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2014年11月13日 (木)

Nのために #04

公式サイト

野バラ荘を売って欲しいと言われる要因はある都市計画だった。その計画が中止になれば、野バラ荘も売らずに済むと考えた3人は、都市計画に反対しているみどりビルの持ち主・野口家一族の動向を探るため、長男の野口貴弘(徳井義実)が開催するプロジェクトのパーティーに参加する。(公式サイトより)

原作未読です。

今回は次のステップへの布石が描かれていました。

希美、西崎、安藤、慎司の四人の動きを中心に、まとめておきます。

.

野口夫妻の事件を担当していた刑事に取り調べの様子を聞く高野。

殺人そのものを目撃したものはいなかった。
しかし、動機を持っていた西崎本人がやったと言い張ったのだと。
刑事も何か腑に落ちない印象を持っていたような口ぶりでした。

野口夫妻事件の時の供述書を読む高野。

希美。安藤と二人で野口の家に招かれていた。

慎司。野口宅には働いている店のデイナーの出張サービスで行った。野口夫妻とは面識はない。

希美。安藤が来るまで野口と将棋を指していた。・・・ということは、希美と安藤は一緒に訪ねたのではない?
野口がリビングに行ってからも、一人で熟考していた。なので、リビングでおきた出来事には気がつかなかった。
大きな音がしたのでどうして行ってみると、西崎が包丁を持って立っていた。
なぜ、西崎がいたのかはわからない。
後から、西崎が野口の知り合いだと知った、

慎司。チャイムを押しても応答がない。ドアが開かれた後、リビングに二人が倒れていたのを見た。

本当の慎司の記憶。

「成瀬君、助けて、成瀬君!」

インターホンに向かって必死で叫ぶ希美。

希美と慎司が会ったのは、偶然だった・・・

「偶然のはずはない。
二人がそこに居合わせたのは、蓋然、あるいは必然のはずだった。」

高野のモノローグ。

.

帰国した安藤と食事をする希美。

あれ以来誰にも会っていない。こうやって久しぶりに昔の友だちと会えるのは嬉しい、と希美。
でも、本当に嬉しがっているようには見えません。
安藤が、俺があの場にいなければ、あんなことにはならなかった、と事件のことを言い出すと、やめてよ、と激昂し、中座してしまいました。

2002年。
夜も昼もバリバリとバイトをする希美。
昼のバイト先、清掃会社で「東京湾クリーンダイビング」なるフライヤーを見かけます。
東京湾を清掃するボランティア活動の呼びかけですが、参加するなら、会社からダイビングの資格を得る講習費が支給されるとのこと。
これは今回のラストに向けての伏線でした。

「冷蔵庫にいっぱい食べ物があると安心する」

高校時代の経験が強迫観念になってしまったのでしょう、ついつい作りすぎてしまうおかずを、大家さんや西崎たちに振舞う希美。
こうして、彼らの絆も深まっていったのね。

「究極の愛」についての難解な小説を書いて賞に落ちた西崎は、希美に「究極の愛とは」と尋ねます。

「罪の共有。共犯ではなくて共有。
誰にも知られずに、相手の罪を半分引き受けること。
誰にもっていうのは、もちろん相手にも。
罪を引き受け、黙って身を引く。」

答える希美。

その後、肉をあぶるためにつけたコンロの火に激しく拒否反応をおこす西崎。
少年時代の西崎に、蝋燭をもって迫る女性の記憶が挿入されました。

真夜中に母からの電話を受ける希美。
眠たいだけでなく、鬱陶しいので邪険にすると、「そばに男の人がいるんやない」と半ば決めつけてきました。
自分がそうだから、他人もそうだ、と思ってしまう人だもんね(溜息)
思わずかっとなった希美。
「どこまでつきあえば満足するん!」と、はっきり拒絶。
握り締める、「ガンバレN」のチケット・・・

同窓会で帰郷した希美は、漁港でテキパキと働く母の姿を見て、微笑を浮かべます。
でも、声はかけないのね。うん、正解。
これで大丈夫・・・とはならんのやろうなぁ。
どうも、親切にしてくれるという民生委員が気になるのですけれども。

そこへ、島で働く同窓生から、同窓会はなくなるかもしれない、との連絡が入りました。
慎司の父、周平が病で突然亡くなったのです。 

後の飲み会の時も感じたのですが、クラスメイトたちと希美の関係は全くしこりがないのね。
学生時代の時も、家を追い出された当座はひそひそと噂はされたけれども、特に苛められていたような描写もなかったですし。
見てみぬことにする、という島の慣習が行き渡っているのかな。
苛め要素を盛り込んでいないのに、ほっとするというか、助かります。

お葬式で再会した希美と慎司は見詰め合うも、言葉は交わしませんでした。
そんな様子をじっと観察する高野。
高野の妻、夏恵は周平の亡骸を見て、手を握り締め、思いつめた表情をしました。
妻の様子に気がついた高野は「何かあったんか、周平さんと。」と尋ねます。
答えは写りませんでした。答えなかったように思うのですが、どうでしょう。

