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2014年10月27日 (月)

昨夜のカレー、明日のパン #3「山とエレベーター」

公式サイト

老後の趣味のため、山登りに興味を持ったギフ(鹿賀丈史)は、テツコ(仲 里依紗)から同僚の山ガール・里子(吉田 羊)を紹介されて大喜び。里子と登山の約束をしたギフは、グッズやおやつを買い込み準備に夢中になる。

登山当日、留守番のテツコは岩井さん(溝端淳平)のマンションに、手作り弁当を持って遊びに行く。食事中に、岩井さんにどうして未だに夫・一樹(星野 源)の骨を持っているのかと尋ねられると、テツコは抑えていた感情があふれ、涙がこぼれてしまう。その帰り、2人はエレベーターに閉じ込められる。そこで岩井さんはテツコに「一緒に生きるってことも、大変だよ」と改めて、自らの思いを語る。

一方、下山中にギフは体調を崩し、倒れ込む。絶対に連れて帰るという里子に、ギフは亡き妻・夕子(美保 純)を重ねてしまう。かつてギフはパチンコにはまり、お金を使い込み、怒った夕子から「私の首を刺せ」と凄まれたことがあった。その時の形相が、里子によく似ていたのだ。そんな里子は、彼氏に捨てられたばかりで、「山に置いてゆくのは私を捨てたあの人であり、私たちはちゃんと無事に戻らなきゃダメなんだ」と話し始める。

 ムムム(ミムラ)は同窓生のサカイ君(福士誠治)から一緒に、総菜屋を開かないかと誘われた。お客相手など無理だというムムムに、サカイ君は言った。「お前が走らねーかぎり、道はできねーんだよッ!」(公式サイトより)

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ちょっと頑張ってセリフを拾っているうちに、もう4話目が放映されてしまいました。ふうう(汗)
ちなみに、セリフは概略です。
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揺るぎない人、山ガール、里子を紹介するも、普段から少し浮き世離れしたギフが浮かれていらしいのを心配するテツコさん。
そのころ、ムムムはサカイ君がお坊さんの幼馴染、フカチンと一緒に、前、パン屋だったところで総菜屋を開くこと知らされます。
パン屋とは、かつてテツコとギフの心を癒した、あのパン屋さんです。
サカイ君は調理師免許まで持っているのね。
店の名前は「パワースポット」。
パワースポットに行くんじゃなくて、自分たちで作る事した。
接客係をやって欲しいと頼まれたムムム。
一緒に改装済みのお店を見に行きます。
自然に笑えるようになったサカイ君。
「私もそうやって笑えるようになればいんだけれど。」
やっぱりお客さんの相手は無理、と断るムムム。
「もう、嫌なんだよね、誰かの足、引っ張るの。
皆に大丈夫、大丈夫、とか、気を使われたりとか、もう、たくさん。
私、もう、とことんダメになっちゃったみたい。」
「そうか、やっぱり前の仕事、手放せないのか。
CAでバリバリやっていた自分が忘れられないんだろ?だから、次、再起する時は、それ以上になってなきゃいけない、と思っているんだろ。
俺も、そうだったから。
 
だけど、誰も見てないんじゃないかな、俺たちのことなんか。
みんな、忙しくって、人のことなんて気にしてないって。

好かれようとか、うまくやろうとか、いいんだよ、そういうの。
そういうの、もう、いいんだよ。
俺は、もういい。自分が出来る事だけを、精一杯、毎日やっていく。
そうやって生きていく。

そういうの、情けないか?」

CA時代のことは、両親ですら触れるのはNGだったのですが、サカイ君は踏み込んできました。
ほんの少しキツい言葉。
でも、それは、サカイ君が自分自身に向けた言葉でもあるのです。
帰り道、ムムムはリュックサックを買って帰る途中のギフに出会い、一人ではカフェに入れないから、と誘います。
カフェにて。
思いついたことはすぐに取りかからないと、気がすまない性格だと一樹が言っていたけれど、それは本当だったんだね、とギフ。
雪だるまもすぐと飛ばしっちゃたし・・・一樹がムムムについて話していたことを話します。
「あの飛行機雲は、宝が先頭を切ってできた跡だって。」
ここで、ムムムの本名を思い出したギフ。
「良い名前だよね。お父さん、お母さんの宝物だったんだろうね。」

