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2014年12月22日 (月)

軍師官兵衛 #50 最終回「乱世ここに終わる」

公式サイト

関ヶ原の戦いは長政(松坂桃李)の活躍で家康(寺尾聰)が勝利した。そのころ如水(岡田准一)は天下を狙って九州の大半を手にしたが、天下分け目の決戦が一日で終わり、その夢は破れる。三成(田中圭)は謀反人として捕えられ、長政は筑前52万石の太守となる。如水は大坂で天下人となった家康と対じ、その志の高さに触れ潔く負けを認める。新たに築城した福岡で如水は静かな晩年を過ごし、やがて戦国乱世は最後の瞬間を迎える。(YAH0O!テレビより)

粗筋は省いて、感想と総括を簡単に書きます。

関ヶ原と九州の戦いは20分前後で終了。そのうち合戦シーンは・・・予想通りでした。
まあ、合戦シーンがほとんどなかった大河、ということではトータル・バランスが取れていたんじゃないでしょうか(汗)

信長、秀吉という重石が取れ、隠居生活に入って黒田家を背負う責任もなくなって、天下取りに行った如水。
例え九州を制覇しても、ここからが長いだろうから、戦乱の世は続くでしょう。
それとも九州で独立国家を作るつもりだったのでしょうか。

戦乱の世を終わらせたいがために戦う姿をずっと描いていたので、違和感を持ちました。
三成が言ったように、一度は天下争覇を争って見たかった、というこの時代に生まれ、才能に恵まれた男子ならではの夢を果たしてみたかった、というのはわかるのです。
でも、この大河は、最後の数回を除き、ずっと律儀一本の官兵衛を描いており、野心を心の奥底に秘めているのだろうな、という描写が一度もなかったので、戸惑ってしまいました。

家康には九州征伐の本心を明かした如水。
息子に超された、と言われてしまいました。
最後の最後で、徳川家のためではなく、天下のための天下を作る、といいところを見せた家康。
これで如水の憑き物が落ちた?

死を前にして、如水はやっと長政を認めました。
偉大な父の野望に引きずられることなく、黒田家を存続させるという、祖父や父たちの思いの原点を守った長政。

如水が善助に礼を述べるシーンには、さすがにぐっときましたけれども。
二人の交流の描き方に、もう少し人間味を感じさせてくれていたら、と思わずにはおれませんでした。
この感想は、この大河全般に対するものと同じです。

如水の死後、大坂の陣で敵味方に別れた、長政と又兵衛。
「いさかい」がもとで、又兵衛が黒田家を飛び出したためだそうですが・・・

確かに、又兵衛が、長政の父への反発、対抗心から猪突猛進してしまうやり方には批判的だったこと、長政が、父が自分を褒めないのに、又兵衛を褒めることに嫉妬を抱いたシーンは描かれていました。

如水が長政を認め、大往生を遂げてから後は、こういった「いさかい」の伏線は消滅したはず。
ならば、何がが原因だったでしょうか。
如水の死後はエピローグですから、じっくり描いて欲しいわけではありません。ドラマとして成立させて欲しかったです。
みなしごとして黒田家に養われ、長政と兄弟のように育ち、やむなく小寺側についたのち、再び黒田家に仕えることになった又兵衛の、長政のとの愛憎の果てがこれでは、あまりに尻切れトンボすぎます。

この又兵衛の最期の描き方が、今年の大河を象徴しているようにも思いました。
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何度も書いていますが、副読本のような大河でした。
あっと驚くオリジナルストーリーも、強烈なキャラもなく。
冒険がなかった分、そんなことは歴史上ありえない、という突っ込みもバッシングも受けることもなく、まずは無事に1年間を終えた、という感じです。

ですから、ここからは好みの問題として。
さらに突っ込んでいます。ご注意ください。
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ドラマの構成に疑問だらけでした。
3、4つほど書いておきます。

まず、1年というスパンを生かしきれていない、すぐ断ち切れる伏線と、いきなりなエピの出し方。
次に、登場人物たちに対する思い入れが全く感じらなかったこと。
だからなのでしょうか、魅力的なサブキャラがいませんでした。育てる気がなかったようにすら感じました。

例えば、三成。重層的に描かなかったため、物語そのものが薄くなってしまいました。

そんな中で突出して個性的だったのは小寺、秀吉。
彼らが突出していたのは、官兵衛との付き合いが深いキャラだったため俳優さん個人の力量を発揮できる時間があったためでしょう。
荒木、淀も印象的でした。

そして、彼らと比べてみて、善助、太兵衛、九郎右衛門の、個人の力では何ともしがたい、描きこみの薄さ。
なんともったいない、と思わずにはいられません。
少なくとも若い頃の彼らをもっと上手く動かせば、ワクワクできたと思うのです。

そのせいでしょうか、今回の大河には「青春」を感じれませんでした。

官兵衛の恋物語はありましたけれども、男子同士のワヤワヤもまた「青春」の大事な要素だと思うのです。
あの時代の、若殿と家来の間ににそんな付き合いはありえない、と言われてしまえばそれまでなのですが・・・
ですので、ラスト近くなって、この1年間を振り返って、しみじみする、という大河の醍醐味を感じることが少なかったです。

ちなみに、サブキャラの中で一番印象に残っているのは、小早川隆景です。
最近、毛利元就の伝記コラムを読んだためかもしれません(汗)
怜悧な判断力と実行力を持った義理堅き人。すきっとした佇まいに一本、筋が通っていました。

一番残念だったのが、官兵衛が、軍師としてどういう働きをしたのかが、具体的に見えてこなかったことです。
タイトルに「軍師」がついているので、もっと軍略を緻密に描いてくれると思い込んでいましたから。
しかし、そういう硬質な部分はほとんどなく、情緒メインな大河でした。
だから、一般受けしたのでしょうけれどもね。

と、まあ、色々と突っ込みましたが、大ラス、光の前に現れた如水の幻が、ふっと儚く消えるシーンには、思わずほろりとしました。

スタッフ、キャストの皆さん、1年間ありがとうございました。

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コメント

>まあ、合戦シーンがほとんどなかった大河、ということではトータル・バランスが取れていたんじゃないでしょうか(汗)

たしかに(爆)
軍師は戦法を練って指導するのがお仕事ですよっていくら言われてもね~、その結果としての戦が見たいじゃないですか~って話ですよね。

>ちなみに、サブキャラの中で一番印象に残っているのは、小早川隆景です。

いや、小早川さんはカッコ良かったですよね!
一本芯が通ったキャラでした。魅力的でした^^

今年も1年お疲れ様でした。
お付き合いいただき、ありがとうございます^^
来年も一緒にツッコみましょー!←もうツッコむ気満々…

くうさん こんにちわ。

>師は戦法を練って指導するのがお仕事ですよっていくら言われてもね~
戦国の軍師のお仕事をちゃんと描いて欲しかったですねぇ(溜息
小早川さん、良かったですね(^^
序盤から中盤にかけては、ほとんど輝元、吉川元春、あと恵瓊との、板の間でのミーティングのシーンばかりだったにも関わらず(汗)、存在感をしめしてくれました。

>お付き合いいただき、ありがとうございます^^
こちらこそ、ありがとうございます。
来年・・・くうさんが書かれていた「朝ドラでいいじゃないか」に一票なんですよ。
1年間突っ込み続けるのは結構大変かも、とか←どんだけ期待値が低いんだ(^^;;
またよろしくお願いいたします!

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