中では双方の役が共鳴増幅して、スゴイことになっております(汗

「シンフォニック原宿」にやられっぱなしの「ビストロ フー」。
「シンフォニック原宿」のバレンタインディナーに子供連れの入店を断られたお客さんたちをすくい上げて、初めて黒字となりました。子連れOKかどうかは普通、確認してから行くと思うのですけれどもね。普通じゃないドラマだし、ま、いいかな(^^;;
黒字といっても120円・・・大丈夫かなあ。食材費だけでつぶれてしまいそうです。
売れなかったランチを何日も何日もただで配ってたり。今後に繋がればいいのですが。
なにはともあれ、子供たちが怪我することもなく、無事にバレンタインデーの晩餐が終わってほっとしました。
パティシエとして拍手をもらい、涙ぐむハイジ。良かったです。

就活ではなく、起業に向かって走り出した結実は融資者を探していました。何を起業するつもりなのかはわかりませんでしたが、今の結実に融資する会社があるわけもなく。
万策つきて大智の紹介する出資者に会いにいきます・・・大智を信用するなんて。
案の定、危ないことになりそう。

門司が採算を度外視して「ビストロ フー」を潰しにかかっているのは、好きな子をいじめてしまう小学生男子のような感じ?
自分のポトフをたま子に食べさせ、うまかったら店をやめて俺の嫁になれ、といきなりで高飛車なプロポーズ。
年上の女性は面倒くさい、とかなんとかたま子の気持ちを鼻であしらっていたのに、どういう心境の変化なのでしょう。

あとは、奈々美が土田の浮気現場に居合わせたというエピが、今後に繋がるかどうかが気になります。

ごく簡単な筋と感想だけなのに、書くのにすごく時間がかかってしまいました(汗
書いているうちに、感想がころころ変わってしまうのです。結果、とりとめのない文章になってしましました。
このドラマの感想は今後もこんな感じになると思います(_ _);;

次回は全員集合だそうです。
本格的な反撃に転じれるのかなぁ。あまりにも店の規模が違いすぎるのですけれども。
門司が今後も「ビストロ フー」を倒すのに意地になって採算を度外視した価格設定を続ければ、もしくはそれが原因で辞めることとなれば、なんらかの突破口になるかもしれません。
結局は閉店して終わり、という結末だけにはして欲しくないです。

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2015年2月13日 (金)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #04

公式サイト

藪下依子(杏)と谷口巧(長谷川博己)は、クリスマスイブにデートをすることになった。本来なら、「クリスマスにデート」など受け入れないふたりだが、依子は藪下俊雄(松重豊)と小夜子(和久井映見)の、巧は谷口留美(風吹ジュン)の過干渉に辟易として、イブの直前に約束をする。 (公式サイトより)

ショートバージョンで書きます。

鷲尾は本当に依子のことが好きになったのね。俊雄でも巧でもなく(笑
告白されて驚き喜ぶ俊雄。

さて。
ホテルで助けてくれたことを評価し、「高等遊民」になった事情を知らぬまま、怠け者と決めつけてことを反省して、巧にクリスマスデートを申し込む依子。
一度は断る巧でしたが、留美が絵画教室の生徒たちや元・生徒たちを集めて催すクリスマスパーティに参加することの嫌さの方が勝ったため、思い直します。
依子も、自分のことを心配する俊雄のことを思って、再度デートを申し込みます。

かち合うメール。
「こっちから出すんじゃなかった」

さて、一向に盛り上がらないデートの途中で、具合の悪くなった巧を家まで送った依子は、谷口家の賑やかなパーティーに巻き込まれます。
余興をうながされて、円周率を滔々と唱える依子(笑

皆が帰り、留美と宗太郎兄妹、そして依子だけが残りました。あ、巧は2階で寝ています。

クリスマスパーティは生まれて初めて、と依子。
学友を招待しても、誰もこなかったのね。

サンタクロースの存在の有無を巡って論争する、幼い依子と在りし日の小夜子。
サンタクロースは存在しない、という依子の理論は、小夜子によって論破されてしました。さすが。
しかし、依子も負けていない。
部屋の鍵を閉め、2階の窓を開けて寝た時にサンタがくるかどうか、という実験をすることによって検証する、と宣言しました。
この論争によって、サンタクロースになって娘にプレゼントを渡す、という俊雄の微笑ましい願望は、棚上げにされてしまったのです。もちろん実験は検証されぬまま、今に至る。
理系女子の口喧嘩におろおろする俊雄(笑

かたや、幼き日の巧は、留美曰く、サンタクロースを信じていて、クリスマスパーティーが大好きで大はしゃぎし、両親にプレゼントもしていたという。
今でも巧はサンタを信じている、と、留美。それは両親の気持ちを慮ってだろうけれども、と宗太郎兄妹。サンタなんて親のイベントなんだから。
優しい子だった、と佳織。

巧の、サンタを巡る話を複雑な表情で聞いていた依子は、それなのになぜ、あのようになってしまったのか、と核心を尋ねました。

子供の時は、皆より絵も小説も上手で、自分は天才だと思っていたらしい。
大学に入ってから、部屋に閉じこもって創作活動に集中した。
ある日、自分は凡才だと、げっそりした顔で部屋から出てきた。
僕には才能はない。鴎外にも、漱石にも、ピカソにも、モーツアルトにも、クロサワにもなれない。

才能があるかどうか、難しい線引きですが、彼らくらいの独創性、ひらめきとそれを形にする力がなければ、天才とは言えない。自分は、テクニックを身につけても、ごまかしやまやかししか産み出せない。それが巧の出した結論でした。
あきらめが早いのかどうかは、誰にもわからない。
自分は天才だと思い続けるのも、天才かどうかなんて気にせず創り続けるのも、才能のひとつかもしれません。でも、巧には少なくともそういった才能はなかったのです。

芸術家になることに挫折した巧は就活に励みますが、全く引っ掛からない日々が続いたある日、真っ青な顔をして面接から戻ってきて、「高等遊民になる」と宣言したのです。

どんなことを言われたか、誰も知りません。
挫折を知らず、プライドが高い分、凡人にもなれないという現実も受け入れられなかったのだろう、と宗太郎。

何も聞かないことにしている、と留美。
あの子をあんなふうに育てたのは私の責任だから。
今はあの子の個性だと思っている。私以外、誰に迷惑をかけているわけじゃない。
私が死ねばどうにかするだろう。

「世の中、いろんな人がいていい。いろんな生き方があっていい。
その方が面白い。」

留美の言葉、想いを、依子の頭脳はどう処理したのか・・・

みんなの会話を2階の廊下で聞いていた巧が降りてきて、プレゼント交換。

巧のは恐らくアクセサリー的なものでしょう。依子のプレゼントは重い。何が入っているのか・・・それは「若年無業者社会復帰プログラム」一覧でした。
う~む・・・(汗

若年無業者には家庭に問題がある場合が多いと、留美も一緒に更正プログラムを受けることを薦める依子に、巧がキレます。

「君は何もわかっていない。」
「お母様は自分に責任があると。」
「君は人の心の機微というのもがわからないのか。」
「何か間違ったことを言いましたか?」
「間違ってないよ。君はいつだって正しいよ。
だけど心がないんだ、君には、人の心がないんだよ!」

ひとことも反論せず帰っていく依子。
依子が忘れていったプレゼントを留美に渡し、2階に引きこもる巧。

確かに依子は間違っていない。
でも、家庭を、留美を責めるような言い方は、巧を激昂させても仕方がないでしょう。理屈じゃないのです。

そんな巧に、佳織が見せたプログラムは、依子の書き込みでいっぱいでした。
こんなことしてくれる人はいない、と佳織。

一生懸命勉強したのね。こういうアプローチしか依子には思いつかなかったのです。
家庭に問題があるうんぬんも、調査したデータを元に言っただけで、巧の家庭を責める気持ちなどない。
でも、人の心の機微はわからない・・・(_ _);;

留美は巧からもらったプレゼントを、依子に渡すようにと、返します。留美は、依子の変人ぶりに惑わされていません。

さて、ここからは、酔っ払ってサンタになることを思いついた俊雄と、留美や宗太郎に後押しされてプレゼントを渡す決意をした巧が依子のいないアパートで繰り広げるドタバタ(笑
巧が俊雄に抱きつくシーンは、わかっていても、笑っちゃいました。

大騒ぎになって通報された後、パトカーに乗せられた時、二人が礼儀正しかったのも、オカシかったです。まだ相手が誰かも知らないのに。

二人が取っ組み合うシーンを直接見せないのがクール。かなり格闘しあったことは、依子の部屋の惨状であらわしていました。
巧の方が一方的にやられたような気がします。袖の破れたサンタの衣裳としおしおになった巧が不憫(笑

父が帰った後に巧を部屋に入れる依子。
巧はパーティーの時に言いすぎたことを謝ります。
しかし依子は、人の心がない、と関連性のない不特定多数の人たちから言われる、ということは恐らくそうなのでしょう、と淡々と応じます。

