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2014年12月18日 (木)

Nのために #09

公式サイト

2014年。希美(榮倉奈々)は、医師の多田(財前直見)から余命1年と宣告されていることを誰にも告げない決意を固めていた。
同じ頃、青景島に帰省していた成瀬(窪田正孝) が東京に戻ろうとしていると、高野(三浦友和)から今すぐ会って話をしたいと電話が入る。夏恵(原日出子)が料亭「さざなみ」放火事件の真相を書いた手紙を残して居なくなってしまったという。高野はそこに書かれていることが真実か確かめて欲しい、と成瀬に手紙を渡す。
一方、希美の病状を知る西崎(小出恵介)は、それを成瀬と安藤(賀来賢人)に伝えるべきか迷っていた。(公式サイトより)

原作未読、セリフは全て概略です。
.

2014年。

高野は、東京へ戻る慎司に事件の真相が書かれた夏恵の置手紙を見せました。
あの夜、夏恵が見たのは、自暴自棄になって自らの家に火をつけた慎司の父、周平の姿だったのです。

「さざなみ」を売っても借金は返せない。自分のものでなくなってしまったのなら、自らの手で自分もろとも消滅させる。
これで生命保険が降り、慎司を大学にいかせてやれる。

周平の意を汲んだ夏恵は、思わず放火の痕跡を消してまわります。
でも、そのことがばれたら、犯罪隠蔽、証拠隠滅に問われる。

私の罪で茂さんが警察を辞めることになるのが、たまらなかった。
どうか許してください。

これが、夏恵が今まで黙ってきた理由でした。
高野が定年迎え、事件が時効を迎えようとしている今、ようやく真実を明らかにしたのです。

慎司は、父が放火したことを察していました。
しかし、というか、だから、自分が疑われているままにしておいたのです。

なぜ、あん時、あそこで火事場におったのだ、と高野に尋ねられて、希美が家に放火しようとした時のことを思い出す慎司。
希美の持っていたライターオイル。
いったん持ち帰ったものの、自分の中にある暗い思念を振り払うがごとく、海に捨てたのでした。

「バカ親父が。」

希美は慎司がやったと思って庇ったのだな、と高野。
あの時、慎司がパトカーに乗るときに希美はなんと話しかけたのか。

「成瀬君なら、どんなことだってできるよ。」

俺が暗い方に向かわないように、杉下は俺を守ってくれた。
野口の事件以来、会わなくなって、杉下の気持ちがようやくわかるようになってきた。

慎司はずっと真っ直ぐだった。
大学時代の彼を迷わせたのは、希美との「罪の共有意識」ではなく、父の背負った罪、父の生き様だったのです。
かつ、何も罪を犯していないということは、慎司には共有すべき罪はない。ということ。
だからこそ、希美の励ましの言葉が、後ろめたさを伴わずに、素直に届いたのでしょう。

「お前のNは、希美ちゃんやったんか。」

それぞれに大事なN。そのひとつが明かされました。

その頃希美は、安藤の誘いでバーベキューパーティへ。
楽しそうに友人たちと語らう安藤を見つめる希美。
元気のない希美を心配そうに見る安藤。

高野は、島の駐在所にひとりぽつんと座っている夏恵を見つけます。いや、ここにいることは、わかっていて迎えにいったのね。

西崎は実家に戻って父と会っていました。
旧家ぽい、大きな家。
父は、西崎を責めることはなく、離婚したことに責任を感じており、母親に西崎を渡したことを悔いていました。
そして西崎には、

「事件で世話になった人間には、恩を返すといい。

真人、時々は帰って来い。」

西崎の父は、父であることをやめていませんでした。良かった。

その後、居酒屋に安藤を呼び出した西崎。
希美の病気のことを告げるか告げまいか、迷っていました。
吊橋の問いをかけます。以前、慎司に問うたのと同じ。

「杉下はそんなに簡単に、助けてって言わない。」

希美のことをわかっている安藤。

「言ったとしたら。」
「なんだってする。」

逆に、そんなことを問いかけてきたことを不審に思う安藤。

「あの日がなければ、杉下は幸せになっていたんじゃないかな、と思うと胸が痛む。」
「これからだよ、西崎さんも、杉下も俺も。」

ここで2004年のカット。「成瀬君、助けて!」必死で電話をする希美。
これは西崎が見た光景なのでしょうか。

だからなのか、西崎は慎司に電話をしました。
恐らく、希美の病気のことを伝えたのでしょう。
慎司は希美のアパートに行き、呼び出します。

「10年ぶりやね。」

「さざなみ」の放火の真犯人がわかった、と報告する慎司。
でも、名前は言いませんでした。ただ、もう、この世にはいない人、とだけ。

「成瀬君やない?」
「ないよ。」

慎司の口から、自分が犯人でないことをはっきり告げられたのは、これがはじめて。
希美も心から慎司を放火犯だと決め付けていたわけではなかった。

なのにあの時、とっさにあんな嘘をついたのは。
ギリギリのところにいたあの頃の自分。

「あの火を見てたら、父親も母親もあの女も、みんな消えていった。
自分を縛るものは、誰もおらん、そう思って上向けた。
成瀬君が、火で私を救ってくれた、と思った。」

 

