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2014年9月13日 (土)

イン・ザ・ヒーロー:映画

2014年 日本 124分 

公式サイト

Photo

監督:武正晴/脚本:水野敬也、李鳳宇/エグゼクティブプロデューサー:李鳳宇/プロデューサー:中村千賀子、三宅はるえ/撮影:木村信也/照明:尾下英治/美術:中澤克己/音楽:イ・ドンジュン/アクション監督:柴原孝典/マスクスーツ製作統括:江川悦子
出演:唐沢寿明、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、草野イニ、森田真澄 、小出恵介、及川光博、杉咲花、イ・ジュンイク、加藤雅也、松方弘樹、和久井映見

唐沢寿明が「20世紀少年」3部作完結以来5年ぶりに映画主演を務めたオリジナル作品。特殊スーツに身を包み、映画やドラマでヒーローや怪獣の役割を演じるスーツアクターの主人公・本城渉を、下積み時代に「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」シリーズでスーツアクターを務めた経験のある唐沢が演じた。素顔で役を演じることのないスーツアクターの多くは、いつかアクション俳優として主役を演じることを夢見ている。ブルース・リーにあこがれる熱血漢の本城渉は、25年間スーツアクターとしてのキャリアを重ねるも、顔出しでの映画出演がかなわず、ついに妻子に逃げられてしまう。さらに、新人の一ノ瀬リョウの台頭によって追い詰められていたある日、千載一遇のチャンスが舞い込むが、その仕事は命を落としかねない危険なスタントだった。(映画.comより)

@MOVIX

ネタばれなしの簡単感想です。

スーツアクターさんのお話、ということで観にいきました。

正直言って、舞台裏が覗ければいいな、くらいの期待しかしていなかったのですが、王道の人情喜劇、バックステージものに仕上がっていて、とても面白かったです。

登場時の一ノ瀬リョウのアカンタレさはデフォルメしすぎのように感じましたが、最初がダメダメであればあるほど、成長ぶりが際立つわけで、このわかりやすさは、劇中で主人公たちが演じている戦隊モノに通じるものがあったように思います。

リアクションがあってのアクション。
アクションはチームプレイだ。
アクション、なめんな。

ダメダメな一ノ瀬にそう、説き続ける、主人公、本城。
一見体育系なのですが、絶対に頭ごなしに叱ったり怒ったりしない。
つねに穏やかで、冷静な視線を保てる武士道精神の持ち主である一方、夢を持ち続けれる子供っぽさと、お茶目な部分のある、愛すべきキャラになっていました。
アクションに対するストイックな姿勢といい、さすが長年アクションを続けてきた、そして現場から愛され、頼りにされてきた人物は違うな、というリアリティも感じました。
唐沢さんのキャリアが生かされていたと思います。
走りながらだんだん笑顔になるシーンには、こちらもにっこり。

自分は決してコアな特撮ファンではないのですが、思わずクスリとしてしまうシーンも多かったです。

わかりやすいところでは、ダメキャラの一ノ瀬をフォーゼの福士さんが演じているのが、可笑しかったです。
楽屋落ちのキャスティングだななあ、と前知識として一応入れてはいましたが、実際に見てみると、予想以上に効果的なキャスティングで、彼がチョー生意気な態度を取るたびに、実際は間逆だったはず、といちいち反応してしまいました。
訓練シーンでは、アクションのできる人が、できない演技をするのは大変だろうな、とも。

ピンクのスーツアクターが寺島さん、というのも、特撮ファンならにやりとしてしまうところ。
披露宴のシーンは、本当に列席した気持ちになってしまって、ほろり。思わず拍手をしてしまいそうになりました。
帰路に着く新郎新婦のシーンも微笑ましかったです。
お嫁さん、小道具を作っていた人なのね。
スタッフたちの、小道具への愛情が伝わるシーンも効果的に入っていました。

ヒーローショーの裏側も興味深かったです。

ストーリーは何となく「鎌田行進曲」を思い起こさせはしましたが、まあ、バックステージものにはよくあるストーリではあります。
ラストの大立ち回りは、スーツアクターの物語にふさわしく、見応えがありました。

野外での特訓に人が段々増えていくカットに、ほんのりと暖かいものを感じました。
このほんのりした空気が作品全体を通じて漂っていて、気持ちよく観れました。
我がまま監督も、居丈高なスタッフも、根っこは一緒。みな、いい映画を作るために一生懸命なのです。
現実はもっとドロドロしているでしょう。この物語はファンタジー。でも、映画を、特撮を、そしてアクションを愛する人たちの夢を描いた、心地よいファンタジーでした。

日本の場合、涙あり笑いあり、と謳ったドラマの大半は涙の方がメインになってしまうのですが、この映画は涙はあるけれども、湿っぽくなく、いい塩梅でした。
編集の手際がよく、ダレるところがあまりなかったのも好印象です。

特撮ファンでなくても、楽しめる映画だと思います。

心残りなのは、エンドロール。
画面左に映されるお宝写真に気を取られて、右側に流れるスタッフ&キャストロールの、肝心なところを見逃してしまいました。
写真は写真でじっくり見たいし・・・DVD化されたら絶対に観なければ。

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