「そんなことはない、人の心がない人間なんていません。
いい加減なことを言ってすみませんでした。」

人の心がない人間なんていない。
恐らくですが、慰めを感じたからではなく、理論上正しい故に、黙り込む依子。
と、父の置いていったマッサージ器・・・本当は鷲尾のプレゼントなのですが・・・に思わず反応しました。
重度の肩こり症であるがために、マッサージ機マニアな依子なのですが、未だ納得するマッサージ機に出会っていないのです。(俊雄談)
鷲尾のマッサージ器はいい線いっていたようです。

巧が改めて渡したプレゼントは、母がこっそりすりかえて入れておいた、巧が幼い頃に送った手書きの「肩叩き券」。

留美は、料理を手伝ってくれる依子の仕草から、肩こり症を見抜いていたのです。
本当のプレゼントは、巧が大事な蔵書を売って買った、ハートのペンダントだったのですけれども、もしそれを渡していたら・・・依子の反応が想像できます。巧は立ち直れなくなったかもしれません。

早速実行させられる巧。
おっと、ツボにはまったようです。鷲尾のマッサージ器よりはるかに。

少し不気味で、少し色っぽい声をあげる依子に驚きつつも、懸命にマッサージを続ける巧なのでした。

すっ飛ばしましたが、巧と俊雄が依子のアパートに忍んでいた頃、巧や依子の言葉が響いた依子は、父にプレゼントを届けに行っていました。
それは、父が欲しがっていた依子の部屋の合鍵。
しかし、実家で寝ていたのは、酔っ払った鷲尾だったのです。
目覚めた鷲尾は、自分へのプレゼントだと勘違いして、大喜び。
さあ、どうなる?!
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いったい巧は面接で何を言われたのでしょうか。

今回は思わずくすっとなる小ネタを挟みつつも、中盤までは巧の挫折と依子の空気読めなさで、仄暗いトーンでしたけれども、サバサバしたあったか味のある留美の存在と、テンポの良さで、終わってみれば「バカだなぁ」っていうカラっとしたテイストをキープしていました。
伏線を生かしての、一気呵成にドタバタになだれ込んだ後半はお見事。

依子は確かに空気は読めないけれども、無防備で純粋。それが痛々しく感じました。まるで幼子のようです。
留美もそうなのでしょう、そうであって欲しいです。
小夜子の言葉は、依子の内側から出ているような気がしますが、どうなのでしょうか。

終始一貫して情けない巧が、可愛いすぎる(^^
情けないけれども、すごく打たれ強い。
自分のダメさと向き合っていて、自分の非も素直に認めることができるって大人だと思います。

今期は人間としてダメな男性たちを描いたドラマが多いので、俊雄、巧、そして鷲尾もジェントルなのに、ほっとします。

予告・・・(笑
早く次回が見たいです。

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2015年2月12日 (木)

流星ワゴン #04 簡単感想

公式サイト

「もう逃げない」と自らワゴンを降り、自宅に帰ってきた一雄(西島秀俊)。広樹(横山幸汰)を同級生のイジメから救うため、美代子(井川遥)の実家へ引っ越さないかと提案する。しかしワゴンの事も、未来の事も当然知らない美代子には、一雄の考えがわからない。
「美代子は何も心配しなくていいから」
いつものように美代子を気遣う一雄。しかしその言葉に、美代子は強く憤る。(公式サイトより)

原作未読です。
何かとバタバタしておりまして、1回休みにしようかな、とも思ったのですけれども、その方がキツそうなので、感想のみでもメモることにしました。

金貸し業も営んでいた忠雄。餅は餅屋、美代子がギャンブル依存症であることを見抜きました。
一雄は、美代子の借金、500万円を返済するために、知人たちに電話をかけまくって借金を申し込みますが、一人も貸してくれません。
借金の申し込みはともかく、相談にのってくれるような友人もいないのでしょう。他人に心を開こうとしない一雄には、そういう人間関係を築いてこなかったように思います。そんな薄い関係の人々が、電話一本で借金に応じるわけがない。

結局、母に申し込みます。それでも、まだ、足りない。
そこへ、未来の新聞を読んで、競馬で大穴をあてた忠雄と美代子が意気揚々と帰ってきました。
フェアーなお金ではない、と猛反発する一雄ですが、背に腹は代えれない。
忠雄の作ったお金を持って、美代子をともない、借金を返しました。

全てが終わった。これからまた、やりなおせばいい。

美代子がパチンコにはまった理由を全く省みない一雄。
ギャンブル依存症に関する知識が乏しいということもあるかもしれません。危機感ゼロだったものなあ。
乏しいにせよ、普通、一般家庭で500万円もパチンコに使ったら、怒るでしょう。
なのに怒りもしない。怒らないことが優しさだと思っている。
怒ってくれれば、美代子も本当の気持ちを、苦しさを、自分の中に渦巻く闇を吐き出せたかもしれないのに。

何も問いただすことなく、何もなかったことにしようとする一雄。
自分が美代子や家族を救うために精一杯努力したことで、自己満足してしまっている。これまでもそうだったのでしょう。
自分の目に映った世界がうまくいっているように見えれば、それでいいのです。
なぜ、そうなったのか、突き詰めようとしません。
広樹の苛めに対するのと同じです。表面的な解決を求め、原因を知ろうとはしない。

一雄がそのことに気づかなければこのドラマは終わらないだろうから、いつかは気づくでしょう。
気になるのは、一雄がそうなってしまった原因を描くのか、描くとすればどういう方向で描くかどうか、です。
忠雄が原因なのでしょうか。

一雄の父であり、たった一人の朋輩、忠雄。
彼は美代子の闇に気がついています。
達成感を持ってワゴンに乗り込む一雄に食いく忠雄。
そんなことでは、今までと同じく何も変わらないのでは、現にあの世界で買った上着は消えてしまったではないか、と。

借金を返済したにも関わらず、新たに申し込む美代子。
一雄が借金を返した記憶は残っているのでしょうか。

と、まあ一雄への突っ込みだらけになってしまいました。
ドラマ内で描かれるかどうかはわかりませんけれども、家庭崩壊の原因が彼だけにあるとは思いません。でも、一雄の心持ち次第で”現在”が変わるかもっていうドラマですから、どうしても風当たりが強くなってしまう(汗。

一雄は彼の想像力、思考力の範囲内で、愚直に、懸命にもがいている。
その範囲が狭すぎるのね・・・それがもどかしいです。

あ、書き漏らしたシーンがひとつありました。
必要経費を種別して妻に渡すろところです。
一雄の性格、そしてこの夫婦のあり方の象徴でした。
妻がそれで納得していればいいのですが、そうじゃなかったから、問題が噴出したわけで。

お金に対する概念はとても変えにくいです。一雄は変えれるのかな?ここを変えないと”現在”は絶対に変わらないと思います。
ちなみにうちの両親は、ずっと一雄方式でした。あんなに細かくなかったけれども。
文句しながらもやりくりしていた母でしたが、クレジットカードの普及で多少変わったようです。
母にカードを渡したのは父ですし、母も良識内で使っていました・・・ほとんど衣服関係にね(^^;;
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2015年2月10日 (火)

仮面ライダードライブ #17「デッドヒートを制するのはだれか」

公式サイト

ボイスロイミュードに変身した男が、りんなの元カレで物理学者の笹本(成松慶彦)であることがわかった。進ノ介(竹内涼真)は、剛からもらった写真から、笹本は自らの研究のためボイスロイミュードに協力していたことを察知する。(公式サイトより)

ブレンのキャラの崩壊が進んでいます(笑

メディック曰く、何かを守る、というチェイスのベースプログラムを変えることはできない。
なので、守る対象を人間からロミュードに変えた、ということでした。
だから、今後、暴走したロイミュードを倒すことはできない。
チェイスの新たな葛藤になりそう?

