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2014年9月26日 (金)

おそろし―三島屋変調百物語 第4夜「魔鏡」

公式サイト

おちかの境遇を知って同情したおしまは、次の語り部に、かつて自分が奉公していた店のお嬢さんを呼んだ。お福(佐藤江梨子) というその女性は、自分の姉兄におきた、鏡にまつわる因縁話をする。恐ろしい体験に心をふさいでいるのは、おちかばかりではないと慰めるお福。しかし、おちかの心の闇は深く、おしまやお福に感謝しながらも、わだかまりが解けるわけではなかった...。(公式サイトより)

原作概読です。

身辺がばたばたとしておりまして、中々PCの前に座れずじまいでした。
今回は感想のみ、簡単に書くことにします。

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繁盛しているお店、優しくて働き者の両親、忠義一途の番頭がいて、美男で優しい兄がいて。
そこへ、絶世の美女に育った姉が、病も癒えて16年ぶりに戻ってきた。
何ひとつ欠けることのない、幸せな一家・・・のはずだったのが、姉、お彩が戻ってきてから、坂から転げ落ちるように不幸になっていく。

それが、お福の語った話でした。
年頃になって、ぴたりと直った姉、お彩に取り付いた病のことを、お福は、呪い、だと言いました。

お彩と市太郎の気持ちは、いくら離れて暮らしていたとは言え、理解しがたいです。
しかし、自分たちでは何ともしがたい思慕の気持ちが、お福の言う通り「呪い」であるならば。
ここで言う呪いというのは、誰かに呪われて、操られて、ということではありません、自分自身の中に潜む、暗い、深い闇のことです。

二人の強烈な思慕の思慕の念が、父と母を殺人者にしてしまった、というのも恐ろしいです。

お彩が、一片の罪悪感もなく、両親に自分の気持ちを伝えるシーンには、薄気味悪さで、鳥肌が立ちました。
市太郎は、最初からお吉をお彩の魂に差し出すつもりで結婚したのでしょうか。形見の鏡は、そのためにとって置いた、とも思えます。

人を好きになる、というのは、一歩間違うと呪いになるのかもしれない、と思うとぞぞっといたしました。

お福の話を聞いても、自分を責め続けるおちか。
では、どうしたら良かったとお思いですか、とお福に問われます。
松太郎を苛め抜いて、店を出て行くようにすれば良かったのですか。
答えられないおちか。

お福は、引き取られて後、姉の亡霊が枕元に出たことを話します。

「私は枕元にいる姉に話しかけました。

 

姉さん、私は元気です。
もう、あんまり泣いたりしなくなりました。
だけど、姉さんが顔を見せると、すこし、怖いです。」

福ちゃん、ごめんね。

「それっきり、姉は姿を現さなくなりました。」

満足、されたんでしょうね、とおちか。

「おちかさん。
亡者は確かにおります。
けれど、それに命を与えるのは私たち。
ここでございます。」

と、自分の胸に手をあてるお福。

「同じようにも、浄土でございますよ。
ここにございます。」

話の途中で、語り手である佐藤さんが化けるんじゃないかと、どきどきしてしまいました(^^;;

お民の言う通り、亡霊になってまで、お店のことを思う番頭や、お吉が哀れでした。
彼らは成仏できたのか、お吉は鏡の中に閉じ込められたままなのかどうか。

次週、最終回。
おたかのうちに潜んでいた土蔵が開く・・・

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コメント

こんばんわ~今日、最終回か~もっと見ていたいのに~
原作はまだ続いているんですか?百までまだまだですよね~(笑
今回の話で同じように凄惨な場面に立ち会ったサバイバー・お福に会えたことはおちかにとってかすかでも希望に繋がったのではないでしょうか。
お福の最後のことば「浄土もございますよ」という言葉には泣けてしまいました。亡者も浄土も人間の心の中にあるんですよね。って、そう思っても怖いけどさ(-ω-;)
今回おしまの存在が生きていましたね。
健全というか、地に足をつけて日常を生きているおしまがお福をこちら側に引き戻し、魂を入れてくれたんですよね。
摩訶不思議な世界と日常と薄い壁でラインが引かれているのかもしれないけど、両方の世界を理解しながら決して引っ張られないおしまはすごいですよね。
今晩もじわ~っと怖い話になりそうで、楽しみですよ~

きこりさん こんばんわ。
まだ最終回、見れてません(_ _);;

>原作はまだ続いているんですか?
今、おちかの百物語は3冊まで出てると思います。
三作目「泣き童子」はまだ読んでいません。文庫化されるのを待つつもりです(単行本は重いので;;)
こつこつと書き続けられるとのこと。そして「おちかは嫁にいってもいいんです。」と聞き手の交代も示唆されていました。(「宮部みゆきの江戸怪談散歩」新人物文庫より)
今後の展開が楽しみです。

>同じように凄惨な場面に立ち会ったサバイバー・お福に会えたことはおちかにとってかすかでも希望に繋がったのではないでしょうか。
お福の場合は当事者ではなかったとは言え、家族全てを失ってしまいましたからねえ。本当に凄惨な体験です・・・
>亡者も浄土も人間の心の中にあるんですよね。
人の心のありようで、亡者にも浄土にもなる・・・人が人らしく生きてく基本のような気がしました。
おしまはそのことをしっかり踏まえている人なんだなぁ、とも。
凄惨な体験をした人たちのカウンセラーになっているおちかの、カウンセラーなんだなぁって。

明日見るつもりです。楽しみ〜(^^

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