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2014年10月29日 (水)

Nのために #02

公式サイト

2000年香川県青景島。東京の大学に進学しようと考える希美(榮倉奈々)は、新聞配達のバイトに励みながら、奨学金制度を受けることが出来ないかと動き始める。一方、成瀬(窪田正孝)は両親が経営する料亭・さざなみが閉店すると聞き、進路変更を余儀なくされてしまう。(公式サイトより)

原作未読です。

感想メインでザックリと書きます。
ザックリ、というわりには長いですけれども(汗)
.

資金繰りに、そして頑固な夫との生活に疲れ果てた慎司の母が、家を出てしまいました。
家を継ぎ、父のような料理人になるつもりだった慎司は、覚悟はしていたものの、閉店ということが現実になってしまって、呆然となっています。
一方、希美は母に内緒でアルバイトをはじめ、自分の将来のために一歩一歩進み始めています。
しかし、念願の奨学金制度への道は厳しい。
母が離婚を拒否しているため、希美は書類上は裕福なまま。なので奨学金を受ける対象にならないのです。

もう、早く離婚すればいいのに!(怒)

そんな希美に、何か将来の参考になるものを探しに本土の本屋へ行くけれども、と、誘う慎司。
喜んで誘いに乗った希美は、本屋さんで奨学金に関する本を買い漁ります。
慎司は手ぶらでした。
何も浮かばないから、何を買えばいいのかもわからなかった。
とはいえ、楽しそうに商店街を歩く二人。
しかし、希美は、母に似た人が街角を歩いていく姿を、一瞬見かけます。島にいるはずなのに、まさか?

帰路、陽が傾きかけた海に浮かぶ島影を眺める二人。
やはり、水平線は見えない。
私は水平線が見たい、もっと上に行きたいと、初心を繰り返す希美。
進路を失って立ち止まっている慎司を励まします。

何でもいい、どんなちっちゃい野望でもいいから、今、思っていることを言ってみて。
慎司は、ふと、お祖母ちゃんが言ってたことを思い出します。

結婚した相手より、1年、1日でも多く相手のそばにいて、見守れ。
・・・こんなの野望とは言えないな、と照れる慎司に、

「結婚した人より後に死ぬ。」

微笑みながら復唱する希美。
慎司の思いは、野望リストに入りました。

「大人になったらどうなっとるんやろ。
今より楽しいとええな。
成瀬君も、私も、幸せやったらええな。」

二人の可愛い旅行は終わりました。

水平線の見える所。
気になります。
この時の希美にとってはイコール東京なのですが、東京は湾だから見えないんじゃないのかな?
お台場などの東京のベイエリアに行ったことがないので、わからない(大汗)
横浜だと、両端に半島は見えるだろうけれども、真ん中に水平線が見えるかも、なんて思考が横道に逸れかけたところで、またまた希美の母、早苗が、血圧の上がるようなことをしでかしてくれました。

希美が見かけたのは、やはり早苗だった。
クレジットカードを作って、バッグ、洋服、化粧品・・・買い物していたのです。

事情を知らない本土の人は、早苗の夫の地位だけで判断し、クレジットカードを作ったのでしょう。
早苗本人はまだ金融機関に借金をしていませんですし。

希美の怒りが頂点に達する前に、あやまる早苗。

あの家に戻るためには、必要なもの。
ごめんなさい、戻れないのはわかっている。
でも、どうしてもあの家に戻りたい。

早苗が固執するのは、夫、晋ではなく、あの家なのです。

早苗は家付き娘だから生まれ育った家に戻りたいのかな、と、気を静めて見ようとしたのですが、いやいや、あの豪邸は晋が建てたもの、つまり晋の甲斐性で立てた家であることを思い出して、余計に血圧が上ってしまいました。
晋の行動が許しがたいことにかわりはありませんけれども。

身を飾り立てること、すなわち家に戻る手段である、と言う思考は全く理解不能ですが、こんなことをすれば希美に怒られる、とわかっているあたり、完全にネジが緩んでしまったわけではないのでしょう。