ハーレー先生が登場しました。
霧子のキック、格好良い。
笹本への思い、つまり過去をふっきれたりんな。
と、進ノ介の方の話は、剛以外、さくさくと進んでいます。
今回も真っ当な刑事ドラマでした・・・実は、刑事ドラマの感想を書くのが苦手なので、ちょっと難儀しています(汗
感想というより、メモ程度になりそうです。

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2015年2月 9日 (月)

烈車戦隊トッキュウジャー 第46話「最後の行き先」

公式サイト

1人でキャッスルターミナルに突入しようとするライトは、闇のトッキュウ1号に変身。闇の力でモルク侯爵とネロ男爵を蹴散らすが、ゼットの強大な闇には太刀打ちできない。明により救出されたものの、ライトは大きなダメージを負う。ライトは、闇は広がり、また町を飲み込むことを確信していた。だから何としてもゼットを倒し闇を止めなければ。(公式サイトより)

粗筋は公式サイトをご覧下さい。

新たなラスボスは登場せず、キラキラを求めることをやめ、強大になったゼットと、怪獣となったキャッスルターミナルの対決となりました。

「俺、わかるんだ。自分の中で闇が広がっていくと、気持ちも、体も、どんどん重くなってさ、なんか、すっごい真っ暗で。
だから、闇は明るい方へ広がっていく。」

闇に飲み込まれ、ずっと時間を止められしまう町の人々の恐怖を実感して、シャドーラインを倒す決意を新たにするライト。
ライトを支える明が格好良かったです。車掌さんたちは闇が怖かったんだ。

闇の中で戦うために、キラキラを捨て、闇をまとうわざるおえないライト。
しかしそのために、勝利のイマジネーションが見えなくなってしまい、苦戦。

その頃、子どもに戻ったトカッチたちは違和感を覚えていた。そんな4人が秘密基地の看板に何かを見つける。ライトと一緒の5人の写真だった。ワゴンに頼まれ、明が写真を貼り付けたのだ。(公式サイトより)

こうしてメンバーたちは、トッキュウジャーとしてトッキュウ烈車に戻ってきました。
しかし、ライトは闇の中に・・・
キラキラ。手に入らないくせにもろいとゼット。
ということは、ライトはまだキラキラを持っているのでしょうかね?

どうやらグリッタは本当に倒されてしまったようですが、何か痕跡を残しているような気がします。

次回、最終回を待ちます。
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2015年2月 8日 (日)

花燃ゆ #06「女囚の秘密」

公式サイト

文(井上真央)は野山獄ただ一人の女囚・高須久子(井川遥)から、実家である名家・高須家への使いを頼まれる。久子には一人娘の糸(川島海荷)がいた。久子の思いに応えようと文は奔走するが、母を恨む糸は驚きの行動に。母子は決別してしまうのか、その時ふみは…。一方、獄の寅次郎(伊勢谷友介)は弟子の死から立ち直れない。絶望と虚無感に支配された野山獄だったが、文のもたらしたある物が獄の中を変えていく。(YAH0O!テレビより)

簡単感想です。

文から筆をもらって無邪気に喜ぶ富永有隣
司獄、福川を含む、和やかで明るい野山獄の雰囲気。入獄している人が罪人ではないためでしょう。

寅次郎が立ち直るまでを高須久子のエピソードを絡ませて描いていたわけですが、混じらぬエピを無理矢理くっつけたような気がしてしまいました。
久子と糸の再会のシーンは見応えがあったけれども、寅次郎の苦悩とは関係ないわけで。
久子が文のおじゃみを捨てたことに食いつく寅次郎。ここに食いつく寅次郎を無邪気で柔軟な思考の持ち主と見るか、軽いと見るか・・・

「大切なものだから捨てたという。なぜそのようなことができたのか?」
という寅次郎の問いへの久子の答え。

「あの子が嫌いでございました。文さんは、私を二度と求めてはならないものをあまりに無邪気にまとっておいででした。
獄に繋がれた時に言い聞かせました。二度と求めてはいけないと。美しいものを、楽しいものもすべて。
娘とも、決して合わぬつもりでした。

娘は私を憎いといいました。でも、どうしたことでしょう、その言葉を聞いた時はじめてわかったのです。
生きて傷つくことも、償いではないか、と。」

えっと・・・理解力が乏しいので(汗)、おじゃみを捨てた理由がわかりませんでした。
文が嫌いだから、美しいもの、きれいなものだから捨てた、というだけならわかるですが、それと後半のセリフが繋がらないのです。
結局、寅次郎を立ち直させるキーワード、「生きて傷つく」という言葉を引き出したかっただけなのでは。
文が嫌い、というのもねえ、自分から近づいたわけですから。
縁もゆかりもない文に、追い払われることをわかっていて何度も家を訪ねさせておいて・・・再会のシーンで何となく良い話に見せていましたが、なんだか、わがままにも見えてしまいました。

人の動かし方、セリフが釈然としない、もやもやした回でした。
ずっとこの感じなのかなぁ。
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2015年2月 7日 (土)

2015年1月のまとめ~冬クールドラマの中間報告

今クール、レギュラーで感想を書いているのは、日曜9時「流星ワゴン」、月曜9時「デート?恋とはどんなものかしら?」、木曜10時「問題のあるレストラン」の3本です。

クール外では「仮面ライダードライブ」「烈車戦隊トッキュウジャー」「花燃ゆ」の3本です。
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※上記の各感想には左のカテゴリーからアクセスできます。

視聴予想に挙げていた「銭の戦争」は初回録画に失敗したので、潔く未見としました。
初回感想を書いてリタイアした作品はまだありません。
しかし今期は人間関係を描いての重い作品が多くって、ちょっと疲れたかも。

ですので、突っ込み気味の感想が多いです。
ご注意くださいませ。

以下、毎回視聴しているけれども、感想を書いていないドラマについて簡単に。

「まっしろ」
初回感想にも書きましたが、自由診療制度の病院、という設定が生かされないような気がします。
おもてなしは良いけれど、肝心の医療があんな手薄な病院に、高額医療を払ってまで入院したいと思うセレブがいるのかな?あの病院に入院するだけで仮病を疑われそうです。
キャラ設定とストーリーも生温いです。生温いのは、この枠の個性ですな。
こんなに突っ込んでおきながらリタイアしていないのは、ながら見するには丁度いいからでしょうか。5分くらい画面から目を離しても支障がないっていうか・・・ごめんなさいm(_ _)m

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「全力離婚相談」
少しテンポがまったりしていていて、主人公の過去話ががっつり絡んでいる分、湿っぽいけれども、きちんと作られたドラマ。
重さに偏っていないのも良いです。

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「残念な夫。」
自分自身が子供な夫が成長したかと思うと、やっぱりアカンやん、と言うオチで終わるパターンには、ほんと「残念な夫」だなあ、とそれなりに楽しめるようになりましたが、リアル子育て中のお母さんはそれどころじゃないかも。
テーマが今や笑えないほど切実化してしまっているためでしょうか、いつも微妙に重い雰囲気が漂っていて、コメディーとしては今ひとつな感じ(汗)
それでも他のドラマに比べれば軽いので、何となく口直し的に見ています。

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「○○妻」
だんまりを貫く契約妻と頑な妻に苛つく夫の攻防が、ほとんど進展なく延々と続くことに、遊川ワールドの結晶化を感じます。それが好きかどうかは別として。
正純の、キャスター(すなわちマスコミ)として発せられた言葉の心なさ、DVをふるったことに秘密を抱えている父、大人しげに見えて何かを恐れている母、身勝手な姉たち、自殺願望を持っているらしい甥、そして奔放な妻の母。視聴者の共感を拒否するキャラばかりなのも遊川さんらしい。
ひかりの頑さが謎だったのですが、4話のラストの告白に、概視感を持ってしまったので、ちょっとがっかりしました。さあ、ここからどう展開していくのでしょうか。

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「ウロボロス ~この愛こそ、正義。」
原作未読、今週(2/6分)はこれから見ます。
復讐譚なので、回想シーンが重要ではあるのでしょうけれども、少し多すぎる気がします。ドラマの流れが止まってしまう気がするのです。もっとクールに構築して欲しい・・・あくまで好みです。
回想シーンよりも、魅力的なサブキャラ、そして二人を、もっともっとたくさん見せて欲しいです~(^^;;

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「学校のカイダン」
今週は未見です。
ピカレスク的にカイダンを登っていく話かと思っていたのですが、我慢と涙の大洪水で、陰湿なイジメと迎合する生徒たち、そしてマンガ的テイストで描かれた、まったく可愛げのない悪い奴らには、ちょっとお腹いっぱいです。まあ、後半に状況は変わるのでしょう、それを見たくて視聴を続けてはいるのですけれども。
ストーリーに破綻はないのですけれども、もう少し人間味を入れて欲しかったなあ。生徒たちのキャスティングがもったいないです。
今のところですが、人間不信に陥ってしまうドラマ。「ごめんね青春」が懐かしい・・・

以下は視聴予定には入れていなかったけれども見続けているドラマです。

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「だから荒野」
原作未読です。
このドラマも、世間知らずな、よく言えば世間ずれしていない妻、朋美と、身勝手でモラハラな夫、そして問題を抱えた子供たちのお話です。
初回の朋美があまりにもみじめだったので、思わず続きを見てしまうことに。
「問題のある〜」の男たちも酷いけれども、このドラマの夫も腹立たしく、朋美は早く自立に成功して欲しい、という思いで見ていたのですが、山岡の存在が大きくなるにつれ、他のドラマにはない広がりを感じはじめました。

長崎ロケが美しいです。

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「女くどき飯」
原作未読です。
あれやこれやのグルメドラマを思い起こさせるドラマですが、毎回毎回、口説き言葉に思わず妄想してしまう貫地谷さんを気楽に楽しんでいます。30分ですし。 

