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2014年8月15日 (金)

2014年3月の読書

全く放置していました(汗)。
「みをつくし料理帖シリーズ」、完結本が出ちゃった~・・・
そのうち感想を書けない本も出てくるとは思いますが、備忘録と割り切って再開します。
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歌舞伎 家と血と藝 著:中川 右介(講談社現代新書)
美雪晴れ―みをつくし料理帖 著:高田 郁(ハルキ文庫)
古手屋喜十 為事覚え 著:宇江佐 真理(新潮文庫)

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「歌舞伎 家と血と藝」
 

「二〇一三年四月二日、歌舞伎座新開場柿葺落の初日に出かけた。この日、いちばん盛り上がったのは、人間国宝や藝術院会員たちの重厚な演技ではなく、中村勘九郎の息子・七緒八が花道を歩いて出てきた時だった。セリフを言うわけでもなければ見得を切るわけでもない。ただ歩いて出てきただけだ。……それなのに、「中村屋」との掛け声と万雷の拍手――こういう光景は歌舞伎ならではのものだろう。こういう世界は、たしかに入りにくい。だが、入ってしまえば、ひとりの幼児の背後にいる何世代にもわたる歴史が見えて、それだけで面白い。」(あとがきより)
 
著者は「悲劇の名門 團十郎十二代」と同じ中川右介氏。
本作も、豊富な知識に裏づけされた平易な文章、事柄の取捨選択を含めて、著者の見識が伺われて、歌舞伎は全く門外漢の自分でも、たいそう面白く読めました。併せて読むと、なお面白いと思います。
門閥や血縁関係が大変入り組んでいる上に、襲名などで名前が何度も変わるというややこしさは、系譜好きにはたまりません(^^
何度も読み返したくなります。
今の歌舞伎界の勢力図がどのようにして築き上げられたのか、下世話に言えば仲が良いとか、悪いとか、の遠因もある程度(門外不出の事柄もあるでしょうから)、理解できました。
改めて、現代歌舞伎界の要であった中村勘三郎氏に合掌。

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「美雪晴れ―みをつくし料理帖」

名料理屋「一柳」の主・柳吾から求婚された芳。悲しい出来事が続いた「つる家」にとってそれは、漸く訪れた幸せの兆しだった。しかし芳は、なかなか承諾の返事を出来ずにいた。どうやら一人息子の佐兵衛の許しを得てからと、気持ちを固めているらしい―。一方で澪も、幼馴染みのあさひ太夫こと野江の身請けについて、また料理人としての自らの行く末について、懊悩する日々を送っていた…。いよいよ佳境を迎える「みをつくし料理帖」シリーズ。幸せの種を蒔く、第九弾。(「BOOK」データベースより)
 
あと一冊で完結だそうです。
それぞれが哀しみを抱えながらも、新たな一歩を踏み出し始めました。
このシリーズには珍しく、澪の眉が八の字になることもなく、全4編、全て明るい話が揃っています。
大団円で終わるであろう事を予感させる、一作。
その大団円の中に澪の目的達成が含まれているのかどうか。
澪がどのような決断を下すかも含めて、次回作が、寂しいけれども、待ち遠しいです。
 
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「古手屋喜十 為事覚え」

 
お江戸は浅草のはずれ、田原町で小さな古着屋を営む喜十。恋女房のおそめと二人、子がいないことを除けば日々の暮らしには不満はない―はずだったのに、何の因果か、たまりにたまったツケの取り立てのため、北町奉行所隠密廻り同心・上遠野平蔵の探索の手助けをする破目になる。人のぬくもりが心にしみて、思わずホロリと泣けてくる、人情捕物帳の新シリーズ、いよいよスタート!(「BOOK」データベースより)

人生、思うようにはならないもの、と嘆息しながらも、日々の生活の中にささやかな幸せを見出しつつ生きていく市井の人々を描いた、まさしく宇江佐ワールドです。
江戸の空の下、文句を言いながらも、気をもみ、走り回る喜十の姿が目に浮かびました。
ほろ苦い正統派の人情時代劇が読みたい人にお勧めです。
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