「そんで上に行けた?」

 

「欲しいものはそんなにない。
食べるものがあって、帰るうちがあって、それを誰にも取られなかったら、それでいい。」

かつては、どん底にいる気がして、そこから這い上がる出口がうんと上に見えた、手の届かないくらい上に・・・

事件があった後も、ずっと地道に料理の道を歩んできた慎司。
春に島でOPENする店に誘われたことを話します。

「地に足のついたところで、人の思い出に残る料理をつくれんかな、と思って。」
「ええね、成瀬君らしい。」

「一緒に帰らん?
ただ一緒におらん?」

.

2004年

奈央子に暴力を振るったあと、「許してくれ、とめられない、誰かとめてくれよ、助けてくれよ」と泣きすがる野口。
仕事の鬱憤もすべて家族にぶつけてしまう、典型的なDV人間です。

西崎は、奈央子に言われたとおり、慎司のスタッフではなく、花屋として野口家を訪れることに計画を変更しました。
奈央子からSOSの電話があったことを聞いた希美。
「そんなふうに助けを求めてくるって、大丈夫なの?」
自分が思っている以上に事態が緊迫していることに不安をいだきました。
しかし、だからこそ、西崎は譲りません。
「殺されてしまうような気がする。」
警察に行こう、と言う希美にあくまでも、俺が助ける、と言い張る西崎。

確かに、事が起こらないと警察は動きませんからねえ・・・
希美は折れます。

さて、計画は以下の通り。

5:00 希美が野口家を訪れ、将棋の指南を始める。
5:30 花屋のふりをした西崎が野口家を訪れ、奈央子を連れ出し、DVシェルターで保護。
6:00 成瀬到着。

西崎の役割が花屋になり、慎司の役割が小さくなっただけで、至極単純な計画です。
奈央子がいなくなったことで起きる騒ぎは、慎司がフォローしてくれる・・・

希美から計画の変更を伝えられ、打ち合わせにも呼ばれた慎司。
「安藤望」のことが引っ掛かって、断りました。

 
イブ、つまり「N作戦2」の3日前。
安藤に誘われて居酒屋で楽しむ希美。
.

そして当日。

「安藤望」のことが気になって、浮かない顔の慎司。
職場の先輩から、先にいったもん勝ち、とけしかけられます。

安藤に、野口家を訪問する時間は6時だけれども、私は先に、5時に行ってる、と希美。
野口に将棋の指南をするためだろう?と言われてしまいます。
知ってたの?と聞く希美に、野口の手が希美に似てきたから、と安藤。
ちょっと気詰まりな表情をするも、計画通り、野口家へ向かう希美。

5:00。

野口家を訪れた希美は計画通り、2階で将棋の指南を始めます。
その譜は、希美が負け、慎司が解いたのと全く同じでした。

花屋に向かう西崎。
が、花屋はすごく混雑していて、中々買えない・・・

イブじゃん!!
もう・・・

計画の変更ではなく、西崎の手抜かりと言うか、世間知らずなところが支障になったとは。

その頃、希美は。

今日は勝てないかもしれません。この受けで安藤に負けたんですよ。

「安藤、強くなりました。」

うっ、その言葉は禁句かも・・・

「今日はどうしても勝ちたい。」

5:30になりましたが、西崎は到着しません。
時間を稼がねばならない希美。思案するふりをしますが、野口に怪しまれだします。

安藤に初めて負けて悔しかったはずだ、希美ならどうすれば負けなかったか考えたはず、と。

その時、安藤から野口に早めについた、との電話。
ラウンジで待っててもらうことにし、自分は希美が考えている間に1階にコーヒーを飲みに降りるという野口。

今、下に行かせてはいけない。
「こういう手はどうでしょうか」
希美はやむなく盤に向かますが

「もう、だめ、引き伸ばせない。」

5:45、飛車角。ついに受け手を指してしまいました。

自分が賭けに勝ったから、安藤が水道も電気もない国へ赴任することになる、と勝ち誇る野口。
「苦労することになるだろうねぇ。」

唖然とする希美。
こんなことで安藤の将来を決めるんですか、と猛然と抗議します。

西崎がマンションのエントランスに到着。

一方、希美の抗議に聞く耳を持たない野口。

「どうしよう」

自分のしたことで、安藤の将来が決まってしまった!
西崎もこない!