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番外編として「マッサン」。
マッサンの甘い展望を支えてくれていた鴨居の大将がレギュラーから身を引いてから、視聴意欲が減退してしまいました。
今週、英一郎が亡くなったことを、マッサンがウィスキー造りに再チャレンジするきっかけエピだったとは言え、ちゃんと描いてくれて、よかったです。
ハナの婚礼シーン、小池さんと風間さんの演技には惹き込まれました。さすが、とうか、朝ドラとは異質の圧を感じました。
よしえの母の物腰がなんだか印象に残るなあ、と思ったら、酒井若菜さんだったのね。公式すら見ていなかったので、気がつきませんでした(汗
私より先に死なないで、というエマの言葉が悲しい・・・

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2015年冬のドラマ:視聴予定

 

2015年冬クールドラマ 初回の感想その1「全力離婚相談」「学校のカイダン」「まっしろ」
2015年冬クールドラマ 初回の感想その2「○○妻」「残念な夫。」「ウロボロス ~この愛こそ、正義。」

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2015年2月 6日 (金)

問題のあるレストラン #4

公式サイト

たま子(真木よう子)たちの店『ビストロ フー』はしばらくの間営業を停止する。採算を度外視して食材にこだわるシェフの千佳(松岡茉優)がハイジ(安田顕)と衝突し、メニューの見直しが進まないのだ。たま子は、シェフが作りたいものを作ってもらおうと提案して皆を納得させ、試作に取り組む。(公式サイトより)

今回は結実のストーリーでした。
結実中心にざっくりと書きます。

面接で取引先にセクハラされたら、と聞かれ固まる結実。思ったことがすぐ顔に出ると指摘されます。
一社も受かることなく、「ビストロ・フー」にコソコソと戻ってきましたが、皆に「お帰り」と言われ、元のように働きだします。
千佳もこっそり手を振っていました。

原宿ファッション界の著名人伊達に、「美味しいけど、あったかくない。」とポトフを批評された門司。悔しがっています。

「ビストロ・フー」では、千佳の乱暴な指導の下、千佳の出したい料理、本格的なフレンチを出すために、特訓中のメンバー。なんだかんだと楽しそうです。しかし食材の単価が高い上に原価率50%かぁ、キツイなあ。

再オープンの前日、たま子は、店で身につけるために用意した6色のスカーフを皆に手渡す。それぞれが自分の好きな色を手にする中、いまも就職活動を続けていた結実(二階堂ふみ)も、最後に残った赤と緑から緑を選ぶ。(公式サイトより)

ところが、雨やら雪続きで、開店できない状態が続いてしまい、たま子たちは集客のためにHPを開設しますが、そのダサイこと・・・「これだったらチラシの方が効果的」と突っ込んだ結実、チラシくばりを命じられてしまいました。
仕方なしにチラシを配っていると、藍里に出くわしてしまいます。まあ、お店の近所だしね。
逃げ出す結実を追いかけてまで、結実を合コンに誘う藍里。
なぜだかちょっかいを出してくる藍里を、嫌いとかいうより、観察する結実は、ただもて遊ばれているだけなのでは、と例によってストレートな質問をしますが、鼻で笑われてしまいました。

で、結局合コンに参加する結実。
見るからにチャラい男に肩を抱かれて嬉しそうです。
トイレで、藍里と鉢合わせていた酔っ払った結実。藍里の頭を見て「ハゲ、発見!」

酔っているとは言え。悪気ない言葉に人は傷つくんだよ、結実ちゃん。
しかし、藍里は強かった。
そのハゲは、昔付き合っていた男に殴られたから。他にも男から受けた傷がいっぱいある、とさらっと言いました。
「私、人を怒らすのが得意みたい。」
癒し系は苦手。
ツンデレというか、引っ張って行ってくれる男がタイプなのようです。そういう人って自己チューな人が多いのですが・・・だから門司が好きなんだ。

さて、自分をかまってくれた男がさっさと他の女性と帰っていくのを、じわっと見詰める酔っぱらいの結実。
藍里は大智に、送っていきなさい、と声をかけて帰っていきました。
これは親切?それとも大智の行動を予測しての罠だったのでしょうか。

言われたとおり、大智は、早朝までカラオケ店で一人寝ている結実が起きるまで待っていてくれて、車で送ってくれました。
そのため仕入れの時間に遅刻してしまった大智。先輩たちからボッコボコにされてしまいます。
逃げるように立ち去る結実。

まだ半端な仕事しかできないためなのか、大智はつね日頃から先輩たちにボコボコにされているようです。

ある日、見かねて助け起こしてくれた結実を、面接会場まで送る大智。
東大卒であることよりも、高校までちゃんと学校へ行って卒業したことに、しきりに感心してます。

面接にて。以前の会社での実績を聞かれます。

「実績はありません。

起業しようと思っていました。でも、頭でっかちで、基本使えない人間なのです。

私は、私は緑なのです。

セーラームーンやセーラーマーキュリーではなく、セーラージュピター。
色には順番があるんです。
素直に赤とかピンクがとれる人が、セーラームーンと同じで、戦えるんです。
女の敵は女。
男は勝てば女に愛される。女が勝ったら男に愛されなくなる。
女は勝ち負けとか放棄して、はじめて愛されるんだ。

あれ?
じゃあ、私、一生勝てないじゃん、と思いました。
だって緑だもん、と私、思いました。
赤もピンクも緑も全部黒ければ良かったのに。黒いセーラームーンがいれば良かったのに。

結実の話を遮らず、続けて、と促す面接官。

「それで私、そういう自分を見たくなくて、色んなものを、人を、見上げたり、見下したりしてたんですけど。最近レストランのバイトを始めて・・・」

このあと、何と言ったのかは、不明。
待っていてくれた大智に、明日の最終面接に呼ばれた、と大喜びで報告します。

その後、二人とも仕事を休んで夜までデート。車の中で大智に迫られ、受け入れます。まさに受け入れるって感じでした。
目覚めると、朝。やっと最終までこぎつけた面接の時間にはもう間に合わない。
でも、さして慌てないどころか、まだ寝ている大智に抱きつく結実。おもむろに目覚める大智。
「お願いがあるんだけど。」
借金を申し込みました。絶対に返すから・・・(溜息)
それでも幸せそうな結実。藍里がそんな結実と大智を見ていました。

今まで黒一色だったファッションを赤いコートに変えて「フー」に出勤する結実。

その日は、以前「フー」のチラシを見てふらりと立ち寄り、食したポトフのあったかさが気に入った伊達の予約が入っていました。伊達は「シンフォニア原宿」の予約をキャンセルして「ビストロ・フー」に予約をいれてくれたのです。

8人の客を迎えて、またもやわんやわんやの厨房ですが、以前と違うのは、結実が「通りまーす」と言うようになったこと。
これだけで動線がスムーズになるのね。

そこへ、偵察を命じられた藍里が客として訪れます。
自分は男に期待しない女、という藍里の挑発にのってしまう結実。

「キラキラしているから嫌いなんじゃない。バカなふりをしているから嫌いなんです。
女がバカなふりをするのがベストっていうのを、自覚しているから嫌いなんです。
信じてもいないのに、得意料理は肉じゃがですっていう宗教に入っているから嫌いなんです。
信じてもいないのに、浮気なきゃいいからっていう宗教に入っているから嫌いなんです。
彼に殴られても私の方が悪いっていう宗教に入っているから嫌いなんです。」

「入りたいくせに。負けを認めればいい。
こっちは男に力づくで押さえつけられたら、何にもできないんだから。」

パーティも終盤に近づき、伊達から、大事な人たちを歓待するのに、ほんとにこの店にして良かった、と声をかけられて感激するたま子。
バースディケーキを用意し、結実が持っていきますが。

「星野、一緒に住んでいる子がいるよ。その子にすごい借金しているし。
付き合う前にしちゃったら、遊ばれてるけど。」


藍里の言葉に振り向き、ケーキを顔に投げつけちゃいました。

そして取っ組み合いの修羅場に。暖かいパーティーの雰囲気が台無しになってしまいました。

「あのお客さん、二度と来ないね。」

憮然とした伊達を見送った後。
怒り心頭の千佳が結実に掴みかかります。彼女、頑張ってましたからね。

他のメンバーも同じく。

どうしてこんなことをしたのか、と尋ねるたま子に「話したくありません。出て行きます。」と結実。

「出てちゃだめ、こんなんでおっぽり出して、出てっちゃだめ。がんばろ、もう一回、がんばろう、がんばろうよ!」

引き止めるたま子、しかし結実は去っていきました。

後日、「シンフォニア原宿」にて。
私はセーラージュピターですから、と西脇と軽口を叩く藍里。
「たいがい、それしか残ってない。」

ロッカールームで、先輩従業員の池辺に声をかけられます。藍里が「癒し系」と軽く評した、門司と一緒にいる男です。
名前もうろ覚えの男に、いきなり温泉に誘われて戸惑う藍里。