「そういうの、ちょっと重荷でした。」

「そうか、そうだよね。
でも、重いの背負わないと生きている甲斐っていうの、そういうの、味わえないんだよね。
かといって、押しつぶされちゃうぐらい重いの背負うと、元も子もないんだけどね。」

「私みたいなものでも、何か背負えるんでしょうか。」

「まずは背負ってみる。ダメだったらもう、すぐおろしちゃえ。
俺はそうやって生きてきたの。」

「おろしていいんだ。」

「だって自分の荷物でしょ、だからおろしていいの。」
「そっか、そうですよね。」

家に帰ったギフ。すっかり浮かれている様子を、テツコさんは不審げに見守ります。
山歩きに浮かれているのか、山ガールに浮かれているのか?(笑)
そして、新しい一歩を踏み出すのに苦悩するムムム。
明くる日。

ハイキングに出かけるギフ。里子を師匠と呼ぶことにして、いざ出発。
岩井は。
鶏唐弁当を買いに行ったコンビニで、バイトをしているテツコの後輩、キダリエに出会います。
会社に禁止されているバイトをしていることを口止めしてくれるなら、テツコの秘密を教える、と、テツコから口止めされたいたことを喋っちゃうキダリエ。
その秘密とは、テツコが骨をずっと持ち歩いていること。
複雑な表情になる岩井。
そこへテツコから、お弁当を持って遊びにいくという携帯がありました。
岩井の部屋で、お弁当を食べようとする二人。
テツコさんのお弁当、美味しそう。
ところが、冷蔵庫を開けたテツコは、買ったばかりの鶏唐弁当を発見。
買った鶏唐弁当から食べよう、とテツコ。
「誰だってさ、言いたくないことってあるよね。
テツコさんにもあると思うんだよね。」
お骨のことが引っ掛かっている岩井は、すぐにその気持ちを言葉にしました。
「なんでまだ、持ってるの。死んじゃった人の骨。持ってるよね。」

「今日は持ってない。」

「やっぱり持ってるんだ。」

「ここに来る時は持ってこない。」

「それって、死んでないじゃん、生きてるのとおんなじじゃん。
ここに持ってれない、ってそういうことだよね、死んだ旦那に悪いからって。」

「ごめん。」
「いや、謝られても。」

「どうすればいい、どうすればいいかな。」 

「どうって・・・弁当一つのの処理も、どうしていいかわからない男だよ。わかんないよ。」
「とりあえずさ、食べようっか。」
テツコはコンビニのお弁当を、岩井は、テツコのお弁当を食べはじめます。
「一樹は死んでないって言ったけど。そんなことないよ。」
涙ぐみながらお弁当を食べるテツコ。

「だって、ご飯食べないし。」
山歩きをしているギフと里子。
里子は、ギフに山登りをはじめる切っ掛けを聞かれて、婚約者が山で亡くなったから、と答えます。
余計なことを聞いた、と狼狽えるギフ。
「いや、でも、わかります。私も息子を亡くしてまして。つまり、その、テツコの旦那です。」
初対面だからこその、単なる話のきっかけですよね。ギフは悪くない。
山頂でお弁当を食べる二人。
まだ反省しきりのギフが、リュックを開けると、亡き妻の写真が。テツコさんの仕業です。
そしてちょっと一杯やりだしました。
止める里子。
「下りを甘くみちゃだめですよ。ちゃんと返すまでが、私の仕事なんですからね。」

「すみません。師匠はきちんとした人なんすね。テツコさんが言ってました。師匠は嘘が嫌いな人だって。」

「すみません。
実は、婚約者が死んだって話、嘘でした。
最後の最後にふられだんです。別の女の人に子供ができたって。どこかで幸せに暮らしています。
テツの旦那さん、死んだんですか。」

