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2015年1月10日 (土)

2014年8月の読書 その1

同じ本を買わないための備忘録です。
あまりにも溜めすぎちゃいました。感想は二の次で、タイトルだけでもメモっておかねば。

<新読>

酒田さ行ぐさげ 日本橋人情横丁 著:宇江佐 真理(実業之日本社文庫)
宗教都市と前衛都市 隠された日本・大阪・京都 著:五木 寛之(ちくま文庫)
大江戸長屋ばなし 著:興津 要(中公文庫)
戦後短編小説再発見8ー歴史の証言 編:講談社文芸文庫

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※読書順、敬称略です。
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「酒田さ行ぐさげ 日本橋人情横丁」

日本橋の廻船問屋の番頭・栄助の前に現れたのは、以前同じ店で働いていた愚図でのろまの権助だった。しかし、権助は庄内酒田の出店の主に出世したと聞いて、驚きとともに嫉妬の情も湧きあがり…。表題作ほか、葬具屋、花屋、奉行所同心、夜逃げした呉服屋など、お江戸日本橋に生きる人びとの悲喜交々の心情を名手が掬い上げる傑作人情小説集。(「BOOK」データベースより)

自意識の高い十歳の少女の視線で描かれた「浜町河岸夕景」、江戸時代の”袖の下”とは。北町奉行所務めの同心の屈託を通じて描かれた「桜になびく」、奉公人の不始末で夜逃げせざるおえなくなるも、まっすぐ生きる家族を、一家の主婦の目線で描いた「隣りの聖人」、ごくごく普通の家族ですくすくと育った十二歳の少年が、一家の秘密に気がついていく「花屋の柳」、浪人の娘で商家に嫁ぎ、今は隠居した夫人が近所の娘たちを見守る「松葉緑」。
それぞれ、市井の人々の小さくて暖かい幸せの形が描かれています。
表題の「酒田さ行くさげ」だけは少しトーンが違いますが、共通しているのは、物の見方、感じ方ひとつで、人は不幸にも幸せにもなる、ということ。
作者の作品は、ストーリーテラーであるが故に設定が先走ったかな、と感じることもあるのですが、この短編集はストーリーの巧みさと作者の想いが渾然となっていて、しみじみと味わい深かったです。

「宗教都市と前衛都市 隠された日本・大阪・京都」

五木寛之が日本史の深層に潜むテーマを探訪するシリーズ「隠された日本」の第3弾。現在、大阪城が建てられている場所には、かつて蓮如が建立した石山本願寺があった。大阪の底に流れる信仰心の側面を探る第一部。また、国際色豊かなエネルギーを取り込み、時々の権力者としたたかに付き合ってきた京都に前衛都市の姿を見る第二弾。現代にも息づく西の都の歴史に触れる。(「BOOK」データベースより)

かつて、日本人の信仰心が熱かった時代があった。
そんな時代に、信長の、石山本願寺を敵にするという行為がいかに無謀だったかがわかりました。
比叡山焼き討ち、各地の一揆皆殺し・・・残虐行為はありましたが、もし信長も宗教人だったら、本格的な宗教戦争になっていて、日本という国はなくなっていたかもしれない。

「大江戸長屋ばなし」

江戸庶民のほとんどが住んでいた長屋。大家は親も同然といわれ、入居希望者の人柄の見極めに始まり、夫婦喧嘩の仲裁冠婚葬祭の仕切りまで、店子たちの世話を焼いていた。一方、店子は年に一度の井戸浚いや、煤払いなど、季節の行事の取り決めを守りつつ貧しくも長閑に暮らしていた。そんな江戸っ子の日常を小咄、落語に絡めて活写する一冊。(「BOOK」データベースより)

落語や時代劇を観賞する時のテキストとして。
古文が苦手な自分にもわかりやく俳句や川柳、狂歌が引用されてあって、江戸の人々のライブなさざめきを感じることができました。

「戦後短編小説再発見8ー歴史の証言」

戦争、敗戦を経て繁栄の時代へ―苛烈な状況下でも挫けず生きる個人を描き、時を超えて光彩を放つ十一篇。
平林たい子、阿川弘之、中野重治、三浦朱門、富士正晴、佐多稲子、水上勉、吉野せい、田中小実昌、李恢成、坂上弘(「BOOK」データベースより)

坂上弘の「短い1年」の、平凡な世界に起きるほんの少しの暗闇を描いての、健全さ、力みのなさが印象に残りました。
もっと早くにこの作品に出会っていたら、”純文学って小難しい”という先入観を持つことなく、色んな作品を読めていたかなぁ。

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