「遠慮はしなくていいから。僕たちつきあっているわけだし。」

凍りつく藍里。

伊達の「あったかくない」の意を誰よりもわかっている門司。
ついに自分のポトフを完成させたようです。
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書き漏らしたエピをひとつメモっておきます。

卸業者に圧力をかけて取り引き停止させたと「シンフォニア原宿」にクレームをつけに行くたま子と千佳。
しらばくれる土田を押しのけ、「ああ、かけたさ、力のない奴はスタートにも立てない。」と門司。
キレるかと思った千佳、逆にやる気になったようです。
たま子は千佳の提案で、極寒の地へ直接買いつけに行きました。
かくて、パーティーのメニューは無事に出せたのです。

しかし、藍里の挑発にのってしまった結実のために、全てぶち壊しになってしまった。

結実と藍里が実は、裏と表、周りに溶け込めない同質の人間であることは、セリフの通りです。
「セーラームーン」シリーズについてはほとんど知りませんけれども、結実を通じて、セーラージュピターがどういうキャラかは、だいたい想像できました。この想像が合っているかはどうかは大きな問題ではないでしょう。
二階堂さんと高畑さんのがっぷり四つは見応えがありました。

可愛い、と言う言葉を初めて受け入れて、大智と初体験しての結実の舞い上がった気持ちはチクチクしました。
社会人としてどうか、なんて、関係なくなる時がある。
二人のデートのシーンは菅田さんの醸し出す大智のいい加減さを含めて、映画のような雰囲気でした。痛々しい、遅い青春。

そのあとの舞い上がった気持ちとプライドをペシャンコにされての暴走は、同僚たちにとっても大迷惑ですが、楽しいパーティーを台無しにされてしまった客が一番の被害者でしょう。

またも逃げ出してしまった結実。どうやって浮上するのかなぁ。
難儀な男に目をつけられた藍里。どう切り抜けるのでしょう。
そして「ビストロ・フー」に明日はあるのでしょうか?

エンドロールでも流していた途中のダンス。
終わった後、千佳が素で嬉しそうだったのに、ほっとしました(^^

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#01 #02 #03

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2015年2月 5日 (木)

デート〜恋とはどんなものかしら〜 #03

公式サイト

谷口巧(長谷川博己)との交際終了を決めた藪下依子(杏)は、ホテルで開催されたお見合いパーティーに参加する。そこには、なぜか巧と島田宗太郎(松尾諭)も来ていたが、依子は気にせず新しい出会いを探し始める。ところが、ストレート過ぎる言動が災いし、依子は誰からも連絡先を聞き出せない。一方の巧は、宗太郎から「唯一可能性がある」と言われた会社経営者のみどり(杉本彩)に声をかける。 (公式サイトより)

お見合いパーティーでなぜか、偶然に出会う依子と巧。なぜか眼帯をかけている依子。
まず、依子の

「職業欄に嘘を書いている参加者がいないか、厳重にチェックをお願いします。」

から、笑いっぱなしでした。
セリフは概略で、ざくっと書きます。

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3分間面談で、データの羅列に終始する依子と、ヒモ願望・・・いや、高等遊民をアピールする巧。
それぞれのやりとりのひとつひとつが可笑しかったです。
毛髪連呼はひどいよ、依子さん(笑

で、二人が面談する番になりました。
無言が続くかと思いきや

「15秒経過・・・30秒経過・・・」

碁の待ち時間かっ(笑

と、猛然と計算しだしました。
なんだ、なんだと思ったら、このお見合パーティーで出会う確率を出していたのね。
その数値を元に、低すぎる、偶然とは思えない、ストーカーじゃないですか?と問いただす依子。
もちろん否定する巧。君にストーカーするなんて、あの熱血バカ(鷲尾)の方がストーカーぐらいなものだ、と突っ込みました。

6日前、送りつけられてきた、交際終了宣言文書にあきれる、宗太郎兄妹。
4日前、この間のプロポーズでコテンパンにされても、お見合いパーティに参加しようとする巧を「それ以上の恥はない、生き方そのものが恥」とイジる母、留美。

一方、依子宅では。
9日前、すっかり結婚モードに入った依子から、お見合いパーティーに参加宣言される、俊雄。そんなに焦らなくても、と不安げですが、「あまいわ!」と娘に一喝されます。
そのためには努力をする。メイク術を研究するし、それから・・・と美容外科ものパンプレットも取り寄せていました。
さすがにそこまでしなくても、そういうのは好みだから、とさすがに止める父。今度は素直に聞き入れる依子。
豊胸手術まで考えていたのね(^^;;

結婚まっしぐらの娘の前に母の幻影登場。
「あなたは私に何一つ適わない、数学者としても、女としても。」
いつものようにチョップでふり消す依子。
が、アイライナーと油性マジックを間違ってしまいました。それで眼帯してたのね。

さて、お見合いパーティーはフリータイムに移っています。
1位、2位、3位って勝手に順位をつけて発表する、とっても失礼な依子。当然のことながら、相手にされません。
巧の方はと言えば、会社経営の年上の女性にアタックすることを、宗太郎にそののかされます。
しかし女性が結婚相手として望んでいるのは、老後をともにできる、尊敬できるパートナー。ツバメ、つまり愛人ならば可能性があるかも、と。ちなみにこれ、一般論で言ってるだけです。彼女にその気はありません。
愛は飽きられたら簡単に捨てられる、と逃げ出す巧。

なるほど、だから、単にヒモじゃだめなんだ。

1日前、依子を心配する俊雄を心配する鷲尾。でも、明日は接待ゴルフでいけない、と顔を曇らせます。
当日、ゴルフが終わった後、取り引き先の社長に気に入られている鷲尾、社長自ら姪を薦められました。確かに爽やかな好青年だものねぇ。

パーティーでは。
結構盛り上がっている会場の中で、誰にも相手にされない依子と巧。角突き合っていた二人でしたが、仕方がないから会話をはじめます。
シャンパンをぐいぐい飲む依子を心配する巧。
おっと、あの巧が心配している?!
しかし依子は、私はアルコール類に酔ったことがない、と平気な顔。
心配して損したかな、巧。

正直に言いすぎ、素を出しすぎ、と、会話が弾みはじめます。
精一杯努力している、という依子に、ヘタに自分を偽ってモテるより、素を晒して孤立している方がいいと思う、と巧。
なんだか良い感じになってきた?その流れで、聞きたいことがある、と切り出す依子。

が、そこへマンガに詳しい巧のことが気に入った少女マンガオタクが乱入します。
まんざらでもない巧。少女マンガにも詳しいです、と挙げる名前が大御所すぎる(笑

その頃、巧の家では、留美の絵画教室を手伝う佳織。
巧も子供に教えるくらいはできるのに、とこぼす留美を、仕方がない、となぐざめる佳織。
え、そうなの?

10日前。依子から送りつけられてきた書類に目を通して憤激した佳織は、依子を尋ねます。内容は、6日前に届いたものより過激なようです。
依子の部屋に上がった佳織は、頭でっかちで、全然わかってしない、と依子を一喝。幼い頃の巧のことを語りました。

子供の頃はヒーローだった。格好良くて頭が良くて、人気者だった。


そんな巧がなぜああいう風になってしまったかは、佳織にもわからない。

ただ、人の心って理屈通りにはいかない、世の中にはそういう人間もいるんだってことをわかって欲しかった、それだけ。

帰り際にお見合いパーティーのチラシを見た佳織。あのお見合いは依子が計算した通り、偶然ではなかったわけです。
佳織の言葉を受けて、依子は交際終了文書をマイルドに書き直したようです。

巧も去ってしまい、一人ベンチでお酒を飲む依子の隣に、また母の幻影が現れました。
「みじめね。理想の男をものにできるのは、ほんの一握り。」
みんな妥協して結婚する。
「あなたの場合は、あの高等遊民がいいところ。」

シュワッチっとチョップを払うと、母ではなく、いつの間にか隣に座っていた見知らぬ男に当たってしまいました。

巧はと言えば、さっきの女性と少女マンガで盛り上がっています。高等遊民という生き方も受け入れてくれそうなのですが、ネックなのは彼女が家事手伝いであること。
そこで、女性が猛アピール。
今は家事手伝いだけれども、マンガ、描いているんです、プロになりたくて。
大ヒット作が出れば、一生安泰だ、と女性の夢に、一緒になってはしゃぐ巧。持ち歩いているマンガ原稿を見せてもらいます。

どついてしまった男とバーに移動した依子。
男が心理カウンセラーだと聞いて
「ニートの人はなぜ、働かないのでしょう」
と質問。
いやいや、働かないからニートなんだって。