「テツコさん、言ってなかったんだ。」

 「私、最低。死んだなんて、あんな嘘。」

「目の前から消えちゃったんでしょ。だったら死んだのも同じですよ。」

「そういうもんですか?」

「私くらいの年になると、もう二度と会えない友人もいて、そいつらにとっちゃあ、私が生きてても死んでても、おんなじようなものでしょう。」

「あたしを捨てた男も、死んだことにしていいんですか?」

「いいです。そういうことにしましょう。山で遭難した。それでいいんじゃないですか。」

「そうか、死んじゃいましたか。じゃあ、しょうがないですよね。」

「はい。」

帰り道。
師匠が心配した通り、調子の悪くなるギフ。
「あんな話をしていたから、バチが当たったのかな」
道はわかるから、先に行ってくれ、というギフに、
「背中に乗ってください。私が背負っております」
と、里子。
びっくりするギフ。荷物もあるから無理だと固辞しますが、荷物は置いていけばいい、と里子。
「私たち、バチ当たるわけいかないです。
だって、そうでしょう。どう考えても、バチ当たるのは、向こうなんです。
山に置いていくのは、私を捨てたあの人で、私たちはちゃんと無事に戻らないとダメなんです。」
決意に満ち溢れた里子のうなじを見詰めるギフ。
「あ、いや、本気の女の人ってすごいよな。
いや、師匠の首筋見ていたら、死んだ家内のことを思い出しました。」
昔、パチンコにはまってしまって家の金を持ち出した時、妻は包丁を私に持たし、自分は後ろを向いて、賭け事がやめられないだったら、私を刺せ、と。
「本気だって、思いました。
今の師匠と同じです。あんなもの見せられたら、体から何か、スコンと落ちますよ。
それから一、切ギャンブルはやってません。」

「すごいんですね、奥さん。」

「いや、師匠だってすごいじゃないですか。私を担いで山を下りようっていうんだから。」

「それは、ここで夜を過ごすのは、リスクが大きすぎるから。

あ、そうか。

私が山登りをするのは、誰かと生き死にをともにしたかっただけなのかもしれません。
会社の同僚とか、家族とか、友だちとかいるけれど、そうじゃなくて、迷惑かけたり、かけられたり。
でも、死ぬまで、その人と一緒にやっていくしかないっていうような。
私、そんな関係、掴み損なっちゃたんですよ。」

「じゃ、今、僕が迷惑かけているの、悪いことじゃないの?」

「はい。私、今までにないくらい、生きているって感じしてます。」

「あれ、なんか俺、歩けそうなきがしてきた。
なんだろう、迷惑かけていい、と思ったら、なんだか急に体が楽になってきた。」

その頃。
エレベーターの中、テツコを送る岩井。
岩井のマンションのエレベーター、りっぱだなあ。部屋だけ見たら、ごくごく普通の、2階建て鉄骨アパートみたいなんだけれども。
ところが、そのエレベーターが止まってしまいました。
薄暗いエレベーターの中で会話を交わす二人。
「ごめんね。
このまま開かなかったら、俺と一緒に最期になるわけじゃない。
それは、テツコさんからしたら、不本意なのかな、と思って。」

「そんなことないよ・・・一番いいかも。」 

「世界で?!」
「いや、会社で。」

「あっ・・・会社ね・・・」 

「ま、一緒に死ぬなんて状況、普通ないと思うけどね。」
「誰かと一緒に生きるってことも、大変だよ。
結婚てさ、ていうか、人間関係。
俺が思っているより、ずっと大変なんだなって。
繋がりっていうの、死んだら終わりってもんじゃないじゃん。

俺、完全になめてたな。
誰かと一緒に生きるってことは、そういうこともちゃんと覚悟して、その人のことを全部背負うってことなんだよな。」

ここで、エレベーターが動きました。
「よっしゃ、俺、頑張る。」
笑うテツコ。
「そのよっしゃ、ていうの、好きかも。」
明るく別れる二人。
一方、大丈夫なところまでたどり着いたギフと里子。
「あああ。また明日から会社かぁ。」 
「生き死にが、またはじまるってことです。
ここだけじゃない、あそこにもあるんじゃないですか。」
山の麓の町を眺める二人。
「同じ電車に乗り合わせて事故に合うとか。
私たちは、全然知らない人と生死をともにしているんじゃないかな。」
 
