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2014年5月15日 (木)

BORDER 第5話「追憶」

公式サイト

閑静な住宅街の一軒家の庭でサラリーマンと見られる男性の遺体が発見された。検視を担当した比嘉(波瑠)によると、異常死には間違いないものの、解剖してみないと死因ははっきりしないという。また、男性は身分を証明する物も携帯電話も所持していないため、身元さえ分からなかった。所轄の刑事によると、最近管内で多発しているノックアウト強盗の線が強いのではないかという。(公式サイトより)

今夜6話放映なので、記憶を頼りに、急いで書きます。

落語の一席のような、今まででもっとも幽霊モノというか、お化けモノに近いお話で、ファース(笑劇)としても、人情噺としても、よくまとまっていたと思います。
記憶喪失の死者、という設定も生かされていました。

今回は犯人すら登場しませんでした。
ノックアウト強盗は枕のようなものですな。

今回の主軸は、とぼけた死者と、そんな死者に振り回されつつも何かと面倒を見る、クールな石川の掛け合いでした。
.

宮藤さんの、情けないサラリーマンが出色。
野次馬根性が強く、ぴったりくっついて来る死者を、顔色変えずにつかざず切り返す小栗さんの反射神経、コメディセンスの良さも際立っていました。

自分が解剖されるのを見て気分が悪くなったり。←だったら、見るなよ、と突っ込む石川。
石川と立花の見事な追跡を見て、カッコいい、と無邪気に喜んだり。←楽しやがって、と愚痴る石川。
何かと言うと、格好いい石川と自分を比較していじける。←いじけることで話をごまかすな、と石川。
記憶が戻らないまま、しょんぼりと現場に立つ男←地縛霊化してますよ、という石川の突っ込みには、シャレにならない、と怒っていました(^^;;

と、なんだかいい加減な奴のように見えたのですが。
妻の顔を見た途端に記憶を取り戻す、実に家族思いの男だった、というのが泣けました。

最初は相手にされなかったけれども、しつこくつきまとって結婚にこぎつけた。←わかるような気がする、と石川。

合併した会社で、得意の営業ではなく、事務職にまわされた男。
仕事に虚しさを感じつつも、家族のために、家族を守るために、仕事をやめるわけにはいかない。
家庭では強い男でありたい。だから、妻には仕事の愚痴は一切こぼさなかった。

そんな鬱屈した日々を送っているうちに、ある日、ふと、風俗にチャレンジしたくなり、妻には出張に行く、と言って有給をとった男。
結局、妻の顔がちらついて風俗には行けず、ぐでんぐでんに酔っ払っただけ。
その時、事故は起きたのです。 
.

いい話になったかと思ったら、死因が何ともばかばかしいものだったことを知って、石川も堪らず、悪いけど、コメディ映画のようだ、と突っ込み。

電信柱に血痕が残っている、かなりリアルな現場での会話には、思わず笑ってしまいました。

しかし、酔っ払って学生時代に陸上選手だったのを思い出して、あれが飛べたら、とポールチェーン超えにチャレンジする心境は切なかったです。ああ、バカだなあ・・・
これは、内緒にしておきたですわね。
自分も似たようなことをしそう(汗)

「ご主人は出張ではなく、ずる休みでした。」

ま、ここまでは言わざるをえないでしょう。
しかし、石川は、男が仕事のことで悩んでいたことを話します。
気づいてあげれなかったことを悔やむ妻。
男が倒れていた見知らぬ家の門扉が男の家と良く似ていたこと、きっと意識不明になっても、自分の家に帰りたかったのだろう、と石川から聞かされて、改めて泣き伏しました。

死因がわかり、家族も引き取りに来たのだから成仏してもいいはずの男。
しかし、まだ石川にくっついて、あともう一つ、あともう一つ、と何度も頼みごとをする男。
聞いてくれないと「憑いてやる」。そのままやん(笑)

もう、半分憑いているようなものだと、呆れながらも、便利屋スズキを呼び出して何やら頼み事する石川。
この頼みごとがオチの一つになっていました。

健康志向のサラリーマンに扮したスズキと、石川の会話。間の取り方が良くって、無性にオカシかったです。

スズキに頼んだのは、手紙の書けない男に代わって石川が書いた、家族への書き置きを、男の筆跡で作成することでした。
遺書じゃだめ。書置きでないと・・・
生きている時は口にできなかった言葉。
切ないです。
.

男の最後の頼みごとは、男の自宅で、娘が始めて海を見た日のDVDを見ることでした。

男の示唆で、植木鉢の下に隠してある鍵を使って「男の葬儀」で留守の家に入る石川。

「とうとう、不法侵入・・・」愚痴る石川。

DVDを見る二人(?)。

幼い頃の娘を見ながら、この笑顔を見たとき、一生守っていく決心をしたのだ、と男。

石川が、なんかわかります、と隣を見た時、男の姿はなかった。

「今頃、焼かれているのかなぁ」

.

妻の嘆きが本物なのかどうか、途中まで心配でしたし、スズキに偽造させたのは会社への何らかの復讐なのか、と勘ぐったりもしましたけれども、そういったあざとい人間関係を一切持ち込まずに、そこはかとないユーモアをまじえた人情噺として完結させていました。

コメディテーストだったこともありますが、今まで一番石川の、人擦れしていないというか、刑事擦れしない性格が描かれていたので、トリッキーな設定に、すんなりと入り込むことができました。

この回で初めてこのドラマを見た人も十分楽しめたように思います。
いいバディものでした。

連ドラとして見るとサブキャラがほとんど登場しないので、スピンオフ的な感じもしないではなかったのですが、刑事が死者と対話できたらどんな物語が作れるかを実験している、という印象も持ちました。

ほんのわずかなシーンでしたが、前回の爆破事件以来、比嘉と仲良くしようと思い始めたらしい立花を描いていました。全く相手にされてませんけれども(笑)
この、今までやたらにつっかかっていた立花の変化も好印象でした。

さて、後半。
どんなエピソードが繰り広げられるのでしょうか。
今回とは真反対の話もありえそうです。.

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2014年春クールドラマ 初回の感想その2 「BORDER」「MOZU」「アリスの棘」

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