原稿を読んだ巧。

「正直言って、驚いた。
これでプロを目指すだって、ぬけぬけといえたものだ!」

ダメだしのオンパレードです。

「てめぇ、何様のつもりだよ、編集者でも何でもねぇのによ、ただのくそキモオタ野郎のくせによ!」

キレられてケリをいれられちゃいました。ケリはともかく、ま、当然ですな。

バーでは男が薀蓄をたれながら、依子にお酒を薦めています。
「さ、呑んで。」

たった一人の相手に逃げられて、退散しようとするも、行方不明の相方、宗太郎を探してホテル内をうろうろする巧。

そこで、正体を失ったまま、男に部屋に連れ込まれようとしている依子を発見!
思わず後をつけ、部屋に連れ込まれる瞬間を目撃してしまいました。

思わず展開にパニクる巧。宗太郎に電話するも、宗太郎は事情があって出られない。
留守電に、
「大人の男女にはよくあることなんだよね、OK、OK、僕、もう帰ります」
と、自分を言い聞かせるようなメッセージを入れて、そそくさとホテルの外へ出て行きます・・・がっ。

戻ってきました。

この間が、BGMとともに最高。

最初はホテルマンを名乗り、それで信用されないと依子の知り合いだと名乗り(これは本当だもんね)、「今すぐ開けないと警察呼ぶぞ!」と、とにかく、必死です。

やっと部屋の中に入れてもらえた巧が目にしたのは、ベッドの上で実に幸せそうに寝ている依子でした。眠り姫やん(笑
何か感じたかな?

寝てるだけ、確かに。
しかし、依子の「アルコール類に酔ったことがない」という言葉を信じている巧は、何かしただろう、とヒートアップ。
男が心理カウンセラーと聞いて、胡散臭い職業の代表例だと決めつけます。

その時、突如、寝ぼけて上半身を起こす依子。

「だから、第三月曜は、チキンカレーだっていってるでしょ、お母さん」

再びバタン。

あっけにとられる巧でしたが、テーブルの上にある、まむしドリンクの空き瓶、二本を発見して暴走。

「おいおいおいっ、やはり手篭めにする気だったなっ」(大笑)

ただの栄養ドリンクだと言っても聞く耳持たない巧の暴走っぷりにうんざりした男。

「こんなのに手を出すほど、不自由していない」

この言葉でキレた巧、思わず男を殴っちゃいました。
が、即、反撃くらって、ダウン。

気がつくと、依子がハンカチで手当てをしていました。
大丈夫、と聞く巧に、またヤヤコシイ言い方をする依子・・・ともかく、もう、お酒はほとんど抜けたのね、確かに強いわ。
巧が殴られて腫れた目を隠すために、眼帯を渡しました。

帰路。

「なぜ、私を助けたんですか?」
「映画やアニメのヒーローの主人公だったら、たいていこうするかな。」
「感謝申し上げます。」
「いいよ、バカなことしたって、後悔してるんだ。」

ゴミ箱に、連絡カードを捨てようとする二人。しかし、そのゴミ箱は、カン・ビン&ペットボトル用でした。

「捨てれませんね。」
「うん、どうしよう。」
「捨てておきましょう。」
「じゃあ、捨ててください。」

巧のカードを受け取った依子、自分のカードを所在なげに見つめています。

「藪下さんのも、僕が捨てておきましょうか。」
「捨てておいてください。」
「捨てておきます。」

 

「僕に聞きたいことがあるって言ってけど。」
「いいです。」
「聞きなよ。」
「あなたに何があったのか、どうして・・・高等遊民、になったのか。」

 

「おしえない。」
「やっぱり。」

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紙面の都合上(汗)、宗太郎のシーン全てと、鷲尾のエピを端折りましたが、宗太郎はともかく(笑)、鷲尾のは重要な伏線でした。

社長の姪に好きなタイプを聞かれて、真面目で一生懸命で・・・と答えるうちに、誰かの顔が浮かんできた鷲尾。
自分の気持ちに気がつき、そのことを自分に好意を寄せてくれている姪に、爽やかに伝える鷲尾。
受け止めた姪も爽やかで、灰汁の強い主人公たちとのコントラストが効いていました。ともかく画面はね(^^;;
そうそう、SM女性はマナちゃんだったのね。全然気がつきませんでした。

お見合いパーティーを通して、二人の変人ぷりが存分に描かれていました。
今回は変人なところだけでなく、まるでマネキンのように抱きかかえられ、危機も知らずにすやすやと眠る依子の可愛らしさと、情けなさはそのままに、大活躍する巧の姿がステキに見えてきました。

ラストの「高等遊民」と言った時の、ほんの少し言いよどみ方など、杏さん、うまいです。
そして、前かがみでホテルに戻るハセヒロ(笑

前回のダンスがMAXかも知れないと思っていたら、ほとんどホテルを舞台にした、スピード感あふれる正統派なドタバタコメディーで超えてきました。しかもちゃんと、ちょっと胸キュンなラブコメになっている。

お見事です。

「おしえない」「やっぱり」。
簡単なセリフなんだけれども、とても魅力的。
特に「おしえない」は反則だわ(^^

さてさて、二人の間は少しは縮まったようですが、まだまだ山あり谷あり。
佳織や鷲尾の気持ちも気になります。

ほんと、次回が楽しみ(^^

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2015年2月 4日 (水)

流星ワゴン #03

公式サイト

結局、一雄(西島秀俊)のリストラは回避出来なかった。浮かない表情でワゴンに揺られる一雄。一方、すっかりワゴンでのドライブにも慣れた忠雄(香川照之)が暇をもてあまして騒ぐため、橋本義明(吉岡秀隆)はある場所にワゴンを停める。そこは健太(高木星来)が生前に通っていた小学校だった。時折ここで健太を遊ばせているのだという。(公式サイトより)

原作未読、文中のセリフは全て概略です。

夜の小学校にビビる忠雄に、私と健太も死んでますから、と妙な安心のさせ方をする橋本。
寒いので上着を貸してください、という一雄に見せたのは、事故の時に着ていた血まみれのジャケット・・・と、少し幽霊譚ぽい雰囲気ではじまりましたが、ドラマの内容は極めてシビアでした。

すっかり忠雄に懐いた健太は、生前できなかった逆上がりを教えてもらっています。
しかし、橋本曰く、生きていた時にできなかったものは、できないのだそうです。
いくら未来を変えようとしても変わらないのと同じなのか、と一雄。

健太が逆上がりの練習を始めたのは、去年、同級生の卒業式に、健太のことが全く忘れられていたのを見てから。

「死んで一番辛いのは、忘れられてしまうことなのかもしれません。」

橋本は、健太に自分が死んでいることを納得させ、成仏させてやって欲しい、と頼まれるも、自分のことでそれどころではない、と一雄。

ワゴンに乗った四人。
タイムトリップする瞬間に、忠雄ともみ合っていた健太が後部座席にずり込んでしまいました。

今度の時間は、去年の1月24日。
例の取引の第一回説明会がある日です。
しかし、それはどうでもいい、と一雄。
この日、いったん会社を出てから、家に帰るか、会社に戻るか迷って、結局会社に戻ったことを思い出したのです。

じゃあ、家に帰ろう、と忠雄。
そんな二人の前に、健太が現れました。
後部座席にいる人間が、飛んだ先の世界に降り立つことができる、というシステムなのね。
こういう経験ははじめてなので大喜びで跳ね回る健太。
追いかけようとする一雄を、幽霊だから迷子にはならん、と制し、気になる音の方へ連れて行く忠雄。

音がしていたのは、公園。そっと様子を伺う一雄と忠雄が見たものは。
見たこともない表情の広樹が、たった一人、異常にでかいパチンコで、小さな三角コーンを撃っていたのです。
そして三角コーンに、塾の講師、担任・・・そして自分と妻の名前が書かれていることにショックを受ける一雄。
そこへ健太が飛び出し、話しかけますが、コワイ顔と乱暴な言葉で威嚇する広樹。
挙句、健太を「リアル・シューティングゲームだ」と、パチンコの標的にしようとしたところで、忠雄が止めに入り、やるものならやってみろ、と立ちふさがります。
怖気づいた広樹、手元が狂って忠雄の頬に弾が当たってしまいます。
お仕置きをする忠雄、止めに入る一雄。

一雄は「こんなに受験のせいで苦しんでいたなんて。」と思うわけですが、違うと思う。

まず、忠雄と健太に謝らせたのち、三角コーンに自分たちの名前を書いたことを「わかるよ」と、と語りかけます。

「父さんも昔、ボーンナイフを買ったことがあるんだ。」

消しゴムに父の名前を書いて、切り刻んでいた・・・
その時の気持ちを思い出したのか、一雄はきり出します。

「受験、やめるか?」

私立は入ってからが勉強が大変。

「公立へ行けば、友だちも一緒だ。」

しかし広樹は「受験させてください!」と泣きながら土下座します。
必死な広樹の様子に、どうすればわからなくなってしまう一雄。
そこへ、クラスメートの男子たちがサッカーに誘いに来ました。
塾があるから、と俯きながら断ろうとする広樹を、たまには生き抜きも必要だ、無理矢理送り出す一雄。