パニクって当たり前の状況ですわ(_ _);;

「安藤に勝ちたいなら、一人で勝ってください。
まっすぐな人の足をすくうようなことはしないでください。」

そんな言葉が通じる相手ではありません。

希美が受けを解いたせいで僻地に赴任することになったとたら、安藤はどう思うだろう、とか、安藤の赴任先について行く?それとも別れて日本に残る?とか、いたぶるだけです。

それでも土下座をして頼み込む希美。

「決めないでください!」

その時、西崎が部屋に入ってきて、奈央子を抱きしめます。

「どうしよう、どうすればいい、どうすればなれる?」

その時、考えていたのは、大切な人のことだけだった。
その人の未来が、明るく幸せであるように。
みんな、一番大切な人のことだけを考えていた。

.

ラスト、あわてて部屋を飛び出す野口。
希美は野口に何を言ったのでしょうか・・・公式予告に書いてありますが(^^;;

西崎のNは奈央子。
希美のNは、安藤でした。

前回の感想で、野口と安藤の賭けについて、的外れな感想を書いてしまいましたm(_ _)m
.

慎司が放火犯でないことが明らかになりました。

もし・・・ですが。
慎司が真実を打ち明けられなかった理由は、よくわかるのですけれども、もっと早くに希美が知っていたら、希美の対人関係は多少は変わったかもしれない。

以前は希美の「罪の共有」意識が慎司を縛っているように思っていたのですが、慎司に罪の意識がない以上、それはない。
逆に、とっさに慎司を庇った言葉、庇った時の心境に、希美自身が囚われてしまったように思えてきました。

「安藤がいつも負けることになる、そんなのは不憫だと思った」
事件直後に供述した希美の言葉の半分は真実でした。その半分の真実に込められた希美の想いは、重い。

放火犯の時効はまだ来ていない。
夏恵の証言で真実を知った高野。どう動くのでしょうか。

大チョンボしてしまった西崎。
この後、誰が、どんなことをしたのかはわかりませんが、西崎さえ間に合っていたら。

でも、何か憎めない。
それは、悲惨なトラウマを抱えてもなお、彼の思考が素直で明るいように感じるからです。お坊ちゃまとも言えます。
奈央子が頼ったのも、彼の人柄に惹かれた、悪く言うと利用したのでしょう。
それゆえでしょう、N作戦、N作戦2、いずれも暗いところがありません。
「N作戦」は少し凝っていましたが、結末はすっきりしたものでしたし、「N作戦2」はしごく単純明快でした。
それがねぇ・・・ここはやっぱり・・・西崎ぃ(汗)

2004年、プロポーズをするつもりでラウンジで待つ安藤。
希美が野口の将棋の指南をしていることに気がついた彼のこと、「N作戦2」のことも少し感ずいているのかもしれません。

西崎は、父の言葉に多少であっても、救われたでしょう。

希美、慎司、安藤。
この三人の心の中にも明るいともし火が灯る、そんな最終回になって欲しいです。

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コメント

Largoさーん、実はいまけっこうな時間をかけて コメントを書いていたのですが 突然どこかにいってしまいました??(汗)
また尻きれでおくってしまったのでしょうか。
もう仕事に行かねば。
そして帰ってからでは またドラマの時間に間に合わない
今夜の最終回とLargoさんのレヴューを楽しみにしてます。
(このコメと尻きれコメは削除してください。お手数かけますm--m)

jamjamさん こんにちわ。

このコメント以前には届いていませんでしたです。どこへ行ったのでしょうね?
また、例え尻きれであっても、お気になさらずに。私もよくちゃっうので。
私もリアルタイムで見れず、いつものように週明けになると思います。
見ようと思えば見れるのですが、このドラマは集中してみたいので、ゆっくり見れる時間まで封印しているのです。
その上、感想を書くのにすごい時間がかかっちゃうドラマでもあります。
私は特に筆が遅いので、半日かかっちゃうこともザラで・・・(^^;;
つらいのは、それまで他のブロガーさんちにお邪魔できないことです。
>今夜の最終回とLargoさんのレヴューを楽しみにしてます。
ありがとうございます。遅くなりますが、必ず完結します!

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