「・・・そうか。私、すでに誰かと生死をともにしているのか。
じゃ、あいつとも、ってことですか?」

「師匠をふった男ですか?」
「あんな奴と私、ともに生きているんですか?」
「許せませんか?」
「許せないです。でも、見えないところに捨てても、地球上からなくなるわけじゃないですもんね。
わかりました。私、もう会わないけど、私をふったあの男とともに、生きていきます。」
「じゃ、僕もそうするか。」
「誰とともに生きるんです?」
「死んだ奥さんと。」

妻の写真を見せるギフ。
 
「じゃ、行きますか」
帰宅したギフ。
写真を仏壇に返して拝みました。
お風呂に入りながら、テツコに呼びかけるギフ。
「俺たちってさ、生死をともにしてんだよな。」
「俺たちってだあれ。」
「同じ星に生まれた俺たちだよ。」
「話、でっかすぎて見えない。」
「今のちょっと良いセリフだったんじゃない、テツコさん。」
台所に立つテツコさん。
「私は笑いながら、こんなことをしながら、年をとっていくんだと思った。
でも、それは、そんなに悪い感じではない。
こういうのを、誰かと一緒に生きていくって言うのだろうか。」
「パワースポット」を覗きにきたムムム。
そこへサカイ君がやってきました。
「あああ、その気になってくれた?」
「やっぱり無理・・・でも、捨てがたいんだよね。」
「だったら、勝負して決めよう。白線引き。」
あたしじゃなくってもいいでしょう、というムムムに、お前じゃないとダメなんだ、とサカイ君。
「ギリギリの奴じゃなきゃダメなんだよ。9回裏、ツーアウトの奴だけがほんとのパワー、出せるんだよ。」
運動場で白線引きをはじめる二人。
先行くサカイ君が声をかけます。
「小田、後ろ、見て、後ろ!」
そこには自分たちが今、引いた白線が。
「お前が走んねぇかぎり、道はできねぇんだよ。」
白線を見つめるムムム。
「でもって、世界は、お前が道、つけてくれるのを、待ってんだよ!」
空を見上げるムムム。
飛行機が飛んでいく。
「この時、ムムムは、誰かに思いっきり迷惑をかけてみようと思ったそうだ。
そうやって、誰かと一緒に生きてみようと思ったそうだ。」
エンドタイトルに流れた回想シーンは。
男にふられた直後の里子。
路上でボコられるサカイ君。
恐らく引きこもりになった直後のムムム。
お葬式の後でしょうか、骨箱からそっとお骨を取り出し、缶にしまうテツコ。
そして、ガラス張りのエレベーターで上に昇っていく、仲睦まじいテツコと、在りし日の一樹・・・

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おろしていい重荷、かけられたり、かけたりする迷惑。人と生死をともにすること。

テツコと岩井、ギフと師匠、ムムムとサカイ君。
それぞれの立場で語られていました。

師匠が、ふられた男のことを「死んだ」と言ったのは、これっきり会わないかもしれない相手に本音を語る気がしなったのと、心のどこかで、もしそうであったらな、という複雑な願望があったからでしょう。
ムムムに重たくなったら荷物をおろせばいい、とアドバイスしたギフが、迷惑かけてもいい、と言われて、気が楽になる。
人には重荷はおろせばいい、と言えるけれども、自分は背負い込んじゃう人です。
その誠実さがあるから、ムムムも耳を傾けるのでしょう。

ともかく、師匠がついたジョークから、天文学的考察の話へ移行するのはさすがでした。
緻密で完璧なシナリオです。
今回に関しては、完成されすぎてて、ちょっと隙がなかった、もしくは理屈が買っていたような気がするかも、と言ったら贅沢すぎますよね(大汗)

穏やかでとぼけたギフに、ギャンブルにはまった時期があったとは、意外でした。
師匠とは良い友人になれそうです。
テツコの背負っているものと、向き合い始めた岩井。
サカイ君の差し伸べてくれた手に応えることで、最初の一歩を踏み出したムムム。

全然知らない人たちと生死をともにしているって、重い言葉です。

次回はこれから見ますが、感想のみにするかも。時間が・・・(汗々)

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#01、#02 

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