わーん、なに、良いことしたような顔しているの、一雄。

逆上がりの練習に励んでいた忠雄と健太とともに、パフェを食べます。
健太の「この世でやりたいことリスト」の第1位は、逆上がりができるようになること。第2位はパフェを食べること。第3位は暖かい服を買うこと。
そのほかには、と尋ねる忠雄に、やっぱり逆上がり、と答える健太。

パフェも食べて、ヒートテックのフリースも買って。あとは逆上がりだけ。
何としても健太が逆上がりできるようにしようと張り切る忠雄に、幽霊の健太は決して逆上がりができるようにならないことを伝え、僕の時のようにはしないでくれ、と釘をさす一雄。

「できない僕に苛立って、怒鳴ったり、殴ったり。」

例によって、なんのこっちゃ、とたずねる忠雄に、運動会の思い出を語りだします。

ト競争で一番を取らすために特訓させられたこと。
その特訓が次第にヒートアップしてついていけなくなり、ト競争を止めてダンスに出る、と言い出したら、それこそ怒髪天をついて怒られたこと。
ダンスは一雄が作って振り付けした演目。しかし、ト競争に出る人は出られない、というシステム。
ますます怒る忠雄。ダンスに出さないように学校に掛け合うと言い出して・・・

結局ト競争に出ることになった一雄。2位でした。

その結果に

「ぶっさいくじゃのう」

と、言い捨てて去る忠雄。
ダンスに出れなかったことより、1位がとれなかったことより、傷ついたでしょう。
2位でよく頑張った、と言う親父ではないことは百も承知ではあっても。

いつもいつもそうだった。
一等をとれというプレッシャーをかけて。ト競争が終わると他の演目は見ないでさっさと帰ってしまって。

一雄の思い出を聞いて言い切る忠雄。

「団体競技に興味はない。」←なんか納得できるというか、可笑しかったです

そもそも。

「最初に1等を取ると言ったんは、お前じゃ。」

それなのにダンスじゃなんじゃと逃げてる。

えっというような一雄。そこへ、妻、美代子から、広樹がまだ帰ってこない、という電話が入ります。
サッカーを誘った友だちたちはもう、家に帰っていると。

一人、広樹を探す一雄は、まず昼間の公園に行きますが、広樹はいない。
しかし、そこで例の三角コーンを改めて見て、サッカーに誘った男子たちの名前も書かれてあることに気がつくのです。
青ざめる一雄。
学校の体育館倉庫で、裸にされて括られている広樹を見つけ出します。
なぜ、こんなことに。

三ヶ月前。

彼らからゲームに誘われた時、塾があるために「ゲームなんかしてられない」と、断った。
掃除当番を、学校の下見があるから、と断った。
「いいよな、お前ら気楽でうらやましいよ」
次の日からクラスの誰も口を利いてくれなくなり、「広樹坊ちゃん」とからかわれ、苛められるようになった。

だから。

「絶対、あいつらとは違う学校に行きたいんだ。逃げるんじゃない、あいつらを見返してやりたいんだ。」

広樹が苦しんでいた理由がやっとわかった一雄。その上、広樹の望みが叶わないことも知っている。

「お前を助けてやる。」と広樹を抱きしめます。

広樹は先に帰したのでしょう、遅くに一人帰宅した一雄は美代子に宣言します。

「引越しするぞ!」

あっちゃ~、そう、考えちゃいましたか。

驚く美代子に、すでに仮契約もしてきた、と一雄。

「俺たちがこれからどうなるかも知っている!」

広樹が今置かれている状況も言わずに、広樹が受験に失敗するなんていう、未来のことを言いたてたって、美代子が納得するわけがありません。
その上どさくさにまぎれて(汗)、妻の男性関係まで聞いたら、あきません(_ _);;
一人合点に興奮する姿は、忠雄とそっくりです。

「あなたはいつもそうやって・・・あなたに私の気持ちなんてわからないでしょ!」

キレてしまった美代子。

結局、仮契約で抑えた物件は全て駄目になってしまいました。

こっちの方向は間違っているってことですな。
今までで一番、運命というか、時の流れからの手厳しい拒否でした。

その頃、逆上がりの練習を続ける忠雄と健太。
健太も本当は、生きているうちにできなかったことは、死んじゃったらできないことを知っているのです。
でも、一生懸命やったらできるかも、父が喜ぶかも、と。
そんな健太を「競争には勝たんといけん」と励ます忠雄。案の定、どんどん熱くなっていきます。

「何かをやる奴と、やらん奴の二通りしかないんじゃ!」

しかし、やめない健太。
とうとう、途中まで行くことができました。
そこへ、再び絶望に突き落とされた一雄がやってきます。

あと、もう少し。
忠雄と一雄が励ます中、ついに成功。

橋本も見守っていました。
父に上着をプレゼントする健太。

再びワゴンに乗り込んだ4人でしたが、一雄が止めます。

「まだ、ここでやり残したことがあるんです。」
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健太が逆上がりできるようになったことは、一雄の”現在”にどんな影響をあたえるのでしょう。
上着は、次の時間軸に移動しても残るのでしょうか。

さて、広樹の秘密が明かされました。
広樹の口の利き方にカチンときたのね。
だからといってイジメるのは絶対にいけませんが、広樹にも原因があったのです。
意外な展開でした。そういう子だったんだ。

広樹の口の利き方のまずさ、もっと言うと、上から目線な態度は、受験をめざしてからなのでしょうか、それ以前からなのでしょうか。
もっとさかぼらないとわからないです。

広樹の話を聞いて、まず引っ越すことを考える一雄。
うう、違うでしょう。
もちろん、究極の場合は逃げるのも一つの手段だとは思いますが、その前に原因に向き合わないと。
このままだと、どこへ行っても同じことが起きるかもしれないのに。

忠雄は、一雄のこういう弱さに気づいていたのでしょう。
一方で、忠雄の押しの強さ、一人合点な部分が、一雄にもあるようです。
広樹の、内に篭る性格は一雄の、口の悪さは、忠雄ゆずりなのかも。
血脈というか、遺伝子って複雑です。

ここまで一雄目線で描かれているので、横暴な父にはなるまいと決意していて、家族のために運命に抗おうと奮闘する父、という面しか見せていませんでした。
しかし、今回で、客観的に見たらどういう人間なのか、わからなくなってきました。

次回は、妻の秘密が明らかになるようですが、そこから先はどう進むのでしょう。
一雄の隠された姿が見えてくるとは思うのですけれども。
実は、忠雄の上を行く、手前勝手な人間だったりして・・・あまり憶測するのはやめて、展開を待ちます。

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2015年2月 3日 (火)

仮面ライダードライブ #16「沢神りんなはなぜソワソワしていたのか」

公式サイト

男女の出会いを演出する企業に登録する女性たちばかりが被害にあう、大規模詐欺事件が発生した。経営者の甘城(松永博史)をマークする進ノ介(竹内涼真)と霧子(内田理央)は、同社のパーティーに潜入する。
パーティー当日、進ノ介は会場でりんな(吉井怜)とばったり。結婚を焦るりんなだが、なにやら事情がありそうだ…。一方、甘城=ボイスロイミュードの声で暗示にかかったかに見えた霧子だったが、進ノ介の機転で危機を脱出する。(公式サイトより)

りんなが開発した、リップ型の弾丸と重圧発生機が仕込んだ靴。霧子のキック、格好いい。
銃を撃った時に、多少体が揺れているのがリアルでした。
これで霧子が活躍するシーンも増えそう。生身のアクションだから、大変だろうけれども、そのぶん見応えがあって楽しめそうです。

ボイスロイミュードの能力は、声によって逢いたいと思っている人物の幻影を纏うこと。
霧子が見たのはチェイスでした。
今、霧子の気持ちはチェイスでいっぱいなのね。

タイプデッドヒートは強力な力を持っているけれども、りんなが調節していないので、使用するには危険なシロモノ。
製作者はハーレー先生って言うんだ。

しかし、マッハをフルボッコするハートを止めるためにために、チェンジする進ノ介。
想像以上のパワーで、ハートもびっくり。ひとまず退散します。
しかし、かつてのハートのように、力を制御できず、暴走を始めるドライブ。

特状課と仮面ライダーの関係を疑うブレン。もしかしたらこの中に・・・というのを「変身前を暴いて倒す無粋な真似はしたくない。」と、ハートに制されます。
チェイスも、仮面ライダーは人間の守護者、人間の姿の時に倒してしまっては、価値がない、と。
おまけにメディックにまで、ブレンって頭は良いけれども、気が小さい、と揶揄されてしまいまい、「なんだ、この、私だけが駄目なムードは」としょぼん。

ハートには何らかの矜持があるようです。
一方、進ノ介は、ハートがプロトゼロ、すなわちチェイスを悪の戦闘マシンに変えた、と言いつつ、霧子の気持ちを思いやって、チェイスと戦うのを避けました。

マシンの調整もせずにボイスロイミュードの主催するお見合いパーティーに参加するりんな。
彼女の「乗り越えなきゃいけない過去」とは?