こういうのが一番やっかいなのね。

早速返しに行く希美でしたが、封を開けたものは引き取れないと、返品を拒否されるものあり、困り果てて父に頭を下げにいきます。

しかし、予想通り、全く相手にしない晋。
自分で金を稼いだことがない、早苗のことを、愛人、由妃と比べて蔑みました。
島の人々からどんなに陰口を叩かれても関係ない。
学歴も関係ない。
中卒の由妃は、誰かに頼ることなく、一人で生きていける女なのだ。

由妃は、京阪神にネイルサロンなどを複数経営するやり手だったのね。
晋は由妃を、由妃の生き方をリスペクトしているのです。

人を従属させて喜ぶタイプではなかったのが、意外でした。

晋は、早苗の無関心さ、鈍感さ、自立心のない危うさにうんざりしていたのでしょう。
もし、普通に別れ話を切り出しても、全く聞き入れない、いや、理解できないだろう、それでも強行すれば、今、希美にまとわりついているのと同じように、自分にまとわりついたであろうことを見越していたのでしょう。
なので、非常手段をとった。
由妃は早苗が家に近づかないための防波堤なのかもしれません。
そして由妃もそんな晋の気持ちを知っているだろう、と推測。

希美がふてぶてしくなってくのを、言葉通り喜んでいるのかもしれません。

それにしても。

自分たちの感情の齟齬に、子供たちを巻き込むのは、酷いと思わざるおえません。

ATMで母の借金を払うために貯金を引き出す希美の姿の、なんと絶望的なこと。

単にお金がないだけではない、心も含めて・・・リアルな「貧乏」の形のように思えて、胸がつまりました。

頼れる親類、隣人・・・大人たちがいない、社会から弾かれてしまった子供たち。
金銭的にも、精神的にも、切り捨ててもいいんだよ、と早く誰かが納得させないと、追い詰められるばかりです。(_ _)

<たすけて>

今までにないシャーペンのサインに、戸惑う慎司。
この時、慎司はまだ、希美がここまで追い詰められているとは知りません。

希美の奨学金申請をみつけた早苗は、案の定逆上します。

希美までいなくなったらママはどうしたらいいの。
ママを捨てないで。

「お願いやから、ママから離れんで。
帰りたい、帰りたいー」

・・・溜息。

希美を心配してやってきた慎司はこの修羅場を目撃してしまい、希美のアイコンタクトに応じてその場を離れます。

あの家がなくなったら、母は前向きになってくれるのだろうか。だったら。

「なくなれ、やったらなくなれ、あんな家。」

晩。
ライターオイルを買い、父の住む家に向かう希美。
途中で巡回中の高野に出会うも、何も気づかれないまま。

家に近づく希美。
あわや、というところを慎司が止めました。
希美の気持ちがわかる、と慎司。

「燃やしてしまえば、誰にもとられん。
自分だけのもんにできるもんな。」

だったら燃やさして欲しい、と懇願する希美。

「なら、俺がやる。」

逆に止める希美。
二人は絡まって転びます。

そこで、少し我に返る慎司。

「苦しいなら、助けてやるけん。どうして欲しい?俺になんかできる?」
「なにもいらん、なにもいらん・・・」

 「卒業したら、島を出よう。」

悲劇が起こるとき、必ず二人はそこに居合わせる。前兆はあったのに、誰も先を見抜けなかった。(高野ナレ)

翌日、釣りに出かけようとした晋が、玄関で転び、オイルが撒かれていたことに気がつきます。

そして、希美の元に、高野が民生委員をつれてやってきました。

高野自身が言っていたように、もっと早くにそうしていれば。
希美たちが理不尽な形で追い出された時に。

でも、こういうものなのかもしれない。
ギリギリにならないと、公的組織は動いてくれない。
高野はこの時点でも、早苗の状態を知らないですし。

だけど、誰も見てないんじゃないかな、俺たちのことなんか。
みんな、忙しくって、人のことなんて気にしてないって。

「昨夜のカレー、明日のパン」のセリフが真逆な意味となって思い出されました。
あっちはあんなにほのぼのとしたドラマなのにね(__);;