後始末をする周平を訪ねる高野。
周平はやはり仕事が長続きしていなかったようで、後に残ったのは借金ばかり。
生命保険で返済する、と慎司。
「さざなみ」を失った後、ついに再起できなかった父、継ぐつもりだった店を失った息子。

慎司は、島では一番でも、東京ではただの人、と自嘲し、
「もう、島には帰らんと思う。」

2003年春。

就職活動が身を結んで、大手の内定が決まった安藤を祝う会、ではなくて、ますます激しくなる大家さんへの不動産屋の攻勢を何とかしよう、という「N作戦」会議が始まります。
西崎によると、この土地はショッピングモールや病院などを含む、野口一族の会社によるマンション計画のど真ん中に位置していることのこと。
なぜそんなにこの家に入れ込むのか、と面倒くさがる安藤。

希部が中座する間に、西崎が、大家さんと希美の会話を聞いて知った、希美が故郷に帰れないわけを話します。

あれには帰る家がない。
この下宿こそが帰る家なのだ。
それは西崎とて同じ。

「たまには付き合えよ、安藤君。」

希美の過去を知っただけでなく、野口一族の長男が、内定した会社の課長と知って、俄然やる気を出した安藤。

まず、都市計画の詳細を知らなければ、と西崎が立てた計画は。

沖縄のサンゴを守るボランティアに参加する野口夫妻に近づく。
そのためにダイビングライセンスを取る。
これは、例のクリーニング会社に安藤もバイトすることで、講習料はただ。
希美は将棋の勉強をすること。
野口の趣味だから。

かくて、野口が主催するボランティアのパーティにて、三人と夫妻は顔を合わすのです。
野口の妻、奈央子を見て、なぜか堅くなる西崎。
みとれたのでしょうか。それは今後の展開待ち。

ダイビングの講習の帰り。
ビル掃除はキツくないか?と聞く安藤。

「あれに乗ってみたかった」

と高層ビルの窓掃除をするゴンドラを見上げます。
でも、女子には無理なんだそうです。

あそこまで行けば、周囲に何もないから、高さを実感できる。

「高いところが好きなんだな」

島を出たら何か変わると思ったけれども、今のままじゃ全然足りない。

「もっと高いところへ行きたい。高いところから遠くを見てみたい。」

と、ふと我に帰って安藤に微笑む希美。

「海の底、どんなかな。見てみたい。」

これは・・・本音隠し。
でも、安藤の気持ちは完全に希美に傾きました。
今や、友人以上。はっきり女性として好きになっている。
思わず飲みに誘うのですけれども、慎司を見かけた希美は断って、後を追いかけます。
その必死な姿を見て、希美に男性の影があることに気がついた安藤。
一方、希美は慎司を見失ってしまいました。
島にいた時とは全く違う、すさんだ表情をした慎司。

「沖縄に行くのは二人。」

肌を晒したくないから、という理由を信じない安藤。
西崎も、その理由については冗談めかしました。
本当の理由は、三人より二人の方が野口に近づきやすいだろうから。
そして、安藤に、希美のことを気に入っているだろう、と。

「君と杉下君はよく似てる。
二人とも現実世界に夢を持って生きている。」

そんな二人を見ているのが好き。現実世界も、そう悪くないと思えるから。

希美は、西崎の、肌を晒したくない、と理由を聞いて、台風の時に腕まくりをした時に見た、火傷の痕を思い出します。

「きっと火傷の痕・・・」

その頃慎司は、大学にも行かず、パチスロに入り浸っていました。
そんな慎司に、あからさまに怪しい友人が親切を装って近づきます。
お金が欲しいんだろ。
連れて行かれたのは「オレオレ詐欺」を仕掛けている事務所でした。

希美のモノローグ。

チャンスがあれば、高いところにいる誰かと知り合いになりたいと思っていた。
自分が今いる場所からもっと遠くへいくために。
全てを手に入れた誰かに近づいて、その肩に手をかけてみたかった。
それをバネに、今よりもっと高いところへ行くために。

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ついに希美たちと野口夫妻が出会ってしまった。

島のエピソードのようにドラマチックではありませんでしたが、どのパーツにも、一見なんでもないように見えるシーンにも、登場人物たちの気持ちが込められていて、見応えがありました。

希美、安藤、西崎、三者三様の性格と生い立ち、生き方の違いが、事件に結びついていく経過に無理がありません。

西崎の存在が大きくなってきました。
小説の取材をするがごとく、ありあまる時間を使って、細かい下調べをする。
観察眼があって、面倒見が良い兄貴分。
しかし、彼もまた闇を抱えている。
彼の闇と、希美、慎司の抱えている闇、そして安藤の希美を想う気持ちが共鳴したら・・・

2014年、再び集まろうとしている彼らに、新たな事件は起きて欲しくないなあ。

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