かなり重要なデータの断片を織り込んできた前編でした。
りんなの過去は次回に明かされるのでしょう。
霧子のキックが一番の見所だったかな(^^

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2015年2月 2日 (月)

花燃ゆ #05「志の果て」

公式サイト

密航に失敗した寅次郎(伊勢谷友介)は野山獄というろう獄に入れられる。文(井上真央)は会うことのできない兄に差し入れを持って獄に通う。そこで金子ツル(麻生祐未)と出会う。ツルは、寅次郎と共に海を渡ろうとした弟子、金子重輔(泉澤祐希)の母だった。重輔は身分が低いため別の獄に入れられ、病に苦しんでいた。文は寅次郎の妹だと打ち明けられないままツルと親しくなっていく。ツルはようやく重輔との面会を許されるが…(YAH0O!テレビより)

文が、ツルに寅次郎の妹だと名乗れないまま、交流を続ける、というオリジナルストーリーがメインでした。

印象に残ったのは、富永有隣役の本田さんの怪演及び「生きて腐って、呪え!」と、金子ツルの「このむくろは染物問屋の息子でございます。」

身分によって収監される獄が違うのは、この時代なら当たり前のこと。
密航に伴う前に、万が一のことを考えなかったのでしょうか。伊之助のことはちゃんと考えたのに。
そのことを富永に指摘されるまで思い至らない寅次郎が甘ちゃんに見えてしまって(_ _);;
薬だって、寿の言う通り「今更」なんですよねぇ・・・

底抜けの楽観主義であることが「革命家」の重要な資質のひとつである、というようなことを何かで読んだことがあります。
寅次郎もそういうところを愛され、尊敬されたのでしょうけれども、家族から見たらねえ。
ツルの嘆きを見てきた文は、今まで尊敬し、応援してきた兄を問い詰めます。

何で国禁を犯してまで密航をしようとしたのか。

「あの夜、俺たちは光を見たんじゃ。目指す船の先に新しい日本があると。」

見えたのは異国の光だけなのか、と文。
兄のしたことが家族を窮地に追い込んだことをまくしたて、それが新しい国の光ならば、なんで私たちを照らしてくれなかったのか。

「金子様は寅兄様が殺したんです。己の欲に己を慕うものを巻き込んだ。」

そうね、確かにそう思いながら見ていました。
そう思わせるように寅次郎を撮っていましたし。
今回も、金子の死のダメージが大きすぎて、文の問いに反論できない、という形にしていました(_ _);;
寅次郎の人間味というか、優しさを描きたかったのでしょうけれどもね。
寅次郎と金子の関係を全く描いていなかったので、寅次郎の慟哭が今ひとつ迫ってきませんでした。

文が家族のことを訴えたのには、上記の通りうなずけましたけれども、金子を巻き込んだ、と糾弾したことには、見終わった後に少し違和感を持ちました。
巻き込まれた、と断定してしまうことは、金子のアイデンティティを否定することになるのでは。
ツルの代弁をしたとは言え、文の言うべきことではないような気がしたのです。うーん。

前回の、家族たちの苦衷と、今回のツルとの出会いを経ての、文の詰問、というのは、理想を実現させるために奔走する男たちを支える家族を描く、というこの大河の流れ的にはOKなのでしょう。
でも、この時、文、おおよそ12歳の少女・・・ていうのがやっぱり気になるわけですよ。

実在していたとはいえ、設定がフィクションなままのヒロインを軸にメインエピを積み重ねていくことに、違和感をぬぐえません。
松蔭の人生を描くのに、文の視線を持ってくるのは、元々無理があるのです。
かつ、大河ならではのスケール感が皆無で、こういうドラマは大河枠以外で撮って欲しい、とさえ思ってしまいました。まだ序章なのはわかっているのですけれども、もう一ヶ月だもんなぁ。(大汗)
2ヶ月くらい子役でいく、という冒険をしてみても良かったのでは。

夢破れた無念さより、将来を奪われた無残が強調された今回。今後、金子のように志半ばで倒れていく若者が続出しますが、この調子で描かれるのでしょうか。
昔は幕末維新、というと、新しい時代を切り開くという清々しさを感じたものですが、頻発したテロリズムや激変する時代に飲み込まれてしまった人々、その後の日本が歩んだ道のりを思うと、前ほど手放しでは楽しめなくなっている自分がいます。

桂小五郎と西郷吉之助、そして井伊直弼が登場。
小五郎さん、さすがの手さばき。今回、一番楽しめたシーンでした。

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2015年2月 1日 (日)

2014年9月の読書 その1

<新読>

美しい墓地からの眺め 著:尾崎 一雄(講談社文芸文庫)
すかたん 著:朝井 まかて(講談社文庫)
夜の床屋 著:沢村 浩輔(創元推理文庫)

※読書順、敬称略です。
「美しい墓地からの眺め」

戦時下、大病で富士山の見える故郷・小田原の下曽我に帰った著者は、自然界の小さな虫の生態にも人間の生命を感じ、自然との調和のなかにやすらぎを見出す。本書は、文学への出発時の芥川賞受賞作「暢気眼鏡」から最晩年の作品「日の沈む場所」にいたる14作品を収録。(「BOOK」データベースより)

作者、尾崎一雄は1899年(明治32年)生まれ、1982年(昭和57年)没。
解説によると「私小説」というか「心境小説」というのだそうです。今までほとんど読んでいないジャンルに挑戦してみました。
プライドが高くて神経質で理屈屋。父や弟妹が早世し、自身も青年期に肋膜を患ったためでしょうか、体の不調を訴える叙述が多く、大正〜昭和初期に登場する文学青年のイメージそのままだな、というのが、第一印象です。
「暢気眼鏡」「芳兵衛」「擬態」は、貧乏生活にめげない、作者の14才年下の若妻を題材にした、小説と言うより観察記と言った方がいいような作品。妻という他人の生態にイライラしつつも実は惚れている、まあ、その愛情表現のしち面倒くさいこと(笑
感じたこと、見たことをいかにして小説に昇華するか。格の漂う飾らぬ文体とともに勉強になりました。
「すかたん」

江戸詰め藩士だった夫が急死し、大坂の青物問屋に女中奉公に出た知里。戸惑いながらも、次第に天下の台所の旨いもんに目覚めていく。ただ問題は、人好きはするが、遊び人でトラブルメーカーの若旦那。呆れていた知里だったが、野菜への純粋な想いを知り、いつしか強く惹かれるように。おもろい恋の行く末は?(「BOOK」データベースより)

ほどよく陰影を織り込んだ品の良いラブストーリーと、青物問屋の仕組みや野菜栽培の細かい描写がうまくリンクしていて、とても面白かったです。
ここまでの作者のお仕事モノ作品の中で、取材に裏付けされた知識と物語の融合、そして登場人物の肉付けのバランスが一番良かったように思いました。
加えて、御寮人さんの、たおやかででありながら芯のきつそうな船場言葉と、若旦那の、威勢はいいけれどもガラは悪くない大坂弁、そしてヒロインの、いざとなった時のキリっとした清風のような侍言葉の組み合わせが絶妙。
特に庶民たちの会話は、母音の延ばし方の表記が上手いのでしょう、まるで上方落語を”聞く”がごとくでした。
「夜の床屋」

慣れない山道に迷い、無人駅での一泊を余儀なくされた大学生の佐倉と高瀬。だが深夜、高瀬は駅前の理髪店に明かりがともっていることに気がつく。好奇心に駆られた高瀬が、佐倉の制止も聞かず店の扉を開けると…。第4回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」をはじめ、奇妙な事件に予想外の結末が待ち受ける全7編を収録。新鋭による不可思議でチャーミングな連作短篇集。(「BOOK」データベースより)

第四章の半ばまでは、癖のない素直な文体だけれども、失礼ながら、少しぬるい、ミステリともホラーもしくは幻想小説とも判然とせぬ小説だな、と読み進めていたのですが、後半の飛躍には驚かされました。
この作品集が実質的なデビュー作。作風は全く違いますが、恒川光太郎のデビュー作「夜市」を読んだ時と似たような新鮮さを感じました。
第四章までとそれ以降、特に最終章の世界観のギャップが大きく、今後どういう方向にチャレンジするのか興味が湧き、もっと他の作品を読んでみたく思いましたが、寡作の人のようで、この冬(2015)、単行本としてはデビュー作以来、4年ぶりの第二作目が発刊されました。「海洋冒険ミステリ」なのだそうです。まずはこっちの方向なんだ。うーん、単行本は高いし重いし・・・キツいかな(汗

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