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2014年9月10日 (水)

家族狩り #10 最終回

公式サイト

犯人は、なぜ家族を狩ったのか?
そこには11年前の悲劇が深く影を落としていた……。
游子、浚介、馬見原。それぞれが出した“家族”の意味とは!?
その全てが明らかになる。(公式サイトより)

原作未読です。

総括をかねて、感想を書きます。
いっぱい突っ込んでおります。ご注意ください。
.

まず、突っ込みどころから書いちゃいます。

大野と山賀は元夫婦で、かつて息子のDVに苦しんでおり、行き着いた果てが子殺しだった、というのは予想通りでした。
残念だったのは、大野たちが追い詰められていく様子を端折ってしまったことです。

ですので、大野たちの苦しみがほとんど伝わってこなかったのです。
このドラマのキモのはずなのに。

映像的にも、2時間サスペンスの一場面のような重みしか感じられませんでした。
殺人犯を前に長々と浚介に語らせる演出にも、序盤のテーストとの違和感を持ちました。

家庭内暴力には、家族の数だけ原因と理由があるはず。
親子とは相性が悪いこともあるだろうし、どちらかが精神的な問題を抱えている場合もある。

親の方だけが一方的に責められるケースばかりではないと思うのですが、大野たちの場合は、仕事にかまけて息子と向き合わなかったことが原因でした。
自分に寂しい思いをさせている仕事が、よその子を救うことに反発した息子。

仕事の重大さを子供に伝えなかった親の責任は大きいでしょう。
なのに、向き合わないまま、殺してしまった・・・ようにしか見えませんでした。

大野親子の葛藤は伝わらず、大野たちの、親の責任を放棄した身勝手さばかりが印象に残りました。
それで家族狩りをはじめるって。何か重要なピースが抜けている気がします。

その後、同情が集まって情状酌量の判決が下された大野。
判決には本人たちも納得していなかったらしい。
そして、罪の意識に耐えかねて、シリアルキラー、というか「悪い子はいねえかぁ」っていう妖怪、なまはげみたくなってしまった。
歪んでいます。
大野たちが狂気に至るまでの描き方が雑でした。
普通の人が狂気に至るまで。それが知りたい部分でもありましたので。

游子がもらした、カウセリングなど、手を差し伸べていれば、という言葉も、今となってはむなしいです。

普通の犯罪ドラマならば、犯人に全く同情できずに終わっても問題ないなのですけれども、このドラマはそれでよかったのかどうか、疑問に感じました。
こんな犯人像ならば、それこそ2時間ドラマで良かったような気がします。

馬見原が游子を疑ったのは、因縁もなにもなく、「子供たちを守るためなら人を殺しかねない匂いを放っていたから」、つまり単に刑事の感だけだったのにも拍子抜けしました。
馬見原については突っ込みどころが多くって・・・まず、拳銃を撃ちすぎでしょう。
綾女への思いも、思わせぶりだったわりには、ごく当たり前でした。
息子の死にも、ほとんど触れずに終わっちゃっいましたしね。

游子を疑わしく描くために、馬見原の状況設定をストーリーの都合の良いように動かしていたように感じました。
エンケンさん、本当にお疲れ様でした。

椎村の影の薄かったことといい、エピソードがカットされたのでしょうか。

馬見原に背中を撃たれた大野は、炎の中、山賀とともに逃亡。
後日、彼らの車は樹海の入り口で発見されます。
いかにも樹海に入り込んだように見せかけて・・・って、少しは疑おうよ、警察の人たち(汗)
稀代の殺人鬼たちですよ~っ
もし、あの折鶴の数だけ家族を殺していたら、ホロコーストじゃないですか。

.

エピローグ。

かつて勇治とコーヒーを飲むことを約束したのと同じように、游子をラーメンに誘うも、游子に、その前にちゃんと向き合う大事な問題がある、と言われる浚介。
それは16年間音信不通の家族と向き合うこと。

父を亡くし、再婚した母から拒絶されても逞しく生きていくだろう、玲子。
あの父が生きていたら、この子の未来はなかったかもしれない・・・

馬見原と綾女は”別れ”ました。
綾女は正当防衛で無罪になったのでしょうか、それとも情状酌量?
ともかく、研司が一人ぼっちにならなくって良かったです。

美歩がやっと登場しました。
浚介があれやこれや駆けずり回っている間に、美歩曰く「筋肉バカ」の体育教師と、予想通りですが、婚約していました。
まあ、これで浚介は魔の手を逃れたわけですが、ついこの間まで浚介との中を学校中に吹聴していたのに、ころっと他の教師に乗り換える教師って、少なくとも自分の通っていた学校ではありえませんですわ。
こんな教師に教わりたくないです!
・・・最後まで突っ込みどころを提供してもらって、ありがとうです(^^;;

そうそう、浚介は学校をクビになってなかったのね。
体面ばかりを大事にする学校なのに、よく復職できたものです。

亜衣は、母の実家のある北海道に行って、親子三人いちから出直すことになりました。
「働いて、父の現実を見詰めてみる。」
そして、浚介にメールのお礼を言います。
「どうした 何かあったか。いつでも連絡待ってるぞ」
こういうメールって大事だよ、と亜衣。

このシーンには素直にほろっとしました。
そうだね、煮詰まっている時、そういうメールをもらったら、やっぱり嬉しいよね。

病院へ妻、佐和子を迎えに行く馬見原。
佐和子の躁状態は治まっているようです。

「刑事を辞めてもいいと思っている、仕事に費やしすぎた。これからは失った時間を取り戻したい。」
少し考えさせてください、と答える佐和子に、とりあえず、明日の晩、飯でも食いにいかないか、と馬見原。
その後、娘婿に、妻の父の形見のライター・・・あのライターね・・・を渡すなどして、娘とも和解できそうな予感を漂わせておりました。

游子の家では。
民子がガンの手術をして、退院。
序盤では、症状が進むばかりだった父、浩太郎も、少し持ち直したようです。
渓徳たちが始終訪れてくれることが良い刺激になったのかもしれません。←脳内補填です。

ラーメン屋にて、游子と浚介。
浚介は、家族と会ってきたけれども、話すことがなかった、と。
ゆっくり時間を埋めればいい、と游子。

と、主要登場キャラがみなまるっと良い方向に収まったかと思いきや、ニュースが・・・

最後の最後まで予想通りでした。
でも、このニュースがなかったら、もっと気抜けしただろうから、仕方がない、ということで(大汗)

大野は怪我のこともあるし、死んだようにも思います。
元妻を警察の目から逃すために樹海に入ったのかもしれません。

こうして二人は都市伝説となった・・・ふーむ。

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終わってみれば、思わせぶりなだけで、回収しないままの人間関係、エピやシーンが多く、設計ミスだった気がします。
序盤の張り詰めた雰囲気が、犯人が明らかになってから、ガタガタと崩れてしまい、原作のテーマ何が何となくわかるだけに、もどかしさが残りました。

と、突っ込んでばかりいましたけれども。

自分の家族は自分で背負うしかない。そうやって家族を閉じてしまう。

良いことは自分たちで作っていくしかない。
抱え込まないで、人に助けを求める。
家族や仲間と分かち合う。

「家族を閉じない。家族を開く。」

この言葉は重く、深かったです。

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2014年夏クールドラマ 初回の感想その1 「家族狩り」「GTO 2」「若者たち 2014」

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