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2014年4月30日 (水)

BORDER 第3話「連鎖」

公式サイト

50年ほど前に東京郊外に施設されたベッドタウン・夢の丘ニュータウン。その団地棟に囲まれた広場で、若い男(金井勇太)の刺殺遺体が見つかった。検死の結果、男はどこか別の場所で殺され、着替えさせられた上で広場に放置されたらしい。第一発見者は、町内の自治会長を務める藤崎(平田満)という初老の男。藤崎によると、男は町内の住民ではないらしく、身元は不明だった。(公式サイトより)
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被害者が整形手術をしていることに気がついた石川。
幽霊となって石川の前に現れた男に、自分を殺した犯人は島村だ、と告げられます。

やがて、被害者が、殺されたのは、かつて隣家の島村の妻と娘を殺害するも、事件当時は薬物中毒で未成年だったため、重い罪は課せられず、すでに釈放されたいた西本であることが判明します。

事件後、すぐに団地を離れた島村は、悲しみや恨みを抱えつつも、何とか前に向かって生きようとしていました。
一方、ネットで身元や顔を晒され、自分の罪に追われながら生きていた西本。
整形までほどこすも、どこからか職場に身元をたれこまれ、職を転々とする日々の中で、自分の罪を悔いる手記を書き、出版にこぎつけていました。

この手記の出版が、今回の事件の発端でした。

編集者は、手記が出版されることを島本にも一言べきだろうか、という西本を止めたらしい。
しかし、西本は知らせてしまったのです。
いきなりの知らせに、事件の衝撃を生々しく蘇らす、島本たち被害者の関係者。
よりによって犯人によって事件を蒸し返されるなんて、遺族たちにとっては、耐えられない苦痛でした。

内容が被害者たちに触れるものではなく、ただただ自分を見つめる内容だったとしても、出版化にあたって、まず承諾をとるべきだったのでは。
知らせれば、きっと出版差し止めを求められるから、避けたのでしょう。
もし、内容を吟味した上で、出版する価値があると判断したのなら、長い時間をかけても遺族たちの承諾を得るべきだったと思うのです。
交渉の過程で、西本が本当に悔いているかどうか、単にお金欲しさなのかを、遺族たちに判断してもらうしかありません。
そんな良心的な出版社は、ほとんどないでしょうけれども。

西本を殺したのは、自治会長であり、実は殺害された妻の叔父だった藤崎。
自治会の役員たちも手を貸しました。
動機といい、殺害場面で一瞬、有名なミステリがよぎりましたけれども、実際に凶器を使ったのは藤崎だけでした。

石川が藤崎を怪しんだのは、冒頭、藤崎が、死体に対して発した言葉でした。
幽霊の言葉より、自分で見て、聞いたことを重んじたのです。

西本が島本を犯人だと名指ししたのは、後頭部を殴られて顔を見ていなかったため、罪の意識の裏返しから、島本だと思い込んだためでした。

西本は本当に悔いていたのか。

幽霊になった彼の口から出た言葉は、いずれも、どこまでも事件に追われる自分の苦衷ばかり、かえって団地の人々を恨んでいるようでもありました。
人間として、何かが欠けていたのかもしれません。
幼児虐待が何らかの要因となったのかどうか。
今回のタイトル「連鎖」が暗示しているように感じました。

西本がどういう人間であれ、恐怖の連鎖を引き継いだのは、藤崎たち。

公園を見るたびに、恐怖が蘇る。
愛する団地を再び血塗られた場にしてしまったのだ、と石川。
あなたは早くここを立ち退くべきだったのだ。

一見怪しげなガーファンクルが、被害者家族と、被害者になってしまった西本の間で揺れる石川に、ヒーローは人を殺さない、とすぱっと助言したのが、印象に残りました。

石川が情報屋を多用することを危惧する市倉。
もうこちらに帰ってこれなくなる、という言葉は、何を意味しているのでしょう。

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幽霊が犯罪現場にいる、という設定が醸し出す雰囲気が好みなので、まずまず面白く見ていますが、今回、ストーリーに幽霊が必要かどうかは、意見が分かれるところでしょう。
回想ではなく、幽霊であることで、被害者を立体的に捉えることはできたと思います。

今後も見守ります。

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