慎司の両親は離婚しました。
一人で母に会う慎司。
例え大学に入るまでの半年間でもいいから、一緒に暮らしたい、という母の申し出を頑なに拒否する慎司。

慎司にとって料亭、そし料理人の父は誇り。
そして、死が二人を分かつまでともに生き、相手より後に死ぬことを「野望」としている慎司には、母の行動は許しがたいものでした。
母から渡された住所メモは、捨てられたかもしれません。

いよいよ料亭から引っ越す前の晩。
父が、意気消沈したまま買い物に出かけた後、希美から預かったライターオイルが目に入る慎司・・・

いつもの展望台で、やっと条件が合いそうな奨学金制度を見つけ、期待を込めて書類に書き込む希美。
町になにやら異変が起きていることに気がつきます。

火事。
慎司の家が、料亭が燃えている。

別件で不在の夫に代わって、現場に駆けつけた高野の妻、夏恵。
中にまだ人がいると聞いて、燃え盛る屋内に飛び込みます。

「慎司がおらん」

現場に到着した高野が目にしたのは、担架で運ばれる意識不明の妻の姿でした。

一方、希美も駆けつけ、家から少し離れたところで呆然と佇む慎司を見つけます。
全てを察した希美。
手を繋ぐ二人。

そこへ、高野たちがやってきて、事情を聞き始めます。
さっと手を離した希美。
慎司は、買い物に行ったはずの父が屋内にいたことを知らされ、愕然とします。

「さっきまで一緒にいたんです。」

希美がとっさの嘘をつきます。
父から、つくのがうまくなったといわれた、嘘。

展望台で、一緒に奨学金の申請書を書いていた。
証拠として、自分が書いていた申請書を、高野に渡しました。

渡すときに、慎司に何かをささやく希美。

その後も、二人への追求は続きました。
二人の仲が親しいと思われないように、会うのをやめよう、と慎司に釘を刺す希美。

家が燃えてしまった上に、父が入院した慎司は、高野の家に引き取られました。
そこには、入院中の夏恵のはぐくんできた生活が満ちている。
自分のしでかしたことで、夏恵はここにいないのだ・・・たまらなくなった慎司は希美に会いに行きます。

「わたし、もう、成瀬君とは、会わん。
成瀬君、今までありがとう。
いつも一緒にいてくれて、楽しかったけん。」

.

2014年、今ひとりの一人のN、安藤が登場しました。
10年間、殺された野口の代わりで海外赴任していた安藤。
高野に、西島の裁判の援助をした理由を聞かれ、野口がいなくなったから出世したため、そう思うとできるだけのことはしようと思ったからだ、と答えました。

バリバリ仕事をしている様子の希美も登場。
しかし、高野が訪れたことを知らせたきた安藤のメールを読んで、退職を願い出ました。

安藤からのメールをいったんは破棄しようとしたのは、事件後、連絡を絶つ約束をしていたからかもしれませんが、なんだか意味深に感じてしまいました。

夏恵は生きていました。
しかし、火事の後遺症で声を失ってしまっていた・・・
高野の執念の源となっているのは、夏恵、と思っていいのでしょうか。

.

以上、ところどころで挟まれる2000年以外のシーンは飛ばして、粗筋を書き出してみました。

出かけたはずの父がいたりしたので、料亭の火事に何かトリックがあるのかも、と一瞬思ったのですけれども。
あと、高野の問いに答える安藤の表情も気になります。
すこしふてぶてしいというか・・・10年の歳月がそうさせたのでしょうか。

2話も面白かったです。
希美と慎司の絆に涙しただけでなく、前回では、衝撃的なだけだった晋の行動の裏側が、少し伺えたことが、物語に厚みを感じさせてくれました。
晋の自己本位さと、早苗の醜悪な執着心は表裏一体だな、とも・・・ふうう。

早く島を出て、希美。

その先に、さらなる困難が待ち構えていることはわかっていても、そう願わずにはおれませんでした。

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