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2014年5月22日 (木)

BORDER 第6話「苦悩」

公式サイト

都内マンションで女子大生が墜落死した。警察は自殺と判断し、捜査を打ち切ろうとしていたが、比嘉(波瑠)だけは死亡状況に違和感を覚え、捜査の続行を企図する。特に、中指に不自然な硬直が見られたことと、屋上に揃えて置かれた靴のそばに奇妙な枯れ枝が落ちていたことに引っ掛かっていた。石川(小栗旬)は、上からの指示で解剖に立ち合うことになるが、結局、家族からの要請で解剖は中止されてしまう。(公式サイトより)

前回の感想を書いた後、公式サイトの対談を読んで、やはり、と納得。

プロットとして15、6本提出したんですけど、それは全部違うジャンルの話でした。(公式サイトより)

今回は比嘉の司法解剖に対する熱意が描かれるとともに、石川の背景の一部が語られました。

元監察医の上司に逆らってまで、遺体を解剖しようとする比嘉をアシストする石川と立花。
普段のクールさとは違う比嘉に、むきになる理由を尋ねます。
自分が解剖医になったのは、日本では不審死の1割しか解剖されないことを知ったからだ、と比嘉。

闇に埋もれてしまった犯罪があることに怒りを感じ、残された遺族の気持ちを慮る、比嘉のストレートな正義感が気持ちよかったです。
無愛想さとのギャップも丁度いい塩梅でした。

"でくのぼう"、立花とは、今やじゃれあっているように見えます(笑)
その立花も、最初粗暴に見えていたのが、脳みそ筋肉というか(笑)、単純さがカワいくなってきました。

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さて、ストーリーです。
また、同じ形で死者が出ました。ここ、いきなりだったので、かなり驚きました(ドキドキ)
同じく自殺未遂の過去を持つ女学生。
今度は遺体と対面することができた石川は、死者の声を聞きます。

自殺していない。
自殺を図った自分を悲しむ両親たちを見て、生きようと決心した。

「生きていたかった。」

比嘉の想いと、死者の想いを受け止め、一見自殺に見える被害者の共通する事柄から、犯人を突き止めようとする石川。
二人とも自殺未遂の経験がある。通っていた精神科医も一緒だった・・・
しかし、確たる証拠はつかめぬまま。

苛立ちを募らせる石川の激しく汚い言葉に驚きつつ、思わず嫌悪の目を向けるS&G。
彼らの視線で我に返った石川は、兄のことを語り始めます。

自分には4歳年上の兄がいた。優しくて優秀だった兄。
父親とソリが合わず、喧嘩ばかりしていた自分をいつも庇ってくれていた。

大学生の時。
ある朝、兄から電話がかかってきた。
めったにないこと、そして内容も、緊急を要するものではなく、幼き日の思い出話・・・一瞬不審を抱くも、授業に間に合わない、と途中で切ってしまった。
その晩、兄は首を吊って死んでしまった。遺書も残さずに。

誰も兄の中にあいた空洞に気がつかなかった。
なぜ、あの日、兄の電話を最後まで聞かなかったのか。

兄の苦悩に気がつけなかった自分を責め、思わず涙する石川に、チョコレートを渡すサイモン。

ありがとう。
今まで誰にも言えなかった。

黙って作業に戻る二人に、ひょっとして照れてる?と聞く石川。

石川の独白。
大学生の時の石川が、電話をとる様子まで目に浮かびました。

この三人のシーンは、長めの間に引き込まれ、S&Gに癒されました。

人格が疑われる精神科医は引っ掛けで、真犯人は弓削さん演じた救急担当医、津川でした。オープニングクレジットで名前を見た時から匂ってましたが、予想通りでした。
冒頭、逡巡しながら妹の部屋に入っていく兄の様子も怪しげに感じましたが、一度自殺未遂をした妹への遠慮があった、ということでしょう。
精神的に不安定な家族と接するのは、他人以上に負担がかかるものです。

あと一歩というところで自殺してしまった津川に尋ねる石川。

「なぜだ。」

小学生の時に身内の自殺を目の当たりにしてから、自殺を憎むようになった津川。
だから医者になった。しかし、自殺者はなくならない。一度救っても、また自殺を試みる。
自分を苦しめる自殺者たち。それならば、望み通り命を絶ってやろう・・・

歪んでます。
身内に自殺者を出した、という経験は同じでも、ベクトルが全く違ってしまった石川と津川。

ラスト。
墓の前に立って、兄になぜ自殺したのか教えてくれ、と呼びかける石川。
しかし、荼毘に付された死者の声は聞こえない。

「役に立たない能力だな。」
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死者の声がまた脇に回ってしまったようには感じましたけれども、石川、比嘉たちのキャラが徐々に鮮明になっていることで補われていました。
というより、彼らを描くための回だったのでしょう。

少し不満だったのは、いくら異常とは言え、犯人の動機、心理が全く理解できなかったことでしょうか。
犯人に自死を許してしまったことを、捜査の失敗と思っていなさそうなのも気にはなりました。
その他、捜査の過程の描き方などに突っ込みどころはあるのですが。

何も残さずに自殺してしまった人の、家族などの身近な人々の苦悩が理屈でなく伝わってきたので、余韻は残りました。
レギュラーたちのチームワークも楽しめましたし。

何はともあれ、かなり好意的に見てます(^^;;

一番問題なのは「死者の声」なのでしょうね。
最終回を迎えるまでに、今一度、ストーリーの中にがっつりと「死者の声」が組み込まれた話を見てみたいです。

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2014年春クールドラマ 初回の感想その2 「BORDER」「MOZU」「アリスの棘」

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